KP
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びいどろの国
作:ごくつぶし
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・肉体破損やSAN死の可能性がございます。
・推奨人数はおひとりさまで、新規の方のみお招きします。
??? 「ねえ、わたしのびいどろはどこ?」
便箋
ようこそおこしくださいました
ここはきらめくびいどろの国
このよでもっとも小さな国には
すべてのまことがございます
くらやみでかがやくびいどろは
そのほんとうを見つめるまなこ
ぜひいつでもおかえりください
ぜひなんどでもおこしください
煤宮 治唯
CCB<=60 【写真術】
Cthulhu : (1D100<=60) > 26 > 成功
KP
[風鈴売り]
いつかの思い出をくすぐるような音がしていました。吊り下げられたいくつもの風鈴が、少しの風も吹いていないというのに、りいん、りいんと鳴っているのです。
あなたがそれを眺めていると、横に座っていた人が話しかけてきます。
真っ黒な布を頭から被っており、その人相は知れません。
風鈴売り
「それらは私のコレクションの中でも、いっとう上品な風鈴です。
息を止めて耳を澄ますと、曇りのない音がよっく響いてくるでしょう」
「お気に召しましたらまじまじと、うんと近くでご覧なさい」
KP よぅくご覧になりますか それとも もうお帰りになられますか
煤宮 治唯
CCB<=20 目星
CCB<=20 目星
CCB<=20 目星
Cthulhu : (1D100<=20) > 81 > 失敗
1d6 【目星成長】
Cthulhu : (1D6) > 3
system [ 煤宮 治唯 ] 目星 : 20 → 23
風鈴売り 「もっとようくご覧になってください」
煤宮 治唯
CCB<=23 目星
Cthulhu : (1D100<=23) > 85 > 失敗
1d6 【目星成長】
Cthulhu : (1D6) > 4
system [ 煤宮 治唯 ] 目星 : 23 → 27
風鈴売り 「まだまだ、もっとよぉく」
煤宮 治唯
CCB<=27 目星
Cthulhu : (1D100<=27) > 94 > 失敗
1d6 【目星成長】
Cthulhu : (1D6) > 1
system [ 煤宮 治唯 ] 目星 : 27 → 28
風鈴売り 「どうなされたのですか? もっとよぅく、めをこらして」
煤宮 治唯
「ごめんなさい、目が…よく…」
CCB<=28 目星
Cthulhu : (1D100<=28) > 11 > 成功
CCB<=65 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=65) > 8 > スペシャル
system [ 煤宮 治唯 ] SAN : 65 → 64
煤宮 治唯
1d10
Cthulhu : (1D10) > 4
system [ 煤宮 治唯 ] 目星 : 28 → 33
煤宮 治唯
CCB<=60 【写真術】
Cthulhu : (1D100<=60) > 33 > 成功
風鈴売り
「らんぼうに扱うとすぐに壊れてしまいますので、集めるのにたいへん苦労しました」
「この国じゃお代はいただきません。どうぞお気に召した風鈴を一つ、お持ちかえりください」
KP
[動物売り]
鳴き声が聞こえてきそうなほど、それはにぎやかに見えました。小さな机の上は、大小さまざまな動物や植物でいっぱいでした。
机の向こうに座った人が、やはり抑揚のない声で語りかけてきます。
動物売り
「いかがでしょう。どれもこれも、頭から爪先までていねいに、正しく作った代物です」
「わたくしの目で見てまいりましたので、まちがいは一つもございません」
「今は見ずともわかります。いくつかつまみ上げてご覧なさい」
煤宮 治唯
CCB<=33 目星
Cthulhu : (1D100<=33) > 57 > 失敗
1d6
Cthulhu : (1D6) > 2
system [ 煤宮 治唯 ] 目星 : 33 → 35
動物売り 「もっとようく、ご覧になってください」
煤宮 治唯
CCB<=35 目星
Cthulhu : (1D100<=35) > 18 > 成功
動物売り
「おやおや、あなたはお目が高い。それはわたくしが山に入ったときに会ったものです」
「たしかな名前はございません。もとより名前というものは、遥か昔より存在しているものに、それらしい定義や名義を与えるためだけのものでしょうに」
煤宮 治唯
CCB<=64 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=64) > 89 > 失敗
1d4
Cthulhu : (1D4) > 2
system [ 煤宮 治唯 ] SAN : 64 → 62
煤宮 治唯
1d10
Cthulhu : (1D10) > 10
system [ 煤宮 治唯 ] 目星 : 35 → 47
動物売り シークレットダイス ???
煤宮 治唯
CCB<=60 【写真術】
Cthulhu : (1D100<=60) > 10 > スペシャル
KP
[ビー玉売り]
机の上に置かれた竹細工の籠に、大きなビー玉がうず高く積み上げられておりました。
蝋燭の火が球体の間を流れてしたたり、その表面を磨いているように見えました。
蛍火にも似たそれを見つめる間もなく、机の向こうの人が話しかけてきます。
ビー玉売り
「みずみずしく、つやつやとして、ええ、食べられそうなほど新鮮です」
「気になりましたら一つか二つ、隅すみから隅までご覧なさい」
煤宮 治唯
CCB<=47 目星
Cthulhu : (1D100<=47) > 3 > 決定的成功/スペシャル
ビー玉売り
「時折、口に含んだって構わないとすら思うのです」
「きっといい味がするぞと、何かに囁かれるようで」
煤宮 治唯
CCB<=62 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=62) > 4 > 決定的成功/スペシャル
system [ 煤宮 治唯 ] SAN : 62 → 61
煤宮 治唯
1d10
Cthulhu : (1D10) > 8
system [ 煤宮 治唯 ] 目星 : 47 → 56
煤宮 治唯
CCB<=60 【写真術】
Cthulhu : (1D100<=60) > 8 > スペシャル
CCB<=70 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=70) > 80 > 失敗
CCB<=61 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=61) > 58 > 成功
1d6
Cthulhu : (1D6) > 2
system [ 煤宮 治唯 ] SAN : 61 → 59
煤宮 治唯
CCB<=75 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=75) > 54 > 成功
CCB<=(13*3) 【POW】
Cthulhu : (1D100<=39) > 90 > 失敗
KP
ここにはこの世のすべてがあり、ここには何もありません。神秘はすべて真実であ
り、科学はすべて幻想です。我々が暮らしている宇宙はとある生物の脳細胞、ニューロンの繋がりのごく一部であり、それぞれの生物の中にまた小さな宇宙があります。
形而上の存在と形而下かの存在に大きな違いはなく、どれもが境界線を行き来していて、
分類することそのものはいたって無意味です。あなたはどこを見ていますか。あなたは何を見ていますか。あなたには本当に見えていますか。見えているもの、それは妄言を積み重ねた先にあった軽薄な幻覚ではないでしょうか。全身を駆け巡る電気信号の戯れの産物ではないでしょうか。視神経がようやく持ち得た自我がの表れではないでしょうか。それとも、初めからずっとそこにあったものではないでしょうか。
けれど、見えるのです。そのすべてが。
SAN 1D10/1D100
煤宮 治唯
CCB<=59 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=59) > 77 > 失敗
1d100
Cthulhu : (1D100) > 8
system
[ 煤宮 治唯 ] 目星 : 56 → 56
[ 煤宮 治唯 ] SAN : 59 → 51
煤宮 治唯
CCB<=75 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=75) > 61 > 成功
1d10
Cthulhu : (1D10) > 8
choice[父,母,兄,祖母,祖父]
Cthulhu : (CHOICE[父,母,兄,祖母,祖父]) > 母
CCB<=(60/2) 【写真術】
Cthulhu : (1D100<=30) > 19 > 成功
KP
びいどろとは ガラスの別名
玻璃
瑠璃
硝子
ギヤマン
ぽぴん
ぽっぴん
あるいは
官吏
転じて、両の目のことを云う。
目のことを云う。目のことを云う。目のことを云う。目のことを云う。
眼ノコトヲ云フ。眼ノコトヲ云フ。眼ノコトヲ云フ。眼ノコトヲ云フ。
今まで何も知らなかったんだろう。
嗚呼、お前は本当に目が悪いねえ。
生還報酬
《 目星》に成功した回数× D4
成長した《目星》はそのまま
煤宮 治唯
3d4 【SAN回復】
Cthulhu : (3D4) > 9[3,4,2] > 9
system [ 煤宮 治唯 ] SAN : 51 → 60
煤宮 治唯
1d259
Cthulhu : (1D259) > 36
KP
【あとがきに似た散文】
皆様、初めまして。あるいはお久しぶりです。『びいどろの国』の国王、ご
くつぶしです。
初めこそ宮沢賢治が描いた『注文の多い料理店』『オツベルと象』『シグナル
とシグナレス』などの童話のような、透き通った世界を描くつもりでございま
したが、転がるビー玉の行方を追っているうちに、奇っ怪な国が産まれてしま
いました。
今思えば、自分自身こそ曲がりくねった道を転がる哀れなビー玉であったか
と思います。けれども、それも一つのまことのものなのかもしれません。
嗚呼、わが小国を訪れる皆々様、どうか道に迷われませぬよう。
わずかな歪みはすぐそこにございます。
めじろ通信社 ごくつぶし
(探索者のその後の一切については、あなたにお任せいたします)