KP
マントラサンガ
クトゥルフ神話TRPG「うさりんご」シナリオ / 作者 りべら
COCWebアンソロジー企画『風説たまゆら電報局』- まんだらかばらの噂 -
「まんだらかばらって知ってる?」
2018年の冬頃からネット上で囁かれる都市伝説がある。
それは神隠しに似て非なるようなものだとか
帰れる人間と帰れない人間がいるだとか
最初、その都市伝説に名前はなかったが、
「その怪異は人から人へ伝染していき、まるで曼荼羅を彷彿とさせる」
そんなことから、誰かが名前をつけた。
伝承を意味するカバラと曼荼羅を掛け合わせ、
______"まんだらかばら"と。
シナリオURL:
https://nanakiso.wixsite.com/huutama/36mantra
シナリオ概要
■タイトル:マントラサンガ(マントラサンガ)
■噂の文言:まんだらかばらの噂(マンダラカバラのウワサ)
■システム:6版
■年齢制限:なし
■プレイ時間:1〜2時間程度
■プレイ人数:2PL(KPレス、HO有り)
■推奨技能:目星、図書館 、忍び歩き(=DEX*5ロール代用でも構いません)
※このシナリオは、ロストの可能性が有ります。
※このシナリオは、KPレスの2PLシナリオでそれぞれHOがあります。
■推奨:プレイヤーは、2人共「まんだらかばら」プレイ済み(※探索者(PC)が、ではなくプレイヤー(PL)が)
ボイスセッションでのプレイ推奨(このシナリオはボイセでのプレイを想定して制作しました)
HO情報
2つのHOが存在します。
プレイヤー2人は、HO1かHO2かそれぞれ選択してください。
知り合いでも知り合いでなくともどちらでも大丈夫ですが、知り合いではない方が楽しめるかもしれません。
またあくまで推奨ですが、お互いの探索者は秘密にしていた方がより楽しいと思います。
HO1:職業等問いません
・「まんだらかばら」に参加したことがない探索者
HO2:探偵・記者等の自ら調査に出かけられる探索者
(調査に出かけられるならその職業じゃなくても良い)
・「まんだらかばら」に参加したことのある探索者でもよい
けみかる 1d100 (1D100) > 28
193 1d100 (1D100) > 73
KP
それではただいまより
CoCシナリオ 【マントラサンガ】
PL:
HO1 藺草
HO2 けみかえるさん
で始めてまいりましょう。
よろしくお願いいたします!
KP
進め方
1)開始時は(遊ぶ場所にもよりますが)別タブでプレイ、一方で共通に話ができるタブを作っておく。
2)シナリオから指示が出た段階で、共通に話ができるタブに移動。また、片方のHOが共通タブに移動した段階で、もう片方のHOの方も共通タブに移動してください。
KP
★HO1のシナリオ開始ページ
ここは、HO1のシナリオ開始ページです。
あなたが「HO1」であっていますか再度確認してください。
合っている場合、
以下の「HO1連絡事項」を確認し、指示通りに進んでください。
HO1連絡事項
このシナリオでは、技能が失敗した場合でも振り直しが可能です。
そして、提示された技能は全て任意とします。
ダイスを振らない、という選択をとっても良いです。
またクリティカルやファンブルやスペシャルを採用している卓の場合、
このシナリオではクリティカル・スペシャルは普通の「成功」に
ファンブルは普通の「失敗」として扱ってください。
それではHO1シナリオ開始になります。
▶︎このまま次の項目「▶︎HO1:1」へ移動してください
煤宮治唯 うん…わかった。
KP
朝だ。
貴方は、学校・仕事・または何かの用事のため支度をしている。
テレビではこんなニュースが流れていた。
煤宮治唯
俺は……、そうだね。
今の時期は春休みだから大学はないけど、何かどこかに用事があるのかも。
もしくは写真の撮影にでも行くのかもしれないな。
KP
ニュースの内容はこうだ。
ここ最近、次々と行方不明者が出ており問題になっている失踪事件があるそうだ。
性別年齢関係なく、遺体も見つからず、
なにかの無差別な凶悪犯罪に巻き込まれた可能性があるのではないか?と専門家達は話していた。
■これについて調べるために<図書館><コンピュータ>が可能
煤宮治唯
「………」物騒な事件があるものだ、とふわふわ眺めている。
同期や後輩が巻き込まれたりなんかしなければいいけど。
念の為、どの辺で、とかなんとか、調べてみようかな。
CCB<=80 【図書館】 (1D100<=80) > 43 > 成功
KP
■<図書館><コンピュータ>ロールが成功した場合
2018年の冬頃にも同じような行方不明事件が爆発的に相次いでいた。
ネットでは「#まんだらかばらの噂」とハッシュタグがつけられ、都市伝説のように語られている事件だ。
それは神隠しに似て非なるようなものだとか 帰れる人間と帰れない人間がいるだとか
最初は、その都市伝説に名前はなかったが、
「その怪異は人から人へ伝染していき、まるで曼荼羅を彷彿とさせる」
そんなことから、誰かが名前をつけた。伝承を意味するカバラと曼荼羅を掛け合わせ、
______"まんだらかばら"と。
そのせいでネットでは「まんだらかばらの再来!?」「復活した行方不明事件」等の見出しでいくつもオカルトめいた記事があがっていた。
煤宮治唯
「まんだら……かばら?」
伝染する、のか……。
よく分からないけど、このことについて知った時点で危ないんじゃ…
まあ、どうにかなるか。
カメラと財布、スマートフォンを持ってでかけます。
KP
貴方は身支度を整え、家を出る。
その時だ。
どこからか、ヒューヒューといった風のような、
かと思えば、ホーホーといった梟のような、
そんな音が聞こえる。
煤宮治唯 「……鳥?」
KP その音を耳にした瞬間、貴方は意識を失った。
煤宮治唯 「え……」
KP
ーーーーー
ーーー
ー
貴方が気がつけば薄暗い部屋だ。
蝋燭が点々としており、自分は布団の上に横になっていた。荷物も横にある。
さらに小刀が、足元に刃を向けて置かれており、枕元に飾られている屏風の柄が逆さに。
ふと自分を見れば持ち物は全てなくなっており、死装束を着ているではないか。
煤宮治唯 「………いつの間に、俺、着替えたんだろう」
KP
そして、更に貴方は気づく。
床が塵か砂かがまみれていた。
和風な内装なので床は畳かもしれないが、それさえも見えないほどの砂で覆われていたのだ。
見知らぬ空間で、突然着た覚えもない服。
そんな事実に貴方は動揺するかもしれない。
■<SANCロール 0/1>
煤宮治唯
CCB<=61 【SANチェック】 (1D100<=61) > 21 > 成功
「……ここはどこだ? どうして俺はここに…?」
誰かいないか、あるいは何か俺がここにいる理由になるものはないか…?
KP ■部屋全体に対して<目星ロール>が振れる
煤宮治唯 CCB<=83 【目星】 (1D100<=83) > 63 > 成功
KP
■成功した場合
よくよく辺りを見回してみると、普通の部屋とは何かが違う。
まるでゲームのバグのように、壁や家具、床、全てが奇妙に歪んでおり、かけている。
煤宮治唯 「……本当に、なんだ、ここ…」
KP
貴方はふと、この部屋に<メモ>が置いてあることと、<襖>があることに気づく。
メモにはこんなことが書いてあった。
<メモ>
「ここ縺ッ やばい
出口は 縺ゥ縺薙□」
煤宮治唯
「文字化け…いや、これもバグ、か?」
ここはやばい、出口は…??
ひとまず出口を探さなくては。襖を調べる。
KP
貴方が襖を調べてみれば、すんなりと開くだろう。
開けてみれば、薄暗い廊下が目の前に見える。
襖は4枚、どうやら部屋は4つあるようで、
「理の間」「知識の間」「邨�の間」「真実の間」と記されている。
それを認識したと同時に、元いた部屋の襖は勝手に締まるだろう。
煤宮治唯 理の間、知識の間、真実の間は分かるが…3つ目の部屋、これはなんだ?
193 たしか以前は絆の間、だったはずだけど…
KP ■元いた部屋対して<目星ロール>が振れる
煤宮治唯
CCB<=83 【目星】 (1D100<=83) > 95 > 失敗
……危ない。
しょうがない、理の間に行ってみよう。
KP
■「理の間」
貴方が扉を開けると、整理された一見普通の部屋で、机や本棚があるだろう。
床にはやはり砂がふりつもっている。
ここに何かめぼしいものはあるだろうか?
煤宮治唯 ここにも砂が… どうして砂が?
KP ■目ぼしいものを探すために<目星ロール>ができる
煤宮治唯
CCB<=83 【目星】 (1D100<=83) > 96 > 致命的失敗
………
いや、もう一回だ
CCB<=83 【目星】 (1D100<=83) > 52 > 成功
KP
■目ぼしいものを探すために<目星ロール>成功した場合
貴方は一つのメモと<騾�&縺斐→ごとについて>とかかれたタイトルの本を見つけるだろう。
<メモ>
誰かこれを読んでるものがいるならば、君も俺と同じ目にあっているのだろうか
ここには蜃コ蜿」がない どうすればここから出られるか分からない
俺は今一人でさまよっている いつアイツらに見つかるか蛻�°繧峨↑縺�。
足音で気づかれる可能性があるため、これを読んだ君も今すぐ靴を脱いだ方がいい。
煤宮治唯 ……靴?
KP ■これを読んだ貴方は<忍び歩きロール>または<DEX* 5>ロールをする際+10の補正がつく
煤宮治唯
アイツらって、だれだ?
……
<騾�&縺斐→ごとについて>
騾�&縺斐→とは、通常の生活には存在しない”豁サ”というものを意識し、
死者の世界と日常を蛹コ蛻・縺吶k縺溘a縺ォ陦後o繧後k縺薙→を意味する。
古くより豁サの世界は現実の世界とは逵滄��荳也阜があると信じられていたこともあり、
逆さ事は言わば風習として闡ャ蜆縺ョ蝣エで行われるようになった。
煤宮治唯 これもいまいちよくわからないな……
KP この部屋は以上です。
煤宮治唯
ああ、わかった。
……
次は知識の間に行こう。
理は、ルール。知識は…この場所についての知識が分かるのかな…?
KP
■「知識の間」
貴方は「知識の間」に入る。
廊下より、ひどく多い砂で部屋は埋まっていた。
中へ進んでいくと、ヒヤリとした空気の冷たい感覚がする。
それと共に、
ヒューヒュー ホーホー
貴方がこの空間にくる際に聞いた風のような梟のような音が、砂の方から聞こえる。
同時に砂の中から骨のようなものが落ちてくる。
そして骨の後、数匹の生物が砂からゆっくりと顔を出す。
ザラザラし干からびた皮膚、グリっとした大きな目、大きな耳を持ち、
嗄れゆがんだコアラに似たような恐ろしい顔をしている化け物だ。
……まだ、こちらには気づいていないようだが、このままでは貴方は見つかってしまうだろう。
■<SANCロール 0/1d6>
煤宮治唯
梟…かと思ったら違う!
CCB<=61 【SANチェック】 (1D100<=61) > 93 > 失敗
1d6 (1D6) > 1
KP
※重要※
貴方はここから、この化け物に追われながら探索することとなる。
「部屋を移動するごと」に、<忍び歩き>または<DEX*5>ロールを振って欲しい。
(※イメージするロールをふるタイミングは、どこかの部屋に入る”前”だ)
成功した場合は、通常通り探索が出来る。
しかしロールに失敗した場合は、「▶︎HO1:14」へ移動してほしい。
また、ここで発狂してしまった場合も「▶︎HO1:14」
煤宮治唯
………なるほど。
靴を脱いでおいてよかった…
はぁ……厄介なことになった。
次は、読めないけど…3つ目の部屋だ。
KP ではDEX*5か、忍び歩きに+10の補正付きでどうぞ。
煤宮治唯
CCB<=(12*5)+10 【DEX】 (1D100<=70) > 14 > スペシャル
……ふう…
KP
「邨�の間」
貴方は「邨�の間」へと入る。
真っ暗でどこが端か分からないほど広く、暗い。
ずっと先まで部屋は続いているようだ。
そこにはなにもない。
気付くことといったら塵の山に<二つの小さなくぼみ>があることくらいだろう。
煤宮治唯
……なにも、ない?
二つの小さなくぼみ…?
193 胎児がいた痕、か…?
煤宮治唯
いずれにせよ、無いのならここに用はない。
真実の間へ行く。
CCB<=(12*5)+10 【DEX】 (1D100<=70) > 45 > 成功
KP
■「真実の間」
「真実の間」に入ってみれば、中は一番最初の、自分が目覚めた部屋と全く同じ作りになっている。
蝋燭が点々としており、
小刀が刃を向けて置かれており、
枕元に飾られている屏風の柄が逆さに。
煤宮治唯 ここは……先程の部屋と同じ?
KP
そして布団の上では……自分が、寝ていた。
まるで死んだように、綺麗な寝顔だが、ゲームのバグのようにところどころブレており、二重に見えるところもある。
その横には、<メモ>が落ちていた。
<メモ>
この空間は全てがおかしすぎる。
ネットで見たことがある都市伝説「#まんだらかばらの噂」だと思っていた。
ここはネットに記載されていた噂の内容と似ているが、何かが違う気がする。
ここに豁「縺セ繧�すぎると、塵となって消えてしまうようだが、そんな様子は一向にない。
繝。繝「が落ちているとも書かれていたが、そんなものも落ちていなかったうえに、ここに置いてある本は文字化けが酷くて読めたものじゃない。
それに、あんな化け物がいるなんて閨槭>縺ヲ縺ェ縺�!
一体どうすればここから出られるのか?
ネットでは、落ちている刃物で自分自身を刺せばいいと聞いた。
本当にそんなことで蜈��荳也阜に帰れるのだろうか……?怖いけれど、やるしかない。
これを見てる君も、縁があって元の世界で会えたら繧医m縺励¥鬆シ繧繧�。
蟾晏エ�
煤宮治唯
自分を、刺す…?
本当にそれで帰れるのか?
KP ■部屋を見渡すため<目星ロール>が可能
煤宮治唯 CCB<=83 【目星】 (1D100<=83) > 32 > 成功
KP
■部屋を見渡すため<目星ロール>成功
貴方は部屋を見渡してみる。
すると、ライトが落ちていた。使えそうだ。
メモを書いた人物が持っていたのだろうか?
煤宮治唯 ……懐中電灯だ。
KP ■入手<ライト>
煤宮治唯
……結局、どこにも出口はないってことか。
いや、あの真実の部屋とやらの俺を殺せば…?
ところで、元いた部屋に対しての目星はもう一度可能?
KP 可能です。どうぞ
煤宮治唯 CCB<=83 【目星】 (1D100<=83) > 11 > スペシャル
KP
■元いた部屋に対して<目星ロール>成功した場合
「死の間」と書かれている。
襖は開かず、もう引き返せないようだ。
煤宮治唯 死……
KP
■すべての探索が終了したと思った場合
貴方はすべての探索が終了したと判断する。
だが、現在の現状が解決に至る手立てはない。
自分はここから一生出ることはできないのだろうか……?
貴方は孤独を感じ、恐怖する。
■<SANCロール 1/1d3>
煤宮治唯
……???
CCB<=61 【SANチェック】 (1D100<=61) > 55 > 成功
KP
※重要※
貴方はこれから探索し直しても良いし、
またはこのまま呆然と立ち尽くしたままでも良い。
煤宮治唯 ………俺は…
KP
HO2 団子智樹
このシナリオでは、技能が失敗した場合でも振り直しが可能です。
そして、提示された技能は全て任意とします。
ダイスを振らない、という選択をとっても良いです。
またクリティカルやファンブルやスペシャルを採用している卓の場合、
このシナリオではクリティカル・スペシャルは「成功」に
ファンブルは「失敗」にしてください。
それではHO2シナリオ開始になります。
団子智樹は、姉の団子讃飾から次のような事件の話を聞く。
それは最近ニュースで持ちきりの行方不明事件だ。
ここ最近、次々と行方不明者が出ており問題になっている失踪事件があるそうだ。
性別年齢関係なく、遺体も見つからず、
なにかの無差別な凶悪犯罪に巻き込まれた可能性があるかもしれない。
この事件について詳細な情報を集めてきてほしいとのことだった。
貴方は記者、探偵とは別の職業、普段はしがないデザイナーである。
貴方は自らこの事件を調べたいと思うかもしれない。
団子 智樹
行方不明者、か……
さんちゃんに聞いて、かな……。
KP ■この事件を詳細に調べたい方場合:<図書館><コンピュータ>をどうぞ。
団子 智樹 CCB<=80 【図書館】 (1D100<=80) > 62 > 成功
KP
貴方が詳細に事件を調べてみると、こんな情報が出てくる。
2018年の冬頃にも同じような行方不明事件が爆発的に相次いでいた。
ネットでは「#まんだらかばらの噂」とハッシュタグがつけられ、都市伝説のように語られている事件だ。
それは神隠しに似て非なるようなものだとか 帰れる人間と帰れない人間がいるだとか
最初は、その都市伝説に名前はなかったが、
「その怪異は人から人へ伝染していき、まるで曼荼羅を彷彿とさせる」
そんなことから、誰かが名前をつけた。伝承を意味するカバラと曼荼羅を掛け合わせ、
______"まんだらかばら"と。
そのせいでネットでは「まんだらかばらの再来!?」「復活した行方不明事件」等の見出しでいくつもオカルトめいた記事があがっていた。
その中に、「常しえの会(トコシエノカイ)」という小規模な宗教団体が関わっているのではないか?という内容がある。
団子 智樹
「"まんだらかばら"……」
「より一層気になってきた……」
KP
どうやら、常しえの会教団という団体がこの事件に関わっている可能性が高いそうだ。
あなたは好奇心から、教団への潜入捜査へ乗り出すことになる。
(微改変)
★入手<「常しえの会」の住所>
団子 智樹
さんちゃんにバレたら怒られるかもしれないけど……
うん、ミステリー好きとしてはちょっと気になる。
行ってみよう。
KP ■「常しえの会」について調べる場合は<図書館><コンピュータ>をどうぞ。
団子 智樹 CCB<=80 【図書館】 (1D100<=80) > 69 > 成功
KP
貴方が「常しえの会」について調べると、こんな情報が出てくる。
「常しえの会」とは、小規模な宗教団体だ。
町外れにある建物に、数十名の信者がおり、健康と長寿を祈って活動しているそうだ。
悪い噂は特になく、表立った勧誘活動等もしない団体だ。
さて、貴方はその教団へ赴くものの、どんな方法を使ったとしても門前払いをくらってしまう。
どんな方法を使って教団へ入ろうか……?
■<アイデア>をどうぞ。
団子 智樹 CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 70 > 成功
KP
まともに行って門前払いをくらうなら、非合法だが深夜に潜入するのはどうだろうか?
幸運なことに、貴方は「常しえの会」へ赴いた際に、入り口付近の窓の鍵が壊れていることに気づいていた。
そこから潜入が出来そうだ。
貴方はしっかりと潜入のための準備が出来るだろう。
★入手<「足音のしない靴」
<忍び歩きロール>または<DEX* 5>ロールをする際+10の補正がつく>
団子 智樹
はは……ますますさんちゃんに怒られそうな展開になってきたよ……?
まあ、僕はね……割と勝手にこういう事するから……ごめんね……
KP
■深夜の教団へ忍び込む
貴方は入り口付近の窓から教団へ忍び込む。
ここは廊下のようだ。
中は暗く、しんと静まり返っていたが、時々人の声や気配を感じる。
信者がいないようではないことが分かる。
貴方は信者に見つからずに、探索しなくてはならない。
ざっと辺りを見渡したところ、4つの扉を見つける。
■探索可能箇所
・<Aの扉>
・<Bの扉>
・<Cの扉>
・<Dの扉>
団子 智樹 無難にAから行く……と思う。
KP
■<Aの扉>
智樹がAの部屋に入ると本棚が並び、近くに< デスク >があるだろう。
< デスク >は紙や資料が乱雑においてあり、
この中から、今の自分に必要な目ぼしい物を探すのは大変そうだ…
■デスクを見るには<目星ロール>をどうぞ。
団子 智樹 CCB<=87 【目星】 (1D100<=87) > 20 > 成功
KP
貴方は乱雑したデスクから1冊の資料を見つけることが出来る。
「常しえの会」の活動記録がまとめられている。
そこには、こんな内容がかかれていた。
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「常しえの会」では「クァチル・ウタウス」様を信仰し、不老不死を得る法を探すため日々活動している。
クァチル・ウタウス様に接触するため、様々な方法を試したみたものの成果はなかったが、
2018年12月。突然現れた謎の空間に連れていかれる神隠しのような謎の現象、
___通称「まんだらかばら」にて、生還者の中にクァチル・ウタウス様を接触した者がいる情報を得る。
その辺獄へ行く方法は"死を思うこと"
見事その方法によって神隠し現象「まんだらかばら」にあい行方不明になった信者はいたものの、
未だに行方不明のままだ。
更に、最近では新たな情報が入る。
どうやら辺獄の空間が"崩れ始めている"可能性があるのだ。
何が起きているのか?クァチル・ウタウス様はその辺獄に未だ存在するのだろうか?
我々はその事実を調べるために、死を思う方法を幾度となく試したが「まんだらかばら」に遭遇することは出来なかった。
そのことから、もう死を思う方法では辺獄には行けないこと、
そして、その空間自体に何かが起っているのではないか?と推測している。
また「レンのガラス」のレプリカを作成。
本来の力を宿らせることは出来なかったが、これでも十分使用可能。
これを使用し、辺獄の空間、そしてクァチル・ウタウス様の存在の有無を調べる予定。
-------------------------------------------------------------------------
■<SANC 0/1>
団子 智樹
CCB<=84 【SANチェック】 (1D100<=84) > 49 > 成功
「く、クァチル・ウタウス……って、前に僕が……あの妙な空間で見た……」
「僕が遭遇した現象……あれが『まんだらかばら』……?」
KP
Aの扉は以上です。
■探索可能箇所
・<Aの扉>(済)
・<Bの扉>
・<Cの扉>
・<Dの扉>
団子 智樹 じゃあ、まあ、Bかな……
KP
■<Bの扉>
貴方がBの部屋を入ろうとすると、鍵がかかっているようだ。
ちょうどその時だ。部屋から声が聞こえるだろう。
信者がいるようだ……
「なあ、廊下から物音がしなかったか?」
「! ……まさか!」
信者達は部屋から出てこようとしているようだ。
このままでは貴方は見つかってしまうだろう。
※重要※
貴方はここから、この館に住む狂信者に追われながら探索することとなる。
「部屋を移動するごと」に、<忍び歩き>または<DEX*5>ロールを振って欲しい。
(※イメージするロールをふるタイミングは、どこかの部屋に入る”前”だ)
成功した場合は、通常通り探索が出来る。
しかしロールに失敗した場合は、「▶︎HO2:16」へ移動してほしい。
団子 智樹
「ッ……!」
(ま、まずい……
この部屋じゃない所へ、隠れないと……)
し、Cの扉は開いてる……?
KP 移動する場合は<忍び歩き>または<DEX*5>ロール+10の補正でどうぞ。
団子 智樹
CCB<=(80+10) 【DEX+10】 (1D100<=90) > 85 > 成功
ひぇえ……
ほ、補正がなかったら失敗だった……
KP
■<Cの扉>
では貴方は信者に見つかる事なく、鍵の開いているCの扉の向こうへ隠れる。
貴方がCの部屋に入ると<膨大な量の本棚>が壁を埋め尽くしていた。
この中から、今の自分に必要な何か目ぼしいものが見つかるだろうか…?
■本棚を見るなら<図書館ロール>をどうぞ。
団子 智樹 CCB<=80 【図書館】 (1D100<=80) > 74 > 成功
KP
貴方は膨大な本棚の中から、一冊の分厚いファイルを見つけることが出来る。
中には、重要そうな情報がファイリングされていた。
<塵を踏むもの>
時空を外れた辺獄のような領域に住むとされる人間型の神__クァチル・ウタウス。
小さい子供ほどの大きさしかなく、悠久の時の中で朽ち果てたミイラのような萎びた姿をしている。
手足はひきつれて硬直して動かない。
頭髪も目鼻もなく、全身がひび割れのような網目状の皺に覆われている。
まるでその姿は、一度も呼吸したことがない中絶胎児のようだ。
クァチル・ウタウスに触れたものは例外なく即座にとてつもない時間が経過したかのごとく塵と化す。
そのあとには犠牲者のなれの果ての塵の山に二つの小さなくぼみを残してその場を去る。
この性質のため、クァチル・ウタウスに対して害を与えようとする行為の全ては無意味であると断定されている。
<砂に棲むもの>
異次元に棲息している生物。
外見はやつれてコアラを歪めたような身体、荒れた肌、眼と耳が大きく恐ろしい顔を持ち、
砂の中や洞窟の中に棲んでいる。
別名、〈砂漠を忍び歩くもの〉
ざらざらな肌は水の少ない環境でも保水するためである。
昼間は洞窟に潜んでいて夜に狩りを行なう種族らしく、獰猛。
そして雑食性で何でも食べるという。
暗い場所で生活するため、光は苦手と思われる。
■<SANC 1/3>
団子 智樹
CCB<=84 【SANチェック】 (1D100<=84) > 95 > 失敗
「ひぃ……ッ!」
悲鳴を上げかけた口を押える。
クァチル・ウタウスに加えて、自身の理解の及ばない不気味な生物の記述に胃酸がこみ上げてくるようだった。
現在SAN 81
KP
Cの扉は以上です。
■探索可能箇所
・<Aの扉>(済)
・<Bの扉>(施錠)
・<Cの扉>(済)
・<Dの扉>
団子 智樹 う、うぅ……じゃあ、Dの扉へ……。
KP 移動する場合は<忍び歩き>または<DEX*5>ロール+10の補正でどうぞ。
団子 智樹
CCB<=(80+10) 【DEX+10】 (1D100<=90) > 83 > 成功
つ、常にギリギリを攻めていく……
補正さんありがとう……
KP
■<Dの扉>
では今回も、信者の気配に怯えつつも、滑り込むようにDの扉の向こうへ辿り着く事ができた。
貴方がDの部屋に入ると、中は整頓された綺麗な部屋だ。
部屋の中央に布がかかった大きな何かがある。
貴方はその布をめくり、中を確認すると、
大きく丸いレンズのようなものが、しっかりとした土台に固定されている。
レンズ自体は曇っている。
■辺りを見回すなら<目星ロール>
団子 智樹 CCB<=87 【目星】 (1D100<=87) > 4 > 決定的成功/スペシャル
KP
ひゅうー!!!
このシナリオでは「成功」扱いだけどおめでとう!
団子 智樹 あ、ありがとう、ございます……
KP
貴方は辺りを見回してみると、2つの資料を見つける。
内容はこうだ。
<レンのガラスについて>
通常は曇りガラスであるが、五芒星を作り、呪文を唱えることで、異界の風景を映し出す。
逆に向こう側からこちら側も見られており、空間が繋がって行き来すらできるようになる道具
辺獄と接触を図るため「レンのガラス」のレプリカを製作。
本来の空間を行き来する力を宿すことは出来なかったが、電話のように声だけは届けることが可能。
この道具を使えば、現在の辺獄へ連れて行かれた人間に接触を試み、辺獄でのクァチル・ウタウス様の存在の有無を知ることが可能なはず。
■入手<レンのガラス(レプリカ)の使用方法>:いつでも使用することが出来ます
<現在の辺獄について>
情報は少ないが、現在の「まんだらかばら」現象にあい生還した男性と接触。
男は恐怖体験から、精神が不安定で現在は記憶障害にあるようだ。
クァチル・ウタウス様の存在を確認することは出来なかったが、空間についての情報を得る。
2018年に存在した辺獄とは似て非なる不安定な場所のようで、獰猛な獣が住み着いていたと話す。
獰猛な獣はこちらに襲いかかってくるようで、気づかれないように移動するしかない。
その話から我々は、その生き物が「砂に棲むもの」ではないかと推測する。
不安定な空間となってしまった今、境界が曖昧となり"死を思う方法"で「まんだからばら」にあうことは出来なくなってしまった。
現在は何の条件もなく、辺獄へ行くことが出来るようだ。
境界が曖昧となってるなら帰還することも容易いのではないかと考える。
生還した男性は、辺獄空間からの帰還方法も「まんだらかばら」とは異なると話す。
記憶障害のため詳細な情報は得られなかったが、暗い場所を先へ先へと走り続け、気づいたら元の世界へ戻っていたそうだ。
団子 智樹
「『砂に棲むもの』かぁ……やだな……。
光が苦手、か……」
スマートフォンのライトを無意味にチカチカしてみる……まぶしい。
KP
ここでできる行動は
・「レンのガラスを使用」する
・「廊下に戻る」
のいずれかですね。
団子 智樹
徒に動き回っても信者さんに出くわすリスクが高まるだけだ、よね……。
「レンのガラス」を使ってみるね……。
KP
■レンのガラスを使用する場合
貴方は方法にしたがって「レンのガラス」を使用する。
五芒星を作り呪文を唱える。
するとキンとガラスが鳴ったような音がしたあと、どこかの空間と音声が繋がる。
※重要※
ここで、HO1に通話をしてください。
(テキストセッションの場合、二人で会話が出来るタブにうつってください)
ここから、HO1とHO2は通話で会話が出来るようになります。
※重要2※
「レンのガラス」は固定されているため動かせない。HO2の通話はこの部屋Dにいる間だけ出来るだろう。
(通話をしている間に部屋を移動しようとする際、通話は途切れてしまう)
※重要3※
HO2のプレイヤーは通話した際、HO1のプレイヤーに「▶︎200」のページへ行くように指示を出してほしい。
以下のURLをコピペしHO1のプレイヤーへ送ること。
https://nanakiso.wixsite.com/huutama/36200
(※貴方(HO2)は「▶︎200」へ行かないよう注意してください)
また貴方……HO2探索者は、全ての探索・会話を終えたと判断したら「▶︎100」のページへ行けるようになる。
好きなタイミングで移動して良い。
団子 智樹 ふむふむ……
煤宮治唯 「………」ぼんやりとして、突っ立っている
KP
では煤宮さんは、以下の「▶︎200」のページへ行ってください。
https://nanakiso.wixsite.com/huutama/36200
KP
▶︎200
貴方はどこからか、突然声が聞こえる。
自分の耳に直接、誰かからの声が聞こえるのだった。
このページにきたということは、HO2からの通話があったということだ。
貴方は、HO2のお陰で生還への可能性の道が現れる。
まだ貴方が探索を全て終えてない状態ならば、元の部屋、
または「▶︎HO1:6」に戻って探索を続けながら通話しても良い。
※重要※
HO1はどこを歩きながらでもHO2の声が聞こえ、会話が出来る。
※重要2※
また貴方……HO1探索者は、全ての探索・会話を終えたと判断したら「▶︎200_2」のページへ行けるようになる。
好きなタイミングで移動して良い。
煤宮治唯 「……誰だ?」声の方に目を向けてみるが、誰も居なさそうだ。
団子 智樹
「も、もしもし……
あ、れ、……聞こえてますか……?」
煤宮治唯
「聞こえてます。……どなたですか?
どこにいる?」目を凝らしてみる
団子 智樹
「え、えっと……だ、団子……団子、智樹です……!
たぶん、声だけ聞こえてる、んだと思います……」
「ぼ、僕は今、常しえの会教団、ってとこにいて……」
煤宮治唯 「だんご、よもぎ…?(よもぎだんご?」
団子 智樹 「は、はい。あの、いちお、本名です……えっとえっと、それで……」
煤宮治唯
「常しえの会教団…
俺は煤宮 治唯(すすみや はるい)です。はい、どうぞ」続きを促す
団子 智樹
(何から話せばいいんだろう……電話、苦手だよ……!)
「あ、ひゃい! 煤宮さん……。
その、教団で見つけた<レンのガラス>を使ってるので、貴方と会話が、できる、みたい、です……」
193 レン…ドリランド…?
団子 智樹
「ほ、本当は、空間を移動できる? みたいなんですけど……レプリカだから声しか届かない……?
な、なんて……突拍子も無い事言ってごめんなさ……」
煤宮治唯
「<レンのガラス>…? ??
いえ、突拍子もないって言ったら、俺の今の状況もそうなので」
団子 智樹 「す、煤宮さんは今……?」
団子 智樹 も、もしかして辺獄にいるのかな……
煤宮治唯
「俺、今、変な……屋敷?
よく分からないけど…死の間とか、真実の間とかいう名前のあるところにいるんですけど、何かわかりますか?」
団子 智樹 へ、辺獄だーーーーっ!!!
煤宮治唯
「行けるところは多分、ほとんど調べたはずだけど出口がなくって。
あんまりウロウロするのも危ないから、考え事してたんですけど」
「メモには、刃物で自分を刺せば帰れるかも、とは書いてあったけど……
うーん…」
団子 智樹
「……!
も、もしかしたら、そこは、辺獄……かもしれません……」
煤宮治唯 「…辺獄?」
団子 智樹 「は、はい。ぼ、僕も、似たようなものに以前遭遇したことがあるので……たぶん……」
煤宮治唯
「……あ、そうだ。まんだらかばら、知ってます?」
「ネットの…都市伝説。」
「……だんごさんも、それに?」
団子 智樹
「『まんだらかばら』……は、はい。僕が遭遇したのは、多分それです。
もっ、元々は行方不明事件について個人的興味で調べてて、<常しえの会>教団に辿り着いたんですけど……」
煤宮治唯 「ああ、行方不明事件。朝、ニュースでやってた……」
団子 智樹
「あ、し、知ってたんだ……
そ、それでですね、ただ、僕が調べたところによると」
「今煤宮さんがいる辺獄は、『まんだらかばら』とは少し状況が違ってるみたい、なんです……」
煤宮治唯
「……なるほど」
「たしかにこっちで見つけた本とか、メモとか、なんというか…文字化けしてるんですよね。
肝心のところが読めなくて」
団子 智樹 「う、うん、不安定になってる、とも記述がありました……」
煤宮治唯 「うん…あとは、化け物がいる、かな」
団子 智樹 「! や、っぱり……。獰猛な、獣……?」
煤宮治唯 「今はまだ見つかってないけど……下手に移動するとやばいかも」
団子 智樹
「そ、そうですね……。そいつは多分、<砂に棲むもの>って言って……」
「雑食性で何でも食べる、みたい……です……」
煤宮治唯
「獣…かあ。そうですね、干からびたコアラ…? みたいな
砂に棲むものかあ…」
「何でも…ああ、危なかったな」
団子 智樹 「た、ただ、暗い場所で生活するから、光は苦手、みたい……」
煤宮治唯
「……なるほど。」パチッ
「……見つかった時はこれが役に立つかな…」
団子 智樹 「か、懐中電灯か、何か……?」
煤宮治唯
「あ、はい。
真実の間? っていうところに落ちてて……拾いました」
団子 智樹
「そ、そうなんですね……。
い、一応、救済策は置かれてるんだ……」
煤宮治唯 「救済策…?」
団子 智樹
「ひっ、あ、いや、ひ、独り言です……
あの……僕が『まんだらかばら』に遭遇した時は、多分、そんなのなかったから……」
「そ、それで、そうそう、帰り方……
多分、それも、僕が辺獄へ行ったときとは、違う、みたいなんですよね……」
煤宮治唯
「へえ……。
ああ、じゃあやっぱり、刃物を刺しても無駄なんですね」
「あのメモの人、今頃どうなってるんだろ…」
団子 智樹
「う、あ、はい。たぶん……」
「た、ただ……今の辺獄から帰還した人の記述が曖昧で……」
「『暗い場所を先へ先へと走り続け、気づいたら元の世界へ』……」
煤宮治唯
「暗い場所……」
「確かに、どこまでいっても暗い場所、ありましたね」
団子 智樹 「! そうなんですか……!」
煤宮治唯
「はい。そこも文字化けしてて、何の部屋かわからないんですけど…
行ってみたほうがいいのかな」
団子 智樹
「じゃ、じゃあ、そこを走り続けたら……?
帰れる……? う、あ、どうだろう……」
「記述にあった遭遇者は、記憶障害を起こしてたから……不確かではあるかもしれないけど……」
煤宮治唯
「記憶障害……他の部屋はなんというか
砂が積もってるだけで他に行場がある感じでもなさそうだったから」
「だんごさんの手に入れてくれた情報を信じて、行ってみるよ」
団子 智樹
「わ、わかった……。
ぼ、僕はこの部屋にいないと煤宮さんと会話、できないみたいだから……」
「念の為、しばらく此処に居ますけど……
うう……お気をつけて……」
煤宮治唯
「ありがとう。また、聞くことがあるかもだからお願いします」
じゃあ「邨�の間」に行こうかな…
KP
▶︎200_2
このページにきた貴方は、全ての探索と会話を終えたと判断したことだろう。
それでは、探索・会話から得た情報を元に、
元の世界に戻るために必要と思った行動を決め、以下▶200_3に移動してほしい。
KP
貴方は探索を終える。さて、この建物から出る情報はこれで全てだろう。
それでは、ここから出なくてはならない。
そこで貴方には、”「常しえの会」に来てから” 振った技能の回数はいくつか
教えてほしい。
(SANCロールや能力値ロールは回数から除外されることはない)
煤宮治唯 俺は……だんごさんが言ってた、あの暗い部屋に入って、ライトをつけてずーっと走っていこうと想う。
KP
▶︎200_3
■元の世界に戻るため貴方が必要だと思った行動
■「邨�の間」の部屋の先へ進む
■その他
▶︎200_5
■「邨�の間」の部屋の先へ進む
貴方は「邨�の間」の部屋へ行き、勇気を出してその先の闇の中へと進もうとする。
だがそんな貴方の背後から、狩人達の視線を感じる。
振り向けば___あの化け物達だった。
貴方を捕食しようと後ろから追いかけてくるだろう。
■<SANC 1/1d3>
煤宮治唯 CCB<=59 【SANチェック】 (1D100<=59) > 10 > スペシャル
KP
ここで貴方には、
”「この不思議な世界」に来てから” 振った技能の回数はいくつか
教えてほしい。
(SANCロールや能力値ロールは回数から除外されることはない)
■11回〜15回→▶︎200_7
▶︎200_7
■11回〜15回
貴方は少々探索に時間をかけてしまった。
そのため、狩人達に狩の準備をさせる時間を与えてしまっただろう。
貴方は狩人たちから逃げ切れるだろうか?
<幸運ロール>もしくは<DEX*5>
団子 智樹
図書館 3回
アイデア 1回
目星 2回
SANc 2回
DEX+10 2回
--------------------------
合計 10回
煤宮治唯 CCB<=65 【幸運】 (1D100<=65) > 59 > 成功
KP
■〜10回
あなたはあまり時間をかけず、この建物を捜索することが出来た。
そのため建物にいる信者達からの警戒は薄く、
容易くこの建物から脱出することが出来るだろう。
KP
■<幸運ロール><DEX*5>ロールに成功
貴方は素晴らしい幸運か、はたまた素早い脚力によって狩人達から逃げ切ることに成功する。
そのまま暗闇の先へ先へと走っていけば、いつの間にか貴方は意識を失ってしまう。
煤宮治唯 「…………! ………」
KP
ーーーーー
ーーー
ー
KP
貴方は無事に「常しえの会」から脱出することが出来る。
得た情報を世に出すか、それとも自分の中にだけとどめておくかは貴方の自由だ。
ともあれ、貴方は無事に生還し、元の日常に戻ってきた。
あの声がなかったら自分はどうなっていたのだろうか……?
「マントラサンガ」END:A
おめでとう御座います。
貴方は生還しました。
KP
■ENDA:HO1
貴方は気づくと家の前で倒れていた。
どれくらい時間が経ったのか時計を見れば、家を出た時間と変わらなかった。
あれだけあの不思議な空間にいたのにも関わらず、こちらの世界では時間は経っていなかったのだ。
ともあれ、貴方は無事に生還し、元の日常に戻ってきた。
あの声がなかったら自分はどうなっていたのだろうか……?
おめでとう御座います。
貴方は生還しました。
KP ■生還報酬:SAN:1d6回復
団子 智樹 1d6 (1D6) > 6
KP ■生還報酬:SAN:1d6回復
団子 智樹 なんで……
煤宮治唯 1d6 生還報酬 (1D6) > 5
system
[ 煤宮治唯 ] SAN : 59 → 63
[ 煤宮治唯 ] SAN : 63 → 64
system [ 団子 智樹 ] SAN : 81 → 87
シナリオ背景
このシナリオは、受渡し型KPレス「まんだらかばら」と繋がりがあるシナリオだ。
「まんだらかばら」では、一人の魔術師から全てが始まり、
死や消滅への欲求を持つ彼の元に塵を踏むもの「クァチル・ウタウス」は降り立ち、
時間と空間の隙間の辺獄が出来上がった。
そこへ”一瞬でも死を望んだ人間”が導かれ、シナリオはスタートした。
だが、今回の舞台は「クァチル・ウタウス」がいなくなった、主のいない辺獄だ。
一見以前の「まんだらかばら」の辺獄と同じ舞台だが、クァチル・ウタウスはいなくなり、その代わりつもりつもった砂の中に「砂に棲むもの」が身を潜め生息し始める。
そして、辺獄にきた人間を食らっていくのだ。
主がおらず、新たな住人がやってきた空間は崩れ狂い始め、もうすぐ消えてなくなるかもしれないし、ルールも規則も何もないまま曖昧な空間の形で保ち続けるかもしれない。
元々“一瞬でも死を望んだ人間”が現世との境界線を越え辺獄へ導かれるはずが、崩れ始めた空間は、境界線をも曖昧にする。
なんの前触れもなく、誰でもその狂気の世界へ入り込めるようになってしまう。
HO1はそれに巻き込まれてしまった被害者だ。
だが一方で、それは”辺獄へ行きたいと思っても、方法がなくなってしまった”のだった。また、クァチル・ウタウスがいないことで辺獄にい続けても塵になることはなく、シナリオ中のメモも残ったままだ。
もう一つの舞台「常しえの会(トコシエノカイ)」という宗教団体だ。規模は小さく、数十名の信者がいる。
常しえの会では、時間に影響を与えることができ、不死の力を与えると信じられ、魔術師に求められるというクァチル・ウタウスを崇拝している。
ここの信者、すなわち狂信者たちはクァチル・ウタウスに接触し不死の力を得ることを目的としているのだ。
(因みに、「まんだらかばら」に出てきた背景の一人の魔術師はこの宗教団体関係者だ)
そのため、辺獄へいく明確な方法がなくなってしまったため、この常しえの会はAF「レンのガラス」を作成し、辺獄の様子を確認しようとしていた。
(作成した「レンのガラス」はレプリカなので本来の力は得られず、確認自体は出来なかった)
HO2はこの宗教団体の建物に潜入し、物語の真相を探っていくこととなる。
HO1はいつ襲われるか分からない「砂に棲むもの」たちから
HO2はいつ襲われるか分からない狂信者たちから身を潜めつつ、
お互い孤独の探索をしなければならない。
一方でHO1を助けるための情報はHO2が、HO2を助けるための情報はHO1がお互いがお互い危険な中で探索し相手に伝えなければ、相手が生還する道はないだろう。
マントラ(मन्त्र Mantra)
マントラとは、賛歌や祈りなど宗教的な意味を持つ短い単語を抽象的に表したサンスクリット語の単語です。
日本語では「真言」と漢訳され、密教では仏や菩薩の教えや誓いなどを秘めている呪文的な語句とされています。
サンガ(梵: saṃgha)
サンガとは、「サンジ(सञ्ज् [sañj])= くっつく」という動詞の原型から派生しています。
そこから「関係を持つ、集まり、仲間」という意味にもなります。
解説
このシナリオは、受渡し型KPレス「まんだらかばら」と繋がりのあるシナリオです。
「まんだらかばら」はKPレスということで、ひとりぼっちの中でクァチル・ウタウスの特性から「メモギミック」を使用した、誰かとの繋がりを感じられる(といいな)シナリオになっているのですが、「マントラサンガ」では、KPレスの中で「レンのガラス」というAF(レプリカだけど)を使って、通話という現実とリンクした形で誰かとの繋がりを感じられる(といいな)シナリオになっております!
このシナリオで『都市伝説』を共通テーマとしたクトゥルフ神話TRPGシナリオWebアンソロジー企画『風説たまゆら電報局』に参加出来てとても幸せです。
お誘いしてもらった段階で、”私の”都市伝説といったら「まんだらかばら」だ!と。
大辞林 第二版に「口承される噂話のうち、現代発祥のもので、根拠が曖昧・不明であるもの」と解説されているそうですが、そんな形でプレイしてもらえるように制作したのでまんだらだったので、これ以上ピッタリな題材はないなと……すぐに出来上がりました「まんだらかばらの噂」。
この企画に参加していなければ「マントラサンガ」は出来なかったと思うので、本当にきっかけを頂きありがたいです……
cocって探索の数をこなせばこなすほど、恐怖がだんだん薄れていくものだと思っていますが(当社比)KPレスだともうKPもいない完全な個人の状態で、ひとりぼっちで恐怖にさらされる最高に素敵なシナリオ形態の1つだと思っていて好きです。
でもKPレスって人と繋がれなかったり、自由度がなかったりする要素があると思うので、そんな部分をカバー出来る面白さが作れたら良いなと思って制作しました。
今回「砂に棲むもの」が出てきました。
そして同時にAF「レンのガラス」が出てきます。
この2つが出揃ったところで出てくるのは「破風の窓/The Gable Window」ですね……
原作とシナリオをほんの少しだけ絡ませるの大好きです。
最後に言わなくても分かっている方が殆どだとは思いますが、あえて言葉にしたいことがひとつ。
今回「マントラサンガ」の舞台の1つであるクァチル・ウタウスがいなくなり、主がいないことで空間が崩れ狂い始めた跡地の辺獄の床には沢山の砂がつもっています。
その沢山の砂たちは、世界を演出するためのただの砂ではなく「まんだらかばら」でロストし、
塵となった探索者達がつもりつもって出来上がった”砂”なのでした。
りべら