KP 【欠如が鼓動を掴めるか?】
KP
■PL向け情報
【形式】
タイマン・シティ・コメディだと思っています。
【プレイ時間】
オンライン・ボイスセッションで5時間
【推奨技能】
図書館・交渉技能・オカルト
【ロスト】
PC・KPC共にあり
【推奨条件】
・PC・KPCは恋愛関係にない。
※ここで定義する「恋愛関係」とは交際・結婚に準ずる契約を結んでいることを指します。
・KPCはPCに好意や迂遠な感情を抱いている。
・KPCへの不自然な好意をRPできる。
・一緒に外を出歩くことができる。
【雰囲気】
恋の病は往々にして動悸や病熱として表現される。
これが正しいならば、君は彼の熱発をきっかけに恋を患ったのかもしれない。
心臓のない死人さえなければ、それで片付いた話だ。
KP
けみかる にゃもにゃも~
193 みゃーん!!
けみかる
では突発二回目! 引き続きお願いします!
何かあったら……ifで……(予防線)
193
よ、予防線…ふふ…… ですね!!
頑張りましょう!
こちらこそ引き続きよろしくお願いいたします!
KP
「欠如が鼓動を掴めるか?」 みつどら班
KP:けみかる
PL:藺草さん
PC:道浦乙嗣さん
KPC:光満十蔵
セッションを開始いたします。
よろしくお願いいたします。
道浦 乙嗣 よろしくおねがいします。
光満 十蔵 うむ、よろしく。
KP
【導入】
おかしな夢の後の3連休が終わった、数日後。
乙嗣さんと光満は、何らかの理由で外出していた。
買い出し・デート・偶然鉢合わせた……
とにかく何であっても構わない。
道浦 乙嗣 この時点では……偶然だろうな。
光満 十蔵 「……おや、乙嗣さん。こんな所で会うとは珍しいね」
道浦 乙嗣
「十蔵。……ああ、そうだな。奇遇だ」
choice[仕事の帰り,買い出し,ふらふらしていた] (choice[仕事の帰り,買い出し,ふらふらしていた]) > 買い出し
光満 十蔵 choice[バイト帰り,大学帰り,買い出し,なんとなく] (choice[バイト帰り,大学帰り,買い出し,なんとなく]) > 大学帰り
道浦 乙嗣 なるほど……一日頑張ったんだな。
光満 十蔵
「今日は何か夕飯を買うか、食べるかして帰ろうと思ってね。
乙嗣さんは……買い出しといったところかな」
持ってる荷物を見つつ…?
道浦 乙嗣
「ああ、冷蔵庫の中身が少なくなってきてな」
視線を受けて、軽く袋を持ち上げる…?
肉も野菜も調味料も入っている。
「……食べて帰るようなら……俺の家に来るか?」
断られても別に構わないタイプの誘い…?
光満 十蔵
「え……突然押しかけても作ってくれるのかい。
それは中々魅力的な誘いだな」
「乙嗣さんが良ければ。是非」
道浦 乙嗣 choice[なんとなく二人分キープしている,そういうメニューが有る] (choice[なんとなく二人分キープしている,そういうメニューが有る]) > なんとなく二人分キープしている
道浦 乙嗣
「……ああ、問題ない。
それではついてきなさい」
道浦 乙嗣 完全に餌付けしてる大人だな…
光満 十蔵
胃袋から攻めて……?
いや、しかし確かに乙嗣さんの作る料理は美味しいのだ。
これはこの僕にとっても変わらない。
光満 十蔵 「ありがとう」
KP
時刻は17時、あなたたち二人は栄えた町の駅前の有象無象のうちの二つである。
共に乙嗣さんの自宅へ向けて、帰路に着こうとした瞬間が今回の始まりであった。
【目星】をどうぞ。
道浦 乙嗣 CCB<=59 【目星】 (1D100<=59) > 61 > 失敗
道浦 乙嗣 ぐっ…
光満 十蔵 ぬ……惜しいな……
光満 十蔵
CCB<=94 【目星】 (1D100<=94) > 54 > 成功
「おや……あの人」
道浦 乙嗣
「……?」
その言葉に振り向くか…?
KP
光満がふと目線を向けた先へ乙嗣さんも目を遣ると
雑踏の中に、こちらに向かっておぼつかない足取りで向かってくる女性がいる。
道浦 乙嗣 「知り合いか?」
光満 十蔵 「いや、知らない人だ。……調子が悪そうだな」
道浦 乙嗣 choice[普段は気にしない,基本的に声をかける] (choice[普段は気にしない,基本的に声をかける]) > 基本的に声をかける
光満 十蔵 「やあ、お姉さん。つらそうだね」
KP
光満は女性を体調不良者だと解釈した。
やや心配そうに、胡乱な女性に向かって駆けていく。
道浦 乙嗣
その様子を後ろで見るに留めるだろう。
走っていったのか… ならば歩いてついていこう。
光満 十蔵 「大丈夫かい……?」
KP 光満がそう言うや否や、彼女は光満めがけ倒れこんでしまった。
道浦 乙嗣 「……! おい、大丈夫そうか?」
光満 十蔵 「お、っと……」
KP 2d6+6 (2D6+6) > 8[3,5]+6 > 14
道浦 乙嗣
その様子を見て足を早める。
十蔵を支えつつ、女性の顔を覗き込む…か…?
光満 十蔵 RESB(8-14) (1d100<=20) > 64 > 失敗
光満 十蔵 余裕で負けた。咄嗟に振ったSIZが大きすぎる……
道浦 乙嗣 14は俺も微妙に難しいな
道浦 乙嗣 RESB(13-14) (1d100<=45) > 83 > 失敗
KP
※KP情報
立石早苗。女王蜂の寄生が末期症状まで進行し、心臓が発芽する直前まで来ている。
このとき接触したため、女王蜂が光満に感染した。
道浦 乙嗣 ふたりして…? ふふふ、足せばなんとかなるかな。
KP ふふ 足して改めて振ってみますか?
道浦 乙嗣
そうしよう。
RESB(21-14) 支えたいな… (1d100<=85) > 53 > 成功
うん。
KP
とてもえらい。
では、意識の抜けた女性の重さに耐えきれずよろける光満を、乙嗣さんが駆け寄って支えることに成功する。
女性に【医学】または【応急手当】を振る事ができます。
道浦 乙嗣
CCB<=70 【応急手当】 (1D100<=70) > 62 > 成功
「どこか近くで…」
KP
では乙嗣さんは、女性の心拍が異常に弱いことが分かる。
顔色や不規則な呼吸などからも、明らかに救急車を呼ぶべきだと思うだろう。
KP
※KP情報
「女王蜂」に寄生されていた立石早苗。
どのような処置をされようがこの後心臓が食いつぶされ、死亡する。
接触時に種子を光満に植え込んでしまっている。
光満 十蔵 CCB<=90 【医学】 (1D100<=90) > 19 > 成功
道浦 乙嗣
なるほど。そう判断できるなら救急車を呼ぼう。
「これはよくないな……ここでは対処できない。
救急車を呼ぼう」
呼ぼう、119だったか。
光満 十蔵 「ああ。そうしよう……」
KP
貴方が119に連絡を入れると、即座に救急車が駆けつけ、女性は搬送される。
救助隊のやり取りの中で「小岩病院」等のフレーズを聞き取ることができた。
恐らく搬送先の病院だろう。
救急車が駆け付けた時点であなたたち二人は解放される。
多少なりに覚えがあろうがなかろうが、言いようのない不安感を残して。
道浦 乙嗣 「……なんともないといいが」
光満 十蔵
「うむ……何かの発作だとすれば、適切な処置を迅速に行えば。
無事である事を祈ろう」
KP
あなたたちは気を取り直して、乙嗣さんの自宅へ踵を返すこととなる。
乙嗣さんは以前と同じように、腕をふるって二人分の食事を作る。
しかし、光満はいつものような旺盛な食欲を見せない。
あなたが準備をしている時から、どこかぐったりとダイニングテーブルに項垂れていた。
道浦 乙嗣
「……十蔵、どうかしたか?
いつもはもっと量を食えるだろう」
「具合が悪いのか…?」
近づいていって様子を見る…?
光満 十蔵
「ん……。おかしいな。
少し、疲れが出たのだろうか……」
KP
近付いて様子を見るならば、乙嗣さんは光満の体調が目に見えて悪そうであると感じる。
いつも以上に血色の悪い肌に、所在なさげに唇を触る手。
道浦 乙嗣 「そういえば家についてからぐったりしていたな……」
光満 十蔵 「ああ……すまない、少し……ソファを借りてもいいだろうか」
道浦 乙嗣
「ああ……構わないが…。
顔色が悪い。熱はないか?」
頬に手を当てたり、軽く白目の色を見たり……
……毛布か掛け布団を持ってこよう。
「歩けるか…?」
光満 十蔵 「うむ……」
KP 光満は了承を得ると、ふらつく足取りでソファに向かって行く。
道浦 乙嗣 不安…… 結局ソファに無事たどり着くまで見ているだろう。
KP
あなたは光満を見送りつつ、違和感を覚える。
感染症を危惧するべきであろうが、「自分には感染らない」となぜか確信してしまう。
光満の様子を髪の先からつま先まで見直す。
普段は着目しようのない皮膚のささくれや充血部分に目が行き
鬱陶しがられない程度の看病の目算が始まる。
道浦 乙嗣
うん……そうだな、本格的に診察をし始めるだろう。
明らかにおかしい…。
KP
いくら平生から光満の事を気に掛けているとはいえ、それを上回る心配が波のように押し寄せる。
これが異常であることに気づいてもよい。
道浦 乙嗣
「……お前、一人暮らしだったな。
近所に頼れる親戚などは…」
「麻実さんはどうだ…?
いや……結局病院で見て貰う必要があるか…」
光満 十蔵 「ん、……」
道浦 乙嗣
「ここで様子を見てもいいが……。
どうだ? 十蔵」
KP
光満は緩慢な動作でスマートフォンを、ロック解除した状態で乙嗣さんに差し出す。
連絡先から「夜船麻実」を探して掛けてみるが、繋がらない。
道浦 乙嗣
「……仕事中か…?
まいったな」
「何れにせよ、お前を一人にはできない。
……今夜は家に泊まっていきなさい。患者……客用のベットもある」
光満 十蔵 「わか、った。すまない……ありがとう……」
KP 光満に【医学】または【応急手当】を振ることができます。
道浦 乙嗣
「かまわない。……ゆっくり休め」
CCB<=80 【医学】 (1D100<=80) > 57 > 成功
KP
では乙嗣さんが改めて診察したところ、一般的な風邪の類ではないように感じる。
また、首元から胸部にかけてわずかに湿疹があり、アレルギー反応のようにも見受けられた。
冷えピタを貼る、薬を渡す、体を拭くなどの一通りの看病をしてやれば
光満は礼を伝えて20時半くらいには寝てしまう。
道浦 乙嗣
そうだな、特に看病に抵抗はない。
さっと済ませて布団に寝かせてやろう。
「感染症にも似ているが……わからんな。
とにかく寝なさい。なさそうだが、疲労による体調不良かもしれない」
「寝てる間に苦しくなったら呼びなさい。
俺はリビングに居るから」
光満 十蔵
「ああ……。ありがとう。
お言葉に甘えて、休ませていただくよ。おやすみ……」
道浦 乙嗣
「うん……。おやすみなさい」
布団をしっかり体の上にかけて、頭を軽く撫でた後退室する。
KP 光満が就寝した後、乙嗣さんはテレビやスマホで情報収集を行うことができる。
道浦 乙嗣
小岩病院への連絡は明日がいいだろうか……
病院に知り合いがいたりする…?
ひとまずテレビやスマホを見るか
KP
では、小岩病院について調べることができます。
宣言があったので技能なしで開示できますが、【図書館】は振りますか?
道浦 乙嗣
ん…………… やめておこう。
当たっても外れてもよくない気がする
KP
わかりました。
では、点けっぱなしになっていたテレビのニュースで、次のような情報が出てくる。
KP
◆ニュース
本日夕方に救急搬送された20代女性が、心臓が委縮し、破裂して死亡したことが報道される。
この数か月で上述の症例が地区内で散発的に発生しているが、治療法は確立されていないとのことだ。
暫定的に世間では「心種病」と呼称している。
KP
また、スマートフォンで小岩病院について、次のような情報を調べる事ができる。
あるいは、乙嗣さんならば知っているかもしれない。
KP
◆小岩病院について
小岩病院は、乙嗣さんの行動拠点からそう遠くないところにある私立病院だ。
循環器内科のスタッフが豊富であることを知っていても良い。
道浦 乙嗣
「……!?」
ニュースを見て驚く
小岩病院は特に……心臓等の循環器系の治療技術に優れているはずなのに…なぜ…?
KP
もうこの事についてお気付きかもしれませんが
【アイデア】を振ることができます。
道浦 乙嗣
十蔵のあの症状もこれか…?
と恐れつつ、まさか、と思いつつも心種病についても調べる…?
CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 28 > 成功
KP
では乙嗣さんはニュースを見て
死亡したのは搬送されたタイミングや年代から、今日街中で倒れた女性ではないかと思いいたる。
道浦 乙嗣
そうだな……
そうだと予想していた。
「あのときの女性か…」
KP
そして心種病についてですね。
こちらも宣言があったので技能なしで開示できますが、【図書館】は振りますか?
(念の為確認です)
道浦 乙嗣 ふふふ… やめておこう
KP わかりました。
KP
◆心種病について
「心種病」のこれまで確認できている発症者は10名弱。
心臓から「何か」を輩出し、心臓が最終的に消失する症状が観測されている。
例外なく全員死亡し、前段階となる症状は心拍機能の低下のみであるらしい。
そのため、死亡直前になって搬送されるケースが殆どだ。
初めは異物の排出と心拍停止のみであったが、ごく最近は心臓が破裂するようになったらしい。
また、死後、患者の知人が後を追うように自殺、あるいは精神病を発症している。
KP
恐らく報道機関等の対応もあり、本日中に小岩病院へ連絡してもうまく連絡が付かないのではないか、と乙嗣さんはぼんやり思うだろう。
本日の夜に調べられることは以上です。
道浦 乙嗣
わかった。
……ふむ…
何かを排出する、の”何か”が何なのか気になるな。
患者の死後周囲の人間が何らかの重篤な異常をきたしているのも気になる…。
もし、十蔵がこの病に掛かったのだとしたら…?
……とにかく明日は小岩病院に出向く必要がありそうだ。
なんとかカルテ等々を見せてもらえればいいが。
ちなみに十蔵の今の心拍数についてはどうだ?
低下しているだろうか。(娶って!のときなどを思い出しつつ)
KP
現状は心拍数に問題はなさそうです。
少し苦しそうではあるものの、ぐっすり眠っています。
道浦 乙嗣
そうか……
かと言って寝室で眠るわけにもな。
患者室の中に置いてある椅子(一人用ソファ)で眠る……?
夜中に異常事態が起きた場合にすぐ起きられるように。
193 患者室で寝たほうがいいんじゃないのか…
けみかる ふふ どちらでも……?
KP
心配や不安を抱えたまま、乙嗣さんは患者室の中のソファに横たわり、眠りに就く。
…………
その後は特に異常事態が起こる事も無く、朝を迎える。
光満は、夜と比べると体調は安定したようだ。
乙嗣さんも昨日の夜に加えて引き続き、光満を不必要なまでに目で追いかけ
視線を向けられるたびに痺れるような充足感を覚える。
明らかに異常な状態だ。
さらには「絶対に離れたくない」という気持ちを強く抱いてしまう。
道浦 乙嗣 ……?? 俺が明らかにおかしくなってないか…?
KP
そうですね……なぜか。
ここで、【ギミック:衰弱と浪費】【ギミック:計測】について開示します。
道浦 乙嗣 あ、ああ…頼む。
KP
【ギミック:衰弱と浪費】
本シナリオにおける精神的な被害者は乙嗣さんである。
光満の一挙一動に惑わされ
「弱っていく光満の目先の保護」や「光満から離れることへの拒絶感」から
いつものような効率的な探索ができない。
光満の体調不良を過度に心配した・明らかに無駄と分かっている工数を踏んだ・殴り合いの喧嘩に発展した(?)など。
処理上では、乙嗣さんは下記のペナルティを負う。
①光満と別行動をとる場合、1/1D6のSANC。
②1D16を振り、番号に対応したペナルティを日替わりで負う。
③本編で一日に探索できる個所は最大二か所。
一か所目の探索後、光満とのPOW(またはAPPなど。何でもいい。)対抗ロールに失敗した場合は、探索不能とする。
KP
(ここからKP向け情報)
光満は女王蜂に心臓を侵食されているため、心拍数が日に日に減っていく。
初期値を100点として、日を追うごとにマイナス1D20する。
脈拍数が0になれば光満は死亡する。【ED1:歯抜けのコヨーテ】へ。
光満の精神状態はいたって正常である。
強いて言えば神楽坂の感情に影響を受け、坂岸に好意的に振る舞う程度だ。
KP
【ギミック:計測】
乙嗣さんと光満は今だけ「その気になれば」互いの心臓に向かって手を伸ばせば胸の皮膚をそのまま通り抜け、心臓に触れることができる。
潰すなどの害意がない限り、特段体調に影響はない。
もし乙嗣さんが光満の心臓に触れた場合、光満の脈拍数を正しく計測することができる。
うっかり握りつぶした場合は死ぬ。当然である。
道浦 乙嗣 計測…???
KP 光満の今シナリオ内での「脈拍数」の初期値は100です。
193 計測云々は別にして心臓には触りたいPL
けみかる んふふ……わかりますよ……
道浦 乙嗣
なる……ほど……?
ひとまず、朝の体調チェックで心拍数を確かめている時… つきぬけた、のか…?
KP 心臓に直接触れられたらな、と思ったなら……?
KP どういう質問だ……??(突然我に返る)
道浦 乙嗣 ふふふふ……
道浦 乙嗣
「十蔵、ひとまず色々と記録しておこう。
特に……心拍数だ。これの低下には気をつけろ」
光満 十蔵 「心拍数……? 勿論、気を付けてはおくが」
道浦 乙嗣
「上着を脱いで。
そう……息を吸って…… 吐いて…… ………」
道浦 乙嗣 医者じゃなければ直接触りたいと思うのに抵抗がなかったかもしれない(?)
光満 十蔵 すぅー……ふう……
光満 十蔵 しかし、由貴ちゃんと閃理くんが付き合ってないことにするわけにもいくまい……。
道浦 乙嗣 ふふ…… まあ、そうだな。
夜門 由貴 当時の私達はらぶらぶ(広義)だもん…
道浦 乙嗣
「……ひとまず心拍数には異常なし。
仮に……他に異常があるとしても、レントゲンを撮ってみないことには…」
光満 十蔵 「そうだな……。ひとまず、病院へ行こうと思う」
道浦 乙嗣 「……俺もついていこう」
光満 十蔵
「ああ、昨夜から今朝に掛けての事を説明してくれる……のか?
分かった。よろしく頼むよ」
KP
そして乙嗣さんは本日のデバフを決めましょう。
1d16をどうぞ。
道浦 乙嗣 1d16 (1D16) > 9
KP
●9 高揚
【ペナルティ内容】
一日の内で、光満に対して無利益な交渉技能を仕掛けなければ、その日の終わりにSANC0/1d3。
道浦 乙嗣 交渉技能…???
KP 【APP*5】でもいい……? かな……?
道浦 乙嗣 十蔵にとって…無利益な…交渉……
KP 今すぐでなくても、この日の内であればいつでも大丈夫です。
道浦 乙嗣
む……わかった。
「病院は小岩病院がいいんじゃないか。
循環器内科の設備が整っていると聞いている」
「俺も少しそこに用事があるしな」
光満 十蔵 「ふむ、小岩病院か。乙嗣さんにとっても都合が良いのなら、そこにしよう」
道浦 乙嗣
「ああ。病院まで車に乗せていけるし……色々と都合がいい」
病院に着いたら手を繋がないか交渉する…?(???)
KP
ふふ なるほど。分かりました。
では、軽く朝食や準備を済ませると、乙嗣さんの車で二人は小岩病院へ向かう。
道浦 乙嗣
では車を降りたところで声をかけよう。
「十蔵」
なんでもない顔で手を差し出す…?
光満 十蔵 「?」
道浦 乙嗣 「手をつながないか」
KP 【APP*5】をどうぞ。
道浦 乙嗣 CCB<=(17*5) 【APP】 (1D100<=85) > 85 > 成功
道浦 乙嗣 ぎりっっっぎり
光満 十蔵 いちたりた
道浦 乙嗣 「目を離していると不安だ」
光満 十蔵
「え。……そ、そうかい。
あなたがそこまで、言うなら……?」
KP 光満はそっと、乙嗣さんに差し出された手を取る。
道浦 乙嗣
「ありがとう」
嬉しそうに手をつないで、軽く指を絡める…?
光満 十蔵 「……???」
KP
音とは空気の振動である。
指を絡めて引き寄せた時、それを認識させられるほど相手の声が自分の耳元で発された。
あまりに不用心ではないかと思ってしまうが、予想外に心地よかった。
また、光満がこうして手を繋ぎ、近くで話してもいいと思ってくれていることが分かり、どうしても嬉しくなってしまう。
道浦 乙嗣 ……!???
光満 十蔵 描写例がな……
道浦 乙嗣 なるほど…? 恋か…?
光満 十蔵
「何というか……乙嗣さんも少し様子がおかしい、ような……?
ついでに診てもらった方がいいんじゃないか?」
道浦 乙嗣
「はは……いや、嬉しいだけだよ。
それじゃあ、受付に行くか」
口角を上げて笑むと、急すぎないように手を引いて病院内に連れて行く…?
KP
【小岩病院】
大学病院ほどではないが、広く清潔な受付が患者を手際よくさばいている。
乙嗣さんたちは問診手続きを行ってから1時間ほど待ったのち、検査を行うことになる。
家族でなかったとしても【交渉技能】やRPに応じて、それぞれの問診に同席することができる。
(実は本当に、乙嗣さんも診てもらう事ができます)
193 あまりに好意がだだ漏れ(??)なのでワンチャン似てない兄弟だと思われる可能性が出てきた
光満 十蔵 兄さん……
道浦 乙嗣
む……そうだな、十蔵の後に診てもらっておくか…?
おかしいという自覚はあるのだし…
道浦 乙嗣 どうした、弟よ。(なでなでなで…
光満 十蔵 ぬ……。(顔は不服そうだがされるがままになっている
KP ではまず、光満の順番が回ってくる。
道浦 乙嗣
無論同席する。……。…………交渉…
家族ではないからな…… 主治医…?
「あの」
「私は……普段、彼を診ている者でこういうものです(対外用の名刺を差し出す)。
今回は症状が特異なようで手に負えずこちらに来たのですが……」
「これまでの病状と今後の対処の参考をお聞きしたい。同席してもよいだろうか」
……交渉技能…?
医者 choice[了承,うーん?] (choice[了承,うーん?]) > 了承
道浦 乙嗣 50%か…。まあただの名刺だからな
KP ああいえ、医者は了承したので乙嗣さんも同席することができます。
医者
「かかりつけのお医者様がお越しくださるとは。
承知いたしました。わざわざご丁寧にありがとうございます」
道浦 乙嗣 「いえ。お世話になります」
KP 医者は一通り光満を診察や検査をした後、結果を伝えてくれる。
医者 「体力が落ちているようですが、それ以上に気にかかることがあります」
道浦 乙嗣 「気にかかること…?」
医者
「はい。心拍数が常に一定で……」
「僅かながら右心房の辺りに影があり、腫瘍の可能性があります」
KP そう、曇った声色で告げられる。
道浦 乙嗣
「腫瘍……」
「手術の必要が?
それならばすぐにでも」
医者 「ええ。そちらも視野に入れて、後程詳しくお話いたしましょう」
KP 医者に対して、更に【交渉技能】を振ったり、特定の話題を振ったりすることで話を聞く事ができます。
道浦 乙嗣
特定の話題……
「そういえば……昨日の報道を診ましたが。
緊急で運び込まれた女性が……残念ながら亡くなられたとか」
「実はその女性に昨日お会いしている……かもしれず。その際、救急車を呼んだのは私でした」
「彼もその場にいたのですが……
もしかするとこれは感染症のたぐいですか」
医者
「……なんと。立石さんの……。
そうでしたか……」
「確証は持てませんが……
光満さんの症状が、心種病に似ている部分はあります」
道浦 乙嗣 「……っ…やはり…」
医者
「道浦先生ならば既にご存知かもしれませんが、【心種病】はここ数か月で10名程度の方が発症し、全員死亡した原因不明の疾患です。
昨日搬送された患者……立石早苗さんも同じ症状でした」
KP 医者はその後も、昨日乙嗣さんが調べた【心種病】の特徴を挙げていく。
医者
「後程診察させていただく道浦先生の精神状態は、これまでの患者様の知人の状況によく似ているようにも思われます。ただ、」
「今回の場合は光満さんが熱発するなど、明確な症状が発症しているので、その症状であるとも言い切れないのが現状です」
道浦 乙嗣 「……今までの例とは異なる点がある、と…」
医者
「おっしゃる通りです。
【心種病】の前段階となる症状は、従来の患者様であれば心拍機能の低下のみでしたから」
道浦 乙嗣
「……それは、病の威力が増した、ともとれますし、
変質した、ともとれますね」
医者
「そうですね。ただ、もし【心種病】であるとするならば、今までに無いほど早期の段階で発見できた事になります」
「そこで、光満さん」
道浦 乙嗣 にゅ、入院か…?
医者 「病状の経過観察も含めて、検査入院されるのはいかがでしょうか」
KP 乙嗣さんは【アイデア】をどうぞ。
道浦 乙嗣
ぴく、と僅かに反応する。
CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 2 > 決定的成功/スペシャル
道浦 乙嗣 えっ…
KP ワーッ クリチケをどうぞ!
道浦 乙嗣 あ、ありがとう、ございます…?
system [ 道浦 乙嗣 ] CT : 0 → 1
KP
では乙嗣さんは医師の言葉を聞いて
「入院したところで治療の見込みはないと医師も思っている」
「このまま手をあぐねていては、十蔵も自分も死ぬのではないか?」
という、漠然とした不安感にかられるだろう。
道浦 乙嗣
「………」
いや、俺としては連れ帰りたいが……
(ちら、と十蔵(くん)の方を見る)
KP 乙嗣さんは医師の提案に対して思案しつつ、光満の方を窺った。
KP 乙嗣さん早かった! ふふ……
道浦 乙嗣
ふふ……
嫌がろうかと思ったが、十蔵くんが入院したがるようならな… と思い…
光満 十蔵 「…………」
道浦 乙嗣 「……経過観察なら、俺のところでも出来るが」
KP
いつも通りの光満の顔が、この状況でいかにも浮かべそうな表情を作り上げている。
いかにも迷惑そうな顔だ。
それは貴方ではなく、医師を見ていた。
光満 十蔵
「ああ、そうだな。
可能ならば、道浦先生のもとで引き続き診ていただきたいと思っている」
「そんなことより、昨日の【心種病】の患者について、手がかりをくれないか」
医者 「かしこまりました」
KP 光満の言葉を聞くや否や、医師は唯々諾々と入院の提案を取り下げる。
道浦 乙嗣 内心ホッとしている…。
医者 「ああ、そうだ。これ、立石早苗さんのご家族が忘れていたみたいで……」
道浦 乙嗣 「……え?」
KP
そう言って、当然のように光満へ立石早苗の財布を渡してくる。
当然、そんなことを医師は許すべきではないはずだ。
SANC0/1。
道浦 乙嗣 CCB<=61 【SANチェック】 (1D100<=61) > 90 > 失敗
光満 十蔵 「……は?」
system [ 道浦 乙嗣 ] SAN : 61 → 60
光満 十蔵 CCB<=81 【SANチェック】 (1D100<=81) > 22 > 成功
道浦 乙嗣
「……それはご家族に直接届けるなりしたほうが」
といいつつも中身は気になるが…
医者
「いえ。光満さんがおっしゃっていたので。
我々からご提示できる中では、一番【心種病】の手掛かりになる物ではないかと」
道浦 乙嗣 「………? いや、手がかりはほしいが…財布…?」
医者
「はい。ご自由にお持ち帰りください」
「ああ……それから、道浦先生の精神状態に関しましては、特に今のところ異常は無いかと思われます。
仮に光満さんが【心種病】だったとしても」
「精神的にいきなり不安定になったといった症状ですので、念のため3日分の【精神安定剤】を処方しておきましょう」
KP
【精神安定剤】
一日一回のみ、いつでも服薬が可能。
その際、下記の効果から一つを選択する。
①その日のSANCを一度だけ無効化する。
②対抗ロールの成功率を20%増加させる。
道浦 乙嗣
「あ、ああ……ありがとうございます」
対抗ロールか……
医者 「お大事になさってください」
KP 明らかに不自然な形で診察は終わり、貴方たちは病院を後にする。
道浦 乙嗣 不自然だな……
KP
※KP情報
無意識化で光満は「魅了」を使用した。
誰かに乗っ取られているわけでもないが、聞いても心当たりはない。
道浦 乙嗣
「……財布、か……。
立石さんとやらの自宅に届けるか?」
光満 十蔵
「そうだね……。とはいえ、立石さんの住所が分からない。
お行儀が悪いが、少し中身を改めさせてもらおうか」
道浦 乙嗣 「ああ……。致し方ないだろうな」
光満 十蔵
「何だったんだろうな、先程のは……。
何となく、強気に出てみたらあの変わりよう」
KP 財布を調べるならば【目星】を振ることができます。
道浦 乙嗣
「確かに、奇妙だった…」
CCB<=59 【目星】 (1D100<=59) > 80 > 失敗
うぐ…
KP
【アイデア】でも良いかもしれませんね。
【アイデア】をどうぞ。
道浦 乙嗣
ありがたい…
CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 26 > 成功
よし
KP
では乙嗣さんは立石早苗の免許証から住所を見つけた。
それだけでなく、「占い師・神楽坂祐樹」の名刺が目に付く。
やや古びておりいかにも怪しいがすぐに出せる場所にあり、立石はここに通っていたのではないかと推察できる。
探索可能箇所に【神楽坂の職場】【立石 早苗の家】が追加されます。
道浦 乙嗣
「住所はこれか。
……こちらは、占い師…?」
光満 十蔵 「占い師……?」
道浦 乙嗣
「……?
なんとなく気になるが、ひとまず立石さんの家に行くのが先だろうな」
KP 神楽坂祐樹について【オカルト】または【図書館】を振ることができます。
道浦 乙嗣 CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 40 > 成功
道浦 乙嗣 ダイスの調子がいい(気のせい
KP
◆神楽坂祐樹について
高名な占い師で、とくに恋愛相談を得意分野としているようだ。
何度かオカルト系の番組にも出演しており、もし番組を見たことがあるのであれば、笑顔で如才ない応答をしていることを知っている。
事務所は町内にあるようだが、数か月前に死亡した。
事務所は封鎖されているらしい。
道浦 乙嗣 し、死んでる
光満 十蔵 フ……女神様が味方しているね
光満 十蔵 CCB<=70 【オカルト】 (1D100<=70) > 67 > 成功
光満 十蔵
「へえ、神楽坂祐樹か。
だいぶ前に亡くなっているが、まだ名刺を持っていたとは、余程通い詰めていたのだろうね」
道浦 乙嗣
「神楽坂……? 名前は聞いたことあるな。
亡くなっていたのか」
「……まさか心種病じゃないだろうな」
光満 十蔵 「さあ、どうだったかな。死因までは僕も知らないな」
KP
【探索可能箇所】
・小岩病院(済)
・図書館
・繁華街(立石と衝突した場所)
・神楽坂の職場
・立石 早苗の家
※小岩病院と図書館は近いため、連続していく場合は二か所の探索が可能。
道浦 乙嗣
図書館か……。
行ったとして、何を調べよう…?
光満 十蔵 ふむ……。
道浦 乙嗣 流れ的には、立石さんの家に行くのが良さそうかな…
光満 十蔵 choice[提案する,しない] (choice[提案する,しない]) > 提案する
光満 十蔵
「ああ、そうだ……。
こんな時に何だが、先日図書館で借りた本を今日までに返さねばならないのだった」
「いや、うっかりしていたよ。
すぐ近くだ。少し寄っていってもいいかい?」
道浦 乙嗣
「……そうだったか。
なら、図書館によってから行くか」
光満 十蔵
「本は鞄に入れてあるから、すぐに返せる。
すまないね。思い出してよかった」
道浦 乙嗣 本をよく読むな十蔵くん…(撫で
道浦 乙嗣
「いや、構わない。行こうか」
手を繋ごうとする…?
光満 十蔵
「あ。ああ……」
どことなく不思議に思いながら、おずおずと手を繋ぎ返す。
道浦 乙嗣
ギュッと手全体を包むように握るかな。
「では行こうか」
光満 十蔵
「うむ…………???」
首を傾げながらついて行こう。
KP
【図書館】
館内はとても静かだ。
人の姿はまばらに見えるが、皆一様に本や資料に集中している。
乙嗣さんと光満が手を繋いでいても、特に誰も気にも留めないだろう。
道浦 乙嗣 好都合だな。
KP 【図書館】または【オカルト】を全4回振ることができます。
道浦 乙嗣
4回…… 振ってみよう…
CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 80 > 失敗
CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 51 > 成功
CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 22 > 成功
CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 25 > 成功
最初の一回…
……クリチケを使っても…?
KP
おしい……。
【幸運】を振るか、光満に頼んでもいいですよ。
道浦 乙嗣
まずは幸運を振ってみるか…
CCB<=55 【幸運】 (1D100<=55) > 2 > 決定的成功/スペシャル
ええ…
KP とってもラッキー! クリチケをどうぞ。
道浦 乙嗣 な、なにがなにやら… ありがとう
system [ 道浦 乙嗣 ] CT : 1 → 2
KP
では、ひとつずつ情報を開示していきます。
【幸運】に成功した乙嗣さんは、光満が返却しようと取り出した本に目が行くだろう。
表紙には、【深い眠りのすすめ】と書かれている。
道浦 乙嗣
何だと…? よくみてみよう…
………
「……眠り? 十蔵お前……眠りに問題があったのか?」
光満 十蔵
「いや、別に」
「それにこれはどちらかと言えば、オカルティズムな本……と言えばいいのだろうか」
「ほら、以前にもあなたと同じ夢を見たり、何だりした事があっただろう」
「それで、少し興味が湧いてね」
道浦 乙嗣
「オカルティズム…… ああ、何度かあったな」
「……何か良いヒントはあったか?」
光満 十蔵 「ああ。中々面白かったよ」
KP 光満はページをぱらぱらと捲りつつ、ざっと概要を話してくれるだろう。
道浦 乙嗣 聞いてみよう。
KP
【深い眠りのすすめ】
様々な宗派において、心頭を滅却し悟りの境地に至るための試みはあった。
実際、瞑想を行う、すなわち深層に自分の意識を落とし込むことによって
一種の魔術的な知識を会得した、という記録は数多く存在する。
無宗教を称する現代社会の人々にとって、これに近い卑近な営為は「睡眠」、ことにノンレム睡眠であろう。
深い眠りは死者や幽体離脱者の魂との接触を容易にする。
さて、ここまで読み進めた諸君は、これがオカルトを好む大衆向けの薬にも毒にもならない書籍だと思っているだろうか。
それは大きな誤解である。
これは、「君」のためのチャプターである。
…以下に様式美として手段を提供しよう。
【夢見る人の罠・改】(基本ルルブP291)
呪文の使い手は、体から離脱している特定の人間の魂を引き寄せることができる。
呪文をかけるためには20分の時間と8MPと1正気度ポイントが必要である。
POW対抗ロールに成功した場合、魂は呪文の使い手の下に引き寄せられ、魂の自由を奪う呪文の影響を受ける。
※本シナリオにおいてこの呪文は、「自分に取り憑いている」霊魂を引き寄せることが可能である。
道浦 乙嗣 夢見る人の罠「やあ」
光満 十蔵 い つ も の
光満 十蔵
「……ざっとこのような感じだな。
何だか図らずも、乙嗣さんの体質の話にも通ずる内容だったね」
※偶然
道浦 乙嗣
「……ああ、しかし……難しいな」
ふふ……自らに取り付くものか…
「会えるとしても……別に会いたくはないがな」
光満 十蔵 「フ、そうだな。その前に僕が取り除いてしまうのだから」
道浦 乙嗣 「……、あ、ああ。そうだな」
光満 十蔵
「さて、少し返却手続きをしてくるよ。
その間乙嗣さんも自由に見ておいてくれ」
KP そう言って一時解散し、乙嗣さんはいくつかの本に目を留めるだろう。
道浦 乙嗣
「わかった。………」
離された手をじっと見る…?
……調べよう。
光満 十蔵 えっ。なんかすまない……
道浦 乙嗣 え…? いや、大丈夫だ
KP 霊の話をしたからか、まず乙嗣さんは【怨霊大百科・死後の念の歪み】という本を手に取る。
KP
【怨霊大百科・死後の念の歪み】
自分の死を受け入れられない場合は存在そのもの、
或いは強い残留思念としてとどまった生の残骸が霊として認知されることもある。
前者は比較的生前の総ての意思を宿しているが、
後者は「当人にとっての潜在欲望」がフィルターなしに表出されることが多い。
生前に抑制していた願望のまま暴れる残留思念は、前者と比べ複雑な行動パターンを持ちえない。
生前より良識がなく、強い力を持ちうる。
そのため、前者よりは後者の方が「強く理不尽な霊障」を起こすことが多い。
道浦 乙嗣 すごい本を手にとったな…
光満 十蔵 乙嗣さんに取り憑く霊……となるな
道浦 乙嗣
何かしら抑圧されてたんだろうか…
めちゃくちゃやらかしてそうだな…
KP
乙嗣さんがパラパラと目を通していても、カウンターに意外と人が多く並んでいるのか
あるいはカウンターにいる司書の数が少ないのか
中々光満の順番が回ってこない。
乙嗣さんは改めて光満と離れたままの手を時折見つめつつ
【恋】、【恋愛とは肉体的愁訴である】という本を手に取るだろう。
道浦 乙嗣
ふふ……
読むか。気を紛らわせよう。
KP
【恋】
恋とは、手に入れていないものに強く惹かれて切なく思うこと。
また、その心模様である。
旧漢字「戀」はもつれた糸にけじめをつけようとしても、容易に分けられないことを表し、もつれるという意味を持つ。
これに心を加えた「恋」は心の乱れにより思い切りがつかない、或いはその暴走を表す。
また、語源は異なるとされているが、「請う」「乞う」の動詞表現と混同されることもある。
少なくとも、日本の旧表現において恋は往々にして負の影響を与えうる感情として表現された。
道浦 乙嗣
「恋……か。
いつみても厄介そうなものだ」
KP
【恋愛とは肉体的愁訴である】
恋の動悸とはよく言ったものだ。
人間は特定の肉体的愁訴を経験に基づき意味づけして、恋と表現することが多い。
例えば吊り橋効果。
状況に対する緊張状態を共にいる相手への関心として認知する現象はあまりにも有名だ。
ただ、これらには限度がある。より永続的に恋愛感情を植え付けるためには、綿密に身体反応を再現する必要がある。
恋における肉体的に愁訴はこうした思惑から、たびたび研究されてきた。
熱・鼓動・痺れ・視線の動線、これらを個人の傾向を踏まえより緊密に再現することで
よりリアルな「恋愛感情」を再現できる可能性が示唆されている。
道浦 乙嗣
「こちらは……肉体の条件反射を利用した恋愛感情の錯覚についての本か…」
「……熱、鼓動……
視線の導線……」
KP では乙嗣さんがそれらの本を読み終えた頃、光満が戻ってくるだろう。
光満 十蔵 「やあ、お待たせ。随分待たせてしまったね」
道浦 乙嗣
「あ、ああ。いや、そんなには」
なんとなく本を本棚に戻す…?
光満 十蔵 「そうか。良い暇つぶしが運よく見つかったんだな。それは良かった」
道浦 乙嗣
「そうだな、そのようなものだ…」
「……出るか?」
光満 十蔵 「ああ。用はこれでおしまいだ。行こう」
道浦 乙嗣 「わかった、行こう」
光満 十蔵 choice[手を繋ぐ?,言われなきゃ繋がない] (choice[手を繋ぐ?,言われなきゃ繋がない]) > 言われなきゃ繋がない
道浦 乙嗣
さっきのあれから考えて…
手を……握る…?
光満 十蔵
「……」
やはり何故だろうと思いつつ、握り返す……
道浦 乙嗣 なんだろうな…
光満 十蔵
フ……疑似恋愛感情のようなものかな?
可愛いね(KPとの同一化)
KP
二日目の探索可能回数はあと1箇所です。
向かうのは、【立石 早苗の家】でよろしいですか?
道浦 乙嗣 ふふふ……混ざっている…
道浦 乙嗣
ああ、立石さんの家へいこう。
……抵抗ロールか?
KP
そうですね。POW対抗があれなら、何でもいいですよ。
APP(現在)でズルをしても……(?)
道浦 乙嗣 APPでずる…!? ふふ…どういうことだ…!?
KP
光満のAPP5と対抗したら自動成功なので……??
絶対探索できるマンになります。
道浦 乙嗣
何をいっているんだ……いまは13だろう
何なら常に18まである
KP
わ……それ拾うんですか……。
18は乙嗣さん達視点ですよね。
ではRESB(17-13)でも……?
道浦 乙嗣
ふふ……わかった、振ってみよう
RESB(17-13) (1d100<=70) > 36 > 成功
おや…
光満 十蔵
「では、立石さんの家へ行くんだったな」
手を繋がれる意味は分からないが、悪い気はしないので乙嗣さんの手を引いていく。
道浦 乙嗣
悪い気はしないのか……
「そうだ。ひとまず財布を返しに行って……。
少し気が引けるが、話を聞けるといいな」
道浦 乙嗣
取り付いている、のはもしや……
立石さん…?
光満 十蔵
「うむ。だが、この住所は一人暮らしの家である可能性もあるぞ。
一先ず行ってみるとするか」
道浦 乙嗣
それだと返す当てがないな…
まあいい、車に乗せていこう。
KP
【立石 早苗の家】
向かって見ると、そこは主に学生が一人暮らしをするワンルームマンションのようだ。
とても家族と一緒に暮らしているようには思えない。
【鍵開け】や管理人との交渉で部屋に入ることが可能。
道浦 乙嗣
……部屋に入る、か…
かなり…むずかしくないか…?
KP
では、うーん、そうですね……
改めて財布に【目星】を振ることができます。
道浦 乙嗣 CCB<=59 【目星】 (1D100<=59) > 39 > 成功
KP
洞察力!
では乙嗣さんは、財布の中から馴染みのある学生証を見つける。
立石早苗は、乙嗣さんや光満と同じ●●大学の6年生、すなわち医学生のようだ。
道浦 乙嗣
ありがたい… 医学生か…
知り合いだった…ということにする…?
KP 良いと思います。
道浦 乙嗣
そうするか……。
管理人室を探して声をかけよう。
後輩… ううん
「すみません。
わたくし、●●医大で教えております……道浦というものですが」
「立石早苗さんが本日のゼミの時間になっても誰も連絡がつかず……様子を見にまいりました」
「彼は立石さんと同じゼミの学生でして……
彼女と仲が良かったものですから共に」
管理人 choice[いいよ!,もう一声] (choice[いいよ!,もう一声]) > もう一声
道浦 乙嗣
ふふ…
「もしよろしければ……ご在宅かどうかだけ確認していただけないでしょうか。
彼女は一人暮らしだったかと思いますので、家のなかで倒れているのではないかと心配で」
管理人
「あらぁー●●大の先生が! ご友人も……?
分かったわ! おばちゃんが見てきてあげる!」
KP 程なくして管理人が戻ってくる。
道浦 乙嗣 とてもいい人が出てきた
管理人 「早苗ちゃんは帰ってきてないみたいねえ」
道浦 乙嗣
「帰ってきていない……そうですか。
じつは彼女に貴重な医学書を貸していたのですが……」
「授業で使用するんです。
すみません、それだけでも持ってきていただくことは…」
「ただ……装丁が地味なのでどれがどれなのか分かりづらいかもしれないんですが…」
管理人
「あらぁ……そうねえ。
おばちゃん、医学の本なんて言われても分かんないわあ」
光満 十蔵
「フ……僕と道浦先生ならすぐに分かりますよ。
少しの間、中に入ってもよろしいですか? 授業が滞ってしまうので」
道浦 乙嗣 「……!」た、助かる…
KP では光満の技能値も足した【言いくるめ】75で振ってみま…しょうか!
道浦 乙嗣
いい…くるめ…?
CCB<=5+70 【言いくるめ】 (1D100<=75) > 11 > スペシャル
やったあ
KP
やったー!
では乙嗣さんと光満の合わせ技が効いたのか、不安そうだった管理人の顔が緩む。
管理人
「先生と学生さんの言うとおりね!
いいわ。おばちゃんの代わりに探してきてちょうだい!」
KP そう言って、管理人は立石早苗の部屋の鍵を渡してくれるだろう。
道浦 乙嗣 「あ、ありがとうございます…」
管理人 「終わったら返しに来てちょうだいね~!」
道浦 乙嗣 「はい、わかりました」
KP
小綺麗に整頓された部屋だ。
本棚にはドイツ語書籍・英語書籍なども多い。
乙嗣さんが目を通した事のある医学書もあるかもしれない。
道浦 乙嗣
「……さっきは助かった。
やはり部屋に入るとなると…。……」
光満 十蔵
「あのお医者様が手掛かりになるって言うなら、多少はな。
あまり褒められた事ではないが……秘密だな」
KP 探索箇所:本棚・机
道浦 乙嗣
「長居するのも申し訳ないな。
さっと調べてしまおう」
本棚と机……
まあ……机を見る…?
KP
机には男と立石が写っている写真が飾られている。
また、窓辺に枯れたローズマリーの鉢植えがある。
赤・紫のリボンが脇に置かれ、その他の私物が整理されていることを考えると用途があったのではないか? と思わせる。
KP ※街で高円寺に会っている場合は、男性が高円寺であることがわかる。
道浦 乙嗣 男…? 恋人か…?
KP
飾っているという事は、そうかもしれませんね。
机には【目星】か【アイデア】を振ることができます。
道浦 乙嗣
あいであ…
CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 8 > スペシャル
よし
KP 乙嗣さんは机にポスターがある事に気付く。
KP ※神楽坂の占い事務所にあったものと同じレイアウトだ。
道浦 乙嗣 ポスター…? 見てみよう
KP
◆ポスター
【相手に振り向いてもらうためのおまじない】
相手の家の方角に、ローズマリーの鉢植えを置きましょう。
育てて3日経過したあと、雨の日に赤と紫のリボンを使ってポプリを作ります。
相手にそれを渡し、受け取ってもらえればきっと告白は成功します。
道浦 乙嗣
「おまじない…」
「それがこれか」
光満 十蔵 「へえ……。花を使ったおまじないか……」
道浦 乙嗣
「しかし…… 枯れてるからには……。
ダメだったのだろうか…?」
KP
ローズマリーの花言葉
『追憶』『思い出』『記憶』『献身』『貞節』『あなたは私を蘇らせる』『誠実』『変わらぬ愛』『私を忘れないで』『静かな力強さ』
光満 十蔵 「渡せなかったか、渡す勇気が無かったか、どうなんだろうな……」
道浦 乙嗣 窓か…… 方角だけなんとなく覚えておくか…?
光満 十蔵
「すぐに枯れるものでもなし、世話はしてほしかったものだがな……。
体調が悪くてそれどころではなかったのかもしれん」
道浦 乙嗣
「ああ……なるほど。
苦しそうだったな…」
次は…本棚を調べるか…。
KP 【図書館】をどうぞ。
道浦 乙嗣 CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 67 > 成功
KP
比較的簡便な文章で記載されていた本の、次のような内容がなんとなく目についた。
二人なら知っている事かもしれませんが……
改めて気になったという事で、提示しますね。
KP
【ウイルスの変異】
ウイルスは感染を繰り返す中で、変化することがある。
感染者の身体情報をもとに変異したウイルスは、場合によっては重症化するウイルスとなることもあるが
何より厄介な点は適切な抗原や治療法が変わってしまうことだ。
道浦 乙嗣
ああ、わかった。
なるほど……医学関連か。
KP 立石早苗の家の情報は以上です。
道浦 乙嗣
「変異、か……
そういえばお前にうつる…? 前にも徐々に症状が変わっていっていたような記述があったような気がするな」
了解です。
「……こんなところか」
光満 十蔵
「ううむ。変異しやすい病気なのかもしれないな。
あるいは感染するごとに変わる……?」
道浦 乙嗣 「厄介だな…」
光満 十蔵
「対処法が変わってくるかもしれない、という事に改めて気付けただけでも今日のところは良しとしよう」
「そろそろ出るかい。鍵を返さなければ」
道浦 乙嗣
「……そうだな。もう遅くなってしまった…
今日のところはひとまず帰ろう」
管理人さんにお礼を言って、鍵を返そう。
光満 十蔵
「本、無事に見つかりましたよ。ありがとうございました」
先程図書館で借りた本を適当に振って見せて去る。
道浦 乙嗣
機転が利く子だ…
「助かりました。明日からも授業ができます」
管理人
「あら! それは良かったわあ。
それじゃあ、鍵も確かに返していただきました。こちらこそありがとうね!」
道浦 乙嗣 「…? いえ、それではしつれいします」
KP まだ活動しようと思えばできる時間帯ではあるが、光満の体調を慮ったのか帰宅する事になる。
道浦 乙嗣
そうだな……。
無理をして心拍数が… 心拍数は大丈夫なのか
KP
診察するなら、特に問題は無いですね。
【現在の心拍数:100】
道浦 乙嗣
ああ、よかった……
明日の朝が心配だが…
KP
光満は……乙嗣さんの家に泊まるのか……?
泊まるなら、何かしら準備をしたり、植物の世話をしたりしてから……??
道浦 乙嗣
泊めるつもりだったが……帰りにその話をして、気になることがあるなら十蔵の家に寄る…?
「今日はどうするつもりだ?
俺としては、できれば泊まってくれる方がありがたいが」
光満 十蔵
「経過観察、か……」
「あまり世話になるのもと思ったが、【心種病】だったとしたら、もしかしたらあなたが……?」
道浦 乙嗣 「…… うん…?」
光満 十蔵
「……そうだな。うむ。万全を期す為にも、暫く厄介になるとしよう。
少し準備をしてくるよ。一度自宅へ……」
道浦 乙嗣
「あ、ああ。
そうか……家はどこだったか。
そこまで乗せていこうう」
「家を知られるのが嫌ならどこか別の……
いや、ダメだな…」
光満 十蔵 「……分かった。案内するよ」
道浦 乙嗣
「ああ。……悪いが、諦めてくれ」
「できるだけ配慮してやりたいがお前の安全には代えられん」
光満 十蔵
「諦め……。いや、うむ……。
大丈夫だ。また世話を掛けるね」
KP
光満の案内を受けて、彼の自宅へ向かう。
最低限の荷物を詰め、植物の手入れを一通り済ませると、また車に乗り込んでくるだろう。
道浦 乙嗣
「早かったな。では向かうか」
光満 十蔵 「ああ。お願いするよ」
道浦 乙嗣 「……夕食は何にする。食欲はあるか?」
光満 十蔵
「昨日よりは。だがいつも通りという訳にはいかないな。
おかゆ……は味気ないから、うどん……?」
道浦 乙嗣 「うどんか……。いいぞ、わかった」
光満 十蔵
「……うどんも乙嗣さんが作るのかい?
僕のものはテイクアウトして、乙嗣さんは好きな物を食べてくれていいんだよ」
道浦 乙嗣
「うどん麺はストックがないので買うが……。
味付けは濃いめじゃないほうがいいだろう」
「気にするな。凝ったものは作らないので、そこまで手間じゃない。
久しぶりにうどんを食べるのもいいだろう」
光満 十蔵 「乙嗣さんがそう言うなら。ありがたくいただくよ」
道浦 乙嗣
「そうしてくれ」
家についたら早速作るかな……。
そんなに色々入れても食べられないだろう。
KP
おだしの効いた素うどんだ。
ネギを散らし、薄く切ったかまぼこだけを乗せている。
道浦 乙嗣 お腹すいたな(胃がちょろい
光満 十蔵 おだし……おだし……
道浦 乙嗣 お出汁に取り憑かれている…
光満 十蔵
「ありがとう。お腹に優しそうだ。
それでは早速……いただきます」
道浦 乙嗣
かつおと昆布でとった出汁を使った…かな?
「ああ、どうぞ。
俺も食べるとしよう」
光満 十蔵
「……うむ。だしの素でないおだしの味……
これはつゆも、最後まで美味しくいただけるな」
ほっと解けた表情で息を吐く。
道浦 乙嗣
「ああ、ゆっくり食べて……ゆっくり寝なさい。
風呂は入れそうか」
光満 十蔵 「ああ、熱も無いし入っておこう」
道浦 乙嗣 「わかった。……すぐ入れるように湯を沸かしておくかな」
KP 光満がいつもよりゆっくりと時間をかけてうどんを食べ終え、しばらくぼんやりしている間にお風呂が沸くだろう。
道浦 乙嗣
「……十蔵? 眠いか?
風呂が沸いたぞ」
光満 十蔵
「ああ、すまない。お腹が満たされたら少しうとうとしてしまった。
では……先にいただくとするよ。ありがとう」
光満 十蔵 一番風呂でいいのか? と思いつつ、多分乙嗣さんは構わないと言うだろうと思って。
道浦 乙嗣
「ああ。何か足りないものがあったら言ってくれ」
足りないもの…?
光満 十蔵
「分かった」……?
何だ……何が足りない……?
分からない。
道浦 乙嗣 ふふ… 混乱させてしまった
光満 十蔵
特にシャンプー等にもこれといったこだわりは……あるかもしれないがそこまでではないので、乙嗣さんのを借りよう。
ほかほか……
道浦 乙嗣 なるほど、俺と同じ匂いがするわけだ(?)
光満 十蔵
そうだよ。娶っての時とは違うポイントだ(??)
「……ふう。お先にどうも。さっぱりしたよ」
道浦 乙嗣
「それならよかった。
髪はよく乾かしたか?」
光満 十蔵 「フ……もちろん」
光満 十蔵 やはり兄か……母……?? おじいちゃん……??
道浦 乙嗣
「よろしい。俺もさっと入ってくるかな。
眠たかったら先に眠ってしまいなさい」
道浦 乙嗣 たまにそんな感じが出てしまうんだよな…。
光満 十蔵 世話焼きだなあ、と思う
光満 十蔵
「うむ。このまま眠るかもしれない。
……今日も一日ありがとう。おやすみ」
道浦 乙嗣
「うん、おやすみなさい。
布団が足りなければ俺の部屋から取っていけよ」
道浦 乙嗣 患者ベッドが
光満 十蔵 「ああ……大丈夫さ。ここのところ暑いくらいだから。ありがとう」
KP
光満は患者用の寝室に歩いて行くだろう。
昨日より随分しっかりとした足取りだ。
道浦 乙嗣
それを見てほっとするかな。
家で普通に十蔵くんが生活しているあたり不思議な気持ちになりながらも。
さっと風呂にはいろう。
KP 風呂上がりに光満の寝室を窺うなら、光満は規則的な寝息を立てて既に眠っていた。
道浦 乙嗣
ふむ……今日はリビングの方のソファで眠るか…?
なんとなく調べ物をしつつ…
KP 調べ物……特に夜調べられる物はありませんが、家にある医学書などに目を通しておくことはできるでしょう。
道浦 乙嗣 ふふ…… そうだな、今までの症例で似たものを探し出そうと試みるが……結局そんなものはないに違いない。
KP
そうですね。
似たようなものは見つかっても、完全に光満の症状に当てはまるものは無さそうです。
明日もいくつか目的地として、見当のついている場所がある。
夜も更けた頃、乙嗣さんもソファで眠りにつくことだろう。
道浦 乙嗣
「流石に視界が霞んできたな……眠るか」
そうだな。スヤ……
KP では乙嗣さんは、1d20と1d15をどうぞ。
道浦 乙嗣
ほ、ほう…?
1d20 (1D20) > 11
1d15 (1D15) > 5
KP
…………
今日も無事に朝を迎えることができる。
道浦 乙嗣 !???
道浦 乙嗣
「ん……」
朝の気配で目を覚ますか? しばらくぼんやりした後ソファから体を起こして患者室の方を見る。
KP 一応確認ですが、今日の探索にも光満を連れて行き……ますよね?
道浦 乙嗣 ど…… …… 十蔵くんの具合による…?
KP ふむ……わかりました。
光満 十蔵 choice[起きてる,寝てる] (choice[起きてる,寝てる]) > 起きてる
KP 光満は、乙嗣さんが診に来るのを見越してかベッドに横にはなっているものの、既に目は覚ましているようだ。
道浦 乙嗣
「……起きていたか。
おはよう、十蔵。具合はどうだ?」
光満 十蔵
「おはよう、乙嗣さん」
「うむ、熱っぽさは無いが……。
昨日より心拍数がやや落ち着いている、ような気がする」
道浦 乙嗣
「落ち着いている…? 見せてみろ」
上を脱いでもらって、診察するかな。
心拍数……。
KP 心臓に触れますか?
道浦 乙嗣
触れたい気持ちはあるな… 触診…?
「……昨日のレントゲンの写真も気になるな。
執刀はあまりしないが……せめて触ったり、直接見るなどできればあるいは…」
などといいつつ心臓の上あたりを…?(謎の流れ作り
KP
乙嗣さんがそう呟きながら光満の心臓の辺りに何気なく手を伸ばすと
胸の皮膚をそのまま通り抜け、心臓に触れることができる。
道浦 乙嗣
「………っ!??」
……お、思わず手を引っ込める…?
光満 十蔵
「……うん?」
「い、今のは……」
道浦 乙嗣
「わからん、一瞬手が…?」
自分の手のひらを見て、十蔵くんの胸元を見る…
「皮膚を通り抜けたような、なにかに、触った…ような…」
光満 十蔵 「痛みは無いが、妙な感覚だった……」
道浦 乙嗣
「痛みはない、本当か…?」
改めて、ゆっくり胸元に指を伸ばしてみる…?
KP 乙嗣さんが意思を持って手を伸ばす限り、皮膚をすり抜けて心臓に触れることができる。
道浦 乙嗣
心臓のみだものな……。それ以外に触れたら、握りつぶすなどとても…
「本当に、指が……?
脈を打っているが、これは、もしかして心臓か」
心臓の表面を指先で軽く撫でたり、押さえたりしている。
光満 十蔵
「お、そらく……?」
息を詰めている。
道浦 乙嗣 「わ、悪い。苦しいか?」
光満 十蔵
「い、いや、驚いて……」
「優しく触れるなら……大丈夫、ではないかと思う」
道浦 乙嗣
「そうか……。
なるべく、押さえつけないようにはしよう。
………」
「……やはり脈拍が緩やかだな…」
手のひらでやんわり心臓を包んで、ドクリ、ドクリ、と確実に刻まれていく脈を感じ取る。
光満 十蔵 「う、うむ……」
KP
そうしてしばらく心臓に触れる事で、乙嗣さんは光満の心拍数を正確に測ることができる。
【現在の心拍数:89】
道浦 乙嗣
89……
昨日のレントゲン写真? の影のあたりを指で探ってみるが、なにか不審な触感はあるだろうか?
KP 何かしこりのようなものがある事は分かるだろう。
道浦 乙嗣
ぐぬ… なるほど……
直接取り出すわけには行かないし…
「……このあたりにしこった箇所があるな…。
軽く触るが。……分かるか?」
光満 十蔵
「ん……。乙嗣さんの指越しに、何かがある、というのは分かるが……」
「特に痛みは、ないな」
道浦 乙嗣
「……悪性のものでなければいいんだが」
「それにしても心臓とは……こんな大きさか。
以前解剖で見たときにはもう少し大きいように思えたが」
光満 十蔵
「ふむ……? 直接触る機会はそうそう無いものな。
フ……あなたの予想よりも小さかったのだね、僕の心臓は」
道浦 乙嗣 「うん……それに今は……知っているよりも緩やかに動いている」
光満 十蔵 「そうか……。このまま弱まり続けたら、あるいは……」
道浦 乙嗣
「……縁起でもないことをいうな」
「……もうおわろうか。……心臓の触診など、初めてかもしれないな」
すっ、と心臓に触れていた手を引く。
光満 十蔵 「う、うむ。きっとこの先も中々無いのではないだろうか」
道浦 乙嗣
「たしかに。
……何が原因でこうなっているのかわからないが、あまり起きて欲しくはないな」
光満 十蔵 「ごもっともだ。まあ、乙嗣さんが診やすくなるなら利用しない手は無い、と言ったところか」
道浦 乙嗣
「ああ、正常な心拍数が計れたのは良かった。
分かったところでどうしようもないが、しこりがあることを確認できたのも」
「さて、数値上、心拍数以外には異常はなさそうだが……」
「今日も少し調査に出ようと思う。
……お前も来るか?」
光満 十蔵
「ああ、乙嗣さん一人に任せるのもな。
僕は恐らく大丈夫だ。行けるよ」
道浦 乙嗣
「そうか。何かあったら言ってくれ。
すぐに休もう」
「今日は……神楽坂とかいう占い師の職場だったという場所と、一昨日、立石さんとぶつかった場所に行ってみないか」
光満 十蔵 「うむ。そうだな。現状当たれる所はその辺りか」
KP どちらから先にいきますか?
道浦 乙嗣
神楽坂の職場の方が現状気になっているな…。
そちらからいこう。
KP
【神楽坂の職場】
神楽坂の職場はビルのテナント一角分だったようだ。
現在は閉鎖されているが、入る事が出来る。
主を失った事務所は、処理が先延ばしにされているのか、おそらく開業当時のままだ。
怪しげなアンティークや古めかしい家具が独特のセンスで配置されている。
道浦 乙嗣 おしゃれなソファだ
KP 探索箇所:本棚・机・窓
道浦 乙嗣 「当たり前といえばそうだが、誰もいないな…」
光満 十蔵 「そうだな。神楽坂さんが亡くなっているのだから……」
道浦 乙嗣
「………」
…机から見てみよう。
KP
◆机
変わったことに、神楽坂は日報代わりに日記をつけているようだ。
黒く分厚いいかにもな冊子や、書かれているスピリチュアルめいた内容から、
どことなく職能技能を鍛えるためのようなストイックさも感じられる。
毎日取り留めもないことが書かれていたが、一人の人間に対して神楽坂は熱心に言及していた。
道浦 乙嗣 一人の人間…?
KP 日記の内容を開示します。
KP
【神楽坂の日記】
××月××日(大体一年前)
「見た目が気持ち悪すぎる」とドリームキャッチャ―が返品されてしまった。
払いがいいことを口実に「可能な限りの厄除けを込めろ」だの
占いから逸脱した注文をしてきておいて、こっちの苦労も考えてほしい。
他者の悪意から身を守るという意味では、あれは本当に傑作なのに。
窓にでも飾っておくか。
坂岸くんなら価値をわかってくれるかもしれない。
彼は私の仕事の話も、そうじゃない話もまるで天気の話みたいに聞いてくれる。
それがとても嬉しい。
××月××日
坂岸君はごくまれに笑う。
20時間くらい累計で一緒に居たら2回くらい笑ってくれる。
彼との距離はほとんど机一つ分、保たれているけれど
たまに外に出たときに距離を詰めても、あまり気にしないみたい。そっかぁ。
この間渡したオカルト全集とおまじないをかけた釣り竿のお礼に竜胆を持ってきてくれた。
いつも事務所にお花を活けてるからって。
嬉しい。活ける花はこれから竜胆にしよう。
彼に私があげられるものは何なのだろうか。
××月××日
今日は読書会に坂岸くんだけが参加した。
それはそうだと思う。
他の誰かが参加したいと思えないような企画にしたもの。
ドリームキャッチャーについては「確かによくできているが、俺は要らない」とのこと。
坂岸くん用に作ったものであることを言った方が良かったかな。
坂岸君が何かを欲しいと発言することは殆どない。
何かが不足している様子もない。
何をあげれば坂岸君は喜んでくれるんだろう。私のことを好きになってくれるんだろう。
~~日々の出来事がつづられている)~~
××月××日(大体3か月前)
何度占っても私は坂岸君の一番にはなれない。
坂岸君は全部持ってて、全部自己完結してるから、占わなくても分かり切っていることではある。
でも私は、彼が欲しいと思うのをやめられない。
別に必要ないけれど、彼が私に飽きる未来が来るのが嫌だ。
好きになってもらうためには、何が必要なのかな。
××月××日
彼が私に興味を持っている点は、オカルトに関する才覚であることはわかっている。
××月××日
この間の勉強会で聞いたおまじないを、私のお家芸と融和させた。
「女王蜂」を栽培することに成功した。
信じられないことに、女王蜂の核は私の心臓に移動した…ように思える。
こんなものをしておいてなんだけど、核が移動するなんてありえるのかな。
××月××日
坂岸くんが私のことを好きにならない。
まだ初期だからかな。
××月××日
夢を見た。
恋の魅了を学習させて、鉢から引っこ抜いておきながら、求める養分を与えらえていない私のことを女王蜂は怒っている。
女王蜂は坂岸くんの恋から養分を得るつもりだった。
その代わりに私の鼓動を食べるなんて、節操がない。
だから失敗したのかな。
門外漢のジャンルを混ぜるんじゃなかった。
××月××日
今日は具合が悪くて、坂岸くん家に行くはずだったけれど逆にお見舞いに来てくれた。
おかゆとかゼリーとか、お薬とか、そういうものをおいておいてくれた。
こんなにやさしいのに、坂岸君は私のことを好きじゃない。
××月××日
こんなみっともないことして、君のことを好きなまま死んだなんて死んでも知られたくない。
坂岸君がここと家には来られないようにした。
たぶんね、これはうまくいくと思う。
今日でここに来るのも最後かな。
坂岸君はついに私のことを好きにならなかった。
それでもいいよ。
KP
ノートの中盤には坂岸と呼称される人間の名刺が挟まれており、住所が記載されている。
どうやら個人の開業医のようだ。
探索箇所に【坂岸巴の病院】が追加されました。
道浦 乙嗣 ……………
光満 十蔵 ……?
道浦 乙嗣 なんだろうな…… めまいがしたような気がしたんだよ……(日記を読んでて…
193 にゃーん…
光満 十蔵 悲しくなったのかい? よしよし……??
道浦 乙嗣 「……彼自身も自分に呪いをかけていたのか」
光満 十蔵
「『鼓動を食べる』か……。
もしや、それが元となって【心種病】が……?」
KP 机の情報は以上です。
道浦 乙嗣
「……かもしれない。恋……から、養分を得るとは一体どういうことだろうな」
了解です。
「この女王蜂が……お前の心臓にいたとして、一体どうするべきなんだ…?」
光満 十蔵 ……恋か……
道浦 乙嗣
「お家芸と融和させた、と言っていたな…」
本棚を見てみるか。
光満 十蔵 「うーむ、実際神楽坂さんは対処できずに亡くなっているものな……」
KP
●本棚
恋愛関係の蔵書がフィクション・ノンフィクション問わず大量に蔵書されている。
オカルト・宗教関連の書籍のほか心理学系の学術書も多い。
【オカルト】または【図書館】を振ることができます。
道浦 乙嗣 CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 24 > 成功
KP 乙嗣さんは、次のような資料を発見する。
KP
◆神楽坂の資料
恋のおまじないについて何人かで読書会をした。
大体は毒にも薬にもならないものばかりだったけど、
マーガレット教会の職員が提唱していた「人間の正気」をコストにする由緒正しい方法?
とやらは使えそうなんじゃないかな。
使えそうな種までくれた。
彼は適当に書架から引っ張ってきただけらしいけど。いいのかな。
正直感嘆するところもあったけれど、これは恋のおまじないではない。
これはまるっきり、魅了するというよりも「意のままに操る」ためのものだ。
このおまじないは個人を見ておらず、身体的愁訴を心に結び付ける必要がある。
おまじないを成功させるために、感覚的にこの手段を融和させることはできるかな…。
道浦 乙嗣 「マーガレット教会…?」
KP マーガレット教会に関しては、別所で情報を得ることができますが、【図書館】などで調べる事も出来る……かな?
道浦 乙嗣
なるほど……?
これを見ると調べてしまう……かもしれないな。
KP 調べる場合は【図書館】をどうぞ。
道浦 乙嗣
ああ。
CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 5 > 決定的成功/スペシャル
Oh…
KP ヒュー! クリチケをどうぞ。
道浦 乙嗣 あ、ありがとう…
system [ 道浦 乙嗣 ] CT : 2 → 3
光満 十蔵
ここまでノーファン3クリ……? すごいな。
女神様は乙嗣さん推しかな。
道浦 乙嗣 今日はな。今日は…… ふふふ
KP
では乙嗣さんは、スマートフォンですぐに「マーガレット教会」について調べる事ができる。
教会のホームページが出てきた。
KP
【聖・マーガレット教会】
クラシカルでありつつ小綺麗な教会で、結婚式場としてよく利用されているようだ。
どちらかというと商業主義的なたたずまいを感じる。
有名な占い師・神楽坂先生の太鼓判付き! とのことだ。
道浦 乙嗣
「ここか…… 亡くなった人物の太鼓判付き…」
「どうやらここにも行って見る必要がある気がするな」フワ…
光満 十蔵 「恋愛を主に取り扱う占い師でも、自分の恋愛はてんで上手く行かなかったようだ……皮肉なものだね」
KP 探索箇所に【聖マーガレット教会】が追加されました。
道浦 乙嗣
ありがとうございます。
「だが今までのケースからすると、神楽坂の周囲の人物……つまりこの坂岸という男も何かしらの変調をきたしているのではないのか」
「気になるな……行ってみるか。」
(そして立石さんと出会った場所が後回しに…)
光満 十蔵
「神楽坂さんが数か月前に亡くなっているなら……どうだろうな。
何かヒントはあるかもしれないね」
KP
ふふ。あと【神楽坂の職場】で調べられるのは窓ですね。
情報を開示します。
道浦 乙嗣
あ、窓… 忘れていたな。
ありがとうございます。
KP
●窓
窓辺にも様々な装飾品のような何かが飾られているが
放置されて枯れた花が植わった鉢植え
風鈴のようにぶら下がる宝石のあしらわれた蜘蛛の巣のようなものが目に付いた。
蜘蛛の巣のようなものに対して【知識】または【オカルト】を振ることができます。
道浦 乙嗣
「……これがドリーム…?」
振ってみよう
CCB<=95 【知識】 (1D100<=95) > 8 > スペシャル
KP
リアルアイデアが先に成功していましたね。
神楽坂の日記にも出てきた、「ドリームキャッチャー」であることがわかる。
KP
【ドリームキャッチャー】
北アメリカに伝わる伝統的な魔除け、装飾品。
柳の枝を曲げた輪に糸を張って蜘蛛の巣に見立て、
悪夢や悪霊の力を捕らえ防いでくれるよう願った。
一見歪にも見える螺旋模様から、得体のしれない説得力を感じる。
道浦 乙嗣 そしてまた枯れた花々がある…
KP
そして、どう見ても蜘蛛の巣にしか見えないテグスと植物の蔦が混線したこのドリームキャッチャーには
手作り感があふれているように感じられる。
道浦 乙嗣
「……………」
持っていくか…?
KP
どちらでも構いませんよ。
所持は可能です。
道浦 乙嗣
うん…… つまりこれが坂岸とやらに作ったドリームキャッチャーなんだろう。
日記にお前のために作ったと書かれていたぞとでも言って押し付けに行こう。会う口実にもなる。
KP ふむ。では【坂岸巴の病院】へ行く、ということでよろしいでしょうか。
道浦 乙嗣 ああ、そのつもりだ。
KP
その前に【APP対抗】かな……。
あっ、そういえば。
1d14をどうぞ。
道浦 乙嗣
おや、そういえばデバフを忘れていたな…
1d14 (1D14) > 9
昨日も9だったような…
RESB(17-13) APP対抗 (1d100<=70) > 12 > スペシャル
KP
ただひとつ抜いてるので8ですね。
朝振っていただいたものが、光満が同行していないと起きるデバフだったので……。
KP
●8 諦観
【ペナルティ内容】
1日中、抵抗ロールの成功率が-20%される。
道浦 乙嗣 セーフだったな
KP
どちらにしても成功ですね。えらい!
問題なく【坂岸巴の病院】へ行く事ができるでしょう。
道浦 乙嗣
……といったところで、休まなくて大丈夫か…?
4時頃に声をかけるというのも謎だがな…
光満 十蔵
そうだな……明日も休みではあるのだが
次の探索箇所は長くなりそうだし……?
やめておくかい?
道浦 乙嗣
そうだったのか。
ならよかった。
そうだな……ひとまず眠りたい気もする
光満 十蔵
では一度休もう。
昼は用があるので間で早々に抜けそうだが、夜は空いているよ。
道浦 乙嗣
なんとなく合宿のような趣があるな…ふふふ…
そうか、わかった。
夜が本番だな?
光満 十蔵 卓合宿……
道浦 乙嗣 ふふ……。
けみかる 一週間以上みつどらと向き合っている……濃いですね……
193
ほんとうだ……
ひたすらイチャイチャするみつどらちゃんをみつめるKPPL…
けみかる
んふふ。今回はちょっぴり真面目……?
でもいちゃつくとこはいちゃつく……
193 昨日はおててつなぎたい病でしたね…
けみかる かわいいね……身長差えぐい成人男性ふたりがおててつないで歩いてる図……
KP といったところで一日目セーブといたします。
道浦 乙嗣
はい、今日も……早くまで…?
ありがとうございました。
身長差のこともあるし、やはり俺よりも手は一回り小さいだろうな。
光満 十蔵
こちらこそ。長い時間ありがとう。
手……。そうだな。包み込まれる……。
うむ……ともかく今日はゆっくり休んでくれ。
また明日。
道浦 乙嗣
ふふ……わかったよ。
また明日。今日のところはおやすみなさい。
光満 十蔵 おやすみ。
KP
KP
「欠如が鼓動を掴めるか?」 みつどら班
二日目 再開いたします!
【坂岸巴の病院】
乙嗣さんと光満が病院を訪れると、「本日休業」と札がかけられている。
道浦 乙嗣
「……休業か。
まいったな」
…ダメ元でノックしてみるか?
KP
淡いオレンジの大きな建物だ。
乙嗣さんがノックをしようとしていると
庭で畑仕事をしている男性が、乙嗣さんに気づき声をかける。
坂岸 巴 「こんにちは。本日は休業だけど、何かあった?」
道浦 乙嗣
「ああ、こんにちは。はじめまして。
診ていただきたいというわけではなく……」
「個人的な用事で参りました。
神楽坂祐樹さんをご存知ですか?」
坂岸 巴 「ああ。神楽坂くんは俺の友人だよ」
道浦 乙嗣 ……亡くなられたことは流石にご存知だよな…?
坂岸 巴
「もう亡くなって早数か月だ。彼のことで何か話があるという事かな」
「……ああ、申し遅れたね。
もう知っているかもしれないけれど、俺は坂岸巴」
「どうせ話も長くなるだろうし、良ければ中で話をしよう」
光満 十蔵 「お招きありがとう。ぜひそうさせてくれ」
道浦 乙嗣
「ありがとうございます。
私は…道浦と申します。……では、お言葉に甘えて」
光満 十蔵 「僕は光満十蔵だ。よろしく」
坂岸 巴
「道浦くんに、光満くんだね。よろしく。
……散らかっていてすまないけれど、どうぞ遠慮なく上がって」
道浦 乙嗣 「お気になさらず……失礼します」
KP 坂岸は乙嗣さん達を応接スペースに引き入れて、お茶などを出す。
光満 十蔵 「ああ……すまない、巴さん。手伝おうか?」
道浦 乙嗣
「……それなら俺がやろう。
座っていなさい」
坂岸 巴
「ううん、二人とも大丈夫だよ。ありがとう。
お客さんは座っていて」
道浦 乙嗣
「あ、ああ……」
浮かせた腰を下ろす…?
光満 十蔵 「巴さんがそう言うなら」
KP
応接スペースには【電気修理】・【機械修理】・【コンピュータ】など
坂岸に対しては【心理学】オープン/【アイデア】(別情報)を振ることができます
道浦 乙嗣
心理学… ないな… アイデア以外ない
ひとまず振るだけ振ってみるか
KP
応接スペースは【知識の半分】でも大丈夫です。
別情報で【図書館】を振ることも出来ます。
道浦 乙嗣
なるほど、ありがとうございます。
……やってみよう。
CCB<=95/2 【知識】応接スペース (1D100<=47) > 81 > 失敗
む…
CCB<=75 【図書館】応接スペース (1D100<=75) > 81 > 失敗
う…
KP 同じ出目……
道浦 乙嗣
クリチケの使用も考慮しよう。
あとは心理学とアイデアだったな。
KP はい!
道浦 乙嗣
CCB<=5 【心理学】坂岸さん (1D100<=5) > 94 > 失敗
CCB<=75 【アイデア】坂岸さん (1D100<=75) > 10 > スペシャル
CCB<=20 【機械修理】応接スペース (1D100<=20) > 74 > 失敗
なかなか難しいな…
KP
では、【アイデア】成功情報から。
乙嗣さんは、光満がやけに坂岸に対して好意的に接しているように思う。
対して坂岸は、誰に対しても表層的な態度の淡泊さがある。
それに加えて感情を探ってもそれらが希薄というか、何ともとらえにくい膜のようなものを感じる。
KP ※光満の好意的な態度は、神楽坂の意思に引っ張られているためである。
道浦 乙嗣
何かしらの誘導かと思ったが……なるほど、好意的なのか。
………(ムッ(?
道浦 乙嗣
「……疲れていないか?」
待っている間に十蔵くんに話しかける…?
光満 十蔵
すぐに本名で名乗る、やたら気を遣う……といった?
分かり難いポイントだったな
道浦 乙嗣
本名を名乗るのか……
とは思ったが(俺もだが
光満 十蔵
「うん? ああ。至って元気だよ。
鼓動は相変わらず落ち着いているがね」
道浦 乙嗣
「……そうか」
しかしこれ以上話しかける名目がない。
……クリチケを用いて色々振り直しをするか。
せめて図書館だけでも
KP 割とどうでもいい情報だったのでとりあえず【目星】でもいいですよ>【図書館】
道浦 乙嗣
どうでもいい情報…? ではありがたく…
CCB<=59 【目星】 (1D100<=59) > 6 > スペシャル
……… よし としよう
KP
いい出目!
では、本棚には様々なジャンルの学術書のほか
胡散臭げな新書や漫画など、幅広い蔵書が供えられている。
また、乙嗣さんは応接スペース脇に設置されているパソコンや機械類を注視する。
しかし、それがどうにも理解しがたい構造をしていることがわかる。
(※【機械修理】情報)
道浦 乙嗣 理解しがたい構造…?
KP 少なくとも、自分は見た事が無い物ばかりだと思うでしょうね。
道浦 乙嗣
なるほど。
ミ=ゴなのでは…(突拍子もないメタ発言
KP
んふふ。
では、光満との会話が停滞した頃合いに坂岸が戻ってお茶と軽く御茶菓子を出してくる。
そして、貴方たちの対面に座った。
道浦 乙嗣
まあしかし人を通す場所にそんな大事なものは置かないか…
「……ああ、わざわざ……
ありがとうございます」
坂岸 巴 「いいえ。どうぞ召し上がれ」
道浦 乙嗣
「……」
ないとは思うがお茶のたぐいはじっと見てしまう…?
道浦 乙嗣 急に怪しみはじめたな…
KP 【薬学】を振ってもいいですが、特に何も入っていないことが分かります。
道浦 乙嗣
んん… ひとまず振っておこう…
CCB<=76 【薬学】 (1D100<=76) > 86 > 失敗
なんなんだ…
飲まないか飲んだふりをするだろうな…
道浦 乙嗣 わからない…急に俺はどうしたんだ?
KP 光満は嬉しそうに飲んでいますが、特に何も起こりません。
道浦 乙嗣
そうか……
嬉しそうなところがモヤモヤポイントだが…
まあいい
「では忘れないうちにこちらを。
実は先日神楽坂さんの職場に立ち入るようが有り、そこで見つけたものなのですが」
光満 十蔵
モヤモヤして集中できない……??
……僕が言うとただのうぬぼれだな
道浦 乙嗣
「貴方宛のもののようなのでお渡ししておこうかと」
ドリームキャッチャーを差し出す…?
道浦 乙嗣 そう解釈してくれて一向に構わないぞ。(じぇら…
坂岸 巴
「ああ……これは多分、客から返品されてしまった方のものだね。俺に渡してきた物とは違うものだ。
どちらにしても、俺は要らないから、好きにして良いよ」
道浦 乙嗣
そうなのか。勘違いしてしまったな…
「そうでしたか……失礼しました」
……用が終わったな?
坂岸 巴
「職場へ行ったという事は、神楽坂くんの事をいくつか調べたのかな。
天才だよね、彼」
「重厚な教養が一切ないにも関わらず、センスだけで現代オカルトに漂う魔術の本質をとらえ、我流に加工していた。
恋のおまじないや恋愛占いという形でね」
道浦 乙嗣
「ああ……そのようですね。
占いなどには疎い知人でも名前だけは聞いたことがあったようでした」
「……魔術、ですか」
坂岸 巴
「うん。【心種病】……だっけ。
あれも、神楽坂くんがまじないに失敗して引き起こした呪いだよね」
道浦 乙嗣 「……その病についてご存知でしたか」
坂岸 巴 「一応、私も医者だからね」
道浦 乙嗣 そうだったな… 頭がふわふわしている…?
坂岸 巴
長い時間やっていたから情報が……?
分からない事があったら都度確認していいからね。
道浦 乙嗣
「……実はここにいる彼がその病に掛かっている……疑いがあります。
何か解決策について心当たりなどは」
道浦 乙嗣
ああ、ありがとうございます。
その時は聞くようにするよ。
坂岸 巴
「解決策か……。
恐らくだけれど、とりあえず、物理的な手段で摘出しようとしたら種が心臓を食いつぶすよ」
道浦 乙嗣 「…食いつぶす…」
坂岸 巴
「うん。神楽坂くん風に言うなら『女王蜂』かな」
「心臓に寄生する化け物の種だね。
俺たちは『地獄の種子』と呼んでいる」
道浦 乙嗣 うん…? いや……
道浦 乙嗣
「地獄の種子…
なぜそのようなものが」
光満 十蔵 「種……。それが、僕の心臓に」
坂岸 巴 「憶測だけど、まず、神楽坂くんは『女王蜂』を使った恋のおまじないを……自分自身にかけて失敗したのだろう?」
道浦 乙嗣 「……そのようです」
坂岸 巴 「きっかけまでは分からないが、それを今は光満くんが道浦くんに対して使わされている」
道浦 乙嗣
「………??」
「いや……そんなはずは…」
どう…? デバフのことか…?
KP メタ的な事を言うとデバフの事ですね。
道浦 乙嗣 なるほど…
坂岸 巴
「でなけりゃ一緒に行動しなくたっていい筈だ。
そう推測したが、違うかな」
道浦 乙嗣
「いや、それは……
今回の件が彼自身のことでもあるからで…」
坂岸 巴
「まあ、君たちのことは良く知らないけど……」
「光満くんは、多少なりに神楽坂くんとパッション的な共通項があったんじゃない?
あの人はパッションで呪文を使っていたから……」
道浦 乙嗣
「……確かにここ数日、自分の意思がどうにもままならないことは有りましたが」
「パッション…」
坂岸 巴
「そうだろうね。そのまじないは純粋な『恋のおまじない』ではない。
取り入れた異質な何かの暴走、死んだ人間の趣旨は歪められ、『死霊』という形で解釈される」
「まるで死んだ彼が同じところに引きずり込もうとしてるみたいにね。
道浦くんは光満くんなしじゃ精神の安定を失い、何をするか分からない──」
「そういう状態が着地点にあるんじゃないかな。
これまでの自殺事件の原因が『女王蜂』によるものだと解釈すると」
道浦 乙嗣
「……それは…」
「……そうなるのは、構わないが…」
「だがそうなったところで、女王蜂とやらが彼の心臓からいなくなるわけではなさそうですね」
坂岸 巴
「うん……。俺も、神楽坂くんの女王蜂については私も何とかしたいと思っているんだ。
彼は良き友人だったからね」
道浦 乙嗣
「友人、ですか」
「……彼は、恋のおまじないを自分にかけたと……。
その相手に心当たりは?」
坂岸 巴
「さあ、知らないな。
『おまじない』を実行したからには対象がいるんだろうけど」
道浦 乙嗣
言うべきか言わざるべきか…
でも言ってほしくないんだろうな…神楽坂さんは…
「……もしその対象が貴方だったら…
貴方はどうしていました?」
坂岸 巴
「なるほど、俺だったとしたら……」
「それなら、人間向けのおまじないを俺に使おうとしたから
目算が狂って呪詛返しのような状態に見舞われたのかもしれない、と解釈するね」
道浦 乙嗣 「……人間向け?」
193 おやおやおや…
道浦 乙嗣 「まるで貴方が人間ではないかのような言葉ですね」
坂岸 巴
「ふふ。何にせよ俺におまじないの類は効かないという事だよ。
ドリームキャッチャーにしてもね」
「神楽坂くんのように、原理を理解せずセンスだけで使う天才は、今回のような末路を往々にして取る」
「どうにか助けたかったけれど、肝心の私が深入りできないよう彼に呪われてしまった。
どうやらそれは効いてしまったらしいね。本当に残念だ」
「こういうとき……一友人としては『いつかやると思っていた』って表現するべきなのかな?」
道浦 乙嗣 「………」
坂岸 巴
「もし、彼が俺におまじないを掛けようとしたとして……」
「それでも大切な友人だと思っているよ。
それ以上でもそれ以下でもないが、今も好ましく思っている」
道浦 乙嗣
「……そうですか」
それなら彼も救われるだろうか?
道浦 乙嗣 俺には関係のないことだが…
道浦 乙嗣
「深入りできないように呪われた、というのは」
「彼の自宅や職場に近づけないこと、でしょうか?」
坂岸 巴
「うん、そうなんだ」
「どうしてかまじないがかけられていてね、私が入ると削れるんだよ。扉を開けようとしただけで」
道浦 乙嗣 「削れる…?」
坂岸 巴
「彼の自宅にも何かあるかもしれないけれど、あれだけ強力なものをかけておいて他にかまける余裕はないだろう」
「身が削れる……というのかな。
とにかく近付きたくても近付けない」
道浦 乙嗣
「……できればそこへも行ってみたいと思っているのですが。
自宅の場所を教えていただくことは?」
坂岸 巴
「ああ、そうだね。君たちが俺の代わりに行ってくれるというなら、もちろん」
「神楽坂くんが何をしてこんな状態にしたのか、過程を割り出さなければ対処法がわからない」
「裏を返すと過程…『何を使ってどういうおまじないをしたか』さえ分かれば
俺の方で、『女王蜂』をどうにかするための道具はそろえよう、一日時間はいただくけれど」
道浦 乙嗣
「それは願ってもないことです。
色々と分かったときには、お願いします」
道浦 乙嗣 時間は…大丈夫か? 25分だったか
坂岸 巴
「うん。頼んだよ。
亡くなってしまった神楽坂くんの為にも」
光満 十蔵 そろそろ……出……
道浦 乙嗣
うん、そうしよう。
今日はありがとうございました。
KP 坂岸は、【神楽坂祐樹の自宅】の住所を教えてくれる。
道浦 乙嗣
「ありがとうございます。
ひとまず行って……調べて来ます」
KP
坂岸は、乙嗣さんと光満を玄関口まで見送ってくれる。
そして、光満の方へ向き直った。
坂岸 巴 「種はね、『意識を向けてほしい』と言う気持ちを抱えている人間にしか根を張らない」
道浦 乙嗣
えっ…
俺に感染らないのは…それは…… おれは…?
坂岸 巴
「だから君は少なからず道浦くんに関心を抱いているはずだけど。
現状を見るに、心は種を拒絶したわけだ」
「好かれたいのに好かれたくないみたいな?
俺にはよくわからないけど。神楽坂くんももしかしたら、そんな感じだったのかもね」
道浦 乙嗣
193 私が苦しんでる
けみかる ひょえ……
道浦 乙嗣
「………」
それを聞いてどんな顔をすればいいのかわからない。
聞いてないふりをして車に戻る…?
光満 十蔵
「ふうん…………」
考え込みながら、乙嗣さんについて行く。
道浦 乙嗣
「……関心があるというなら、それはむしろ……」
坂岸さんにでは…?
ぼそぼそ…
光満 十蔵 何だ、聞き耳……?
道浦 乙嗣 いや…… いいんじゃないか、聞かなくても…
193 じた……ばた……
光満 十蔵 choice[聞こうとする,聞かない] (choice[聞こうとする,聞かない]) > 聞こうとする
道浦 乙嗣 ………
光満 十蔵 CCB<=77 【聞き耳】※フレーバー (1D100<=77) > 17 > 成功
道浦 乙嗣 震えてる
光満 十蔵
「……乙嗣さん……?」
とはいえ何か気の利いた事を言えるわけでもないので、乙嗣さんに続いて車に乗り込む。
道浦 乙嗣 しかし今日はもう帰らなければならなかったな
KP
探索箇所に【神楽坂祐樹の家】が追加されました。
はい。三日目の探索は以上です。
道浦 乙嗣
「……今日はもう遅い。
一旦帰ろうか」
KP
【探索可能箇所】
・小岩病院(済)
・図書館(済)
・立石早苗の家(済)
・神楽坂の職場(済)
・坂岸巴の病院(済)
・繁華街
・神楽坂祐樹の家
・聖マーガレット教会
道浦 乙嗣
繁華街なあ…
何があるんだろう。落とし物…?
光満 十蔵 「ああ。そうしよう」
道浦 乙嗣
では……車を走らせて帰ろう。
……眠っててもいいぞ。(すぐ眠らせようとする
光満 十蔵
choice[うと…,起きてるが] (choice[うと…,起きてるが]) > うと…
解決策の糸口が少しでも見えて安堵したのか
助手席でいつの間にかかくん、と寝落ちたようだ。
すや……
道浦 乙嗣
かわ……
いや、その様子をちらっと横目でみるが、そのままにしておく…?
道浦 乙嗣
choice[車に毛布を積んでいる,ない] (choice[車に毛布を積んでいる,ない]) > 車に毛布を積んでいる
choice[椅子を倒す,倒さない] (choice[椅子を倒す,倒さない]) > 椅子を倒す
道浦 乙嗣 赤信号のときに毛布をかけたり椅子を倒してやったり…?
道浦 乙嗣 少しの距離だろうに…
光満 十蔵 ふふ めちゃくちゃ寝かされている
道浦 乙嗣
休めるときに休んでほしいのだろう。
メタ的には日数経過で体調が悪くなっていくのだろうが…
光満 十蔵 そうだね。メタ的には。
KP 程なくして乙嗣さんの自宅に着けば、光満も停車と共にぼんやりと目を覚ます。
道浦 乙嗣
「……おはよう。
家についたぞ」
光満 十蔵
「ん、……ああ、いつの間に……」
「寝かせてくれていたのだね、ありがとう」
道浦 乙嗣
「いや……疲れていたんだろう。
無理に起こす道理もない」
「食事を作るが、食べられるものはあるか?
昨日も食べたがうどんか……雑炊か何かがいいだろうか」
光満 十蔵
choice[雑炊,少量なら普通のご飯でも,普通に食べる] (choice[雑炊,少量なら普通のご飯でも,普通に食べる]) > 雑炊
「うむ……では、雑炊にしていただこうか。
鍋の残りなどでも構わないよ」
道浦 乙嗣
「ああ、そうだな。
……卵も入れるか」
またネギが活躍してしまう
光満 十蔵
「ああ……いいね。
溶き卵でふわふわにとじたものがいい」
道浦 乙嗣
「わかった」
要望されたので張り切って作るかな…
KP
昆布と鶏肉をベースにだしをとり、野菜や豆腐をふんだんに入れた水炊きを作る。
乙嗣さんが食べる分を粗方取り分けた上で、ご飯を入れて一煮立ちさせたら
最後に軽く解きほぐした卵液を穴あきお玉でくるーりと鍋全体に掛けていった。
光満の要望通り、ふんわりとした卵がご飯や野菜に絡むだろう。
最後にポン酢を掛けてネギを散らせば、優しい味わいの雑炊が出来上がる。
道浦 乙嗣
あっ、飯テロ…!
ここのところ出汁が大活躍しているな
光満 十蔵
フ……お腹にやさしい食事が多いからだろうな。
こういう時は、和食がおちつく。
道浦 乙嗣
「十蔵、できあがったぞ」
食器を並べ終えたくらいで食卓に呼ぼう。
光満 十蔵
「おお……乙嗣さんならきっと、と思ってはいたが。
美味しそうだ……ありがとう」
道浦 乙嗣
「お前の期待に応えられたのなら何よりだ。
食べようか」
光満 十蔵
「うむ。俄然食欲が湧いてきたよ。
いただきます」
木製のスプーンで、ひとさじひとさじ口に運んでいく。
道浦 乙嗣
「うん、いただきます」
と口にしつつも、十蔵くんが食べる姿をしばらく眺めている。
道浦 乙嗣 諦観とは…
光満 十蔵
ふーふー冷ましながら、暫く夢中で食べている。
やがて視線に気付いて、目線を上げると幸せそうに目を細めるだろう。
道浦 乙嗣 「……! ……なんだ、美味いか?」
光満 十蔵
「ああ、とても」
「僕一人……あるいは、乙嗣さんが居なかったら、」
「こんな風に満たされる事も無かっただろう、と思ってね」
道浦 乙嗣
「……そうか」
彼が半分くらい食べ終えたところで、やっと俺も食べ始めるだろうな。
道浦 乙嗣
俺がいなければ、そもそも今回のようなことにはならなかったのに? とは言うまいよ。
……こんなにも満たされているのに、そんな野暮なことを言う必要がない。
KP
時折食器と箸やスプーンが当たる程度の、食事をする音だけが響く。
穏やかで、心地の良い沈黙だ。
光満 十蔵 「ふう……。昨日よりは随分食べられるようになった気がするよ。ごちそうさま」
道浦 乙嗣
「そうか。良くなってきている……と楽観はできないが、安心したよ。
体力が落ちてしまっては治るものも治らないだろうし」
光満 十蔵
「ああ。ひとまず熱が下がって数日経ったからだろう。
折角乙嗣さんが作ってくれた料理を、きちんといただけるようになってホッとした」
道浦 乙嗣
「……なんだ? 大げさだな。
具合が悪いときは無理して食べずにきちんと言うんだぞ」
「だがまあ、いい食べっぷりだったな」
「片付けておくから、風呂に入って……今日も早く寝るといい」
光満 十蔵
「ああ。そうさせてもらうよ。
策を講じていない以上、根本的な解決はまだ少し先になるだろうが、それまでに倒れる訳にはいかないものな」
「ありがとう。先に風呂をいただくよ」
道浦 乙嗣
「うん、どうぞ」
俺もサクッと食べて、片付けてから考え事でもするかな…。
ドリームキャッチャーについてとか…
KP
坂岸に贈ろうとしたものが神楽坂の職場のものでないのなら
神楽坂の自宅にあるのかもしれない、とぼんやり考えるかもしれませんね。
道浦 乙嗣
ああ、なるほど……?
そっちが必要なのかな…
夢見る人の罠と、ドリームキャッチャーをどうにかするんだとは思うが……今日はまだやめたほうがいいかもしれないな
……十蔵が寝る部屋の窓際にでも飾っておくか?
KP
なるほど。
では患者用の寝室のベッドにドリームキャッチャーが飾られました。
道浦 乙嗣 「よし」満足そうにうなずく。
KP 乙嗣さんが飾ったドリームキャッチャーを眺めていると、風呂上がりの光満が入室してくる。
光満 十蔵 「お先にありがとう。……おや、それは神楽坂さんの」
道浦 乙嗣
「ああ、あがったか。
そうだ。どうしようもないので飾ってみようかなと」
「お前が悪夢を見ないようにな」
「髪はきちんと乾かしたか?」
……横髪にちょっと触る…?
光満 十蔵
「フ……それはどうも、……」
「フフ、相変わらず心配性だな。抜かりはないサ」
さらっと、まだ少し熱の残る乾いた髪の感触がするだろう。
道浦 乙嗣
「ならいいんだ」
その感触に満足したのか、親指と手のひらで頬をなでてから手を外す。
「それじゃあおやすみ。
夜に何かあれば――」
「呼んでくれ。すぐ来るよ」
光満 十蔵
「っ、ああ、……」
頬を撫でられてきょとんとして
「……うむ。ありがとう。
しかし乙嗣さんも、ちゃんと休んでくれたまえよ?」
道浦 乙嗣 「ああ、俺もきちんと休んでいるよ」
光満 十蔵
「それなら良いんだが。
明日もきっと出ることだし、ゆっくり眠ってくれ」
「それじゃあ……お先に。おやすみ」
道浦 乙嗣
「おやすみなさい、十蔵」
扉を閉めて……。
俺も風呂に入って、早めに眠ろう。
手術などでどうにも出来ない以上……と考えていても気持ちが暗くなってしまうだけだしな。
KP
乙嗣さんもいつもより早く、眠りに落ちて行く。
…………
……
…
深夜、乙嗣さんはふと目を覚ます。
道浦 乙嗣 「……?」
KP あなたが寝ているソファに、影が落ちていた。
道浦 乙嗣 ………!?
光満 十蔵 「…………」
KP
視線をあげると光満が腰かけ、あなたをじっと見降ろしている。
しかし、その視線にはいつもの彼の自律意志はない。
あなたは直感的にそう思う。
道浦 乙嗣
「……十蔵…?」
寝ぼけているのか…? それとも…
KP しばらくの沈黙の後、光満は口を開く。
光満 十蔵 「……。違う。君じゃない。この人でも、ない」
KP
そう言うや否や、あなたの手が定められているかのように光満の胸部へと向かう。
S1d3 ドリームキャッチャー効果? (1D3) > 1
道浦 乙嗣
「……!?」ま、まずい気がする…
抵抗は……難しいか
KP
RESB(11-17)-20 お試し (1d100<=20) > 37 > 失敗
RESB(11-17) (1d100<=20) > 46 > 失敗
自動失敗になっちゃう~! 待ってね
KP
S1d3+3 ドリームキャッチャー効果 もういっかい (1D3+3) > 1[1]+3 > 4
【POW14】との対抗をどうぞ。
【精神安定剤】を服用する、服用していた、という事にもできます。
ただ【諦観】デバフがあるので±0ですね……。
道浦 乙嗣
ふっふっふ… 飲み…ます……手元にあるかな?
ではお言葉に甘えて飲んでいたことにしよう……3日分だし…
KP ※本当は【POW18】との対抗だが、ドリームキャッチャーを飾っていた、という事で……?
道浦 乙嗣
RESB(11-14) 精神安定剤+諦観+-0 (1d100<=35) > 59 > 失敗
んん…
「……待て、何をさせる気だ」
抵抗しつつも手が十蔵くんの胸部に伸びていく。
KP
あなたの手はどういうわけか光満の寝間着の布地を
皮膚を液体のようにするりと抜け、その奥へと入っていく。
道浦 乙嗣 「……っ」
KP
脈打つ何かに指先が行き着くが、それは蔦状の何かで、明らかに心臓でも血管でもない。
あなたの手に、巻き付いていく。
道浦 乙嗣 「……!? なん……」
KP
かすかな刺激のはずが、手がしびれる。
喉が渇く。
道浦 乙嗣
「なんだ……これは……っ
…やめろ……!」
手を引くことも出来ないので……言葉で抵抗するしかない
KP
そして、あなたは確信する。
光満に感じていると思わされていた、恋にも似た動悸や気の迷いは
正確には光満そのものではなく、この植物のような何かへの焦燥であるということに。
SANC 1/1D6
道浦 乙嗣
CCB<=60 【SANチェック】 (1D100<=60) > 3 > 決定的成功/スペシャル
ふふふ… なんだこれは
KP !? クリチケをどうぞ。
system [ 道浦 乙嗣 ] SAN : 60 → 59
道浦 乙嗣 あ、ありがとう…?
system [ 道浦 乙嗣 ] CT : 3 → 4
KP
ひとつだけ、「だれか」を降霊させた光満に
このタイミングで質問をすることができる。
KP
※KP情報
基本的に降霊された神楽坂は嘘をつかない。
KP采配で情報を落としてよいが
「坂岸」に関連する単語を質問に混ぜた場合、どんな質問をしても「早く私と同じところにきて」と回答する。
道浦 乙嗣 えっ…
道浦 乙嗣
・お前は誰だ?
・十蔵(くん)を助けるにはどうすればいい?
・何がほしい…?
下二つは探索でわかりそうなんだが…
光満 十蔵
KP裁量で情報を与えて良いようだから(メタ)まあ……
暫くこのままの状態でも良いなら、いくつか聞いても良いんじゃないか。
クリティカルだったし。
道浦 乙嗣
えっ…… あ、ありがとう…?
情報…?
道浦 乙嗣
「……お前… お前は、誰だ?
十蔵では、ないな」
神楽坂 祐樹 「そうだね。……私は、神楽坂。神楽坂祐樹だよ」
道浦 乙嗣
「何のために……彼に取り付いている。
どうやって取り付いた…?」
道浦 乙嗣 ここぞとばかりに聞き始める
神楽坂 祐樹
「私が取り憑いたというより、この人に呼ばれたんだよ。
何か情報を得ようとしたんじゃないの?」
道浦 乙嗣 「そんなはずは…」
神楽坂 祐樹 「正直……生前自分の作ったドリームキャッチャーで力を抑え込まれるとは思わなかったけど」
道浦 乙嗣
使ってもこの威力なのか…
「……彼から出ていってくれないか?
一体何が目的なんだ」
神楽坂 祐樹 シナリオには実はこのくだりはないけど、本来だったらPOW18との対抗だったよ。
道浦 乙嗣 勝てない…。
神楽坂 祐樹
「呼び出したのはこの人なのに? 随分自分勝手じゃない」
「私だって、こんな風になるとは思ってなかったよ」
「【女王蜂】が……その呪いの質を変化させながら、寄生者を渡り歩いているなんて」
道浦 乙嗣
「お前にとって予想外であることは理解した。
……それでもお前には……いや、女王蜂とやらにはその体を出ていってもらわなければ困る」
「方法が知りたい。
術を考えた本人だろう。何か知らないか」
神楽坂 祐樹
「知っていたら、私が死ぬわけないでしょう。
全部感覚でやっていたのに、理屈なんて分からない。恋愛と一緒だよ」
「……ね。早くこっちへ。私と同じところへ来て」
道浦 乙嗣 「……何?」
神楽坂 祐樹 「今の私には生憎連れて行くことは出来ないけれど。待ってるから」
道浦 乙嗣
「どういう意味か知らないが、俺は行かない。
十蔵も連れて行かせはしない」
神楽坂 祐樹 「そう……つれない人……」
KP
光満の声で発せられる恨み言と、目に見えない異物が手を絡めとる感覚に眉をひそめていると
不意に光満の体が大きくはねた。
道浦 乙嗣
「……十蔵!?」
なんだ…!?
光満 十蔵 「…………」
KP
あなたの体はその反動で何事もなかったかのように弾かれ
光満も何事もなかったかのように、床に転げて眠っている。
道浦 乙嗣
ゆ、床に……
体を起こして、目が覚めた様子がないか見てみる……。
よく眠っていそうだな。
「今のは一体……。なぜ急に現れた?」
KP 気絶しているわけではないので、起こしてもいいですし、起こさなければ眠ったままでしょう。
道浦 乙嗣 ………いや。起こさずに、部屋に運ぼう。
道浦 乙嗣 RESB(13-8) (1d100<=75) > 56 > 成功
KP では光満は、朝までそのままぐっすり眠る。
道浦 乙嗣
ああ。俺は……眠れるだろうか。
患者室のソファに腰掛けて、眠るさまをじっと見ているだろう。
いつの間にか意識が落ちているとか、そんなものかもしれない。
道浦 乙嗣 十蔵……お前は、一体……何…を…
KP ではここで、1d20と1d13をどうぞ。
道浦 乙嗣
1d20 (1D20) > 11
1d13 (1D13) > 5
KP
カーテン越しにほの明るい朝の気配を感じて、乙嗣さんは目を覚ます。
今日も、どうにか朝を迎えることができた。
道浦 乙嗣
「……朝か」
体を起こして、患者ベッドの方を伺う。
まだ眠っているだろうか。
光満 十蔵 「……おはよう、乙嗣さん」
KP
光満の視線がこちらに向いている。
何を考えているのだろうか。
こうなると思っていなかったら、これまでの自分の言動もいでたちも
すべて穴だらけであることを重々承知している。
それすら言えないので、もうどうしようもない。
道浦 乙嗣 「………?」…?
KP
●6 視線への不安
【ペナルティ内容】
1日中、乙嗣さんが光満に対して行う回復技能または心理学の成功率が-20%される。
KP という、本日のデバフ発表でした。
道浦 乙嗣
あ、ああ……びっくりした…
了解した
「……今朝の具合はどうだ」
視線がかち合うのを警戒して、顔をそらしてしまう。
光満 十蔵
「ああ、心拍数が更に落ちている事を除けば、問題は無いよ」
「それにしても乙嗣さん、ここで眠っていたのだね」
道浦 乙嗣
「あ、ああ。……心配になってな」
「昨日の夜は……なんともなかったか? 寝苦しいとか…」
「妙な夢を見たりとか…」
光満 十蔵
「ああ、昨晩は……僕ではない、誰かの夢を見た」
「おそらく神楽坂さん、だと思う」
「だれか、男性……坂岸さんだろうな」
「彼を好きだったはずだが、たぶん自分のことを好きになってくれず、焦れていた……そのような夢だ」
道浦 乙嗣 「……そうか。それは……妙な夢、だな」
光満 十蔵 「うむ。……彼の、神楽坂さんの感情が時折同期するのかもしれない」
道浦 乙嗣
「同期? ……ああ、昨日の…」
「坂岸をひどく気にしていたのがそれか」
「………」
「……診察をしよう。
触るぞ」
心臓を……
光満 十蔵
「ああ……頼むよ」
言われる前に、上衣をはだけさせる。
道浦 乙嗣
胸元に手を這わせて、心臓……に触れるだろうな。
昨日のようなことにはなっていないだろうか。
KP
皮膚をすり抜け、心臓に触れる。
昨晩触れた植物のような何かは一体何だったのだろうか。
恐らく【女王蜂】であろうしこりは存在しているが
ぬるい光満の体温と、鼓動を手のひらで直接感じる。
乙嗣さんは光満の心拍数を正確に測ることができた。
【現在の心拍数:78】
道浦 乙嗣 「……ああ、たしかにまた、緩やかになっているな」
光満 十蔵 「そうか……」
道浦 乙嗣
「……心拍数があがるようなことをしても、一定の値を保つのだとすると……。
困るな」
光満 十蔵 「そうだな。昨晩眠る前に軽くストレッチをしてみたが、何も変わらないように思えたよ」
道浦 乙嗣
「何? ……そうか。
今日もあまり無理をさせないほうが良さそうだ」
「熱も……不調も、ないな?
……朝食をとったら、出かけよう」
光満 十蔵
「フ……大丈夫だよ。無茶をしなければ、普通に動けるサ。
お供しよう。解決策を探るためにな」
道浦 乙嗣
「……ああ。一緒に来てほしい」
……のだろうか、今日の俺は…(視線にソワソワ
KP
光満から離れる場合は、等しくSANc1/1d6が発生しますね。
光満の「何か」を使えば、実は光満の代わりに第三者へ同行を頼む事もできます。
道浦 乙嗣
うん……まあ来てくれるというからには、一緒に行こう。
第三者の関与は特に望んでいないし…
今日は……順序的には神楽坂さんの家かな
道浦 乙嗣 ふふ…
KP めちゃ動かしてしまった ごめんなさい~
道浦 乙嗣 いや、大丈夫だ
KP
分かりました。
朝食を取り、片付けや準備を済ませると
坂岸から教えてもらった【神楽坂祐樹の家】へ車を走らせる。
◆神楽坂祐樹の家
神楽坂は、高層マンションの一室に住居を構えている。
坂岸が事前に話を通してくれていたのか、管理人を訪ねると案内してくれるだろう。
道浦 乙嗣 坂岸さん…たすかる…
KP
遺品整理がされていないのか
ほとんど神楽坂が生活していたままのような状態で部屋は残されていた。
KP 探索箇所:机・本棚・クローゼット
道浦 乙嗣 「……数ヶ月経っているのに、誰も入っていないのか?」
光満 十蔵 「他の人はともかく、少なくとも坂岸さんは家に入れなかったから……か?」
道浦 乙嗣
「家族などは……いや、いまはいいか」
都合がいいし…
光満 十蔵
「どちらにしても、物がそのまま置かれているのは有り難い。
色々見てみるとしよう」
道浦 乙嗣
「ああ」
机から見ていこう。
KP
◆机
机にノートが開かれたまま置かれている。
KP
【女王蜂についての考察】
まじないをかけた種子が私の心臓に寄生した。
信じがたいことにこれは生き物である。
坂岸くんに対してこのまじないは失敗してしまったため
摘出したかったけれど簡単にできない。
備忘録として観察結果を記載する。
・種子に覚えさせた呪文はその気になれば他の誰かに使うこともできる。
・種子は私の生命力を糧に、意思を持った活動をしている。
・自分の手が皮膚を貫通して心臓を掴むことができるようになっていた。
・本来であれば、術の対象も心臓の干渉を受ける。
私の心臓を触ることができるはずだ。
**************
【女王蜂による副次的効果】
女王蜂に寄生された人間は、周囲の人間に対してMP(精神力の源)を譲渡することが可能。
その代わり、譲渡したMP(精神力)分だけSAN(正気度)を消費する。
道浦 乙嗣
「女王蜂について、か……。
なにかの役に立つだろうか。持っていこう」
光満 十蔵
「ああ。……なるほど、心臓に触れられるのは【女王蜂】の効果だったのか」
(この記述だと、僕も乙嗣さんの心臓に触れられる……?)
道浦 乙嗣
「…そうらしいな。
しかし……生き物か」
「種に覚えさせた呪文、とはなんだろうな。
……恋の魅了…?」
光満 十蔵
「……有り得るかもしれない。
意識はしていなかったが、小岩病院の医師の態度が急に変わったのも、あるいは……?」
道浦 乙嗣 「なるほど…己に惚れさせて、言うことを聞かせる、といった方法が可能なのか」
光満 十蔵 「ふうん……。そのような手段で愛を得ても、虚しいだけなのにな」
道浦 乙嗣
「……そうだな」
つづけて、本棚を見てみよう。
KP
◆本棚
どうやら【地獄の種子】に【魅了】を改良した神楽坂なりのまじないを教え込もうとしていたようだが
その手順に難航していたようだ。
様々な調合案がノートに記載されている。
顧客にお勧めする簡便なまじないとは異なり、かなり複雑で理解に苦しむ記述も多い。
KP
◆調合案
**************
【調合A】
名状しがたい文字で綴られており、解読が不可能。
※【クトゥルフ神話技能】で内容が分かる。
**************
**************
【調合B】
ツバキ・リンドウ・セージなどの植物を調合し
「地獄の種子」と一緒にこれらを植える旨が記載されている。
栽培中の詠唱なども細かく記載されているが、すべてカタカナだ。
数字が重要らしく、分量に赤線が引かれている。
**************
**************
【調合C】
立地や天候・タイミングに重点を置いているようだ。
雨天時にクロユリや詠唱句を書いた用紙を地獄の種子にかぶせて袋に包み、聖マーガレット教会の裏庭にしばらく晒す。
その後それらを回収し種子以外を燃やすことで大まかな呪術は完成するらしい。
**************
道浦 乙嗣 「……? この調合Aは……いや」
KP
※【調合A】のクトゥルフ神話技能に成功した場合
これがネズミの血や膵液、リンドウの蜜を垂らしながら魔方陣を描き
正気度を支払う類のものであることがわかる。
道浦 乙嗣
「この中のどれか、ということだな。
これももっていこう。」
KP 調合案に対して【オカルト】または【知識の半分】を振ることができます。
道浦 乙嗣 CCB<=95/2 【知識】 (1D100<=47) > 42 > 成功
道浦 乙嗣 やった
光満 十蔵 とてもえらい 流石だ。
KP
【神楽坂の職場】をすでに訪れている乙嗣さんは、次のような事に気付く。
まず、【調合B】・【調合C】は
神楽坂の嗜む現代の卑俗的なオカルト知識や
彼の我流の思想によって構築された呪いだと感じる。
そして【調合A】はどこか、外の知識をそのまま流用したかのような違和感を覚える。
KP
※KP情報
地獄の種子に呪文を選択させる際
神楽坂は「自分のオカルト知識に基づき」
「坂岸にもらった花(リンドウ)にまつわる」おまじないを実行している。
よって、坂岸に解析させるべき調合は【調合B】である。
道浦 乙嗣 両方を混ぜた調合Dが存在する…?
KP そうですね……ついでに【アイデア】も振ってみましょうか。
道浦 乙嗣 CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 72 > 成功
道浦 乙嗣
彼女を呼び出して聞いてみる、しかないか…?
あるいは立石さんのところのおまじない…?
KP
では、乙嗣さんは神楽坂の日記の内容を思い出す。
「坂岸からもらった花」は「リンドウ」だった。
神楽坂は、その花にまつわるまじないを重視したのでは?
道浦 乙嗣 ……つまり、調合B…?
光満 十蔵
「坂岸さんが求めていたのは、『何を使ってどういうおまじないをしたか』という事だったね。
この中のどれかを坂岸さんに伝えれば、何か対抗策が得られるか……?」
道浦 乙嗣
なる……ほど……
アイデア情報によれ調合Bの線が強そうだが…
KP それぞれが難解であるため、坂岸の解析には1レシピあたり1日かかります。
道浦 乙嗣
うっ…… なるほどな。
……ひとまずクローゼットも見てよう。
KP
◆クローゼット
男性ものの衣服が収納されているが
床に明らかに不釣り合いな布袋が置かれている。
中は空ではあるが、内部に土が付着していることから
何か園芸用品などが収められていたのではないか、と思う。
また、宝石のあしらわれた蜘蛛の巣のようなものが目に付いた。
乙嗣さん達はもちろん、これが「ドリームキャッチャー」であることを既に知っている。
ドリームキャッチャーに【アイデア】または【オカルト】を振ることができます。
道浦 乙嗣 CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 68 > 成功
KP
神楽坂の家で同じものを発見し持ち帰った乙嗣さんは
これにはかなり手の込んだ編みが施されていることが分かる。
「仕事で作るにしては割に合わないほど力を入れている」と感じるだろう。
道浦 乙嗣 「なるほど……こちらが彼あてのものか」
光満 十蔵
「ああ……。
心がこもっているのが、一目で分かるな」
光満 十蔵
……乙嗣さんが作ってくれる、料理みたいだ。
じわっ……と嬉しい気がする。
道浦 乙嗣
「……先程の案を渡しに行きがてら、彼に渡しに行くか。
受け取ってもらえるかはわからないが…」
光満 十蔵 「そうだな……。坂岸さんには必要のない物だったとしても、神楽坂さんが渡したかった物ならば」
KP
坂岸との接触は探索には当たらないため
探索回数にカウントせずに坂岸の病院へ向かう事ができます。
今日は開院しているようだが、お昼時を狙えば話すことができるだろう。
と、いったところで、二日目昼の部はセーブとさせていただきます。
道浦 乙嗣
了解です。
……神楽坂さんの家は調べ終えたので、坂岸さんのところへ向かおうかな。
193
わーーー!!
ありがとうございました!
けみかる
お疲れさまです! 結構進みましたね!
夜の部で終わる……かな?
ひとまずお疲れさまでした!
193
はい!! お疲れさまでした。
夜の部もよろしくお願いいたします…!
けみかる
こちらこそよろしくお願いいたします!
また後程!
KP
193 ごろごろ…
けみかる ふにゃーん
KP
「欠如が鼓動を掴めるか?」 みつどら班
二日目夜の部 再開いたします。
【坂岸巴の病院】
乙嗣さん達が坂岸を訪ねると、彼はまた応接スペースへ案内してくれるだろう。
道浦 乙嗣
ありがたい…
「神楽坂さんの家に行ってきました」
坂岸 巴 「ああ、お疲れ様。何かヒントは得られたかな?」
道浦 乙嗣
「地獄の種子の調合方法としては三つほど見つかりました。この中のどれか、という点ですが……」
「…私はこの【調合B】の手法なのではないかと思っています」
坂岸 巴
「いくつかの花を調合して、種子と植える手法か。ふむふむ……」
受け取って目を通している。
道浦 乙嗣
「それからこれを。昨日は失礼しました」
神楽坂さんの家で見つけたドリームキャッチャーを置いておこう…
193 必要ないと言っているのに渡してくる人間、度し難い とか思ってそうだな…
坂岸 巴
「ああ。懐かしいな。
確かに神楽坂くんが俺に渡そうとしてくれたのはこれだよ」
道浦 乙嗣
「そうですか。
……よければ受け取ってください」
「これはあなた宛てのものですから。
それでも不要といわれるのであれば……どうにかしますが」
坂岸 巴
「そこまで言うなら、受け取っておこう。
解決策を講じる上で、利用価値があるかもしれない」
道浦 乙嗣 その可能性もちらっとは考えていた……(詰みかけていた…?
道浦 乙嗣 「はい」
坂岸 巴 それだったらこのKPなら、もう少し俺がドリームキャッチャーを欲しがるRPをしたと思う
道浦 乙嗣
そうですか。
……ならごり押しで渡せてよかったかな…?
坂岸 巴 しかし、分岐しないとは言ってない
道浦 乙嗣
「解析には一日ほどかかる、ということでしたね。
明日頃また来ます。
私たちはこれから聖マーガレット教会の方を見てこようかと」
坂岸 巴 「ああ。一晩で処理するよ。解析が終わったら、こちらから連絡しよう」
道浦 乙嗣 「よろしくお願いします」
坂岸 巴
「聖マーガレット教会か……。
神楽坂くんの読書会に参加した事が思い出されるよ」
道浦 乙嗣
「読書会……ああ」
何か書いてあったなと思い出しつつ
坂岸 巴
「俺が行くといつも神楽坂くん一人だったが
彼は俺より、熱心に読書会へ参加していたようだからね」
道浦 乙嗣 「……読書会はどのような内容だったんですか?」
坂岸 巴
「そうだな……。
『心というものが脳にあるのか心臓にあるのかを調べるために、それらを摘出して解析する』だとか、やや現実的な内容だったかな」
※本編には関係ありません
道浦 乙嗣
ふふ……だろうな。
そしてこいつは(自主規制)のミ=ゴなのではないか
193 燃やさないと…
坂岸 巴
「神楽坂くんの専門分野とは少しかけ離れているが、彼なりに良い時間を提供してくれた。
楽しかったよ」
坂岸 巴
のちのち殺される運命に……?
まさか。誰か(ぼかし)を信仰するような心は持ち合わせてないよ。
道浦 乙嗣 「……そう、ですか」
坂岸 巴
「うん。俺は聖マーガレット教会では他に知人はいないけど、神楽坂くんの知人なら居るんじゃないだろうか。
何か他にも情報が得られると良いね」
「いってらっしゃい」
道浦 乙嗣 「……ええ」
道浦 乙嗣
神楽坂さんに必要以上に寄り添って見せるのは俺として違う気がする
VS
共感したい(中の人)
KP では、移動前に本日の対抗ロールですね。
道浦 乙嗣
了解です。
RESB(17-13) APP対抗 (1d100<=70) > 11 > スペシャル
負けたいような気はするが実際に心惹かれているのは十蔵ではなく植物に対してだからな…
光満 十蔵 つまりこの対抗に成功されるたびに、僕だけがあなたに惹かれていっているということか
KP では、難なく光満を連れて、聖マーガレット教会へ向かう事が出来るでしょう。
道浦 乙嗣
了解です。
途中でパンでも軽く食べているかな…
光満 十蔵 choice[お総菜パン,甘いパン,甘くないパン,サンドウィッチ] (choice[お総菜パン,甘いパン,甘くないパン,サンドウィッチ]) > お総菜パン
道浦 乙嗣 甘くないパン…? フランスパンなどか…?
光満 十蔵
そうそう、クロワッサンとか塩パンとかをイメージしていたよ。
choice[焼きそばパン,グラタンパン,ウインナーロール,コロッケパン,カレーパン,ピザパン,明太ポテトパン] (choice[焼きそばパン,グラタンパン,ウインナーロール,コロッケパン,カレーパン,ピザパン,明太ポテトパン]) > コロッケパン
コロッケ好きな人だ
道浦 乙嗣
かわいらしいな…
choice[お総菜パン,甘いパン,甘くないパン,サンドウィッチ] (choice[お総菜パン,甘いパン,甘くないパン,サンドウィッチ]) > 甘いパン
……? 昼飯だが…
光満 十蔵
いつもの……
糖分を欲していたのかな? 可愛い
道浦 乙嗣
choice[メロンパン,フレンチトースト,クリームパン,あんぱん,チョココロネ] (choice[メロンパン,フレンチトースト,クリームパン,あんぱん,チョココロネ]) > クリームパン
…………………………らしいな。
CCB<=(10*5) 【DEX】クリームをこぼ… (1D100<=50) > 2 > 決定的成功/スペシャル
すごくうまく食べた……(無駄クリティカル…
光満 十蔵 おめでとう。 とても綺麗に食べられたね
道浦 乙嗣
まあ、せっかくだし一口あげ…よう。
シェアてきな…(????)
光満 十蔵 通算、5クリノーファンか……後が怖いなこれは。
道浦 乙嗣 ファンブルが出たら速攻クリチケで消し飛ばすぞ…
光満 十蔵
おかずと甘いパンだものな。シェアしたんだろう。
はむっ
道浦 乙嗣 ……かわいいな……(手ずから食べさせるスタイルだったのかもしれない
光満 十蔵 差し出されたのを何のためらいもなくかじってるかもしれないな。
道浦 乙嗣
無防備すぎないか…???
「……うまそうに食べるな」
光満 十蔵
「ああ。ソースが染みていておいしいよ。
乙嗣さんも一口食べるかい?」
道浦 乙嗣 「いいのか。では一口もらおう」
光満 十蔵
「どうぞ」
ビニールに包んであるのを持ってそのまま差し出す。
道浦 乙嗣
「………?」
もしかしてそのまま食えという…?
そういう…?
choice[照れる,照れない,わからない] (choice[照れる,照れない,わからない]) > 照れる
光満 十蔵
しかし本日は、元から無い乙嗣さんの【心理学】が更に使えないのだった。
……おや
道浦 乙嗣
「……な、…」
「ど、どういうつもりだ…?」
光満 十蔵
「どうって、何が。手でちぎるわけにもいくまい。
そのままかじって構わないよ」
道浦 乙嗣
お前のDEXならうまくちぎれるだろうに…!
の顔
光満 十蔵
コロッケパンだぞ……?
CCB<=(19*5) 【DEX】実際やるなら…… (1D100<=95) > 56 > 成功
道浦 乙嗣
「……あ、ああ…
では失礼…」
ごく普通に成功している…
光満 十蔵 choice[わかっててやってる,わかってない] (choice[わかっててやってる,わかってない]) > わかっててやってる
道浦 乙嗣
遠慮がちに口を開くと、まだ口がつけられてない場所をぱくり、とくわえてそのまま食べるだろう。
……わざとか…
光満 十蔵
「おいしいだろう?」
分かっててやっているなら、その様をじっと見ているだろうな。
道浦 乙嗣
「……、お、おいしいが…
………」
味なんて分かるか、と思いつつソースやじゃがいもの美味しさは素晴らしいのだろう。
193
味なんて分かるか!(感情
おいしい(料理人の感性
光満 十蔵
「それは良かった。
乙嗣さんのも美味しそうだね。一口おくれよ」
道浦 乙嗣
「ああ、俺だけもらいっぱなしというわけにもな。
……ほら」
そうなると仕返し(?)にそのまま差し出すだろうな。
道浦 乙嗣 BGMが変わった………ふふふ
光満 十蔵 深刻なBGMが合わないな……と思ってね
193 よくわからないけどこのBGMでも何故か心臓がギュッとなっているきはするな…
光満 十蔵
「フ……ありがとう。いただきます」
あ、と大きく口を開けて、遠慮なく食む。
「……うむ。甘い。後口にちょうど良さそうな味だな」
口の端に付いたクリームをぺろ、と舌で舐めとりながら微笑んだ。
道浦 乙嗣
「……っ」
クリームパンに食いつかれて、ギク、と肩を揺らして硬直したまま、その一連の動作をじっと見ている。
目線があったところで、すい、と視線をそらす。
「……なら、よかったよ」
光満 十蔵
「フフ、ごちそうさま」
視線が外れても、愉快そうに見つめている。
道浦 乙嗣
「…………ああ」
何かを思い出させられて…? そんなことあるか…?
道浦 乙嗣
CCB<=(11*5) 【POW】思い出す…? (1D100<=55) > 61 > 失敗
多分失敗で、思い出してしまったということか…?
そ、そんな場合か…?
193 わからない。だって可愛いんだもん…
光満 十蔵 ニコ……?
道浦 乙嗣
……それでなくとも愛らしいので動揺したのだろう。
うん。
昼だぞ(何もかもいい出したのはこちら
光満 十蔵
フフ、昼だね。
可愛くてついからかってしまった
道浦 乙嗣 ………俺にだけするのならそれでもいいんだがな。
光満 十蔵 choice[乙嗣さんだからするんだよ,どうかな,オプションで提示されたらなあ] (choice[乙嗣さんだからするんだよ,どうかな,オプションで提示されたらなあ]) > オプションで提示されたらなあ
道浦 乙嗣 まあいい値段だったらするだろうな…
光満 十蔵 サービス精神旺盛なもので。
道浦 乙嗣
……ふうん
「……食べ終わったら車を出すぞ」
光満 十蔵
「うむ。行こう。
次は聖マーガレット教会だったな」
光満 十蔵 CCB<=90 【博物学】 (1D100<=90) > 44 > 成功
道浦 乙嗣
「ああ。
……この短期間に2回も教会に行くことになるとは思わなかったが」
光満 十蔵
「そうだな。しかも今回も、結婚式をよく行う教会と来た」
「それにしてもマーガレットか。
『恋占い』『真実の愛』に『信頼』……なるほどね」
「英語圏での意味ならば、『秘密の恋』……」
道浦 乙嗣
「秘密…?
……結婚や恋愛に関して、縁起のいい花言葉、ということか?」
光満 十蔵
「ああ。マーガレットは恋占いに使う花らしくてね。
ほら、ベタな花占いだよ。『好き、嫌い、好き』……」
道浦 乙嗣 「あれか……。何の花でもいいと思っていたが、決まった花があったんだな」
光満 十蔵
「恋する乙女にとっては、そこにある花こそが恋占いに相応しいのだろうが……そこまではね」
「神楽坂さんに関連している、というのも頷ける気がしたよ」
道浦 乙嗣 「恋…の占い師だから、か」
光満 十蔵
「うむ。どのような教会か、何だか興味が湧いてきたな。
早速向かうとしようか」
光満 十蔵 神楽坂さんと同期してる感……?
道浦 乙嗣
「少なくとも”地獄の種子”とやらの出どころだろうから……警戒はしておかないとな。
よし、シートベルトをしておけよ」
では車で向かおうか。
KP
乙嗣さんは引き続き運転して聖マーガレット教会を目指す。
教会脇の駐車スペースに停めた。
【聖マーガレット教会】
道浦 乙嗣
結婚しそう(錯覚
きれいな写真だ
KP
それほど大きくはないが、緑豊かな庭園を備えた教会だ。
数組のカップルらしき来訪者が教会内を見学している中
講堂では少年隊がミサのレッスンを受けているようで、かなり活動的な教会であることがうかがえる。
KP 探索箇所:教会受付・教会内部
道浦 乙嗣
少年隊が……。
そうか、前のあの教会は商売っ気のほうが強かったが、こちらはちがう、という感じかな
KP
こちらも商業主義的、とは記載があるのですが
どうなんでしょうね。
恐らくあちらは、ブライダルチャペルであって正規の教会ではなく、こちらは一応ちゃんとした教会……?
道浦 乙嗣
そうなのか……ほほう
勉強になる…
教会受付に行ってみる…だろうか。
神楽坂さんとの関係や読書会のことについて聞いてみよう。
KP
ちゃんとした教会? なら結婚式も葬式も費用はお気持ちだけでいいが
どこかの企業と提携していて、結婚式の時に場所代として金もとる……? のかも……?(わやわや)
道浦 乙嗣
なるほど……?
ちゃんとした教会の方にはあまり入ったことないな……。機会もなくて…
KP
◆教会受付
受付の女性は、もし光満と二人連れで仲睦まじく訪れる場合は
式場見学と勘違いするかもしれない。(?)
「神楽坂祐樹」の名前を出し、彼の交流のあった職員について尋ねるのであれば
一人の背の高い紳士然とした男性がやってくる。
どうやらミサの企画運営に携わっている、事務職員のようだ。
道浦 乙嗣 式場見学と勘違い……するかな…??
受付 choice[結婚……!?(どき),仲が良さそうね~,どういう関係……?] (choice[結婚……!?(どき),仲が良さそうね~,どういう関係……?]) > 仲が良さそうね~
道浦 乙嗣 兄弟か友達あたりだと見られていると見た
事務職員
「大変お待たせいたしました。
私が、こちらでミサの企画運営に携わっている者でございます」
道浦 乙嗣
「……ああ、はじめまして。
私は……神楽坂さんとは知り合いだった者ですが……」
間違ってはない(死後の知り合い(広義
神楽坂 祐樹 ふふ、知り合ってしまったね
道浦 乙嗣 ああ、知り合ってしまったな…
道浦 乙嗣
「彼がこちらで頻繁に読書会というものに参加していたと聞きまして。
どのような催しだったのか、軽くでもいいのでお聞かせ願えたらなと思い参りました」
事務職員
「さようでございましたか。神楽坂さんの訃報はとても残念でしたね。
ああ、読書会の内容ですか。では、今までの記録を少し参照してまいりますね」
道浦 乙嗣 「よろしくおねがいします」
KP 暫くすると、事務職員は分厚いファイルを持って戻ってくるだろう。
事務職員
「神楽坂さんご自身が企画された読書会に関しては、参加者様が一名だけだったようですが
それ以外の読書会では、我々が企画をして様々なおまじないなどについて資料を読み、研究、討論していました」
道浦 乙嗣 おまじないのことをよく話し合っていたのか…
事務職員
「こちらがその記録です。
気になるものがあればどうぞ、ご自由に閲覧ください」
道浦 乙嗣
「ありがとうございます。
拝見させていただきます」
KP 【図書館】または【目星】をどうぞ。
道浦 乙嗣 CCB<=79 【図書館】79だったらしい (1D100<=79) > 67 > 成功
道浦 乙嗣 よし…
KP
どちらにしても成功! よかった
では乙嗣さんは、今までの一連の情報から、ひとつのおまじない……
もとい、呪文めいたものを発見する。
KP
【魅惑】(ルールブック掲載内容から改変)
この呪文を使うものは1D6SANをコストに自分のMPと対象のMPを競わせる。
対象は突然それまでの動作を止め、呪文の使い手が口頭で命令したことを何でも聞く。
呪文が効いている間、対象には使い手の目が燃えるように輝いて見える。
持続ラウンドは呪文の使い手の持っているINT×5ラウンドである。
道浦 乙嗣
「魅惑……」
これが地獄の種子に…?
こんな状態になったことはないはずだが、自覚がないためか…?
試しに使ってみてもらうか? と思ったがSANが減ってしまう…
KP 乙嗣さんは、毎日のデバフがそれにあたりますかね。
道浦 乙嗣
なるほど…
「……俺のこれは、この呪文によるものか」
光満 十蔵 「ふむ……? 僕自身が使った覚えは無いから、あくまで【女王蜂】の効果なのだろうな」
道浦 乙嗣
「なるほど……。
……できれば早めに解除したいところだ」
道浦 乙嗣 俺自身の気持ちかそうでないのかわからない状態のままでいるのは、なんとなく嫌だ。
光満 十蔵
「フ……乙嗣さんにとっては厄介でしかないものな。
【女王蜂】さえ何とかできれば、全て解決できることサ」
道浦 乙嗣
「……そうだな」
他に、この資料から調べられそうなことはあるだろうか?
KP
今までに得た情報ばかりですね。
神楽坂が企画した読書会は、途中から坂岸しか参加していないこと
事務職員から言われたように、それ以外の読書会の内容としては、基本的にはおまじないを扱っていること
などが分かります。
教会受付で得られる情報は以上です。
道浦 乙嗣
了解です。
「ありがとうございました。
彼のことをよく知ることが出来たような気がします」
事務職員
「それは良かったです。
こちらこそ、訪問くださりありがとうございました」
道浦 乙嗣
「はい、本日は突然の訪問にも関わらず、快く応えていただき本当にありがとうございました」
愛想笑いを浮かべて会釈をした後……教会内部を見て回ろう。
KP
実は結構情報を既に抜けているので、教会内部を見なくても大丈夫そうな気がしてきました……
蛇足になりそうですが、行ってみますか?
(ショートカットでも構いません)
道浦 乙嗣
……やることもないしな…?
ど、どうしようか…
さらっとみていくか(?)
こう……SELECTボタンを押すと会話ができる的な
KP
ふふ、わかりました。
本来は今までに抜けなかった情報のお助けポイントのような位置づけなので、適当に進めますね(?)
道浦 乙嗣 了解です。
KP
◆教会内部
荘厳で洗練されたデザインのチャペルだ。
ミサのレッスンは終わったようで、今は静まり返っている。
乙嗣さんと光満の足音だけがやけに大きく響いた。
【図書館】または【目星】を振ることができます。
道浦 乙嗣
「やはり以前行った教会とは色々と異なるな……」
CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 77 > 失敗
ふっ…
め、目星を振ってみても…?
光満 十蔵 「そうだな。読書会の内容はともかく、見た目はちゃんとした教会のようだ」
KP 【目星】どうぞ!
道浦 乙嗣
CCB<=59 【目星】 (1D100<=59) > 92 > 失敗
より悪くなった。
KP わー、ん……
道浦 乙嗣
無理だな……雑談するか
「おまじないといっても……
俺は先程お前が行っていたような、花占いとか……朝きちんと目を覚ますためのおまじないとか……」
「そういったたぐいのものしか知らないな。
少し調べただけでこうも種類があるとは」
「それに……ああいったものは眉唾ものだと思っていた。
……効果があるとはな」
光満 十蔵
「ああ。奥が深いだろう?」
「無論、何の効果も無いでたらめな物も中にはあり、何ならそういった物の方が多いだろうが
その中から、真に価値あるものを見つける事にこそ追究する意味があるというものサ」
道浦 乙嗣
「……そうか、しかし…」
「……今回ばかりは、効果がないほうが良かったよ」
「こういった方面には関わらないようにしていたので、俺に打てる手がないのが……歯がゆいな」
光満 十蔵
「……そう、残念がる事はないよ。
あなたは……それでもこうやって、できる事がないか懸命に探索してくれているじゃないか」
「たとえそれが、呪文の効果によるものだったとしても……」
道浦 乙嗣
「………」
「呪文の効果がなければ、俺がお前のために動くことはないと考えているのか」
光満 十蔵 「え? いや、そんな事は……」
道浦 乙嗣
「……構わないが」
「今の俺が何をどう言おうとも、呪文のせいだろう」
「俺は……こんな状態でなくても、お前を助けたいと思っていただろうよ」
「お前の関心が俺に向いてなかったとしてもだ」
「そう考えると……あの場に居合わせたのは幸運だったのかもしれないな。
お前の事情に関わる理由が得られた」
「……これは立石早苗に悪いな」
193 めちゃめちゃ喋るやんの顔
光満 十蔵 これには流石の僕もびっくり
193 なんか寂しい気持ちになったのかな…?(???)
光満 十蔵
「……立石さんに接触したタイミングで、僕が【女王蜂】に寄生されたのだとしたら」
「乙嗣さんが僕へ食事を振る舞おうとしてくれたのも、その誘いに僕が乗ったのも
何にも左右されていない、あなたと僕自身の感情だろう」
道浦 乙嗣 「……ああ」
光満 十蔵 「……関心の無い相手に、ついて行くものか……」
道浦 乙嗣
「……、………」
「そ……… そうか……」
光満 十蔵 「『種は、意識を向けてほしいと言う気持ちを抱えている人間にしか根を張らない』」
道浦 乙嗣 「ああ。それは……聞いたが」
光満 十蔵
「……まったく。案外鈍いのだなあなたは。
その後に坂岸さんに言われた事を忘れたのかい?」
「忘れたのなら? それはそれでも構わないが」
道浦 乙嗣
好かれたいのに好かれたくない、とかそういう…
心は種を拒絶した、とかなんとか…
光満 十蔵
「呪文の概要にもあったろう。
本来ならそこまで持続する術ではないんだ」
85ラウンド……1020秒 約17分だ
道浦 乙嗣
「……忘れてはいない」
17分……
光満 十蔵
「小岩病院の医師にかかった【魅了】はとっくに解けているだろうね。それは何故か?」
「それ以上の関心を僕が向けていないからサ」
「それならどうして、乙嗣さんは何日も何日も、呪文の効果のお世話になっているんだろうね!?」
道浦 乙嗣 しんぞうがいたい
道浦 乙嗣
「そ、れは……」
「………あの…いや…」
「わ、悪かった……
俺が……鈍かったな」
「……嬉しいよ。
どんな意味合いでの心でも」
「こういった形で分かるのは
良かったのか悪かったのか、いや、悪いが…」
光満 十蔵
いずれ別れると分かっているから、必要以上にのめり込まない、好きになってはいけないと思っているのかもしれない。
でも、そう思っている時点で最早、僕の負けだ。
道浦 乙嗣
「後はもう、待つしかない段階だろうが……
なるべくお前の力になる」
「俺が、心からそうしたいと思っているんだ」
光満 十蔵
「う……」
「……いや。僕も悪かった。冷静さを欠いた発言だった」
「何……きっと今回も全て丸く収まるサ」
道浦 乙嗣 「……だといいが」
光満 十蔵
「何だかんだ、乙嗣さんとは色んな事に巻き込まれてきたが……」
「その度に、二人でどうにか、解決してきただろう?」
「……僕が助けられる事の方が多かったように思うが」
道浦 乙嗣
「ああ、そうだな……。
俺とお前の二人で協力しなければ、きっと難しかったよ」
光満 十蔵 「いつか。……勿論、何も起こらないのが一番だが……」
道浦 乙嗣 「……?」
光満 十蔵
「あなたが困難に陥る事があった時には、その時には、……」
「……必ず、恩に報いるよ」
道浦 乙嗣
「……それは……かなり心強いな」
「その時は、よろしく頼む」
……契約の握手とかする…か…?
光満 十蔵
「フ……任せたまえよ。
有能なこの僕が本気を出すからには、期待以上の結果をもたらしてみせよう」
手を差し出されるなら、その手を取ろう。
あるいは、自分から手を差し出してもいい。
道浦 乙嗣
ではどちらともなく、お互いに手を差し出したのかもしれないな。
俺はその手を掴んで、しっかりと……手のひらを使って握っただろう。
光満 十蔵 僕の手では覆いきれないあなたの手の甲に、もう片方の手を重ねて握り返そう。
道浦 乙嗣
……しばらく満足げに繋がれた手を見つめていたかと思うと、ふと我に返る。
「………か、帰るか。
柄にもない話をした」
光満 十蔵
「フ、そうだな。まさしく、果報は寝て待て。
今日は帰ってゆっくりするとしよう」
穏やかに微笑んで、そっと手を離す。
道浦 乙嗣 「……あ」
道浦 乙嗣 離された手を見てつい寂しげにしてしまう。
光満 十蔵 「うん?」
道浦 乙嗣
「……そうだな。
今日はゆっくりしよう」
道浦 乙嗣 手をもじもじと、ばれないように後ろ手に隠した…のかもしれないな
光満 十蔵
「……」
「……よし、そうと決まれば早く車へ戻ろうじゃないか」
乙嗣さんの片手を取って走り出す。
道浦 乙嗣
「……! あ、ああ…」
突然握られた手に驚きながら、離さないようにとっさに握り返した。
十蔵の後ろを小走りになってついていく。
KP
静かな講堂に、軽快な足音が響く。
駆け出した乙嗣さんと光満を見送るように、18時を告げる教会の鐘が鳴った。
193 ちょうど0じね…(ちょうどではない)
光満 十蔵 フ、誤差の範囲で0時だな。
KP 僅かに息を弾ませながら車に乗り込み、帰宅することだろう。
道浦 乙嗣
ああ、そうしよう。
……走って大丈夫だったのか?
光満 十蔵 走っても心拍数が上昇しないのはやはり奇妙な感覚だが、体調には問題ないサ。
道浦 乙嗣
ならいいが……
気にかけつつ、家に帰っただろうな。
光満 十蔵
心拍数が上がらずとも、心は波のように移り変わった。
……心の在り処は、心臓だけでも脳だけでもないのだろうな。
光満 十蔵
choice[うとうとする,起きている] (choice[うとうとする,起きている]) > 起きている
うむ。本当に元気だ。
カーステレオから小さく流れる、流行りの曲を口ずさんでいたかもしれないな。
道浦 乙嗣
なんだそれは…
流行りの曲はわからないが、歌うお前はかわいい。
内心で愛でていただろう……。 (?)
KP そうして無事に、乙嗣さんの自宅へ着く。
道浦 乙嗣
「……さて、今日は何にするか。
一昨日はうどんで、昨日は雑炊…」
ふーむ…
なにか汁物系がいいんじゃないかとは思っているが、待てよ…
光満 十蔵 (昼にコロッケパンを食べた顔をしている)
道浦 乙嗣
ふふ、油っぽいものを食べたな…?
「だいぶ食べられるようになったみたいだし、今日は普通にご飯を炊くか。
和食にしよう」
光満 十蔵
「ああ。胃の調子はすこぶる良い。
問題なく食べられるだろうサ」
道浦 乙嗣
豚汁と、魚の煮物と、ごはん……がいいだろうか?
漬物……は流石に既製品だろうが。
道浦 乙嗣 クックパッドを開く音
光満 十蔵
どの魚にするんだろう、とそわそわ待ち構えている
カレイかな……? サバの味噌煮か……?
道浦 乙嗣
……何がいいんだ?(なければサクッと買ってくる
かわいい
光満 十蔵 いや、でも豚汁があるなら味噌ではないな。
道浦 乙嗣
よし、どちらかにしような
そうだな、生姜煮とか、梅煮とか、そっち系を見ていた
けみかる 梅煮~~!!(つられるKP
道浦 乙嗣 ふふ…KPさんが釣れた
光満 十蔵
豚汁に生姜を入れるなら、梅煮だろうか?
KPに合わせたわけではなく……
道浦 乙嗣
かれい、いわし、さわら、さばでもいけるのか…
うん、梅煮にしよう。
光満 十蔵
choice[追い生姜をする,追い生姜はしない] 豚汁に (choice[追い生姜をする,追い生姜はしない]) > 追い生姜をする
豚汁づくりが終わったら、すりおろししょうがのチューブを食卓にいそいそと出そう。
道浦 乙嗣
生姜がすきか
チューブ… 言ってくれれば普通にするが(チューブは甘いので
道浦 乙嗣
では……魚はイワシか何か…にするか?
「煮魚にするが、何の魚がいい?」
光満 十蔵
マメだな……
それなら乙嗣さん家の冷蔵庫にチューブは無いかもしれないな。
光満 十蔵
フ、それならイワシにしよう。
「イワシやサワラが旬だな。煮るのなら、僕はイワシがいい」
道浦 乙嗣 「そうか、イワシは丁度冷蔵庫にある」?
光満 十蔵 ふふ、昨日か一昨日あたりに買っていたのだろうか
道浦 乙嗣 そうかもしれない。作るつもりで…?
光満 十蔵 「ああ、それなら尚更イワシがいいな」
道浦 乙嗣 「少し時間がかかるから……先に風呂に入ってくるか?」
光満 十蔵
「ああ、そうだな。風呂を沸かしてくる。
湯が溜まるまでは手伝おう」
道浦 乙嗣 「ありがとう。魚の処理は手が生臭くなるし……、野菜を洗ってもらうかな」
光満 十蔵
「フ。今から風呂に入るのだから構わないのに。
だがそちらは乙嗣さんに任せた方が確実だな。了解したよ」
道浦 乙嗣 「ああ、こちらは任せろ」
KP 乙嗣さんがイワシを捌いて、内臓などの下処理をしている傍らで、光満は豚汁に使う根菜類を洗い、使う分だけいちょう切りにしていく。
道浦 乙嗣
根菜類を洗ってくれるのは非常にありがたいな…(土…
「……うまく切れてるな」
手元を覗き込みながら
光満 十蔵 土いじりは常日頃から行っているのだから、何の抵抗も無いよ。
道浦 乙嗣 いや、きれいに落とすのが大変だろうから…
光満 十蔵
どちらかがやるなら、負担は分けた方が良いだろう?
「フ、そうだろう。
とはいえ味噌汁、いや豚汁をこうして自分で作るのは久しぶりだな」
道浦 乙嗣
「そうか? いや……まあ面倒かもしれないな。
特に一人分を作るだけなら」
「色々と割に合わないだろう」
準備が…
光満 十蔵
「ああ。余らせてしまうのも勿体ないからね。
手作りの方がおいしいと分かっていても、ついな」
道浦 乙嗣
「俺でもそうは作らないよ。
今はお前が家にいるので腕を存分に奮っている」
光満 十蔵
「フ……以前もそのような事を言っていたね。
有り難い限りだ」
道浦 乙嗣 「ああ、存分に恩恵を享受してくれ」
光満 十蔵 「そうだな。数日の内に解決が見込めるのなら、より味わっていただかねば」
道浦 乙嗣
「ああ。……そろそろ風呂が沸く頃だろう。
包丁とまな板はそのままでいいから、入っておいで」
光満 十蔵
「そうだな、」 遠くに聞こえるお湯張り完了のメロディを聞き
「では、お言葉に甘えて。お先に」
道浦 乙嗣 「うん、どうぞ」
光満 十蔵
軽く手を洗ってから、衣類を用意して風呂に入ろう。
かぽーん……
193 湯船に浸かる光満くんをおもうと心がポカポカしますね…(?
光満 十蔵 フフ……?
道浦 乙嗣
上がってくるまでに作ってしまいたいな。
多分…三口コンロなので豚汁に使う野菜を切ってしまったら早々に火にかけて煮込み始めるだろう。
光満 十蔵 choice[長くつかる,普通につかる,烏の行水] (choice[長くつかる,普通につかる,烏の行水]) > 長くつかる
道浦 乙嗣
そうこうしているうちに出来上がる…?
いや、出てくる時間によってはもう少しかかるかな。
道浦 乙嗣 ふふ、茹でられているな。
光満 十蔵
choice[普段はシャワー,普段も湯を張る,日によってまちまち] (choice[普段はシャワー,普段も湯を張る,日によってまちまち]) > 普段はシャワー
だからかもしれないな。
道浦 乙嗣
ほほう…?
なるほど、湯をはるのも面倒だからな
光満 十蔵 金には困っていないはずだが、どうにも節約したがるたちらしい。
光満 十蔵 僕はゆっくり浸かっているから、あとはしっかり煮込まれるのを待つだけ、くらいかもしれないな。
道浦 乙嗣
……扶養に入れられればな……
そしてつい魚と十蔵くんを同一視してしまうPL(?)
道浦 乙嗣
そうだな。
保存の準備もして……片付けたら、あとは待つだけだ
光満 十蔵
別に養ってほしいわけでは……
店も薄っすら望んでいる個人契約か……?
同一視……??
……僕が煮込まれるということか……???
道浦 乙嗣
茹だってる光満十蔵くんをみて…?
ドキ…?(…魚…?
道浦 乙嗣 ……出来上がってもまだ風呂に入ってそうなら、湯船で眠り込んでないか見に行くか…?
光満 十蔵 おやおや覗きかい? ふふ、どうぞ。(?)
道浦 乙嗣 い、いや……声ぐらいかけるが
193
ここで遠慮なく踏み込んでいけないので理性が邪魔…。
お酒を飲め(この状況で…?
光満 十蔵
眠いわけではなさそうだから普通に起きているとも。
「そろそろ上がる」と気の抜けた返事をして、しばらくしたらドライヤーの音が聞こえてくるだろう。
光満 十蔵
キッチンドリンカー……?
僕は意図的にからかったが、別に男の裸なんて見ても見られても……
大体見慣れているだろう?
道浦 乙嗣
いや……急に見られていい気はしないだろう。
気が抜けている空間だろうし
道浦 乙嗣
ならいいが。
気を取り直してリビングに戻って配膳を進めている…
光満 十蔵
「やあ、すっかり長湯をしてしまった。心配を掛けたね。
ああ、とても良い匂いだ……」
すん、と漂う匂いをかいで目を細める。
道浦 乙嗣
「いや……そうだな、思っていたよりも長かったな。
倒れてるのかと思ったが、そうでないならいい」
道浦 乙嗣 CCB<=80 【制作(愛妻弁当)】 (1D100<=80) > 38 > 成功
道浦 乙嗣
「……そうだろう。
今日もなかなか上手く出来たと自負している」
光満 十蔵
「フ、乙嗣さんと乙嗣さんが作ってくれた料理を前に、倒れるわけにもいくまいよ。
早速いただこうか」
道浦 乙嗣
「ああ。……いただきます」
味見はしたつもりだが……味の出来が気になって梅煮から手を出すかな
光満 十蔵
「いただきます」
体は既にあたたまっているので、僕も梅煮からいただこう。
KP
しっかりと下処理のされたイワシは、梅の効果もあってかその旨味を残しながらも臭みがまったくない。
梅の酸味と塩味が溶け込んだ煮汁が、ふっくらとしたイワシの身に染みている。
今日も一日繰り出して知らず疲労した体に、じんわりと効く味だ。
道浦 乙嗣 真夜中の飯テロ…(震
KP
生の生姜をふんだんに使用した豚汁もまた、体を芯から温めてくれる。
豚をはじめ、薄く切った大根や人参、こんにゃくといった具材が味噌としょうがに浸ってどれも柔らかい。
散らしたネギの色味も鮮やかだ。
改めて擦り下ろした生姜を足しても、その香りがより一層引き立つだろう。
道浦 乙嗣
「……イワシがうまく煮えたな。梅とも合っている」
「豚汁も野菜が均等に切られているのでうまく味がしみているようだ」
光満 十蔵
「うむ。この酸味がいいな。
煮汁に浸かった梅もコクがあって美味しい」
「フ……手伝った甲斐があったよ。
一日の疲れが吹き飛ぶな……」
「どちらもご飯にとてもよく合う。箸が進むよ」
道浦 乙嗣 「よく食べられるようになったのは本当に良かった。今日はご飯を炊いてよかったな」
光満 十蔵 「ああ。乙嗣さんの判断はとても正しかったと言える」
道浦 乙嗣
「ん……?
やったな」
光満 十蔵
「ふう……イワシの身もしっかりあり、豚汁の具もご飯も、お腹にたまった……。
今日もとても美味しかったよ。ごちそうさま」
道浦 乙嗣 おそらくきれいに平らげられた品々を見て嬉しそうにする…?
光満 十蔵
身に煮汁を浸しながら食べた。
皿に残っているのは、イワシの骨と梅干の種くらいだろうな。
道浦 乙嗣
本当にきれいに食べたな…。
「ああ、どういたしまして。
明日には何かしらの結果が出るだろうし……今日も早めに寝るといい」
光満 十蔵
「ああ。お腹が落ち着いたらすぐにでも眠るよ、ありがとう」
食べた皿や使った物を運んだら、患者用の寝室に戻るかな。
図書館で借りた本を読んだり、少しだけ勉強したら、大人しく眠ろう。
リビングを覗いて乙嗣さんがいるようなら、声を掛けてからにしよう。
道浦 乙嗣
そうだな、風呂を上がって片付けたら……
ソファに座って考え事をしているかな。
光満 十蔵
「それでは、僕はもう眠るとするよ」
「また明日。……おやすみ、乙嗣さん」
道浦 乙嗣
「ん……? ああ、そうか」
「おやすみなさい、十蔵。
また明日」
光満 十蔵
再度頷いて、部屋に戻ったら布団に潜り込もう。
すや……
道浦 乙嗣
今日もリビングのソファで眠るかな……。
寝る前に様子を見るかもしれないが、静かに眠ってるさまを見て安心するだろう。
KP 今日は夜中に何か起こる事もなく、ぐっすり眠る事が出来る。
道浦 乙嗣 そうか、よかった…
KP
…………
恙無く、朝を迎えることができた。
乙嗣さんは1d20と1d12をどうぞ。
道浦 乙嗣
1d20 (1D20) > 18
あっ…
1d12 (1D12) > 8
道浦 乙嗣 振り直したい、ような気もするが…
道浦 乙嗣 1d20を振り直したい気持ちが…
KP ふふ……? クリチケ……?
道浦 乙嗣 よし、使おう
道浦 乙嗣 クリチケで1d20を振り直そう
KP わかりました。どうぞ。
system [ 道浦 乙嗣 ] CT : 4 → 3
道浦 乙嗣
1d20 (1D20) > 1
差が…
道浦 乙嗣 振り直したかいがある
KP
何か、何かがあった……。
乙嗣さんの祈りが通じた……。
道浦 乙嗣 そうであれば非常に嬉しい
光満 十蔵 choice[寝ている,起きている] (choice[寝ている,起きている]) > 起きている
KP
乙嗣さんが目を覚まして患者用の寝室を覗けば、光満は今日も既に目を覚ましていたようだ。
大人しくベッドに横たわったまま、あなたの姿を認めて明るく声を掛ける。
光満 十蔵 「ああ、おはよう、乙嗣さん」
道浦 乙嗣 「……おはよう、十蔵」
KP
しかし、乙嗣さんは咄嗟にこう思う。
今の自分のことは探ってもらった方がいいかもしれないが、あまり見ないでほしい。
思わず視線を泳がせてしまう。
表情も声色も、今日はどうしても自分の思うように制御できている気がしない。
自分でどうにもならないものを「自分だ」なんて思われるのは嫌だし
相手のせいでそうなっていることなんて、わかられたくはない。
道浦 乙嗣 昨日の俺が混じっている…
KP
●12 秘密
【ペナルティ内容】
一日中、SANが回復する事象が発生しても自分のSANは回復しない。
KP
解決したはずなのに、ぶり返しているようですね……。
まあこれはお分かりの通り呪文のせいです。
道浦 乙嗣
ある程度、態度に出すのは自制できる… はずか
「……熱を測るぞ、心拍数もだ」
光満 十蔵 「ああ。頼んだよ」
KP 熱はなく、いたって正常。平熱だ。
道浦 乙嗣
そうか、よかった。
心拍数は……
まあ、異常が進行してないか確認するために、触れて確認しようか。
KP
その仕組みは既に、二人の中で分かっている。
乙嗣さんの手は光満の胸元の皮膚をすり抜けて、その心臓に直接触れる事が出来るだろう。
昨日とほとんど変わらない、しかし通常よりはやや落ち着いた鼓動を指で感じる。
乙嗣さんは光満の心拍数を正確に測ることができた。
【現在の心拍数:77】
光満 十蔵 「自分でも、あまり変わりはない様に思うのだが。どうだい」
道浦 乙嗣
「ああ。昨日とほぼ変わらないようだ。
……よかった…」
光満 十蔵
「よく食べ、よく眠ったからかもしれないな。
診察、ありがとう」
道浦 乙嗣
「うん、……今日も頑張ろう」
さて、残っているのは繁華街だったか…
坂岸さんから連絡が来ないようであれば、繁華街に行ってみようか
KP
実は繁華街も、情報としては行っても行かなくてももう大丈夫な場所ですね。
坂岸巴から連絡を入れて、進めてもよろしいでしょうか?
道浦 乙嗣
なるほど…… そうしよう
その場合、繁華街をぶらぶらするしか出来ることがないしな…
KP 秘匿に掲載しておきますが、何をしても立石早苗の想い人が出てきて厄介な事になります。とだけ。
道浦 乙嗣
えっ…
ひ、ひええ…(震
KP
◆繁華街(立石と衝突した場所)
物資調達場所。
ショッピングセンターやアミューズメントパークなどがあり、かなり栄えた町だ。
欲しいものがあるならば改めて購入しても良い。
◎立石と衝突した駅前
事の発端であった立石と衝突した場所になんとなく足を運ぶ。
そこには、いつも通りの喧噪があり、とくに何も調べるべきものはないように思われる。
しかし、男が一人こちらに向かって速足で歩いていた。明確にこちらに来ていると感じる。
DEX×5で逃げることも可能。
その場にとどまる場合は、男は非常に熱の入った面持ちで光満に話しかける。
「早苗か?俺にはわかる、お前は早苗だよな?」
●男に精神分析またはオープン心理学
おおよそ正気を失っているように思える。この人間の言動を否定したら、次に何をしでかしてもおかしくないような状態だ。
※KP情報
立石早苗の想い人の高円寺。
生前に地獄の種子を媒介して深く魅了していたため
地獄の種子の寄生先の光満に執拗に絡む。
◎男(高円寺渚)との問答例
○「光満は早苗ではない」
「そうか、早苗は確かに死んだから、名前と形を変えて俺に会いに来てくれたんだな」
と号泣する。怖い。
○「お前は誰だ」
「高円寺だ、早苗は死んでしまったから混乱しているかもしれないが、絶対に思い出すはずだ」
と自信満々にいう。そんなことはない。
○光満から離れてくれないか
「早苗、お前はそんなこと言わないよな?俺が必要だよな?」と光満に向かって必死に問い詰める。光満が否定するような言葉を放つ場合は【男との戦闘】へ。
●高円寺との戦闘
【高円寺のステータス】
HP:10 DEX:7 STR:14 DB:0
こぶし 55%
ナイフ 20% 1D4
○戦闘終了後に救急車を呼ばなかった、あるいは乙嗣さんが死にそうになった場合など
高円寺はよろめきながら、光満に向かって「早苗!なんで俺を拒絶するんだ!」と叫びながら喉を掻き切って自害しようとする。
【DEX×5】や適切な技能に成功しなかった場合、高円寺は死ぬ。SANC1/1D3。
高円寺が死んだとしても、周りの人間が一方的に襲ってきたかと思えば自殺したことは証言してくれるため問題なく解放される。
●高円寺との戦闘後、目星
高円寺が落としたのだろうか、きれいにファイリングされたいくつかの書類が目につく。
その中に、「聖・マーガレット教会」のパンフレットがあった。
(聖マーガレット教会の情報を入手する)
KP
では、朝食を済ませ、立石早苗と接触した場所へ行ってみようかと準備を始めた頃
坂岸巴から連絡が入る。
道浦 乙嗣 応答しよう。
坂岸 巴
『おはよう、道浦くん。
君の見つけてくれた、神楽坂くんの調合案で、【女王蜂】を摘出する方法を構築することができたよ』
『処置はなるべく早い方が良いだろう。
早速家に来てくれるかな』
道浦 乙嗣
「おはようございます……
本当ですか!」
「はい、ええ、わかりました。
すぐに」
「十蔵、【女王蜂】を取り出す方法が構築できたらしい…っ
すぐに向かおう」
光満 十蔵
「本当かい。それは良かった。
ああ、勿論、行くとしよう」
道浦 乙嗣 もちろん安全運転のつもりだが、少し気が急いてアクセルを踏み込みすぎる…かもしれない。
光満 十蔵
「お、おお……乙嗣さんにしては珍しく、少し荒いな……?」
少し驚きつつも、真剣な横顔を見てすぐに黙る。
道浦 乙嗣
「……ああ、悪い。少し焦っているらしい」
そこからは多少、もう少し気を遣って運転するだろう…。
KP
以前より時間を掛けずに、坂岸巴の病院に到着した。
【坂岸巴の病院】
坂岸 巴 「おはよう、道浦くん、光満くん」
道浦 乙嗣 「おはようございます」
光満 十蔵 「おはよう、巴さん」
坂岸 巴 「さて……早速本題だが、とりあえず大体の逆算は出来たよ」
道浦 乙嗣
「………………」
「あ、ええ……」
坂岸 巴 「成功するかどうかは、現在光満くんに取りついて居る種子の情報を、どれだけ再現できているかにかかっているんだけどね」
道浦 乙嗣 ……………………
坂岸 巴
「寄生主が弱ってれば弱ってるほどやりやすいけど
死ぬリスクもあるから弱らせるとかはやめておくね」
「部分麻酔だけ……かけたほうが良いのかな……」
KP
坂岸はこのように切り出しながら、【女王蜂】を摘出するための術として
【種子を取り除く魔力を付与する】を提案する。
道浦 乙嗣
「ええ。リスクは少しでも取り除いていただけると…」
聞こう…
KP
【種子を取り除く魔力を付与する】
正気度1D6、MP1D3点をコストとして使用可能。
術をかけられた手は10分間の間、地獄の種子を引き寄せ、つかみ取ることができる。
術者は誰でもいい。
道浦 乙嗣
「掴み取ることが出来る、といっても……
種自身は皮膚や膜を貫通できるのでしょうか?」
坂岸 巴
「ああ。そこだけが問題でね。
種子のみを誘引する必要があるんだよ」
「おそらく、光満くんの事や彼の状態をよく知らない俺が処置するより
今まで共に行動し、情報を集めた道浦くんが処置をする事で、その成功率は上がると踏んでいるよ」
道浦 乙嗣
「……とはいえ、物理的に取り除こうとすると心臓を食いつぶすのでしょう。
開胸手術などを行っても同じなのでは…」
そのままいけるのか…?
坂岸 巴
「その為の魔力だよ。
俄かには信じ難い事かもしれないけどね」
道浦 乙嗣 「そう、ですか……」
坂岸 巴
「厄介なまじないには別のまじないで対抗する。
切除するのではなくて、その手で摘出するんだ」
道浦 乙嗣
「………わかりました。
俺が行います。……いいか?」
十蔵くんに問いかけつつ…?
光満 十蔵
「ああ。僕からもお願いしよう。
信じているよ、乙嗣さん」
道浦 乙嗣
「……わかった」
「設備を貸していただけますか。
注射器や麻酔薬などは持ってきてないんです」
というかここでやるのか…?
坂岸 巴
「ああ、院内に手術室があるから案内するね。
自由に使ってくれていいよ」
道浦 乙嗣 「ありがとうございます。助かります」
坂岸 巴 「いいえ。後学の為に、俺も同席してもいいかな?」
道浦 乙嗣
…………いや、うん、解決方法を提示してくれた人だからな…
「構いません。今回の手法を編み出して、場所まで貸してくださるのですから」
とはいいつつ…十蔵くんの方を見る…?
光満 十蔵 「僕も異論はないよ」
坂岸 巴
「ありがとう。
今後もしこういう事が起こった時のために、記録してしっかり残しておくよ」
道浦 乙嗣
「ええ、ぜひ。そうしてください」
……では手術室へ…?
KP 【対女王蜂】
道浦 乙嗣 対女王蜂…!??
KP
乙嗣さんは地獄の種子を摘出するため、【種子を取り除く魔力を付与する】を使用した上で
光満の胸部に手を入れ、「種子のみを誘引する」必要がある。
まずは正気度1D6、MP1D3点のコスト消費をどうぞ。
道浦 乙嗣
1d6 SAN減少 (1D6) > 1
1d3 MP減少 (1D3) > 2
system
[ 道浦 乙嗣 ] MP : 11 → 9
[ 道浦 乙嗣 ] SAN : 59 → 58
光満 十蔵 とても偉い
道浦 乙嗣
よかった……。
手術にはなれているせいか…?(?)
光満 十蔵 「それじゃあ、よろしくお願いします」
道浦 乙嗣 「……ああ、任せろ」
KP それでは、乙嗣さんは1d100をどうぞ。
道浦 乙嗣
何…
1d100 (1D100) > 74
うっ…
KP ではここで、【女王蜂】摘出のための成功率を開示いたします。
KP
【おおきなかぶの成功率補正】
・神楽坂の家でドリームキャッチャーを取得している:+20%
・聖マーガレット教会で呪文を確認している:+20%
・立石の家で「恋のおまじない」を確認している:+20%
・夢見る人の罠を光満が使用している:+20%
・坂岸が同席してる:+20%
道浦 乙嗣
おおきなかぶ?????
わらってる
光満 十蔵 フフ……
道浦 乙嗣 この曲だったのか
KP という事で、成功率は100%でした。
道浦 乙嗣
そ、そうなのか…
えっ、夢見る人の罠を使った…?
そうか、情報を得ようとした、というのはそういうことか…
光満 十蔵 フフ……娶ってで使ったのと同じアルバムの最初の曲と、最後の曲だね。
光満 十蔵 神楽坂さんを降霊した時に使ったんだよ。
道浦 乙嗣 なるほどな……途中で聞き覚えのある曲になったのでびっくりしたよ
道浦 乙嗣 ああ、なぜああなったのかと思っていたが……
道浦 乙嗣 頑張ってくれていたんだな…(撫で…(?)
KP
乙嗣さんは、魔力を込めたその手を光満の胸元に挿し入れる。
掴み上げた生ぬるいそれに、確かに明らかに冷たい蔦のような感触を感じた。
あなたはそれを引き上げようとする。
そして正確にそれらを、あなたは回収することができた。
道浦 乙嗣
「……、……… ………」
「……こ、これか…?」
目的のものに触れて、取り出すとずるり、と十蔵の胸元から自分の手と種子を引き出す。
光満 十蔵
「……!」
引き出された物を見て、息を詰める。
KP 【最後の抵抗】
道浦 乙嗣 えっ…
KP
外気に赤・青・紫と、彩度が低いながらもいまいち色合いや形状に統一感のない実が一部露出される。
光満も自分も、こんな訳の分からない手術はしたことがない。
ゲテモノを見るかのように、恐る恐る蔦を引きずり出そうとする。
しかし。あなたの腕が止まった。
正確に言えば「止められた」のだ。
道浦 乙嗣 「………!?」
神楽坂 祐樹
「欲しい」
「欲しい」
道浦 乙嗣
「この、声は…っ」
腕を動かそうと四苦八苦している。
女王蜂
「どうして私たちはもらえないまま死んだのに
お前たちだけが逃げようとしているんだ」
光満 十蔵 「『どうして』」
KP 甲高い声が頭蓋の中で響き、頭が割れるようだ。
道浦 乙嗣
「……そんなことは知るか。
十蔵は連れて行かせないと言っただろう
……!?」
KP そしてそれらは、口だけ支配されかかった光満を蓑に、「種」が呪文を唱えている。
道浦 乙嗣 「ぐっ…」
道浦 乙嗣 口…?
道浦 乙嗣
口が動いて、唱えている…のか?
種から音が発されているわけではない?
……腕以外の身体は動きそうか?
KP
最早、あなたを支配しようとしているのは
光満への恋心などではない。
地獄からやってきた植物を根絶やしにしないための強迫観念だ。
乙嗣さんと光満は、事態を収拾するために最後に一つずつ行動することができる。
光満 十蔵 「…………」
KP 唇は呪文を口遊んでいるが、光満の表情は縋るように、そして祈るようにあなたを見つめた。
道浦 乙嗣
うっ……ど、どうしたら……
種を握りつぶすか、それか……口づけをする、くらいしか思い浮かばないぞ
KP
【女王蜂による副次的効果】
女王蜂に寄生された人間は、周囲の人間に対してMP(精神力の源)を譲渡することが可能。
その代わり、譲渡したMP(精神力)分だけSAN(正気度)を消費する。
道浦 乙嗣 ……それくらいしか思いうかばないので…アイデア等の余地がなければそのまま唇を奪う。
193 わかんないにゃーん!!!
けみかる まって、まってね……(ばたばた……
193
あっ、すみません、ごめんね………
急がなくて大丈夫ですぞ…
KP
【女王蜂とのMP対抗】
女王蜂の保有するMPは18。
光満に特に行動指定がなければ、光満は乙嗣さんに自身のMPを全て譲渡する。
KP という事で、ひとまず光満はMP譲渡を行います。
道浦 乙嗣
了解です。
12…?
KP 全てとあるので、13……?
道浦 乙嗣 気絶してしまう…?
KP 気絶するな、という指示があるなら12にします。
道浦 乙嗣
えっ…………意識があるのもきまず いやいや
choice[気絶しても助ける,危ない、起きていてほしい] (choice[気絶しても助ける,危ない、起きていてほしい]) > 気絶しても助ける
13……貰い受けよう
というか5%でも成功率が上がらないと不味そうだ…
KP
光満は、動かす事のできる手を震えながら伸ばし、そっと乙嗣さんの胸に添える。
その手はあなたの皮膚を突き抜け、心臓へ柔らかく触れるだろう。
道浦 乙嗣 「……っ」
光満 十蔵 「~~~~」
道浦 乙嗣 こんな……気分だったのか、十蔵。お前は……
KP
脂汗を浮かべながらも、光満は懸命に笑みを浮かべた。
気力の限りを、あなたへ明け渡す為に。
system
[ 光満 十蔵 ] MP : 13 → 0
[ 光満 十蔵 ] SAN : 81 → 68
道浦 乙嗣 減ったな…
system [ 道浦 乙嗣 ] MP : 9 → 22
道浦 乙嗣 「十蔵…… すまない」
KP
光満の手が乙嗣さんから離れるとがくりと項垂れる。
しかし、その口だけはまるで別の生き物のように呪文を発し続けていた。
道浦 乙嗣 可能なら、体を支えるが… 難しそうだな
KP 体を支えることは出来るでしょう。
道浦 乙嗣 よかった……片腕で支えよう。
KP
それでは乙嗣さんは、【女王蜂】に対して【魅了】……
【MP18との対抗ロール】をどうぞ。
道浦 乙嗣 RESB(22-18) (1d100<=70) > 29 > 成功
道浦 乙嗣 よ……よし
KP
◆女王蜂の排除後
ドリームキャッチャーを坂岸に渡していた場合
→【ED3】へ。
KP
あなたは湧き上がる気力をさらに振り絞って、その手を懸命に動かした。
今度こそ、光満の胸からずるりと蔦を引っ張り出し
その種子を外気に晒すことができる。
女王蜂 「どうして……どう、し、て………」
道浦 乙嗣 「十蔵の身体を、不愉快なことに使うのはやめてもらおうか……っ」
KP
種子から聞こえる耳障りな声は、やがてただの音となり、ふつりと途絶える。
蔦は急速に萎びて、種が黒ずんだ。
あなたは気付くだろう。
確実に【女王蜂】はただの枯れた種になり死んだのだ、と。
道浦 乙嗣 「………おわった、のか…」
KP
早鐘のように脈打っていた貴方の心臓が、急速に凪いでいく。
急いで気絶した光満の脈を測ると、その鼓動も次第に強くなっていた。
道浦 乙嗣 「! 脈拍が…!」
KP
乙嗣さんは心が、光満が体が健常に戻り……
いや、どちらも通常に戻ったのは肉体であると
理論としてあなたは気づいている事だろう。
道浦 乙嗣
ああ、そうだな。
肉体にかけられた呪いは解けた。
俺も……十蔵も。
KP
あなたが奇妙な摘出手術を無事に終えると、坂岸から労いの声を掛けられる。
そうして気力を使い果たし昏々と眠る光満と共に、自宅へ戻る事だろう。
道浦 乙嗣 ……そうだな、いつものベッドに寝かせるだろう。
KP 2時間ほど寝かせれば、ぐったりとしているが光満は目を覚ます。
system [ 光満 十蔵 ] MP : 0 → 1
道浦 乙嗣
ああ、よかった……。
MPのことは理解していないだろうから、記書きではなかっただろう
光満 十蔵 「ん、……」
道浦 乙嗣
「……十蔵!」
「あ……いや……」
自分でも驚くほど大きな声が出たので、思わず口を押さえる。
「……起きたのか」
光満 十蔵
「乙嗣、さん……」
今まで聞いた事のない乙嗣さんの声に驚きつつも、弱弱しく微笑んでみせる
「この様子だと……無事に終わったようだね」
道浦 乙嗣
「ああ、間違いなく。
……女王蜂は枯れたよ」
「……心配した。
施術が終わってから、何をしても起きないから…」
光満 十蔵 「フ……確かに、ここまで全力を出したのは初めてかもしれないな……」
道浦 乙嗣
「……起きられるか? いや、気力が尽きているならむずかしいな。
このままゆっくり休みなさい」
前髪をはらったり、布団をかけ直したり、甲斐甲斐しくしている。
光満 十蔵
「ああ。大丈夫さ……ありがとう」
「……相変わらず、心配性だな、乙嗣さんは」
道浦 乙嗣
「……そうか?」
「……お前が色々と妙な目にあいすぎなんだ。
俺もだが」
光満 十蔵 「フ。どちらが引き寄せているのやら」
道浦 乙嗣
「全くだ」
「……心配くらいさせてくれ。
俺の気が済むまででいいから」
道浦 乙嗣 でいいから、とは俺の心を随分軽く見積もっているな…
光満 十蔵
「ああ……」
「あなたと出会った頃の僕なら
余計なお世話と一蹴したかもしれないが……」
「今はあなたから気に掛けてもらうのも
悪くない気がするよ……」
道浦 乙嗣
「……それは、
……光栄だ」
………うつむく…?
「俺も、他人の身を案じるなど、面倒なだけだと思っていたが。
なかなかどうして」
「お前のことがどうにも…気にかかる」
光満 十蔵 「へ、へえ……? それこそ、光栄なことだ」
道浦 乙嗣
「……ああ。けど悪くない気分なんだ。
お前が無事でさえいてくれれば、の話だが」
光満 十蔵 「フ……。こればかりは、この先何事も無いと約束はできないがね。お互いに」
道浦 乙嗣
「まあ、そうだな。
お前がまた似たような目にあったら、仕方がないからまた助けてやろう」
光満 十蔵
「フ……望むところだ」
「あなたが無事を祈ってくれるなら
僕はその為に、最善を尽くす事だけは約束しよう」
道浦 乙嗣
「よろしい。
それじゃあ、もう眠ってしまいなさい。疲れているだろうから」
光満 十蔵
「うむ……ありがとう」
「目が覚めたら、またあなたの手料理が食べたい」
道浦 乙嗣
「え… あ、ああ、もちろん。
何が食べたいんだ?」
光満 十蔵
「何でも良い……と言ったら困るか。
そうだな……夢の中で最後の夜に食べた、カレーライスがいい」
道浦 乙嗣
「カレーライスか。
案外ガッツリ食べるつもりだな?」
「いいよ。わかった」
光満 十蔵 「ああ。楽しみに……もうひと眠りするとしよう……」
道浦 乙嗣
「うん、目をさますのを楽しみにしておいで」
寝入り始めた頭を軽く撫でるだろう。
KP
再度長く眠り、気力を取り戻した光満は
乙嗣さんの作った美味しいカレーライスをぺろりと平らげ、またあなたを驚かせることだろう。
後日、あなたに小包が送られる。
送り主は坂岸だ。
「迷惑料」と書かれたラベルに、開封すると高級キノコの栽培キットが詰まっていた。
道浦 乙嗣
「キノコ…??」
キノコは専門外かもしれないが……十蔵にも見せてみるか…
KP
菌糸類なので植物とは異なるが、それでも興味を示した光満が引き取って栽培を始めるかもしれない。
秋頃、無事に収穫ができたなら、それを持ってあなたに調理を頼んでくることだろう。
道浦 乙嗣 喜んで調理するだろうな。そのまま焼いて食うのもいいかもしれない。
KP
そうして、これまでとは少し異なる
しかし穏やかで心地よい日常を、暫くは過ごしていく。
鼓動のように、時に速く、時に遅く、脈打つような日々の中で
乙嗣さんと光満は、心地よい関係を模索していく事だろう。
「欠如が鼓動を掴めるか?」 みつどら班
ED3:欠如が鼓動を掴めるか?
乙嗣さん、光満、両生還でシナリオクリアです。
おめでとうございます!
道浦 乙嗣 ……! ありがとうございます!
光満 十蔵 ありがとう。お疲れ様。
道浦 乙嗣
本当に無事で良かった。
ホッとしたので抱きしめよう(10年後あたりを混入
KP
◆クリア報酬
乙嗣さん生還:1D6
光満生還:1D6
ED3に到達:医学に1D6の成長
光満 十蔵
おお……??
……まあ、僕も迷惑を掛けたからね。
サービスだよ。(ぎゅっ……
道浦 乙嗣 シナリオを秒で読みに行ったが立石さんの想い人これ死…
KP
◆真相
占い師「神楽坂 祐樹」が
人間社会に潜伏するミ=ゴ、「坂岸 巴」に恋をしたのが事の発端である。
彼女は一介の占い師に過ぎなかったが、感性のみでクトゥルフ神話や知識とは異なる、
「魔術のような何か」に肉薄していた。
彼女は我流のおまじないの行使により、「恋愛易経のエキスパート」としてその名を轟かせていた。
坂岸を射止めるために、神楽坂は「地獄の植物」を自家栽培し、これを自らのおまじないに使用する。
しかし、標的の坂岸はミ=ゴであったため恋のおまじないは不発どころか
過剰成長により神楽坂を殺し、寄生主を点々とする悪質な神話生物へと変貌した。
※以降、暴走した地獄の植物を「女王蜂」と呼称する。
光満は不幸にも、女王蜂に寄生されていた坂岸との接触により地獄の植物に寄生され、
何らかの形で好意を向けていた乙嗣さんをいびつな形で魅了するようになる。
光満 十蔵 死……
道浦 乙嗣 ……女王蜂が枯れればその効力も…なく…?
光満 十蔵
僕たちが余計な関与をしない事で、生き延びる可能性が上がるかもしれないよ。
そうそう。(てきとう)
KP
◆登場人物
●神楽坂 祐樹
高名な占い師。大学では植物学を専攻していた。
魔術師として天賦の才を持ち
現代オカルトの中途半端な知識のみで「おまじない」を行使する。
数年前から坂岸と知人になり、交友を深め坂岸に好意を寄せるようになる。
坂岸がミ=ゴであることを知らず
「女王蜂(参照・登場神話生物)」によるまじないを坂岸に試みたが、坂岸は人間ではないので失敗した。
当時の神楽坂はおまじないを止める正常な判断を下すことができず
結果、自身に埋め込んだ女王蜂は暴走し神楽坂の心臓を食らいつくす。
神楽坂の死後、女王蜂はその呪いの質を変化させつつ寄生者を渡り歩きながら、光満に寄生する。
●坂岸 巴(ミ=ゴ)
STR:14 DEX:17 HP:14
医学 90% 電気銃 60% その他好きな技能
人間社会に潜伏するミ=ゴ。
表向きは医者として生活している。
数年前から神楽坂と知人になり
神話的技術に全くの無知でありながら感覚的におまじないをする神楽坂に興味を持っていた。
数年の交流にわたり、彼女は彼女なりに神楽坂に対して好意に近いものを抱いてはいた。
ただしそれは女王蜂の栄養たりうるものではなかった。
坂岸なりに漠然と女王蜂を止められるものなら止めたいと思っているが、これまでの患者は自覚症状がないまま死亡したため打つ手がなく傍観していた。
●牧野 祥子
神楽坂の同業者。
特に今回の女王蜂に関する経緯を感知していないが、神楽坂の才能が異質であることは知っている。
●立石 早苗(導入の女性)
光満の前の女王蜂寄生者。
導入で街中を歩いている最中に心臓の浸食が始まり倒れるが、その際に救護された光満に女王蜂が寄生する。
●高円寺渚
立石の思い人。
女王蜂に継続的に魅了されていたので、立石の死後は余程うまくケアしない限りは自殺する。
●光満
立石早苗を救護した際に「女王蜂」が寄生した。
女王蜂の寄生者の中で群を抜いて抵抗力を有していたため、寄生初期において発熱症状や不自然な現象が本編中で発生する。
道浦 乙嗣 なるほど……三日目…四日目に繁華街に行くとイベント(?)が起きる、それまで生きてるんだから…なんとか…
光満 十蔵 シュレディンガーの高円寺渚……
道浦 乙嗣
ともえさん女性だったのかの顔
もうわからないな…(性別
光満 十蔵 僕も今気付いた 俺っ娘だ……(おめめぐるぐる)
道浦 乙嗣 今回はふたりとも何らかの世界線のズレで男性に…?
光満 十蔵
巴さんは別に女性でも構わないが……
なんだ……???
KP KPが一番混乱している
道浦 乙嗣 ふふっ…
光満 十蔵
ん、あれ……いや、会話例では「私」だったからん?? となったんだが
日記は「俺」だし「坂岸くん」「神楽坂くん」だし
……なんでもいいか。
道浦 乙嗣
~くん うーん、そうだよな……
ふふふふ
光満 十蔵
愛は性別を超える…………
結論。
道浦 乙嗣
博士タイプの人間は人を”くん”で呼ぶこともあるが… わからんわからん。
俺はお前が女性でも男性でも好きだよ。
限りなく恋か愛に近い何かを抱いているとは思うんだがな……。
まあ成就するのはなんと火事の後しばらく経ってからだから絶対言えないんだが
しかしコメディ… コメディ…?
光満 十蔵
わからない。
関係性によっては(主に恋愛感情デバフで)ラブコメディになっていた、ということか……?
道浦 乙嗣
ほんとうだ… ドリームキャッチャーのところで「俺」と発言している… ???
ふふ、とてもコメディどころではなかった…
光満 十蔵 乙嗣さんは普段とあまり、そこまでは変わりなかったものな……
道浦 乙嗣
手はつないだぞ(極めて不自然なRP
諦観か……(エモクロアの感情を思い出しつつ
光満 十蔵
うん、まあそれも、手を握られる事は時々あったしな……
諦観……うぐ、乙嗣さんの初期表感情……だったか
僕もこの時点では明確には言えないが、乙嗣さんの事が好きだ。
好きになったらいけないと思いながら、その時点でずぶずぶと……
道浦 乙嗣
うっ…… そ、そうか(心臓のあたりを押さえながら…
諦観については改善傾向にあったとは思うがな…
専門外のことで十蔵(くん)が命を取られそうに鳴って無力感ゆえ不安定に…?
光満 十蔵
なる、ほど……?
いや、でもまああそこでぶつかり合えたのも良かった気がするよ。
KPは泣いてたが……(?)
道浦 乙嗣 それだ… だいじょうぶだったか…??
193 びっくりしたにゃー…?
けみかる
なんか、えーんってなっちゃったんです
どちらかといえば感涙……?
道浦 乙嗣
そ、そうなのか… なら、よかった… のか?
雑談の始まり絶対暗くなりそうもない入り口だったのにな…(首を傾げている
光満 十蔵
うむ、大丈夫だ。
うーむ……何か、何だったんだろうな……?
KP
【成長】
◆乙嗣さん
応急手当1
医学1
図書館8
目星1
言いくるめ1
クリチケ3
道浦 乙嗣
呪文の効果、と言われたのがなにか… 癪に障ったかな…?(?)
あそこで怒られて心臓が死ぬかと思ったが(中の人が)嬉しかったな…
あっ! 技能集計、ありがとう。
光満 十蔵
僕もあんな風に怒るとは思っていなかった。
むっとする事は日々あっても、本気で怒ったのは乙嗣さんが娶っての最後で諦めかけた時以来かもしれないな。
道浦 乙嗣
諦めに対する叱咤か……。
それで徐々に諦観が剥がれて…?
道浦 乙嗣 2d6 生還報酬SAN回復 (2D6) > 3[2,1] > 3
光満 十蔵 人生のデバフ解除……?
道浦 乙嗣 ふっ…www
光満 十蔵 すくない……
system [ 道浦 乙嗣 ] SAN : 58 → 61
道浦 乙嗣 +-ゼロだな
道浦 乙嗣 ではお前は救世主だな
光満 十蔵 生き残った実感が薄い……?(好意的な捉え方)
道浦 乙嗣
なるほど…?
1d6 医学生還報酬成長 (1D6) > 6
光満 十蔵 すごい
道浦 乙嗣
お、おお… 助かる
1b100>=70 【応急手当】 (1B100>=70) > 51 > 成功数0
1b100>=86 【医学】 (1B100>=86) > 18 > 成功数0
8b100>=79 【図書館】 (8B100>=79) > 58,53,39,11,65,78,66,16 > 成功数0
1b100>=59 【目星】 (1B100>=59) > 74 > 成功数1
1d10 目星成長 (1D10) > 8
光満 十蔵 いい出目だ
道浦 乙嗣
1b100>=5 【言いくるめ】 (1B100>=5) > 23 > 成功数1
ああ、色々助かるな…
1d10 言いくるめ (1D10) > 9
光満 十蔵 フ……w
道浦 乙嗣 にょきにょきと…なにかが… ふふ
光満 十蔵 今回かなり口を回したものな……
道浦 乙嗣
身分詐称はたくさんしたな…
3d10 クリチケ (3D10) > 6[2,1,3] > 6
こちらは…… 運転に入れておこう(いつもの
光満 十蔵
クリチケは少ししょっぱいな
運転……w
道浦 乙嗣
成長できるだけありがたいさ。
これでおわりだ。ありがとう。
光満 十蔵 ああ、お疲れ様。
道浦 乙嗣 そうか……今回はお前に技能はあまり振ってもらわなかったのだったか…?
光満 十蔵
まともに振ったのは最初の【目星】くらいだな。
2d6 生還報酬 (2D6) > 4[1,3] > 4
system [ 光満 十蔵 ] SAN : 68 → 72
道浦 乙嗣
うっ… すくない…SAN回復…
かなり減ったのにな…
光満 十蔵 生き残った実感が薄(二回目)
道浦 乙嗣 ふふ……生き残った実感が得られるようなことをすれば…?(?)
光満 十蔵 なるほど。そろそろ除霊の時期かな?
道浦 乙嗣 う……そ、そうかもしれない…
光満 十蔵
乙嗣さんがどうしてもと言うなら、個人契約もやぶさかではないぞ……と思いつつ
持ちかけて了承されたら冬がおかしくなるのでしない
道浦 乙嗣
ふふ……だな。
くすぶる恋心…に似たものを抱えて生きていくよ
光満 十蔵
お互いにな……。
そうか、僕は恋の炎に焼かれたのか……??(???)
道浦 乙嗣
いやいやいや……
誰かを殺しかけるほどの恋など…
光満 十蔵 いや、自分の中の恋心に……?
道浦 乙嗣 えっ…… そ、そうか、それは… いや…
光満 十蔵
結局僕にとってそれは都合のいい物だった事だし……
そういうことか……
道浦 乙嗣
な、納得して受け入れた…?
……ああ、今見たらEND4………
見たかったなあVSこれでよかった
いや、生前の神楽坂さんの意思的にはこれで良かったんだ…
光満 十蔵
ふふ あれを見た上で、僕が今後地獄の植物の種に興味を抱くとしたら相当なマゾヒストではないか?
今回の結末でもそうなのに
道浦 乙嗣
そうだな…… 何かに焦がれていた…?
ふふ……IFにするか?
光満 十蔵
いや。地獄の植物に出会うきっかけにするから構わんよ
そういう意味の「ォァ……」らしいのでな
道浦 乙嗣
ふふ、そうか……
言葉通りにお前を守れないのが口惜しくはあるが
光満 十蔵
何。困難があっても、それを乗り越えて共に生きるのだから問題は無い。
その分、あなたには心配をかけ通しにはなるが……。
道浦 乙嗣 SANが0にでもならなければ…いや、なったとしても、きちんと待っているよ。
光満 十蔵 たとえ一時的に植物への興味関心が潰えようと、乙嗣さんへの愛は枯れないサ。
道浦 乙嗣 そ、そうか…? うん、それは、嬉しいが…。
道浦 乙嗣 うん……それじゃあ、今日のところは……ねむろうか…?
光満 十蔵 そうだな……気付いたら……フフ……四時半とは恐れ入った
道浦 乙嗣
駆け抜けてしまったな…4シナリオ…ふふ…
4…????
光満 十蔵
4…………だな。
本当に長期間、長時間お付き合いありがとう。
道浦 乙嗣
ああ、俺も非常に楽しかった。
想定していたより中の人がドツボにハマってしまったな…
193 ウッ……(心臓を握りしめて苦しむ顔
けみかる
ぎゅっ……(心臓を押さえて涙する顔
本当に……楽しかったですね……
道浦 乙嗣 (死んじゃうぞ、の顔…)
193
ですね……!
えーん、かわいい… 一生ただただ生活していてほしい(無理…
光満 十蔵 (「死んじゃうぞ」、はかわいいの顔)
けみかる
生活……
ふふ、探索者になっていないふたりなら……??
193
謎世界線の二人が…?
頭のなかで展開しておこう…
けみかる
二日目ずっと手を繋いでいるからアンデュはじまったのかと(?)
でも探索者だからこそくっついた感もあり……むずかしい……
193
なるほど、アンデュ……
行けますね…(?)
ですね……いろんな事故が起きないとくっつくかどうか怪しい二人…
けみかる 出会うかどうかもあやしいふたり……
193 つ、吊り橋効k それ以上いけない
けみかる 困難がふたりを強くする……
193 エゥウ……せめて一緒に死にたい…
けみかる
まあ……どうなんでしょうね、光満は霧嶋班に呼ばれない限りは特にどこにも行かない……?
わからん……
いや……いつか乙嗣さんKPCでも何か行ってみたいですね……(塔が更に積み上がる音
193
ふふ、そうですね……
なにかよういしておきた 天使回…?(?)
いや、他にも色々あるはず(鍵垢で積み上げたタイマンシナリオ
けみかる なるほど……? エンデビとか……?(あまりにも謎世界線
193 エンデビも原罪も新規限定(だった気が)しますから… そうですね、謎の世界線…
けみかる
んふふ……また考えておきます……
他の子達のことも気に掛けたいし……こころがいそがしい……
193
こころがぎゅっぎゅっになっていきますね
ふふ… ゆきせりちゃんやシル♂セリ♀ちゃんも…
けみかる
うふふ……楽しい事が目白押し……
さて……それでは!
改めまして本当に、この十日間……? それ以上か?
数日間!!(妥協) ありがとうございました!
193
10日間…?!??????
はい、ほんとに、ありがとうございました!
KPお任せっきりですみません… 6月はがんばります!
けみかる
いいえ……!
5月はこうしてはあまりあそべないので……
よい給水ポイントでございました……
193 ですね!(5月) 予定がツムツム…
けみかる
あとKPに関しては私が(なんかよくわからんけど謎パッションで)回したかったのもあるので……
お付き合いありがとうございます
193
えっ、いえいえいえ、非常に楽しかったです……
恋愛シミュレーションも結婚シミュレーション(?)も、命の危機も……
謎パッション… ふふ
けみかる
いい緩急でしたね……いい感じに収まってよかった……
それでは……うん、さすがに眠ります!
お疲れさまでした。
193
えぅ…… OPとEDもなんかざくざくささってるんですな…
はい、大変お疲れさまでした!
けみかる
わー! えへへ……
咄嗟に決めたにしてはいい具合でしたね……。
紫のライラックも……恋の芽生え…………
またログ等まとめてお渡しいたしますね!
おやすみなさいませ!
193
ありがとうございます、
おやすみなさいませ…!!