KP
			「行方不明になった友人を探してほしい」
			
			「沖縄のある海岸に、これが流れ着いた」
			
			「一艘の小舟に乗ってね」
			
			そう言って、彼は一册の手帳を差し出した。
			
			
			お前、まだそこにいるか。
			
			
			❏概要
			参加人数―――1人
			想定時間―――4時間
			推獎技能―――《歴史》《オカルト》《人類學》
		
			193
			こんばんは。お疲れさまです!
			本日は……藺草卓にご足労いただきありがとうございます……!!!
		
萩原 こんばんは~~~!!よろしくおねがいします!!BGM良……
			193
			ありがとうございます!
			絶対……今回の一時間前にはこれを鳴らそうと決めていて…(?)
		
萩原 なるほど……
			193
			へへ……
			ところでなのですが、本日いらしてくださった積田さんと、NPCである東さんとは同業かついくらか親しいご友人、という形でもよろしいでしょうか?
		
萩原 OKです、やったね積田~友達だよ
KP やった~! お友達です。よろしくお願いいたします。
			積田 識
			よろしく~
			10d100 (10D100) > 453[24,60,43,30,64,78,71,29,36,18] > 453
		
KP ふふふ…いい感じ! それでは、始めてまいりますね!
KP それでは、刻限となりました。
萩原 はあーい
			KP
			クトゥルフ神話TRPGシナリオ
			
			『オウヤサマ』 
			
			シナリオ:ごくつぶし 様
			
			プレイヤー: 萩原 桐 様
			探索者: 積田 識 様
			
			そして
			KP: 藺草
			
			
			始めてまいります。
			
			よろしくお願いいたします。
		
積田 識 よろしくお願いします。
			KP
			 
			 
			 
			あれは、いつのことだっただろう。
			雲一つない空から鋭い陽光が射し、着ていた服が背中に張り付くような、暑い暑い夏の日だったことだけは覚えている。
			そうだ。
			
			友人に誘われて、目的地の島まで船で向かったんだ。
			
			あの島は、何という島だったか。
			 
			七月末。
			重たく湿った熱気を残して太陽が西へと傾き、街の明かりが灯り始めたころ。
			友人の東に呼び出され、あなたはとある喫茶店を訪れていた。
			「お前に頼みたいことがある」
			
			彼からは、それだけ聞いていた。
			店に入ると同時に
		
東 幸平 「おう、積田」
KP と、奥の方の席から声がかかる。
積田 識 「よ、久しぶり。元気か?」杖によっかかりつつ片手をあげます
KP そちらを見ると、着古したスーツや顎や頬の無精ひげと、相変わらずくたびれた様子の東が座っていた。
			東 幸平
			「ああ、元気だよ。
			 こんなところまで……いきなり呼び出しちまって悪かったな。
			 珈琲の一杯くらい奢るからよ」
		
積田 識 「いいのいいの、ちょうど出かけたかったんだ。で?なんだっけ、仕事関係?」
			東 幸平
			「ああ、それなんだが……っと、店員さん。
			 彼にも珈琲を一杯」
		
			KP
			吸っていた煙草を灰皿に押し付けると、彼は近くにいた店員を呼んであなたの飲み物を注文する。
			東は店員に愛想よくお礼を言った後、手元の鞄から一冊の手帳を取り出した。
		
			東 幸平
			「悪いが……今回は仕事じゃないんだ。
			 まあ、なんだ、プライベートの方の話でな」
		
積田 識 「ふーん……」煙草を一本出して火を点けながら東の様子を眺めます
KP 目の前の彼は、いつになく真剣な表情で手元の手帳を見つめていた。
			東 幸平
			「……実はな」
			「沖縄のある海岸にこれが流れ着いた」
			「それも、一艘の古い小舟に乗って」
			「……俺の親友が使っていた手帳なんだ」
			「そいつ、1週間くらい前から行方が分からなくなっているんだ」
			「頼みというのは、それなんだ。
			 ……俺の親友を探す手伝いをしてくれないか」
		
KP 手帳を見つめながら訥々と語る彼は、とても冗談を言っているようには見えなかった。
積田 識 「……順を追って聴こうか。そいつの名前は?」
			東 幸平
			「……ああ、そうだったな。
			 名前は、伊崎、陽介っていうんだ。大学の教授をやっててな」
			「専攻は経済学、仕事一筋のやつだったんだが……一年前、奥さんが亡くなっちまってな……」
			「奥さんのことは本当に大事にしてたよ。
			 亡くなったんだと教えてくれたあいつは、正直見てられなかった」
			「最後に会ったのは半年くらい前かな」
			「仕事に打ち込んでいるとは聞いたが、体調も良さそうには見えなかったし、ずっと気にかけていたんだ」
			「大学でもゼミ生とはあまり話さず、研究室に籠りきりの日も多かったそうだ」
		
萩原 伝え忘れてました。積田DEXの関係で杖の補助付きでの移動です……
			KP
			承知しました!
			……実は、移動が少々つかれるかも知れないのですが…
		
積田 識 「そりゃ、気の毒にな……」煙をゆっくり吐き出す
			東 幸平
			「そんな状態のお前に、こんなことを頼むのもどうなのかとは思ったんだが……
			 歴史とか……地方の風習とか、くわしかったろう」
		
萩原 持ち物に書いてるかと思いきやなかった……すみません。CONは人並なのできっと大丈夫です!
			KP
			いえ、歩くのに多少障害が発生しているのかな、とは思っていたので確認漏れが合ったのは私のせいです…!
			なんとか積田さんができるだけストレス無くいけるように、なんとか…!
		
積田 識 「ちいっとだけな。そのイサキさんのことと関係があんのか?」
萩原 大丈夫です。前のシナリオでもなんとかなったので!
			東 幸平
			「……ああ、この手帳が見つかったっていうのが。
			 実は、亡くなった奥さんの実家があるっていう沖縄なんだよ」
			「そうか、奥さんの話もしておかないとな。
			 名前は伊崎あかりといって……陽介のやつとおんなじ大学の助教授だったんだよ」
		
積田 識 「なるほど」
			東 幸平
			「陽介のやつがいなくなってからすぐ、これが海岸で見つかって……色々探してくれたんだが……」
			「……これ以外には手がかりなしだ」
			「もしかしたら顔出してたんじゃないかと思って、嫁さんの実家の方に連絡を取ったんだ。
			 けど、あっちの島には来てないんだと」
			「手帳があった小舟で一人海に出て、何かの弾みで海に落ちて……なんて、信じられるわけないよな。
			 けど、警察はもう捜査を打ち切ってるし、手掛かりらしいものはこれだけだ」
			「お前を呼んだのも、この手帳に不思議なことが書いてあったからなんだ。
			 まあ、俺の勘でしかないが」
		
積田 識 「……不思議な事?」
KP 東は手帳を貴方に渡してくれるでしょう。
積田 識 「ありがとう、見せてもらうな」受け取って開きます
			KP
			[伊崎 陽介の手帳]
			焦げ茶色をした光沢のあるヌメ革の表紙を見ると、長年使いこんでいた物だろう。
			全体がひどく波打っていることから、一度水浸しになったのではないかと推察できる。
			
			どのページにも仕事のスケジュールや内容が事細かに記入されており、持ち主の丁寧な性格が窺える手帳である。
			ただ、7 月に入ってからの予定は一つも記入されていない。
			
			8 月のページを開くと、8 月8 日に「妻が還ってくる」とだけ、ひどく滲んだ文字で書き込まれていた。
		
積田 識 「『妻が還ってくる』……?」
			東 幸平
			「ああ、その日はあかりさんの命日なんだ。
			 ……けど、不思議だろ。そのメモがなんのことなのかさっぱりわからないんだよ」
			「それだけ何ともオカルトじみてて……何というか、あいつらしくないんだ」
		
積田 識 「盆の時期といやそうだけどな。これだけ見るならその奥さんのお帰りに合わせて旅に出ちまったって考えるのが一番それらしい」
東 幸平 「……まあ、それもありうるかもな。そんな感じで、なんの確証もないけど、嫌な予感がしたんだよ」
積田 識 「どんなリアリストでも、ショックなことの一つやなんかでころっとあっちの世界に魅せられるってのは当たり前にある。まあ、つまりそのイサキさんの足跡が残ってる地域の風習と絡めてイサキさんの行方不明について調べろってこったな」
			東 幸平
			「ああ、そういうことだ。
			 お前なら、俺じゃわからないこともわかるかも知れないってな」
			「……もう俺以外、誰もあいつのことを探しちゃくれないんだよ」
			「それで、提案なんだが、来月の八月七日頃の予定、空いてないか?」
		
積田 識 「ん?おお。現地にでも行くのか?いいぞ」
			東 幸平
			「はは、話が早いや。助かるよ
			 いや、実はあかりさんのご実家の……洲鎌さんっていうんだけどな。
			 そっちと連絡取ったときに、『もし来るならうちに泊まりなさい』って言ってもらえてよ」
			「旅費とか、経費とかは俺が出すからさ。
			 あ、心配すんなよ。最近ひとつ仕事が片付いたんだ」
		
積田 識 「いいのか?助かるわ、今余裕でそっち行けるくらいに暇でよ。金欠なんだ」ニッと笑いかける
			東 幸平
			「おう、任せろ。
			 それじゃあ、その日に空港でな」
			「タクシー代も出してやるから無理するなよ」
		
			KP
			そのように締めくくり、あとはお互い、多少の近況報告や世間話などをぽつり、ぽつりとしてその日は東と別れることになるでしょう。
			聞きたいことなどがあれば今でも、あとでも聞けそうです。
		
積田 識 親切……
積田 識 奥さんの死因とか、あとはいなくなる直前の目撃情報とか?
			東 幸平
			まあ、遠くまで来てもらうわけだしな。
			飛行機に乗ったあとは、船だ。長旅になるぞ。
		
KP なるほど。尋ねれば東はそれぞれに答えてくれるでしょう。
積田 識 悪いなあ、経費分は働くからよ。任せな
			東 幸平
			「あかりさんの死因?
			 ああ……病気でな。前々からわかってたみたいなんだが…やっぱりショックだったみたいだよ」
			「洲鎌さんところには一ヶ月前に来たって話だが……それ以降はわからんらしい」
		
積田 識 「そうか……」
東 幸平 ああ、頼む。
積田 識 これくらいですかね。他は後で
KP 承知いたしました。
萩原 カフェの内装オシャレですね。どこのでしょう
			193
			ど、どこだろう…?
			素材サイト様から頂いてきたおしゃしんでして、たしか名前も書いてあったかと思うので後ほど紹介いたしますね!
		
KP それでは貴方は東とは別れ、来る約束の日に意識を向けることでしょう。
萩原 わあい!ありがとうございます!
積田 識 はい
			KP
			 
			 
			 
			──縹渺(ひょうびょう)と広がる群青の海を、一艘の船が進んでいた。
			小さな船体は緩慢に揺れ、時折ぐいと波に持ち上げられては水面に腹を打ち、白い飛沫を上げた。
			気付けば、目的地の奥屋島はもう目の前にあった。
			島に近づくほどに海は透き通り、少しずつ白んでいく。
			今はただ、この風景の一部でありたいと思った。
			テトラポッドに囲まれた堤防を越えると、簡素な小屋が建っているだけの小さな港が見えた。
			小屋の近くに座り込んでいた老人が立ち上がり、こちらに向かって手を大きく振りながら歩いてくる。
			きっとあの人が伊崎 あかりの父親、洲鎌 丈一郎だろう。
		
洲鎌丈一郎 「よく来たなあ」
			KP
			と言って、彼はあなたたちを満面の笑みで迎えてくれる。そして、舫綱(もやいづな)を手慣れた手つきで係船環(けいせんかん)に括りつけていく。
			その日焼けした真っ黒な手には深い深い皺が刻まれていた。
		
			積田 識
			「どうも!東くんの友人の積田です」
			「いやあ素晴らしい眺めで、こんなにきれいな海ははじめてみましたよ」にこにこと相好を崩してあいさつします
		
			洲鎌丈一郎
			「ああ、そうか。
			 積田さん、東さんから聞いてるよ」
		
KP 貴方がそうあいさつすると、丈一郎も笑い返してくれるでしょう。
洲鎌丈一郎 「そろそろ着く頃だろうと思って、あそこで待ってたんだよ」
KP 小屋のそばを見ると、小さなグラスが置かれていた。どうも、酒か何かを飲んで待っていたらしい。
			洲鎌丈一郎
			「それじゃあ、家まで案内するかね。
			 こっから歩いて十五分くらいかかるんだ」
		
積田 識 「よろしくお願いします」一礼してからちらっと東を見ます
			東 幸平
			「ああ。今回はお世話になります」
			おんなじように軽く頭を下げています。
			貴方が見ると、ちょっと眉を下げた感じの微妙な顔をしているかもしれません。
		
			KP
			丈一郎は渡し舟の船長に礼を言ってから、家の方へと案内しようとしてくれるでしょう。
			 
			空は相変わらずすっきりと晴れていたが、不思議と風のない奥屋島の空気はべたついて重かった。
		
積田 識 沖縄だ
			KP
			路面から立ち昇った陽炎で、向こうに見える民家はどれも揺らいで見えた。
			道の脇にある林から蝉の鳴き声が聞こえるくらいで、他に聞こえてくる音は無い。
			大股に歩く丈一郎の後ろについて、あなたたちはわずかに傾斜した道を登っていく。
		
東 幸平 おう。沖縄だ。
			KP
			 
			道中、彼は島の漁業や塩業、サトウキビ栽培などについて話してくれるでしょう。
		
積田 識 choice[干菓子,水菓子] (choice[干菓子,水菓子]) > 水菓子
東 幸平 水菓子……
積田 識 手土産、夏っぽいのがいいかなって。ほら中にちっちゃいきんぎょ
東 幸平 お……気が利くな……
KP そんな話を聞きながらしばらく歩いていると、あなた方はとある家にたどり着くでしょう。
洲鎌丈一郎 「ここだ。古い家だが、勘弁してくれよ」
			KP
			屋根の低い平屋にそれを囲む石垣と、昔ながらの建築様式で建てられた洲鎌家からは、昼のニュースを読み上げるアナウンサーの声が聞こえてくる。
			広い軒下まで歩いていくと、大きく開かれた戸の向こうから白髪の夫人――洲鎌 佳恵が顔を出す。
		
積田 識 どや……
			洲鎌佳恵
			「いらっしゃい。暑かったでしょう。
			 ごめんなさいね、家が遠くって!」
		
積田 識 「いいえ、ちょっとの間ですがご厄介になります。よろしければ召し上がってください」と前日に買った水菓子の手土産を差し出します
			洲鎌佳恵
			「あらぁ。ありがとね。
			 わざわざ……あらまあ、これ、本島の方のお菓子? おしゃれだわあ」
		
KP 佳恵はあなたから差し出されたお土産を嬉しそうに受け取るでしょう。
積田 識 よかったよかった
			洲鎌佳恵
			「ここで立ち話もなんだから……ほら、今日は風もないから暑いでしょう。
			 入って入って」
		
			KP
			そういって、家の中に迎えてくれる。
			 
			あなた方が荷物をおろして一息ついていると、彼女はテーブルの上に料理を並べ始める。
			昔ながらの家庭料理が多く、軒下でも香る匂いが2 人の食欲をそそった。
		
洲鎌佳恵 「ほら、おなかすいてるでしょう。食べて食べて」
積田 識 「おおーすごいですねこれは!ありがとうございます、ではお言葉に甘えていただきます」
			東 幸平
			「おっと……ありがとうございます。
			 美味しそうですね」
		
洲鎌佳恵 「うん、どうぞどうぞ」
			KP
			食事中の両親は賑やかで、積田さんや東のことについて色々と質問をしてくるだろう。
			陽介たちの住んでいた都内はおろか、県外や国外への旅行に行ったこともほとんどなく、何もかもが目新しいようだ。
		
積田 識 ふうむ、俺はここの家とご飯のが新鮮だけどね。地元のお宅にお邪魔する事なんてそうないからさ
KP なるほど……そのように言ってみせるなら、佳恵はどこか楽しそうに料理の解説などをしてくれるでしょう。
			洲鎌佳恵
			「こっちはね、ゴーヤチャンプル。
			 今日はいい感じにできたのよ」
			「こっちのはテビチ汁。こっちは……」
		
積田 識 「どれも旨いですよ、ご家族が羨ましいや」
			洲鎌佳恵
			「ふふふ、ありがとうね。
			 美味しそうに食べてくれて、作ったかいが合ったわ」
		
積田 識 場がほぐれてきたら、ここらでこの地域の季節の行事とかについて訊いていこうかな
			KP
			なるほど。
			では食事が終わり、片付けまできれいに済ませた後、彼らは先程までとは少々変わった様子になるでしょう。
		
積田 識 おう……ごちそうさまでした
			洲鎌佳恵
			はい。いっぱい食べてくれてありがとう。
			夜も楽しみにしててね。
		
			KP
			机の前に静かに座り、改めてあなたがたに向き直った両親は、ゆっくりと重い口を開く。
			少しの風もなく、風鈴の揺れない居間には、真夏の気だるさとは違った空気が満ちていた。
		
			洲鎌丈一郎
			「うん、じゃあ……せっかく来てくれたから、ちゃんと話そうか。
			 陽介君のこと」
		
KP 彼らが語る内容は以下の通りである。
			KP
			【洲鎌夫妻の知っている情報】
			・陽介と最後に会ったのは1カ月ほど前だった。
			 墓参りを済ませた後、お茶の1 杯でも飲んでいけと勧めたが、仕事があると言って足早に帰っていった。
			・陽介の手帳が見つかった後、警察が何度か島を訪れていたが、自分たちを含めて彼の姿を見たものは島にはいなかった。
			・陽介のことは、自分たちの本当の息子のように思っている。もし生きているのであれば帰ってきてほしい。
		
積田 識 「……そうですね、どうぞよろしくお願いします」居ずまいを正す
			洲鎌丈一郎
			「正直、こっちでわかることはあんまりなくてね……」
			「一ヶ月か二ヶ月に一回、顔を出してくれるくらいだったから…」
		
積田 識 「どんな話したかは覚えてますか」
			洲鎌丈一郎
			「うん……いや、いつもどおりよ。
			 最近は仕事が忙しいとか、こんな事に力を入れている、とか……」
		
			洲鎌佳恵
			「お墓参りのときなんかには、あかりの話もね。
			 もうすぐ、一年になって【洗骨】があるから……」
		
積田 識 「洗骨……風葬ですか?」
萩原 あっ
KP およ?
萩原 いえ
KP 了解です。
			洲鎌丈一郎
			「ああ、そうだよ。そうか……しってたかい」
			「あかりの遺体は……まだ火葬されてなくてね。
			 島の西の方にある洞窟の中に置かれて、洗骨を待ってるんだよ」
			「……あかりのたっての希望でね」
		
KP 【洗骨】について《歴史》《オカルト》《人類学》で詳しい情報を知っているでしょう(同情報)。
			積田 識
			じゃあ人類学から
			CCB<=61 【人類学】 (1D100<=61) > 97 > 致命的失敗
			げ
		
KP おっと…なるほど
積田 識 ……はい
KP そうですね……ふふ、不幸なことが起きるチケットを発行するか、今すぐなぜかSANが減るか……
			KP
			承知いたしました。
			ひとまず、歴史を振りたい場合はそちらもどうぞ。
		
萩原 (沙汰を待つ顔)
積田 識 ……はい
積田 識 10d100 (10D100) > 494[20,87,86,9,80,48,44,9,53,58] > 494
積田 識 CCB<=60 【歴史】 (1D100<=60) > 58 > 成功
KP がんばって…! やった!
積田 識 っぶねー!!
			KP
			では、貴方は洗骨について以下のことをはっきりとご存知でしょう。
			【洗骨について】
			沖縄の一部地域には、風葬の後に遺骨を綺麗に「洗骨」する、という風習が存在する。
			崖(パンタ)や洞窟(ガマ)に遺体を置いてから数年後、親族で遺骨を一つひとつ洗っていくのだという。
		
KP 当たれば勝ちです。最高です。
積田 識 へへっどうも
萩原 うん、だよね。
			KP
			それではあなたは……話には聞いていたが、そのような風習が実際に行われていたことに、あるいは、急に現実味を帯びて感じられたことに、衝撃を受けたのでしょう。
			SANを-1してくださいませ。
		
system [ 積田 識 ] SAN : 60 → 59
KP という、処理になります…!
積田 識 衝撃っつーか……そうやって骨を晒すのはさぞ気持ちいだろうなと思って意識が持ってかれた……
積田 識 あざす……
			KP
			いえ!
			なるほど、惹き込まれてしまったのですね……。
		
積田 識 「ご本人が……そうですか、もうここらでは一般的ではないってことですかね」
			洲鎌丈一郎
			「うん……まあね。
			 他の家とかでは、やっぱり別の方法になるかな」
			「けど、子どもの頃からずっと沖縄の風習とか歴史とか調べて、そのまんま研究者になるような子だったから
			 ……できることなら、自分もそうしてほしいってな」
		
積田 識 こんな綺麗な海のそばに寝かせてもらえるならよくないですかねえ
			洲鎌丈一郎
			うん……そうだな。
			そういう思いも…あったんかな…
		
洲鎌丈一郎 「……だから明日は、あんた方が帰った後に骨を洗いに行くんだよ」
積田 識 「……改めて、大切な時期にお迎えいただきありがとうございます」
積田 識 そうかあ……
			洲鎌丈一郎
			「いんや。
			 こちらこそ、陽介くんのことを探しに来てくれて、ありがとうね」
			「警察も誰も、海の方に落ちたんならもう無理だろうって言っててな……」
		
積田 識 「そうだ、手帳の乗ってたっていう小船はどんなのですか」
			洲鎌丈一郎
			「ああ。あれは……沖縄本島の方の漁師さんから連絡があってね」
			「古い漁船だったから……エンジンが動いてたかどうかも、どうかな」
		
積田 識 「そいつで漂っていってたってことですかね。……陽介さんの手帳はご覧になりましたか」
KP 貴方が手帳の話をすると両親の表情はより一層暗くなり、
			洲鎌丈一郎
			「ああ、読んだよ」
			「けど……あかりが還ってくるなんて、なあ」
		
			KP
			と顔を見合わせるでしょう。
			佳恵の方は今にも泣きだしそうな顔でうつむいていたが、丈一郎はあなたの方に向き直ります。
		
			洲鎌丈一郎
			「還ってくるもなにも、あかりのマブイ……魂は、まだきっとこの島にあるんだ。
			 まだ……」
		
KP そう言って、無理やりに笑顔を作って見せるでしょう。
積田 識 「……」真剣に目を合わせながら、すこし相手の心象を推し量るように心理学を振りたいです。
			KP
			了解です。
			心象……どのような人物か、今どのような感じのことを考えていそうかざっくり知りたい、という感じでしょうか。
		
積田 識 そういったところです。技能値は70です
			KP
			s1d100<=70 心理学 (1D100<=70) > 54 > 成功
			洲鎌夫妻(特に丈一郎)について
			・特に怪しいと思えるような素振りはない
			・今のように塞いでいるのは、何かに――例えば、陽介がいなくなってしまったことに対してショックを受けて落ち込んでいるように思える。
			
			ということがわかります。
		
			積田 識
			うん。そうか、すごく取り乱してるんじゃなきゃいいと思ったんだ
			「お骨を洗うまで、魂はとどまってるんですか」
		
			洲鎌丈一郎
			「うん。そう信じてるけどね。
			 骨を洗ってあげることで、あかりの魂はようやく……ニライカナイ――天国に行けるんだって」
			「そうしてあげるのが、一番の弔いだって。
			 ……な」
		
積田 識 「……うん、そうですね」
			KP
			――グラスに残っていた小さな氷が溶け落ちて、風鈴の代わりに鳴った。
			……以降、家の中や島の中を自由に探索できることでしょう。
			家の中の探索箇所は以下の通り。
		
			KP
			【探索可能箇所】
			・[仏壇]
			・[本棚]
			・[水槽]
		
KP また、疑問があれば丈一郎や佳恵に何かを尋ねることも可能です。
積田 識 ありがとうございます、と礼をしてちょっと歩き回らせてもらおう。まず仏壇にご挨拶しような
			KP
			承知いたしました。
			 
			[仏壇]
			隣の畳の間を覗くと、鮮やかなフルーツと花が目に付く。
			床の間のようにくぼんだ場所に、蝋燭や香炉 などが置かれた仏壇であった。
			貴方が持参した水菓子も一時的にその前に置かれているようである。
			一番上には、黒い漆塗りの表面に金色の装飾が施され、中に文字の刻まれた赤く艶やかな札が収められた、位牌らしきものが置いてある。
			 
			この位牌について、【《歴史》《オカルト》《人類学》】で詳しいことを知っているでしょう。
		
			積田 識
			はい、じゃあその前に正座して挨拶して、人類学から振ります
			CCB<=61 【人類学】 (1D100<=61) > 38 > 成功
		
			KP
			ありがとうございます。
			では、以下のことをご存知でしょう。
			【位牌について】
			沖縄位牌(ウチナーイフェー)と呼ばれるものだ。
			数代にわたって継承し、中の赤い札に戒名や没年月日を刻んでいく。
			また貴方がそれを観察していると、その位牌の一部に、あかりと思しき人物の戒名が刻まれていることがわかるでしょう。
		
			洲鎌佳恵
			「あらまあ、ありがとね。
			 花や果物が好きな子だったから、こうやってかかさず供えるようにしてるのよ」
		
KP 仏壇を眺めながら、佳恵は独り言のように呟く。
積田 識 「ああ、じゃあこの島はきっと楽園だったでしょう。研究もしていたんでしたっけ……であれば専攻は」
			洲鎌佳恵
			「ああ、そうね。
			 あかりはこのあたり……沖縄の民俗学を勉強してたのよ」
		
積田 識 「そうでしたか、ぜひお話してみたかったな」
			洲鎌佳恵
			「あら、積田さんも民俗学に興味があるの?
			 そうね、あかりともいっぱい話ができたかも知れないわね」
			「……元気な子でね。
			 小さい頃から島のいろんなところに行きたがったりして、大変だったんだけど、……」
		
			積田 識
			「はは……そこまで凝ってはいませんが、文で飯を食べているので」
			「いろんなところ、ね……そういやあかりさんのいらっしゃるっていう洞窟は気軽に行けるとこなんですか」
		
洲鎌佳恵 「……詳しい場所は教えられないんだけど、島の西の端の海蝕洞(かいしょくどう)の中で待ってるのよ」
積田 識 「そうですか、いえ……陽介さん、そこに向かおうとしてたんじゃないかと、すこしだけ思いまして」
			洲鎌佳恵
			「……そうね。
			 もしかしたら……」
		
			KP
			佳恵は悲しそうに目を伏せるでしょう。
			仏壇で得られる情報はひとまず以上でございます。
		
積田 識 ありがとうございます。じゃあ腰を上げて本棚に行きましょう
			KP
			承知いたしました。
			[本棚]
			家の隅にある立派な本棚。
			沖縄の民俗学について記されたものを中心に、書店で手に取れるような概説書から、パラフィン紙がかけられた古書まで、さまざまな本が隙間なく並べられている。
			両親いわく、昔から収集している本に加えて、本島の家(陽介とあかりの住まう家)に収まらなかった本もここにあるらしい。
			本棚に対して【《図書館》《目星》】が可能です(同情報)。
		
積田 識 CCB<=80 【図書館】 (1D100<=80) > 77 > 成功
積田 識 80あってよかった……
KP 成功!! やりましたね…
			KP
			【本棚について】
			大量の蔵書の中に一冊、学術書ではない本が混じっている。ページをめくってみると、それはたくさんの写真が収められたアルバムだった。ぎこちない笑顔を浮かべる陽介と、両手を広げて画面いっぱいに写るあかりの写真だ。
			後ろに写る風景の場所や季節はさまざまで、その多くは国内や海外の観光名所である。
		
積田 識 確かに元気なひとだな、凸凹夫妻だったのかな
KP そのような印象を受けるでしょう。
東 幸平 「おお……やっぱりあかりさんの前だと笑うんだな」
KP 通りがかった東が覗き込んできて、そのように言うでしょう。
積田 識 「そうなの?」
			東 幸平
			「普段も絶対笑わないってわけでもないが……嫁さんの前ではよく笑ってた気がするよ。
			 ま、それでもこんな感じだが」
			アルバムの中のぎこちない笑顔を指差す。
		
			積田 識
			「ふうん、想像に難くはないな」
			特に気になる点がなさそうなら閉じて戻します
		
			KP
			了解です。
			アルバムには、よく取り出してみているのだろうな、という痕跡があるくらいで他には特に気になる部分は無さそうです。
			本棚から得られる情報は以上です。
		
積田 識 わかりました。次は水槽ですね
			KP
			はい。では、水槽に移動いたします。
			[水槽]
			ぼんやりと白く濁った水の中で、大きな金魚が悠々と泳いでいる。
			これだけの大きさとなると、かなり長い間飼っているのではないだろうか。
		
萩原 でめきん……
			KP
			 
			しかし、よく見てみると、この金魚には片方の目が無い。
			周囲の肉が抉れているところを見るに、先天的なものではなさそうだ。
		
			KP
			出目金ちゃんです!
			大きめとのことだったので…
		
			KP
			 
			水槽については以上です。
		
積田 識 なんだ、これ。
			東 幸平
			「……なんだ、この金魚。
			 かたっぽの目が無くなっちまってるな…」
			「……うーん? 洲鎌さんなら何かご存知かね」
		
積田 識 「そうだな」洲鎌さん探します
			KP
			了解です。
			丈一郎も佳恵も程なくして見つかるでしょう。
		
			洲鎌丈一郎
			「……ああ。
			 どうかしたかい」
			貴方が誰かを探してそうな様子を見て声をかけてくるでしょう。
		
積田 識 「ああ。金魚……片目がないなと思って。ずっとこうなんですか」
			洲鎌丈一郎
			「ん……ああ、それな……。
			 生まれつきってわけじゃあ、無いんだが……」
		
			KP
			貴方が丈一郎に尋ねてみると、口ごもるでしょう。
			少々話しづらそうにしている。
			詳しく聞きたい場合には何らかの《交渉系技能》に成功する必要があるだろう。
		
			積田 識
			じゃあ説得を
			CCB<=80 【説得】 (1D100<=80) > 49 > 成功
			「何か……ありましたか」じっと見ます
		
KP とっても素晴らしい…! ふふふ……
洲鎌丈一郎 「ん、ん~……まあ、そうだな……」
KP さらに詳しく聞くと、丈一郎は誰もいない庭の方を気にしながら、小さな声で話し始めるだろう。
積田 識 どうも~
			洲鎌丈一郎
			「これくらいの時期になると、いつもより神様の気性が荒いっていうのかな」
			「たまにこうやって魚の目を取ったり、つむじ風で人の腕や足に切り傷を作ったりするんだよ」
		
積田 識 つられて庭の方に視線を送る
			KP
			そこには何者の姿もないだろう。
			しかし、丈一郎は確かに、できるだけ”何か”に聞こえぬようにと声を潜めているようにみえる。
		
洲鎌丈一郎 「よその人が来たからってそんな悪戯はしないと思うけど、森のほうに行くなら気をつけてな」
積田 識 「……もちろんです、なるべくなら無礼は働きませんよ。この脚ですしね」右足を軽く叩いて笑いかけます
			洲鎌丈一郎
			「……ああ、その足……。
			 あんたも大変なことが合ったんだね……」
		
積田 識 「いえ……迂闊だったもんで」
			洲鎌丈一郎
			「そうかい?
			 詳しいことはわからないから、なんともいえないけど。
			 痛かったり、しんどかったりしたらすぐ言ってな。横になれるところもあるからさ」
		
KP 水槽の金魚について丈一郎から得られる情報は以上です。
KP あ、なるほど……(ミスに気がついた顔
積田 識 「ありがとうございます」ニカッ
			洲鎌丈一郎
			「うん。無理せんようにね。
			 もし、外の方でかけるときは、熱中症にも気をつけてな」
		
KP というわけで、洲鎌家の外にでて探索することもできます。
積田 識 はい、ご夫妻にひとこと断ってから、杖とスマホと筆記用具持って出かけよう。
			KP
			承知しました。
			東もついてくるでしょう。
			外に出る場合、丈一郎がこの島の地理について簡単に教えてくれる。
			島の中央から西側にかけてのほとんどは森林である。
			森の北の方には御嶽(うたき)という、琉球の神々が御坐す聖域があったそうだが、その場所を詳しく知る人はいないそうだ。
			森を越えた先の西端は海食崖になっており、波に深く削られた海蝕洞(かいしょくどう)が多くあるそうだ。
		
			KP
			【探索可能箇所】
			・[洲鎌家の墓]
			・[御嶽]
			・[海食崖]
		
洲鎌丈一郎 「道らしい道がなくて、ちょっと厳しいだろうから、無理せんようにね」
			積田 識
			「ご心配なく、慣れてますから」ひらひら手を振ります
			お墓からいきます
		
			洲鎌丈一郎
			「そうかい。
			 気をつけてな」軽く手を上げて見送る
		
			KP
			では、洲鎌家の墓へ。
			[洲鎌家の墓]
			森に差し掛かる少し手前にある亀甲墓(沖縄で見られる墓様式)である。
			いくらか苔生してはいるものの、敷地内に雑草らしい雑草は見当たらず、夫婦が日頃から丁寧に手入れしているのが窺える。
			墓のすぐそばには鮮やかな色彩の花々が供えられている。島に住む人々が時々墓参りに来てくれるらしい。
			ハイビスカスやブーゲンビリアなど、沖縄に生えているものばかりだと分かる。
			 
			墓に対して【《目星》】が振れる。
		
積田 識 CCB<=60 【目星】 (1D100<=60) > 57 > 成功
			KP
			[墓について]
			供えられている花の中に一つ、白い花が見つかる。
			少しばかり茶色く変色していることから、ドライフラワーであると分かる。
			さらに、花の種類を知りたければ《知識》を振ることができる。
		
積田 識 カスミソウかなんかかね
積田 識 CCB<=75 【知識】 (1D100<=75) > 11 > スペシャル
			KP
			すばらしい。
			では、あなたはその花が すずらんの花 であると知っている。
		
萩原 BGMにドビュッシーみ感じる……和音と音階が……
KP 洲鎌家の墓で得られる情報は以上です。
積田 識 すずらん、か。もしかしてイサキさんが供えてったんだろうか
KP その可能性も、考えられることでしょう。
積田 識 手合わせてから御嶽ってとこに向かいます
			KP
			了解です。
			 
			あなたがたは、御嶽に向かうため木々の間を抜けて森へと入っていく。
			すっかり見えなくなった紺碧の空の代わりに、青々と茂る植物が視界を埋め尽くした。
			植物に明るいものなら、きっとこの森は色鮮やかに写るのだろう……詳しくないものであっても、自分の記憶にある草木とは重ならぬ葉の形や、生き生きとした曲線を描く木の幹や蔓など、自分を飽きさせるようなものは一つもなかった。
			 
			[御嶽があった場所]
			森に入ってから数時間が経った。
			より鬱蒼と茂った草木に遮られ、陽光はみな砕けて木漏れ日になった。
			どこかから、知らない鳥の鳴き声が聞こえてくる。
			相変わらず風はなく、湿った空気の塊を掻か き分けていくうちに、流れ出した汗で背中に服が貼り付く。
			ふと周りを見渡してみると、木々の間にいくらか人が削ったような岩が見つかる。
			もしかしたら、このあたりに御嶽と呼ばれる場所があったのかもしれない。
		
積田 識 暑い、でも嫌いじゃないな。
KP よかった……
KP その場に【目星】を振ることができるでしょう。
積田 識 CCB<=60 【目星】 (1D100<=60) > 84 > 失敗
積田 識 あっ……
KP 惜しい……!
			KP
			では、貴方は見慣れぬモニュメントじみた岩ゝや、不思議な痕跡に目を取られる。
			もし、その場何かあったとしても見落としてしまったのだろう。
		
			東 幸平
			「へえ……ここが御嶽……? ってやつかな?
			 なんだかもう、ほとんど何にも無くなっちゃってるな」
			汗を拭きながら、あたりを眺めている。
		
			積田 識
			「聖域……ね」
			歴史やなんかでその場を検証した場合何かに気づけませんか
		
			KP
			そうですね……その場を見て回った場合……《聞き耳》をどうぞ。
			あるいは、その場を撮影するなどで《写真術》でも大丈夫です。
			歴史だと、少々難しい感じがいたします。
		
			積田 識
			わかりました
			では聞き耳から
		
KP 歴史を振っていただいた場合は、別のフレーバー情報はだせ…ます…!(調べ始める顔
積田 識 CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 16 > 成功
積田 識 なるほど!
KP では、貴方は不意に足元で、何かが割れるような音がしたことに気がつくでしょう。
積田 識 「ん?」
			KP
			見下ろしてみると、そこにあったのは銀縁眼鏡のフレームだった。
			何者かに踏みつぶされたように拉げて、レンズはほんの欠片しか残っていない。どうやったらこんな壊れ方になるのか……。
			あなたはそのうちの一欠片を踏んでしまったようだ。
		
			積田 識
			身をかがめて拾います。よいしょ
			「なあ、このメガネ」東に見せます
		
			東 幸平
			「ん? メガネ?
			 ……あ」
		
KP 東に見せると、彼は目を見開くだろう。
			東 幸平
			「これ……似てるな。
			 陽介の眼鏡に似てる。こんなに壊れちまったら分かんねえけど……」
		
KP そういって、貴方の手の中のフレームを見つめるばかりだろう。
積田 識 「悪ィ、踏んじまった……でも俺がやったんじゃないぞ。なにがあったんだ、これ」顔をしかめます
			東 幸平
			「ああ。分かってるよ。
			 思いっきり踏みつけでもしなきゃ、そんなことにはならないだろうし、お前がそんなことするとも思えないし……」
			「落としたってだけだといいんだけどな。
			 それで、なにかでかい動物か何かが来て踏んだとか……」
			「でも、これが無いと困るだろうな……」
		
KP 御嶽で得られる情報は以上となります。
積田 識 「確かにな。だがここだとそんなでかいのがいるとは思えないなあ……」どっかに足跡でもないかと下を見つつ、海食崖へ行きましょう
			KP
			了解です。
			足跡のようなものは、あったかもしれませんが草むらの中に隠れてそれがどんなものなのか、というのは判別できないでしょう。
			 
			あなた方は来た道を少々戻り、西の方へと進んでいく。
			[海食崖]
			岩に着生した苔に足を滑らせ、見逃した蜘蛛の巣を振り払い……疲労で身体が重くなってきたころ、あなたはようやく島の西端へと辿り着いた。
			切り落とされたように緑が無くなった足元から、石灰岩質の白っぽい海食崖が続いている。
			ところどころに見える窪みや穴の一つに、あかりの遺体が収められているのだろうか。
			ゆっくりと視線を上げてみれば、潮汐(ちょうせき)に削られたのであろういくつかの岩の向こうに、凪いだ海が続いていた。
			島の一つも見当たらず、ただ、海があった。
			緩やかな斜面を選んで下れば、波打ち際まで降りること自体は難しくないだろうと思える。
			 
			《目星》を振ることが可能です。
		
			積田 識
			CCB<=60 【目星】 (1D100<=60) > 62 > 失敗
			うーん……
		
			KP
			では、何かが目の前を横切った気がしたが、貴方はその向こう側に広がる大海や、その漣の様子に気を取られる。
			ざあざと、波の音が満ちていく。
			ふと気がつくと、そのなにかを見失っていた。
		
萩原 描写美しい……
KP 海食崖で得られる情報は以上です。
積田 識 「こっからじゃあどうしようもないな。戻るか」と東を見やります
			東 幸平
			「ああ、そうだな。
			 島の中はだいたい見て回っただろうし……
			 もうすぐ日も暮れてくるだろう」
			「……暗くならないうちに、とっとと戻るか」
		
			積田 識
			「イサキさんがここにきたっつー可能性はあるが、こんなとこに船もつけられないだろうし……」
			「いこう、手借りるぞ」
		
東 幸平 「おう。しっかり掴まっとけよ」
			KP
			あなた方は海食崖をあとにするだろう。
			 
			日が傾くにつれて、森の表情も変わっていった。
			光よりも陰が目立ち始め、今まで押し黙っていた虫たちが鳴き始める。
			立ち止まってみれば、ゆっくりと吹き始めた生ぬるい風が頬を撫ぜた。
		
東 幸平 「思ったより早く暗くなっちまったな……」
			KP
			そう言って、東があなたの方を振り返る。
			《幸運》をどうぞ。
		
積田 識 CCB<=60 【幸運】 (1D100<=60) > 38 > 成功
			KP
			耳元で甲高い、笛のような音がした。
			その直後、目の前の東が声を上げ、顔を押さえてうずくまる。
		
積田 識 ――え?
東 幸平 「いてっ……」
積田 識 「どうした、東。大丈夫か」
KP 見てみると、目のすぐ下の鋭い切り傷から赤い血が流れ落ちていた。
東 幸平 「木の枝か何かで切ったかな……大丈夫だ、傷はそんなに深くないよ」
			KP
			彼はそう言うが、近くに顔を切るような木の枝は一つも見当たらなかった。
			SAN 0/1
		
積田 識 CCB<=59 【SANチェック】 (1D100<=59) > 94 > 失敗
KP はわ……
積田 識 「……」
system [ 積田 識 ] SAN : 59 → 58
積田 識 先程の金魚とそれにまつわる話を思い出し、血の気が引きます
萩原 そりゃな……
			東 幸平
			「……そんな顔すんなって」
			背中をとんとん、と軽く叩いて歩いていこうとする。
		
			KP
			その後、家に帰り着くまでは何も起こらないだろう。
			 
			家に帰り着いたころには夏の長い陽もすっかり沈んで、境目のないなだらかな色彩が空を覆っていた。
			東から夜がせり上がり、まだ明るい西の空の方へとゆっくり溶けてゆく。
			洲鎌家から漏れてくる光の他に、あなたたちを照らすものはなかった。
		
萩原 いいやつ、東
東 幸平 なんだよ……照れるな
洲鎌丈一郎 「おう、もう飯が出来てるから早く上がりな」
KP 縁側に顔を出した丈一郎が手招く。
積田 識 俺の友達だもんな
積田 識 「……ありがとうございます。その前に東君の手当していいですか」
東 幸平 おう。そうだよ。
			洲鎌佳恵
			「あらっ、どうしたのその怪我……
			 すぐ救急箱持ってくるからね」
		
			KP
			二人あなた方を家に上げ、救急箱を持ってくるだろう。
			フレーバーですが…応急手当を振ってみますか…?(東自身や、佳恵が手当をしたことにすることも可能です)
		
			積田 識
			初期値チャレンジを……
			CCB<=30 【応急手当】 (1D100<=30) > 13 > 成功
			っし
		
KP !!!! とってもすごい!
積田 識 俺もびっくりした
東 幸平 手当した本人がびっくりしてるのにびっくりだな、おれは… ふふふ
KP では、貴方は道具が揃っていたからか、あるいは以前にも似たような怪我を処置したことがあったのか、東の目元の傷を完璧に手当することができるだろう。
			東 幸平
			「おっと……悪いな。
			 さんきゅう」
		
積田 識 「いーよ。……たぶん俺が喰らってたかもしんないやつだ、これ」
			東 幸平
			「喰らう……?
			 なんでまたそんなことを」
		
			積田 識
			「あそこ、枝なんてなかったろ」
			「笛みたいな高い音もした」
		
			東 幸平
			「ん……まあそんな気はしたが……
			 ……笛? そんな音したか?」
		
			KP
			東は笛の音については首をかしげるでしょう。
			どうやら聞こえていなかったようです。
		
積田 識 「した。ただの風じゃない……多分」
			東 幸平
			「……そうか……」
			「でもまあ、もう大丈夫だろ。
			 森に入ることもないだろうし……」
			ガーゼの上から傷を触りつつ……
			「ま、多分運が悪かったってだけだ。
			 怪我したのがお前だったり、俺たちのどっちもってわけじゃなくてよかったよ」
		
			積田 識
			「……」黙々と救急セットと元通りにします
			「いいやつだな、お前。そういうので死ぬなよ」
		
			東 幸平
			「死なねえよ。
			 死ぬつもりもない、今のとこはな」
			「じゃ、洲鎌さんが夜ご飯も準備してくれてるみたいだし、ご馳走になろうぜ」
		
積田 識 「そうだな。よし、切りかえよう」
			KP
			あなた方が手当を終えて、今の方へ戻ると、机に再び並んだたくさんの料理と、最初に会った時と同じ笑顔を浮かべた佳恵が2人を出迎えてくれる。
			そこから眠るまでの時間は実に和やかなものだ。
			なにか二人に聞きたいことがあれば、ここで話を聞くことができるだろう。
		
積田 識 「おおー、これはまた食べごたえがありそうな……いただきます」
			洲鎌佳恵
			「うん、どうぞどうぞ。目一杯食べて。
			 歩きまわって疲れたでしょう」
		
			積田 識
			「……そうそう、昼間森のほうへいったんですが。陽介さんのらしきメガネがみつかりました」
			「えらくひしゃげてましたが……」
		
洲鎌佳恵 「まあ、森の方に……?」
			洲鎌丈一郎
			「森っていうと、御嶽のほうか。
			 そっちの方に向かったのかねえ……」
		
積田 識 「でも船に乗るにはあの先はしんどいんじゃないかと思って。ほら崖でしょう」
			洲鎌丈一郎
			「ああ、うまく崖の傾斜のゆるいところにつければ登ってこれんこともないだろうけど……
			 危ないだろうねえ」
		
積田 識 「ええ……」
			洲鎌丈一郎
			「島の中にいるなら、うちに寄ってくれたらいいんだが……。
			 わからないねえ……」
		
KP その他、陽介の行方について新しい情報が入ったり、何かに気がついたりといった様子は両親には無さそうです。
積田 識 わかりました。
KP 他にもなにかありましたら、きくことができますが、特にないということであれば場面が進みます。
積田 識 「そうだ、すずらん」
洲鎌佳恵 「すずらん……?」
積田 識 「いえ、お墓参りさせてもらったとき、ドライフラワーになったすずらんを見たんです。少し他と違って感じたので思い出しました」
			洲鎌佳恵
			「あら、そんな花が……
			 珍しいわね。島の中では咲いてるのをみたことないんだけど」
		
			積田 識
			「……そうですか」
			ききたいことはこれくらいですね
		
			KP
			承知いたしました。
			では、その後も洲鎌家での和やかな時間が続いていったことでしょう。
			 
			食事と風呂を終え、あなたたちは眠ることにした。
			風鈴は穏やかな風に揺れて、透き通った音を響かせていた。
		
			KP
			……といったところで、01:00を過ぎてしまいましたが、お時間如何でしょうか。
			続けて行くことも可能ですが、現在進捗状況は6,7割ほどでございます。
		
萩原 イベントはじまったりするのであればもう少し行けます!
			KP
			承知いたしました。
			実はこのあたりが、ちょうど切りの良い部分かと(個人的に)思われますので、今日はここで終了とさせていただきます…!
		
萩原 おお!ではありがとうございました~~!!
			KP
			 
			 
			 
			それでは、オウヤサマ、本日はこれまでとさせていただきます。
			次回お時間を頂いておりましたのは、9/20の夜でございます。
			
			本日はありがとうございました。
		
萩原 とてもきれい……心地いいです、少しだけうそ寒くなって気もして次回も楽しみです!
積田 識 ええ、おやすみなさい
			KP
			よかった……
			なんとか、描写を崩さないように表現できていたらいいな、と思っております、
			来週の月曜日も楽しみにしております!
			それでは本日は遅くまでお疲れさまでした。
			おやすみなさいませ。
		
			積田 識
			10d100 (10D100) > 666[47,54,85,82,99,83,17,75,26,98] > 666
			うえっ
			10d100 (10D100) > 542[22,88,51,85,31,27,28,84,74,52] > 542
		
KP 獣の数字…ですね……
積田 識 はは、今日もよろしくお願いします
KP はい。本日もよろしくお願いいたします。
			KP
			それでは、オウヤサマ、二日目
			始めてまいりたいと思います。
			
			あらすじ
			友人、東の頼みに応えて奥屋島に来たあなたは、一日目の疲れを癒やすため、眠りにつこうとしていた。
			そこへ、ふと風鈴の音が響き……
			 
			 
			 
			風鈴は穏やかな風に揺れて、透き通った音を響かせていた。
			明日の昼には帰らなくてはならない。
			けれど、今だけはこの涼しげな音色に身を委ねていたい……。
			そんな時、縁側の方からからりと、風鈴とは違う音が聞こえてくる。
		
積田 識 ……氷の音、ご主人か?
KP 縁側の様子を見に行くこともできますし、このまま眠ってしまうこともできます。
積田 識 少し考えてから起き上がって見に行きます。もしご主人なら夕飯の席じゃ聞けなかった聞きたいんだ。
			KP
			承知いたしました。
			では、あなたが縁側の方へ行ってみると――そこには予想に反して庭の方を見つめる東の姿があった。
			一人で酒でも飲んでいたのか、その傍には汗をかいたグラスが置いてある。
		
積田 識 「なんだ、東か」
東 幸平 「ああ、お前か。なんだとはなんだよ」
積田 識 声を潜めてつぶやきながら歩み寄ります
KP 起きてきたあなたに気付くと、彼は柔らかい笑顔を浮かべて
積田 識 「いや、ご主人かと思ったんだ。眠れねえか」
			東 幸平
			「……おう。ちょっとな。
			 起こしちゃ悪いと思ってこっそり飲んでたんだよ」
		
			KP
			そう言いながら、また庭の方に向き直る。
			月光がグラスを通り抜け、縁側で揺蕩っている様は、どこか昼間に見た海に似ていた。
			東はしばらく何も言わないが、グラスの中の酒がすっかり無くなったころ、独り言のように呟く。
		
東 幸平 「なあ積田」
積田 識 「ん」
			東 幸平
			「もし陽介が見つかったら、俺は何て声をかければいいと思う?」
			「今日、御嶽の方を見に行った時、眼鏡が落ちてただろう。
			 明日には、丈一郎さんや佳恵さんが言っていたとおり、洗骨もある」
			「……俺、きっとあいつはこの島にいると思うんだよ」
			「嫁さんの実家にすら顔を出してないのにも、あいつなりの目的があるからだと思うんだ」
			「んだけど、なんか……怖いんだよ」
			「……何か変なこと考えてるんじゃないかってさ」
		
			積田 識
			「そらそうだろう、でなきゃこんなことにはなってねえ」
			「……島にいるだろうってのは同感だ。もしかしたらあの洞窟かなんかにいたりしてな」
		
			東 幸平
			「……洞窟か……。
			 陽介も場所は知っているだろうし、その可能性もあるかもな」
		
積田 識 「問題はどう探すかだな」
東 幸平 「ああ。明日になれば、丈一郎さんや佳恵さんが洗骨に行くって言ってたし、そこで見つかってくれりゃ……」
			積田 識
			「そうだな、一緒に見送りができる」
			「……声かけづらいのはわかるよ、俺だってそんなやつに何て言えばいいかは知らないし。……なら黙って隣にいりゃあいい。そしたら相手の方から話してくれるだろ」
			「ひとりにしなきゃそれでいいんだ」
		
東 幸平 「黙って、隣りにいる……話してくれるのを待つ、か。……そうか」
			KP
			あなたが伝えれば、彼は静かに耳を傾けてくれる。
			しばらく話したあと、彼は勢いをつけて立ち上がるだろう。
		
			東 幸平
			「悪いな、夜中にこんな話しちまって。
			 明日も時間が許す限り、色々と探してみよう」
			「本当に……ありがとうな」
		
KP そういってまた柔らかい笑顔を浮かべる。
積田 識 「ほんとだよ、ひとりで飲みやがって」茶化すように小突く
			東 幸平
			「おっと……ああ、すまんすまん。
			 酒はこれっきりだが、また戻ったらなにかおごるよ。
			 帰りに那覇空港の近くで飯食ってったっていいし」
		
積田 識 「おー、そうだな。楽しみにしとくわ」
			東 幸平
			「んじゃあ、それで頼む。
			 とにかく、今日は眠ろう。俺もこれ片付けたら寝るよ」
		
積田 識 「ああ。おやすみ」
東 幸平 「おう、おやすみ」
			萩原
			東~~~~~~~~~~
			しにそう
			あずま、しぬなよ
		
			KP
			東はグラスを手にとったかと思うと、台所の方へと歩いてく。
			貴方もそれを見送った後、布団の敷いてある寝所へと戻っていくだろう。
			 
			真夜中。あなたは耳元のざわめきに目を覚ました。
			家の中だというのに、海辺の潮騒(-しおさい-)がすぐ近くで聞こえた、そんな気がしたのだ。
		
積田 識 ……波の音
KP 思わず周りを見渡すと、近くの障子の隙間から静かな月明かりが射しこんで──縁側に佇むのは青白い蝶だ。
積田 識 蝶……?こんな時間に?
KP はい。確かに蝶のように見えます。
萩原 ひひる。死人の魂?
KP あなたが身体を起こすとすぐ、蝶はゆっくりと家を離れ、森の方へと消えていってしまった。
積田 識 ……
KP いかがなさいますか。
積田 識 ふと誘われるように立ち上がって外に出ます。
KP 承知いたしました。
積田 識 杖と、あとスマホのライト……
			KP
			なんとか、蝶を見失う前にそれらを手繰り寄せることができるでしょう。
			それでは、あなたは縁側を降りて蝶を追いかけていく。
			 
			森は沈黙していた。
			頭上からわずかに降り注いでいた月の光すら、いつの間にか空に立ち込めてきた暗雲に阻まれたか、ついに息を潜めた。
			周りの木や岩から輪郭線が失われ、形あるものは自分だけとなった。
			空中を音もなく揺れる蝶は、そのまま島の西の方へと飛んでゆく。
			気ままに飛んでいるだけの昆虫なのか、はたまた自分たちを導いている灯火なのか──
			 
			いつしか森を抜け、海食崖に辿り着いた。
			闇夜の向こうに海は見当たらず、ただ潮騒だけが響いていた。
			崖の下を照らしてみてもざらついた岸壁が数メートル照らせる程度で、手元のライトはひどく頼りない。
			 
			あなたが底知れぬ闇に戸惑っていると、目の前を白く小さな何かが横切る。
			訳もなく追ってきたあの蝶が、気付かないうちにあなたの周りで踊っていたのだ。
			何度か身体をくすぐってから、蝶はあなたのもとを離れ、崖を下りていく。
			そちらの方を見てみると、幾分かなだらかで歩きやすい坂が続いているようだ。
		
			積田 識
			昔は蝶を死者の魂と結び付けてたって言うが……これも一種の心霊体験ってやつかな。
			おそるおそる、でも心惹かれるものを感じながら降りていきます
		
			KP
			わかりました。
			 
			海面が遠い。これほどまでに高い崖だっただろうか。
			滑り落ちないように一歩、また一歩と、足元を確かめながら下りた。
			何も確かなものはなかった。
			このままどんな海溝よりも深く、光の届かない場所へと下りてしまうのではないか……そんな疑念がわいたころ、ちゃぷん、という軽い音とともに、靴の中に水が浸み込んできた。
			目の前には小さな洞穴が空いていた。
			潮が満ちてしまえば、誰も気づかないような洞穴だった。
			
			蝶は確かにその中へと入っていった。
			 
			洞穴の中を照らしてみれば、すぐに奥まで見通せた。
			流れ着いて重なった流木の向こうに、黒ずんだ大きな木箱が置いてある。
		
			積田 識
			……ここは
			木箱を見つけると少し躊躇うように足を止めます
		
			KP
			洞穴の壁に反響しているからか、自分の呼吸音がやけに煩かった。
			木箱を開けることができそうです。
		
			積田 識
			……
			歩み寄って、少し表面を撫でるようにしてからなるべくそっと開けます
		
			KP
			あなたはゆっくりと、木箱の蓋を開ける。
			……箱の底に一枚の紙切れが落ちているだけで、あかりの遺体らしいものは入っていなかった。
		
			積田 識
			「……え?」
			紙に手を伸ばします
		
			KP
			紙切れを拾い上げてみると、そこにはわずかに震えながらも丁寧な字で、理解しがたい文言が綴られていた。
			あなたはクトゥルフ神話TRPG世界における、《復活》の呪文を入手する。
			(基本ルールブック pp.279-280 を参照)
			更に、《目星》を振ることができます。
		
			積田 識
			CCB<=60 【目星】 (1D100<=60) > 54 > 成功
			……
		
			KP
			では、拾い上げた紙切れの下を見ると、一枚の封筒が見つかる。
			封が開けられておらず、まだ誰も読んでいないようだ。
			封筒の表面にはたった一言
			「この手紙は、洗骨のあとに読んでください」
			と、丸みのある文字で書かれていた。
		
積田 識 見つけられて、ない
積田 識 読もうか迷ってる……でもイサキさん見つけてから一緒に読むのが一番いい……
			KP
			了解です。
			手紙をそのまま持っていくこともできます。
		
KP 木箱と紙切れ、そして封筒以外のものはここにはみつけられないでしょう。
積田 識 ありがとうございます
積田 識 じゃあ、それをポケットの中に仕舞って……他にどこかいけそうですか。あかりさんのご遺体を見つけないと
			KP
			この洞窟についてですが、他のどこかに続いているわけでは無さそうで、ひとまずここから出る必要がございます。
			その後、元の道を戻る、あるいは蝶の行方を探す、などの選択肢がありそうです。
		
積田 識 そうだな、蝶はどこへ行ったか探します
			KP
			承知いたしました。
			あなたは、降りてきた崖沿いの道を登り、再び蝶を探して森へと入っていくだろう。
			 
			耳元のざわめきは潮騒から草木の擦れ合う音へと変わった。
			何度歩いても、依然として森の表情は知れない。
			だんだんと強く吹いてくる風に流され、べたついた空気はどこかに行ってしまった。
			 
			ふと、自分の少し前から足音が聞こえる。
			一人ではない。
			茂みの向こうに目をこらせば、二人の男女が手を繋ぎ、連れたって歩いているのが見える。
			後姿を見るに、一人はおそらく伊崎陽介だ。
			ひどくおぼつかない足取りだが、まるで散歩でもしているかのように楽しげである。
			ただ、もう一人は、人間というには少々不十分で、あまりにも理解しがたい。
			青白い灰と砂の塊のようなそれは、腕や脚、頭など、人の形こそしていたが、それ以上のものは何もなかった。
			SAN 1/1D4
		
			積田 識
			CCB<=58 【SANチェック】 (1D100<=58) > 2 > 決定的成功/スペシャル
			?
		
193 とてもすごい
KP クリチケをいちまいどうぞ。
積田 識 どうも……
			system
			[ 積田 識 ] クリチケ : 0 → 1
			[ 積田 識 ] SAN : 58 → 57
		
			積田 識
			あれか……そうか。
			ついていきたい
		
			KP
			わかりました。
			特に声をかけないのであれば、彼らはそのままふらふらとどこまでも歩いていくでしょう。
			あなたの存在に気づいている様子はありません。
			あるいは、森の中をぐるぐると歩き回っているようにも感じられるかも知れません。
		
積田 識 特にどこかへ行こうとはしていない?
KP そうですね、迷いのある歩き方でもないため、目的地があって歩いているわけでは無さそうです。
			積田 識
			じゃあ……声をかけます
			「イサキさん?」
		
KP 声をかけると、陽介はゆっくりとこちらを振り向きながら
			伊崎 陽介
			「ああ、誰かな。
			 今、声をかけてくれたのは」
		
			KP
			と、小さな声で呟き、ゆっくりとこちらを振り向く。
			だが、彼と目が合うことはなかった。
		
伊崎 陽介 「………」
積田 識 ないなったか
			KP
			眼があったはずの場所には、森や洞穴よりも暗い二つの穴が空き、そこから顎の下までは赤黒い血が流れているのだった。
			SAN 1/1D3
		
積田 識 CCB<=57 【SANチェック】 (1D100<=57) > 98 > 致命的失敗
KP はわ……
			積田 識
			1d3 (1D3) > 2
			SANcのクリファンって……
		
			KP
			実は、SANCのファンブル時には適用がないという、ルールです。
			未記載でしたね……。
		
伊崎 陽介 「森は暗くてね、手元や足元すらよく見えない」
積田 識 承知しましたありがとうございます
			伊崎 陽介
			「でも、見てくれ。
			 妻が還ってきたんだ。
			 僕の手をひいて先を歩いてくれる。だから、大丈夫なんだ」
		
KP そう言って、彼は誰もいない方に笑いかける。
			積田 識
			うっ……
			「そう、ですか」
			「いやいきなり失礼……お二人のとこに。積田って言います、あなたの友達の東に頼まれて、あなたを探しに来ました」
		
			伊崎 陽介
			「……東の。ああ、そうでしたか」
			「僕は……ああ、改めて自己紹介をしなくては。
			 伊崎陽介と申します。こちらは、妻のあかりです」
			「そうか。誰にも言わずに飛び出してきてしまったから、心配をかけてしまったんだね。
			 そうか……」
			「……申し訳ない」
		
積田 識 「ええ、随分と……」と言いつつあかりさんらしき存在を観察します
KP 陽介が”あかり”と呼びかけた存在に、顔や表情などはなく、ただ青白い灰と砂の塊のようなそれが佇んでいるのみである。
積田 識 「連れ出しちまったんですね」
			伊崎 陽介
			「ああ。自分でも、御天道様のもとを歩けるようなことだとは、思って無くてね。
			 ………」
			「けど、こうして、あかりが戻ってきてくれて……幸せなんだ。
			 島の中を、こうして歩いて回っているだけでもね」
		
積田 識 「幸せですか。そりゃわからんでもないです」
伊崎 陽介 「……ありがとう」
積田 識 「でも、昼間あかりさんのご両親から聞きましたよ。本人たっての希望であそこで眠っていたんでしょう。……起こしちゃ可哀想だ」
伊崎 陽介 「………」
			積田 識
			「風葬は、骨を洗って……送られるまでが弔いなんでしょう。送ってあげましょうよ」
			「こんな説教がしたいんじゃないんだけどな。あとアンタ、忘れ物をしてましたよ。それ……届けに来たんです」
		
			伊崎 陽介
			「そう、君は思うかい。
			 そうか…… …え…?」
		
KP 陽介は、貴方の方を見ようとして、あらぬ方向を見るだろう。
積田 識 「柩に手紙が入ってました。ほら、失礼触りますよ」持って行って手を取り、封筒に触れさせます
			KP
			あなたは、陽介の手にそれを持たせるだろう。
			不安定な手付きで、彼はそれを受け取る。
		
積田 識 「俺なんかの話じゃつまんないでしょう。読んでみますか、もちろん手伝いますが」
			伊崎 陽介
			「そんなもの、僕が見たときには見つからなかった。
			 今となっては読むこともできないから、これが本物かどうかも……」
			「……ああ、すまないが
			 お願いできるかい」
		
			KP
			陽介はあなたに封筒を差し出してくるだろう。
			では、封筒の中身を読んでみることができます。
		
積田 識 「ええ、じゃあ……あかりさんすみません、先に開けますよ」一言ことわってから開けます
			KP
			了解です。
			封筒の中には、二枚ほどの便箋が入っていた。
			[あかりからの手紙]
			お父さん お母さんへ
			
			お久しぶりです。いかがお過ごしでしょうか。
			死んだあとは、大好きな海の前に置いておいてほしい……という私のわがままのせいで、二度も悲しませることになって
			ごめんなさい。でも、これが本当に最期のわがままです。
			
			お母さん、頭から脚の指先まできれいに洗ってくださいね。
			何でもゆっくりで丁寧なお母さんなら、骨になってしまった私でも、きっと美しくしてくれると思います。
			
			お父さんは、まだ私の死を引きずっているのではないでしょうか。大好きなお酒もほどほどに、穏やかに過ごしてくださいね。けっして無理せず、できる限り漁師を続けてください。
			お父さんが釣ってきた自慢の魚を食べられないのは、悲しいです。
			そして、陽介さんへ
			
			陽介さん、まだ泣いていますか。
			泣いているとしたら、みんなから「らしくない」と言われそうな男泣きですか。
			
			大丈夫ですよ。
			あなたの自慢の元気な嫁は、こっちでも元気にやっています。多分。
			こっちもそっちと変わりませんから、また一緒に、色んな所に行きましょうね。
			結局行かずじまいだった北海道や台湾。こっちにも、ありますからね。
			
			私はもうそこにはいませんが、あなたが気付いていないだけで、陽介さんを支えてくれる人はたくさんいます。
			その人たちと一緒に、毎日を元気に過ごしてください。
			これもまた、わがままでしょうか。
			
			短い手紙になりましたが、書けば書くほど辛くなってくるので、元気な私でいられるうちにおしまいにしようと思います。
			では、また。お供え物も忘れないでね。
			
			伊崎 あかり
		
積田 識 静かに一枚ずつ読み上げてきかせます
KP では、それを聞き終えた陽介は
			伊崎 陽介
			「そうか、それが……あかりの手紙なんだね」
			「そうか」
		
KP と呟いたきり、下を向いて押し黙ってしまうでしょう。
			積田 識
			「……イサキさん。俺は東の友達で、あかりさんのご両親に飯食わせてもらってて、生きた人間だから言います。あかりさんを送って、東と一緒に帰ってやってください」
			「この人たちをすてて、どこにも行けずさまようなんて。たまらないじゃないですか」
		
伊崎 陽介 「………」
			KP
			貴方の言葉に、確かに耳を傾けているようだが、あかりとつないでいる手を離す気配はないだろう。
			しかし、あなたは今なら、陽介は抵抗しないだろうと察する。
		
積田 識 「おしまいにしましょう、あんたもあかりさんも疲れてるはずだ」つないでる方のイサキさんの手に触れて様子を見ます
伊崎 陽介 「……あかり」
			KP
			そうすると、陽介はあかりのほうを見て寂しそうな顔をするだろう。
			しかし、手を離させようとするのであれば、程なくしてその手は解ける。
		
積田 識 ではそっと解かせてイサキさんの手を自分の方に引き寄せます
伊崎 陽介 「あかり……あかり…」
			KP
			力なく呼び続けながら、しかし容易に陽介を引き離す事ができます。
			その場には、青白い灰の塊が残ることでしょう。
		
			伊崎 陽介
			「あかり、あかり!
			 なあ――まだ、そこにいるのか」
		
			KP
			何度か呼びかけ続けているが、すっかり衰弱した陽介には叫び続ける体力など残っていなかった。
			次第に声が小さくなっていく。
			青白い灰の塊は、まだぼんやりとその場に存在し続けているようです。
			ここから立ち去る場合は、エンディングとなります。
		
積田 識 連れていけそうには……ないですかね
KP 陽介を連れて行くことはできそうですね。
積田 識 電波は通じてますか。夢うつつで来たもんだからすっかり東を忘れてたんですよ
KP そうですね……《幸運》をどうぞ。
積田 識 CCB<=60 【幸運】 (1D100<=60) > 79 > 失敗
			KP
			では……貴方が携帯端末を見ると、電波の強度を示すアイコンが最低値を示している。
			時々、圏外にもなってしまうようだ。通話などで連絡を取るのは難しいだろう。
		
積田 識 ダメですね、じゃあ服一枚を灰の上にかぶせて飛ばないようにしてからイサキさんを連れていきます。
			KP
			承知いたしました。
			灰の塊は、あなた方を見送るようにして遠く遠くなっていくだろう。風がにわかに荒れ狂う。
			森のあちこちから甲高い笛のような音が聞こえて、草花や泥が舞い上がる。
			その中を掻き分けるようにして、あなたたちは家へと急いだ。
			それから家に帰り着くまで、彼が言葉を発することはなかった。
			 
			太陽が昇ってくる。
			あれほどに暗く、何もかも飲み込んでしまうほど深かった森なのに、照らされてしまえばどこかあっけない場所だった。
			洲鎌家に戻ると、陽介はすぐに本島の病院へと搬送されていった。
			森や海食崖であったことを話しても、丈一郎や佳恵は何も言わなかった。
			あなた方は、陽介の後を追うようにして奥屋島を離れることになるだろう。
			何か、しておくことはございますか。
		
積田 識 いや……あの灰、大丈夫だったかとか無事送れたかとかは気にしてます。
KP あの灰は、人型の形を保ったままあなた方の背中をみてたように思えるでしょう。
			萩原
			あれっ崩れたんじゃないんだ、じゃあ戻す必要があった……?
			あわわ……
		
			KP
			なるほど、もうしわけありません……描写不足でした。
			……探しにまいりますか。
			今は……そうですね、夜と朝との狭間でしょう。
		
積田 識 探しに行きます……
KP 承知しました。
萩原 いやすみません、ぽやぽやしてて取り違えてました
			KP
			いえ! もう少し強調して見るべきでした。
			再度参りましょう!
		
			KP
			あなたは、ふと思い直し強く斬りつけるような風が吹く中を歩いていく。
			その中で、彷徨うような青白い灰の塊、貴方が掛けた上着を方の当たりに引っ掛けた背中のようなものを見つけるだろう。
		
萩原 でもどうするんだろうなこれ……情報が何もない
積田 識 いた……歩み寄ります
			KP
			特に逃げるような様子もなく、近づくことができるだろう。
			《アイデア》を振ることができます。
		
積田 識 CCB<=80 【アイデア】 (1D100<=80) > 52 > 成功
KP では、あなたはあの洞窟の中で見つけた【復活の呪文】を思い出すでしょう。
			KP
			復活の呪文を使うにはですね…(本を読みながら
			一旦死体を復活の呪文で粉にして、もう一度唱えると蘇生(?)ができるんですが
			復活した呪文を逆から唱えることによって、その復活した生物を粉に戻すことができるようです。
		
			萩原
			あ、そうだったねと思って読んでました
			すみませんたいへん恥ずかしい
		
			KP
			いえ、そんな、
			とんでも有りません。
			私も読むまでいまいちピンときていない効果だったもので
		
KP 走り書きの中に、逆から唱えることに寄って、異なる効果が発生する、と書かれていたことにも気づけるでしょう。
萩原 なぜかPL中は戦闘以外でルルブ読まないみたいな習慣があり……
積田 識 風吹いてんだよな……洞窟の木箱で唱えられないかな、まずいでしょうか
			KP
			そうですね……青白い砂の塊は、あなたに導かれるとゆったり動き始める。
			歩いている間にも、あなた方に向かって風が吹き付けてきますがなんとか西の洞窟まで行くことができるでしょう。
		
積田 識 じゃあ、木箱に戻ってもらって。「おやすみなさい」とつぶやいてから呪文を逆に唱えます。
			KP
			承知いたしました。
			それでは、あなたが洞窟の中で呪文を逆に唱え始めると、目の前の青白い砂の塊が木箱の中で崩れ始める。
			目も鼻も口もなかったが、完全にそれが消えてしまう寸前、わずかに笑った気がした。
			 
			再び、崖の下から昇っていくと風はいつの間にかやんでいた。
		
積田 識 ありがとうございました、お手数をおかけして……
			KP
			草木が、鳥が、島が目覚める。
			動き出した厚い雲の切れ間から、夏の暑い日差しが戻ってくる。
		
KP いえ、大丈夫です!
			KP
			歩き始めて十数分と経たないうちに、あなたたちは洲鎌家へと辿り着いた。
			あんなに長く険しかった道のりが嘘だったかのようだ。
			 
			洲鎌家に着くと、陽介はすぐに本島の病院へと搬送されていった。
			森や海食崖であったことを話しても、丈一郎や佳恵は何も言わなかった。
			しばらくは二人とも口をつぐんでいたが、昼の船が出る直前になって
		
洲鎌丈一郎 「それじゃ、気をつけてな」
			KP
			と、丈一郎があなたの背に呟いた。
			それきりだった。
			 
			こんなことを思い出したのは、東から一枚の写真が届いたからだった。
			島を出る前に撮った、港の近くの海岸の写真だ。よく見ると、その遠く向こうの端に一人の女性が写っていた。
			あまりにも遠くに映っていたので、それが誰なのかは分からなかったが、どこか、見覚えがあるような気がした。
			何度か眺めているうちに、いつの間にか女性の姿は消え失せて、縹渺と広がる青い海が写ったただの風景写真になってしまった。
			 
			沖縄の病院に入院した伊崎陽介は、毎日を穏やかに過ごしているらしい。
			見えるはずのない窓の外の、どこまでも透き通った海を眺めながら。
			 
			クトゥルフ神話TRPG
			【オウヤサマ】
			
			エンドAにて終了です。
			
			お疲れさまでした。
		
積田 識 ありがとうございました……
萩原 すみません最後頭溶けてアホなことしてしまいましたが……きれいだった、ぜんぶ……
			KP
			はわ、いえいえ、最後に箱に収めて頂けてありがとうございました。
			シナリオを楽しんで頂けてましたら幸いです。
		
			KP
			【生還報酬】
			すべてのエンドにおいて、探索者は 1D6 の正気度を回復する。
		
萩原 はい……こちらこそ
積田 識 1d6 (1D6) > 5
			KP
			【成長チャレンジ可能技能】二日分
			
			応急手当 1
			歴史 1
			目星 2
			人類学 1
			聞き耳 1
			図書館 1
			説得 1
			心理学 1
			
			クリチケ 1(1d10の確定成長)
		
system [ 積田 識 ] SAN : 57 → 62
KP 黒字ですね! よかった……
			積田 識
			連れ帰れましたからね
			集計ありがとうございました……
			CCB<=30 【応急手当】 (1D100<=30) > 94 > 失敗
		
積田 識 あ、こっちで振り直した方がよいでしょうか
			KP
			どちらでも大丈夫です。
			お好きな方で!
		
積田 識 あ、では1d10ですかね……
KP はい! 失敗で1d10成長が可能です。
			積田 識
			ありがとうございます
			1d10 (1D10) > 7
			応急手当30→37
			CCB<=60 【歴史】 (1D100<=60) > 66 > 失敗
			1d10 (1D10) > 9
			歴史60→69
			CCB<=60 【目星】 (1D100<=60) > 26 > 成功
			CCB<=60 【目星】 (1D100<=60) > 28 > 成功
			CCB<=61 【人類学】 (1D100<=61) > 98 > 致命的失敗
			1d10 (1D10) > 3
			人類学61→64
		
KP 致命的失敗……はわわ……
積田 識 CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 56 > 成功
積田 識 それなりに荒れますね……
			積田 識
			CCB<=80 【図書館】 (1D100<=80) > 94 > 失敗
			1d10 (1D10) > 6
			図書館80→86
			CCB<=80 【説得】 (1D100<=80) > 64 > 成功
			CCB<=70 【心理学】 (1D100<=70) > 96 > 致命的失敗
			いまでよかった
		
KP はわわわ……
積田 識 1d10 (1D10) > 10
KP 最大値成長ですね!
積田 識 やった!
積田 識 心理学70→80
萩原 このセッションを通して人の心にアクセスしやすくなったと考えると……
KP 特に誰かを悼んでいる人の気持ちがわかりやすい……?
			積田 識
			クリチケ分目星に
			1d10 (1D10) > 4
			目星60→64
		
			萩原
			かもしれませんね……色々推し量りながら進んでたので……
			成長終わりました。ありがとうございました!
		
			KP
			怪しまれているのかと思って(???)謎の情報を出すものになってしまってすみません……
			いえ、お疲れ様でございました!
			情報や処理は概ねシナリオにかかれているか、作者様周りをさらった物となっておりますが、なにか質問とか知りたいことなどございましたら……
		
			積田 識
			繊細な話題だったからさ……
			拾い忘れてましたが、神様の情報って……
		
			KP
			神様についてですが、この島の神様を祀るための儀式の場、御嶽がその祭祀をとりしきる家系が途絶えてからは荒れ果て、その結果この島にいると思われていた神様は信仰を失っている、という感じです。
			まってくださいね、日本語を直します
		
積田 識 なるほど、ありがとうございます
萩原 シナリオ買いますう……
			KP
			そうですね……そちらのほうが詳しく描かれているかと思います……力及ばず……。
			この島の名前から察するに、オウヤサマなる神様のことだと思われるのですが、シナリオ中にその名前は全く出てきません。
			ので、名前が明かされることもない…感じです
		
			萩原
			いえいえ、もともとほしかったので……あと今訊きたいことがうかばず……
			うん、雰囲気からしてそういう扱いかなとは思ってました
		
			KP
			了解です!
			シナリオを入手した時点ですべての謎が解けると思いますが、それ以外の部分でで疑問点などございましたらお気軽に聞いて頂けたらと思います。
		
			萩原
			ありがとうございます……ではほんじつは解散ですかね……蝶や音の演出、素晴らしかったです。そしてやや扱いにくい積田を受け入れてくださってありがとうございました。楽しかったです!
			東……
		
			KP
			蝶は何故かあそこだけアニメーションになっています。どうして……
			色々と反応して頂けてありがたかったです!
			東については今後も積田さんや陽介の友人で有り続けるだろうと思います。
			しばらくは酷使しすぎて痛めたかも知れないあなたの足をきにしているかもしれませんね。
		
積田 識 イイやつだな~付け込まれそうで心配
			東 幸平
			おいおい、これでも記者だぞ。
			誰かに言いくるめられたりなんてしないぞ。多分……
		
積田 識 ほんとか??頼むぞおい
萩原 ちょうちょ、ほんとにおっかけてるみたいで楽しかったですね……
東 幸平 俺はまあ人情に熱いっていう設定みたいだから……友達にはとりわけ優しいんだよ
			KP
			やった!
			いい感じに機能してよかったです~! 無駄に羽の動きが自然になるように微調整してました……
		
萩原 おお……
			KP
			それでは、そろそろ0時も近くなってまいりましたので本日はこのあたりで。
			また機会がありましたら……というか、この先いろんなシナリオでお世話になりますが、そのときにまたよろしくお願いいたします。
			ログも数日以内にお渡ししますね。
		
萩原 ありがとうございました。ログごゆっくりで~また遊びましょう!お疲れさまでした
			KP
			はい。こちらこそ本日まで長時間お付き合い、ありがとうございました。
			お疲れさまです。
		
			クレジット
			例の喫茶店画像について
			青丸素材館様
			レトロ喫茶店画像集 5枚目