KP
【Unrebirthday】
あなたは、その生を祝福できますか?
KP
【概要】
プレイ人数:1人(KP側がKPCを用意)
PC条件:KPCに誕生日を祝われる関係のPC
生きることが辛い(辛かった)PCだと
より楽しめるかと思います
形式:現代日本クローズド? RP重視
推奨技能:目星
プレイ時間:RP次第
ロスト率:低
夜門 由貴 ぴょこ!
星守 瀬理香 ぴょこぴょこ!
夜門 由貴 ふふふ……ウサギだね(なで…?
星守 瀬理香 えへ……由貴くんの真似をしてみたよ。(なでられ……る?
夜門 由貴 真似っ子? 瀬理香ちゃんのほうが可愛いよ
星守 瀬理香
?? そんな話だったっけ……
ふふ、でもありがとう。
由貴くんはもうすぐお誕生日だね、今日は来てくれてありがとう!
いっぱい楽しんで、良いお誕生日にしようね。
夜門 由貴
そうだね…… 気づいたら数時間後に迫ってた。
こちらこそ招待してくれてありがとう。
瀬理香ちゃんと一緒ならそれだけでもういいお誕生日だと思うけど……
頑張るよ
星守 瀬理香
(にこ……かわいい……)
うん! 由貴くんと一緒だよ。
それじゃあ、始めようか。
夜門 由貴 うん。今日はよろしくおねがいします。
KP
それでは ゆき♂せり♀ツアー第四弾
「Unrebirthday」
セッションを開始いたします。
KPとKPCは私、けみかえると星守瀬理香。
PLとPCは藺草さんと夜門由貴くん。
2016年時空にてお送りいたします。
よろしくお願いいたします!
星守 瀬理香 よろしくお願いします。
夜門 由貴 よろしくおねがいします!
KP
「お誕生日おめでとう、由貴くん」
今日は、あなたの誕生日だ。
誰しもに訪れる、1年に1回の記念日。
どんな日よりもあなたの誕生を尊く想い、祝福する1日だ。
星守 瀬理香
KP
──さて、あなたはその生を祝福できているだろうか?
―――――――――――――――――
【導入】
2016年6月30日 木曜日。
中学二年生の夜門由貴くんは、放課後待ち合わせて高校二年生の星守瀬理香と共に街を歩いている。
梅雨の半ば、午前中に降っていた雨も午後には止み
まだ僅かに湿ったアスファルトの匂いと、ぬるい風がまとわりつくのを感じた。
それでも、束の間の晴れ間がのぞいている事に変わりはない。
お互いの距離感を損なわないように、鞄を肩にかけている方の手で傘を持っている。
瀬理香が空を仰ぎながら、ふと思案する。
星守 瀬理香 「由貴くんのお誕生日まで、ちょうどあと1ヶ月だね」
夜門 由貴
「うん、そうだね。もう7月か……早いな…」
「瀬里香ちゃん、今年もお誕生日会開いたら来てくれる?」
開くのかな…
星守 瀬理香 「うん、もちろん行くよ! 多分、今年も晩御飯の時間にある……よね?」
夜門 由貴 「そうだと思う。多分……泊まってっても大丈夫だよ」
星守 瀬理香
「わあ、本当? ええと、次の日は……
そっか、日曜日だもんね。お泊りするよ!」
夜門 由貴 「やった。楽しみにしてる」
星守 瀬理香
「ふふ、私も楽しみ!」
「それでね、由貴くんのお誕生日当日の、お昼間のことなんだけど……」
夜門 由貴 「昼間?」
星守 瀬理香
「うん。もし夜門さん家で何処かへ行く予定もなくて……
由貴くんが良ければ、私と二人でどこかお出かけしない?」
夜門 由貴
「する!」
「出かける予定とかはなかったはずだから大丈夫。
夜の御飯の時までに帰れば……」
「お誕生日デートだね。
……どこに行くの?」
夜門 由貴 思いの外スライムっぽいな…
星守 瀬理香 にへ……って顔、かわいい!!
星守 瀬理香
「えっ、それは……由貴くんの行きたいところが良いかな?」
「主役は由貴くんなんだもん。
あまり遠くでなければどこでも行くよ」
夜門 由貴
「いいの?
じゃあ俺は……遊園地がいいな」
星守 瀬理香
「わあ、遊園地! そういえばもう随分行ってないもんね。
こっちに戻って来てからも、何だかんだ機会が無かったし……」
「そういえば……小さい頃夜門さん家と一緒に行ってた、いつもの遊園地じゃなくて
ちょっと行ってみたいところがあるんだよね……そこでも良いかな?」
夜門 由貴
「行ってみたいところ……?
全然いいけど……」
「どんなところ?」
星守 瀬理香
「ふふ、それは当日まで秘密!
調べたらどんなところかも分かっちゃうから……えへへ……」
「でも、普通の遊園地だよ。
アトラクションは一通りある……と思う」
夜門 由貴
「ええ……? ……わかった!
調べないでおく」
「ほんと?
俺、ジェットコースターに乗りたいな」
星守 瀬理香
「もちろんジェットコースターもあるよ!
小さい頃行ってた所より、こわいんじゃないかな……?」
夜門 由貴
「こわい!? いいじゃん。
怖くても俺平気だよ。瀬理香ちゃんこそ大丈夫?」
星守 瀬理香 choice こわい こわくない すき! (choice こわい こわくない すき!) > こわくない
星守 瀬理香 「流石に怖くはないかなあ? 久しぶりだからどうだろう」
夜門 由貴
「身体が小さくなったから怖くなるとか……あるかな?
それだったら俺はわかんないな…」
星守 瀬理香 小さい頃は怖かったのかな……?
夜門 由貴
choice[そう,ううん,……] (choice[そう,ううん,……]) > ……
みっふぃーちゃん…
星守 瀬理香 閉口しちゃった……(・×・)
夜門 由貴 ちょっと恥ずかしいのかもしれない(自白したのに…?
星守 瀬理香
「ああ、確かにどうなんだろうね。
感覚は確かに『今』の体のものが多いけど、これは精神的な面だから……」
KP
あなた達がそのような話をしていると、ふと前方に、沢山の荷物を持ちながら歩く女性の姿が目に入った。
下腹部が少し膨らんでおり、妊婦だと思うだろう。
少し歩いては、体が辛そうに溜息を吐いている。
両手に持ったスーパーの袋には、食材や日用品が詰め込まれており、重たそうだ。
夜門 由貴
ほわ…… はわ……
「瀬理香ちゃん、あの女の人大変そうだね…」
「俺、手伝ってこようかな…」
星守 瀬理香
「うん、妊婦さんあんなに荷物を持って大変そう……
私も何か手伝、……あっ、」
KP その時、女性の手から袋の取っ手が外れる。
夜門 由貴 「えっ!?」あっ……
KP
コンクリートの上に落ちた袋の中身が引っくり返る。
女性は、膨らんだお腹を抱えながら、あたふたと荷物を拾い集めている。
ころころと、あなた達の足元にも丸みを帯びた果物等が転がってきて、必然的にそれを拾い上げることになるだろう。
夜門 由貴
それを皮切りに、こぼれた荷物を拾い集めよう……
「だ、大丈夫ですか?
俺たちが拾うので……無理しないでください」
星守 瀬理香
「これと、これと……」
由貴くんに声掛けは任せて、拾い始める
女性 「! ごめんなさい。ありがとうございます」
KP あなた達に気が付くと、女性は、大層申し訳なさそうにお礼を言う。
夜門 由貴
……………
???「とめなくちゃ……」
星守 瀬理香 誰かの記憶が──
KP
散らばった荷物の中には育児雑誌もあり、丁度あるページが見開くような形になっていた。
それを拾う時に、あなたはその内容が目に入る。
KP
☆「胎内記憶」って本当にある?
胎内記憶とは、赤ちゃんがお母さんのお腹に居るときの記憶です。
基本的に忘れる仕組みになっているので、ほとんどの人は忘れています。
ただ、生後数年の間は覚えている子どももいます。
ただ胎内にいるだけのはずなのに
子どもの中には夢とも思うような突拍子のない胎内での話をする子もいます。
お母さんは、どんな不思議な話でも、肯定的に聞いてあげるようにしましょう。
──
胎内記憶として、子どもからこのような話が聞けることがあります。
いくつかご紹介しましょう。
「ゆらゆら泳いでた。あったかくて、すごく気持ちが良かった」
「ずっとたんじょうびのおいわいをしてた」
「ずっと苦しかったけど、とちゅうで明るいものがみえるようになった」
「おねえちゃんたちとはやく遊びたくて、お腹の中に入った」
「空の上に居たけど、だいすきなひとたちを守りたくてママのところにきた」
──
星守 ?? う、うう……赤崎さん…… めしょ…
夜門 由貴
これ……赤ちゃんの本だ…
とじっと見ていたかと思うと、はっとして拾い上げると思う。
「あの……大変ですね、荷物が一杯で……
よければお家の前まで運んでいきましょうか…?」
KP 荷物を拾い集めて由貴くんがそう提案すると、女性が再度深々とお礼を告げ、困ったように微笑む。
女性
「拾っていただけるだけで本当に助かりました。ありがとうございます」
「少し先のバス停からバスに乗りますから、もしお手伝いしてくださるならそちらまでで大丈夫ですよ」
夜門 由貴
「そうですか?
でも確かに、遠いならそこまではいけないし……」
「分かりました。
バス停までお送りします。……いい? 瀬理香ちゃん」
星守 瀬理香
「うん、由貴くん。……もちろん、私もお手伝いします!
バスを降りられてからはご自宅まで近いんですか? お迎えとかは……」
女性 choice 近い 遠い (choice 近い 遠い) > 近い
女性
「ありがとうございます。そこまで遠くはありません」
「慣れない場所でそう沢山外へ出たくないばかりに、少し買い物をしすぎてしまいました。
一人で持てる量を考えないと駄目ですわね。今の時間は夫も居ないのに……」
夜門 由貴
「旦那さん……いないんですか?」
え……心配になってきた……
よく考えたら荷物を抱えてバスに乗るのもしんどいよな……
KP 特にここは分岐とは関係ないので、送っても送らなくても大丈夫です。
夜門 由貴
ふふ……了解です。
でも……そわそわするのと…… なんか…
夜門 由貴 なんか……孫あたりが送っていって!!! って言ってる気がする……(?)
星守 瀬理香 ふふふ……遠い未来の記憶が……
夜門 由貴
「あの……お家ってどの辺りですか……?
さ、差し支えばければやっぱり、そこまで持っていきます」
星守 瀬理香 「そうですね、いくら近いとは言っても一人では大変でしょうし……」
夜門 由貴 そっちの方にたまたま用事があればな~
女性 「■■市市民病院前……で降りるのですが、よろしいのでしょうか……?」
夜門 由貴
「市民病院……たしか近くに本屋さんがあったかな……?」
(病院の近くに本屋さんがあるイメージ)
「ちょうど欲しい本があったので……ついでにそこにも行こうかなって。
だから大丈夫です」
女性
「そうですか……それはご親切にありがとうございます。
それでは、お言葉に甘えさせていただきますね」
夜門 由貴
「はい!」
えっちらおっちら運んでいこう……。
俺がいっぱい重たいほう持つけど、全部持てるかな…
星守 瀬理香 私も持つよ! ふんす!
夜門 由貴
ふふ……かわいい。
力持ちだね……。柔らかいものとか、潰したらダメそうなものを持ってもらうのがいいかな?
星守 瀬理香
じゃあ、卵とかお豆腐とか持とうかな……?
日用品とかがきっと重いだろうから、それはお願いするね。
夜門 由貴 うん、任せて! ふすん……
夜門 由貴 あっ、バスだ…!
星守 瀬理香 バスだよ!
KP あなた達は女性と一緒にバスに乗り、■■市を目指す。
女性
「それにしても、親切な人たちもいるものですね。
越してきたばかりなものですから、中々そういった繋がりもまだなくて……」
KP 女性はそっと自身の腹を撫で、由貴くんに微笑みかける。
女性 「この子も男の子なので、お兄さんみたいに善い子に育ってほしいですわ」
夜門 由貴
「……! あ、ありがとうございます……
男の子なんですね」
「いつぐらいに生まれそうなんですか?」
女性
「急な妊娠だったのですが……今、一応、妊娠して8か月で。
予定日は8月30日ごろです」
193 はえ…… そ、そうだったんだ…
星守 瀬理香
「わあ、もう妊娠後期ですね……!
お腹が張ったりして、きっと苦しい時期ですよね……」
夜門 由貴 そうなんだ……と話を聞いている…?
女性
「そうですね……今日は比較的体調が良いので、出かける分には問題なかったのですけれど
だからと言って無理は禁物でしたね」
「でも、お陰でお二人のような親切な方と出会えたので、結果的には良かったです」
夜門 由貴
「え? へへ……?」
「二ヶ月後かあ……
俺は、来月の30日が誕生日なんですけど……もし予定日通りなら一ヶ月違いだなあ」
夜門 由貴 急に自分の誕生日の話を始める…
星守 瀬理香 ふふ……話題提供だね!
星守 瀬理香 「本当だね。1ヶ月違いかあ……楽しみですね!」
女性
「まあ、そうだったんですか。色んな偶然が重なって……
お兄さんも、しっかりお祝いしてもらってくださいね」
夜門 由貴
「はい! 家族と……えっと……」
「か、彼女に……お祝いしてもらえる予定です…」
瀬理香ちゃんを指しながら…?
夜門 由貴 きゅうにのろけるかたちに…
星守 瀬理香 ひゃ、ひゃわ……
夜門 由貴 だ、だぶるみーにんぐ…
女性
「あら……ふふ、仲良しさんなんですね。
この帰りも、ちょっとしたデートになるでしょうか」
星守 瀬理香
「は、はい、えへへ……」
てれてれ……
夜門 由貴
「デート……はい!
放課後デートです」てれ…
夜門 由貴
旦那さんについて聞こうかと思ったけど根掘り葉掘り聞き過ぎでは…
ふふ…
このお姉さんとご家族の情報がいっぱい手に入ってしまう
星守 瀬理香 謎の交流が……うまれる……??
夜門 由貴
あとなんかそういうのを根掘り葉掘り聞くのはもうひとりの俺のような気がする
うま…うまれる…?
女性 「それでは……せめてお礼にお二人へお茶でもお出ししようかと思ったのですが、お邪魔をしない方がよろしいでしょうか」
夜門 由貴 「お、お邪魔とかではないですけど……」
星守 瀬理香
「そ、そうですよ! 全然それは……!
……でも気を遣っていただくのも申し訳ないですし……ど、どうする……?」
夜門 由貴 「どうしよっか……?」
星守 瀬理香
交流があると……後日談が生える……かも……?
どうかな……
夜門 由貴
生える…!? ふふ、なるほど…?
お茶……お茶だけなら…頂いていく…?
女性 「寧ろお茶くらいしかお出しできませんから、お二人がよろしければどうぞいらしてください」
夜門 由貴
「ありがとうございます!
……瀬理香ちゃん、頂いていこうか」
星守 瀬理香
「そうだね、時間もまだあるし……。
ありがとうございます、うかがわせていただきます」
夜門 由貴 それじゃあ……意気揚々と荷物を運んでいく…?
KP ではあなた達は荷物を持って■■市市民病院前で降りると、女性に案内されて家まで向かうことだろう。
赤崎 心
「申し遅れました、私は赤崎と申します。
散らかっておりますが、どうぞおあがりください」
KP 家の表札を見れば、確かに「赤崎」と書かれているのが見えた。
夜門 由貴
「赤崎さん……
あ、こ、こちらこそ申し遅れました……
俺……ぼ、僕? は夜門由貴ともうします」
頭をペコっと下げる
星守 瀬理香 「私は星守瀬理香と申します。では……お邪魔いたします」
夜門 由貴
「散らかってる感じはしないですけど……お邪魔します」
いいことではなさそうだけど、つい内装とかをチラチラと見てそう……
当たり前だけど俺や瀬理香ちゃんのおうちとはぜんぜん違う……
星守 瀬理香
「冷蔵庫に入れないとダメになっちゃう物から入れていきますよね、こちらと……」
私も、ほわー……と思いながらお手伝い……
赤崎 心 「ありがとうございます。一通りしまったらすぐにお茶のご用意をいたしますね」
KP
入ってすぐに、まだ物の少ない新しい家だと感じるだろう。
赤崎はテーブルクロスのかかった可愛らしい丸テーブルに、あなた達を案内してくれる。
夜門 由貴
「ありがとうございます。
おしゃれな机だ……」
星守 瀬理香 「素敵なおうちですね……」
赤崎 心
「ありがとうございます。ちょうどゼリーがあったのでご一緒にお出ししますね。
コーヒーとお紅茶、どちらがよろしいですか? お煎茶もありますよ」
KP 赤崎は小さな皿に柑橘系のゼリーを開けて、小さなスプーンと共に先に運んでくる。
夜門 由貴
自分にコーヒーと紅茶の好き嫌いがあったかどうか思い出そうとしたけど難しそう
いや…まてよ…?
コーヒー飲もうとしてた気がする…
星守 瀬理香
そうなの? どうだったかなあ……。
雰囲気でいいよ……!(小声)
夜門 由貴
ふふ……うん、わかった!
ゼリーなら……お茶が合いそうかな?
星守 瀬理香 私は多分、閃理くんと大体同じならお茶系はのめるはずだから……
夜門 由貴
「ゼリー!? わ、あ、ありがとうございます…!
それじゃあ……俺は紅茶で」
星守 瀬理香
「本当にありがとうございます……!
私も一緒で、お願いします」
KP 赤崎は温めたカップを運んでくると、トレイにティーポットとティーコジー、シュガーポットを乗せて持ってきた。
夜門 由貴 はわ…… ティーバッグで入れるとばかり思ってたから、運ばせてしまった……
赤崎 心
「お砂糖はご自由に入れてくださいね。
八朔のゼリーですから、ミルクは入れない方が良いかと思います。どうぞ、召し上がれ」
赤崎 心 好きでやっている事ですから、大丈夫ですよ。
夜門 由貴 ぬぁ…… はい…
夜門 由貴
そうか八朔、hrsmの…
はっさくゼリー たべたことある
夜門 由貴
「八朔の? なんだか珍しいですね。
それじゃあお言葉に甘えて……いただきます」
星守 瀬理香 「いただきます」
KP
やや扁平で楕円形の透明な果汁たっぷりのゼリーの中に、ごろっとカットされた八朔が詰まっている。
しっかりと冷やされたそれは、甘酸っぱくて爽やかな味がした。
量もちょうどよく、あっという間に食べられることだろう。
夜門 由貴 「甘くて酸っぱいですね」もぐもぐもぐ…
星守 瀬理香
「おいしいです! さっぱりしていてこれからの季節にぴったりですね」
ちゅるん……もぐ……
赤崎 心
「まだ悪阻が酷かったころも、これなら食べる事ができて……夫も好物なものですから。
お気に召したのでしたら良かったです」
夜門 由貴
「確かに体調が悪いときも食べやすいかも……?
いいものがあってよかったですね」
星守 瀬理香 「ええ、本当に……! そんなものをお出しいただいて……ありがとうございます」
夜門 由貴
ふふ、広島のはっさくぜりー……
たべちゃった…… お取り寄せ…?
夜門 由貴
「ありがとうございました。
とっても美味しかったです」
赤崎 心
ふふ……そうです。
引っ越してくる時にいっぱい買って持って来たのかもしれません。
星守 瀬理香 「ごちそうさまでした」
赤崎 心 「どういたしまして。簡単なお礼ではございましたが、今日は本当にありがとうございました」
星守 瀬理香 「赤ちゃん、元気で生まれてくるといいですね……!」
夜門 由貴
「おいしいお茶にゼリーまでごちそうになってしまって……
なんだかもらいすぎのような気もしてます」
「赤ちゃん……俺も無事に生まれてくるように応援してます」
赤崎 心
「ええ。この子は何を思って、願って、生まれてくるのでしょう……
早く産まれてきて、聞かせてほしいですね……」
「……と、あまりお引き留めするとお帰りの時間が遅くなってしまいますよね。
玄関までお見送りしますね」
夜門 由貴
「こちらこそ、長い時間おじゃましてしまってすみません」
玄関に歩いていく……?
星守 瀬理香 「お見送りまでありがとうございます。お邪魔いたしました」
夜門 由貴
「お邪魔しました!」
またペコっと頭を下げて、瀬理香ちゃんと一緒にお家に帰ろう。
KP
赤崎からにこやかに見送られながら、あなた達は家路につく。
その後は、普段通りの一日を過ごすことになるだろう。
KP
☆赤崎から聞いた話
①妊娠してから8ヵ月で
2ヵ月後の8月30日(由貴くんの誕生日月の1ヶ月後)には生まれるはずであること。
②生まれる子は男の子。
③ある日突然出来た子どもであること。
夜門 由貴
え…? え……?(震
そうなんだよね、突然できたっていうのが、気になって
スルーしかけてた…
193 なんか…… 赤崎さんのおうちっぽくない子どもの出来方(?)だなとは思ってたけど…
星守 瀬理香
赤崎さんのおうちっぽくない……ふふ。
とりあえず、左端のお花やレモンの上に情報をまとめているよ。
夜門 由貴
!! ありがとう!
情報アイコンがかわいいね…
KP 【シーン1:7月29日】
KP
※由貴くんの誕生日の前日からはじめています。
※誕生日の演出について
ここからループが始まるまで、楽しい由貴くんの誕生日になります。
あくまで描写例ですので、それぞれのKPC・PCらしい最良の誕生日を送ってください。
ただ、誕生日の中に瀬理香に由貴くんに対しての強め(重め)の要求やお願い、提案を何かさせるシーンを作ってください。
「今度○○に行こう」「付き合って欲しい」「結婚してほしい」「一緒に暮らそう」「これからも一緒に居て欲しい」
……単純に告白でもなんでも構いません。
後のループから覚める為の手段として、瀬理香の要求/存在を拒否することが必要になるため、その為の基盤を用意しておく為です。
また、後にループすることを意識して描写は準備しておくと楽しいかもしれません。
KP
やがて、その後、約1か月。
特に何かが起こることも無いまま、平凡な日常が過ぎていき
日付はいつの間にか7月29日、金曜日。
夕方頃に瀬理香から連絡が入る。
瀬理香は夏休みということで、その期間だけ学習塾の夏期講習へ行っているようで
ざわついた塾構内のがやがやとした環境音が聞こえてくるだろう。
星守 瀬理香 『もしもし、由貴くん?』
夜門 由貴
そうなんだ……二回目なのに大変だな…
「……もしもし。瀬理香ちゃん、こんばんは」
「今日はどうしたの?」
夜門 由貴
なんか俺、やたら笑うなと思うけど……
二周目だからなのかな…
星守 瀬理香
『あのね、今日、夜にそっちへ行こうと思ってたんだけど
ちょっと夏期講習が長引いて疲れちゃったから、今日はやめておきなさいって……』
夜門 由貴
「そっか…… 残念だけど、瀬理香ちゃんの体調のほうが心配だもんね。
うん、わかった」
星守 瀬理香
『……明日は由貴くんのお誕生日でしょ。
一番にお祝いして、夜通しそばに居たかったんだけど……ごめんね』
夜門 由貴
「へへ、ありがとう……
ううん、ぜんぜん大丈夫だよ。また明日会ったらお祝いしてよ」
星守 瀬理香 『うん……明日は、朝一番で会いに行くから』
夜門 由貴
「うん、待ってる」
「あ、でもあんまり早すぎると危ないから… 程々に早く…?」
星守 瀬理香
『う、うん。気を付ける……!』
『由貴くんの生まれた日だもん……。どんな日よりも特別で、大切な日。
元気に、しっかりお祝いするからね』
星守 瀬理香
そしてリアルタイムではお誕生日きちゃった……!
おめでとう!
夜門 由貴
ふふ……ありがとう!
この瞬間に瀬理香ちゃんとけみかえるさんといっしょにいられてよかったよ。
夜門 由貴
「ありがとう。
明日、すごく楽しみにしてるから……」
「遊園地、いっぱい遊んだら疲れちゃいそうだから、今日は気にしないでゆっくり休んでね」
星守 瀬理香
『そうする。明日に備えて早めに休むつもりだよ。
ありがとう由貴くん』
『それじゃあ、また明日。楽しみにしててね』
夜門 由貴
「うん、また明日。
明日はいっぱい遊ぼうね!」
「楽しみにしてる。
今日はお疲れさまでした、瀬理香ちゃん」
星守 瀬理香 『うん。少し早いけど、おやすみなさい、由貴くん』
KP あなたの言葉に、瀬理香は満足そうに電話を切る。
夜門 由貴
「うん、おやすみ」
……切れちゃった……
俺も明日の準備しておかないとな……
KP
また明日、の言葉に期待を膨らませながら明日の準備を済ませ
由貴くんもいつも通り、眠りにつくことになるだろう。
夜門 由貴
明日……楽しみだな……
ふぁ~あ…… ねむい…… おやすみなさい……
KP
【シーン2:7月30日 朝】
翌日。
目蓋に差し込む朝日に目を覚ます。
夜門 由貴
「ん……まぶし……ふぁ……」
……朝だ!
KP
日付をみれば───7月30日 土曜日。
今日は、あなたの14歳の誕生日だ。
誰もに訪れる、1年に1回の記念日。
どんな日よりもあなたの誕生を尊く想い、祝福する1日だ。
特別な日だからだろうか、どこか自室は輝いて見える。
スマートフォンを見ると、あなたの友人や知り合いから誕生日を祝うメッセージが来ているだろう。
夜門 由貴
「わ……いっぱい来てる……」
全部に今返信は難しいな……
暇を見て返信していこう
せ、せりかちゃんからは…? いや、本人が来るからめーるなんかでは来ないか
星守 瀬理香 CCB<=(10*5) 【CON】起きていられた…? (1D100<=50) > 9 > スペシャル
KP
瀬理香からも、0時ぴったりにスタンプが来ている。
どうやら起きていられたようだ。
夜門 由貴
俺が寝てた……
起きてれば返信できたのに……
星守 瀬理香
『由貴くん、お誕生日おめでとう!
明日……今日は朝からよろしくね』
KP 短くだがメッセージも添えられていた。
夜門 由貴
今からでも返信しておこう
【瀬理香ちゃん ありがとう!
こちらこそ 今日はよろしくね!】
雪だるまが踊ってるスタンプと一緒に…?
星守 瀬理香 雪だるまスタンプ……かわいい
KP 由貴くんが瀬理香への返信や身支度を済ませた頃、タイミング良く家のチャイムが鳴る。
夜門 由貴
自分っぽいスタンプを探そうと思ったら雪だるまに…?
ひわ!
KP 瀬理香が来たのだろう。
星守 瀬理香 音大きかったかな……!? ごめんね!
夜門 由貴
「…!!」
瀬理香ちゃんだ!
夜門 由貴 ううん、ふふ、大丈夫だよ!
星守 瀬理香 これくらい……??
夜門 由貴 だね…! 今くらいが丁度いいかも…?
けみかる
chromeの音量を下げてるから音量調節がわからず……申し訳ない!
ありがとうございます!
夜門 由貴 荷物を持って玄関に向かうよ
KP 玄関を開けると、嬉しそうな瀬理香が待ち構えている。
夜門 由貴
え!? いえいえ……
音量の大きさって言うより突然鳴ったのでびっくりした分もあるので…!
夜門 由貴 瀬理香ちゃん…いきてた…
星守 瀬理香
「おはよう、由貴くん。
お誕生日、おめでとう!」
KP
その服装はいつにも増して、やけに気合いを入れているということがよくわかる。
あなたの誕生日だから、浮かれているのだろう。
夜門 由貴
「おはよう、瀬理香ちゃん!
今日はデートに誘ってくれてありがとう」
星守 瀬理香 「えへへ……約束通り、朝一番で来ちゃった」
夜門 由貴
「うん……待ってた!
早かったね」
「瀬理香ちゃん、いつもかわいいけど…
そのお洋服……今日は特別にかわいいね」
星守 瀬理香
「そ、そうかな? ありがとう……!
なんだか私の方がはしゃいじゃって……」
夜門 由貴
「ううん、すごくうれしいよ。
かわいい格好で会いに来てくれて」
「……俺、準備できてるからもういけるけど……
どうする?」
星守 瀬理香
「喜んでもらえたならよかった……」
「わ、準備してくれてたんだ、ありがとう! それじゃあ早速行こうか。
由貴くんのお父さんお母さんに、一応ご挨拶して行くね」
夜門 由貴 「あ、うん…」
星守 瀬理香
「由貴くんのお父さんお母さん、おはようございます!
今日は夕方まで由貴くんとこちらへ行っているので、何かあればご連絡ください」
行き先のメモをお渡ししておくね。
夜門母
「おはようございます、瀬理香ちゃん。
遊園地に行くって聞いてるけど……わかったわ。
瀬理香ちゃんが付いてるから大丈夫だとは思うけど……」
「車や知らない人には気をつけて行ってきなさいね。
夜はご馳走を用意しておくから、二人で帰ってきてね」
夜門母 という感じかな…?(ふわふわママー
星守 瀬理香
「はい、夜のお誕生日会も楽しみにしています!
気を付けて、いってまいります」
星守 瀬理香 ありがとうございます……!
夜門父
「ああ、いってらっしゃい。
気をつけて」
夜門 由貴
「ありがとう母さん。……行ってきます」
「それじゃあ行こっか、瀬理香ちゃん!」
手を……つなぐ?
星守 瀬理香 「うん!」
KP
瀬理香は上機嫌で由貴くんの手を取って、最寄駅まで歩き出す。
電車で数駅通過した後、降りた駅から出ているという遊園地行きのシャトルバスに乗り込んだ。
車窓から見える光に照らされた見慣れない街並みは、喜びで高鳴る胸に呼応するようにきらきらと輝いて見えた。
なんでもない、他愛のないやり取りが二人の間で零れては、爽やかな風の中に流れてゆく。
夜門 由貴
数駅……案外近い?
いや、急行とかだったら結構遠くまでいけるな…
星守 瀬理香 「天気予報でもばっちり晴れだったけど、お天気が良くて本当に良かった」
夜門 由貴
「ほんとだね。
青空の日のほうが遊びがいがあるし……」
KP
しばらくすると、景色は華やかな場所へと移り変わる。
幼い頃に夜門家や星守家の人たちで行っていた遊園地とは異なる、初めて見る遊園地だ。
観覧車、ジェットコースター、ウェーブスインガー……
そういった大きなアトラクションが真っ先に目に入り、自ずと気分が高揚することだろう。
夜門 由貴 「わ……! 乗り物がいっぱいある!」
星守 瀬理香 「うん、見えた! ジェットコースターやっぱりすごそうだよ!」
夜門 由貴
「すごそう! ジェットコースターからいく?
それとも近い乗り物からがいいかな…?」
星守 瀬理香
「どれでも由貴くんの乗りたいのから乗ろうよ。
あ、でも……」
「観覧車は帰る前、最後に乗りたいな。
後で由貴くんに、見せたい景色があるから……」
夜門 由貴
「観覧車が最後?
うん、わかった!」
ゆきちゃん かんらんしゃがさいご……
KP
ジェットコースター、ウェーブスインガー、コーヒーカップ、ゴーカート、お化け屋敷……など
広い敷地の中には、遊園地にある定番のアトラクションならば何でもありそうだ。
可愛らしいワゴンが移動途中の遊歩道に点在しており
ポップコーンやアイスといったお菓子類、ホットドッグやチュロスといった軽食などを購入してベンチで食べることができる。
各所にはいくつかレストランもあるようだ。
夜門 由貴 ばななこーすたー…(吸い寄せられる目
星守 瀬理香
んふふ……! ふふ……!
目の付け所が流石だね由貴くん……!
夜門 由貴
えっ!? な、なんで…?
ありがとう…?(?)
でもこういう子供用のコースターも面白いよね…
怖すぎず、でも簡単すぎず…?
星守 瀬理香
キャラクターが話しかけてくるんだって!(しらべた)
きゃらくたー……
夜門 由貴 話しかけてくる…?? なるほど…?
星守 瀬理香
「暑いからおやつにアイスでも食べたいね。
お昼ごはんはどうしようかなあ。夜はごちそうだから軽めにする?」
夜門 由貴
「アイス! 絶対食べよう!
そうだね……ガッツリじゃないほうがいいかな?」
「母さん、多分肉か…魚か……
わかんないけど大きいの作ってくれそうだから!」
星守 瀬理香
「そうだよね! 由貴くんのお母さん、いつも張り切ってるから」
「とりあえず何個か乗ってから、気になったお店を見てみよっか」
夜門 由貴
「うん! どうしようかな……」
MAPや乗り物を見て考えている……
ジェットコースターにのってから、コーヒーカップにのって、お化け屋敷…とか…?
夜門 由貴 お化け屋敷はなんか……気持ちが温まった頃(あるいは少し落ち着いた頃)のほうがいい気がする
星守 瀬理香
気持ちが温まった頃……! ふふ、涼しくなりたい時に……?
choice[おばけこわい,おばけこわくない] (choice[おばけこわい,おばけこわくない]) > おばけこわくない
やったー! 楽しみだね!
星守 閃理 (どうして……)
夜門 由貴
choice[こわくないさ,こわい,ふつう] (choice[こわくないさ,こわい,ふつう]) > こわくないさ
こわくなかった! わーい!
ゆきちゃん (閃理くんは私が一緒だから大丈夫だよ…!)
星守 閃理 (由貴ちゃん……! うん…………情けない……頑張るね)
星守 瀬理香
「やっぱり目の前にしてみると、ジェットコースターが気になるね。
まずは……一回挑戦してみる?」
夜門 由貴
「……! うん、乗ってみよう!
あの高いところまで行くやつ、気になってたんだ!」
夜門 由貴 ふふ、BGMがふふふ
星守 瀬理香 緊迫感とスピード感をね……!
夜門 由貴 ドキドキしてきた…!
KP
ジェットコースターの乗り場へ近付けば近付く程、一番高い所から一気に急降下する角度が主張をしてくることだろう。
屋外ということもあり、既に乗っている客の悲鳴が遠くに聞こえる。
星守 瀬理香
「わ、由貴くん見て! 今行ってるの、落ちる、落ちるよ……!」
運行しているジェットコースターを見てはわはわしている
夜門 由貴
「見てる…! わーっ高い……あっ、落ちた!」
ぐーん…! と落ちていくジェットコースターを見てわーっ! となっている
夜門 由貴 俺、本当に29?なのか怪しくなってきたな…
星守 瀬理香 びっくり顔 かわいい……
KP 夏休みの土曜日という事もあって、家族連れやカップルなど、それなりに人が多い。
夜門 由貴 へへ…… なんか俺も…5歳児になってきたな…
KP
そうですね、どの辺りの列になったか……
1d15でも振ってみましょうか。
夜門 由貴 1d15 どのあたりの席? (1D15) > 7
夜門 由貴 む、まんなか……
KP
あなた達は7列目に通された。
最前列でもなく、最後尾でもないその場所は、先が見えないばかりか後ろからも緊張したりはしゃいだりする客の声が聞こえてくる。
星守 瀬理香 「真ん中の席……どきどきするね……!」
夜門 由貴
「うん、そうだね!
周りに人がいっぱいいると、それはそれで緊張する……」
KP
ピリピリピリ……と出発のブザー音が鳴った。
朗らかなスタッフに見送られながら、ジェットコースターはゆっくりと発進する。
真っ直ぐだった車体が徐々に後ろへと傾き、空が近くなっていく。
体も一緒に後ろへ引っ張られるような感覚と共に、昇っていく高揚感で心拍数が上がっていった。
夜門 由貴
「……!」
ごくり……息を呑む…
星守 瀬理香
「いつ、いつ来るんだろう、そろそろかな……」
どきどき……
夜門 由貴 「あと… ちょっと…?」
KP
あなた達がそのような話を交わしていると、不意に車体が止まったような感覚を覚える。
瞬間、最前列の悲鳴と共にがくん、と体が前へ引っ張られる。
星守 瀬理香 「わ、────!」
夜門 由貴 「っ! わっ、」
KP
後は急降下するのみだ。
風圧や重力を感じながら、真っ逆さまに落ちて行く。
そうかと思えばふわりと一瞬山になっているレーンを通り、右へ左へ横向きにぐるぐると旋回する。
星守 瀬理香 「きゃああーっ!」
夜門 由貴
「ぁああああーーーっ!?」
バーを掴んだまま身体を思いっきりシートに押し付けて絶叫!
KP
猛スピードで駆け巡り、翻弄される。
周囲の景色を見る余裕などなく、ひたすらに少し先のレーンがどう襲い掛かってくるかだけがあなた達には見えるだろう。
夜門 由貴 「瀬理香ちゃんっ、次っ、落ちる…!」
星守 瀬理香
「えっ……?
わっ、あ、……わあーーーーっ!?」
由貴くんに応える間も無く、振り回されている。
夜門 由貴
「……!! ふふっ…
わーーーっ!!」
KP どれくらい振り回されたか……【DEX*5】でも振ってみましょうか。
星守 瀬理香 CCB<=(10*5) 【DEX】 (1D100<=50) > 67 > 失敗
夜門 由貴 CCB<=(15*5) 【DEX】 (1D100<=75) > 94 > 失敗
夜門 由貴 あっ! ふふふ
星守 瀬理香 わっ あぶない!
KP
由貴くんは落下よりも旋回に弱かったようだ。
らせん状になっているレーンを駆け降りていくゾーンでは、声も出ないほど振り回されてしまう。
夜門 由貴
「うぉわ…っ!?
ーーーっ???」
KP 瀬理香は先ほどのような落下には弱かったが旋回にはある程度耐性があるようで、悲鳴を上げながらもはしゃいでいる。
星守 瀬理香 「わわ、きゃーーーっ!」
夜門 由貴 かわいい
星守 瀬理香 由貴くんにかわいいと感じる余裕があるかな…!?
夜門 由貴 ふふふ……今はないかも…!?
KP
最後に一際大きなレーンのうねりで浮遊感を覚えた後
ガコン、と音を立てて降り口のホームへと突っ込むようにして停止するだろう。
夜門 由貴 「……!! っは、……ふー……」
星守 瀬理香 「ほわ! ……はぁ、ついたぁ……」
夜門 由貴 「……すごかったね……」
星守 瀬理香
「うん、予想以上だった……!」
「でも楽しかったね……! いっぱい振り回されて、風を感じて……」
夜門 由貴 「うん! 俺は落ちるところが楽しかった!」
星守 瀬理香
「落ちる時、由貴くん結構余裕そうだったもんね!
私はびっくりしっぱなしだった……」
夜門 由貴 「っくく、悲鳴あげてたもんね」
夜門 由貴 CCB<=70 【聞き耳】あとから (1D100<=70) > 18 > 成功
星守 瀬理香 「ふふっ……落ちてからは、楽しいんだけどね……!」
夜門 由貴 「うん、瀬理香ちゃんは……ぐるぐるしてる時の声が楽しそうだった」
星守 瀬理香
「そっか、ちゃんと聞こえてたんだ……
急に由貴くんが声出さなくなるから、そっちに驚いちゃった」
夜門 由貴
「う、うん……そっちはなんか……
ちょっと怖かったから叫んでる余裕がなかったかも…」
星守 瀬理香
「そうなんだ……。
やっぱり由貴くんが言ってたみたいに、体が小さくなったから、なのかな?」
夜門 由貴
「……そうかも?
ふっ飛ばされそうだから……とかかなあ」
「よし、落ち着いてきた!
次、何に乗ろうか!」
KP
互いにジェットコースターの感想を興奮気味に話していると
気付けば足はコーヒーカップの近くへと向かっていた。
夜門 由貴
「……ねえ、コーヒーカップはどうかな」
見えてきたコーヒーカップを指差しながら
星守 瀬理香 「いいね! ちょっぴり休憩がてら……?」
夜門 由貴
「のろうのろう!」
手をつないで一緒のコーヒーカップに乗り込む…
「テーブル……どれくらい回す?」
星守 瀬理香 「ふふ、由貴くんが回したいだけ……?」
夜門 由貴 「うん! …ちょっとだけ!」
193 コーヒーカップ珍しく乗ったときに回しすぎて気持ち悪くなったのを思い出して酔ってる
けみかる はわわ……
193 ふふ… ぐるぐるぐる~!
KP
ちょっとだけ、という事なら余程の事が無い限りは酔わずに済む事だろう。
【CON*8】でも振ってみますか。
星守 瀬理香 CCB<=(10*8) 【CON】 (1D100<=80) > 40 > 成功
夜門 由貴
こんはち…!? ほわ…
CCB<=(12*8) 【CON】 (1D100<=96) > 34 > 成功
KP
由貴くんは少し控えめな手つきでゆっくりとテーブルを回す。
周囲の景色や他に回って楽しんでいる人たちを眺めながら、楽しんで会話をする余裕があるだろう。
夜門 由貴 「……これくらいがいい感じかな?」
星守 瀬理香 「わあ~、ちょうどいい回り方! 由貴くん上手だね」
夜門 由貴
「そうかな? ありがとう
回しすぎると気持ち悪くなっちゃうって聞いたことあったから……今日は控えめにしとこう」
星守 瀬理香
「ふふ……そうだね。まだまだいっぱい乗りたいもんね」
「あっほら、あそこの人たちはすごいぐるぐるしてる……大変そう……」
夜門 由貴 「え? ……わーっ、だ、だいじょうぶかな…」
星守 瀬理香
「今ははしゃいでるみたいだからいいけど……
後から気持ち悪くならないといいね」
夜門 由貴
「そうだね……
反面教師にして……普通に回そう…」くるくるくる……
星守 瀬理香
「由貴くんに任せて良かった」
にこにこと由貴くんが回しているのを見つめている
夜門 由貴
「……! 瀬理香さんの好きなスピードで回しますよ」
「なーんてね」
数回ちょっとだけ強く回した後、瀬理香ちゃんの隣に移動して重力加速度を感じながら一緒に景色を眺める…?
星守 瀬理香
「えへへ、ありがとうございます!
わあっ、ふふ……」
少し速くなったのと同時に由貴くんが隣に来たので、しがみつくように寄りかかって回転する景色を一緒に見る。
KP くるくると踊るように移り変わる景色を、暫くぴったりと寄り添って眺めていることだろう。
夜門 由貴
隣にいる瀬理香ちゃんの温かさを感じながら、風も感じてるかな…?
色んな人とか、遊園地の光景とか、それを見てる瀬理香ちゃんとか見ながら…?
KP
ジェットコースターとは打って変わった、緩やかな時間が流れる。
やがて音楽が一区切りつく頃、コーヒーカップは徐々に回転数を下げていき、ゆっくりと停止した。
星守 瀬理香
「わ、終わっちゃった……。
うーん! ずいぶん落ち着けたね、楽しかった……!」
立ちあがって伸びをする。
夜門 由貴
「すぐだったね……
でも楽しかった!」
おんなじように伸びをして、コーヒーカップから外に出ていくかな?
星守 瀬理香 「よーし、次はどこへ行く? 今ならいろいろ行けそう!」
夜門 由貴 「うん! じゃあそろそろ……お化け屋敷に行ってみる?」
星守 瀬理香 「わ、良いね! 暑くなってきたし……そろそろひんやりしたい気分!」
KP
あなた達は再び手を繋ぎ直して、お化け屋敷を目指す。
といったところで、一日目はセーブといたしましょうか。
夜門 由貴
はい……!
ありがとうございました…!
星守 瀬理香
お疲れ様でした……!
えへへ、楽しいね……また明日もお化け屋敷、楽しみだね!
夜門 由貴
そうか……この酔いは眠気…?(そんなわけ)
うん、お化け屋敷! 楽しみ!
ふふふ……序盤に心さんに会いに行ったためにまだ導入が終わってない雰囲気…?
星守 瀬理香
眠気もあるかも……? ふわふわふわ~~
ゆっくり休んでぐるぐる収まりますように……
一応、導入は終わってはいる……かな?(シーンの区切りとしては)
ここは自由パートだからいくらでも長くできちゃうけど……
夜門 由貴
収まりますように……!
終わってた! ふふ、遊園地パート……いっぱい描写してもらってる……
わーい!
星守 瀬理香 お化け屋敷……どんなお化け屋敷がいいかなあ……(遊園地パートほぼ即興の顔)
夜門 由貴
なんか序盤の情報が不穏で気になるけど……明日も頑張りたいな…
即興…ふふふ、そんな気がしてた…
お化け屋敷、和風、洋風、SF…いっぱいあるよね…
星守 瀬理香
ごめんね……色々用意しておきたかったんだけど……
臨場感は……出る……?(あさっての方向を見ながら
夜門 由貴
ん? ううん!
俺が何に乗りたがるかもわからなかっただろうし……ぜんぜん大丈夫だよ!
リアルタイムなレンダリングも楽しいよ
ぐるぐるぐる……
星守 瀬理香
よかった……良くはないけど楽しんでもらえているならよかった……!
ぐるぐる……酔いには気を付けて……
さて、この後導入からどう結びついていくのか……
楽しいお誕生日! まだまだいっぱいお祝いさせてね。
夜門 由貴
うん! 酔い醒ましに……そろそろ眠ろうかな…?
お誕生日会! たくさんお祝いしてくれてありがとう!
明日もまたよろしくお願いいたします……!
星守 瀬理香
こちらこそ、よろしくお願いいたします!
今日も遅くまでお疲れ様でした。
おやすみなさい、由貴くん、藺草さん。
そしてお誕生日おめでとう! 由貴くん!
星守 閃理 僕からも。お誕生日おめでとう、由貴ちゃん。
夜門 由貴
それじゃあ、おやすみ……瀬理香ちゃん、けみかえるさん!
本当にありがとう…!
ゆきちゃん
……!! 閃理くん……!
お誕生日、お祝いしてくれてありがとう!
ふふ、今年もお誕生日会に来てね…… おやすみ… なさい…
星守 瀬理香 今日も由貴くんと遊園地を楽しむよ!
星守 瀬理香
わわ、遅刻遅刻……!
CCB<=(10*5) 【DEX】 (1D100<=50) > 42 > 成功
しゅたっ! 今日は転ばなかったよ!
夜門 由貴
ふふ……やった!
全然待ってないよ
えらいえらい(なで…?
星守 瀬理香 撫……??
夜門 由貴 な…撫でられるよ!
星守 瀬理香 ふふ……? 今座ってるもんね(ぴと……
夜門 由貴 ! ……う、うん…(ぴたー…
星守 瀬理香
ようし、それじゃ今日も始めようか!
よろしくお願いします!
夜門 由貴 うん、今日もよろしくおねがいします…!
KP
Unrebirthday 二日目。
再開いたします。
由貴くんのお誕生日に遊園地へやって来たお二人は、ジェットコースター、コーヒーカップと楽しんだところで
次はお化け屋敷を目指して歩くだろう。
夜門 由貴 !!!
KP
和装のスタッフの案内を受けて、暗い屋敷の中へと入る。
入ってすぐ、最初は誰かの葬儀の様子が流れるモニターが見えた。
屋敷内には線香が焚かれており、時間は夜のようである。
夜門 由貴 「……! お線香の匂いだ……」
夜門 由貴 お線香……
星守 瀬理香 「お葬式があったから、かな……? 雰囲気あるね……」
夜門 由貴
「そうだね……ここで亡くなった人が出てくる…のかな」
「進んでみようか、瀬理香ちゃん」
改めて手をつなぎ直して、一緒に進む…?
星守 瀬理香
「う、うん……」
しっかり手を握って歩き出す。
KP
室内は暗い日本家屋になっている。
夏の夜らしい虫の声が響く中、縁側から外を見れば、雲がかった月が夜空に見えた。
ひとまずの順路はそちらのようだ。
土足で歩いているので、縁側から外に出る事が出来る。
黒々とした池に、ぼんやりと途切れ途切れの月が映っている。
夜門 由貴
「雰囲気あるね……。外はちょっと明るいみたい」
「なんだか沼みたいな池だなあ……」
星守 瀬理香 「うん、真っ黒で底が見えないね……」
KP
あなた達が池を見つめていると、不意に水面に一滴の水がしたたり落ちる音がする。
月明りに照らされた波紋がひとつ、広がった。
夜門 由貴 「……!!」
KP
瞬間。
ざばぁ、と池の底からどす黒い人型をした何かが飛び出してくる。
星守 瀬理香 「きゃあ……!?」
夜門 由貴 「……! な、何…!?」
KP
何かを纏っているせいか体は何倍にも大きく見えるが、それが人間なのだろうとあなた達は理解する。
しかし、暗がりでは顔もよく見えず、男性なのか女性なのかも分からない。
うめき声を上げて今にもあなた達へ襲い掛からんとする勢いだった。
夜門 由貴
「っ…!! せ、瀬理香ちゃん、逃げよう!」
進行方向に進む…?
夜門 由貴 それともこういうのは……その場に留まってみてたほうがいいのかな…(はた…
星守 瀬理香
「~~っ!」
こくこく頷いてついて行く。
星守 瀬理香 わからない……本格的なお化け屋敷、中の人がエアプだから……
夜門 由貴 ふふ……じゃあ全力で怖がろうか!
夜門 由貴
「何だったんだろう、さっきの……
怪物かなあ」
星守 瀬理香 「人間、みたいだったけど、怪物になっちゃったのかな……?」
夜門 由貴 「もともと…人間…?」
KP
ぴちゃ、ぴちゃ、ぽた……と、水を滴らせて化け物は庭をはいずり回っている。
縁側までは追ってこれないようだ。
縁側へ戻ると、辺りから様々な人間の声がする。
先程は聞こえなかった声だ。
すすり泣く声、誰かの死を嘆く声、怒号、嗚咽──
そしてそれらすべてをかき消す嘲るような笑い声に、あなた達は背筋をあわ立たせる。
夜門 由貴
「わ……!
なに、この声……」
つないでる手をギューッと強く握る…
星守 瀬理香
「人が亡くなったのに、笑ってる人がいる……?
気味が悪いね……」
夜門 由貴
「うん……」
「……外にはあいつがいるから、中を通っていかなきゃみたいだけど……」
星守 瀬理香 「うん……。お庭からは出られないみたいだし、出口を目指さないと……」
KP
そのまま長い縁側を通って先へ進むと、豪勢な和室に辿り着く。
食べかけの和菓子に飲みかけのお茶が数名分、卓上に置かれている傍らでは
自ら刃物を突き立てて亡くなっている少女が、血まみれで倒れていた。
夜門 由貴
「……!」
血に驚いて立ち止まる
星守 瀬理香 「し、死んでる……!」
夜門 由貴
「どうして……
食事中に…自分で…?」
ゆきちゃん
………これは…
私じゃない……
KP あなた達の声に反応して、ぴくり、と倒れていた少女の指先が動く。
夜門 由貴
「!!」
生きてる…?
KP
少女はゆらり、とどこかぎこちない動作で立ちあがり、あなた達の方を向いた。
刃物が突き刺さったまま立ちあがった少女の貌は、とても生命を宿しているようには思えない。
口や首、胸から垂れてこびりついた血をそのままに、手を伸ばしあなた達へ近付こうとする。
夜門 由貴
「……!!
こっちに来る…! 進もう、瀬理香ちゃん…」
星守 瀬理香 「う、うん、逃げないと……!」
少女 『むかえ、に……きて、くださったの……? ねえ、そう、でしょう……?』
KP 少女を避けるように、わずかに開いていた奥の襖を開けて更に奥へと進む。
夜門 由貴 「最初の映像のお葬式……さっきの子のお葬式なのかな……」
星守 瀬理香 「どうなんだろう。そういえば誰のお葬式か、よく分からなかったね……」
KP
映像を思い出してみるならば、遺影の類は一切映っておらず、場面によって場所も形式も様々な──
まるで色々な人の葬儀の様子を、継ぎ接ぎ合わせにしているようなものだったと記憶しているだろう。
夜門 由貴
なんと……
「誰か一人のお葬式ってわけじゃない、のかな……
色んな人のお葬式…?」
星守 瀬理香 「池の怪物も、さっきの子も、ってところなのかな……」
夜門 由貴 「皆死んでて…… ……おばけになっちゃった?」
KP
そして、あなた達がいる部屋はいくつもの白いが置かれた広い仏間だった。
蓋の開いたそれを恐る恐るひとつずつ覗き込むならば、中には花だけが入っているもの、白骨が入っているもの、花も何も入っていないもの……
と、状態がまちまちの棺であることがわかる。
夜門 由貴 「……こんなにいっぱい……」
KP
脇にはさらに別室へ続く別の襖がある。
あなた達はそれらから逃れるように、別室へ向かおうとするだろう。
しかし。
がた、とあなた達に一番近い棺が音を立てて、思わず足が止まる。
夜門 由貴 「っーー!」
KP
一番近い棺には何も入っていなかったはずだ。
おまけに人といえばあなた達二人の他には誰も居ない。
誰かがぶつかった、というのも考えられなかった。
星守 瀬理香 「! 誰も、いなかったはずなのに……!」
夜門 由貴
「うん…… どうして、かな…?」
ち、近づいて覗き込んでみる…?
KP 中には、先程の部屋で見かけた少女とは異なる少女がいつの間にか納棺されていた。
夜門 由貴 「……女の子が… いつの間に?」
星守 瀬理香 「ここには何も無かったよね……どうして……」
KP
一際、線香の匂いが強くなる。
それと同時に、少女の棺から白い煙が立ち込め始めた。
夜門 由貴
「……!」
ちょっとたじろいだようにする。
KP
煙は少女の体を覆い、棺から溢れ、床を伝ってあなた達の足元まで流れてくる。
足首を撫でられたような感覚がするだろう。
星守 瀬理香 「ひゃっ……」
夜門 由貴
「……わっ」
びっくりして足踏みをしている
「……ここからも逃げたほうがいいかも…」
夜門 由貴 どこまでも逃げていく…
星守 瀬理香 いつまでも進まないわけにもいかないもんね……!
夜門 由貴 全部の発言が意味深に思えてくるよ…
KP
手前の棺に気を取られていたが、他の棺からも白い煙が立ち込めて、ガタガタと音を立て始めている。
白骨が立ちあがり、風に乗って花が舞い、あなた達を追い立てるようだった。
星守 瀬理香 えっ……??
夜門 由貴 え? い、いや……なんでもないよ
夜門 由貴 「うわっ…!?」
星守 瀬理香
「に、逃げよう、由貴くんっ……!」
きゅっとしがみ付きながら前に進む。
夜門 由貴
「うん…!」
しがみつかれてちょっと驚きながらも……くっついてすすめる方に進んでみるよ。
KP
軋む長い廊下をあなた達は駆けていった。
帳が上がり、進行方向から光が差し込んでくる。
夜門 由貴 「あっ……光だ…!」
星守 瀬理香 「うん……! 出口かな……!?」
KP
急いた足取りでそちらへ向かえば──
そこは明るい、居間のような和室だった。
夜門 由貴 「……あれっ…出口……じゃない…?」
KP 一人の青年らしき背格好の人間が、あなた達に背を向けて座布団に座り、茶をすすっている音がする。
夜門 由貴 「……」す、スタッフの人…?
星守 瀬理香
「進行方向はこっちだと思ったんだけど……」
きょろ……
夜門 由貴
「そう、だよね……
あ、あの……?」
思い切って声をかけてみる?
夜門 由貴 でも、この男の人…… ヌ…
KP あなた達の声に、あなたの呼びかけに、青年はことり……と湯呑をちゃぶ台に置く。
青年 「会いたかったよ、──」
KP そう振りむいた青年には、顔が無かった。
夜門 由貴 「え… ……!??」
星守 瀬理香 「ひ、……」
夜門 由貴
「い、行こう……!」行く…?
腕を引く……
星守 瀬理香 「! うん……。 ……さ、さようなら……!」
夜門 由貴
なんで挨拶してるの…っ
……いいけど……
KP では、素早く出口が見つけられたかどうか【目星】をどうぞ。
夜門 由貴 CCB<=84 【目星】 (1D100<=84) > 77 > 成功
星守 瀬理香 えらい!
夜門 由貴 ふふ……やった!
KP 由貴くんは瀬理香の腕を引きつつ、冷静に辺りを見渡して、青年を横切った奥に扉があるのを見つけるだろう。
夜門 由貴
「……! 瀬理香ちゃん、あっち!
いこ!」
星守 瀬理香 「うん!」
KP
バタバタと畳の上を土足で駆けていく間も、顔の無い青年はあなた達を見送るだけだった。
扉を開けて出る間際、縁側で聞いた嘲る笑い声だけが最後まで背中を撫でるだろう。
では、どれくらい怖かったか……【POW*5】を振ってみましょうか。
星守 瀬理香 CCB<=(11*5) 【POW】 (1D100<=55) > 53 > 成功
夜門 由貴 CCB<=(13*5) 【POW】 (1D100<=65) > 36 > 成功
夜門 由貴 むん! どっちもクリアだ!
KP ではお化け屋敷だと割り切っているものの、やはり由貴くんより瀬理香の方が若干怖かったようだ。
夜門 由貴 こわかったのか…… ほわ…
星守 瀬理香 この反応で怖くなかった方が怖いかなって……? ふふ……?
夜門 由貴 なるほど…? そうだね、俺も……割と焦ってた気がする…
KP ひんやりとして薄暗い屋敷内から外へ出れば、じんわりと暑く照り付ける日光の眩しさに目を細めることだろう。
夜門 由貴
「……!」
外に出てホッとしたように表情を緩める。
「……怖かったね」
星守 瀬理香
「はー、うん……想像してたよりちょっと、怖かった」
「目で見てびっくりするだけじゃなくて、音とか、匂いとか、温度とか……
凝ってたね……」
夜門 由貴
「あはは……うん、そうだね……
俺、棺桶が動いた辺りが一番怖かったかも……」
「全体的に不気味な感じだったかな……
夢に出てくる実家…? みたいな…… 俺の家の実家はあんな感じじゃないけど」
星守 瀬理香
「確かに……日本の夏休みの原風景?
昔ながらのおじいちゃんおばあちゃんのおうち……のイメージって感じだったね」
星守 瀬理香 どちらもルーツはそんな感じじゃないからイメージになっちゃうね ふふ
夜門 由貴
「うん、それそれ
最後の男の人は誰だったんだろう…?」
KP choice 特定 ちがう (choice 特定 ちがう) > ちがう
夜門 由貴
ふふ、そうだね……
でも色々作品に触れてると、なんとなーくわかる、のかな?
日本育ちだしね!
星守 瀬理香
「どうして顔が無かったんだろうね……。
『会いたかったよ』って言ってたくらいだし、誰の知り合いにでもなれるように……だったりするのかな?」
夜門 由貴
「………??
な、なるほど…?」
「のっぺらぼうみたいな…?」
星守 瀬理香 CCB<=75 【知識】 (1D100<=75) > 63 > 成功
星守 瀬理香
「確かに、読んだことあるのっぺらぼうのお話の最後もあんな感じ……だった気がする。
無事に帰ったと思ったら、奥さんの顔ものっぺらぼうなの」
夜門 由貴
「へえ…… 最後はそうなってるんだ
立ち寄ったおでん屋さん? か何かが”こんな顔?”って言ってるところまでしか覚えて無くて…」
KP 閃理にするかニャルにするか迷ったけど解釈は委ねる……という形で(丸投げ)
夜門 由貴 「詳しいね、瀬理香ちゃん」
星守 瀬理香
「ふふ、ありがとう。
こわい話、怖いけどきらいじゃないから……」
星守 瀬理香 とーこ(ちゃん)ともよくするのかも……?
夜門 由貴
「そっか!
じゃあ今日も楽しめてそう?」
夜門 由貴 なるほど? そうだね……小泉八雲のお話とかも集めてそうだ……
星守 瀬理香 「うん! こわかったけど、楽しかったよ!」
夜門 由貴 「よかった……ふふ、すっごく怖がってるみたいに見えたから……」
星守 瀬理香 「…………涼しかったから、由貴くんといっぱいくっつけたのも……えへ……」
夜門 由貴
「……! あ、えっと…… うん」
「……お、俺も楽しかった!
本とか映画とはまたちょっと違うね」
くっつけて嬉しかった、とはなかなか……恥ずかしくて言えなかった
星守 瀬理香 かわいい……にこにこ……
星守 瀬理香
「う、うん……!
やっぱりお化け屋敷は臨場感が違うよね」
夜門 由貴
「入ってみてよかったなあ……
ふふ」
「驚いたり走ったりしたらお腹空いてきたね。
なにか食べよっか」
星守 瀬理香
「うん、時間もちょうどいい感じだね!
由貴くん何食べたい?」
夜門 由貴
「食べたいものか……」
「サンドイッチ……みたいなやつとか?」
軽いの、とは……
夜門 由貴
でも俺、軽くっていっても結構食べられそうではあるんだよな…
瀬理香ちゃんも…
星守 瀬理香 ふふ、私も……? まあ確かに食べ……高校生の頃の方が食べてるかな……?
夜門 由貴
かなーって…?
実質俺たち運動部みたいな…ものだし…?
今日はお休みだけど
星守 瀬理香
「いいね! えーと……
フードコートにサンドイッチのお店があるみたいだから、行ってみようか」
夜門 由貴
「うん!」
またおててつないでく……?
星守 瀬理香 つないでいこう! るん……
KP
フードコートは屋内で空調がよく効いており涼しい事も相まってか、たくさんの人で賑わっている。
空席を探すだけでも一苦労だ。
お店に近い良い席が取れたか【幸運】を振ってみましょうか。
夜門 由貴 CCB<=65 【幸運】 (1D100<=65) > 65 > 成功
夜門 由貴 ぴょこ!
星守 瀬理香 ぴったり!! えらーい!
夜門 由貴 よかった…! ちょっとでも涼しいところで食べたいもんね…
KP では由貴くんは、サンドイッチ店の目の前で、ちょうど空席があったのを見つけるだろう。
夜門 由貴
すごくいい席だ……!?
「瀬理香ちゃん、あそこちょうど開いてるよ!」
星守 瀬理香 幸運65……ラストでも発揮できたらいいな……
星守 瀬理香 「! 本当だ。席取っておこう……!」
夜門 由貴
「運が良かったね。
じゃあ俺が買ってくるよ。どんなやつがいい?」
夜門 由貴 目の前だからちょっと荷物置いておくくらい大丈夫な気もするけども
星守 瀬理香
choice ふつう ホット (choice ふつう ホット) > ホット
choice ハムチーズ 厚焼きたまご スライスゆでたまご カツサンド てりやきチキン ツナサンド (choice ハムチーズ 厚焼きたまご スライスゆでたまご カツサンド てりやきチキン ツナサンド) > スライスゆでたまご
夜門 由貴 お腹空いてきた…
星守 瀬理香 「ありがとう! じゃあ私は、スライスゆでたまごのホットサンドがいいな」
夜門 由貴
「ホットサンド? いいね……おいしそう。
俺は……」
choice カツサンド ツナサンド 野菜サンド ホットピザサンド クラブハウスサンド (choice カツサンド ツナサンド 野菜サンド ホットピザサンド クラブハウスサン) > クラブハウスサン
夜門 由貴 サン……
星守 瀬理香
切れてる……??
choice カツサンド ツナサンド 野菜サンド ホットピザサンド クラブハウスサンド (choice カツサンド ツナサンド 野菜サンド ホットピザサンド クラブハウスサン) > ツナサンド
クラブハウス=サン……
夜門 由貴
「クラブハウスサン…? ド? にしようかな?
メニューがなんか切れてるけど」
星守 瀬理香
「わあ、さすが、結構がっつりだね!
って本当だ、メニュー……ふふ」
夜門 由貴
「ふふ……
これくらいはすぐ食べられるよ。
じゃあ、ちょっと買ってくる!」
星守 瀬理香 「うん、お願いします」
KP
由貴くんがゆでたまごのホットサンドとクラブハウスサンドを注文して一度席へ戻る。
しばらくすると、呼び出しベルが鳴るだろう。
あつあつの出来立てサンドイッチが白いお皿に乗って提供された。
夜門 由貴
「ありがとうございます…!」
おいしそう……!!
焼けたパンの匂いにるんるんしながら戻ろう。
星守 瀬理香 「わあ、ありがとう! 美味しそうだね……!」
夜門 由貴
「うん!
あったかいし……早く食べよう」
星守 瀬理香 「そうだね。……それじゃあ、いただきます!」
夜門 由貴 「いただきます!」
KP
クラブハウスサンドは、黄金色に焼き目を付けてトーストされたパンの間に
カリッと焼けたベーコン、みずみずしいレタスやトマト、うすくスライスされたゆでたまごが挟んである一組と
グリルチキン、細切りのキュウリが挟んである一組とが合わさってボリューミーな仕上がりになっている。
塩気の強いベーコンや、ピリッとコショウの効いたグリルチキンの味がアクセントとなって
中側に塗られたバターの香りと混ざり、野菜やパンの味を引き立てている。
夜門 由貴 めしてろ……
KP
ゆでたまごのホットサンドは、みじん切りにスライスされたゆでたまごがたっぷりのマヨネーズとコショウ、レモンでサラダ仕立てにしてある。
千切りキャベツやとろけるチーズと一緒に耳を切り落としたパンに挟まれてホットサンドメーカーでプレスされており、一口かじるとチーズが伸びた。
こってりとしたたまごサラダではあるが、レモンの風味とくたくたになったキャベツが混ざって爽やかな口当たりだ。
夜門 由貴 くたくたきゃべつ… おいしそう
夜門 由貴
「あー…… ………ん、おいしい。
胡椒とかバターがきいてる」
星守 瀬理香 しなっとなって、しっとりしてそうだよね……!
星守 瀬理香
「サクサクいい音! 私も、……はむっ。
ん、~~!!」
口を閉じたまま、チーズが伸びたよアピールをしている
夜門 由貴 うん、そういう状態の野菜好きだな……
夜門 由貴
「! あはは、伸びてる……!」
チーズが伸びてるのも面白いけど、瀬理香ちゃんの反応が可愛くて笑ってる
星守 瀬理香
もっもっ……とチーズが切れないように急いで食べ進めて……
「はぁ、びっくりした!
たまごとチーズがあったかいキャベツと合ってて美味しい……!」
夜門 由貴
小動物みがある……
「ほんと? 美味しそうだな……
ね、俺の半分あげるから交換しようよ」
星守 瀬理香
「うん、食べて食べて!
私も由貴くんの食べたいなって思ってたから……ありがたく、いただきます」
お皿ごと差し出すよ。
夜門 由貴
「やった…!」
お皿ごと…! じゃあ俺も……?
夜門 由貴
そのまま食べるのに慣れてるのかな…?
慣れてるか(わからない
星守 瀬理香 うん?
夜門 由貴
いや… こう…… しぇあてきな…
いや、これくらいならちぎれるか
星守 瀬理香
クラブハウスサンドはむずかしいかも……?
由貴くんもかじっていいよ……?
夜門 由貴
ん…! うん!
ありがとう!
夜門 由貴 じゃあホットサンドの隅っこのちぎりやすいところをあれして…食べちゃおうかな?
星守 瀬理香
「んぁ、」
口を大きく開けて半分食べようとして止める……?
夜門 由貴
「……! のび… ………」
のびーっとしてる。
星守 瀬理香 「半分こずつだから、そのまま遠慮なく食べていいよ……?」
夜門 由貴 「ん! んん、ん……!」こくこく…
星守 瀬理香
「……ん、ふふ、端っこも伸びるんだ……!」
とんでもないタイミングで話しかけてしまったのと、由貴くんがそれでも頷いてくれるのとが合わさってくすくす笑っている
夜門 由貴 笑われてるなあ……と思いながらもチーズをチュルチュルしてる…。
星守 瀬理香 ちゅるちゅる……かわいい!
夜門 由貴 えっ!? ちゅ、ちゅるちゅる…… 瀬理香ちゃんもしてたから…
夜門 由貴
「ふう…… こぼしちゃうかと思った。
いっぱい入ってるね!」
星守 瀬理香 ふふ! 擬音がかわいいよ
星守 瀬理香
「ね、どっちも具沢山だよね。
よーしそれじゃあ私も、あー……」
大きく口を開けて、ぱくっ!
夜門 由貴
「うん、いっぱい食べて」
食べてるところを見守ってる。
星守 瀬理香
「ん、…… うん!
お野菜もお肉もいっぱい入ってて……色んな味がして美味しい……!」
しゃきしゃきもぐもぐ……
夜門 由貴
「ふふ、ね。
いっぱい食べた気になるよね」
星守 瀬理香 「うん。ちょうどいい量で満足感があるね」
夜門 由貴
「ふふ、こっちもチーズと卵が美味しいよ。
パンがかりかりになってるのもいいなあ……」
夜門 由貴
ホットサンドメーカーかあ……などと…?
家にありそうな気もするけど どうだろうなあ
choice ある ない あったけど壊れた (choice ある ない あったけど壊れた) > ある
星守 瀬理香 ある! おうちでも作れるね!
夜門 由貴
あった! やった!
お家で作れる… うん!
星守 瀬理香
choice ある ない あったけど壊れた (choice ある ない あったけど壊れた) > ある
ある~! やった!
夜門 由貴
ふふ、やった~!
食べたいときにすぐ食べられるね…!
夜門 由貴
「これ、また食べたいな……
おんなじやつ作れるかな…?」
星守 瀬理香
「うちにもあるけど、由貴くんのおうちにもたしか、ホットサンドメーカーあったよね。
今度再現できるか試してみる?」
星守 瀬理香 choice[ある,ない] ゆでたまごスライサー (choice[ある,ない]) > ない
夜門 由貴 「あるある。母さんが昔から使ってるやつが…」
星守 瀬理香 ゆでたまごスライサーはなかった……
夜門 由貴 ふふ…… 手で切るとちょっと危なそうだよね
夜門 由貴
「うん、作ってみよう。
わからなくなったら……また来よっか」
星守 瀬理香
こまかく綺麗に切るにはやっぱり要るよね。
お母さんに言ってみようかな……!
夜門 由貴
ゆで卵サラダも簡単に作れるようになるし……
カレーに乗せてもかわいいよね…!(PR
星守 瀬理香
「うん!
それにこんなに美味しかったんだもん、他の具のもまた食べてみたいね」
星守 瀬理香
由貴くんと一緒におねだりしよう……!
いいくるめに+20くらい補正がつきそう
夜門 由貴
ふふ…そんなに?
おねだりかわいいな……
夜門 由貴 「そうだね、他にも種類があるみたいだから……いっぱい来られるね」
星守 瀬理香
「遊園地自体も楽しくて、サンドイッチも美味しくて……
いいところ、見つけちゃったね……!」
夜門 由貴
「ふふ…うん!
見つけてくれた瀬理香ちゃんに感謝だね」
星守 瀬理香 「うん……!」
夜門 由貴
「そういえば……近いはずなのに俺、この遊園地知らなかったな……
どうやって見つけたの?」
夜門 由貴 秘密! でもいいよ!
星守 瀬理香
「ふふ! 本当はね、……大学生(小声)……の時
冬休みにでも由貴くんと行けたらいいなあって思って調べてて……」
夜門 由貴 「……!! そ、そうだったんだ……」
星守 瀬理香
「こっちに戻っても、もう出来てたから、折角ならどうかなって。
それに夏に行くのが一番……私は良いかなって思ったんだ」
夜門 由貴
「そ、っか……」
「夏に行くのが一番…?」
なんで? という表情
星守 瀬理香 「そう! まあ、春でも秋でも多分良いんだろうけど、由貴くんのお誕生日もあるから」
夜門 由貴
「……! そっか!」
「俺も今日来られてよかったよ。
連れてきてくれて…ありがとう、瀬理香ちゃん」
「瀬理香ちゃんと一緒に、初めて来られたのも良かったなー」
星守 瀬理香
「ふふ、どういたしまして!」
「そうそう、二人きりで……初めての遊園地で、デートなんて、なんだか特別感あるよね。
……えへへ……」てれてれ……
夜門 由貴
「……うん。間違いなく……特別だよ」
「……… へへ」
星守 瀬理香 かわいい…………にこ……
夜門 由貴
な、なんで…
瀬理香ちゃんのほうがかわいいでしょ……!
かわいいよ…
夜門 由貴
「じゃ……特別なデート、もっといっぱい楽しまなくちゃね。
もうちょっと涼んだら、また行こっか」
星守 瀬理香 「うん! ちょっと休憩して……次はどこへ行く?」
夜門 由貴
「次? そうだなあ……もう一個ジェットコースターに乗らない?
今度は水のやつ!」
夜門 由貴 中の人はジェットコースターそのものは苦手だけど水のやつは好き…
星守 瀬理香
そうなんだ……!
ス○ラッシュマウンテンみたいな……? ってことだよね
夜門 由貴
そうそう! 多分……着水した時点で一旦止まるからだろうな…
4年前? くらいに久しぶりにスプラッシュマウンテン乗ったらめちゃくちゃ怖かったみたいだけど…
星守 瀬理香 「いいね、涼しくなれそう……!」
夜門 由貴
「うん、涼みに行こう!
暑いから濡れてもすぐ乾くだろうし……」
星守 瀬理香 意外とこわいよね……ジュ○シックパークの方がちょうどいい感ある気がする
夜門 由貴
ジュラシックパーク! 乗ったような気がする
怪獣の口にがーってするやつ…
星守 瀬理香 「うん、カッパも売ってると思うけど、着たらむしむししちゃいそうだもんね……」
星守 瀬理香 ティラノサウルスから逃れて最後にバシャーーッってなるやつ!
夜門 由貴 「うん……あ、瀬理香ちゃんは水に濡れても大丈夫そう?」
夜門 由貴 それそれ! ふふ……
星守 瀬理香
「大丈夫だよ。これ、家で洗えるお洋服だから」
トップスをちょいと摘まんで
「……ふう、サンドイッチ本当においしかったね、ごちそうさまでした!
お水しっかり飲んだら、そろそろ行こうか」
夜門 由貴
「そっか、じゃあ思いっきり乗れるね。
俺も……ごちそうさまでした!」
食べた後のやつをゴミ箱に捨てたら、フードコートを出よう!
夜門 由貴
はわ…… ここは…!
(記憶が朧げなので何もわからない…! が、テーマパークのような気がする!)
星守 瀬理香 (写真ACさんで調べたら一個だけみつかったやつ──)
夜門 由貴
そうなんだ……ふふ
どこなんだろう……
KP
二人はフードコートを出て、滝のあるウォーターシュートのアトラクションへと向かう。
水辺という事もあり、他の場所よりもやや涼しく感じることだろう。
安全バーのついたボート型の乗り物が、またひとつ悲鳴と共に上から真っ逆さまに近い傾斜で落ちていった。
どうやらボートは2人4列の8人乗りのようだ。
夜門 由貴
「!! この近くはなんだか涼しいね
わー悲鳴が聞こえる」
星守 瀬理香 「ふふ、落ちる瞬間は声出ちゃうよね」
夜門 由貴 「俺は……怖いと声が出なくなるかも」
星守 瀬理香
>最後の落下は最大傾斜45度、高さ16mである。
>また、落下時の最高速度は62km/hで、これはTDL内のアトラクションでは最速である。
そうなんだ……
193 こわい たのしいけど…
夜門 由貴 もうどうにもならないのにずっとソワソワ怯えてたりしたね…
けみかる ようちえんの頃は見るからにこわそうすぎて、乗れる身長でも乗らなかったですね……
193
なんと! かわいい……(?)
小さい頃のほうが怖くなかった気がしますね… なんでだろ…?
けみかる
へへ……? びびりだったので…………
はわーすごい! 無敵感……!?
193 むてき! むん…!?
星守 瀬理香
「確かにさっきのジェットコースターはそんな感じだったね!
でも落ちるのは平気そうだったから、今度も大丈夫そう……?」
夜門 由貴
「多分!
水のやつは大丈夫だと思う」
星守 瀬理香 「よしっ、それじゃあ乗ってみよう!」
夜門 由貴 「うん! 並ぼう!」
KP
そうですね……ボートで何列目になるか1d4で決めるのもいいですが……
1d100を振ってみましょうか。(25ずつの区切り)
夜門 由貴 1d100 (1D100) > 59
KP 3列目ですね!
夜門 由貴 なかなか極端な出目にならないね… ふふ
星守 瀬理香 7年前に中の人が乗った時3列目だった……! やったね!
夜門 由貴
ふふ……!? そうだったんだ!?
やったね…… 実質中の人とデート…?(?)
KP
なお、落ちる瞬間に撮影がされる方式のようだ。
出口で購入することもできる。
193 ~♪
けみかる るん……♪ ピースしてる……(写真を見ながら
夜門 由貴
「あ、写真が撮られるみたいだよ。
……どんな顔して写っちゃうんだろ…」
193
ピース! かわいい~!
私は多分そんな余裕ないですね…… 無の顔をしていると思う
星守 瀬理香
「意識して顔を上げないと下向きになっちゃいそうだね……?
む、むずかしそう……」
夜門 由貴
「まあ上手く撮れなくてもそれはそれでいいんじゃないかな。
どっちにしても買うし」
星守 瀬理香 「ふふ……! 思い出になるね」
夜門 由貴 「そうそう!」
KP 写真について会話をしながら列に並んでいると、あなた達はボートの3列目に案内された。
夜門 由貴
「もう順番回ってきた!」
ウキウキで乗り込もう
星守 瀬理香
「やった!」
るんるん……! 安全バーをしっかり下ろすよ。
KP
ボートは軽快な音楽と共に発進する。
コンセプトになるストーリーのキャラクターたちが出てきて歌ったり、会話をしたりして、最初はちょっとした川下りを楽しんでいる気分になるだろう。
夜門 由貴 『最初は』 …怖い描写だ…
KP
途中、フェイントで一瞬がくんとボートが傾く。
思わず体が跳ねるが、すぐにまた穏やかな水面を滑るように進んでいった。
夜門 由貴 フェイント…… あったあった……
星守 瀬理香
「わっ、……ふふ」
思わず声が出て、笑ってしまう
夜門 由貴 「……っ! ま、まだだった…」
星守 瀬理香
「ふふ……話の流れとしても、まだもうちょっとありそうだもんね……!」
と言いつつドキドキ……
夜門 由貴
「そっか…ストーリー形式なんだ……」
アトラクション内部の装飾を観察しながら…?
KP 可愛い白ウサギのカップルと、黒ウサギの双子のきょうだいが、はぐれてしまった片方を探して色んな動物に話を聞いて回っている……というストーリーのようだ。
193
う、ぐぐぐ…… かわいい………
見つけて……
夜門 由貴
白ウサギのカップルは……別世界線の俺たちかな……
ゆきうさぎとうさぎせんりくん…
KP
葦毛のウマと仲良しのネズミや、良い香りとおしゃべりするヒマワリが大好きなチョウチョ、怪しい雰囲気のヤギとヘビ……
さまざまなキャラクターが出てきては、白ウサギと黒ウサギを導いている。
物語の佳境で、二匹は相方を無事に見つけるが──
193
おしゃべりするヒマワリ… ふふ…
おわぁーっ かわいい……
KP 相方を連れ去った大きくてこわい虫のような何かに追いかけられて、滝から落ちてしまう──!
夜門 由貴 「あっ… ウサギが…… ーーっ!」
星守 瀬理香 いい動物が思いつかなかったみたいで……
星守 天香 (お花とちょうちょだから、仲良しなのだわ!)
193
ん? ふふふ…… いや、いいと思います……!
やったぁ、仲良し… うれしい…
星守 瀬理香 「ひゃ、来る……!」
KP では、上手く写ることができたか、【APP*5】をどうぞ。
夜門 由貴 CCB<=(15*5) 【APP】 (1D100<=75) > 62 > 成功
星守 瀬理香 CCB<=(12*5) 【APP】 (1D100<=60) > 96 > 致命的失敗
夜門 由貴 !????
星守 瀬理香 ひゃ……
夜門 由貴 た、たいへんだ……
KP
ではやはり、瀬理香は落ちるのが怖くて、思い切り下を向いてしまった。
由貴くんはその横でしっかりと顔を上げて写ることができる。
夜門 由貴
こわかったのか……
「わ、わぁーーーーーっ!」
星守 瀬理香 「あ、わ、きゃあぁーーーっ!」
KP
滝の流れ落ちる音が緊張感を煽る。
ぎりぎりのところで突然ボートが傾き、派手に水しぶきを上げながらレールに乗って急降下した。
下へ降りるまでは速度もあいまってあっという間のように思えたが
着水するとまた何事も無かったかのようにゆっくりと湖の上をボートが前進する。
夜門 由貴
「……っ!! は……」
「はー……っ びっくりした!」
星守 瀬理香
CCB<=(11*5) 【POW】 (1D100<=55) > 53 > 成功
落ちてみたら、こわくはなかったのかな……??
星守 瀬理香
「……ふわ! わ……」
「あはは……下向いちゃった……」
「でも、楽しい!」
夜門 由貴
「ふふ……すごく怖そうな悲鳴あげてた。
楽しかったなら安心したよ」
星守 瀬理香 「えへ……落ちる瞬間がダメみたいなんだけど、落ちたら楽しくなっちゃう……?」
夜門 由貴 「なるほど…? ウォータースライダーは落ちるのが一瞬だけだからいい…のかも?」
星守 瀬理香
「そうだね! ジェットコースターもぐるぐる旋回するのは楽しいから……
怖くてもやめられないなあ……ふふ……」
夜門 由貴
「んー? ふふ、中毒になってるみたい?」
「ふふ……しかしびしょ濡れだね
涼しくなっちゃった」
星守 瀬理香
「うん、涼しくて気持ちいい!
服よりも髪が濡れちゃった……」下向いてたから──
夜門 由貴
「ホントだ。
髪の毛貼り付いちゃってるね…」
横髪を避けよけ…?
星守 瀬理香
「わ、ふふ……ありがとう由貴くん」
されるがまま、にこにこしている
夜門 由貴
「ううん。どういたしまして
……そういえばウサギは……大丈夫だったかな…?」
星守 瀬理香 「そうだった! 最後に何か言ってた気がするんだけど……」
KP 聞こえていたかどうか、【聞き耳】をどうぞ。
夜門 由貴 CCB<=70 【聞き耳】 (1D100<=70) > 76 > 失敗
夜門 由貴 ぬわーっ
星守 瀬理香 CCB<=73 【聞き耳】 (1D100<=73) > 13 > スペシャル
夜門 由貴 !!
星守 瀬理香 「えっと、確か……『みんなのボートがあって助かっちゃった、ありがとう!』『また遊びに来てね』『それじゃあまた踊ろうよ!』『わーい踊ろう! ばいばーい!』って言ってたよ」
夜門 由貴 「……なるほど? 最後は俺たちのボートに飛び乗ったんだ」
星守 瀬理香 「うん。みんな無事に下りられたみたい。良かった~」
KP
降りてからお土産コーナーへ歩く途中
あなた達が乗っていたボートのミニチュアの上で楽しそうに踊る、白ウサギのカップルと黒ウサギの双子のきょうだいのオブジェが置かれていることだろう。
193
ほしい……………………
(ほしい…?)
けみかる
お土産……買わなきゃ……(幻覚)
蓋がちょっと盛り上がってるお菓子の缶とかありそうですね
193
うわーーんおしのぐっず……
えーんえーん…… どうして…じつざいしない…
つくらなくちゃ…(裁縫技能1
わーーっ! いいですね…… いいなあ、ほしいなあ…
ガチめにグッズを欲しがる回
けみかる
いぐけみ卓テーマパークだった──
普通に行きたさがすごいですね
193
ですねえ……
概念を浴びたい…
夜門 由貴 「……! よかった、ハッピーエンドだね」
星守 瀬理香 「わあ、可愛い……! うん、みんな楽しそう!」
KP アトラクション専用のお土産コーナーで、写真やグッズを買うことができるだろう。
夜門 由貴
「あ、これが俺たちの写真だ。
……ふふ、ほんとだ。下むいちゃってる」
星守 瀬理香 「えへ……でも由貴くんはばっちり前向いてるね! すごい……!」
夜門 由貴
「ありがとう」
でも…うーん…俺だけちゃんと写っててもな…?
星守 瀬理香 下向いちゃった思い出も思い出せるから……?
星守 瀬理香 CCB<=75 【心理学】 (1D100<=75) > 65 > 成功
夜門 由貴 そっか……? それじゃあ……買う…?
星守 瀬理香
「あっねえねえ由貴くん、もしあれなら……
さっきのウサギさんたちのところで一緒に写真撮ろうよ!」
夜門 由貴
「ウサギのところで? いいかも。
じゃあだれかに……あ、ちょうど近くにいるクルーさんにお願いしてみよっか」
「すみません……!
あの、あそこで写真撮りたいんですけど……今お忙しくなかったら、これで撮っていただけませんか?」
KP では、コンセプトに合わせてかファンタジーな服装をしたクルーがにこやかに応対してくれるだろう。
クルー
「いいですよー! おー、お二人もデートだったんですねー?
ばっちり撮ってあげましょう!」
193
ほ、ほわーーーっ!?!?
かわいい
クルー 俺こういうの得意♪
193 確かにファンタジーだ… えーーんかわいいね…
夜門 由貴
「ん……へへ、はい!
よろしくおねがいします…!」
星守 瀬理香 「えへ……ありがとうございます、お願いします!」
クルー
「白ウサギのカップルのように、これからもお二人が幸せでありますように!
それでは3、2、1……」
星守 瀬理香
「!」にこ……!
しっかり由貴くんにくっついて、笑顔を向けるよ
夜門 由貴
な、なるほど…!
ピースしながら何となく体を寄せて……にーっ
クルー 「はーい! いい感じに撮れたと思うので確認してください!」
夜門 由貴
「ありがとうございます…!」
たっ、と寄って見てみる……
いい感じ…?
KP
少し照れた様子で頬を染めつつ、ぴったりと体を寄せてこちらに笑いかける
とても幸せそうな由貴くんと瀬理香が収められていることだろう。
夜門 由貴
やったー!
「めっちゃいい感じです!
ありがとうございました!」
星守 瀬理香 「わあ、素敵に撮っていただいて……ありがとうございました!」
クルー
「いえいえー! これからのデートも、黒ウサギの双子ちゃんみたいに仲良く過ごせますように!
また遊びにきてあげてくださいねー!」
KP クルーは無邪気に手を振ってあなた達を見送るだろう。
夜門 由貴
「はーい! また来ます…!」
手をパタパタ振りながら、サヨナラする…? お土産はどうしよっか!
星守 瀬理香 折角だから、かわいい缶に入ったお菓子を家族に買って帰ろうかな……?
夜門 由貴
いいね! ぬいぐるみのストラップとかは……どうしようかな?
二匹でワンセットのやつとか良さそうだけど…… 離れ離れはかわいそう…とか…?
KP
缶のお菓子はクッキーのようだ。
ウサギ型のバタークッキーとココアクッキーが入っている。
登場した動物たちがペアになっているキーホルダーや、ウサギたちのペアぬいぐるみストラップもどんと並んでおり、眺めるだけでも壮観だろう。
193 ぜんぶほしい…
けみかる へへ、箱買いしないと……
193 破産してもいい……ぬわーっ
夜門 由貴
「ね、おそろいのストラップ買っていく?
どれがいいかな…」
星守 瀬理香
「わあ、おそろい……! 買いたい!」
「おうちに飾るならぬいぐるみストラップもかわいいけど……
普段持ち歩くなら、やっぱり薄いキーホルダーがいいかなあ……?」
夜門 由貴
「キーホルダーかあ。
じゃあ……やっぱり白ウサギ?」
星守 瀬理香
「うん! 全部可愛いけど……
おそろいで買うなら、やっぱり白ウサギさんたちがいいね」
夜門 由貴 「……カップルだし?」
星守 瀬理香 「えへへ……うん……! カップルだから……」
夜門 由貴
「……! うん…!
じゃ…この2つ一セットのやつにしよっか」
星守 瀬理香
「そうしよう!
ペアになってるの、かわいいよね。ゆらゆらしてる……ふふ」
夜門 由貴
「かわいいね……
二匹一緒じゃないとかわいそうだから……いっぱい会わせてあげないとね」
星守 瀬理香
「! うん……!」
ちょっとだけ寄り添って照れたように笑う。
あとは……何となくなんだか親戚に似てる気がしたキーホルダーは自分で買う……
のかもしれない……?
夜門 由貴 ふふ……ちょうちょさんや……おうまさん…?
星守 瀬理香 うん。二人にあげようかな……!
夜門 由貴
ふふ、いいね……!
そういえばねずみさん……?
浦石 ミルラ
えっとねー、おうまさんがオリバで、ねずみさんがミルラみたい☆
なんとなくのイメージだけどね!
夜門 由貴
なるほど…! 逆だったんだね!
それはそれでかわいいね……
193 オリバくんはミルラさんを乗せてどこにでもいけそう…だな…?
浦石 ミルラ
じんばいったい! ……鼠馬一体……?
うんうん、色んなところにいきたいねーっ
193
そば…!
かわいいね……
夜門 由貴
俺は……姉さんにどれか買ってく…? かな?
choice 馬とねずみ 蝶とひまわり 黒うさぎちゃんず 白うさぎちゃんず やぎへびちゃんず かえるちゃんとおおきな黒うさぎ (choice 馬とねずみ 蝶とひまわり 黒うさぎちゃんず 白うさぎちゃんず やぎへびちゃんず かえるちゃんとおおきな黒うさぎ) > 白うさぎちゃんず
家にいっぱい白ウサギが…
星守 瀬理香
もしかしてぬいぐるみの方かな……?
そしたら私がとーこに黒ウサギちゃんずを買う……?(?)
夜門 由貴
そう。そのつもりだった……
なるほど? それもいいね
けみかる かえるちゃんと大きなくろうさぎ……!
193 はっ…! ばれちゃった ふふふ…
星守 瀬理香 もふもふまみれのとーこ……にこ……
夜門 由貴
ふふふ、貰い物以外ではあんまりなさそうだから……
ぬいぐるみコーナーとか布団の上に置かれてそうだな。
けみかる
ここには居ませんでしたが……
また別のところでコンセプトになってるのかもしれませんね……
193
やった~!!! うれしい… そっちものらなきゃ……
そういえばよく考えなくても双子ちゃんのほうが大きいのである
けみかる はっ、たしかに……!?
夜門 由貴 父さんと母さんにはおんなじように缶缶詰めの飴玉にしておこうかな?
四心 ひとみ 大きい(半笑い)黒うさぎ
KP
金太郎飴のように断面にウサギが描かれたカラフルな飴が、小さな缶に詰まっている。
それぞれのお土産を選んで会計をすれば、動物たちがプリントされたショッパーに小分けの袋も添えて渡してもらえるだろう。
守桐 玄乃 ち… 小さくはないんだピョン…!!
四心 ひとみ 親戚のおじさんなのにな。双子さんたちがスクスク育ってしまったな。
守桐 玄乃
そうなんだよね。
俺もその遺伝子欲しかったな~……
夜門 由貴 やった! お礼を言って……家で分けとこう。
星守 瀬理香 「はー、お土産屋さんも可愛かったね! 選ぶのも楽しかった」
夜門 由貴 「うん。どれもこれもいいからちょっと困っちゃったな」
星守 瀬理香
「ふふ、お小遣い貯めてまた買いに行きたいね!
もしかしたら季節限定商品もあるかもしれないし」
夜門 由貴
「季節限定商品?
それも楽しみだね。お小遣い足りるかな…?」
夜門 由貴 季節限定商品は沼……
星守 瀬理香
「ふふ。いっぱいお手伝いしたり……?
若くなったのはいいんだけど、まだバイトがそんなにできないのが痛いね……」
夜門 由貴 「そうだね… 俺も年末のはがき配達くらいしかないな……」
星守 瀬理香 開館何周年イベント商品とかは惹かれちゃう……
夜門 由貴 「うん…まあ、手伝い頑張るよ」
夜門 由貴
豪華でかわいくてしかも凝ってるやつとかね……
いいよね…
夜門 由貴 「お小遣いももらえないでもないから……やっぱ節約かな…」
星守 瀬理香
「そうだね、節約……無駄遣いしないようにしなきゃ」
「由貴くんとお出かけデートもいっぱいしたいけど……
おうちでゆっくり過ごしたり、ね」
夜門 由貴
「ん…… うん。
お家でもいっぱい遊べるしね」
「………」てれてれてれ…
「あっ、じゃ、じゃあ次行こっか!」
星守 瀬理香 「うん……! 次は何に乗る?」
夜門 由貴 まだ…乗れる…!? ふふふ…?!
KP ふふ、観覧車までスキップ……?
夜門 由貴
ふふ……
ど、どうじゃろ…? 遊びたいアトラクションの属性にひねりがなくなってきたかも…という心配もあり……
瀬理香ちゃんはどこか行きたいところ…?
星守 瀬理香
アトラクションの属性……! ふふ
私は最後に観覧車に乗れれば……!
choice それでいい メリーゴーランド ウェーブスインガー あとは……? (choice それでいい メリーゴーランド ウェーブスインガー あとは……?) > メリーゴーランド
夜門 由貴 ふふ…? メリーゴーランドか…!
星守 瀬理香 スーメアコースになってきた……?
夜門 由貴 「次かあ… 瀬理香ちゃんは乗りたいやつない?」
夜門 由貴 スーメア…ふふ……っ
星守 瀬理香
「え、私? じゃ、じゃあ、そうだなあ……
メリーゴーランド……とか?」
夜門 由貴 「メリーゴーランド? いいね、いこっか」
星守 瀬理香
「うん……!」
お土産を持ってない方の手で手を繋いで行くよ!
夜門 由貴 もちろん、手をつないで一緒に行こう!
KP
穏やかな音楽に合わせ、上下に動きながら回る可愛らしい馬に、子どもやカップル、家族連れの人たちが乗って楽しんでいる。
二人乗り用の少し大きな馬や、ファミリー用の馬車型のものもあるようだ。
夜門 由貴
「ここかあ……回ってる! 馬のやつと、馬車のやつがあるよ。
どっちに乗る…?」
星守 瀬理香 「えへ、二人乗りの馬がいいなあ……」
夜門 由貴 「……! そっか……わかった、一緒に乗ろうか」
星守 瀬理香 じゃあ……今度こそ(?)今度も(?)私が後ろに乗る……?
夜門 由貴 なるほど……? お姫様乗り…?
星守 瀬理香 どっちがいいかな……?
夜門 由貴
ん…!? ど、どっちでもいいよ…?
瀬理香ちゃんはどっちに乗りたい…?
KP
choice 低い方が前 高い方が前 (choice 低い方が前 高い方が前) > 低い方が前
1d100をどうぞ。
夜門 由貴 1d100 (1D100) > 48
星守 瀬理香
1d100 (1D100) > 79
やっぱり後ろがいいみたい……
夜門 由貴
ふふ…そっか!
「……瀬理香ちゃん、前と後ろ、どっちに乗りたい?」
星守 瀬理香 「ええと……それじゃあ、後ろにしようかな」
夜門 由貴
「わかった。俺が先に乗るね」
乗り込んで……
「はい、瀬理香ちゃん」
馬上から手を…?(?)
星守 瀬理香
「え……!」
「あ、ありがとう……!」
手を取って後ろに乗るよ……!
「……ふふ。由貴くん、王子様みたい」
きゅーっと繋いだ手を握ってはにかむ。
夜門 由貴
「お、王子様…!?
そうかな…」
手を握り返しながら照れている
「ふふ、落ちそうなときは服とか肩とか掴んで大丈夫だから」
星守 瀬理香
「うん。ちょっと暑いかもしれないけど……
こうしてて、いい?」
ぎゅっと肩を持って体を寄せる。
夜門 由貴
「もちろん、いいよ。………」
「……ちょっと照れちゃうね」
星守 瀬理香
「ふふ、うん……
でも、うれしい……」
KP 照れたように笑い合っていると、ピリピリピリ……とブザー音が鳴った後にゆっくりと回転が始まった。
夜門 由貴 「わ……動くみたい」
星守 瀬理香 「うん、出発だね……!」
KP
上下に移動しつつ、音楽に合わせてくるくると景色が移り変わっては回っていく。
子どもを外から撮影している親や、ベンチで楽しそうに会話をしているカップル、次にどこへ行くかを胸躍らせて決めている孫と老夫婦など
一様に遊園地を楽しんでいる人たちの姿を、ゆったりと眺めることができるだろう。
由貴くんは背中に瀬理香の体温を感じつつも
園内に撒かれているミストシャワーが風に乗って運ばれてくるようで、どこか爽やかな涼しさを覚えることだろう。
夜門 由貴
温かいけど……涼しい……
「いっぱい色んな人がいるね……」
星守 瀬理香
「そうだね、みんな楽しそう……。夏休みだもんね」
「そうだ……夏期講習は8月頭で終わるから、終わったらまたいっぱい遊ぼうね」
夜門 由貴
「ほんと!? やった!」
「もちろんいっぱい遊びたい!
海にも行きたいな!」
星守 瀬理香
「うん、海も行きたい!」
「この頃、前の時はあんまり行ってなかったよね……
今度水着を買いに行かなくちゃ」
「一緒に選びにも行こうね!」
夜門 由貴
「確かに……夏になる前に………」
「……水着かあ。……えっ、一緒に選ぶの?」
星守 瀬理香
「えっ? うん……?」
「由貴くんにどれが似合うか見てもらいたいな……」
夜門 由貴
「そ…そっか…??
俺で良ければ…、……??」
夜門 由貴
そういうのって見ちゃってもいいものなのかな…??
の顔してると思う
星守 瀬理香 当日のお楽しみに取っておきたいたいぷ……??
夜門 由貴
ん…? それもいいとは思うけど、それより… なんか…
いや、照れてるだけだよ
星守 瀬理香
「うん! お買い物デート……」
「えへ……なんだかすぐ、浮かれちゃうな……」
夜門 由貴
「お買い物デートか……。もちろんいいよ」
「どれくらい浮かれてもいいよ。
……大丈夫だよ」
星守 瀬理香
「うん……。ありがとう、由貴くん。
由貴くんと一緒だから、こうしていられるんだよね」
夜門 由貴
「……ううん、俺の方こそ…
瀬理香ちゃんと一緒だったから、今ここにいるんだ」
「すごく幸せだよ」
星守 瀬理香
「そっか……ふふ、ありがとう。
私も、とってもしあわせ……由貴くんと同じ気持ちなのも、うれしいよ」
ぎゅっとより一層近付いて、由貴くんの頬に頬を寄せる。
夜門 由貴
「……!」
驚いて硬直してから……ふと身体から力を抜いて寄り添う。
KP
廻るメリーゴーランドに寄り添って揺られながら
あなた達はこれまで一度過ごした日々と、これから過ごす二度目の……
しかし決して同じではない日々に、暫し思いを馳せる事だろう。
そうしていると、徐々にゆっくりと回転が遅くなり、やがて停止した。
星守 瀬理香
エンデビもメリーゴーランドやお土産屋さん、観覧車が出たね……。
思い出深い……
夜門 由貴 「………終わっちゃった」
星守 瀬理香 「うん……何だかあっという間だったね」
夜門 由貴 「うん。一瞬だった」
星守 瀬理香
「まだまだ乗っていたかったけど……
バスや電車の時間もあるし、もう少ししたら帰らないといけないね」
「お誕生日会に、主役が遅刻しちゃったら大変」
夜門 由貴
「あ。そうだった……夜になる前には帰らなくちゃだった…」
「名残惜しいけど……次で最後にする?
……観覧車」
星守 瀬理香 「うん。最後にお待ちかね! 観覧車に乗って帰ろう」
夜門 由貴
「はーい!」
先に降りて瀬理香ちゃんを降ろしてから……観覧車に一緒に向かう?
KP
瀬理香は由貴くんの手を借りながら馬から降りると
より一層楽しそうにあなたと手を繋いで、観覧車へ向かうだろう。
といったところで、二日目はセーブといたしましょうか。
本日も長時間お疲れ様でした。
夜門 由貴 お疲れさまでした……! 観覧車……一体何が……
星守 瀬理香
スーメアみたいなことは起きない……よ……!(カンペ)
でも永遠にデートしちゃうから……
夜門 由貴
今日もサービス要素が一杯だったね……
PLの心はちょくちょく刺されてるし……
ふふ、かんぺみてる…
星守 瀬理香
えへへ……色んなことを思い出したりイメージしたり……楽しかったね!
本当にお気に入りの遊園地になっちゃった。
夜門 由貴 うん……! またぜひ、来たいね…
193 どうして…どうして実在しない……(ギリギリギリ…
夜門 由貴 おっと…(かくしかくし…
けみかる
集団(PLとしては二人)幻覚を見るしかないですね……
かくされちゃった
193
にゃーん…
幻覚…… せめて幻覚を具現化する<力>さえあれば…!
けみかる
へへ、だいぶ大規模な力が必要ですね……!
覇権目指さなくちゃ……
193
いつかいぐけみランドを開演させるために…!?
ふふふ…
夜門 由貴
それじゃあ……今日も遅くまで、本当にありがとうございました。
また…明日も! よろしくお願いいたします!
星守 瀬理香
こちらこそ遅くまでありがとうございました!
明日も! お昼からですね、よろしくお願いいたします!
それでは……しばしゆっくり休む事ができますように。
おやすみなさい、由貴くん、藺草さん。
夜門 由貴
はーい! お昼から…!! わぁい!
それじゃあ、今日はおやすみなさい…!
瀬理香ちゃん、けみかえるさん……!
星守 瀬理香 今日は観覧車に乗るよ!
星守 瀬理香 ぱっ!
夜門 由貴 ぷは!
星守 瀬理香 泳いできたのかな? 今日は暑いもんね(?)
夜門 由貴 うん……学校のプール…? で…?
星守 瀬理香 中学も夏休み開放されてるのかな……(わやわや……
夜門 由貴 されてるといいな~ ふふ、部活の子が使ってそうでもあるけど
星守 瀬理香
そっか、水泳部……!
夏は練習の時期だもんね
夜門 由貴
そうだね……温水プールを借りに行かなくてもいい時期みたい
でも夏休みプールに入ってる姿を見ると……一瞬……水泳部に入っても良かったな~と思うかな…
CCB<=25 【水泳】 (1D100<=25) > 9 > 成功
星守 瀬理香 !!すごい!!
夜門 由貴 !!! およげた…
星守 瀬理香 とっても上手……! かっこいい……!
夜門 由貴 えへへ……100mまでなら泳げる…かな!
193 下手くそな平泳ぎで100m泳いだ中の人の記憶の蓋が開くーー
けみかる 小学校~高校までプールだけは万年補習だった日々──
193 にゃんと…… 放課後とかにあるからやんですね…補習は…
けみかる
ですね……ミュン……
お水ちゃぽちゃぽは好きなのに……
193
水にただふわふわ浮くだけの時間がほしい……
皆で回って流れるプールにしたい…
けみかる 洗濯機はテンションあがりますよね……突然一斉に向き変えて逆らうのとか……
193
ふふ、逆らう……! たのしかったですね……
のすたるじぃ…
星守 瀬理香
ぐるぐるっ……! (ピーッ)
わ、わぁ~~! 流れが!
夜門 由貴
わーっ! ざばざばざば……(泳ぎながら抵抗する
CCB<=25 【水泳】 (1D100<=25) > 89 > 失敗
スーーーーッ(流される
星守 瀬理香
ふふ、泳ぎ関係ある……??
CCB<=25 【水泳】?? (1D100<=25) > 89 > 失敗
あっなかよしだ!
スイーーッ……
夜門 由貴 ふふ……おそろいだったね
星守 瀬理香
よし……出目が良かったり高かったりしたけど、本編ではどうかな?
今日もゆるゆる始めて行くね!
よろしくお願いします!
夜門 由貴
いい出目がいいなあ……
うん! 今日もよろしくおねがいします…!
KP
Unrebirthday 三日目昼の部
再開いたします。
前回は美味しいお昼ごはんを食べたり
お化け屋敷やウォーターシュート、メリーゴーランドを楽しみましたね。
夜には由貴くんのお誕生会があるので、観覧車に乗って帰ることになります。
夜門 由貴 はい! 観覧車… 楽しみ…
KP
観覧車の順番待ちの列に並び、いよいよ次のゴンドラに乗るという時。
あなたの手を引いて意気揚々と少し先を歩く瀬理香が振り向いて、いたずらっぽく微笑む。
星守 瀬理香
「ここから先は、まだ秘密」
「上の方に着くまで、目を瞑っていてくれるかな?
私がしっかり手を握っているから」
夜門 由貴
「……? う、うん…… ??
わかったよ」
……目を瞑る……?
星守 瀬理香 「ありがとう。それじゃあゆっくり歩いてね……」
KP
由貴くんは瀬理香の手を再度しっかり握って、彼女の導くままに歩みを進める。
目を閉じた世界に、自分がどこに居るのか少し、わからなくなる。
それでも、不安に思う事は一切なかった。
彼女の手が、優しく掬うようにあなたの手を包んでいたからだ。
夜門 由貴
「………」
嬉しくてギュッと握り返す
星守 瀬理香 「椅子はここ。ゆっくり座ってね」
夜門 由貴
「……! うん、ありがとう」
促されるままに、椅子に座るよ
KP
【シーン4】
ゴンドラがカタカタと小さく音を立てて、上昇していく感覚を体に受ける。
目を閉じているからか、尚更強く感じることだろう。
夜門 由貴
「……まだ?」
楽しそうに聞いてみる
星守 瀬理香
「ふふ、そろそろ良いかな……。
どうぞ、ゆっくり目を開けて」
KP 瀬理香は乗降口とは反対側の窓側に由貴くんの体を向けながら、そっと肩に触れた。
夜門 由貴
「……うん」
肩に触れられてから、ちょっとずつ目を開ける
KP
瀬理香の声に、ゆっくりと眸を開く。
先の見えなかった暗闇の中に、徐々に光が差し込んできた。
眼下に広がっていたのは、一面のひまわり畑だ。
わずかに夕陽に色づき始めた眩むような青の空の下
鮮やかに輝く金の花々が風に吹かれながら、二人を見上げている。
目の前の彼女が、光を背に少し気恥ずかしそうに微笑んだ。
星守 瀬理香
「この景色を、由貴くんに一番見せたかったの」
「これもお誕生日プレゼントだよ、……なんて。
本当のプレゼントは、パーティーの時に渡すね」
夜門 由貴
「……!! 瀬理香……ちゃん……」
「すごく、綺麗だ……」
夜門 由貴 ひまわり畑も、瀬理香ちゃんも…
星守 瀬理香
「えへへ、良かった。それじゃあ改めて……」
「お誕生日おめでとう、由貴くん!」
夜門 由貴
「ありがとう、瀬理香ちゃん……
とっても…とっても素敵な誕生日になったよ」
「なんて…まだ早いかな…」
星守 瀬理香
「ふふ、そうだね。まだまだお誕生日のお祝いは続くけど……
めいっぱい楽しんでもらえて、一緒に楽しむことができて良かった」
「氷に閉ざされた世界では、きっと一生見られなかった景色……」
「また由貴くんと、こうやって見ることができて本当に嬉しい」
夜門 由貴
「うん……俺も、こんな景色を、瀬理香ちゃんと見られるなんて……
思っても見なかった」
「ありがとう、瀬理香ちゃん……
俺を、ここまで連れてきてくれて」
「いま、本当に幸せだよ」
星守 瀬理香
「うん、私も幸せだよ。きっと由貴くんなら喜んでくれるかなとは思ってたけど
こんなに幸せな気持ちになれるなんて……私も思ってなかった」
夜門 由貴
「ほんと? 瀬理香ちゃんも一緒にそう思ってくれてるなら……
すごくうれしいな」
「……このお花畑の噂を聞いて、ここに来たいって言ってくれたの?」
隣りに座ってる? 手をつなげる…?
星守 瀬理香
「うん。そうなの。季節のお花が咲いてるって聞いて……ここでお祝いできたらなって思ったの」
由貴くんに景色が見えやすいように、隣の乗降口側に座ってるかな。
手を繋がれたら嬉しそうに握り返すよ。
夜門 由貴
「季節のお花……そっか。
じゃあ、いつきても綺麗な花が見られるんだね」
きゅ……と握って嬉しそうに笑ってる。
「何回も言ってるけどさ…… また、絶対来ようね」
「冬も…… 秋でも、春でも……
来年も、その先も」
星守 瀬理香 「! うん……! …………」
KP
【シーン5】
ゴンドラは一番高いところへ差し掛かろうとしていた。
ふと、瀬理香が由貴くんの手を握ったまま、真剣な顔をして向き直る。
少し照れ臭そうにあなたの方を見て口を開いた。
星守 瀬理香
「……あのね、由貴くん。お誕生日だから、って訳じゃないんだけど」
「私が覚えてるこれからの4年間も
由貴くんと一緒だったけどきっと道筋は違うその先の10年間も、もっともっと先も……」
「ずっと、私と一緒に居てくれる?」
「なんだか、……確かめたくなっちゃって……」
夜門 由貴 「……!! せ、瀬理香ちゃん……」
KP 瀬理香は頬を染めつつも少し不安げに、由貴くんの様子をうかがっている。
夜門 由貴
「うん、もちろん…… ずっと……ずっと一緒だよ」
「瀬理香ちゃん、キミと過ごしたあの十年間は……寂しかったけど……
でもキミがいてくれて……だから生きてこられたと思うんだ」
「……もし、世界が元通りになったら、キミが……帰ってきてくれたら
そうやって夢想してた……」
「これから先の未来で、キミとそんな日々が過ごせるんだって分かったとき、
俺は……すごく嬉しくてさ……」
「……プロポーズにはまだ、何もかも足りないけど……
俺の方からお願いするよ」
「瀬理香ちゃん、こんな俺だけど……
俺の出来る限りで瀬理香ちゃんのこと、幸せにしたいから」
「ずっと一緒に……生きてください」
星守 瀬理香 「! 由貴くん……」
夜門 由貴
「……へへ、ちゃんとしたやつは……
もう少し大きくなってから…で……」
星守 瀬理香
「……ふふ、うん。待ってる」
「私も由貴くんとずっと一緒に生きたい。
色んなところに行って、色んなことをして、同じ景色を一緒に見て……色んなことを分かち合いたい」
「……ありがとう、由貴くん。何だか私の方がプレゼントをもらっちゃった気分だね。
これから先も、よろしく。ずっと、ずっとね」
夜門 由貴
「大げさだな…?
うん、よろしく」
KP
二人を祝福するように瞬く世界の頂上で、しばらくそうやって笑い合っていた。
やがて、ゆるい風の温度が少しだけ下がった頃に、あなた達は遊園地を後にすることになる。
シャトルバスと電車を乗り継いで、二人で仲良く夜門家へ帰るだろう。
ご馳走の良い匂いが、家の外からもほのかに漂ってくる。
夜門 由貴
「今日は楽しかった……あっ!
この匂い! 母さんの料理だ…!」
星守 瀬理香 「いい匂い! いっぱい遊んだから、お腹すいたね」
夜門 由貴
「うん、思う存分食べられるよ…!」
「瀬理香ちゃんの分まで食べちゃうかも…?」
星守 瀬理香
「もう……由貴くんのいじわる」
言いつつもにこにこ笑っている。
夜門 由貴
「……なんてね、冗談だよ。
きょうの母さんの料理、きっといつにもまして美味しいはずだからさ。
たくさん食べていってね」
星守 瀬理香
「ふふ、ありがとう! お祝いする側だけど、お料理とっても楽しみにしてたの。
いっぱい食べようね」
「それじゃ、お邪魔します……!」
夜門 由貴
「うん、いらっしゃい。
かあさーん、ただいまー!」
KP
【夜門家】
由貴くんが瀬理香と共に家に帰れば、夜門家のご家族だけでなく、既に星守家の瀬理香の両親の姿もそこにあった。
皆あたたかく二人の帰宅を出迎えてくれる。
夜門 由貴
「あっ、瀬理香ちゃんのお父さんとお母さん!
今日は来てくれてありがとうございます…!」
星守 瀬理香 「ただいまお父さん、お母さん! もう来てたんだ、早いね」
星守母
「おかえりなさい、由貴くん、瀬理香。
こちらこそご招待ありがとう」
星守父
「遊園地は……その様子だと楽しかったようだな。
もうすぐご飯ができるみたいだ」
夜門 由貴
「いえ。
いつもお世話になってるし……来てもらえてうれしいです」
「!! 台所の方見てきます!」
夜門 由貴 見てきます! とはいったが俺は行かないほうがいいのでは…(正気
星守 瀬理香 ふふ、はしゃいでてかわいい!
星守 瀬理香 「由貴くん、手洗ってから一緒に行こ!」
夜門 由貴 「そうだった……先に手を洗わないとね」
星守 瀬理香
「ふふ。楽しみすぎて忘れちゃいそうになるよね。
……洗面所お借りします!」
星守母 由貴くん、中学生になってから随分大人っぽくなったわよね。
星守父 そうだな。瀬理香とも相変わらず仲良しで……いいことだ。
夜門母
「ああ、どうぞ。
石鹸つけてよく洗うのよ」
星守 瀬理香
「はい!」
しっかり泡立てて洗おう
夜門 由貴 「んー!」
KP
手を洗ってダイニングルームへ向かえば、既にいくつかの料理はテーブルの上に並べられていた。
どれも由貴くんの好物ばかりである。
夜門 由貴 「……! お肉にお魚だ!」
星守 瀬理香
「すごい……! 今年も豪華だね……!」
目をきらきらさせて眺めている。
夜門 由貴
「うん!
梅しそ巻きもある……母さんありがとう!」
夜門母 「どういたしまして」
星守 瀬理香 梅しそ巻き!
夜門 由貴 たぶん……好き! っぽいね
星守 瀬理香
私も梅好きだから食べられる!(ややこしい)
やったーっ
トーコ
「おや、料理なら私も手伝ったけど?
なにか言うことはないのかな?」
夜門 由貴
「……む……、あ、ありがとう。
姉さん……」
夜門 由貴
やった~!! 一緒に食べられるからたくさん用意してくれたのかもね…!!
ササミとかアジ(?)とか……いっぱいあるよ!
星守 瀬理香
「ふふ……って、とーこもお手伝いしたの!? すごい!
とーこが作ったのどれ? 私も食べたい!」
星守 瀬理香 やった、アジ……!(もきゅ、もきゅ……
トーコ
「ふふふ……私はシチューパイだよ。
上手く焼けたやつを瀬理香と……しょうがないから由貴にもあげようかな」
星守 瀬理香
「わあ……上手だねとーこ……!
お店のみたい……! 崩すのがもったいないくらいだけど……ありがたくいただくね」
トーコ 「うん、どうぞ召し上がれ」
夜門 由貴
「……ふーん……」
すねたような照れたような顔でパイの部分をつついている
星守 瀬理香 かわいい……すねてるほっぺをつんつんしたい(?)
夜門 由貴
な、なん……?
ぐぬ……(プスー
KP
食卓の準備が整うと、ついに誕生日会が始まった。
ダイニングテーブルを並べて、いつもより大人数で、由貴くんのお母さんやトーコさんが腕によりをかけた料理を囲む。
夜門 由貴
「あ! 俺そっちのが食べたい!
残しといてね」
トーコ
「そんなすぐになくなったりしないよ。
ゆっくり味わって食べなさい」
星守 瀬理香 「ふふ、由貴くんが好きなのを食べてね」
夜門 由貴
「わかってるけどさ……
うん、瀬理香ちゃん。ありがとう!」
KP
夏野菜を中心にほっくりと蒸した温野菜のサラダ
ササミや薄切りのアジで梅肉としそを巻いてぱりっと焼いた梅しそ巻き
ブラックペッパーのきいた自家製のローストビーフ。
甘いコーンスープは鍋いっぱいに入っており、頼めば注いでもらえるだろう。
シチューパイのぱりぱりのパイ生地の中には、トーコさんお手製のホワイトシチューがとろりと入っている。
夜門 由貴 きょうのめしてろ……
星守 瀬理香 おいしいね……(幻覚)
夜門 由貴 うん、おいしい!!
夜門 由貴
めいいっぱい、可能な限り食べるよ。
御飯と一緒に…!
星守 瀬理香
ちょっとずつお皿に取って全種類食べるよ。
ぱくぱく……
「ん~、由貴くんのお母さんが作るアジの梅しそ巻き、やっぱり美味しい……!
さっぱりしてて、ぱくぱく食べられちゃいますね」
夜門母
「ふふ……そう?
瀬理香ちゃんに食べてもらえると思って作ったところもあるから……
いっぱい食べてもらえてうれしいわ」
夜門 由貴 「俺はササミの方も好きだよ」
夜門母
「知ってるわよ。
だからいっぱい作ったでしょ~?
お腹壊さない程度に、いっぱい食べなさい」
星守 瀬理香 かわいい……由貴くんとご家族のやりとり……にこ……
夜門 由貴
ふふ……
なんか俺、子供っぽいな……
星守 瀬理香
「とーこのシチューパイも食べちゃお……。こうして、っと……」
さくさく……ぱくっ
トーコ 「ふふ……どうかな…?」わくわく反応を待っている
星守 瀬理香
「! !! おいしい、おいしいよとーこ!
さくさくパイ生地のバターの味と、具が煮溶けたとろとろのシチューがよく合う~!」
トーコ
「でしょう? 瀬理香は美味しそうに感想言ってくれるから、作りがいがあるよ。
ね~、母さん」
夜門母 「ね~、トーコ」
星守 瀬理香 とーこ……由貴くんのお母さん……(ほろ……
夜門 由貴
「………」おんなじようにシチューパイをもぐ……
「………!」
もぐ…もぐ……ぱくぱくぱく
夜門 由貴 ふふ……何かの記憶が刺激されてる…
星守 瀬理香
(無言でぱくぱく食べてる……)
「……おいしいね、由貴くん!」
一通り食べるのが落ち着くまで待って、声を掛ける
夜門 由貴 「……うん、美味しい!」
トーコ
「ふーん? そう?
それはよかったわ?」
ちょっとつーんとしつつも嬉しそうにしている
KP
食事の後は、テーブルの上にバースデーケーキが置かれる。
バースデーソングを歌ってもらってロウソクの火を吹き消したり、ご家族からプレゼントをもらったりするだろう。
夜門 由貴
「あっ、いちごだ……!」
「ふーーー…っ!」?
夜門家&星守家 「おめでとう!」
夜門 由貴 「ありがとう…!」
星守 瀬理香 「じゃあ、私も由貴くんにプレゼント!」
夜門 由貴
「……! 瀬理香ちゃん……ぷ、プレゼント……?」
そわ…そわ……
KP 瀬理香は赤いリボンのついたシックな紙の包装に入ったプレゼントを渡してくれるだろう。
夜門 由貴 「……!! 開けてみていい?」
星守 瀬理香 「うん、どうぞ!」
夜門 由貴 それじゃあ…逸る気持ちを抑えて丁寧に開ける…!
KP 包みを開けると、カバンにも付けられる明るい茶色のレザーマルチキーケースが入っていた。
夜門 由貴
「……! 鍵が付けられるやつだ!」
「ありがとう、瀬理香ちゃん!
家の鍵とか……自転車の鍵とかつけるよ!」
いいながらかばんの方に行って今すぐ鍵をつける
星守 瀬理香
「そう、色んなカギがバラバラにならないから良いかなって……
わ、早い……!」
夜門 由貴 「ふふ……早速今日から使ってみる!」
星守 瀬理香
「うん!
キーホルダーもつけられるから、今日買ったのと一緒につけて、使ってくれたら嬉しいな」
夜門 由貴
「キーホルダー…! そうだね、一緒につけて使うよ」
「ありがとう……誕生日だからかもだけど……今日はいっぱいもらってるな……
次の瀬理香ちゃんの誕生日は楽しみにしててね」
星守 瀬理香 「えへへ、ありがとう……毎年楽しみだけど、今年も楽しみにしてるね!」
KP
この後も由貴くんは、切り分けたケーキを食べつつしばらくご家族たちと談笑したり
皆でできるトランプゲームをして盛り上がったりしながら、夜を過ごすことだろう。
夜門 由貴
トランプゲーム……ふふ、確かに…
いっぱいいるもんな…
星守 瀬理香 なんとなく、集まったらやるいめーじ……
KP
夜も更けてきた頃、一通り片付いた段階で瀬理香の両親は瀬理香を預けて帰宅した。
由貴くんたちは順番にお風呂に入り、歯を磨いて、就寝の準備をする。
星守 瀬理香 「今日は一日中、ずっと楽しかったね」
夜門 由貴
「うん。ずっと楽しかった」
「お昼におでかけに誘ってくれてありがとう、瀬理香ちゃん」
星守 瀬理香 「どういたしまして。こちらこそ一緒にお出かけしてくれてありがとう、由貴くん」
夜門 由貴
「うん」
「へへ……ちょっと日に焼けちゃったな……」
星守 瀬理香
「ふふ、外にいる時間長かったもんね。
ちょっとくらいなら夏休みっぽくて、いいね」
夜門 由貴
「そうだね、瀬理香ちゃんは大丈夫?
日焼け止め塗ってるから大丈夫か」
星守 瀬理香
「うん、大丈夫だよ。
化粧水も持ってきてるから……そうだ、由貴くんも塗っておいた方がいいかもね」
ぽよぽよ……ぺたぺた……?
夜門 由貴
「わ、つめた……
ありがとう!」
「化粧水ってなんだか不思議な匂いがするよね……」
すんすん
星守 瀬理香
「ふふ。植物エキスとか、いろいろ入ってるからかな……?
お母さんが使ってるのは、またちょっと匂いが違うし……」
一緒にすんすん……
夜門 由貴
「シャンプーの匂いもおんなじだし……今日は全部お揃いだね」
塗り終わってからギューッと抱きつく…?
星守 瀬理香
「わひゃ、……うん! シャンプーもボディソープも、お揃い……!」
受け止めてぎゅっと抱き締め返す
夜門 由貴
「ふふ……楽しかったけど……
今日はもう眠たくなってきちゃったね」
お布団に倒れながら…?
星守 瀬理香
「うん……いっぱい遊んだから……」
一緒に倒れながら、すりすり……
星守 瀬理香 全部おんなじだけど、由貴くんの匂いもちゃんとして、落ち着くなあ……
星守 瀬理香 「明日も起きたら、また遊ぼうね」
夜門 由貴
「……ふふ、くすぐったい……
うん、一緒に遊ぼう」
「お出かけしてもいいし……ゲームもあるし……
だらだらしても、他のことでもいいし……」
頭を寄せて、ぎゅー……
「ふぁ…… ……」
星守 瀬理香
「うん、…… あ……」
「……おやすみなさい、ゆきくん……」
頭をそっと撫でてから、タオルケットを足で引き寄せて一緒にくるまる。
夜門 由貴
「……ん……」
こくん……と最後にうなずいてから……
それ以降、返事がなくなる。
KP
【シーン6】
あなたは、眠りについた。
自身の穏やかな心臓の音だけが耳元に聞こえるくらいの静けさの中で。
誕生日という特別な日の幸せな思い出を反芻しながら
傍のゆるやかな心臓の音に耳を澄ましていれば、いつの間にやら眠りの世界へ引きずり込まれていた。
夜門 由貴 はじまった… ぷるぷる…
KP
綿を目いっぱいにつめたような寝床の柔らかな感触が、頬を擦る。
その感触は、さながら母の腹の中のよう。
蹲るあなたをすべてが守ってくれている気さえした、優しいくらやみ。
誰にも侵されることのないような空間で、とろとろと微睡んでは
そのあたたかさにまた深く意識を底に沈めて、深く深く眠っていった。
…
……
…………
KP
※母親の胎内を意識した入眠描写です。
ここから夢ループが始まります。
KP
…
……
…………
【シーン7】
KP Re シーン2:7月30日 朝
KP
翌日。
目蓋に差し込む朝日に目を覚ます。
夜門 由貴
「……ん…」
「ふぁ……朝だ……」
瀬理香ちゃんは……まだ寝てる?
KP 一緒に眠っていたはずの瀬理香の姿はない。
夜門 由貴
はえ……
「瀬理香ちゃん……もう目が覚めたのかな……?」
「今日は早起きだなあ……」
何となく時計を見てみる…?
KP
スマートフォンで日付と時刻をみれば───
7月30日。
今日は、あなたの14歳の誕生日だ。
誰もに訪れる、1年に1回の記念日。
どんな日よりもあなたの誕生を尊く想い、祝福する1日だ。
夜門 由貴 「……?」
夜門 由貴 ドウシテ…?
KP
特別な日だからだろうか、どこか自室は輝いて見える。
スマートフォンを見ると、0時ぴったりに来た瀬理香からのメッセージを筆頭に
あなたの友人や知り合いから誕生日を祝うメッセージが来ているだろう。
───と、一方であなたはすぐに違和感を覚える。
この言葉は、この光景は、そっくり昨日見たままと同じままだ。
SANc 1/1d4
夜門 由貴 CCB<=62 【SANチェック】 (1D100<=62) > 59 > 成功
system [ 夜門 由貴 ] SAN : 62 → 61
KP
【探索可能箇所】
・由貴くんの部屋
・スマートフォン
夜門 由貴
「……あ、あれ?
誕生日は昨日、終わったはずじゃ…」
……そのまま、スマートフォンを見てみるよ。
昨日と全くおんなじ…?
KP
■スマートフォン
あなたのスマートフォンだ。
時刻は、7月30日の朝を示しており、別におかしい所はない。
昨日と全く同じように、友人や知人から誕生日を祝うメッセージがきている。
覚えている限り、全て同じ文言だと気付いて良いだろう。
スマートフォンを眺めていると、ちょうどニュースアプリの通知が入ってくる。
夜門 由貴
通知…?
目が行くかな…
KP 通知の見出しには、「■■市、女性の流産、相次ぐ」と書かれていた。
夜門 由貴
「■■市…?」
「………あ、思い出した。
あの時のバスの……」
「大丈夫かな…… って違う違う……」
と思いつつも、見てしまう…?
夜門 由貴
どうして……赤崎さん…?
どうして…
KP
☆■■市、女性の流産、相次ぐ
■■市に住む女性の流産が異常数であると噂になっている。
その多くが妊娠から9ヵ月、予定より早い出産であった。
子宮の中でいつの間にか死んでしまっていたり
ようやく産みおとしたと思えば、赤子ではなく、血塗れの何かだったなど、奇妙な現象が多発しているという。
■■市は、未知の疫病の危険性も含めて、調査中であると述べている。
夜門 由貴 「………」
KP 【アイデア】+20をどうぞ。
夜門 由貴 CCB<=65+20 【アイデア】 (1D100<=85) > 9 > スペシャル
KP
先月出会った、赤崎の言っていた出産予定日は8月30日。
9ヶ月での出産が相次いでいるということになると、7月30日に生まれる可能性があるのではないか?
と由貴くんは考えるだろう。
スマートフォンの情報は以上です。
夜門 由貴
了解です。
「……赤崎さん、大丈夫かな……
いや、俺に心配されてもって感じかもだけど…」
今度あの病院の近くまで行ってみようかな……
と思いつつ、お部屋の中も探索してみます。昨日もらったプレゼントとか……
なさそう…
KP
■由貴くんの部屋
いつもと変わらないあなたの部屋だ。
瀬理香からもらってカバンにつけた筈のキーケースも勿論ない。
そして由貴くんはなんとなく、ベッドのサイドテーブルにある本が目につく。
他の場所をみようとしても、注意がそちらに引っ張られているようで、その本が気にかかる。
【アイデア】をどうぞ。
夜門 由貴 CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 10 > スペシャル
KP
そういえば以前読んだことがある本だなと思う。
しかし、こんな所に置いた覚えはなかった。
KP
※誕生日ループは由貴くんの夢の為、由貴くんの知っていることしか出てきません。
アイデアはそれを示唆する情報です。
夜門 由貴
「この本……なんだろう。
こんなところに置いたっけ?」
気になるので読んでみよう。
KP
☆夢についての一説
精神科医のジークムント・フロイトは、夢は願望の現れであるとした。
夢において願望は、様々なものに形を変えて現れる。
その願望を夢に見て、幻覚として満たすことによって、我々は精神の健康を保っているというのだ。
夜門 由貴
「……夢……?」
……ほっぺたをつねってみる…?
KP 頬をつねると痛い。少し目が覚めた。
夜門 由貴 「夢じゃない……か…」
夜門 由貴 なんでだろう。ずっとずーっといっしょ、って言ったからかな…?
夜門 由貴 ……ひとまず、昨日と同じように瀬理香ちゃんにお返事を返してから、準備を…する……?
KP
あなたが部屋を調べ終え、準備を終えたところで、家のチャイムが鳴る。
瀬理香が来たのだろう。
夜門 由貴
「あ……瀬理香ちゃん、かな…?」
瀬理香ちゃん、昨日のこと覚えてるかな……
少し不安に思いながら会いに行くよ
「お……おはよう。瀬理香ちゃん…?」
KP 玄関を開けると、嬉しそうな瀬理香が待ち構えている。
星守 瀬理香
「おはよう、由貴くん。
お誕生日、おめでとう!」
KP
その服装はいつにも増して、やけに気合いを入れているということがよくわかる。
あなたの誕生日だから、浮かれているのだろう。
夜門 由貴 「……ありがとう、瀬理香ちゃん」
星守 瀬理香 「えへへ……約束通り、朝一番で来ちゃった」
夜門 由貴
「うん。早かったね…!」
「……瀬理香ちゃん、昨日のこと……覚えてる?」
星守 瀬理香
「昨日……? うん、もちろん覚えてるよ」
「昨日は塾の夏期講習へ行って、帰りに由貴くんに電話したよね」
「ちゃんと覚えてるよ!
夜一緒には過ごせなくて残念だったけど、約束したもん」
夜門 由貴
「ん……うん、そっか!」
「……実はさ、楽しみすぎて……
昨日、遊園地に行った夢、見ちゃったみたいなんだ」
星守 瀬理香 「え、夢でもう遊園地に行っちゃったの?」
夜門 由貴
「うん、そう。
ジェットコースターに乗ったり……お化け屋敷にいったり…」
「だから今日は……なんだか不思議な気分」
「瀬理香ちゃんにもう一回、お祝いしてもらえるんだね」
星守 瀬理香
「疲れちゃってたからか、流石に夢は見なかったなあ……。
うん、でもそう、大丈夫だよ。何回でもお祝いするから!」
KP
昨日と同じ様子の瀬理香だ。
彼女に【目星】を振ることができる。
夜門 由貴
「……そっか。……うん、ありがとう」
CCB<=84 【目星】 (1D100<=84) > 60 > 成功
星守 瀬理香 出目が安定してる! いい感じ
夜門 由貴
ふふ……そうだね……
何が…何が起きるの……
KP では由貴くんはふと、瀬理香のスカートのポケットに一枚のカードが入っている事に気が付く。
夜門 由貴 ……?
KP 昨日はこんなものはなかったはずだ。
夜門 由貴
落ちそう……?
「瀬理香ちゃん、そのポケットのカード……どうしたの?」
星守 瀬理香 「え……? あれ、何だろうこれ……」
KP 瀬理香は首を傾げながらカードを取り出す。
星守 瀬理香
「お誕生日のメッセージカード……?
でもこんなの、書いた覚えないし入れた覚えもないや……」
夜門 由貴 「メッセージカード……俺宛…?」
星守 瀬理香
「どうなんだろう、宛名は特には、……!」
カードをペラペラしながら、裏面を見てはっと息を吞む。
夜門 由貴
「……?」
一緒に見る…? 見られる…?
KP 瀬理香は表情を曇らせているが、覗き込めば見る事ができるだろう。
KP
☆メッセージカード
「Happy Birthday」と表面に書かれたメッセージカード。
裏を見れば、赤い乱雑な文字で
「生まれなければ、つらいこともないはずだ」と書かれている。
KP 何かを訴えるような悲痛さにSANc1/1d2
夜門 由貴 CCB<=61 【SANチェック】 (1D100<=61) > 8 > スペシャル
system [ 夜門 由貴 ] SAN : 61 → 60
夜門 由貴 「……? これ…?」
星守 瀬理香 CCB<=84 【SANチェック】 (1D100<=84) > 78 > 成功
system [ 星守 瀬理香 ] SAN : 84 → 83
星守 瀬理香 「なに、これ……」
夜門 由貴
「誰かのいたずら……なのかな」
「……捨てておくよ、貸して」
星守 瀬理香
「う、うん……何だか気味が悪い……。
ごめんね、ありがとう……」
夜門 由貴
「ううん、大丈夫」
……メッセージカードに他に不審な点はある…?
KP
小さいメッセージカードなので、ほかには何か書かれている様子はない。
また、筆跡も知っている人のものではないと分かるだろう。
普通に捨てることができる。
夜門 由貴
捨ててもいいやつなのかな……と思いつつ……
棄てるか…
星守 瀬理香
「なんだかいきなり変な感じになっちゃったけど、準備してくれてるみたいだし早速行こうか!」
「由貴くんのお父さんお母さんに、一応ご挨拶して行くね」
夜門 由貴
「う……うん。
わかった…」
KP 瀬理香は由貴くんのご両親と、昨日とまったく同じ挨拶を交わす。
星守 瀬理香 SCCB<=68 【由貴くんの心理学】 (1D100<=68) > 4 > 決定的成功/スペシャル
夜門 由貴 えっ…
KP
由貴くんが瀬理香の様子をうかがっていると、彼女の言動に違和感はまったくない事に気付く。
瀬理香の言動全てが、彼女ならそうするだろうと思う事ばかりだ。
今日も、純粋にあなたの誕生日を祝おうとしている様子だ。
そして由貴くんはクリチケをどうぞ。
夜門 由貴 ど…???
星守 瀬理香 心理学クリティカルだよ……! すごーい!!
system [ 夜門 由貴 ] CT : 0 → 1
夜門 由貴
ほあ…やっったーー!?
愛か…
星守 瀬理香 私のことなんでもわかっちゃうね
夜門 由貴 だといいなあ…
星守 瀬理香 愛だね……(ぽわぽわ……
KP
※瀬理香のRPについて
基本的に誕生日当日同様、由貴くんの誕生日を純粋に祝おうとしている瀬理香を演出してください。
いつも通りの瀬理香です。
由貴くんは不可解な現象で不安で話をするどころではないかもしれませんが
瀬理香としては由貴くん、誕生日なんだから楽しまなくちゃといった風にRPすると多分ちょっと怖いです。
また、この誕生日ループはあくまで由貴くんの夢であり、瀬理香自身も由貴くんが作り出した夢の一部です。
ですので、RPの指針として、瀬理香は由貴くんの知っている事しか話さない、ようにすると良いかもしれません。
瀬理香自身の事で、由貴くんに何かを質問されても、それが由貴くんの知らない事なら濁します。
カードや本の情報については尋ねても特に何も知りません。
夜門 由貴
どうしてだろう……なんで昨日と全くおんなじ…夢?
を見てるのかわからないけど…
もう一日、幸せな夢が見られるのはいいこと……?
……でも、あの手紙……
星守 瀬理香
「お待たせ、由貴くん! あ……」
「……さっきのカード、気にしなくて大丈夫だよ……?」
夜門 由貴 「……? ん、ありがとう」
星守 瀬理香 「ね? 折角のお誕生日なんだから、楽しまなくっちゃ」
夜門 由貴
「うん……そうだね」
「あのカード……どうやって瀬理香ちゃんのポケットに入ったんだろうね」
「朝……誰かにあったりした…?」
星守 瀬理香
「ううん。お父さんお母さんや近所の人にご挨拶した以外は、誰とも。
カードを入れられる程、近付いた人はいなかったかなあ」
夜門 由貴
「そっか……」
「……あの……さ、一ヶ月前のこと、覚えてる?」
「帰り道に妊婦さん助けたこと」
星守 瀬理香 「うん、もちろん。赤崎さんだよね」
夜門 由貴 「そう……」
星守 瀬理香 「? 赤崎さんが、どうかしたの……?」
夜門 由貴
「いや……うーん……
朝、ニュースを見たんだけど…」
「■■市の…」
「赤ちゃんが9ヶ月で出てきちゃうってやつ」
星守 瀬理香 「きゅうかげつ……早産だね」
夜門 由貴
「うん」
「赤崎さん、8/30が予定日だって言ってたけど……
………」
「それに、朝のあのカード……」
「…………か、考えすぎかな?
なんか心配になっちゃって」
「俺が心配してもどうしようもないのにね…」
星守 瀬理香 「そ、そんな……」
夜門 由貴 自分の誕生日の朝にめちゃくちゃ不吉な話をしてくる男になってしまった…
星守 瀬理香 ふふ。優しいね、由貴くん……
夜門 由貴 そうかな……?!?!
星守 瀬理香
「確かに心配だね……。
でも、こればっかりは無事に生まれることを祈るしかできないや……」
夜門 由貴
「そう……だよね」
「ごめん、朝から変な話しちゃった…」
星守 瀬理香
「ううん! 全然いいの!
ニュース見てすぐ赤崎さんの事思い出すなんて、やっぱり由貴くんは優しいね」
夜門 由貴
「そうかな……いや、でも……今日はデートだもんね」
「ごめん、早速出かけようか」
星守 瀬理香 「うん!」
KP
瀬理香は上機嫌で由貴くんの手を取って、最寄駅まで歩き出す。
電車で数駅通過した後、降りた駅から出ているという遊園地行きのシャトルバスに乗り込んだ。
車窓から見える光に照らされた見慣れない街並みは、輝いているはずなのに既視感からかどことなく霞んでしまう気がする。
二人の間で流れていく他愛のないやり取りも、どこか無味簡素に感じてしまうのも、二度目だからなのだろうか。
星守 瀬理香 「天気予報でもばっちり晴れだったけど、お天気が良くて本当に良かった」
夜門 由貴
「うん、ほんとに……
ちょっと暑いけど、青空見えてるほうがわくわくするもんね」
夜門 由貴 瀬理香ちゃんに対して申し訳ない気持ちがすごい
星守 瀬理香 え? どうして……??
KP しばらくすると、景色は、昨日訪れたあの遊園地になる。
夜門 由貴
いや……………
な、なんとなく…
KP Re シーン3:瀬理香の提案
夜門 由貴 ……やっぱり、夢とおんなじ…?
夜門 由貴 「……無事についたね」
星守 瀬理香
「うん! 良かった」
「ね、どれでも由貴くんの乗りたいのから乗ろうよ。
あ、でも……」
「観覧車は帰る前、最後に乗りたいな。
後で由貴くんに、見せたい景色があるから……」
夜門 由貴
「いいの? ……?
見せたい景色…… うん、わかった。観覧車は最後ね」
KP
提案するのは昨日と同じアトラクションでも、そうでなくとも構わない。
瀬理香はどこでも楽しそうに、提案に乗ってくれるだろう。
しかし、『一度目の7月30日』に乗っていないアトラクションにもし乗るならば、どこかあまり乗った心地がしない事に気付くだろう。
夜門 由貴
……?? なるほど…?
やっぱり夢…? ??
夜門 由貴 じゃあ……イッツ・ア・スモールワールド的な……やつに乗ってみる…?
KP 由貴くんは、いつか、小さい頃に行った別の遊園地で乗ったことのあるアトラクションの焼き増しのように感じる。
夜門 由貴
「……?」
「……瀬理香ちゃん。
た、たのしい…?」聞いてみる…?
KP 由貴くんは、瀬理香がどういう反応を返すと思いますか?
夜門 由貴
こわい…
うう……満面の笑みで、楽しいねって言ってくれると思います…
KP では、恐る恐るうかがう由貴くんに向かって、瀬理香は大輪の花がほころぶような笑みを返す。
星守 瀬理香 「うん、楽しいよ!」
夜門 由貴
「………、そっか…
よかった、瀬理香ちゃんが楽しんでくれて…」
星守 瀬理香 「由貴くんは……楽しくない? 暑くて疲れちゃったかな」
夜門 由貴
「ううん、……楽しいよ」
「大丈夫。心配してくれてありがとう」
星守 瀬理香
「まだ夜もお誕生日会があるし、何かあったら言ってね。
あ、そうだ、時間もちょうどいいし、そろそろお昼にしようか」
夜門 由貴 「ありがとう。お昼は……何にしよっか」
星守 瀬理香 「折角だから由貴くんの食べたいものにしようよ。何がいいかな……」
夜門 由貴
「俺が食べたいもの……」
「夜は……洋食が多そうだから、あえて和食、とか?」
「なんてね。……うどんとかあるかな…?」
星守 瀬理香
「いいね! えーと……
フードコートにうどんのお店があるみたいだから、行ってみようか」
夜門 由貴
「うん」
トコトコついていってみる……味…
KP
フードコートは屋内で空調がよく効いており涼しい事も相まってか、たくさんの人で賑わっている。
空席を探すだけでも一苦労だ。
昨日あなた達が座ったサンドイッチの店の前の席が空くのが目の端に見える。
改めて、うどんのお店に近い良い席が取れたか【幸運】を振ってみましょうか。
夜門 由貴 CCB<=65 【幸運】 (1D100<=65) > 55 > 成功
夜門 由貴 ぴょこ!
星守 瀬理香 ラッキーボーイ!
KP
では由貴くんが、空席があるといいなあと思い浮かべていると
うどんの店の目の前で、ちょうど空席ができる。
夜門 由貴
「あ、瀬理香ちゃん。
そこ空いたよ…!」
星守 瀬理香 「! 本当だ。席取っておこう……!」
夜門 由貴
「うん。うどん……俺、買ってくるね。
何うどんがいい?」
星守 瀬理香 「ありがとう! じゃあ私は、鱈の天ぷらが乗ってる温かいうどんがいいな」
夜門 由貴
「鱈の天ぷら? わかった。
俺は……とり天にしよっかな」
「じゃあちょっと行ってくる……すみませーん!」
KP
由貴くんがとり天うどんと鱈の天ぷらうどんを注文して、一度席へ戻る。
しばらくすると、呼び出しベルが鳴るだろう。
できたてのうどんがお盆に乗って提供される。
夜門 由貴
こぼさないように机に持っていこう。
「瀬理香ちゃん、持ってきたよ!」
星守 瀬理香 「わあ、ありがとう! 美味しそうだね……!」
夜門 由貴
「うん、すごく美味しそう。
それじゃあ早速……いただきます!」
星守 瀬理香 「いただきます!」
夜門 由貴 ちゅるるるるる……
KP
揚げたてのとり天や鱈の天ぷらが乗った温かいうどんだ。
滑らかでコシのあるもちもちとした麺の食感と、じゅわりと肉汁や旨味が広がるサクサクの天ぷらの食感の違いが楽しい。
透き通っただしに天ぷらを浸せば、衣がやわらかくほどけてまた違った味わいになるだろう。
しかし、出汁の味も天ぷらの味も、いつか行った事のあるショッピングモールのフードコートで食べた事のあるものとまったく同じであることがわかる。
夜門 由貴 ショッピングモール……
星守 瀬理香
別世界の私たちとまったく同じだったから……
よく食べてるのかなあ、なんて!
夜門 由貴 「……おいしいね!」
夜門 由貴 そうかも…? ショッピングモール、行きつけなのかもね
星守 瀬理香 「うん、天ぷらがサクサクで……おだしの味がほっとする……」
夜門 由貴
「何となく、お出汁の味……ショッピングモールのいつものお店のに似てるね。
おんなじ系列店なのかな…?」
星守 瀬理香
「そうかな、よく分かったね……? でも、どうなんだろう?
ショッピングモールのはチェーン店だったから、店名は違ってもそういう事もあるのかも……?」
夜門 由貴
「……かな? 俺の勘違いかもしれないし…?」
「……鶏天も美味しいな。
瀬理香ちゃん、一個あげる」
星守 瀬理香 「わあ、ありがとう! まるまる一個いいの?」
夜門 由貴
「うん、全然いいよ。
召し上がれ」
星守 瀬理香
「やった、いただきます!
じゃ、じゃあ私も……鱈の天ぷらは大きいから、切ってあげるね」
とり天と同じくらいに切って、あげようね
夜門 由貴
「……! ありがとう」
わけてくれることはうれしいので……テレテレしながら食べようかな。
さく、ほろ……
星守 瀬理香
「ふふ、とり天も美味しいよ。ありがとう……!」
にこにこ……
夜門 由貴
「よかった!
タラ天もすごく美味しいよ」
夜門 由貴 タラ天って言うとタラの天ぷらみたいだな…
星守 瀬理香 「えへへ……わけっこできて嬉しい。二倍おいしいね」
星守 瀬理香 山菜の方……! むずかしいね
夜門 由貴
「うん、そうだね…。
二人だといろんなものが食べられるし、いいね…!」
夜門 由貴 ふふ、俺はどっちも好きだな…
KP
瀬理香は満足そうに頷きながら、美味しそうにうどんを食べ進める。
うどんを食べ終えて一息ついた頃合いで、由貴くんは【目星】をどうぞ。
夜門 由貴 CCB<=84 【目星】 (1D100<=84) > 23 > 成功
夜門 由貴 朝からずっと安定してる… こわい…
星守 瀬理香 安定してる! え、こわい……??
夜門 由貴 な、なにかおきそうで…
KP
由貴くんは、いつの間にか空席になっていた隣のテーブルに
雑誌のとあるページが開いて置いてあるのを見つける。
夜門 由貴
「……? あれ、この本……忘れ物かな…」
み、見てみる…?
KP
☆雑誌コラム:胎児は夢を見るのか?
一般的に人が夢を見るのは、レム睡眠期と言われている。
もちろん、胎児にも睡眠周期は成人と同じように存在する。
むしろ、成人の場合に比べて、ノンレム睡眠よりレム睡眠が占める割合が多いと言われている。
だとすれば、生物学的には胎児も夢を見ているはずだ。単純に考えるのであれば、成人より沢山の夢を見ていることになる。
では、胎児はどのような夢を見るのだろうか?
ある夢研究者は、胎児は生まれた後の行動パターンを脳内でシミュレーションしており
その状態が夢と同じなのではないかと発表した。
また、夢を単なる感情や記憶の整理と捉えるならば、ただ漠然とした感情を夢として感じているだけともいえる。
ちなみに、夢野久作著『ドクラ・マグラ』の作中には、「胎児の夢」という架空の論文が登場する。
この論文の中によると、胎児は無生物が人間の形になるまでの数十億年の歴史を夢に見るという。
果てしない生物進化の歴史を体験的に見ることは、途方のない悪夢であり
故に胎児の見る夢はほとんどが悪夢であると結論づけられている。
こちらはあくまでフィクションだが、実際に胎児がどんな夢を見ているのか観測することが出来ない以上
批判しかねるものであることも事実である。
夜門 由貴
俺が見てる夢……もしかして赤崎さんの赤ちゃんも見てる…とかかな……
じゃあ、俺……もっとめいいっぱい楽しんだほうがいい…?
のかな…
KP 雑誌を読んで、由貴くんは【アイデア】をどうぞ。
夜門 由貴 CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 22 > 成功
KP
そういえばこのコラムは、以前にもどこかで読んだことがあると思う。
ただいつ読んだのか、その雑誌のバックナンバーも思い出せない。
KP
※誕生日ループは由貴くんの夢の為、由貴くんの知っていることしか出てきません。
このアイデアもそれを示唆する情報です。
夜門 由貴
そうだっけ…?
そうなのか……
KP そうみたいですね
夜門 由貴
なるほど……
「ドグラ・マグラか……名前だけ聞いたことあるけど……」
「瀬理香ちゃんは読んだことある?」
星守 瀬理香
「どうだったかな……読んだことはない、かも……?」
「タイトルはよく聞くよね」
夜門 由貴
「俺も。タイトルだけ……そこの空いた席に忘れ物の本があるみたいでさ……
つい、ちょっとだけ見ちゃった」
星守 瀬理香
由貴くんが私に聞いた事はなさそうだから……ぼやかす……?
ぼやかせてる……??
星守 瀬理香
「へえ……遊園地で難しそうな本読む人もいるんだね」
「こういうの、届けた方がいいのかな?」
夜門 由貴
「あ、そっか。
探してるかもだもんね……届けに行ってみようか」
星守 瀬理香 「次どこ行くか考えながら……そろそろ行こうか」
夜門 由貴
「うん、そうしよう。
次か……」
「……暑いし、水のジェットコースターとか乗ってみる?」
星守 瀬理香
「いいね、涼しくなれそう……!」
「届け終わったら早速行こう!」
夜門 由貴
「うん……!
先に届けとかないと、雑誌が濡れちゃうしね」
インフォメーションに届けに行ってから、水のジェットコースターに行こう!
KP
二人はフードコートを出てインフォメーションへ雑誌を届けた後、滝のあるウォーターシュートのアトラクションへと向かう。
水辺という事もあり、やはり他の場所よりもやや涼しく感じることだろう。
安全バーのついたボート型の乗り物が、またひとつ悲鳴と共に上から真っ逆さまに近い傾斜で落ちていった。
昨日と同じだ。
夜門 由貴
「涼しい……気持ちいいね」
「ふふ、叫び声が上がってる」
星守 瀬理香
「うん、もう涼しい気分……
ふふ、落ちる瞬間は声出ちゃうよね」
夜門 由貴
「だね。声出したほうが……楽しいし」
「俺は怖いと声でなくなっちゃうけど……落ちるだけなら平気かな」
星守 瀬理香
「そっか! じゃあきっと大丈夫だね。
私はどうかなあ……落ちる瞬間は怖くなっちゃうかも」
夜門 由貴 「ふふ……ぐるぐる旋回するやつは得意なんだっけ?」
星守 瀬理香
「うん。だから普通のジェットコースターも楽しいんだよね。
それに落ちた後は楽しくなっちゃうから、怖くてもやめられないなあ……ふふ……」
夜門 由貴
「あはは、中毒みたいになってる」
「そういえば、ここ、落ちるときにカメラで撮影してくれるんだってさ」
星守 瀬理香
「え? ……あ、ほんとだ。出口で買えるんだ」
「意識して顔を上げないと下向きになっちゃいそうだね……?
む、むずかしそう……」
夜門 由貴 「ふふ……うん、頑張ろうね」
星守 瀬理香 「うん……がんばる……!」
夜門 由貴 「うん、その意気だ!」
KP
そのような話をしながら進んでいると、あなた達は昨日と同様ボートの3列目に案内された。
瀬理香は同中も、昨日とまったく同様の反応を示す。
最後に落ちる撮影の瞬間、いくら意気込んでいてもやはり瀬理香は思い切り下を向いてしまうだろう。
夜門 由貴 だめだったか… ふふふ
星守 瀬理香 「あはは……下向いちゃった……」
星守 瀬理香 だって「写真にちゃんと写ってる私」を由貴くんは知らないもんね。
星守 瀬理香
「でも、楽しい!」
「わあでも、特に髪がびちょびちょ……」
夜門 由貴
「ほんとだ。びしょ濡れだね……髪の毛貼り付いちゃってる」
横髪が顔にひっついちゃったのを取りながら…?
星守 瀬理香
「わ、ふふ……ありがとう由貴くん」
されるがまま、にこにこしている
夜門 由貴 わからん……このまま誕生日(?)をすごしてもいいのか、やめたほうがいいのか…
夜門 由貴 「ううん。……あ、写真と……お土産、買っていこうか」
星守 瀬理香 「由貴くんはばっちり前向いてるもんね!」
夜門 由貴
「ふふ、俺だけ上手く写っててもアレだけど……
思い出だもんね」
星守 瀬理香
「ねえねえ由貴くん、思い出なら……
さっきのウサギさんたちのところで一緒に写真撮ろうよ!」
KP
降りてからお土産コーナーへ歩く途中の
あなた達が乗っていたボートのミニチュアの上で楽しそうに踊る、白ウサギのカップルと黒ウサギの双子のきょうだいのオブジェを瀬理香は示す。
夜門 由貴
「いいね、撮ろっか!
クルーさんは……と、ちょっとお願いしてくる」
KP 昨日と同じクルーがにこやかに応対してくれるだろう。
夜門 由貴 それじゃあ俺も、おんなじ感じでニコッと笑って撮ってみようかな。
KP
撮影後、クルーに促されて確認すれば、少し照れた様子で頬を染めつつ、ぴったりと体を寄せてこちらに笑いかける
とても幸せそうな由貴くんと瀬理香が収められていることだろう。
星守 瀬理香 「わあ、素敵に撮っていただいて……ありがとうございました!」
KP クルーは無邪気に手を振って、あなた達を見送るだろう。
夜門 由貴
「ありがとうございました」
応えて手を振ろうかな
KP
その後も瀬理香は、お土産店で同じようにお土産を選んで購入する。
それぞれのお土産を選んで会計をすれば、おそらく昨日と同じ店員が、動物たちのプリントされたショッパーに小分けの袋も添えて渡してくれることだろう。
夜門 由貴 忘れないように姉さんや父さん母さんに持ってかないとな……
星守 瀬理香 「次は何に乗る?」
夜門 由貴 「次……瀬理香ちゃん、もしかしてメリーゴーランドに乗りたかったりしない?」
星守 瀬理香
「え、……ど、どうして分かったの? すごいね……!?」
「メリーゴーランド、乗りたい気分だったの」
夜門 由貴
「ん? ふふ……どうしてでしょう」
「よし、じゃあ乗りに行こうか」
手をつないで先導していこう
星守 瀬理香
「うん……!」
手を引かれて嬉しそうについて行くよ。
KP
穏やかな音楽に合わせ、上下に動きながら回る可愛らしい馬に、子どもやカップル、家族連れの人たちが乗って楽しんでいる。
二人乗り用の少し大きな馬や、ファミリー用の馬車型のものもあるようだ。
夜門 由貴 「せっかく二人だし……二人乗りの馬に乗ってみよっか」
星守 瀬理香 「! うん……!」
夜門 由貴 ふふ……前と同じ乗り方にする…?
KP 今までの流れからして、どうしたいか問えば瀬理香は同じように乗りたがるのかな、とは思うだろう。
夜門 由貴
ぬ……だよな…
記憶どおりにしたほうがいいのかな…? わかんないや…
でも、瀬理香ちゃんの乗りたい乗り方がいいかな
「瀬理香ちゃん、後ろ側に乗る?」
星守 瀬理香
「えっ、うん……! 後ろがいいな。
……すごいね由貴くん、私が何も言ってないのに何でもわかっちゃうんだ……」
夜門 由貴
「ん……? ふふ、何でもはわかんないけど」
「今日だけはわかるのかも」
「じゃあ俺が先に乗るね。よっ…」
「はい、瀬理香ちゃん」手を差し伸べる……かな
星守 瀬理香
「え……!」
「あ、ありがとう……!」
昨日と同じ反応を示しつつ、手を取って後ろに乗る
「……ふふ。由貴くん、王子様みたい」
きゅーっと繋いだ手を握ってはにかむ。
夜門 由貴 な、なんか王子様って言われたくてやったみたいになっちゃったな……
星守 瀬理香 私にとっては初めてだよ……?
夜門 由貴
そうなんだけど…… そう、なんだけど…!!
ぬぬん…
夜門 由貴 「……うん、キミのためなら王子様にだってなれるよ」
夜門 由貴 半分夢だと思ってるから…… ちょっと恥ずかしいことも言える…
星守 瀬理香
「私のために? ふふ、嬉しいな……
……ね、乗ってる間、こうしてて、いい?」
ぎゅっと肩を持って体を寄せる。
夜門 由貴 「ん? う、うん……いいよ」
KP
照れたように笑い合っていると、ピリピリピリ……とブザー音が鳴った後にゆっくりと回転が始まった。
上下に移動しつつ、音楽に合わせてくるくると景色が移り変わっては回っていく。
子どもを外から撮影している親や、ベンチで楽しそうに会話をしているカップル、次にどこへ行くかを胸躍らせて決めている孫と老夫婦など
見える光景はすべて、由貴くんにとっての昨日とまったく同じである。
夜門 由貴
「………」
今目の前で見てるはずなのに……なんだか夢を見てるみたいな……
わかんない……よくわからない気持ちになりながら見てるよ
くっついてる瀬理香ちゃんから伝わってくる体温だけが妙に近い気がする。
星守 瀬理香
「…………」
由貴くんが静かに乗っているなら、私も黙ったままぎゅっとより一層近付いて、由貴くんの頬に頬を寄せる。
KP
廻るメリーゴーランドに寄り添って揺られながら
あなたは昨日一度過ごした日々と、今日過ごした二度目の……
夢見心地の同じような一日に、暫し思いを馳せる事だろう。
そうしていると、徐々にゆっくりと回転が遅くなり、やがて停止した。
夜門 由貴 「……とまっちゃったね」
星守 瀬理香
「うん……何だかあっという間だったね」
「まだまだ乗っていたかったけど……
バスや電車の時間もあるし、もう少ししたら帰らないといけないね」
「お誕生日会に、主役が遅刻しちゃったら大変」
夜門 由貴
「そうだった。……夜もまたお祝いしてもらえるんだったね」
「それじゃあ最後に、観覧車にいこっか。
瀬理香ちゃんが乗りたがってたやつ」
星守 瀬理香 「うん。最後にお待ちかね! 観覧車に乗って帰ろう」
夜門 由貴
「はーい」
それじゃあまた、瀬理香ちゃんを降ろして……観覧車に一緒に向かおう
KP
瀬理香は由貴くんの手を借りながら馬から降りると
より一層楽しそうにあなたと手を繋いで、観覧車へ向かうだろう。
先導するように歩く瀬理香について行っていると
ふと、あなたは自分自身のポケットに違和感を覚える。
中を取り出すと、何かノートの切り離しようなものが入っていた。
夜門 由貴
「……?」
いつの間に…… 見てみるよ
KP
☆夢から覚める方法
あなたは、夢から覚めたいと思った事はあるだろうか。
夢から覚めたいと思うのも不思議なものだ。
夢を「夢」だと気が付いていないと普通はそんな事は思わないからだ。
当然のことだが、夢から覚める為には
①夢だと気が付くことが必須だ。
最初は現実との見分けがつかないかもしれないが
ひとつ現実との違いを見つければ、だんだんと現実との区別がつくようになるだろう。
①の時点で目が覚めない場合、かなり意識の深い所で夢を見ていると思われる。
その場合
②夢を拒否してみること。
たとえば、夢に誰かが登場しているのであれば、その人物の要求や提案、存在を拒否することだ。
特に強い思いを伴う要求や自分にとって重要な人物に対して、効果的だろう。
どんなに素敵な事をやっていたとしても、強い拒否を受けた夢は、すぐに色褪せていく事だろう。
夜門 由貴 どうして……
KP
といったところで、三日目昼の部はセーブといたしましょうか。
長時間お疲れ様でした。
夜門 由貴
了解です……!
お昼もたくさん、ありがとうございました…!
星守 瀬理香
こちらこそありがとうございました!
夜の部で終われそう……お疲れ様でした!
夜門 由貴
そうなんだ…… いや、でも にゅーん……
お疲れさまでした……!
ズザーーッ
星守 瀬理香 クライマックス……かな!
星守 瀬理香 ぽすん……!
夜門 由貴 きゃっち!
星守 瀬理香 さすがあ!
夜門 由貴 ふふ、受け止められてよかった…!
星守 瀬理香 ふふ、ありがとう!
KP
Unrebirthday 三日目夜の部
再開いたします。
夜門 由貴 はい! よろしくおねがいいたします…!
星守 瀬理香 よろしくお願いいたします!
KP 前回は由貴くんが瀬理香と共に二度目の遊園地の時間を過ごして、いよいよ観覧車へ向かう、というところまででしたね。
夜門 由貴
うん、そうだった。
それに……変なメモが…ポケットに入ってた
KP
そうですね、いつの間にか入っていたものでした。
観覧車の順番待ちの列に並び、いよいよ次のゴンドラに乗るという時。
あなたの手を引いて意気揚々と少し先を歩く瀬理香が振り向いて、いたずらっぽく微笑む。
この光景を見るのも、あなたにとっては二度目だ。
星守 瀬理香
「ここから先は、まだ秘密」
「上の方に着くまで、目を瞑っていてくれるかな?
私がしっかり手を握っているから」
夜門 由貴 「……うん、わかった」
星守 瀬理香 「ありがとう。それじゃあゆっくり歩いてね……」
KP
由貴くんは瀬理香の手を再度しっかり握って、彼女の導くままに歩みを進める。
目を閉じた世界に、自分がどこに居るのか少し、わからなくなる。
今日はなおさら、自分がどこに立っているのか、足元がおぼつかないようにふわふわしている。
それでも、その不安は次第に落ち着いてくるだろう。
彼女の手が、優しく掬うようにあなたの手を包んでいたからだ。
星守 瀬理香 「椅子はここ。ゆっくり座ってね」
夜門 由貴
「うん。………」
目を瞑って手を引かれながらゆっくり座るよ。
KP Re シーン4:サプライズ
KP
ゴンドラがカタカタと小さく音を立てて、上昇していく感覚を体に受ける。
目を閉じているからか、尚更強く感じることだろう。
同じ感覚に身体は昨日の思い出を想起するかもしれない。
夜門 由貴 夢の中の、大事な人の提案や想いを否定する、か…
夜門 由貴 うん、思い出しながら……昇っていく感覚を感じてるよ
星守 瀬理香
「ふふ、そろそろ良いかな……。
どうぞ、ゆっくり目を開けて」
KP 瀬理香は乗降口とは反対側の窓側に由貴くんの体を向けながら、そっと肩に触れた。
夜門 由貴
「……うん」
肩に触れられてから、同じようにちょっとずつ目を開けよう
KP
瀬理香の声に、ゆっくりと眸を開く。
先の見えなかった暗闇の中に、徐々に光が差し込んできた。
暗闇に急に差し込む光には、二度目でも馴れない。
眼下に広がっていたのは、一面のひまわり畑だ。
わずかに夕陽に色づき始めた眩むような青の空の下
鮮やかに輝く金の花々が風に吹かれながら、いつだって二人を歓迎するように見上げている。
目の前の彼女が、光を背に少し気恥ずかしそうに微笑んだ。
星守 瀬理香
「この景色を、由貴くんに一番見せたかったの」
「これもお誕生日プレゼントだよ、……なんて。
本当のプレゼントは、パーティーの時に渡すね」
夜門 由貴
「瀬理香ちゃん……」
「ありがとう、すごく……綺麗だね」
星守 瀬理香
「えへへ、良かった。それじゃあ改めて……」
「お誕生日おめでとう、由貴くん!」
夜門 由貴
「ありがとう、瀬理香ちゃん」
「瀬理香ちゃんのおかげなんだ。
こんなに……素敵な誕生日になったのは……」
星守 瀬理香
「ふふ、そっか。まだまだお誕生日のお祝いは続くけど……
めいっぱい楽しんでもらえて、一緒に楽しむことができて良かった」
「氷に閉ざされた世界では、きっと一生見られなかった景色……」
「また由貴くんと、こうやって見ることができて本当に嬉しい」
夜門 由貴
「……俺も、瀬理香ちゃんと一緒に、こんな景色をまた見られるなんて思ってなかった」
「……幸せなんだ、本当に…」
星守 瀬理香
「えへへ……私も本当に幸せだよ」
「きっと由貴くんなら喜んでくれるかなとは思ってたけど
こんなに幸せな気持ちになれるなんて……私も思ってなかった」
夜門 由貴
「うん、瀬理香ちゃんも幸せだって言ってくれて……
俺はすごく、嬉しかった」
星守 瀬理香 嬉し……かった?
夜門 由貴
「あのお花畑の噂を知って、ここに来たいって言ってくれたの?」
隣りに座ってる瀬理香ちゃんの手を握る。
星守 瀬理香
「うん。そうなの。季節のお花が咲いてるって聞いて……ここでお祝いできたらなって思ったの」
手を繋がれたら、嬉しそうに握り返すよ。
夜門 由貴
「そっか……今日のひまわり畑も綺麗だけど……また違う季節に来たら、また違う景色が見られるね」
「秋には……どんな花が咲くんだろうね」
星守 瀬理香 「どんな花だろう……? また見に行ってみたいな」
星守 瀬理香 夢の外の私なら知っていると思うけど、これは由貴くんは知らない事だから、「私」には答えられないね……
夜門 由貴
「うん、そうだね。
来年も、再来年も、ずーっと先の未来も……」
「……このまま……」
「このまま、俺が目を覚まさなかったら、一体どうなるんだろう……」
星守 瀬理香 「え……?」
夜門 由貴 「……朝に、昨日遊園地に行く夢を見たって言ったでしょ?」
星守 瀬理香 「う、うん。言ってた……」
夜門 由貴
「本当に何もかも、同じだったんだ。
朝早く、キミが迎えに来てくれたのも……ウォーターシュートで下を向いちゃうのも……」
「メリーゴーランドに乗りたがるのも、最後に、観覧車に乗るってところも」
星守 瀬理香 「そう……なんだ……。そこまで同じだったんだね……」
星守 瀬理香
そうしたら……
この景色を見るのも、二回目なんだろうな……
夜門 由貴
「うん。……でも、今は、今のほうが夢なんじゃないかって……
そんな気がしてる」
星守 瀬理香
「今この時が、夢……?」
「あ……だから、『このまま目が覚めなかったら』って言ったの……?」
夜門 由貴
「……うん、そう」
「まだ、”次の夢”は見てないけど……今日の夜……眠りについたら
そしたらまた、今日の夢を見るんだと思う」
「また……この遊園地に来られる……」
星守 瀬理香 「明日が……7月31日が来るんじゃなくて、今日を繰り返すって事?」
夜門 由貴
「そうだよ。
理由はわからないけど……もしかすると、俺が……
今日がずっと続けばいいのにって思っちゃったからかも」
星守 瀬理香
「そう、なんだ……。私からしたら今日と言う一日は初めての事だから、その感覚は分からないけど……
由貴くんは今日がずっと続いてみて、どう……だった? やっぱり続けたいって思うのかな」
夜門 由貴
「……ううん。すごく楽しい事ばっかりだったけど……」
「ちょっとだけ、寂しくなっちゃった」
星守 瀬理香
「そう、だよね。もしも由貴くんの言う通りなら、由貴くんが私に10年間毎日し続けてくれたような事が、本当に現実に……
あ、でも夢? だから……? 夢のままで……?」
夜門 由貴
「うん、きっと……終わらない夢になるんだと思う」
「大好きなキミと一緒にいられて、すごく幸せなはずなのに……
そう思ってしまう俺が……すごく嫌なんだ」
KP 【シーン8 夢の終わり】
夜門 由貴
「この遊園地に……また来たいんだ。
俺は植物にそんなに詳しくないけど……」
「きっと冬は、雪が積もってきれいなんだと思う。
……瀬理香ちゃんの誕生日くらいの頃になったら……降ってくるだろうな」
「どうだろう? 雪が積もったら、遊園地って乗り物乗れるのかな?
わからないけど」
星守 瀬理香
「ふふ、どうなんだろう。
最初に由貴くんとここへ行きたいなって思った時は、私の誕生日の後にしようと思ってたから、その答えも分かったかもしれないね」
星守 瀬理香 由貴くんが分からない事は、「私」にも分からない……。
夜門 由貴
「うん……でも、俺はその答えが知りたい」
「キミと過ごす誕生日は楽しかったけど、
俺は……キミと一緒に過ごす未来が見てみたいんだ」
「7月30日は……昨日でおしまい」
「今日は……もう、俺の誕生日じゃない。
キミと目をさますはずの、7月31日…」
「だから、瀬理香ちゃん。
キミはもう、俺の誕生日をお祝いしなくてもいいんだ」
「………」
KP
あなたのその言葉に、瀬理香の目が開かれる。
ゴンドラは一番高いところへ差し掛かろうとしていた。
同時に、辺りの風景がぴたりと止まり、嘘のように静かになる。
ふと、辺りを見回せば、世界がすっかり色を失っていた。
ただ、あなたと瀬理香だけがこの世界で色を持っていた。
夜門 由貴 「………」じっと瀬理香ちゃんの事を見てるよ。
星守 瀬理香 「そ、っか……」
KP
目の前の瀬理香は少し寂しそうに景色を眺めたが、
──ゆっくりと、あなたの方を見て、意外にも優しく微笑んだ。
夜門 由貴 「……?」
夜門 由貴 瀬理香ちゃんの幻影……でもない…?
夜門 由貴 「……瀬理香、ちゃん…?」
星守 瀬理香 「……ううん」
夜門 由貴 「え……」
星守 瀬理香
「もし今この時が夢で、由貴くんが目を覚ますなら……
『瀬理香』と、ずっとずっと一緒にいてあげてね」
「いい夢を、見させてくれてありがとう」
「いつまでもずっと、大好きだよ」
「由貴くん。……お誕生日おめでとう。
おやすみなさい」
KP
瀬理香の、あなたは初めて聞く、その言葉が終わるが否や──
視界がくらりと、暗転する。
夜門 由貴 「……キミは…」
KP
…………
……
…
【シーン9 ?月?日】
夜門 由貴 え………
KP
次の瞬間、目を覚ますと、暗い闇の中に居る。
どこまでも、どこまでも暗い。
何もない闇。
ただ目の前には、瀬理香の姿がある。
瀬理香の顔は、闇の中に溶けて、よく見えない。
夜門 由貴
わ…… ま、まちがえ…? えっ…?
えっ……
KP
それでも、あなたならきっとすぐ気が付くだろう。
瀬理香の姿をしている、瀬理香であって、けれど、何か別の命──
強いて言うのであれば、子どもと言えばいいのだろうか。
瀬理香の姿をした子どもは、辛そうにあなたに言う。
瀬理香? 「生きるのは、つらいことばかりです。それでも行くというのですか?」
夜門 由貴
え…… あっ…… え…… ああ…… え…?
間違えたのか……?
瀬理香?
「誰もがあなたの生を祝福をする訳でもないのに」
「世界は、理不尽で溢れている。ここで幸せな夢を見続けてれば、怖いこともなにもないのに。
今がきっと、一番幸せなのに」
「……幸せな夢を、見続けはしないのですか?」
夜門 由貴
「……キミは……」
「……確かに、辛いことはたくさんあったよ。
今でも……たまに、夢に見るくらい…」
「でも俺は……」
「キミが見せてくれた夢が、俺にとって今までで最も幸せな瞬間だったのは…事実だよ」
「でもこれから先……瀬理香ちゃんと一緒にいたら、もっと幸せだって思う日が来るかもしれない。……逆もありうるけど」
「俺は……彼女と一緒に生きて、そんな瞬間を迎えに行きたい」
「……誰もが俺が生まれてきたことを祝福してくれなくても……瀬理香ちゃんだけが、お祝いしてくれたら……」
「ううん、いつか、瀬理香ちゃんが俺の誕生日を祝えなくなったとしても……」
「7月30日が幸せだったんだってことを忘れないよ。
……大丈夫」
瀬理香?
「幸せな、思い出を抱いて、あなたはこれからも、…………」
「…………」
「私にも……」
「私にも、私が生きていたことを
一緒に祝って喜んでくれる人を見つけられるでしょうか」
「……生きていて、良かったと思う時が来るのでしょうか。
理不尽な世界で生きていけるでしょうか」
夜門 由貴
「……きっと。見つけられるよ」
「キミのお誕生日を心から祝ってくれる人が……
キミに幸せになってもらいたいと願う人が」
「俺は……キミが誰なのか、わからないけど…」
「苦しくても、辛くても……諦めないで」
「キミに幸せに向かって生きていってくれたら……と思ってる」
しき ………
瀬理香?
「………ありがとう、ゆきにーに」
「私も、頑張ってみます」
KP そう、前向きな表情で微笑むと、闇の中に溶けるように消えて行った。
夜門 由貴 「え? ……あ…」
KP
そして、あなたの手を、後ろからぐいっと誰かが引いた。
その肌の温度と、馴染んだ手の感触を間違えるはずがなかった。
瀬理香の手だ。
星守 瀬理香 「────由貴くん! こっちだよ!」
夜門 由貴
「……! 瀬理香ちゃん…?」
引っ張られる方向に、歩いていく…?
KP
引かれる手に身が後ろに傾き、そのまま闇の中に投げ出される。
闇の海の中、水もないのに圧迫されているかのように息が苦しくなる。
それは、時に孤独に、途方のない現実を生きていく時の辛さに似ていた。
先も見えない暗闇に、頭から落ちていく。
──ただ、前方に一筋の光が見えた。
すっかり暗がりの苦しさに慣れた目には、糸のような微かな希望に見えた。
あなたは、自然とその光に手を伸ばす。
【幸運】を、どうぞ。
夜門 由貴 CCB<=65 【幸運】 (1D100<=65) > 6 > スペシャル
KP
あなたは、光に手を伸ばした。
たとえ、届かなかったとしても、手を伸ばすことに意味がある。
夜門 由貴
「――っ!」
出来る限り遠く遠くに手を伸ばす。光の方へ。
KP
その光は、あなたのその意思に呼応するようにどんどん強くなった。
同時に胸につかえていた苦しさが、ほっと外れるように抜けていく。
やがて、視界が一面の光に覆われた時。
──遠く、息づく、だれかの赤ん坊の産声がした。
あなたは、同時に思い出す。
腹の中での幸せな夢を振り切って、この世に生を受けたあの日のことを。
ああ、産声をあげた。
自分も、あの日、こんな風に、声をあげたんだ。
どんなに辛い人生でもきっと、生きてみせると、力いっぱいに泣いていた──
…
……
…………
はっと、目を覚ます。
緩やかな日の差すいつもの自室。
夜門 由貴 ほわーっ!??? は、はわ……
KP
あなたは瀬理香に、後ろから抱きしめられるような恰好で眠っていた。
──日付を確認すれば、7月31日、日曜日。
昨日眠りに就いてから、どうやら昼過ぎまで眠ってしまっていたらしい。
夜門 由貴
「……!」
「も、もうお昼なんだ……そっか……」
「……せ、瀬理香……ちゃん…?」
ちょっとだけ顔を振り向かせる形で、声をかけてみる…?
KP 身動ぎをして声を掛けると、傍の瀬理香が閉じていた目をゆっくりと開け、ほっとした様子であなたを見つめる。
星守 瀬理香 「ん、……おはよう由貴くん。やっと目が覚めたんだね」
夜門 由貴 「えっ… え?」
星守 瀬理香
「私も一回起きてたんだけど……中々起きないから心配しちゃった」
「そういえばなんとなく……夢で由貴くんに会って、由貴くんを呼んだ気がする。
……気のせいかな?」
KP
※瀬理香は最後の方は由貴くんの夢に少しだけ巻き込まれている、という扱いです。
由貴くんを夢から連れ出そうと手を引いたのは瀬理香ですが、瀬理香は正確には覚えていません。
夜門 由貴
「そ、そうだったんだ……起きて…」
「ううん、気のせいじゃないよ。
俺も……夢の中で瀬理香ちゃんに会った」
「こっちだよ、って……俺の手を引っ張ってくれたんだ」
星守 瀬理香
「由貴くんの手を? そっか……」
「由貴くんの力になれた、ってことかな……」
夜門 由貴
「うん、すっごく力になってくれた」
「ありがとう、瀬理香ちゃん」
「夢の中でも、俺を迎えに来てくれて」
星守 瀬理香
「ふふ、どういたしまして。
……由貴くんのためなら、どこへだって探しに行くよ」
夜門 由貴
「やった……!
俺も。瀬理香ちゃんが迷子になっちゃったら……必ず見つけに行くから」
「……約束」
顔を近づけて軽く鼻先をくっつける
星守 瀬理香
「わ、…………」
「……ふふ、約束だよ」
お鼻同士をくっつけたまま、ふんわりと微笑む。
夜門 由貴
「うん、もちろん」
笑顔を見て嬉しそうに目を細める
星守 瀬理香
「えへへ……おはよう、由貴くん!」
「二回目の14歳は、まだまだ始まったばかりだね。
これから何しよっか──」
夜門 由貴
「おはよう、瀬理香ちゃん。
そうだね、今日は……」
KP
──7月31日。
今日は、アン バースデイ。
あなたの誕生日ではない日。
しかし、もしかしたら、他の誰かの誕生日ではあるかもしれない。
誕生日の次の日、まだ知らない月日がゆるやかに流れていく事に安堵することだろう。
あなた達の未来には、何があるか分からない。
それでも、生きている。
何故なら、生きると決めたから。夢物語ではなく、現実を。
Happy Birthday.
おめでとう。
今日はあなたの誕生日ではない日、でもきっと誰かの誕生日だ。
「Unrebirthday」
END1『Happy Birthday』
おめでとう。
今日はあなたの誕生日ではない日、でもきっと誰かの誕生日だ。
由貴くん、瀬理香ともに両生還でクリアです。
おめでとうございます!
夜門 由貴
のわーーーっ!?!??! はわ はえ……
ありがとうございます……!!
どうして、ちっちゃい俺ともう一人の俺が……
星守 瀬理香
?? それはもちろん、お誕生日だからだよ!
おめでとう!! 由貴くん、由貴ちゃん!
夜門 由貴
?? ??? も、もちろん…!??
やった~!!!?? 二重にありがとう!
星守 瀬理香
スペースと時間の関係で
シルヴィアさんとシルヴィウスさんを用意できなかったのがくやしいけど……
シルヴィアさん、シルヴィウスさんもおめでとう!!!
ゆきちゃん
わーいわーい! 私まで書いてもらっちゃった……
かわいい。なでなで…(?)
星守 瀬理香 ふふ……! 由貴ちゃん……ありがとう!
星守 閃理
おめでとう。由貴ちゃん、由貴くん。
集合絵の4人が素敵だったからね……
夜門 由貴
俺もえらい可愛く書いてもらったな……
目の色が違うのもかわいいね ありがとう、閃理くん! 瀬理香ちゃん!
193
やった~!!!! かわいい~!!!
スチルからの二連打… 効いた…… ふふ…
けみかる
やった~~~!! だーいせーいこーう!!!
そう、初期立ち絵だと(今も?)
由貴ちゃん由貴くんで微妙に髪色も目の色も違うなあって……
すきです……
KP
【生還SAN値報酬】
由貴くんが生還 2d6
胎児──赤崎善徳が誕生した 1d3
193
ふふ…! やった~!!
ありがとうございます……! 今は差別化できてないかも…?
でも戻しちゃおっかな…!? ふふふふ…
わーっ! わーっ!!!
え…? 誕生しない可能性が…?
しき (ずもももも…)
ぜんとく あう……?
星守 瀬理香 一番最後の【幸運】判定は、胎児が生まれるか生まれないかの判定でした。
夜門 由貴
ひぇ……そんな気がしてた……
内心緊張してた…
星守 瀬理香 スペシャルだしてえらーい!
夜門 由貴
え? いっかげつはやい…?
わーーい!??
KP
【シナリオ背景】
膿の母(M.Mp146)にさらされ、妊娠した女性がいた。
由貴くんは、由貴くんの誕生日の1か月前に、たまたまその女性と接触する(街ですれ違う)機会があった。
女性の腹には、偶然、由貴くんと同じ性別、同じ日に生まれてくる運命の胎児が宿っていた。
膿の母の力によって宿った胎児は、9か月が経つと常に死産か奇形で生まれてくる。
その胎児は、自分が生まれてしまえば、堕胎してしまうことを本能的に知っていた。
なら、ずっとこのまま腹の中で幸せな夢を見続けたい。
自分は生まれずに死ぬのだろう、と本能的に理解していた胎児は
自分が生まれて、その誕生を祝ってもらえる、そんな願望を腹の中で見続けることになる。
しかし、いよいよ9ヵ月近くになり胎児が腹に留まっておくにも限界が来る。
丁度そのタイミングで、由貴くんが誕生日を迎える。
一方で、差し迫った自身の死に対する胎児の願いは一層強くなる。
そこで、生まれて死に絶えることなく、腹の中で幸せな夢を見続けて居たいという胎児の強い意識が
幸せな誕生日を送った由貴くんの意識に同化してしまう。
結果的に由貴くんも胎児の意識に引っぱられるような形で、幸せな誕生日の夢を繰り返し見ることになる。
由貴くんは誕生日の夢を繰り返す中で、夢を終わらせるか、終わらせないか選択する事になる。
人生において最も幸福である’誕生日’の時間を過ごし続けるか
決して幸福なことばかりではない人生を生き続けることを選ぶのか選択することになる。
夢を終わらせた場合、由貴くんは通常通り目覚める事になり
同時に女性の腹の中の胎児もそれにつられるような形で生まれてくる。
その場合、胎児が奇跡的に無事生まれ出ることが出来たか、由貴くんの幸運ロールを振らせる。
成功で胎児も無事に生を受け、失敗で胎児は死に至る。
夢を終わらせない場合、由貴くんは現実世界では目を覚まさない。
胎児も由貴くんの意識に引かれる形で腹の中に居続ける事になり、幸せな夢を見続けられたかどうか由貴くんの幸運ロールを振らせる。
成功で胎児が肉体的には死んだとしても幸せな夢を見続けることができ
失敗で胎児は再度、人間になるための途方もない進化の繰り返しの悪夢を見ることになる。
夜門 由貴 にゃーん………
ぜんとく
胎児生還ルートはひとつしかないんですね。
ありがとうございます、由貴(♂)さん……。
無事にこちらでも生まれることができました。
同じ誕生日に。
夜門 由貴
えん……ま、まも… まもる……
まもれる孫はずっと先に生まれてくるが……
あっ、俺と一緒の誕生日? やった~!??!(?)
無限に愛でてしまう……
いつかまた近くのスーパーとかで出会うかな…?
星守 瀬理香
赤崎さんも赤崎さんの旦那さんもお医者さんだから、お父さんがお医者さんの天香ちゃん経由で聞けるかなあ、と考えてたよ。
でも夢の中だと由貴くんが知ってることしか答えられないから
赤崎さんの話を出されても上手く言えなかったね……へへ……
夜門 由貴
そっかあ!
よかったー…… よかったよ…
ふふ…そっか……
変なことばっかり言ってたな、俺…
疑えばいいのか……それとも全力で楽しんだほうがいいのかわかんなくて挙動がおかしくなっちゃった…
星守 瀬理香
え!? そんなことないよ!!?>変なこと
終盤のRPだいすきだった……
いやずっとだいすきだったけど……
夜門 由貴
そ…? そうかな……
あそこで切ってもいいもんなのかな、と思っちゃって……
へへ…… ありがとう…
でも否定… ひていむずかしかった……
星守 瀬理香
そうだねえ、本当は私がちゃんと提案しないといけないんだけど……
でも、あそこまでお話をされたら、私の願いも「『この先も』ずっと一緒にいたい」ってことだから……
提案しようがないなって。
夜門 由貴
この先も……一緒にいたいなあ……
ふふ、なんか… へへ……
あっ!!!!!!!!!!!
193 誕生日おめでとうございます!! けみかえるさん!!(突然
けみかる
やったーーー!!! ありがとうございます!!!! 藺草さん!!!
一番乗り!!
193
わーいわーい!! お誕生日だ!
これから一年もまたよろしくお願いいたします…!
やった~!! 一番乗りだ!!(ふわふわふわ~!
けみかる
わあいわあい!!
こちらこそ、またこれから一年もたくさんお世話になります……!
いえーーい!!!
193
なんとか盛大にお祝いしたかったけど難しかった……
絵文字で装飾するしかない…!🎉
いえーーい!!
けみかる
へへ……ありがとうございます!
由貴くん瀬理香とゴールして、ちょうどいい感じのタイミングで迎えられたのでとても心が晴れやかです!
193
やった~!! ふふ、この瞬間にエンディングを持ってきていただけたのも神(けみかえるさん)の采配…!!
けみかえるさんのお誕生日なのに私がもらってる… ほわい…
けみかる
?? 由貴くん由貴ちゃんのお誕生日だったから……??
お誕生日が近いの嬉しいですね! ずっとわくわくできる……
というか藺草さんのお誕生日も、いっぱいセッションしていただけたので!?
おかえし…………
193
えへ…!? いや、いやいや……えへへ
やった~!! win-win…(?
けみかる バースデーログにバースデーの記録が残るのうれしい……ぽわぽわ……
193
ふふ……私も残せてうれしいにゃん…
やった~おいわいできちゃった…
夜門 由貴
ふふ……俺たちからもおめでとうございます…?
誕生日が7/30でよかったなあ…
ゆきちゃん おめでとうございます……! けみかえるさん!!(ぴょんぴょん!
けみかる
由貴くん~~!! 由貴ちゃん~~!!! ありがとう……!
えらかったね由貴くん……かわいいね由貴ちゃん……
(瀬理香と閃理によしよしさせようね……
夜門 由貴
ひえん……
ふふ、夢を終わらせた後間違えちゃったかと思ってどきどきしてた…
星守 瀬理香 よくある(?)落として上げるあれ……どきどきするよね……えへへ……
星守 閃理 (水底の記憶──)(由貴ちゃんをなでなでしつつ──)
ゆきちゃん ぴゃん……
KP
【エンディング】
①由貴くんが夢を終わらせ、誕生日の次の日(誕生日でない日:un-birthday)になる。
▼由貴くんの幸運ロールが成功、女性の腹の胎児も生まれる。
→END1『Happy Birthday』
おめでとう。今日はあなたの誕生日ではない日、でもきっと誰かの誕生日だ。
②由貴くんが夢を終わらせ、誕生日の次の日(誕生日でない日:un-birthday)になる。
▼由貴くんの幸運ロールが失敗、女性の腹の胎児が堕胎する。
→END2『Happy Un-birthday』
おめでとう。今日はあなたの誕生日ではない日。
③由貴くんが夢を終わらせず、胎児もまた腹の中に留まり続ける。
▼由貴くんの幸運ロールが成功、胎児は腹の中で死んでもなお幸せな夢を見続ける。
→END3『Happy Unbirth-day』
おめでとう。生まれてこなかった日。
④由貴くんが夢を終わらせず、胎児もまた腹の中に留まり続ける。
▼由貴くんの幸運ロールが失敗、胎児はまた1から胎児(人間)に再生するために生物の途方のない歴史を繰り返す。
→END4『Happy Rebirthday』
おめでとう。再生を。
夜門 由貴 他のエンド……
ぜんとく
この表記だと7/31生まれなんだろうかとも思ったけれど
こう……未熟児で生まれて、どうにか息を吹き返したのが7/31なのかなと。
生まれたのは、やはり由貴さん達と同じ7/30という運命が素敵だなと思うのでした。
夜門 由貴
やった…!
どこかのタイミングでは俺たちのおうちで一緒にお祝いすることになるのかもね…?
元気に育ってね……善徳くん…
ぜんとく ありがとうございます。生まれたからには長生きしたいですね。
夜門 由貴
長生きしてね……
赤崎さん……おかあさんといっしょに生きてほしかったな………(ぐにゃあ…
赤崎 心 善徳だけでなく、折角親切な方々に巡り会えたのに、いずれお別れする事になるのは私も寂しいです。
夜門 由貴
かなしい……どうして……
かなしいね……
せめてまたお会いしたときは楽しい思い出が作りたいですね……
善徳くんにもめいっぱい素敵な思い出を作ってもらいたい…
赤崎 心
そうですね……落ち着いたら、ぜひまた遊びにいらしてください。
善徳もきっと喜びます。夜門君とは同じ誕生日ですもの。
ぜんとく きゃっきゃ!
夜門 由貴
ありがとうございます!
ぜんとくくん……! ゆきにーにだよ…!!(?)
ぜんとく だぅ……?? でゃあー!!(にこにこ
夜門 由貴
ひぇ……かわいい……
そういえば善徳くんは……
どうなんでしょう、若干人外…なのかな、この世界線では…?
星守 瀬理香
どうなんだろう……
膿の母にさらされた妊婦さんの出産は、まれもんによると「常に」死産か奇形ってことだから……
正常に生まれてきたなら、何かが変わったのかも……??
夜門 由貴
なるほど…?
あるいはシナリオ中にはいないけど、なにか別の存在が働きかけ…? わからないが…
星守 瀬理香 うーん……やっぱり、気まぐれな地の精霊様あたりが……??(地の精霊様をなんだと)
夜門 由貴 地の精霊様つよい……ふふ、ずっと地の精霊的なそんざいでいてくれないかな……(お化け屋敷の方向を見ながら
KP
【成長】
目星3
心理学1
クリチケ1
夜門 由貴 はわ…… ありがとうございます! しうけい…
星守 瀬理香
どういたしまして! 思った以上に技能振りがすくなかったね……!
ラスト幸運の保険で(?)どうにかクリチケを握らせてあげたくていろいろダイスを振ってもらってたんだけど……
KPさんが勝手にファンブルして勝手にクリティカルして終わったね。
由貴くんの出目はとても安定していた……
えらい…………
夜門 由貴
ふふふ…!? いっぱい振らせてもらってた……ありがたい…
今日の出目は最後まで良かったね… びっくりしちゃった…
星守 瀬理香 由貴くんのお誕生日ぱわーかな! びびび……
夜門 由貴
わ~っびびび… しびれる…
成長タブも作ってもらっちゃた… 感謝感謝…
星守 瀬理香 えへへ……しびれてる由貴くん、つかまえた……!(ぎゅーっ
夜門 由貴
わ、わーっ!?!?
べ、べつのいみでしびれる……ふふ、つかまっちゃった…(ぎゅーーっ
my timeが流れ始めたときもドキッとしちゃったな……
サプライズ……
星守 瀬理香
えへへ……my time大好きだから……
私(とKPさん)が聴きたかったのもある……(?)
夜門 由貴
ふふ、聴きたかったのか……かわいいな……
ずっと式日と回帰のことを思い出してたよ。生きることがつらかった、か……
星守 瀬理香
つらかった……というか、単純に大変だった……という感じではあるよね。
つらさを感じる暇もなかったのかな、なんて……。
多分、推奨されてる探索者とはちょっと違う……? 気もするけど
色々な要素から由貴くんにはこれ! と思っちゃった。
夜門 由貴
ふふ……でも十年もあると、じっとしているしかない瞬間もあったりして……
そういうときにつらい、って思ったりしてたのかもね
わーっ ふふ、ピッタリのシナリオを回してくれてありがとう…!
確かに幸せな夢を見続けたい、という気持ちもなくはないから……
二回目は戸惑いながらもそのまま過ごす、というのもありなのかな…と思ってたらバッドエンド直行で笑っちゃった…… 笑うんじゃない
星守 瀬理香
うう、由貴くん……(ぎゅ…………
そうだね、そのまま「私」の要望を飲んでたら……ぞぞ……
夜門 由貴 ふふ……でももう大丈夫だよ……
星守 瀬理香 うん……つらい時も今度こそ私がちゃんと一緒にいるからね……!
夜門 由貴
うん、ずっと一緒だね……
ぜんとくくんには……瀬理香ちゃんが一緒にいられなくなっても、って言ったけど… どうかな…(しょん…
おれは……おれは……(めちょ…
星守 瀬理香
ゆ、由貴くん…………泣かないで…………!
もしそうなるとしても、きっともっと先の事だから…………たぶん…………
夜門 由貴
ふふ……うん。瀬理香ちゃんにも長生きしてもらわなくちゃ……(ぎゅ…
いっぱいぎゅっぎゅってしてる… ふふ
星守 瀬理香
一緒に長生きしようね。
ふふ、えへへ……ずーっとくっついてるね……!
きっと昨日(7/31)はなんだかんだ、おふとんでごろごろしてたのかな……
夜門 由貴
え~? 暑くない?
うれしいからいいけどさ(ぴとぁー
かな……? ふふ……かる―いスキンシップの繰り返しだったり、ちょっとだけ眠っては起きてしたり…?
193 由貴は果たしてその状態でKENZENでいられるのか…
夜門 由貴
………(ワシッ
(ぽい
星守 瀬理香
はわ…………
あっ、にゃーんさま…………
193
ギャアア(窓の外へ落ちていく
……スタッ
星守 瀬理香 (さすが ねこ…………?)
夜門 由貴
厄介だなあのネコモドキ…
庭にペットボトルおかないと…
星守 瀬理香 効果あるのかなあ?(お水じょぼぼ……
夜門 由貴
どうかなあ……?
まあ来なくなるとそれはそれで困るんだけどさ…(どんっ どんっ(ペットボトルを置く音
星守 瀬理香 ふふ、切っても切れない関係だもんね……
夜門 由貴
そうだよ……瀬理香ちゃんとデートもできなくなっちゃう
むぐぐ…
星守 瀬理香
それは……とってもいやだな…………
ふふ、にゃーんさまとの共存の道をさがそうね
夜門 由貴 きょうぞん…
193 ナウーン(カリカリカリ…
星守 瀬理香 さみしそうにないてる……(そわ……
夜門 由貴 ……しょうがないな…(ガラッ
193 ミャオーン!!(瀬理香ちゃんの膝の上に飛び込んで丸くなる
夜門 由貴 こいつ…
星守 瀬理香 わわっ ……ふふ、入れてもらえて良かったね、にゃーんさま(なでり……
193 なでられた……うれしみ……(ふわふわ…
夜門 由貴
……いいなー
俺も猫になりたい…
星守 瀬理香
でも、やっぱりねこはちょっとこわいから……
由貴くんは由貴くんのままがいいよ。ほーらおいでーっ(両腕ぱっ
夜門 由貴
……!? わ…… わーいっ…!?!?
遠慮がちに腕の中に飛び込んでいく…?
(やわらかくていいにおいがする……)
(ぎゅーっ…)
星守 瀬理香
ふふ……よしよし……由貴くんはいつも頑張っててえらいね~!
いいこいいこ……♪(なでなで……すりすり……
夜門 由貴
う…… にゃ、にゃーん…?(すり……
…ちょっとだけ子ども扱いしてない?
星守 瀬理香
えっ。……し、してないよーー?
由貴くんが甘えてくれてうれしいなあとか
ここぞとばかりにおねえさんぶりたいなあとか
そんなの、ぜんぜん、おもってないよーー(目がすいすい
夜門 由貴
む……?? まあいいけどさ……
あんまり油断してると……たべちゃうぞ~…?(耳のあたりをぱく…?(?)
193 (何かしらの念波を飛ばしているねこ)
星守 瀬理香
ひゃう……!?
にゃ、にゃーんひゃま……に、由貴くんのコントローラーが……
193 (にこ…)
夜門 由貴
もぐもぐ……
……お布団で一緒に寝なおそっか
(???)
星守 瀬理香
??? う、うん…………??
(わ、わたしががまんできるかな…… ???)
夜門 由貴
!???
りょ、りょうおもい…?(???)
星守 瀬理香 え……? りょうおもいだよ……? ずっと……???
夜門 由貴
ん…!! うん、そ、そうだね…
秘めての時から成長した(?)ね…(????)
星守 瀬理香
…………!!(ぶわわ……!!!
ゆ、ゆきくんが、いろいろ、おしえて……
……そだてて、くれたので…………??(????)
夜門 由貴
そ…そっか……
ふふふ、これからも勉強していこうね…?(???)
193 「?」がいっぱい
けみかる ふふ、あんなにいろいろしてるのにてれてれしちゃって……
193 ふぉふぉふぉ……うい奴らじゃ……(撫で…
けみかる 後方腕組見守り隊……(ふかいうなずき
193
ふふふ……最初から最後までサプライズに富んでましたね……
心さんといい、遊園地のキャラクターたちといい、スチルやミニゆきゆき’sといい……
はわわがとまらんかったね…
けみかる わわ、突然の褒めタイム……(はわわ……
193
え…!?!? ややや、事実だワン…?
瀬理香ちゃんが由貴を包めるくらい大きいのもかわいいな……
けみかる
わあ~~ありがとうございます!!
描写は準備してないのに謎ポイントコンテンツが充実……できていたらいいなあ
そう身長差~! おいしい……もぐ……
193
即興描写もたくさんごちそうになってしまいましたね…! へへへ……メシテロといい、乗り物といい…
とってもすごいのだ!!
天才! けみかえるちゃん!
けみかる
わあ、わああ、藺草さんの褒めが止まらない……!!
いつも新鮮で嬉しいリアクションをくださるからこそですよ……!!
アトラクションは、なんだかんだで自分も楽しませていただきました!
ゆき♂せり♀ちゃんがゆっくり仲良く楽しんでくれて、にこにこしっぱなしでした……へへ……
193
お部屋もメッセージカード? な感じでね……可愛くてね……
へへ…… 臨場感があって楽しかったので……!
ゆき♂せり♀ちゃん……かわいかったですね……
色んな気持ちに……
前回の14歳の誕生日のときはこのタイミングでも仲は悪くなかったでしょうけど、デートにいったり、とかはなかったでしょうし……
そんでその時の気持ちとかもね…考えるとね……
幸せな今だ……
けみかる
そうですね……二人でデートは無い……
放課後一緒に帰宅していたかどうかも、あやしいところですよね……
193
にゃるほど……
もしや心さんや……善徳くんのうんめいもかわっているでは…
Butterfly Effect…(なめらかなはつおん
けみかる
はわ……心さんに救いの手が…………?
んっふふふ
193 Butterflyっていうかダイレクトエフェクトだけども
けみかる
ゆき♂せり♀ちゃんは1周目の段階では、善徳くんたちを知らないのがね……
これがゆきせりちゃんだったら……
でも運命を意図的に変えるのと、運命が自然と変わるのとは違いますかね……
193
そうですね……
ふふ、なにかのタイミングで運命が変われば……変わってくれたら……ナァーン
赤崎 心 たくさん気に掛けていただいて……恐縮です。
193
へへへ……
若心さんすごく可愛かったね……(しょくしゅにまきこむかまえ
まあ色々やっていく中でなにか起きる……といいなあ!(大量のシナリオをみながら
けみかる
もう一度2020年がやってくるなら、知孕自体をやり直せる……?
(それでも生き残れるかどうか……むむ……
193
知孕……いつか行きたいですねえ……
それから心さんたちのアレそれを理解して……(しあんちう
けみかる
知孕…………ふふ……………
ぜひね…………
でも由貴くんや瀬理香との交流を経て、心さん自体の心境が変化する可能性もありますね。
戻りたいという気持ちが強くなれば、たとえ一度死んでも……?
いや……でもより一層、善徳くんを愛してくれる人がいるなら……となるか……
193
ほわ……!! そういったルートも……!
頑張らねば……由貴…瀬理香ちゃん…! ほわーーーっ
心さん゛ん(すがりつくねこ
まあ世の中にはね……
ぶっ生き返すという言葉もありますから…(??)
赤崎 心
あらあら…………(なで……
えっ…………??
193
え?(なにもしらないねこのかお
にゃあ~ん ごろごろ…♪
けみかる
今年もお盆に精霊棚チャレンジ……?
もうぜんっぜん向いてなかったんですけどね……生き返る気が……
193
そ、そんな…!?
精霊棚は蘇生ちゃれんじシナリオだったんですわね…?
ふふ、こちらの世界線で……もしも心さんがそのまま生きているor帰ってきてくれたら、善徳くんもさくっといい人を見つけそうですね……(ハンカチをくわえるシキをしまう
赤崎 心
ふふ……どうでしょう。
もしも私が生きていたら……もう少しかたい子に育っていたかもしれませんね。
193
にゃ…にゃんと
そういうものなのにゃ…
おかたい善徳くんか…………ひぇ…(?)
赤崎 心 やたらめったら人をたぶらかすというのは……私や夫は教えないでしょうね。
夜門 由貴
ひとまず元気に育ってくれるのが一番だよ
赤ちゃん……かわいいだろうな…(なでなでさわ…
193 誑かす…! ふふふ、なるほど…
ぜんとく
(たぶらかすつもりはないよ……?)
あうあぅー!! ふへひゃ……(くすぐったそう
夜門 由貴
かわいい…… 弟……? じゃないけど
ふふふ、すごく可愛がるだろうな…
ぜんとく わぁい! ゆきにーにっ! せりかねーねっ!
夜門 由貴 なんだ~? 善徳くん、遊びたいの?(わしゃわしゃわしゃ…?
ぜんとく きゃぁ~~~! あしょぶ!!
星守 瀬理香 (由貴くんも善徳くんもかわいいなあ……)
夜門 由貴
よーし! じゃあ公園まで行こっか~
ね、瀬理香ちゃん、一緒に行こうよ!(にこー!
星守 瀬理香
うん! 行く!(ぱあぁ!
暑いから日焼け止めぬって、おちゃちゃ持って行こうね~
ぜんとく おちゃちゃ! もってく!
夜門 由貴
(善徳くんに接する瀬理香ちゃんもかわいいな……)
ちいさいぜんとくくんもむげんにかわいいな…
なんだ…? 愛…?
星守 瀬理香 由貴くんの愛が溢れている……!
夜門 由貴
俺たちに子どもが生まれても楽しそうだな……と思いそう
ふふふ……
星守 瀬理香 えへへ、疑似子育て体験……みたいな……?(てれてれ……
夜門 由貴
そうかも…? 予行練習……?
ふふふ、照れてる瀬理香ちゃんもかわいい……俺も照れる…(てれ…
星守 瀬理香 由貴くんも照れてる……! かわいい…………(にこ…にこ……
夜門 由貴
そうなんだよね…… おねえちゃんとあいたくて… だいすきなひとをまもりたくて… とかでピンときて……(唐突
か、かわいい…? かわいい………こ、これからかっこよくなるし…(?????)
俺の性格も一周目とはだいぶ違う? のかもなあ…と思ってたり。
多分もうちょっとムスッとしてたと思うし…
星守 瀬理香
あっ……しなりおをよむもの…………??
由貴くん…………にこ…………
由貴くんはかっこよくて、かわいいよ。いつでも
ムスッとしてる由貴くんもかわ…………じゃなくて
うーん、1周目、どう接してたのかなあ……。
由貴くんが18になるまで付き合わなかった理由……
私は閃理くんとは違うし……。(??)
夜門 由貴
読んでる! 読んでた……ふふ…
いっぱい描写作ってもらったんだなあって思ったりね…
ふふふ……?
かっこいいとかわいい……いつかかっこいいの割合が増えたらいいな…?
星守 瀬理香
描写ははえるもの……描写大収穫祭だったね
うーん、でもね、その辺りは今でもかっこいいの割合の方がやっぱり高いよ!
見た目とかじゃなくて……なんだろう……心根が……?
夜門 由貴
こころね……(心臓のあたりをじっと見る
ふふふ……ありがとう
星守 瀬理香
でもそうか……
改めて陶酔嚥下を見るに、私は1周目はあんな感じでずっと上手く伝えられなかったんだろうなあ……
夜門 由貴
とうすいえんげ……そっか……大きく変わったのは瀬理香ちゃんも……?
ふふ、変わったまま過去に戻ってきたんだけどさ…
夢だって気づいてないときは………この日を下手に過ごすと記憶が上書きされちゃうのかな……とか思ってたりなんだりしたな。
夢の中の記憶が俺と……ちいさい善徳くんのものだけだっていうのもちょっとさみしいけど
善徳くんのことだって気づくかどうかもわからないけど…いや流石に無理だろうな…
星守 瀬理香
なるほどね……。
否定された事も覚えたまま……だとしても、夢から逃れるためだって分かってるから……?
夢の中でどんな事があったか、私にも話してほしいな……
胎内記憶として残っているなら、ちいさい善徳くんがちいさいうちにぽろっと何か口にするかも……?
夜門 由貴
そうだね…… お布団でねむねむしながらお話する……? かな…?
はわ…???
ぜんとく ぜんさんねえ、うまれゆまえ、ゆきにーにとあったことあゆ!!!
夜門 由貴
ほんと~? そっかぁ~
うれしいなあ(なでなでなで……?
でもそれと合わせて誕生日の日付とか聞いたり……したら…?
もしかして…?
夢の中で一回は結びつけてるしね…
ぜんとく
ゆきにーに しぇりかねーねと おててつないであしょんでた!
ぜんさんのおたんじょーび ひちがつ さんじゅーにち!
夜門 由貴
え~?(てれてれ…
え…?(テレレレレン↑ テレレレレン↓
ぜんとく しゃんちぇっく れしゅ……???
夜門 由貴
CCB<=60 【SANチェック】 (1D100<=60) > 45 > 成功
な、なんと…
星守 瀬理香 平気だった!! さすが!
夜門 由貴
やったあ…!?
ぜんくん、俺とおんなじたんじょうび…だっけ?
あれ、そっか…… そっか……(なでなで
そっか~…
そしたらほんとに、会ったことあるかもね?(にこ~なでなでなで…?
ぜんとく あゆもん!! ぜんさん ゆきにーにに あいがとした!!(わしゃわしゃされながらふんすふんす!
夜門 由貴
かわいい……
そっか~…… ふふ、一緒に遊んでくれてありがとね、ぜんくん
ぜんくんともいつか、ゆうえんち行こうね~(?)
193 (ぜんとくくんRPかわいいな…)
けみかる (うぇへへ……?? 幼児の解像度……??)
193 (にゃるほど……!? かわいいかわいいするね…)
夜門 由貴
瀬理香ちゃん、また今度3人で遊園地行こうよ。
赤崎さんにお願いして…? いや、皆で行くのがいいのかな…?(大所帯
星守 瀬理香
ご都合が合えば、赤崎さんたちにもお越しいただきたいね……!
善徳くんもママたちと一緒の方がもっと嬉しいだろうし……?
夜門 由貴 そうだねえ、ままとぱぱといっしょがいいね~ぜんくん?
ぜんとく !! うん!! みんなであしょぶ!!
夜門 由貴 あしょぼっか~(腕の中にいれてごろんごろん…?
ぜんとく わひゃ~~~っ!(ごろんごろん!
夜門 由貴
あはははっ……
ふふふ……瀬理香ちゃんもぜんくんと遊びたいな~って顔してる(?)
わからない、俺とかもしれない(うぬぼれ
星守 瀬理香
ふふ……! 正解はーーー……
ふたりまとめてぎゅーーっ!! でした~~!
ぜんとく わあいわあい ぎゅーーーっ!!
夜門 由貴
わーっ!?!?
両方当たった…!? ふふ、ぎゅーーっ
けみかる かわいい……無限に遊んでいてほしい……(拝)
193
かわいいですね……このまま時が止まればいいのに…(シナリオ内で出した結果と真逆の答えを出すPL
この三人も信号機なんだな…(はっとするなど
けみかる
んふふ……! 成長を見守っていきたいですね……
はっ……!! 天才…………
善徳くんもめきめき大きくなるけど
最終的な身長を今見たら由貴くんと同じだったのではわ……となりました
運命……
193
ふふ…… おにいちゃん(?)に似た…? どういうことわよ
お下がりが着れ…?
いや、お下がりとかはないか ふふ
由貴……私服であんまり襟のある服きなさそうなんだよな…
自発的には…
まあでもそこまで頓着はしなさそうだから、渡されたら着るかもしれん
けみかる 襟のある服……どうなんだろう、善徳くんの私服の趣味……
193 ほわ…? なるほど、襟のあるお洋服イメージ(60年後のイメージに引っ張られている)だったけどTシャツを着ることもある…?
ぜんとく
ごめん由貴兄さん、外急にすごい雨で濡れちゃって……。
着替えと傘貸してもらえるかな……(16歳くらいの……?)
193 どっ どきーーー!?!? はぇ……(勝手に暴れだす中の人
夜門 由貴
あれ……ぜんくん?
全然いいけど……わーっびしょ濡れじゃん。
着替えは全然いいけど、お風呂入ってけば…?
帰りは車出そうか。送ってくよ…?(これは……29歳? になった俺…?)
29歳の俺はシャツ着てそうだな……
いや、Tシャツも着るか
けみかる つまり……
夜門 瀬理香
善徳くん、ついでにご飯も食べて行ったら?
お腹すいてるでしょ。
夜門 由貴
あ、いいね。食べていきなよ。俺も手伝おうか……
今日のご飯なあに? せりかねーね
ぜんとく ありがとう瀬理香姉さん……って、もう俺そんな風に呼んでないよ!
夜門 瀬理香 ふふ……今日のご飯は、ゆきにーにも善徳くんも大好きな梅しそ巻きだよ!
193 俺…おれだっけ……かわいいな……
夜門 由貴
ふっふっふ やった~ 梅しそ巻きだってさ、ぜんくん!
早くお風呂入っておいで(わしゃ…?
ぜんとく
60歳になったら(社会人になったら?)「私」ですね。
ゆきせり時空では幼少期「ぼく」でしたが高校生くらいになれば「俺」……?
こちらでは由貴兄さんに影響されて幼少期から「おれ」かもな、と……
梅しそ巻き……やった。
じゃあ、ありがたくお風呂借りるね。着替えもありがとう。
夜門 由貴
やったあ…??? 俺がぜんくんの人生に影響与えている…(どきどき……
うん。ぜんくん最近大きくなったけど、まだ入るはずだからさ。
……俺より大きくなりそうだなあ…
夜門 瀬理香
善徳くんも沢山鍛えてるもんね……。
あっという間に抜かされちゃった。昔の由貴くんみたいだなあ……。
いっぱい食べて、どんどん大きくなってね。
夜門 由貴
昔の俺…? たしかに急に身長伸びて……それまでの服全然入らなくなったりして困ったんだよな……懐かしい…
よし、瀬理香ちゃん。手伝うよ。
俺も腕によりをかけないとな~(料理技能ない
どうだろうな……ごくごく簡単な料理なら……
いや、もう結婚してるからそれなりに出来るようになってるかも…?
夜門 瀬理香
私もお料理の修行がんばった……のかな。お母さんに色々頼んだんだろうな。
由貴くんと一緒に由貴くんのお母さんに習う事も……?
夜門 由貴
いいかもね…? 今は日本料理ばっかり作ってるけど…
多分イギリスの料理も作れるだろうし、瀬理香ちゃんのお母さんからはポルトガルのお料理が習えるし… 色んな国のお料理が食べられる…じゅる…
夜門 瀬理香
ふふ……お料理で世界旅行ができちゃうかもね!
……ぐ~~……(お腹が鳴る……
はっ…………
夜門 由貴
あはは、おなかすいちゃった…?
さっさと作っちゃおうか(なでなで
夜門 瀬理香
えへへ、うん……そうみたい。
善徳くんがお風呂から出たらすぐ、あつあつを食べてもらえるように頑張ろう!
夜門 由貴 おーっ!(お米を研ぎ始める
夜門 瀬理香 私……何も考えてなかったけど、32歳だったらもう、一人くらい子どもがいたりするのかなあ……(ぽわぽわ……
夜門 由貴
あ、そうかもね……?
最終的に二人はほしいから、一人はもう生まれてるかも…?
ふふふ、ママだね。瀬理香ちゃん!
夜門 瀬理香 ふふ、由貴くんもパパだよ!
夜門 由貴
あっほんとだ! ふふふ……
……娘だったら娘もぜんくんに恋したりするのかな……
それは……パパとしては…?(???????)
夜門 瀬理香
あはは、複雑なパパ心……。
どうなんだろうね、でも恋してたらもっと……私とかが応援しちゃってたかもしれないから……
なかったのかなあ??
夜門 由貴
いや、案外微笑ましく見守ってるのかもな……
へんな男に引っかかるよりは絶対にいいし…(???)
おうえん……! ほほう……
娘ちゃん(架空)の恋を応援してる瀬理香ちゃんかわいいな…
夜門 瀬理香
そうそう、恋してるしてない関係なく、お付き合いするなら由貴くんか善徳くんみたいな人がいいよ~って言う……かなあ
娘ちゃん……両親がずっと「由貴くん」「瀬理香ちゃん」呼びなのも ふふ……
夜門 由貴 なるほど……? なるほど……「瀬理香」呼びになる日が…くる…?
夜門 瀬理香 はわ…………!(どき………? 色んなきもち……
夜門 由貴 式日と回帰でずっと瀬理香ちゃんって呼んでたのもあって、なかなか抜けなさそうではあるけどね。ふふふ…
夜門 瀬理香
実際に精神として生きた年数的にはもう44歳とかその辺りで、これなら…………
ずっと……?
夜門 由貴
なるほど……?
ほんとの18歳だったら、付き合い始めてしばらくして「瀬理香」って呼び始めてたかもしれないけど(見栄とか……いろいろで)今の俺は別に……
いいじゃん、瀬理香ちゃんで…かわいいし… って開き直る…?
夜門 瀬理香
はわわ……ほんとに色んなきもちになっちゃう……
そっか……その雰囲気がエンデビに継承されるのかな……。
瀬理香ちゃんって呼ばれるのも呼び捨てにされるのも、どきどきしちゃうな……
夜門 由貴
ふふふ、はからずも差別化ができた…?
俺も呼ぶときはどきどきしてるよ。呼ばれるときもね…
ふふふ、サンジ! そろそろねんねする?
瀬理香ちゃん…(撫で…
まあ中の人はまだご飯食べてるから起きてるけど…
夜門 瀬理香
少なくともこの私や今いる閃理くんが、由貴くんや由貴ちゃんを呼び捨てにするってことはないかなあ……。
はわわ、さんじ! なで!? ごはん!?!?(情報の嵐)
そうだね、今日はひとまず眠ろうかな……。
夜門 由貴
ごはんはね……ふふふ…
うん! ねんねしな!
193
けみちゃん~よいこだねんねしな~
きょ~うはけみちゃのたんじょうび~
…?
けみかる けみちゃです へへ……
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ふふふ……ちょっとだけ語呂を良くしようと思って…
ふふふ、マスカレから続いて……ぽとらやあんりばまで!
長い間ありがとうございました……! あんりばお祝いいっぱい嬉しかったな……!!
かわいいゆき♂せり♀ちゃんやゆきせりちゃんをこれからもいっぱい観測していきたいです…!
けみかる
わー! 今回もたくさんお付き合いいただきましてありがとうございました!
由貴くんたちのお誕生日をめいっぱいお祝いできて
また私の誕生日までお祝いしていただいて、こちらこそとても嬉しかったです……!
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いえいえ……!
大切な日付変更線をね…!! お祝いできて!
やったあの気持ちでしたわね…!
けみかる
ふふ……! 約2ヶ月前の私と同じですね……!
さて……明日以降……はなんか適当な時間に浮上しているかもしれないので
ろっころのご準備等もあるかと存じますが
お時間あれば、ぽとらの続きとかもちょこちょこ……やっていきたいですね……!
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わーい! その時はまたよろしくお願いいたします!
ろっころの立ち絵も描くぞ~!!
それでは本日も遅くまでお疲れ様でございました!
ふふふ……
夜門 由貴 おやすみなさい、瀬理香ちゃん。
ゆきちゃん それからお誕生日、本当におめでとうございます。けみかえるさん!
けみかる お疲れ様でした! よい誕生日の幕開けをありがとうございました!
星守 瀬理香
本当にありがとう!
おやすみなさい、由貴くん、由貴ちゃん、藺草さん。
夜門 由貴 2d6+1d3 生還報酬SAN回復 (2D6+1D3) > 7[1,6]+3[3] > 10
system [ 夜門 由貴 ] SAN : 60 → 70
夜門 由貴
3b100>84 【目星】 (3B100>84) > 88,46,4 > 成功数1
1b100>68 【心理学】 (1B100>68) > 31 > 成功数0
1d10 目星 (1D10) > 1
1d10 クリチケ (1D10) > 8
目星 84 → 85
医学 58 → 66
かな? ふふふ、今日は本当にありがとうございました!
また遊園地行きたいな……
星守 瀬理香
お疲れ様でした! こちらこそありがとうございました。
遊園地、また行こうね! 楽しみにしてる。
そして改めて……お誕生日おめでとう、由貴くん!