KP お疲れさまです!
193 お疲れさまです~!
KP 夜の部もお越しくださってありがとうございます! ご準備の方大丈夫そうですか?
193
生き残って一発目…よろしくおねがいしますね…
大丈夫です! あ、文字色…!
夜門由貴 準備大丈夫ですよ!
KP はーい!
KP
それではゆきせりツアー第二弾
「馬鹿参り」
セッションを開始いたします。
KPとKPCは私、けみかると星守閃理。
PLとPCは藺草さんと夜門由貴さんです。
よろしくお願いいたします!
夜門由貴 はい、よろしくおねがいします!
KP
8月9日。
夜門由貴さんは星守閃理と共に、先日約束していた海水浴場へ来ていた。
電車で1時間程の場所にあるそこは、夏休みという事もあり、非常に賑わっている。
何とか、茣蓙の敷かれた屋根のあるスペースのひとつを確保して
あらかじめ下に水着を着ていたあなた方は、すぐさま洋服と一緒に暑苦しさを脱ぎ捨てた。
夜門由貴 水着差分を作っておくべきだった…?
星守 閃理
心の目で見てるよ
(???)
KP
青々とした空に、白く大きな入道雲。
しっかりと日焼け止めを塗ったサンダル履きのむき出しの足で
熱い砂浜を二人して、小走りで海を目指す。
波打ち際で準備運動を済ませて、澄んだ水の中へとダイブした。
夜門由貴 そうなんだ……(?) じゃあ、よかった…?
夜門由貴 ざぶーん!
星守 閃理 ばしゃーん!
夜門由貴 かわいい(真顔)
星守 閃理 「海水浴なんて、本当久しぶりだね」
夜門由貴
「うん! しばらくぶり…夏の海、最高だね!」
「来年は閃理くん、忙しそうだもんね。今年のうちに来られてよかった!」
星守 閃理
「そうだなぁ、来年の今頃は……模擬授業や卒論に追われてそうだ」
「今聞く事ではないけど……由貴ちゃんは勉強は大丈夫そう?」
夜門由貴
「だ、大丈夫だよ!」
「……多分」
星守 閃理
「ずっと一緒の大学行きたいって息巻いてたのに、随分自信が無さそうな……? まあ、そこまで心配はしてないけどね」
「今日は思いっきり遊んで、明日からの活力にしよう」
夜門由貴
「最近試験問題が難しくなったって噂がね…うん、がんばる。閃理くんと一緒の大学行くためだもんね!」
「そうだよ、今日は遊ぶ日だよ! 明日から本気出す!」
星守 閃理 「ふふ、その意気だよ、由貴ちゃん!」
KP 何か……したい事……あります……?
夜門由貴
したいこと…
まあ、いちゃついてるんじゃなかろうか…(脳内補完)ってかんじなんですよね…!
沖まで泳ぎます?
KP 泳ぎますかあ! 特に導入なので何も起こりませんよ
夜門由貴 そうなんですね! 溺れるんだと思ってました
夜門由貴 だとしたら本夏二度目である
KP フレーバーで【水泳】でも振ってみます? 失敗しても溺れはしません。どれだけかっこよく泳げたか、みたいな?
KP 水難の相……
夜門由貴
ふふ…!(振って無い) 振ります!
CCB<=25 【水泳】
Cthulhu : (1D100<=25) > 54 > 失敗
星守 閃理
CCB<=25 【水泳】
Cthulhu : (1D100<=25) > 47 > 失敗
夜門由貴
おお…
ばちゃばちゃばちゃ…
KP では二人とも大体同じくらい…? 割といい感じに泳げたのではないでしょうか!
夜門由貴 やったー!
KP そうだ、スイカ割りもできそうですね。何か家族連れの人が、一緒にやりませんか~って声を掛けてきました。(雑)
夜門由貴
コミュ力…!
「えっ、いいんですか!?」
「閃理くん、スイカ割りだって!」
知らないお父さん 「私たちだけじゃ割っても食べきれそうにないから、ぜひ!」
星守 閃理 「やったね! 挑戦してみようか」
知らない子ども
「結構かたくて、なかなかわれないんだよね」
「おにいちゃんおねえちゃん、がんばって!」
夜門由貴 「任せて…! がんばろう、閃理くん!」
星守 閃理 「うん。竹刀を振り下ろすのは慣れてるもんね。頑張ろう!」
KP という事で、【日本刀】どうぞ!
夜門由貴
CCB<=75 【日本刀】
Cthulhu : (1D100<=75) > 17 > 成功
わぁい!
星守 閃理
CCB<=80 【日本刀】
Cthulhu : (1D100<=80) > 89 > 失敗
夜門由貴 (記憶にあるよりちゃんとってたな…)
KP やりやがったな
夜門由貴 !?
夜門由貴 数字があぶない…
KP
では恐らく閃理の一撃では割り切れず、由貴さんの鋭い一撃で……
パカッ、と勢いよく真っ二つに割れました!
知らない子ども 「すごーーい!! おねえちゃん、かっこいーーい!!」
夜門由貴
なるほど、初めての共同作業…?
「ふふふ、ありがとう!」
知らないお母さん 「家族の遊びに付き合ってくださってありがとうございます。切り分けますから、どうぞ召し上がっていってくださいね」
夜門由貴 「わあい、ありがとうございます!」
星守 閃理 「お声掛け下さってこちらこそありがとうございます。いただきます!」
知らない子ども 「ねね、どうやったらそんなにつよくなれるの? ぼくもおねえちゃんみたいにつよくなりたーい!」
夜門由貴
「キミも強くなりたいのか、そっかー!
おねえちゃんはね、おにいちゃんといっしょに剣道を習ってるんだよ!」
知らない子ども 「けんどう……! ぼくもその『けんどう』やったら、つよくなれるかなあ」
知らないお父さん 「そうだなあ、お前にもそろそろ何か習い事をと思ったが、剣道か」
夜門由貴 「つよくなれるよ! つよくなりたい―っていう気持ちがあれば絶対!」
夜門由貴 そんな単純な話でもあるまい…
星守 閃理 「僕の父が開いている星守剣道教室は、3歳のお子さんからお教えしていますよ。お近くにお住まいでしたら是非」
知らない子ども 「うん……! うん……!! だっておねえちゃんほんとにつよいもんね!」
夜門由貴
「えへへ、でもホントはお兄ちゃんのほうが強いんだぞ~!」
「ねっ、閃理くん! さっきも私が割りやすいように力加減してくれたんだもんね」
星守 閃理 えっ
夜門由貴 ?
夜門由貴 ニコ…
星守 閃理 「力加減というか……うんまあ、普段の稽古ではまだまだ由貴ちゃんに負けるつもりはないけどね」
知らない子ども 「へええ~! ふたりともつよいんだあ……! かっこいい……!」
夜門由貴 「そんなに褒められると照れるなあ…」
知らないお母さん 「あらあら、この子ったらいつになくやる気ね。そんなにやってみたいなら、今度見学にでも伺わせていただきましょうか」
夜門由貴
「はい、いつでもどうぞ!」
「って、私がいうことじゃないや…」
星守 閃理
「ま、父さんなら快諾してくれるよ。小さい子の生徒さんなんて久しぶりだし。僕を除いたら由貴ちゃん以来なんじゃない?」
「……ね、きみ、ひとつ良いこと教えてあげるよ」
知らない子ども 「なになに!? つよくなるひみつ!?」
星守 閃理 「ふふ、そうそう。……守りたいものがあると、もっと強くなれるよ。お母さんでも、お父さんでも、何でもね」
夜門由貴 ぐっ
知らない子ども
「まもりたいもの……。えっと、ママとパパとにーにやねーねたちと……ほいくえんのおともだちも、いいのかなあ?」
「よくばりすぎ、かなあ」
星守 閃理 「そんな事ないよ。いっぺんには守れきれないかもしれないけど。その分きっと強くなれるはずだから。ね、由貴ちゃん」
夜門由貴
「うん! ぜんぜん、オッケーだよ! お姉ちゃんも、このおにいちゃんと、にーにと、ままとぱぱ…もっといっぱい!
全部守りたいから強くなったの!」
知らない子ども 「そうなんだあ! やっぱり、まもりたいものいっぱいあると、つよくなれるんだね! よおし、いっぱい見つけるぞー!」
夜門由貴 「おーっ、がんばれ! おうえんしてるね!」
知らないお父さん 「息子にあたたかく接してくださってありがとうございます。何とお礼を申し上げたらいいやら……。後日また、よろしくお願いしますね」
知らない子ども 「またねー! おにいちゃん、おねえちゃん!」
夜門由貴 「またね! まってるよ!」
KP その後もあなた方は、海の家で軽食を食べたり、自由に泳いだり、波任せに浮かんだりと海を満喫した。
KP
夜門由貴 かき氷… やきそば…
KP 何でもあります! 舌の色がシロップ色になってそうですね。
夜門由貴 わあい! 何味が好きなんだろう。面白いのはブルーハワイですね!
星守 閃理 「見て、真っ青になった」
夜門由貴 「ふふふ、ほんとだ! 私もなってる?」
星守 閃理 「わあ、大変、これは真っ青だ!」
夜門由貴 「大変だ~っ!」
夜門由貴 わからん、でも前からこんな感じだったような気もする(記憶の捏造)
星守 閃理
「ふふ……。さて、涼んだし、もうひと泳ぎかふた泳ぎくらいしたら帰ろうか」
「結構遊び倒したけど、疲れてない? 大丈夫?」
夜門由貴 「大丈夫! 体力には自信があるから!」
星守 閃理 CON14かあ……つよいなあ……
夜門由貴
タフネス…
「だから、もっといっぱい遊ぼ?」
星守 閃理
「よし。時間いっぱい遊ぼう! 波打ち際まで……競争!」
普通によーいドンしたら普通に負けそう(大人げない)
夜門由貴
「わっ、ずるい! 待って!」
そうですね…普通だったら多分勝ちますね (DEX18)
ぬぬ… 波打ち際で飛びついて海にダイブしちゃろ
※良い子は真似してはいけない
星守 閃理 「わっ……!?」
KP
ざぱぁん!
二人はもつれ込むように浅瀬へ倒れ込む。
夜門由貴 「えっへへ…つかまえた!」
星守 閃理 「び、っくりしたあ……! いやー捕まってしまった」
夜門由貴 「急に走り出すんだもん…」
夜門由貴 急に走り出すんだもん…(真っ青(昼の記憶
星守 閃理 「ごめんごめん、置いていくつもりじゃなかったんだ。由貴ちゃんなら追いつけると思って、ね?」
星守 閃理 などと供述しており
星守 閃理 「さ、沖までまた泳ぎに行こう」
夜門由貴
「…もう!」
「今度は私が先に行っちゃうんだから…!」
星守 閃理 「あっ……! 負けないぞ!」
夜門由貴 「ここまでおいで!」
星守 閃理 「くっ、すぐ追いついてやるさ……!」
KP 波しぶきの音を立てながら、二人はあちこちを泳ぎ回った。遊泳ゾーンは全て網羅するほどに。
KP
しかし、さてそろそろ帰ろうかという頃、「あなた」は突然、黒くねばついた泥にまとわりつかれる。
「あなた」はもがき、苦しみ、手を伸ばし、―――「由貴さん」に手を伸ばすが、それは届かなかった。
ああ――彼女はもう動くことのなくなった「あなた」を抱え―――
夜門由貴 縦横無尽に泳いだんだな…
KP
一通り遊び倒してはしゃげる限りはしゃいだあなたは、帰る頃にはひどく疲れ切っていた。
迎えに来た閃理の父の運転する車の、後部座席を独占し
丸くうずくまって眠り込んだ事だけは覚えている。
夜門由貴 アッ、優しい そして不穏
KP
それが、8月9日。
数日前の出来事である。
KP ちょっと閃理タブの描写をしてまいりますので少々お待ちくださいませ!
夜門由貴 はい!
KP
「あなた」は穏やかなはずの海で、突然亡くなった。
不可解な点は多いが、確かに溺死だった。
「閃理の父」の助手席には、「あなた」の姿は既に無かったのである。
しめやかに執り行われた「あなた」の通夜の席に、一人の男が現れた。
ひどく容姿の整った、黒い喪服に身を包む黒髪の男である。
彼は、「あなた」の棺の前でひとり泣き崩れ続けている「由貴さん」に声を掛けた。
いくつか言葉を交わした後、男は一枚の紙を差し出す。
「由貴さん」はそれに何かを書いて、男に返した。
男は愛想の良い笑顔で「彼女」と握手を交わす。
……
そして、8月10日。
あなたの世界の由貴さんは、あなたと共に行った海水浴場で突然、黒くねばついた泥にまとわりつかれる。
彼女はもがき、苦しみ、手を伸ばし、―――あなたに手を伸ばすが、それは届かなかった。
ああ――あなたはもう動くことのなくなった由貴さんを抱え―――
星守 閃理 「……っ」
喪服の男 「これが事の顛末だよ」
KP
黒い喪服の男は場違いな笑みを浮かべる。
しかし、項垂れたままのあなたにその表情を窺う術はない。
星守 閃理
「そんな、そんな事で、僕の由貴ちゃんが……。
お願いです、僕に出来る事なら何でもします。どうか由貴ちゃんを、返してください……!」
「僕、由貴ちゃんが居ないと……生きていけない……」
喪服の男 「それなら、いい方法があるよ」
KP 男はあなたに囁きかける。
喪服の男
「同じことをやり返せばいい。向こうの君の魂は、残念ながら『お手つき』だ。
それなら、君の大事な人を奪ったあの子の魂を対価に、呼び戻せばいいんだよ」
「その心積もりがあるなら、捧げるものを揃える気があるなら、僕は君にも手を貸してあげよう」
「そう難しい話じゃない。この契約書にサインをして、この呪文を使うだけでいいんだ」
「さあ、残り時間は少ないよ。悔いの無い選択を」
KP
……
8月12日。
閃理は、男に「夜門由貴さん」の魂を捧げるべく、別の世界の「彼女」の魂を自らの見る夢に引き摺り下ろすことを決めた。
あなたは、彼女をつつがなく食うためならばどんな嘘でもつく。
そしてもしも嘘が露呈する事があるならば、心のままに喚き散らし、或いは懇願し、彼女に刃を向けるだろう。
先に奪われたのは、あなたの方なのだから。
喪服の男 「契約は成立だ、星守閃理くん」
KP
邪神は嗤う。
しかばねを作りながら死者の魂を呼び戻そうとする馬鹿が、ここに二人。
「馬鹿参り」 開幕
KP
…………
……
…
そして、8月13日。
あなたは黒い夜の中を浮遊している。
不思議と、それまでの記憶はどこか朧気だ。
不意に金属製の小気味のいい音が鳴り、帳が上がる。
あなたは座布団の上に正座していた。
心地よい植物製の煙がかすかに鼻を擽る。
貴方の見知らぬ、畳の貼られた居間のようだ。
目の前で閃理が茶をすすっている。
ちらりとあなたを見て、しばらく間を置いた後、閃理は懐かしいものを見るような目で微笑んだ。
星守 閃理 「会いたかったよ、由貴ちゃん」
KP
【居間】
昔ながらの古い和室のようだ。
掘りごたつ式の机に座布団のほか、食器などが収納された棚、湯沸かしポット等が置かれている。
貴方の向かいの空間は水場と玄関になっている土間となっており、それとは別にこの部屋の左手には引き戸がある。
夜門由貴
「……閃理くん?」
「ここ、どこ? 知らない家だね?」
KP 8月13日なので、海水浴から4日は経過していますね。
夜門由貴 あっ、経過した記憶はあるんですね!
星守 閃理
「ここは……君に会いたくて、僕が作った場所だよ。
急に呼び出してしまって、ごめん」
KP 経過したことはわかります。ただ、その間の記憶は朧げですね。
夜門由貴
「作った…… ううん、全然、それはいいんだけど…」了解です
「会いたいなら、電話してくれれば……夜でも朝でも会いに行くのに」
夜門由貴
すっとぼけ
死んでそうなんだよな…
星守 閃理 「……会えないから、こうして此処に呼び出したんだよ」
夜門由貴
「…?」
「よくわからないけど……うーん」
「いいよ、わかった。一緒にいよう」
星守 閃理
「ありがとう。この空間も長くはもたないから、少しだけ、君の時間を僕にくれるだけでいいんだ」
「なかなか自由に歩けることも今の君にはないだろうから、この空間でよければいろいろ歩いてみたら」
夜門由貴 えっ、ちょっと待てこっちが死んでそうだと思ったんですけどむこう? えっこっち? え?
夜門由貴 「(どういうことだろう? 今の私は歩けない…?)」
星守 閃理 死んでるなんて、一言も言ってないよ
夜門由貴
そうなん…? そっか…
でも何か起きてる…
KP 居間の探索可能場所:棚・湯沸かしポット・引き戸
星守 閃理 (だって、聞かれてないから)
夜門由貴
「わかった。色々見てみるね!」
うーん、まずは… 棚かな?
KP
【棚】
棚には食器のほか、何かの薬瓶が並べられている段や本が並べられている段がある。
薬瓶、本の段には鍵がかかっている。
力づくで開けることはできなさそうだ。
夜門由貴 薬や本のスペースは、ガラスの扉みたいな感じで中が見えてはいるのかな?
KP
そうですね。何があるか、輪郭はぼんやりと見えているようです。
どんな本や薬かは、現時点では判別がつきません。
夜門由貴
なるほど…わかりました
「薬… かな? 本もある」
「ん~ 鍵がないと開かない、か。こっち(食器)の方は…」
と見てみても何もなさそうですか?
星守 閃理 「ああ、僕が今使わせてもらってる棚だな。開かないとは思うけど、勝手に開けないで」
夜門由貴 え、こわ…
KP 食器類で特に気になる部分はありません。
夜門由貴
了解です。
「わかった、ごめんね」
星守 閃理 「……いいよ。君がそんな子じゃない事は、ちゃんと分かってるから」
夜門由貴
「……わからないよ? 何か変な気を起こして、勝手に開けちゃうかも」
そしたら、次はポットを見てみようかな というか、お茶を飲もう! 由貴も
KP
【湯沸かしポット】
何の変哲もない湯沸かしポット。
夜門由貴 はっはw
KP あなたがそれを見ていると、閃理が
星守 閃理 「ああ、君もお茶飲みたかったよね」
KP
とお茶を淹れて差し出す。
ほうじ茶だ。おいしい。
夜門由貴
「うん! 喉乾いてたの、ありがとう!」
「おいしいよ!」
星守 閃理 「どういたしまして。……それは良かった。飲んだら、その辺に置いておいてくれたらいいから」
夜門由貴
「え? これくらい自分でやるよ? そこで洗えるよね(水場の方を指しながら」
と… 流れで土間に行きたそうにします?
星守 閃理 「いいよ。そういう事は、僕がやるから。綺麗な池がこの向こうにあるし、そこで縁側に座ってアイスでも食べよう?」
KP そう言って閃理は立ち上がり、引き戸の方を示す。
夜門由貴
玄関の方には行かせたくないようだね…?
「アイス! わかった、一緒に食べよう!」
と促されるまま引き戸の方へ行きます
KP
【引き戸】
渡り廊下に続いている。普通に開く。
【渡り廊下】
引き戸をガラガラと音を立てて開くと、木製、板張りの廊下が続いていた。
居間は空調でも効いていたのだろうか、廊下はじりじりと暑い。
しかしその代わり、廊下の片側の開かれた網戸からは風が吹き込んでくる。
奥には、障子の扉が続いていた。
夜門由貴 「わあ~ …広いね?」
星守 閃理 「ね。結構立派だよね。良い眺めだよ。……はい、アイス」
KP
閃理はあなたに棒アイスを一本差し出した。
【網戸】
網戸から外を覗くと、外は小さな中庭となっていた。
苔の生えた小岩が取り囲む小さな池に、赤い金魚が泳いでいる。
夜門由貴 「ありがとう! 棒アイスだ!」
夜門由貴 チューペッツ!
星守 閃理 チューペットが良かった? じゃあ、それで
夜門由貴
あっ、どうでしょ! 棒アイスってふつうにホームランバーみたいな?
棒アイスというワードに対する認識の差が顕になってしまいましたわね
星守 閃理 一応そういう想定ではあったけど、君が好きなものを出すよ
夜門由貴
棒アイスも好きだよ!
棒アイス、たべよう!
夜門由貴 縁側に座って、一緒に閃理くんも座ったら食べたいです
星守 閃理 「ん。じゃあ、僕も食べようかな」
KP 閃理は由貴さんの隣に座る。
夜門由貴
わあい。より近くに寄ろう。
「いただきます!」
星守 閃理 「……どうぞ、召し上がれ」
夜門由貴 え? 意味深だな…
KP 近くに寄られて、何とも言えない表情をしていますね。
夜門由貴
もう見ることもないんかみたいな…(疑心暗鬼
え…
KP 心理学でも振りますか?
夜門由貴
わあ! 振りたいです!
59です!(微妙
KP
SCCB<=59 由貴ちゃん 心理学
Cthulhu : (1D100<=59) > 68 > 失敗
夜門由貴 完全に死んだと思ってるので…
KP ……照れてるのかな? よく分からない。
夜門由貴
ん~ ふふふ!(絶望
もうちょっとくっつこう。くっついて池を見よう
星守 閃理 「えっと……暑くない? もしかして、もっと池を近くで見たいのかな。そこにサンダルがあるから、見に行ってみようか」
KP 閃理は立ち上がり、サンダルを二組用意してくれる。
星守 閃理 「どうぞ」
夜門由貴
(そうか、暑かったのか…)
「うん、ありがとう! 池の金魚、見てみたいな」
KP
ではあなたがふと池の水面を覗くと……
その水面が揺らぐ。
そして水面に、何かが映し出される。
それは、黒くねばついた泥にまとわりつかれる閃理の様子だ。
閃理はもがき、苦しみ、手を伸ばし、―――あなたに手を伸ばすが、それは届かなかった。
ああ――あなたはもう動くことのなくなった閃理を抱え―――
さて、そこから平常な水面が再び映し出される。
覚えのないおぞましい映像に、1/1d6のSANチェック。
夜門由貴
CCB<=79 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=79) > 51 > 成功
system [ 夜門由貴 ] SAN : 79 → 78
夜門由貴
ええん…
「今の…何?」
「閃理くん、見た?」
KP では、あなたが閃理の様子をうかがうとですね。
星守 閃理 「…………」
KP 何故か怨嗟のこもった目で、あなたを見つめていることが分かる。
星守 閃理 「え、何? どうかした?」
夜門由貴 「(ちょっと怖い顔してたな…)ううん、今、池に変なものが映ってたような気がしたんだけど、見なかった?」
星守 閃理 「変なもの……ああ、見たよ。思い出したくもない」
夜門由貴 「……私は見た覚えのない光景だったんだけど、閃理くんは知ってるの?」
星守 閃理 (由貴ちゃんが死ぬところなんて、もう見たくない。でも、この子の魂を貰わないと、僕の由貴ちゃんは……)
夜門由貴 わからない、who?
星守 閃理 「知らなかったけど、見てしまったんだよ」
夜門由貴 「あっ、なるほど」
星守 閃理 「君が来る少し前に見たんだ」
夜門由貴 「なんだか、不吉だったね。閃理くんが…」
夜門由貴 ほいほい
星守 閃理 あらぶってしまった
夜門由貴 ふふふwww
星守 閃理 「由貴ちゃんが……」
夜門由貴 「え?」
星守 閃理 「何でもない。不吉だよね、本当。縁起でもない」
夜門由貴 「待って、私が……もしかして黒い変なやつに?」
星守 閃理
「……そう、だな。
別にずっとここにいろとは言わないから、あまり追求しないでほしい」
夜門由貴
牽制してくる
「うーん、わかった。ごめんね」
星守 閃理 「君に謝られてもな……」
KP さて、池から離れ、縁側へ戻ると、渡り廊下の向こうに扉があることに気付くだろう。
夜門由貴 「向こうにも部屋? があるんだね。行ってみても大丈夫?」
星守 閃理 「うーん、その部屋は後にしようか。行きたいところがあるんだ。少し付き合って」
KP と、今度は土間へ案内してくれるだろう。
夜門由貴 おお・・・ ついていきましょう
KP
土間には簡単な調理台と食卓・冷蔵庫が並んでいる。
土間から、外に出ることができるだろう。
土間の探索可能場所:食卓・冷蔵庫・調理台
夜門由貴 「外に行くの? 土間でなにかするの?」
星守 閃理 「外へ行こうとは思うけど、君が土間を見たいなら見てもらっても構わないよ」
夜門由貴
「ありがとう、ちょっと気になるから見てみたいな」
というわけで見てみます。食卓が一番に目に入るかな?
KP
【食卓】
テーブルクロスがかけられている。
清潔そうだ。
夜門由貴 へえ~ テーブルクロスをめくってみます
KP 特に血文字などは書かれていない。
星守 閃理 「……?」
夜門由貴
血文字…!? しかし、なにもないかそうか… 後で何か現れるかしら
「きれいな机だね!」
星守 閃理 「ありがとう。あまり使わないからかな」
夜門由貴
夜門由貴 ん? 質問おかしいな
夜門由貴
「……あんまり机でご飯食べないの?」
「……というか、いつからここに…?」
星守 閃理
「僕も昨日の夜来たばかりだから。朝ごはんは居間で食べてしまったよ」
「一人だと、ここじゃ何だか寂しかったし」
夜門由貴 「そっか… 私がもっと早く来られればよかったね?」
星守 閃理 「そんな事ないよ。そういう事は、君が気にしなくてもいい」
夜門由貴 「そういうもの…?」
星守 閃理 「余計な気を遣わなくたっていいんだよ」
夜門由貴
(余計…)
「うん、わかった」
じゃあ、冷蔵庫見ようかな…
KP
【冷蔵庫】
開くと、閃理の好きな焼き魚、由貴さんの好きそうな和菓子類、冷えた緑茶などが入っている。
夜門由貴 閃理くん、由貴のこと嫌い説ある…
星守 閃理
由貴ちゃん? 好きだよ 当然
愛してるよ?
夜門由貴
えうーん、そしたら”この”由貴が嫌いかね…
うぐ… そうだ、嫌いでも好きだって言ったもんね!
星守 閃理 好きだよ、それでも
夜門由貴 「わー、おいしそう! そしたら後で一緒に御飯食べようよ!」
星守 閃理 (だって何もかも、僕の由貴ちゃんと同じじゃないか。僕の由貴ちゃんを奪ったという事実以外、全部。だからこそ、つらいんだよ……)
夜門由貴
あ、ごめんよみまちがえました
夜門由貴 (焼き魚とか好きだったっけ? と思った時点で気づくべきじゃった)
星守 閃理 「分かったよ。外から帰ったら、折角だからまずはおやつにしよう」
星守 閃理 僕の好物だね……ごめん
夜門由貴 いいえ! ぜんぜん! えっ 謝らないでくれ…
星守 閃理
由貴ちゃんはどんな和菓子が好きだったっけ
……梅こんぶは、和菓子……?
菓子ではないな
夜門由貴
和菓子か~ 和菓子は、なんだろ 鮎のやつとか?(曖昧
梅昆布www
星守 閃理 若鮎かな? カステラみたいなやつ
夜門由貴 そう! お魚の形がかわいいのだ
星守 閃理 かわいい。僕も好きだな。魚だから
夜門由貴 よかった! 一緒に食べよう!
夜門由貴 「やったー! 楽しみにしてる」
KP
ではあとは調理台ですね。
【調理台】
綺麗に整頓された調理台。
夜門由貴 はい! 道なりにぐるっと見てみます
KP 【目星】を振ることができます。
夜門由貴
振りましょう!
CCB<=76 【目星】
Cthulhu : (1D100<=76) > 74 > 成功
夜門由貴 おう…
KP
では、あなたは包丁を見つけた。
また、調理器具はすべて、よく研がれていることが分かる。
夜門由貴 Oh…
夜門由貴 「いい包丁だね! 綺麗に研いである」
夜門由貴
どんな感想だ
後で…使ったりするのかね…
星守 閃理 「そうだね。僕が研いだ訳じゃないからよく分からないけど。こうして整頓して並べられていると気持ちが良いな」
夜門由貴
「これならお魚もうまくさばけそうだな…」
という感じで調べ終わったら、閃理くんの誘いに乗って外に行ってみようかな?
星守 閃理 「いいね。ちょうどいい、外へ出たら魚釣りでもしようか」
夜門由貴 「釣りできる場所があるの!?」
星守 閃理 「ふふ、お楽しみに」
KP
外へ続く扉の横に、釣り竿が二つ立てかけてある。それを閃理は持って、扉を開けた。
玄関から外に出ると、夏の日差しが貴方の肌を刺す。
それでも風が木々を揺らし、夏の暑さは感じるが猛暑というほどでもないだろう。
外は畑とあぜ道が広がるばかりだが、すぐそばに川が流れているようで、規則的な水温が聞こえる。
夜門由貴
ど、どこ… ここはどこなの…
ぼくの夏休みだった…?
星守 閃理
「お楽しみに、って言ったところ悪いんだけど、実を言うと川くらいしかちゃんと形をとどめられてないと思うんだ。
川遊びくらいしかできそうにないけど、いい?」
星守 閃理 夏休みを満喫できるね
夜門由貴
「うん、大丈夫! 釣りしてみたかったの!」
「(でも、形を留めてられないって何…?)」
夜門由貴 ソウダネ…?
星守 閃理
「それなら良かった。釣りももちろんいいけど、この前の海水浴みたいに軽く水遊びもできるから」
「ほら、暑いし。川の水は冷たくて気持ちが良いよ」
夜門由貴 水… 水場に連れて行こうとしている…?
星守 閃理 熱中症になったら大変だろ?
夜門由貴 「いいね、魚釣りと水遊び! 早速行こう!」
KP
【川】
民家のほど近くにある石畳の階段を下ると、川辺に出る。
足元には草が生い茂り、水の流れは穏やかだ。
足場となる石もぽつぽつと水から顔をのぞかせている。
対岸を伺おうとしても、なぜかその距離感を推し測ることはできない。
閃理は照れくさそうに
星守 閃理 「夏も半ばだし、君とまたこうやって遊んでみたかったんだ」
KP とあなたに笑いかける。
夜門由貴
「うん… 私も閃理くんと遊びたかったよ」
「海水浴もいいけど、川もいいよね!」
星守 閃理 「水がしょっぱくないのがいいよね」
星守 閃理 謎感想
夜門由貴 「の、飲むの…?」
夜門由貴 そんなところも好きだ……
KP 先にざぶざぶと川を歩いていた閃理は、振り返って不敵に微笑む。
星守 閃理 「ほら、うっかり目や口に入ってしまった時とか……さっ!」
KP ばしゃっ、と水飛沫が由貴さんにふりかかる。
夜門由貴
「え? わっ…」
「冷たい!」 やりかえす!
星守 閃理 「おっと! すごい勢いだっ」
KP 川に【目星】を振ることが出来ます。
夜門由貴
CCB<=76 【目星】
Cthulhu : (1D100<=76) > 21 > 成功
夜門由貴 (ホッ)
KP
残念なことに、川には魚一匹住んでいないようだ。
澄んだ水が、底の土と石をそのまま映し出している。
さらに【オカルト】どうぞ。
夜門由貴
残念、悲しみ
CCB<=47 【オカルト】
Cthulhu : (1D100<=47) > 50 > 失敗
おしい… えん…
KP おしい……。
夜門由貴 どうして50振っておかなかったんだ…
KP
清廉な川の流れだ。清廉すぎるのでは、とは思うが、思い当たる言葉が出てきそうで出てこない。
思い出せるかどうか、【アイデア】かな……。
夜門由貴
CCB<=70 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) > 36 > 成功
さ、さんずのかわ…? とか…?
KP
ではあなたはしばらく頭を悩ませていたが、ふと「禊」という言葉が頭によぎる。
禊とは魂についた罪や穢れを、神事の前に川や海の水につかって、身体を洗い清めることである。
夜門由貴
え? こわ…
「そういえばこの川、いやにきれいだね? 綺麗すぎて、魚がいなさそう…」
星守 閃理 「え、あれ。本当だ……こんなに綺麗ならアユとかヤマメとか居るんじゃないかと思ったけど。残念だな」
夜門由貴 「うーんと、この川も閃理くんが作った? の?」
夜門由貴 まて、神事をさせようとしているのか…?
星守 閃理
「そうだよ。だから魚も居ると思ったんだけど。どうもそう上手くはいかないみたいだ」
「まあ、釣りは出来なくても遊べるから」
夜門由貴
「うん…」
「うん、そうだね!」
星守 閃理 「着替えも……由貴ちゃんが着そうな服、ちゃんと用意してあるから。安心して」
夜門由貴 怖くなってきた
星守 閃理 怖くないよ!
夜門由貴 「そうなの? ありがとう! 濡れても安心だね!」
夜門由貴 ほんとかい…?
星守 閃理 「うん、目いっぱい遊ぼう!」
夜門由貴
「……そういえば、向こう側の岸は見えないんだね」
あっ、遠いだけ?
星守 閃理 「ああ……うーん、僕の不器用さが出ちゃってるみたいだ。由貴ちゃんが作ったら、もっと上手にできたかも、ね?」
夜門由貴 (ジオラマとかミニチュアのセットみたいな感覚なのかな…?)
星守 閃理 「色々と粗があるけど、許してほしい……」
夜門由貴 「ううん、ぜんぜん大丈夫だよ! ごめんね色々言って、気にしないで!」
星守 閃理
「……本当に、ごめん」
「なーんて、ね」
夜門由貴
何に対して謝っているのかね…
しん… いや…… んん…?
KP 顔色を窺おうとする由貴さんを、閃理はぎゅっと抱き寄せる。
夜門由貴 「……! な、なに…?」
KP そしてそのままあなたを脇から抱えたかと思えば、低い位置でぽーんと川面に向かって投げた。
夜門由貴
「ええ!?」
ばっしゃーん?
KP
ばっしゃーん!
容赦なく頭からびしゃびしゃになった。
夜門由貴 「うーん、何をする!」
星守 閃理 「あはは! 可愛い」
夜門由貴 立ち上がって仕返しを試みます
KP じゃあ……【幸運】で
夜門由貴
えっ… こわ…
CCB<=70 【幸運】
Cthulhu : (1D100<=70) > 43 > 成功
やった…?
KP STR-SIZ対抗よりは望みがあるかなと……?
星守 閃理 「あ、わ、ちょっと」
夜門由貴 「一緒に濡れよう! 共倒れだー!」
KP
浮力のお陰か、思ったよりも簡単に閃理の足を浮かせることができる。
ざっぱーん!!
星守 閃理 「わっ……!!」
夜門由貴 もしかして:ぶんなげた
KP そのまま雪崩れ込むように二人で倒れる。閃理は尻もちをついた。
夜門由貴 「っふふ、一人濡れずにいられるとおもったかい?」
星守 閃理 「濡れるのは構わないんだけど、流石に驚いたよ……ふふ、あははっ」
夜門由貴 「…えへへ、ごめんね、痛くなかった?」
星守 閃理
「すっごく痛かった」
「……嘘。痛くないよ」
夜門由貴 「えっ あっ… な、なんだ、よかった」
KP さて、閃理は相変わらずぺたんと尻もちをついたままだが、あなたが先に立ち上がった時、川の水底に、鍵が沈んでいるのを見つける。
夜門由貴
・・・・・・・・・・・・・・
拾いたい な~
ばれないように…?
ばれないほうがいいのかな…?
KP
いいですよ。
閃理はゆっくり立ち上がろうとしているところだったので、あなたが鍵を拾ったことには気付きませんでした。
夜門由貴
やったあ! ありがとうございます
「……」
「大丈夫?」
星守 閃理
「ああー……すっかりびしょ濡れになってしまった……でも、楽しいね」
「ん。大丈夫だよ。ありがとう」
夜門由貴 「うん! まだ夏も後半があるし、あと一回は海か川に遊びに行くのもいいかもね!」
星守 閃理 「あれ、海水浴行った時、『明日から本気出す』って言ってたの、誰だったっけ……?」
夜門由貴 「む…? ん、んん~~~ 閃理くんは嫌? 遊びたくない?」
夜門由貴 というか”先”があるのか… …?
星守 閃理 「遊びたいよ、そりゃあね。でもやっぱり、由貴ちゃんには同じ大学にも来てほしいから……」
夜門由貴 「わ、わかったよ… 勉強します」
星守 閃理 「ふふ。いい子だね。気分転換に遊びに行くのはいいと思うよ」
夜門由貴 「……! じゃあ勉強、一段落ついたらまた遊びに行こうね」
夜門由貴 プールもいいなとおもった(勉強しなさい
星守 閃理 「勉強も、見てあげられたらいいんだけどな。そしたらもっと一緒に居られる」
夜門由貴 「う、うん。あの…じゃあ今度、閃理くんの家に勉強道具持っていくね…」
夜門由貴 ここほんとどこ…?
星守 閃理 「楽しみだな。いや、楽しみにするものでもないか。由貴ちゃんと一緒に僕も頑張るよ」
夜門由貴 「閃理くんに勉強見てもらったら、問題がわからなくて落ちたなんて言い訳利かないな… 頑張らないと…」
星守 閃理 「ふふ、そうは言っても自信を持って教えられるのは得意科目くらいだよ。そう気負いすぎないで、気楽にやっていこう」
星守 閃理 (どうせ君は、大学受験なんてできないんだから)
星守 閃理 「それにしても、流石にちょっと冷えてきたかな。そろそろ家に戻って体を拭いて、おやつにしようか」
夜門由貴 「おやつ! そうだね、早く戻ろう!」
KP
ではあなた方は、水を吸って重くなった髪や服を可能な限り絞ってから、川を後にした。
閃理は由貴さんを居間にあげ、普段由貴さんが着そうな衣服とタオルを渡す。
その後、しばらく思案して
星守 閃理 「僕は渡り廊下で着替えてくるよ。終わったら出てきて」
KP と、渡り廊下へ出ていった。
夜門由貴
「わかった。さっさと着替えるね!」
といってササーッと着替えます
早着替え得意そう
KP
変装術で……!?
DEXも相まって最強そうですね
夜門由貴
えっ!? なんか…運動部特有の何か…慣れみたいな…!?
服の一箇所を掴んでバサーッ
次の瞬間、着替え完了! ?
KP
かっこいい…!
さて、どうします? 閃理、いませんが。
夜門由貴
えっへん! …… ん? いまチャンスか…? いや
まじで?
あ、開ける… 棚を…
KP
では、あなたが川で拾った鍵は、棚の鍵とぴったり一致する。
本の段:閃理の好みそうな世界史の本のほか、薬学系の本が含まれていることもわかる。
ここには【図書館】【目星】をそれぞれ振ることができます。
夜門由貴
CCB<=82 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=82) > 8 > スペシャル
CCB<=76 【目星】
Cthulhu : (1D100<=76) > 36 > 成功
ほっ…
KP
ではまず【図書館】の結果から。
あなたは「夢見る人の罠」という呪文を見つける。
KP
◆夢見る人の罠(※基本ルルブp291 一部改変)
呪文の使い手は、体から離脱している特定の人間の魂を引き寄せることができる。
呪文をかけるためには20分の時間と8MPと1正気度ポイントが必要である。
POW対抗ロールに成功した場合、魂は呪文の使い手の下に引き寄せられ、魂の自由を奪う呪文の影響を受ける。
KP
そして【目星】の結果。
手記を見つける。読んでみますか?
夜門由貴 よ、読んでみます…
KP
◆手記
閃理の筆跡で、日常等が綴られているが、最後のあたりの下記のページが目に入る。
8月10日
どうして由貴ちゃんが死ななければならなかったのか。
8月11日
何故僕は由貴ちゃんを奪われなければいけないんだ。
諦められるはず、ないだろう。
8月12日
あの男が言っていた、奪われたのなら取り返せばいい。
その心積もりがあるなら、捧げるものを揃える気があるなら手を貸してやると。
……腹が立って仕方がない。
きっとあの男、あの子にも同じことを言ったんだろう。
それでも、何としても取り返したい。許せるはずもない。
KP
本の段は以上です。
続いて薬の段、【医学】振ってみましょうか。
夜門由貴
CCB<=58 【医学】
Cthulhu : (1D100<=58) > 25 > 成功
!!!
嬉しい!
KP
おお!!すばらしい!
薬の段:強力な即効性の睡眠薬が、瓶のうちに含まれていることが分かる。
夜門由貴 ええ…
KP 棚の情報は以上です。
夜門由貴
なんでそんなものが
持っ… ていってもなあ、誰に使うでもなし
ありがとうございます。…鍵は一旦閉めておこうかな
KP では元通り、閉めることができました。
夜門由貴 よし、鍵は懐に入れて渡り廊下へGO!
KP
はい。承知いたしました。
渡り廊下に出ると、閃理も服を着替えた状態であなたを出迎える。
廊下の隅に、先程まで着ていた服は畳まれているようだ。
夜門由貴 「おまたせ、閃理くん!」
星守 閃理 「ううん、僕も今着替えたところ。……お腹空いたよね。すぐおやつの準備をするから。一応、客間に通すね」
KP そう言って、渡り廊下の向こう、客間へ向かう。
夜門由貴 ついていきましょう!
KP
【客間】
障子を開けると、そこはこの空間の中でも際立てて立派な畳の間だった。
黒檀の机に、紫の座布団。
軸と花が整えられ、奥の部屋に続くと思われる襖は閉ざされているが、美しい竹林の絵が描かれている。
閃理はあなたを、花と軸の向かいとなる上座に座らせた。
星守 閃理 「それじゃあ、ここで少し休んで待ってて」
夜門由貴
なぜ… 上座に…
「わかった、待ってるね」
星守 閃理 一応、お客様だから……?
KP 客間の探索可能場所:花・軸・渡り廊下へ続く障子・別の部屋へ続く襖
夜門由貴 そうなんです…?(いちいち疑念を持つ
夜門由貴 ほぉー…
星守 閃理 すごく……疑われてる……
夜門由貴
そしたら花を見よう! せっかく活けてある(?)のだから!
あれ、軸がさきだったかな? まあいいや
KP 由貴ちゃん、好きな花、あります?
夜門由貴 お花… 桔梗とか? 夏に咲いてるかしら
KP
ん、ん、遅咲きのものがギリ咲いてるかもですね。
【花】
桔梗など、由貴さんの好きそうな花が美しく活けられている。
夜門由貴
(綺麗!)
気分が良くなりました
KP よかったです…!
夜門由貴 じゃあ花と器と見たら、軸を続いてみてみます
KP
【軸】
何か背の高い記念碑のようなものが描かれている。
【目星】を振ることができます。
夜門由貴
CCB<=76 【目星】
Cthulhu : (1D100<=76) > 2 > 決定的成功/スペシャル
わお…?
KP ふぁー!! しゅごい! クリチケどうぞ!
夜門由貴 やったあ! 思わぬ幸運
KP
では、その記念碑の天辺には一対の大きな翼のようなものが生えあがっている。
言いようのない嫌悪感を覚え、本来は0/1d3のSANチェック。
なのですが、クリティカルなので回避できたことにしましょう。
夜門由貴 ふぇー! ありがとうございます!
KP
◆軸について
これは【憎悪の像(ニャルラトホテプ)】である。
ここから先の空間が個人のための部屋ではなく、ニャルラトホテプ(喪服の男)のための部屋であるということを示唆する以上の意味はない。
夜門由貴 「(っていうか、なんだろうこの絵… 嫌な感じだな)」
KP では、あなたがそうして軸をまじまじと眺めていると、突然、奥の襖が開いた。
夜門由貴
奥… ?
み、ます
KP
黒い喪服を着た男が、客間にどかどかと入ってくる。
ひどく容姿の整った、黒い喪服に身を包む黒髪の男だ。
彼は貴方を視界に入れると、知己の友を見つけたかのように破顔した。
喪服の男 「やあやあ、少しぶりじゃあないか!」
夜門由貴 「こんにちは、はじめまして…」
喪服の男
「……ええ、僕がだれか忘れちゃったのかい? あんなに助けてあげたのに、心外だなあ」
「まあ君はそれ以外にも色々忘れちゃっているだろうからね。
せっかくだから、中途半端に応援してあげるよ!」
「さあ、気になることを何でも聞いてごらんよ!」
KP
男は遠慮なく、にこにことあなたの向かい側に座った。
と、言ったところで本日はセーブといたしましょうか!
夜門由貴 おっと! 了解です!
193
もう2日になっておったのじゃな…
いまのところなにもわからない
KP
そうなのです……本日は長時間お付き合いいただきありがとうございました……!
そうですね、この男から何が聞けるのでしょうね……?
193
いえこちらこそ!
いっぱい遊んでいただきありがとうございます!
聞きたいことを考えておかなくては…
KP はい、一日空きまして次回は8月3日(月)21時開催ですね!
193 はい! 月曜日、またよろしくお願いいたします
KP
だいぶ進んでいて、恐らくそこまで長引かないはずなので、そのまま「カップルスタンプラリー」に移行するのではないかと予測されます。(このテンションで……?)
次のお部屋のコマのご準備等も済ませておいていただけると助かります~!
193
ほんと? (生きて)いける……?
わかりました! 立ち絵とか登録しておきます~!
KP 大丈夫です、何とかなります。ご自分を信じて! よろしくお願いいたします~!
193
こちらこそよろしくお願いいたします!
けみかえるさん、お疲れ様でございました!
おやすみなさいませ~!
KP
こちらこそ、本日は本当に本当にお疲れさまでございました。ありがとうございます!
失礼致します、おやすみなさいませ!
KP
SCCB<=20 藺草さん 心理学(?)※TL拾い茶番
Cthulhu : (1D100<=20) > 47 > 失敗
KP こんばんは!
193 こんばんは! お疲れさまです!
KP お疲れさまです~! 本日もよろしくお願いいたします!
193 はい! よろしくお願いいたします!
KP
………………………………………………………
「馬鹿参り」 二日目 開幕です。
喪服の男が由貴さんの向かい側で、にこにことあなたの質問を待っている。
夜門由貴 そうなんじゃ。しつもんなのですよ・・・
夜門由貴 「ええと、ではひとつずつ…?」
喪服の男 「そうだね、次々されても忘れちゃうからね。何でもいいよ? 答えられるかは僕次第だけど」
夜門由貴
「わかりました。そうだな… ここは一体どこなんですか?」
「閃理君…… あの人が”作った”と言っていましたが」
喪服の男
「ここは閃理くんの夢の中であり、僕の間借りしている部屋。
ここがこれだけちゃんとした秩序をもって、君がここにいるのは、ひとえに僕のおかげだね!」
夜門由貴 「夢…… あなたのおかげ そうなんですね。では、ひとまずありがとうございます」
喪服の男 「いえいえ、とんでもない。お陰で楽しませてもらってるよ」
夜門由貴
「そうですか? ……」
「なぜ私はここに? なんのために…?」
喪服の男
「僕が閃理くんのパトロンであり、君のパトロンだから、かな。
もちろん、対価は頂いているし、いただくつもりだけどね」
夜門由貴 「対価… とは具体的に何でしょう?」
喪服の男 「清らかな魂、と言えばいいかな」
夜門由貴
なんだ そ りゃ … … あ… ?
ゆきのことか?
「曖昧ですね…? えーっと、もしかしてそれは私のことだったりしますか?」
喪服の男 「君がそう思うなら、そうなんじゃない?」
夜門由貴 「(うぬぼれたみたいになってしまったかな…)」
喪服の男 たしかにまあ、清らかな魂だよね!
夜門由貴 みそぎをしたからな…?
夜門由貴
「では…その対価と引き換えに、閃理くんは何を得るんでしょう?」
「そしてそれを…私も得た? それともこれから得るのだろうか…?」
喪服の男
「そうだね。僕が君に手を貸した時と、状況だけなら同じだろうね」
「僕はね、君たちどっちも超絶面白いと思って手を貸したけど……
敢えて甲乙つけるなら、それは口火を切ったほうが面白いって思ってるんだよ」
KP 喪服の男はあなたにメモを差し出す。
夜門由貴 受け取ります。
KP 次のような内容だ。
KP
【記憶を曇らせる】(基本ルルブp255)
この呪文の対象になったものは、ある特定のできごとを意識的に覚えていることができなくなる。
この呪文をかけるためには、1d6のMPと1d2正気度ポイントのコストがかかる。
呪文の使い手と対象のMP対抗ロールによってこの呪文の成否は決定される。
夜門由貴 おわーーーーっ
KP
そして、あなたがメモに目を落としてたわずかな間に
あなたの目の前には、いつの間にか梅こんぶと、豪壮な脇差が置かれていた。
喪服の男
「だからこれらは餞別。まあその食べ物、僕が現世に出張した時に買ったきりで
賞味期限は一年くらい切れてそうだけど、味はおいしいんじゃない?」
「奥の間に行って、彼がやろうとしていることを見に行ってもいいだろう」
「今から彼のところに行って、何も知らないまま真意を問いただしたっていいだろう」
「あるいは彼におとなしくもてなされるのも、君の本意かもしれないね」
「残り時間は少ないよ。どうか悔いのない半生を」
KP
言いたいことを言った後、喪服の男は立ち消える。
一人あなたは客間に取り残されたが、今まで時と息を止めていたかのように、どっと疲労があなたを襲う。
夜門由貴 「………」
KP
自由に移動することが可能だ。
ただし、あなたがあと一つの空間を調べ終えた頃、佳境を迎えることだろう。
夜門由貴
というか誰が記憶を曇らせたんだろ?
はーーーーっっっ いやーーーーーー!!!
夜門由貴
わかりました。
「……脇差」
夜門由貴
どういうことだ…? うーん…
んん~…?
どっちがいいんだろう。問いただして何になる? 秘密にしたいんだからさ…
聞いてもすんなりとは答えてくれないだろうな。
台無しにする手は隣の部屋にあるだろうな、もちろん…
KP 調べていない奥の間を調べるか、閃理の元へ行くか、ですね。
夜門由貴
そう書かれると閃理くんのもとに行きたくなる。
単純なので…
まあ、うん、奥の部屋に行っちゃダメとは言われてないんだよな
KP 言ってないですね。
夜門由貴
ふふw わざと言ってない可能性もあるな~
このBGM… もうバッチバチに戦うみたいな予感ある
長々と考えてしまってすまない… うーん…
KP 戦うかどうかは分かりませんね
夜門由貴 はっはw なるほど。
KP いや、でも何かしらとは戦うことにはなるのか 戦闘とは限らないという事ですね
夜門由貴
…? 罪悪感とかとかな……?
せっかくだから奥に行ってみようかな…
ごめんな閃理くん…
夜門由貴
では脇差を片手に持って、奥のふすまの方に向かいます.
「あの男の人が出てきた部屋、何があるんだろう…?」
KP
はい。
現在由貴さんが所持しているのは、鍵(使用済み)、【記憶を曇らせる】呪文、梅こんぶ(賞味期限切れ)、脇差です。
夜門由貴 かなしい
KP
【仏間】
襖を開けると、これまでの空間とは打って変わり、薄暗いひんやりとした空気が貴方を迎える。
どうやら仏間となっており、仏壇が据えられていた。
その傍らには立派な盆提灯が吊られている。
ここに入ってから一度も挙げていないはずの線香が、くゆりと煙を立ち昇らせていた。
しかしそれよりあなたの目を引くのは――――白い箱だ。
人一人入るほどの大きさの白い箱。何の装飾もされていない。
故人を祀るはずの空間に余りに不自然なそれは、誰かの訪れを待っているかのように仏壇の手前に鎮座していた。
夜門由貴 えぅ…
KP 探索可能場所:仏壇・線香・白い箱
夜門由貴
「……」
仏壇を見てみます
KP
【仏壇】
貴方が見慣れているかもしれないし見慣れていないかもしれない、立派な昔ながらの仏壇だ。
【オカルト】振ってみましょうか。
夜門由貴
CCB<=47 【オカルト】
Cthulhu : (1D100<=47) > 53 > 失敗
かなしいね
KP では【知識】でもどうぞ。
夜門由貴
CCB<=60 【知識】
Cthulhu : (1D100<=60) > 40 > 成功
さっき出してよ!
ぐすんぐすん
KP
かなしい……
では由貴さんは、やや仏壇にしては配置が高いと感じるだろう。
また、黒檀で作られているかと思われたそれは、ヒノキを塗り加工して作られており
まるで故人を祀る仏壇ではなく、神を祀る神棚のようだと感じる。
さらに【アイデア】どうぞ。
夜門由貴
CCB<=70 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) > 91 > 失敗
夜門由貴 サヨナラ
KP では、特にそれ以上違和感を覚えなかった。
KP ファンブルじゃないからセーフ!です!
夜門由貴
神棚の中になにか名前とか、文字とかはなさそうですか?
まあ書いてあったら描写があるか…
KP そうですね、中を見てみても、特にそういったものは無さそうです。
夜門由貴 了解です。では、続いてお線香を見てみます。
KP
【線香】
心地のいい植物性の煙を立ち上げており、あなたが初めにかいだ匂いはこれであると感じる。
また、なぜかどのように手を加えようと、この線香の煙が消えることはない。
【オカルト】どうぞ。
夜門由貴
CCB<=47 【オカルト】
Cthulhu : (1D100<=47) > 50 > 失敗
もう
KP んあ~~惜しい…… 【知識】どうぞ
夜門由貴
CCB<=60 【知識】
Cthulhu : (1D100<=60) > 77 > 失敗
だめだね!
KP 不思議なお線香だ、と思った。
夜門由貴 ゆきちゃん、大学でお勉強しな…
KP もっと勉強することいっぱいあるよ……
夜門由貴
ふふふ
そしたら、最後に白い箱を見てみます
KP
【白い箱】
装飾された空間に不釣り合いで、それが逆にその美しさを引き立てるかのような白い箱。
蓋を開くことができる。
夜門由貴
なにか入ってるだろな… もしくは由貴が入るのか
開けてみましょう。
(……多分生きてはないものね…?)
KP
蓋を開くと、【客間】に活けられていた桔梗などの花が底に敷き詰められている。
半ば身構えていたようなおぞましい、由貴さん、あるいは閃理の死体はなく、空洞だ。
その代わり、一枚の紙がぽつんと入っていた。
夜門由貴 「……なんだろう?」手にとって、見てみます
KP
◆棺の中の契約書
明朝体で刷られた、見た目上に変わった特徴はない契約書だ。
KP
◆棺の中の契約書
契約書
星守閃理は夜門由貴を此岸に呼び戻すために、邪神ニャルラトホテプに下記を納品する。
・納品物 清らかな魂ひとつ
※清らかな魂を納品するにあたり、下記要件を満たすこと
①川での禊を行うこと
②ふしだらな方法でよみがえったことのない魂であること
③現世の食べ物を食べさせないこと
④当祭壇に上記要件を満たす魂の死体をささげること
以上
※※※※※※※※※※※※※※※※※署名:星守閃理
夜門由貴
ふしだらなほうほうでよみがえったってなんだよ…
そこにひっかかってしまう
国語辞書引いてきます
KP さて、由貴さん。【アイデア】をどうぞ。
夜門由貴
CCB<=70 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) > 16 > 成功
夜門由貴
物事にけじめ・しまりを欠く有様。 どちらにせよわからん
邪法ってことかな…?
KP
あなたはその契約書に見覚えがある。
いや、よく似たものに見覚えがある。
つい先ほど会った喪服の男から、あなたは契約書を手渡される。
ああ、なんとしても、なんとしても閃理を助けなければ、自分の手元におかなければ。
そのためなら、よその都合など知ったことだろうか。
ましてや、閃理を守ることができなかった自分の魂など―――
あなたは、自分ではない自分の魂を男に手渡し、黄泉がえりを行うための悪魔の契約に署名する。
―――以上の情景をフラッシュバックによって思い出した由貴さんは、1/1d6のSANチェック。
夜門由貴
CCB<=78 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=78) > 31 > 成功
system [ 夜門由貴 ] SAN : 78 → 77
夜門由貴 「………」
夜門由貴
んんんん…?
閃理くんは”この”由貴を生贄に、”あの閃理くんの”由貴ちゃんを取り戻そうとしている………?
ごめんね、平行世界の閃理くんに恨まれてるのすごいドキドキするな…
ごめんな…
KP どきどき……
夜門由貴 うーん? 閃理くんを守れなかった自分など…と言って自分じゃない自分を差し出すのが謎…
星守 閃理 (……少し時間が掛かってしまったな。あまり待たせ過ぎるのも怪しまれるだろうか)
夜門由貴 向こうの閃理くんがこっちの閃理くんを贄にできなかったのはいわゆるふしだらな方法で蘇った人判定なのかもしれない。
KP そうですね、蘇らされてしまっているので。
夜門由貴
梅昆布食べたら殺されるかもしれないな…
もしくはひどく悲しむ…?
何にせよ辛いな…
いや………
KP そこは由貴さんにお任せしますよ。
夜門由貴 よく見たら魂の死体…?
KP
あなたが契約書のことを思い出して黙り込んでからどのくらい経ったのだろう。
渡り廊下から足音が聞こえてくる。
そろそろ閃理がやってくるのではないか、と思うだろう。
夜門由貴 はっはっはww すまない
KP
考えてもらうのは構いませんよ!
ただ仏間に居続けると、まずい、かなあ?
というだけで…!
夜門由貴 では、……一旦戻ります。客間に
夜門由貴 なるほど!
夜門由貴 仏間の箱の蓋は戻しておこう…
KP ではあなたは白い箱の蓋を閉めて、客間に戻った。
夜門由貴 上座に座ろうかな
KP あなたが腰を落ち着けてから程なくして、閃理がお茶とお菓子を運んで客間に上がる。
星守 閃理 「ごめん、少しだけお待たせしたね」
夜門由貴 並行世界の二人を何人も犠牲にして生きていくことになるんです…?
夜門由貴 「……そんなに待ってないよ」
KP え……そうなんですかね……?
夜門由貴
えっ…?
いや少なくとも今回アレすると二組目ですよね…?
星守 閃理 「そう? それなら良いけど。……はい、お茶と、僕らの好きな『若鮎』。どうぞ」
夜門由貴 「ありがとう! いただきます!」若鮎に手を付けます
KP 水底は、今のところ閃理?セリオ?だけですから……
KP 本当によろしいですか?
夜門由貴
お茶………… あっ、なるほど
若鮎にまで…?
よぉくよく理解していらっしゃる、閃理君
KP ……では、あなたは『若鮎』を食べる。おいしい。
夜門由貴
たべちゃった なるほど
さらば…
KP ふわふわとした生地に包まれた求肥の、もちもちとした食感が織り成す何とも言えない調和。おいしい。
夜門由貴
「……おいしい」
ねむくなる?
星守 閃理 (……お茶に、早く手をつけてくれ……)
KP
口にしたのは若鮎だけですよね。眠くなりません。
【医学】どうぞ。
夜門由貴
CCB<=58 【医学】
Cthulhu : (1D100<=58) > 63 > 失敗
ははっ こいつ!
KP では【アイデア】どうぞ。
夜門由貴
CCB<=70 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) > 24 > 成功
ほぇえ…
KP
あなたは、居間の薬棚にあった即効性の睡眠薬の事を思い出す。
閃理はあれで自分を眠らせようと思っていたのではないか?
しかし、『若鮎』を食べても何ともない。
夜門由貴 鍵、由貴が持ってるもんな…
KP 鍵がひとつとは限りませんよ。
夜門由貴
うっ…!?
急に怖いことを…
うーん…?
閃理くんも食べてます?
星守 閃理 「……久しぶりに食べたけど、うん、美味しい」
KP 食べてます。
夜門由貴
よかった、かわいい
「久しぶりなんだ…?」
星守 閃理 「うん。最近こういうお菓子食べてなかったな、と思って」
夜門由貴
「………」
「そうなんだね…」
じゃあ、続けてお茶に手を伸ばしてみます。伸ばすだけ。
星守 閃理 「…………」
夜門由貴
どんな感じだろう? 期待してる…?
心理学…? 振れそうです…?
KP
【心理学】ですね。
SCCB<=59 由貴ちゃん 心理学
Cthulhu : (1D100<=59) > 30 > 成功
夜門由貴 色んなものを天秤にかけて計ってるPLの図
KP
では、ちらりと閃理の様子をうかがうと、彼があなたの手をじっと見つめている事が分かる。
期待をしているような、でもどこか寂しそうな、一言ではとても言い表せないような感情が、綯い交ぜになった表情をしている。
夜門由貴
死んだ
私が…
夜門由貴 「あの……」
星守 閃理 「……な、なに?」
星守 閃理 (早く…………。もしかして、悟られてる……?)
夜門由貴
「ごめんね。…ありがとう」
じゃあ、飲みます。
星守 閃理 「……」
夜門由貴 どのみち選んでも私はダメなんだ…
KP では、あなたがお茶を飲んだ途端、その意識は急速にまどろみ、向かいにいる閃理があなたに駆け寄る。
星守 閃理 「……ああ。たくさん遊んだから、眠くなってきたよね」
夜門由貴 「うん、そうかも 」
星守 閃理
「……それでいい。君のことを僕は絶対に許さないけれど、痛い思いも苦しい思いも最小でいいんだ」
「だって餌は元気なほうがいいだろうし……君は君だから」
夜門由貴 「そう、そうだね。……ありがとう」
星守 閃理 「……おやすみ、由貴ちゃん。余計なことさえしなければ、君にだって朝は来たのにな」
夜門由貴
「ごめんね、”閃理君”…」
「ばいばい…」
夜門由貴
などと
そうなんだよな自分が…… …
寂しいな…
星守 閃理 「……いいよ、ゆっくりお休み」
KP
そう呟きながら閃理は、あなたの落ち逝く瞼にそっと手を添えた。
…………
夜門由貴 サヨナラ…
KP
あなたは黒い夜の中を浮遊している。
不思議と、それまでの記憶はどこか朧気だ。
不意に金属製の小気味のいい音が鳴り、帳が上がる。
あなたは、閃理の部屋のベッドに寝かされていた。
やけに冷房が効いており、貴方は身震いする。
夜門由貴 あっ
KP さて、自分は彼の目の前で意識を失い、それからの記憶がないが―――
夜門由貴
や、やばい…… えっ?
やってしまったとか…?
KP そう思案していると、閃理が貴方の肩をつかんだ。
星守 閃理 「生きてる……」
夜門由貴 「………閃理君?」
KP これはPL情報ですが、この時点で、PLの操作する由貴さんは「平行世界の由貴さん」になります。
夜門由貴 かなしい
KP 由貴さんに死の前後の記憶は不思議となく、当然今回のシナリオの記憶もありません。別人なので。
夜門由貴 そうだね そうだよな…
KP
「どうしてそんな顔をしているの?」
あなたがそう問いただすよりも早く、ぼろぼろと泣きながら閃理は貴方の手を握り、絞り出すようにあなたに告げる。
星守 閃理
「……ごめん、それでもかえってきてくれて嬉しいんだ」
「……おかえりなさい」
夜門由貴
「……よくわからないけど…」
「……ただいま、閃理君」
KP
あなたがその言葉を悟る日がくるのか、それはわからないが。
死者をよみがえらせ、のうのうと生きる馬鹿な男がここに一人、彼とともにあなたはいつも通り、これからも平常を生きていく。
ED1 ここで一緒に生きて
シナリオクリアです。お疲れ様でした!
夜門由貴 くりあではない…………
KP
※SAN報酬※
・シナリオ中で減少したSAN値や取得した呪文などはなかったことになります。
夜門由貴
閃理君ごめん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
はい…
system [ 夜門由貴 ] SAN : 77 → 79
KP どのEDも割と……なので……本当に、お疲れさまでした……!
193
かなしくてさびしい…
お疲れさまでした!
途中、長々と考え込んでしまい、申し訳ありません!
閃理くんと色々お話できて楽しかったです!
KP
とんでもないです! たくさん考えてくださってKPとしてとても嬉しいです!!
閃理もなかなか……酷い対応ですみませんでした。【閃理】タブも開放です!
193
ありがとうございます! 見て更に悲しくなってきますね…
どちらの閃理くんにも申し訳なかったわね…
KP
そうですね……元の閃理も生き返ってますからね……
このテンションで次へ行けるのか……? とりあえず、23時まで自由時間にいたしますね!
193
KPにふった心理学ダイスの痕跡があって笑ってしまった
逆にはっちゃけられる気がしてきました…
了解です、23時からまた、よろしくお願いいたします!
ええん……
KP 泣かないで~~ください~~~!!
193 ないてないよ・・・ 大丈夫ですわよ・・・