KP/セリオ
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「これは、心と心を紡いでいく
数多の『絆』の物語」
Call of Cthulhu クトゥルフ神話TRPG
【クトゥルフ オブ ザ マスカレード】
~星屑の舞踏会~
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KP/セリオ
◆はじめに
戦闘特化型のクローズドサークル
RP推奨のバトルヒーロー系シナリオ。
推奨人数は2人(3人でも可)
イベントの踏破率や探索者の選択によりエンディングが分かれる
フリーラン形式のシナリオである。
◆注意事項
新規、継続探索者のどちらでも可能だが
一緒に参加する探索者同士は仲の良い友人、恋人、兄弟など親しい関係である事。
最後にダンスのシーンなどがあるので、探索者は男女で来ると更に楽しめるだろう。
年齢、職業などに制限はないが
シナリオの性質上、犯罪者や悪人系の職業は推奨出来ない。
KP/セリオ
「クトゥルフ オブ ザ マスカレード ~星屑の舞踏会~」
シル♂セリ♀仮想卓 セッションを開始いたします。
KP / KP代理:けみかる / セリオ
◆舞踏会名
男性PC / PL:ジャック / 藺草さん
女性PC / PL:ファティマ / けみかる
でお送りいたします。
よろしくお願いいたします。
ジャック よろしくおねがいいたします。
ファティマ よろしくお願いいたします。
ジャック
紫… 以前もそうだったな……
セクシーさを感じる…
そして何となくジャックと名乗るが恥ずかしい中の人がいる…(リケのときもそうだったが
ファティマ
何故だか定着してしまったのよね……被りが無いから?
ふふふ……今回は本名が最初から分かっているから不思議な気持ちね!
ジャック
そうだな… 意外性は…… ない…のか…も…?
クッ…リケに負けた…
KP/セリオ
ある良家にその家の後継者となる青年と
彼の従者で友の女性がいた。
ある日、二人の共通の友人であるジョニーから「仮面舞踏会に参加しないか」という手紙が届く。
なんでも中世ヨーロッパを模した格式高い舞踏会らしい。
行先はフランス郊外の森の奥。
たまの贅沢も悪くないだろうと君たちは胸を躍らせ遠出の支度をする──。
ジャック
じゅうしゃで とも…(もんもんもん
でもお出かけは嬉しい。
ジャック
「……ふむ、昔から付き合いがあるとはいえ……
相変わらず顔が広いな、あの方は」
フランスまで行く途中…? 支度中?
KP/セリオ 「まだ」そうですね
ジャック そうだな……… そう、だな…まだ…
ファティマ 「ええ本当に。休暇中だからって突然舞踏会のお誘いだなんて驚いたわ」
ジャック
「舞踏会……ダンスか。
学校では何度か踊ったが……」ちら…?
「いや、うん、いい機会に恵まれた…かもしれないな。
楽しみだ」
ファティマ
「士官学校ももう卒業間近だものね。
卒業旅行……昔風に言えばグランドツアーみたいなものかしら。私も楽しみよ」
ジャック
「卒業旅行……ああ、そうだな。
……色々と忘れて、楽しみたいものだよ」
グランドツアー……なるほど…という顔をしている
「それにしても”中世ヨーロッパを模した”舞踏会とは……衣装も色々と考えないといけないな」
ファティマ 「あら、新調なさるの? 随分張り切っているわね」
ジャック
「うん… いや、作ってもらうのも悪くないかな、と思ってね」
「セリカの分も、要望を詳しく言ってくれれば仕立て屋が作ってくれるだろう。……どうだろうか?」
ジャック もう買ってるとか作ってるとかの可能性もあったな…
ファティマ 「そ、そう……? 貴方に随伴するなら、確かに下手なドレスを着て恥じをかかせるわけには、いかないわね……」
ジャック
「いや、恥とかじゃなくて……」
「その……もしキミにプレゼントできたらな、と思ったんだけど……。
君が気に入っているドレスがあるならそれを着ていくといいよ」
193 金持ちの男ロール…?(?)
ファティマ ふふふ……
ジャック
「えーと、ああ…ほら!
以前のプロムのドレスも素敵だったし……
セリカが着れば何でもその…えーと…」もごもごしている
ファティマ
「プロムのドレス……」
「ふふ……シルヴィウスがそう言ってくれるなら、折角だからお願いしようかしら?」
ジャック
プロムのドレスになにか思うところが…????
なにか…あった…とか…?????
ファティマ え? だってきっと、一緒には踊らなかった……でしょう?
ジャック
そう…だね……(ぐにゃ……
でもみてたよ…
ジャック 「……! そうと決まったら早速仕立て屋に行こう。採寸もあるだろうし……あっ、イメージはもう決まってるかな」本人より何故かワクワクしだす
ファティマ ええ……ありがとう……?(みられてた……
ファティマ
「あらあら、貴方の方がなんだか楽しそうね!
そうね……シルヴィウスと少しお色味を合わせてみる、とか?」
ジャック
「色味を…! ああ、それはいい考えだ。
しっかり伝えなければいけないね」
ファティマ
「ふふ。それでは、いつもの所へ連絡を入れてくるわ。
貴方の装いのイメージも少しは考えておいてちょうだいな」
ジャック
「ああ、頼むよ。
俺の服装か……中世ヨーロッパ風とやらに寄せるべきか、現代風か…」もん……
男性側の服と言ってもな……
どちらかというとセリカの華やかなドレスに俺が合わせたほうがいいのでは… などと考えている気がする
こっそりそう伝えよう
KP/セリオ
セリカさんの手配した仕立て屋は、貴方たちが足を運ぶまでもなく
すぐにデザイナーが屋敷へとやってくるだろう。
シルヴィウスさんがこっそり伝えた言葉通り、セリカさんのドレスに合わせた正装が仕立てられるのであった。
ジャック
にこ…にこ……
なお仮面は何故か合わせない模様…
ジャック
「……! いい出来だな!」にっこー
わからん、自分の衣装だけ見ていってる…?
当日までのお楽しみ…?
KP/セリオ 仮面は……あの場所で支給されるから……ですかね?
ジャック
ふむ……そうなんだよな……
配られた後につけた瞬間ぐにゃんと姿が変わるのかな…
ファティマ
「素敵……予想以上だったわ……」
自分のドレスを見て驚いている
ジャック
「それは良かった…!
より舞踏会が楽しみになったな…」俺が
ファティマ 俺が ふふふ……
ジャック 誰より俺が楽しみにしてる…セリカのドレスを…
ファティマ
「! え、ええと……シルヴィウスの衣装はそのようなものなのね。
楽しみ、だわ……」
ジャック
「えっ…? そ、そうか…?
そうか……」楽しみにされている…?
リケ
ふむふむ……私達が向かったときもこんな感じの会話があったりなかったりしたのだろうか…
前日譚がないのは名前を読んじゃうからかもな…
名前を呼ばないのは…無理だな。うん…
KP/セリオ
そうだな、私はどうにか「我が主人」だのなんだので誤魔化せるかもしれないが
シルヴィアが私を呼ばないというのはどうしても不自然になるだろうな……。
リケ
終始…『キミ』…?
恥ずかしがり屋さんかな?
193 恥ずかしがり屋さんではあるな…
ファティマ
「ええ、とても」
「……さあ、衣装ができたなら、あとは旅の準備をするだけね。
着替えや宿泊に必要なもの以外に、持って行きたい物があれば申しつけてちょうだい」
KP/セリオ 愛らしいな……
ジャック 「そうだったね……ええと、道中の暇つぶしと、軽いお菓子と……」思いついたものをセリカに伝えていく
KP/セリオ
セリカさんは用意していたリストに、シルヴィウスさんの挙げた物を書き加えていく。
そうして滞りなく旅の準備は進んでいくだろう。
休暇中でありながらもどこか浮足立って
楽しくも慌ただしい日々を過ごしているうちに、あっという間に出発の日がやってきた。
ジャック 「ついに来たな、セリカ!」
ジャック それに対してめちゃくちゃ名前を呼ぶな、俺は…
ファティマ
「ええ! 忘れ物は……無い、とは思うけれど。
遠方に出るのだもの、きちんとご挨拶してから行きましょうか」
ファティマ たくさん名前を呼んでくださる……(どき……?
ジャック 呼ぶとも! た、大切な… 大切な…ええとその…友の名だからな!
ジャック
「ああ、そうだな。少なくとも数日は空けることになる……
父上、母上、姉さん!」
大声で呼びながら屋敷の中を歩いていく。
ファティマ
……そうよね! 私たち、立場としては主従なのに、こんなに仲良しなんだもの。
親しみを込めて沢山呼んでくださるのは、当然、よね……。
ジャック ………自分でいってて辛くなってきた…
ヴァレンシア
「やあ。……おや、出かけるの?
……ああ、例の舞踏会とやらは今日だったか」
ファティマ
「ええヴァレンシア。
今日発って、明朝から出るのよ」
「ジョニー氏との集合場所が……
ええと、フランス郊外の森の奥だから」
ヴァレンシア
「明日か。そうだったね、フランス……」
「かわいいセリカ。
あなたのかわいいドレス姿を見られないのは残念だけれど……どうかめいっぱい楽しんできてね」撫で…?
ファティマ
「まあ、ヴァレンシアったら、ふふ……。可能ならば写真を撮って送るわ。
お屋敷にも逐一連絡をするつもりだから、安心してちょうだい」
ちょっぴりくすぐったそうに
ヴァレンシア
「ふふ…本当かい? それは嬉しいな。
写真、楽しみにしているよ」
にこにこと朗らかな笑顔をセリカさんに向けて話していたが一転…
ファティマ はっ、一転……
ヴァレンシア
「ルヴィー、セリカをきちんとエスコートするようにね。
傷一つつけたら許さないから」
ひんやり、とした冷たい雰囲気を醸し出しながらシルヴィウスにそう告げる。
ジャック 気迫が…あるんだよな……
ファティマ 姉は強し、ね……
ジャック
「分かってるよ……。
いや、というか舞踏会に行くんだよ…武闘会か何かだと思ってないか…?」
ヴァレンシア
「舞踏会だからこそ、だよ。
油断していると今に後悔することになるからね」
ジャック 「……肝に銘じておく」
ヴァレンシア
「よろしい。
さて、父様と母様にも挨拶してきなさい」
などといいながら……?
両親に挨拶していくのかな…
ジャック 未だに両親がどんな人なのかふわふわしてるな…どの世界線でも…
ファティマ
確かにオルフリード家のご両親の事はあまり……
お母様がスパイ……? の印象が強すぎて ふふ……
ジャック スパイって言ってるけどどこまでホントなんだかな… と俺はあまり信じてないな…
KP/セリオ
挨拶も無事に済ませ、貴方たちは意気揚々とフランスへ発つ。
飛行機で数時間もすればあっという間に着き
一日目は明日に備えつつもパリで軽くゆったりとした観光を楽しむ事ができるだろう。
ジャック
観光だ! わー!!
わく…わく……
193 いっきになんか…年齢が下がったな
KP/セリオ ふふ。軽く、軽くですよ……。明日がメインですからね。
ジャック
わ…分かってるさ。
はしゃいだ…ふりだよふり
リケ 私もこんなだったのか…?
KP/セリオ choice 去年だからそうだったな もう少し落ち着いていたような? (choice 去年だからそうだったな もう少し落ち着いていたような?) > もう少し落ち着いていたような?
リケ ふふん…! だろう!(ドヤ
KP/セリオ ……ふふ。
ジャック ぐぬ…(?)
KP/セリオ
予め手配していたホテルに宿泊し
明日の舞踏会へそれぞれ思いを馳せながら異国の地にて眠りに就く事だろう。
そして、翌日。
ジャック 森だ!
KP/セリオ
君たちは友人ジョニーと、フランス郊外にある森の入り口で待ち合わせとなる。
二人の姿を認めると、ジョニーは人好きのする笑みを湛えて、気さくに片手を挙げてみせた。
ジョニー 「やあやあ君たち久しぶり! 遠路はるばるよく来てくれたね!」
リケ ほわ……なつかしいな…
ファティマ
「おはようございます。ご無沙汰しております、ジョニーさん。
この度はお招きくださってありがとうございます」
KP/セリオ 1年以上も前か……追体験……
ジャック
「ああ、ご無沙汰しております。
ジョニーさん。今回の舞踏会、楽しみにしていました」
ジョニー
「いやあ、ボクも二人が来てくれるのをすっごく楽しみにしてたよー!」
「ささ、積もる話は車の中でじっくり交わすとしようじゃないか!
乗って乗って!」
ジャック
「ええ、そうしましょう。
ではさっそく、乗ろうか」セリカを見つつ…?
ジャック
流石にここは俺がドアを開けるが正解では…?
主従の前に英国紳士(???)と女の子だよ…な…?
ファティマ ……なるほど……? シルヴィウスの英国紳士(?)としてここは……?
ジャック
よし……セリカが乗り込む方のドアを開けよう。
「さあどうぞ、お嬢さん」
ファティマ
「まあ。……ふふ、ありがとうございます。
では、お先に失礼するわね」
微笑んで先に乗りましょう。
ジャック
「お安い御用です」
にこーっと微笑んでから、ドアを閉めて俺も乗り込もう。
ジャック お安い御用です…??
リケ 慣れないことをするから言葉遣いが怪しくなってきたな…
ファティマ (はら……はら……??)
ジャック はらはらされている――
ジョニー
「ヒューッ、流石! スマートだね!」
「舞踏会は11:30からだけど、道が混んでてもいけないしね!
ボクもスマートに運転するよ!」
ジャック
「ま、まあ…これくらいは当然だ。
英国紳士としては…」?
「ああ、済まないが…会場までよろしく頼みます」
ファティマ
「ふふ……」
にこにこしている
「ジョニーさん、運転までしてくださってありがとうございます。
よろしくお願いいたします」
ジョニー
「よし、二人ともシートベルトもばっちり!
それではいざ、出発進行~!」
KP/セリオ 君たちはジョニーの運転する車に乗り込み、山奥の舞踏会場を目指す。
リケ シートベルトか…
ジャック ニコニコしながらセリカと話したり…? ジョニーさんと話したり……窓の外を見たりする…?
KP/セリオ
陽光に照らされて青々と輝く森の景色の移り変わりを楽しみつつ
シルヴィウスさんはセリカさんやジョニーと会話を弾ませる。
ジョニー 「……あ、そうそう、忘れる前に。これ、今日の招待状ね!」
KP/セリオ ジョニーは運転しながら、君たちへ「白い招待状」を渡してくるだろう。
ジャック
「おや…ありがとうございます。
これが招待状……」
受け取ってまじまじと見てみよう
KP/セリオ
二つ折りの紙の形式での招待状の内容は、フランス語で書かれているようだが
数字などから日にちや時刻が、下半分へ記載されている事がわかる。
恐らく開始時刻であろう数字は、「10:30」と記載されていることに君たちは気付くだろう。
ジャック
「なるほど…日にちは確かに今日で……
時刻は……」
ファティマ 「……あら、……10:30……?」
ジャック
「え…? 開始時刻…?」
「今は…何時だ?」
何かしらで時間を確認する…?
いや、確か集合時間が…
ジャック 10時に集合、と何故か強く頭に刻まれている
KP/セリオ 10時を少し過ぎた頃でしょうね。
ジャック
「……!??」
「?? ??? つかぬことをお尋ねしますが、ジョニーさん…?」
ジョニー
「うん? なんだい? 今回の仮面舞踏会のこと?
いやあ、欠員が許されない舞踏会だからキミたちが来てくれて本当に助かったよ~!」
呑気に運転を続けている。
「なんてったって、世界各国の著名人、有名人がこぞって参加したがる、世間では公表されていない格式高い仮面舞踏会なんだからね!」
ジャック 「欠員が許されない…」
ジョニー
「そう。なんでも舞踏会の主催者は大手企業のCEOらしくってさ、毎年今の時期になると指名制で行われてるんだよ」
「で、今回ちょうど一組欠員が出ちゃったからボクが慌てて相応しい人を探した……のがキミたちってワケ! いやあ、絶対いい経験になると思うね~」
リケ ナゼかニコニコしてしまうな… なんでだろうな…
ジャック 「いや……ええと……」頭を抱え始める…?
KP/セリオ ふふ、通過済みの意味深な微笑み……
ファティマ
「す、すごい舞踏会というのは分かりましたけれど……ジョニーさん……」
時刻と招待状とを見比べている。
ジャック
「その……開始時刻が……10:30と書かれているように
見えるのですが…」
ジョニー 「ええっ!? ちょっと見せて……!」
KP/セリオ ジョニーは言うが早いか、君たちの持つ招待状を器用に取って目を通す。
ジョニー 「……あちゃあ……まずったなあ! 欠員は勿論、遅刻も厳禁なんだよ~!」
ジャック そうだ…見せようと思ったらピッとみられたことも覚えてる…(次々に思い出す
ジャック 「ええっ…!!」
KP/セリオ 現在君たちの乗る車はようやく山の中腹に差し掛かったところであり、とてもあと30分弱では間に合いそうにないと感じるだろう。
ジャック 「そ、その… 遅刻をするとどうなるんです?」
KP/セリオ 記憶は曖昧ですから色々、継ぎ合わせですがね……。
ジョニー
「遅刻した人なんているのかな!? 最悪出禁になっちゃうかも……!?」
「いやーうっかりうっかり! こうしちゃいられないから、スピード上げてこう!」
ジャック
「出禁……!」
俺はともかく、家業に影響が出るのでは…
ジョニーさんも…… っ…!?
ファティマ 「そんな……、って……!?」
ジョニー 「ちょーっと揺れるかもしれないから、しっかり掴まっててくれよな!」
ジャック 「え? 揺れ…?」
KP/セリオ
ジョニーが一気にアクセルを踏み込む。
窓の外の景色の移り変わりが、急加速し始めた。
ジャック ドライブサーキット的な曲が流れ始めた…!
ジャック 「うわっ…!??」とっさに車内の取っ手か何かに掴まる
ジョニー そう! 今のボクは時間と戦うカーレーサーさ!
ジャック
なる…ほど……!?
光速を超えて…!??
ファティマ
「きゃ……!?」
ジョニーさんに言われた通りに掴まる。
KP/セリオ
車内の揺れに合わせて、君たちの心もにわかに不安で揺れる。
──その時だった。
ジョニーが猛スピードで運転する車が、向こう側から安全運転でやってきた対向車とぶつかりそうになる。
ジャック 「あっ…!? ジョニーさん、車が!」
ファティマ 「危ないっ……!」
ジョニー 「やっべ!」
KP/セリオ
ジョニーが慌ててハンドルを切る。
対向車とは激突せずに済んだ。
そう……対向車”とは”。
ジャック えっ…
KP/セリオ
君たちを乗せたジョニーの車は……
対向車を避けた拍子にガードレールを突き破って、崖から転落してしまうだろう。
ジャック 「は…えっ…!?!?」あまりのことに悲鳴もろくに出せない
ファティマ 「う、そ…………!?」
ジャック
ど、どうすれば……
脱出しようにも…!! 落ちてる最中
ジョニー
「えーとえーと…… あっ、そうそう!
こんな事もあろうかと! 用意してあるんだなあ、『緊急脱出ボタン』!」
ジャック 「緊急脱出ボタン!?」
KP/セリオ
ポチ、という軽快な音を立てて、ジョニーが運転席にある『緊急脱出ボタン』を押すと、車の屋根がオープンカーのように開かれる。
彼の座席ごと分離して、パラシュートが開かれ……
ジョニー 「キミたち、グッドラック!」
KP/セリオ ジョニーは、ひとり、脱出してしまった。
ジャック
「えっ!? ちょっと…!!」
緊急脱出ボタン…?? を探す…??
ファティマ 「え……あっ……!?」
KP/セリオ それでは君たちの座席の傍らにも、似たようなボタンがある事に気付くだろう。
ジャック 「……!! セリカ、俺達の座席にもボタンが…!」
ファティマ 「! これで、脱出できるかしら……!?」
ジャック 「あの人の言うことが正しければ…!」ぽ、ぽちー…!?
KP/セリオ
ポチッ。
決死の思いで、君たちは緊急脱出ボタンを押す。
…………
しかし、何故だかうんともすんとも言わない。
ジャック 「なっ…!?」ぽちぽちぽちぽち
KP/セリオ
座席が分離する気配は、一向にない。
何度押しても、変わらない。
ジャック
「なんでだよ!!
セリカ… お、落ち着いて考えよう… 落ち着いて…」??
ファティマ
「し、シルヴィウス……!
お、落ち着いたところで……このままでは死んでしまうわ……!?」
KP/セリオ そうしている間にも、君たちを乗せた車はそのまま崖下へと落ちていく一方だ。
ジャック
「……確かに?」
「でも、ど、どうすれば…… 脱出する…!?
木を…クッションに!?」
ファティマ
「木を……!? ええと、それじゃあ……?」
シートベルトに手をかける……?
ジャック 外す……!??
リケ ふふ…おんなじことをしたような気がする…(うろおぼえ
KP/セリオ 蘇る記憶── 外そうとしたのは覚えてる。外れたんだっけか……(うろおぼえ
リケ 外れて放り出されたか……はずれなくてわーーっ!?!? だったか…?
KP/セリオ
では、君たちはシートベルトを外す。
そのままふわりと、ジョニーが脱出した車の天井から体が投げ出される事だろう。
ジャック
「はっ……!?」ふわ… と浮いてしまったあとでしまった! という顔をする
「セリカ…!!」せめてこう、手を…!?
ファティマ
「ひゃ、あ……! シル、ヴィウス……!」
手を取る……?!
ジャック 手を引いて… せめて何がしかのダメージを軽減できるように抱きしめる…?(?)
ファティマ
「っ……!」
目を瞑ってぎゅっとしがみつく
KP/セリオ
無人となった車体は、為すすべもなく地面に叩き付けられ……
大きな衝撃音の後、浮遊感と共に体が車の天井から投げ出された君たちは
山間部に広がる美しい庭園の、大きな屋敷へ向かって飛んでいく。
屋敷の塀を超えて、庭園の中に不時着したようだ。
ジャック 「――っう…!?!?」
193 浮遊感…
ファティマ 「んんっ……!」
KP/セリオ 幸い二人とも大きな怪我はなかったが、全身泥まみれになってしまった。
ジャック 大きな怪我が…無い…??(訝しげな顔
KP/セリオ はい、ありません。ただ、どろんこですね。
ジャック
どろんこ…… 幸中の不幸てきな…
「……大丈夫か…!?」
ひとまず無事を確認する…
ファティマ 「う……いき、てる……?」
193 名前知ってるからめっちゃ呼ぼうとしちゃうけど だめ… だめだぞ…
KP/セリオ まだ、まだ大丈夫ではありますが……
ジャック
「よかった……」
同じように外傷がないか確認したいがどろんこ…
リケ ふふ… 仮面をつけたら… だったな…
ファティマ
「! 貴方こそ、怪我は……!?」
はっとして、確認しようとする
ジャック
「いや…大丈夫だ。
特に痛むところはないよ」
ファティマ
「え、そうなの、ね……?
私に怪我が無いのは、咄嗟に庇っていただけたからだと思っていた、わ……?」
少し安堵しつつ
ジャック
「確かに…… 二人して怪我がないなんて…?」
「いや、ともかく…無事で良かった。
……と入ってもこの格好じゃな…… 舞踏会どころじゃない…」
ファティマ
「ええ、酷い有様だわ。今から行っても遅刻は免れないでしょうね……」
「どうにかして、せめて宿泊地へ戻る事ができれば……」
屋敷の方を見遣る。
ジャック
「そうか……そもそもここは…どこだろう?
どこかの家? 屋敷? みたいだけど…」
KP/セリオ
もしも手持ちの電子機器を確認するならば
電波が通じておらず、外部との連絡手段は全て断たれていることが分かる。
ジャック
「まいったな……山の中だからか…?
電波が通じない…」
ファティマ
「ええ、見事に圏外ね。
連絡手段や移動手段が無いかどうか……尋ねてみましょうか」
「屋敷にどなたか、いらっしゃると良いのだけど」
ジャック
「ああ……」
屋敷に行く…?
193
荷物を探す…?
荷物があるとは思ってないのかもしれない
KP/セリオ
荷物を探してもいいですよ。
車は大破していますが、持ち込んだ荷物をどうにかひっぱり出す事ができるでしょう。
オートクチュールで揃いの衣装ですとか、ね。
193 そうにゃんですよね… あっ、車が近くにあるのか…
ジャック 「っと…そういえば車はどのあたりに落ちたんだろう…? 荷物は…」さがしてみる?
KP/セリオ
君たちが探してみるならば、庭園の少し外れたところに、見るも無残な車だったものが横たわっている。
トランクをどうにかこじ開ければ、君たちの荷物を取り出すことができるだろう。
ジャック
「……あった!
よかった……」
ファティマ
「ええ、本当に幸運が重なってるわね……?
こちらも持っておきましょうか」
ジャック
「ああ! 持っていこう」
ふんす… セリカのぶんも持つ…?
ファティマ 普段はどうしているのかしらね? それぞれの物を……? あっ?
KP/セリオ 彼女より先に持つ事ができたか、DEX対抗でも振ります……?
ジャック
なるほど…? よし、やろう…
RESB(15-10) サッ(英国紳士ムーブ (1d100<=75) > 32 > 成功
スッ…
KP/セリオ では君は、華麗に二人分の荷物をひとまとめに持つ事ができるだろう。
ファティマ 「えっ……? そ、そんな、悪いわ……?」
ジャック
「おっと……いや、大丈夫。
それなりに重いし…持っとくよ」
ファティマ
「でも、……」
「……ううん。分かったわ。ありがとう」
ジャック 「……うん」
KP/セリオ 君たちが不時着した地点へ戻りつつ、美しい薔薇の花が咲き乱れる庭園を道なりに進めば、大きな屋敷の正面玄関が見える。
ジャック 「へえ…バラが綺麗… あっ、あそこが玄関かな」
ファティマ 「庭園も玄関も、見事な物ね……」
KP/セリオ
玄関の出入り口前には受付らしい人物が立っている。
君たちと目が合うと、にこやかに微笑んだ。
長身痩躯の男性だ。
黒髪に浅黒い肌を持ち、貼り付けたような笑みを浮かべている。
身のこなしも優雅であり、威厳と高貴な雰囲気を漂わせている為、逆に近寄りがたさを感じるだろう。
??
「これはこれは珍しい。
……いえ、心よりお待ちしておりました」
193 めちゃつよステータスが…(衝撃を受けた顔
??
「お二人とも、当仮面舞踏会の参加者でいらっしゃるご様子。
招待状を拝見しても?」
KP/セリオ 隠してなかった……しまいしまい
193
ふふふ…
受付の人にあるまじきつよさ…?
武闘会…
ジャック
「……こんにちは、えっと…
仮面…舞踏会…?」
仮面舞踏会だったか…? と思いつつ招待状、というワードにジョニーさんからもらった招待状を取り出す…?
KP/セリオ 仮面舞踏会とは聞いていますね。
ジャック なるほど仮面舞踏会…(記憶があやふやすぎる
ファティマ 「行き先としては、違う場所での舞踏会だと思っていましたけれど……?」
KP/セリオ
さて、君たちがジョニーから貰った白い招待状を取り出してみると
それは「黒い招待状」へと変貌していた。
193
!!! 背景が!
わくわくわくわく…
KP/セリオ にこ……
ジャック
「……? あれ、泥で汚れ…?」
なんとか拭ってみる…?
ファティマ 「えっ……? それにしては見事に真っ黒ね……?」
ジャック 「ああ、もらった招待状は白かったはず…」
KP/セリオ
拭っても、まるで紙が元からそうであったかのように黒い。
男性は、その招待状を見て目を細めるだろう。
??
「招待状は、確かに当舞踏会のものですね。
ようこそお越しくださいました」
ジャック
「そう、なのか…?
どうも…こんにちは…」混乱中
ファティマ 「色々と不可解だけれど、……ありがとうございます……?」
ジャック
「舞闘会……もしかして、俺たちが向かっていた…?
あの、すみません。ジョニーさんという方は先についていませんか」
「彼も……というか彼が招待されていたはずなんですが…」
??
「そのような方はいらっしゃっていないかと。
招待状をお持ちであれば、後からいらっしゃるのかもしれませんね」
ナイア公爵
「……ああ、申し遅れました。私はこの舞踏会の主催者の公爵『ナイア』と申します。
お気軽にナイア公爵、とお呼びいただいて構いません。以後、お見知りおきを」
ジャック 「ナイア……公爵」
ファティマ 「ナイア公爵様……ですね。ご丁寧にありがとうございます」
ナイア公爵
「ええ。
そして、こちらが皆様の仮面となります。どうぞお付けください」
KP/セリオ そう言って、彼は舞踏会で使う仮面を君たちに手渡してくるだろう。
ジャック 「仮面……」受け取ろう
ナイア公爵 「舞踏会が始まるまでには、お着けいただくようにお願いいたします」
リケ なんかやたらこの辺の行動をすらっとやってた気がするが、二週目だといろんな事が気になって変な挙動しちゃうな…
KP/セリオ ボイセとテキセの違い、というやつかな……
ジャック
「なるほど……わかりました。
……ところでその……見ての通り、俺たちちょっと服が汚れていて…」
ナイア公爵
「ああ、お召替えにつきましては、控え室がございますのでご安心ください」
「まずは受付のために、こちらの参加者名簿へ皆様の本名と、舞踏会で使用する舞踏会名を頂きます」
「ここでは名を隠して参加されている身分の高い方もいらっしゃいますので、どうぞご配慮ください」
「また、自ら真名を名乗るのはお控えください。
相手が自分の本当の名前を当てる、というのも仮面舞踏会ならではの醍醐味ですから」
「是非、気になる方がいましたら名前を当ててみるのも面白いかもしれません。
……例えば、私、とかね」
ジャック 「あなたの名前……ナイア公爵…ではなく?」
193 あぶねーことしおる…
ナイア公爵
「ええ……そちらも、舞踏会名となっております。
スタッフも含めて全員、舞踏会名を名乗っておりますので、ご了承くださいませ」
KP/セリオ ナイアは名簿帳を取り出し、ペンと共に差し出した。
ジャック
「なるほど…面白そうですね」
ペンを手にとって、名前を書き始める……
本名と…舞踏会名『Jack』…
ファティマ
「スタッフの方もだなんて、こだわりを感じます」
その後に続くように、本名と舞踏会名……『Fatima』と書きましょう。
KP/セリオ
君たちは名簿帳へ、本名と舞踏会名を書く。
ここからは、舞踏会名で名乗り、舞踏会名で呼び合うようにしていただきます。
ジャック わかりました。……ファティマ?(言い慣れない
ファティマ ふふ、ジャック……。
KP/セリオ 君たちに名前を書いてもらったナイアは、名簿帳を一度しまうと簡単に舞踏会の説明をしてくれるだろう。
ナイア公爵
「お名前は、確かに頂戴しました。
それでは私から、簡単な舞踏会の説明をさせていただきます」
「舞踏会は全4回あり、必ずすべて出席していただきますよう、お願い致します。
万が一遅れそうな場合は、私が皆様を会場までご案内する場合があります。ご容赦ください」
「舞踏会以外のお時間は、どのように過ごしていただいても構いません。
どうぞ、心行くままにご友人達との時間をお楽しみくださいませ」
ジャック
4回もあるのか… たくさん踊れるな…
などと考えている
ファティマ 「ご説明ありがとうございます」
ジャック
10:30頃~だから
ものすごい長い間あるんだよな… たのしいな…
ジャック 「ありがとうございます」
ファティマ まるまる一日中、過ごせるわね…
ナイア公爵 「はい。……それでは、中へどうぞ」
KP/セリオ
ナイア公爵が開かれた扉の向こうを指し示そうと、君たちを先導して歩いて行く。
丁度その時、屋敷の中からドレスを身にまとった小柄な少女が、跳ねる子ウサギのように飛び出してきた。
ジャック 「……!?」
KP/セリオ choice[ジャックさん,ファティマさん] (choice[ジャックさん,ファティマさん]) > ジャックさん
ジャック あっ――
KP/セリオ ナイア公爵は少女にぶつかると、彼女はその衝撃で転んでしまい、ジャックさんの方へ倒れてくる。
ジャック 「わっ…!??」う、受け止める…?
???? 「きゃっ……!」
ファティマ 「まあ! 大丈夫ですか!?」
ジャック
「怪我は…無いですか?」
受け止められた…?
KP/セリオ
君は少女を問題なく受け止めることができるだろう。
少女はぱっと顔を上げて、君たちを見上げた。
????
「まぁ! 危ない所を助けていただきありがとうございます。
ええ、おかげで怪我をせずに済みましたわ」
KP/セリオ
小柄で愛らしい顔立ちの少女だ。
陽光のような銀の髪に雪のように白い肌を持ち、春の木漏れ日のような暖かな微笑みを浮かべている。
ジャック 「それは良かった……」ほほえみ返して、抱きかかえていた手を離す…?
KP/セリオ 彼女が支えてくれた君たちへ感謝を告げる一方、ナイアは彼女を一瞥する。
ナイア公爵 「……気をつけなさい」
KP/セリオ 少女に向かってそう冷たく言うと、彼は屋敷へ入っていってしまうだろう。
ジャック
「……?」
急に態度が変わった…? と戸惑っている
ファティマ
「ナイア公爵様……?」
「……と、お嬢様は本当に危ない所でしたね。お怪我がなくて何よりです」
????
「ええ、この通りですわ! 本当にありがとうございます!」
「申し遅れました。私はマリア、と申します。
お二人も参加者……でいらっしゃいますよね?」
ジャック
「マリアさん……
ええそうです。私は……ジャックと申します」
ファティマ
「同じく、ファティマと申します。
マリアさん……素敵な舞踏会名ですね」
マリア
「参加者なら、私と同じですわ! ジャックさんに、ファティマさんね!
よろしくお願いいたしますわ!」
ジャック 「よろしくおねがいします…なるほど、マリアさんも参加者の方でしたか」
マリア
「ええ。……そうですわ!」
「助けていただいたお礼に、良ければ屋敷でお召替えができる所まで案内させてくださいまし」
ジャック
はっ… そうだった…
俺たちはどろんこ…
マリア 「泥だらけのその恰好では、舞踏会では悪目立ちしてしまいますわ」
ジャック
「そうでした……すみません、こんな格好で受け止めてしまって……」
マリアさんのドレスは汚れてしまってる…?
KP/セリオ
マリアのドレスは……どうでしょうかね。
それまでに泥が乾いていたかどうか、ジャックさん、【幸運】を振ってみますか?
ジャック
振ってみましょう…… 渇いててくれ…
CCB<=60 【幸運】 (1D100<=60) > 53 > 成功
よし…!!
KP/セリオ
では、車を探したり荷物を取ったりしている間に、君の服の泥は乾いてパリパリになっていたようだ。
マリアが綺麗な所作でぱっとドレスを払えば、綺麗になったのを見ることができるだろう。
ジャック
「よかった……大惨事は免れた……」
ほっと胸をなでおろす
マリア 「いいえ、この通り、私のドレスは大丈夫そうですわ!」
ファティマ 「少し時間が経っていて良かったわね」
ジャック 「ああ……ほんとうによかった」
マリア
「もし泥で汚れてしまったとしても、怪我をするよりは余程良いですわ。
お二人とも、お気遣いありがとうございます」
「……さ、もう少ししたら一回目の舞踏会が始まってしまいますから、早速参りましょうか」
ファティマ 「ええ、ご案内よろしくお願いいたします、マリアさん」
ジャック 「それはいけない……よろしくおねがいします」
マリア 「こちらが控室ですわ」
ジャック 控室! 豪華だ はわ
193 いろんなきもち
KP/セリオ マリアに案内された控室へ入ってみると、だらしない格好をした青年がだらしない様子でお菓子を食べている。
けみかる ふふ……
KP/セリオ
しかし、ただ普通にお菓子を食べているわけではない。
ちょうど、青年が指をついっと動かして、彼が空中からお菓子を出す瞬間を君たちは見た。
ジャック
「ここが…控室、……?」
青年を見て怪訝そうな顔をする
ファティマ 「今、お菓子が……?」
KP/セリオ さて、そのような現実ではあり得ない現象を目の当たりにしたということで、SANc 0/1
ジャック CCB<=60 【SANチェック】 (1D100<=60) > 86 > 失敗
ファティマ CCB<=75 【SANチェック】 (1D100<=75) > 96 > 致命的失敗
ジャック !?!???
system [ ファティマ ] SAN : 75 → 74
system [ ジャック ] SAN : 60 → 59
ファティマ とても……ショックを受けたわ……??
ジャック だ、だいじょうぶか… ファティマ……(ぎゅっ…?
KP/セリオ
SANチェックはファンブル適用外です。良かったですね。
では、君たちはあまりの光景にその場に呆然と立ち尽くしてしまうかもしれない。
一方マリアは、そんな青年の様子には慣れきっているようで、気さくに声を掛ける事だろう。
マリア 「まあ! メディったら、またこんな所でサボタージュしていましたのね」
?????? 「……んぁ? ああ、マリア、……と……!」
KP/セリオ
マリアに『メディ』と呼ばれた青年は、君たちに気が付くとさっと立ち上がる。
そして、ファティマさん目がけて一直線にやってきたかと思うと、颯爽と君の手を取り人好きのする笑みを浮かべた。
ファティマ 「えっ?」
ジャック 「……!?」むっ
??????
「ご機嫌よう! 素敵なお嬢ちゃん! と、お兄さん!
僕はこの舞踏会のスタッフで、ナイア君の唯一無二の従者『メルド』。よろしくね!」
メルド 「あ、お近づきの印にガレットデロワでも食べるかい?」
ジャック
「……メルドさん? どうも…」
ファティマからメルドさんを引き離そうとする…?(?????)
「私はジャックといいまして。彼女の連れです」
ぐいぐいぐい…
メルド 「へーそうなんだ! ってちょっとちょっと、何!?」
ジャック
「いえ」
「ただその……妙齢の女性にみだりに触れるべきではないかと」(?????)
193 わからない…なにをいいだしたんだこいつは…
メルド 「そんなあ、ただご挨拶しただけじゃないか! ねっ、お嬢ちゃん!」
ファティマ 「いえ……その、色々と驚きました……」
ジャック 「だろう。………(ジッ…」
メルド
「えーもしかして、僕の魔法見てびっくりしちゃったの? お嬢ちゃんかわいいねぇ!
今度一緒に、お茶でもどうかな?」
ファティマ 「私はこれでもジャックの従者です。……その、仕事がございますので……」
ジャック
じりじりしてる……
「ええそうです」後ろに隠す…?
メルド
「え? ヤダ? 思わず隠しちゃうなんて、お兄さんがライバルってこと? 僕、燃えちゃう!」
「じゃあ、僕の名前だけでも憶えてってよ。名前。僕の名前は『メルド』だよ。
『メルド』。よーく覚えててね!」
ジャック
ジッ……(威圧(効かなさそう…ぐぬぬ
「……メルド…?」
ファティマ 「メルドさん、ですね。……申し遅れました、ファティマと申します……?」
KP/セリオ 再三名乗られたお二人は【知識】をお振りください。
ジャック CCB<=60 【知識】 (1D100<=60) > 74 > 失敗
ファティマ CCB<=75 【知識】 (1D100<=75) > 84 > 失敗
KP/セリオ ????
ジャック ふふふ…??? ???
KP/セリオ ではお二人は、この人やたら名乗ってくるなあと思いましたね。
ジャック
「ええと……わかりました、メルドさんですね」
わかったよ、という意思表示をする
メルド
「あれえ? その反応、君たちフランス語初級者かい?
もう、仕方ないなあ~ ヒントをあげよう!」
「メールド☆」
KP/セリオ
メルドがそう唱えると、空中からチョココロネが現れて高速で君たちに向かって飛んでくる。
お二人とも、【回避】をどうぞ。
ジャック
「ヒント…? !???」
CCB<=50 【回避】 (1D100<=50) > 64 > 失敗
ファティマ
「確かにフランス語は、……っ!?」
CCB<=50 【回避】 (1D100<=50) > 17 > 成功
ジャック えらい…
KP/セリオ ファティマさんは飛んできたチョココロネをさっと避けたが、ジャックさんは顔面でチョココロネを受け止めてしまう。
ジャック 「むっ…!!??」たべ…?
ファティマ 「ちょっと、危な、……ジャック!?」
ジャック もぐ…もぐ……もぐ……?
メルド
「あははは! お兄さん、顔面チョコ塗れ~!
チョココロネだーいすきなんだねえ!」
「いやあ、わかる、わかるよ! チョココロネって美味しいよね!
形も色もメルドみたいで! あははははは!」
ジャック
「いや……(もぐ)ちが …???
(もぐもぐもぐ…)色も形も…」
形…でピンとくる…?
ジャック アイデア振るか…
KP/セリオ 【アイデア】に+30の補正でどうぞ。
ジャック 絶対気づかせようとしてくる
ジャック CCB<=65+30 【アイデア】 (1D100<=95) > 76 > 成功
ファティマ CCB<=90+9 【アイデア】 (1D100<=99) > 11 > スペシャル
ジャック 「……!?!? 食事中だぞ!」?
ジャック とってもよい出目
KP/セリオ
そうですね。
メルドはフランス語で『うんこ』という意味ではないかとお二人は気が付く。
ジャック フライングしたな…
KP/セリオ えらいですね。
メルド
「え~なになに? お兄さんもしかして、やーっと僕の名前の意味が何なのか分かっちゃった? 分かっちゃったのかな?
んふふ~どういう意味か教えてもらえるかい?」
ファティマ
「…………」
呆気に取られている
ジャック 「………言わない」ファティマの様子をちらっと伺いつつ…
メルド
「んケチぃ! けちんぼなお兄さんにはチョココロネもう一発お見舞いしちゃうぞ!」
「メールド☆」
ジャック 「…!? そう何度も同じ手を…」
KP/セリオ ジャックさんは【回避】をお振りください。
ジャック CCB<=50 【回避】 (1D100<=50) > 85 > 失敗
ジャック みゃ~ん
ファティマ ジャックがチョココロネまみれに……!(おろおろ……
KP/セリオ では、チョココロネの猛攻に遭うだろう。
ジャック
「むぐっ……むぐぐっ…!???」
口に顔に鼻にチョココロネを詰め込まれる…?
ファティマ 「じゃ、ジャック……!」
ジャック 「ぐっ… くるな…ファティマ……」
メルド 「あははは! それそれ~! もういっぱーつ! メールド☆」
KP/セリオ
メルドは尚もチョココロネを飛ばす。
その内のひとつは、誰も居ない控室の扉に向かっていった。
ジャック チョココロネを避けようとするのに夢中で気づいていない
KP/セリオ
ちょうどその時、控室の扉が開いて
ナイア公爵の顔面に、思い切りチョココロネがぶつかるだろう。
ナイア公爵 「一体何の騒ぎで、……ぶっ」
ジャック 「……?」その場に居ないはずの5人目の声が聞こえて振り返る…?
ファティマ 「あ……ナイア公爵様……」
ジャック 「ナイア公爵? あっ…」
KP/セリオ 振りかえれば、今のジャックさんと同じように顔面をチョココロネまみれにしたナイア公爵が見えるだろう。
メルド
「やあナイア君、いいタイミングで来たね!
僕のチョココロネを顔面で受けるくらい、食べたかったのかい?」
ナイア公爵 「…………」
メルド
「でもまあ、顔にチョコがついたくらいで何さ!
ナイア君の顔面なんてもともとメルドみたいな色してるんだから、そう大差ないって! あはははははは!」
ジャック
う、うわあ…? という顔で…?
「むぁ… だ、大丈夫ですか? ナイア公爵…」
ナイア公爵
「……ええ、何も問題はございません。
お見苦しい所を失礼いたしました」
「……メルド」
メルド 「うん? なんだいナイアくいででででで!??」
KP/セリオ
ナイア公爵はメルドへ静かにお仕置きのボディーブローを浴びせると、倒れている彼を引きずってどこかへと連行する。
君たちは、それをぽかんと眺めている事しかできなかった。
ジャック 「………えっ… いなくなった…?」
ファティマ 「一気に静かになったわね……」
193
ところで非常に申し訳ないのですががのうがぐらぐらしてきまして……
キリがよさそうなところでアレしていただけますとありがたいです…!
けみかる ほわ! 了解です! にじ……!
193 もうしわけない… おくれたりねむねむになってしまったり…
けみかる いえ! こちらも遅れたのでそこはお互い様です……!
KP/セリオ では、説明やお召替え等で長くなりそうですので、本日はこの辺りで。
ジャック 承知しました……すみません、ありがとうございます!
ファティマ いえいえ、お疲れ様でした!
ジャック
本日はお招きいただき……KPもしていただきありがとうございました!
お疲れさまでした…!
また明日…本日もお世話になります
KP/セリオ
はい、また次回もお待ちしております。
よろしくお願いいたします。
おやすみなさいませ。
ジャック はい、次回もよろしくお願いいたします!
193 おやすみなさいませ…!
けみかる おやすみなさいませ!
ジャック
まだこの時点で仮面つけてないからこう…
むむむとしててもおかしくはない…だよな?
KP/セリオ
ファティマ そっ……
193 ばぁ
ジャック にこっ
KP/セリオ
クトゥルフ オブ ザ マスカレード 二日目
再開いたします。
ジャック 本日もよろしくお願いいたします!
ファティマ よろしくお願いいたします。
KP/セリオ 控室での一連の流れを見守っていたマリアは、小さく息を吐く。
マリア
「もう、メディったら……。
でもメディは、ジャックさんやファティマさんの事が一目で気に入ったみたいですわ!」
ジャック
「あ……ああ、マリアさん……
……気に入った? さっきの方が俺たちを?」
ファティマ 「ある意味ではお気に召したのかしら、とは思いますけれど……」
マリア 「ええ! メディが一般参加されてる方にこうしてお声掛けするなんて、とても珍しい事ですのよ」
ジャック さっきの手を掴まれたファティマとメルドさんを思い出してムッとしている…
ジャック
「そうでしたか、一般参加……
気になってましたが……マリアさんは彼とはお知り合いですか」
マリア
「はい! 私はこの舞踏会に長く参加しておりますから」
「さ、気を取り直して……あちらの奥に更衣室がございますわ。
男女で分かれていますから、ごゆっくりお召替えなさってくださいまし」
ジャック 「なるほど…常連? なんですね」
ファティマ
「だからご案内もスムーズだったのですね。
ありがとうございます、マリアさん」
「ジャック、ドレスの入ったカバンをいただくわ。
ここまで持っていてくださってありがとう」
ジャック
「……ああ、ありがとうございます。やっと着替えられる……
そうか……流石に中にまで持っていけないな。よっと……はい」
持っていた荷物をお渡しする…?
ファティマ 「それでは着替えてくるわね。また後で」
ジャック 「ああ、また後で」
KP/セリオ 君たちは持参した衣装に身を包み、改めて対面する。
ジャック
「……ふぅ。ようやく着替え終わったな」
首元のタイの位置を調整しながら控室へでてくる…?
ファティマ
「あらジャック、ほぼ同時だったわね。
貴方が手間取っていないか少し心配だったのだけど、……」
更衣室のカーテンを開けて、靴を履きながら出てきて顔を上げる
ジャック
「ああ、ファティマ。
キミも着替えおわっ………」
現れた彼女の姿を見てフリーズしている
「え、ええと……ファティマ…?
……すごく…似合ってる」
ファティマ
「……そ、そうかしら……?」
どことなくそわそわ……
「あ、貴方こそ……とても素敵よ!
お色味も、デザインも何もかも、ジャックにぴったりだったわね」
ジャック
「す、すて…… あ、ありがとう……。
ほかならぬキミにそう言われると凄く嬉しいよ」
「ああ、ドレスだけでも美しいと思っていたけど……キミが着るとその……
より一層、綺麗だ」にこ……にこ……
「仮面とも雰囲気がマッチしてる。
凄いな…」
ファティマ 「そ、そんな、褒めすぎだわ……?」
ジャック 「そんなことはない。足りないくらいだよ」
ファティマ
「もう、お上手なんだから……。
でも……貴方にそう言ってもらえて嬉しいわ。ありがとう……」
ジャック 「…喜んでもらえていたのなら、俺も嬉しいよ」
KP/セリオ
君たちがそのような会話をしていると
控室を一度離れていたらしいマリアが何やら大きな箱を持ってくる。
中を覗いてみると、世界各国のあらゆる刀剣類が入っていた。
マリア
「よいしょ……っと。
まあ、お二人とも、衣装がとってもお似合いですわ!」
ファティマ
「ありがとうございます、マリアさん。
その箱は……こちらは……剣、ですか?」
ジャック
「マリアさん… ありがとうございます。
……剣…?」
覗き込んで首を傾げている
マリア
「ええ。この舞踏会は『踊る』舞踏会の側面と
『剣術を競う』武闘会の側面がありますの!」
「こちらは貸出用の武器ですわ。
後ほど剣術大会がございますから、お二人もどうぞ、お好きな武器をお取りになってくださいまし」
KP/セリオ
お二人はお好きな刃物系の近接武器を手に入れることができます。
いかがなさいますか。
ジャック
「武闘会……
姉さんにはああいったが…冗談のつもりだったのに……」
ファティマ 「ふふ、こんな事があるだなんて……」
ジャック
「ああ。驚いたよ……とはいえ剣術か。
そちらならば俺も多少は腕に覚えがある」
ジャック いきなり姉のことを思い出してるな俺は…
ファティマ ふふ……まだ自覚がないから……??(ふわ…ふわ……?)
ジャック なるほど…? 詳しく思い出そうとすると靄がかかって…?
ファティマ
「まあ。多少だなんて……ふふふ。
それならば、私も多少は嗜んでいるわ」
ジャック
「……キミのほうが腕は上だろうに」
いいながら箱の中を探して、普段使っているものに似た得物を探し出す…?
ファティマ
「あら、最近はわからないわよ。
力はきっとジャックの方が上だし……身のこなしだって……」
探しながら
KP/セリオ では、お二人はそれぞれフェンシング・フォイルを見つけだすことだろう。
KP/セリオ
◆武器
・フェンシング・フォイル
ダメージ:1d6+1+db
基本射程:タッチ
耐久力:10
リケ どうしてもダメボが欲しかったときのことを思い出す…
KP/セリオ ふふ……STR……
ジャック
「ふむ……これがいい感じだな」
軽く振って満足げな顔で刀身(?)をみたあと腰にさす…?
ファティマ 「ええ。普段使っている物に近いものがあって良かったわ」
マリア
「お二人はフェンシングを嗜んでおいでなのですわね。
お二人の腕前を見るのが楽しみになってまいりましたわ!」
「さあ、着替えたばかりで慌ただしいですが、そろそろ一回目の舞踏会が始まりましてよ!
会場へご案内いたしますわ」
ジャック 「なるほど……先程に続いてよろしくおねがいします、マリアさん」
マリア
「仮面はしっかり着けて……おいでですわね。
ええ、こちらですわ!」
ジャック
「ええ。……いこうか、ファティマ」
ファティマに手を差し出す。
ファティマ
「ありがとうございます。
……ふふ、ジャックも、エスコートしてくださるのね。ありがとう」
ジャックの手を取って微笑む。
ジャック
「もちろん」
手を軽く握って微笑み返す。
KP/セリオ
君たちは服装と武器とを再度確かめた後、しっかりと手を取り合う。
そして、マリアの案内で舞踏会場へと向かった。
広い舞踏会場には大勢の参加者がいるようで、大変賑わっている。
奥には二階へ繋がる豪勢な階段があり、二階には白いグランドピアノが置いてあるようだ。
【目星】を振る事ができます。
ジャック
「随分たくさんの方が……
おや、あそこにはピアノが…」
ファティマ 「ええ、とても華やかな場ね。こんなに賑わって……」
ジャック CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 51 > 成功
ファティマ CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 7 > スペシャル
ジャック !! よい出目だ
ファティマ やったわ!
KP/セリオ では君たちは、メルドがピアノの席に座っていることが分かる。
ジャック 「さっきの……」ぬ…
ファティマ 「あら……メルドさんが演奏されるのね」
ジャック
「……そのようだ。
ピアニストだったのか…」
193 態度が悪いなジャック…
KP/セリオ
ふふ。普通はああなるのでしょう……。
私が態度に出さなすぎなのではとも思います。
リケ にこ…(にこ…?
KP/セリオ にこ……
KP/セリオ
君たちがメルドの方を見つつ囁き合っていると
ふと、周囲が一瞬で静まり返り、参加者全員が階段の方へ注目する。
見上げてみると、ナイアが二階の踊り場に出てくるのが見えるだろう。
彼は優雅にお辞儀をすると、舞踏会の開始を宣言する。
ナイア公爵
「本日は当方主催の仮面舞踏会にお集まりいただき、誠にありがとうございます」
「この舞踏会では、『愛らしい姫君と献身的な騎士』をコンセプトにしております」
「良きパートナーがいる方はお二人の幸せな時間を。
ご友人やご家族でいらした方は、最高の思い出となることをお約束しましょう」
「どうぞ、気になる相手とペアをお組みください。
それでは、本日最初の仮面舞踏会を始めましょう」
KP/セリオ ここでお二人は1d100をどうぞ。
リケ
ん…? コンセプト…そうだったのか……
(後ろの気になる相手とペアのことしか聞いてなかった顔)
ジャック 1d100 (1D100) > 55
KP/セリオ そうだ。何もかも私たちにぴったりだったんだ。
ファティマ 1d100 (1D100) > 21
リケ む………(なんとも言えずに照れている
ファティマ あっ 出目──
ジャック うん……ほっとすればいいのか…どうなのか…
KP/セリオ
でもお二人、手を繋いでおいでなんですよね……。
空気……
ジャック なにかの拍子に…離す…?
ジャック (気になる相手……)横目でチラッとファティマを見た
ファティマ
「! ペア……そう、ペアよね。
いくら友とは言っても、従者である私が貴方と踊るだなんて、ね……」
目が合った拍子にぱっと手を離す……?
ジャック
「えっ……」
宙に浮いた手…
ジャック 俺が悲しみに包まれた
ファティマ う……ごめんなさい……?
リケ ぐすん……いやファティマ殿の方もな…さみしいだろうから…
KP/セリオ おおよそ当時の私と同じ気持ちですよね
ファティマ 貴方は……もう少し浮ついておいでだったと思うわ
KP/セリオ
二人の手が離れたちょうどその時、ファティマさんの元へマリアがやって来る。
そしてそのまま、舞踏会場の中央まで引っ張っていくだろう。
ファティマ 「わ、……マリアさん?」
ジャック 「え? えっ…??」み、見送る…
マリア
「ファティマさんもペアを探しておいでですか?
よろしければ、一緒に踊りませんこと?」
ファティマ
「あ……」ジャックの方をちら、と見た後
「……え、ええ。喜んで……?」
ジャック
「…い…」
「いって…らっしゃい……」敗北感――
KP/セリオ に、にこ…………
リケ 浮ついてたのか…そうか……
KP/セリオ
気になる相手、と言われて……
いや、でもいけないという気はファティマさんより強かったかと。
KP/セリオ ファティマさんを寂しげに見送ったジャックさんの元へは、暫くしてからナイア公爵がやって来る。
ジャック
……? 挨拶に回ってるのかな?
「……ナイア公爵」
ナイア公爵
「おや、お一人ですか?
よろしければ、私と一曲いかがでしょう」
ジャック
「……は… えっと…??」
疑問符で頭が埋め尽くされる
「わ… 私でよいのであれば…?」
リケ
いけなくなんてなかったのに…
ふふ、また踊りたいな
ナイア公爵
「ええ、勿論。
ほら、もうすぐ演奏が始まりますよ」
ジャック そして……おれはここで他の女性と踊るよりは…いいのかもしれない
ジャック 「あ、ああ…」促されるがまま…?
KP/セリオ
従者然としていたから……。
ああ、シルヴィアと踊りたいな……(手を取る……?
KP/セリオ ナイアはジャックさんの手を取り、優雅にエスコートするだろう。
リケ ああ、一緒に踊ろう!(手をぎゅっとにぎってうらでくるくる…?
ジャック 俺がエスコートされるのか……
KP/セリオ どちらでも構いませんが、促されるままという事でしたので……??
ジャック そうだな…… ダンスにかんしてはそこまで心得がないし……
KP/セリオ
ペアが決まると、会場中に美しい曲が流れ始める。
やはり先程見たように、この曲はメルドが演奏しているようだ。
ここで【歴史】【博物学】【知識/2】【芸術:音楽系】を振る事ができます。(同情報)
KP/セリオ CCB<=85 【芸術:ダンス】 (1D100<=85) > 64 > 成功
リケ
CCB<=65 【芸術:ダンス】 (1D100<=65) > 24 > 成功
♪
KP/セリオ ふふ……やはり貴方と踊るのは楽しいな。
ファティマ CCB<=75 【歴史】 (1D100<=75) > 21 > 成功
リケ うん……私もだ。
ジャック CCB<=25 【歴史】 (1D100<=25) > 83 > 失敗
ジャック ぐぬ…(パタッ
ファティマ 出目を交換したいわね……
KP/セリオ
ではファティマさんは、彼の演奏している曲がフランスの18世紀頃に流行った、古典派風の優雅な曲だと気が付く。
ジャックさんは他の技能も振ってみますか?
ジャック
他の技能…… 知識をやってみるか…
CCB<=60/2 【知識】 (1D100<=30) > 21 > 成功
ジャック どうして…
ファティマ 素晴らしいわ、先程の私とお揃いね!
ジャック うん…そこはうれしい!
KP/セリオ
ではジャックさんは、先程のメルドの様子とは打って変わって繊細かつ上品で優雅な曲だな……と思ってしばらく聞いていると
ファティマさんと同様に18世紀頃に流行った古典派風の楽曲だと気付くだろう。
マリアはファティマさんの手を取って楽しそうにステップを踏む。
会場で一番目立とうとする勢いで時にダイナミックな動きを見せるだろう。
ナイアは堅実なステップで、ジャックさんをスマートにリードする。
時折揶揄うように遊びの動きを入れてくるのは、こなれているからだろうか。
ファティマさんは【芸術:ダンス+20】
ジャックさんは【芸術:ダンス+50】をお振りください。
ジャック CCB<=5+50 【芸術(ダンス)】 (1D100<=55) > 20 > 成功
ファティマ CCB<=5+20 【芸術(ダンス)】 (1D100<=25) > 74 > 失敗
ジャック くっ……惜しい…
KP/セリオ
ではファティマさんは、女性であるマリアとのダンスには慣れていないせいか、どことなくぎこちない足取りになるだろう。
ジャックさんは、ナイア公爵のやや独善的なリードも何のその、軽やかにステップを踏む事ができる。
ジャック どっちにもにこ…
ジャック
「……っ……」
振り回されないように集中している。
ファティマ 上手ね、ジャック……!
ジャック
向こうが上手いんだっ… けど、ありがとう…
あ… 光が…
KP/セリオ
そして踊っていると、次のことが分かるだろう。
まず、踊るたびに周囲へ金色の光が舞い上がり、空へと消えていくことに気付く。
照明とはまた異なる、幻想的な光景だ。
それを眺めながら踊っていると心地がよく、体が軽くなるような感覚になるだろう。
ファティマ
「わ……」
ふわふわしている
マリア 「ファティマさんは、ダンスはあまり踊られないのかしら?」
ファティマ
「ええ、普段はそこまで……。
それに、女性をお相手とするダンスは初めてです」
「マリアさんは、流石、常連なだけあってお上手ですね」
マリア
「まあ。そうでしたのね! ふふ、ありがとうございます。
もしよろしければ、舞踏会の合間のお時間にでも、ダンスレッスンをなさいませんこと?」
ファティマ
「ダンスレッスンですか。
そうですね、折角ですからダンスを上達させたい気も……」
ジャックが踊る様子をちら、とうかがって
マリア 「もちろん、ジャックさんもご一緒にお越しいただけたら嬉しいですわ」
ファティマ
「えっ、あ、ありがとうございます。
後で我が主人にもうかがってみますね」
ジャック にこ… なんだニコって…
マリア 「ええ! 良いお返事を期待していますわ!」
KP/セリオ
ファティマさんとマリアがこのような会話をしているのを、ジャックさんは遠目に見ることだろう。
そうしてナイア公爵と踊っていると、突然彼が囁きかけてくる。
ジャック (楽しそうだな…)えっ、囁き
ナイア公爵
「仮面舞踏会は英語で『Masquerade:マスカレード』というのはご存知だろうか。
『マスカレード』には他にも『虚構』という意味がある」
「この『偽物』だらけの舞踏会はまさにマスカレードとも言える、相応しい名前だ」
ジャック 「……『偽物』…?」
ナイア公爵
「ああ。しかし君は運がいい。
なぜなら目の前にいる私は『本物』なのだから」
ジャック 曲が素敵だな…… ニコ…
KP/セリオ ジャックさんは【目星】をどうぞ。
ジャック CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 57 > 成功
KP/セリオ ニコ…………
KP/セリオ
ジャックさんが訝しげにナイアを見つめていると、彼の顔にノイズが走る。
そのノイズが走った瞬間、彼の顔が深淵を覗いたような、無限に広がる黒一色に染まっていた。
SANc 1d4/1d10
ジャック
「『本物』… っ…!?」
CCB<=59 【SANチェック】 (1D100<=59) > 79 > 失敗
ファティマ わ……
ジャック 1d10 SAN減少 (1D10) > 4
system [ ジャック ] SAN : 59 → 55
ファティマ セーフ……!
ジャック 大丈夫かな…これ……
KP/セリオ
君は平生よりは動揺したものの、どうにか正気を保つ事ができたようだ。
そうこうしている内に演奏が静かに止み、踊りが終わる。
お二人は1d2をどうぞ。
ジャック 1d2 (1D2) > 1
ファティマ 1d2 (1D2) > 1
ジャック ほっ…(フライング安心
ファティマ ふふ……
KP/セリオ
では踊り終わると同時に、君たちはそれぞれHPが1減少する。
それと共に、君たちのみ寒気を覚えるだろう。
system
[ ファティマ ] HP : 11 → 10
[ ジャック ] HP : 14 → 13
ファティマ
「……っ?」
ぶるっと身震いする
ジャック
「……あ、あなたは… 一体…?
………っ」
寒気に震える
KP/セリオ
君たちが震えながら自身の手をふと見てみると透けており、体も若干軽くなっているように感じる。
慌てて周囲の人達を見てみると、何人かは舞踏会に舞っていた黄金の星屑のような光となって消えていくのが見えた。
このままでは自分たちも消えてしまうのではないかと考え、背筋がぞっとする。
SANc 0/1d3
ファティマ CCB<=74 【SANチェック】 (1D100<=74) > 60 > 成功
ジャック CCB<=55 【SANチェック】 (1D100<=55) > 46 > 成功
ナイア公爵
「おや、大丈夫ですか?
……と、曲が終わりましたね。また、後ほど」
KP/セリオ ナイア公爵はジャックさんの手を離し、颯爽と去っていくだろう。
ジャック 「……?? ええ、また、後ほど…?」
KP/セリオ
ふとファティマたちの事が気になった君は、彼女たちと合流するだろう。
その様子を見ていたマリアはにこにこと微笑み、次のように朗らかに言う。
マリア
「今回はお二人とも向こうへは行けなかったのね。何か未練でもあるのかしら?
でも夜の0時になれば、みんなお空へ消えていきますわ。いっつもそうですもの!」
ジャック
「ファティマ、マリアさん……
……向こう? 空に?」
ファティマ 「いつも……」
マリア
「ええ。だってここはそういうところですよ?
そもそももう死んでいるのですから、問題はございませんわ」
「死してなお彷徨える魂を舞踏会へ招待して、心が晴れるまで踊り続けますの。
そうして満足した魂たちは、次の目覚めを待つために天国へ行きますのよ」
「あなた達も、死んだからこの舞踏会へたどり着けたのでしょう?」
KP/セリオ
マリアの口から無邪気に語られる舞踏会の真実は、君たちの周囲を撫でる空気を更に凍てつかせることだろう。
SANc 1/1d6
ジャック CCB<=55 【SANチェック】 (1D100<=55) > 4 > 決定的成功/スペシャル
ファティマ CCB<=74 【SANチェック】 (1D100<=74) > 34 > 成功
ジャック …?
ファティマ 心が強いわね!
KP/セリオ ジャックさんはクリティカルチケットをどうぞ。
system [ ジャック ] SAN : 55 → 54
ジャック あ、ありがとうございます……
system [ ファティマ ] SAN : 74 → 73
ジャック 「死……ん…」
system [ ジャック ] CT : 0 → 1
ジャック 強い……のか…な…?
ファティマ
「そ、そんな、だって、私たちは……」
マリアさんとジャックとを見比べる
KP/セリオ
君たちは寒気がして居ても立ってもいられなくなり、思わず屋敷を飛び出す。
しかし屋敷は高い塀で囲まれており、唯一の出入り口である分厚い鉄の門にはカギがかかっている。
そればかりか、蹴っても殴ってもビクともせず、全く開く気配がない。
ジャック 「……くっ…!? どうして…!!」
ファティマ 「ダメ、全然開かないわ……!」
KP/セリオ
ここで君たちは気が付く──
あるいは、目を背けようとしていた事実を確信するだろう。
<ここからは、逃げることができない。>
ファティマ
「じゃ、ジャック……!
どうしましょう、私、貴方を死なせて……いえ、一緒に死んでしまったのね……!?」
ジャック
「ファティマ…… そんな…いや、そんなはずは…!!
でも……」
車の落下事故のことを思い出す――あれは…あの記憶は…
「本当に、死んでしまったのか…?」
ファティマ
「あんな所から落下して無傷だなんて、少しおかしいとは思っていたけれど……
マリアさんのあの口ぶり、嘘をおっしゃってるようには思えなかったわ……」
ジャック
「そんな、でも……
それじゃあ一体ここは何なんだ? 天国……いや……」
ファティマ 「光になったら、天国へ行ってしまう……という事だったわね」
ジャック
「0時になれば、みんな、空に……
それは、…そんな、嫌だ…」
「だって、おれは、まだ……」
ジャック まだ…? なんだ…?
ジャック 嫌なのか…(自分の発言にびっくりしてる
ファティマ えっ……? BADEND……??
ジャック
生き返りあがきEND…?
やだやだやだ
まだしにたくない(ゆかでじたばた
ファティマ
「ああジャック……
私が付いていながら、未来ある貴方を死なせてしまうだなんて……」
ファティマ ふふ、駄々っ子……可愛らしいわね
ジャック
「キミだってそうだ、ファティマ。
約束したはずなのに……」
KP/セリオ
「約束」という言葉が口をついて出たが、はて、何を約束したのか、ジャックさんも、そしてファティマさんも何故か思い出すことができない。
そこで君たちは、自分の名前などの記憶を何かに奪い取られている事に気付く。
君たちが覚えているのは、一緒に来た相手との「関係性」のみである。
ファティマ
「え……約束……?
何か約束していただいたかしら……?」
ジャック
「それは……! …約束…?
俺は何を…誰と約束して……」
「思い出せない……
キミや俺の名前も……」
ファティマ
「そんな、貴方は……!
貴方の名前、は……」
「…………嘘、思い出せない……」
ジャック 関係性……か…
ファティマ
「貴方は、……我が主人で、そして、友……」
「確かに大切な事よ。でも、……それしか、思い出せないだなんて……!」
ジャック
「ああ、キミは……俺の、優秀な執事で……大切な……」
「俺にもそこまでしか思い出せない………どうして」
ファティマ 「分からない……でも、このまま、何もかも忘れたまま天国へなんて行きたくないわ……!」
ジャック
「同感だ!
でも、そうはいってもどうすれば……」
ファティマ
「確か、マリアさんは常連っておっしゃっていたわよね。
それってどういう事なのかしら……」
ジャック 「なるほど……彼女なら…何かを知っている…?」
ファティマ 「それに、スタッフのメルドさんや、主催のナイア公爵様だって、あの様子なら消えずに何度も舞踏会を開催しているようだし……」
ジャック
「……そうだな……戻って尋ねてみよう。
あの舞踏会場……もう一度足を踏み入れるのは少し恐ろしいが…」
ファティマ
「……ええ、でも、もしもどうにかする手立てがあるなら、私は……」
「……ダメね、貴方と共に帰るべき場所すら分からないなんて。
とにかく、私がついているから何も心配する事はないわ」
「行きましょう、ジャック」
ジャック
「……? ああ。必ず一緒に帰ろう。
……頼りにしている、ファティマ」
KP/セリオ
それではこれにて導入は終了。
「クトゥルフ オブ ザ マスカレード ~星屑の舞踏会~」
本編開始でございます。
ジャック 始まってしまった……舞踏会が……
KP/セリオ 目いっぱい踊っていらしてくださいね。(にこ……
ジャック
うん……頑張るよ
生きて帰る…
KP/セリオ
さて、君たちが舞踏会場へ戻れば、マリアはまだ会場に居た。
君たちの姿を認めると、花が咲くような笑みを浮かべて近付いてくる。
マリア
「あら、おかえりなさい!
ファティマさん、先程はダンスのお相手をありがとうございました」
「先ほどもファティマさんにはお伝えしたのですけれど、もしお二人の時間がある時には、庭園へいらしてくださいまし。
ジャックさんもよろしければ、お二人の為にダンスレッスンをいたしますわ!」
ジャック 「ダンスレッスン…」
ファティマ 「ええ、確かに踊っている最中そのようなお話はいたしましたが……」
ジャック
「そうだったのか……仲良くなったんだな」
「……と……ああいや、あの……それはありがたいんですが、その前に尋ねたいことがあるんです」
マリア 「はい! なんでしょう?」
ジャック
「先程……今までここに来た人々はひとり残らず天に消えたとのことでしたが……例外などはなかったんでしょうか?」
「その…天には向かわず、”帰った”というような人は…」
マリア
「うーん、帰った方……というのはお見かけした事がございませんね!
だって、このまま此処にいるだけで、天国へ行けるのですから」
「それでも例外、といえば……私は確かにずっとこの舞踏会に参加し続けていますわね……?」
「でもその分、たくさん踊ったり、おしゃべりしたり、お茶をしたりできますから」
ジャック
「天国……
できればその、天国には行きたくないな、と…考えていて……それです。
ひとまずその方法を教えていただきたい」
マリア
「方法、方法ですか……どうして私は消えずにここにいるのかしら……?」
「私もいつかここから出たいとは思っていますわ。
でも、ここに居続ける方法や、出る方法は……」
SCCB<=(12*5) 【INT】 (1D100<=60) > 51 > 成功
ジャック ほわ…
マリア
「たしか、名前を思い出して仮面を外せば良いのだったかしら……?」
「そのような事を、小耳に挟んだことがありますわ」
ジャック
「名前を思い出す……?
なるほど、しかし、それは……」
ファティマ 「思い出そうとしても思い出せそうにないわね……」
マリア
「貴方たちがずっとここに居てくださるだけでも嬉しいですし
もし、一緒に出られるなら一緒に出られると良いですわね!」
ジャック
「え、ええ。本当に……。
もし出られる方法がわかれば、ですが…」
マリア
「もし出られる方法が分かった時は、マリアにも教えてくださいまし」
「もちろん、ダンスレッスンにお越し下さるのでも構いませんわ。
庭園にてお茶とお菓子をご用意して、お待ちしておりますわ!」
「それでは、少し準備をしてまいりますので、私は一度失礼いたしますわね。
ごきげんよう」
ジャック 「庭園ですね。その時はまた、彼女…ファティマと共に伺います」
ファティマ 「ええ、また後ほど」
マリア 「よかった! 楽しみにしておりますわね!」
KP/セリオ
マリアは微笑んで優雅にカーテシーをしてみせると、この場をゆったりとした動きで立ち去った。
それでは、ここから舞踏会の流れを説明いたしましょう。
KP/セリオ
■舞踏会■
全4回の舞踏会は強制参加。
各舞踏会の間は『5技能分』の自由時間がある。
10:00~ 舞踏会1回目
『5技能分の自由時間』
13:00~ 舞踏会2回目
『5技能分の自由時間』
16:00~ ★決勝戦★
『5技能分の自由時間』
19:00~ 舞踏会3回目
『5技能分の自由時間』
22:00~ 舞踏会4回目
『5技能分の自由時間』
0:00~ 終幕
ジャック
すとん、とすわって聴く構え
はわ、スケジュールがチケットに……ニコ……
KP/セリオ
【シーンについて】
今シナリオは時間制限が存在する。
円滑にシナリオを進める為に、シナリオの時間は大きく分けて
「舞踏会」と「自由時間」の2つのシーンに分けられる。
・「舞踏会」ではダンスの相手を選ぶことが出来る。
・「自由時間」では通常の【目星】などを使う会場探索や、選択制のNPCイベントなどがある。
各1回につき1技能分の時間が消費され
5回行動を起こしたら「舞踏会」へ参加しなくてはならない。
KP/セリオ KPコマがここに居たのはそういう事でございます。
KP/セリオ
【NPCイベント】
マリア・ナイア・メルドから選ぶ事ができる。
それぞれいくつかイベントあり。
イベントは場合によっては何度も挑戦できるが、失敗する度に1技能分の時間が経過してしまう。
また各NPCには情報が全5つあり、一定の条件が満たされると自動的にNPC情報が開示される。
それをもとにリアル知識で推理してもよいし、【歴史】技能で判定してもよい。
また、もしNPCの名前を当てに行くなら、《1技能分の時間を消費》して
NPCと1対1の静かな所で行う必要がある。
リケ
ふふふ… 道理で珍しく不思議な位置にいると思ったよ
にゃー(ちがう
KP/セリオ
にゃー ふふふ……愛らしい……(にこ……にこ……
ナイア、ですよ。ふふ…………(なで……?
リケ む…そうだったか ………(撫でられて満更でもない
ファティマ 隙あらばいちゃついていらっしゃる──
KP/セリオ
【会場散策】
探索には1技能分の時間が消費される。
往きたい場所で目星や図書館を振ることで情報が抜ける。
情報によって必要な技能が変わってくる。
■会場散策■
【舞踏会場】
0/1
【2F廊下】
0/3
【大食堂】
0/1
【庭園】
0/2
【キッチン】
0/2
【???】
0/3
【???】
0/2
【???】
0/3
ジャック む……俺だって……(撫でようとして、はた、と飾り付けられた髪に気がつく…
KP/セリオ
現在は1回目の舞踏会が終了したところですね。
お二人でそれぞれ5技能分の自由時間を過ごすことができます。
探索、イベント、お好きな方をお選びください。
ジャック 探索、イベントか……ふむ…
ファティマ あら、どうしたのジャック? 貴方も撫でてほしくなったのかしら?(撫で……
ジャック
!???? あ、えっと、いや、その……
(目に見えておとなしくなるが撫でられて満更でもない顔
ふむ…チョイスもありか…(事故るぞ…
KP/セリオ
仮想卓をやった時は、ひとまずイベントか探索かでchoiceを振っておいででしたね。
勿論、イベントの道中できそうな探索があればそちらを提案いたしますし
RTAをしていただいても構いません。
ジャック
ふむ…… 振ってみるか
ふふ、RTA…
リケ もう詳しいところは殆ど覚えていない…と中の人は思っているな…
KP/セリオ ふふ、では行きたいように行ってもらうのもありだな。
リケ まあ初回の探索だし……チョイスも悪くないだろうな(寄り添いつつ見守る姿勢
KP/セリオ そうだな、まだそう焦らなくても大丈夫だろう。(にこ……
ジャック
ぐぬ…ではファティマ……
チョイスをしてみるか
ファティマ ええ! ジャックが振るといいわ。
ジャック なるほど……わかった、振ってこよう
ジャック choice 探索 イベント (choice 探索 イベント) > イベント
ジャック
いべんとだった。誰のイベントに行くか…
もチョイスしてみようか
KP/セリオ
イベントでございますね。
左図の通り、マリア、ナイア、メルド、それぞれイベント①に進む事が可能です。
ジャック
そうか……そこもチョイスを振ってみるとしよう
choice マリアさん ナイア公爵 メルドさん (choice マリアさん ナイア公爵 メルドさん) > メルドさん
どういう……心境だ…?
KP/セリオ
えっ……? 存じませんが……choiceを振るから案件ですか……?
とりあえず一通り話を聞いてみる事にした……といったところでしょうか……?
ジャック そうだな……ナイア公爵にはなんとなく……こわみをかんじているのかもしれない…?
KP/セリオ こわみ。
KP/セリオ
承知いたしました。
それでは【メルドイベント①】開始いたします。
ジャック :;(∩´﹏`∩);:
ファティマ あら、かわいい……。
ジャック かわいい…?
KP/セリオ さて、君たちがマリアと別れて間もなく、何処からともなく現れたメルドが君たちに絡んでくる。
メルド
「やあやあ可愛いお嬢ちゃん! それに兄弟も!
一緒にお茶でもどうだい?」
ジャック 「おや、メルドさん……兄弟……?」困惑している
メルド
「うん? 何かおかしな事を言ったかな?
お嬢ちゃんを愛でる似た者同士、兄弟みたいなもんだろう~?」
ジャック 「…………………」なんとなくファティマを後ろに隠したそうにする
ファティマ 「愛でる……?」
ジャック
PL:メルドさんとファティマちゃん…かわいいね…
PC:同担拒否
メルド
「だーってお嬢ちゃんと二人っきりだったらキミ絶対許してくれないだろう?
ね、ね、それなら三人でお茶しようぜ!」
ジャック
「三人、まあ、それなら……」
しぶしぶ…みたいな声
ファティマ
KP:NPCとKPCを絡ませるのむつかしい……
PC:困惑……
ジャック 2PLだとそうだよな…
ファティマ 「そうね、ちょうど色々あって喉も渇いたところだし」
メルド 「よぉし! それじゃあ──」
マリア
「まあメディ! お二人とお茶されるのね。
ちょうどお茶の用意ができたところだったの。私もご一緒させていただいてよろしいかしら?」
メルド 「え。ま、マリア? 今の聞いてたの……?」
ジャック 「……マリアさん」驚いた顔
マリア
「一人でお茶するのも寂しいと思って
どなたかいらっしゃらないかと探していたところだったのですわ!」
「そうしたら、メディがお二人を誘っておいででしたから」
ファティマ 「確かに、一人より複数人でお茶をした方がきっと楽しいでしょうね」
メルド 「ええー……」
ジャック
「……? なにか?」
嫌なんですか? とは聞けない
メルド
「えっ、ううん!? ま、まあ、マリアは好きにしたら良いんじゃない?」
「マリアがお茶を用意したって事は庭園にでも行けばいいのかな!?
さー行こ行こー!」
KP/セリオ
こうして、近くで話を聞いていたマリアも半ば強引に乗り込んできて、皆でお茶会をすることになる。
メルドは君たち二人の手を引いて、庭園まで案内してくれるだろう。
ジャック
手を引いて… ふれんどりー
おや、ふふ、この曲は…
KP/セリオ ふふ……汎用優雅BGMですね……(?)
リケ ふふふ……ネコモドキもどこで使ったわけでもないけど聞き覚えのある曲だ! とおもってな
KP/セリオ 覚えている限りでは、NKFTで流したかな……?
リケ なるほど……NKFTだったか
マリア 「さあ、どうぞお掛けになって!」
KP/セリオ
マリアは君たちに着席を促すと、手早く紅茶を淹れる。
そこへ、砂糖を1、2、3、4、5……と入れ、君たちに差し出してきた。
ジャック 「あ、ああ。お招きありがとう……では遠慮な……く…?」
マリア 「はい! どうぞ!」
ファティマ 「い、いただきます……?」
メルド
「うへえ、相変わらずだなあ……。
それじゃ、僕からはお菓子をプレゼント!」
KP/セリオ メルドは自分用の紅茶を魔術で生み出したかと思えば、全員分のガレットデロワをさらに出して、君たちに振舞うだろう。
ジャック 追い砂糖…
マリア 「遠慮なく召し上がってくださいまし」
KP/セリオ マリアも自分の紅茶へ嬉しそうに砂糖を1、2、3、4、5……と入れて腰かけると、当然のようにカップへ口を付けた。
ジャック
「は、はあ……では…いただきます……!」
ぐびっ…?
ファティマ ごく……
KP/セリオ
君たちがそれを一口啜るだけで、予想通りの甘ったるい味が口中に広がる。
さながらそれは、砂糖味の紅茶を通り越した、紅茶味の砂糖だ。
マリア
「甘くてとても美味しいでしょう!
メディのガレットデロワや、私の用意したお菓子もよければどうぞ」
ジャック
choice 甘いものは好きだが… うまい!いける! (choice 甘いものは好きだが… うまい!いける!) > うまい!いける!
いけるのか…
ファティマ
相当な甘党なのね……!
choice 好き 平気 どうかしら… (choice 好き 平気 どうかしら…) > どうかしら…
リケ 私はそこまでではないぞ… ふふふ
ファティマ 「ん、う……、……はい」
ジャック
「……なるほど、そういうものだと思って食べれば案外いけますね」
「……ファティマ、大丈夫か?(小声…?」
ファティマ
「え、ええ、何とか。
ジャックは……そういうのもいけるのね、流石だわ……」
KP/セリオ 気を取り直してガレットデロワに手を付けるならば、お二人は1d100をどうぞ。
ジャック
そうだな……せっかく出してもらったし、たべるだろう……。
味に変なところはないだろうし…(ちょこころねのきおく
1d100 (1D100) > 14
ファティマ 1d100 (1D100) > 5
ジャック !!!!!!!!!!!
ファティマ !?!?
ジャック (なでなでなでなでなで)
KP/セリオ あ……そうですね、ファティマさんはクリティカルチケットをどうぞ……?
ファティマ ひゃわわ…………!?
system [ ファティマ ] CT : 0 → 1
KP/セリオ
では、ファティマさん。
君のガレットデロワの中に、白い陶磁器で出来た小さなドーナツ型のフェーブが入っていた。
これはガレットデロワに入れる、引き当てた人は幸運の持ち主とされる小さな飾りである。
ファティマ 「うん、美味しいです、……ん?」
ジャック
「ああ、味に間違いはない……
どうした? ファティマ…」
メルド 「おお、お嬢ちゃん! 幸運の女神様はキミに微笑んだみたいだね!」
ファティマ
「ふふ、当たりみたいね。ほら、これ。フェーブが入っていたのよ」
ジャックにフェーブを見せる。
マリア 「まあ素敵! おめでとうございます!」
ジャック
「……! へえ…良かったね、ファティマ。
おめでとう」
メルド
「ふふー! しかもね、これはただの飾りじゃないんだよな。
なあキミたち、その穴からキミたちの皿をちょっと覗いてみてごらんよ☆」
ジャック
「皿を…?」
ファティマの方に体を寄せて一緒に見てみる…?
ファティマ
「そういう事ならお皿を、あ……」
ちょっとどきっとしながら一緒に覗く。
KP/セリオ
君たちがメルドに促されるままドーナツの穴を通して自身のガレットデロワが盛りつけられた皿を眺める。
すると、そこに先ほどまでなかったウンコの落書きがされていることに気が付くだろう。
ファティマ 「えっ……?」
ジャック
「……これは…」
なぜ…の顔
KP/セリオ
レンズを退けてみるとウンコの落書きは見えなくなった。
また、もう一度確認しようとしてレンズを覗いてみても落書きは見えなくなっているだろう。
メルドはお二人の様子を見て、にやりと笑う。
メルド 「なになに? 何か良い物みえた?」
ジャック
「ええ、とても素敵な落書きが……
不思議な……仕掛けなのは分かりましたが……」
メルド 「え~何が描かれてたの? 素敵だったんなら僕にも教えてよ☆」
ファティマ
「ええと……
言葉ではとても言い表せないもの、だったわね、ジャック……?」
ジャック
「ああ、そうだね。
とても僕たちの言葉ではむずかしいね、ファティマ」
メルド 「ええ~そんなに『メルド』がお気に召したなんて、嬉しい事言ってくれるなあ!」
193 一枚上手だなあの顔をしている
メルド
「でも本当に仕方がないなあキミたちは。
それは【物見のレンズ】って言って、ただらくがきを見るためのモノじゃないんだぜ?」
メルド ほんと!? へへーやったね!!
リケ ふふふ…… 一枚というか……そうだな、何枚もだな…
ファティマ 「【物見のレンズ】……ですか。では何を見るためのものなのでしょう」
ジャック 「仕方がないのは……」いや……
メルド
「おや、お嬢ちゃんこのレンズに興味あるのかい?
それなら僕にゲームで勝ったら、レンズの正しい使い方を教えてあげるよ!」
ジャック 「正しい使い方…?」
メルド
「そりゃあ折角引き当てたなら正しく使ってもらいたいだろ?
お嬢ちゃんになら手取り足取り教えてあげる☆ ゲームに勝てばの話だけど!」
ジャック
「………」手とり…足取り…?
「そのゲーム、俺も参加させていただきたいのだが」
メルド 「あはは、そういうと思った! じゃあキミたちが同じチームって事で」
マリア 「メディ、どんなゲームをなさいますの? 私もやってみたいわ!」
メルド
「ん、んん、マリアも参加するのか〜……
多分初めてじゃないかなあ」
「そうだな、じゃあ出血大サービス!
キミたち二人とマリアのチーム対僕、というのはどう? 勝率上がるかもよ!」
ジャック 「3対1、というわけですか?」
メルド
「そういうこと! 僕ってばとってもやさしい!」
「それで、どんなゲームかってのはね……
勿論、ポーカーさ!」
KP/セリオ メルドは魔術でトランプを取り出すと、空中に舞わせながらダイナミックなシャッフルを始めた。
ジャック
「ポーカー…それなら、 おお……」
シャッフルをじっと見てる
ファティマ 「これも魔法なのかしら、すごいわね……」
マリア 「ポーカー、初めてやるゲームですわ!」
ファティマ 「同じチームですし、私たちと一緒にルールを確認しながらやりましょうか」
ジャック
「そうですね。
俺も役だとか詳しいところはよく覚えてないし……」
メルド
「それじゃあ僕が賭けるのは改めて、【物見のレンズ】の正しい使い方だ。
だけど僕が勝ったら、キミたち二人のうち一人の時間を貰うからね!」
KP/セリオ ※お二人のうち一人が、メルドに1技能分だけ付き合う時間を賭けていただきます。
マリア 「まあ! それでしたら、更にこういった条件を付け加えてはいかが?」
ファティマ 「更に条件、ですか……?」
マリア 「ええ、『負けた人は初恋の話をする』というものよ! 素敵でしょう?」
メルド 「ええ……??」
ジャック そういえばこの、”初恋の話”、覚えてる…のかな…
KP/セリオ いつもニヤニヤしているメルドが、『初恋の話』と聞いた途端、あからさまに嫌そうな顔をし始めた。
KP/セリオ 確か私は、思い出せたら言いますね、と言おうとしたような気がします。
ジャック
「ああ、それは面白そうですね。
……といっても、俺は思い出せるかどうか…」
ジャック なるほど、そういった(回避の)手が…
ファティマ
「そうですね。私たち、記憶が殆どありませんから……」
「でも、勝てばいいのでしょう?」
ジャック 「確かに…そのとおりだ」
メルド 「え、ええー、思い出せないからって、乗り気だねキミたち……」
マリア 「メディ、ダメかしら……?」
メルド 「えっ? い、いやあ、ダメ、じゃない、けどぉ〜……」
マリア 「それでしたら決まりですわね!」
メルド 「ウン……まあ、確かに、勝てばいいんだよ勝てばね!」
KP/セリオ それでは、ここでのポーカーのルールを説明いたします。
KP/セリオ
【ポーカーゲーム】
勝利条件:5d4を振り、出た数字のゾロ目が多いほうが勝者となる。
ゾロ目の数が相手と同数の場合、数字が大きい方が勝者となる。
▼進行手順
①参加者は全員、〔5d4〕を振る
例.(1,1,2,3,4)が手札となる
②交換したい手札の枚数だけ〔nd4〕を振る。
例.(2,3,4)の3枚を交換する場合、3D4を振る
※ここでDEX×5の判定を振ることで【イカサマ】をすることが出来る。
成功すれば2枚だけ好きな出目の数字を好きな数字に変えることが出来る。
③ゾロ目の手札が多い方の勝利
勝利例
手札(1,1,1,1,1)>手札(2,2,2,2,1)
⇒ゾロ目が多い「1,1,1,1,1」の方が強い
手札(1,2,4,4,4)>手札(1,3,2,2,2)
⇒ゾロ目の値が多い「1,2,4,4,4」の方が強い
ジャック カジノっぽい音楽だ…
KP/セリオ ♪~~(るん……
リケ ふふ…上機嫌だな(なで…?
KP/セリオ わ、……ふふ、聞いていたのか……(ふにゃ……
メルド 「よし。それじゃあみんなカードを引いていって!」
KP/セリオ 皆様5d4をどうぞ。
メルド これはなし! (5D4) > 12[2,4,1,1,4] > 12
ジャック 5d4 (5D4) > 13[3,3,3,3,1] > 13
ジャック …
KP/セリオ
……メルドが公開してはだめでは?
メルドは振り直しますね……
KP/セリオ 強い
ジャック なるほど…? 俺は…振り直すか?
メルド S5d4 (5D4) > 14[4,3,2,3,2] > 14
KP/セリオ いえ、ジャックさんはそのままで大丈夫ですよ……
マリア 5d4 (5D4) > 17[4,3,3,4,3] > 17
ファティマ 5d4 (5D4) > 7[1,2,1,2,1] > 7
ジャック そうか…わかった
KP/セリオ ではここで、交換、またはイカサマをする事ができます。
ジャック まあ………交換で3が来る可能性は…と考えると俺はイカサマをしたいかな…
メルド SCCB<=40 【イカサマ】 (1D100<=40) > 77 > 失敗
KP/セリオ イカサマ、どうぞ!
ジャック CCB<=(15*5) 【DEX】イカサマ (1D100<=75) > 68 > 成功
ファティマ 私も試してみようかしら……? ジャックに任せるという手もあるけれど……
ジャック がんばれ…!!(わく…?
ファティマ CCB<=(10*5) 【DEX】イカサマ (1D100<=50) > 57 > 失敗
ジャック おぁ…!! 惜しい…
ファティマ おしいわね……
KP/セリオ 交換する場合は交換をどうぞ。
ジャック では俺は1のカードを3に変えようかな…
マリア SCCB<=(10*5) 【DEX】 (1D100<=50) > 80 > 失敗
メルド S4d4 (4D4) > 8[4,2,1,1] > 8
ファティマ
1d2 (1D2) > 1
間違えたわね……
2d2 (2D2) > 3[2,1] > 3
マリア 2d2 (2D2) > 3[1,2] > 3
ジャック 2と1がよくでるな…
KP/セリオ 色々間違ってる気がしてきた 頭が……待ってくださいね
KP/セリオ nd4ですお嬢さん方
ジャック ん? 多分2d5…?
ファティマ 2d4 (2D4) > 6[3,3] > 6
ジャック
あ、そうそう
ふふ……イベントが終わったらねむねむするか?(?)
マリア 2d4 (2D4) > 5[3,2] > 5
ファティマ そうね……目は覚めてるのだけど頭が回ってないみたい いつもの事よ……
KP/セリオ 出揃いましたかね。それでは、ショーダウン。
リケ
ふふふ…? いやいや、難しい処理だからな。
頑張ってるよ、セリオ、KPさん
メルド 4,4,2,1,1
ジャック
「俺のカードはこれだ」
3,3,3,3,3
ファティマ
「私は……こちらです」
1,1,1,3,3
マリア 3,3,3,3,2
ジャック おや… の顔をしている
KP/セリオ
ゾロ目の手札が多い>ゾロ目の値が多い の順ですので
ジャックさん
マリア
ファティマさん
メルド
の順ですね。
圧倒的勝利です。
おめでとうございます。
ジャック 「俺たちの勝ちだ」
ファティマ にかっとしている……! すき…………(?)
ジャック
ん!? ふ… ふふ、ありがとう。
この顔するのもっとあとかもな…と思ってたが、ふふ…
メルド 「げえっ、みんな強くない!?」
ジャック 「そうだな……今日はついていた」
ファティマ
「そのカードを揃えるなんてすごいわね、ジャック!」
にこ…にこ……!
リケ ふふふ…サブイベントも気になるがな…(攻略本を読んでいる
KP/セリオ ふふ……メルドに勝ち続けても②までは自動発生するからお楽しみに。
ファティマ
「これで私たちのチームが文句無しの勝ちですね、メルドさん。
お約束通り、ふたつのお話をしていただきましょうか」
マリア 「メディの初恋話! 私も聞くのは初めてだわ!」
ジャック
「なるほど、初恋話か……
気になりますね」
メルド
「んんっ……! とにかく、まずは【物見のレンズ】についてね!」
「これは魔術で隠されたものや、壊れたものの本来の姿の影を数十秒だけ映し出してくれるレンズさ。
近くに隠されたものがあると、ほんのりと輝きを帯びる効果もあるから有効に使ってみてくれたまえ!」
KP/セリオ
AF【物見のレンズ】
コスト:MP1
概要 :魔術で隠されたものや、壊れたものの本来の姿の影を数十秒だけ映し出す。
また、近くに隠されたものがあると、ほんのりと輝きを帯びる。
KP/セリオ 【Artifact】欄に追記いたしました。
ジャック
「魔術で隠されたもの、壊れたもの……」
思わずじっと見つめる
KP/セリオ
今は特に、輝きを帯びている様子は無いようだ。
そしてメルドは、苦々しい顔で律儀に初恋の話を語り始める。
メルド
「あれは僕が6歳の頃だった。
これでも僕は有名な音楽家兼作曲家でね、数百年前ではあんまり評価はされなかったけど、今では古典派の代表格ともいわれているのさ!」
「そんな天才な僕だったからか、幼少期から各地の演奏会に引っ張りだこだった」
「これはそんなある日、とあるお屋敷に演奏家として呼ばれた時の話さ」
「その日、僕はクソの詰まりが最悪でね!
トイレで悠々と過ごしていたら、演奏会に遅れそうになってしまったんだ」
「僕は慌てちゃって、近道をしようと中庭を走り抜けようとした。
そしたら運悪くつまずいて、盛大に転んじゃってね。膝をがっつり擦り剝いてしまったんだ」
ジャック 音楽家……あのピアノのうまさはそういうことか、と思っている
メルド
「痛くてとてもじゃないが立ち上がれなくてね。
僕としたことが……と思いながら地面に手をついた、その時だった」
「目の前に、まるで陽光を体現したかのような同い年くらいの少女が、『大丈夫?』と僕へ手を差し出してきたんだ」
「あまりの美しさに、思わず見とれちゃってね。
その子の手を取ると、僕は思わずこう言ってしまったんだ」
「『大きくなったら、僕と結婚してくれませんか?』ってね」
「……はいっ!! 面白くない話、終わりっ!
じゃ、僕はこれで! じゃあね!!!」
KP/セリオ メルドはぎゃーぎゃーと恥ずかしそうに騒いだ後に、そそくさと足早にその場を後にするだろう。
ジャック
「……へえ……
いや、面白いとかではなく素敵な……あっ」
ファティマ 「行ってしまったわね……」
マリア
「あらあらメディったら。
でも、とっても素敵なお話でしたわね!」
KP/セリオ
そして君たちは次のようなことが分かる。
まず、メルドは猥談ばかりしているが舞踏会のスタッフとしてちゃんと仕事はしているようだ。
メインの仕事はピアノの演奏。
特に18世紀に流行っていたメロディが得意らしい。
【歴史】+20をどうぞ。
ファティマ CCB<=75+20 【歴史+20】 (1D100<=95) > 100 > 致命的失敗
ジャック CCB<=25+20 【歴史】 (1D100<=45) > 59 > 失敗
ジャック !????????
ファティマ !??
リケ
100か…
た、たいへんなことが…
KP/セリオ
え、ええ……? 何ですか……??
それでは、そうですね……。
ファティマさん、君は……
君は記憶を手繰り寄せて、これまでに学んだことを思い出そうとした。
しかし、今まで培ってきたものを思い出す手立てがまったく無い事に気付く。
大切な記憶だったはずなのに……そう思うと、にわかに悲しくなってくるだろう。
まずは、SAN-1
system
[ ファティマ ] SAN : 73 → 71
[ ファティマ ] SAN : 71 → 72
ジャック まずは……
KP/セリオ
Schoice ラキスケ MP-1 (choice ラキスケ MP-1) > MP-1
なるほど。
では君は、先程の言葉では言い表し難いほどに素敵な落書きを見た時に、うっかり魔力を使ってしまったようだ。
しょうもないですね。
MP-1
system [ ファティマ ] MP : 15 → 14
ジャック
ほあ……
ふふふ 色々起きたな…
KP/セリオ ラキスケかMP-1かでchoiceを振らせていただきました。残念でしたね。
ジャック ラキスケ…???
KP/セリオ
そうです。
PCはジャックさんしかいらっしゃらないので、それすなわち……
いや、残念でしたね。
ジャック ぬ…… ぬ……!!(喜べばいいのか残念がればいいのかわからない顔
KP/セリオ
君たちは記憶の混濁もあってか、全くメルドの正体について心当たりが無かった。
これにて【メルドイベント①】はクリアとなります。
お疲れ様でした。
system
[ KP/セリオ ] ジャック : 5 → 4
[ KP/セリオ ] ファティマ : 5 → 4
ジャック
お疲れさまでした……
名前…当てられるのか…?
KP/セリオ
あと一回チャンスがございます。
ファティマさんがファンブルを出さないか、ジャックさんが成功すれば当てられますよ。
ジャック なるほど……がんばろう
KP/セリオ まさかここでファンブルを出すとはね……
ファティマ く……悔しい……
ジャック
しかも100…ふふふ、びっくりした。
よしよし…(?)
ファティマ
ジャック……うう、ごめんなさい……!
こんな私だけど、一緒に生きて帰りましょうね……
ジャック
もちろんだ、絶対に生きて帰る……!
俺もこの先ファンブルを出さないようにきを…気をつけるとは…??
KP/セリオ
女神様にお祈りを……?
あるいはクリチケを貯めて振り直しをするかですね。
KP/セリオ
さて、次回はマリアイベント①およびナイアイベント①
もしくはどこかの探索をお選びいただく事が可能です。
なお現在地は庭園ですが、1技能時間消費することで【目星】を振ることができます。
それでは二日目はお開きとさせていただきます。
また次回お会いいたしましょう。
ジャック
なるほど、クリチケがあったな!
そうだよクリチケだよ…
む…! 次回のためのおまとめありがとうございます。
よし…がんばるぞ
ファティマ 序盤だし勿体ないかしらと思って……
ジャック
ふふふ… まあそうだな。
どちらかというと使いたいのはさいごのほうの…うん
ファティマ そうね……(ジャックのSANなどを見ながら……
ジャック 1d100…
ファティマ (失敗する事前提で話している……)
リケ よくしのいだな… と何度思い出しても思う
KP/セリオ えらかったな、本当に……特にシルヴィアが……
リケ セリオだってえらかったぞ!!
KP/セリオ ふふ、私は発狂したがこう、KPの温情でいい感じにしていただいたからな……
リケ ふふ……かっこよかったな……
KP/セリオ 守…………
ファティマ 私だってジャックを守るわ……!!(むん……!
ジャック
守る…!? それはその…俺の方だが!
いや、ほんとに…生きて帰ろう。
がんばるぞ…
ファティマ
ええ、まだまだこれからよね!
頑張りましょう、明日も……!
ジャック
ああ、明日からも頑張ろう。
それじゃあ今日は……ひとまず眠ろうか。
ファティマ
ええ、しっかり休みましょう。
今日も遅くまでありがとうございました。
ジャック
こちらこそ。
遅くまでありがとう。お疲れさまでした。
それではまた明日。
……おやすみなさい。
ファティマ おやすみなさい、ジャック、藺草さん。
ファティマ
なるほど、マリアさんに負けることがあれば初恋話を話す、とセリオさんはおっしゃってたのね……
ふーん…………
ファティマ そっ……
ジャック ふわっ…?
KP/セリオ お揃いですね。本日もよろしくお願いいたします。
ジャック ああ、よろしくお願いします。
ファティマ よろしくお願いいたします。
KP/セリオ
クトゥルフ オブ ザ マスカレード 三日目
再開いたします。
イベントか探索、あるいは1技能消費で庭園には【目星】を振ることができます。
ジャック ふむ………もう一度くらいチョイス……してみるか?
ファティマ
では次は私が。
choice マリアさんイベント ナイアさんイベント 探索 庭園に【目星】 (choice マリアさんイベント ナイアさんイベント 探索 庭園に【目星】) > マリアさんイベント
ジャック ニコ…(?)
KP/セリオ
承知いたしました。
それでは【マリアイベント①】開始いたします。
【庭園】
落ち着いた心持で改めて見てみると、暖かな日差しを浴びて輝く、大小様々な花々の庭園だ。
ふわりと頬を撫でる優しい風に乗り、華やかな香りが胸を一杯に満たしていく。
system
[ KP/セリオ ] ジャック : 4 → 3
[ KP/セリオ ] ファティマ : 4 → 2
[ KP/セリオ ] ファティマ : 2 → 3
マリア
「先ほどは一緒にポーカーをしてくださってありがとうございました。
もし思い出せたなら、お二人の初恋話もうかがってみたいものですわ!」
KP/セリオ
マリアはにこやかに、また紅茶味の砂糖……
彼女にとってはいつもの紅茶を啜っている。
ジャック (砂糖の摂取量が凄いことになりそうだな…)
ファティマ
「え、ええ、またこういった勝負をする事があれば……?」
(メルドさんが初恋話を覚えておいでという事は、メルドさんには記憶があるという事なのかしら……)
ジャック 「……初恋話については……まあ、おいおい…」
ジャック なるほど……そういうヒントでもあるんだな…
ファティマ 今思えば……ね
ジャック ふふふ、二週目ならではだな…
マリア
「ふふ。それで、お茶の時間が終わったらお二人はいかがなさいますの?」
「もしよろしければ、このままマリアのダンスレッスンを受けていかれませんこと?」
ジャック 「ダンスレッスン? ファティマから話は聞いていましたが…」
マリア 「ええ! 次の舞踏会までに少しでもダンスが上手くなれば、きっともっと舞踏会が楽しめると思いますわ!」
ジャック
「ダンス……そうですね。
次の機会までにうまくなっておくに越したことはない……か」
チラ…とファティマの方を見る。
ファティマ
「そうね、折角あと3回踊る機会があるんだもの。
マリアさん、ご指導のほどどうぞよろしくお願いいたします」
ジャック
「良ければ俺もよろしくお願いしたい。
二人同時に頼んでしまって申し訳ないが…」
マリア
「勿論! お二人で楽しくレッスンを受けていただけたら、私も教え甲斐がありますわ!」
「それでは早速、マリアのダンスレッスン第一回、開始いたしますわね!」
ジャック 「ああ、よろしくおねがいします」
ファティマ 「よろしくお願いいたします」
マリア
「はい! さて、早速ですが、ダンスには大きく分けて三つの大事な要素がありますの。
一番大事な要素は、何だと思いますか?」
ジャック 「いちばん大事な要素…?」
リケ 全部外した記憶があるな…
ファティマ 「三つあって、その内で一番大事な要素。何かしら……?」
マリア ふふ、中々ぴたりと当てるのは難しいですわね!
リケ うむ… 難しかったよ
ファティマ choice リズム ステップ 体を動かす 相手と息を合わせる 思いつかない… (choice リズム ステップ 体を動かす 相手と息を合わせる 思いつかない…) > リズム
ジャック にこ…
リケ なぜ微笑んでいるんだ…?
ファティマ
「リズムに乗る……ことでしょうか?
音楽があっても無くても、踊れるような?」
ファティマ ふふ、ご機嫌ね、ジャック
ジャック
「確かにそれは重要そうだな…」
マリアさんをちらっ
ジャック
まあな。多分…いいことがあったんだ。
うまく言えないが
ファティマ 「ふふ、ジャックはどう思う?」
ジャック
「俺…?」
choice 体幹 相手に合わせる気持ち リズム 見当もつかない (choice 体幹 相手に合わせる気持ち リズム 見当もつかない) > 見当もつかない
ファティマ あら……ふふふ
ジャック 「いや……わからないな。見当もつかない」
ジャック わからなかった…
マリア 「あと2つございますから、次のレッスンまでに思いつくかもしれませんわね!」
ジャック 「次の…? ……そうだな、考えておこう」
ファティマ 「貴方の意見を聞くのも楽しみだわ」
マリア
「さて、では答えですが……
ファティマさん、良い線行ってましたわね!」
「ダンスとは、何よりも立ち回りが重要でしてよ!」
ジャック
「なるほど……立ち回り?」
リズム…? いや、なるほど、タイミングよく立ち回る的な…
ファティマ 「立ち回り……工夫して体を動かす……といった所でしょうか?」
KP/セリオ
マリアは君たちに向かってにっこり微笑み立ち上がる。
そしてか細い腕で近くの花壇に刺さっている木の杭を引き抜き、構えてくるだろう。
ジャック 「……!?」
ファティマ 「えっ……? ま、マリアさん……!?」
マリア
「華麗な立ち回りを身につけるためには【模擬戦】が一番効果的ですわ!
さあ、早速始めましょう!」
ジャック 「も、模擬戦…!?」
マリア
「ええ、お二人がどのくらい動けるのかを見定めさせていただければ
どのような立ち回り方が向いているか判断することができますわ!」
ジャック
「なるほど……ん…? いや……
ぶとうかい…? ぶとうかい……?? いや、でもさっき、ダンスって…」混乱している
ファティマ 「武闘会もあるという事だったから、体を慣らすのにも良いかもしれない、わね……?」
マリア 「ええ、このダンスレッスンが終わるころには、きっとダンスも剣術もより一層磨きがかかると思いますわ!」
KP/セリオ
そう言って彼女は摸擬戦を持ち掛けてくるだろう。
それではここで、模擬戦の特殊ルールを説明いたしましょう。
KP/セリオ
【模擬戦 特殊ルール】
通常の戦闘ルールに以下のルールが追加されて進行する。
◆勝利条件
3ターン以内に「相手のHPを0にする」
もしくは「転ばせる」「ステージから落とす」
●模擬戦ではHPが0になっても死ぬことはない。
戦闘後、減ったHPはすぐに全回復する
●3ターン以内に倒せなかった場合、自動的にNPCの勝利となる
●クリティカル(出目1~5)なら自動勝利
ファンブル(出目96~100)なら自動敗北となり
戦闘は即終了とする
KP/セリオ 【Battle】の項目にも記載をまとめております。ご参考までに。
ジャック
なるほど、ありがとう。
困ったときには参考にしよう。
しかしこの”転ばせる”、”ステージから落とす”の項目は……こういうのがあったんだな
KP/セリオ
そうですね、3ターン以内に削り切れないかもしれない……
と思われた時に、PL提案を受け付けることがあるのかもしれません。
ジャック
なるほどな……
あ、そういえば上限は削っとかなくて大丈夫か?
KP/セリオ
ああ……そうでしたね。
忘れてはいけませんし、削っておきましょう。
ジャック そうしよう…… これ初めて言われたときはものすごく肝が冷えたな…
ジャック いや今もそうだが…
ファティマ これからまだまだ削れて行く可能性があるものね……
KP/セリオ
さて、模擬戦を開始する前に……ファティマさんとマリアのDEXが同値ですね。
順番を決めるために1d100をどうぞ。
数値が低い方が、この模擬戦ではより先に行動できるという扱いになります。
マリア 1d100 (1D100) > 33
ファティマ 1d100 (1D100) > 13
ジャック !!! すごいぞ、ファティマ
ファティマ ふふ、負けるかと思ったけど、どうにかなったわ!
KP/セリオ
ありがとうございます。ではファティマさんの方が先に行動できるということで。
それでは
【模擬戦 vsマリア】
開始いたします。
ジャック おや、かっこいいBGMだ
KP/セリオ 行動順は、ジャックさん→ファティマさん→マリア、ですね。
ジャック 俺が最初か。ふむ…
マリア
模擬戦でも立派なバトルですもの!
楽しんでいきましょう!
ジャック ああ。負けないぞ……
KP/セリオ
はい。
1ターン目。
ジャックさんは行動をどうぞ。
KP/セリオ 本名がわかる弊害……(静かになおしなおし……
ジャック ふふ……
ジャック ああ、それでは…マリアさんに攻撃だ。
KP/セリオ 【フェンシング】をどうぞ。
ジャック CCB<=80 【フェンシング】 (1D100<=80) > 42 > 成功
KP/セリオ マリアは回避を振ります。
マリア CCB<=40 【回避】 (1D100<=40) > 90 > 失敗
KP/セリオ
あ……模擬戦の回避の値間違えてましたね。
でも失敗なのでOKです。
リケ ほほう… ふふふ、ふふふふふ
KP/セリオ ジャックさんはダメージロールをどうぞ。
リケ 言い方が… ふふふ いかん、ツボに入った…
ジャック 1d6+1+1d4 ダメージ (1D6+1+1D4) > 5[5]+1+4[4] > 10
KP/セリオ
でも幸せならOKです……?
むむ……ちゃんと分けていたのに……。
ジャック あっ…?
KP/セリオ おや……!
リケ ふふ…… 自覚が…あったか…… くくく…(もたれかかって笑っている
KP/セリオ 何か攻撃RPがあればどうぞ。
KP/セリオ ……笑いすぎだ、リケ。(わざとらしくむくれながら顔は笑っている
ジャック
「では先手は取らせていただこう!
……はぁっ!」
目にも留まらぬ速さで…肩を突く。
マリア 「きゃ……!?」
リケ ふふふ……すまない。(笑いを収めよう
KP/セリオ
ジャックさんは素早い動きでマリアへと間合いを詰め、その肩を突く。
避けようとした反動で足元が狂い、彼女はぺたん、とその場に尻もちをついた。
呆気にとられた様子でぱちぱちと瞬きを繰り返している。
戦闘終了。
ジャックさん、ファティマさんの勝利です。
おめでとうございます。
ジャック
ぬわ……や、やってしまった…
いや、ありがとう。
ファティマ 「まあ! 強いじゃないジャック!」
ジャック 「いや……うん、今のは運が良かった……」
ファティマ
「ふふ、本当に運だけかしら……?」
「あ……マリアさん、大丈夫ですか? お召し物は……」
マリアさんを助け起こしに行く……?
ジャック
「いや、鍛錬の成果もあるのか…?
あ、ああ、そうだ。すみません、いきなり…」
KP/セリオ
マリアはファティマさんの手を取り立ちあがる。
そしてキラキラとした目でジャックさんを見つめてくるだろう。
マリア
「なんて素晴らしい立ち回りでしょう!
私の方が教えられてしまいましたわ。ジャックさんのお強さを!」
ジャック
「あ、ありがとうございます…?
どうしてか、想像よりも体がうまく動きました」
ジャック わからない、マリアさんを強敵だと理解していたのかも…?(メタァ…
ファティマ
可憐な少女が木の杭を突然持ち上げたら、強敵だと思うでしょうね。
それにしても素晴らしかったわ、ジャック!
マリア 「ふふ、記憶が無くなる前は、名のある騎士様だったのかもしれませんわね!」
ジャック ぬぬぬ…ファティマがけんをふるってるすがたもみたかった……
マリア
「これこそ文句なしの一撃必殺!
……と、言いたいところですが、剣術大会決勝戦は模擬戦とは一味違いますの」
ジャック でも、ありがとう
マリア
「ダンスの足さばきを上達させるだけではなく、決勝戦でも通じる剣技──
【一撃必殺】を、お二人に伝授いたしますわ!」
ジャック 「一撃…必殺…!?」
KP/セリオ マリアは、尻もちをついても持ち続けていた木の杭を振り回して空を斬り裂く。
ファティマ 「まあ……!?」
KP/セリオ
全身全霊を込めたブォンッ! という鈍い音には
爆発的な威力が発揮されているのではないかと、見るだけでも分かるだろう。
マリア 1d3+2d6+5 【木の杭ダメージ+一撃必殺】 (1D3+2D6+5) > 1[1]+5[3,2]+5 > 11
KP/セリオ
ちなみに、もし当たっていたら、このようなダメージ量でした。
ジャックさんは耐えられますね。
ジャック
ダメボがこわいんだよな…
のわーーーっ ふぁ、ファティマ…
ファティマ 当たったら…… きゅう…………
KP/セリオ
勝利した君たちは剣技【一撃必殺】を授けてもらった。
更にMPを10回復できる黄金の液体が入った「黄金の小瓶」を分けてもらえるだろう。
また、足さばきが上手くなったということで【芸術:ダンス】+20%上昇する。
KP/セリオ
剣技【一撃必殺】※シナリオ内限定
コスト:HP1
効果 :ダメージに+5の固定値が付く。
攻撃命中確定後、宣言をすることで発動
概要 :全身全霊を込めた一撃。
体力の一部が持っていかれる代わりに、爆発的な威力を発揮する。
ジャック あっ……そうだったな、HP1へるんだ……
ファティマ 使いどころを見極める必要があるわね。
KP/セリオ
アイテム 【黄金の小瓶】
効果 :MP+10
概要 :飲むとMP+10される不思議な薬。
美しい曲線の瓶に入っている。
乳酸菌が腸まで届きそうなデザインだ。
KP/セリオ 剣技は左下の葉っぱ、アイテムは【Item】欄に記載をしております。
リケ おや、可愛いアイコンが…
ジャック
「これは……ヤク◎ト…?」
黄金の小瓶を見ながら
ファティマ choice 思い出せる 思い出せない (choice 思い出せる 思い出せない) > 思い出せない
ジャック なるほど、思い出せるか思い出せないかの判定が必要だったな…
ファティマ 「え? や○ると……?」
ジャック choice 思い出せる 思い出せない (choice 思い出せる 思い出せない) > 思い出せない
ファティマ ?????
ジャック ???
ジャック 「え…?」?
ファティマ どうして振ったの……
ジャック 振るべきかなと思って…?
ファティマ 「今ジャックがおっしゃったのよ?」
ジャック
「いや、すまない…この瓶を見ていたら何故かその言葉が出てきたんだ。
なんだろうな、◎クルト…」
ファティマ 「なんだか、モヤモヤするわね……」
ジャック 「うーん…これもいつか思い出せるかな…」
マリア
「私にも聞き覚えがありませんわ、一体何なのでしょう……?
早く思い出せると良いですわね!」
「何はともあれ、こちらでマリアの第一回ダンスレッスンはおしまいですわ!
お疲れ様でした」
ジャック
「ああ、ありがとうございました。
第一回…?」
マリア
「ええ。大事な要素はあと二つ。
そちら全てを伝授するまでが、マリアのダンスレッスンですわ!」
「続けてやっていただいても構いませんし
もしもお疲れでしたら、お散歩に出られるのもよろしいかと存じますわ」
「私は基本的に、この庭園にてお待ちしておりますわ」
ジャック 「なるほど、ということはあと二回……」
KP/セリオ
マリアイベント①は進行中ということで、まだ続く形となります。
マリアの言う通り、そのまま続けても構いませんし、ナイアのイベント、ないし探索へ出る事も可能です。
ジャック
了解だ。……ふむ、ここでチョイスを振ってみるか
choice 探索 イベント (choice 探索 イベント) > イベント
めっちゃイベントするな…
KP/セリオ ふふ、イベントが大好きでございますね。
ジャック
話したくてたまらない…のか…?
choice マリアさん ナイア公爵 (choice マリアさん ナイア公爵) > マリアさん
KP/セリオ 図らずも、割とRTA的行動になっていますね……?
ジャック
そうかもしれない…?
ちょいすのちから…
ジャック 「ふむ……せっかく体が温まってきたところだし、続けてレッスンをお願いしようか、ファティマ」
ファティマ
「ええジャック。
次の舞踏会まで、ちょうどあと半分くらいの時間ですし、このままお願いいたしましょう」
ファティマ ちょいす運が良い……
マリア 「まあ! 熱心な生徒さんを持って、マリアは嬉しゅうございますわ!」
ジャック 「マリアさんの教え方でダンスに(?)興味が出てきたもので」
リケ ”マリアさん”呼びにずっと違和感を抱いていたんだが、私は”マリア嬢”と呼んでいたんだったな
ファティマ
「ふふ。私もこのようなレッスンなら、いくらでも受けたいほどです。
引き続き、ご指導のほどよろしくお願いいたします」
KP/セリオ ああ、貴方らしくてかっこよかったな。
リケ む…ぬ……(照れる
マリア
「こちらこそ、引き続き張り切ってお教えいたしますわね。よろしくお願いします!
……それではマリアのダンスレッスン第二回、開始ですわ!」
KP/セリオ そして今はとびきり愛らしいな……。
ジャック 「ああ、よろしくおねがいします」
マリア
「さて、先程も申し上げましたが、ダンスには大きく分けて、三つの大事な要素がございましたわね。
一番大事な要素は『立ち回り』でしたわ」
「では、『立ち回り』の次に大事な要素は何だと思いますか?」
ジャック
「立ち回りの次……」考えておくとはいったものの…
choice 体幹 相手に合わせる気持ち 見当もつかない (choice 体幹 相手に合わせる気持ち 見当もつかない) > 体幹
ジャック 体幹って立ち回りとどれくらい違うんだろう…
ファティマ
ちゃんと考えてらっしゃるわ! えらい!
え? ええと……? ううん……?
どちらも体の使い方ではあるけれど、体幹はもっと鍛える方に重点を置いてるのかしら?
ジャック
えらい…? そ、そうか… ありがとう
鍛える方に… ふふ、いよいよ剣術メインっぽさが
ファティマ でもダンスも思ったより体力勝負な気がするから、結びつけて考えるのは効率が良いのかもしれないわ。
ジャック 剣術もダンスも…共通点がおおい、というわけか
ジャック
「……自分の思い通りに体を動かせるよう体幹を鍛える……ことだろうか…?」
だめだ…
ファティマ だ、だめじゃないわ……!?
ジャック なんか……説明能力が著しくあれしてて…
ファティマ ???? (choice ステップ 体を動かす 相手と息を合わせる 思いつかない… @通常) > @通常
ファティマ 差分がchoiceにふくまれてしまったわ……
ジャック
なるほど ふふ…
こうなるのか…
ファティマ
choice ステップ 体を動かす 相手と息を合わせる 思いつかない… (choice ステップ 体を動かす 相手と息を合わせる 思いつかない…) > ステップ
「私もジャックの意見と少し近いかもしれません。
立ち回り……を細分化させて、ステップ、足さばきにこだわる事かと思いました」
ジャック 近い意見で嬉しい顔
ファティマ ふふ、可愛いわね……(いろいろ混ざった感情
マリア
「おふたりとも、よく考えてくださってますわね!
鍛える事や技術にこだわる事……それらをひっくるめて……」
「ダンスではまさに、力で大胆な技を繰り出すことが大切でしてよ!」
ジャック 「力…」シンプルな答えだった…
ファティマ
「私たちの意見を総合したような形ね」
にこ……
マリア
「ふふ。それでは実践に移りましょうか。
おふたりとも、お手をどうぞ」
KP/セリオ マリアは小さく可愛らしい手を広げて、片手ずつ君たちに差し出す。
ジャック
「手を…?」
特に抵抗なく差し出された手を掴む…?
ファティマ
「一人ずつ踊る……という訳ではないのですね……?」
ジャックが掴んでいないもう片方の手を取る
マリア 「ええ。しっかり握っていてくださいまし!」
ジャック 「え?」
ファティマ 「は、はい……!」
KP/セリオ
マリアがジャックさんとファティマさんの手を、ぎゅっと握る。
次の瞬間、彼女は凄まじい力で君たちを振り回した。
数値にして、STR40である。
ジャック 「……っ!?」
ファティマ 「ひゃ……!?」
KP/セリオ
片手ずつしか握られていないにもかかわらず、君たちは自身がベッドメリーやウェーブスインガーにでもなったかのように振り回されることだろう。
遠心力で吹き飛びそうな心地を覚えるが、マリアがしっかりと手を握っているため、その心配はなかった。
そうしている事で君たちは三半規管が鍛えられ、自動で【芸術:ダンス】が+20%上昇する。
ジャック ふふふ…… 三半規管が…
ファティマ ぐるんぐるん……
ジャック 「う…っ…!??? めが、まわるような、まわらないような…!?」
ファティマ
「わ、わ、~~~っ!?」
言葉にならない叫び声を上げている
ジャック ぐるんぐるんだな…(めもぐるぐるぐる
マリア 「……っと! こんなところですわね!」
ファティマ 「ま、マリアさん? 今のは一体何だったのでしょう?」
マリア
「お二人のパワーを測っておりましたの。
そうですわね……私と同じようなパワーがあれば、きっともっと上手に踊れると思いますわ!」
ジャック 「……?? ぱ、パワー…?」無理では…?
マリア
「そこで、お手軽にパワーを高められる魔術……
【瞬間強化】を伝授いたしますわね!」
KP/セリオ
マリアは君たちに魔術【瞬間強化】を譲渡してくるだろう。
不可思議な呪文が頭に流れ込んでくる。
初めての感覚に、少なからず困惑してしまうかもしれない。
SANc 0/1d3
ファティマ
CCB<=72 【SANチェック】 (1D100<=72) > 74 > 失敗
1d3 (1D3) > 3
ジャック
CCB<=54 【SANチェック】 (1D100<=54) > 89 > 失敗
1d3 (1D3) > 1
system
[ ファティマ ] SAN : 72 → 69
[ ジャック ] SAN : 54 → 53
ジャック ファティマ…… 減ってきたな…
ファティマ 思ったよりびっくりしてしまったわ……?
ジャック
ふふ……
こんなことはお互い初めてだからな…
ファティマ 「……っ!? あ、たまの中に……??」
ジャック 「……っ!? の、脳内に直接…??」
マリア
「あら……お二人とも大丈夫ですか? もしかして魔術を習うのは初めてだったかしら。
突然の事で、驚かせてしまいましたわね」
「でも、何も恐れる事はございませんわ。
ちょっとした魔術ですから」
ジャック 「ちょっとした…魔術…?」
KP/セリオ
それではどういった魔術なのか……
【瞬間強化】の効果と概要を説明いたします。
KP/セリオ
魔術【瞬間強化】※シナリオ内限定
コスト:MP5
効果 :対象は自身のみ。
ダメージダイスが2倍、回避技能値が2倍となる。
戦闘技能成功後に宣言をすることで発動する。
また、回避の場合は、技能を振る前に宣言をすることで
回避値を2倍にできる。発動によるターン消費はない。
概要 :瞬間的に筋力、敏捷などの身体能力を強化することが出来る。
(回避値は最大99%まで上昇する。ダイスが100を出した場合は失敗扱いとなる。)"
※魔術【瞬間強化】について
この魔術は一瞬だけの効果であり、持続性はない。
その為、戦闘時「ダメージを与える時」と「回避を振る時」で別々に魔術を使う必要がある。
またダメージ2倍は「ダイスの数」と「ダメージボーナス(db)」「固定値」が2倍になるということである。
もしクリティカルなど他のバフでダメージ2倍が被った場合、倍率を加算で計算する。
計算が面倒なら、加算した倍率分ダメージロールを振ってもいい。
▼魔術ダメージロール例
1d6 ⇒ (瞬間強化2倍) ⇒ 2d6
1d6 ⇒(魔術で2倍+クリティカルバフ2倍=4倍)
⇒4d6
1d6+5(db) ⇒ (魔術で2倍)
⇒2d6+10
(もしくは1d6+5を2回振る)
KP/セリオ 左下の葉っぱの二枚目に記載いたしました。
リケ ふふ… 可愛い葉っぱが増えていくな
ファティマ 「ちょっとした魔術……にしては、随分強力に思えますね……?」
KP/セリオ 情報が増える毎に、招待状が彩られていく仕組みだ
ジャック 「ああ。まさしく”力”の魔術と呼ぶにふさわしいか…」
リケ ふふ… すべて揃ったときに招待状を見るのが楽しみだ。
マリア
「ええ! これで瞬間的に私と同じくらい、場合によっては私以上の力を出す事が出来ると思いますわ。
ぜひ、有効的に活用してくださいまし!」
「さて、これで第二回目のダンスレッスンは終了ですわ。
次回もお楽しみにしてくださいまし!」
system
[ KP/セリオ ] ジャック : 3 → 2
[ KP/セリオ ] ファティマ : 3 → 2
ジャック 「ああ、そうしよう。次回も楽しみだ」
ファティマ 「今回のレッスンもとても楽しかったです。ありがとうございました」
KP/セリオ
さて、自由時間も後半に差し掛かってまいりました。
このままマリアイベントを完了させるも良し、ナイアイベントに移行するも良し
はたまた探索するも良し、庭園に【目星】を振るも良し……。
次はファティマさんでしたかね。いかがなさいますか?
ファティマ choice マリアさんイベント ナイア公爵様イベント 探索 庭園に【目星】 (choice マリアさんイベント ナイア公爵様イベント 探索 庭園に【目星】) > 庭園に【目星】
ジャック おや…! 探索だ
ファティマ
「次のレッスンはどんな内容なのかしら?
一気に済ませてしまうのは、何だか少し惜しいわね……」
「ねえジャック、休憩がてら、少し庭園を歩いてみない?」
ジャック
「それもそうだな……。
先程はゆっくり見る心の余裕もなかったし、いい考えだ。そうしよう」
KP/セリオ
ではお二人はマリアと一度別れて、庭園内をゆったりと歩く。
【目星】を振る事ができますが、どなたがお振りになりますか?
ジャック choice 俺 ファティマ (choice 俺 ファティマ) > ファティマ
ジャック ファティマにお願いしようかな…?
ファティマ
よ、よーし……やってみるわ!
ダメだったら……お願いね?
system [ KP/セリオ ] ファティマ : 2 → 1
ファティマ CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 42 > 成功
ジャック いい出目だ!
ファティマ やったわ! ほっ……
KP/セリオ
しばらく歩いていると、君たちが最初に不時着した、小さな畑にたどり着いた。
周囲にはキラキラと蛍のように金色の光が舞い散っており、あの舞踏会を連想させる。
ファティマさんはふと、君たちが落ちてきた畑の下にキラリと光るものがあることに気が付くだろう。
ファティマ
「あら……ねえジャック、何か光ったわ?」
ジャックに声を掛けて、一緒に近付いて見てみましょう
ジャック
「ああ、綺麗な光が……えっ?」
畑の周囲の光かと思いきやファティマがあるき出したのでちょっと驚いている
KP/セリオ
◆白い陶磁器の円盤
上の土を少し払ってみると、直径1mほどの白い陶磁器で出来た円盤のようで、表面には金色の線で「人型のタコに蝙蝠の翼を生やしたような模様」が描かれている。
どうやら君たちが落ちてきた真下にあったせいか、着地の衝撃でうっすらひび割れている。
持ち上げようとしても、軽そうな見た目に反して地面にぴったりくっついており、びくともしない。
KP/セリオ 情報は左上の葉っぱに記載いたしました。
リケ 左上にも増える ふふ…
KP/セリオ 何せ情報が多いものでね。ふふ……
ジャック
「これは…陶磁器か?
なにか妙なマークが書いてあるな…」
ファティマ
「ええ、見た事のない……架空の生き物か何か? なのかしら。
少しひび割れているわね。大丈夫かしら……」
system [ KP/セリオ ] 庭園 : 0 → 1
ジャック
「こう大きいと直すのにも一苦労だろうな…
後で誰かに伝えておくか」
ファティマ
「そうね、着地した時についた傷かもしれないし……
覚えておきましょう」
KP/セリオ さて、庭園にはさらに1技能時間を消費することで【目星】を振ることができます。
ジャック なるほど… では今度は俺が振ろうか
KP/セリオ どうぞ。
system [ KP/セリオ ] ジャック : 2 → 1
ジャック
がんばるぞ…
CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 82 > 失敗
…………………
ジャック ……………(床に転がっている
ファティマ
惜しかったわね……!
あっそんな、折角の衣装が汚れてしまうわ!
ジャック うう……(起き上がる
KP/セリオ
ではジャックさんは、陶磁器の事を早く誰かに伝えた方が良いのではないかと思案しながら歩いていた為か
ほかに目ぼしい物を探す事には意識が向かなかったようだ。
更に1技能時間消費する事も可能ですし、別の場所の探索
あるいはマリアかナイアのイベントを進めることも可能です。
ジャック
「やはりスタッフの誰かに言うのがいいだろうな……
メルドさんか……ナイア公爵か…」
ぶつぶつ…
そうだな、つぎは…どうするか…
choice 探索 イベント (choice 探索 イベント) > 探索
choice 庭園 他の場所 (choice 庭園 他の場所) > 他の場所
気分転換がしたくなったのかもしれない…
ファティマ
そうね、今はそれどころじゃないみたいだし……
どこへ行こうかしら
ジャック
choice 舞踏会場 2F廊下 大食堂 キッチン (choice 舞踏会場 2F廊下 大食堂 キッチン) > キッチン
お腹が…すいた…??
ファティマ
ふふ、色々動き回ったものね……?
舞踏会前に何かつまむ……?
ジャック
そうしよう。
「……なんだか空腹のような気がする。
確かキッチンがあったな、見に行ってみないか?」???
ジャック
どういう提案なんだ一体
ニコニコキッチンBGM
家のBGMだったようなきもする
ファティマ
「あら、食欲旺盛ねジャック。良いことだわ。
少し覗いてみましょうか」
ファティマ
実はまだ某シでは使われたことのないニコニコキッチンBGMね……
他シではこんなに使われているのに
リケ 某シ……なるほど わかったぞ!
KP/セリオ
【キッチン】
キッチンへ行ってみると、そこにはシェフらしき人物などはいない。
しかし、テーブルいっぱいに、フレンチのオードブルなどが並べられていた。
綺麗に整頓されており、普通の食材や調理器具もある。
この場で、料理を振舞うことも出来るだろう。
リケ 何故か祭りの方を思い出していたネコモドキがいるが
KP/セリオ 作者様は同じだからな……ふふ……
ジャック 「ここがキッチン……おや、料理がいっぱいだ」
ファティマ
「流石に並べられている料理に手を付けるわけには行かないかしら。
でも、料理をしたり食材を頂戴したりするのは良いみたいね。果物か何か召し上がる?」
ジャック
「そうだな……お願いしようかな」
お願いするのか…
ジャック やろうと思えば出来るかもしれないがしないのかもしれない…?
ファティマ そもそもお台所に立つ……? のかしら?
ファティマ 「いいわ。何でもあるみたいだけれど、どの果物がいいかしら」
ジャック
普段は多分立たないな……
学校でも家でも自動で(自動ではない)出てくるんだろう
choice メロン パイナップル りんご オレンジ キウイ ドラゴンフルーツ (choice メロン パイナップル りんご オレンジ キウイ ドラゴンフルーツ) > ドラゴンフルーツ
?
ファティマ なかなか奇をてらってきたわね?
リケ 当たらんだろうと思う物が当たるものだな、チョイスとは…
ジャック そもそも中の人はどんな味か知らないぞ…
KP/セリオ
完熟していれば甘い……とありますね。
どんな味なのでしょう……。
ファティマ choice[屋敷では立つ,料理人の役目だから屋敷では滅多に立たない,学校でも屋敷でも積極的に立つ,学校でも屋敷でも役目として立つ,学校でも屋敷でも立たない] ちなみに (choice[屋敷では立つ,料理人の役目だから屋敷では滅多に立たない,学校でも屋敷でも積極的に立つ,学校でも屋敷でも役目として立つ,学校でも屋敷でも立たない]) > 屋敷では立つ
ジャック ニコ……………
ファティマ
に、にこ……?
学校では3食学食が出るものね……。
ジャック 学校で作ってくれてもいいんだがな……俺だけのために…(ぼそぼそ…
ファティマ
choice 誰かに頼まれたら作る ジャックのためにこっそり作る ジャックに頼まれたら作る 作らない……なんてことある……? (choice 誰かに頼まれたら作る ジャックのためにこっそり作る ジャックに頼まれたら作る 作らない……なんてことある……?) > 作らない……なんてことある……?
…………。頼まれたことがなかったのかしらね……?
ジャック
どうして………
でも……そうだな……
自立しないとだし…遠慮が勝ったのか…?
ファティマ
頼まれて作らないのはどういう事? ってなると思って……。
それか学食のキッチンの規定が厳しいのかしら?
ファティマ CCB<=75 【心理学】ジャックは何が食べたい? (1D100<=75) > 16 > 成功
ジャック
そうかもしれないな。衛生面の観点から…?
??
ファティマ
「……あら、珍しいフルーツに目を付けているわね、ジャック?
ドラゴンフルーツ……カットしましょうか」
目線を追って
ジャック
「この中だと……あ、そうだな。
ドラゴンフルーツを頼むよ」
「流石だな、ファティマ」
ファティマ 裏で心理学に成功したわよのムーブ(どやや……
KP/セリオ
さて、キッチンでは【目星】を振ることができます。
ファティマさんを待っている間に振りますか?
ジャック
心理学に…!?
凄いな…本当に…
ジャック
そうだな、振ってみよう。
ファティマの手さばきを見ていたいような気もするが…
CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 45 > 成功
ほっ…
KP/セリオ (ファティマさん、私と同様に心理学75ありますからね)
ファティマ
(しっ)
今度は成功ね!
system
[ KP/セリオ ] ジャック : 1 → 0
[ KP/セリオ ] キッチン : 0 → 1
ジャック つよかった… ふたりして……
KP/セリオ
なるほど……
ではファティマさんは【APP*5】か【フェンシング-10】でもフレーバーで振ってみますか?(技能時間消費無し)
ジャック にこ… 技能!
ファティマ
ナイフ技能の代わり?
そ、それじゃあ、【フェンシング-10】を振ってみるわ……
ジャック がんばれ…!
ファティマ CCB<=80-10 【フェンシング-10】上手くカットできるかしら…?※フレーバー (1D100<=70) > 20 > 成功
ジャック
!!!
とてもいい出目だ!
ファティマ ナイフ技能でも成功ね……! やったわ!
KP/セリオ
ではファティマさんは慣れた手つきでドラゴンフルーツを縦に4等分した後
皮目にナイフを入れ、実を小さく6分割にする。
そうした光景をジャックさんは見つつ、ほかにやる事も無いのでキッチン全体を見渡した。
ジャック
(相変わらず綺麗に剥いてくれるなあ……)
と思いながら見渡すだろう。
KP/セリオ
するとジャックさんは、部屋の隅にメルドの上着が落ちている事に気付く。
彼が先程までここにいたのだろうか?
ジャック
なんと…
「……この若草色の上着は…
メルドさんか?」
近くまで行って拾い上げる。
「なぜこんな場所に上着だけ落ちて…」
KP/セリオ
上着を持ち上げてみると、内側に隠しポケットのようなものを見つけた。
そこへ手を突っ込んでみると、一冊の美しい箔押しの装飾がされた革張りの本がある。
表紙にはコンパスと定規で不思議な紋章が描かれており
裏表紙には金色の線で描かれた人型のタコに蝙蝠の翼が生えたような印が刻まれている。
ぱらぱらとページを捲ってみると、どうやらこれは何かのオカルト本のようだ。
KP/セリオ
【忘却の星籠】
人は死んだ後天国へ行くのだとしたら、モノにも「天国」というものがある。
『忘れる』とはいわゆる万物の死である。
お気に入りの洋服やよく使っていたペン、幸せな思い出や悲しい過去。
それらは忘れ去られて初めて「死」を帯びる。
その時、それらは生きていた頃の輝きを失い、「忘却の星籠」へと落ちていく。
星籠は誰かに捨てられ、世界から忘れ去られたモノが最後に行きつく唯一の墓場である。
そこにはあらゆる死者の記憶やモノが存在し、もしたどり着けたのなら
様々な『捨てられてしまったもの』に出会えるという。
そこへは忘れ物を取りに行ける生者しか歩むことを許されず
死者や紛い物から隔絶された空間にある。
KP/セリオ 左上の葉っぱに記載いたしました。
ジャック
「何だ、この……本は?
それにこの裏表紙のこのマーク…」
庭園の円盤を思い出す。了解です。
KP/セリオ
ジャックさんは、さらにこちらへ【目星】をどうぞ。
このダイスロールに技能時間消費はありません。
ジャック
CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 95 > 失敗
………
ファティマ
あ、あぶない……!
ファンブルじゃないからセーフね!
KP/セリオ そうですね、ファティマさんに見せて振らせても構いませんよ。
ジャック ………にゃーん
ファティマ あらあら、愛らしい白ウサギさんは猫みたいに鳴くのね。よしよし……
ジャック
見てもらおう。
「ファティマ。
そこにメルドさんの上着が落ちてて…そばにこんな本があったんだが…」
ジャック ごr ……うさうさうさ…
ファティマ
「へえ、不思議な本ね。
メルドさん、魔術も使うからこういった魔術めいた本がお好きなのかしら?」
見てみましょう
CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 99 > 致命的失敗
ジャック ほ、ほわーーっ
ファティマ なんだか私、メルドさん関連の技能に失敗しがちね……?
ジャック
いいのか…わるいのか……いや、よくはないのだが…(ファティマさんの身が心配になるので
すまないな…俺が本を見せたばかりに…
KP/セリオ 困りますね……。
ファティマ いいえ、大丈夫よ……!
KP/セリオ
Schoice ラキスケ SAN HP (choice ラキスケ SAN HP) > HP
間違えましたね……
ジャック え…
KP/セリオ
Schoice ラキスケ SAN MP (choice ラキスケ SAN MP) > SAN
では、ファティマさん、君はどうしても魔術といった類の話が得意ではないらしい。
興味がないわけではないが、君はその機構を持ち前の知性で理解「し過ぎて」しまうきらいがあるようだ。
さっと血の気が引いてくる感覚になるだろう。
SAN-1
system [ ファティマ ] SAN : 69 → 68
ジャック な、なんと……
ジャック 「……ファティマ? 大丈夫か?」
ファティマ
「…………ご、ごめんなさい、なんだか、少し気分が……」
「あ、えっと、でも大丈夫よ!
ドラゴンフルーツもこの通り上手く切る事ができたわ。どうぞ召し上がってちょうだい」
ジャック 「なんだって? ……具合が悪いのにこんなことをさせてしまって……」
ファティマ
「いいえ、違うのよ。切る前はこんな事なかったのだけれど
やっぱり魔術のお話は私には向いてないのかもしれないわ……」
ジャック
「そうか……。ああ、いや… フルーツを切ってくれてありがとう。
ありがたくいただこう」
「ひとまず…椅子もあるし、座ろうか」
ファティマ
メルドさんの魔術を見た時
メルドさんの正体を理解しようとした時
メルドさんの本を詳しく見ようとした時←NEW!
ファティマ
「ええ、ありがとうジャック……。
もし甘さが足りなければ、このハチミツをかけると良いわ」
ハチミツの瓶を運びながら座る。
ジャック ど、どうして…
KP/セリオ
そうですね……
技能時間は消費しませんし、本に関しては【図書館】でも構いませんよ。
ジャック
「はちみつ…かけてみるのもいいな」うきうき…
図書館か…ありがとう、振ってみよう
CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 17 > 成功
ファティマ いい出目だわ! よかった……
KP/セリオ
ではジャックさんは腰を落ち着けてから改めて本を眺める。
すると、本の表紙の定規のメモリが数字ではなくアルファベットになっていることに気が付いた。
アルファベットを読んでみると、「Freemasonry ── フリーメイソン」という何かの名前になっていることが分かる。
ジャック
「……フリー、メイソン…?」
「うん…? 聞き覚えがあるような、ないような…」
ファティマ 「? 何か見つけたの……?」
KP/セリオ 君たちが本の表紙を見つめているところで、メルドがキッチンへやってくる。
ジャック 「さっきの本の表紙だよ、模様かと思ったら――あ」
メルド
「やあ兄弟、それにお嬢ちゃんまで一緒とは嬉しいねえ!
舞踏会前になかなか良い物を食べてるじゃないか!」
「って、その本……もしかして、読んじゃった?」
ジャック
「丁度いいところに……
メルドさん、上着が落ちているのを拾って…そのときに」
ファティマ choice 召し上がりますか? 特に提案はしない (choice 召し上がりますか? 特に提案はしない) > 特に提案はしない
ジャック 「……すみません、勝手に目を通してしまいました」
ファティマ 「申し訳ございません、私も一緒に読んでしまいました」
メルド
「そっか、読んじゃったかあ~。まあ別に読まれて困るもんじゃないけどね。
上着と本、返してもらえるかい?」
ジャック 「もちろん。どうぞ」
メルド 「ありがと~」
ジャック
「ところでその裏表紙に書いてある模様…
庭園の方でも見つけたのですが…」
本をわたしながら…
「白い大きな円盤に書かれていたものが割れていて…あれは大丈夫でしょうか?」
KP/セリオ
本を受け取る手を思わず止めて、メルドは一瞬見たこともないような驚きと戸惑いの表情を見せる。
しかしすぐにいつものおちゃらけた表情に戻るだろう。
メルド 「……ああ! あれはこの舞踏会場を守る結界【黄金の勲章】だよ」
ジャック 「え…? この舞踏会場を守っている…?」
メルド
「うん! キミたちもこの舞踏会がちょっぴり特殊だって事くらいには気付いてるんだろ?
維持するのに何かと手間がかかるんだよね~」
KP/セリオ
彼がパチンと指を鳴らすと、ドラゴンフルーツのひとかけらに空中でハチミツを掛けて、器用に口に放った。
その後、本を受け取った彼はそれを咀嚼しつつ、ニタニタと笑っている。
ジャック
「特殊なことには気づいていましたが…
しかしそれでは、ヒビが入ったというのは非常に…あっ」
「………」勝手に…とおもいつつここにあったフルーツだしな…
ファティマ
「また魔術で……」
ドラゴンフルーツとメルドさんの顔を見比べている
メルド
「むぁーむぁー、僕が後で見とくかららいじょーぶらって~。……ごくん。
それにしてもこれなかなか美味しいね! お嬢ちゃんが切ってくれたからかな!」
「そうそう、もしナイア君を本気で怒らせることが出来たら、この本は君たちへあげるよ。
それじゃ、ごちそうさま!」
KP/セリオ そう言うとメルドは上着を引っかけ、本を持ってその場を後にした。
ジャック
「………そ…… あっ」もはやそっち(円盤)はややどっちでも良くなってきている
「……………」ちょっとだけわなっ…としている
ファティマ 「風のような人ね……。……ジャック? 大丈夫?」
ジャック
「ああ。大丈夫だ」きりっ
「……改めて、いただくよ」
KP/セリオ
一口サイズにカットされたドラゴンフルーツを口に放れば
あっさりとした味の柔らかな実と、キウイフルーツの種のようなつぶつぶとした食感のコントラストを楽しむ事ができるだろう。
甘さは控えめだが酸味も少ないので、よく知るほかの果物と比べるとやや薄味に感じるかもしれない。
物足りなさを覚えてハチミツを掛けてみるならば、優しい甘さが援けとなって舌先で踊る。
ジャック メシテロ…… ドラテロ…?
KP/セリオ ドラテロ…………!(あたらしい……! という顔
ジャック
しゃく、しゃく…と食べ進めつつ……
「……美味しいよ。凄く綺麗に切ってあって、舌触りも丁度いい」?
ファティマ
「ふふ、案外簡単に切ることが出来たわ。
お気に召したのなら、また、……また振る舞う事ができたらいいわね」
ジャック
「……ああ、もちろん。
もどったらまたキミと一緒に食べたいな」
「そういえばこれ、キミは食べてみたのかい?」
ファティマ
「いいえ、ここはメルドさんが召し上がったところだから……
私は手を付けていないわ?」
KP/セリオ 4等分された内の1つはジャックさんが平らげ、残りの3つは1欠片以外残っている状態である。
ジャック
「よければ一緒に食べないか?
ほら」
なるほど…スプーンを新しく持ってきて一緒に食べようとする…?
いや、もしかすると苦手かもしれない説があるが…
KP/セリオ
一瞬あーんをされるのかと思って少し驚きました。
文脈……文脈……
ジャック しようかな、と思ったが……… こわいかなとおもって…?
ファティマ choice ちょっとびっくりはする こわくないわ? (choice ちょっとびっくりはする こわくないわ?) > こわくないわ?
ジャック こわくないか… ふむ…?
KP/セリオ ほう……。だそうですよ。
ジャック ふふふ… それじゃあ食べてみてもらう…?
ファティマ 「え、よろしいの……?」
ファティマ
choice[好き,食べられる,少し苦手] ちなみに……? (choice[好き,食べられる,少し苦手]) > 少し苦手
あら……ふふ……
ジャック
「…? もちろん」
持ってきたスプーンで自分が手を付けてない方の実をひとすくい。それを差し出そう
「ほら、口を開けてごらん」
ファティマ
「……!?」
ぶわっと顔が赤くなる
ジャック 「――え?」
ファティマ
「え、えっと……なんだか照れてしまうわね? ふふ……
そ、それじゃあ……お言葉に甘えて……?」
ジャック
「――あ、ええと……
う、うん…? どうぞ」
し、しんちょうに…口に運ぶ……?
ジャック テレ顔のファティマが可愛いな………
ファティマ
「あ…………」
恥じらいながら、躊躇いがちに口を開ける
ジャック かわいい
ファティマ 何故か用意されていた差分──
ジャック
「うん、いい子だ」
スプーンが歯にこつん、と当たらないように可愛らしく開いた唇の間に差し込む。
ジャック ふふふ……食べさせられることを予期していた…?
ファティマ
「ん、…………」
そっと唇で食んで咀嚼する。
想像していたよりも甘い気がして、しばらく口ごもっている。
ジャック なん… な … ふふ びょうしゃがなまめかしいな…
ファティマ え……?? 無意識にそんな感じに……???
ジャック 唇を閉じたのを確認して、ゆっくりと手を引きスプーンを引き抜く。
ファティマ
「……甘い、わね。
何となく、苦手かもしれないと思っていたけれど、おいしかったわ……?」
味わって嚥下した後、そっと目を開いて微笑んだ。
ジャック
「……!!
んん……? そ、そう…?
それはよかった……よ…?」
何となく一連の動作に目が惹きつけられ、じっと見てしまっていた事実に動揺している。
「えっ えーと、まだあるが…
どうする? もう少し食べるか?」
ファティマ
choice 食べる もう大丈夫 (choice 食べる もう大丈夫) > もう大丈夫
「その……決して満腹という訳ではないのだけれど、なんだか満たされてしまったわ。
ありがとうジャック、残りはまた後ほどいただけるように取っておきましょう」
ジャック
「満たされ……?
そ、そうか…そんなに…えっと、気に入った?」
終わりか…とちょっと残念…?
ファティマ
「ええ。貴方がこうして手ずから食べさせてくださったからかしら?」
「……なんて。冗談よ。片付けてくるわね」
ジャック
「えっ…
あ、いや……えっと…」お、おろ…
「ああ、た、たのむよ」
193
ファティマちゃんがかわいい…
(のうをやかれるもの)
ファティマ えっ……? せり……誰ですか……?
193 あっ(修正する音
ジャック 凄いな今何もかも吹っ飛んで本名を…
KP/セリオ
ぱたぱたと何処か焦った様子で、ファティマさんはドラゴンフルーツの残りの皿を持って冷蔵庫へと駆けていく。
キッチンで技能時間を消費するならば、【目星】を振ることができます。
ファティマ
ふふ……見てないわ……?
さて……流れとして、ここで振ってもいいかしら?
(成功するかわからないけれど……)
ジャック
ああ、大丈夫だ。
技能の成功失敗はお互い様だよ…(床に転がる
ファティマ では振りましょう。
system [ KP/セリオ ] ファティマ : 1 → 0
ファティマ CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 25 > 成功
system [ KP/セリオ ] キッチン : 1 → 2
ジャック とってもえらい!
ファティマ よかったわ!
KP/セリオ
では、ファティマさんは、先程ジャックさんがメルドの上着を見つけたあたりにふと目が行く。
そこに、小さな黒い紙の燃えカスのようなもののようなものが落ちていることに気付くだろう。
【物見のレンズ】を使うことで、燃えて読めなくなったところが復元されて読めるようになります。
ファティマ
「あら……何かしら、燃えカス……?」
覗いてみましょう。
KP/セリオ MP-1をどうぞ。
system
[ ファティマ ] MP : 14 → 12
[ ファティマ ] MP : 12 → 13
ジャック まじゅつ!
KP/セリオ
ファティマさんは、燃えカスを【物見のレンズ】越しに覗く。
どうやら元は4部あったようだが、燃えた時に残りは散り散りになってしまったようだ。
KP/セリオ
【黒いメモ帳-1/4】
亡霊たちは死ぬ直前の姿をとるという。
老衰なら老人に。病死ならベッドの上の姿で。
事故なら怪我の痕跡を残して。
それは生と死を分かつ瞬間に、魂が死因につられてしまうかららしい。
それならこの姿はきっと、あの時の姿なのだろう。
若きし頃の想いを、私は殺してその死体を胸の奥深くに埋めたのだ。
私は「私」に殺された時の、死体の成れの果てなのか。
ジャック その様子を不思議そうに見守っている…?
KP/セリオ
【黒いメモ帳】タブに情報を開示しました。
また、画面下側の真ん中あたりの葉っぱに記載しております。
ファティマ
「ああジャック、先程メルドさんが上着や本を置いてらした所に、このような物があったのよ」
片付け終えてからジャックにも見せましょう。
ジャック
「ああファティマ、片付けてくれてありがとう……これは…?」
黒いメモに目を通した。
KP/セリオ そのままレンズを覗くことで、ジャックさんも黒いメモ帳を読む事ができた。
ジャック 「なるほど、レンズでしか見ることができないメモか……相変わらず不思議な仕組みだな」
ファティマ
「ええ、レンズがほんのり輝きを帯びていたから覗いてみたの。
それにしても、一体どなたが残したのかしら。死ぬ直前の姿……」
確かに自分たちも死ぬ直前の姿をしているわ、と思っている
ジャック
「そう……だな。
私が「私」に……とあるが……ううん、難解だ…」
ファティマ
「若きし頃の、想いを殺す……
だなんて、よく分からないけれど、どんな想いであれ、何だか切ない話ね」
ジャック
「ああ……。
……誰かの忘れ物かもしれないし、持っておこうか」
ファティマ
「そうね。燃えても、魔術でこうして残っているのだもの。
もしかしたら、あと残りの3部も……どこかにあるかもしれないわね」
ジャック
「どこかに…か。
かなり広いからな……探しきれるかどうかわからないが。……宝探しのようだな」
ファティマ 「ふふ。貴方のそういう、楽しむ事を忘れない心が素敵ね」
ジャック 「え? ……キミだってワクワクするだろう?」
193 ワクワク…?
ファティマ
「そうね、ジャックが宝探しのようだと言ってくださったから。
このような状況でも胸を躍らせることができるわ」
KP/セリオ
さて、気付けば時刻は13時前。
二回目の舞踏会がもうすぐ始まろうとしている。
舞踏会場へ行く必要があるだろう。
ジャック
そうだったか……
軽く食事もしたし、思う存分踊れる…か…?
「ファティマ、もうすぐ13:00になるようだ。」
ファティマ
「あら、もうそんな時間なのね。
ナイア公爵様のお手を煩わせる前に、舞踏会場へ向かいましょうか」
ジャック 「そうしよう」
ジャック 手をひこうかどうか迷ったが一回目のときと同じになってしまうような気がして ふふふ
ファティマ ふふふ……そうね、大人の事情によりエスコートは中止……?
ジャック くっ…すまない…
KP/セリオ
【舞踏会場】
一回目より人が減ったとはいえ、まだ十分に賑わいを見せている。
ここでお二人は【目星】または【聞き耳】をどうぞ。
ジャック CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 51 > 成功
ファティマ CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 61 > 成功
ジャック
よかった… 一瞬聞き耳を振ろうかと思ったがしっぱいだった
えらい!
ファティマ いい出目ね!
KP/セリオ
ではおふたりとも、会場の端っこでうずくまって泣いている男の子がいることに気付くだろう。
その隣には、舞踏会にはあまり相応しくない格好をした少女が立っている。
謎の少女 「この子のお母さん、どこー!」
ジャック
KP/セリオ と、少女は大きな声で言っている。
ジャック 「……おや? あそこにいるのは… 迷子か?」
KP/セリオ ああ……お手を煩わせてしまいましたね……
ジャック ん!?? いや、俺もタイミングが悪かったので…
ファティマ 「お困りのようね……?」
ジャック
「そうだな……声をかけてみるか。
なにか力になれることがあるかもしれない」
ファティマ 「ええ。まずはお話を聞いてみましょう」
ジャック
「――おおい、キミたち」
と呼びかけながら近づいていこうか…?
男の子 「ふぇ……?」
KP/セリオ 男の子は顔を上げる。
ファティマ
「親御さんとはぐれて怖かったですね、でももう大丈夫ですよ。
お話、できますか?」
男の子に近付いて屈み、目を合わせましょう。
ジャック
「母親を探しているんだな」
少女と男の子に話しかける…?
謎の少女 「せやねん! もー全然見つからへんくてなぁ!」
男の子
「う……うんっ、ぐすっ、おはなし、できる……。
あのね、おとうさんとおかあさんと、いっしょに来たの……でも、でも……」
ジャック
「……はぐれたか……。
こんなにたくさんいるからな、見つけるのも難しいだろう」
謎の少女
「え! お父さんも一緒やったん!? それウチ初耳やわぁ!
なあなあ、お兄ちゃん、お姉ちゃん、この子の両親探したって~!」
ファティマ 「ええ、少し探してみましょうか。見つかると良いのですけれど……」
KP/セリオ 君たちは好きな技能で、男の子の親探しを手伝うことができる。
ジャック
「探すと言っても……? そうだな、キミ……俺達と一緒に少しあるこうか」
好きな技能で…
男の子
「うん……」
二人について行く。
ジャック
手をつなごうな……。
なんの技能がいいかな…と思ったが人探しに役立つ技能がない
KP/セリオ ご提案によっては、補正等をお付けいたしましょう。
ジャック んん!? なるほど……とはいっても、め、めぼ… ううん
ファティマ
私の場合は、無難に【追跡】……かしら?
ジャックは【心理学】とか? 【信用】で周囲の方から聞きだしてみるとか?
ジャック 心理学…… 心理学のほうが高い… なるほどな…
KP/セリオ 1d40+10 (1D40+10) > 36[36]+10 > 46
ジャック
呼びかけてみて周囲の反応からどのあたりにいるか察知する…?(?)
…??????
KP/セリオ +46の補正……? で……???(???)
ジャック 99だな…?? 凄い出目を出したな…
KP/セリオ こんなに出目が高くなるとは思っていなかったのでございます。
リケ さすが。優秀だな私のセリオは
KP/セリオ ふ、ふふ……? 影ながらサポートをしていますよ……!
KP/セリオ
そうですね、上限99で補正をつけて、お好きな技能をどうぞ。
初期値の技能でもいいですよ……(大の字寝)
リケ ふっふ、かわいいな……(大の字の隣に横になる…?(????)
KP/セリオ ごろん……ぎゅっ……(充電…… ???
リケ ひゃっ…!? ………(固まっている…?
ファティマ それじゃあ私が【追跡】を振ってみて、後続のジャックが振りやすいようにつなげるわ?
ジャック
なるほど……? それがいいかもしれない。
頼んだよ、ファティマ
KP/セリオ では+46の補正でどうぞ……。
ファティマ CCB<=(50+46) 【追跡+46】親御さん……? (1D100<=96) > 56 > 成功
ファティマ 補正があって助かったわ
ジャック
そうだな……いい感じだ!
俺は…どうするかな…
うん、信用で聞くのがいいだろうな…
よーし、やるぞ
KP/セリオ
最初は仮想卓通り+10くらいにしようかと思ったのですが……
ついつい甘くしてしまいましたね……(リケをぎゅっとしたまま……
ジャック なるほど、リケをいけにえにすると…?(??)
ジャック
では俺は彼女の行く先々で男の子を探している様子の男女を見なかったか聞いてみよう。
あふれる信頼オーラで
KP/セリオ いけにえ……!?!? そんな……そういうわけでは……
ジャック CCB<=47+46 【信用】 (1D100<=93) > 30 > 成功
リケ ん? ふふ……いけにえでもかまわないよ(すり…?
ジャック よかった…成功した
ファティマ 元の数値でも成功ね! 流石あふれる信頼オーラだわ!
ジャック はったりをきかせる? のはとくいなのかもしれない…?
KP/セリオ う……そういう事を軽はずみに口にしてはいけない……(ぐら……ぐら……
KP/セリオ
ではファティマさんが男の子の特徴を元に、似たような経済状況の装いをした夫妻の道筋を探る傍ら
ジャックさんは周囲の人々に声を掛けてより情報の精度を高めていく。
ジャック ふふふ……連携プレーだな
KP/セリオ そうしてしばらく会場内を歩いていく内に、男の子とよく似た両親を見つけ出すことに成功するだろう。
ファティマ ふふ、息ぴったりね! 流石は我が主人だわ。
男の子 「……あ! おとうさん! おかあさん!」
ジャック
「ええ……あちらのほうですか……ありがとうございます」
お礼を言って顔を向けた先にご両親が居てびっくりする。
ファティマ 「良かった、合っていたみたいね」
ジャック ご両親のそばに行こう
KP/セリオ
男の子は両親の元へ駆け寄り、抱擁を交わす。
君たちが両親のそばへ行くと、男の子の両親は何度もお礼を述べ
「こんなところまで来て、家族とバラバラになるのは悲しいですから」
と微笑んだ。
ジャック
「……ええ、そうでしょうね。
見つけられて本当に良かった」
ファティマ
「ええ、本当に良かったです。
これからも、しっかり手を握っていてあげてくださいね」
男の子 「ありがとう! おにいちゃん、おねえちゃん!」
ジャック 「どうしたしまして」
ファティマ 「ご両親と仲良く過ごせますように」
男の子 「うん! ばいばい!」
KP/セリオ
男の子が笑顔で手を振ると、両手を父親母親に握られて──
家族3人黄金の星屑となり、宙へ消えていった。
ジャック
「ああ、ばいば…い……」
手を振り返そうとして、星くずとなった三人を驚いたように見つめている
ファティマ 「あ、……行ってしまったのね……」
ジャック
「……そのようだ」
「……最後に家族に会えて、幸せだったろうか…」
ファティマ
「ええ、愛する人と一緒なら、きっと……。
あの子も、ご両親も、幸せそうに笑っていたわ」
KP/セリオ
君たちがぽつりぽつりと呟いていると……
誰かがジャックさんのお尻の辺りをべしべしと遠慮なく叩いてくるだろう。
君が驚き振り向くなら、そこには先ほど男の子と一緒にいた少女がにこにこと屈託のない笑みを浮かべていた。
謎の少女
「いや~ほんまおおきになあ~!
お兄ちゃんもお姉ちゃんも、人探しめっちゃ上手やん!」
ジャック
「ぅおわっ…!? な、なんだ…?
キミは……さっきの…」
ファティマ 「こちらこそ、お声掛けくださってありがとうございました」
ジャック
「そうだな。キミのおかげでさっきの男の子を助けることができた。
ありがとう」
謎の少女
「どーいたしまして! もっと褒めてもええねんで! 何も出んけどな!
……ほなね!」
KP/セリオ 少女は君たちにお礼を言うと、ぱたぱたと風のように去っていった。
ジャック
「……えっ? あ、ああ……
ば、ばいばい…?」手を振っている間に立ち去ってしまった……
そして普通に走り去っていったな…
ファティマ
「なんだったのかしらね……?
ああでも、そろそろ舞踏会が始まりそうだわ」
ジャック 「舞踏会か……追いかけている暇はなさそうだ」
193
そして……すみません、意識が朦朧としてきました…
良ければ切りの良いところで……
けみかる はい……申し訳ない! ここで切り上げますね!
193
いや……こちらこそ申し訳ない…!!
おねがいします…
KP/セリオ
君たちは首を傾げながらも、ペアをどうしようかと考え始めることだろう。
といったところで、本日三日目はお開きといたします。
続きはまた次回。二回目の舞踏会からですね。
お疲れ様でした。
ジャック
ああ、今日もありがとうございました。
また明日もよろしくおねがいします
ファティマ
本日も遅くまでありがとうございました!
明日もよろしくお願いいたします。
ジャック うん、それじゃあ……今日のところはおやすみ、ファティマ、けみかえるさん。
ファティマ
ゆっくりお休みになってくださいね……!
それでは、おやすみなさいませ、ジャック、藺草さん。
ファティマ
二回目の舞踏会……
シルヴィア様とセリオさんの時は、ペアを変えたみたいだけれど……?
ファティマ こそ……
ジャック がしっ
ファティマ ?!
ジャック ふっふっふ つかまえたぞ
ファティマ
驚いたわ……。
そうね、かくれんぼで見つけるのは得意だけれど、鬼ごっこはジャックの方が得意そう……?(ふわふわ
ジャック
そうかも? 鬼ごっこでは確かに負けないだろうな……。
RESB(15-10) ダッ (1d100<=75) > 70 > 成功
うん
ファティマ ! ……また捕まってしまったわ
ジャック ふふ…… どこに居ても捕まえ……たいな、うん
ファティマ ふふ……? 私もどこに居ても、貴方を見つけたいわね……。
ジャック
待ってるよ、もちろん。
キミに見つけてもらえるまで…?
KP/セリオ
さて、お互いの気持ちをそれとなく確かめ合っていただいたところで……
本日も始めてまいりましょうか。
KP/セリオ
クトゥルフ オブ ザ マスカレード 四日目
再開いたします。
ジャック
た、たしかめ……?
……ああ、今日もよろしくおねがいします。
ファティマ よろしくお願いいたします。
KP/セリオ
前回は二回目の舞踏会開始直前。
迷子の男の子の両親を無事に見つけて見送ったところまででしたね。
ジャック ああ。家族みんなで行けてよかった……のかな…
ジャック
全く関係ないが家族全員で来てるっていうのは…
それは……………
CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 9 > スペシャル
なるほどな…
ファティマ ああ……いい出目……
ファティマ ご両親もおっしゃっていたけれど、離ればなれのままよりは良かったのではないかしらね。
ジャック
そうだな…悪い方に考えるのはよくない。
俺の悪い癖だ
ファティマ ふふ……常にいろいろな可能性を考えるのはいつも悪い事とは限らないわ。
KP/セリオ 君たちがそうして囁き合っていると、様子を見ていたのかマリアが話しかけてくる。
マリア
「ボンジュール! おふたりとも。迷子のお子さんを助けて差し上げたのですわね。
とてもスマートで、素敵でしたわ!」
ジャック
「ぼ…ボンジュール…? マリアさん。
見ていたのか…」
ファティマ 「ふふ、ボンジュール……?」
マリア
「ええ。舞踏会前に既に目立つだなんて、流石ですわね」
「そうですわ! マリアのダンスレッスンはまだ途中ですが
今の実力を見るために、どちらかおひとり、私と一緒に踊りませんこと?」
ジャック 「今の実力……」
リケ
絵面…
もう知っている身としてはナイア公爵(?)にこそパートナーを預けたくはないな…
KP/セリオ
ふふ…… 我々の時の二回目は、私がナイア公爵(?)と踊ったのだったね。
失敗するとHP減少が発生するから
現在のおふたりの技能値ではやや悩みどころではあるな……
リケ あっ……そうなんだ(ふんわふんわ
ジャック
choice ジャック ファティマ(さん) (choice ジャック ファティマ(さん)) > ファティマ(さん)
「ふむ……比較して成長をはかる、という意味では……
ファティマ、キミが見てもらうのがいいかもしれないな」
ファティマ
「そうね。前回もご一緒させていただいたから……
それではマリアさん、引き続きお相手のほどよろしくお願いいたします」
マリア 「ええ、こちらこそ! それでは、参りましょうか」
リケ マリア…かわいいな…
マリア ふふ、お友達に言われると嬉しいわ!
リケ
ふふ…また舞踏会で会えるといいな
毎年やってそうな気がする
ファティマ 「はい。……それではジャック、また後で」
KP/セリオ
ファティマさんとマリアは、先に会場の中央へと進んでいく。
一人残されたジャックさんの元に、前回と同様ナイア公爵がやってくることだろう。
ジャック
「ああ、いってらっしゃい。ここで見ているよ。
………な」
「ナイア公爵……」
KP/セリオ あの三人と毎年顔を合わせられるのは嬉しい事だな。
ナイア公爵 「おや、またお一人ですか?」
ジャック
「え、ええ……。
俺は壁の花にでもなろうかなと…」?
ナイア公爵
「それは随分勿体ないですね。
私もちょうどお相手が居ないので、もう一曲いかがでしょう?」
ジャック
「……?? ええと…?」
「……誘いを断るのはマナー違反でしょうね。
俺で良ければ…?」???
KP/セリオ 男性をお誘いするのって難しいですね
ジャック
中の人が混乱しきりだな…
ふふ、でも悪い気はしないぞ
ナイア公爵 「ええ。そろそろ曲が始まりますし、まいりましょうか」
ジャック こわいが…(PC感情
ジャック 「あ、ああ……」
KP/セリオ
一回目と同様、ジャックさんはナイア公爵、ファティマさんはマリアと踊る事となる。
メルドの演奏が始まると同時に、人々はステップを踏み始めた。
ジャック まあFE風花雪月で男主人公でも男性にダンスに誘われるアレがあるからあんな感じかな…?
KP/セリオ
それではジャックさんは【芸術:ダンス】+50の補正
ファティマさんは+20の補正でお振りください。
ジャック あっ! そっか補正がまだあるのか…(無いと思ってた
ファティマ なるほどね……?
KP/セリオ 補正はまだありますね。
ジャック
ファティマたちはともかくこちらにもあるとは思ってなかった顔をしている
すまない…ファティマ…
ジャック CCB<=5+40+50 【芸術(ダンス)】 (1D100<=95) > 11 > スペシャル
ファティマ CCB<=45+20 【芸術(ダンス)】 (1D100<=65) > 23 > 成功
ジャック とってもえらい!!!!!!!!
ファティマ
いい出目ね、ジャック!
二人とも成功でよかったわ!
ジャック ああ、ほんとうに……!
KP/セリオ
ではお二人ともMP+5を獲得できる。
その際、周囲に舞っている金色の光が、自分の中へ入ってくるのが分かるだろう。
ジャック MP5を獲得できる…?????
KP/セリオ はい。成功するとMP+5を獲得できるとシナリオにはありますね。
ジャック
シナリオをきちんと読んでいないのがバレたな…
なるほど…
KP/セリオ もしかしたらこれを取り入れると、ややぬるくなりはするのかもしれません。
system [ ファティマ ] MP : 13 → 18
system [ ジャック ] MP : 12 → 17
ジャック なるほど……回復した記憶があんまりないものな…
マリア
「立ち回り、そしてパワー……
教えた事をしっかり活かしておいでですわね、ファティマさん!」
ファティマ
「お褒めに預かり光栄にございます。
マリアさんのご指導のお陰です」
マリア
「うふふ。あと一回、ダンスレッスンはございますから。
しっかり技を盗んで、マスターしてくださいまし!」
ファティマ 「はい。次回もよろしくお願いいたします」
KP/セリオ
ファティマさんとマリアは会話を楽しみながら、ステップを踏み交わす。
足さばきや大胆な動きは、まだ慣れないながらもマリア仕込みのものであることが分かる成長ぶりだ。
ジャックさんは、ナイア公爵の独り善がりなダンスに振り回されそうになりつつも、マリアから習得したものを全身で活かして対応する。
軽やかな足さばきは、呑み込みの早さを物語っているだろう。
ジャック
あ…相変わらず動きが読めないが……
先程よりはついていけている…?
「………」
ジャック はからずもこちらも成長チェックになっている…
ファティマ 時々うかがっては、更なる成長ぶりに私はにこにこしているわ!
KP/セリオ そしてダンスの最中、ナイア公爵はジャックさんへ次のような事を聞いてくるだろう。
ナイア公爵 「ところで君は、神を信じるかい?」
ジャック
「……神?」
「……どのような神かによる」
信仰的な意味で
ジャック
俺(の中の人)は実はそこまで宗教には詳しくない…
キリスト教かそれ以外かで言ったらおれはキリスト教なんだろうな。生活に根付いているので深く考えていないかもしれない。
ファティマ
そうね、国民の割合としてはキリスト教でしょうね……。
英国国教会のことは全然わからないけど……。
ナイア公爵
「なるほど。君の信じる神が存在するということか。
……それなら、神と人を隔てるものは何か分かるかな?」
ジャック
「……成せることの範囲だろうか。
人間が出来ることには限界がある」
193 ワカラナイ…
KP/セリオ パッと聞かれても難しいですよね。
ジャック
うん………
そしてぱっとおもいついたのがこれだった……
人間には限界があると思うことで諦めることができるということなのかな…などと考えていた
ナイア公爵
「ほう。分からない、とは言わない。君の神は全知全能であると信じているんだ、敬虔だね。
それも結構。けれどこの屋敷を調べていく内にもっと、具体的な答えが見つかるはずだよ」
「そうだな……これは君と君の従者、ふたりへの宿題だ。
よく探索して、よく考えておいで」
KP/セリオ ジャックさんは【目星】をどうぞ。
ジャック
「……宿題…?」 あっ
CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 36 > 成功
KP/セリオ
では、薄く微笑む彼の顔にノイズが走る。
ジャックさんは一瞬、彼の顔が何か別の生物の頭にすり替わったような気がするだろう。
SANc 1/1d6
ジャック
CCB<=53 【SANチェック】 (1D100<=53) > 72 > 失敗
あっ
1d6 (1D6) > 1
ジャック !!!!!
system [ ジャック ] SAN : 53 → 52
ファティマ 実質成功ね……! えらい……!! えらいわ!!
ジャック よかった…ほんとうに…
ジャック 「……っ! その、顔は…?」
KP/セリオ ジャックさんが指摘をする頃には、また元のナイア公爵の顔に戻っている。
ナイア公爵 「私の顔に、何か?」
ジャック
「………いや…」
「なにも…」
目が疲れてるのかな…
ナイア公爵
「少しお疲れのようだね? 探索しつつ、適宜休むといい」
「それでは、また」
ジャック 「……ええ、そうします」また…
KP/セリオ ナイア公爵は、曲の終わりと共に立ち去るだろう。
ジャック
見送るだろう……
「一体何者なんだあの人は…」
KP/セリオ 曲が終われば、ジャックさんは再びファティマさんやマリアと合流することができる。
ジャック
「……ファティマ、マリアさん。
おかえりなさい」
ファティマ
「お疲れ様、ジャック。……ええ、ただいま。
見事な足さばきだったわね」
ジャック 「キミこそ……ダイナミックに上手く踊れていたな、ファティマ」
ファティマ
「あら、見ていてくれていたの? ありがとう。
レッスンの成果をお互い発揮できていたみたいね」
KP/セリオ
舞踏会が終わると、時刻は13時過ぎ。ちょうどお昼時である。
マリアが声を掛けてくるだろう。
マリア
「ジャックさんもファティマさんも、お疲れ様でした。
よろしければ、私と一緒に昼食を囲みませんこと?」
「私、腕によりをかけて、お二人に手料理を振る舞いますわ!」
ジャック 「昼食を? ……そういえばドラゴンフルーツを食べただけですましていたな、ファティマ」
ファティマ 「そうね。マリアさんやメルドさんからいただいたお菓子と、ドラゴンフルーツだけでは流石に少しもたないかしら」
ジャック そうか、お菓子もぐもぐしてたな…
ファティマ
少なくとも、ガレットデロワをひと切れはいただいているわね。
ジャックはチョココロネもいくつか……
ジャック (もしかしてわりとおなかいっぱいなのでは…)
ファティマ そんな、ジャックは食べ盛りでしょう? まだまだいける……のでは……?
ジャック
CCB<=(14*5) 【CON】 (1D100<=70) > 5 > 決定的成功/スペシャル
いける
ファティマ !?
KP/セリオ
これは余裕ですね。
choice クリチケにしてもいいですよ 残念ながら雑談ですからね…… (choice クリチケにしてもいいですよ 残念ながら雑談ですからね……) > 残念ながら雑談ですからね……
我ながら妙なところで厳しい
リケ
ふふ……
しかし……よく食べるな
ファティマ たくさん食べるといいわ。(にこにこ……
リケ
CCB<=(14*5) 【CON】 (1D100<=70) > 82 > 失敗
なるほど…?? なぜ…
KP/セリオ おや、珍しい。おやつを食べ過ぎてしまったか?
リケ そうかもしれない…余裕だと思ったんだが……
KP/セリオ CCB<=(10*5) 【CON】 (1D100<=50) > 26 > 成功
ファティマ
CCB<=(10*5) 【CON】 (1D100<=50) > 26 > 成功
!?
リケ
ふふふ…!?!?
どちらもお腹が空いてる…のか?
かわいいな…
ファティマ
ダンスをするとどうしてもカロリーを消費するのでしょうね。
セリオさんも……キーパリングしながら裏で踊ったりなんだりされているから……
それにしても、こんな所で貴方とお揃いなのは……
ジャック
「俺も空腹になってきたところだ。
せっかくだしいただこうか」
ファティマ
「……ええ、何だか私もお腹がすいてまいりました。
ご相伴に預からせていただきます、マリアさん」
マリア 「良かった! それではキッチンへ参りましょう!」
KP/セリオ 君たちは、マリアと共に再度キッチンへ向かう。
マリア
「では、早速作ってまいりますわね。
お二人は、しばらくここでゆっくりなさっていてくださいまし!」
ジャック
「ああ……よろしくおねがいします。
楽しみだな、ファティマ」
ファティマ
「ありがとうございます。
ええ、とても楽しみだわ」
ジャック
座って…? まつ…?
いや調理の様を見ている…?
KP/セリオ
マリアは鼻歌混じりに調理を開始するだろう。
調理の様子を見ているならば、君たちが手伝おうと手伝わまいと、あまりよくない方向に調理が進んでいるのではないかとにわかに不安を覚えるかもしれない。
しかし、当のマリアはお構いなしに調理を続けている。
ジャック え……
ファティマ 「あ、あら、大丈夫かしら? 手伝った方が……?」
ジャック
「あー……その、マリアさん?
なんだか料理の気配が…普通ではないような…?」
マリア
「まあ! ご覧になっておいででしたのね。でもご安心くださいまし。
おふたりに振る舞うということで確かに緊張はしておりますが、中々上手くいっておりますわ」
ファティマ 「うま、く……?」
ジャック
「上手く…いっている……?
そうか……」料理のことは詳しくはないから本当のところはそうなのかもしれない…
KP/セリオ
君たちが首を捻りつつ見守っていると、やがてマリアが食事を持ってこちらへ向かってくるだろう。
笑顔で彼女の両手に乗せられた皿の中にあるものは──
およそこの世のものとは思えないものだった。
ジャック 「………!?」
マリア 「お待たせいたしました。さあ、どうぞ召し上がれ!」
KP/セリオ
肉や野菜、卵を使用したランチプレートらしいが、皿の上に広がる光景は焼け野原に等しい。
最早どれがどの材料かの境界すら判別の付かない消し炭である。
見た目からして、とても食べられたものではない。
調理段階から覚えていた不安が的中したようだ。
それでも勇気を出して、あるいはマリアの真っ直ぐな厚意に打たれて口に運ぶなら
歯が折れそうな固さに襲われ、死を予感させる味が広がった。
君たちが亡霊に近しい半死状態でなければ、到底耐え得る事のできなかったものだろう。
ジャック
まあ……食べるだろう。
「………ぐっ…!?」
ファティマ
「い、いただきます! …………」
「……う、く、……こ、これは……」
ジャック
「…………っ……」
ガリ…ゴリ……?
ファティマ 「なかなか、食べ応えがあります、ね……?」
ジャック
「あ……ああ、これは腹が膨れそうだ」
食べきれるかな……(無になりながらなんとか噛もうとする
マリア
「まあよかった! 私の得意料理ですのよ。
お二人に召し上がってもらえて良かったですわ!」
KP/セリオ マリアが純粋に嬉しそうにしている手前、どうにか咀嚼して飲み下す事ができるだろう。
ジャック
よかった……
ゴリッとした感触が喉に…?
KP/セリオ 焦げを通り越した苦味とハードな食感が癖に……はなりませんね。
ジャック ならなさそうだ…残念ながら…
ファティマ
「ご馳走くださって、こちらこそありがとうございました。
中々いただく機会のない食事でした。……ね、ジャック?」
ジャック
「……ああ、非常にその……興味深い味だった。
ありがとう、マリアさん。俺たちのために食事を作ってくれて」
マリア
「とんでもございません。
私のランチにお付き合いくださって、とても嬉しいですわ!」
「私、お……公爵様からもメディからも避けられていますし、ここで仲良くなった人はすぐに昇天してしまいますでしょう?
ランチの時間にはほとんど、一人でいることが多かったのですわ」
ジャック
「昇天……ああ、そうだったんですね。
……避けられている? 彼らに…?」
ファティマ
「そういえばナイア公爵様は、マリアさんに対しては何だか態度が異なっていたような。
しかし、メルドさんは、……あれは……?」
マリア
「どうして公爵様とメディに避けられているのかは、分かりませんの。
きっと知らないうちに、自分が迷惑をかけてしまったのだと思いますわ」
「あのお二人にこれ以上迷惑をかけない為に、出来ればこの舞踏会から出たいと思っているのですけれど
その為に必要なもの……『自分の名前』を、私もずっと思い出せずにいますの」
ジャック
「……そんな…迷惑をかけないために…?」
「自分の…名前…」
ファティマ 「一回目の舞踏会の後も、出たいとおっしゃっていましたが、そのような理由だったのですね……」
マリア
「はい。その……お二人も、ここから出て、帰るための方法をお探しなのでしょう?
ですから、あの……」
ジャック
「マリアさんの本当の名前か……
俺たちがあてられればいいんだが… え?」
マリア
「夜までで構いませんので……
よろしければ、こうして時々私と一緒にいてくださいますか?」
ジャック
「それは……もちろん」
ファティマの方を伺いつつ?
ファティマ
「ええ、こちらこそ、我々でよろしければ喜んで」
ジャックの方を見て頷きつつ
マリア 「! ありがとうございます……!」
ジャック
「いや…こちらこそ。
ここに来たときから気さくに色々と教えてくれて助かっている」
マリア
「お役に立てていたのでしたら嬉しいですわ!」
「ずっと名前を思い出せない私は、もしかしたらもうここからは出られないかもしれません……
けれど、ジャックさんとファティマさん、お二人が無事にお帰りになるための協力は惜しみませんわ」
ファティマ
「私たちが帰る方法を探す過程で、マリアさんのお名前も探してみましょう。
叶うなら、一緒に出られた方がいいですもの」
ジャック
「そうだな……どうやって思い出すのか方法が全くわからないが……
もしかしたら同じ方法で思い出せるかもしれない。まだ希望を捨てるべきじゃないな」
マリア
「ジャックさん、ファティマさん……。ありがとうございます!
そうですよね、まだめげるには早いですわね!」
「まだ、ここでやりたい事もありますし……そうですわ!」
「おふたりに、実はひとつお付き合いいただきたい事がございますの……」
ジャック 「……? なんだろうか」
マリア
「ある人にクッキーを渡したいと思っておりますの。
ただ、私もクッキーは作った事がなくて……一緒に作ってくださいませんか?」
ジャック
「クッキー……お菓子か
難しそうだな…」
ファティマ
「手作りをお渡しになりたいのですね、なるほど……。
初めてという事であれば、確かにお手伝いをした方がよさそうですね」
ジャック
「俺は手伝えることはなさそうだが……
一緒に作ってみるのは全く構わない。面白そうだ」
マリア 「ありがとうございますわ!」
KP/セリオ
マリアのクッキー作りを手伝うならば、料理に関する技能か、【DEX*5】、【APP*5】を振ることができます。
なお、技能消費はありません。
ジャック 芸術で振るべきか…?
ファティマ ジャックはどちらも高いから、……え??
ジャック
え? いや……
得意ではないだろ…
ファティマ やった事は無くても、思わぬ才能を発揮するかもしれないわ??
ジャック
なるほどな…?
choice 芸術 DEX APP (choice 芸術 DEX APP) > 芸術
………
ファティマ ???
ジャック なるほどな…
ファティマ サポートするという事なら……私はこの中ではまだ高いAPPで振りましょうか……。
ジャック
ん? ふふふ……
がんばれ……!!
ファティマ
では私は【APP*5】を振ります。
CCB<=(12*5) 【APP】 (1D100<=60) > 37 > 成功
ファティマ ……ほっ
ジャック
よし、振ってみよう。
芸術【料理】技能だ(ファティマさんが成功したから気楽――
CCB<=5 【芸術(料理)】 (1D100<=5) > 17 > 失敗
ファティマ 惜しいわ!?
ジャック
ふふ…… 上手くできたな。
うーん…… ふふふ
ファティマ DEXでもAPPでも同値だから成功ね? 実質成功よ……!
ジャック
俺に甘すぎないか?
だが……ありがとう。
ちょっとこのクッキーは固く焼けるかもしれないが
ファティマ その記憶は無いけどこうして一緒にお台所に立つ事もあまりないから、本能レベルで浮かれているのかもしれないわ……?
KP/セリオ
それでは、ファティマさん主導でマリアにクッキー作りの方法を指南していく。
マリアと共に苦心しつつ、ジャックさんも共に、ランチとは異なりかなり食べられそうな見た目のクッキーを作ることができるだろう。
可愛らしい装飾のアイシングクッキーが出来上がった。
マリアは何やらそのクッキーの表面に頑張って文字を書いているようだったが
体や手を使って隠しながら書いており、その文字を読むことはできない。
ファティマ
「上出来ですね、マリアさん!
ジャックも不慣れそうな事をおっしゃっていたけれど、流石、器用だわ」
ジャック
「ん…? そ、そうか?
少し不格好だが……味が良ければいいか」
味がいいかどうかはわからないが…
「マリアさんも上手くできたようで良かった」
マリア 「お二人のご協力のお陰ですわ!」
ファティマ
「生地は分量を量って同じ物を使っていますし……
何より心を込めているから、きっとどれも美味しいはずです」
「……そうね、ジャック、貴方には綺麗に焼けたものを特別に差し上げるわ。
……ほら」
自分が焼いた物をひとつつまんで、ジャックの口元に持って行く
ジャック
「えっ!?」
えっ…!? お、驚いた顔でファティマをみる…?
「あ、ああ……
えっと……」
「ありがとう、いただくよ」
口を開けてそっとクッキーを口に挟む…?
193 すごいどうようした
ファティマ え……? ふふ、やられっぱなしは性に合わなくて……??
ジャック サク……と焼きたてのクッキーの食感に思わず顔がほころぶ…?
ファティマ
「ふふ……ジャックも頑張ってくださったものね」
味わっているジャックを見つめて頬を緩ませる。
ファティマ かわいいわね…………ジャック……
ジャック
「そうかな…? キミの頑張りには到底及ばないけど…ありがとう。
俺が食べたのより上手いとは思えないけど、俺が作った方も…食べる?」
ジャック
ぐぬ……
なんか謎の誤字もするし…
ファティマ ふふ、動揺がタイピングに……?
ファティマ
「そうね、お味見させていただこうかしら」
ジャックが作ったものに手を伸ばそうとするけれど……?
DEXで負けるかしら……?
ジャック !?? DEX対抗PvP…?
KP/セリオ ?? どうぞ……??
ジャック
RESB(15-10) クッキーを摘まむ手 (1d100<=75) > 14 > スペシャル
「うん、それじゃあ食べさせてあげよう」
ファティマ とても……いい出目ね……?
ジャック そうだな…?? どうしても手ずから食べさせたかったのかもしれない
ファティマ 「えっ……?」
ファティマ 餌付けが好き……
ジャック
「ほら。キミもさっき食べさせてくれたじゃないか?」
一枚、比較的きれいに焼けたのを手に持って口元に差し出す…?
ジャック ふふ…手に乗るまで…?(?)
ファティマ
「そ、そうよね……! それじゃあ……いただきます」
クッキーに顔を寄せて、開いた唇で迎える。
ジャック
「どうぞ」
放り込むんじゃなくてきちんと口の中に入るまで持っておく…?
様子をじっと見ている
ファティマ
「……うん、しっかり焼けていてサクサクだわ。美味しい」
しばらく味わった後、ふんわり微笑む。
ジャック 「……! そうか、よかった」
KP/セリオ
君たちがそうしたやり取りをしている間に、マリアは集中してデコレーションやラッピングを終えていたようだ。
いつの間にかお二人の様子をにこにこと見守っている。
マリア 「お二人は本当に、仲がよろしくていらっしゃるのですね!」
ジャック 「えっ… そ、そう見えるだろうか…」
マリア
「ええ、とても! 確か、ファティマさんがジャックさんにお仕えしていらっしゃるのでしたわね。
剣の腕も立たれるようですし、きっと記憶を喪う前も支え合っておいでだったのでしょうね……!」
ファティマ
「そうですね、私は……
従者でありながら、ジャックに友としても認められている……という事だけは、覚えておりましたから、きっと……?」
ジャック
「……ああ、きっとそうだろうと思う。
こうしているのが自然で……嬉しいから」
マリア
「まあ素敵!
お二人が並び立って剣を振るわれるお姿を、また間近で拝見したいですわ!」
「そういえば、次に皆様が集まる16時からは剣術大会の決勝戦がございますわね。
大食堂で予選が開かれているみたいでしたので、参加をご希望されるなら、お時間までに行かれてみるのがよろしいかもしれませんわ!」
ジャック
「大食堂で? 予選か……
後で向かってみようか、ファティマ」
ファティマ 「ええ、剣もお借りしたことだし、折角なら剣の実力も測りたいわね」
ジャック 「うん。……他の人の腕はどれくらいなんだろうな…」
マリア
「確か……今のところは公爵様がほとんど一人勝ち状態だと、メディが言っていたような……?」
「でもお二人ならきっと行けますわ!
決勝戦にもし進まれたなら、私、お二人のことをしっかり応援いたしますわね」
ジャック 「ナイア公爵が……なるほど、あの方もお強いのか」
ファティマ
「背が高くて、力もお強そうでしたものね……
骨のあるお相手ということであれば、剣を交えるのが楽しみです」
ジャック
「………」
「楽しみ……。そうだな、俺も楽しみだ」
何かを決意する音…?
ファティマ え? 決意……??? 勝利を決意……??
KP/セリオ
ということで、こちらでマリアのサブイベント①がクリアとなります。お疲れ様でした。
予選に出場するべく大食堂へ向かうならば、自動的にナイアイベントとなりますが
ここからまた5技能分ずつの自由時間でございます。
system [ KP/セリオ ] ジャック : 0 → 5
ジャック ……がんばるぞ
system [ KP/セリオ ] ファティマ : 0 → 5
ジャック そろそろナイア公爵のイベントにいっておいたほうがいい気は確かにするんだよな
KP/セリオ 進めるイベントはマリアイベント①のつづき、ナイアイベント①
KP/セリオ
■会場散策■
【舞踏会場】
0/1
【2F廊下】
0/3
【大食堂】
0/1
【庭園】
1/2
【キッチン】
2/2
【???】
0/3
【???】
0/2
【???】
0/3
KP/セリオ 現在の探索状況は情報の通りです。
ジャック
ああ、ありがとう。
助かるよ。
つぎは……ファティマ、君の番だったか?(チョイス
ファティマ
そうね。この時間内にはナイア公爵様のイベントに行けると良いのだけど……
まだ余裕があるから、振ってみましょうか。
choice マリアさんイベント ナイア公爵様イベント 探索 (choice マリアさんイベント ナイア公爵様イベント 探索) > マリアさんイベント
ジャック 戦闘を強化していく
ファティマ マリアさん一点集中ね……!
ジャック ふふ……仲良くなりたいのだろうか
ファティマ
私は随分お世話になっているから?
メルドさん視点のような感じで……放っておけないのかもしれないわ。
ジャック なるほど……そうだな、できるだけ一緒に行動したい理由もできたことだし
ファティマ
「ねえジャック、ダンスレッスンをしながら剣術にも通ずる何かを掴めるなら
予選へ出場する前に、ダンスレッスンを修了するのがいいのではないかしら」
ジャック
「……なるほど、さすが。
いい考えだ」
「確かにナイア公爵は手強そうだし……
学べることは学んでからのほうが良さそうだ。
早速マリアさんに会いに行ってみよう」
KP/セリオ
ではジャックさんとファティマさんは、マリアを探して庭園へ向かう。
彼女はお茶の時間を優雅に楽しみつつ、陽光を浴びて心地よさそうに風に吹かれている事だろう。
お二人の姿を認めると、花がほころぶような笑顔を向けて歓迎する。
マリア 「ボンジュール! 先程ぶりですわね」
ファティマ 「ふふ……ボンジュール、マリアさん」
ジャック
「ぼ、ボンジュール。ああ、先程はランチをありがとう」
「改めて、3度目のレッスンを受けに来たんだ。
お願いできるだろうか?」
マリア 「早速お越しくださったのですわね! もちろん喜んで」
KP/セリオ
マリアは立ちあがり、庭園の広い所へとお二人をいざなう。
柔らかな日差しは一番高い場所へと差し掛かっており、花々をキラキラと照らしていた。
マリア
「それではマリアのラストダンスレッスン……
第三回、開始ですわ!」
ファティマ 「いよいよ最後ですね。よろしくお願いいたします」
ジャック 「ああ。少しさみしい気もするが……よろしくお願いするよ」
ジャック
時間帯によるびょうしゃ……かわいいな
お花がキラキラ…
マリア
「はい! それでは、まずは前回までのおさらいから」
「ダンスに重要な三つの要素のうちふたつは、立ち回り、そして力で繰り出す大胆な技……でしたわね。
では、三つ目の要素は何だと思いますか?」
ジャック
「立ち回り…力……3つ目……」
心技体的に言うと…次は……心…?
リケ
私と似たようなことを考えてるな…
なんて言ったっけ…
ファティマ なるほど……? 気持ち……?
ジャック
そんな感じだ。つまり……
「た…楽しむ心…?」??????
KP/セリオ
私はこの辺り何も考えていなかった気がするな……
何も覚えていない……
リケ
ふふふ…!? そうだったのか
なんか凄い……考えてた気はするのに本当に覚えてない。外したことしか
恥ずかしがらない心とかそんな感じだったかもしれない。
……どういうことだ?
ファティマ
「確かにそれは重要そうね……!
私は相手と息を合わせる事かしらと思ったけれど、ダンスの種類によっては一人で踊る事だってあるものね」
KP/セリオ それはダンスというより、我々に必要なものだった……?
リケ なるほど…? いざ踊るとなったら照れまくっていたものな…
マリア
「楽しむ心に、息を合わせる事……
技術や体が伴わずとも、心で踊ることは確かに大事ですわね!」
「あくまで私の考えではございますが、最後のひとつはダンスの真髄を一言で表すもの……」
「そう、ダンスとは、一番目立つ人が会場のトップに立てるのですわ!」
ジャック 「目立つ…? トップ…?」
マリア
「ええ、立ち回りやパワーを身に着けたダンスは自ずと目を惹きますでしょう?
そこから更に高みを目指す為に、より目立つすべをお教えいたしましょう!」
ジャック
「よ、よろしくおねがいします…?」
剣術大会で…目立つ…とは…
ファティマ
「がんばります……!」
観客の目を惹いて盛り上げさせ、士気を上げる……?? ???
マリア
choice[ジャックさん,ファティマさん] (choice[ジャックさん,ファティマさん]) > ジャックさん
「さあ、では今回はおひとりずつ……
まずはジャックさん、ご一緒に踊りましょう!」
KP/セリオ マリアがジャックさんの手を取って一緒に踊ろうとすると、君たちの体が太陽のように輝き、周囲を明るく照らす。
ジャック
「踊る…? ああ、わかりました。
……!?!?」
ステップを踏み始めようとしたら発光した体に驚く
ファティマ
「えっ!? 目立つって、見た目にもということですか……!?」
はわはわしている
ジャック あまりにもこう…直接的な目立ち方だな…(発光
KP/セリオ
マリアは楽しそうに笑いながら、輝きを放つジャックさんと優雅にステップを踏む。
途中まではいたって普通のワルツを踊っていたが……
ファティマ ぺかーっ
ジャック ぴかーっ
??? ぺっぺかちゅう!
マリア 「それではジャックさん、一番高く太陽に近い場所で、華麗にポーズを決めてくださいまし!」
KP/セリオ
マリアは突然、ジャックさんを空高く放り投げてきた。
南中した陽光にぐんぐん近付いて、一層君を包む光が強くなる。
ジャック 「太陽に近い場所…… っ…!?!?」
ファティマ 「じゃ、ジャック……!?」
ジャック ま、まぶしい
マリア 「さあ、その間にファティマさんも踊りましょう!」
KP/セリオ マリアの手が、がし、と力強くファティマさんの手を握る。
ファティマ 「えっ!? は、はい!?」
KP/セリオ
マリアはファティマさんとターンを決めつつ、上空のジャックさんをしっかりと見届けようとしている。
さて、ジャックさんはどのようにポーズを決められますか?
何か振りたい技能があれば振っても構いませんよ。(技能消費にはカウントされません)
ジャック そうなんだよ、ポーズ……
KP/セリオ ポーズまでとは行かなくとも、目立つ事をされてみる……とかでしょうか?
ジャック なるほど、目立つことを…
KP/セリオ
その場で変装してみる(?)とか……
トランプを……ばらまく……とか……??(???)
ジャック
ふふふふ…?????
なるほど、イメージの世界だし……変装をしてみる…?(実は投擲がないぞ!)
今見たらまるごとこぶしにかわっててびっくりした
KP/セリオ
そう、謎のこぶしもちだなと思いました。
こぶしでトランプを制御する……??
ジャック
こぶしでトランプを制御…?
こぶしはこぶしを上手く扱えるか? というぎのうだった…?
KP/セリオ ここはKPを言いくるめてなんぼかと。
ジャック じゃあなんだろう……こぶしにトランプで読んだことのある漫画のピエロキャラを真似たポーズをする…?(?)
KP/セリオ なるほど……? ではそちらで。
ジャック ありがとう… やってみるよ(いろいろとしらべつつ
ジャック
よし、それじゃあ一番高いところでこう……
なんかよくわからないけど見たことのあるかっこいいポーズをしながら、最近読んだニホンの漫画のキャラのマネを行おう
彼はトランプを使った攻撃が得意なんだ(剣術…?
KP/セリオ
承知いたしました。
トランプを使った攻撃……? 【こぶし】で振りますか?
ジャック ふ…振ってみよう
ファティマ
頑張って……!
(どうしようかしらと考えつつ
ジャック もう俺はなんか… 発狂してるのに近い気がする
ジャック
CCB<=73 【こぶし(トランプ◆)】 (1D100<=73) > 98 > 致命的失敗
!?!??!???
ファティマ !?!?
ジャック もうだめだ
KP/セリオ !? ど、どうしましょうか……??(困惑)
ジャック
わかった。
なるほどな……
じゃあなんだろう………とっさに思いついたポーズが別のだったんだろうな…
ブリッジに近いポーズをしながら叫ぶか…
(羞恥心でSANを減らしたい。SUNだけに)
「素晴らしい……❤!!」
太陽に腹を見せつけながら……????????
system [ ジャック ] SAN : 52 → 51
KP/セリオ
なるほど、SANを減らすのは勿論構いませんが……
ふふ、自主的に減らされている……
ファティマ CCB<=75 【知識】何かわかる……? (1D100<=75) > 38 > 成功
ジャック 降りてから静かに恥ずかしくなってると思う
マリア
「!? ダイナミックで見事なポーズですわね!
さあお次はファティマさんですわ。いってらっしゃいまし!」
ジャック マリアさんに驚かれている ふふふふ…
KP/セリオ
ファティマさんも、いとも容易く空へと放り投げられる。
途中、降下するジャックさんとすれ違うだろう。
マリア 私は何か分からないと思いますので、何か良い事があったのかしら? と……!
ジャック
ドウシテ……
重力のままに落下している――
ジャック ふふ…何かを察されている
ファティマ 「ひゃああ……!? えっ、ポーズ……!?」
ジャック がんばれ…ファティマ…!!
KP/セリオ
落ちていくジャックさんの真下にはマリアが待ち構えている。
足を広げて立つ彼女は、君をしっかりと横抱きで受け止めて微笑むだろう。
ジャック
「……っ!? あ、ありがとう…?」
つよい… と改めて再確認している
KP/セリオ お次はファティマさんですね。
ファティマ
ええと、そうね、それじゃあ……
【歴史】で「漁師とセイレーン」の絵画を思い出したいわ。
ジャック ほほう…… 教養を感じる
KP/セリオ
構いませんが……それは……。
いえ、分かりました。思い出せたなら、また処理を考えましょう。
ファティマ CCB<=75 【歴史】 (1D100<=75) > 49 > 成功
ジャック
……………(見てきた顔
いやかわいいけれども
KP/セリオ
ではフレデリック・レイトンの『漁師とセイレーン』を思い出すでしょうね。
どうするつもりですか。
ファティマ
それはもちろん……
「ねえマリアさん! もう一度、ジャックを投げてくださいませんか!?」
上昇しながら叫びます
ジャック ????!?
マリア 「? ……わかりましたわ! 行ってらっしゃいまし!」
ジャック 「えっ…!? うわ…っ!?!?」
KP/セリオ ジャックさんは再度素早く上空へ。
ジャック 「うわーっ…!!! ふぁ、ファティマ…!?」
ファティマ
「ありがとうございます! ……ジャック!」
高さが揃った所で、ジャックの肩に両腕を回してぴったりくっつきましょう。
ジャック
「あっ!? えっ……??」
突然のことに驚くやら照れるやら
KP/セリオ 絵画の中の、漁師を海へ引き込むセイレーンのような美しい光景が、陽光を纏いながら再現されることだろう。
ジャック
「……ふぁ、ファティマ……」
美しい表情に見惚れる…?
KP/セリオ ジャックさんも【歴史】を振れば意図が分かるかもしれませんね。
ジャック
ふ、振ってみるか…
CCB<=25 【歴史】 (1D100<=25) > 9 > 成功
??? やった…?????
意図…?
KP/セリオ 絵画を再現しようと思って、こうしているのだという事に気付くでしょう。
ジャック
あ…ああ…なるほどな…
「……っ、そ、そういうことか……
上手く考えたな」
ファティマ
「ふふ、折角のドレスを活かそうと思ったの。
ジャックにご協力いただけてよかったわ……」
ぎゅーっとしたままじっと見つめている
ジャック
「っ……」視線がウロウロし始める……
顔を近づけたほうがいいのか…?
KP/セリオ
顔は既に近いでしょうね。
今にも唇と唇が触れ合いそうです。
ジャック
「…………」分かってはいても意識せずには居られない……
無になるぞ……なるけどめにファティマのひょうじょうがやきついてしまいそうでこわい
KP/セリオ ジャックさんはどぎまぎしたまま上空のてっぺんまで辿り着き、そのままお二人で降下することでしょう。
ジャック
「あっ… おちる……っ」
えっ、ファティマをこちらからも抱きしめておく…?(ポーズ再現のために手が離れていいた…?
ファティマ
「ひゃっ……!?」
落ちることに焦るやら、抱き締められて驚くやら
KP/セリオ
では抱き合ったまま落ちてきたお二人も、まとめてマリアが受け止めてくれることだろう。
マリアのとんでもないダンスレッスンに付き合った君たちは、自動で【芸術:ダンス】+20%上昇する。
ジャック ほわ……そうなんだよな、二人合わせてもSTR-SIZ対抗で自動成功…
マリア 「どちらのポーズも、まるで素敵な絵を見ているようでしたわ!」
ジャック 「あ、ありがとうございます……」思い出し羞恥
ファティマ 「ふふ、ありがとうございます」上機嫌
マリア
「お二人とも本当にお疲れ様でした」
「最後にお教えする魔術は、【陽光の加護】。
淡く煌めく刃によって、魔術でできた特別な守りを突破できるようになりますの!」
ジャック まじゅつ…
KP/セリオ
マリアは興奮気味に伝えてくる。
レッスンが終わると、光が自身の中へ取り込まれていった。
それと同時に魔術【陽光の加護】を使用できるようになるだろう。
【陽光の加護】の効果や概要は次の通りです。
KP/セリオ
魔術【陽光の加護】※シナリオ内限定
コスト:MP1
効果 :対象は自身のみ。
所持している武器に1ターンの間、
特殊な生物装甲、魔術装甲を貫通させる加護を付与する。
戦闘技能成功後に宣言をすることで発動する。それによるターン消費はない。
概要 :加護を付与された武器は陽光を受けたかのように淡く煌めくようになる。
ジャック
「魔術……なるほど。
そういう特殊攻撃のようなものもあるんだな」
マリア
「ええ。守りに特化した戦い方をされる方もいらっしゃるようですわ」
「さて、これにて、マリアのダンスレッスンは終了ですわ!
お二人とも、最後まで本当によく頑張ってくださいました!」
「予選やご用が済まれたら、またここへいらしてくださる?
今度は、私の庭園へご招待しますわ!」
ジャック
「いや、最初から最後までわかりやすく指導してくれたから、楽しく取り組むことができたよ。
ああ、それはもちろん」
ファティマ
「ダンスだけでなく剣術や魔術まで教えてくださり、ありがとうございました。
ご招待とあらば、またうかがいますね」
マリア 「楽しみにお待ちしておりますわ!」
KP/セリオ
これにて、マリアイベント①ダンスレッスンは終了となります。
お疲れ様でした。
さて、マリアとここまで関わってきて、君たちはふと考える。
彼女は武芸やダンスに非常に精通しており、仕草がとても優雅で、相当高貴な身分だと推測される。
しかし、マナーや仕草が少し古いと感じるだろう。
【歴史】+10の補正でお振りください。
ジャック
お疲れさまでした。
すごかったな…… おや…? おぁ……
ジャック CCB<=25+10 【歴史】 (1D100<=35) > 19 > 成功
ジャック あっ
ファティマ CCB<=75+10 【歴史】 (1D100<=85) > 69 > 成功
ジャック !!!
ファティマ いい出目!
KP/セリオ
ではお二人とも、確信には至らないが、もし似たような歴史上の人物をあげるなら
彼女は「ジャンヌダルク」や「マリーアントワネット」辺りではないか、と考える。
system
[ KP/セリオ ] ジャック : 5 → 4
[ KP/セリオ ] ファティマ : 5 → 4
ジャック 花の首飾り……
ジャック 「彼女は……一体何者なんだろうな」
ファティマ
「そうね……メルドさんと同じく、いくつか歴史上の人物が思い浮かびはするけれど……
どれも何だかはっきりピンとは来ないわね」
ジャック 「……もう少し仲良くなればなにかわかるだろうか…」
ファティマ
「……確かに、もう少しヒントがほしいところではあるわね。
そうしたら、名前探しの援けにもなるはず……」
「ご招待も受けた事だし、またのちほど、マリアさんを訪ねてみましょうか」
ジャック 「そうしよう。それにはまず……予選、か」
KP/セリオ
ということで、現在残り4技能時間お持ちの状態です。
イベントはマリアイベント②、ナイアイベント①(予選)、探索状況は先ほどと変わりませんが
庭園には1技能時間消費して【目星】を振ることができます。
ジャック 目星……再チャレンジするか…?
KP/セリオ どうぞ!
ジャック CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 54 > 成功
system [ KP/セリオ ] ジャック : 4 → 3
ジャック よかった……
ファティマ やったわ! 調子が良いわね!
ジャック
このままいきたいな…
なんだか残り時間が不安なのでな…
KP/セリオ
では君たちは屋内へ戻る途中、再度白い陶磁器の円盤の様子が気になって見に行くことだろう。
それそのもの自体に変化は無い。
しかしジャックさんは、その円盤の近くの土に、小さな黒い紙の燃えカスのようなものが落ちているとに気付いた。
【物見のレンズ】を使うことで、燃えて読めなくなったところが復元されて読めるようになるだろう。
system [ KP/セリオ ] 庭園 : 1 → 2
ファティマ ふふ、なんだか焦るわよね……
ジャック
「……おや、ファティマ。
あそこに例の黒い紙のようなものがあるぞ」
「見てみないか?」と言いつつ魔術を使…?
KP/セリオ
ほのかにレンズも光を帯びていることがわかるだろう。
使う場合はMP-1です。
ファティマ 「もしかして、キッチンで見つけたメモの続きかしら……?」
system [ ジャック ] MP : 17 → 16
KP/セリオ
【黒いメモ帳-2/4】
積年の願いを叶えてくれるとのことで「あの人」と契約を交わしたが、これでは話が違う。
あれは偽物だ。
あの人は生まれてしまった偽物を壊して、なかったことにしたいらしい。
利用されたといえばそれっきりだろう。
だが、たとえ偽物だとしても、私には無視が出来なかった。
それに、これで積年の想いも遂げられるというものだ。
舞台装置は整った。
このままいけば、1週間と持たずに偽物は壊れ、消えるだろう。
消える瞬間を、この目で見届けるつもりだ。
ジャック
「その可能性があるな……よし」
拾い上げて物見のレンズでみる
KP/セリオ
散り散りになった黒いメモ帳の断片が復元され、読めるようになった。
前回見つけたメモの続きのようだ。
【黒いメモ帳】タブと下側真ん中の葉っぱに情報を掲載いたしました。
ジャック
ありがとうございます。
「……これは…また不思議なことが書いてあるな」
ファティマ 「契約によって生み出された、偽物……? ええ、よく分からないわね……」
KP/セリオ
庭園の情報はこちらで以上です。
次はイベントと探索、どちらにいたしましょうか。
ジャック
次は……俺だな。
choice ナイア公爵のイベント 探索 (choice ナイア公爵のイベント 探索) > 探索
ジャック …………いや、ちがうな、ちがわないけど…
ファティマ ? イベントがナイア公爵様だけだったってことかしら?
ジャック
いや……探索が……ファティマの分をどこかで振っておくべきだったか、とか…
ナイア公爵に真っ直ぐ行くべきだったかな… とか…… なんか色々考えてた
振ってしまったものは仕方がない。
探索に行こう
ファティマ ふふ、分かったわ。私が2回振るとか予備とか、出目次第でいろいろ考えられるわね。
KP/セリオ では場所はファティマさんが決めますか?
ジャック そうだな… 頑張ろう
ジャック ああ、頼むよ
ファティマ
分かったわ。
choice 舞踏会場 廊下 大食堂 (choice 舞踏会場 廊下 大食堂) > 大食堂
ファティマ 予選に行きたがっている……??
ジャック
ほほう。予選に行くついでに…? という…?
ふふ、腕がなっている…?
ファティマ
「メモ帳は引き続き持っておきましょうか。
ねえ、予選の様子も気になることだし、そこにも何か無いか探しに行ってみない?」
ジャック
「予選か……大食堂でやっているんだったな。
よし、行ってみよう」
「もし参加できそうなタイミングだったら参戦させてもらおうか」
ファティマ 「そうね、決勝戦までには出ておかないと。開催されているといいわね」
KP/セリオ
お二人は大食堂へ向かう。
【大食堂】
大食堂は、大勢の人達で賑わっていた。
長テーブルには純白のテーブルクロスが掛けられ、本格的なフランス料理やデザート類が所狭しと並べられている。
席についた人達は、歓談を楽しみながらご馳走を口に運んでいた。
一皿食べきっても、気が付けば元通りに補充がされている。
尽きぬことのない甘美な贅沢に、誰もが酔いしれていた。
食堂の奥には、ステージが設置されており
食事をしながら見世物も楽しめるような工夫がされている。
現在はナイア公爵が予選に出る人を集めている最中のようだ。
数名に声を掛けている様子で、もう少ししたら始まりそうである。
ファティマ
「何名かの方が先に出られるみたいね。
様子を見学しながら、後ほど出場を申し出てみましょうか」
ジャック
「そうだな……あちらはどうやら食事をとっているようだが……ずっと食べてないか?」
長テーブルの方に気を取られている
ファティマ
「ふふ。魔術か何かかしらね……?
あんなにハイペースでは食べられないわ」
KP/セリオ 1技能時間消費で、大食堂には【目星】を振ることができます。
ファティマ では振りましょう。
ジャック がんばれ…!
ファティマ CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 85 > 失敗
ジャック 惜しい…!!
ファティマ ひゃん……
system [ KP/セリオ ] ファティマ : 4 → 3
ジャック 大丈夫だ…大丈夫だよ……俺もそうだった…(なでなでなで…
KP/セリオ ではファティマさんは、絢爛豪華な大食堂の様子に気を取られてしまったようだ。
ファティマ うう……ありがとうジャック……(ふにゃあ…………
KP/セリオ 再度技能を振っても構いませんし、予選に参加でも構いませんがいかがなさいますか?
ジャック ひとまず気分転換に予選に参加してみる…? か…?(?)
ファティマ そうね……今は剣術大会で頭がいっぱいなのかもしれないわ。
KP/セリオ
承知いたしました。それでは予選に参加するという事で
【ナイアイベント①】開始いたします。
system
[ KP/セリオ ] ジャック : 3 → 2
[ KP/セリオ ] ファティマ : 3 → 2
KP/セリオ
それでは本日は状況説明とご参加表明までで切り上げることにいたしましょう。
君たちが大食堂を眺めていると、ステージの上では予選が開始されたようだ。
5人の一般参加者を相手に、ナイア公爵が木刀を振るって優雅に戦っている。
ジャック 木刀だったのか
ファティマ
「ジャック、予選が始まったわ!
まあ、ナイア公爵様、五人も相手取られていらっしゃるのね」
ジャック
「そのようだ……1:5だが…
大丈夫なのか?」?
KP/セリオ お二人がはらはらと見守る間もなく、ナイア公爵は一瞬のうちに相手5人をステージ上から吹き飛ばした。
ファティマ 「……! 今の……! えっ、一瞬で……!?」
ジャック
「……!? そんな……
太刀筋が見えなかったぞ…!」
KP/セリオ 呆然と見つめていると、ナイア公爵は大きな声でにこやかに周囲へ語りかける。
ナイア公爵
「さあ! 他に挑戦者はいませんか?
剣術大会予選Aブロックの相手は私1人です。私を倒せた方が、決勝戦へ勝ち上がれます」
「優勝者には豪華景品をご用意しております!
我こそは、という方がいらっしゃいましたら、壇上へお上がりください!」
ジャック ファティマと顔を見合わせる…?
ファティマ 頷くわ。
ジャック
「……ナイア公爵!」それを受けて大声を張り上げながら壇上に向かう……?
ファティマの手を引きながら…?
ファティマ 手を引かれながら、勿論ついて行くわね。
ナイア公爵
「おや、ジャックさんにファティマさん。
お二人で参加されますか?」
ジャック
「ああ。ぜひとも私達…このジャックとファティマとお手合わせ願いたい」
そこなんだよな…
ジャック 2:1を良しとするか否かなんだけどそうじゃないと勝てないんだけど ぐぬぬぬぬ
ファティマ ふふふふ……シルヴィア様のように上手く行くとは限らないものね……
リケ 一人で20削るのはなかなかむずかしい
ファティマ 「二人で出場いたします。どうぞよろしくお願いしますね、ナイア公爵様」
KP/セリオ お二人の覇気に、周囲の観客たちが、おお……、とどよめく。
ナイア公爵
「それはそれは。
ではまずは簡単に、大会の概要を説明いたしますね」
「まずAブロック、Bブロックから勝者を選出し、決勝戦で戦っていただく事になります。
優勝賞品は、外へ通じる門の扉を開く鍵です」
ジャック 「………!?」
ファティマ 「鍵……!」
ナイア公爵 「はい。しかしBブロックは開催早々に勝者が出ているため、残るはAブロックだけとなっております」
ジャック 「Bブロック……どなたが出場されるのかわからないが、こうなったら負けられないな…」
ファティマ 「ええ、何としてもナイア公爵に打ち勝って、決勝戦へ進みましょう」
ナイア公爵
「威勢がよろしくて大変結構ですね。しかしお二人相手となると……
先程の5名の方のように吹っ飛ばすだけでは留まらない可能性がございますから……」
KP/セリオ ナイア公爵は木刀を片手で構え、片足立ちになってみせる。
ナイア公爵
「片手一本、足一本でお相手いたします。
あまりに簡単に倒してしまっては、見世物の意味がないでしょう?」
ジャック
「……侮られたものだな」
むむっ としている
ジャック
PC:全力出してかかってこい!
PL:やめんか
ファティマ ふふ……
ファティマ
「ハンデを付けた事を後悔させられるような、攻撃をお見舞いできるといいのだけれど……」
思案している
ジャック
「ファティマ……なかなか好戦的だな。
頼もしいよ」
ナイア公爵
「それで勝ち上がれるとしたら、安いものではありませんか?
それに、万が一私に勝ったら、決勝戦進出だけでなく面白いことを教えてさしあげましょう」
「ただし負けたら、貴方がたの貴重なお時間を少しいただきます」
KP/セリオ と、ナイアはあくまで挑発的に誘ってくる。
ジャック
「面白いこと…… 時間……?
……そうだな、ハンデがあろうと勝ちは勝ち、だ」
ファティマ 「面白いお話、今から期待しておきましょう」
ナイア公爵
「ふふ、承知いたしました。それではステージへどうぞ」
「皆様! こちらに新たな挑戦者がやってまいりました!
ジャックさんとファティマさんは、果たして私を倒せるでしょうか!?」
KP/セリオ
ナイアの掛け声と共に、ざわざわと周囲がざわめく。
観客たちは、ステージ上の君たちへ興味津々な様子で視線を向けてくる事だろう。
…………
それでは次回、剣術予選大会から開始いたしましょう。
本日、四日目はここまで。
遅くまでお疲れ様でした。次回もどうぞ、お楽しみに。
ジャック
予選……楽しみだな!
こちらこそ、遅くまでお疲れさまでした。
ファティマ
せめてファンブルだけは出さないようにしないと……(クリチケを握りつつ
またジャックが剣を振るう姿を見るのが楽しみだわ!
今日はお疲れ様でした。
ジャック
ファンブル……怖いことを……
よし、がんばるぞ。
二人でレッスンの成果を示す…!
というわけで、今日もおやすみ。
ファティマ、けみかえるさん。良い夢を
ファティマ
ええ、おやすみなさい、ジャック、藺草さん。
また明日。
ファティマ
シルヴィア様が1クリを出された、ナイア公爵様との模擬戦……
どうなるかしら……!
ファティマ しゅたっ
ジャック すとん!
KP/セリオ お二人とも、素晴らしい着地です。(ぱちぱち……
ジャック ふふ……まあな
KP/セリオ
その調子でございます。
では本日も始めてまいりましょう。
KP/セリオ
クトゥルフ オブ ザ マスカレード 五日目
再開いたします。
ジャック ああ、よろしくおねがいします。
ファティマ よろしくお願いいたします
KP/セリオ
前回はナイアイベント①
剣術大会予選に参加表明をしたところまででした。
ナイア公爵は片足で器用に立ったまま、木刀を正面に構えて会釈をするだろう。
ナイア公爵
「それでは改めまして、ジャックさん、ファティマさん。
お相手のほど、よろしくお願いいたします」
ジャック
「ああ、こちらこそ。
お相手願おう、ナイア公爵」
ファティマ 「よろしくお願いいたします、ナイア公爵様」
KP/セリオ
それでは剣術大会予選
【模擬戦 vsナイア】
開始いたします。
模擬戦ルールはvsマリアの時と同様です。
ジャック かっこいいBGMだ…
KP/セリオ
ナイア公爵は片手片足で戦うため、DEXが半分となっております。
そのため行動順は、ジャックさん→ファティマさん→ナイア公爵です。
1ターン目
ジャックさんは行動をどうぞ。
ジャック よし……早速ナイア公爵にフェンシングで攻撃する。
KP/セリオ
ジャックさんはフェンシング・フォイルを構えるだろう。
ダイスロールをどうぞ。
ジャック CCB<=80 【フェンシング】 (1D100<=80) > 37 > 成功
KP/セリオ ナイア公爵はターン中一度だけ回避を振ります。
ナイア公爵 SCCB<=60 【模擬戦回避】 (1D100<=60) > 83 > 失敗
KP/セリオ
回避失敗ですね。
ジャックさんはダメージロールをどうぞ。
魔術等を使う場合は宣言をお願いいたします。
ジャック
魔術……いや、ひとまず…使わない。
1d6+1+1d4 ダメージロール (1D6+1+1D4) > 6[6]+1+2[2] > 9
ジャック 出目が…いい…?
ファティマ 強いわ!
ジャック
「ふっ…!」
息を吐きながら鋭く剣を突き出す。
ナイア公爵 「ぐっ……!」
KP/セリオ ジャックさんの繰り出した素早く重い一閃を、ナイア公爵は避け切れずに正面から受け止めて顔を顰めた。
ナイア公爵
「っなるほど……ジャックさんも相当に腕が立つご様子。
久しぶりに、退屈しない相手と巡り会えましたね」
ジャック
「……む…かなり上手くはいったと思ったが…」
一撃を入れたあと素早く後ろにステップを踏みながら
KP/セリオ
ナイア公爵は、よろめきつつもまだ余裕そうな笑みを浮かべている。
次、ファティマさんは行動をどうぞ。
ファティマ
「中々タフみたいね……!」
同じくフェンシングでナイア公爵様へ攻撃を仕掛けるわ。
CCB<=80 【フェンシング】 (1D100<=80) > 2 > 決定的成功/スペシャル
ジャック !!!!!!!
ファティマ !!!!!
ジャック っょぃ
ファティマ シルヴィア様!!(はいたっち!
リケ ああ…! やったな、ファティマ!(ぱちーん?
KP/セリオ そうですね、まずはクリティカルチケットをどうぞ。
system [ ファティマ ] CT : 1 → 2
ファティマ
「! 貰いましたわ……!」
ジャックが作り出したナイア公爵様の隙を上手く利用して、剣先でさっと掬うように転ばせようとする。
ファティマ
2d6+2+2d4 【フェンシングダメージ】ダメージを出していたら……? (2D6+2+2D4) > 5[2,3]+2+5[4,1] > 12
それでも勝利ね……
KP/セリオ ジャックさんとの息の合ったファティマさんの追撃は、あまりにも呆気なくナイアの笑みを崩した。
ジャック いい動きだな、ファティマ…
ナイア公爵 「なっ、……ぐぁっ……!?」
ファティマ ジャックの一撃が通ったお陰だわ。
KP/セリオ
よろめき、ステージから落とされたナイアは空中で身を翻して足から綺麗に着地する。
しかし、まさか負けるとは思わなかったという驚いた表情で檀上の君たちを見上げると、少し苦しそうに片手で胸を押さえるだろう。
ナイア公爵 「っ……」
KP/セリオ
剣術大会予選
模擬戦 vsナイア
ジャックさん、ファティマさんの勝利です。
おめでとうございます!
ファティマ
「! ……やったわ……!」
「けれど、ナイア公爵様のご様子が……?」
ジャック
ありがとうございます……!
「……ファティマ! いい剣捌きだった」
「ああ…… 胸を抑えて…?」
「ナイア公爵。
平気だろうか……怪我などは?」
えっ… て… 手を差し出す…?
ナイア公爵
「あ、ああ、いえ……ありがとうございます、ジャックさん。
少々胸に持病がありまして。でも、この通り大丈夫です」
ファティマ
「あら……強くし過ぎてしまったでしょうか。
申し訳ございません、無理なさらずお休みになってくださいね?」
ジャック
「ああ、そうしたほうがいい……
その、持病というのなら……そうだな、医務室などは…」
ナイア公爵
「ご心配には及びません。少し休めば、じきに良くなります」
「それにしても、本当にお強かったです、ジャックさん、ファティマさん。
お二人のコンビネーションならば、本気を出しても良かったかもしれないと思わされるほどに」
KP/セリオ ナイアは、貼り付けたかのような笑顔で君たちの強さを純粋に褒める。
ジャック
「ああ、彼女のサポートあってこその勝利だった。
ありがとう」
ファティマ
「ふふ、ありがとうございます。私とて、ジャックの後に続いただけですわ。
本気のナイア公爵様とも、いずれ剣を交えてみたいものです」
ナイア公爵
「ええ、機会がございましたら是非。
……ということで……」
「この後の剣術大会決勝戦。
Aブロック予選通過者はジャックさん、ファティマさんペアに決定いたしました!」
KP/セリオ
ナイア公爵の高らかな宣言に、周囲からわっと歓声が上がる。
君たちには盛大な拍手が送られるだろう。
ジャック
「あ……ああ、ありがとうございます。
ありがとう…」手を上げて拍手に応える?
ファティマ
「ふふ、こんなに注目されていたのね。
ありがとうございます……!」
少し気恥ずかしそうに手をひらひら……
ナイア公爵
「さて、ではこちら、予選通過の景品と……
お約束通り面白いことをお教えいたします」
KP/セリオ
君たちはナイア公爵から【黄金の小瓶】を2本貰う。
そして、彼はそのまま話し始めるだろう。
ジャック
「ああ、おっしゃっていたな。
……面白いこと、とは…?」小瓶を受け取りつつ
KP/セリオ 今小瓶は3本ですね。数を管理いたしましょうか?
ジャック
なるほど…? 思ったより持ってたな……
俺もステータスを増やすか
KP/セリオ
ありがとうございます。ではジャックさんがお持ちになっていてください。
ご使用のタイミングはお任せいたします。
ジャック ああ、わかった。今は三本だな
system [ ジャック ] 黄金の小瓶 : 0 → 3
ナイア公爵
「まず、この舞踏会においては驚かれるかもしれませんが、お二人は『まだ死んでいません』。
仮死状態であり、ここから出ることが出来れば生き返るでしょう」
ジャック 「……『死んでいない』…?」
ナイア公爵
「ええ。他の参加者様とは異なり、すぐに天国へ昇ってしまうということもないでしょう。
そして、ここから出る方法は2つあります」
「1つ目は『門から出る』こと。
そして2つ目は私……『ナイア公爵の名前を当てる』ことです」
ファティマ 「ナイア公爵様の、真名を……」
ジャック 「それは……当てることによる報酬、ということだろうか?」
ナイア公爵
「そうですね。また、門を出る際にも無事に帰るための保険と思っていただければ。
具体的にご説明いたしますね」
「まず1つ目、門から出るには『門の鍵』と『ご自分の本当のお名前』が必要です。
貴方がたが仮面をつけている限り、忘れてしまった自身に関する情報は思い出せません」
「ここでは、名前が重要な意味を持っています。
名前がなければ自分の在り方を思い出せず、たとえ鍵があったとしても帰り道が分からなくなることでしょう」
「そして2つ目についてですが、屋敷のどこかに私の名前のヒントが隠されています。
当てられたら、無事に元の世界へお返ししましょう」
「また、門から帰る際は私へ一声かけてください。
その時にも私の名前を当てていただきます。
正解すれば、何事も無くきちんと元の世界へ帰してさしあげます」
ファティマ 「結局のところ、ナイア公爵様のお名前を当てるのは必須と言う事ですね?」
ナイア公爵
「ええ、お帰りの最中、お二人に何かあってもいけませんから。
主催者として、責任を持ってお見送りいたします」
「それから、もうひとつ……」
「貴方たちおふたりは深い縁によって繋がっている為か、魂の一部が融合してしまっている状態です」
ジャック 「融合…?」
ナイア公爵
「はい。それに伴って痛みが共有されている模様です」
「模擬戦や剣術大会程度では問題ないでしょうが
もしもお一人が死ぬほどの負傷をされた場合、もうお一人の方も道連れになりますので、ご注意ください」
ジャック 「なんだって…!? 道連れ…」
ファティマ 「! そんな……。それだけは、避けなくてはいけませんね」
ナイア公爵
「ええ。お帰りになる前に亡くなってしまわれては、我々にもどうする事ができません。
くれぐれもお気を付けくださいね。……それでは」
KP/セリオ
そこまで伝えると、ナイア公爵はまた少し胸を押さえ、苦しそうにしながらその場を後にするだろう。
【ナイアイベント①】クリアです。
お疲れ様でした。
ジャック
「ああ、お気遣い…ありがとう。
……大丈夫だろうか」
後ろ姿を見送ろう……
ありがとうございました 。
リケ 顔がいいな… と中の人が感心している
ファティマ まさにAPP18ですものね……
ファティマ
「少し心配ね……。
あまり気を遣いすぎるのも却って失礼になるかもしれないし、また後でご様子をうかがってみましょうか」
ジャック
「ああ、そうしよう。
……また小瓶をもらってしまったな」
ファティマ
「魔術を使うのに必要な物……だったかしら。
マリアさんから教えていただいた魔術を活用するなら、決勝戦前にいくつか飲んでおくのが良いかもしれないわね」
KP/セリオ
さて、ナイアイベント①をクリアしたことで、ナイアイベント②とメルドイベント②が開放されました。
イベントはマリア、ナイア、メルドそれぞれのイベント。
探索箇所は舞踏会場、2F廊下、大食堂がございます。
ジャック
なるほど……なんか…不安だが……
チョイスを振ってみるか…?
リケ 常に不安がっているな
KP/セリオ ふふ……計算を割とたくさんした覚えがありますね
KP/セリオ チョイスでも、ご自分でお決めになっても構いませんよ。
リケ
うん……
間に合うかな? でも探索も大事だからな
ジャック
ふむ……探索箇所もそれなりに残っているからな。
ちょ…チョイス…? ファティマ、キミが振るかい?
ファティマ
ふふ、分かったわ。振ってみるわね。
choice イベント 探索 (choice イベント 探索) > 探索
choice 舞踏会場 2F廊下 大食堂 (choice 舞踏会場 2F廊下 大食堂) > 大食堂
リベンジをするわね……。
ジャック なるほど、リベンジだな
KP/セリオ それでは、再度【目星】をどうぞ。
ファティマ CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 56 > 成功
system [ KP/セリオ ] ファティマ : 2 → 1
ジャック !! えらい!
ファティマ よかったわ……毎度どきどきするわね
system [ KP/セリオ ] 大食堂 : 0 → 1
ジャック ふふ…たしかにな
KP/セリオ
それではファティマさんは、ステージの隙間に何か落ちていることに気が付く。
手を伸ばしてみると、黒い小さなゴミのようなものが落ちていることに気付くだろう。
【物見のレンズ】がほのかに光っている。
覗くことができます。
ファティマ
「あら……あんな場所にまた黒いメモ帳の燃えカスがあるわ」
ジャックに声を掛けて近付いてから覗きましょう。
KP/セリオ MP-1です。
system [ ファティマ ] MP : 18 → 17
ジャック
「なに…?
どこにでも落ちているな」
一緒に見に行こう。
KP/セリオ
お二人で覗くと、散り散りになった黒いメモ帳の断片が復元され、読めるようになった。
前回見つけたメモの続き、3枚目のようだ。
KP/セリオ
【黒いメモ帳-3/4】
この舞踏会場はいわば魂の削岩機(さくがんき)だ。
亡者にとっての記憶は魂から見ればただの汚れでしかない。
ここは存在しているだけで亡者にしみついた記憶を削ぎ落とし
汚れの取れた魂はあるべきところへ消えていく。
その際に削ぎ落とされた記憶を魔力へと変換し、それを糧に我々は生きている。
ついでにあの偽物も壊せる。
まさに一石二鳥ともいうべき、人殺しの舞台装置。
まぁここには、偽者しか来ないが。
この舞踏会場の核として私はここにいる。
あの偽物が消えていくのを、最期の時を今度こそ見守れるように
今日も遠くから彼女を見つめる。
どうか安らかに。
今度こそ、笑顔のまま終われますように。
──でもさぁ、やっぱり手が届くなら、助けてあげたくなっちゃうよね?
KP/セリオ 【黒いメモ帳】タブと画面下側真ん中の葉っぱに情報を開示いたしました。
ジャック
ああ、ありがとう。
「……魂の削岩機、か。
また物騒な言葉が出てきたな」
ファティマ
「ええ……。舞踏会場の仕組みのお話ね。
核となる人物がいらっしゃるという事だけれど……」
ジャック
「このメモを書いた人物がそう、みたいだな。
………」
「この最後の口調の変わりようは…」
思うところがありすぎる
ファティマ 「一番の本音、のように思えるわね。誰かを助けたいと切に思っているみたい」
KP/セリオ
大食堂で得られる情報は以上となります。
現在行ける残りの探索箇所は舞踏会場か2F廊下です。
ジャック 思ったより探索が進んでいた…?
KP/セリオ そうですね。合間合間でお声掛けをしておりましたので、意外と進んでおります。
ジャック 有能だな……そちらの俺が褒めている…(?)
リケ えらいぞ!(にこにこ(???
KP/セリオ ふふ……。ありがとうシルヴィア。
KP/セリオ
お褒めに預かり光栄でございます。
では、次はどちらへ行かれますか?
ジャック
ちょ…チョイス…?
チョイス中毒になってきた
choice 探索 イベント (choice 探索 イベント) > 探索
最初はイベントに集中していたのに…
ファティマ 探索もしないと……と思ったのかしら。ふふ
ジャック
ヒントが有る、と言われたし探してみようと思ったのかもしれないな
choice 2F廊下 舞踏会場 (choice 2F廊下 舞踏会場) > 舞踏会場
舞踏会場を探してみよう。
KP/セリオ
承知いたしました。
【舞踏会場】
舞踏会場では、舞踏会の時間以外でも多くの人で賑わっている。
煌びやかなドレスに身を包み、ダンスを踊っている人や
壁際に置かれた軽食や酒などを嗜んでいる人もいるようだ。
ナイア公爵も休憩しつつ、そこで何人かの参加者達と談笑をしているようだ。
とても賑わっているらしく、絶えず笑い声が聞こえてくる。
その時、彼が何か小粋なジョークでも言ったのか、周囲にいた人達がドッと大声で笑いだす。
その瞬間、彼らは金色の星屑のような光となり、宙へ消えていった。
あとに残されたナイア公爵は一人、その光景を見上げてニヤリと口を歪ませているのを君たちは遠目に見た。
ジャック 「……!? アレは…一体何が起きたんだ…?」
リケ ふふ…ここの描写がな…
ファティマ ふふ……
ファティマ 「驚いたわ……! 星屑になるのには、色々と条件があるようね……?」
KP/セリオ
さて、ここでは【目星】を振ることができます。
【物見のレンズ】がほのかに光を帯びている。
何かが隠されているようだ。
ジャック !? 目星と物見のレンズ…2つ分…?
KP/セリオ 【目星】成功時にMP-1する形になります。
ジャック
あ、ああ…なるほど。
よし、振ってみよう
CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 75 > 成功
ジャック ヒッ
ファティマ いちたりたわ! えらい……!
system
[ KP/セリオ ] ジャック : 2 → 1
[ KP/セリオ ] 舞踏会場 : 0 → 1
KP/セリオ お見事です。ではジャックさんはMP-1をお願いいたします。
system [ ジャック ] MP : 16 → 15
ジャック 「おや、また物見のレンズが光って…」
KP/セリオ
ジャックさんがレンズで周囲を見回すと、舞踏会場の隅の方で美しい装飾のされた白銀色の背表紙の本を見つけた。
どうやら不思議な術で隠蔽されていたらしい。
ジャック
「あれは…本か?」
ファティマに声をかけて、一緒に読みに行ってみよう。
ファティマ 「そんな物まで隠されていたのね? 本当に宝探しじみてきたわ」
KP/セリオ
お二人が近付いて手に取ってみると、バラバラに千切られている。
書き手が書いた後に破ったのだろうか?
おそらく三部ほどに分けられて、千切られているようだ。
ジャック
「ああ……一体誰が隠しているんだろう…」
目を通す
KP/セリオ
【白銀の書-1/3】
現在、あの問題は未だ解決してない。
あれに力の半分を持っていかれたのは私のミスだ。
こんなことにならなければ、今頃私は目的を果たすことだけに集中できたはずなのに。
今日も胸の奥が痛む。
「源」より分かたれて数か月、この痛みが癒えたことなど一度もない。
呪いはこれから私を蝕んでいくのか。
KP/セリオ 【白銀の書】タブと下側の真ん中の葉っぱに情報を開示しました。
ジャック
ありがとう。
「源…? 胸の…痛み…」
ファティマ 「心当たりがあるとすれば、ナイア公爵様の持病、かしら……?」
ジャック
「ナイア公爵か。
彼にもなにか…目的があるんだな」
ファティマ
「そうみたいね。ここにある力というのが、どういった類のものかは分からないけれど
力の半分を持って行かれても、尚あのお強さなのね……」
KP/セリオ 舞踏会場の情報は以上です。
ジャック
「もしかすると……決勝戦で本気の彼と戦うことになるのでは……」
「いろいろ作戦を立てておかないといけないな」
ファティマ 「そうね。門の鍵はできれば手に入れたいところだし、誰がお相手でも勝てるように備えておく必要がありそうだわ」
KP/セリオ
剣術大会決勝戦まで、まだあと少し時間がありそうだ。
イベントと探索、どちらをされますか?
ジャック
ふむ…… イベントが全部行けるから、どれかに行ってみたい…かな?
どうだろう?
ファティマ 良いわね。どなたにするかチョイスで決める……?
ジャック
そうしようか。
……俺が決めたから…キミが振る?
ファティマ
分かったわ。
choice マリアさん メルドさん ナイア公爵様 (choice マリアさん メルドさん ナイア公爵様) > マリアさん
ジャック なんとなく、ニコ…
ファティマ ふふ、絶対にマリアさんに行きたがる……
KP/セリオ
承知いたしました。
それでは【マリアイベント②】開始いたします。
system
[ KP/セリオ ] ジャック : 1 → 0
[ KP/セリオ ] ファティマ : 1 → 0
KP/セリオ
マリアは庭園で、相変わらず紅茶に砂糖をたっぷり入れて飲んでいる。
君たちの姿を認めると、ぱっと嬉しそうに顔を輝かせて立ち上がった。
マリア 「ボンジュール! ジャックさん、ファティマさん!」
ファティマ 「ボンジュール、マリアさん」
ジャック
「ボンジュール、マリアさん。
おすすめされたとおりつい先程、予選に行ってきたよ」
マリア
「そうだったのね、お疲れ様でした!
こちらへお越しくださったという事は、結果は……?」
ジャック
「結果は……もちろん!
勝ってきたよ」
ファティマ 「ええ。二人で、この後の決勝戦へ進出する事になりました」
マリア
「素敵! お二人なら、きっと勝ち進まれると思っていたわ!
おめでとうございます!」
ジャック
「ありがとう。といっても……かなり手加減をしてもらったような気がするが……
それにしても、特にファティマのたちまわりが素晴らしかったんだ」
ファティマ
「ふふ、あの時はなんだか調子が良かったわね。
マリアさんも身をもってご存知だと思いますけれど、ジャックの鋭い一撃もとても見事だったんですよ」
マリア
「お二人とも大活躍だったのですわね……! 決勝戦が楽しみだわ!」
「では、決勝戦進出のお祝いも兼ねて、改めて私の庭園へご招待しますわね。
私の手で作物を育てている畑なのよ!」
ジャック
「庭園…作物を?
それはいい、自給自足というやつだな」
ファティマ
「マリアさん自らお育てになっていらっしゃるのですか。
素晴らしい心がけですね」
マリア 「ありがとうございます! さあ、こちらへ」
KP/セリオ マリアは、仲良くなった君たちを庭園の隅にある畑へ招待する。
ジャック ワクワクしながら見に行こう。
KP/セリオ 彼女はどこからともなく、切り分けたバゲットを取り出した。
マリア 「着きましたわ! 畑には、こちらを埋めますのよ」
ジャック 「おや、マリアさんそのパンは一体… え…?」
ファティマ 「えっ……?? それは、バゲット……ですよね……?」
マリア 「ええ、見ていてくださいまし」
KP/セリオ
マリアが切り分けたバゲットを畑のうねへ埋める。
すると、畑からはパンがにょっきりと生えてきた。
そのような光景を目撃した君たちはSANc 0/1
ジャック CCB<=51 【SANチェック】 (1D100<=51) > 12 > 成功
ファティマ CCB<=68 【SANチェック】 (1D100<=68) > 96 > 致命的失敗
system [ ファティマ ] SAN : 68 → 67
ジャック ??!??
ファティマ 大ショックを受けたわ……
ジャック た、たいへんだ……
ジャック 「これは… ……?」神妙な顔で首を傾げている。
ファティマ
「う、嘘よ。そんなの、どうして……?
畑からパンが生えるなんて、聞いた事がないわ……!?」
取り乱している。
ジャック
「……ふぁ、ファティマ?
大丈夫か、いや、取り乱す気持ちはわかるが…」
「俺にも…よくわからないが、パンじゃなくて…パンに似た何かかもしれないぞ」?
マリア 「あら、これはパンですわ。きちんと食べられるのよ?」
ジャック 「えっ…」
KP/セリオ
マリアは自身の握力で収穫したバゲットを割き、一口食む。
お二人にももう片方を二つに分けて差し出すだろう。
マリア 「……うん。今回も上出来ですわ。良かったら召し上がってみてくださいまし」
ジャック
上出来ですわ…?
「え、ええと… ありがとうございます…?」
受け取りながら
KP/セリオ
バゲットの欠片を口にするなら、熱くはないが焼きたてさながらの芳醇なバターと小麦の匂いが口いっぱいに広がるだろう。
サクッとした外側と、中のふんわりとした甘みのある生地の食感が耳にも舌にも楽しい。
ジャック
バター…?? …???
「お、おいしい…??
焼きたてなのか…!?」
ファティマ
「!?!? ほ、ほんとうに、おいしい……
外はカリカリ、中はふわふわ……一体どういう原理なの……!?」
ファティマは こんらん している!
ジャック 食レポ発狂…?
マリア
「焼きたてではなく、採れたてですわ!」
「この畑はね、メディが用意してくれたの。
何を育てようか迷っていた時に、メディがパンを勧めてくれたのよ!」
ジャック
「と、採れたて…
なるほど、何となく仕掛けが分かったぞ……あの方か…」
ファティマ
「メルドさん……。魔術にしたって、大がかりだわ……?」
大きくため息をついている。
マリア
「メディが言うにはね、パンの中には小麦から作るもの以外にも
フランスパンみたいに土の中でも成長できるよう、外側の皮が硬くなっているんですって」
ジャック 「……??? なるほど?」
マリア
「『こういうものは畑でも育つから埋めてみたら』って……本当によく育つのよ!
ほら、こうして……」
KP/セリオ
マリアは胸の前で両手を合わせ、そのまま力を込めて頭上へ突き上げる。
その指先がピンと上まで伸びた瞬間、パンは先ほどよりもにょきっと長く伸びてきた。
ジャック 「………生えたっ!?」
ファティマ 「ひっ……伸びたわ……!?」
マリア 「ね!」
ジャック
伸びた 伸びたのか…
ふふ… 怯えてるファティマ、かわいいな…
リケ そういうのはよくないぞ
ジャック む…
KP/セリオ ふふ。リケがジャックさんのもう一人の姉君のようだな。(まとめて愛で……
ジャック
「あ、ああ。
貴方の言うとおりだ……伸びたな…」
マリア
「きっと、お二人の力があれば、もっと良いパンができるのではないかと思うの。
力を貸してくださる?」
KP/セリオ 君たちはここで『MP10』を支払うことで、マリアの埋めたバゲットの成長に貢献することが出来る。
ジャック
「力…? あ、ああ、手伝えることがあるならば、もちろん…?
しかし、ちからとは…」
ふふ、でかいな…MP10…
払おう
ファティマ
「ダンスレッスンのお礼がまだでしたものね……ええ、何なりと……」
よろめきながらも貢献しましょう。
system
[ ファティマ ] MP : 17 → 7
[ ジャック ] MP : 15 → 5
マリア
「では、先程の私のようにご一緒にしてくださいまし。
行きますわよ、……そーれ!」
ジャック
「……そ、それをやるのか……
いや、うん、よし…」
「……そ、そーれ!」
照れくさそうにしゃがんで手を体の前に構えてグーッと体を伸ばす…?
ファティマ
「……! わ、私も……!
そーれ……!」
KP/セリオ
君たちは魔力を捧げ、マリアに倣って天に向かい両手を伸ばす。
するとバゲットを埋めたところからニョキニョキと……
ジャック
「……!???」
知っててもびっくりする
ファティマ 「……!!」
KP/セリオ
SIZ30──
約6mほどの巨大な三角形のガレットデロワが何故か生えてくる。
ジャック 「あれっ…!?! パン…???」
ファティマ 「では、ない……!?!?」
ジャック 「し、しかも… なんだか大きくないか…?」
ファティマ
「こ、こんなの、見た事も聞いた事もないわ……!?」
くらっと立ち眩みに似たものを覚えて、額に手の甲を当てて空を仰ぐ。
マリア 「まあ! すごいわ! 突然変異かもしれませんわね!」
ジャック
「わっ……ふぁ、ファティマ、大丈夫か…!?」
だ、抱きとめる…?
マリア 「あらファティマさんったら! 驚きすぎてしまったようですわね」
ファティマ 「う、うーん……大丈夫、大丈夫よ……」
ジャック
「……どうやからそうみたいだ……」
くったりとしているファティマを支えながら…?
マリア 「まあ大変……! では収穫は私がいたしましょう」
ジャック
「しかし、このガレット・デ・ロワが突然変異……?」
フランスパンがすでに突然変異だが…
「収穫…??」
KP/セリオ
マリアは改めて袖を捲ると、ガレットデロワの収穫を試みる。
しかし、怪力のマリアが引き抜こうとしても、パイ生地がぽろぽろ崩れ、うまく持つことができない。
マリア
「うーん、崩れてしまうわ……。
これがパイ生地ではなくて、パンなど持ちやすいものでしたら引き抜けるのだけど……」
ジャック
皮が弱いから……
なるほど、SIZ30だから…STR40なら引き抜けるはずなのか…
KP/セリオ
現状、【マリアイベント②】でできる事は以上となります。
条件が満たされて再度ここへ訪れるなら、次回は技能時間を消費することなく、続きから進める事が可能です。
ジャック
「……ガレット・デ・ロワなら……
切り分けるしかなさそうだな」
おお……なるほど
ファティマ
「大きなナイフでもあれば、上手く切れる……のかしら……?
でも、剣でもこの大きさのものは中々ないわよね……」
リケ なるほど……いろいろとタイミングが良かったんだな……
KP/セリオ タイミング?
ジャック 「そうだな…。俺たちの剣ではむずかしそうだ」
リケ 前回…?
KP/セリオ
ああ、なるほど。
どうなのだろう、シナリオ条件としてはマリアイベント①をクリアしていれば②に行けるんだが
ここはあのイベントを噛ませてから発生させた方がいいのかもしれないな……
勉強になった。
リケ
ふむ…… あのイベント……
ふふ、成長を重ねている…
マリア
「うーん、うーん、どうしましょう……」
「……はっ! いけない、そんな事をしていたら、もうすぐで剣術大会の決勝戦のお時間ですわね!?」
ジャック
「なさそうだが……屋敷の中に大きなナイフがないか探してみよう……え?
ああ、もうそんな時間だったか」
マリア
「決勝戦、とても楽しみにしておりますの。
万全の状態で向かう為に、少しお花摘みへ行ってまいりますわ!」
ジャック
「ありがとう。
マリアさんも見に来てくれるんだな」
マリア 「ええ勿論! お二人の勇姿をしっかり見届けますわ!」
ジャック
「頑張らなくてはいけないな
……ファティマ、いけそうかい?」
ファティマ
「え、ええ、もう大丈夫よ。ありがとう……。
このような事でめげる訳には行かないわ」
マリア 「それではお先に失礼しますわね。また後ほど!」
ジャック 「ああ、また後で」
KP/セリオ
マリアは手に付いたパイ生地の欠片をはたきながら、ぴゅーっと庭園を後にするだろう。
時刻は16時前。
もうすぐ剣術大会の決勝戦の時間だ。
君たちは決勝戦が開催される、舞踏会場へ移動する事になるだろう。
ジャック ああ、ファティマと一緒に舞踏会場へ移動しよう
KP/セリオ
また、ここで不定領域の数値がリセットになります。
ジャックさんは次回40、ファティマさんは次回53ですね。
各自控えておいていだきますよう、お願いいたします。
ジャック
ほほう……わかった、ありがとう。
ありがたいな… 気づけば9も減っている…
ファティマ ジャックはここでリセットが無かったら不定危なかったわね……
ジャック そうだな… ふふ、あと3というところまで迫っていた…
ジャック そういえばどうだろう、小瓶を一つずつ飲んでおくかい?(使うかどうかは別として
ジャック わくわくBGMが流れてきた
ファティマ
そうね。回避で使うかもしれないわ。
飲んでおきましょう。
ファティマ ふふ、決勝戦だもの! わくわく……!
system [ ジャック ] 黄金の小瓶 : 3 → 1
KP/セリオ ではお二人はMP+10ずつどうぞ。
system
[ ファティマ ] MP : 7 → 17
[ ジャック ] MP : 5 → 15
KP/セリオ
【舞踏会場 剣術大会決勝戦】
そして16時。
開始時刻になると、メルドが司会者として声高らかに剣術大会決勝戦開幕の宣言をする。
ジャック
わくわくしているすがたもかわいいな……
よし、がんばるぞ
メルド
「ハロー、エブリワン!!
お待ちかねの目玉イベント! 剣術大会決勝戦! はっじまっるよーー!」
「今回それぞれのブロックを勝ち抜いた猛者達が、今、自身の全力を持ってぶつかり合う!」
「それでは早速お呼びしましょう!
あの鉄壁のナイア公爵を打倒したAブロック代表『ジャック&ファティマ』!」
KP/セリオ 予選を見ていた者もそうでなかった者も、皆一様にざわめき、そして鼓舞する大きな歓声と拍手を君たちへ送る。
ジャック
ステージ(?)に登っていこう。
ファティマに手を差し出して……かっこよくエスコートができたらいいな
ファティマ ジャックの手に手を添えて微笑んで、一緒にステージへ出るわ。
ファティマ いつでもかっこいいわよ! ジャック!
ジャック
微笑んで……かわいいな。
しかもつよいからな…
メルド 「そして対するは、舞踏会が始まる直前にBブロック代表だった僕を一撃で屠った、正体不明の剣士!」
ジャック 「正体不明…?」
メルド
「Bブロックだい……え、ほんとにこの名前?」
「……はい! ご登場ください!
Bブロック代表『謎の美少女剣士』!!」
ファティマ 「謎の美少女剣士……?」きょろ……
ジャック 「なんだか凄い名だが…」
謎の美少女剣士
「はい!
私こそが、謎の美少女剣士ですわ~! うふふ♡」
KP/セリオ
Aブロック代表の君たち2人が舞踏会場の中央に呼ばれた後
決戦の相手であるBブロック代表「謎の美少女剣士」が君たちの前に現れる。
ジャック 「……!??? えっ? マ――」
ジャック そうか、うさぎの仮面だったな…
KP/セリオ しかし……そう。それは可愛らしいお面をつけたマリアだった。
謎の美少女剣士 お揃いですわね! Aブロック代表のお方!
ジャック
え、ええ……
しかしあなたは…マ…
謎の美少女剣士 「はじめまして、お二方! 本日はよろしくお願いいたしますわ!」
ジャック 「はじめまして…? え…?」
ファティマ
「はじめまして……??
えっと……可愛らしいお面ですね、マリアさん……?」
謎の美少女剣士
「うふふ、そうでしょう?」
「こほん。……ではなくて。
……こちらは確かに親友のマリアから貰ったものですが、私は『謎の美少女剣士』ですわ!」
KP/セリオ
マリアはあくまで「別人」として振る舞うが、残念ながらモロバレである。
彼女の中で「謎の美少女剣士」は、マリアの親友という設定らしい。
ジャック
「し、親友。そうですか…」
そういう設定でいくのか…
謎の美少女剣士
「お二人の強さは、マリアからもうかがっておりますわ。
正々堂々、勝負をお願いいたしますわ!」
ジャック
「……どちらにしても、彼女の親友ということならかなりの使い手ということだろう。
正々堂々、全力で行かせていただく」
ファティマ
「ええ。パワーも技もありそうね。楽しみだわ。
こちらこそ、よろしくお願いいたします!」
メルド
「それではお三方、準備はいいかな?
どちらかが倒れるまで、キミたちの剣術を遺憾なく発揮してくれたまえ!」
ジャック
「ああ、準備はできている…!」
剣を抜いて構えよう
ファティマ
「いつでも、行けます」
ジャックの隣で構えましょう。
謎の美少女剣士 「準備はバッチリですわ!」
KP/セリオ 謎の美少女剣士は、巨大なサーベルを軽々と正面に構えて会釈をしてみせた。
メルド
「それでは、剣術大会決勝戦
『ジャック&ファティマ』vs『謎の美少女剣士』──はじめ!」
KP/セリオ
剣術大会
【決勝戦 vs謎の美少女剣士】
開始いたします。
ここでは「摸擬戦ルール」は適用されません。
通常の戦闘として、お互いのHPが0になるまで戦い続けていただきます。(気絶判定や自動気絶はなし)
ただし、HP0になったとしてもロストはせず、戦闘終了になれば決勝戦直前のHPに戻して構いません。
まず、行動順の決定ですね。
DEX同値のファティマさんと謎の美少女剣士は、1d100をどうぞ。
謎の美少女剣士 1d100 (1D100) > 86
ファティマ 1d100 (1D100) > 1
ジャック !???????
KP/セリオ !?!?!?
KP/セリオ あ……そう、ですね。1クリのクリティカルチケットをどうぞ。
system [ ファティマ ] CT : 2 → 3
KP/セリオ
これはもう、誰にも覆せない程に圧倒的にファティマさんが先ですね。
行動順はジャックさん→ファティマさん→謎の美少女剣士です。
1ターン目
ジャックさんの攻撃。
ジャック
うん、謎の美少女剣士に打ち込むぞ。
フェンシングだな…!
CCB<=80 【フェンシング】 (1D100<=80) > 72 > 成功
KP/セリオ 謎の美少女剣士は回避を振ります。
謎の美少女剣士 SCCB<=40 【決勝戦回避】 (1D100<=40) > 20 > 成功
KP/セリオ
ジャックさんは彼女の親友(?)との模擬戦を思い起こしつつ、力強い初撃を浴びせようとした。
しかし、謎の美少女剣士はひらりと優雅に躱してしまうだろう。
ジャック 「ぬっ…! 流石にそううまくは行かないか…」
謎の美少女剣士 「貴方の一撃は重いですから! ……と、マリアも申しておりましたわ~!」
ジャック 「なるほど、警戒されていたか」
KP/セリオ ファティマさんの攻撃。
ファティマ
同じく、謎の美少女剣士さんへフェンシング攻撃をします。
CCB<=80 【フェンシング】 (1D100<=80) > 5 > 決定的成功/スペシャル
ジャック !!!! すごいな、ファティマ…???
ファティマ ????
system [ ファティマ ] CT : 3 → 4
KP/セリオ
クリティカルチケット……はい。もう言うまでもありませんね。
必中と2倍ダメージ、どちらになさいますか。
ファティマ ここは……2倍ダメージで行きましょう。
KP/セリオ
承知いたしました。
謎の美少女剣士は2回目の回避。
ということで、技能値の半分の値で回避をします。
謎の美少女剣士 SCCB<=40/2 【決勝戦回避】 (1D100<=20) > 56 > 失敗
KP/セリオ
回避失敗。
2倍でのダメージロール、あるいは剣技・魔術の宣言や消費をどうぞ。
ファティマ choice 瞬間強化を使う 使わない (choice 瞬間強化を使う 使わない) > 使わない
ジャック
ふふ… なるほどな
がんばえーっ! ファティマーっ!
ファティマ
舐めプかしら? でもHPは知らないものね……。
いくわ!
ファティマ 2d6+2+2d4 【フェンシングダメージ】 (2D6+2+2D4) > 9[3,6]+2+3[1,2] > 14
ジャック ふふ…… 良いダメージだ!
KP/セリオ
ジャックさんの攻撃を避ける事に集中していた謎の美少女剣士の間合いにそっと近づいて、ファティマさんは鋭い一撃を放つ。
当然、避け切れなかった謎の美少女剣士は、衝撃でステージの端へと追いやられるだろう。
ファティマ 「はぁっ……!」
謎の美少女剣士
「きゃ……!!」
「っ、これが、ファティマさんのお力……
でも、まだまだ、ですわ!」
KP/セリオ
謎の美少女剣士はかぶりを振って、巨大なサーベルを構え直した。
謎の美少女剣士の攻撃。
ジャック ほわ…(震えている
謎の美少女剣士
SCCB<=70 【サーベル&ナイフ】 (1D100<=70) > 48 > 成功
choice[ジャックさん,ファティマさん] (choice[ジャックさん,ファティマさん]) > ファティマさん
ジャック はっ はわ…
KP/セリオ
謎の美少女剣士は反撃とでも言わんばかりに、ファティマさんへ巨大なサーベルを振り下ろそうとしている。
回避、あるいは魔術の行使とコスト消費の後回避をどうぞ。
ファティマ 【瞬間強化】を使いましょう。
KP/セリオ
コストはMP5です。
また、技能値の上限は99となります。
system [ ファティマ ] MP : 17 → 12
ファティマ CCB<=50 【回避】 (1D100<=50) > 5 > 決定的成功/スペシャル
ジャック しゅごい
ファティマ 普通に振ってしまったけれど……成功ね?
ジャック そうとしかいえない…
KP/セリオ は、はわ……クリティカルチケットをどうぞ……?
system [ ファティマ ] CT : 4 → 5
KP/セリオ
ではファティマさんは、謎の美少女剣士が振りかぶった隙を突いての追撃を試みることだろう。
【フェンシング】をどうぞ。
ファティマ CCB<=80 【フェンシング】 (1D100<=80) > 91 > 失敗
ファティマ そこは失敗するのね……
ジャック 惜しい…!
KP/セリオ
では、流石にそこまでの猛攻は良心が咎めたのか
サーベルをフェンシング・フォイルで受け止めていなすだけに留まった。
ジャック こころやさしい… ファティマ…
謎の美少女剣士 「っ、そんな……! 弾かれてしまうなんて……!」
ファティマ 「……ええ、当たったらきっと大変でしょうから」
KP/セリオ
それでは2ターン目。
ジャックさんの攻撃。
ジャック
ああ。それをみて気合を入れ直すだろう。
改めて謎の美少女剣士に攻撃を
CCB<=80 【フェンシング】 (1D100<=80) > 16 > スペシャル
ファティマ いい出目!素敵……!
KP/セリオ 謎の美少女剣士の回避。
ジャック ふふ…キミにはかなわないよ
謎の美少女剣士 SCCB<=40 【決勝戦回避】 (1D100<=40) > 86 > 失敗
KP/セリオ
回避失敗。
ダメージロール、あるいは剣技・魔術の宣言や消費をどうぞ。
ジャック
魔術… ううむ…
choice[使う,使わない] 瞬間強化 (choice[使う,使わない]) > 使う
強気だな…
ファティマ ジャック♡ 畳みかけて♡(うちわぶんぶん
ジャック が、がんばるぞ…!
ジャック 瞬間強化を使用する…!
KP/セリオ MP5消費で2倍ダメージです。
system [ ジャック ] MP : 15 → 10
ジャック
2d6+2+2d4 ダメージロール (2D6+2+2D4) > 9[5,4]+2+4[3,1] > 15
「……そこだっ!」
謎の美少女剣士 「! きゃあーっ!?」
ジャック 「……! だめだ、まだ…」
KP/セリオ
瞬間的に身体能力を底上げしたジャックさんの動きに、謎の美少女剣士が対応しようとして、足元がふらつく。
刺突を受け止めたサーベルの端へ、ぴしり、と僅かにひびが入ったが、どうにか謎の美少女剣士はまだ立っているようだ。
肩で息を切らしている。
謎の美少女剣士 「はあ……はあ……! あぶなかった、ですわ……!」
KP/セリオ ファティマさんの攻撃。
ファティマ
あともう少し! フェンシングで追撃。
CCB<=80 【フェンシング】 (1D100<=80) > 75 > 成功
ジャック !!! やった!
KP/セリオ 謎の美少女剣士は半分の値で回避。
謎の美少女剣士 SCCB<=40/2 【決勝戦回避】 (1D100<=20) > 95 > 失敗
KP/セリオ 回避失敗。ダメージロール等をどうぞ。
ファティマ
流石にそのままで振るわね……?
1d6+1+1d4 【フェンシングダメージ】 (1D6+1+1D4) > 5[5]+1+2[2] > 8
あらぶらないで (1D6+1+1D4) > 5[5]+1+1[1] > 7
ジャック ふふ、固定値5…
ファティマ 「脆くなっているところを……突くわ!」
謎の美少女剣士 「えっ、……ひゃあ……!?」
KP/セリオ
彼女は咄嗟にサーベルで、ファティマさんの繰り出した刃先を受け止めるが……
ジャックさんの攻撃によって入っていたヒビが更に広がりを見せると、ついにサーベルが悲鳴を上げて折れた。
ジャック 「…! サーベルが!」
謎の美少女剣士 「! ああっ……!?」
KP/セリオ 謎の美少女剣士が驚く間も無く、尚も有り余った力は彼女を吹き飛ばす。
system [ 謎の美少女剣士 ] HP : 1 → -7
ジャック これで勝負は決まったか…という顔をしている
system [ 謎の美少女剣士 ] HP : -7 → 5
ジャック !?
ファティマ !!
KP/セリオ
謎の美少女剣士の体が一瞬陽光にも似た光に包まれて、白く眩く輝いた。
彼女は背後からナイフを取り出すと、よろめきつつも再び君たちへ立ち向かってくるだろう。
謎の美少女剣士 「ま、まだ……サーベルは折れても、私は折れませんわ!」
ジャック 「何…っ!?」
ファティマ 「油断は禁物という事ね。来るわ、ジャック……!」
ジャック 「ああ…!」構えなおそう
KP/セリオ それでは、謎の美少女剣士のナイフ攻撃。
謎の美少女剣士
SCCB<=70 【サーベル&ナイフ】 (1D100<=70) > 22 > 成功
choice[ジャックさん,ファティマさん] (choice[ジャックさん,ファティマさん]) > ジャックさん
ジャック ひぇ… いけるか…?
KP/セリオ
謎の美少女剣士は、今度はジャックさんへ狙いを定めてナイフを振り下ろそうとしてくる。
回避、あるいは魔術の行使とコスト消費の後回避をどうぞ。
ジャック ぬ……もう一度使うとなると中の人が心配そうな顔をしてくる…
ジャック
そのまま……回避だ!
CCB<=50 【回避】 (1D100<=50) > 42 > 成功
ジャック よ…よし!
ファティマ えらいわ!!
KP/セリオ では、マリアとのレッスンで立ち回りを更に向上させたジャックさんは、まるでダンスを踊るかのように優雅にナイフを避けてみせるだろう。
謎の美少女剣士 「うう、お二人ともすばしっこいわ……!」
ジャック 「……! ふふ、貴方に教えてもらったステップが活きたな」
謎の美少女剣士
「ええ!
んんっ。……ではなく、私の 親 友 ですわ!」
ジャック ふふ…
メルド
「おーっとこれは謎の美少女剣士、大ピンチ!?
このままジャック&ファティマが勝利を掴むのか!」
ファティマ
「うまく躱せたわね、ジャック。
この勢いでやってしまいましょう!」
KP/セリオ
3ターン目。
ジャックさんの攻撃。
ジャック
「――ああ、ファティマ!」
再び通常攻撃だ
CCB<=80 【フェンシング】 (1D100<=80) > 98 > 致命的失敗
あっ
KP/セリオ !?!?
ジャック ば、ばかばか
ジャック 沙汰を待とう……
KP/セリオ
では、ジャックさんが刺突を繰り出そうとしたところで、謎の美少女剣士がその懐に飛び込もうとしてくる。
反撃のダイスロールを行います。
謎の美少女剣士 SCCB<=70 【サーベル&ナイフ】 (1D100<=70) > 55 > 成功
KP/セリオ
成功ですね……。
ジャックさんには魔術を使う暇はありません。
通常回避をどうぞ。
ジャック
かいひができる…… がんばれ…
CCB<=50 【回避】 (1D100<=50) > 89 > 失敗
ジャック ぐぬぬ
ジャック 「しまった!」
KP/セリオ
謎の美少女剣士もまた、通常であればこの段階では【瞬間強化】を使って攻撃をしてきますが、反撃のため魔術を使う余裕はなかったものとします。
通常ダメージを算出。
謎の美少女剣士 1d4+2d6 【ナイフダメージ】 (1D4+2D6) > 3[3]+6[5,1] > 9
ジャック ひえ…(ふるえている
謎の美少女剣士 「そこ! ですわっ!」
ジャック 「ぐぁっ……!」
system [ ジャック ] HP : 13 → 4
ファティマ 2倍だったらオーバーキルね……(震
ファティマ 「ジャック……!」
ジャック ふふ、跡形も残らなさそうだ…(HPが
ジャック 「大丈夫だ、まだ…いける…!」
KP/セリオ 小さなナイフに乗せられた、謎の美少女剣士自身の力強い攻撃によろめくが、ジャックさんはどうにか立っていられるだろう。
謎の美少女剣士 「むむ、魔術が使えていればひとひねりでしたのに……!」
ジャック 「………」ゾッ…
ファティマ 「っ、これ以上傷を負う前にどうにか終わらせるわ……!」
KP/セリオ ファティマさんの攻撃。
ファティマ フェンシングで攻撃。
ジャック がんばれ…!!!!
ファティマ CCB<=80 【フェンシング】 (1D100<=80) > 100 > 致命的失敗
ジャック ほわっ… ほわわ…
ファティマ !?!?
KP/セリオ
あの……はい。
では謎の美少女剣士は、ナイフを振り回しながら反撃をしてきます。
謎の美少女剣士 SCCB<=70 【サーベル&ナイフ】 (1D100<=70) > 56 > 成功
KP/セリオ
100ファンですからね……
通常回避-10でどうぞ。
ファティマ CCB<=50-10 【回避】 (1D100<=40) > 100 > 致命的失敗
ジャック あっ あっ
ファティマ な、なに……??
KP/セリオ どう、どうしろと……??
リケ 困惑しているな、セリオ…
KP/セリオ こんなに出目を荒らされては、困惑もする……
KP/セリオ
では、そう、ですね。
謎の美少女剣士は呼吸を整え、魔術を行使しながら攻撃を繰り出してくる。
謎の美少女剣士 「まだまだ、終わらせませんわ……!」
ファティマ 「あっ……」
ジャック
ほわわわ……
これまだマリアさんのこうげきがのこってるからな…
謎の美少女剣士 2d4+4d6 【瞬間強化ナイフダメージ】 (2D4+4D6) > 8[4,4]+18[6,4,5,3] > 26
ジャック 「っファティマ!」
ファティマ 「っ、ああ…………っ!!」
system [ ファティマ ] HP : 10 → -16
ジャック
わはは……油断してしまったのかもしれないな、俺(PC)たちが…
-16……
KP/セリオ
爆発的に上がった力によって、ナイフ一本であるにもかかわらず
普通に生きていれば命が消し飛びそうな程のダメージが、ファティマさんの体中を震わせる。
そうしてステージ外まで吹き飛ばされ、倒れ伏すことだろう。
ファティマ 「っ、う…………」
KP/セリオ
ファティマさんは戦闘不能です。
ジャック
つよいな……
はわわ、ファティマ…
KP/セリオ そして再度、謎の美少女剣士の攻撃。
ジャック ピャア…(子うさぎのように震えている
謎の美少女剣士
「さあ、ジャックさんもお覚悟を!」
SCCB<=70 【サーベル&ナイフ】 (1D100<=70) > 91 > 失敗
KP/セリオ
謎の美少女剣士は、そう言ってジャックさんにナイフを振りかざしたが
爆発的な力を出した反動か、先程のようには上手く攻撃を繰り出せなかったようだ。
君は彼女のナイフを、フェンシング・フォイルの刀身で難なく受け止めることができる。
ジャック い、命拾いをしている…
ジャック 「……!! はっ…!」
KP/セリオ これは中の人の出目が荒れていますね……?(恨みがましい目
謎の美少女剣士 「くうっ……一筋縄では行きませんわね……!」
リケ ふふ……大変そうだな、セリオ…
ジャック 「そちらこそ…!」
メルド
「ファティマが吹っ飛び、ジャックと謎の美少女剣士の一騎打ち!
これは勝負が読めなくなってきたぞ! 勝利の女神は果たしてどちらへ微笑むのか!?」
ジャック いまさらだがクリチケの存在をまるっと忘れていたな…
KP/セリオ メルドの煽るような実況に、観客たちの歓声と熱気が高まる。
ファティマ 使い処が分からないわよね……(5枚もあるのに??
ファティマ
「……ジャ、ック……がんばって…………たちつづけて……」
譫言のように呟いている
ジャック
「ファティマ……
……!!」剣を構え直す
KP/セリオ
4ターン目。
ジャックさんの攻撃。
ジャック
打ち込む
油断するなよ…!
CCB<=80 【フェンシング】 (1D100<=80) > 25 > 成功
KP/セリオ
素晴らしい。
では謎の美少女剣士の回避。
ジャック はぁっ…… まずは一回…
謎の美少女剣士 SCCB<=40 【決勝戦回避】 (1D100<=40) > 51 > 失敗
ジャック どきどきどき…
KP/セリオ
回避失敗。
ダメージロール、あるいは剣技・魔術の宣言や消費をどうぞ。
ジャック
そのまま… ふる…!!(さいていちがでるとしぬ
1d6+1+1d4 どうしてふらぐを (1D6+1+1D4) > 3[3]+1+4[4] > 8
ジャック よ… よし!!!!!!!!!!!!!!!!!
ファティマ ダメボ最大値! かっこいいわ!!!
ジャック 「……今度こそ、とどめだっ…!」
謎の美少女剣士 「! きゃああ……っ!!」
ジャック
よかった… ほんとうに……
君が居なくなってしまってからもうだめかと…
KP/セリオ
ジャックさんは謎の美少女剣士のナイフを弾き飛ばし突破して、更にダメージを与える。
どすっ、と鈍い音を立てて、フェンシング・フォイルの刃先が謎の美少女剣士の肩を突いた。
そのまま、彼女はファティマさんが吹っ飛ばされたのとは反対方向へと吹き飛ぶ。
system [ 謎の美少女剣士 ] HP : 5 → -3
謎の美少女剣士 「……もう、だめ、……ですわ……」
KP/セリオ 謎の美少女剣士は立ち上がろうとしたが、そのまま床にへたり込んだ。
ジャック
「はあ、はぁ……
………っ、か……勝った…?」
KP/セリオ
戦闘終了です。
vs謎の美少女剣士 決勝戦
ジャックさん、ファティマさんの勝利です。
おめでとうございます!
メルド
「そこまで!」
「これは勝負あったね! この度の剣術大会優勝者は……」
「Aブロック代表『ジャック&ファティマ』!」
ジャック
やったーーー!!??!
「ファティマ! 勝ったぞ!」
マリアさんも心配だが、ファティマを迎えに行こう
ファティマ
「う、……ジャック……!
勝ったのね……! 流石だわ……!」
ゆっくりと目を開ける
ジャック
「ああ、ファティマ。
君が前半に彼女の体力を削ってくれたお陰だ」
抱き起こす…?
ファティマ
「ありがとう……少しかっこ悪い所を見せてしまったわね。
見届けられなかったのは残念だけれど、貴方の声が聞こえていたわ……」
ジャックの腕の中で微笑む。
KP/セリオ
会場内がこれまでに無い程の熱気に包まれ、わあっ、と一際大きな拍手が君たちに贈られる。
君たちの勇姿を見届けて満足したのか、金色の光となって空へ昇る者も見受けられるだろう。
ジャック
そ、そこまで…
悪い気はしないが…
KP/セリオ 謎の美少女剣士は、メルドに助け起こされて、彼と共に君たちの方へやってくるだろう。
謎の美少女剣士
「お二人の素晴らしいコンビネーションと、折れない不屈の心に感服いたしましたわ!
良い試合をありがとうございました!」
ジャック
「ああ、こちらこそ……
いい勝負だった。途中、かなり肝が冷えたが…」
「やはり……さすが俺たちのダンスの師匠だ。
手強かったな、ファティマ」
ファティマ
「ええジャック、記憶がなくても分かる……
こんなに熱く燃えるような試合は、きっと初めてだわ」
「こちらこそ、お手合わせありがとうございました」
謎の美少女剣士
「私から、お二人の勝利を称えて祝福させてくださいまし!
少し屈んでいただけますこと?」
ジャック 「屈む…?」言うとおりにしてみせよう
ファティマ 「? はい……!」
KP/セリオ 君たちの強さに感動した謎の美少女剣士は、お二人の額へ祝福ということでキスをしてくれる。
ファティマ
「! ……ふふ、ありがとうございます」
くすぐったそうにしている。
ジャック
「……! ……なるほど」
一瞬驚いた顔をするがすぐに納得したように笑う
謎の美少女剣士
「また機会があれば、是非お手合わせしてくださいまし。
マリアも私に負けず劣らず強いので、本気の彼女と戦ってみるのも良いかもしれませんわね!」
ジャック
「ええ。
いつか本気の彼女とも手合わせができればと思うよ」
今度こそ負けそう
ファティマ 「ふふ、その時が楽しみです」
謎の美少女剣士
「うふふ……それでは、私はそろそろ帰らなければ。
皆様応援ありがとうございました! ごきげんよう!」
KP/セリオ 謎の美少女剣士はぱたぱたと舞踏会場を後にした。
ジャック
「ああ。ごきげんよう」
手を振って見送ろう
ファティマ
「また、いずれ」
一礼して手を振りましょう
KP/セリオ メルドは謎の美少女剣士を見送った後、君たちへ優勝賞品を携えて話しかけてくるだろう。
メルド
「やあやあふたりとも、優勝おめでとう!
それではお待ちかね、優勝賞品の授与を行うよ!」
ジャック
「メルドさん。
そうか、優勝賞品…!」
メルド
「豪華優勝賞品はー……
【門の鍵】とー、【黄金の大瓶】とー、これっ!」
KP/セリオ
君たちは、メルドから優勝賞品である【門の鍵】と、MPが20回復する金色の液体が入った【黄金の大瓶】を2本貰える。
そして、こっそり【書庫の鍵】を渡してくるだろう。
メルド
「【書庫の鍵】はナイア君から盗……こっそり拝借してきたものさ☆
有効に使ってくれたまえ!」
ジャック 「……! これは…え?」
KP/セリオ メルドは君たちにだけ聞こえるように小さく囁くと、陽気にウインクしてみせた。
KP/セリオ
アイテム 【黄金の大瓶】
効果 :MP+20
概要 :飲むとMP+20される不思議な薬。
美しい曲線の瓶に入っている。
風呂上がりに1本飲みたくなるデザインだ。
system [ ジャック ] 黄金の大瓶 : 0 → 2
KP/セリオ
黄金の大瓶について、【Item】欄に追記いたしました。
【書庫の鍵】を手に入れたことで
探索可能箇所に【書庫】が追加されました。
ジャック ふむ……探索も頑張らないとな…
KP/セリオ 興奮冷めやらぬといった様子の一般参加者たちにつかまっていた君たちの元へ、ややあってからドレスに着替えたマリアがやってくる事だろう。
マリア 「お二人ともお疲れ様です! とーっても、かっこよかったですわ!」
ジャック
「ああ、マリアさん。ありがとう。
どこからか見ていたんだな」
ファティマ
「ありがとうございます、マリアさん!
ええ、何処でご覧になっていたのか、気付きませんでした」
マリア
「ふふ、秘密の特等席でお二人の勇姿、しっかり拝見いたしました!
優勝おめでとうございます! こちらは私からの優勝賞品ですわ!」
KP/セリオ
マリアが君たちへ渡してきたのは、可愛くラッピングされた手作りのクッキーだった。
君たちと一緒に作ったアイシングクッキーである。
表面には「ありがとう」「大好き♡」と書かれていた。
KP/セリオ
アイテム 【マリアのクッキー】
※一回のみ使用可能
効果 :ダイスを一回振り直すことができる。
概要 :マリアが愛情たっぷり込めて作ったアイシングクッキー。
食べると不思議と幸運に恵まれるような気がしてくる。
ジャック 「これは……先程一緒に作ったクッキー…?」
ジャック 食べちゃいたくないやつ来た…
マリア 「ええ! お二人にもお礼の気持ちを込めて、メッセージを添えましたわ!」
KP/セリオ …………(どうしようもなくて食べちゃった人の顔文字
リケ
ふふ……
いずれ私も食べていたとも。
とってもおいしかったな
ファティマ
「素敵なメッセージをありがとうございます。私もマリアさんが大好きですよ。
食べるのが勿体ない……けれど、大切にいただきますね」
ジャック 「ああ、じっくり味わって食べるとしよう」
KP/セリオ ああ。リケが上手に教えていたのもあって、とても美味しかった……。(噛みしめる
マリア
「喜んでいただけてよかった!
……それでは、私はまた庭園のあたりを散歩してまいりますわね。また後ほど」
KP/セリオ
マリアはひらっと優雅に手を振って、その場を去るだろう。
これにて剣術大会は終了である。
激しい戦闘に勝利した君たちは、使用した戦闘技能……【フェンシング】が+5ポイント成長する。
ジャック !?!? すごいいいことがおきる
ファティマ 優勝の恩恵がすごいわよね……
リケ
ふふ……(噛み締めているセリオを愛でつつ
なるほど、ここで半端に出し惜しみをすると逆にジリ貧になるんだな……
Kaiさんがちょっと心配していた意味がわかった
ジャック 勝ててよかった…
KP/セリオ 他は勝っていたのに決勝戦だけは負けてしまったものな……はは……(吹っ飛ばされた記憶を思い出して苦笑い
リケ
アレは仕方なかった…
マリアがとても強かったよ
KP/セリオ
さて、ややあってから、ようやく話しかけてくる一般参加客たちから解放された君たちだったが──
choice[ジャックさん,ファティマさん] (choice[ジャックさん,ファティマさん]) > ジャックさん
ジャック おや…
KP/セリオ
ジャックさんの横に突然現れ、声を掛けてくる人物がいる。
メルドだ。
ファティマさんの手を取って間に入り、擦り寄っている。
……と、いったところで昼の部はお開きといたしましょうか。
ジャック ぬ…!! わ…わかった
KP/セリオ
続きはまた、五日目夜の部にて。
長時間お疲れ様でした。後ほどお会いいたしましょう。
ジャック
ふふ、お昼もありがとうございました。
お疲れさまでした。また、のちほど
ファティマ お疲れ様でした!
ファティマ
マリアさんとの模擬戦はジャックが決めて、ナイア公爵様との予選は私が決めて……
ここはシルヴィア様とセリオさんとは逆なのね。
それに何より……剣術大会で優勝できて良かったわ。
KP/セリオ お疲れ様です。先程ぶりですね。
ジャック
ああ、お疲れ様。
ふふ、昼の部はすごかったな…
ファティマ
改めて、大荒れだったわね……。
こんなに見ごたえのある決勝戦になるとは思わなかったわ!
ジャック
最終的に勝てて本当に良かった。
ダイスバトルを味わったよ
ファティマ ふふ……! ジャックが大活躍で嬉しかったわ!
KP/セリオ
ここぞという時以外はクリチケを使わない縛りでもしているのですかね……。
出目を落ち着かせてくださいね、ファティマさん。
ジャック
君だって大活躍だったぞ…?
ふふ、そうだな、クリチケの存在は意識していこう
ファティマ 5枚もあるから、いつでもおっしゃってね!(握りしめる音
ジャック 握りしめてるのか… かわいいな
ファティマ えっ……(てれ……
KP/セリオ
それでは……
クトゥルフ オブ ザ マスカレード 五日目夜の部。
再開いたしましょう。
ジャック ふふ… よろしくおねがいします
ファティマ よろしくお願いいたします
KP/セリオ
メルドはジャックさんとファティマさんの間にいつの間にか立っていた。
ファティマさんの手を取ったまま、ジャックさんに声を掛けてくる。
メルド
「やあやあ兄弟、そして可愛いお嬢ちゃん!
二人とも、剣術大会ではとっても輝いてたねえ! 優勝おめでとう!」
ファティマ 「! メルドさん……いつの間に。気付きませんでした」
ジャック
「……! メルドさん……ありがとうございます。
ひとまず彼女から離れていただけますか」
メルド
「ちぇ、お嬢ちゃんのご主人様は厳しいねえ……。
大活躍のキミたちにちょっと相談したい事があっただけなんだけど」
KP/セリオ そう言ってメルドはファティマさんから手を離し、両手を上げてへらへら笑っている。
ジャック
「厳しくない。私の大切な人に不用意に近づくからだ。
……? それで相談事、とは……」
ファティマ た、たいせつなひと……(どき……
メルド
「そう。前にもキミたちには少し提案したけどさ、僕……」
「ナイア君を怒らせてみたいんだよね!」
ジャック 「……ナイア公爵を?」
ファティマ
「怒らせてみたい、ですか……?」
控室でのあれは違うのかしら、と思案している
メルド
「そう。ナイア君てばいつも笑ってるけど、本気で怒ったところを見たことがないんだよね。
この舞踏会が終わるまでに、一回でいいから怒らせてみたいんだ! だからさ、」
「一緒にナイア君へ、カンチョーしに行こうぜ!」
ファティマ
「かっ、……」
言葉に詰まる
ジャック CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 35 > 成功
ジャック
「………」
「……気になっていたんだが君と彼の関係は一体どういうものなんだ?
怒らせてみたい、とは…」
メルド
「うーん、キミたちみたいにべったりじゃないけど、大体キミたちと同じようなものじゃない?
僕はナイア君の忠実な従者さ!」
ファティマ 「忠実な従者はカ、……そのような事はいたしません……」
ジャック 「……だそうだが?」
メルド
「じゃあ忠実じゃなくてもいいから従者だよ!
でもキミたちだってさぁ、忠実な従者とご主人様ならやたらあーんしたりするのはどうかと思うけどなあ!」
「言っとくけど、全部聞こえてるからね!? 僕これでも耳は良いんだから」
ジャック
「なっ……み、見てたのか!?
あ、あれは…いや、その…
だっ、だいたいそんな隙を見せてくれそうな人には見えないぞ…!」
話をそらそうとしている
メルド
「だいじょーぶ! 僕は口も堅いから、キミたちの事は黙っておいてあげるよ!
僕に協力してくれたらね!」
「そう、まさに兄弟の言う通り。
ナイア君はとっても警戒心が強くてさ。僕一人では成功した試しがないんだよ」
「僕がナイア君のケツにカンチョーをぶち込む係を引き受けるから、そこは安心してくれたまえ。
キミ達は僕がナイア君に気が付かれないよう、話などをして気を逸らさせる係だ! 簡単だろー!」
ジャック
(いつもそんな事をしようとするから警戒しているのでは……?)
「確かに……簡単だが」
ファティマ 「じゃ、ジャック……」
メルド
「だろ? ナイア君がざわざわしてる大食堂に居る今が大チャンスなんだよ!」
「そういう訳だから、大食堂に集合な!
ばっちり時間稼ぎ、頼んだぜ☆」
ジャック
言いふらされて……困るような相手は居ないが
どうにもこう………乗る理由がな。
もう一人の俺はどういう流れで受けたんだ一体
KP/セリオ そう言って君たちの返事も待たずに、メルドは姿を消した。
リケ わからん。気づいたら受けていた気がする
ジャック 「あっ… 言うだけ言って居なくなったな…」
KP/セリオ ナイア君が来るよ! とか言われてあれよあれよという間に受けていた気がするな。
リケ
なるほど……
押しが強かったんだな…
メルド 引き受けてくれなくてもやるよ! めげない!
KP/セリオ 我々はこれも失敗したわけだが……。頑張ってほしいものだな。
リケ
ふふ……たしかに色々難しかったな……
かなりトンチキなことを言っていた気がする…
ファティマ 「放っておいても良いのでしょうけど、お耳が良いという事は私たちが来なくてもすぐに分かってしまいそうね」
KP/セリオ タピオカとGPSとセグウェイあたりの話をした覚えがあるな……
ジャック
「……そうだな。
どうする、ファティマ。……行くだけ行ってみるかい?」
リケ ふふ……セリオにいろいろとぶん投げた記憶があるな
ファティマ 「気乗りはしないけれど……そうね」
KP/セリオ ふふ。どうもこの顔の人間は、人に新しい事を説明する役目を負いがちのようだ。
リケ いつもわかりやすい説明で助かっているよ
ジャック
「まあ……いつもは気を張っているということだから、俺たちが話しかけたところでそう変わらないだろう」
そうかな?
ファティマ
「そうね。失敗しても私たちには特にデメリットは無いでしょうし
一度ゆっくり公爵様とお話してみるのも悪くないかもしれないわ」
ジャック
「そうと決まったら…向かってみるか」
ざっざっざっざ
KP/セリオ
君たちは、メルドへ言われた通り大食堂へ足を運ぶだろう。
【大食堂】
ナイア公爵を探して辺りを見渡していると、テーブルの端でやせ細った小さな子供が、じっと物欲しそうにテーブル上にある料理を見上げている。
するとナイア公爵がやってきた。
ナイア公爵 「…………、…………」
KP/セリオ
彼は一言二言子供と言葉を交わすと、テーブル上にある料理をいくつか取り、子供へと差し出した。
子供は涙を流しながらそれを頬張る。
夢中で食べていた子供は顔を上げると、涙で濡れた顔でお礼を告げた。
その瞬間、彼は金色の星屑となって散っていき、空へ消えていった。
その光景を見上げて、またナイア公爵はにやりと口を歪ませる。
しかし、何故か片手は苦しそうに胸を押さえていた。
ジャック 「……いまのは一体…?」
リケ かんじょうひょうげんがへたくそ…
ファティマ
「また、星屑に……。
そういえば、決勝戦の後も星屑になった人達が居たわね……」
KP/セリオ しばらく眺めていると、ナイア公爵はテーブルに寄りかかったまま紅茶に1,2,3,4,5……と、どばどば砂糖を入れて飲み始めた。
ジャック
「えっ…」
あの飲み方をする人が他にもいるとは…の顔
ファティマ
「甘党が多い……のね?」
きょとんと見つめている。
ジャック
「……フランスではああいう飲み方が主流なのか?
いやでもメルドさんは違ったな…」
ファティマ
「そこは好みが分かれるという事かしら?
それにしても、遠目に見てもものすごい砂糖の量ね……」
KP/セリオ お二人が囁き合っていると、ふとナイア公爵が顔を上げ、君たちの姿を認めて近付いてくるだろう。
ナイア公爵
「おや、探索者の皆さん。先程の剣術大会は優勝おめでとうございます。
探索は進んでいますか?」
ファティマ
「探……? ……ええ、ありがとうございます。
探索は……」
どうかしらね……
ジャック
「ああ、ありがとう。危ないところだったが……お陰でなんとか優勝できたよ」
「探索は……まずまずといったところだろうか。
順番に見ていっているので」
ナイア公爵 「それはそれは。ゆったりと探索を楽しんでくださいね」
KP/セリオ
さて、ここでナイア公爵の気を逸らすにはどのような手段を使っても構いません。
気になっていることを聞いてもいいし、何かの行動でナイアを驚かせてもいいでしょう。
ジャック 行動…? 気になっていること……
KP/セリオ 特になければナイア公爵に話しかけさせます。
ジャック
わかった。そうだな…
「そういえば先程も持病の……症状と思しきものが出ていたようだが、大丈夫か?
そう頻繁にあるようでは大変だろう」
ナイア公爵
「ああ……お見苦しい所を失礼いたしました。しかし、こればかりは仕方がありません。
上手く付き合って行くしか、今のところは手立てがない状態ですから」
ジャック
「そうか……大変だな。
何かあったときに診てくれる医者などはいるか?」
そもそもこの…死後の世界? にあるものなのか? とおもいつつも
ナイア公爵
「いいえ。ですがお医者様にもどうしようも出来ない事でしょうね。
いざという時にはメルドが付いておりますが、そちらも気休め程度ではありますね」
ファティマ
「お医者様にもどうしようもできない……。
よく動いておいでですし、命……? に差し障りがなければいいのですけれど」
白銀の書を思い返しつつ……
ジャック
「ああ。ほんとうに……。
メルドさんか……彼は貴方の従者だと聞いたが、付き合いは長いのだろうか」
「随分とその……気安い関係のような気がして。
ああ、悪い意味ではなく…」
「……いや、わるいのか…?」
さっきのことを思い出しつつ…思案…
ジャック どうなんだろう、この時点では双方向になかがいいとは思ってなくて、メルドさん側がやたら気安いと思ってたほうが自然だろうか…
リケ うーん? 私のときはこう……仲良くなりたいという気持ちが暴走して一方通行だと思ってた…? のかもな。同い年くらい(???)だとも思ってたし…
KP/セリオ
ふむ……。
従者としては信頼を寄せているのかな、と思っていたような気がするな……。
友のような間柄である事を微笑ましく見守っていた気がする
ナイア公爵 「ああ、それはもう、彼とは随分と長い付き合いですね」
KP/セリオ 1793年以降、1800年、1900年と見積もったとしても120~220年近く……?
リケ
ほほう……ハンパナイな。
私とキミもそれくらい長く付き合いがつづけば…と思うが(?)
ジャック
「そうか……。
私と彼女もなかなかに長い付き合いなんだが……その辺りはにたものを感じる…な…、ファティマ?」そうか…?
ファティマ choice 生まれた時から知ってることを覚えてる 覚えてない (choice 生まれた時から知ってることを覚えてる 覚えてない) > 生まれた時から知ってることを覚えてる
ファティマ
「ふふ、そうね。私はジャックが生まれた時から……
おそらくその当時は流石にお仕えはしていなかったでしょうけど、ジャックのことを知っているようだもの」
KP/セリオ
長生きをしなければな。
あるいは、死んでしまっても、来世でも……
ナイア公爵
「ほう……生まれた時から、ですか。
それは単純な時間の長さと言うよりも、我々とは質や濃度が異なるように感じますね」
「私は悪戯好きなメルドにはほとほと困らされてばかりで、決して好きではありませんが
心から信用に足る人物だとは認識しております」
ジャック
「私と彼女について……そう言ってもらえると嬉しいな。
ほほう……好きではないのか」
ジャック 決して好きでは有りませんがにジワ…ときてしまったな
KP/セリオ そうシナリオにも記載がありまして……ふふ、となりました。
ナイア公爵
「そうですね……この半日ほどで、お二人も少なからずご覧になってきたでしょう」
「ほかの一般参加客に悪戯をしたり困らせたりということは滅多に無いはずなのですが、貴方たちに対してはどうも接し方が異なるようでしてね。
何かメルドがご迷惑をかけてはいませんか?」
ジャック
「ああ、確かにいたずらは……多いような気がするな……」
チョココロネのことを思い出しながら
ファティマ
「そうね……確かに他の方にはそういう風にはしていらっしゃらないのに……?
どうしてでしょうか……」
じっと先ほども取られた手を見つめる。
ナイア公爵
「何故か……。
彼も、貴方たちが本当は死んでいない事に気付いて、何かしら興味を抱いているのかもしれませんね」
ジャック 「興味を……」
KP/セリオ
そのように会話してひとしきり時間稼ぎをしていると、ナイアの背後でブロンドの髪がチラチラと見える。
メルドはいつでも準備万端のようだ。
そうですね……
1d40+10 いつもの補正 (1D40+10) > 29[29]+10 > 39
ジャック 凄くいい目をだすな…キミは…
KP/セリオ では、そのままこちらの話に引き込むことができるか、ジャックさんは【信用】+39で振ってみましょうか。
リケ ふふん……有能だろう(にこにこ
ジャック ああ……やってみよう
KP/セリオ リケと縁深い、ジャック様のお役に立てればと。(誇らしげにしているリケににこにこ……
ジャック
む……うちのファティマだって負けていないからな。
見ただろう、先程の戦闘のクリティカル量産を(どやや…
ジャック
CCB<=47+39 【信用】 (1D100<=86) > 41 > 成功
ほっ…
ファティマ ふふ、確かにセリオさんも『戦闘では』あそこまでクリティカルを出した事はございませんでしたね。(ダイス成否表を眺めながらにんまり
KP/セリオ …………(思い出される舞踏会クリティカル
ナイア公爵
「ええ。メルドにどういう意図があるかまでは私にも分かりませんが
あれで極悪人というわけではありませんから、そう長くない間ではありますが、どうぞ今後も仲良くしてやってください」
リケ
むむむ……
その分これからもいっぱい踊ってもらうからいいんだもん…
けみかる 『もん』……かわいい…………
ジャック
「……ええ、なかよく……
そうですね」ちょっと背後が気になって目がうろっとしてるかもしれないが
KP/セリオ ……私のリケです。(カキツバタの紋を消す
リケ
はっ……き、気が抜けていたな。
……ふふ…
KP/セリオ
ナイア公爵は、気さくに話し続けていたからか、背後のメルドに気が付かなかった。
メルドは両手を組んで、人差し指を立てる。
そして……
メルド 「メーールド★」
ナイア公爵 「ぎゃん!?」
KP/セリオ
メルドの指が、第三関節までナイア公爵の尻穴に突き刺さった。
途端、ナイア公爵の情けない声が上がり、そのまま地面に倒れこむ。
ジャック 「あっ……」
ファティマ 「!」
メルド 「やったー!」
KP/セリオ メルドは子供のように手を叩いて喜ぶと、走ってその場を後にするだろう。
ナイア公爵 「っ!?……っ……!!」
KP/セリオ
残されたナイア公爵は片手で胸を、もう片手でお尻を押さえて蹲っている。
かなり痛そうだ。
ジャック
「あっ、ああ…… 大丈夫ですか?」
じ、持病が…??
しゃ、しゃがみこんで声をかける…?
ファティマ 「い、いけない、お……お尻だけでなく心臓も……?」
ナイア公爵 「だい、大丈夫、ですよ……申し訳ない……」
KP/セリオ しばらくして痛みが少し引いたナイア公爵は君たちの手を借りながらも立ち上がり、ふ……と、何処か儚げに目を細める。
ナイア公爵
「メルドは長い間この屋敷に勤めているので、友人らしい友人がいません。
寂しさを紛らわす為に、私や貴方たちへちょっかいをかけているのでしょう」
ジャック 「な、なるほど…」
ナイア公爵
「本当に困った人です。私もなるべく気にはかけるつもりではありますが……
どうぞ引き続き、よろしくお願いいたします」
「……それはそれとして、悪戯されたからには、お仕置きが必要ですね。
私は一先ず失礼いたします」
KP/セリオ 彼はいつもの貼り付けたような笑みを浮かべて、よたよたとメルドを探しに行くだろう。
193
ふふ……ナイア公爵…
かわいいね…(なぞの愛で発生
ジャック
「ああ…ま、また後ほど?
……だ、大丈夫なのか、あれは…」
けみかる ふふ……ナイアさん……いとしいですね
193 ういね…… こればかりはPCたちはただ普通に心配しているから…
ファティマ 「いろいろと……少し、心配ではあるわね……」
ジャック
「しかし……いまのは怒っていたかな…?
目論見は成功したんだろうか」
KP/セリオ
そう思案しつつナイア公爵を見届けると、ジャックさんの上着のポケットに「ぽこん★」と何かが現れる。
取り出してみると、間にメモ用紙が挟まっているガレットデロワと【黄金の小瓶】が1本入っていた。
ジャック
「わっ…… な、なんだこれ」
ポケットに…? メモを見てみよう
KP/セリオ
メモには「作戦成功! ありがとう! またよろしくね★」と書いてある。
どうやら、まだメルドの悪戯大作戦は続くらしい……?
ジャック 「またするつもりらしいぞ…」
ファティマ
「メルドさんの作戦自体は成功したけれど
ナイア公爵様を怒らせるという目的までは達成できていない、といったところなのかしらね……」
ため息をつきつつ
system [ ジャック ] 黄金の小瓶 : 1 → 2
KP/セリオ
さて、ここからまた5技能分の自由時間となります。
イベントはマリア、ナイア、メルド、それぞれ②が解放されています。
ジャック
マリアさんのイベントは止まっていたな……
ふむ…
KP/セリオ
【会場散策】
剣術大会決勝戦 終了時点の進捗
■会場散策■
【舞踏会場】
1/1
【2F廊下】
0/3
【大食堂】
1/1
【庭園】
2/2
【キッチン】
2/2
【書庫】
0/3
【???】
0/2
【???】
0/3
KP/セリオ
そうですね、マリアイベント②は現在進行中ですが進められない状況ですね。
また、決勝戦で減ったHPを元に戻しておいてくださいませ。
system
[ ファティマ ] HP : -16 → 10
[ ジャック ] HP : 4 → 13
[ KP/セリオ ] ジャック : 0 → 5
[ KP/セリオ ] ファティマ : 0 → 5
ジャック ふむ……もしかしてそろそろチョイスだと危ないだろうか…? と思いつつもチョイスをしてしまう…(俺だったっけ
ファティマ そうね、ジャックの番だわ。
ジャック
ふふ…同じことをしていた気がする。
よし、ふってみよう
choice 探索 イベント (choice 探索 イベント) > イベント
choice ナイア公爵 (choice ナイア公爵) > ナイア公爵
どうして…
choice ナイア公爵 メルドさん (choice ナイア公爵 メルドさん) > メルドさん
ファティマ ふふ……! ではメルドさんを探しましょうか。
ジャック
ああ、そうしよう。
先程あんな事があった後だしな
KP/セリオ
承知いたしました。
それでは【メルドイベント②】開始いたします。
system
[ KP/セリオ ] ジャック : 5 → 4
[ KP/セリオ ] ファティマ : 5 → 4
KP/セリオ
君たちが一度大食堂から離れてロビーをうろつきながらメルドを探していると
親切な一般参加者がメルドは大食堂にいると教えてくれるだろう。
どうやら入れ違いになっていたらしい。
KP/セリオ ちょっと自分でも言っていて意味が分かりませんが、そういう事です。
KP/セリオ 大食堂に行ってみると、ステージ上でメルドが一般参加客5人をステージ上から吹き飛ばしているところだった。
ジャック
ふふふふふふ…??
そうだな、そういうこともあるだろう
KP/セリオ メルドはサーベルを抜いてはいるが、その刃が当たっていないところを見るに、魔術で風を起こしているようだ。
ジャック
「……あれは……」
見たことのない魔術を使っているな… のかお?
ジャック 魔術慣れを感じる
ファティマ 「あれは剣術というよりも……最早魔術ね」
ファティマ そろそろ慣れたいわね……(魔術関連のファンブルを思い起こしながら
KP/セリオ 君たちの姿を認めると、メルドはまさしくつむじ風のように素早く近付いてくるだろう。
メルド
「やあお嬢ちゃん! それに兄弟! さっきはありがとね!
いやあ〜二人とも、良いところに来たよ!」
ジャック
「……! 先ほどぶりだな。
いいところ…?」
メルド
「そう! ほら、決勝戦でも言ったけど、僕って剣術大会予選Bブロックの担当だっただろ?
でも開幕一戦目で負けちゃってさあ、どーしても悔しいから、手当たり次第勝負をふっかけてるところだったんだよね!」
ファティマ
「確か舞踏会が始まる前に決まった、とおっしゃっていましたね。
ということは、マ……謎の美少女剣士さんに……」
ジャック
「…ああ、なるほど。
それは……悔しいだろうな…」
メルド
「そそ! だからキミたちをここで負かしたら、実質僕が優勝って事じゃん?
ちょっと一戦交えようぜ~」
「もしも僕に勝てたなら、僕が扱う素晴らしい魔術をキミたちに教えてあげるよ!」
ジャック
「優勝ということには……
素晴らしい魔術?」
メルド
「ああ、僕の最終最強奥義だぜ!
どんな魔術かは、勝ってからのお楽しみ☆」
ジャック 「最終奥義…そうか…ふむ、ちょっとだけ興味があるな」
ファティマ
「ふふ、確かに魔術をたくさん使った戦法とも対峙してみたいものね。
その勝負、乗らせていただきましょう、メルドさん」
メルド
「話が早くて助かるよ、兄弟、お嬢ちゃん!
でもね、ナイア君と違って、僕は大人げないから本気で倒しにいくよ!」
KP/セリオ メルドはそう言って、君たちを煽ってくるだろう。
ジャック
「……! 受けて立とう。
俺たちとて全力だ。そうだな、ファティマ」
ファティマ
「ええ、勿論よジャック。
誰が相手でも手は抜かないわ」
メルド
「ひゅ~! さっすが優勝者おふたりは気迫が違うね!
それじゃ、よろしくね!」
KP/セリオ
それでは
【模擬戦 vsメルド】
開始いたします。
ルールは今までの模擬戦と同じです。
ジャック おや、またいい感じのBGMが…(るんるん…?
KP/セリオ 行動順は、メルド→ジャックさん→ファティマさんです。
ジャック 早いな…
メルド ふふ、僕らしいBGMだろ? 風のようにキミたちを倒しちゃうぜ!
KP/セリオ
1ターン目
メルドの攻撃
ジャック む……そう簡単には負けないぞ
メルド
S1d2 【魔術攻撃】 (1D2) > 2
choice[お嬢ちゃん,兄弟] (choice[お嬢ちゃん,兄弟]) > お嬢ちゃん
ジャック ぬ…!
KP/セリオ
では、メルドはファティマさんに向かって魔術攻撃を仕掛けようとしてきます。
【回避】をどうぞ。
KP/セリオ そういえば小瓶とか大瓶とかの消費は良かったですかね……(激遅確認
ジャック
そうだったな……
……小瓶を一つずつ飲んでおくか?
KP/セリオ わかりました。戦闘開始前にぐいっと行った事にしましょう。
ジャック
ありがとう。
ぐいっ ごくごくごく…
system [ ジャック ] 黄金の小瓶 : 2 → 0
system
[ ファティマ ] MP : 12 → 22
[ ジャック ] MP : 10 → 20
ファティマ choice 瞬間強化を使う 通常回避 (choice 瞬間強化を使う 通常回避) > 瞬間強化を使う
ジャック ふふ… 本気だな…
ファティマ 万全を期すわ。【瞬間強化】を使います。
system [ ファティマ ] MP : 22 → 17
ファティマ CCB<=99 【回避 瞬間強化】 (1D100<=99) > 36 > 成功
KP/セリオ ファティマさんは、メルドのやたらドレスの裾を狙った風魔法を、軽やかな身のこなしでひらりと避けた。
ファティマ 「っ、と……! これが魔術攻撃ね……!」
メルド 「魔術にはやっぱり魔術で対抗してきたか……やるねえお嬢ちゃん!」
KP/セリオ メルドは余裕そうな笑みを浮かべている。
ジャック
「……その攻撃は不愉快なんだが…」
メラッ…としている
メルド
「お嬢ちゃんなら避けちゃうかな~って!
実際避けられたんだからいいじゃん!? あはは!」
KP/セリオ ジャックさんの攻撃です。
ジャック
うーむ 魔術を使わないと当たらないが……
いや、初回は気づかないな絶対
ジャック もちろん攻撃する。フェンシングだ
KP/セリオ そうですね……。当たれば気付くでしょう。
ジャック
CCB<=80+5 【フェンシング】 (1D100<=85) > 100 > 致命的失敗
??????
ファティマ く、クリチケ使う……?
ジャック つかう・・・
system [ ジャック ] CT : 1 → 0
ジャック よし、もう一度振るぞ…
KP/セリオ
メルドの言葉に動揺して転ぶ自分の幻覚が見えた……気がしたがそれは白昼夢だった。
振り直しをどうぞ。
ジャック CCB<=80+5 【フェンシング】 (1D100<=85) > 72 > 成功
ジャック ほっ…
ジャック 「ここだっ…!!」当てるRP
KP/セリオ メルドは回避をふりません。ダメージロールをどうぞ。
ジャック 1d6+1+1d4 ダメージロール (1D6+1+1D4) > 3[3]+1+4[4] > 8
KP/セリオ
ジャックさんはメルドに鋭い一撃を浴びせた……かのように思えた。
しかし、見えない薄い壁のようなものを感じ取り、それが衝撃を吸収するような感覚を覚えた。
メルドは魔術で体を覆って保護しているので、こんなにも余裕そうにしているのではないか? と気付くだろう。
ジャック 「……!? 効かない…」
ファティマ 「えっ……?」
ジャック 「ファティマ! ……いつもの攻撃ではだめだ!」
KP/セリオ その一言で意思疎通が図れたかどうか、ファティマさんは【アイデア】をどうぞ。
ファティマ CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 1 > 決定的成功/スペシャル
ジャック
俺のごい!?!??!????
こわいな
KP/セリオ
とても……はっきり……分かりましたね。
1クリのクリティカルチケットをどうぞ。
system [ ファティマ ] CT : 5 → 6
KP/セリオ
これは……どうなんでしょうね。
戦闘中のクリティカルではありますが、攻撃のダイスロールではありませんし
折角なので自動勝利扱いにはしない事にいたしましょう。
ファティマ 「! 皆まで言われずとも分かったわ、ジャック!」
ジャック 「……!!」嬉しそうに頷く
KP/セリオ ファティマさんの攻撃。
ファティマ
当然、フェンシング攻撃をしかけるわ。
CCB<=85 【フェンシング】 (1D100<=85) > 57 > 成功
KP/セリオ
メルドは回避を振りません。
ダメージロール、魔術の行使をどうぞ。
ファティマ 【陽光の加護】を使います。
system [ ファティマ ] MP : 17 → 16
ファティマ 1d6+1+1d4 【フェンシングダメージ】 (1D6+1+1D4) > 1[1]+1+3[3] > 5
ファティマ ちょ、ちょっとよわい……
ジャック ダメージが入った、この調子で行こう…!!
KP/セリオ
【陽光の加護】を纏い、ファティマさんのフェンシング・フォイルが淡く煌めく。
その刀身をメルドに叩き付けると……
メルド 「ふふーん! 兄弟からのお嬢ちゃんの追撃だね!」
ファティマ 「やぁっ!」
メルド 「ぎゃあ!?」
KP/セリオ
見えない壁を突き抜けて、メルドの体に直接刃が当たる感触がした。
彼は何とか受け身を取り、ステージ上に立ってはいるものの、衝撃に弾かれてわずかに後退する。
メルド 「えっ、なに今の!? ズルくない!?」
ジャック 「入った…!」
ファティマ 「ジャックの判断のお陰だわ。この調子で行きましょう!」
ジャック 「ああ…! 勝機が見えてきたぞ!」
メルド 「えっ……お嬢ちゃん、兄弟が言った『いつもの攻撃ではダメ』だけで何をすればいいか分かったの……?」
ファティマ
「ええ、はっきりと分かりました」
「私は彼の忠実な従者であり、最良の友ですから」
メルド 「は、はえぇ……こりゃマズいぞ……!」
ジャック ふふふ…1クリ…
ファティマ 愛……ね(ぽっ ???
KP/セリオ
2ターン目。
メルドの攻撃。
メルド S1d2 【魔術攻撃】 (1D2) > 1
ジャック ん! んん…(ごほん! ?
KP/セリオ
ではメルドはなりふり構わず、君たち二人へ一斉に風魔法攻撃を繰り出そうとしてくる。
【回避】をどうぞ。
ジャック CCB<=50 【回避】 (1D100<=50) > 69 > 失敗
ファティマ CCB<=50 【回避】 (1D100<=50) > 83 > 失敗
ジャック あっ… はわわわわ
KP/セリオ
ではダメージロール。
二人とも同じ数値のダメージが入ります。
ジャック いけないかな~ と思ってしまった はわわわ…
メルド 1d6 【1:全体攻撃】 (1D6) > 2
system
[ ジャック ] HP : 13 → 11
[ ファティマ ] HP : 10 → 8
KP/セリオ
力強いつむじ風の衝撃波が君たちを襲う。
立っていられないほどでは決してないが、体に小さなダメージとして蓄積されていくだろう。
メルド 「よーし当たった……! へへーん、どうだ!」
ジャック 「むっ…!! ま、まだまだ…!」
ファティマ 「っ……! これしきでは倒れません!」
KP/セリオ ジャックさんの攻撃。
ジャック
ああ。フェンシングだ…! こんどこそ!
CCB<=80+5 【フェンシング】 (1D100<=85) > 94 > 失敗
ジャック ぬわーーーっ
ファティマ あ、あぶない……!
ジャック えーんえーん……
ファティマ よ、よしよし…………
KP/セリオ
ジャックさんは向かい風に逆らうような形になった為か、素早く間合いを詰めることができなかったようだ。
メルドはあざ笑うようにひょいと刃先を避けて、けらけらっと笑う。
メルド 「ふふーん! 当たらなければ、魔術を使われようとどうという事はないのさ☆」
ジャック 「むっ……!!」
ファティマ
「地の利がメルドさんにあるという事ね……!
でも、負けないわ……!」
KP/セリオ ファティマさんの攻撃。
ファティマ
笑っている隙を突くわ。フェンシング攻撃。
CCB<=85 【フェンシング】 (1D100<=85) > 47 > 成功
KP/セリオ メルドは攻撃が当たることが分かってしまったので、回避をします。
ジャック 頑張れ…! 当たれ…!!
メルド SCCB<=40 【回避】 (1D100<=40) > 93 > 失敗
KP/セリオ
回避失敗。
ダメージロール、魔術の行使等をどうぞ。
ファティマ 【陽光の加護】だけ使って、そのまま通常攻撃をしましょう。
system [ ファティマ ] MP : 16 → 15
ファティマ 1d6+1+1d4 【フェンシングダメージ】 (1D6+1+1D4) > 6[6]+1+1[1] > 8
ジャック いいぞ……!
ファティマ これで後は一撃決めるだけでいけるわ……!
ジャック ふふ…果たしてそううまくいくかな…(床に体育座りで転がる
KP/セリオ ファティマさんは、ジャックさんの攻撃に気を取られへらへらしているメルドの間合いへ、静かに近付いて鋭い一撃を放つ。
ファティマ 上手く行かせるのよ……!(クリチケを両手に握りしめる音
ファティマ 「脇が甘いですよ、メルドさん……!」
メルド 「うおっ……!?」
KP/セリオ
衝撃で更にメルドは後退させられる。
よろめき、ぜえぜえと息を切らし始めているが、まだ立っていられるようだ。
メルド
「これはちょーっとまずいかな?
……いや、次立っていられれば僕の勝ちだ。それまで耐えればいいのさ!」
KP/セリオ
3ターン目。
メルドの攻撃。
メルド S1d2 【魔術攻撃】 (1D2) > 1
KP/セリオ
メルドはまたしても、お二人に対して風魔法攻撃を繰り出そうと手に力を込めている。
【回避】をどうぞ。
ジャック CCB<=50 【回避】 (1D100<=50) > 81 > 失敗
ファティマ CCB<=50 【回避】 (1D100<=50) > 40 > 成功
ジャック
どうも… 出目が高いんだよな…
よし!
ファティマ ふう……!
KP/セリオ
ジャックさんは次の攻撃に備えるべく、あえて攻撃を受けて距離を保った。
ファティマさんは、ひらりと舞うように風を避けて後退する。
ジャック ふふ……かっこよくしてもらった…
メルド 1d6 【1:全体攻撃】 (1D6) > 4
ジャック 「ぬ……!!」
ファティマ かっこいいもの(セリオさんに圧
system [ ジャック ] HP : 11 → 7
ジャック 圧をかけている…ww
ファティマ
「ジャック!
……でも、行けるわよ!」
ジャック 「……ああ!」
メルド 「むむ……どうにもこの、コンビネーションが崩せないんだよね……!」
KP/セリオ ジャックさんの攻撃。
ジャック
あ、当てる…!!
CCB<=80+5 【フェンシング】 (1D100<=85) > 8 > スペシャル
ジャック やった~!!! とりあえず成功だ!
ファティマ
やったーー!!!
当たって(セリオさんに圧
KP/セリオ こればかりは私にもどうしようも無いかと……
ジャック ふふ…あたるといいな…(きゅるん…(?)
KP/セリオ うっ…………善処、します……
リケ …色目を使わないでもらおう(?
KP/セリオ メルドは回避をします。
メルド SCCB<=40 【回避】 (1D100<=40) > 45 > 失敗
KP/セリオ
回避失敗。
ダメージロールをどうぞ。
ジャック 1d6+1+1d4 ダメージロール (1D6+1+1D4) > 2[2]+1+1[1] > 4
ジャック すごい値が出たな…
system [ メルド ] HP : 2 → -2
メルド 優しいねえ兄弟~!
KP/セリオ とどめのRPがあればどうぞ。
ジャック ぐぬ… そ、そういうことだ!
ファティマ そういういう……動揺し過ぎよ、ジャック
ジャック
「今度こそ…! はぁっ…!」
切り裂くような風の隙間から刃で攻撃だ…!
ジャック わはは… なんかいろいろ誤字ってるな…
KP/セリオ 【陽光の加護】を使ったと思われるので、MP-1をお願いいたします。
ジャック わっ 忘れてた そう、 つかっている…
system [ ジャック ] MP : 20 → 19
KP/セリオ
メルドの攻撃パターンを体が読み切り、あえて受けた攻撃以上の追撃を華麗に避けながらジャックさんは隙間を縫う。
先程のファティマさんの攻撃をよく観察していたためか、彼女と型はよく似た動きでありながらトリッキーな一癖を加えて、メルドへ一身に叩き込む。
メルド 「ひえーっ!?」
KP/セリオ 衝撃を受けたメルドは、自身の作り出した風に乗って、ステージ外へ弾き飛ばされるだろう。
ジャック 「……勝負……あったようだな」
KP/セリオ
戦闘終了。
模擬戦 vsメルド
ジャックさん、ファティマさんの勝利です。
おめでとうございます!
メルド 「へぶっ!」
KP/セリオ
メルドはステージからはじき出されると、頭からずしゃりと地面に転げ落ちるだろう。
周囲で勝負の行方を見守っていた、先ほどメルドに倒された一般参加者たちはワッと君たちへ駆け寄り
胴上げをして各々激励の言葉を投げかけてくる。
ファティマ 「やったわね、ジャック……! って、え!?」
ジャック
ありがとうございます。
よかった!!
「……!?」
KP/セリオ しばらくされるがままになっていると、彼らは満足したかのように金色の星屑のような光となって消えていった。
ジャック 「!? 消え…!?」
ファティマ 「満足そう、だったわね……?」
KP/セリオ その後、メルドは君たちの方へよろよろと歩み寄ってくる。
メルド
「いやーまいったまいった! 流石は剣術大会優勝者だね……!」
「よし、君たちに託そう! 僕の最強最終奥義を!!
メールド★」
ジャック 「ああ……いやしかし、貴方もいい身のこなしで… ……?」
KP/セリオ メルドは冗談で呪文【メルド】を授けてくれる。
KP/セリオ
呪文【メルド】
コスト:MP1
概要 :ガレットデロワをチョココロネに変える最強最終奥義。
ガレットデロワ以外の食物には効果なし。
ガレットデロワのおいしさに比例しておいしいチョココロネが出来る。
チョココロネの中身は術者が
「カスタード、ミルクチョコ、ビターチョコ」
の三つから好きな味を選ぶことができる。
KP/セリオ
なおこちらは持ち帰る事のできる魔術となっております。
生還された暁には、ぜひガレットデロワをチョココロネに変えてお楽しみください。
ジャック
「こ…れは…?」
ふふ……そうだったな
ファティマ 「め……るど……? こちらがメルドさんの最終奥義ですか……?」
メルド 「間違えた!」
KP/セリオ 彼は悪びれる様子もなく笑いながら、次のようなことを話してくれる。
メルド
「そりゃガレットデロワは美味しいしいつも食べてるけど
これでも僕はチョココロネが大好きでね」
「チョココロネが転がっていたら、そりゃ犬のように飛びついちゃうのさ!
特に、ミルクチョコならね!」
「わんわん!」
KP/セリオ メルドは犬のようなポーズをとり、ケタケタと笑うだろう。
ジャック
「だからチョココロネをよく……
……」(なんでなげてくるんだ…?)
メルド
SCCB<=70 【心理学】 (1D100<=70) > 61 > 成功
「そりゃあ、あわよくばキミたちにもチョココロネ ミルクチョコ派になってほしいからね!」
ジャック 「……? い、いま…?」
KP/セリオ メルドはジャックさんの思考を読み取るようにそう言うだろう。
メルド 心理学に成功したよ~! いや~これも愛かな!?
ジャック なるほど…? いや、どうだろうな
メルド つめたいなあ~!
メルド
「へへーん、キミってば結構分かりやすいみたいだからね!
何を思ったかわかっちゃった! どう、お嬢ちゃんみたいじゃない!?」
ジャック
「む……わかりやすいか…?」
ファティマの方を見つつ…?
ファティマ
「どう……かしら。
手に取るようによく分かる所もあるし、分からない所もある……気がするわ?」
ファティマ それに救われている部分もある……かもしれないわ……?
ジャック 「……じゃあ、たまたまだ」きりっ
メルド
「ちぇーっ」
「とと、いけね! 確かに【メルド】の呪文は最強だけど、僕の最終奥義ではないんだな!」
「口直し口直しっと」
KP/セリオ メルドは改めて、魔術【瞬間防壁】を授けてくれる。
KP/セリオ
魔術【瞬間防壁】※シナリオ内限定
コスト:受けたダメージ分のMP
効果:ダメージをMPで肩代わり出来る
概要 :攻撃が当たる瞬間に一瞬だけダメージを軽減できる防壁を展開する。
他者へ向けて使用することも可能。
ジャック 「……この魔術は…… なんだかすごそうだな」
メルド
「だろーっ? 魔力さえあれば、自分のことは勿論、仲間の事も助けられちゃうんだぜ?」
「お嬢ちゃんのピンチに僕が颯爽と現れて守って、うっかり惚れられちゃったりして!?」
ジャック 「む……」そんなことはない……ないはず…
ファティマ choice 惚れないわ かっこいいとは思うけど惚れるまではいかないかしら… 時と場合による…?(??) (choice 惚れないわ かっこいいとは思うけど惚れるまではいかないかしら… 時と場合による…?(??)) > かっこいいとは思うけど惚れるまではいかないかしら…
ジャック
さいごのせんたくし…
:(´・ω・)ω・`):
リケ
たまにひどいひとになるからな…彼らは…
:(´・ω・)ω・`):
KP/セリオ
私だけは、絶対にそんな事はない。
(きょうだいみたいでかわいいな……)
リケ うん……信じているとも。…ふふふ
ファティマ
「確かにかっこいい……とは思うかもしれませんが……
自分の身を削ってまで守られるのは、少し心苦しいです」
ジャック 「………俺にだって多少は魔力はあるぞ」
メルド
「ふうん?
じゃあ、ご主人様が同じ事をして守ってくれても、惚れたりなんてしないってことかあ」
ファティマ choice それはそう それは…… (choice それはそう それは……) > それは……
ファティマ 「そ、それは、…………」
ジャック
「……そういうのはともかく、俺にだって彼女は守れる!
………た、たぶん」
ファティマ
「……そ、そうですよ! ジャックは強いのですから!」
「それに、ジャックがそうしてくださるという事は、きっと予断を許さない状況でしょうから……
私も、出来る限り自分の身は自分で守るように努めますわ」
ジャック
「……まあ……ファティマを守るための手段をくれた、という部分には感謝している。
ありがとう。有事の際には使ってみよう」
ファティマ
「同じ事が私にも言えますね。上手く役立てられるといいのですけれど。
ありがとうございます、メルドさん」
メルド
「どーいたしまして! あ、そうだ。間違えちゃったお詫びに【とっても美味しいガレットデロワ】も付けちゃう!
そのまま食べちゃうも良し、チョココロネに変えるもよし。好きに使ってよね☆」
「やー、負けたけど楽しかったよ!
それじゃーまた後でね、お嬢ちゃん、そして相棒!」
ジャック 「あ、相棒…?!」
KP/セリオ
メルドはMP5回復する【とっても美味しいガレットデロワ】をプレゼントしてくれる。
どさくさに紛れてファティマさんを一瞬抱きしめた後、すぐさまジャックさんと一瞬肩を組んで、その場を後にするだろう。
ジャック 「……こちらも楽しかっ… あっ、こら! !?」
ファティマ 「ひゃ!? ……??」
ジャック
「……行ってしまったな」
のこされたガレットデロワを見つつ
ファティマ
「ナイア公爵様の仰っていた通り、からかっているだけなのでしょうけど
油断も隙も無いわね……」
KP/セリオ 現在、普通のガレットデロワが1つ、【とっても美味しいガレットデロワ】が2つある状態です。
ジャック
なるほど……
「……どうする?
後でおやつにでも食べてみるか」
ファティマ 「ふふ、そうね。夕食後のデザートでもいいかもしれないわ?」
KP/セリオ
そして、そうですね……
この辺りで、もう一度【歴史】+20を振ってみましょうか。
技能消費はありません。
ジャック CCB<=25+20 【歴史】 (1D100<=45) > 88 > 失敗
ジャック にゃーん
ファティマ が、がんばるわ……!
ジャック すまない…… 頑張れ!
KP/セリオ ファティマさんがファンブルさえしなければいいんですよ(圧
ファティマ CCB<=75+20 【歴史+20】 (1D100<=95) > 79 > 成功
ファティマ よし……!
ジャック やった!
KP/セリオ
ではファティマさんは、メルドと関わる内にぼやけていた歴史に関する記憶がふと蘇ってくる。
まず、彼は古典派の代表だということが分かる。
有名な音楽家らしく、6歳の頃に初恋をした相手にプロポーズをしていた。
また、下品で、今でいうところの下ネタが大好きだったという逸話もある。
これらのエピソードはとても有名だろう。
彼の正体は「ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト」だ。
ファティマ
「……メルドさんのあの雰囲気、演奏する曲目の時代、それに初恋のエピソード……」
「もしかしたら、あの有名な音楽家、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト……かもしれないわ」
ジャック
「……モーツァルト? 彼が…?」
「いや、でも、ううん……そう言われると、そうなのか…?」
ファティマ
「ナイア公爵様の口ぶりからしても、メルドさんはかなり長いこと公爵様に仕えておいでのご様子だったでしょう?
死者が集う舞踏会なのだとしたら、そしてそのままスタッフとして消えずにいるのだとしたら、そうおかしな事ではない……気もするわ」
ジャック
「なるほど、そういうこともありうるか……
……これで、彼の名前は当てられるようになった、ということだね」
ファティマ
「ええ。メルドさんの名前を当ててどうなるのかは分からないけれど、何か思い出されるか……
あるいはご存知かもしれないわね」
KP/セリオ
なお、名前を当てに行くなら、《1技能分の時間を消費》して
NPCと1対1の静かな所で行う必要があります。
また、【メルド】を使えばマリアの庭園の巨大ガレットデロワをどうにかできるのではないか? とも思いつくでしょう。
ジャック それなんだよな…… は! たしかにそれもあった
KP/セリオ
ということで、現在できることといたしましては
・マリアイベント②の続き(技能消費なし)
・ナイアイベント②
・名前当て?
・探索(2F廊下・書庫)
のいずれかになります。
ジャック
なるほど……まとめてくれてありがとう。
……どうする? ファティマ
ファティマ ちょ、ちょいす……??(困った時のちょいす顔
ジャック ふふ、頼んだ
ファティマ choice マリアさんの続き ナイア公爵様 名前当て? 2F廊下 書庫 (choice マリアさんの続き ナイア公爵様 名前当て? 2F廊下 書庫) > 名前当て?
ジャック ほほう…!
ファティマ
名前当て……??
1対1で行くなら……ジャックが行く?
ジャック
二人きりにするのは(相手がどういうつもりであれ)気が進まない、というのはある。
なるほど…
よし、行ってみよう。
ファティマが当てたのに俺が話に行くというのも何だが…
ファティマ
どちらにしてもKPCとNPCがしばらく延々と話していてもね……になるから……?
お願いするわ。
ジャック
そういうアレもあるか…。
わかった、お願いされたぞ
俺がメルドさんの名前を当てに行こう。
KP/セリオ
ここでマリアイベント②とドッキングさせれば
シームレスに合流できるのではないかとは思うのですが むむ……(悩
KP/セリオ 承知いたしました。
ジャック ふむ……そうするか?
KP/セリオ 突然のメタ 2周目ですもんね!(開き直り
ジャック ふふ そうだな、二週目特権だ。
system [ KP/セリオ ] ジャック : 4 → 3
KP/セリオ
ジャックさんは人気の少ない場所……
2階へ続く階段の踊り場へ、メルドを呼び出す。
探すまでもなく、名前を呼べば魔術ですぐに姿を現すだろう。
ジャック 「――メルドさん?」
メルド
「なんだい相棒!
……おや、お嬢ちゃんは一緒じゃないんだね。サシで話したいことでもあるのかな?」
ジャック
「…! ほんとにどこででも聞いてるんだな……。
ああ、一対一で話したいことがある。
名前当てゲームの回答だ」
メルド
「……なるほど。僕の正体が分かったんだね!
よーしそれなら、聞かせてもらおうじゃないか! 当てられたらご褒美あげちゃう!」
ジャック
「ああ。
メルドさん、あなたは… 貴方の名は…」
「ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト…だ」
メルド 「…………」
ジャック 「…… ………」
メルド
「せいかーい! いやあキミってばすごいじゃん!
そう、僕こそが天才音楽家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトさ☆」
「ここでは引き続き、メルドだけどね!」
KP/セリオ メルドは仮面を外すとにこにこ笑って、君たちへ一人1個、とっても美味しいガレットデロワを振る舞ってくれる。
KP/セリオ
【ガレットデロワ】
メルドが振る舞ってくれた特製のガレットデロワ。
非常に美味しく、食べるとMP+5される。
ジャック
「……あ、ああ。
黙り込むから……違うのかと……
本当にそうだったのか…」
system [ ジャック ] SPガレロワ : 2 → 4
メルド 「へへ、ちょっとドキッとしただろ~!」
ジャック 「……ああ、焦ったよ。とても」
メルド
「あっはっは! お詫びにそのガレットデロワは、お嬢ちゃんと二人で仲良く食べてくれたまえ!
それから、ご褒美に耳寄りな情報も教えちゃうもんね!」
ジャック
「ありがとう。彼女にわたしておこう。
……耳寄りな情報…?」
メルド 「うん! 耳の穴かっぽじってよーく聞くんだぜ?」
ジャック 「…? ああ」
メルド
「まず、もうナイア君から聞いてるみたいだけど、キミとお嬢ちゃんはまだ生きてる。
というか、死にかけではあるけど他の亡霊たちとは違う、ってのは知ってるよね」
「屋敷から出られさえすれば、生き返る事ができるんだ!」
ジャック
「ああ、そのように聞いた。
あるいは、ナイア公爵の名前を当てればよい、とも」
メルド
「それ! ナイア君ってばおかしな事言うよなあ!
確かに出る方法は、大きく分けて二つあるよ」
「でもそれは、『門を開けて出る』か『核を壊す』かだ」
ジャック 「……”核”を…壊す?」
メルド
「ああ、まず今君たちが着けてる仮面が、君たちの本名や出身地などの記憶を奪い取ってしまってるのはマリアから聞いてたよね」
「これを外さない限り、たとえ門を開けて舞踏会場の外へ出られたとしても
帰るべき身体が分からないから正しく帰る事ができないって事も、ナイア君が説明してた」
「でも、記憶を取り戻すなんて大変だろ? だからこそ、おすすめは『核を壊す』こと」
ジャック
「……ああ。そうだったな。
………」
メルド 「核を壊せば君たちの仮面も外れて元の体へ戻り、他の亡者もあるべきところへ行けるようになるって寸法さ!」
ジャック
「だが、核を壊せば……この場所は…」
……それはいいことなのか?
メルド
「そうだね、舞踏会は終わっちゃうね。でも簡単に帰れるんだぜ?」
「まあ……仮面を作ったのは僕だから、記憶を取り戻す方法も分からないわけじゃないよ」
「てかそれも、マリアからちょっと聞いてるよね?」
ジャック
「仮面を作った……?
ああ、確かに……聞いた気がする」
メルド
「まず、君たちや一般参加者に渡した仮面の効果は『自分に関することを忘れる』ものなんだ」
「一方、ナイア君とマリアに渡した仮面は特別製でね。
『虚構の仮面』といって『本人が一番忘れたい記憶』が消えてしまうものなのさ」
ジャック 「忘れたい記憶…?」
メルド
「それぞれ外し方がちょーっと違ってね。一般的な仮面は『自分の名前』を、虚構の仮面は『忘れた内容』を思い出す必要があるんだよ。
もうこれだけで大変だろ〜!?」
「そう。忘れたい記憶。
僕はさ、ナイア君に頼まれて『虚構の仮面』を作ったけど、何を忘れようとしたかまでは知らないんだよね」
「そしたらナイア君たら、僕に『仮面を作るよう頼んだ』ことすら忘れてしまってるみたいでさあ」
ジャック
「そんなことが……いや、しかし忘れたいことを思い出すきっかけをなくす、という意味では理にかなっているかもしれない」
「……マリアさんは、自分の名前を思い出せないと言っていたが……
それは彼女が願ったことだというのか?」
メルド
「うーんどうなんだろう?
それも、忘れたい記憶と関連してたから、セットで忘れちゃったのかもね?」
「ただ、ナイア君やマリアへ仮に本名を伝えても、二人の仮面は僕やキミたちみたいには外れないってことだ!」
ジャック
「……なるほど。
彼らに仮面を外させるには、忘れた内容を……難しくないか?」
メルド
「ぜってー難しいと思う。オススメしないね。
キミたちが自分自身の仮面を外す為に邁進するのは良いけど、二人の仮面を外すなら核を壊す方が早い! ……はず!」
KP/セリオ
そこまで陽気に伝え終わると、メルドは……
突然ジャックさんの胸ぐらを掴み、壁に強く押し付けてくる。
ジャック 「……っ!?」
KP/セリオ 脅迫をするかのような血相と、低められた声のトーンは普段の彼の様子からは想像もつかないものだった。
ジャック 「め、メルドさん…?」
メルド
「いくつかキミたちへ忠告だ。
まず、自分は本物のアマデウスではない。正確にはその半身だ」
「自分ならともかく、この会場で相手に名前を与えるのは命取りになる」
「誰もが仮面を被るこの舞踏会では、名前は自身の存在を定義するようなもの。
相手に名前を伝えるということは、その存在を固定してしまうようなもの」
「重々気を付けなければ、今ごろ君たちの首が飛んでいたかもしれないよ」
ジャック
「半身…? ………」
「あたえる、とは…?
名前当てゲームは…”正解”が存在して…それを当てる…ものじゃないのか…?」
「忘却の仮面……
忘れている…もともと”無い”ことになっている…のか」ふんわり読んでた…
メルド
「名前当てゲーム……たとえばそれが、本当に『正解』だったなら良いだろう。
僕も半身とはいえ本物にごく近い存在だし、何より魔術師としてはそう上位ではないからね。存在を固定されたとしてもどうという事は無い」
「でもそれが『不正解』なのに与えてしまったら?
その存在が実は強大な力を持ったものだとしたら?」
「その存在として固定された時、相手がどのように変貌するかは……
……ああ、想像もしたくないな」
ジャック
「なるほど……
確かに全く見当違いの名前でよんでしまったら……大変なことが起きそうだ」
「…軽率に名前あてゲームを行うことは控えよう」
メルド
「…………」
「なーんてね! キミたちが無事に舞踏会場から出られるように僕も祈っとくよ!
それじゃあね!」
KP/セリオ
彼はころりと表情を変え、いつも通りのひょうきんなメルドに戻る。
魔術で派手にその場から消えてみせるだろう。
ジャック
「……! ああ……」
「……コロコロと雰囲気が変わるな…」
知らずに緊張していたらしい……。
少し落ち着いたらファティマのもとへ戻ろう
KP/セリオ
メルドの名前当てゲームは以上です。
ジャックさんはファティマさんと合流して、名前当てゲームの結果とメルドから得た情報の共有をする……
といったところで、本日はお開きとしましょうか。
ジャック
ああ、そうしよう。
今日もありがとうございました。
こうしてみると……伏線がいっぱいだったんだな…と思うよ
ファティマ
お疲れ様でした。
そうね……伏線を散りばめて回収していく……。
ジャック
凄いシナリオだ…… ふふ。
情報共有のときは嬉しそうにしてファティマを褒めつつ……動揺してたのをさとられないようにするだろうな…
ファティマ
ふふ、褒められて上機嫌になりつつ……
仮にさとってしまっても、さとった事を顔に出さないようにするわね。
ジャック む……なるほどな…
ファティマ
CCB<=75 【心理学】さとらなければいいだけのこと…… (1D100<=75) > 88 > 失敗
さとらなかったわ。
ジャック
おや… よかった…上手くごまかせた…
ふふ、俺が伝えたいことだけを読み取ってくれる…?
ファティマ 気付かなくて良い事は、気付かないようにするのが得意……なのかもしれないわ?
ファティマ たとえば貴方や自分自身の想い……とか?
ジャック
なるほど… 有能だな。
さすが俺の…… うむむ…
早く名前を思い出したいような思い出すのが怖いような…だな
ファティマ
名前……。思い出したら、…………
どうなるのかしらね……???
ジャック
わからん…… 見当もつかない……
もう一人の俺はよくわからん反応をしてたし…
KP/セリオ
何故かぷんぷん……? しておいででしたね。
動揺している彼女も愛らしかったが……(思い出しにんまり
リケ い、いや… アレは中の人の動揺が出ていたのであって…(しどろもどろ…
ジャック
……少なくとももう一人の俺のようにはならない…はずだ。そのはず…?
そのときになにか判定を振ろう…(?)
KP/セリオ
なるほど……
名前と一緒に夢の記憶も思い出して、正気(?)でいられれるか判定をファティマさんにも振っていただきましょうか……
ジャック 夢――……… ノワーッ
ファティマ 先代とは別の動揺が駆け巡る可能性……
ジャック
怖いよぉ… ふるふる…
いや、負けないぞ。それこそポーカーフェイスだ
ファティマ
そう、両成功すればどうという事はないのよ。
何も恐れる必要なんてないわ……?(先代よりそれぞれ低いPOWなどを薄目で見つつ……
ジャック ………なるようになれ、だ…!
KP/セリオ ふふ、楽しみですね(にこ……
ジャック
余裕の笑みを浮かべている…
キミだって相当なことを いやなんでもない
KP/セリオ ……それでも婚約は、していますからね…………(目そらし
リケ
………ふふ、そちらはまだ
な、なんとかなるぞ!(?)
ジャック
というわけで……今日は眠るか…
ああ、そうだ。明日なんだが……
申し訳ないんだがお昼は17:00まででお願いしてもいいでしょうか? 少し予定が入ってしまいまして…
KP/セリオ
ええ、承知いたしました。
我々も予定が入る可能性がございますので、17時までには切り上げられるようにいたしましょう。
ファティマ
それでは、また明日のお昼ね。
今日も長い時間お疲れ様でした
ジャック
ありがとう。
それでは……明日もよろしくおねがいします。
お疲れさまでした。
おやすみなさい、ファティマ。けみかえるさん
ファティマ
ええ。おやすみなさい、ジャック、藺草さん。
明日も貴方たちと踊れるのを楽しみにしているわ。
ファティマ ぱっ!
ジャック ぬるん
ファティマ ……ぬるん……???
ジャック えっと… 液体になってみた…?(?)
ファティマ とけていらっしゃる! ……回収しないと……(バケツ用意
ジャック 右クリックで回収できるよ(?)
ファティマ カチカチカチカチ……
ジャック 連打してる… シュッ(回収される音
KP/セリオ 回収……? が終わったら本日も始めてまいりましょうか。
ジャック
そうしようか。
今日もよろしくおねがいします。
(バケツの中から)
ファティマ
迅速に回収しました。(ご満悦
本日もよろしくお願いいたします。
KP/セリオ
クトゥルフ オブ ザ マスカレード 六日目昼の部
再開いたします。
前回はジャックさんがメルドの名前当てを行い
その後ファティマさんと合流して情報共有をしたところまででした。
ジャック
ああ、そうだった。
そのままマリアさんのところへ行こうか…という感じだったか?
KP/セリオ
そうですね……
前回お時間いただいている分、特に技能消費がないので、と思ったのですが
割とどちらでも良いといえば良くなってきましたね(ふわふわ……
一応現在できることといたしましては
・マリアイベント②の続き(技能消費なし)
・ナイアイベント②
・探索(2F廊下・書庫)
となっております。
リケ ふわふわかわいいね
KP/セリオ リケの愛らしさには敵わないな。
リケ ……!? そ、そういう話はしていなかっただろう!
ジャック
ふむ……? …どうしようか。
キミ(KPさん)のおすすめ通り…?
KP/セリオ
承知いたしました。昨晩の私が何を考えていたのか既に意図が読めませんが……。
マリアイベント②の続きから進めていきましょう。
ジャック ああ、よろしくおねがいします。
KP/セリオ
【庭園】
庭園にあるマリアの畑へ向かえば、相変わらず巨大ガレットデロワが鎮座している。
マリアは砂糖たっぷりの紅茶を飲みながら、嬉しそうにそれを眺めていた。
ジャック
嬉しそうに眺めているのか…
「ボンジュール、マリアさん」
マリア 「あら、ボンジュール! ジャックさん、ファティマさん!」
ファティマ
「ボンジュール、マリアさん。
こちらのガレットデロワを、どうにか収穫できるすべを会得してまいりました」
マリア 「まあ嬉しい! どうやって収穫するの?」
ジャック ふふ……どちらがかけようか。
KP/セリオ choiceで選びますか? ダイスバトル……?
ジャック よーし、ダイスバトルだ!(!?)
ファティマ いくわ!
ジャック
1d100 デュエル! (1D100) > 1
?
ファティマ 1d100 (1D100) > 20
ジャック なんなんだ…?
KP/セリオ !? ジャックさんは1クリのクリティカルチケットをどうぞ。
system [ ジャック ] CT : 0 → 1
ジャック
あ、ありがとう…?
なんか別世界線のまた別世界線の俺の血を感じたが…
KP/セリオ
これはもう……
誰が何と言おうとジャックさんがかけるしかない、といった出目ですね。
ジャック
そ…そのようだ。
よし、かけるぞ…
KP/セリオ
MP-1でどうぞ。
何味にされますか?
system [ ジャック ] MP : 19 → 18
ジャック
あ、どうしようか…?
ミルクチョコが(呪文をくれた本人的には)いいんだろうが
「……ここは術をくれた本人にあやかって、ミルクチョコ味にするか」
ファティマ 「ふふ、そうね。本当に飛びついてくるのかしら?」
KP/セリオ 詠唱RP等あればどうぞ。
ジャック
「どうだろう? やってみてのおたのしみだろうな。
それじゃあお待ちかねだ、メールドッ…☆」
えーいっ
KP/セリオ
ジャックさんが呪文【メルド】を使うと
一瞬で巨大ガレットデロワがミルクチョコ味の巨大チョココロネに姿を変えた。
マリア 「……まあ!!」
ジャック 「おお……これはこれで迫力があるな…」
ファティマ 「こんなに大きなクリームの穴を見る事はそうそう無いでしょうね……」
マリア
「チョココロネ! ……これなら収穫、いけそうですわ!
えいっ♡」
KP/セリオ
マリアが軽々と巨大チョココロネを引き抜く。
すると、その衝撃でチョココロネが刺さっていた畑にぽっかりと大きな穴が開いた。
それは地下トンネルのようになっており、屋敷の方向へ続いている。
【忘却の星籠】へ通じる穴が開通しました。
ジャック 「……!? 穴が…?」
リケ この一連の流れ全然よくわからないんだがワクワクするよな…
ファティマ 「一体何かしら、この穴……?」
メルド 「わーーーい!!!!」
KP/セリオ 君たちがそのトンネルへ意識を傾けるよりも先に、メルドが喜んで飛んでくる。
ジャック 「!? 本当に来たな…?」
ファティマ 「まさに飛んでいらっしゃったわね……!」
マリア 「あらメディ!」
メルド
「いやあ、風の噂で聞いていたがこれはすごい!
こーんな巨大なチョココロネを見たのは初めてだよ! なっなっ、ほかの誰かに見つかる前に一番乗りで食べちまおうぜ!」
ジャック
「風のうわさで……?
食べてしまうのは構わないと思うが…どうだ?」
ファティマとマリアさんの方を見ながら
マリア
「ええ勿論! お二人の力をいただいてできた物だもの。
一口目はぜひおふたりに!」
ファティマ 「ふふ、では有り難くいただきましょうか」
ジャック
「……そうだな。
俺も味が気になってたんだ」
メルド
「いや~、ミルクチョコ味をチョイスするとは分かってるなあ相棒!」
「ねね、お嬢ちゃん、一緒に切り分けようぜ〜!」
KP/セリオ メルドはどこからともなくナイフを取り出すと、ファティマさんの手に手を重ねてチョココロネを切ろうとするだろう。
ジャック 「……偶然だよ。あっこら」
ファティマ 「い、いつの間に……相変わらず素早いですね、メルドさん」
ジャック 「…………」な、なんとも言えない顔
KP/セリオ
おや……。
脱け出す、あるいは引きはがすならメルドのSTR10との対抗ロールでしょうか。
ジャック じり…じり……
KP/セリオ
そうか……私はメルドをからかう事に全力だったので
ジェラ……とかはあまり無かったんだな……
リケ 私はセリオにはジリジリすることはあっても、自分自身については特に気にしてなかったからな…
ジャック しばらくむぐぐ……としてはいるが……時間経過で普通に戻るぞ…
ファティマ 私もあまり気にしていないのですよね……。
ジャック なんで俺だけ…!? と思ったがもう一人の俺と同じなだけだぞ…!! 性別が違うだけだぞ…!!!
リケ まあわたしもこう…色々違ったらむぐぐとしてたよ。多分な
ジャック
「……では俺たちも切り分けようか。
マリアさん」
声がギザギザしてそう
KP/セリオ むぐぐ……とするべきは私だったのか……?(きょとん……
マリア 「あら、お力添えいただけるの? ありがとうジャックさん!」
ジャック
「礼には及ばないとも」
……切り分けよう
ファティマ
「マリアさんもジャックもパワーがおありですから、力の入り方に差が出そうですね。
メルドさん、ジャックと交代した方が良いのではありませんか?」こそ……
ジャック ぴくり…
メルド
「え? い、いーのいーの! こっちは繊細かつ大胆な切り方をうんぬんかんぬん」
わたわた
ジャック
CCB<=50 【聞き耳】こそっていってるし… (1D100<=50) > 81 > 失敗
ぐぬ……
ジャック
何の話を……しているんだ…(聞き耳失敗)の顔
「いや…集中、集中……」
ファティマ
「……ふふ、試しに交代してみませんか?
ねえ、マリアさん。ここはバランスを考えて、メルドさんへお力添えをお願いできますでしょうか?」
メルド 「えっ? ちょっとお嬢ちゃん?」
ジャック
「……! ふ、ふむ…?
確かにファティマの言う通りのような気がする!」
「……そうは思わないか?
マリアさん」
マリア
「あら、それもそうね!
力を合わせるにも、きっとジャックさんとファティマさんの方が息も合いそうですもの。よろしくて、メディ?」
KP/セリオ
マリアはSTR40なので何をするにしても自動成功ですね。
言うが早いか、マリアはメルドの手を取って一緒に切り始めるだろう。
メルド 「お、おわ…………」
ジャック
「……! 素早いな…流石だ」
「…それじゃあ、ファティマ」
え…? 手を差し出す…?
ファティマ
「ええ、戻ったわ、ジャック」
手を取って、一緒に切りましょう。
ジャック
「ああ!」
嬉しそうに手を添えて、ザクザク切ろう。
メルド 「ちょっとお~~これ何させられてんの……?」
マリア 「あら、率先して切ろうとしていたのはメディよ!」
メルド 「そ、そうだけど……ウン…………」
ジャック
「何…とは? 仲良くチョココロネの収穫じゃないか。
もしや…嬉しくないのか?」
メルド
「嬉しくないことは……ないけどさあ…………」
添えられたマリアの手をちらっちらっしては恥ずかしそうにしている
ジャック 俺は……ここでピンとくる…のか…?
KP/セリオ ピンとくるのではないでしょうか。
ジャック
なる…ほど…!
「メルドさん……一つ助言だが……嬉しいときは嬉しいとはっきり言っておいたほうが後々得だぞ」 ?
メルド 「えっ、い、いきなり何さ……?」
ジャック
「いや…何となく…。
俺は! 今! 嬉しいからな」
ファティマの方を向きながら手をぎゅっ…?
ジャック 何だ…?
リケ 変な人だな
ファティマ かわいいわね……(にこ……
ファティマ 「ふふ、私もよジャック。嬉しくて、楽しいわ」
マリア 「私も嬉しいわ!」
メルド 「えっ! ……ほ、ほんとかい……?」小声
ジャック
CCB<=50 【聞き耳】 (1D100<=50) > 17 > 成功
…?
マリア 「こうして皆さんと収穫ができて、とても嬉しいわね、メディ!」
メルド 「あ、ああ、……そゆことね……うん、ウレシイネー……」
ジャック 「………」切ないものを見る目になる
KP/セリオ
それぞれ力を合わせて、巨大チョココロネを一口大に切り分けた。
いくつか大皿へ乗せた後、マリアはそれを小皿に分けて君たちへ差し出してくる。
マリア 「はい、どうぞ。……えっと、その……」
ファティマ 「ありがとうございます。……いかがなさいましたか?」
ジャック
「ああ、ありがとう。マリアさん …?」
様子を…伺っている。
マリア
「お二人の事を、仲の良いお友達のように……
ジャック、ファティマと呼んでも、よろしくて?」
ジャック
「……! ああ、それは…もちろん。
構わない……なあ、ファティマ?」
ファティマ 「ええ。仲の良い友として認めていただけるなんて、光栄だわ」
マリア
「良かった……! あ、あの、私にも、お二人のように……
仲の良いお友達のように、接していただけたら、嬉しい……ですわ……!」
ジャック
「仲のいい、お友達のように…」
「ではまず……形から入るのがいい…のだろうか?
ファティマ」
ファティマ
「ふふ、そうね、ジャック。私たちのように……?
これからも仲良くしてくれると嬉しいわ、……マリア」
ジャック
「ああ、改めてよろしく。
マリア」
マリア 「! こちらこそよろしくね、ジャック、ファティマ!」
メルド
「チョココロネで繋がる、美味しくて美しい友情だねえ……。
まさかバゲットだけじゃなく、クソデカガレットデロワまで栽培するとは思ってもなかったけど……」もぐもぐ
KP/セリオ
メルドの言葉に、改めてマリアについて考える。
彼女は農家に憧れていて小さいながらも畑をやっているようだ。
しかし、あまり詳しい知識はないように思える。
【歴史】+10の補正で振る事が出来ます。
ジャック
ふむ…?
CCB<=25+10 【歴史】 (1D100<=35) > 92 > 失敗
ジャック だめだ
ファティマ あ、あぶない……! ファンブルじゃないからセーフね!
ジャック にゃー…
ファティマ CCB<=75+10 【歴史】 (1D100<=85) > 1 > 決定的成功/スペシャル
ファティマ !???
ジャック !?!???? すごいな…????
KP/セリオ ひえ……1クリのクリティカルチケットを……どうぞ……
system [ ファティマ ] CT : 6 → 7
ジャック 7… じわじわくるな
ファティマ ジャックにあげたいのだけど……ドウシテ……
ジャック
ふふ、君が女神に愛されてる証拠だよ。
大事にとっておきなさい
KP/セリオ
では、以前挙げた候補についてファティマさんは考える。
まず、ジャンヌダルクは農家で育った。農業の最低限の知識はあるはずだ。
それならば、一番の有力説はメルドの反応を見る限りでも「マリーアントワネット」かもしれない。
ただ、ジャックさんから先程共有された情報を加味するに、彼女へ気軽に名を与えるのは良くないだろうとも思い至るだろう。
ファティマ
(マリーアントワネット……)
「……名前当てゲームは危険だし、名前を思い出したところでマリアの仮面は外れない……のよね」
ジャックにだけ聞こえるように小声で
ジャック
「……!
ああ、そうだったはず。
慎重に……どちらかといえば忘れている記憶を思い出してもらうほうが確実なはず…」
こそこそ声で答える
ファティマ
「もしもマリアも歴史上の人物だとしたら、何か記録が残っていないかしら……?
そういった文献を探してみるのも良いかもしれないわね」
KP/セリオ
こちらで【マリアイベント②】クリアです。
お疲れ様でした。
ジャック
「記録……なるほど、それがもしかすると…忘れたかった思い出なのでは…ということだな」
うなずきながら…終了?
ファティマ 「ええ。ヒントにはなるかもしれないわ」
KP/セリオ
そしてこちらで、マリアイベントはコンプリートとなります。
おめでとうございます。
ジャック !! やったな…!
KP/セリオ
現在できること
・ナイアイベント②
・探索(2F廊下・書庫・※忘却の星籠)
ジャック
「そうか……それなら、早速書庫を探してみようか」
……といいつつも…次はどうするか
KP/セリオ
※【忘却の星籠】では、舞踏会場内では「見つからなかったもの」か「捨てられていると確信した」上で
「欲しいものを宣言」してからダイスを振る必要がございます。
現状は、取得できるものはございません。
ファティマ
「私たちの名前を思い出す手掛かりも探しつつ、ね」
choice……?
ジャック
ふふ… チョイスしてみるか
choice イベント 探索 (choice イベント 探索) > イベント
おや… ナイア公爵に会いに行こう…?
ファティマ 分かったわ。名前の手掛かりを求める形になるかしら(カンペ
ジャック
ふふ…… 申し訳ない…
書庫でもなんでもなかった…
KP/セリオ
承知いたしました。
では、そうですね……
君たちが書庫にでも向かおうとしていると、廊下でナイア公爵に声を掛けられる。
ナイア公爵
「おや。探索者の皆さん、順調そうですね。
今少しお時間よろしいですか?」
ジャック
「……ナイア公爵?
あ、ああ……構わないが」たんさくしゃ…
ナイア公爵
「実は剣術大会も無事に終わり、暇を持て余している状態でして」
「メルドから聞きましたが、お二人はポーカーもお強いとか。
よろしければ、私とも遊んではくださいませんか?」
193 ここ…… ここかわいいな…
ファティマ
「ポーカーは、というよりカードはジャックが強いですね。
ええ、でも、ぜひご一緒させてください」
ジャック 「ポーカー? ああ……そうだな、メルドさんには勝ったが…」
けみかる ここすき になってらっしゃる ふふ
ジャック
「しかしそうだな、俺もカードは嫌いじゃない。
喜んでお付き合いしよう」
ナイア公爵
「ありがとうございます。
しかし、ただカードに興じるだけでは張り合いがない。そうですね……」
「では、掛け金のかわりに、『お二人の名前の在り処』と私の『執務室への入り方』を賭ける……
というのはいかがでしょう」
「ただし、お二人が負けた際にはお時間をいただきますよ」
KP/セリオ ※どちらか片方の1技能分の時間をいただきます。
ジャック
「……名前の在り処!
なるほど……それは腕が鳴るな」
ファティマ
「ええ。そのような大ヒントをいただけるのでしたら、ますます参加しない手はありませんね。
こちらの賭けるものが時間だけで良いのか、疑問ではありますが……」
ナイア公爵
「気にする事はありません。こちらからお誘いしたものですから」
「それでは、舞踏会場の端のテーブルへ参りましょうか。
そちらでお付き合いいただけたらと思います」
system
[ KP/セリオ ] ジャック : 3 → 2
[ KP/セリオ ] ファティマ : 4 → 3
ジャック 「ああ、わかった。早速行こうか」
KP/セリオ
【舞踏会場】
お二人はナイア公爵と共に、舞踏会場へ向かう。
彼は手近なテーブルに腰かけるよう君たちを促した。
そして持っていたトランプを素早くシャッフルして、準備を整えていくだろう。
ポーカーのルールは前回と同様です。
5d4を振り、カードを変えたい数だけnd4を振り、イカサマを振る場合はここで振って2枚まで交換可能です。
ジャック
了解だ。
ふふん…どうなるかな……
KP/セリオ まずは5d4をどうぞ。
ジャック 負けてもいいがやるからには勝ちたい気持ち…
ジャック 5d4 (5D4) > 17[3,3,4,4,3] > 17
ジャック や… やばい、割といい出目を出してしまった…
KP/セリオ
仮想卓では一回で勝ってしまったんですね……
おお!
ファティマ 5d4 (5D4) > 13[3,3,1,3,3] > 13
ジャック !?
ファティマ 運が付いている……? イカサマに成功すれば確定で……?
ジャック
これは…これは…
そうだな…(そわそわそわ…
ナイア公爵 S5d4 (5D4) > 9[1,2,1,2,3] > 9
KP/セリオ イカサマを振る場合はこちらでどうぞ。
ジャック ……2枚交換のために…いかさましよう
ナイア公爵 SCCB<=90 【イカサマ】 (1D100<=90) > 29 > 成功
ジャック CCB<=(15*5) 【DEX】 (1D100<=75) > 30 > 成功
ジャック のわ… 成功してしまった…
ファティマ
私もできればイカサマを……?
CCB<=(10*5) 【DEX】 (1D100<=50) > 81 > 失敗
ジャック
がんばえーっ!!(しゃんしゃ
惜しい…!
ファティマ みゅん……
ジャック かわいい… よしよし…
KP/セリオ 振り直しをする場合はnd4をどうぞ。
ナイア公爵 どうしたものか……いや
ナイア公爵 私は結構です。
ジャック 俺は2枚の4を…3に変えておくよ
ファティマ
一応振り直してみましょうか……。1枚。
1d4 (1D4) > 3
!
ジャック
?!?!?????
つよいな… えっ つよいな
ファティマ 今日はすこぶる運が良いみたいね……??
ジャック ハンバナイな…
KP/セリオ それでは、ショーダウン。
ジャック 3,3,3,3,3 だ。
ファティマ 同じく、3,3,3,3,3
ナイア公爵 3,3,3,3,3 ……です。
ジャック
!?!??? ?!????
えっ!? 引き分け…!?
こわ…
ナイア公爵 4が出なかった……んです……
ジャック ふふっ… ふふふ なるほど!
ナイア公爵 「おや……引き分けですね」
ジャック
「そのようだ。
……もう一度やってみるか?」
KP/セリオ お二人はここで、【アイデア】をどうぞ。
ジャック CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 81 > 失敗
ジャック わかんにゃい
ファティマ はわ……
ファティマ CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 23 > 成功
ジャック えらーいっ すごーい!!
KP/セリオ
では、ファティマさんがナイア公爵を観察していると、彼は洗練された隙の無いイカサマの使い手であることがわかる。
それも、どうやらすさまじい精神力と集中力で、【4枚】手札を交換する事が出来るらしい。
今回は偶然お二人のカード運も良かったが、通常であれば正攻法で勝つ事は到底不可能である。
それでは、彼の集中力を著しく乱すことができれば勝てるのではないか……?
ファティマ
「もう一度やる前に……ジャック、少し作戦会議よ」
気付いた事を伝えましょう。
ジャック
「え…?
それじゃあ、どうやったって…うーん」耳を傾けて聞こう。
「まいどまいど運がいいとも限らないしな…
一旦引くかい?」…?
ファティマ
「勝負がつくまでご満足いただけそうにないけれど……
ナイア公爵様の集中力を乱す方法なんて、あるのかしら……?」
ジャック
「……剣の勝負で勝つ?
いや、持病のこともあるし……今度も片手片足というわけにも行かないだろうしな…」
メルドさんのこと思いつくかな…
KP/セリオ 思いついた事にしても構いませんし、どうか分からないという事であれば【アイデア】を振ってみますか?
ジャック
ふってみよう…!
CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 82 > 失敗
わかんにゃい…
ジャック ふねてすゆ…(もぞ…
ファティマ だめよ! ねたらしんじゃうわ……(?
ファティマ CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 31 > 成功
ジャック
ふふ、冬の雪山だった…?
えらい! かしこい! かわいいぞ!
ファティマ
出目をあげたい…… !?
か、かわいいは、今は関係無いわ……!?(はげしくどうよう
ファティマ
「集中力を乱してくださる……かどうかは分からないけど
メルドさんなら喜んで協力してくださる、かしら……?」
ジャック
「なるほど…!
その手があったな…」
メルド 「なになに? 僕のこと呼んだ?」
ジャック どうする……続けて…呼ぶ…? あっはやい
KP/セリオ ふわっとメルドが何処からともなく現れるだろう。
ジャック 「……! いいところに来たな」
メルド 「なんか面白そうな話してたからさ!」
ジャック
「ああ、聞こえていたんだな?
ならばその件でちょっと協力してもらいたいんだが…」
めちゃくちゃ堂々と話してるな… こそこそ…(いまさら
KP/セリオ
作戦会議ということで少し離れた所で話しているのではないでしょうか。
ナイア公爵は悠々と砂糖たっぷりの紅茶を飲みながら、カードを眺めている。
ジャック
なるほど……今がチャンスというわけか
「実は今カード中でな。
ナイア公爵なんだが……どうにも手が器用なようで、なんとか集中を崩せないかと考えてたところなんだ」
メルド
「ははーん、なるほどね! そりゃ僕が適任だ。
ナイア君を困らせられるなら喜んで!」
ファティマ 「ふふ、少し心苦しいところではありますが、よろしくお願いいたします」
ジャック
「困らせる… までは行かなくてもいいんだが……
しかし、頼んだよ」
メルド 「りょーかい!」
KP/セリオ メルドは意気揚々とナイア公爵に近付いて、その隣にドカッと座るだろう。
ナイア公爵 「おや、メルド。貴方もポーカーへ参加されますか?」
メルド
「んーん、僕は審判ってとこかな!
ナイア君が中々手ごわそうだって、相棒とお嬢ちゃんに泣きつかれちゃってさ~」
「そういうことで、僕はいるだけだから、気にせず進めてよ!」
ジャック
「ああ、俺たちがお願いしたんだ。
ということで……もう一度勝負だ。今度こそ決着をつけよう」
ファティマ 「改めて、よろしくお願いいたします」
ナイア公爵
「なるほど……? 良いでしょう。
先程はどうもカード運に恵まれませんでしたが、次は勝ってみせますよ」
KP/セリオ それでは5d4をどうぞ。
ジャック 5d4 (5D4) > 11[1,3,3,3,1] > 11
ナイア公爵 S5d4 (5D4) > 14[4,4,4,1,1] > 14
ジャック ぬ…… というかなんだろうな、3に取り憑かれてるな…
ファティマ 今日、割と運がいいわね……?
ファティマ 5d4 (5D4) > 10[3,1,1,1,4] > 10
ジャック !!!
ファティマ んん……。ここはジャックに任せた方がいいかしら
ジャック ふふ…俺がしくじる可能性もあるぞ
メルド 「えーっ、ナイア君運良くない!? この時点で4,4,4,1,1 とか!」大声
ナイア公爵 「め、メルド……?」
ジャック 「……ほう…」
メルド
「で、ここからイカサマするんでしょ? そんなのズル!
おーっとここで気まぐれな風が~っ」
S5d4 (5D4) > 14[3,2,3,2,4] > 14
ジャック な、なにかが起こった…
メルド 「はい、ナイア君! 取ってきたよ!」
ナイア公爵 「いえ、しかし、これは、……???」
KP/セリオ イカサマをする場合はどうぞ。
ジャック
イカサマ……するぞ
CCB<=(15*5) 【DEX】 (1D100<=75) > 34 > 成功
ファティマ CCB<=(10*5) 【DEX】 (1D100<=50) > 17 > 成功
ジャック !!
ジャック ふふふ… またそろってフルハウスだな…
ファティマ ふふ… カードはよくやるのかもしれないわね……? (ふわふわのきおく
ファティマ では2枚を1に変えましょう。
ジャック 俺は1を2枚、3に変えることにする。
ナイア公爵 「……あっこら、メルド、やめなさい……」
メルド
「いやこれは僕じゃなくて風のせいだから~!
ほら、また取ってきたよ! いやあナイア君のカードよく飛ばされるなあ!」
ジャック
凄いことが起きてるな…
ネコチャンと飼い主みがある
KP/セリオ
ナイア公爵はかなり集中力を削がれているようだ。
それでは、振り直しが無ければショーダウン。
メルド にゃーん
ファティマ 1,1,1,1,1
193 仲間の気配を察知
ジャック 3,3,3,3,3だ。
メルド チョココロネの前ではイヌだから、僕ってば最強だね!
ナイア公爵 1,1,2,3,4……です……。
ジャック 手札が思った以上に凄いことに…
KP/セリオ 集中力を乱されると、持ち手札の数値が一番弱い役に自動的になります。
メルド 「もうこれは、相棒とお嬢ちゃんの圧倒的W勝利だね! おめでとう!」
ジャック
「あ、ああ…
ありがとう。今回もなかなか運が良かった」
ファティマ 「ふふ、優勝はまたしてもジャックね。流石だわ」
ジャック
「キミだって綺麗に5枚、揃ったじゃないか。
ナンバーワン、さすがだな」?
ジャック 変なことを言わせないでくれ
193 でもねぎらいたかったでしょ?
ジャック うん…
ファティマ
ジャック……。
貴方がナンバーワンよ……(にゃーん様と一緒にぎゅ……
ジャック うぐ…(てれれ
ナイア公爵 「ぐ……お二人とも、やりますね……」
KP/セリオ 勝ちを見届けると、ナイアは苦しそうに胸を押さえる。
ナイア公爵
「確かに、勝負は私の負け、です。
それでは約束通り、あなた方が欲しがっていた情報をお伝えしましょうか」
「邪魔が入りましたが、それはそれ。
あなた達の方がずる賢かった、ということにしておきましょう」
ジャック
「あ、ああ……ありがたい」
ば、ばれてる…な
ファティマ
「何のことでしょう。メルドさんには審判をお願いしただけですわ。
でも、ふふ、お願いいたします」
KP/セリオ いつも通り貼り付けたような笑みで、ナイア公爵は次のような事を教えてくれる。
ナイア公爵
「まず、『お二人の名前の在り処』について。
参加者全員のお名前は、舞踏会の受付をした際に『名簿帳』へ名前を頂戴しております」
「名簿帳は私の『執務室』にありますので、名簿帳が見つかればお名前を思い出す事が出来るでしょう」
ジャック 「『執務室』に…!」
ナイア公爵
「ええ。そして、その『執務室への入り方』ですが……」
「執務室は簡単には入れないようになっております。
まず入り口も見つけられないかと」
「もし入るとしたら、執務室には窓がございますので、そこからでしたらあるいは、入れるかもしれませんね」
「ただその場合、空でも飛ばない限り難しいでしょう」
ジャック 「……?? つまり…入れない…ということでは…」
メルド
「そーらを自由に 飛びたいか~?
それなら僕が手助けできるかもしれないね! まあ、僕も執務室の場所とか知らないんだけど!」
ファティマ
「執務室の場所さえ分かれば、メルドさんのお力を借りてその窓から入る……
のが良いということかしら」
ナイア公爵 「ふふ。私の名前当ても含めて、頑張って執務室を目指してください」
ジャック
「なるほど、場所、か……
それも探してみることにしよう」
探すものが増えていくな…
「面白いことを教えてくれてありがとう。
……ちなみに負けていたら何が起きていたんだ?」
ナイア公爵 「負けたら……そうですね、犬の始末をお二人に頼もうかと思っていました」
ジャック 「し…始末!?」
ナイア公爵 「ええ。そちらはお仕置きがてら、メルドに始末させるといたしましょう」
メルド 「うえぇっ!? お仕置き!? 犬の始末!? 僕何もしてないんだけど~」
ジャック
「そ…そうか…」
ハラハラ…としている…
ファティマ
「し、始末、だなんて……」
おろおろ……
KP/セリオ 「犬の始末」につきましては、ナイアのサブイベント①に参加するかどうかの分岐になりますが、いかがなさいますか。
ジャック
ふふふ……分岐点を作ってもらってる……
…行ってみたいなあ…
「……ナイア公爵、提案なんだが…。
その…犬の始末、とやらに同行させてもらえないだろうか…」
すきあらば阻止しようとしている…?
ナイア公爵
「おや……勝負には勝たれたというのに、よろしいのですか?」
「まあ、そうお手間は取らせないでしょう。
お二人がよろしければ、どうぞいらしてください」
ファティマ 「え、ええ。私も同行いたします」
ジャック 「ありがとう。……平和的解決ができるといいが…」
ナイア公爵
「……と、その前に、こちらは頑張っていらっしゃるお二人に私からのご褒美です。
お二人と遊べて本当に良かった。ありがとうございます」
KP/セリオ そう言って、ナイア公爵は【黄金の大瓶】を2本、渡してくるだろう。
ジャック
「……! これは…
ありがとう。大切に飲むよ」
system [ ジャック ] 黄金の大瓶 : 2 → 4
ジャック めっちゃ増えていくな…
ファティマ 「こちらこそ、楽しい時間をありがとうございました」
ファティマ ふふ……
メルド
「じゃ、じゃーそういう事だから、僕は犬の始末は良い、ということでー……
退散☆」
ジャック 「あっ ……いなくなってしまったな」
KP/セリオ メルドはどさくさに紛れてその場からさっと消えるだろう。
ナイア公爵
「メルドへのお仕置きは、また追々。
お二人のお手間を取らせることですから、犬の始末を先に済ませてしまいましょう」
ジャック
「あ、ああ……」
ごくり…と緊張しながら…?
KP/セリオ
【裏庭】
ナイア公爵は早速君たちを連れて、舞踏会の裏庭へ連れていく。
そこには一匹の仔犬がいるが、ナイアを見た途端、ぎゃんぎゃんと怯えた様子で吠える。
ジャック
「……! 仔犬が…
随分激しく吠えてるな…」
ファティマ 「ひどく怯えているわ……?」
ナイア公爵
「そういうわけですから、舞踏会中に騒ぎにならないよう、この犬を始末していただきたい」
「手段は何でも構いません。始末さえしていただければ」
KP/セリオ
都合のいいことに、裏庭の近くには納屋がある。
そこにはドッグフードや犬と遊ぶ道具がたくさん入っているだろう。
ジャック
「始末……か……
気が重いが…ひとまず納屋の方を… お?」
ファティマ
「あら、犬用の物が随分充実しているわ」
納屋を覗く。
ジャック 「そのようだ……もしかしてよく来るのか?」
ファティマ
「それにしたって、此処まで取り揃えているという事は……ふふ」
少し安堵しながら、ドッグフードを皿に盛る。
ジャック 「………ボールとか…猫じゃらしとか…持っていってみるか」
ファティマ
「ええ。ご飯を食べて、遊んだら、仲良くなれるかもしれないわ」
「ほら、怖くない、怖くないですよ。どうぞ召し上がれ」
ドッグフードの皿を仔犬の前に置きましょう。
ジャック かわいいな… と思いながら見守っている
KP/セリオ
仔犬は吠えるのをやめると、皿のそばまで寄ってきた。
くんくんと鼻を動かして、ドッグフードの匂いを嗅いでいる。
……ややあってから、ふがふがと少しずつ食べ始めた。
ファティマ 「! 食べたわ。お腹が空いていたのね」
ジャック
「ああ、食べたな……
牛乳……水も持ってきてみるか」
KP/セリオ
ジャックさんが別の皿に水を入れてそばへ置く。
あっという間にドッグフードを平らげて皿を舐めていた仔犬は、ぴちゃぴちゃと美味しそうに水を飲んだ。
ジャック 「……食欲…」
KP/セリオ 仔犬は心なしか元気になったように見えるだろう。
ジャック
「元気になったな……
よし、じゃあ…遊ぶ…? か?」
仔犬 「わん!」
KP/セリオ ジャックさんの声掛けに応じるように、仔犬は元気よく鳴いた。
ジャック
かわいい……よし、それじゃあボール遊びをするかな…?
「よーし、よし。これだ」ボールを見せつつ…?
仔犬
「へっへっ……!」
ボールをじっと見ながらうずうず……
ジャック
「ふふふ……よしっ、とってこい!」
……かる~く遠くもなく近過ぎもしないところにポーンと放り投げる…?
仔犬 「わぉん!」
KP/セリオ
一鳴きして、仔犬はジャックさんの放り投げたボールを懸命に追う。
ぽとり、と落ちたボールより少し先へ行き過ぎたようで
尻尾と脚をぱたぱたさせながら回転して、ボールを咥えると誇らしげに戻ってきた。
ジャック かわいい……
ファティマ 「まあ、お利口さんね!」
ジャック
「よしよし……ちゃんととってこれたな。
Goodboy.」なでなでなで…
リケ 再現をされると照れる(みをよじりつつ
KP/セリオ 素敵だったな……惚れ惚れしたよ
リケ
どぁーーーっ!!
……ありがとう
仔犬 「わふん! きゅうん……!」
ジャック
「ふふふ…ファティマ、キミもやってみるかい?」
ボールを手渡しつつ…?
ファティマ
「ええ、やってみるわ! ありがとう」
ボールを受け取る。
「さあ、もう一度投げてみましょうね。
このボールをよーく見て……それっ」
仔犬 「あぉん!」
KP/セリオ
仔犬はファティマさんの投げたボールを、先程と変わらぬ熱量で追いかける。
今度はボールの落ちる先をある程度読み取って先行したのか、くるくると回転しながらボールが落ちてくるのを待っている。
そうして、落ちたそれを咥えてたたたっと素早く戻ってくるだろう。
ジャック わんわんのびょうしゃがかわいい
リケ かわいいな…わんわん…(えあなでなで
仔犬 わんっ! くぅん……!
リケ ふふふ…(わしゃわしゃ…
ファティマ
「よしよし……貴方は本当に賢い子ね。えらいわ!」
手袋を外してからボールを受け取って、なでなで……
KP/セリオ 仔犬は喜び、すっかりお二人に懐いた様子で尻尾をぶんぶんと振っている。
リケ
何故かここで嫉妬してたのを思い出した…
何だったんだ一体
KP/セリオ
えっ……?? 仔犬に嫉妬……?
可愛らしいな……(なで………
ジャック
「……ものすごい勢いでしっぽを振ってるが……
始末……ううん…」
リケ
いや…なんか……
素手だったから…… ぐ、ぐぬ…
ファティマ 「こんなにいい子なんですもの、大人しくだってできるんじゃないかしら?」
KP/セリオ
手袋が毛だらけになるのもどうかと思って……。
ぺろぺろしてきますし……
KP/セリオ
一方ナイアは、君たちと仔犬が遊んでいる様子を少し遠巻きに眺めていた。
お二人は【目星】をどうぞ。
ジャック
「そうだな……掛け合ってみるか」
とナイア公爵の方を見…?
CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 71 > 成功
ファティマ CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 10 > スペシャル
KP/セリオ
ではお二人とも、ナイア公爵の後ろポケットに犬用のおやつ……
骨っこビスケットが入っていることに気が付く。
ファティマ 「……あら?」
ジャック
「……なにか持っておられるな…?」
「ちょっと会いに行ってみるか…」
わんこをだきあげつつ…?
リケ ぬ… まあ、それはそうだな……(おとなしく撫でられつつ
仔犬 「わふ!」
ナイア公爵 「! どうかされましたか?」
ジャック
「いや……その…なんだ、もしかしてナイア公爵もこの仔犬と遊びたいのでは、と思ってだな」
「連れてきてみたんだが、どうだ?」
ナイア公爵
「あ…………
遊びたいのは、山々ですが……私が近づくと怯えてしまうので……」
KP/セリオ
と、少し胸を押さえて言うだろう。
どうやらナイア公爵は犬が大好きのようだ。
ジャック 「……なるほど、服装が黒くてでかいからな…」
ジャック 俺も頭以外は似たような格好だということに気がついてしまったな
ファティマ
「ふふ、大丈夫ですよ、公爵様。
ゆっくり仲良くなっていきましょう。この子は賢い子ですよ」
ジャック
「ああ、そうだな。
まずは……その骨っ子ビスケットを有効活用してみるのはどうだろう?」
ナイア公爵
「お気付きだったのですね。
で、では…………」
KP/セリオ
ナイア公爵はおそるおそる、ジャックさんが抱き上げている仔犬に近付く。
彼がゆっくり距離を詰めても、先程のように吠えることはなかった。
君たちが愛情を持って接し、しつける事ができたからであろう。
ナイア公爵 「……吠えま、せんね」
ファティマ
「お腹が少し満たされて、ご機嫌だからかしら……。
可愛いですね」
ジャック 「そうだな……元気になってよかったよ」
ナイア公爵 「なるほど……? では、こちらを……」
KP/セリオ
ナイア公爵が、そっと仔犬の口元へおやつを持って行く。
すん……と鼻を鳴らした後、仔犬はゆっくりとおやつを食べ始めた。
ジャック
「おっ……食べたぞ!
やったな!」
ナイア公爵
「おお……!
な、撫でてみても……?」
KP/セリオ ナイア公爵は感嘆の声を漏らし、こわごわと仔犬の頭に手を伸ばそうとする。
ジャック
「いいんじゃないか?
喜ぶと思うが」撫でやすいように抱え直す…?
ファティマ 「ええ、とてもふわふわですよ」
ナイア公爵 「では……失礼します」
KP/セリオ
ナイア公爵は思い切って、しかし優しく仔犬を撫でる。
仔犬は心地よさそうに目を細めた。
ジャック 「ふふふ……気持ちよさそうな顔をしているな」
ナイア公爵 「喜んでいる……? それにとても、ふわふわ、ですね……」
仔犬 「わん!」
KP/セリオ
仔犬は機嫌よくおやつを食べ終えると、不意にぴょんっとジャックさんの腕から飛び降りる。
そして、どこかへと走り始めた。
ジャック
「……!? お、おーい、どこに行くんだ?」
お、追いかけていく…?
ファティマ
「すっかり元気いっぱいね……!?」
ゆっくりついて行く。
KP/セリオ
暫くして、仔犬はどこからか分厚い本を咥えて戻ってくるだろう。
君たちがそれを受け取ると、それはやたら分厚い一冊のゲーム本だった。
ジャック
!? ゲーム本を…?
「これは…?」
驚いた顔で……本を受け取って開ける…?
仔犬 「わんわん! くぅーん、きゅぅん……!」
KP/セリオ
君たちがそれを詳しく確認するよりも先に、仔犬が嬉しそうに鳴く。
やがて、仔犬は金色の星屑のような光となり、天へと昇っていった。
ファティマ 「あ……」
ジャック
「えっ…あ……」
「……そうか、あの仔犬も……」
ファティマ 「ええ……。でも、これで天国へ……」
ジャック
「…だと、いいな。
せっかく仲良くなれたのに、ざんねんだが」
「……ナイア公爵にも伝えに行かないとだな」
KP/セリオ 裏庭へ戻り、ナイア公爵に仔犬の事を伝えると、彼は恭しく一礼するだろう。
ナイア公爵
「そうでしたか……」
「何はともあれお二人とも、ありがとうございました。
無事に犬を始末することができました」
ジャック
「い、いや……
そうか、アレが始末、というわけだな…」
ファティマ
「始末……というよりは、昇天……帰天……といったところでしょうか?
ナイア公爵様も仔犬と仲良くなれて良かったですね」
ナイア公爵
「ええ……とても満たされた気持ちです。
ささやかですが、お礼にこちらを」
KP/セリオ そう言って差し出されたのは、2本の【黄金の小瓶】だった。
ジャック
「満たされたのか……それは良かった。
え?」
「あ、ありがとう…?」
ナイア公爵
「舞踏会も折り返しですが、ダンスに探索にと、これからも頑張ってください。
それでは、また後ほどお会いいたしましょう」
ファティマ 「ありがとうございます」
ジャック 「ああ……また、あとで」
KP/セリオ
ナイアは上機嫌で、その場を立ち去るだろう。
【ナイアサブイベント①】わんちゃん
これにてクリアです。
お疲れ様でした。
ジャック
ありがとうございました。
「……どうなることかと思ったが、色々と無事に済んでよかったな。」
ファティマ
「ええ本当に。
公爵様は始末……だなんておっしゃっていたけれど、ただ言葉が足りないだけだったようで良かったわ」
ジャック
「うん……恐ろしい人なのかと思っていたが…。
なんだか、考えていたよりも優しい…いい人のような気がしてきたな…」
ファティマ
「ふふ……かなりいい人だと思ったわ。
公爵様ともマリアと同様、仲良くなれたらいいわね」
ジャック 「……ああ、またお話できる機会があったらはなしかけてみようか」
ファティマ 「ええ」
KP/セリオ
では最後に、仔犬が持ってきてくれた本の情報を開示して
六日目昼の部はお開きといたしましょう。
KP/セリオ
【クトゥルフ神話TRPG】
H.P.ラヴクラフトが手掛けた、架空の神話体系の物語をモチーフとするホラージャンルのテーブルゲームの一つ。
想像上でしか語られない神話生物達が実は存在していたという設定で、様々な神話的現象が発生する。
プレイヤーは「興味心に駆られ、あらゆる不可思議な現象に首を突っ込んでしまう」という特徴を持つ“探索者”となり
街や森や時には見知らぬ館などを探索し、情報を集め、最終的にこの神話的現象を解決することが目的となる。
探索者が遊ぶゲームの物語を「シナリオ」と呼び
「シナリオ」を操りプレイヤーと遊ぶ人を「キーパー」と呼ぶ。
「シナリオ」によっては、探索者はあらゆる偶然や奇跡により本来「生きた人間が到達できない世界」に飛ぶことすらある。
KP/セリオ
そして君たちは、このゲームブックのとあるページに栞と付箋が貼られていることに気が付く。
基本ルールブックP.221~P.222にかけて記載されているキャラに付箋が貼られているようだ。
どうぞ、お手元にある実際のルールブックをご覧になってみてください。(二回目)
ジャック
ふふ……本の情報が……
ありがとうございます。ふふふ
system [ KP/セリオ ] 2F廊下 : 0 → 1
KP/セリオ
その項に書かれている内容を目に通した君たちは、「ニャルラトテップ」の記述がなんとなくナイア公爵と似ている気がする、と思うことだろう。
そしてこれ以降、PLが持ちうる神話生物関連のメタ知識をPCと共有する事ができます。
それでは、ちょうど17時になりましたね。
六日目昼の部はこれにてお開きといたしましょう。
また夜の部もお待ちしております。
お疲れ様でした。
ジャック
ああ、お昼の部もありがとうございました。
また夜に来るよ。お疲れさまでした。
ファティマ
お疲れ様でした。
夜の部もよろしくお願いいたします。
ジャック ぴょんっ!
ファティマ ぴちぴちっ!
ジャック
お魚さん… かわいい…
つかまえなきゃ…
ファティマ ふふ、ウサギさんに捕まえられるかしら?
ジャック
つ… 捕まえるとも…
地上に出てきてくれれば…?(しんじゃうが…
ファティマ ちゃぽん……(水面から顔だけ出す
ジャック !!!(うずうず)
ファティマ 時々ねこちゃんの要素を持ったウサギさんね
ジャック
猫耳をつけたうさぎ…?(?)
耳が6つある
ファティマ んふふふww じわじわきちゃったわ
ジャック ふふ… 笑ってもらえたのなら良かった
KP/セリオ
ふふ……今夜もウサギさんとお魚さんが元気にお揃いですね。
夜の部もよろしくお願いいたします。
ジャック ああ、よろしくおねがいします。
KP/セリオ
クトゥルフ オブ ザ マスカレード 六日目夜の部
再開いたしましょう。
ファティマ よろしくお願いいたします。
KP/セリオ
前回はナイアサブイベント①をクリアしたところでした。
現状進められるイベントは無い状態ですので、自動的に探索という事になりますね。
ジャック
そうだったか……
よし、早速探索してみよう
KP/セリオ
【会場散策】
剣術大会決勝戦 終了時点の進捗
■会場散策■
【舞踏会場】
1/1
【2F廊下】
1/3
【大食堂】
1/1
【庭園】
2/2
【キッチン】
2/2
【書庫】
0/3
【???】
0/2
【忘却の星籠】
0/3
KP/セリオ 現状行けるのは2F廊下、書庫ですね。
ジャック
ふふふ、なるほど。
書庫に……向かっていたような気もするが忘れて別のところに行ってもいいぞ
KP/セリオ
次は……ファティマさんでしたね。
choiceを振ってみましょうか。
ファティマ choice 2F廊下 書庫 (choice 2F廊下 書庫) > 2F廊下
ジャック なるほど、書庫に向かうまでの間にあったのだろう
ファティマ ポジティブに捉えてくださっている……!
ファティマ
CCB<=50 【追跡】フレーバー (1D100<=50) > 89 > 失敗
……
CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 17 > スペシャル
ジャック
ん…? ふふ、ちょうど情報が手に入り始めでもあるしな
それでは行こうか
ジャック
ふふふふ言い過ぎだということに気がついてきた。
いやもともとよく言ってるんだが
ファティマ
「ねえジャック、先程の仔犬さんが持ってきてくださったこの……
『クトゥルフ神話TRPG』? 二階のあたりから持って来たもののようだわ」
ファティマ ついにこにこしちゃうのよね……私たちも同じよ……
ジャック
「ほう……? どうしてこんなところにあったのかわからないが……
お屋敷のものなら返したほうがいいだろうな」
ジャック
ふふ…(?)
気づいたときにちょこちょこ修正していくか…
ファティマ
「ええ。『探索者』って、ナイア公爵様も私たちのことをそう呼んでらしたわよね。
カードだけでなく、こういったゲームもお好きなのかしら……」
ファティマ
え! いいのよ……?
いっぱい笑っていただけるなら嬉しいわ
ジャック
「探索者、か……俺たちが…?
それにこの、付箋が挟んであるところのページに書かれているクリーチャー…これは…」
「………いや、そうだな、案外おちゃめな人物のようだし…何かのゲームのつもりなのかもしれない」
KP/セリオ ゲームブックの話をしながら、君たちは2F廊下へ足を運ぶ。
ジャック とことことこ…
ジャック
せめてふふ… 以外にも表現方法を…?
ふははは…?
KP/セリオ あれ、2F廊下のシーンが無い……少々お待ちを
ジャック
なるほど……ぜんぜん大丈夫だぞ!
おしゃれしゃしん…
いや全部だが
KP/セリオ ぜは……今探してきました(?)
ジャック
ふふ、おかえりなさい…
いまいまだったか
KP/セリオ 大変お待たせいたしました。
リケ
おつかれさま!
わざわざ用意してくれてありがとう…。
大変だったな
KP/セリオ
【2F廊下】
豪華絢爛な装飾のされた廊下には柔らかな絨毯が敷かれていた。
更衣室、休憩室、ホビールームなど様々な部屋が用意されている。
「クトゥルフ神話TRPG」のルールブックは、ホビールームにあった物のようだ。
ここでは【図書館】と【目星】をそれぞれ振る事ができます。(それぞれ1技能時間消費)
KP/セリオ
とんでもない。2PLにお回しする時でなくて良かった……
良くはないが……
リケ
ああ! 本番でなくて(?)よかった
ふふふ
ファティマ 二人とも、どちらも同じ技能値ね
ジャック
そうだな……
choice 図書館 目星 (choice 図書館 目星) > 目星
俺は… 目星を振ろうかな?
ファティマ では私が図書館ね。
ジャック
ああ、頑張ろう…
CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 96 > 致命的失敗
はっ
ファティマ CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 81 > 失敗
ファティマ くた……
ジャック
はぁっ…!! 急に全てが不安になってきた
主に俺の出目が
ああ、ファティマ……地上に出てきてしまったばっかりに…(なでなで
ファティマ ひゃわ……クリチケを使う……?(クリチケをくわえて……?
ジャック む…!? ど、どうなんだろうな… 足りるかな、時間…
ファティマ 次成功できるなら、まあ、ぎりぎりというところかしら。
system
[ KP/セリオ ] ジャック : 2 → 1
[ KP/セリオ ] ファティマ : 3 → 2
ジャック
ひゅ、ひゅう……
なんとか…もういちどやってみるかい…?
ファティマ もう1技能やってみて……その状況で見てみましょうか……
ジャック ああ、そうしよう…
KP/セリオ
ファンブル処理は後程。
再度振り直されるならば、どうぞ。
ジャック
それではもう一度やってみよう。
あ、ちょっとまってくれ
system [ ジャック ] 黄金の小瓶 : 0 → 2
ジャック こうだこう、後で増やそうと思って忘れてたんだ
KP/セリオ ああ、ありがとうございます。
ジャック
いや……
よし、再チャレンジ…だ…
ファティマ 行くわ……!
ジャック CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 38 > 成功
ファティマ CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 75 > 成功
ジャック ぴったりだ!
ファティマ ほっ……
system
[ KP/セリオ ] ジャック : 1 → 0
[ KP/セリオ ] ファティマ : 2 → 1
KP/セリオ
Schoice LuckySukebe SAN MP (choice LuckySukebe SAN MP) > LuckySukebe
ではまず、ファティマさんの振った【図書館】の情報から。
【物見のレンズ】がほのかに輝きを帯びている。
覗くならばMP-1をどうぞ。
system [ ファティマ ] MP : 15 → 14
KP/セリオ
ファティマさんは、更衣室の本棚にいつの間にか立てかけられていた、綺麗な装飾のされた白銀色の本を見つけた。
手に取ってみると、やはりバラバラに千切られている。
以前舞踏会場で見つけたものの続きのようだ。
KP/セリオ
【白銀の書-2/3】
あの問題……
失敗作を生んでしまったことについては、以前に見つけた逸材の力を借りて始末する舞台装置を作り上げることで解決するはずだった。
が、数か月経っても奴は消える気配すらない。
それほどまでに、あの失敗作はおぞましい呪いを持ったまま生き続けようというのか。
僅かな力しか残されていない私では、この舞台装置から出ることすら出来ないだろう。
……なら、ここで目的を果たすしかない。
あのゲームブックで見た「探索者」というものが実在するのであれば
「生者」としてここへ来る可能性は0ではない。
だがいったい何十年、何百年待てばいい?
いやむしろ数千年たっても来ないかもしれない。
あの失敗作の仮面が取れた時には、逃げ場のないこの地で私はただ無残に殺される可能性もある。
なんと惨めな運命なのだろうか。
今後の展望を考えるだけで胸がきしむような痛みを放つ。
この姿を得てから、呪いは日を増して強くなっていく。
確かにこれではいつ壊れてしまうか分からない。
だからこそ、私は「 」なのだろう。
(文字がかすれて読めない)
KP/セリオ 【白銀の書】タブと画面下の葉っぱに記載いたしました。
ファティマ
「ジャック、白銀色の本の続きがあったわ」
一緒に読みましょう。
ジャック
「あの本の続きが?
……分厚いな」
ファティマ
「千切られているのが気になるのよね。
割と大事なことが書かれている気がするのに……」
ジャック
「……書いた後に嫌になったのかな…?」
「この文字がかすれている部分も気になる。
なんて書いてあったのか…」
ファティマ 「ええ、肝心な所なのに……」
ジャック
「それにこの、”探索者”の記述……
ナイア公爵もそんな感じのこと言っていたし…これってもしかして…ナイア公爵の日記かな」
ファティマ
「そうね、前の文でも胸の痛みについて言及していたし、その可能性が高そうだわ」
「だとしたら、『失敗作』って何……いや誰なのかしら……。
仮面を外してはいけない人がいる……?」
ジャック
「メルドさんの仮面はもう外れてるし…その姿を見たナイア公爵も特に動揺した様子はなかった。
……そして、その”やつ”は数ヶ月以上ずっとここにいる…」
「……うーん……
考え続けてても仕方ないかな…」
ファティマ
「そう、ね……。
まだ続きがありそうだし、続きを見てから考えるのでもいいかもしれないわ?」
ジャック
「そうしようか。
……これもなにかの仕掛けなのかな…」首を傾げている
KP/セリオ
さて、次はジャックさんが振ってくださった【目星】の情報ですね。
白銀の書を見つけた後もなお、【物見のレンズ】が光を帯びている事に気付く。
覗くならばMP-1をどうぞ。
system [ ジャック ] MP : 18 → 17
ジャック 覗いてみよう。わく…
KP/セリオ
何気なく、レンズを通して2F廊下を見てみると、突き当りに扉が浮かび上がる。
表札には「執務室」と書かれており、凝った彫刻の扉は恐らくあの公爵の部屋だと分かるだろう。
興味心に駆られて、ドアノブに手をかけようとした。
すると、ドアノブは手をすり抜けてしまう。
何度触ろうとしても手ごたえがない。
どうやら、奇妙な魔術か何かで硬く閉ざされているようだ。
SANc 0/1
ジャック CCB<=51 【SANチェック】 (1D100<=51) > 44 > 成功
KP/セリオ choice 抱き着く 壁ドン 押し倒す…? (choice 抱き着く 壁ドン 押し倒す…?) > 押し倒す…?
ジャック
「……あれっ!?」!?!??
……めずらしいな、キミたちがそんなことを言い出すのは…(動揺
KP/セリオ
ファンブル処理でLucky Sukebeと出てしまいまして……
ジャックさんは驚きのあまりファティマさんを押し倒してしまう……?
なぜ……?
ジャック
どうしてそんなにりゅうちょうな……
ぬ、ぬわーっ
「……っ、あ、あれっ!?
ファティマ、そんなところに…っ わーーっ!?」
思わぬところにファティマがいて躓きがてら押し倒してしまう…?(困惑
ファティマ 「えっ……? ……きゃっ!?」
ジャック せめて頭とか打たないようにカバーしたいな…
KP/セリオ まずファティマさんがジャックさんを支えられるかSTR-SIZ対抗……?
ジャック ふふ…!? 14だ…
ファティマ RESB(13-14) 支えられる……? (1d100<=45) > 89 > 失敗
193
そんなことするとどこかの時空のSTR18がだな…
あっ
ファティマ 無理ね……
ジャック
す、すまない…
おおきくそだってしまって…
ファティマ ふふ、大きくなったわね……(ばたむ
ジャック ファティマ――っ!
KP/セリオ
カバーできるかどうか……ですか。
ではジャックさんは【DEX*5】をどうぞ。
ジャック
CCB<=(15*5) 【DEX】 (1D100<=75) > 72 > 成功
ひゅ… せーふ……
KP/セリオ
では咄嗟にファティマさんの頭の方へ腕を回して、どうにかカバーする事はできたようだ。
その分がっちりとホールドする形にはなっているが……怪我をするよりはマシだろう。
ファティマ 「っ……!? ジャック……?」
ジャック
「わっ… ご、ごめん、ファティマ…
怪我は… ……っ!?」
思ったよりも近いし体が密着していることに対して非常に驚いている…
ファティマ choice 照れる それどころではないわ (choice 照れる それどころではないわ) > 照れる
ファティマ
「だ、大丈夫、よ……?
貴方こそ躓いていたけれど、足を捻ったりしていないかしら……?」
ぼんやり目を開けて……
「……!」
ぱっと紅潮する
ジャック うぐ…かわいい・・・
ジャック
「お、おれのほうは…だいじょうぶ……
ごめん、すぐ退くから…!!」
真っ赤な顔に気づく余裕…? あるかな…?
気づいたら気づいたで俺は大丈夫なのか
わたわたしながら変なところに触ってしまわないように身体を起こすよ……
ファティマ
「そう、怪我がないなら良かったわ……。
跳び上がる程驚くなんて、何か見つかったの?」
ゆっくり体を持ち上げながら
ジャック
えん……ちゃんと手を引いて起こすよ……
「ああ……本当にごめんね…」
ファティマ すぐに平静を保つわ……(頬を押さえながら
ジャック
かわいい……(なでなで…
気軽にできないからな… たぶん仮に付き合ったとしても…
ファティマ
「あら……良いのよ。他の人を巻き込むことにならなくて良かったわ」
援けを借りて立ちあがる
ジャック
「他の人だったら……」
もっとれいせいにうまくかばーしてた…?(?)
「…いや、なんでもない。
そうだ、ドアノブだよ。
執務室って書いてある表札があったんだけど、ドアノブがつかめなくて」
ファティマ
「執務室。ナイア公爵様がおっしゃっていた例の場所ね……」
choice さわってみる さわってみない (choice さわってみる さわってみない) > さわってみる
ジャック
「うん。入れないって言ってたけど…こういうことか…」
ほわ…
KP/セリオ ではファティマさんもSANc 0/1ですね。
ファティマ CCB<=67 【SANチェック】 (1D100<=67) > 84 > 失敗
ジャック の、のわーっ
system [ ファティマ ] SAN : 67 → 66
ファティマ 魔術はことごとくだめね……(ふら……
ファティマ
「本当ね、触れないわ……。
魔術で隠すだけじゃなくて、入室すらできないようにしてあるなんて」
ジャック ふふ…でも触っちゃうんだな…
ファティマ 好奇心……? ねこへの感情に似ているのかしら……
ジャック
「案外意地の悪い人なのかな…?
いやでも、窓から入ってみてね、とも言ってたし……いたずら好き…とか…?」??
ジャック 魔術はネコチャンだった…?
ファティマ
「ええ、そういった愛嬌はあるかもしれないわね。
大体の場所を覚えて、外から見てみれば入れるかも……?」
system [ KP/セリオ ] 2F廊下 : 1 → 3
ジャック 「そうだね……後で外から探してみようか」
KP/セリオ
2F廊下の情報は以上です。
入る方法は未だ不明ですが、探索箇所に【執務室】が追加されました。
もし【執務室】の窓を見つけるなら、「執務室の扉」を発見した上で、「庭園で【アイデア】」に成功することが必要です。
ジャック あいであ…
KP/セリオ 特に技能時間消費はないので、挑戦してみますか?
ジャック
……そうしてみようか?
いやでもそのまま執務室に行く流れか…(出たり入ったりになることを心配している…?
KP/セリオ
ファティマさんが1技能時間残っているので、行けるといえば行けますね。
あるいはこう、時間の前借り……?
ジャック
なるほど…? いや…ふふ、ここはまず書庫にいってみる…?
いや、ここはチョイスだな
choice 書庫 執務室 (choice 書庫 執務室) > 書庫
書庫に…行ってみないか
ファティマ ええ、分かったわ!
KP/セリオ
承知いたしました。
【書庫】
書庫に入ってみると、鼻を抜ける蔵書の匂いと天井まで敷き詰められた大量の本が君たちを出迎える。
本棚はどうやらヨーロッパ地方の歴史上の人物や、その地方で崇められていた神についての文献がまとめられたものが多いようだ。
A~Z順に並べられており、気になる人物の名前があればすぐに見つけ出せるようになっている。
ここでは、【図書館】をそれぞれ3回振ることが出来ます。
また、それ以外で調べたい名前を宣言すれば、自動的に取得できるようになっております。
そちらに関しては、計4つ情報がございます。
もし思いつかなければ【図書館】や【アイデア】で見つけたり思い出したりすることができます。(こちらの技能時間消費はなし)
ファティマ
とりあえず、【図書館】を1回振ってみましょう。
CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 46 > 成功
ジャック !! やった!
ファティマ よかった…!
system [ KP/セリオ ] ファティマ : 1 → 0
KP/セリオ
ファティマさんが本の羅列を眺めていると、綺麗に整頓された中で一つだけ逆さまになっている本を見つけた。
手に取ってみると、周辺にある本とはジャンルが違うようだ。
オカルト本に近いようだが…。
内容は次の通り。
KP/セリオ
【神々の創生について】
神とは信仰があるからこそ存在が出来る。
信仰は祈祷、生贄、像などが一般的であるが
もっとも神を神たらしめる根本要因は「名前」であろう。
生きとし生けるすべての神仏、動植物、無機物には名前があり
だからこそ存在を認知できるようになる。
言い換えれば、神に等しい力を持っていたとしても「名前」がなければその存在は確立されず
それは「偶然」や「奇跡」という名前に置き換えられてしまうのだ。
東洋では、モノに名前を付けて大切にしていると魂が宿るともいわれる。
それは名前を通して、生きている人間がモノを新たなる生命として認知し信仰することで魂が宿るからだ。
もしそんなことが可能だとすれば、名もなき大いなる力に人間が命名することで
新たな神を生み出すことすら可能だろう。
KP/セリオ 上側の葉っぱにも記載いたしました。
ファティマ
「神の話……」
舞踏会でジャックが経験したことは聞いてる体なのかしら?
ともかく、一緒に読みましょう。
ジャック
「ふむ……名付けか……。
メルドさんも似たような感じのことを言っていたが」
(隣から覗き込む顔
ファティマ
「だから名前を与えるのは注意するように言われたのよね。
名前を与えるだけで、新たな神が生まれる……? だなんて、何だか馴染みのない発想だわ」
system [ KP/セリオ ] 書庫 : 0 → 1
ジャック
「そうだな……ここに書いてあるように東洋の…… ニホンやチャイナのような土地なら馴染むのかもしれない」
「……わざわざこんなところに、しかも逆さまにしておいてあったのが気になるが…」
ファティマ
「これも何かのヒントという事かしら。
誰かに読めとでも言わんばかりだったわね」
ジャック
「………他にも似たような本があるかもしれない。
探して……いや、もしかしてそろそろ舞踏会の時間じゃなかったか?」
ファティマ
「あら……本当だわ。時間が過ぎるのは早いわね。
マリアたちの情報も何か無いか探したいところだったけれど、舞踏会の後にしましょうか」
ジャック
「ああ、また後で来てみよう」
たったかた…?
KP/セリオ
時刻は19時。君たちは本日3回目の舞踏会へと足を運ぶ。
最初は人でごった返していた舞踏会場も、半分くらいの人数になってしまっていた。
ここでお二人は【目星】もしくは【聞き耳】をどうぞ。
ジャック CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 77 > 失敗
ジャック ハァッ
ファティマ お、おしい……!
KP/セリオ 【聞き耳】もよろしければどうぞ。タダですからね。
ジャック
あ、ありがたい…
CCB<=50 【聞き耳】 (1D100<=50) > 25 > 成功
ファティマ
CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 83 > 失敗
CCB<=65 【聞き耳】 (1D100<=65) > 12 > スペシャル
ジャック
打って代わりすぎている…
!!
そうか、俺たちはもしかして…
耳が良いのか…?(?)
ファティマ 貴方はウサギだから……?(?)
ジャック なるほど…(仮面のうさみみを触りつつ
KP/セリオ ではお二人とも、2回目の舞踏会の時に出会った少女がまた叫んでいる声を聞くだろう。
ジャック 「おや……この声は…」
謎の少女 「なんやこのおっさん! おねーさん、イヤや言うとるやん!」
ファティマ 「前にお会いしたあの方の……声ね」
ジャック
「んん…?
しかもなにか不穏なことを言ってるような…」
声を頼りに移動する…?
KP/セリオ
声の方向へ行ってみると、酔っぱらったおじさんが女性に絡んでいるようだ。
女性は嫌がっており、少女がおじさんの背中をぽこぽこと叩いている。
謎の少女
「あっ! お兄ちゃんお姉ちゃんええところに!
このオッサンしつこいねん! 何とかしてえなぁ!」
リケ かわいいな…サ…… ……
KP/セリオ 少女はそう言うと、今度はジャックさんのお尻のあたりをパンパン叩いてくるだろう。
ジャック
「こんにちは、お嬢さん。
ひぇっ…!?」
謎の少女 まだあかんで! しーっ や!
リケ あ、ああ… そうだったな
ジャック
「オッサン…おっさんか。
確かにあの男性は……紳士とはいい難い」
セリカ
ファティマ
「ええ。嫌がる女性にしつこく絡むだなんて……。
酔っぱらっているとは言っても許せないわ」
193 な、ナニモミテナイ
ファティマ 失礼しました……ふふ
ジャック いや…ふふ…何がおこったのかよくわからなかったよ、大丈夫
ファティマ どうしてそんな事になったのか自分でもよく分からなかったわ……??
KP/セリオ お好きな技能やRPでおじさんをなだめるなり、追い払うなりできます。
ジャック
「ああ……。
失礼、ミスター」
ど、どうするか…
ジャック なにかの記憶がよみがえって…?(?)
おじさん 「あぁん? なんだぁにいちゃん……ヒック」
ジャック
choice 決闘を申し込む 連れだ、という 嫌がっているだろう、と指摘する (choice 決闘を申し込む 連れだ、という 嫌がっているだろう、と指摘する) > 嫌がっているだろう、と指摘する
「そちらの女性……随分嫌がっているように見えるが。
あまり度が過ぎるようでは見過ごせないですね」
リケ 私は私で例の記憶が刺激されてほわわになってる
KP/セリオ
ほわわ……
かっとなった事だけは覚えているが……
リケ
ふふ…かっこうよかったよ。
私は……かっこ悪かったな…
おじさん
「るっせぇなあ……若造がいっちょまえにお説教かあ? あぁん?
こちとら、これくらいしか楽しみがねぇんだよ!」
KP/セリオ
かっこ悪くなどない。
真っ先に立ち向かっていく行動力がとても美しかった。
ジャック
「女性に嫌がらせをすることが?
随分と歪んだ”楽しみ”だな…ファティマ」
ファティマに目配せして女性を確保してもらう…?
リケ
ぬぬ……ありがとう。
ふふ、でもキミが助けに来てくれてうれしかったからな……
失敗してよかったのかもしれない。
ファティマ CCB<=75 【心理学】 (1D100<=75) > 18 > 成功
ファティマ
「……」
黙って頷き、反対側から女性へ近付く
ジャック
ぬぬぬん……ここではどのように決着をつけるべきなんだろうな…
分かってはいたが対処法を考えてこなかったぞ
おじさん 「あぁ!? 嫌がらせじゃねえよ、ちょっと踊ろうと誘っただけだろうがよぉ!」
ファティマ
「……失礼、今のうちにこちらへ」
女性にそっと耳打ちをする
女性 「! はい……!」
おじさん S2d6+6 (2D6+6) > 7[1,6]+6 > 13
ジャック
「では誘い方が悪かったのでしょう。
それに……そう酒臭いと嫌がられますよ。点灯する可能性もありますし…
水を飲んでくることをおすすめしますが」お…?
おじさん
SCCB<=65 【アイデア】気付くか? (1D100<=65) > 36 > 成功
「ぴいぴいうるせえと思ったら、テメェ……そのねえちゃんとグルか」
ジャック 「……グル…?」
KP/セリオ 男性はファティマさんたちの方へ視線を向ける。
おじさん 「オレがにいちゃんに気を取られてるスキに連れてこうったって、そうは行かねえぞ!!」
ジャック
「ふう……ええ、彼女たちは私の連れです。
連れを保護してなにか問題が?」あっ…?
おじさん
S3d6 DEX (3D6) > 13[5,2,6] > 13
RESB(13-10) (1d100<=65) > 52 > 成功
ジャック 何…? 何……??
おじさん 「待てゴラァ!」
ジャック
おわーーん……ラグビー…? 止めたいが…
それはファティマに剣を抜いてもらう…?(????)
KP/セリオ
男性はジャックさんを無視して女性とファティマさんを追いかけ、そして追いつこうとするだろう。
すぐ追いつくなら13とのDEX対抗をどうぞ。
ジャック もちろん追いかけるとも…!
ファティマ
「……! 下がっていてください」
ひとまず女性より前に立ってフェンシング・フォイルの柄に手を掛ける
ジャック かっこいい…(溶け
ジャック RESB(15-13) 追いつく…! (1d100<=60) > 82 > 失敗
ジャック ど、どうして…
ファティマ は、はわ……
ジャック めちょ…
KP/セリオ おじさんが妙につよいですね……
リケ そうなんだよな…
ジャック 「ぐっ… ファティマ!」
KP/セリオ
では、酔っていても思いの外機敏な動きに、ジャックさんは咄嗟には対応しきれなかったようだ。
何かこう……別の代替案などあれば……
いろいろ振っていただいても構いませんよ……!(雑
ジャック 代替案…!? お、追いつけなかった時点でもう…? 投擲…?(???)
KP/セリオ 振ってみますか……?
ジャック
なお別に投擲はない……
振ってみよう…(剣を取り出しながら…
CCB<=25 【投擲】 (1D100<=25) > 10 > 成功
…?
ファティマ !!
ジャック さ… さつい…?
KP/セリオ フェンシング・フォイルを……投げ……?
ジャック
なげ…たな……
おじさんの足元を床に縫い付けるように…?(器用すぎないか?
KP/セリオ
ダメージロールがですね……ええと、ダメボが半分になるので
1d6+1+1d2でお振りください。
ジャック
だ… ダメージロール…!?
1d6+1+1d4 ダメージロール(ミス-2) (1D6+1+1D4) > 5[5]+1+4[4] > 10
殺すつもりなのか…? あ、すまない、-2だな
おじさん
SCCB<=65 【ショックロール】 (1D100<=65) > 68 > 失敗
「あんだぁねえちゃん、オレに剣を向ける気────ぎゃっ!?」
KP/セリオ
ジャックさんの投げたフェンシング・フォイルは美しい放物線を描く。
おじさんの少ない頭髪を刈り取るように抉った後、その靴とかかとの間に綺麗に刃先が入り込み、そのままおじさんは無様に前へ倒れ込んだ。
ファティマ 「……! ジャック……!」
ジャック おじさんへの追い打ちが…
ジャック
「……!
彼女らに手を出すのは控えてもらおう…!」
おじさん 「ヒェ…………」
KP/セリオ おじさんは気絶しているようだ。
ジャック
「あっ…… しまったな…
やりすぎたか…?」
そばまで歩いていきながら
「………」
剣を引き抜いて絨毯を足で整えてなかったことにした後、おじさんを壁際まで引きずっていこう
おじさん 「うーんうーん……オレのかみがあ……むにゃ…………」
KP/セリオ おじさんは魘されながら、そのまま壁際で眠ることだろう。
ファティマ 「た、助かったわ……」
ジャック
「ファティマ……すまない、なるべくそちらに気が向かないようにしたかったんだが……
びっくりさせたな…」
ファティマ
「いいえ、ジャックの咄嗟の機転に救われたわ。
今にも掴みかかられそうだったもの……」
「お嬢様、大丈夫でしたか? お怪我などはございませんか?」
KP/セリオ 絡まれていた女性はぽかん、としていたが、ハッとして君たちの方へ向き直る。
女性
「お陰様で実害はありませんでした……! ありがとうございます!」
「いつか、このお礼は必ずさせていただきます」
ジャック
「それはよかった、実害が出るまえに止めることができて
お礼…?」
KP/セリオ そう感謝の気持ちを述べて頷くと、女性は黄金の星屑となって宙へ消えていった。
ファティマ 「あっ、また……」
ジャック
「あ……」
「……せめて最後に嫌な気分にさせられたまま行くことにならなくて…よかった……」
ファティマ 「そう、ね……。それだけでもお助けした甲斐があるというものだわ」
KP/セリオ 星屑を見送っていると、先程の少女がぴょこん、とお二人の間から顔を覗かせてくるだろう。
ジャック 「……! さっきの…」
謎の少女
「ほんまにお兄ちゃんお姉ちゃんはすごいなあ。
またまた助けてもろておおきにやで!」
ジャック
「いや……もっとスマートなやり方があった気もするが……アレが限界だった。
キミも教えてくれてありがとう。お陰で助けに入ることができたよ」
謎の少女 「せやろー! ウチな、困ってる人をいち早く見つけるプロやねん! 知らんけど!」
ジャック 「なるほど……凄いなそれは」
ファティマ
「ええ、本当に。
できる事には限りがありますが、また何かあった時にはお知らせくださいね」
ジャック
「そういえば…自己紹介もまだだったな……
俺はジャックだ」
ファティマ 「! そうでした。私はファティマと申します」
謎の少女
「ふんふん、ジャックお兄ちゃんに、ファティマお姉ちゃんやね!」
「んー、名乗ろうにも、ウチには名前があらへんからなあ……」
ジャック 「名前が…ない?」
謎の少女
「せやせや! あ、名前つけたろーとかは思わんでええよ。そういうもんやから」
「ウチはこの舞踏会場の下に住んでるだけの美少女ちゃんや」
「それにしても、いつの間にか寝床の真上にこんな大層なモンが出来ててびっくりしたで~。
悪いモノではなさそうやから、こっそり見物に来てんねん!」
ジャック
「この舞踏会場の…下?」
「悪いものでは…ない…」
ファティマ 「寝床の真上に……?」
謎の少女 「せやで。もうすぐ消えてまうから、その前にこの綺麗な舞踏会を見ておきたかってん~」
ジャック
「消えてしまう…?
キミもその… 先程の女性のように?」
謎の少女
「ま、ちょびーっとちゃうねんけど、大体そんなとこやな!」
「ほんでな、助けてもろたついでに、もひとつお願いしてもええ?」
ジャック
「お願い……?
俺たちでできそうなことなら…… なあ、ファティマ…?」
ファティマ 「ええ、もちろん。何なりと」
謎の少女
「ん! あんな、うち舞踏会を見に来ただけやって言うたやん?
でもな、見てたらみんなが踊ってるダンス……っちゅーもんをしてみたくなってん」
「ただなあ、うち、踊り方とか全然わからへんねん。
せやから、うちにダンスを教えてくれへん?」
ジャック 「ダンスを…! それはもちろん、といっても俺たちもここに来て習得したばかりだが…」
謎の少女
「構へん構へん!
多分、ジャックお兄ちゃんかファティマお姉ちゃんにしかできへんことやろし」
ジャック 「そ、そういうものか…?」
ジャック
どうする…? ダンスか…
ちょ……ちょいす…?
謎の少女 「せや! おしえてえなあ、せんせ!」
KP/セリオ 流れとしては、彼女と踊らなかった方がこのあとマリアと踊ることになる……でしょうかね。(カンペ
ジャック 逃げ場がない
リケ 言っておくがキミのところの彼女は多分そこまで狭量じゃないぞ 橋になってしまった
ファティマ ふふ……ブリッジではございませんね。
ジャック
「そうだな……構わないが…
どちらに習いたい? 希望はあるだろうか」
謎の少女 「んー? 別にどっちでもええよ!」
ファティマ
「技量はどちらも同じくらいだものね……」
ちょいす……?
ジャック
ちょいす……するか!
choice[俺 ファティマ] ダンスを教えるのは… (choice[俺 ファティマ]) > 俺 ファティマ
ジャック ??? ばかやろうか…?
ファティマ あるあるよ、ジャック……(よしよし……
ジャック えーん…
ジャック choice[俺,ファティマ] ダンスを教えるのは… (choice[俺,ファティマ]) > ファティマ
ファティマ では私ね。
ジャック
ああ、頼むよ。
「では……ここはマリア…俺たちの師から直々に習ったファティマ。
君が教えるというのはどうだろう?」
ファティマ
「ふふ、そうね。
上手くお教えできるかは分かりませんが、私と一緒に踊りましょう」
謎の少女 「ええよ! お願いしまーす!」
KP/セリオ ではファティマさんは【芸術:ダンス】をお振りください。
ジャック がんばえ!!!(ふれっふれっ
ファティマ CCB<=65 【芸術(ダンス)】 (1D100<=65) > 89 > 失敗
ジャック のわ…! 出目が反逆してきた…!
ファティマ ぴゃ…………
ファティマ choice クリチケをつかう いまはまだそのときではない (choice クリチケをつかう いまはまだそのときではない) > いまはまだそのときではない
ジャック ふむ……次の舞踏会の時間に賭けるか…
ファティマ こんなに持ってるのに……??(ちょいすを振った人
ジャック ふふふ…www
KP/セリオ ではファティマさんはほぼ初対面の少女相手という事もあってか、上手く教える事ができなかったようだ。
謎の少女 「? なんやけったいな動きやなあ……?」
ファティマ 「も、申し訳ございません……! こんなはずでは……」
ジャック 「ふふ……覚えたてだからかもしれないな…?」
KP/セリオ アシストできるかどうかという事で、ジャックさんも振ってみますか?
ジャック
!?? い、いいのか……?
よし、やってみよう
CCB<=5+60 【芸術(ダンス)】 (1D100<=65) > 76 > 失敗
ジャック
にゃー…
だ… だいじょうぶかな…
ファティマ
お、おしい……!
やっぱりクリチケを突っ込むかしら……
ジャック 次の回に必ず彼女のイベントも入ってくる…んだっけ…?
KP/セリオ ではジャックさんも頭の中でレクチャーする事を思い浮かべてみたが、上手く教えられる気がしなかったので、口を挟むのはやめにする事にしたようだ。
KP/セリオ 次失敗すると………… ですね…………
ジャック みゅん…(´・ω・`)
ジャック
くぉ…… が… がんばろう……
クリチケについては… ま… まかせる
KP/セリオ
ただそうですね、次……
もしかしたら次は別のイベントが起こってそれどころじゃない可能性もあるかもしれませんし、そうでもないかもしれません……
ジャック
な、なんだって……
俺も一枚持ってるから… やってみるか…?
ファティマ ジャックの貴重な一枚を費やしてもらうなら私が……!
ファティマ 折角だからクリチケを使いましょう。
system [ ファティマ ] CT : 7 → 6
ジャック …!! (念)
KP/セリオ では、振り直しをどうぞ。
ファティマ CCB<=65 【芸術(ダンス)】 (1D100<=65) > 62 > 成功
ファティマ やったわ!!
ジャック やった~!!!🎉
ファティマ かわいいえもじ
ジャック ふふふ… ちょっと特別にお祝いしたくて…?
ファティマ 「む……お、お待ちください。今のは準備体操です」
ジャック おや…流れが変わったな、というかお
謎の少女
「なんやあ! そらけったいな動きにもなるなあ!
ほな、改めてよろしく~」
KP/セリオ
ファティマさんは少女の手を再度取り、その目線に合わせて踊り方を教える。
彼女はきゃっきゃっと、子どものようにはしゃぎながらダンスを踊った。
ファティマ 「……! お上手です!」
謎の少女
「やっぱり踊ってみる方がおもろいなあ!
ほんまおおきに!」
「お礼に……せや、お兄ちゃんお姉ちゃんの持ってるレンズ、出してみ?」
ジャック 上手なものだな……と傍観していたが近づいてくる
ファティマ
「レンズ……ですか。
確かレンズはジャックが持っていたわね」
先程の流れからして
ジャック
なるほど……では持っていこう。
「……メルドさんからもらった…これのことか。」
謎の少女 「それやそれや! ちょっと見せてな~。これをこうして……えいっ!」
KP/セリオ 少女は、君たちへのお礼として【物見のレンズ】を強化してくれるだろう。
ジャック 「……!?? な…何が起きた…?」
ファティマ 「レンズが少し……変わった……?」
謎の少女
「うちこういう事もできんねん!
せやけど、今できるお礼って言ったらほんまこれくらいやな」
「うちはもう消えてまうけど、もしうちの名前が分かってうちを呼び出すことが出来たんなら、その時に改めてお礼をさせてえな」
「『忘却の星籠』で待っとるさかい」
KP/セリオ
君たちが問い掛けるよりも先に、少女は目の前でキラキラと輝いて地面に吸い込まれて消えてしまった。
どうやらただの人間ではなかったらしい。
SANc 1/1d3
ジャック
「『忘却の星籠』……」
CCB<=51 【SANチェック】 (1D100<=51) > 82 > 失敗
1d3 (1D3) > 2
ファティマ CCB<=66 【SANチェック】 (1D100<=66) > 58 > 成功
system
[ ジャック ] SAN : 51 → 49
[ ファティマ ] SAN : 66 → 64
[ ファティマ ] SAN : 64 → 65
ジャック ごり…ごり……
ファティマ 削れて行くわね……ジャック……!!(手をぎゅっ……
ジャック ぜんかいが…おかしかったんだ……(ギュッと握り返しながら
ファティマ 「地面に……」
ジャック 「みんなとは違ったな… やはり地下にいる、ということなのか」
ファティマ
「そうね。寝床の上、とおっしゃっていたもの……。
忘却の星籠……本当に存在するのね」
ジャック
「ふむ……再び探しものが増えてしまったが……
全部探し出せるかな…」
ファティマ
「舞踏会は、今を入れたらあと二回……よね。
閉会までには、どうにか……」
KP/セリオ 君たちがそのような話をしていると、マリアが話しかけてくるだろう。
ジャック ほほう…
KP/セリオ あれ……待ってくださいね……。いべんと……
ジャック うん! 了解だ
KP/セリオ
いや……うーん、シナリオ上発生させてもいいのですが……
むずかしい……順番……
ジャック
ふむ…?
このときは…どうだったかな…(ろぐをみにいく…?
KP/セリオ
条件としては複合イベが起こせるんですけど
私たちはもう名前を取り戻していたような……
ジャック
ああ、そうだったな。
あのときはもうすでに記憶を取り戻していた……
ナイア公爵のイベントがまだだったんだっけ
リケ どうして君が応えるんだ(むむむ
KP/セリオ
ふふふ……リケと記憶を共有されていたのですね。ありがとうございます。
サブイベント②を起こしてからの方がスマートかな……どうかな……と考えている……
いや、まずは安牌として、卒業試験を受けていただきますか……。
マリア 「ボンジュール、ジャック、ファティマ!」
ジャック 「ああ、ボンジュール。マリア」
マリア
「先程会場の端で、斬新な髪型をされたおじさまが寝ていらっしゃったわ。
メディが、あれはジャックが剣を投げたからそうなったんだって教えてくれたの。一体どういう事なのかしら……」
ジャック
「……ああ、ちょっとイベントがあってね。
疲れていたようだから眠っていただいたんだよ」?
マリア
「まあ、そうだったの!
あんなにぐっすり眠らせられるなんて流石ですわね、ジャック」
「それはともかく、お二人とも私のダンスレッスンを無事修了されましたよね。
こういう時は卒業試験……? を行うのがならわしなのだと聞きましたわ」
ファティマ 「卒業試験……。ええ、大体の学校ではそのようなものがあるわね」
ジャック
「そうだな……俺たちも済ませてきたところだよ。
ダンスではなくて学術についてだが」
もう終わったのかな…?
ファティマ
いつかにもよるけれど、リアルタイム、もしくは先代と同じ時期だとしたらもう終わっている……?
7月が卒業式だものね?
ジャック そうか…… よし…ちょっとしゅうせい…
マリア
「そうなのね!
お作法がよくわからないけれど、卒業試験として、どちらかお一人、私と踊りませんこと?」
「今までは私が教えながら踊っていたけれど、今度はおひとりの力で踊るの。いかが?」
ジャック
「なるほど、一人で……」
だいすがしんぱいなかお
ファティマ クリチケを準備するかお
ジャック
ん…!!
なる…ほど…
ファティマ 「ではそうね……私は先程、知り合った方にダンスをお教えしたから、今度はジャックが披露するのはどうかしら?」
ジャック
「ああ……そうだったな。見事に教えることができていた。
……やってみることにしよう。お願いしても? 先生」
マリア
「まあ! ファティマは早速どなたかの先生をされたのね!」
「ではジャック、踊りましょうか。
会場でご一緒するのは初めてね!」
ジャック
「そうだったな。
期待に応えられるほどの技術を身につけられているといいが」
KP/セリオ
舞踏会場にはナイア公爵の姿は無いようだ。
先程謎の少女と踊ったので、ファティマさんはそれで1カウントといたしましょうか。
ファティマ 「見守っているわ。頑張って、ジャック」
ジャック 「ああ、頑張ってくるよ」
KP/セリオ
ファティマさんに見送られ、ジャックさんはマリアと共に舞踏会場の真ん中へと出るだろう。
やがて、メルドの演奏が始まり、人々は踊り始めるだろう。
マリアとの卒業試験が始まる。
ジャックさんは【芸術:ダンス】をどうぞ。
ジャック CCB<=5+60 【芸術(ダンス)】 (1D100<=65) > 58 > 成功
ジャック ほっ…………
ファティマ 素晴らしいわ!
ジャック よかった……ほんとうに…
KP/セリオ
ジャックさんはマリアに教えられた事を存分に活かしつつ、彼女をリードするように優雅かつ紳士的にステップを踏む。
春の陽光と冬の陽光とが交差するような幻想的な光をふんわりと纏いながら、会場内でも目を惹く存在になることだろう。
ジャック 素敵な描写だ…… なるほどな……
ファティマ 銀髪の同い年……かわいいわね……(にこ……
マリア
「本当に上達されましたわね、ジャック!
三つの大事な要素をしっかりと取り入れて……これなら、何処へ出しても恥ずかしくありませんわ。合格です!」
ジャック
「……!
ありがとう、マリア。
いちから教えてくれたキミと俺とともに頑張ってくれたファティマのお陰だな…!」
KP/セリオ
曲が終わると同時に、さらに周囲の参加者たちの一部が黄金の星屑と化して空へ消えていく。
会場内は、もう随分静かになっていることだろう。
ジャック 「……随分と人の数が減ってきたな…」
マリア 「ええ。舞踏会もあとのこり一回ですものね。いつも終わりは寂しくなるわ……」
KP/セリオ
卒業試験を無事に突破したジャックさんも、それを見守っていたファティマさんも、光が体に取り込まれていく感覚を覚える。
MP+5をどうぞ。
system
[ ジャック ] MP : 17 → 22
[ ファティマ ] MP : 14 → 19
ジャック
「残り一回……それが終われば…俺たちは……
……探索に行かないとな」
ひとまずファティマのもとにマリアとともに戻る…?
ファティマ
「おかえりなさい、ジャック、マリア! とても素晴らしかったわ!
会場内で誰よりも目立っていて、きらきらと輝いていて……」
ジャック
「……! そうか…!
教えを活かせていたようで、何よりだ…!」
ファティマ
「壁の花になって見ていて、正解だったわ。
余すところなく最後まで見ていたわよ」
ジャック
「そ、そうだったのか……」
一人ぼっちにしておくなんて……というきもちと誰かと踊っていなくてよかった……というきもちと…
ファティマ CCB<=75 【心理学】 (1D100<=75) > 6 > スペシャル
ファティマ
「ふふ。だって貴方の卒業試験でもあり、私の卒業試験でもあるもの。
しっかり見届けるに決まっているわ。退屈する暇も無かったわよ」
ファティマ あんな風に……私もジャックと踊れたらいいのに……。
ジャック
「む……そうだったな、これはキミの卒業試験でもあるんだった。
……上手く踊れていたようで良かった」
マリア
「本当にお二人とも、優秀な生徒さんでマリアは鼻が高いわ!
次の舞踏会も楽しみにしてますわね」
ジャック 「ああ、マリア。また次の舞踏会で。」
ジャック そうか……ほんの情報がないからナイア公爵(?)が出てこられないんだな
KP/セリオ マリアが優雅に手を振りながら、ひらりとドレスを翻して去った後、入れ違いになるようにナイア公爵が君たちの元へやってくる。
ジャック 出てきた
KP/セリオ そうですね……惜しかったです。
ジャック 「……ナイア公爵?」
ナイア公爵
「こんばんは、探索者の皆さん。お疲れ様です。
良ければ、私と一緒に軽くディナーでもいかがでしょう」
ジャック
「ディナー? ああ……それは構わないが…」
ちらっとファティマちゃんの方を見る?
ファティマ 「そうですね。そろそろお腹も空いてきた頃ですし、探索を続けるにもまずは腹ごしらえをするとしましょう」
ナイア公爵
「良かった。それでは参りましょう。
大食堂も随分静かになってしまったことだし、キッチンでこじんまりといただくとしましょうか」
ジャック
「キッチンで? ああ、わかった」
意外だな…? と思いつつついていくだろう
KP/セリオ
お二人がナイア公爵に連れられてキッチンへ向かうと、確かに人気がなく、ゆったりと食事を楽しむ事ができそうだと思う。
彼はテーブルに並べられたオードブルや、肉や魚のソテーやグリル、パンなどを示した。
ナイア公爵 「どうぞ、お好きなものを取って召し上がってください」
ジャック
「ああ。ありがとう……
そういえばこの料理……ここにシェフはいるのか?」
ナイア公爵 「いえ。スタッフはメルド一人ですから、全てメルドの魔術で賄っているのですよ」
ファティマ
「まあ。このようなお料理まで……」
大食堂の様子も思い出して、驚いている。
ジャック 「一人で? ……魔術とは何でも出来るんだな」
ナイア公爵
「万能ではないと、メルドはいつも言っていますけれどね。
私もそうだと思います。強い魔術を使うなら、それだけ対価が必要になってきますし」
KP/セリオ ナイア公爵は微笑むと、丁寧な所作でチキンソテーを切り分け、口に運ぶ。
ジャック
「対価……いわゆる魔力、のようなものか」
ふむ…何を食べようかな
choice 肉 魚 野菜 色々 (choice 肉 魚 野菜 色々) > 野菜
じゃあ…野菜の美味しそうな…… 何? 野菜メインの食べ物わからない…… を取ってきて食べることにしよう。……キッシュとか?
ジャック ふむふむ、ラタトゥイユ…テリーヌ、グラタン…エチュベもシンプルだが美味しそうだな(しらべちゅう
KP/セリオ
パイ生地の上へ卵とチーズをふんだんに使ったほうれん草のキッシュや
様々な野菜がコンソメのゼリーの中でひしめき合うテリーヌ
夏野菜を食べやすく刻んで炒めた後しっとりと煮込んだ本格的なラタトゥイユなどが、大きな皿へ贅沢に一種類ずつ乗せられている。
ジャック
おいしそう……とくべつせっとだ
ニコニコで手にとって机に持ってくる…
ファティマ 野菜や果物がすき……。かわいい……(?)
ジャック 「なんでもあるな……どれも美味しそうだ」
ファティマ ウサギさん……
ジャック
てっきり魚……肉が好きだと思ってたんだがな…?
ウサギの仮面はこれの伏線だった…?
ファティマ choice ムニエル ソテー ポワレ (choice ムニエル ソテー ポワレ) > ソテー
ジャック ヤサイノウマミ
KP/セリオ ファティマさんは、白ワインとバターで炒め焼きにした、白身魚と野菜のソテーとパンを選び取って、ジャックさんの隣に座るだろう。
KP/セリオ 全員見事に違うものを召し上がってますね……
ジャック ふふ、それぞれ好きなものを食べれるのもこういう場ならでは…?
ジャック
「おや……そういった物もあったのか。
おいしそうだな」
ファティマ
「ええ。お皿もしっかりと温かくて、まるで出来立てのようだわ。
とてもいい匂い……いただきます」
ジャック
「ああ。いただきます」
ナイフとフォークでキッシュから食べていこう……。
卵の部分がプルプルして美味しい、もゆ…
ファティマ
「ふふ、ジャックは野菜をいっぱい召し上がるのね」
覚えていないから少し新鮮に感じながら……ブロッコリーと魚を小さく切ってから、一緒に口に入れる。
ジャック 食べ方が丁寧で可愛いな……と思ってじっと見ている。
ファティマ ! 見られて……丁寧に食べないと。(もぐ……
ナイア公爵
「お口に合ったようで何よりです。
私が用意したものではありませんが、食事も舞踏会を楽しむ一環ですからね」
ジャック ふふ……いつもどおりでいいんだよ…
ファティマ もく……もく……(いつも通り ちまちま……
ジャック
「ああ、そう思うよ。
……今のような状況でなければもう少し手放しに楽しめたかもしれないな」
ジャック もしゃ…もしゃ… と食べてそうだな、俺は…
ファティマ かわいい……(あまりじっと見るのもあれかしら、と思って、ちら……
ジャック えっ…… ど、どう食べていたのかわからなくなる…?
ナイア公爵
「そうですか……。
まだ生きる望みがあると、どうしても気がかりになるという事でしょうか」
ファティマ
そちらがじっと見ているという事は、目が合って、ぱっ、とそらすわね……。
誤魔化すように、ぱく…………
ジャック
「んん…!? いや…そうだな…そういう事かもしれない…。
まだやれることがあるんじゃないか、と気が急いてしまうのだろうな」
ジャック ぱく…… もぐもぐ……(ふしぎなしょくじふうけい…?
ファティマ 「……可能なら、やはりまだ生きていたいと思いますもの」
ナイア公爵
「その為に探索も進めているのでしたね。最後まで頑張っていただけたらと思います」
「そうですね……
お二人にお時間があれば、食事の後、少し私に付き合っていただけませんか?」
KP/セリオ
ナイア公爵は少し照れ臭そうに提案してくるだろう。
早々に食事を終えた彼は、食後に砂糖たっぷりの紅茶を淹れ、ブリオッシュを浸して食んでいる。
ジャック
「……なるほど?
それは、まあ……構わないが」てれくさそうに…?
「……甘すぎないか…? その食べ方は…」
ナイア公爵
「ありがとうございます。
? いいえ、とても美味しいですよ……?」
KP/セリオ ナイア公爵は美味しそうに咀嚼している。
ジャック 「………」
ナイア公爵 「好みは人それぞれですから、強制はしませんが、おすすめです」
ジャック choice 真似してみる いや… (choice 真似してみる いや…) > 真似してみる
ファティマ 好奇心…!
ジャック
好奇心だな……
すでに甘そうだ… と思っているのに…?
ジャック
……やってみるか……。
紅茶を用意して… とぽぽぽぽ…… ぽちゃぽちゃぽちゃぽちゃぽちゃ…
ファティマ おすすめされたら口にしてしまうの……? 無防備ね……
ジャック す… すぐしにそう…
KP/セリオ
じゅんわりと砂糖たっぷりの紅茶にひたしたブリオッシュは、卵とバターと牛乳の味わいに紅茶の香りが混ざって確かに美味しいと感じるだろう。
ただし、やはり砂糖が多すぎるように感じる。
ふわふわにとろけそうな生地の上で、じゃりじゃりと砂糖の食感がした。
ジャック 「……美味しいが……じゃりじゃりだ…」
ファティマ
「まあジャック……冒険家ね」
一部始終を見守って、それでもなお驚いている
ナイア公爵
「なるほど……? ジャックさんは砂糖を減らした方がお好みですか。
それもまたありでしょうね」
じゃりじゃり……もぐもぐ……
ジャック
「繰り返しになるが……美味しいといえば美味しいからな。
ああ……砂糖の味が強すぎるような気がして…(?)」
食べ終わった後、紅茶味の砂糖を飲み干す
ジャック 砂糖の味とは…?
ファティマ 訳:甘すぎる といったところかしら……?
ジャック
なるほど…? そういうことかもしれない
有能な翻訳者だな…
ファティマ
「ま、あ…………」
死にかけの体で良かったのかもしれない、と思っている顔
ファティマ
ストレートな物言いは英国紳士らしくないものね。
皮肉を効かせつつウィットに富んだ発言だと思うわ(?)
ジャック ふふ……ありがとう。遠回しに…遠回しに…(じゃり…じゃり…
ファティマ
「お、お口直しに、昼前残しておいたドラゴンフルーツでも召し上がる……?」
ナイア公爵様はいっぱいハチミツとか砂糖とかかけそうだな、と思いつつ取り出す。
ジャック
「ああ、それもいいな。
さっぱりした甘味もいいものだよ、公爵」
食べる構え
ナイア公爵
「ふむ……文献で読んだことはありますが、口にするのは初めてですね……
では、私もひとつ。いただきます。…………」
1d100 どれくらいおいしかったか (1D100) > 15
ジャック ふふ… 出目がいいな
ナイア公爵 「う、……む。少し甘味が足りないような気がしますね……」
ジャック 甘いものに口が慣らされている… ふふふ
ナイア公爵 「食感は好ましいとは思いますが……」
ファティマ
「ハチミツだけでは公爵様には足りないでしょうか。
お砂糖を掛けるのも……良いかもしれませんね」
ジャック 「そうだな… もとがシンプルな味だから(?)色々と試してみるのも面白いかもしれない」
ナイア公爵
「なるほど……。中々奥が深いですね……」
ドラゴンフルーツの上に砂糖の山を作りながら
ジャック (もはや砂糖の味しかしなさそうだな…)
ファティマ (ドラゴンフルーツ味の砂糖ね……)
ジャック ふふ…ドラゴンフルーツ味の砂糖…
KP/セリオ 少し不思議な食事会が終わると、ナイア公爵は立ちあがって君たちをキッチンの奥へと案内する。
ナイア公爵 「それでは、どうぞこちらへ」
KP/セリオ
ナイア公爵がキッチンの奥の壁に手を触れる。
すると、隠し扉になっていたのか壁が動き、奥へと進めるようになった。
ジャック
「キッチンの…奥に…?
わ…!?」
ファティマ 「奥にお部屋が……」
ナイア公爵 「中へ入りましょう」
KP/セリオ
そこは数人が入れる程度の、小さな教会のような場所だった。
光源は小さな蝋燭のみで、天井から降り注ぐ空の光をステンドグラスが七色の光に変えて、静かに礼拝堂を染め上げている。
ジャック
「ここは……教会…?
美しいな…」 上を見上げながら
ファティマ 「ええ、七色の光が差し込んで……綺麗……」
ナイア公爵
「ここは秘密の祈りの場」
「よろしければ、ここで消えていく人間達が……
来世は最後まで生を全うできるよう、一緒に祈っていただきたい」
ジャック
「そ…そんな大層な役目を…?
祈ることについては、異存はないが…」
ナイア公爵 「ええ。この場において、消えないかもしれない可能性を持つ貴方がたにだからこそ」
KP/セリオ ナイア公爵は胸の前で静かに手を組み合わせて、目を閉じる。
ジャック
「なるほど……ジンクス…のようなものか?
………」
同じように手を組んで、目を閉じる…?
ファティマ 「…………」
KP/セリオ
暫く、静かな祈りの時間がその場に流れた。
三人が祈り終えた頃、ナイア公爵は再び口を開く。
ナイア公爵
「私に人間の気持ちや在り方は分かりません。
ですが、ここに至る者達は誰もが本来あるべき生を全うできず、悲劇の死を遂げた者達なのです」
「来世くらいはちゃんと人間らしく生を謳歌出来るように、私は毎日ここで祈っているのですよ。
これ以上舞踏会に来る人数が増えても困りますしね」
ジャック
「そう…だったのか……悲劇の死を……
毎日祈っているとは、その……凄いことだな」
ナイア公爵
「まあ、神たる存在である私が何に願えばいいのかなんて分かりませんし、効果があるかなんて確認のしようがないですけれど」
「人間のあなた達だって、いるかどうか分からない神に祈る時くらいはあるでしょう?
その真似事ですよ」
ジャック 「……神…」
ファティマ
「神、様……?
それでもなかなか、殆ど見ず知らずの何人もの方の為に、毎日祈りを捧げる事は……していなかったような気がいたしますわ」
ジャック
「ああ、そうだな。
食事の時や……特別なときくらいだ」
ナイア公爵
SCCB<=59 【ジャックさんの心理学】 (1D100<=59) > 99 > 致命的失敗
SCCB<=75 【ファティマさんの心理学】 (1D100<=75) > 72 > 成功
ナイア公爵 ………………
KP/セリオ
ナイア公爵曰く、「舞踏会に来る人数が増えすぎても困るから」とのことだが
ファティマさんは、彼が「報われなかった人達が次は幸せになれるように」と本気で考えていることが分かる。
ジャック
えっ……… ふふふ…
さすがだな、ファティマ…
おそらく小さい頃から俺の心が読めたように(?)他の人にもその際を遺憾なく発揮して…
KP/セリオ
ジャックさんは…………
舞踏会での「ナイア公爵」の姿も間近で見ているからか、この人の考える事はよく分からない……と思った。
ジャック 「……やはりつかめないな…」
ファティマ そんな……買いかぶりすぎよ……
KP/セリオ
そんな事よりファンブルをしてしまったので私は激しく動揺しています……
大変申し訳ない……
ジャック
!? ふふふふ
そうだったか…
やはりうっすら苦手な気持ちがあるのかもしれないな…
ナイア公爵には申し訳ないが…
ファティマ 「本当ね……。報われなかった人たちの為の幸せを願う……神様なんて?」
ナイア公爵 そう、ですか……(豆腐メンタル ぼろ……
ジャック か、かわいそう…すまない…
リケ よ…よしよし…?(??????)
ナイア公爵 ??????
KP/セリオ ……………… 今日ばかりは、仕方ない…………
KP/セリオ
静かで厳かな空気が室内を満たしている。
ナイア公爵は、礼拝堂を出る間際、小さくお二人へ囁きかけてくるだろう。
リケ
ほ、ほあ……
ほあ……? な、なにか多方面に悪いことをした気がする(次元の壁からもどりつつ
ナイア公爵 「この場所は、メルドにはどうか秘密でお願いいたします」
ジャック
「メルドさんに…?
……知られるとなにか、まずいことが…?」
神妙な顔
KP/セリオ 良いんだ……分かっている。ナイアは友人だから…………
リケ
あっあっ ………えーっと……
よしよしよし……(抱きしめて頭をなでなでなで…
ナイア公爵
「それは……このような事をメルドに知られたら、それをネタにされるおそれがあるからですよ」
大真面目な顔
ジャック
「………そ、そうだろうか…?
いや…うん…?」
ファティマ 「まあ、わざわざ言う理由もございませんから、ご安心くださいな」
ナイア公爵 「ありがとうございます。絶対、絶対にですよ」
KP/セリオ
ナイア公爵はそう釘を刺してくるだろう。
お二人は【アイデア】をどうぞ。
ジャック
「あ、ああ……わかった。
絶対だ」
CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 87 > 失敗
ファティマ CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 16 > スペシャル
ジャック もう俺はだめだ
ファティマ だめじゃないわ…………!! 誰にだって苦手分野はあるもの
KP/セリオ
ではファティマさんは、次の事に気付く。
ナイアは自分を「神」と言っていたが、あまりに人間臭すぎる。
この世のどこに、「憐れな隣人の為に心を痛め」「不確定な要素に縋り」「死者の為に祈る」ような神がいるものだろうか。
あれではまるで「人間」だ。
ジャック
そう……だな……
アイデアに関してはファティマにおまかせ☆してるのかもしれない…
ファティマ がんばって閃くわ……(キュピーン
ジャック かっこいいぞ…!
ファティマ 「ふふ……ナイア公爵様は神様だそうですけれど、まるで人間みたいですね」
KP/セリオ ファティマさんの言葉に、ナイア公爵は軽く胸を押さえる。
ナイア公爵
「私はそのように儚く尊いものではありません。
私は、人間の遥か上を行く……神のようなものです」
ジャック
しかし俺の視点からは何となくキミとナイア公爵とが仲良くなっていってるように見える……
ぐ、ぬ…
リケ よしよし…?(よしよし魔…
KP/セリオ そう、静かに告げるだろう。
ジャック
「……神………仮にそうだったとして…」
今日これまでを思い出しつつ…
KP/セリオ
やはり男性陣は同じ気持ちに……??
私はメルドにはそこまででしたが、やはりナイアは……高いスペックをお持ちですから
ジャック 「人間のような神がいても、面白いだろうな」
ナイア公爵 「面白い、ですか……」
リケ
そういうものか…
ナイア公爵にドキ…描写はあんまりなかったぞ…?
それこそキミにぐらいだぞ…
ジャック
「……悪い意味じゃない。多様性…のような…
そんな感じだ」
ナイア公爵
「ええ、良いように捉えていただいているのは、ひしひしと伝わってきます」
「そのようにして、貴方がたはあらゆる可能性を見出そうとされるのですね。
貴方がたこそ、つくづく面白い人間だ」
ファティマ
私だってそうですよ……?
おそらく、私たちがどう思おうと関係なくそう感じてしまわれるのでしょうね。
ナイア公爵
「さて……ディナーに祈りにと、お時間をいただき、ありがとうございました。
引き続き、探索を頑張ってください」
リケ
そういうものか…難儀だな……
私は人のことを言えないわけだが…
KP/セリオ
ナイア公爵はそっと微笑んで、君たちを見送るだろう。
ナイアサブイベント② ナイアと秘密の部屋 クリアでございます。
お疲れ様でした。
ジャック
「いや……キミの大切な祈りの場につれてきてくれてありがとう。
じゃあ、また」
手を振って別れるだろう……。お疲れさまでした。
KP/セリオ 私こそ、何もありませんが……???(舞踏会でのクリティカルからは目をそらす
ファティマ
「ご一緒させていただけて、色々お話を聞かせていただけて良かったです。
ではまた、次の舞踏会で」
一礼してから去りましょう。
リケ
連続クリティカルは…!!
……許す。クリティカルは悪いことではないからな…
193 許す…?
KP/セリオ
許された……ふふ。
やきもちを妬いてくれるリケも愛らしいからな…………(ほほえみ……
KP/セリオ
これにて、ナイアのイベントもコンプリートとなります。
次回はまた自由時間、じっくりと探索する回になることでしょう。
六日目夜の部は、これにてお開きといたします。
本日も長丁場、お疲れ様でした。
また明日もお楽しみに。
ジャック
ふむ…! 気づけば2時半だったか…… ほわわ……
今日も遅くまでありがとうございました。
ファティマ
時間が過ぎるのはあっという間ね……!
こちらこそ遅くまでありがとうございました。
system
[ KP/セリオ ] ジャック : 0 → 5
[ KP/セリオ ] ファティマ : 0 → 5
ジャック
イベントも色々と終わって……終盤に向けて進み始めている、といった感じだな……
MPは潤沢だから出し惜しみはしなくてすみそうだが…果たして…といったところか(ダイス目を見ながら
ファティマ
回収しきれていない情報をかき集めて……いろいろとこなして……
あとは無事に帰る……だけ! ならいいわね……!
ジャック かえりたいにゃあ…
ファティマ
かえるにゃん……
明日あたりには仮面が外れそうね……そわ…………
ジャック
そうだな… 仮面外し差分を……ぽちぽちぽち
いやちゃんと準備はしているんだが……
ふふ、明日のお楽しみだな、お互いに…
ファティマ
ふふ。本当に楽しみでもあり……どうなるのかしらという気持ちもあり……
ふわふわ……
といったところで、今日は休みましょうか。
また明日の事を考えながら……眠…………
ジャック
まずは…生き残ることだ…!
ふふふ……よし、明日に備えて今日も眠ろうか。
おやすみなさい、ファティマ、けみかえるさん。
いいゆめみろびーむ…! びびび
ファティマ
おやすみなさい、ジャック、藺草さん。
わあーっびーむだわ! ……ぱたり すや…………
ファティマ
いよいよ仮面が外れる時も近いかしら……?
そわ……
KP/セリオ ハロー、ボンジュール、皆様。
ジャック
?! び……びっくりした…
ぼ、ボンジュール
リケ
案外おちゃめなところがあるからな…
ふふ…ボンジュール、セリオ!
ファティマ
ボンジュール!
大概唐突なんですよね……セリオさん
KP/セリオ
折角ボンジュールが定着いたしましたからね。
それではお揃いですので、本日も始めてまいりましょう。
ジャック ああ、今日もよろしくおねがいします。
KP/セリオ
クトゥルフ オブ ザ マスカレード 七日目昼の部
再開いたします。
ファティマ よろしくお願いいたします。
KP/セリオ
前回はナイアとディナーの時間を過ごしましたね。
ナイアのサブイベント、ならびにナイアのイベントをコンプリートした所まででした。
三回目の舞踏会を終え、現在自由時間でございます。
ジャック ふむ……書庫の続きを見に行くかい?
KP/セリオ
現状進められるイベントは無いため、探索を進めていただく形になります。
・書庫
・庭園で【アイデア】を振り執務室を探す
のいずれかですね。
ジャック む、そうだな、執務室もあった
KP/セリオ
流れとしては……書庫の続きをご覧になる形でしょうか。
定番のchoiceで決めていただいても構いません。
ジャック チョイスできめるかどうかをチョイスしようかと思ったが二択だからな……
ジャック ううん…そうだな、流れ的に書庫にいってみようか
KP/セリオ ふふ……無限にchoiceを振る方に……
KP/セリオ
承知いたしました。
【書庫】
ここでは【図書館】をあと2回振ることが出来ます。
また、それ以外で調べたい名前を宣言すれば、自動的に取得できるようになっております。
そちらに関しては、計4つ情報がございます。
もし思いつかなければ【図書館】や【アイデア】で見つけたり思い出したりすることができます。(技能時間消費なし)
ジャック チョイス依存症だな…
KP/セリオ choiceは楽しい(?)ですからね。
ジャック
ふふ、ダイスを振っているようなものだからな……。
どこかの世界の俺がいやいやしているが
ジャック 図書館か………ぬぬ……振ってみよう
ファティマ とりあえず1回ずつ振るかしら。やってみましょう。
ジャック CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 68 > 成功
ファティマ CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 16 > 成功
system
[ KP/セリオ ] ジャック : 5 → 4
[ KP/セリオ ] ファティマ : 5 → 4
KP/セリオ
ジャックさんが本の羅列を眺めていると、【神々の創生について】と同様に、また逆さまになっている本を見つけた。
これもオカルト本のようだ。
system [ KP/セリオ ] 書庫 : 1 → 2
ジャック
「……! ここにもあったか……」
取り出して眺めてみよう
KP/セリオ
【神々と人の考察】
神と人とを隔てるものはなんだろうか。
それは人間の理解を超えた力を持つから、ではない。
──それはきっと「感情」であろう。
神々には人間とは違い、喜怒哀楽の一部が欠落
もしくはすべてが喪失している事がしばしば見受けられる。
人間はもとより「理解できないものを許容できない種族」だ。
だからこそ、近い未来、多くの観測を以って未来予知さえも可能になったとしても
「感情」を持つ人間に「感情」の欠落した神の思考など予測不可能だろう。
人間にとって、何よりもその「予測できない」事が恐ろしく
対処が出来ないものに対して畏怖の念を抱く。
「神」が気まぐれにいつ破滅をもたらすのか
もしくは救いの手を差し伸べてくれるのかさえ、我々には分からない。
だからこそ、どんなに月日が経とうとも理解できない巨大な「異物」は畏怖され、崇められるのだろう。
ジャック
「……難しいことが書いてあるな……だが、ナイア公爵の宿題はこれで解決できそうだ」
お互い探し終わったらファティマにも見せに行こうかな…?
KP/セリオ
承知いたしました。
では一方ファティマさんは、【物見のレンズ】がほのかに輝いているのを見て、書庫を見渡すだろう。
MP-1で見る事ができます。
system [ ファティマ ] MP : 19 → 18
ファティマ
「レンズが……」
探してみましょう。
ジャック MP…… なぜかファティマのほうがガンガン減ってるな…
ファティマ
回避に使ったからかしらね。
タゲ取り族……(セリオさんの方を見る
KP/セリオ
ファティマさんは書庫をしばらく散策していると、いくつかの木箱が置かれている場所を見つけた。
何気なく蓋を開けてみても、すべて空っぽだ。
しかし、妙な怪しさだけは抜けない。
そこで物見のレンズを通して見てみる。
ほとんどの箱は特に問題なく空っぽだった。
しかし、一番下の小さな木箱の中に、一冊の本が入っているのを見つけた。
どうやら、この本の持ち主はよほど厳重にこの本を隠したがっていたようだ。
ジャック
タゲ取り……心配…
いっぱい使って…(心臓を抑える
KP/セリオ
PC様方に集中するのはまだよろしいのですが
仮想卓では終盤マリアのタゲ集中が物凄くて……ギリギリでしたね……
KP/セリオ
本の表紙にはコンパスと定規で作られた紋章のようなものが描かれており
アルファベットで「Freemasonry──フリーメイソン」という名前が彫られている。
メルドの本を一度でも見ている君たちは、この本の表紙が「メルドの本の裏表紙と同じ模様だ」ということに気が付く。
ジャック
の、ノワァ……
いい感じに分散してくれると、瞬間強化のかけようがあるからな…
ファティマ 「フリーメイソン。……メルドさんが隠したのかしら?」
ファティマ
瞬間強化は自分にしか掛けられないから……
瞬間防壁をいくらでも張れるように、MPが無限に欲しいわね
KP/セリオ
【フリーメイソンについて】
中世ヨーロッパが起源の謎の秘密結社。
慈善事業などを行っているが、根本的な活動内容は明らかになっていない。
会員は世界各地におり、世界的に有名な資産家や社会的地位の高い人なども所属している為
一部の都市伝説では現代まで続く錬金術や魔術結社の総本山だとか、世界経済の基盤を担っているとも噂されている。
正規会員になれる者はほんの一握りである。
特に幹部クラスや会長ともなれば先見の明に秀でた非常に高い知性と
秘密を洩らさず諭られないような立ち回りが可能で、自らの命すら投げ捨てられる奉仕精神がなければ候補にすら挙がらない。
発祥当時は「冥界を司る何かの神」を信仰していたそうだが、現在は多神教となっているようだ。
噂によると、会長の「マスターメイソン」のみが扱えた魔導書には冥界への門を開く鍵の役割があり
冥界を通じて『世の中から消え去ってしまったものや、本来知るはずのない故人のことまで熟知することが出来た』という。
ジャック
そして終盤にガブガブと飲む…
ふふ、お腹いっぱいになりそうだな
ファティマ
「冥界……」
一通り目を通したらジャックと合流しましょうか。
system [ KP/セリオ ] 書庫 : 2 → 3
ジャック
「……ファティマ、なにか見つけた?」
とことこ合流
ファティマ
「ええ。フリーメイソンに関する本を見つけたわ。
随分奥深いところへ隠されていたの」
ジャック
「へえ……誰にも見つからないようにしてたのかな。
でもここは鍵がかかってて……隠すとしたら…」
「……こっちには…神々と人の考察って本があったよ。
ナイア公爵が聞いてきた質問の答えがそのまま書いてあって……なんかちょっと怖いな」
ファティマ
「神と人とを隔てるもの……ね。
元々ナイア公爵様が鍵を持ってらしたのだとしたら、分かっていて宿題になさったのかしら……?」
KP/セリオ
書庫で技能時間を消費して得られる情報は以上です。
追加で調べたいものがあれば宣言をお願いいたします。
ジャック 「やっぱりよくわからないな……」ファンブル心象
ファティマ ファンブル心証……ふふ
ジャック よくわからない…><
ジャック
しかし……調べたいもの、か……
マリーアントワネットはどうしても気になってたね
ファティマ そうね。少なくともマリーアントワネットは自力で調べようとするかしら。
KP/セリオ それでは、Mの本棚を探して、マリーアントワネットに書かれた本を見つけることができるだろう。
KP/セリオ
【偉人伝書マリーアントワネット】
美しい容貌と純粋さを持ち合わせる春の木漏れ日の如き女性。
ギロチンで首を落とされた、悲劇の王妃。
1755年出生。14歳で宮廷へ嫁入りし、波乱の宮廷生活を送った。
フランス革命後は投獄され、38歳の時にギロチンを使った死刑判決を受ける。
斬首当日、白い服を着た彼女は後ろ手を縛られ、髪を短く刈り取られていた。
KP/セリオ
君たちはこの記述に目を通して、マリアの事をふと思い浮かべる。
ほぼ条件は当てはまるが、彼女の現在の姿は18歳程で髪も長い。
ギロチンで首を落とされたのが死因なら、38歳の姿でショートヘアのはずだが……?
【歴史】をお振りください。
ジャック CCB<=25 【歴史】 (1D100<=25) > 97 > 致命的失敗
ファティマ CCB<=75 【歴史】 (1D100<=75) > 60 > 成功
ジャック はっ ハァ…!!
ファティマ !?!?
ジャック 昨日からもうダメだ感がすごい
ファティマ 諦めないで……私がついているわ……(はらはら……
ジャック ミン……
KP/セリオ
では、ファティマさんは思いつく。
マリアの正体は「マリーアントワネット」ですらないのではないか?
しかし歴史上や自分達の知る中で、該当する名前が思いつかない。
KP/セリオ ファンブル……ファンブル……
KP/セリオ Schoice Lucky Sukebe SAN MP (choice Lucky Sukebe SAN MP) > Sukebe
ジャック
ふふ… 処理に困っている
普通にSANをえいやとしてくれてもいいよ おっ
KP/セリオ choice 顔が近い 抱き着く 壁ドン 押し…倒す…? (choice 顔が近い 抱き着く 壁ドン 押し…倒す…?) > 顔が近い
ジャック スケベだった…
KP/セリオ ジャックさん、よく引きますね……
ジャック 俺のせいになった… …www
ファティマ
「亡霊は死ぬ直前の姿を取るという事だったわよね。でもマリアはジャックと同い年くらいに見える。
もしマリーアントワネットだとしたら、マリアは若すぎるわ。だから、違うのかもしれない……」
KP/セリオ ファティマさんがしっかりと読み込んでいる【偉人伝書マリーアントワネット】をジャックさんも覗き込む。
ジャック
「……なるほど、でも違うとしたら一体それは…誰なんだ?
俺にはもう思いつく人はいないが…」
内容をしっかりと見ようとするだろうな。
KP/セリオ
本の内容に集中していたファティマさんは、ジャックさんがすぐ近くにいる事に気付いていなかった。
彼女はジャックさんにも呼び掛けるように、顔を上げて振り向いてくるだろう。
ジャックさんのすぐ間近に、ファティマさんの顔がある。
ファティマ 「私も思いつかないの、……よ……」
ジャック
「……、…? ……っ!」
一拍ほど間をおいて……状況を理解する。
「……… ………」
声を出すこともなんだかはばかられて……じり……じり……と後退…始める…?
ファティマ
「……ま、マリアの記憶の手掛かりになるかと思ったけれど、彼女がマリーアントワネットでないならだめね……!」
ぱっと本に目線を戻す
ジャック
「………」数歩離れたところで止まっている
「そ……そう、だな…!
おれもちょっと、別のを探してくるよ…!」
挙動不審な感じで本棚の方を探しに行こう…!!
本棚の間で呼吸を整えよう…
「……なんだか今日はおかしいな…俺…」
KP/セリオ
お二人しかいない静かな書庫の中、自分の心臓の音が相手に聞こえてしまうのではないかと錯覚するほど、鼓動が早く打っていた。
仮死状態であるにも関わらず、奇妙な感覚だと思うだろう。
ジャック
ふふ……ときめき描写が…
ありがとう
KP/セリオ
ファンブル処理ですからね……ファンブル処理とは……?(一瞬の正気)
いえ、ファンブルです……
KP/セリオ ということで、現在4つの自動取得情報のうち、2つ取得されている状態です。
ジャック ふふふ……ふぁんぶるだったな
ジャック
ほむ… もう一つは……ニャルラトホテプ…?
……それじゃあ俺はモーツァルトをしらべてみr
これファティマのところに戻らなくちゃでは…?
いや、Wか…
KP/セリオ WとNですからどちらもMより奥の棚ですね。
ジャック ふむ…あ、なるほど。
ジャック choice ナイア公爵 メルドさん (choice ナイア公爵 メルドさん) > ナイア公爵
ジャック
では先にN…ニャルラトホテプの方を調べようかな…?
近そう
ジャック
いやまあ別にいやとかではなく………
動揺がまだ収まってないから…
ファティマ
「……でもそれなら、メルドさんのマリアへの反応は一体どういう事なのかしら……?
……わ、私、モーツァルトの事も少し調べてみるわね!」
すれ違ってW……ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの方を調べてみるわ。
ジャック
ラブコメみがでてきた
ふふ…だがしっかり探索してる…えらい…
KP/セリオ
それではまず、ニャルラトホテプの情報から。
Nの棚に、かの神格についての本があるのをジャックさんは見つける。
KP/セリオ
【無貌の神ニャルラトホテプ】
無貌の神。
数多の姿を持つことからそう呼ばれ、様々な地方の伝承に登場してきた邪悪なる神。
真の姿を知るものはなく、血塗られた舌や燃える三つの目などの姿で例えられることがある。
またこの神は多くの貌を持つがゆえに、多数の場所に同時に出現することもある。
語られる悪しき神々の中で唯一「人格」を有するとされるが
時に人を惑わし、時に命を弄ぶこの神の思想は人間には到底理解の出来ない類の為、相互理解はまず不可能だろう。
また非常に研究熱心であり好奇心旺盛の為、かの神は人間に化けることもある。
その際は長身瘦躯で眉目秀麗、艶やかな黒い髪と褐色の肌を持ち
多くの知識を持つ賢者として描かれることが多い。
直接的であれ間接的であれ、かの神に関わる人々は大抵人生を大きく狂わさせ、最後は惨たらしく死ぬだろう。
ジャック
「燃える3つの目……黒髪と褐色の肌……」
思い当たる点が多すぎる…
KP/セリオ 一方ファティマさんは、Wの棚からヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの本を見つけるだろう。
KP/セリオ
【偉人伝書 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト】
その道で知らぬものはいないとされる、神童と呼ばれた天才音楽家兼作曲家。
1756年出生。
3歳からチェンバロを弾き、5歳ですでに作曲をしていたという。
6歳の際、彼が宮廷で転んだ際に、その手を取った7歳の皇女マリア・アントーニア(後のマリーアントワネット)に一目ぼれし
その場で手を取ると彼女へプロポーズをした逸話を持つ。
しかしそのまま恋は実らず、21歳までマリアのことを思い続けた。
そんな彼もマリアに後ろ髪を引かれながらも22歳の頃に新たな出会いを見つける。
その後35歳の時に、書きかけのレクイエムを残してウィーンにて死去。
死因は「病死」。
死ぬ直前は顔や体が爛れ、あまり人前に出られるような姿ではなかったそうだ。
また、幼少期の想い人「マリア」よりも先に死去しているようだ。
噂では、とある秘密結社に入っており、そこで怪しげな魔術を修めていたとか。
ファティマ
「21歳……私と同い年の姿……。
殺した想いが形になって……だから、半身という事だったのね……」
ジャック ぬん……
KP/セリオ 私も当時はおわぁーとなっていましたね……ふふ……
ジャック
ふふふ……いや……すごかったな…
物語力が…
KP/セリオ
君たちはこの記述に目を通して、メルドの事をふと思い浮かべる。
ほぼ条件は当てはまるが、彼は見た目が21歳くらいだ。
しかし晩年のアマデウスは35歳まで生きており、死因が亡霊の姿に反映されるのならあのような壮麗な容姿でないはずだ。
彼は本当にヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトなのか?
ファティマさんの考えるように、半身というのはまさしく殺した想いのなれの果てなのかもしれない。
書庫での情報は以上です。
ジャック
了解です。
ふむ……も、もう顔の熱も冷えただろう……。
本を持って戻るよ
「……ファティマ、先程は済まない。
気づかないうちに必要以上に近づいてしまっていて……
そうだ、これを見てくれ」平静を装っている…
ファティマ
「え……? あ、ああ、いいのよ。気にしないでちょうだい。
これは……ニャルラトホテプって、あの……?」
目を通すわ
ジャック
「ああ、さっきのゲームブックに書かれていたクリーチャーの名前だ。
ここに書かれている特徴が、どうにもナイア公爵と似通っているように見えて…」
ファティマ
「ナイア公爵様もご自分のことを神とおっしゃっていたものね……?
人間として化けたお姿……という事なのかしら。人間を凄惨な死へ追いやるような神には思えなかったけれど……」
「……そうそう、私もモーツァルトの本を見つけたわ。
メルドさんのあのお姿は、もしかしたら……この、21歳の時のお姿なのかもしれないわね」
交換しましょうね
ジャック
ふふ…そのほうが早かったな。
「21歳の……そうか」
ファティマ
「それなら、あの黒いメモを書いたのはきっとメルドさんで、彼が舞踏会の核……
偽物というのが、マリーアントワネットによく似たマリアの事なのかしらと思うけれど……」
「このまま舞踏会が終わったら……
マリアは消えてしまう……という事なのかしらね……」
ジャック
「そんな……何か…方法はないのかな。
彼も真に望んでいるわけではないだろうに…」
ファティマ
「ええ。それに、メルドさんが提案していたような……核を壊すというのも、彼の真の望みではないように思えるわ。
だって最期をまた見届けられなくなるんだもの」
「ここで調べ物をすればどうにかできるかしらと思ったけれど、大方探し尽してしまったわね」
ジャック
「……そうだな。
あとは……ナイア公爵に教えてもらった執務室か……」
「窓があるって言ってたし……一旦外に出てあの場所付近を探してみようか」
ファティマ 「ええ。行ってみましょう」
KP/セリオ
君たちは書庫を後にして、庭園へ向かう。
執務室の窓を見つけるならば、【アイデア】をどうぞ。
ジャック CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 18 > 成功
ジャック ホッ…………
ファティマ CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 51 > 成功
ジャック えらい!!!
ファティマ やった! ジャックもえらいわ!!!
KP/セリオ ではお二人は、先程の舞踏会前に見つけた【執務室】の場所を計算しながら、その窓を見つける事に成功する。
ジャック
「………あった! あそこだ」
見つけた瞬間声を上げる…?
ファティマ 「! ええ、あの窓ね」
KP/セリオ
窓は2階にある。
どのようにして窓まで行かれますか?
ジャック
………………
よ… よじ登る…?
いや、俺はともかくファティマに同じことはさせられない…
KP/セリオ 【登攀】*2回でも可能だが、失敗すると1d6の落下ダメージが入る。
ジャック
リ、リスク…
呼んで…みようか……メルドさん…!
リケ
たしかなんにも考えずに呼んだな…
呼んだ…? いや、ひと悶着はあった気がするが(登ろう、とかなんとか
KP/セリオ
呼んだというか、来た……?
どうだったかな……
KP/セリオ
なお、【瞬間強化】を使って相手を窓へ投げてもいいが、その際も窓ガラスに激突する為、1d6のダメージとなる。
安全策ならメルドに頼めばよいだろう。
リケ
うーんうーんってしてたら来てくれたんだったけか…
ぬぬ…
ジャック 相手を投げる…?? こわ…
KP/セリオ メルドは名前を呼べばすぐに、何処からともなく現れるだろう。
ジャック
「め、めるどさーん……?」
呼びたいような……呼ぶとなにかありそうな…という気持ちの中で名前を呼ぶだろうな
メルド 「やあやあ呼んだかな、相棒!」
ジャック
「………ああ、呼んだよ。こんにちは」
相棒…に慣れない。
ファティマ 「こんにちは、メルドさん。本当に何処からでも現れるんですね」
メルド
「そりゃあ僕はスタッフだからね! 呼ばれたら駆けつけないと!
それで? 此処へ呼び出したってことは執務室を見つけたといったところかい?」
ジャック
「ああ、そういうことだ。
窓はあそこなんだが……」
「なにかこう……安全に上がれる手段があればと思うんだが、魔術でどうにかならないだろうか?」
魔術を便利ななにかだと思い始めてるな…
ファティマ
「ナイア公爵様とポーカーをした時、手助けできるかもしれないとおっしゃっていましたよね。
どうか、またお力を貸していただけたらと思います」
メルド
「いいよいいよ~! 相棒とお嬢ちゃんの頼みとあらば何でも叶えてあげちゃう!」
「……と、言いたいトコだけど……」
ジャック 何でも…
ジャック 「……な、なにか…?」
メルド 「今こそ、『ナイア君を怒らせよう大作戦・第二弾』を決行しよう!」
ジャック 「……!?? えっ?」
ジャック ふふ…… 怒らせよう作戦…
メルド 「『またよろしくね★』ってラブレター贈ってただろ? そういうことだよ!」
ファティマ 「また……やるのですか……」
メルド 「そ! 今度はナイア君の『ズボン下ろし』を手伝ってほしい!」
ファティマ 「ず、ずぼんおろし……ですか!?」
ジャック
「ズボン下ろし……えっ…」
「今度こそ怒られそうだが……?」
メルド
「怒らせるためなんだからいいんだよ!」
「作戦としては前回同様だ。
キミたちがナイア君の気を引いているうちに、僕が後ろからズボンを下げる」
「たださー、ナイア君ってばベルトをきっちり締めてるから、ただ気を引いているだけじゃ勢いよく下げらんないんだよね」
「だから、キミたちには、ナイア君の気を引きつつ、ナイア君のベルトをこっそり外してほしい!」
「方法は何でもいいよ!
時間無制限の模擬戦仕掛けるとか~模擬戦仕掛けるとか~」
ジャック
「……??? な、難易度が高くないか?
模擬戦を仕掛けさせようとしてる…」
「……しかし…そうだな、彼とはまた戦ってみたいと思っていたし…」思案顔
ファティマ
「そ、そうね……ズボンを……というのは関係なく
お暇なら一戦交えるのは、ありかも……しれないわ……?」
ジャック ふふ…ファティマ……
メルド
「安全かつ快適に【執務室】まで行きたいんだろ?
頼むよ~」
ファティマ な、なあに……?
ジャック
「ぬ……それを交換条件に出してきたか。
……わかった、やれるだけやってみよう」
ジャック いや……色んな感情がまぜこぜになってな
メルド
「ひゅう! さっすが相棒!
それじゃ、よろしくね~! 僕ナイア君呼んでくる!」
ジャック 「呼んで…? 来てくれるかな……?」
KP/セリオ メルドはややあってから、ナイア公爵を連れて庭園までやってくるだろう。
メルド
「ほーら言っただろナイア君!
二人がナイア君とちゃんと戦ってみたいんだって。相手したげてよ!」
ナイア公爵
「またお前の罠か何かと警戒していましたが……。
嘘ではないようですね……?」
ジャック
「……あ、ああ。実は…そうなんだ。
先程は手加減をしてもらっていたが、今度は本気でやり合いたいと思って…」
ファティマ
「わ、私からも是非……!
公爵様にも両手両足を使っていただいて、正々堂々勝負をしたいと思います」
ナイア公爵
「そうですか……。でしたら、ええ、勿論。
私で良ければお相手いたしましょう」
ジャック
「……!
ああ、よろしくおねがいします」
2:1ではあるが…
ファティマ
「よろしくお願いいたします」
私たちは……ふたりでひとつ……!(いい話風
ジャック
なるほど…二人で一人前…?
ファティマはともかく、おれはそうかもしれない…?
メルド 「それじゃ、僕は審判したげよう。みんな頑張ってね~!」
ファティマ
あら……私だってまだまだ未熟者よ。
ジャックがいるから頑張れるの。
KP/セリオ
それでは、決勝戦スタイルでの
【模擬戦 VSナイア】
戦闘開始いたします。
ジャック
ふふ……そうか。
それじゃ、二人で頑張ろう(ズボン下ろしを――
system [ ジャック ] HP : 7 → 13
ファティマ うう……(頭を抱える
KP/セリオ ありがとうございます。HPは最大値まで戻しておいてください。
system [ ファティマ ] HP : 8 → 10
KP/セリオ
行動順は、ナイア→ジャックさん→ファティマさんです。
また、ベルトを狙う場合、ベルトの耐久値は5です。
ジャック ふふふ…了解した
KP/セリオ
1ターン目。
ナイアの攻撃。
ナイア公爵
木刀にて1回攻撃、のルールで行きましょう。
SCCB<=90 【剣術】 (1D100<=90) > 47 > 成功
choice[ジャックさん,ファティマさん] (choice[ジャックさん,ファティマさん]) > ジャックさん
KP/セリオ
ナイア公爵は木刀をジャックさんに向けて振り下ろそうとしてくる。
【回避】あるいは魔術行使をどうぞ。
ジャック ぬ…! どうするか…瞬間強化を使うか…?(??)
KP/セリオ
使っても構いませんよ。
その場合はMP-5の上でお振りください。
ジャック choice 使う…! 使わない (choice 使う…! 使わない) > 使わない
KP/セリオ 最大値出てもジャックさんなら1回は耐えられますしね……
ジャック なるほど…?
ジャック
じ、自信があるようだ… 行くぞ!
CCB<=50 【回避】 (1D100<=50) > 4 > 決定的成功/スペシャル
?
KP/セリオ !! クリチケをどうぞ。
system [ ジャック ] CT : 1 → 2
ジャック あ、ありがとう…??
KP/セリオ
では、ジャックさんはナイア公爵の動きをしっかりと見切って、木刀の切っ先からひらりと逃れる。
そればかりか、翻した身の反動を利用して反撃の機まで狙うことだろう。
【フェンシング】をどうぞ。
ジャック CCB<=80+5 【フェンシング】 (1D100<=85) > 34 > 成功
KP/セリオ ナイア公爵は回避を振ります。
ナイア公爵 SCCB<=60 【模擬戦回避】 (1D100<=60) > 15 > 成功
ジャック
つまり3回当てるチャンスができた…んだな
なるほど…
KP/セリオ
では、惜しくも反撃には至らなかったようだ。
ナイア公爵も瞬時にジャックさんの動きを読み取り、体を曲げて腹を突かんとする剣先から逃れる。
ナイア公爵 「……! 相変わらず、素晴らしい身のこなしですね、ジャックさん」
ジャック
「……っ、ありがとう…!
しかしやはり、強いな…ナイア公爵…!」
KP/セリオ ジャックさんの通常攻撃。
ジャック
ああ、フェンシングだ…!!
CCB<=80+5 【フェンシング】 (1D100<=85) > 53 > 成功
ジャック 安…定…?
KP/セリオ ナイア公爵は半分の値で回避を振ります。
ファティマ どんな時でも手は抜かない! 流石だわ!
ナイア公爵 SCCB<=60/2 【模擬戦回避/2】 (1D100<=30) > 7 > 成功
KP/セリオ ジャックさんの追撃にもめげず、ナイア公爵は踊るようにフェンシング・フォイルの刺突攻撃を再度避けた。
KP/セリオ ナイア、妙に出目が良いな……
ジャック 出目がいいな……ふふふ…
ジャック 「……!! うまいな…」
ナイア公爵
「貴方がたの事がだいぶ分かってまいりましたからね……!」
余裕の笑み
KP/セリオ ファティマさんの攻撃。
ファティマ
隙を突いてフェンシング攻撃をします。
CCB<=85 【フェンシング】 (1D100<=85) > 4 > 決定的成功/スペシャル
ジャック !!!!!
ファティマ !?!?
KP/セリオ な、なかよしですね…………
KP/セリオ クリチケを……どうぞ……??
ジャック そ、そのようだ……
system [ ファティマ ] CT : 6 → 7
KP/セリオ 決勝戦ルールですので、必中かダメージ2倍をお選びいただけます。
ファティマ 流石に……? ダメージ2倍で行くかしら……?
ジャック 本気だな…ファティマ…
KP/セリオ ではナイア公爵は4分の1の値で回避を振ります。
ナイア公爵 SCCB<=60/4 【模擬戦回避/4】 (1D100<=15) > 8 > 成功
KP/セリオ ……避けましたね……。
ジャック !???
KP/セリオ 周囲の風を纏い、瞬間的に大きな力を込めたファティマさんの一閃は、しかし、ナイア公爵によって嘲笑われるように回避される。
ファティマ 「! っ、そんな……!?」
ナイア公爵
「ふふ、ジャックさんの攻撃の後こそ気を抜いてはいけない……。
私も学習しているんですよ」
ジャック みんなに仲良しだって覚えられてるな
ファティマ
むむ、行動パターンが読まれているわね……
仲良しなのは……そうだけど……(ごにょごにょ……
ジャック
ふふふ……(なでなで…?
おっ…とと、髪型が崩れちゃうな…
KP/セリオ
2ターン目。
ナイアの攻撃。
ナイア公爵
SCCB<=90 【剣術】 (1D100<=90) > 32 > 成功
choice[ジャックさん,ファティマさん] (choice[ジャックさん,ファティマさん]) > ファティマさん
ジャック ぬ…
KP/セリオ
当たらなかったものの、力強い攻撃を繰り出してきたファティマさんへ、ナイア公爵は狙いを定める。
回避をどうぞ。
ファティマ CCB<=50 【回避】 (1D100<=50) > 2 > 決定的成功/スペシャル
ジャック !?
ファティマ !?!?!?
KP/セリオ 何ですか……? クリチケをどうぞ……?
system [ ファティマ ] CT : 7 → 8
KP/セリオ
では、ファティマさんもまた、ナイア公爵の次の動きを読んで攻撃に備え、華麗に木刀を避ける。
先程のジャックさんの動きを真似るように、反撃の機会をうかがう余裕すらあるだろう。
【フェンシング】をどうぞ。
ファティマ CCB<=85 【フェンシング】 (1D100<=85) > 46 > 成功
ジャック おお…… ど、どうなる…!
KP/セリオ ナイア公爵は通常の回避を振ります。
ナイア公爵 SCCB<=60 【模擬戦回避】 (1D100<=60) > 41 > 成功
KP/セリオ
即興的かつワンパターンな反撃では、ナイア公爵には通用しないようだ。
ファティマさんのフェンシング・フォイルもまた、ひらりと躱されてしまう。
KP/セリオ ?? 私の出目がおかしいのか……????
ジャック なかなか……むずかしいな…
KP/セリオ 10d100 助けてくれ…… (10D100) > 395[74,14,45,31,10,59,43,76,27,16] > 395
リケ
ふふ… 荒ぶってるな
お祓いでは通常の範囲…?
全体的にいいといえばいい。ふふふ…
ファティマ 「く、全然当たらない……!」
KP/セリオ ジャックさんの攻撃。
ジャック CCB<=80+5 【フェンシング】 (1D100<=85) > 18 > 成功
ナイア公爵
SCCB<=60/2 【模擬戦回避/2】 (1D100<=30) > 100 > 致命的失敗
…………。
ジャック
えっ
も、もしやクリティカル…とか…(震
ナイア公爵 いえ…………
ジャック はぇ…
KP/セリオ ジャックさんはダメージ2倍でどうぞ。
ジャック !???
KP/セリオ 100ファンを……出しました……
ジャック はわわわ……
ジャック
2d6+2+2d4 ダメージロール (2D6+2+2D4) > 10[4,6]+2+5[3,2] > 17
こ、これは………
KP/セリオ
ちなみにこれはベルト狙いですか……??
なお、ベルトの耐久値を超えた場合は、ナイア公爵にダメージとして入ります。
ジャック
なるほど…???
そ、そのまま戦い続けるのかな、ナイア公爵…?
それじゃあ…べ、ベルトを…?
明らかな隙を見つけてそこをついたのだろう…!
KP/セリオ
切れても即脱げるというわけではありませんからね……。
承知いたしました。
system
[ ナイア公爵 ] ベルト : 5 → 0
[ ナイア公爵 ] HP : 20 → 8
KP/セリオ
ジャックさんは、手首のスナップを効かせ、回転するような動きで刺突攻撃を繰り出す。
それは狙ったベルトを切るだけにとどまらず、ナイアに大きなダメージを与えることだろう。
ナイア公爵 「っ……ぐ……!?」
ファティマ (ベルトが切れた……!)
ジャック
「……っ、油断したな…!?」
(や…やってしまった…!)
ファティマ
「……そのままたたみ掛けるわ……!」
とりあえず勝負を続ける姿勢
KP/セリオ ファティマさんの攻撃。
ファティマ CCB<=85 【フェンシング】 (1D100<=85) > 12 > スペシャル
KP/セリオ
100ファンなのでナイア公爵は回避できません。
ダメージをどうぞ。
ファティマ 1d6+1+1d4 【フェンシングダメージ】 (1D6+1+1D4) > 5[5]+1+4[4] > 10
ジャック
100ファン…重い…!!
ホワッ…!
ファティマ わ……
system [ ナイア公爵 ] HP : 8 → -2
ファティマ 「……そこよ!」
ナイア公爵 「ぐぁっ……!?」
KP/セリオ
では……
ファティマさんの的確な一撃は、魔術を借りずともナイア公爵の体を容易に吹き飛ばす。
ナイア公爵はよろめきながらも、どうにか身を翻して着地した。
戦闘終了。
【模擬戦 VSナイア】
ジャックさんとファティマさんの勝利です。
おめでとうございます!
ジャック ……! ああ、ありがとう
KP/セリオ
ナイア公爵は着地したところで、自分のベルトが切れている事に気付く。
はらり、とベルトが外れ落ちた。
ナイア公爵 「は……」
KP/セリオ
君たちへ驚愕した顔を向けるだろう。
背後に迫っていたメルドが彼のズボンへ手をかける。
ジャック 「あっ…」
ファティマ 「勝ったわ! ……あ……」
KP/セリオ そして──
メルド 「メ――ルド★」
KP/セリオ と言いながら、メルドは思いっきりナイアのズボンを下ろした。
ファティマ
「…………!」
顔を覆う
ジャック み……見ていることしかできない…惨状を…?
KP/セリオ
その光景を見てしまった通りすがりの一般参加者達は
ざわつく人、くすくすと笑う人、きゃあと悲鳴を上げる人など、様々な反応を見せるだろう。
ジャック
choice せめて目をそらす これが俺の罪だ (choice せめて目をそらす これが俺の罪だ) > これが俺の罪だ
見てる…
ナイア公爵 「っ……!」
KP/セリオ ナイアは真っ赤になって慌ててその場に蹲ると、片手でズボンを上げつつもう片手で胸を苦しそうに押さえる。
メルド 「やったー!!」
KP/セリオ
と喜びながら、メルドは全力で逃げていくだろう。
お二人は【聞き耳】をどうぞ。
ジャック
「な…ナイア公爵…! だ、大丈夫か…?」
CCB<=50 【聞き耳】 (1D100<=50) > 37 > 成功
ファティマ CCB<=65 【聞き耳】 (1D100<=65) > 48 > 成功
ジャック あっ… あっあっ
KP/セリオ ではお二人とも、耳まで真っ赤になりながら俯いているナイア公爵からすすり泣く声が聞こえる。
ナイア公爵 「ぐすっ……うっ……」
KP/セリオ どうやら泣いてしまったようだ。
ファティマ 「!? な、ナイア公爵様……!」
ジャック
「……!! な、ナイア公爵…!」
わたわたしている… う、上着を…せめてかける…?
KP/セリオ 君たちがオロオロしたり上着をかけてあげたりして、しばらくするとナイアは落ち着きを取り戻す。
ナイア公爵
「情けない所をお見せしてしまい、申し訳ありません……上着まで……
……ここはじっくりお話を聞きたいところですが、少し疲れたので……控室で休んできます」
KP/セリオ
と、しょげた顔で頭を下げた。
そして、片手で胸を押さえながら、とぼとぼと控室へと帰っていく。
ジャック
「……あ、ああ……
そうしたほうがいいだろう……」
も、申し訳ない……
ファティマ 「ゆ、ゆっくりお休みになってください……」
KP/セリオ
それを見届けると、ジャックさんのポケットにまたしても「ぽこん★」と何かが現れる。
取り出してみると、間にメモ用紙が挟まっているガレットデロワと【黄金の小瓶】が1本入っていた。
ジャック
「……ま、また……」
メモを読んでみよう…
KP/セリオ
メモには「作戦成功! ありがとう! 次もよろしくね★」と書いてある。
どうやらまだまだ悪戯大作戦は続くらしい……?
黄金の小瓶+1をお願いいたします。
system
[ ジャック ] 黄金の小瓶 : 2 → 3
[ ジャック ] ガレロワ : 1 → 2
ジャック あれ、ガレロワ…ガレットデロワは違った…かもかな…?(食べるようではない…?
KP/セリオ ガレロワは……普通のガレロワの方ですね。ふつうにおいしい。
ジャック
普通のガレロワは特に効果はないのか、なるほど…(なぜか持ち物欄にある
おいしい(もしゃあ
KP/セリオ
さて……君たちが呆然とナイア公爵を見送った後
しばらくしてから、メルドが意気揚々と戻ってくるだろう。
メルド
「いやーばっちりミッションこなしてくれたね!
約束通り、執務室まで送り届けようじゃないか!」
「ナイア君は控室で休んでるみたいだし、今のうちに執務室へサクッと行っちゃおう!」
ジャック
「……ああ、頼む。
しかし……あれで本当に良かったのか…? ものすごく動揺してた気がするが…」
メルド 「ナイア君は紙メンタルだからねえ……。本気で怒るには至らなかったかな~」
ジャック 「本気で怒る…」
メルド
「まま、それはまた僕の天才的頭脳で作戦を考えておくよ!」
「さてさてお待ちかね、執務室への旅へレッツゴー!」
「僕の魔術で華麗にふんわり浮かせてあげよう!
僕は下から、じっくり見上げてるから☆」
ジャック
「下から…?」
CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 73 > 失敗
ジャック えっ……鈍い
ファティマ ふふ……?
ファティマ CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 88 > 成功
ジャック 「……? そうか、ありがとう」ふふ…
ファティマ
「ねえジャック……その、貴方の上着を少し、お借りしてもいいかしら……?」
ドレスの裾まわりを見ながら
ジャック
「上着を…? ああ、構わないが…」
上着をぬいで渡そうか
リケ
そうだな…キミのドレスはいっそうその……
視覚的なほうの防御力は低そうだ…
ファティマ
ええ……裾周りが透けてるから見えやすそうですよね……
今気付きました……
ジャック お姫様抱っこを…ねだってもいいんだぞ…(?)
ファティマ
「ありがとう……」
後ろから袖を回して、お腹の辺りで結ぶ。
ファティマ
choice 自分からねだるなんて… 巻いてみてやっぱり無理だと気付く…? (choice 自分からねだるなんて… 巻いてみてやっぱり無理だと気付く…?) > 自分からねだるなんて…
もじ…………
ジャック
はぇ……
な、なんとかして気づかなければ…
いや気づけよこの動作で
ジャック 「……… ……ああ、なるほど…?」
メルド 「お嬢ちゃんの警戒心もなかなかだなあ……」ぼそ……
ジャック
「ええと……そうだな、その靴だと…着地とかその辺り心配だし、俺に掴まっておくか?」
掴まる、と言いつつ抱える構え…?
メルド
「……散々その靴で派手に動き回ってるのに!?」
思わずつっこみ
ジャック
「あるき回るのと着地するのとでは違うだろう」
真面目くさった顔…?
ファティマ
「? そうね……? 念の為掴まっておくわ……?」
構えを見てあれ……? と思いつつ、手を伸ばす……?
ジャック
「うん、それじゃあしっかり掴まってて」
膝の裏と背中に手を回して……ぐっと持ち上げる…?
ファティマ
「きゃ……!」
なんとなく予想はしていたけれど持ち上げられて驚く
メルド 「ええ~そういう事……する……?」
ジャック
「……?」
よく…わからないが…みたいな顔
メルド
「ほら、お嬢ちゃんを先に飛ばせば、パンツ見られるとか……思わない?
興味あるでしょ相棒だってさあ」
ファティマ (はっきり言ったわね……)
ジャック
「………………………なくはない」ぽそっ
「でもそれは今の目的じゃないからな」
ファティマ 「えっ…………!? え、……ええ…………」
メルド 「ちぇー、だめかあ……残念」
ジャック 「そもそもあなたも別に彼女の下着に興味はないでしょう。あったら怒るが」
メルド 「え? 興味あるよ!? 怒る??」
ジャック 「怒る」
ジャック 蹴っ飛ばそうかと思ったがキックはないし、今から魔術をかけてもらう側だし…
メルド なぐる? なぐる??
ジャック
ぐっ…… なぐ… らない……
実際にその出来事が起きたら手が出るかもだが…
メルド
「目が殺る気だ……」
「わかった、分かったったら! も~仕方ないなあ相棒は!
そうしてたらどうやったってお嬢ちゃんのパンツなんて見えやしないから!」
ジャック
「…………」
ぎゅっと抱き上げてるファティマを更に抱き寄せる…?
ファティマ
「! 大丈夫よ……?」
背後を見つつ、しがみついて微笑む。
メルド
「はいはいそれじゃあ仲良く2名様ごあんなーい」
「よーし行くよ~! メーールド★」
KP/セリオ ふわり、一陣の風と共に君たちの体は浮かび上がる。
ジャック 「……! っは、本当に飛ん…?」
ファティマ
「浮いてるわ……!」
きょろきょろ
KP/セリオ 執務室の窓は開いているようで、そこまで辿り着けばすぐに中へ入れるだろう。
ジャック
「……すぐだったな……?
よし、入ってみよう」
ファティマ
「ええ、窓が開いていて良かったわ。
……ありがとうございます、メルドさん!」
ジャック 「……ありがとう、メルドさん」
メルド 「はいはーい、どういたしまして!」
KP/セリオ
【執務室】
執務室へ入ってみると、真っ赤な絨毯に黒い革張りのソファ、羽ペンが立っている執務机が置かれた
シンプルながらも品格の漂う部屋だった。
その執務机の上に、見覚えのある名簿帳が置かれている。
君たちがこの舞踏会に参加する時に、ナイア公爵から記入するように言われたものだ。
ジャック 「……! これは…名簿帳…じゃないか?」
ファティマ
「ええ、ナイア公爵様のおっしゃっていた物ね!
これで名前を思い出せるかしら……?」
KP/セリオ
表紙には恐らくこの舞踏会主催者であるナイア公爵の本名らしきものが、箔押しで印字されている。
そこには「ニャルラトホテプ」と書かれていた。
ジャック 「……! これが…名前…?」
ファティマ 「ナイア公爵様の、……そんな……?」
ジャック 「…………いや、ここは執務室だし…他にもヒントがある…かも……」
ファティマ 「……そう、よね。とにかく今は私たちの名前を確認しましょうか」
ジャック
「ああ」
名簿帳を開こう
KP/セリオ
何枚かページを捲ると、最後のページにたどり着く。
そこには自分の舞踏会で使用している名前「Jack」「Fatima」と、自分の本名が書かれていた。
どうやっても外れなかった仮面が、ぽろりと落ちた。
ジャック 「………あ、そうだ、この名前だ……」
ファティマ 「私たちの、本名……」
KP/セリオ
ここで、君たちは本名を思い出す。
本名だけではない。
出身地、自分が今まで生きてきた記憶など、自身に関する全ての情報がありありと蘇ってきた。
それでは、お二人には本名を名乗っていただきましょう。
シルヴィウス
「おれは……俺は、シルヴィウス。
シルヴィウス・オルフリードだ」
セリカ
「私は……セリカよ。
セリカ・ベアトリシュ=エストレーラ・ゲレイロ……!」
シルヴィウス
「……! そうだ、セリカ!
君の名前……どうして忘れてたんだろう…!」
にこーっとしてそう…?
セリカ
「ふふ、シルヴィウス、……シルヴィウス……!
やっと貴方を見つけられた……そんな気がするわ!」
シルヴィウス
「……ああ、俺もだよ……やっと思い出せた。
思い出せてよかった…!」
え……? 顔をじっと見る…?
セリカ 装飾がきれい……表情も……美しい……
セリカ
「ええ、私も……こうして貴方とここまで辿り着けて……
思い出すことができて、本当に良かったわ……」
見つめられて、くすぐったそうに目を細めながら見つめ返す
KP/セリオ
じっと見つめ合っていると、改めてここ最近あった色々な事を思い出すかもしれない。
士官学校での事や、奇妙な夢の事など……
それを表に出すかどうかは、君たち次第である。
シルヴィウス
>> 奇妙な夢のことなど <<
いや……でも、うん…… 出ない…だろう…多分…
セリカ CCB<=(15*5) 【POW】平静…… (1D100<=75) > 2 > 決定的成功/スペシャル
セリカ
……裏でPOWロールを振ったらクリティカルだったわ。
とても平静……!(むん
シルヴィウス クリティカル…!?? ひぇ・・・
シルヴィウス
CCB<=(12*5) 【POW】 (1D100<=60) > 26 > 成功
……よ、よし…!
シルヴィウス 俺もまあ、成功だよ… うん…!
シルヴィウス 「……ああ、こんな気持だったんだな…俺は……」
セリカ 「一日も経っていないのに、何だかとても懐かしい心地ね」
シルヴィウス
「ああ、久しぶりに……大事な人と会った。
そんな気分だ」
「……俺は……俺たちは……絶対に帰らなくちゃ……。
みんなに、会うために……キミといっしょに」
セリカ 「ええ。貴方が望む限り……どこまでも、お供するわ」
シルヴィウス
「俺が……望む限り? 本当に?」
「……ふうん? その言葉、忘れずにいてね」
セリカ
「え? ええ……勿論、忘れないわ……?」
「今度こそ、しっかり覚えていますとも」
シルヴィウス
「ああ、よろしく頼むよ。
……わが友、セリカ」
セリカ
「こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします。
……我が主人、我が友、シルヴィウス」
シルヴィウス
「……もちろん」
「……よし。そうと決まったら、帰るための準備をしなくちゃならないな」
セリカ
「ええ。門の鍵と本名は取り戻したけれど……
まだ、いくつか謎が残っているものね」
KP/セリオ
お互いの名前と記憶を取り戻した君たちは、改めて執務室を見ることだろう。
執務室では、【目星】と【図書館】を振ることができます。
シルヴィウス ふふ…また迷うやつが…
シルヴィウス 俺が目星をふろうか…(図書館負け率が高いため
セリカ
ふふ、同値なのだから負ける時は負けるけれど……
分かったわ。私が図書館を振りましょう。
シルヴィウス
よし……
CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 29 > 成功
セリカ CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 28 > 成功
シルヴィウス にこ…
セリカ にこ……にこ……! なかよしね……!
シルヴィウス だな…! 幸先が良いぞ…!
system
[ KP/セリオ ] シルヴィウス : 4 → 3
[ KP/セリオ ] セリカ : 4 → 3
KP/セリオ
それではまず、ジャックさんがお振りになった【目星】の情報から。
ジャックさんが執務机を漁っていると、机の奥に隠し板が仕込まれていることに気が付いた。
板を外してみると、純銀製の縁で出来た高価そうなガラスの箱を見つける。
シルヴィウス
「……! これは……扱いを間違えると壊れてしまいそうだな…」
うん……気をつけてゆっくり開けてみる…? 開くか?
KP/セリオ
細心の注意を払って開けると、箱は思いの外簡単に開くだろう。
その中には、あまりにも素朴で、あまりにもありがちな、庶民的な家の鍵が入っていた。
鍵には少し汚れたクマのぬいぐるみのキーホルダーが付いている。
高価な箱なのは間違いないのだが
入れるものを間違えているとしか言いようがない「ちぐはぐ感」を感じた。
system [ KP/セリオ ] 執務室 : 0 → 1
KP/セリオ こちらの鍵は持って行っても、行かなくても構いません。
シルヴィウス
「これは……家の鍵、か…?
可愛いくまだな…」
うーん………???
ちょっと考えてみる…先にすすめていてくれ
KP/セリオ
承知いたしました。
それでは次はファティマさんですね。
君が本棚を見ていると、一部に妙な空間が出来ているのに気が付く。
持っているレンズがほのかな輝きを帯びているだろう。
【物見のレンズ】を使って覗くならば、MP-1をどうぞ。
セリカ
「? 不自然に空きがあるわね……?」
使いましょう。
system [ セリカ ] MP : 18 → 17
KP/セリオ レンズを通して見てみると、そこには魔術で隠された、白銀の裏表紙が付いた本があった。
KP/セリオ
【白銀の書-3/3】
私の「源」は新しい化身を作り上げた。
しかし、彼は何千何万もの化身を生み出しているのだ。
数億分の一の確率で化身に自我や心が宿ることだってあるだろう。
それが私「ナイア」だ。
だが、私を生んだ彼は、私を「化身の欠陥品」と呼んだ。
「生を喜び、死を悲しみ、悪を憎み、人を愛する。
──それが許されるのは、人間だけの特権だ」
とは彼の言い分だ。
神々が持ってはならぬものを私は持たされて生まれてしまった。
それゆえに、私は捨てられたのだ。
ニャルラトホテプは新たな化身ではなく、ただの「人間」を生んでしまったのだから。
それでも私は化身なのだ。
私には父や母もいない。
自身の呼ばれる名前すら持たぬそんな歪な生き物が、どうして人間などになれるものか。
捨てられた時のことを考える度に呪いに胸が締め付けられる。
悲観、孤独、焦燥、罪悪感。
これこそ人間だけが持つ、心を穿つ「呪い」なのだろう。
私は彼に認めてもらわねばならない。
そうでなければ、この胸を締め付ける呪いなど、きっと解くことはできないのだから。
KP/セリオ
【白銀の書】タブと右下の葉っぱに情報を開示いたしました。
さて、ここで君たちは理解する。
ナイアは、「ニャルラトホテプ」という神が作り出した名もなき化身である、と。
セリカ 「ナイア公爵様が……捨てられた神の化身……」
system [ KP/セリオ ] 執務室 : 1 → 2
シルヴィウス
なるほど……持っていっても持っていかなくても……
ということなら、置いておくか……
KP/セリオ
執務室の情報は以上です。
これにて、【忘却の星籠】を除く、舞踏会場内全体の探索は全て完了となりました。
お疲れ様でした。
シルヴィウス
たんさく…おわってしまった… ほわわ…
「……神の…化身?」
鍵を見てしばらく悩んでいたが、顔を上げる
シルヴィウス 全ての探索が終わって、イベントも終わった…となると、誰かに話をしにいくだろうな…
セリカ
「ええ、シルヴィウス。散らばっていた白銀の本の続きを見つけたの。
ナイア公爵様はニャルラトホテプそのものではなくて、化身として生み出されて……」
「そして……欠陥品だからと、捨てられてしまったみたい」
シルヴィウス 「……そんな……身勝手なことを……」
セリカ 「公爵様が持病……とおっしゃっていた胸の痛みは、きっと心の痛みね……」
シルヴィウス
「ああ……そうだったのか……
言われてみれば…タイミングが……」
「い、いや、それはいいか……
……彼にとっては、ニャルラトホテプとして認められることが何よりも大事で…目標としていること、なのかな…」
「書庫で見つけた本を見るに、ろくなやつじゃないけど…」
セリカ
「認めてもらったからといって、心の痛みが消える事は無いと思うわ……。
ましてや、人の人生を狂わせて惨たらしく死なせる神なんて……ナイア公爵様とは真逆のように思えるわね」
「非業の死を遂げた人間たちのために、祈るようなお方だもの……」
シルヴィウス
「……ああ、そうだったな……」
「どう話すべきかはわからないが……一度この件について話をしてみようか。
いや……やっぱり…どう話せばいいんだ? こんなこと…?」
セリカ 「そうね……切り出し方によっては、拗れてしまいそう……」
KP/セリオ
さて、現在できることといたしましては
【忘却の星籠】にて探索できるものが1つある状態、ですね。
忘却の星籠では、舞踏会場内では「見つからなかったもの」か「捨てられていると確信した」上で「欲しいものを宣言」していただきます。
宣言に対応するダイスを振るように、こちらで指示をいたします。
シルヴィウス 見つからなかったもの……黒いメモ帳の4枚め…?
KP/セリオ
そうですね。
庭園を含め、舞踏会場内はくまなく探し終わった状態ですが、それでも……
【黒いメモ帳】の最後の1枚が、どうしても見つからないことに気付くだろう。
シルヴィウス 「……セリカ、お屋敷はあらかた………調べ終わった、よな?」
セリカ 「ええ。執務室……ここで最後のはずよ」
シルヴィウス
「……でも黒いメモ帳の最後がない…
これって…」地下を見る…?(?)
セリカ 「様々な捨てられてしまったものに出会える……忘却の星籠……?」
KP/セリオ
君たちは庭園にあるマリアの畑にできた、大きな穴をふと思い浮かべる。
あそこから、地下へ行く事ができるのではないか?
シルヴィウス
「……そういえば、舞踏会場の下にはなにかあるって…… いや、でも…?」
「……セリカ、マリアの畑に大穴ができただろう……
あそこから、お屋敷の地下に行けないかな…?」?
セリカ
「確かに、あの穴の先の事はまだよく見ていなかったわね……?
随分大きな穴だったし、行けるかもしれないわ」
シルヴィウス
「うん…! そうと決まったら、行ってみよう。
何れにせよあの先は気になってたし…」
セリカ
「ええ。次の舞踏会までまだ時間があるものね。
行ってみましょう」
KP/セリオ それでは、君たちはマリアの畑にできた大穴へ向かう。
シルヴィウス 穴だ…
KP/セリオ
畑に出来た空洞の中はトンネルになっているようで、屋敷の方へ伸びている。
進んでいくと、丁度舞踏会場の真下あたりに来た時だろうか。
目の前に巨大な地下空洞が現れた。
【忘却の星籠】
広い空洞のあちらこちらに灰色のゴミの山が出来ている、なんとも寂しい場所だ。
誰かが捨てた、忘れてしまったものがここに集められるのだろうか。
汚れた洋服、折れた羽ペン、破かれた手紙。
本来新品であった頃の輝きは当の昔に薄れており
時折その上に輝き疲れた銀色の星屑が雪のように音もなくしんしんと降り積もっている。
捨てられたモノ達が最後に行きつく場所がここだとしたら
その厳かな雰囲気は、墓場としては確かに安息地かもしれない。
ふと、近くに山となって降り積もっている銀色の星屑の一つを手に取る。
星屑の中を覗くと映像のようなものが流れる。
それは誰かの悲しい過去や辛い過去だろうか。
叱られて涙した記憶、怒り狂った記憶、愛するものを失った記憶。
この小さな星屑の一つ一つが誰か一人の記憶達だとしたら
ここにはきっと数億もの人達の悲しい思い出が捨てられているのだろう。
この上で行われている華やかな舞踏会が死者達の「天国」だとするなら
ここはきっとそう、「地獄」とも言える場所だった。
SANc 1/1d3
シルヴィウス CCB<=49 【SANチェック】 (1D100<=49) > 91 > 失敗
セリカ CCB<=65 【SANチェック】 (1D100<=65) > 71 > 失敗
シルヴィウス 1d3 (1D3) > 1
セリカ 1d3 (1D3) > 3
system
[ セリカ ] SAN : 65 → 62
[ シルヴィウス ] SAN : 49 → 48
シルヴィウス 「……寂しいところだな、ここは…」
セリカ
「……ええ。いくつもの悲しい思い出が、胸を締め付けるようだわ……」
自分で自分を抱き締めるように二の腕に手を添えて、目を伏せる
シルヴィウス
「………」
何となく寒がっているように思えて、寄り添う…?
セリカ
「シルヴィウス……」
軽く体をもたれさせて、眉尻を下げつつ微笑む。
シルヴィウス 「……ああ」ほほえみ返して、早くここから離れたほうがいいのかもしれないな、と思う…
シルヴィウス ホチキスを何度もやらかしてしまう…
セリカ
愛する者を失う記憶が、きっと特に堪えたのね……
シルヴィウス……ヴァレンシア……お父さん、お母さん……オルフリードの方々……
セリカ
ホチキス……ふふ、ふふふ……
あるあるよね……!
シルヴィウス 今日は特にひどい… しばらくなかったのに…
KP/セリオ
【物見のレンズ】がほのかに輝きを帯びている。
黒いメモ帳は、【目星】成功後、【物見のレンズ】で見つけることができます。
シルヴィウス
よし……目星をしよう。
CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 24 > 成功
セリカ
緊張しているのかしら?
リラックス、リラックスよ……
いい出目だわ!
シルヴィウス
よし…!
リラックス… ふう…
system
[ KP/セリオ ] シルヴィウス : 3 → 2
[ シルヴィウス ] MP : 22 → 21
KP/セリオ では、MP-1をどうぞ。
シルヴィウス ああ(減らす音
KP/セリオ
ジャックさんは、ファティマさんに寄り添って銀色の星屑の山をいくつか見てまわっていた時、見覚えのあるものが視界に入ってくる。
それはあの黒いメモ帳の燃えカスだ。
恐らく、これが最後のページなのだろう。
KP/セリオ すみません……見えていませんでした(目星ファンブル
シルヴィウス
いや、多分タイミングが悪かったんだ…
ふふ…気にしないでくれ
KP/セリオ
【黒いメモ帳-4/4】
この数年、彼と共にいて分かったことがある。
彼は悪魔だとか邪神とかの器じゃない。
あまりにも、人間以上に人間すぎる。
その癖に、邪悪な存在へ手を伸ばし、届かないのに誰よりも「らしく」背伸びをする。
それは、見ているこっちが痛々しくなる程に。
彼は心の重さに耐えられないだけだ。
体と精神は大人びていても、心はまるで無垢な子供。
誰がこんな酷い生まれ方をさせたんだ。
どうして、あんなに優しい彼を一人世界へ放り出した。
せめて心を育むすべを、孤独を癒す家族や友を、どうして痛み以外の感情を教えてやれなかった。
私は彼の出生に同情はしない。
けれども、怒りを覚えてならない。
誰も彼に手を差し伸べないのなら、彼が誰にも手を差し出さないのなら、私が――
僕がその手をつかみ取ろう。
その顔に貼り付けた笑顔の意味すら知らない彼が、心から感情を叫べるように。
笑顔以外の表情を、彼に教えてあげられるように。
そして一人前の心が持てたら、きっと人間として生きていけるだろう。
その時こそ、僕がこの舞踏会から立ち去る時だ。
僕が消えれば、マリアや彼は元の世界へ出ていける。
僕には最後まで彼らを見守ることなんて出来ないだろうけどさ、あの二人ならきっと幸せに暮らしていけるよ。
その為に僕は彼らと巡り合ったんだ。
それが、再びマリアと巡りあわせてくれた、僕からのせめてものお礼さ。
シルヴィウス
「セリカ、あそこに……例の燃えカスがある」
物見のレンズで見てみよう
セリカ 「やはり、ここに捨てられていたのね……」
KP/セリオ 【黒いメモ帳】タブと画面下の葉っぱに情報を開示いたしました。
セリカ
「メルドさんが消えれば、マリアやナイア公爵様が元の世界へ……?
もしかして、その準備のために、メルドさんはナイア公爵様へ怒りを覚えさせようとしているのかしら……」
シルヴィウス
「……それに、核を…壊させようとしていたのもこのためか」
「……やり方は色々と回りくどいが……」
セリカ
「ええ。周囲に悟らせまいと、あえて回りくどい手段を取っているのかもしれないわね……
だからこそ、このメモ帳も燃やして……捨ててしまった」
シルヴィウス
「……でも、物見のレンズを俺たちに……預けたということは……もしかして…
彼もまだ、諦めていない、とか…?」
シルヴィウス どうかな、予想外のアレだったのかもしれないが
セリカ
ナイア公爵様の事を誰かに知ってほしかったという可能性も……?
でも、この解釈も素敵ね……
セリカ
「そう、そうよね……。だって、ナイア公爵様もマリアも、メルドさんの犠牲の上でつかんだ幸せなんて望まない事……
メルドさんになら、分かるはずだわ」
シルヴィウス
「……ああ、そうだろうな。
今はいろいろと…大変そうだが……でも、メルドさんの真意が分かれば…」
「とにかく、このままじゃいずれこの黒いメモ帳のとおりになってしまう。
……話をしに行かなくちゃ。ナイア公爵か、メルドさんか……それともマリアか」
セリカ 「ええ。話をして……あの人たちにも、一度話し合ってもらう必要があると思うわ」
KP/セリオ
現状、【忘却の星籠】で得られる情報は以上です。
特にする事がなければ、余った技能時間を次の時間に繰り越すような形で
4回目の舞踏会の前まで時間を進めます。
KP/セリオ 繰り越さなくても、恐らく大丈夫かとは思いますが……。
シルヴィウス
!! なるほど……
ひとまず……ない、かも…?
シルヴィウス ふふ…(ダイスの目を洗う
KP/セリオ
承知いたしました。
君たちはそれぞれ、マリア、ナイア、メルドたちとどのような話をするべきかと思案しながらも
舞踏会の時間が近付いていることに気付き、【忘却の星籠】を一度後にすることだろう。
庭園から屋内へ戻る途中で、マリアを見つける。
といったところで、七日目昼の部はお開きといたしましょうか。
シルヴィウス
ああ、了解した。
今日もありがとうございました。……名前を取り戻したな…… おや、 プラスのマークが
セリカ
記憶が戻ったわね……
仮面をしていても外しても素敵だわ、シルヴィウス……(ほわほわ
シルヴィウス
ん…!? ふ、ふふ… それなら良かった……。
セリカもようやく顔が見られて嬉しいよ……
仮面のデザインも素敵だったけどね…
俺はなんというか… 表情がわかりやすくなったな…
セリカ
確かに……
眉が見えるようになったから、より一層喜怒哀楽がはっきりするようになったわね。
シルヴィウス ふふ…… 表情指定の名前が間違え過ぎててあまり変えれてないが…… 色んな顔が出来るようにしたいな
リケ
ボイセのときには表情のわかりやすさとかあまり考えてなかったが……
流石に顔の上半分が隠れていると厳しかったな…
セリカ 表情がうかがいづらくても、きちんと分かるべきところは分かるわ……(にこ……
シルヴィウス む…!? ば、ばれてたか…… うむ…
KP/セリオ そうか……シルヴィアの時は下半分、シルヴィウス様は上半分が……。
リケ ふふ……透けてはいたがな…。やはり見づらかっただろうし、表情を変える機会がダイスを振るときくらいなので… ふっふっふ
KP/セリオ
ふふふ……我々も、シルヴィウス様やセリカさんも、表情が増えたな……。
そういえば、貴方はずっとリケのままなのか……?
舞踏会場だから……?
リケ
そうだな、随分とくるくると表情が変わるようになり…… たのしくなった! ちょっと大変だが…(小声
ん…? ふふふ…?
素顔が見たいのか?
KP/セリオ
大変な時には無理はしないでくれ……
と言いつつ、やりたい気持ちはとてもよく分かる。
そうだな……無理強いはしないが。
その仮面では、キスもしてやれないからな。(?
リケ
……!?? な、何を言っているんだ…
仕事中だろう…(しどろ… もどろ…
シルヴィア ……仕方ないな…(スッ…?
193 (外すのか…)
KP/セリオ
……ふふ、いつものシルヴィアだ。
我儘に応えてくれて、ありがとう。
終盤もこれで頑張れそうだ(軽くキスして去る? ……?
シルヴィア
……! うん!
……!?!?(ほっぺたを押さえて呆然とした顔で見送る…?
シルヴィウス
ぐぬ……といった顔で……
ふふ、ではまた夜に…?
セリカ
仕事もしつつ、器用なものね……。
ふふ、ええ、また夜の部で。
KP/セリオ お疲れ様でした。(何食わぬ顔)
セリカ
ここからまた……色々あるわね……。
気を引き締めて行かないと
セリカ きょろきょろ……
シルヴィウス
<ココダヨーッ
ふふふ…探したよ
セリカ
あら、お互いに探していたのね!
見つかって良かったわ……(ほっ
シルヴィウス
ふふふ…そうだったみたいだ。
じゃあ、いこうか
セリカ ええ、夜の部もよろしくね。
KP/セリオ
クトゥルフ オブ ザ マスカレード 七日目夜の部。
再開いたします。
シルヴィウス おっ…… 夜だ…
セリカ もう22時前だもの……早いわね
シルヴィウス 早かったな… ………ふふ
KP/セリオ
前回は屋敷とその周辺での探索をほぼすべて終え
忘却の星籠で最後の黒いメモ帳を見つけたまででしたね。
君たちは次の舞踏会へ向けて庭園から屋内へ戻る途中で、マリアを見つける。
シルヴィウス
「おや……マリアだ。おーい」
声をかけるだろうな…友達だから…?
KP/セリオ シルヴィウスさんの声に、マリアはパッと顔を上げて、ひらひらと手を振りながら近づいてくるだろう。
マリア
「ボンソワール! お二人とも仮面が取れたのね!
という事は、本当のお名前も分かったということ?」
シルヴィウス
「ぼんそわ…?
……ああ、ようやく思い出したんだ」
セリカ
「ボンソワール、マリア。
改めて名乗らないといけないわね」
シルヴィウス
「うん。
俺の本当の名前は『シルヴィウス』。
『シルヴィウス=オルフリード』だ」
セリカ
「私はセリカ。
セリカ・ベアトリシュ=エストレーラ・ゲレイロよ」
マリア
「シルヴィウスに、セリカ!
ジャックとファティマも素敵だったけれど、本名はもっと素敵なお名前ね!」
「うふふ、またお二人の事を知る事ができて嬉しいわ」
「お二人も今から舞踏会場へ行くでしょう? それで、あの……
舞踏会が始まるまでに、ひとつやりたい事があって……」
シルヴィウス
「ああ、改めて……よろしくマリア。
それで……やりたいこと?」
マリア
「ええ。その……次が本日最後の舞踏会でしょう。
ナイア公爵へ……日頃のお礼として、お昼に作ったクッキーを渡してダンスに誘いたいの」
「でも、一人では勇気が出ないから……
後ろから見守っていてくださらない?」
シルヴィウス
「ああ、お昼のクッキーを?
凄くいい考えだと思う。…ね、セリカ」
セリカ
「ええ、シルヴィウス。
心を込めて作ったクッキーだもの。しっかりお渡ししてくるといいわ」
マリア
「ありがとう、シルヴィウス、セリカ。
よく考えたら、このような事をするのは初めてで……何だか緊張しますわ」
「自分の気持ちを伝える時って、どのようにすればいいのかしら……」
シルヴィウス
「初めてのことはそういうものだ。
……そうだな……俺もあまりその辺りには詳しくないが…」
「気持ち……ううん……
思いっきり顔に出してみる…とかかな?
無表情だと、きっと何を考えてるか怖いだろうから…」????
「いや、でもサプライズなんだったらポーカーフェイスのほうがいいのかな?」
リケ サプライズなわけではないと思うが…
セリカ
「ただ……あまりナイア公爵様を驚かせるのは得策ではないかもしれないわね?
こう……驚きすぎてしまう事もあるでしょうから」
シルヴィウス
「あ、ああ、なるほど……
そういう問題もあったな」
マリア 「ふむふむ……。それなら、とびきりの笑顔で気持ちを伝えてみるわ!」
シルヴィウス 「うん、それがいいや」
セリカ
「そうね。マリアはその明るい笑顔が素敵だから。
いつも通りできっと大丈夫よ」
マリア 「ええ、頑張ってみるわ!」
KP/セリオ
ちょっとした作戦会議を終えて、君たちはマリアと共に舞踏会場へ赴く。
時刻は22時より少し前。
舞踏会場の一般参加者の数も随分と減っており、どこか寂しい雰囲気が漂っている。
そのような空気を打ち壊すかのように、既にメルドはピアノの前に座って明るい旋律を奏でていた。
音楽に合わせて自由に踊る人もいれば、隅に座ってうっとりと耳を傾けている人もいる。
シルヴィウス
「おや、もうピアノが鳴ってる……。
もうほとんどお客さんもいないけど……ナイア公爵はどこかな」
セリカ 「ええ、舞踏会もこれで最後だからかしら……?」
KP/セリオ ナイア公爵は舞踏会場の二階から、遠巻きに参加者たちの様子を眺めているようだ。
マリア 「あっ、あちらですわね!」
シルヴィウス
「ああ、いらっしゃったな。
始まる前の今がチャンスかも知れない」
マリア
「ええ、少し行ってまいりますわ。
お二人は、どうかこちらで見守っていてね」
セリカ 「いってらっしゃい、マリア」
シルヴィウス
「わかった。
……頑張ってね、マリア」
KP/セリオ
マリアは君たちの方へ静かに頷くと、一人二階へ上がっていく。
ナイア公爵に意を決した様子で声を掛ける姿が見えるだろう。
こちらからマリアの表情は窺えないが、きっととびきりの笑顔を向けているに違いない。
メルドが奏でる明るいピアノの旋律が佳境を迎える。終止符が打たれようとする。
――その時だった。
パァンッ! と破裂音のような鋭い音が会場中にこだまする。
シルヴィウス
「……っ!?」
突然のことに、音の方へ目を向けるだろうな…
セリカ 「えっ……?」
KP/セリオ
突然の音に演奏をしていたメルドは驚いたのか、ピタリと演奏を止めてしまい
煌びやかな音楽が流れていた会場はシン……と静まり返ってしまった。
思わず君たちや他にいる周囲の参加者が音の出所らしき、舞踏会場の二階に目をやる。
そこには、頬を赤く腫らしたナイア公爵と、振るった腕を静かに下ろすマリアがいた。
シルヴィウス 「……ナイア公爵…? マリア……??」
セリカ 「マリアが……公爵様をぶった……?」
KP/セリオ
マリアは目に一杯の涙を溜め、泣きそうな表情でナイア公爵を見上げている。
一方のナイア公爵は、非常に冷めた目でマリアを見下ろしていた。
シルヴィウス
「なにか…あったのかな。
と、止めに行ったほうがいいか…?」
KP/セリオ 君たちが動き出そうとすると、マリアとナイア公爵は言い争い始めるだろう。
マリア
「どうして、そのような酷いことをおっしゃいますの?
公爵様は昔から、どうしてマリアだけに冷たくなさいますの?」
KP/セリオ
マリアが辛そうに、悲鳴のような声を上げる。
それに対し、ナイア公爵は呆れた表情で続ける。
ナイア公爵
「白々しい真似はおやめなさい。私の手紙を読んだのでしょう?
あの時あなたが来たのは、そういうことではなかったのですか」
マリア
「手紙? 何のことですの?
私、そんなものは戴いておりませんわ!」
ナイア公爵
「またとぼけるつもりですか。まあ、無理もないですね。
所詮あなたは『失敗作』なのですから」
KP/セリオ
ナイア公爵がそう言うと、マリアは大きな瞳からぽろぽろと大粒の涙を流す。
そして彼女は涙を流しながら叫んだ。
マリア
「どうしていつも公爵様はそうなのですの!?
どうしていつも私を避けて、無視して、嫌いますの!?」
「私、何かしましたの!?
どうか答えて、答えてください! お兄様ァッ!!」
KP/セリオ
彼女の悲痛な叫びが、静まり返った会場中にこだまする。
しかし、ナイア公爵は表情一つ変えなかった。
ナイア公爵
「貴方を妹などと思ったことは一度もありません。
さっさとここから去りなさい。失敗作」
マリア 「……ッ」
KP/セリオ
それを聞いたマリアは涙で濡れる顔を両手で覆うと、走って舞踏会場を出ていく。
彼女を見届けたナイア公爵は少し胸を押さえ、会場の奥へ引っ込んでいった。
それを合図に舞踏会場にいた人々は、気まずそうにバラバラと散らばっていく。
重い空気の中、舞踏会は一時中断となった。
セリカ 「マリア! ナイア公爵様……!」
シルヴィウス
「お……お兄様…?」おろ…
「……と、とにかく……
どうしよう? このままじゃいけない気がする……追いかけなくちゃ…」
セリカ 「ええ……!」
KP/セリオ
さて、ここでマリア、ナイア公爵を追いかけて話を聞く事ができます。
この際、それぞれ1技能分の時間を消費する形になります。
シルヴィウス
技能消費か…わかった。
ど、どっちがいく…?(チョイスを持ち出してくる顔
KP/セリオ
技能時間を消費しさえすれば、一緒に行っても構わない、ということですが……
分かれますか?
シルヴィウス
ああ、そういうことなのか……
なるほど、一緒に行くかい? セリカ
シルヴィア
なるほど……そうだったのか
つい二手に分かれていたな
KP/セリオ
どうなんだろうな、双方から話を聞く事ができる、というのを拡大解釈しているだけなのかもしれない……
リアルタイムで追い掛けるなら、分かれた方が緊迫感はあるとは思う。
セリカ
だから、どちらでも構わない……
というのが我々の意見ではあるわね……(KPCだし……)
シルヴィア うん……何となくだが、その間片方を放置する、ということに個人的に罪悪感を覚える…が、一緒のほうが処理しやすければ今回は一緒に行くのもいい…かも?
シルヴィウス 前回はばらばらだったから、今回は一緒に行ってみるか
セリカ
じゃあどうせなら先代に倣って、choiceを振って分かれる……?
RP例はあることだし……(仮想卓ログを見ながら)
逆のことを言っている
シルヴィウス ふふふ…www それも…www ちょいすできめるかい?
セリカ choice 分かれる 分かれない (choice 分かれる 分かれない) > 分かれない
シルヴィウス ふふふ、それじゃあ一緒に行こうか
セリカ 分かれない……ぎゅ……(緊迫感無視
シルヴィウス かわいい…(ギュッ
セリカ
では一緒に行くわ。
分かれるか否かは私が決めたから、どちらから行くか、choiceで決めてもらえるかしら
シルヴィウス
ああ、わかった。
choice ナイア公爵 マリア (choice ナイア公爵 マリア) > ナイア公爵
シルヴィウス そうなのか…
セリカ マリアは少しそっとしておこうと思った……とか?
シルヴィウス
「……!
マリアは……いつもの庭園にいるかも知れないが、ナイア公爵は今追いかけないと見失ってしまうかもしれない…… 心苦しいが、ひとまずナイア公爵を追いかけよう…!」?
シルヴィウス 少しそっとしておく……それも有りだな…
セリカ
「そうね、マリアは泣いていたから、今行ってもお話ができないかもしれないわ……。
先にナイア公爵様を追うのは賛成よ。行きましょう」
シルヴィウス
「ああ…!」
そうしたら、二人でナイア公爵を追いかけよう…!
KP/セリオ
承知いたしました。
君たちがナイア公爵を追うと、2F廊下のいつもは魔術で隠されている【執務室】の扉が半開きになっている事が分かる。
中を覗いてみると、椅子に深く腰掛け、胸を押さえているナイア公爵がいるだろう。
シルヴィウス
「……! 開いてる…
ナイア…公爵……?」コンコン、と遠慮がちにノックをしてみる…?
ナイア公爵
「ああ……お二人ですか……。
先程はお見苦しいところを失礼いたしました。どうぞ、お入りください……」
セリカ
「失礼いたします……」
シルヴィウスの入室を待ってから入りましょう。
シルヴィウス
「ああ……入らせてもらうよ」
「先程は…舞踏会場で何かあったのか?
その…マリアと言い争っていたように見受けられたが…」
ナイア公爵のそばまで歩み寄って尋ねてみる…?
ナイア公爵
「貴方がたは随分とあれと親しくしているようですが
あれに近付くのは危険ですからね……」
シルヴィウス 「え? き…危険…?」
ナイア公爵
「貴方がたがある程度我々の事をご存知だからこそ、お話いたしますが……」
「言ってしまえば、マリア……彼女は人間ではありません。
私が作った、『私の化身』の失敗作です」
「何故彼女が私を兄と呼ぶかは不明ですが、私としては彼女をすぐに処分したかったのです。
だから、手紙を渡しておびき出そうとしたのですが……」
「情けないことに、返り討ちに合いまして。
その際に、力のほとんどを彼女に喰われてしまったのです」
セリカ
(白銀の本に書かれていたことね……。
『あれ』というのはマリアだったの……)
シルヴィウス
「……先程も手紙…と言っているような声が聞こえたが……」
「彼女は知らない、と言ってたな……。
どんな内容の手紙だったんだ…?」
ナイア公爵 「それが、…………」
KP/セリオ
ナイア公爵は仮面を押さえ、苦しむ。
どうやら思い出せないようだ。
ナイア公爵
「……この通りです。おかげで私は、今や貴方達よりも少し上の存在程度しか力が残されていない。
本来持ちうる神の権能すら、今の私には扱うことすら出来ないのです」
シルヴィウス
「………」
忘れたい、記憶…?
ナイア公爵
「彼女は恐ろしいですよ。一見穏やかな少女に見えますが……
本当は出来損ないとして自分を作り出した私を恨んでいて、この命をいつ刈り取れるのかでも考えているのでしょう」
「私が隙を見せてしまえば、簡単にこの首など刎ねてしまう。
だからこそ、私は彼女から距離を取る必要があった。まだ、死にたくはないのでね」
シルヴィウス
「……!? 恨む…?
そんな…そんなことはないだろう」
ナイア公爵
「今はまだ、彼女につけられた仮面のおかげで、私への恨みや憎しみが軽減されている状態です。
ですが、彼女のあの仮面が取れた時、彼女が私達の力を上回る時……」
「今度こそ、彼女は私を殺しにくるでしょう」
シルヴィウス
「軽減どころか……
さっきだって、マリアはキミにいつものお礼がしたいと… そう言っていたぞ」
「あれが憎しみや恨みからくる言葉だとは、どうしても思えない……
本当にそうなのか?」
ナイア公爵 「そうやって油断させておいて、隙ができた所を殺すつもりなのでしょう」
セリカ 「そんな……。そのような言い方はあんまりですわ、公爵様……」
シルヴィウス
「……十分に話し合ったのか?
先ほどだって、キミは彼女の話を聞こうとしていたようには思えなかったが…」
「……キミにはキミなりの根拠があって、そういうんだろうが……
どうにも違和感が拭えないよ、ナイア公爵…」
ナイア公爵
「貴方がたは彼女の恐ろしさを知らないから、彼女に対して同情的になれるのでしょう。
折角探索を進めても、もしあの仮面が外れたら、貴方がたとて無事では済まないかもしれない」
「帰る手立てを見つけても、殺されてしまう可能性だってあるでしょう。
私はそれが心配でならない」
「話し合いなんて彼女の前では通用しませんよ。その前に殺されてしまいます」
「でなければ、私がここまで力を奪われることだって無かったはず……
……しかし、なぜ……」
KP/セリオ ナイア公爵は仮面と胸とをそれぞれの手で押さえ、呻く。
シルヴィウス 俺がずっとオロオロっとしてるな…
シルヴィウス
「……忘れてることが…あるんじゃないのか。
彼女に関して……」
セリカ テキセだとゆっくり考える間があるものね……
シルヴィア ふふ……ボイスセッションの時のセリオとナイアの会話がなんだか好きだったな…
ナイア公爵
「……すみません。それすら思い出せません。
まあ、忘れるくらいには大したことではなかった……のではないでしょうか?」
シルヴィウス
「きっとそれが原因なんだ。
今みたいなすれ違いの……」
「……その仮面」
KP/セリオ 兄妹ということになると、シルヴィアとヴァレンティンの事が思い浮かんだからな……
シルヴィウス
「キミは覚えてないらしいが……その仮面はメルドさん……
貴方の従者がキミのために作ったものだ」
シルヴィア ……ふふ、私と兄さんのことも思い出していてくれたんだな…
KP/セリオ あるいは、そのような存在であるシルヴィアと私も、時には衝突する事があるだろう、とな……(回顧)
ナイア公爵
「ああ……確か、以前にもメルドがそのような事を言っていましたね」
「言われても、あまりピンとは来ませんでしたが……」
シルヴィウス
「キミはその記憶を忘れたいと願ったんだ。
……多分。それが、マリアのことだ」
「どうでもいいことなら、仮面やメルドさんの力に頼らなくたって……忘れられるはずだ」
セリカ
「ええ、それもただ忘れたいだけじゃない、『一番忘れたい記憶』という事でした。
大切な記憶を魔術で封じ込めてでも、公爵様には成し遂げたい事があったのではないでしょうか」
「今公爵様が苦しんでらしているのは、心が痛んでいるからでしょう。
どうでもいい方を相手に、そこまで心を痛めはしないはずです」
ナイア公爵
「彼女の事を自ら忘れて……確かに成し遂げたい事があったのでしょう」
「どちらにしても、彼女の存在は私にとっては害でしかない。
このまま野放しにしていれば、いずれ貴方がたにも、分かる時が来るかもしれません」
「どうか……貴方がただけでも無事にここから出られるようにと……
私からは、忠告しておきましょう。彼女には重々気を付けてください」
KP/セリオ ナイア公爵は重々しい空気を断ち切るように、深く息を吐く。
ナイア公爵
「ぺらぺらと余計な話をしてしまって申し訳ない。
けれど、こういう事を話せる人が居なかったもので」
シルヴィウス
「……余計なことなんかじゃないよ。
……メルドさんなんかには話したりしないのか?」
ナイア公爵
「彼は……あくまで従者ですからね。それも、貴方がたの想像以上に長く使っている従者だ」
「これでも罪悪感はあるんですよ。
信用しているからこそ、これ以上背負わせたくない……そのような感情は、貴方がたの間には果たして無いものなのでしょうかね」
セリカ
「従者であると同時に……友ならばこそ、私は我が主人を支えたいと一心に思っておりますが……」
主人側の気持ちは分からない……と、シルヴィウスの方をちらりとうかがう
シルヴィウス すごくむずかしい ふふ…
ナイア公爵 ワ………………
シルヴィウス わ…? えっ……ふふふふ
193 ちょっとツボに入ってしまった
KP/セリオ 妙なことを聞いてしまったどうしよう、のワ……です。
シルヴィウス
はっはっは ちょっとまってくれよ~
上手い言葉選びが難しい かんがえているぞ
シルヴィウス
「確かに、なにもかもを話すことは…少し難しい、が……彼女は私の友人であり、家族にも似た存在だ」
「……話すことで気が楽になる、ということも少なくないし」
シルヴィウス しどろ…もどろ…
セリカ 大丈夫、大丈夫よ……
シルヴィウス
「長年付き合ってくれている分、俺の性格も考慮してアドバイスもしてくれる。
……頼りにしてるんだ」
「俺ひとりだけの考えや行動じゃ、どうにもならないことだって…彼女に相談すればなんとかできるようにたくさん考えてくれる。
それだけで……救われるよ」
シルヴィウス
ワカラナイ
つまり話してみ? ということがいいたい
セリカ
じんわり……(じんわり……
……はっ、上手い返しをしていただくようにセリオさんに圧をかけるわね
シルヴィウス
ふふ…… いや、圧はかけなくても……大丈夫だよ…!!
今この時点の彼には色々と分かってもらうのは難しいだろうし…!(メタァ)
ナイア公爵
「なるほど……。
貴方がたは主従として信用しているだけでなく、友人として信頼し合う関係なのですね」
セリカ
「ええ。我々と同じようにメルドさんと友になれ、とは申しませんが
もしも信を寄せられる相手なら、お話なさってみるのも手かと」
KP/セリオ マリアの事はともかく、メルドの事についてならある程度理解はできるのかな、とは思いますね。
KP/セリオ そうすると、ナイア戦の前に更にメルドから裏切られた心地になるのでしょうが……
シルヴィウス なるほど…… メルドさんが突破口になってくれたらな~(チラッチラッ
メルド え? いやあ~僕はさあ~~? ほら~~~
シルヴィウス 暗躍するんじゃなくてだな……(ジリ…ジリ…
メルド ……メールド★(散ッ
シルヴィウス あっ! 逃げられた…
ナイア公爵
「メルドへ同じような信頼を寄せていいものか、負担にならないか、というところはありますが……
そうですね、機を見てそれとなく話をしてみましょう」
「貴方がたにこうしてお話することでも、少しだけ、友人に相談したような体験をさせていただきました」
「ありがとうございます。
……どうか、先ほどの弱気な私はお忘れ下さい」
KP/セリオ
ナイア公爵は、少し照れくさそうに笑うだろう。
彼から得られる情報は以上です。
シルヴィウス
なるほど……了解した。
「……友人……いや…えーっと……」
「……残り時間ももう少ないし、俺たちがいつまでここにいられるのかわからないが…」
「また何か、心掛かりなことがあれば話してみてもらっても… 大丈夫だよ。
もちろん、メルドさんにでもいいし」
「……友人……みたいに」
シルヴィウス 友達作るの下手くそなんだろうな、俺…
セリカ ええ……? 堂々のAPP15なのに……容貌極振り……?(じーっ…… たしかに
シルヴィウス たしかに…!?
セリカ
顔がいいのは本当だなあと思って……APP15に全部詰まって……
私にとってはAPP15どころじゃないくらい……えへへ……
で、でも! 友達作りが下手だとは思わないわ!
シルヴィウス
ぬっ…… う、うん…?
ありがとう…… もうちょっと上手く言えたら良かったんだけどな…
セリカ
「私たちに話すことで、少しでも気が楽になったのなら良かったです」
「何かあった時に駆けつけたり、あるいはその相手を思ってそっとしておいたりするのが友なのですから、公爵様とももう友人のようなものですわ」
「たとえ一日きりの間柄だったとしても、その事は覚えていてくださいね」
ナイア公爵
「ありがとうございます、お二人とも。
貴方がたは本当に強い人たちだ。……頼りにしています」
KP/セリオ ナイア公爵は微笑んで、君たちを見送ってくれるだろう。
シルヴィウス
また何かあったときは言ってくれるように伝えて……
一旦、部屋を出るか…
system
[ KP/セリオ ] シルヴィウス : 2 → 1
[ KP/セリオ ] セリカ : 3 → 2
KP/セリオ
君たちは執務室を後にする。
そのままマリアの元へ向かいますか?
シルヴィウス
そうしよう。
彼女のことも心配だ。
「……マリアは、いつもの場所にいるかな…」
セリカ
「そうね、そろそろ落ち着いた頃合いかしら……
まずはそこへ行ってみましょう」
KP/セリオ
君たちはマリアを探して庭園へ向かう。
彼女は予想通り庭園の隅の方でしゃがみ込み、肩を震わせて泣いていた。
シルヴィウス 「……マリア……」声を…かけてみる…?
マリア 「……ぅ、ぐす、……シルヴィウス、……セリカ……」
セリカ
「マリア……先程はとても驚いたことでしょう。
何より、悲しかったわね……」
シルヴィウス
「……ナイア公爵は……
何かとても大きな…勘違いをしているような気はするが
それにしたって……」
シルヴィウス なんと言えばいいのかわからなくなってる
セリカ はわ……進めましょうか……
シルヴィウス
ふふ……なんだろうな……
どっちも責めたくないんだろうな
セリカ 優しいわね、シルヴィウス……(いいこいいこ……
シルヴィウス
「……キミの方は怪我はなかった? マリア…」
なさそうに見受けられる…が…
シルヴィウス ぬ……… ヌン…(おとなしく撫でられている…?
マリア 「ええ……私に怪我はないわ。でも……」
KP/セリオ
マリアは小さな包みを取り出す。
よく見てみると、それは粉々になったアイシングクッキーだと分かるだろう。
ナイア公爵に渡そうとして跳ね除けられ、割れてしまったようだ。
マリア
「シルヴィウスやセリカと折角作った思い出のクッキーが……
それで私、つい怒ってしまって……」
シルヴィウス
「……ああ……そう、だったのか…」
「頑張って作っていたもんな、セリカと一緒に…」
セリカ
「私たちのためにも、声を荒げてくれたのね……。
ありがとうマリア。でも……このままでは悲しい気持ちのまま舞踏会が終わってしまうわ……」
シルヴィウス
「……ああ、そうだな……。
マリア………」色々考え事…
「手紙……、ナイア公爵からもらった手紙のことを覚えていない、というのは本当だろうか?」
「全く…何も?
手紙をもらったという記憶も…?」
マリア
「ええ、私には、お兄様の言う手紙が何のことか分かりません。
けれども、お兄様は手紙にご執心のようでした」
シルヴィウス
「そうか……。
……そういえば、お兄様……とは…
もしかして彼はキミのお兄さん…? なのか…?」
いや…? ううん…なんとも言えないが…
セリカ
公爵様の化身、という事だけど……
兄のようなものなのかしら(むずかしい……
KP/セリオ マリアは苦しそうに仮面を押さえながらも頷き、ぽつりぽつりと語り始める。
マリア
「お兄様は、私が産まれた時からずっと一緒で、何かにつけて私を守ってくださりました。
とてもお優しく、マリアはお兄様のことが大好きでしたわ」
シルヴィウス
この時点でどういう質問をしてみたらいいのかわからず…
おかしな質問をしてしまったな…すまない…
マリア
「ある日、朝起きていつも通り、お兄様を起こしに部屋へ行きましたの。
そこで部屋に入って……けれど、その後のことは覚えてませんの」
シルヴィウス 「覚えていない…? じゃあ、それが…」
KP/セリオ
血の繋がった、という言葉があれば微妙な所ですが
まあ兄妹かという事であればマリアからすれば答えはYESでしょうね。
セリカ 「マリアの『一番忘れたい事』……」
マリア
「気が付けば私、森の中を一人で歩いていたのよ。
そこへメルドがやってきて、私を仮面舞踏会へ誘ってくれたのですわ」
シルヴィウス なるほど…… ふふ
マリア
「舞踏会にお兄様がいるなんてとても驚きましたが……
この舞踏会では、お兄様はいつも私を避けてばかりいました」
193 そういえば兄妹好きの中の人はこの辺りでものすごいテンションが上ってたのを思い出したな…
けみかる ふふふ……! そういう意味でも分担がちょうどよかった(?)んですね
KP/セリオ マリアはぎゅっと、ドレスのスカートを握りしめる。
マリア
「何故お兄様はマリアのことを嫌うのでしょうか。
私、何か嫌われるようなことをしたのでしょうか」
193 それぞれにクリティカルな情報が渡った…?
マリア
「お兄様がこだわってらっしゃる手紙の事だって
まったく心当たりがありませんわ」
けみかる セリオとしてはどちらかといえば兄目線で考えるでしょうからね……
シルヴィア ふふ…そうだな、妹同士…
マリア
「……シルヴィウス、セリカ。お願いがございます。
どうか、お兄様の言っていた手紙に何が書かれていたのか、私は知りたいのです」
KP/セリオ 二人が仲良くしているとニコ……となっていたよ。
シルヴィウス
「……! そうか、手紙……
でも、その手紙には……」
「もしかすると……君の望んでいない言葉が書かれているかも…
それでも…?」
シルヴィア 見守られていた……
KP/セリオ マリアは泣きはらした赤い目で、君たちを真っ直ぐに見つめる。
マリア
「それがきっと、お兄様と分かり合える唯一の手段だと思いますの。
もうだいぶ昔のことですし、手紙はきっと捨てられてしまっているのでしょうけど……」
「どんな内容だったとしても、私は受け止めますわ。
お兄様のことを分かってあげられない今この時の方が、よっぽど望まれないことだもの」
「もし手紙の内容が分かるようなことがあれば、マリアに教えてくださいまし。
どうか、お願いします」
シルヴィウス
「マリア………」
「……ああ、わかった。
セリカとともに、なんとか探し出せないか試してみよう」
セリカ
「ええ。もし捨てられてしまったものだとしても……全く当てがないわけではないわ」
「マリアはここで暫く待っていてちょうだい。
今はゆっくり、心を落ち着ける事に心を傾けると良いわ」
マリア
「ありがとう、シルヴィウス、セリカ……。
私、待っていますわ」
KP/セリオ
マリアは少しだけ安堵した様子で微笑んだ。
彼女から得られる情報は以上です。
そしてここで、【忘却の星籠】で探せるものが1つ増えました。
シルヴィウス ふふ…では早速探しに行かないとな…
system
[ KP/セリオ ] シルヴィウス : 1 → 0
[ KP/セリオ ] セリカ : 2 → 1
シルヴィウス
セリカ…キミに探してもらう形になるかな…
忘却の星籠へ行こう
セリカ ええ。向かいましょう。
KP/セリオ
君たちはトンネルを通り、再び静かな【忘却の星籠】を訪れた。
【図書館】を振ることができます。
セリカ CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 1 > 決定的成功/スペシャル
シルヴィウス !!!!! え… えらい!!!!
セリカ はわ……
KP/セリオ 1クリの……クリティカルチケットを……どうぞ…………?
system [ セリカ ] CT : 8 → 9
KP/セリオ
ファティマさんは静かな銀色の山の中から、一枚の黒い封筒を見つけた。
宛先などは書いておらず、開封もされていない。
しかし、その封筒には見覚えがあった。
君たちがこの舞踏会へ来た時に、最初にナイア公爵へ渡した「黒くなった招待状」の封筒と同一のものだ。
セリカ
「この黒い封筒……舞踏会の招待状のものと同じだわ」
手に取ってシルヴィウスに見せつつ、開封してみましょう。
シルヴィウス
「……招待状……ということは、ナイア公爵の……」
一緒に見よう…
system
[ KP/セリオ ] セリカ : 1 → 0
[ KP/セリオ ] 忘却の星籠 : 0 → 2
KP/セリオ
手紙を開封して中に綴られた文字を見てみる。
筆跡は白銀の書のものと一緒のようだが
古ぼけた紙やインクのかすれ具合から見て、白銀の書よりもずっと昔に綴られたもののようだ。
セリカ 「やはりこれは……ナイア公爵様が書かれたものね……」
シルヴィウス
「ああ……筆跡が…なんて書いてあるんだろう」
『なんて書いてあるんだろう』…? 読まずにマリアに見せたほうがいいかな…?
KP/セリオ ざっと見たなら内容が分からないという体で……?? 行きますか……??
シルヴィウス
ど…どうしようか?
酷いことが書いてないか…中身をあらためるか……
マリアのことを信じてそのまま持っていくか…?
シルヴィア ちょいちょい前回のことを忘却してるな…
KP/セリオ 本番では、開けた時点で目を通しているという体で進めるでしょうね……
シルヴィア ふむ……そう…するか…?
シルヴィウス
……読んでみよう。
ただの”偽の手紙”の可能性だって……無くはないと思ってそう…? だから…?
KP/セリオ
PL様がそういった提案をされる可能性もあると想定して……?
一応そっちの流れも考えておこう。なるほどな……(探索に慣れ過ぎている顔
もし本番でもそうなったら、マリアに読ませてからお二人にも読んでほしいと提案させるとしよう。
KP/セリオ
承知いたしました。
では手紙の内容を開示いたします。
KP/セリオ
【誰かの手紙】
貴方は神の化身である私が作った、化身の化身のような存在です。
ですが、私が欠陥品なばかりに、恐ろしい呪いが貴方にも宿ってしまいました。
それは一人で生きていくことを許さない、人だけが持つ「心」という呪い。
我々のような紛い物にはあまりにも重く醜く、眩しすぎるほどに美しい呪い。
そのせいか、最近よく夢に見るのです。
心の重さにつぶされて、貴方が悲惨な死を遂げるのを。
そして私も耐えられず、同じ運命を辿ってしまうのを。
それが恐ろしくて何度も何度も目を覚まし、自らの罪深さに何度も何度も後悔をしました。
心さえなければ、
私達は正しく生きられたのでしょうか。
心さえなければ、
私達は肩を並べて歩けたのでしょうか。
今となってはもう、分かりません。
あの夢が正夢になってしまうのが、私は何よりも恐ろしい。
しかし心を持っている以上、あの死は決して夢物語ではないのです。
それが避けられないのなら、いつか私達の心が耐えられなくなるのなら
まだ幸せだと言える内に私の手で貴方の命を摘み取りましょう。
そしていつの日か必ず、私はそれを後悔する時が来る。
きっと夢で見た時よりも悲惨な死が私を待っているのでしょう。
それでも……貴方だけでも幸せに終われるのなら、私はそれでよいのです。
次に会う時、私は貴方を殺すでしょう。
拒むのなら今すぐ好きなところへお逃げなさい。
それが、私が家族に出来る唯一の贖罪だから。
ごめんね、マリア。
――最後に、私を兄と呼んでくれてありがとう。
シルヴィウス
なるほど……
そうだな、それがいいかもしれない。
シルヴィア KPレベルが上っていくのを見守るかお
193 人はこれを……後方先輩PL顔という…?(マスカレに限る
KP/セリオ デバッグが捗るよ。ありがたい
シルヴィウス ふふ…うーん、上手く出来ていればいいが
KP/セリオ
この手紙を読んで、君たちは二つの事に気付く。
第一に、ナイアについて。
彼は心の重さに耐えられないだけの優しい人だ。
彼に邪神は向いていない。
彼の正体は妹の為に心を砕く「マリアの兄ナイア」である。
第二に、マリアについて。
彼女に名前はなく、その正体もかの王妃ではない。
彼女はナイア公爵の、たった一人の大切な妹だ。
彼女は兄から大切にされていた名もなき神の化身である。
彼女の正体は『ナイアの妹マリア』だ。
ここでお二人は【アイデア】をどうぞ。
シルヴィウスさんは先程のセリカさんのクリティカル補正ということで、+20でお振りください。
シルヴィウス にゃ、にゃんだって……ありがたい…
KP/セリオ
仮想卓をしただけでは、気付けない事に気付けますからね。
仮想卓でもここでクリティカルを出していましてね……
ただ、セリカさんに補正をつけてもあまり……ですからね(INT飾りにするなの圧
シルヴィウス
なるほどな……
よし、ふってみよう…
シルヴィウス CCB<=65+20 【アイデア】 (1D100<=85) > 45 > 成功
セリカ CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 39 > 成功
シルヴィウス ぐっ
セリカ 補正無しでも成功値! えらいわ!
シルヴィウス よかった… 失敗しなくて…!
KP/セリオ
この手紙を読んだ君たちはふと疑問を持つ。
先ほどナイア公爵との会話で聞いた
「何故自分のことを兄と呼ぶのか」
という発言だ。
この手紙を読めば、彼が兄として慕われていたことを密かに喜んでいたはずだ。
そこで、君たちは予め立てていた一つの仮説が確信に近いのではないかと考える。
彼が忘れているのは、やはり「マリアと過ごした思い出」ではないかと。
シルヴィウス
「やっぱり……ナイア公爵はマリアとのことを忘れてるんだ…
この手紙にあるように、ナイア公爵はマリアを……手に掛けようとして…」
「でもそれは……マリアのことが怖くて、恐ろしくて…という理由じゃない……」
セリカ
「マリアに悲惨な死を迎えさせないため……マリアの事を家族として愛しているからこそ……」
「そしてナイア公爵様がおっしゃっていた事と、マリアが断片的に覚えている事とをつなぎ合わせるなら……
マリアが何かしらの手段で抵抗したことで公爵様は力を奪われてしまって、……きっと彼女はその時のことを忘れているのね……」
シルヴィウス
「それが、マリアの忘れてしまいたかったこと…なのか……」
「……この手紙を、みせに行かなくちゃ……
マリアと、ナイア公爵に…」
セリカ 「ええ。行きましょう」
KP/セリオ マリアとナイア公爵、どちらへ先に向かいますか?
シルヴィウス
まずはマリアにあいにいく……かな…? どうかな…?
待っててねって声をかけたし…?
シルヴィウス
どうだろう? 以前は……ナイア公爵に会いに行ったっけ…?
ちょいちょい答え合わせしてる…
KP/セリオ
多分行ってないと思いますね。
マリアの後にナイアへ見せようとしても見てくれなくて……
けみかる 藺草さんが「見てやぁ……」とおっしゃったのを覚えてます
シルヴィア わはは……その後そのまま戦闘に入ってしまったんだったな
KP/セリオ
そうそう。流れ的にはやはりマリアへ見せるのが自然ではあるか?
仮想卓ではイベント踏ませるためにナイアへ先に見せたが……
そうは言っても取り合わないしな……
シルヴィア
ふふ……イベントを踏む…
今回はそうだな。マリアに探してきて、とたのまれているから、マリアに見せるのが自然なような気がする
シルヴィウス 「……一人で待っているだろうから、ひとまずマリアを迎えに行こう」?
セリカ 「ええ。これはマリアに早く目を通してもらった方がいいわね」
KP/セリオ
君たちは忘却の星籠を出て、マリアの元へ向かう。
夜の庭園をぼんやりと眺めていたマリアは、君たちに気付くとやんわりと笑みを作ってみせた。
シルヴィウス 「マリア! ……これを見てみてくれ」
マリア
「まあ……! もう見つけてくださったの?
ありがとう……早速、読ませていただきますわ」
KP/セリオ
マリアは真剣な面差しで、受け取った手紙に目を通す。
…………
マリア 「……お兄様……」
KP/セリオ
そう小さく呟くと、彼女はポケットから小さな鍵を取り出した。
それは執務室にあった、クマのストラップが付いた【どこかの鍵】と同様のものだ。
シルヴィウス
「……やっぱり…忘れてしまって、すれ違ってるだけなんだ……
……それは…?」
「その鍵……ナイア公爵の部屋にもあった…」
マリア
「お兄様も、まだ持っていらしたのね。そう……」
「恐らくまだ、使えると思うのですけれど……」
KP/セリオ マリアが鍵を空中に突き刺すと、目の前に光の扉が現れる。
セリカ 「扉が……?」
シルヴィウス 「……空中に…」
マリア
「お二人に見せたいものがあるの。
ついて来て下さいまし」
シルヴィウス
「あ、ああ…」
セリカと顔を見合わせたあと…ついていく、かな…
セリカ
「ええ、分かったわ……」
頷いてついて行きましょう。
KP/セリオ
マリアに案内され光の扉をくぐり抜けた先は、静かに陽光が降り注ぐ、暖かな森の中だった。
その奥には、少し古びた一軒のログハウスがぽつんと立っている。
マリア
「ここは、お兄様と一緒に過ごしていたお家です。
どうぞ、中へお入りくださいまし」
シルヴィウス
「えっ? い、いいのか……
お邪魔します…?」
セリカ 「落ち着きのあるいい家ね。……お邪魔致します」
KP/セリオ マリアに案内されて中に入ると、こじんまりとしていたが2人で暮らすには十分の広さがあった。
マリア
「お兄様はお料理が得意で、いつも私に美味しいごはんを作ったり、一緒に本を読んだりしてくださいました。
けれども、お兄様は時折苦しそうに胸を押さえておりました」
KP/セリオ
おそろいのマグカップ、2対の皿、2人分の生活雑貨。
どの部屋を見ても、そこには確かにささやかながら幸せに暮らしていたのだろうという痕跡が見られた。
シルヴィウス 「……全部、2つ分だな…」
セリカ 「二人で仲良く暮らしていたのね……」
KP/セリオ
そして最後に、マリアに案内されたのは二階の屋根裏にある寝室だった。
しかし、部屋の中を覗いてみるとそこは酷く荒れ果てていた。
まるで巨大な化け物がぶつかり、殺し合ったかのような鋭い爪跡が所狭しと刻まれ
柔らかな枕やシーツがズタズタに引き裂かれている。
シルヴィウス 「……この部屋は…」
セリカ 「この、お部屋で……?」
マリア
「ええ、そう……ある日、私はいつも通りお兄様を起こしにお部屋へ行ったの。
すると、お兄様が既に起きていらして……私が近づこうとした瞬間、お兄様が刀で私の首を落とそうとしてきたのです」
「私は必死に抵抗しました。そして、勢い余って……
私はお兄様の半分を食べてしまったのです」
「……ああ、思い出しました。私、お兄様に酷いことをしてしまったの。
謝って許されることではない……けれど、お兄様は私が付けた痛みよりも、ずっとずっと苦しんでいたんだわ」
KP/セリオ そっと目を伏せた後、それでもマリアは陽光を湛えた微笑みを覗かせる。
マリア
「やはり、お兄様はとてもお優しい方です。
だから、私はお兄様と過ごしたこの家で、もう一度お話をしたいのです」
KP/セリオ
マリアは再度、粉々になったアイシングクッキーの包みを取り出す。
【製作:料理】系の技能、【DEX*5】もしくは【APP*5】などで繋ぎ直すことができるだろう。
シルヴィウス
「……クッキー……」
俺は……DEXかな…
セリカ
「そうね。……どうにか、できないかしら……」
私はAPPで……。
KP/セリオ どうぞ。
セリカ CCB<=(12*5) 【APP】 (1D100<=60) > 66 > 失敗
シルヴィウス CCB<=(15*5) 【DEX】 (1D100<=75) > 76 > 失敗
シルヴィウス あっ!
セリカ
もた…………あっ
いちたりな……ああ……
セリカ クリチケを使うわ……シルヴィウスが振り直してくれる?
シルヴィウス
はわわ…… おろおろ……
ここは… ナイア公爵につなぎ直してもらう…?
ほわ…
シルヴィウス わ……… わかった、やってみる…
system [ セリカ ] CT : 9 → 8
シルヴィウス また誤字を…
セリカ 急に照れたのかとおもってどうしたのかと……
シルヴィウス この誤字めちゃくちゃ心がやられるからやだ…
シルヴィウス CCB<=(15*5) 【DEX】 (1D100<=75) > 75 > 成功
セリカ
!! いちたりた……!!
シルヴィウスに頼んで良かったわ……!
シルヴィウス よかった…! ふふ……クリチケが無駄にならずにすんでよかった
セリカ たくさんあるからたんと召し上がれ…………
KP/セリオ
シルヴィウスさんがクッキーの欠片を器用に繋ぎ合わせると
そこには「今も大好きです」「一緒にお茶会がしたいです」と書かれていた。
シルヴィウス
「……マリア、これは……
この言葉を贈ろうとしてたんだな…」
セリカ
「マリア……。
これは伝えられなかった気持ちを、今度こそお伝えする時ね」
マリア 「! クッキーが……! ありがとう。…………」
KP/セリオ マリアはクッキーをしばらく見つめた後、マスクをおもむろに外す。
マリア
「お願いします、シルヴィウス、セリカ。
どうか兄をこの家に連れてきてあげたいの。お力を貸してはいただけませんか?」
シルヴィウス 「マリア……仮面が…!」
セリカ
「その言葉を待っていたのよ、マリア。
勿論協力するわ。……ね、シルヴィウス」
シルヴィウス
「……ああ、もちろん。
俺たちに出来ることがあるなら、協力するとも」
マリア 「ありがとう……!」
KP/セリオ 君たちはナイア公爵の元へ向かうべく、一度この家を後にすることだろう。
シルヴィウス ああ、ナイア公爵の執務室に行こう
KP/セリオ
承知いたしました。
【執務室】
ナイア公爵はまだ執務室のソファに寄りかかり、胸を押さえている。
君たちの気配を感じて顔を上げると、仮面の取れたマリアに気が付くだろう。
彼は怯えたような表情を一瞬した後、いつもの貼り付けたような笑みを浮かべる。
しかし、その表情はぎこちなく、口元や目元が歪んでいた。
ナイア公爵 「……仮面が、取れましたか。いよいよ、私を殺しに来たのですね」
マリア
「違いますわ! 私はお兄様と争いに来たわけではありません!
とにかく、これから一緒に来ていただきたいところがありますの!」
ナイア公爵 「なるほど、そこが私の処刑場ということですか。それなら、お断りですね」
KP/セリオ
彼は話を聞かずに間髪入れず答える。
しかし、彼の表情は何処か暗い。
彼は君たちを横目で見ると、苦々しげにマリアに言い放つ。
ナイア公爵
「しかし、私を殺すのが目的なら、何故彼らまで連れてきたのですか。
彼らを見せしめに、私の前で殺すのですか」
マリア 「殺すだなんてそんな!」
シルヴィウス
「マリアは……そんなことはしないよ。…
俺たちのことは殺さないし、もちろんナイア公爵のことだって…」
「とにかく、見てほしいものがあるんだ。
手紙を…」
ナイア公爵 「……なるほど? 彼らへそう言うように暗示を掛けた、と……」
シルヴィウス みゃーん
シルヴィア みゃーん……
KP/セリオ
彼は手紙には見向きもしない。
より一層表情を険しくすると、静かに片手で長剣の柄を撫でた。
KP/セリオ 白銀のねこが2匹……
セリカ かわいらしいわね…………(おめめぐるぐる
ナイア公爵 「マリア……私の、友人達にまで手を出すとは」
KP/セリオ
ナイア公爵は軽く触れていた剣を抜き放つと、瞬時にマリアへ切りかかる。
君たちも剣を抜き放ち、それを止めようとするだろう。
しかし、彼のほうが数コンマ早かった。
セリカ 「! マリア……!」
シルヴィウス 「………!!」
マリア 「……っ!」
KP/セリオ その瞬間、彼の振るった剣が見えない壁に弾かれる。
ナイア公爵 「! これは……」
KP/セリオ ナイア公爵が距離を取ると、君たちの背後でメルドがニヤリと笑顔を浮かべて立っていた。
シルヴィウス 「壁が…っ メルドさん…!?」
セリカ 「魔術……!」
マリア 「メディ!」
メルド 「危なかったねぇ~マリア! 大丈夫かい?」
マリア 「ええ、この通りだわ!」
ナイア公爵 「メルド、貴方までどうして……」
メルド
「やぁ! ナイア君! ご機嫌麗しゅう!
……もしかして、まだ気が付かないのかい? 僕はもともとこっち側の人間さ」
「どうだい? 味方だと思ってた奴に裏切られる気分は!
最後まで居もしない友の為に孤軍奮闘するのは!」
「ははは、やっぱり、君に黒幕なんて向いてないね」
KP/セリオ メルドは君たちへ、同意して欲しいとアイコンタクトを飛ばす。
シルヴィウス
「……! あ、え…?」
「あ、ああ…… そ…そうだよ…?」
しどろ…っ もどろ……
セリカ
「そう……そう、ですね……?
お優しくて、感情豊かなナイア公爵様には……黒幕は、向いていないかもしれません……?」
シルヴィウス
いもしない友、のところに引っかかっているらしい
黒幕に向いてないのは同意する…
セリカ
わざわざ同意を促すってことは詭弁だと分かっていてあえて言ってるのかしら……? と
ただまあ、そこには同意はしないようにするけども……
KP/セリオ ナイア公爵は君たちの言葉を聞くと、苦しそうに胸を押さえ、鋭い眼光をマリアへ向ける。
ナイア公爵
「貴女という人は……。
私から神たる力を奪っただけでは飽き足らず、腹心の従者さえ丸め込み……」
「初めて……初めて心を許せると思えた、一握りの友人達さえも奪うというのか! マリアァッ!」
KP/セリオ
彼の顔が、初めて見る表情に変わる。
君たちの知る限り、それは「怒り」。
腰のロングソードを構え直した彼は、怒りに身を任せて君たちに襲い掛かってきた。
【決闘 vsナイア】
戦闘開始です。
シルヴィウス 「……!!」
セリカ 「ナイア公爵様……!」
シルヴィウス
かっこいい曲だな……
高貴ながら……激しい感じが…
KP/セリオ
ここでは模擬戦、剣術大会決勝戦とは異なり
「どちらかお一人のHPが0」になった場合、2人共ロストとなります。
ご注意ください。
また、ここではマリアとメルドが戦闘に加わりますが、2人共直接的な攻撃はしません。
マリアは【応援】で君たちへバフをかけ、メルドは【魔術支援】を行います。
KP/セリオ
【マリアの応援】
1d3の出目によって、以下のバフをかける。
1:回避2倍
2:必中(相手が回避できなくなる)
3:ダメージ2倍
【メルドの魔術支援】
①魔術【瞬間防壁】
メルド自身のMP100を削り、探索者あるいはNPCが受けるダメージを肩代わりする防壁を張ることが出来る。
②MP譲渡
1ターン終了時に全員が【回避】に成功した場合、メルドは探索者へMP5を譲渡する。
KP/セリオ
【Battle】の項目を更新いたしました。
また、戦闘開始前に黄金の小瓶等を消費する事も可能です。
シルヴィウス
うん……! 飲んでおくか……!
どうしよう? 大瓶……ひとつ…ふたつ…?
セリカ 持っていて損はないから……ぐいっと……?
シルヴィウス よし、二本づつ…飲んでしまうか!
system [ シルヴィウス ] 黄金の大瓶 : 4 → 0
KP/セリオ それぞれMP+40をどうぞ。
system
[ シルヴィウス ] MP : 21 → 61
[ セリカ ] MP : 17 → 57
シルヴィウス すごい値だな…
セリカ まあ……そうね……
KP/セリオ
それでは、1ターン目。
まずはマリアの【応援】
マリア 1d3 【応援】 (1D3) > 3
シルヴィウス パワー…
KP/セリオ では、このターンはお二人の攻撃ダメージが2倍になります。
マリア
「シルヴィウス、セリカ! お兄様は【魔術】で壁を作っておいでだわ!
気をつけてくださいまし!」
シルヴィウス 「……! ああ、分かった…!」
セリカ 「ありがとう、マリア……!」
KP/セリオ
次、ナイア公爵の攻撃。
ナイア公爵は2回攻撃を行います。
ナイア公爵
SCCB<=90 【剣術】 (1D100<=90) > 61 > 成功
choice[ジャックさん,ファティマさん,メルド,マリア] (choice[ジャックさん,ファティマさん,メルド,マリア]) > マリア
SCCB<=90 【剣術】 (1D100<=90) > 80 > 成功
シルヴィウス
ひょえ…
覚えてたけど… ノワーッ(震
ナイア公爵 choice[ジャックさん,ファティマさん,メルド,マリア] (choice[ジャックさん,ファティマさん,メルド,マリア]) > ジャックさん
シルヴィウス おっ…
ナイア公爵 「許さない……絶対に!」
KP/セリオ
マリアとシルヴィウスさんに向けて、剣を素早く振るおうとする。
【回避】、必要であれば魔術の行使等をどうぞ。
シルヴィウス
「……ナイア…公爵…!」
俺は瞬間強化をかけて回避しよう
system [ シルヴィウス ] MP : 61 → 56
シルヴィウス CCB<=50+49 【回避】 (1D100<=99) > 6 > スペシャル
KP/セリオ
ここは、ナイア公爵はまだ二人の名前を知らないのでこの表記にしているのですが……
ひっぱられますね……
マリア CCB<=40 【回避】 (1D100<=40) > 53 > 失敗
シルヴィウス
ふふふ……そういえば名乗ってなかったな……
あっ
ナイア公爵 1d10+1+1d6 【銀鞘の剣ダメージ】 (1D10+1+1D6) > 3[3]+1+3[3] > 7
シルヴィウス ほっ…
メルド 「お、っと……危ない危ない!」
system [ メルド ] MP : 100 → 93
シルヴィウス こわいこわい…このMP…
KP/セリオ
ジャックさんは瞬発的な俊敏性を持って軽やかにナイア公爵の凶刃を避ける。
しかし彼は、マリアへの憤怒をその剣先に乗せて斬り掛かった。
メルドが咄嗟に防壁を張って、難を逃れるだろう。
次、シルヴィウスさんの攻撃。
シルヴィウス
ぬ……攻撃する…!
CCB<=80+5 【フェンシング】 (1D100<=85) > 30 > 成功
KP/セリオ ナイア公爵の回避。
ナイア公爵 SCCB<=70 【決闘回避】 (1D100<=70) > 77 > 失敗
KP/セリオ
回避失敗。
マリアの応援による2倍でのダメージロール、魔術の行使等をどうぞ。
シルヴィウス む……ひとまず陽光の加護と、瞬間強化を入れる…か…?
system [ シルヴィウス ] MP : 56 → 55
KP/セリオ では4倍ダメージでどうぞ。
system [ シルヴィウス ] MP : 55 → 50
シルヴィウス 4d6+4+4d4 ダメージロール (4D6+4+4D4) > 9[2,2,1,4]+4+6[1,2,2,1] > 19
system [ ナイア公爵 ] HP : 50 → 31
シルヴィウス 驚くほど弱くてびっくりしちゃったな… 1がいっぱい
セリカ 当たったから良し……! よ!
シルヴィウス
ああ……!!
当たってよかった…!
KP/セリオ
友人として認めてくれた相手に対する躊躇いを覚えつつも、その身に乗せた瞬間的な力と陽光の加護を身に纏う。
ジャックさんはナイア公爵に素早い一撃を繰り出した。
シルヴィウス 「……っ!! ナイア公爵!」
ナイア公爵
「っく……!」
「な、なんて、猛撃だ……。
これが、マリアの洗脳による力の解放……!?」
シルヴィウス
「えっ!? い、いや… 違う…!」
いや…マリアの助け効果はあるが…
KP/セリオ 次、セリカさんの攻撃。
セリカ CCB<=85 【フェンシング】 (1D100<=85) > 11 > スペシャル
KP/セリオ ナイア公爵は半分の値で回避。
ナイア公爵 SCCB<=70/2 【決闘回避】 (1D100<=35) > 56 > 失敗
KP/セリオ
回避失敗。
マリアの応援による2倍でのダメージロール、魔術の行使等をどうぞ。
シルヴィウス 頑張れ…!!
セリカ 【陽光の加護】、【瞬間強化】を使いましょう。
system [ セリカ ] MP : 57 → 51
KP/セリオ 4倍ダメージでダメージロールをどうぞ。
セリカ 4d6+4+4d4 【フェンシングダメージ・瞬間強化】 (4D6+4+4D4) > 13[2,2,3,6]+4+8[2,2,3,1] > 25
シルヴィウス ちゅよい
system [ ナイア公爵 ] HP : 31 → 6
KP/セリオ セリカさんが待機して力を溜めていた重い一撃は、ナイア公爵の魔術装甲をすり抜けて真っ直ぐに叩き込まれる。
セリカ 「せい……ッ!」
ナイア公爵 「っ、ぐ、ぁ……!」
シルヴィウス
ひゅーっ!! セリカ、かっこいいぞ!
戦闘描写も素敵だ…!
KP/セリオ よろめきつつも、ナイア公爵はまだ立っていられるようだ。
セリカ 引き続き頑張るわ……!
KP/セリオ
2ターン目。
まずはマリアの応援
マリア
1d3 【応援】 (1D3) > 3
「お二人とも、流石ですわ……! その調子!」
「お兄様を、どうか止めて下さいまし……!」
ナイア公爵 「くっ……」
KP/セリオ 次、ナイア公爵の攻撃。
シルヴィウス
応援がなかなか… 殺意が高いな
ぬっ…!
ナイア公爵
SCCB<=90 【剣術】 (1D100<=90) > 62 > 成功
choice[ジャックさん,ファティマさん,メルド,マリア] (choice[ジャックさん,ファティマさん,メルド,マリア]) > ファティマさん
SCCB<=90 【剣術】 (1D100<=90) > 98 > 致命的失敗
choice[ジャックさん,ファティマさん,メルド,マリア] (choice[ジャックさん,ファティマさん,メルド,マリア]) > マリア
シルヴィウス のわ……女性陣…!
KP/セリオ
そうですね……。
まず、セリカさんは回避をどうぞ。
マリアへの攻撃はファンブルしました。
が、マリアは戦闘に参加していないので……
シルヴィウスさんがはじいたという事にして、反撃の【フェンシング】をどうぞ。
シルヴィウス !?? な、なるほど…!?!?
セリカ 私は【瞬間強化】で回避をするわ。
system [ セリカ ] MP : 51 → 46
セリカ CCB<=99 【回避・瞬間強化】 (1D100<=99) > 9 > スペシャル
シルヴィウス CCB<=80+5 【フェンシング】 (1D100<=85) > 27 > 成功
KP/セリオ ナイア公爵の回避。
ナイア公爵 SCCB<=70 【決闘回避】 (1D100<=70) > 36 > 成功
KP/セリオ
強大な攻撃を繰り出したセリカさんと、怒りの矛先であるマリアに向けて、ナイア公爵は銀鞘の剣を怒りのままに動かす。
セリカさんは感情的なその斬撃をひらりと避け、シルヴィウスさんはマリアの攻撃を華麗に弾いた。
ナイア公爵への直接的なダメージにはならなかったものの、被害を抑える事ができるだろう。
メルド 「おっ、やるねえ相棒! お嬢ちゃん!」
シルヴィウス
「……っ、よ、良かった……」
内心ドキドキしている
セリカ 「ひどく感情的ね……こんな剣さばき、ナイア公爵様らしくないわ」
ナイア公爵 「剣にも盾にもなるなど……!」
KP/セリオ 次、シルヴィウスさんの攻撃。
シルヴィウス
よし……追撃…だな…!
CCB<=80+5 【フェンシング】 (1D100<=85) > 66 > 成功
KP/セリオ ナイア公爵は半分の値で回避。
ナイア公爵 SCCB<=70/2 【決闘回避/2】 (1D100<=35) > 10 > 成功
KP/セリオ 先程の反撃を避けた要領で、ナイア公爵はシルヴィウスさんの追撃を大きな動きで避けてしまう。
ナイア公爵 「守りに……攻めに……そう、上手くは行かせない……!」
シルヴィウス 「むっ……!!」
KP/セリオ 次、セリカさんの攻撃。
セリカ
それなら私が攻めるわ……!
CCB<=85 【フェンシング】 (1D100<=85) > 10 > スペシャル
シルヴィウス とっても出目がいい…!
KP/セリオ ナイア公爵は4分の1の値で回避。
ナイア公爵 SCCB<=70/4 【決闘回避/4】 (1D100<=17) > 2 > 決定的成功/スペシャル
KP/セリオ ひえ……
シルヴィウス えっ…
KP/セリオ
セリカさんはシルヴィウスさんの後へ続き、攻めの一手を決めようとした。
しかし、ナイア公爵はその動きを読み切って反撃を繰り出してくるだろう。
KP/セリオ クリティカルを……しました……
ナイア公爵 SCCB<=90 【剣術】 (1D100<=90) > 80 > 成功
シルヴィウス ひえ……どちらかと思ったら……クリティカルだったか…!
KP/セリオ
攻撃は成功。
セリカさんは回避をどうぞ。
シルヴィウス ううっ… しかも半減だぞ…
セリカ 瞬間強化は……使える……?
KP/セリオ 1クリではなかったので……使えます。
system [ セリカ ] MP : 46 → 41
セリカ CCB<=99 【回避・瞬間強化】 (1D100<=99) > 16 > スペシャル
シルヴィウス えらい…!!
KP/セリオ ではセリカさんも、ナイア公爵の反撃の手を読み、フェンシング・フォイルでその攻撃をいなした。
セリカ 「っ、危ない……!」
ナイア公爵 「やれると思ったのに……この魔術も、マリアの入れ知恵で……!」
KP/セリオ
3ターン目。
まずはマリアの応援。
……の前に、全員が回避に成功したので、メルドがお二人に5MP譲渡してくれる。
シルヴィウス !? やった~!?
メルド 「やー、本気のナイア君半端ないなー! 魔力切れにはご用心!」
system
[ メルド ] MP : 93 → 83
[ セリカ ] MP : 41 → 46
シルヴィウス 「……!! ありがとう!」
system [ シルヴィウス ] MP : 50 → 55
セリカ 「メルドさん……! ありがとうございます!」
マリア 1d3 【応援】 (1D3) > 2
シルヴィウス ほわ…… 必中…!
マリア
「お兄様が避けるなら、当たるようにするだけのこと……ですわ!
頑張ってくださいまし!」
KP/セリオ このターンお二人には【必中】バフが掛かります。
シルヴィウス とても頭がいい、マリア…
セリカ 流れを読んだ出目……素晴らしいわね……
ナイア公爵 「何……!」
KP/セリオ 次、ナイア公爵の攻撃。
ナイア公爵
SCCB<=90 【剣術】 (1D100<=90) > 30 > 成功
choice[ジャックさん,ファティマさん,メルド,マリア] (choice[ジャックさん,ファティマさん,メルド,マリア]) > メルド
SCCB<=90 【剣術】 (1D100<=90) > 87 > 成功
choice[ジャックさん,ファティマさん,メルド,マリア] (choice[ジャックさん,ファティマさん,メルド,マリア]) > ファティマさん
シルヴィウス のわーっ セリカ……!
KP/セリオ
両方とも成功ですね。
手を貸していることが明確になったメルドと、ひらひらと避けては突こうとしてくるセリカさんに対して攻撃を繰り出そうとしてくる。
回避をどうぞ。
メルド CCB<=40 【決闘回避】 (1D100<=40) > 30 > 成功
シルヴィウス えらい…! メルドさん!
セリカ 瞬間強化…!
system [ セリカ ] MP : 46 → 41
セリカ CCB<=99 【回避・瞬間強化】 (1D100<=99) > 100 > 致命的失敗
セリカ ほわ……
シルヴィウス こ…… こんなときのためのクリチケ…!?
KP/セリオ なん……?
セリカ く、くりちけ……
system [ セリカ ] CT : 8 → 7
セリカ CCB<=99 【回避・瞬間強化】 (1D100<=99) > 1 > 決定的成功/スペシャル
シルヴィウス ??????
セリカ !?!?!?!?
KP/セリオ あ……はい。1クリのクリティカルチケット回収してください……。
system [ セリカ ] CT : 7 → 8
ナイア公爵 2d10+2+2d6 【銀鞘の剣ダメージ】もし当たっていたら(幻の100ファン処理) (2D10+2+2D6) > 8[3,5]+2+12[6,6] > 22
KP/セリオ
セリカさんは、ナイア公爵から四肢をバラバラにされるほどの猛撃を受ける
……幻覚を見たが
そんな事は物ともせずに、アクロバティックに避けるばかりか、そこからさらに反撃を仕掛けようと試みるだろう。
【フェンシング】をどうぞ。
セリカ CCB<=85 【フェンシング】 (1D100<=85) > 45 > 成功
KP/セリオ 必中なのでダメージロールをどうぞ。
シルヴィウス ……!! 当たった!
セリカ 1d6+1+1d4 【フェンシングダメージ】 (1D6+1+1D4) > 1[1]+1+3[3] > 5
セリカ た、たりにゃい……
シルヴィウス ほわわ…!???
system [ ナイア公爵 ] HP : 6 → 1
シルヴィウス
ふふ、面白くなってきたな…
(すでにだいぶ前から面白い)
セリカ 「!? ……っ、負けないわ……!」
KP/セリオ
セリカさんは一瞬の幻覚に怯んだせいか、反撃をしてもいつも通りの猛攻には至らなかった。
ナイア公爵は息も絶え絶えといった様子だが、それでもまだ立っている。
ナイア公爵 「っ……っ……! 確かに仕留められたはずなのに……!」
KP/セリオ 次、シルヴィウスさんの攻撃。
シルヴィウス CCB<=80+5 【フェンシング】 (1D100<=85) > 51 > 成功
KP/セリオ 必中なのでダメージロールをどうぞ。
シルヴィウス 安定して… あっ ほわ…
シルヴィウス 陽光の加護をつけて……普通に振ろう
system [ シルヴィウス ] MP : 55 → 54
シルヴィウス 1d6+1+1d4 ダメージロール (1D6+1+1D4) > 1[1]+1+3[3] > 5
シルヴィウス ふふ、ダメージの値がおんなじだな
セリカ
おそろい!
そうだった陽光の加護忘れてたわね……
system [ セリカ ] MP : 41 → 40
system [ ナイア公爵 ] HP : 1 → -4
シルヴィウス この辺りなかなか忙しいよな… 管理が…
シルヴィウス
「……ナイア公爵…!
話を聞いてくれ…!」
セリカ PL一辺ならいいのだけど……わちゃ…わちゃ…
ナイア公爵 「ぐあぁッ……!?」
KP/セリオ
シルヴィウスさんの鋭い一撃が、ナイアの腹部へ深々と刺さる。
彼は2~3歩下がると、口から黒い血のような液体を零しつつ、すがるような目で君たちを見る。
ナイア公爵
「お願いです。これ以上、あなた方がその女に操られるのは見るに堪えません。
どうか、私の名前を言って下さい」
「名前さえ貰えれば、私は貴方達を救う事が出来る。どうか……」
シルヴィウス 「……な、名前……?」
シルヴィウス おろおろ……
シルヴィア なんでだろうな…(前回を振り返りながら…
ナイア公爵
「そうです。執務室へ入られたなら、ご覧になったでしょう……!
今こそ、私に真名を……!」
シルヴィウス ニャルラトホテプって言わせようとしてくる(震
シルヴィウス 「……!! でも…あの名前は…!」
セリカ 「それは……貴方の『源』の名前でしょう……!」
シルヴィウス
「……そうだよ。キミは彼じゃない」
「キミの……本当の名前は……」
「……『ナイア』。それ以外にありえない」
セリカ
「シルヴィウスの言う通りね。
マリアの優しいお兄さん、メルドさんの主、そして私たちの友、ナイア!」
ナイア公爵
「…………」
「……そう、ですか。ならばせめて、貴方達だけでも救いましょう」
「例え貴方達と相打ちになろうとも、その女の捨て駒にされるくらいなら
──せめて、安らかなあの世へ」
シルヴィウス 「……!?」
system [ ナイア公爵 ] HP : -4 → 10
セリカ 「……!」
KP/セリオ
ナイアは乱暴に口元についた黒い血を手袋で拭うと、ショートソードを抜き放ち、両手で二本構えて再び立ち向かってきた。
ブレイクゲージでターンが回ります。
このターンから、ナイアは3回攻撃を仕掛けてきます。
シルヴィウス 3回…… ふふふ…
メルド
「いやいや聞いてないってそういうの~!
相棒、お嬢ちゃん、気を抜くなよ!」
KP/セリオ なんやかんやで回避全成功なのでメルドからMP+5譲渡されます。
system
[ シルヴィウス ] MP : 54 → 59
[ メルド ] MP : 83 → 73
[ セリカ ] MP : 40 → 45
KP/セリオ
ブレイクゲージ後。4ターン目。
マリアの応援。
マリア 1d3 【応援】 (1D3) > 1
シルヴィウス 助かる支援だ…
KP/セリオ このターン、こちらの陣営は回避2倍です。
セリカ 本当に、出目の空気読みが凄まじいわね……
シルヴィウス ふふ……
マリア
「! お兄様の双剣……!
先程よりもたくさん攻撃がくる気配がいたしますわ! 守りを固めましょう!」
KP/セリオ 次、ナイアの攻撃。
ナイア公爵
SCCB<=90 【剣術】 (1D100<=90) > 40 > 成功
choice[ジャックさん,ファティマさん,メルド,マリア] (choice[ジャックさん,ファティマさん,メルド,マリア]) > ファティマさん
SCCB<=90 【剣術】 (1D100<=90) > 47 > 成功
choice[ジャックさん,ファティマさん,メルド,マリア] (choice[ジャックさん,ファティマさん,メルド,マリア]) > ジャックさん
SCCB<=90 【剣術】 (1D100<=90) > 89 > 成功
choice[ジャックさん,ファティマさん,メルド,マリア] (choice[ジャックさん,ファティマさん,メルド,マリア]) > マリア
シルヴィウス よかった、分散された…!
KP/セリオ
攻撃の要であるシルヴィウスさん、セリカさん
そして防御の要であるマリアを狙って、二本の剣が鮮やかに舞う。
全成功ですので皆様回避2倍をどうぞ。
マリア CCB<=40*2 【決闘回避*2】 (1D100<=80) > 30 > 成功
シルヴィウス CCB<=50+49 【回避】 (1D100<=99) > 10 > スペシャル
セリカ CCB<=99 【回避*2】 (1D100<=99) > 88 > 成功
KP/セリオ マリアの応援によって高められた身のこなしによって、君たちは猛攻をひらりひらりと踊るように躱していくだろう。
ナイア公爵 「ちょこまかと……! 大人しくしてくれないか……!」
KP/セリオ 次、シルヴィウスさんの攻撃。
シルヴィウス
よし……行くぞ!
CCB<=80+5 【フェンシング】 (1D100<=85) > 43 > 成功
KP/セリオ ナイアの回避。
ナイア公爵 SCCB<=70 【決闘回避】 (1D100<=70) > 44 > 成功
KP/セリオ ナイアは取り乱しながらも、シルヴィウスさんの攻撃を見切ってみせる。
シルヴィウス つよいな…
セリカ 決闘時、70……
ナイア公爵
「やられるわけには……いかない……!
貴方たちをあの世へ送るまでは……!」
シルヴィウス
ふふふ……
必中がないと厳しいな…
KP/セリオ 次、セリカさんの攻撃。
セリカ
行くわ……!
CCB<=85 【フェンシング】 (1D100<=85) > 4 > 決定的成功/スペシャル
シルヴィウス !!???
セリカ ??????
シルヴィウス つよいな…(震
KP/セリオ なんですか? クリチケ……どうぞ……
system [ セリカ ] CT : 8 → 9
KP/セリオ 必中と2倍ダメージ、お選びください……。
セリカ
当然必中ね……。
ダメージは瞬間強化と陽光の加護で入れます。
system [ セリカ ] MP : 45 → 39
セリカ 2d6+2+2d4 【フェンシングダメージ・瞬間強化】 (2D6+2+2D4) > 7[4,3]+2+4[3,1] > 13
シルヴィウス お、オーバーキル…!
ナイア公爵 「! 貴方たち、その動きは……!?」
KP/セリオ
シルヴィウスさんとセリカさんは並び立ち、息ぴったりのコンビネーションでナイアを弾き飛ばすだろう。
とどめのRPをどうぞ。
シルヴィウス ピッタリのコンビネーション……!
シルヴィウス
「……隙が…!
っセリカ…!」
声を…かける…?
セリカ
「ええ、シルヴィウス!
……皆まで言わなくとも、分かるわね?」
シルヴィウス
「ああ、キミこそ……ついてこいよ……!」
剣を構え直す…!
シルヴィウス 見てきた(カンニング
セリカ ふ、ふふ……! ありがとう
シルヴィウス いや……ふふ、覚えのあるセリフだってことは分かってたから… へへ…?
ナイア公爵 「!? ぐっ、ぁ……」
system [ ナイア公爵 ] HP : 10 → -3
KP/セリオ
戦闘終了。
【決闘 vsナイア】
シルヴィウスさん、セリカさんの勝利です。
お疲れ様でした。
君たちの鋭い一撃がナイアの心臓を貫く。
刺された胸から黒い液体が大量に溢れてきた。
彼はそんなことをものともせずに、君たちの首を切り落とさんと鋭い剣を振るう。
シルヴィウス
セリカ 「……!」
KP/セリオ ──しかし、その手がピタリと、君たちの首筋数センチ手前で止まってしまった。
ナイア公爵
「……何故、どうして。
最後、この数センチで手が止まるのですか」
KP/セリオ
彼は刺された胸を押さえてると、持っていた二本の剣をカランと床に落とし、その場に膝をつく。
そして、諦めたかのように項垂れると、君たちへ首を差し出してきた。
ナイア公爵
「怒るのも、悲しむのも、もう疲れました。どうぞ、殺すなら殺してください。
貴方がたに殺されるのなら、本望だ」
シルヴィウス
「……ナイア…公爵…」
「それは……いやだ。
頼まれてもそんなことはしないよ」
セリカ
「ええ。殺すために戦ったわけではありませんから。
お話はきちんと、最後までよく聞いてください」
シルヴィウス
「そうだぞ。
俺たちは……この手紙を見て……それから、マリアと話をしてほしかったんだ」
手紙を……今度こそ差し出す…?
ナイア公爵 「話を……」
シルヴィウス
「ああ、それに……
来てほしいところがあったんだっけ、マリア」
マリア
「……はい。
お兄様、そちらで、ゆっくりお話をいたしましょう?」
ナイア公爵 「わかり、ました……。どうぞ、お好きなようになさってください……」
セリカ 「よろしいですか、殺す為ではございませんからね」
シルヴィウス 「な……なんでそんな悲壮な感じなんだ……」
メルド 「あーこりゃ、いつもの紙メンタルナイア君だねえ~」
シルヴィウス 「紙…メンタル」
セリカ
「ふ……。つい、二人して本気を出し過ぎてしまいましたね。
……立てますか、ナイア公爵様?」
ナイア公爵 「うう……。はい……」
シルヴィウス
「……悪い。キミが本気だったから……
こっちもちょっと全力で抵抗しすぎたな…」
「……大丈夫だよ。
悪いようには絶対ならない……はずだ」
軽く肩を叩く…? 支える…?
ナイア公爵 「はい……ありがとう、ございます……」
KP/セリオ
君たちはナイアを支えながら、ログハウスを目指すだろう。
…………
ここからまだ長くなるため、七日目夜の部はこちらでお開きといたしましょう。
次回はログハウスへ向かうところから。
どうぞお楽しみに。
遅くまで大変お疲れ様でした。
シルヴィウス ふふ……いつの間にか三時だったな……
KP/セリオ (戦闘が熱すぎて切れませんでした、の札をさげる)
シルヴィウス
いやあ、熱かったな……
出目もなにもかも…
セリカ 本当に……ヒヤヒヤしたし……燃えたわ……
シルヴィウス
ふっふっふ……
いやというかこの時点でMPがすごいな…
余裕なのでは…(慢心
セリカ
ええ、シルヴィウスがかなり温存していていい感じね!
クリチケもこれだけあることだし……
シルヴィウス クリチケ……www クリチケの数面白いな…本当に…
KP/セリオ 本当に何なんですか……セリカさん……。
シルヴィウス マスカレに…愛されしもの…?
セリカ 生き残れとの女神様の思し召し……??
シルヴィウス
きっとそうに違いない……
そしてセリカは女神の化身なのだ…(?)
セリカ
?? なる……ほど…………??
公爵様と同類だった……????
シルヴィウス ふふふ……そんな可能性もあるな…?
シルヴィア キミはそれでいいのか…?
セリカ 嬉しそうにしているから、良いということなのでしょうか……?
シルヴィア
そう…なのかも?
まあ、言葉の綾だから、まるで という部分が重要なのだろう
それでいったらうちのセリオだって叡智に愛されし知恵の神の化身だからな…!(ドヤ
シルヴィウス ……???
KP/セリオ INTの話だったらセリカさんもそうだぞ、シルヴィア……
シルヴィア む…!? だ、だったら二人共化身でいいだろうっ!?
セリカ え、えーと……セリオさんと同類は少し嫌なので、知恵の神はお譲りしますね……
シルヴィア !! だそうだぞ!(?)
KP/セリオ
そうか。
……それはどうも、ありがとうございます。
……ちなみに100ファン回避失敗が当たっていたら倍ダメージでHP-22でした。
いくら瞬間防壁があるとはいえ、ね
セリカ …………そういうところですよ
シルヴィウス
直撃すると流石にあぶなかったな……
クリチケなし、瞬間防御も考えるとこのMPはちょうどいい塩梅なのかもしれないな
セリカ
そうね……
それもあるからクリチケを使うかどうか少し迷ったけど……
これだけあるなら、ね……(さらに2枚回収した音
シルヴィウス
まあ俺は使ってほしかったが…
ふふふふ…
セリカ
まだまだバトルが続く……予感がする(?)もの
温存できるものはしておかないと……
なんとなく瞬間防壁はメルドさんじゃなくてシルヴィウスが使いそうだなと思って……
シルヴィウス
!?? ふふ、うまくつかえるかな…?
たしかにキミにピンチが迫っていたとしたら俺が使うだろうな…
セリカ
そう……メルドさんが立てたフラグ(?)を回収されそうな予感がしたから……
クリチケを使ったわ……
シルヴィウス
ぬわは…… ありがとう。
お陰でオレの心が助かった…
セリカ 怖かったわね、肝を冷やして悪かったわ……(よしよし……
シルヴィウス
にゃーん(ごろごろ…
妙にセリカが狙われてたのも怖かったしな…
セリカ 後攻だから当たりやすいと判断された?(メタ……
シルヴィウス ふふふ…? DEXを見られていた…?
セリカ
KPを自称してるといえばそうだものね……
というのはともかく、シルヴィウスが作ってくれた隙を突く小賢しい戦法を読まれていた……といったところかしら
シルヴィウス
なるほど、ステータスを見る能力が…!
ライブラ!
そうだな、攻撃を読まれている感があった……
みんなに読まれてきてる…新しい戦術を考えないと…!
……あと2時間しかないが…
という感じで……今日もそろそろねむるか…
にゃも…
セリカ
にゃもにゃも……
今日も長い時間本当にありがとう。
ゆっくり休んでね。
シルヴィウス
ああ、こちらこそ。
長い時間KPをお疲れ様。
また明日会おう…!
それじゃあおやすみ、セリカ、けみかえるさん。
今日ばっかりは昔の夢をいっぱい見そうだな…
セリカ
ふふ、どんな夢を見られるか楽しみね。
それではまた明日……。
おやすみなさい、シルヴィウス、藺草さん。
セリカ 今日は出目が安定するといいのだけど……
KP/セリオ
もぐ……
ランチをいただいておりました。
大変お待たせいたしました。
シルヴィア ふふ……たくさん食べるのはいいことだ。
シルヴィウス
そうだぞ
美味しいものをいっぱい食べてくれ
KP/セリオ
ありがとうございます。(もっもっ……ごくん
それでは、本日が佳境でしょうか。
引き続きよろしくお願いいたします
KP/セリオ
クトゥルフ オブ ザ マスカレード 八日目昼の部。
再開いたしましょう。
セリカ よろしくお願いいたします。
シルヴィウス ああ、今日もよろしくおねがいします。
KP/セリオ 前回はナイアとの決闘に無事勝利し、彼をログハウスへ連れて行くよう促したところまででしたね。
シルヴィウス ああ、4人……5人で一緒にいこう
KP/セリオ さて、君たちがログハウスへ向かう途中、メルドがシルヴィウスさんの元へやってくる。
メルド
「やあ相棒、お疲れ様! おかげでナイア君が激おこする珍しい瞬間に立ち会えたよ!
いやぁ面白いものが見れた! ありがとうね」
シルヴィウス
「メルドさん……いや、あなたの助力がなければ今こうしていられるかも怪しかっただろう。
……ありがとう」
メルド
「ふふーん、それほどでも~あるけど! もっと讃えちゃって良いぜ?」
「……それと、これは頑張った君達へ、僕からの約束のご褒美。
僕にはもういらないものだから、好きに読んでいいよ」
KP/セリオ 彼は一冊の本を取り出すと、シルヴィウスさんのズボンのポケットにずぼ! と捩じ込む。
シルヴィウス 「ご褒美…? おわっ…!?」
メルド
「じゃあ僕はこれで。
さて、久しぶりに運動しすぎて疲れちゃったから僕はしばらくサボるね!」
「いつかまたどこかで会おう!」
「さよーなら」
KP/セリオ 彼はひらひらと手を振ると、まるで幽霊のごとく、空気に溶けるかのように消えていった。
シルヴィウス
「えっ…? あ、え…?
さ、さよ…?」
「……?」
違和感があるが言葉にできない…
セリカ 「あらシルヴィウス……メルドさんはご一緒されないのね」
シルヴィウス
「あ、ああ……疲れたから休むと……
消えてしまった」
「お礼にと言ってこれをくれたが…」
本を取り出しつつ…でもこれは後で読む?
KP/セリオ
君たちは【メルドの書】を手に入れる事ができました。
これを読むのであれば、1技能分の時間が消費されます。
後ほど……になりますかね。
シルヴィウス なるほど、後にしよう
セリカ
「そう……。約束だったとはいえ、唐突ね。
本当に風のような人だわ」
シルヴィウス
「そうだな……。
別れ際の態度が少し気になるが…」
「いや、ひとまず二人をログハウスに連れて行こう」
セリカ 「そうね……」
KP/セリオ
マリアが空中にカギをさして回すと、光の扉が現れる。
それを開き、君たちとナイアをそこへ招くと、ナイアはわずかに目を細めて、眼前に広がる暖かな木漏れ日と遠くに見えるログハウスを見つめた。
マリア 「こちらですわ。お兄様」
KP/セリオ マリアが先導し、ログハウスの前まで来ると、ナイアは少し眩しそうにログハウスを見上げた。
ナイア公爵 「中に、入ってもよろしいですか?」
マリア 「ええ。その為に連れてきたのですもの!」
シルヴィウス
「………」
うまくいくかな…?
KP/セリオ
マリアや君たち二人が頷くと、ナイアは少し躊躇うかのようにドアノブに手をかけ、中に入っていく。
おそろいのマグカップ、2対の皿、2人分の生活雑貨。
そして二階の寝室へ入ると、酷い惨状になっている部屋を見まわして、ぼろぼろになった机に静かに手を這わせると、懐かしそうに語り始めた。
ナイア公爵
「ああ……思い出しました。あの日のこと。
私は自分の妹を手に掛けるべく、この机で手紙をしたため、彼女の部屋の枕元に置いたのです」
「そして朝になり、彼女が私の部屋に入ってきた時、私は彼女の首を刎ねようとしました。
……ですが、出来なかった。私が振るった一閃は、彼女の首の数センチ前で勝手に止まってしまったのです」
「その隙を突かれて私は彼女に倒され、力のほとんどを持っていかれました。
それでも、私は妹を手に掛けるべく、あの舞踏会を作り上げた」
「それにも拘らず、私の中の彼女との思い出が、私の最後の決意をブレさせるのです。
だから、私はメルドに頼んで、妹を消す為に『彼女の過ごした日々』を忘れ去りました」
「それなのに……ああ、思い出せたことがこんなにも嬉しい。
私は、なんてものを忘れてしまっていたのでしょうか」
KP/セリオ 彼が苦しそうに胸を押さえると、そっとその手を覆うかのようにマリアが両手をナイアの胸に当てた。
マリア
「お兄様。確かに、私達は神にも人にもなれない出来損ないの存在です。
人の持つ心の重さにつぶされてしまう日もあるでしょう」
「けれども、もし耐えられなくなりましたら、どうかマリアにも相談してくださいまし。
なんたって、私、お兄様の妹ですので!」
KP/セリオ 彼はそれを聞くと、静かに口元を緩めて、自分のつけていた仮面を外した。
ナイア
「やはり、君は私などより強いねマリア。
……不甲斐ない兄で、ごめんね」
マリア
「そんなことないわ。
素敵なお兄様をもって、マリアは幸せ者です」
KP/セリオ
彼はマリアを優しく抱き寄せ、静かに頭をなでる。
それが嬉しいのか、マリアは満面の笑みで大好きな兄に頭を預けた。
そんな中、ナイアはちらりと横目で君たちを見るだろう。
ナイア
「お人よしですね、貴方たちは。
私が貴方たちを利用しようとしていたことくらい、気づいているでしょうに」
KP/セリオ
彼はそう言うと、人懐っこく笑みを浮かべる。
その笑みは、仮面も建前も何も張り付けていない、彼の本来の表情だった。
シルヴィウス
「……まあ、そうかもしれないな、とは思っていたよ」
「でも利用する……だけじゃない、他にもたくさんのことをしてくれたよ、キミは」
「キミた……偽りの仮面を貼り付けてたのだとしても、俺たちは楽しかったから……それは嘘にはならないし」
「それに今、とても嬉しい。
二人が仲直りしたのを見届けることができて。それで全部チャラだ」
セリカ
セリカ 怪文書を送ってしまったわ……なんでもないのよ
シルヴィウス ふふふふふ……わかったよ
セリカ RPが好き………………(拝)(再放送)
ナイア 「ふふ……この一日、マリア共々見守ってくれていたのは貴方たちの方でしたか」
シルヴィウス 「見守るなんて大層な感じじゃないけど……そうだな。目が離せなかったという点では」
セリカ
「そうですね。私たちがお人好しというよりは、放っておけない人たちでしたから。
……きちんと最後まで見届けたいわ。ねえ、マリア、もうひとつ見せたいものがあるでしょう?」
マリア 「そうでしたわ! お兄様、こちらを受け取ってくださいまし」
KP/セリオ
マリアはシルヴィウスさんが繋ぎ合わせてくれたクッキーをナイアに差し出す。
彼はそのメッセージに目を落とし、ふ、とまた表情を綻ばせるのであった。
ナイア
「ありがとう、マリア。
……それから、……お二人も、本当にありがとうございます。えっと……」
シルヴィウス 「ああ。………?」
マリア
「ふふ。改めて自己紹介といたしましょうか」
「私は、お兄様の妹の、マリアですわ!」
ナイア
「ああ……ふふ、はい。
私は、マリアの兄の、ナイアです」
シルヴィウス
「……! そういうことか」
「俺は……シルヴィウス。
……セリカの主であり、友であり、家族の……シルヴィウスだ」
セリカ
「!」
「改めまして、セリカと申します。
シルヴィウスの、従者にして友、……そして家族の、セリカです」
マリア 「シルヴィウスもセリカも、私の大切なお友達ですわ!」
ナイア 「シルヴィウスさん、セリカさん……」
マリア
「あらあら、お兄様もお友達なのでしょう?
親しみを込めて、シルヴィウス、セリカ、とお呼びしてはいかが? お二人はどうかしら?」
シルヴィウス
「ああ、全然構わない。
親しい呼び方で……俺もキミをナイアと呼んでも?」
ナイア 「! ええ、勿論、構いません」
セリカ
「私も、構いません、……
……いえ、寧ろ歓迎するわ、ナイア」
ナイア
「ありがとうございます。
……では改めて、シルヴィウス、セリカ」
「お礼になるようなものはないのですが……代わりにこれを。
私とマリアの縁を再びつないでくださった、お二人に」
KP/セリオ そう言ってナイアは、魔術【黄金鍵盤】を君たちへ授けてくれる。
KP/セリオ
魔術【黄金鍵盤】※シナリオ内限定
コスト:MP1
概要 :目の前に光の鍵盤を出現させ、その場で演奏をすることが出来る。
楽譜さえあればどんなものでも完璧に弾くことが出来る。
シルヴィウス 「……ありがとう。これは……ピアノ?」
ナイア 「ええ。楽譜さえあれば、どこでも、どんな曲でも完璧に演奏することのできる魔術です」
シルヴィウス
「へえ…それは凄いな。
後でやってみようかな?」
セリカ
「ありがとうナイア。
何かいい曲が無いか、楽譜を探しに行きたいわね」
シルヴィウス
「楽譜かあ……
メルドさんが持ってるかな?」
セリカ
「そうね……天才音楽家なら楽譜なんてなくても演奏ができる……?
それとも、秘蔵の楽譜を持っていたりして……?」
ナイア
「後で私からも聞いてみましょう。
彼にもいろいろと話をする必要がありそうだ」
シルヴィウス
「……! それがいい。
そうと決まったら戻らないとな……休むって言ってたけど…… 控室とかかな?」
ナイア
「ええ、戻って、遅ればせながら最後の舞踏会を再開しましょう。
聞こえているなら、メルドも演奏へ来るでしょうから」
シルヴィウス 「それもそうだ、聞こえてるんだったな」
セリカ 「メルドさんは、いつでもどこでも魔術でパッと現れるものね」
マリア
「メディもきっと張り切って演奏してくれるわね。
最後の舞踏会、楽しみですわ!」
KP/セリオ
君たちは胸を膨らませつつ、ログハウスを後にする。
その後、少し離れたところから金色の光がちらりと舞った。
謎の少女 「…………」
KP/セリオ
そこには、舞踏会で出会った少女が微笑んでその光景を見ていた。
しかし、君たちがまばたきをした瞬間、その姿は消え去ってしまうだろう。
シルヴィウス 「……あれ? 彼女は…… あれっ?」
セリカ 「! シルヴィウスも見えた……? 消えてしまったわね……」
シルヴィウス
「……ああ。
……ずっと見てたのかな…」
「彼女の名前も見つけ出さなきゃ……
そうだ、まだ全部探し終わってないんだった」
セリカ
「そうね。名前が分かってから、忘却の星籠へ……との事だったわね。
次の舞踏会が終わったら、探してみましょうか」
KP/セリオ
さて、これにて、【マリア&ナイア複合イベント】クリアです。
おめでとうございます。
今後、ナイアはマリアとずっと一緒に居るようになる。
かなりのシスコンだと思われるかもしれない。
一方で、君たちへは敬愛と信頼を持って接するだろう。
193 ニコ……
KP/セリオ にゃーん様が微笑んでいらっしゃる……にこ……
193 ふふ……良かったなあって
KP/セリオ
また、新たな一歩を踏み出すきっかけとして「本当の人間にはなれないが、自分達兄妹に人間としての名前を付けて欲しい」と頼んでくる。
君たちが「彼らは人間だ」という認識を持って名付けるなら、彼らは「邪神」などに変貌しない。
KP/セリオ
【舞踏会場】
時刻は22時30分ごろ。
ナイアがもう数少ない参加者を集め、仕切り直しと言う事で4回目の舞踏会が始まろうとしている。
ナイア
「少し遅れてしまいましたが、4回目……
最後の舞踏会を、始めましょうか」
マリア 「そういえば、シルヴィウスとセリカはせっかくお二人でいらしたのに、この舞踏会へ来てから一度も一緒に踊られてませんわね」
シルヴィウス 「……! そうだ、そうだよ……!」
セリカ 「え……? それは確かにそう、だけれど……」
シルヴィウス
「なんだかんだで機会を逸していたな……。
最後になってしまったが……」
「……セリカ、よろしければ俺と一緒に踊ってくれませんか?」
「……ホントはずっとこう言いたかったんだ」
セリカ
「…………! そ、そんな…………そんなこと、って……」
「あ、の……嬉しいわ…………!
私もずっと……貴方と踊れたらと思っていたから……」
「だから……私の方こそ。
私でよろしければ、喜んで。シルヴィウス」
シルヴィウス
「えっ」
「う、嬉しい…? 喜んで……??
本当に…?」
「そ……そっか……!」
セリカ (かわいい……顔が良い……)
シルヴィウス
「やった! 嬉しいよ!
頑張ってエスコートするから…!」
差し出された手をギュッと握る。
セリカ
「わ……」
「ええ、お願いするわ……!」
握られた手をそっと握り返す
シルヴィウス
「あっ、ご、ごめん。
強く握りすぎちゃっ ………」
「……うん」
KP/セリオ どちらともなく舞踏会場の中央へと歩き出した君たちを、2階から見守っていたナイアはふ……と目を細めた後、会場内の人々へ呼びかける。
ナイア
「それでは皆様大変お待たせいたしました。
今宵、最後の舞踏会を始めさせていただきます」
KP/セリオ
しかし、演奏が始まらない。
ピアノの前に、いつも居るはずのメルドの姿は無かった。
ナイア
「おや……困りましたね。
しかし、これ以上お待たせするのも忍びない。私の演奏で始めましょう」
シルヴィウス 「……?」
マリア 「お兄様、私もおそばで演奏を聞いていますわ」
KP/セリオ
ナイアは頷くと、【黄金鍵盤】を使って演奏を始めた。
すっかりがらんとした会場内で、数組のペアが踊り始めるだろう。
マリアはナイアの傍らで会場を見下ろし、君たちの踊りを見守っている。
お二人は補正なしの【芸術:ダンス】をどうぞ。
シルヴィウス CCB<=5+60 【芸術(ダンス)】 (1D100<=65) > 64 > 成功
セリカ CCB<=65 【芸術(ダンス)】 (1D100<=65) > 25 > 成功
シルヴィウス やった~!! やった!
セリカ よかった……!!
KP/セリオ
君たちは手を取り合い、見つめ合いながら踊り始めた。
息の合った完璧な立ち回りを魅せ、互いを尊重しつつも大胆な力で見せ場を作る。
森の陽光と海の月光とが交わるような光をほのかに纏いながら
優雅にステップを踏む姿は、会場内の誰よりも輝き、注目を集めることだろう。
しかし、ほかの何者の視線も気にならないほど
君たちはまるで君たちだけの世界で踊っているような心地を覚える。
シルヴィウス
「……! セリカ。
マリアやあの少女と踊っている姿も素敵だったけど……
こうして一緒に踊っているとより一層……綺麗だよ」
「……なんだか夢みたいだ…」
セリカ
「そんな、シルヴィウスこそ……!
私がいつも隣にいて、誰よりも貴方の事を知っているつもりだったけれど……」
「また貴方の素敵な一面を知ってしまったわ。
……どうしましょう……」
「…………ふふ、夢ではないわ、シルヴィウス。
こうして今、貴方と踊る事ができて……私、とても幸せよ」
シルヴィウス
「えっと……
いや、ここは俺を褒めるべきところじゃ……」
うれしいけど視線がうろうろうろ…
「……でも、幸せだと思ってくれたなら……
俺も幸せだよ、セリカ」
「どうなることかと思ったけどキミと……この場所にかられてよかった」
接近したタイミングで額をコツンとぶつける…?
セリカ
「ひゃ、……」
「……ええ、本当に。シルヴィウスとこうして駆け抜けて、踊ることまで出来て……
貴方となら、何処へでだって行けてしまうかもしれないわね」
セリカ
願わくはずっとこうして、踊っていられたら……
貴方のそばにいられたらいいのにと思うわ……
シルヴィウス
「……ふふ。
ほんとうだ……。俺も、キミとなら…セリカ。
天国だって冥界にだって行けそうな気がするよ」
「……セリカ、あの……」
セリカ 「? どうしたの、シルヴィウス?」
シルヴィウス
「もし、二人で無事に帰り着くことができたら、その……」
「……… ………うぐ」
「き、聞いてほしいことがあるんだ…」
シルヴィウス 死亡フラグかなと思ったけどこれも十分死亡フラグだな
セリカ これで死んだらもっと悲しいことになる死亡フラグね、ふふ……
セリカ
「聞いてほしいこと? ええ勿論、構わないけれど……」
「……無事に帰り着けたら、士官学校もいよいよ卒業ね……」
シルヴィウス
「……ああ。そうなるな」
「どうなるにせよ……俺も色々頑張らないと」
セリカ
「あら、努力家なのは貴方の美徳だけれど、そんなに気負う必要も無いのよ。
貴方なら、どこへ行っても何になろうとも、輝けるはずだもの」
シルヴィウス
「……ありがとう。
いや、うん……でも、こればっかりは……ふう……」
「やっぱりどうしても、気合を入れないと……」
セリカの顔をジッ……
セリカ
「そ、そんなに大変な事を抱えてらっしゃるの……? くれぐれも無理はしないでちょうだいね?
私も力になれる事があれば、サポートするわ……?」
じっ……? 見つめ返す……?
シルヴィウス
「……………うん」
「もちろん、頼りにしているよ」
KP/セリオ
君たちはそうして、寄り添いながら踊り続ける。
お二人で踊り、お二人とも【芸術:ダンス】に成功されたので、MP+10をどうぞ。
system
[ セリカ ] MP : 39 → 49
[ シルヴィウス ] MP : 59 → 69
KP/セリオ ナイアの演奏がラストスパートを迎えるにつれて、わずかに残っていた他の参加者たちも皆、黄金の星屑となって消えていく。
シルヴィウス 「……みんな……いなくなってしまったね」
セリカ 「ええ……寂しくなってしまったわ」
KP/セリオ
がらんとした会場内。
そこに足音を響かせて、ナイア──
否、彼によく似た何者かが、君たちに近付いてきた。
シルヴィウス 「……!? ナ、ナイア…?」
KP/セリオ
思わず2階に目線をやるならば、ナイアはマリアのそばで演奏を続けている。
それでは目の前の彼は一体何者なのか。
???
「探索者諸君、宿題の答えは見つかったかい?
まずは聞かせてもらおうか、『神と人を隔てるもの』とは何か」
セリカ
「宿題……」
シルヴィウスの方を不安そうに見遣る。
シルヴィウス
「……書庫にあった本の事を言っているのか?」
セリカの方を安心させるようにみて、背後に隠す…?
「それならば……答えは『感情』だ」
???
「ご名答。答えは『感情』さ。
『心』と言い換えたほうがロマンチックかな?」
「神には、人間の持つ喜怒哀楽がない」
「『生を喜び、死を悲しみ、悪を憎み、人を愛する。』
――それが許されるのは、人間だけの特権だからね」
「だからこそ、神々は理解できないその心とやらに興味を持ち
弄り、壊し、殺して、人間の真似事をして『楽しもうとする』んだ」
「君達がインターネットで動画や映画を見て楽しむように
私達は転がして躍らせた人間の愉快痛快な物語に、ありもしない心をときめかせるのさ」
KP/セリオ ここでお二人は【目星】をどうぞ。
シルヴィウス CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 48 > 成功
セリカ CCB<=75 【目星】 (1D100<=75) > 37 > 成功
KP/セリオ
彼の顔にノイズが走る。
そのノイズが走った一瞬、彼の顔が広大な宇宙の果てと繋がったかのように、暗い星々が散りばめられた光景が広がっている。
そして、無限に広がるその宇宙の果てを切り裂くように
浮かぶ三つの燃えるような赤い瞳が君たちの顔を覗き込んでいた。
SANc 1d3/1d8
セリカ CCB<=62 【SANチェック】 (1D100<=62) > 96 > 致命的失敗
シルヴィウス CCB<=48 【SANチェック】 (1D100<=48) > 9 > スペシャル
セリカ 1d8 (1D8) > 2
シルヴィウス
はっ… はわ… せ、セリカ…
よかった…
シルヴィウス 1d3 (1D3) > 2
system
[ セリカ ] SAN : 62 → 60
[ シルヴィウス ] SAN : 48 → 46
セリカ あ、あぶな……
セリカ 「えっ……今、のは……」
シルヴィウス
「………!
あなたは……ナイアじゃない。
なら一体、誰なんだ?」
???
「おやおや、一体誰とは……
ここまで探索を進めてきた君たちならもう分かっているのでないかな?」
「それにしても、探索者諸君にはもっと私の掌で踊ってもらわないと困るね。
せっかく来たのだから、ゆっくり踊っていってくれよ」
KP/セリオ
さて。
ここで、舞踏会にいたナイア公爵が別人だと確信したお二人は
更にSANc 1/1d6です。
シルヴィウス CCB<=46 【SANチェック】 (1D100<=46) > 45 > 成功
セリカ
CCB<=60 【SANチェック】 (1D100<=60) > 85 > 失敗
1d6 (1D6) > 5
system
[ シルヴィウス ] SAN : 46 → 45
[ セリカ ] SAN : 60 → 55
KP/セリオ セリカさんは【アイデア】をどうぞ。
シルヴィウス のわぁ…!
セリカ CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 3 > 決定的成功/スペシャル
KP/セリオ
……そうですね、よくわかりましたね。
クリチケをどうぞ。
system [ セリカ ] CT : 9 → 10
シルヴィウス ついに二桁に…
KP/セリオ
それではセリカさんは一時的狂気ですね。
1d10を振るか、何か陥りたい狂気があればご申告を。
セリカ
振ります……
1d10 (1D10) > 3
KP/セリオ 3.肉体的なヒステリーあるいは感情の噴出(大笑い、大泣きなど)
シルヴィウス
のわ……
肉体的なヒステリー…?
セリカ
むずかしい……
解離性障害(ヒステリー)
心的外傷への自己防衛として、自己同一性を失う神経症の一種。
自分が誰か理解不能になったり、複数の自己を持ったりする病気。
肉体的な……???
シルヴィウス ううむ……なるほど、震えるとか発作的な痙攣とか…そういうことかな……
セリカ 「そ、んな……あ、あなたが、ナイアでなくて、……だとしたら……??」
シルヴィウス 「……セリカ?」
セリカ
「……それなら、
…………わ、わたし、は、……だ、れ…………?」
泣きながら震えている
???
「おっと……折角仮面が外れたのに、また自分の事が分からなくなってしまったのかい?
今のうちからそのように狂気を抱えて、果たして最後まで持つかな?」
シルヴィウス
「セリカ……!!
キミは……キミは、セリカだ…!」
駆け寄ってナイア公爵(?)が見えないように抱きしめるよ
「……黙れ、何をするつもりだ…!」
セリカ
「! シルヴィウス! わたしは、……セリ、カ……?」
違和感を覚えながら縋りついている
???
「はは。あちらが私のフリをしていただけに過ぎないのに、とんだ言いがかりだな。
……まあいいさ、12時の鐘が鳴るまでは、私も楽しませてもらうとしよう」
KP/セリオ 男の姿は闇に溶け、影と化して消えていく。
シルヴィウス
「…消え……」
いや……今はセリカだ……。
落ち着くまで抱きしめていよう…
KP/セリオ セリカさんの一時的狂気はここで解除していただいて構いません。
セリカ 「……ん、シルヴィウス、……私、どうなって……?」
シルヴィウス
「……セリカ、大丈夫だ。
大丈夫……」ぎゅーっ…
セリカ
「ごめんなさい、急におかしな事を口走ってしま、…………」
強く抱き締められて口を噤む。
シルヴィウス
「いいや。
……もう、あいつはいなくなったよ」
「……何なんだろう、あいつ。
言っていることが本当なら…あいつは……」
「……不用意に名前は呼ばないほうがいいか」
セリカ
「……そうね……。文献通りの存在なら……
何が起きるか、分からないわ……」
「……ありがとうシルヴィウス、心配かけさせてしまったわね。
もう大丈夫よ……」
シルヴィウス
「……うん……
本当にもう大丈夫?」
体を離しつつ顔色をよく見る
セリカ
「ええ、この通りよ。シルヴィウスがそばに居てくれたお陰ね」
微笑み返す頬に血色が戻る。
KP/セリオ やがて演奏が終わり、君たちが落ち着いた頃、マリアとナイアが近付いてくる。
マリア
「シルヴィウス、セリカ! とっても素敵な踊りだったわ!
私、思わず見惚れてしまっていたくらい……!」
シルヴィウス 「マリア……ありがとう」
セリカ
「ありがとう、マリア。
ダンスの師である貴方を楽しませることができたなら何よりだわ」
マリア
「それにしても、メディはどこへ行ってしまったのでしょう。
お兄様が演奏中に魔術で探しておいででしたけれど、見つかりまして?」
ナイア
「いや。会場のどこを探しても見当たらないよ。
恐らく、彼の得意な魔術で私にも分からないように姿を消しているのでしょう」
KP/セリオ ナイアは君たちの方へ向き直る。
ナイア
「シルヴィウス、セリカ、不躾ながら、お二人にお願いがございます。
うちのスタッフ……メルドを探していただきたいのです」
「彼は確かに、今までも仕事をサボることはありましたが
舞踏会の演奏をサボるような真似だけはしませんでした」
「今の私の力では、本気で姿を消したメルドを探すことは不可能に近い。
それに彼は非常に耳がいい。この舞踏会場内なら、誰がどこで何を話しているのかさえ筒抜けでしょう」
「ですので、私の代わりにメルドを探して頂けませんか?
何を企んでいるかは知りませんが、嫌な予感がするのです」
シルヴィウス
「メルドさんが…… あ、ああ、それは…構わないが…」
「……キミに見つけられない彼を、俺たちが見つけられるかどうか…」
セリカ 「ええ、ナイアでも見つけられないほど、本気で隠れているなんて……何かあったのかしら?」
セリカ 同じような事を言ったわね……ふふ
シルヴィウス ふふふ、シンクロしているな
ナイア
「もちろん、お二人にまだやる事が残っているならばそちらを優先してもらって構いません。
見つかりましたら、どうぞお知らせを」
マリア 「私もこっそり探してみるわ。それでは、また後ほど」
KP/セリオ 君たちはナイア、マリアと別れて舞踏会場内を探すことになるだろう。
シルヴィウス
「わかった。
気になることはあるが……メルドさんのことも心配だ。
探してみるよ」
探しにいってみよう……の前に本を読むべきかな…?
KP/セリオ
そうですね。
ではシルヴィウスさんとセリカさんは、メルドから貰った本に改めて目を通す。
system
[ KP/セリオ ] シルヴィウス : 0 → 5
[ KP/セリオ ] セリカ : 0 → 5
[ KP/セリオ ] シルヴィウス : 5 → 4
[ KP/セリオ ] セリカ : 5 → 4
KP/セリオ
【メルドの書】
「黄金の勲章」という項目に、メルドの書の裏に描かれた黄金のタコのような紋章について書かれていた。
これは地球上に存在しない冥界の神との繋がりを示す紋章らしく
かつて「黄金と宝石の神」と呼ばれた黄金のタコの頭を持つ神から人々へ伝え渡ったとされる。
しかし、今はその「黄金と宝石の神」に関する書物はすべて捨てられてしまい一切無くなってしまっているようだ。
唯一分かるのは、この偉大なる神に認められた善なる者が
「冥界」にてかの神を称える言葉を告げることで、神が姿を現すということである。
フリーメイソン内ではいくつか使用方法があるようで、白い陶磁器にその勲章を描き、冥界の近しいところに置くことで
冥界からの力を借りて悪霊や邪神が湧かないように結界を張ることが出来るという。
しかし陶磁器が破壊されれば効果はたちまち薄れてしまい
そればかりか近くにいる悪しきものにその存在を知られ、自身が悪しきものに見つかる可能性がある。
シルヴィウス
「黄金と宝石の神……
庭園にあったあの円盤の絵はその神の絵だったのか…」
セリカ
「舞踏会場を守るものとメルドさんはおっしゃっていたけれど、ひび割れ……
大丈夫かしら……」
KP/セリオ
さて、改めてメルドを探すならば、メルドの居そうな場所をどちらかお一人に宣言していただきます。
そこで見つかるかどうかの判定をこちらで行いますので、お考えください。
場所や行動次第では、判定に補正がつく場合もございます。
シルヴィウス
なるほど……わかった。
探してみよう。……といっても、メルドさんがいそうな場所か…
んんん……? 改めていつもはどこにいるのかみたいなのはわからないな……
控室…?
KP/セリオ
では、君たちはメルドと初めて出会った控室に移動する。
改めて見ても豪奢な部屋だが、今は誰もいないがらんとした空間で、どこか物寂しさを覚えるだろう。
シルヴィウス
「……疲れたから休むと言っていたが……
控室にいるだろうか?」
セリカ
「誰も居ない……みたいだけれど
魔術で隠れているのだとしたら見えないようにしているだけかしら……?」
シルヴィウス
「魔術……」
も…物見のレンズ…?
KP/セリオ
ここで何かしたい行動があれば行動後、KPが判定を行います。
その判定に成功次第、【物見のレンズ】を使用する事で見つける事ができるでしょう。
ただし、失敗した場合は1技能分の時間が消費されます。
シルヴィウス
やりたい行動……といっても……
名前を読んでみるしかない…
「……メルドさーん?
ナイアとマリアが探しているが…どこに隠れているんだ?
何かあったのか?」
KP/セリオ
……返事は無い。
こちらで判定をするということでよろしいでしょうか。
シルヴィウス ぬ…… ミルクチョココロネを使用したほうがいいかな…?
KP/セリオ
ふふ、どちらでも……。
技能時間にはまだ余裕がございますね。
シルヴィウス
実はいっぱい作れる(6個
なるほど……では初回は呼びかけで…判定してみるか…
シルヴィウス ……ああ、頼む
KP/セリオ
承知いたしました。
SCCB<=60 【メルド探し/シルヴィウスさんの幸運】 (1D100<=60) > 65 > 失敗
【物見のレンズ】も反応していない。
どうやら此処には居ないようだ。
system [ KP/セリオ ] シルヴィウス : 4 → 3
シルヴィウス 「……ここにはいないみたいだ」
KP/セリオ 惜しかった……
シルヴィウス ふふ…そうだったか… 残念。
セリカ 「そうね……お返事も無ければ、レンズも反応していないわ……」
KP/セリオ
場所を移す必要があるでしょう。
次はどちらへ向かいますか?
シルヴィウス
「……どこにでもいるような気がするけど、一体どこにいるんだろうか……。
セリカ、キミは心当たりなにかないかな」
セリカ
「そうね、心当たり……。呼んだら現れるイメージしかなかったから……」
choice 舞踏会場 廊下 大食堂 庭園 キッチン 書庫 (choice 舞踏会場 廊下 大食堂 庭園 キッチン 書庫) > 廊下
セリカ ……????
シルヴィウス ん…? ふふふ、いろんな部屋に声が通りやすいと思ったのかもしれないよ
セリカ
「執務室の前の……2Fの廊下とか?
書庫ではないけれど、本とかも色々あったし……」
シルヴィウス
「なるほど……良さそうだな。
行ってみよう」
KP/セリオ
2F廊下にもやはり人はいない。
参加客が君たちを除いて全員星屑と化したのだから、当然といえばそうかもしれない。
また、メルドの名前を呼んでも返事は無いだろう。
こちらで何か行動はございますか。
シルヴィウス
こうどう……
ミルクチョココロネ…?(すぐ魔術使おうとする
セリカ ふふ……
セリカ
【アイデア】で何か……
取っ掛かりになりそうなことを思いつくかどうかやってみる……?
KP/セリオ
そうですね、そちらに行動消費はありません。
お二人とも振ってみましょうか。
セリカ CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 55 > 成功
シルヴィウス CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 5 > 決定的成功/スペシャル
シルヴィウス ほ、ほわ…
セリカ !!!!
KP/セリオ 素晴らしいですね。クリチケをどうぞ。
シルヴィウス あ……ありがとう
system [ シルヴィウス ] CT : 2 → 3
KP/セリオ では、お二人は……特にシルヴィウスさんは、ずっと頭の中で考えていたメルドの発言を改めて思い起こす。
メルド
『チョココロネが転がっていたら、そりゃ犬のように飛びついちゃうのさ!
特に、ミルクチョコならね!』
シルヴィウス 「……チョココロネ…」
KP/セリオ
君たちはメルドから貰ったガレットデロワをたくさん持っている。
これを呪文【メルド】で、ミルクチョコ味のチョココロネに変えればいいのではないか……?
そう、思い至り、シルヴィウスさんは確信するだろう。
あの人は、絶対に来る、と。
シルヴィウス 確信したのか……ふふふ
KP/セリオ ふふ、クリティカルですからね。
シルヴィウス
ふふふ……そうか。
……ふむ、やってみよう
「そういえばもらったガレットデロワ……これをチョココロネに変えればもしかして…」
セリカ 「! 巨大チョココロネの時みたいに、来てくださるかしら……!」
KP/セリオ ガレロワを1消費、MP-1で呪文をどうぞ。
system
[ シルヴィウス ] ガレロワ : 2 → 1
[ シルヴィウス ] MP : 69 → 68
シルヴィウス
「えっと……メールドッ っだっけ?」
ゆびをくるっとしながら…?
KP/セリオ
ガレットデロワは見事に、美味しそうなミルクチョコ味のチョココロネへと姿を変えるだろう。
それでは、ここで判定を行います。
S1d100 メルド探し/自動成功 (1D100) > 89
シルヴィウスさんがチョココロネを出したと同時に、何者かの気配が動いたのを感じる。
姿を見ることはできないが、【物見のレンズ】がほのかに輝きを帯びるだろう。
【物見のレンズ】を使用する場合はMP-1をどうぞ。
シルヴィウス 「……!」おどろきつつ……騒いでさとられないように物見のレンズを使ってみよう
system [ シルヴィウス ] MP : 68 → 67
KP/セリオ
シルヴィウスさんが【物見のレンズ】を使うと、お二人にメルドの姿が見えるようになる。
ちょうど、彼がポケットナイフを自分の首に当てているところだった。
シルヴィウス 「……メルドさ…… メルドさん!?!??」こ、混乱…
セリカ 「! メルドさん!?」
シルヴィウス と、止めよう! 止める…!
KP/セリオ お二人が止めに入るのなら、自動成功で止められる。
シルヴィウス ほっ…
セリカ
「一体何をなさっているんですか!」
一緒に止めましょう
シルヴィウス
「馬鹿なことを……どうして…」
ナイフを遠くにペチー…っ?
メルド 「いてっ! 冗談、冗談だってば!」
シルヴィウス 「冗談…? 趣味が悪いな」
セリカ 「やっていい冗談といけない冗談があります……!」
メルド
「もー、そんなムキにならないでってば。
どうせ死ねないんだからさ!」
シルヴィウス 「死ねない…?」
メルド
「そ。『自分で死ぬ』ことはできないんだよねー。
僕、一度『自分に殺されてる』から☆」
「ナイフはただのドッキリさ!」
シルヴィウス
「……たちが悪いな……。
そんなドッキリを俺たちに見せて一体どうしようと言うんだ」
メルド
「良いかい、前にも相棒には言ったと思うけど、僕は本物のモーツァルトじゃない」
「モーツァルトの魂の半分であり、亡霊以下の存在なんだよ」
「亡霊以下の存在は人間と見なされない。帰天することが出来ないんだよ。
永遠に存在し続けるか、さっさと消え去るしか道はないのさ」
シルヴィウス
「……何…?」
「それじゃあ… ………でも…」
メルド
「僕はもう諦めてるけど、どうにかするなら『冥界の神様』にでもお願いするしかないんじゃないかな?」
「冥界の神様なんて居ないけどね!
そんなの信じるなんて、ネバーランドがあるって信じるようなもんだぜ?」
セリカ 「冥界の神様……いただいた本にも書かれていた、あの」
シルヴィウス
「ネバーランドがあると信じたっていいだろう。
……ああ、あなたにもらった本を読んだが……あれこそが冥界の神なんじゃないのか?
あなただってかつてはそれを信じていたのでは」
メルド 「へえ~、ロマンチストだね君たち! そんなの作り話だって!」
シルヴィウス
「……書庫にも似たような本が…
………作り話……」
メルド
「魔術は決して万能じゃない。
魔術でだって、どうにもできない事はあるんだよ」
セリカ 「それでも……冥界の神様でなくとも、他に何か道があるかもしれません……」
シルヴィウス
「そうだ。……他の方法……何か手がかりは……」
思い出そうとしている…?
メルド
「え、何、本気でどうにかしようと思ってんの……?
僕の目的……『ナイア君を怒らせる』ことは達成してること、分かってる?」
「僕としては、あとはキミたちが門から帰るのを待つだけなんだけど。
とっとと帰ってくんないかな」
シルヴィウス 「………」
セリカ 「そんな……そんな、心にも無い事を……」
メルド 「心にもない事を言ってたのは、寧ろ今までさ」
シルヴィウス めちょ…
セリカ よちち……(?
メルド
「……あれっ、もしかして、僕の事友達だと思っちゃった?
ごめんねー勘違いさせちゃって!」
シルヴィウス
「友達とまでは思ってないが……」
「……少しは仲良くなれたかと……」
メルド
「それなら尚更分かるだろう? 僕たちはあくまで、スタッフとお客さんだ。
舞踏会が終わったら帰るのがお客さんだろ」
「いつまでも居られると、こっちとしては迷惑なんだよ」
シルヴィウス 友達と(自分が勘違いする)までのことは思ってないが…… という…
セリカ 「…………」
KP/セリオ ふー……と、メルドは深いため息をつく。
メルド 「それじゃ僕はこれ以上無駄話に付き合ってる暇ないから、じゃあね」
KP/セリオ
そう言い放つと、メルドは空気に溶けるかのように消えて行く。
もう一度探しても、姿を現すことはないだろう。
シルヴィウス 「あっ…… ………消えてしまった…」
セリカ 「気配まで、もう無いわ…………」
KP/セリオ 君たちが呆然とメルドを見送っていると、シルヴィウスさんが持っていた【メルドの書】がほのかな光を放っていた。
セリカ 「! シルヴィウス、メルドさんからいただいた本が……!」
シルヴィウス
「……! 光ってる!」
本を取り出してみよう
KP/セリオ 舞踏会で出会った少女が強化してくれた【物見のレンズ】を使う事で、表紙の紋章に隠されたものを見ることができるだろう。
シルヴィウス 物見のレンズ……使ってみよう
system [ シルヴィウス ] MP : 67 → 66
KP/セリオ レンズで表紙を見ると、金色の文字で次のような祝詞が浮かび上がった。
KP/セリオ
祝詞【Kthanid(読み方が分からない)】
あぁ我らが「Kthanid」
黄金と宝石の王よ
我が善性は試された
我が可能性は示された
いざ忘却されし星々が眠る地より
御身を我が前に見せ給え
あぁ人々を導く偉大なる「Kthanid」よ
星を逝く英雄の行く末に今こそ道は開かれん
KP/セリオ
君たちは祝詞「Kthanid」を獲得することが出来る。
しかし、肝心の神の名が読めない。
この神に関する情報や読み方は既に「この世にはない」ことが分かるだろう。
シルヴィウス
「……これは……?
これが、名前か……なんて読むんだろう…」
セリカ
「ええ。読み方が分からないのでは、呼ぶことが出来ないわね……。
でも、それさえ分かれば……もしかしたら……?」
シルヴィウス
「……忘れられた名前……
もしかして、忘却の星籠に…?」
セリカ
「そうね……そうだわ……!
探してみる価値はあると思うわ」
シルヴィウス
「ああ、行ってみよう…!
はやく見つけなくちゃ…!」残り時間をみながら
KP/セリオ
君たちは急ぎ、忘却の星籠へ向かう。
忘却の星籠は、寂しく静まり返っていた。
忘れられた名前を探す場合は、【図書館】をお振りください。
セリカ まずは私が振ってみましょう。
system [ KP/セリオ ] セリカ : 4 → 3
セリカ CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 85 > 失敗
セリカ ぴゃ……
シルヴィウス
のわ…!! 惜しい…
よしよし…
セリカ くた…………
シルヴィウス
ああ、セリカが暑さにやられて…(?)
水をかけてあげなくちゃ…(???)
セリカ ぴ……ち……
シルヴィウス かわいい…
KP/セリオ
降り積もる悲しい記憶に再び触れて、セリカさんには上手く見つけることができなかったようだ。
技能時間消費でシルヴィウスさんがお振りになることも、再挑戦することもできます。
シルヴィウス
残り時間…(震
よし、俺も振ってみよう
system [ KP/セリオ ] シルヴィウス : 3 → 2
シルヴィウス CCB<=75 【図書館】 (1D100<=75) > 42 > 成功
シルヴィウス ほっ…
セリカ !!!えらい……!!(シャキッ
シルヴィウス
!? ふ、ふっかつした…
よかった…(ぎゅ…
セリカ ほわ……
KP/セリオ
シルヴィウスさんは、一冊の古びた革表紙の本を見つける。
表紙にはメルドの書と同じ、金色の線で描かれた人型のタコに蝙蝠の翼が生えたような印が刻まれていた。
system [ KP/セリオ ] 忘却の星籠 : 2 → 3
シルヴィウス
「この本…… メルドさんが持ってた本とおんなじマークだ…」
驚きつつも本を開いてみよう
KP/セリオ
神話伝 【善性と可能性の神Kthanid(サニド)】
サニドは本来地球上に存在する神ではなく、ここより遠い地を統べるもので
黄金のタコの頭と宝石で出来た目を持ち、蝙蝠の翼が生えている冥界の神である。
サニドが地球へ訪れる際、時折少女の姿で現れる。
彼女は気に入った人間を観察し、その人間が正しい善性を持っているかどうかを見定めることがある。
その人間が善性に値すると彼女に判断された時、彼女は地球上における唯一の住処である冥界
「忘却の星籠」へ人を招くことがあるという。
そこへ招かれた人間は、人類が捨て去ってしまった知識やモノが得られ
望めば「消えてしまった人や忘れられてしまった人に会える」という。
シルヴィウス
「……サニド…?
神様の名前は、サニド、なのか…」
セリカ
「忘却の星籠へ招いてくれた、少女……。
彼女の名前が……」
KP/セリオ
これにより、神の名前を【Kthanid(サニド)】と読めるようになった。
祝詞を唱えられるようになる。
シルヴィウス
祝詞……
ど、どうする…?
KP/セリオ
仮想卓では交互に読んでいましたが……
詠唱しました、でもいいですよ。
シルヴィウス ふふふ……なるほど。
シルヴィア 私達のときはセリオに任せていたな…
シルヴィウス 「……セリカ、唱えてみよう」
KP/セリオ ふふ、懐かしいな……。
セリカ 「……ええ、シルヴィウス」
シルヴィウス
「よし……じゃあ……」
間違えないようにしっかり祝詞をみながら
「……あぁ我らが『Kthanid』
黄金と宝石の王よ」
セリカ
「我が善性は試された
我が可能性は示された」
シルヴィウス
「いざ 忘却されし星々が眠る地より
御身を我が前に見せ給え」
セリカ
「あぁ人々を導く 偉大なる『Kthanid』よ
星を逝く英雄の行く末に 今こそ道は開かれん」
KP/セリオ
君たちは声を合わせて祝詞を唱える。
唱え終えると同時に、シルヴィウスさんの臀部をぺしぺしと叩く小さな手に気付くだろう。
そこに居たのは、舞踏会で見かけたあの少女だった。
シルヴィウス
「ぉわっ…!?
あ、キ、キミは……」
セリカ 「……!」
KP/セリオ 君たちが振り返ると、少女はこてんと首を傾げてみせる。
謎の少女 「なあなあ、うちの名前はなぁに?」
シルヴィウス
「名前……それは……」
「忘却の星籠の主……今は忘れ去られし……
いや、忘れ去られていた、黄金と宝石の王……」
「……あなたは『Kthanid』……
サニドだ。そうでしょう」
シルヴィウス 俺が全部いっちゃったな…
KP/セリオ 少女──サニドはにっこり笑った。
セリカ 「サニド様……!」
サニド
「おおあたりー!」
「地上で忘れ去られて消えるだけやったうちに、正しい名前を与えてくれておおきにな!」
「お陰で少しだけ力を取り戻せたで。
もう少しだけ、使命を果たせそうや!」
シルヴィウス 「少しだけ…… 使命?」
サニド
「あんな、うちの使命は、報われない魂や記憶達をあるべきところへ連れていくことや。
せやけど、力を失ってる間に、忘却の星籠には数億もの記憶達が降り積もってもうて」
「全盛期みたく全員を連れていくのは無理やけど、取り戻した力であと数十人くらいなら連れていけるはずや!」
シルヴィウス
「そうか……。全員は難しい、か……。
……そうだ」
「あの、一つ…お願いしたいことがあるんだが…願いを聞いてもらうことは可能だろうか?」
サニド
「むむ、願いかあ……。名前与えてくれたお礼したいねんけど、うちからあげられるもんは何もあらへん。
話聞くだけなら聞いてもええけど、力になれるやろか」
シルヴィウス
「……ああ。これは……俺の…俺たちの友人のことなんだが…」
「彼は正確にはもう人間でなくて……殺された思いが形を持ったような存在、らしくて」
「冥界や天国にはいけないのだという。
……でも、彼は……間違いなく今、存在して……俺たちのことを助けてくれて…」
「……えっと、な、なんとかならないだろうか。
貴方が捨てられた思い出や魂をあるべき場所に持っていってくれるのだというのなら、彼も一緒に」
サニド
「ほんほん……なるほどなあ……。
どうにかしたってもええけど……ひとつええこと教えたる!」
「ええか。その君たちの『友人の半身』がここにおんねん。
ただどうも、まだ連れてってほしそうには思えへんなあ……」
「もし彼を呼び出したるっちゅーことなら『彼の大好きなもの』を出してあげてな!」
「……ほなね!」
KP/セリオ サニドはそれを伝えると、数えるばかりの銀色の星屑を連れて天に昇っていく。
シルヴィウス
「ここに……?
あっ…」
セリカ 「行ってしまった、わね……」
シルヴィウス
「……ああ。
でも……いいことを教えてくれた」
「……ここにいるのか……。
眠ってるのかな」
セリカ 「ふふ、彼の大好きな物……半身でも変わらないかしら」
シルヴィウス
「そうだと助かるな。
えっと……ガレットデロワが……」
ゴソ……
セリカ 「ふふ、全部いただいた物だけど、まだまだ沢山あるわね」
シルヴィウス
「ああ。これを……
……メールドっ」ボゥン
KP/セリオ
呪文【メルド】を唱える。
ガレロワ-1、MP-1をどうぞ。
シルヴィウス ミルクチョコ味のコロネに変えよう
system
[ シルヴィウス ] MP : 66 → 65
[ シルヴィウス ] ガレロワ : 1 → 0
KP/セリオ
シルヴィウスさんが、持っていたガレッドデロワをチョココロネに変えると、辺りに変化が起きる。
星籠の奥のほうにある銀色の山の中より金色の星屑が舞い始め、それは淡い人型となった。
しかし、金色の光が邪魔をして全体像をはっきりと見ることはできない。
人型はカツカツと杖をつきながら、君たちの方へやってくる。
それは、少し色あせたブロンドの髪の男性のようだった。
手足や顔は爛れ、黒いマスクがなければそれはひどい見た目をしているだろう。
彼は君たちから少し離れた位置まで歩いてくると、しわがれた声で言った。
アマデウス
「こんばんは。突然出てきてしまってすまないね。
ここには捨てられたものしか辿り着かないものだから、久しぶりのよい香りで目が覚めてしまった」
「初めまして、というのは違うね。改めて、私はアマデウス。
君達のことは、もうひとりの『僕』を通して見ていたからよく知っているよ」
シルヴィウス
「こ、こんばんは…… アマデウス、さん……。
みていた……彼、メルドさんを通してか」
セリカ 「アマデウスさん……」
KP/セリオ アマデウスはこくりと頷き、語り始める。
アマデウス
「私はかつて、21歳の頃より私の中の『淡い恋心』を押し殺してきた。
その反動なのか、死後になって私の魂が二つに分かれてしまったのさ」
「君たちが今まで話していた、6歳の頃の恋心を抱き続けた純粋な青年『メルド』と
その彼を15年間も胸の奥で殺し続けてきたこの私、『アマデウス』にね」
「だからこそわかるんだよ。この舞踏会にいる彼のこと。
彼はこの舞踏会の核だ」
「核である彼が消えてしまえば舞踏会はなくなり、公爵やマリア、君たちをもとの世界へ返すことが出来ると彼は知っている。
だからこそ、みんなの幸福の為に、彼は自ら死を選ぶだろう」
シルヴィウス
「……そんな。
そんなことは……少なくとも俺たちや、ナイアやマリアは望んでない…」
アマデウス
「君たちならそう言うと思ったよ。私も私なりに色々考えてみたんだ。
二つに分かたれた魂をもう一度、どうにか一つにする事ができれば、あるいは……」
KP/セリオ アマデウスは、一枚の楽譜を懐から取り出してみせる。
セリカ 「これは……楽譜……」
シルヴィウス 「その楽譜は、一体…?」
アマデウス
「これは私が生前書ききれなかったとある曲をアレンジしたものだ。死んだ後も、ちょくちょく私が作曲しててね。
渡すことさえできれば、それだけで彼は私の気持ちを汲み取ってくれるだろう」
「虫のいい話だと分かっているが、私から君たちに頼みがある。
これをバカな私に渡してほしい」
「もし彼が弾いてくれるのなら、それはきっと捨ててしまった私を許してくれる時だ。
その時は改めて、君たちの前に現れよう」
シルヴィウス
「……生前の……」
「……わかった。必ず渡そう。
見つかるかどうか……わからないが… いや、見つけてみせる…」
受け取る…?
セリカ 「責任を持って、お預かりいたします」
KP/セリオ アマデウスは、ふ、と目を細める。
アマデウス
「……ああそういえば、もう一人の私が、君たちに『友人ではない』などと、酷い言葉を言ってしまったね。
ごめんよ、許しておくれ。分かっているかもしれないが、あれはただの青二才の戯言、天邪鬼なだけさ」
「私はね、君たちのことを大切な友人だと思っているよ。
きっと向こうの私にそれを伝えたら嫌がられるだろうけどさ」
「君たちの想いは『僕たち』に届いているよ」
KP/セリオ 彼はシルヴィウスさんが出したチョココロネを手に取る。
アマデウス
「それと、これはもらっていくよ。これでも僕はミルクチョコ味のチョココロネが大好きでね。
チョココロネが転がっていたら、そりゃ犬のように飛びついちゃうのさ」
「わんわん!」
KP/セリオ
彼はおちゃめにそう言うと、犬の真似をする。
それは、君達がよく知っている「メルド」そのものだった。
シルヴィウス
「……!
メルドさん……いや、アマデウスさん…」
セリカ 「ふふ……いくつになってもお変わりないようで、何よりです」
KP/セリオ
彼はにやり、といたずらに微笑むと、美しい金色の星屑となって散り始める。
晩年のアマデウスはレクイエムの楽譜を君たちに託し、空気に溶けるかのように消えてしまうだろう。
シルヴィウス 「……行ってしまった、か…」
セリカ
「……きっとまた、会えるわ。
メルドさんを探して、その楽譜をお渡しすれば……きっと」
シルヴィウス
「……そうだな。
この楽譜をせめて彼に渡さなければ」
「戻ろう、セリカ。
舞踏会場へ」
セリカ
「ええ、シルヴィウス。
この舞踏会が終わってしまう前に」
KP/セリオ
君たちがその場から立ち去ろうとした時、天井からひらひらと黒いメモ帳の一片が落ちてくる。
忘却の星籠に今落ちてきたなら、たった今捨てられたものかもしれない。
シルヴィウス
「……? あれは……」
キャッチ!
KP/セリオ
シルヴィウスさんは捨てられたメモに手を伸ばし、掴み取る。
目を通すと、次のような事が書かれていた。
KP/セリオ
【落ちてきた紙】
私は十分すぎる程に罪を重ねてしまった。
友を傷つけ、裏切り、どのような理由であれ怒りと悲しみをその身に焼き付けてしまった。
きっと私は地獄に落ちるだろう。
いや、そもそも亡霊以下の幻である私に「死」などないか。
あるとすれば、それは「無」だろう。
だから、これから消えてしまう私が何を言おうとも
もう遅いかもしれないが最後に言わせてほしい。
ありがとう。シルヴィウス、セリカ。
ちゃんとお礼が出来なかった私を、どうか許してくれ。
セリカ 「メルドさん……」
シルヴィウス
「……っ、これは……」
「……会いに行こう、彼に。
どこで何をして何を考えてるのかわからないけど、なんだか嫌な予感がする……」
KP/セリオ
落ちてきたメモを読み終わり、胸騒ぎを覚えると同時に──
突然上の方、星籠の外から巨大な何かがぶつかるような音が響いてくる。
セリカ 「! 何……!?」
シルヴィウス
「……え?」
走って……上まで行こう…?
KP/セリオ
君たちが外へ出てみると、畑にあった「白い陶磁器にタコのような生物が描かれた円盤」が粉々に砕け散っている。
その中央には円盤を壊した原因と思わしき、安っぽいレイピアが一本刺さっていた。
シルヴィウス
「……壊れてる…!?
この剣は…!」
セリカ 「メルドさんの……!?」
KP/セリオ 巨大な音は未だ響いてきており、舞踏会場から聞こえてくる。
シルヴィウス
「この音…舞踏会場からだ!
行こう! セリカ!」手をつないでいく…?
(勢い余っておいていかないように)
セリカ
「っええ……!!」
繋いだ手が離れないようにしっかり握り返して、ついて行きましょう。
KP/セリオ
【舞踏会場】
君たちが駆け付けると、そこには禍々しい翼を持つ、奇怪な生物がいた。
ゾウのような巨体に馬面のような顔をした化け物は、うろこの生えた両翼を羽ばたかせて飛んでいる。
シルヴィウス 「……! 怪物…!?」
セリカ 「円盤が壊れたから……!?」
KP/セリオ
君たちはその化け物を実際に見るのは初めてだったが、知識として知っていた。
あれの名前は「シャンタク鳥」。
目の前にいる化け物は、君たちが見つけたゲームブックの中にあった挿絵と瓜二つの姿をしていた。
シャンタク鳥を見た君たちは
SANc 0/1d6
シルヴィウス
CCB<=45 【SANチェック】 (1D100<=45) > 65 > 失敗
1d6 (1D6) > 4
セリカ CCB<=55 【SANチェック】 (1D100<=55) > 49 > 成功
system [ シルヴィウス ] SAN : 45 → 41
KP/セリオ
それではここで、ルールブックP.180をお開きいただいても構いません。
ただし、ゲームブックのデータとどこまで合っているかは分からない状態です。
そのおぞましい化け物の前に、彼、メルドが一人佇んでいた。
巨大な化け物を前にして臆する事無く片手を振り上げ、荒々しく風の刃で化け物を攻撃している。
しかし、致命傷にまでは至っていないようだ。
シャンタク鳥 「キェェエェエーーーッ!!」
KP/セリオ
散々に痛めつけられた化け物は荒れ狂う嵐の如く怒りを露わにし、今にもその首を噛みちぎらんと鋭い牙を剥き出しにして襲ってくる。
メルドはそれを見据えた後、自虐的に微かに笑う。
そして、ゆっくりと腕を下ろすと、すべてを受け入れるかのように静かに目を閉じた。
セリカ 「!! メルドさん……!!」
シルヴィウス
「……! メルド!!」
ど…どうする!? 突き飛ばす…!?
KP/セリオ メルドを助ける場合、魔術で攻撃を防いでも構いませんし、戦闘技能や【DEX *5】をお振りいただいても構いません。
シルヴィウス choice 魔術 戦闘技能 DEX (choice 魔術 戦闘技能 DEX) > 戦闘技能
シルヴィウス
せ、戦闘技能…!?
受け流すというかんじか…?
KP/セリオ 攻撃を弾く……といったところでしょうか。
シルヴィウス
よし……やってみよう
フェンシングで攻撃を弾く…!
CCB<=80+5 【フェンシング】 (1D100<=85) > 67 > 成功
KP/セリオ シルヴィウスさんは腰からすらりとフェンシング・フォイルを抜きながら、前に飛び出してシャンタク鳥の攻撃を弾いた。
セリカ 「シルヴィウス! メルドさん!」
シルヴィウス
「……このッ!」
全力で弾き返すだろう…
メルド
「……っ! ……??
……相棒! お嬢ちゃん!」
シルヴィウス
「……なんのつもりだ。今のは……!!」
…… とはいわん……
シルヴィウス 「……!」
メルド
「来てくれたんだね……ナイア君が君たちを探している間、時間稼ぎをしていたが……
僕一人じゃ敵わないんだ。手伝ってくれ!」
シルヴィウス 「……わかった!」
シルヴィウス 色々言いたいことがある(というかおこってる)がまずは戦闘に集中することにする…
セリカ
「ええ、まずは追い払いましょう……!」
フェンシング・フォイルを抜く
KP/セリオ
それでは……
【死闘 vsシャンタク鳥】
戦闘開始です。
と、いったところで八日目昼の部はお開きといたしましょう。
次回はシャンタク鳥との戦闘からです。
長時間お疲れ様でした。
シルヴィウス
ふふ……いよいよ、というところで…だな。
今日も長時間お疲れさまでした。
モーツァルト…
セリカ 怒りの日……
シルヴィウス
ふふふ……中の人はあまりクラシックに明るくないが、
KPさん方がとっても良い選曲をされているということはわかるぞ…!
……勝たないとだな…
セリカ そうね……ここを突破しないと……
シルヴィウス
よし、ひとまず……夜に会おう。
また後で
セリカ
ええ、夜の部も気合を入れて頑張りましょう。
お疲れ様。
シルヴィウス テロン♪
セリカ ぴこん!
シルヴィウス
おや…メッセージだ。
セリカからだな(ニコニコ
セリカ メッセージを見てにこにこしているシルヴィウスがかわいいわね……(にこ…
KP/セリオ (メッセージを送ったそばから遠くで見ていらっしゃる……)
シルヴィア
………ピロン♪
(ジッ…)
KP/セリオ
……うん? シルヴィアからメッセージか。
……ほう? ふむふむ、これは中々熱烈な愛のメッセージだな……(にこ……
シルヴィア
……タッ
(真っ赤になって逃げ出す)
KP/セリオ おや……
シルヴィウス どこかに逃げ出したな……
KP/セリオ CCB<=50 【追跡】 (1D100<=50) > 96 > 致命的失敗
シルヴィア !???
KP/セリオ
ズベシャーー……
…………転んだ(鼻をすりむき
シルヴィア
はっ… はわ……(そわ… そわ……
(ゆっくり近づいてくる)
セリオ、だ、大丈夫か…?
鼻、怪我してるぞ
ば、絆創膏と消毒薬を持ってくる!
CCB<=30 【応急手当て】ペチッ (1D100<=30) > 36 > 失敗
えん…
KP/セリオ
あう ……惜しい。
しかし貴方が来てくれたからな。元気になったよ
シルヴィア
……! そ、そうか……
それじゃあ、元気に夜の部も行こうか。
見守ってるよ(隣に座りつつ…
KP/セリオ
CCB<=30 【医学】じぶんで…… (1D100<=30) > 65 > 失敗
ヒリヒリ…… 痛くない痛くない
シルヴィア
はわわ……
いたいのいたいのとんでけ…
KP/セリオ
(始めてまいりましょう)
かわいい……
シルヴィア こ、声に出すのと内心とが逆に…!
KP/セリオ ハッ んんっ……!(咳払い
KP/セリオ
クトゥルフ オブ ザ マスカレード 八日目夜の部
再開いたします。
前回はシャンタク鳥と対峙したところまででしたね。
改めて……
【死闘 vsシャンタク鳥】
戦闘開始です。
ここではロストが発生する戦闘となりますので、ご注意ください。
メルドは【決闘 vsナイア】の時と同様に【魔術支援】を行い、君たちが受けたダメージ分だけメルドがMPで肩代わりしてくれます。
シルヴィウス
できるだけそれには頼りたくないところだが……!
いざというときには頼む…!
メルド やばい時にはしっかり守るぜ、相棒、お嬢ちゃん!
KP/セリオ
シルヴィウスさんとシャンタク鳥のDEXが同値ですので、まずは行動順決めから。
1d100をどうぞ。
シルヴィウス 1d100 (1D100) > 75
シャンタク鳥 1d100 (1D100) > 85
KP/セリオ
それでは行動順は表示順通り、
シルヴィウスさん→シャンタク鳥→セリカさんです。
1ターン目。
シルヴィウスさんの攻撃。
シルヴィウス
シャンタク鳥に攻撃だ。フェンシング!
CCB<=80+5 【フェンシング】 (1D100<=85) > 69 > 成功
KP/セリオ シャンタク鳥の回避。
シャンタク鳥 SCCB<=30 【回避】 (1D100<=30) > 45 > 失敗
KP/セリオ 回避失敗。
メルド 「あいつ、変な鱗みたいなの持ってるから攻撃効きづらいぜ!」
KP/セリオ
それを踏まえた上で
ダメージロール、魔術の行使等をどうぞ。
シルヴィウス
「鱗…?
よくわからないが……あれを使ってみよう…!」
陽光の加護+瞬間強化だ!
system [ シルヴィウス ] MP : 65 → 59
KP/セリオ 2倍ダメージでどうぞ。
シルヴィウス 2d6+2+2d4 ダメージ (2D6+2+2D4) > 3[1,2]+2+5[3,2] > 10
シルヴィウス ぐ…ぐぬ…
system [ シャンタク鳥 ] HP : 60 → 50
セリカ 6分の1削れたわ!
シルヴィウス
えん…ありがとう。
一撃必殺、入れないという舐めプをしてしまったが…選択肢に入れたほうがいいな
KP/セリオ
シルヴィウスさんはメルドの声に応えて、その刀身に陽光を宿し、シャンタク鳥の特殊な鱗を突き抜ける。
シャンタク鳥は呻きつつ身を捩り、攻撃の準備をするだろう。
シャンタク鳥 「クェェァァア!!」
シルヴィウス
「くっ……ダメか…
来るぞ!」
KP/セリオ シャンタク鳥の攻撃。
シャンタク鳥
S1d3 【攻撃方法】 (1D3) > 2
SCCB<=55 【2:対象一人に攻撃】 (1D100<=55) > 83 > 失敗
ミス (1D100<=55) > 16 > 成功
choice[シルヴィウス,セリカ,メルド] (choice[シルヴィウス,セリカ,メルド]) > セリカ
シルヴィウス セリカ……(そわそわ…
KP/セリオ
シャンタク鳥は大きな口を開け、鋭い歯でセリカさんへ噛み付こうとしたが
シルヴィウスさんの呼びかけで構えていた為か、難なく避ける事が出来るだろう。
セリカ 「……っ! 噛み付かれていたら一溜りも無いわね、これは……!」
シルヴィウス 「…よかった……!」
KP/セリオ 次、セリカさんの攻撃。
セリカ
もちろん追撃します。フェンシング!
CCB<=85 【フェンシング】 (1D100<=85) > 50 > 成功
KP/セリオ シャンタク鳥は半分の値で回避。
シャンタク鳥 SCCB<=(30/2) 【回避/2】 (1D100<=15) > 96 > 致命的失敗
KP/セリオ ……??
シルヴィウス えっ…
KP/セリオ 2倍ダメージでどうぞ……。
シルヴィウス !!! やった~!
セリカ choice 一撃必殺を使う 一撃必殺を使わない (choice 一撃必殺を使う 一撃必殺を使わない) > 一撃必殺を使う
シルヴィウス はわ…
セリカ さつい……
シルヴィウス 固定20が約束された…
セリカ 瞬間強化、陽光の加護、一撃必殺を使いましょう。
KP/セリオ コスト消費。MP-6、HP最大値-1をどうぞ。
system
[ セリカ ] MP : 49 → 43
[ セリカ ] HP : 10 → 9
KP/セリオ +5固定値、全体4倍ダメージでどうぞ。
セリカ 4d6+4+4d4+20 【フェンシングダメージ・瞬間強化・一撃必殺】 (4D6+4+4D4+20) > 16[5,3,2,6]+4+10[4,4,1,1]+20 > 50
シルヴィウス !???!?? 凄い ぴったりだ
セリカ ぴったり……
system [ シャンタク鳥 ] HP : 50 → 0
シルヴィウス わ、ワンターンキル
KP/セリオ 瞬間的に力を底上げし、身を削るような全身全霊の一撃をセリカさんはシャンタク鳥へぶつける。
シャンタク鳥 「グェェェエェェッ……!」
セリカ 「っ、! ……消えてちょうだい!」
KP/セリオ
シャンタク鳥はその巨体を墜落させ……その身が床へと触れる前に消滅した。
戦闘終了。
【死闘 vsシャンタク鳥】
シルヴィウスさん、セリカさん達の勝利です。
お疲れ様でした。
シルヴィウス
「……セリカ…!」
お疲れさまでした…!
セリカ
「やったわシルヴィウス!
よ、良かった……」
メルド 「いやー助かった助かった! ホントすごいねー君たち!」
シルヴィウス
「……メルド…さん。
いや、あなたにも世話になったな…」
メルド
「いやあ、僕が何かするまでも無かったね!
いえーいハイタッチ!」
シルヴィウス
「忠告や援護がなければ、俺たちも全力が出せていたか怪しいだろう。
は、はいたっち?」
動揺しながらも手を顔の高さくらいまで上げる
KP/セリオ
君たちがメルドの声に思わず、ぱちん! と小気味よくハイタッチすると、気力が彼の手を通して湧いてくるような気がする。
MP+5
セリカ 「えっ……!?」
system
[ シルヴィウス ] MP : 59 → 64
[ セリカ ] MP : 43 → 48
シルヴィウス 「……??」
system [ メルド ] MP : 73 → 63
KP/セリオ よく目を凝らすと、メルドの体が心なしか先程よりも透けているように見えるだろう。
シルヴィウス
「……!? な、なぜ…?
なんで透けてるんだ!?」
メルド
「え~何のこと? 気のせいじゃない?
僕は勝利の喜びをキミたちと分かち合ってるだけだぜ! ほーら今度は握手でも!」
シルヴィウス CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 39 > 成功
シルヴィウス 「………」顔をしかめて手を隠す
シルヴィウス アイデアころころ…
メルド 勘が良いなあ……?
セリカ
「……いい加減、怒りますよ、メルドさん」
シルヴィウスの後ろに回り、彼の二の腕辺りを持って後ろから顔を出す
シルヴィウス かわいい
メルド 「握手もしてくれないの? 傷付くなあ……」
セリカ
「握手よりも、大事な物をお渡しに来たのですよ。
ね、シルヴィウス……」
シルヴィウス
「……ああ、そうだったね。セリカ
これだ、メルドさん」
セリカに促されて星籠で預かった楽譜を渡そう
メルド 「大事な物……?」
KP/セリオ メルドはシルヴィウスさんから楽譜を受け取り、軽く目を通すと、はっと驚いた顔で君たちを見遣る。
メルド
「……これを、どこで手に入れたんだい。
いや、こんなもの手に入れられるはずがない」
「だってこれ、この世に存在しない楽譜だぜ?」
シルヴィウス 「……キミにもらったんだ」
メルド 「僕に? …………」
KP/セリオ しばらく楽譜に目を落としていたメルドは、困ったように笑いながら言う。
メルド
「……ほんっと、僕ってクソだよな。まぁ名前事態クソだからそうなんだけど。
生き汚さだけはクソ以下だ」
KP/セリオ
彼は楽譜を開くとざっと眺めてから鍵盤に指をかけ、滑らかに演奏し始めた。
最初からこの曲を知っていたかのように鍵盤上を指が滑り、優しい音楽が周囲に満ちる。
ふと、目の前に黄金の星屑が舞う。
何度か周囲を見渡していると、いつの間にか演奏をするメルドの隣に、あの地下で見た老いた男性が立っていた。
老いた男性はにやりといたずらに笑いながら、演奏するメルドに語り掛ける。
アマデウス 「どうかね? 晩年の私の傑作は!」
メルド 「ん~……まぁまぁ。いい曲じゃないか」
KP/セリオ そんな何気ないやり取りが行われた後、彼ら二人を黄金の光が包み込む。
シルヴィウス 「……!」
セリカ 「アマデウスさん、……あ……」
KP/セリオ
思わず顔を覆った君たちがそっと瞼を開けると、そこにはあの立っていた老いた男性の姿はなく
代わりにメルドが座っていた演奏席に、見知らぬ歳のとった男性が座っていた。
顔立ちはメルドにそっくりだが、ブロンドの髪は色褪せている。
皺が少し目元に見えているが、いたずらな眼差しだけは21歳のままだった。
彼は席を立つと、君たちに振り替える。
そして恭しくお辞儀すると、いつも通りにやりと笑った。
W.A.モーツァルト
「改めて、自己紹介を。僕はヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。
6歳の恋心を経て、35歳にこの世を去った、正真正銘の亡霊アマデウスさ!」
セリカ 「……!」
シルヴィウス
「……! アマデウス…!」
「……さん?」なんて呼べばいいかわからなくなってる
W.A.モーツァルト
「あっはっは! どっちでも構わないよ!」
「それにしたって、よくもまぁゴミ捨て場に置いてきた僕を拾ってきたもんだよ!
全くもって君たちの、そのお人よしにはかなわないや!」
KP/セリオ 彼はそういうとシルヴィウスさん、セリカさんの方へ歩いてきて、両手で君たちの肩を抱く。
W.A.モーツァルト
「でもまぁ、感謝しているよ。
おかげで、本当の私を思い出すことができたのだから」
シルヴィウス 「わ…… ……」
KP/セリオ 彼は少ししわのよった顔で優しく微笑んだ。
セリカ 「アマデウスさん……」
シルヴィウス 「………」
W.A.モーツァルト
「嘘偽りなんてない。
自分を許す機会を与えてくれた君たちには、本当に感謝してるよ。シルヴィウス、セリカ」
KP/セリオ 彼は君たちから離れて、優雅にお辞儀をする。
シルヴィウス
「……まあ、友達……のためだからな。
実は随分年上の友達のようだが」
「……ああ、いや、友達じゃないんだったっけ……
残念だな……」しょんぼり…
シルヴィア ……ふざけ始めたな
セリカ ふふ……かわいいわね……(にこにこ……
W.A.モーツァルト
「えっ! いやあ、あはは、それは何というか、言葉の綾っていうか~……」
「って、さっきゴミ捨て場の僕から聞いただろ!」
「その……君たちが許してくれるなら、だけど……」
「僕は友達だと、思ってる……よ……」ごにょ……
シルヴィウス
「……そうか。ふふふ…」
「俺もキミの事を友人だと言っていいんだな?」
W.A.モーツァルト
「もちろんさ、シルヴィウス」
「……ってことは、セリカとも自動的に友達ってことだよね! やったー!」
シルヴィウス 「……む、む…… まあ、そうか…そうだな…」
セリカ 「ふふ、そうね。シルヴィウスの友は、私の友だわ」
シルヴィウス
「……それじゃあ、改めてよろしく。
今度はさっきみたいなのはナシだ」
握手…?
W.A.モーツァルト
「勘が良いなあ……。もうしないよ。
うん、よろしく。シルヴィウス、セリカ」
KP/セリオ
君たちはアマデウスと固い握手を交わした。
そうしていると、彼の後ろ、少し離れたところから金色の光が舞う。
サニド 「…………」
KP/セリオ
そこでは、サニドが微笑んでその光景を見ていた。
しかし、君たちがまばたきをした瞬間、その姿は消え去ってしまう。
セリカ 「あっ、……サニド様……」
シルヴィウス
「……! あ、また……」
「……どこかで、見守ってくれているのかな…」
セリカ
「そうね。私たちの事を……
最後まで、見届けていただけたら、いいわね」
KP/セリオ 君たちがそうしていると、ややあってから少し慌てた様子でナイアとマリアが舞踏会場へやって来る。
シルヴィウス 「ナイア、マリア…!」
ナイア 「シルヴィウス、セリカ、メルド! 大丈夫で、……すか……?」
マリア 「まあ……!」
KP/セリオ 二人は立ち止まり、アマデウスの姿をまじまじと見つめた。
ナイア 「そこに居るのは……メルド、で合っていますか?」
メルド
「ああそうさ、ナイア君。
正真正銘、君の唯一の従者。メルドだよ!」
ナイア
「ああ、何と言ったらいいのか……」
「少し……」
「老けましたね?」
メルド 「ダンディと言ってくれたまえよ!」
マリア 「メディ、老けましたわね!」
メルド
「え、えっと……
その、君たちなんとか言ってくれない?」
シルヴィウス 「……まあ見た目だけで言えば……そう…?」
セリカ 「中身はそこまで変わってらっしゃらないけれど。……ふふ!」
マリア 「そうですわね、メルドは老けてもメルドですわ!」
メルド 「うう、心がちょっと痛いな……」
シルヴィウス
「歳ばかりはどうしてもな。
仕方のないことだ、生きてるなら……いや、生きていたならば?」
「俺もどちらのキミも好ましいと思うぞ」
メルド
「シルヴィウスぅう~~相棒~~~!!」
わざとらしくうるうる……
シルヴィウス
「わっ……!?
うんうん……」?
ナイア 「ふふ、すっかり懐かれていますね、シルヴィウス」
メルド 「人を犬みたいに! チョココロネを前にしたら確かに犬だけど!」
シルヴィウス
「なつく……? そうか、ワンワンって言ってたしな……。
でも一番なついているのはキミにじゃないか?」
ナイア 「主という意味では、そうでありたいものですね」
メルド 「言い方よ……」
KP/セリオ
一頻りいじられたメルドは引きつった笑みを浮かべながらも、どこか安心した様子で君たちに向き直る。
差し出してきたのは、一枚の楽譜だった。
シルヴィウス 「……これは…?」
メルド
「さっきの楽譜! 二人へのお礼にこれあげるよ!
向こうに帰ったら、売るなりしていいよ別に。億どころか兆がつくんじゃない?」
セリカ 「まあ、こんな大事な物を売る、だなんて」
シルヴィウス
「い、いや…そんなことはしないが……
もらってしまっていいのか? 大事なものなんじゃ…」
メルド
「いーのいーの! 一回聞いた曲、ましてや僕が作った曲なら覚えてるし!」
「なんてったって、僕は天才音楽家だからね!」
シルヴィウス
「そういうものなのか……そうか、なら」
「ありがたく。もらっておくよ。
俺の家でいつでも弾けるように飾っておこう」
メルド
「嬉しいこと言ってくれるねえ!
秘蔵の楽譜、たくさん奏でてくれたまえ!」
シルヴィウス
「ああ。……秘蔵か……そう考えるとやっぱり、一般に流通させたほうがいいのかな…でも俺の名前じゃな……」
考え中
シルヴィウス そもそも信じてもらえるのかな…とかなんとか
セリカ
「シルヴィウスがそのつもりなら、しっかりとサインをしていただいておいて……
戻ったらコピーを取って……?」
セリカ 鑑定士に見てもらえば……あるいは……?
シルヴィウス
「なるほど、研究家の人が筆跡鑑定とかしてくれそうだな」
「というわけで、サインを頼む。
しっかりめに」
193
ふふ…
なんだこいつ
メルド
「もしかして、がっつり広めようとしてくれている……?
まあ、いいけど……」さらさらさら~っ
「キミたちの手で好きなようにしてくれるといいさ。流通も演奏も」
「……難しかったら、セリカとふたり並んで連弾、なんてのもいいねえ、シルヴィウス?」
シルヴィウス
「そうか……ナイアに教えてもらった魔法があるから……
それも可能だな、セリカ」
セリカ 「ええ、戻ったら早速ピアノの調律をしていただきましょうね、シルヴィウス」
KP/セリオ
悪戯っぽくにまにましていたメルドは、しかし、年相応の優しい眼差しでシルヴィウスさんとセリカさんを見守っていることだろう。
お二人はAF【銀星のレクイエム】を入手します。
KP/セリオ
AF【銀星のレクイエム】
コスト:MP1
概要 :ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが死後に書き上げアレンジした、本来存在しない生涯最後の曲。
精神を消費して弾くその繊細なメロディは、人の魂や記憶、人ならざるものの魂でさえも
皆等しく本来のあるべきところへ送り出すことが出来る、心を慰める鎮魂歌。
KP/セリオ
【Artifact】欄に追記いたしました。
さてこれにて、【メルドイベント③】消えたメルド は終了となり
三人の全イベントも完了となります。
お疲れ様でした。
シルヴィウス ああ、ありがとうございました
KP/セリオ
舞踏会場には既に、君たちお二人と、ナイア、マリア、メルドの三人しか残っていない。
ナイアは君たちへ近付き、話し始めるだろう。
ナイア 「ああ……もうすぐあなた方は帰ってしまうのですね」
シルヴィウス
「……そうだな、もうすぐ帰る時間が近づいてる……。
すごくざんねんだが」
セリカ
「一日が濃く長くて、得難い経験をたくさんさせていただいたけれど……
それでも何だか、振り返ってみるとあっという間だったわね」
ナイア
「名残惜しいですが、こればかりは仕方ありませんね。
……東洋の言葉では『一期一会』というものがあると読んだことがあります」
「一期一会……『一生に一度だけの機会』という意味ですね。
生涯に、一度会うか会わないかの縁。出会いを大切に、ということですかね」
シルヴィウス
「なんとか……せめてもう一回会えたらいいのに……」
「……いや、別れを惜しんでばかりじゃな。
でも、もし可能ならまた会いに来たいな。ね、セリカ」
シルヴィウス どうしてももう一回会いたい俺になっている
セリカ
「ええシルヴィウス。皆それぞれあるべき所へ帰ったとしても……
一度線が交わった事があるならば、再び出会えることもあるかもしれないわ」
「確かにこの舞踏会はこれで一回きりだけど……
またいつか、どこかで会えると思うだけなら、自由よね」
シルヴィウス 「……ああ。また、いつか…」
ナイア
「もう一度会いたいと思っていただけるのは、なんと嬉しいことでしょう。
ありがとうございます、シルヴィウス、セリカ」
「そうですね……別れをただこれ以上惜しむよりも、もう少しだけお時間がありますし
よろしければ、閉会のお時間いっぱい、私たちとお茶をしませんか?」
シルヴィウス
「お茶会か、いいな……。ぜひ」
「俺ももう少しナイアたちと過ごしたいと思ってたんだ」
セリカ 「もちろん、私もよ。最後までご一緒するわ」
ナイア
「ありがとうございます。では早速準備を……」
「いえ、メルドの魔術に頼るのも良いですが、全てそうしてしまうのも味気ないですね。
少しこの場を整えますので、お二人で少し散歩でもしてきていただけますか?」
マリア 「私も準備のお手伝いをするわ、お兄様、メディ!」
メルド
「二人きりでゆっくり過ごすヒマなんて殆ど無かっただろうし、……いやあったのか?
ま、ともかく、デートでもしてきなよ☆」
シルヴィウス
「で、デート………こほん。
そうだな、ここの素晴らしい庭園も見納めになるし……
一緒に散歩しながら見に行こうか、セリカ」
セリカ
「ええ、シルヴィウス!
それでは、ご準備をお任せする形になるけれど、行ってくるわね」
KP/セリオ 月と星が煌めく夜の庭園は、静けさの中にあって風にそよぐ草花がその音や香りをもたらしてくれる。
シルヴィウス 月、星、夜… ふふふ…
KP/セリオ
探索にイベントに、ここまでお疲れ様でした。
技能時間に余りがございますので、何かやり残した事があれば、していただいて構いません。
シルヴィウス
ふふ……お疲れさまでした。
そうだな……
シルヴィウス アイデアで……曲を弾きに行くことを思いつくかどうか…とか?
KP/セリオ やはりここは【アイデア】ですかね……
シルヴィウス ふふふ、やるか!
KP/セリオ
難しいな……セリカさん視点で物事を考えていたら何も気付かないきがしてきた……
メルドを使ってそれとなく示唆はしてみたものの、本番ではどう誘導したものか……(ぶつぶつ……
寧ろどうやってきづいたんだ……?
このAF使い処があるんじゃないか(メタ)と思考したことは覚えているが……
シルヴィア
うむ……私達のときは……メタ視点も合わさっていたんだったか…?
ふふふ
絶対に演奏に行かなくちゃいけない! みたいな気持ちは会った気がするが
…??
KP/セリオ
AFの説明……じっくり読めば分かる……ような気がするが……
うーむ……それを「PCが気付けるように」本番では楽譜のことをもう少しメルドに説明させるか……
ああでも、そうだな、サニドが全員は連れて行けないと言っていたから。
そこをさらっとさせすぎるのも良くないか……
KP/セリオ 思いつかないようであれば、【アイデア】を振ってみましょうか。
シルヴィウス
ああ、わかった。
CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 46 > 成功
セリカ やったわ!!えらい!
シルヴィウス ふふ……よかった!
KP/セリオ
ではシルヴィウスさんは、【忘却の星籠】でサニドから言われた言葉を思い出す。
サニドの使命とは、報われない魂や記憶達をあるべきところへ連れていくことだ。
しかし、彼女が力を失ってる間に、【忘却の星籠】には数億もの記憶達が降り積もってしまっていたのを、君たちも目の当たりしただろう。
君たちはサニドから、その取り戻した力で連れて行くことの出来る数には限りがあるという事も聞いている。
そこで思い出すのが、メルドから貰った【銀星のレクイエム】である。
かの曲は、精神を消費して繊細なメロディを奏でることで、人の魂や記憶、人ならざるものの魂でさえも
皆等しく本来のあるべきところへ送り出すことが出来る、心を慰める鎮魂歌である。
【忘却の星籠】で演奏する事で、サニドの使命を果たす援けとなれるのではないか……?
シルヴィウス
なるほど……
「セリカ。
……忘却の星籠に行ってみないか?」
セリカ CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 30 > 成功
セリカ 「そうね、折角だから、思い残した事のないように……」
シルヴィウス
「……ああ。あの場所にいる、魂や……思い出たちも、あるべき場所に帰れるように」
「アマデウスさんにもらった銀星のレクイエムを弾きに行こう」
セリカ 「ええ。もちろん、お供するわ、シルヴィウス」
シルヴィウス
それじゃあ……暗くて足元も危ないだろうし、手を取って。
忘却の星籠へと向かおう
セリカ 自然にエスコートされて、共に向かうわ
KP/セリオ
承知いたしました。
君たちは手を取り合って、【忘却の星籠】へ足を運ぶ。
しんとした空間にできた灰色のゴミ山に、銀色の星屑が降り積もる光景は変わらない。
シルヴィウス
「……さっきはサニド様が見えた気がするけど……
もう、いないんだな…」
「……セリカ。鍵盤を
アマデウスさんの曲を一緒に奏でよう」
セリカ
「はい、シルヴィウス」
【黄金鍵盤】をシルヴィウスと共に出しましょう。
KP/セリオ
鍵盤を並べることで、二人で共に演奏する事が出来るでしょう。
【黄金鍵盤】と【銀星のレクイエム】演奏で、MP-2消費となります。
system
[ シルヴィウス ] MP : 64 → 62
[ セリカ ] MP : 48 → 46
セリカ
「それでは、…………」
シルヴィウスと目を合わせて、合図するようにすうっと息を吸う。
シルヴィウス
「ああ、セリカ。………」
視線を受けてタイミング合わせよう
KP/セリオ
魔術を使うと、まず黄金の光を湛えた鍵盤が、君たちの前に現れる。
君たちが目線と呼吸を合わせれば、楽譜をなぞるように指が踊り始めた。
指先に気力と意識を集中させて、その繊細な調べを奏でる。
すると、星籠にあるすべての銀色の記憶達が宙に舞い、静かに天へと昇って行った。
…………
いつの間にか、君たちの間に挟まるようにして、一人の少女が昇りゆく銀色の星屑を見上げている。
サニドだ。
サニド 「キレーやなあ……!」
シルヴィウス
「……さ、サニドさま…!?」
驚いて弾くのをやめ… やめない……
セリカ 「サニド様……! いらっしゃったのですね」
KP/セリオ
【黄金鍵盤】と【銀星のレクイエム】の楽譜とがある限り
君たちの指はプロの奏者でも出す事のできない、繊細で人々への想いのこもったメロディを奏で続けている。
サニド 「消えるって言っても神やしなあ。そう簡単に昇天なんてせえへんて!」
KP/セリオ けらけらと笑うサニドも、ふと口を閉ざして、再び銀色の星屑たちをしばらく見つめていた。
サニド 「…………」
KP/セリオ しばらく黙りこくった後、彼女はぽつり、君たちへ問いかけてくる。
サニド 「あんな。うち、シルヴィウスお兄ちゃんとセリカお姉ちゃんに、聞きたいことがあるんや」
シルヴィウス 「……聞きたいこと? なんだろうか」
セリカ 「はい、どうぞおっしゃってください」
サニド
「ほんなら遠慮なく。
……二人は、なんでこんな事するんや?」
「ここにあった数億の魂たちは、君たちには一切関係ないものやで?
なのになんで、こうやって助けてくれるんや?」
KP/セリオ サニドは黄金の鍵盤の向こう側に立ち、君たちを見つめている。
シルヴィウス
「……どうしてこんなことを、か……」
「……わからない。俺は……俺の手が届いて……
俺に助けられそうな誰かを助けられればそれでいいんだ」
「でも……そうだな、あえて言うなら
俺がいつか同じようにどこにもいけなくなったその時に、助けてほしいとおもうだろうから……かな」
サニド 「ふうん……?」
シルヴィア ふふ……全然善属性とかではない回答…
KP/セリオ それをエゴだな、と認めるシルヴィアが愛しかったな……
シルヴィウス
「自分がされて嫌なことは人にやってはいけません、って俺達の世界ではいうんだ。……それなら逆もありだと思う。
自分がされたいからって、相手もそうだとは限らないけど……俺は俺のことしかわからないから」
「……いわゆる、エゴだよ」
シルヴィウス と……踏襲してみた(そわそわそわ…
シルヴィア ふふ……エゴだな…
セリカ 「そんな……」
KP/セリオ なら踏襲しますか……の顔一同
シルヴィア ふふふ……
サニド
「まあ、お兄ちゃんもなんや言うてたけど、人間にできる事なんて限りがあるしなあ。
力をほとんど喪った神たるうちもそうなんやけど!」
「なるほどなぁ……。ほんなら、お姉ちゃんは?」
セリカ
「私は……私にできる精一杯を、ただやってきただけに過ぎませんわ。
これまでの人生だって、そしてこれからも、きっとそうです」
「でも、そうですね……今この時に関して言えば……」
「我々が、家族や主人、友人たちを助けたいと思うのと同様に」
「忘れ去られていた幾憶もの人たちにも、きっと誰か想う人たちがいたと思いますから……
共に在るべき場所へ帰れるように、でしょうか」
「それが、今の私自身の願いでもありますから」
サニド
「そっかあ。お姉ちゃんは、相手の立場に立って考えとるっちゅーことか。
……人間って、ようわからんなあ、ほんま」
KP/セリオ
サニドは腕を組み、唸る。
しかし、彼女はやがて顰めていた顔をふっと綻ばせて、君たちを見つめた。
今までサニドが見せた中で一番穏やかで、優しく、慈愛に満ちた面持ちで。
サニド
「善性は試された。可能性は君たちを指し示した。
星屑達は君たちを忘れないだろう」
「──ありがとう、美しい心を持つ人達。
あなた方の行く末に、星々の加護があらんことを」
KP/セリオ
彼女はそのように微笑むと、淡い金色の光となって消えていった。
【EXTRAイベント 銀屑たちの行方】
クリアです。
system
[ KP/セリオ ] シルヴィウス : 2 → 1
[ KP/セリオ ] セリカ : 3 → 2
KP/セリオ
これにて、全イベントの真のクリアとなります。
おめでとうございます。
シルヴィウス
ありがとうございます……!
「……、………」
「善性、か……
セリカの思いが評価されたのかもしれないな」
セリカ
「え……? ふふ、シルヴィウスったら。
サニド様が見守ってくださっていたのは、私たちふたり、よ」
シルヴィウス
「……そうかな」
「なんだかあんまりうまく答えられなかったけど……。
サニドさまの納得の行く答えだったかなあ…」
セリカ
「上手く言葉にはできなくても、サニド様はわかってらっしゃるわよ。
今の、貴方の……ありのままの私たちの言葉を、聞きたかったのではないかしら」
「なんて……私も本当は自信なんてないけれど。
でも、サニド様が認めてくださったのなら……」
シルヴィウス
「……そうか……。
自信を持っても、いいのかもしれないな」
セリカ
「ええ。私たちの信ずる神とは異なる神なのでしょうけれど
それでも大いなる存在に認められるって、実はものすごい事なのではないかしら?」
「……貴方と一緒だからこそ、為し得たことね、シルヴィウス」
シルヴィウス
「たしかに。
俺一人だったら……きっとだめだった。
キミと一緒だったから、ここまでのことができたんだ」
「在るべき場所、か……。
俺たちも、帰らなくちゃ……」
「父さんや母さん……姉さんや、みんながいるところに。
キミといっしょに」
セリカ
「ええ、帰りましょう。
貴方と一緒に……私たちの在るべき日常へ」
「……まずは、ナイア達の元へ戻りましょうか。
こうなったら最後まで楽しみ尽くして、お土産話にしないとだわ」
シルヴィウス
「ああ、そうだな。
せっかく誘ってもらったし……一つでもおおく、思い出を作っていこう」
それじゃあ……舞踏会場の、みんなのところに戻ろう。
セリカ 戻る時も……シルヴィウスの手をしっかりと握って戻るわ。
シルヴィウス
ああ、もちろん。
最後まで手をつないでるよ。
KP/セリオ
君たちは手を繋いで庭園を通り、舞踏会場へ戻る。
そこでは、ささやかなお茶会の準備が既にできていた。
ナイア 「おかえりなさい、シルヴィウス、セリカ」
マリア 「おかえりなさい!」
メルド
「やーちょうど良かった!
ナイアとマリアが、君たちの紅茶にも砂糖を山ほど入れたところだったんだよー☆」
シルヴィウス
「……! ただいま。
わるい、おまたせしてたかな……」
「え?」
セリカ 「ちょうど良かった……とは……」
メルド 「まーまー、これが善意ってやつだよ!」
セリカ
「出された物は……ありがたくいただくけれど……。
……ふふ、いただきます……」
じゃり……
シルヴィウス
「ああ、そうだな。
いただきます」もぐ… じゃり………
砂糖だ…と思っている
ナイア 「やはりこれくらい入れるのが一番ですね」
マリア
「ええお兄様! ……あ、そういえば……」
「みんなに作ったクッキー、メディにだけまだ渡していなかったわ!
遅くなってごめんなさい、今渡すわね」
メルド 「えっ何、僕だけもらってなかったの!?」
ナイア 「そうですね、私はいただきました」
シルヴィウス
「ああ……俺たちは一緒に作ったときに頂いたんだ。
ね、セリカ」
セリカ
「ええ、シルヴィウス。
剣術大会の決勝戦の後にも、メッセージ付きでね」
マリア
「メディには中々渡す機会がなかったんですもの。
もちろん、メディにもメッセージ付きよ。はい、どうぞ♡」
メルド
「へへ、ありがと! …………」
「はあ…………」
KP/セリオ メルドはクッキーのメッセージを見て、深いため息をついている。
シルヴィウス 「……?」
KP/セリオ
もし君たちが気になって、メルドの受け取ったクッキーを覗き込むなら
そこには「いつもありがとう」「これからもずっと、大切なお友達でいてね」と書かれているのが見えるだろう。
シルヴィウス
「………えーと」
「……よかっ……たな…?」
メルド 「ウン、ソーダネ…………」
KP/セリオ
ささやかなお茶会ながら、君たちは色々な話に花を咲かせる。
このように、後は心行くまでこの舞踏会場で過ごすことができます。
シルヴィウス
ふむ……どうしようかな……?
脳内映像にはセリカとマリアがキャッキャしている映像やら何やらが思い浮かんでるが
セリカ きゃっきゃ…… お茶やお料理の話をしていると思うわ
KP/セリオ
まあ恐らく、本日はエンディングまでは到底行けないので
気の済むまで過ごしていただく形になりますかね。
シルヴィウス ふふふ……エンディング……そうだな
KP/セリオ お二人で試合がしたいなら、マリアあたりから提案させますよ。
シルヴィウス
そうだな、みんなでまたポーカーでもしてみるか…?
もう一人の俺はなんか踊ったりなんだりしてたが、俺は大人だからな…(ドヤ
…!?!??
え、いや…ど、どうする…?
KP/セリオ
まあ、もう話をする……とセッティングされていらっしゃいますから
不要といえばそうかもしれませんね
まずはポーカーをしてみましょうか。ふふ
シルヴィウス
たしかにタイマンで戦ったことはないんだよな…
ぬ… ぬぬぬ…
シルヴィア ……悪い癖が出てるぞ…?(つんつんつん
KP/セリオ (かわいい……)
セリカ (おかわいらしい……)
シルヴィウス
「そうだ。
改めて、ポーカーをしてみないか?
5人揃ってやるのは初めてだし…」
メルド
「お! 良いねえやってみちゃう!?」
すかさずトランプぱらららら…………
「あ、ナイア君は手加減してよね。じゃないとつまんないからね。
イカサマするのも皆平等!」
マリア 「ポーカー! こんなに大人数でできるなんて嬉しいわ」
ナイア 「勿論。マリアも一緒なのだから手加減はしますよ」
セリカ 「ふふ、誰が一番になれるかしら……? やってみましょう」
メルド 「それで、言い出しっぺくんは何を賭けるのかな? シルヴィウス」
シルヴィウス 「賭け……? 賭けられるものなんてなんにもないけど…」
マリア 「お二人は記憶を取り戻されたのだから、ここはやはり、初恋話ではなくて?」
シルヴィウス 「……えっ」
ナイア
「ま、マリア……? そういう君は初恋は……」
おろ……
マリア 「?? 賭けるものはそれぞれ違ってよろしいのでしょう?」
ナイア
「な、なんだ……そういう事ですか……」
きり……
シルヴィウス (すごく…気にしている…)
メルド
「まー決められないなら初恋話でも後出しでも何でもいいんじゃない?
シャッフルできたから始めようぜ~」
敗者の余裕(?)
セリカ 「そうね、勝てばいいのだから」
シルヴィウス 「くっ……失うものがなにもないからって……」は、はわわ…
193 はわわ…(中の人
セリカ え……??
セリカ
「……あ、でも、今回は個人戦なのよね……。
少し不安になってきたわ……」
193 はわわ……(いざ話すとなると恥ずかしい…
セリカ ……勝てばよろしいのですから!
シルヴィウス かつ… そう、だな… 勝つぞ…
KP/セリオ
それではポーカーを始めてまいりましょう。
ここは……シークレットでやった方がいいのか?
S5d4をどうぞ。
シルヴィウス ぴ、ぴーぶいぴー…?
ナイア S5d4 (5D4) > 16[3,2,3,4,4] > 16
メルド S5d4 (5D4) > 14[4,2,3,1,4] > 14
シルヴィウス s5d4 (5D4) > 13[1,4,1,4,3] > 13
マリア S5d4 (5D4) > 12[4,4,2,1,1] > 12
セリカ S5d4 (5D4) > 16[4,2,4,3,3] > 16
シルヴィウス こ、こわい…
KP/セリオ イカサマをする方はどうぞ。
ナイア SCCB<=90 【イカサマ】 (1D100<=90) > 75 > 成功
シルヴィウス sCCB<=(15*5) 【DEX】 (1D100<=75) > 45 > 成功
メルド SCCB<=40 【イカサマ】この値でいいのかな……? (1D100<=40) > 28 > 成功
マリア SCCB<=(10*5) 【DEX】イカサマ? (1D100<=50) > 96 > 致命的失敗
セリカ SCCB<=(10*5) 【DEX】 (1D100<=50) > 22 > 成功
KP/セリオ
成功した方は2枚取り替えられます。
クリティカルは通常成功、ファンブルは通常失敗扱いです。
シルヴィウス ………
KP/セリオ え??
シルヴィウス え? いや… 怖いな、と……
KP/セリオ
ふふ……?
ちょっと集計しながらやっているのでお待ちくださいね。
KP/セリオ 入れ替えをする場合はnd4をどうぞ。
シルヴィウス オッケーだ
シルヴィウス s1d4 (1D4) > 3
ナイア S1d4 (1D4) > 2
メルド S1d4 (1D4) > 2
マリア S3d4 (3D4) > 6[1,4,1] > 6
セリカ S1d4 (1D4) > 2
KP/セリオ
それでは皆さんお揃いですね。
ショーダウン。
ナイア
「私はこちらです」
2,4,4,4,4
シルヴィウス
「………」
1,1,1,1,3 だ……
メルド
「げっ、ナイア君と同じ!?」
4,4,2,4,4
マリア
「わあ……皆様お強いわ……!」
4,4,4,1,1
セリカ
「なんだか似ているわね、きちんとシャッフルされていたのかしら……?」
4,4,4,4,2
シルヴィウス 4がいっぱい…
KP/セリオ
同率1位:ナイア、メルド、セリカさん
2位:シルヴィウスさん
3位:マリア
ですね。
シルヴィウス 「ぐぬ……」
KP/セリオ ファンブルしたマリア以外、イカサマに成功したんですよね……
シルヴィウス
ふぁ、ファンブル……マリア……
あ、そうか……普通に4に揃えてればよかったな、の顔してる
193
す、すごい…
何もルールを覚えていない…
セリカ
はえ……分からなかったら聞いてね……?
もう一度やる……?
シルヴィウス
い、いや……大丈夫だよ。
1と4どっちにしようかな~ と思って何故か1を選んだだけだから…
セリカ
なるほど……
それかタイマンでもう一度やる……?(?)
シルヴィウス
え…?? ふふふふ、な、何かを狙ってる…?
いいけども…(覚悟をキメる顔
セリカ
ふ、ふふ……何も狙ってないけれど……(DEX的に不利なので……?)
別の事がしたかったらそれでもいいわ。踊る……?
そ、そう……
セリカ
「あ……え、えーと……
シルヴィウスのカードは……そうだったのね。もう一度私とやってみる?」
シルヴィウス 「セリカとタイマン? ……か、かまわないけど…」
セリカ (主人を負かしてしまった……のかお)
セリカ その顔は裏でやってね……
シルヴィウス ん? ふふふ……気にしなくていいのに
メルド 「いいねえ~! じゃあシャッフルしちゃうね!」
セリカ 「ええ。それじゃあ、行くわ……!」ドロー!
シルヴィウス 「……よし、今度こそ負けないぞ」
セリカ S5d4 (5D4) > 14[4,3,2,1,4] > 14
シルヴィウス s5d4 (5D4) > 12[1,3,4,2,2] > 12
セリカ SCCB<=(10*5) 【DEX】イカサマ (1D100<=50) > 17 > 成功
シルヴィウス
sCCB<=(15*5) 【DEX】イカサマ (1D100<=75) > 32 > 成功
s1d4 (1D4) > 3
セリカ S1d4 (1D4) > 3
KP/セリオ それでは、ショーダウン。
シルヴィウス
「………」
2,2,2,2,3
セリカ
「む……中々全部は揃わないわね、……あっ」
4,4,4,3,4
シルヴィウス ぐにゃ………
セリカ あっあっ……
シルヴィウス 「……俺の負けみたいだ」
セリカ 「は、はわ……」はわ…………
シルヴィウス でんでろり
セリカ にゃ、にゃあん…………(とろけたシルヴィウスにちゅりちゅり……
シルヴィウス かわいい……(溶けながらなでなで
メルド (これは……セリカの行動が裏目に出てる……?)
シルヴィウス 「…………………………………何がいい?」
セリカ 「えっ? な、何って……?」おろ……
シルヴィウス 「勝者の……特権……的な…」
セリカ 「!? ち、違うのよシルヴィウス、私は、ただ、…………」
シルヴィウス
「いや、でも…
負けは負けだからな」
セリカ
「じゃ、じゃあ……! 勝者の特権ということで、決闘をしましょう!?
それで真の勝敗を決める……というのは、どう、かしら…………」
視線がうろうろ……
KP/セリオ 欲が少ないですね……
シルヴィウス 「決闘……? も、もちろん構わないけど…」
シルヴィア ……………(ぶわーっと赤くなっている
マリア
「そういえばお二人は、私たち三人や決勝戦、怪物といった色んな相手と戦ってまいりましたけれど
お二人同士で戦うところを見るのは初めてですわね!」
シルヴィウス
というか戦闘こそセリカのほうが強い気がするな…
何となくだが…
シルヴィウス
「……たしかにそうだな。
特にそうする理由もなかったし…」
セリカ わか、わからないわよ……私は出目が荒れているから……
シルヴィウス ………(50ダメージでワンターンキルのシャンタクを思い浮かべている
セリカ
「で、でしょう?
だからこそ、きっとマリアたちにも楽しんでいただけると思うわ!」
セリカ あれは! シャンタク鳥がファンブルをするから──
シャンタク鳥 グェ……
シルヴィウス ふふふ……www
シルヴィウス
「そうだな。
一度やってみよう。マリアとのレッスンの成果もお見せ出来るし…
……姉弟子に勝てるかもしれないしな…?」
セリカ その意気よ、シルヴィウス……!!
セリカ 「ええ。我が主人で弟弟子だからって、もちろん手加減はしないわよ」
メルド
「よーしそれじゃ、シルヴィウス対セリカ!
いっちょ見せてもらおうか!」
KP/セリオ
では剣術や魔術の行使なしの決勝戦ルール適用で、やってみましょうか。
どちらかのHPが0になった時点で勝負が決まります。
【決闘 シルヴィウスさんvsセリカさん】
戦闘開始です。
セリカ
「セリカ・ベアトリシュ=エストレーラ・ゲレイロ。
ゲレイロの名に掛けて、貴方に勝負を挑みます、シルヴィウス!」
シルヴィウス
「……!! セリカ……。
このシルヴィウス=オルフリードが、キミの挑戦を受けて立とう……!!」
KP/セリオ
1ターン目。
シルヴィウスさんの攻撃。
シルヴィウス
悪いが決めさせてもらう…!(フリ
フェンシングでセリカにアタックだ!
CCB<=80+5 【フェンシング】 (1D100<=85) > 39 > 成功
KP/セリオ セリカさんの回避。
セリカ CCB<=50 【回避】 (1D100<=50) > 61 > 失敗
シルヴィウス
は、はわ
いや、最大ダメージはそうそうでないぞ
KP/セリオ ダメージロールをどうぞ。
シルヴィウス 1d6+1+1d4 ダメージロール (1D6+1+1D4) > 3[3]+1+2[2] > 6
system [ セリカ ] HP : 9 → 3
セリカ 「くっ……! さ、流石、パワーがあるわね、シルヴィウス……!」
シルヴィウス 「……それが取り柄だからな……!」
セリカ
「あら、スピードだってあるじゃない……。
でも、これから、よ……!」
KP/セリオ セリカさんの攻撃。
セリカ
もちろん、フェンシングをしましょう!
CCB<=85 【フェンシング】 (1D100<=85) > 86 > 失敗
セリカ はわ……
シルヴィウス い、いちたりない…
KP/セリオ では、思いの外深手を負ったせいか、上手く力が入らなかったようだ。
セリカ 「……! そんなっ……」
シルヴィウス
「………っ」し、しんぱい…
「……う、動きが鈍ってるぞ、セリカ…!」
セリカ 「うう……まだ、まだ……!」
KP/セリオ
2ターン目。
シルヴィウスさんの攻撃。
シルヴィウス
ぬ… ぬ……
いや、続けて攻撃だ…! フェンシング!
CCB<=80+5 【フェンシング】 (1D100<=85) > 47 > 成功
KP/セリオ セリカさんの回避。
セリカ
CCB<=50 【回避】 (1D100<=50) > 22 > 成功
「っ、あ、あぶな……っ はあっ……」
シルヴィウス 「……!! 流石に、二回も受けてはくれないか…」
KP/セリオ セリカさんの攻撃。
セリカ
今度こそ……攻撃するわ
CCB<=85 【フェンシング】 (1D100<=85) > 79 > 成功
KP/セリオ シルヴィウスさんの回避。
シルヴィウス CCB<=50 【回避】 (1D100<=50) > 74 > 失敗
KP/セリオ ダメージロールをどうぞ。
シルヴィウス ほわっ… ふふ、わからなくなってきたな……
セリカ 1d6+1+1d4 【フェンシングダメージ】 (1D6+1+1D4) > 1[1]+1+1[1] > 3
セリカ とてもよわい
シルヴィウス や、やさしい……(ぎゅ…
system [ シルヴィウス ] HP : 13 → 10
セリカ 「! 当たった、っけど、足りない……!」
シルヴィウス
「……!」
とっさのことだったが、上手く急所からは逸したんだろう…!
KP/セリオ
3ターン目。
シルヴィウスさんの攻撃。
シルヴィウス
三度目だ! ……フェンシング!
CCB<=80+5 【フェンシング】 (1D100<=85) > 85 > 成功
KP/セリオ セリカさんの回避。
シルヴィウス 出目が上がってきてる…?(震
セリカ CCB<=50 【回避】 (1D100<=50) > 57 > 失敗
シルヴィウス はわ…
KP/セリオ
確定勝利ですが……。
ダメージロールをどうぞ。
シルヴィウス 1d6+1+1d4 ダメージロール (1D6+1+1D4) > 6[6]+1+1[1] > 8
system [ セリカ ] HP : 3 → -5
シルヴィウス 俺の容赦がない…
KP/セリオ とどめのRPをどうぞ。
シルヴィウス
「セリカ……っ、はァっ…!!」
スキを見逃さず、セリカの重心を突き崩す……!
セリカ
「っ、しまっ…………!」
どうにか避けようと思ってよろけた隙を突かれて……
「あぁ……っ!」
力強い刺突攻撃になすすべもなく吹き飛ばされ、倒れる。
メルド 「……そこまで!」
KP/セリオ
戦闘終了。
【決闘 シルヴィウスさんvsセリカさん】
シルヴィウスさんの勝利です。
おめでとうございます!
シルヴィウス
あ、ありがとうございます…… ふみゃ…
「……あっ……」
倒れた様子のセリカをみて心配げな顔に……
すぐに駆け寄っていく
セリカ
「う……」
くらつきを覚えつつも、ゆっくり体を持ち上げる
シルヴィウス
「……手を」
応えがある前に手を掴んで、体を支える。
「……試合をしてくれてありがとう。
…キミに勝てる日が来るなんて」
「でも、実力は五分五分だったと思う。
今日は……俺の運が良かっただけだ」
セリカ
「こちらこそありがとう。……もう、またそんな事を言って……。
確かに運も実力の内だけれど……」
「ここまで成長できたのは、貴方の日々の努力の賜物でもあるわ」
「……強くなったわね、シルヴィウス!」
「姉弟子として誇らしいわ。
勝負には負けてしまったけれど……何だかとても嬉しいの」
シルヴィウス
「……嬉しい…?
そっか……」
「……キミに見つけてもらってから、今日までの間……
頑張ってきたかいがあったな」
セリカ
「ええ、いつだって貴方は頑張っているわ。
誰よりも、私が隣で、見てきたのだから……」
シルヴィウス 「……ふ…、そうだったな」
セリカ
「帰ったら、師にもこの成長ぶりを見せなくてはね。
支えてくれてありがとう、シルヴィウス。……あ……」
シルヴィウス 「ああ。師匠にも会いに行かないと………ん?」
セリカ 「勝者の特権、とやらは……どうされたいかしら?」
シルヴィウス
「それは……いいよ」
「ポーカー時だってほとんどなしみたいなものだったじゃないか?
1:1で引き分けだ」
セリカ
「そ、そう……? じゃあ、そういうことで……?
……ふふ、優しいのね、シルヴィウス」
シルヴィウス
「優しい…? そうかな?」
「そもそもそんなもの無くても、セリカ。
キミは大体のお願い事は聞いてくれるじゃないか」
セリカ
「それは……そうだけれど。
聞けないお願いだってある……かもしれないわ?」
シルヴィウス 「きけないおねがい…」
セリカ 「……でも、そんな無茶なお願いは、まずシルヴィウスがしないわよね」
シルヴィウス
「うん。
……キミに無理強いするようなことになるのはいやだ」
「キミにはキミの思うままにしていてほしいから」
セリカ 「私の、思うままに……」
シルヴィウス
「そうだよ。
……強いて言うなら…それが俺の今のお願い事かな」
……抱き上げて、立てそうならそっと床に下ろす…?
ドレスの裾とか……直し直し…
セリカ
「…………」
シルヴィウスのお願いについて思案している間に、何だかいい感じに整えられていた……
「……はっ、ご、ごめんなさいボーッとしちゃって。
ありがとうシルヴィウス。貴方に直させてしまったわね……」
シルヴィウス
「いいや、全然。
気にするなよ、俺がやりたくてやってるんだし」
「ね」
最後に乱れた髪型を軽く整える…?
セリカ
「…………うん」
髪を撫でつける手を、微笑む顔を眩しそうに見遣りながら、大人しく頷く。
シルヴィウス へへ……(PLが照れ転がっている
セリカ えっ……!? ど、どき……???
シルヴィウス ふふ……俺もドキ…
KP/セリオ
君たちの激しい決闘から一転した、穏やかで優しいやり取りを、ナイア、マリア、メルドも静かに見守っていることだろう。
こうして、君たちは舞踏会での思い出をまたひとつ積み重ねていった。
シルヴィウス 見守られていた…… はわ…わ…
メルド おふたりさんだけの世界じゃないんだから、見てないわけないだろ~!?(にまにま
シルヴィウス
そ、そうなんだが……
そうなんだけども…!
KP/セリオ
閉会の時間──0時が近い。
次回、終幕。
八日目夜の部はこのあたりでお開きといたしましょう。
本日も昼夜駆け抜け、長時間ありがとうございました。
シルヴィウス
ああ、今日も長いあいだ、ありがとうございました。
あとは…帰るだけだな!
セリカ ええ、帰るまでが舞踏会よ!
シルヴィウス
ふふ、遠足……!
勝てるかな…… いや、勝てるとは思うが…(慢心
セリカ
何よりも怖いもの SANc────
(クリチケを握りしめる音)
シルヴィウス
ふふふ…… どうなるかな…(不定待ったなし)
まあ、0にならなければ…なんとかなる…!
セリカ うう、なんとか……したいわね……!
KP/セリオ エンディング前に不定リセットもありますからね、頑張って耐えましょう。
シルヴィウス
なるほど……そうだったか。
……うん、がんばろう。
そうしたら、今日は本当にお疲れさまでした。
また明日……よろしくおねがいします。
セリカ
本日も長時間お付き合いありがとうございました。
お疲れ様でした。
次回もよろしくお願いいたします!
シルヴィウス
ああ。
それでは……おやすみなさい、セリカ、けみかえるさん。
セリカ おやすみなさい、シルヴィウス、藺草さん。
KP/セリオ
【エンディング前不定リセット】
シルヴィウスさん:32
セリカさん:44
KP/セリオ ボンソワール、本日も皆様お揃いですね
シルヴィウス
やあ、こ、こんばん…… ぼ、んそわーる
セリオさん
KP/セリオ フランス旅行(?)も終盤ですからね、ふふ……
シルヴィウス
たしかに……たった一夜(?)の出来事なのに10日ほど長い旅を経てきたような気がする……
いよいよ終わってしまうのか…
セリカ 本当に濃い一日だったわね……
シルヴィウス ああ……出来るなら無事に帰りたい…… どきどき…
KP/セリオ
お二人にとって思い出深い一日になったのであれば幸いです。
その思い出を抱えて帰れるかどうか……見届けさせていただきましょう。
KP/セリオ
クトゥルフ オブ ザ マスカレード 九日目
再開いたします。
シルヴィウス 見えるようになった……今日もよろしくおねがいします!
セリカ
良かったわ……!
本日もよろしくお願いいたします。
KP/セリオ 前回は閉会の時間いっぱい、ナイア、マリア、メルドたちと時間を過ごしたところまででしたね。
シルヴィウス ああ。なんだか色々……色々あったが、楽しかったな。
セリカ 最後まで楽しみ尽くしたわ。
KP/セリオ 閉会も目前になり、君たちへナイアが声を掛けてくる。
ナイア 「もう少しで閉会の時間ですね」
シルヴィウス
「……そうだな。
0時はもう間近だ」
「長いような短いような……そんな一日だった」
セリカ
「思い返せば色んな事があったわね。
まさかこんな事になるとは……もちろん、いい意味でね」
ナイア
「こうして貴方がたと最後までご一緒できて本当に良かったです」
「折角ですので、最後にもう一度だけ踊られてから帰りませんか?」
メルド
「いいね! じゃあさ、僕の演奏で踊るってのはどう?
ここから出たら、アマデウスの演奏で踊るなんて一生無いよ!」
シルヴィウス
「……アマデウスさんの演奏で…?
そうだな、メルドさんの演奏では幾度となく踊ったが……」
メルド
「そ! しかも曲目はあの【銀星のレクイエム】だよ。
あの曲を弾いてしまえば皆在るべき場所へ帰れるからさ!」
セリカ
「作曲者自ら、秘蔵の曲を演奏してくださるなんて……
確かに、またとない貴重な経験ね」
シルヴィウス
「皆……在るべき場所へ……」
「そうか……それなら、ぜひ。
お願いしたいな…」
メルド 「任せてよ! それじゃ、僕ピアノ弾いてくるね」
マリア
「ありがとうメディ!
ではお兄様、改めまして、わたくしと最後に踊りませんこと?」
ナイア
「ええ、マリア。
……と言いたいところですが。こういう時は『男性から』誘うのが礼儀ではないですか?」
マリア
「それもそうですわね。
ではお兄様、わたくしを誘ってくださいまし!」
ナイア
「分かりました。
……ではマリア、私と最後に一曲踊らないかい?」
マリア 「ええ、お兄様っ!」
KP/セリオ ナイアとマリアは舞踏会場の中央へと歩いて行く。
シルヴィウス
「……よかった。
とっても……幸せそうだ」
二人の後ろ姿を見ながら
セリカ
「ええ、本当に。
マリアの願いもナイアの祈りも通じて……本当に良かったわ」
シルヴィウス
「………、……と……男性から、か……。
それはそうだよな…」
「……セリカ」
セリカ 「はい、シルヴィウス」
シルヴィウス 「どうかもう一度、俺と踊ってくださいませんか?」
セリカ 「もちろん……喜んで」
シルヴィウス
「……ありがとう」
ゆっくりと手を引いて、ホールの中央へと一緒に歩いていこう。
KP/セリオ シルヴィウスさんとセリカさんも、手を取り合ってナイアとマリアの後に続く。
ナイア
「シルヴィウス、セリカ。本当にありがとうございました。
私たちの縁を繋ぎ、メルドの事まで何とかしてくださって」
「私たちは、本当にあなた方に感謝しています。
離れていても、あなた方の事を大切に思い続けます」
「寂しくなりますが……どうか、お元気で」
マリア 「お元気でいてくださいまし、シルヴィウス、セリカ」
シルヴィウス
「ああ、俺たちの方こそ……寂しいよ」
「もう会えなくなっても、きっと忘れない。
……そちらも、どうかお元気で」
セリカ
「たくさんの思い出をありがとう。
いつだって貴方たちのことを思い出すわ」
「どうかお元気で。貴方たちの幸せを祈っているわ」
KP/セリオ
君たちがめいめい別れを済ませると、メルドがグランドピアノのある舞踏会場の2階へ足を運ぶ。
しかし……
メルド 「わっ!?」
KP/セリオ 突然、メルドが吹き飛ばされて君たちの足元へ転がってきた。
シルヴィウス 「……!? アマデウスさん?」
セリカ 「! 一体何が……!?」
KP/セリオ
メルドが飛ばされてきた2階へ目線を飛ばすと
パチパチパチ……と突如雰囲気をぶち壊すかのような拍手が聞こえてくる。
其処には、ナイア公爵と瓜二つの姿をした男が立っていた。
シルヴィウス 「あいつは……!」
セリカ 「っ……!」
KP/セリオ その男はにやりと口元を醜く歪め、笑いながら言ってくる。
???
「なぁぁんて素敵な光景でしょう!
苦悩を乗り越え、友と歩む道を未来に見出す化け物!」
「最高のシナリオでした! 拍手! はい拍手ぅ!!」
KP/セリオ ナイアそっくりの男は階段を降りると、少し離れたところに立った。
???
「しかし、シナリオはよくても役者が大根でしたねぇ。
これは配役ミスとしか言いようがないや」
KP/セリオ
彼はぐるりと君たちを見渡す。
そしてメルドの方を指差すと、彼の姿が瞬時にメルドの姿へと変わった。
???
「メルド! 君は元に戻らず、若い姿のままのほうがよかった!」
「君はナイアとマリアと探索者を生かすために、自らの命を捧げて舞踏会を破壊し、彼らを元の世界へ帰す!
そっちの方が、感動的なシナリオではありませんか!」
KP/セリオ メルドの姿をしていた彼は、次にマリアの姿になる。
???
「マリア! 君は探索者から名前をもらい、偽者の神として暴力の限りを尽くす!
そして探索者達に取り押さえられた君は罪を償うべく自ら首を差し出し、場を収める!」
「その奉仕精神こそ、お涙頂戴のおいしい場面ですよ!」
KP/セリオ 次に彼は、君たち──探索者の姿になる。
シルヴィウス
「……なんだ? 何の話をしている……
――!」
???
「そして探索者諸君! 僕のシナリオを遊んでくれて本当にありがとう!
おかげでシナリオはぐちゃぐちゃだ」
「こんなエンディングは想定していない。
こういうシナリオブレイカーは、困るんだよね?」
KP/セリオ そう言う彼を、ナイアが驚いた表情で見つめる。
シルヴィウス かわいい 可愛いけど ぐぬぬ……
??? おやおやぁ 揺らいでる?
ナイア 「貴方はまさか……」
シルヴィウス いや……(ふるふる
??? 「やぁ欠陥品。僕の想定通りに動いてくれてありがとう!」
KP/セリオ
その言葉に、ナイアは顔を強張らせた。
しかし構わず彼は続ける。
???
「新たに生み出された悪しき化身! しかし人間のような心が、それを悩ませ葛藤させる!
神の意志を理解できるが、心がそれを理解しようとしない!」
「君はなんとか、僕に認められるように動くだろう。
そして最後は葛藤する探索者達に殺され、『こんなはずでは』と嘆きながら、今迄生きてきた無駄な時間を嘆き死んでいく!」
「そう、これがいいんですよ! 僕のシナリオはこうでなくっちゃ!!」
「なのになんでまだ生きてるのさ。ここまで想定通りに動いてくれたんだ。
最後までらしく踊ってくれよ。舞踏会の主催者だろ」
ナイア
「私は、化身のバグではなかったのですか? 偶然産み落とされたのではなく……
故意に生み出された? 一体、何のために……」
???
「そりゃ僕はキーパーだからさ。このシナリオの映画監督みたいな?
でも配役ミスだなー。これはシナリオの組直しだ」
「悪いけど、君たち大根役者はここで全員クビ。
キーパーらしく、君たちの最期までちゃんとケアをしてあげよう」
「あーでも、この舞踏会場は使いまわさせてもらおうかな。
霊が集まるなんて、まったくもって『クトゥルフ神話』らしいじゃないか」
ナイア 「…………っ」
KP/セリオ
ただ弄ばれる為に生み出されたと知ったナイアは、ポロポロと涙を零した。
しかし、ぐいと袖で乱暴に涙を拭うと剣を引き抜き、君たちと男……
ニャルラトホテプの間に立ちはだかる。
シルヴィウス 「……ナイア…… ……!?」
ナイア
「貴方たちは逃げてください。
まっすぐ門へ走ってここから逃げるのです」
「数秒だけ、私が時間を稼ぎます。
あれは貴方たちが出会っていいものでは無い」
「化身だとか、そんな生易しいものじゃない。
アレは間違いなく、……本物だ」
KP/セリオ そう言う彼に、マリアとメルドがその側に立つ。
マリア
「お兄様。私たちは一心同体ですわ。
だって私たち、兄妹ですもの!」
メルド
「こうなったら僕も一緒に戦わなくちゃね。だって僕はナイア君の唯一無二の従者だから!
ほらほら僕に命令してみなよ、一緒に戦ってくれって!」
KP/セリオ
彼らも君たちに、「行け」と目で伝えるだろう。
さて、ここで君たち探索者に選択肢を与える。
ここに留まるか、逃げるか。
なお、君たちは魂を一部共有しているため、片方のみが逃げる事は不可能である。
シルヴィウス
「……『本物…』……
舞踏回のたびに、あいつが言っていたのは、そういうことか……」
「………俺は……」
セリカを一瞬見る
「行かない。……逃げない。
キミ達に何を言われても……キミたちを置いて逃げたりなんか…したくない」
「……セリカ、すまない……」
セリカ
「……もう、シルヴィウスったら。どうしてそこで謝るのよ」
「私も『私の思うまま』にするわ。
友を身代わりに背を向けてなんていられないもの」
「……貴方たちと、共に戦いましょう」
シルヴィウス 「……セリカ……」
KP/セリオ それでは……留まる、という事で。
シルヴィウス ああ、留まる。
セリカ もちろん、留まるわ。
KP/セリオ
留まることを選んだ君たちに、ナイア、マリア、メルドの驚愕の視線が注がれる。
それに対してニャルラトホテプは、歪めていた口元を更に愉悦で歪めてみせた。
ニャルラトホテプ
「まさか『留まる』というルートを選ぶとは!
けど、残ったということは、そんなに……」
「僕の貌、見たいんだね?」
KP/セリオ
ニャルラトホテプは真の姿を見せる。
その月に吠えるものの姿と対面した君たちは
SANc 1d10/1d100
シルヴィウス CCB<=41 【SANチェック】 (1D100<=41) > 39 > 成功
セリカ CCB<=55 【SANチェック】 (1D100<=55) > 86 > 失敗
シルヴィウス あっ、 は、はわわ………
セリカ あわ………
シルヴィウス く………
KP/セリオ クリチケを使っても構いませんよ、もちろん。
セリカ う……一回……どうなるのか振ってみてから考えようかしら……
シルヴィウス ………www ふふ なるほど……
シルヴィウス 1d10 減少 (1D10) > 10
セリカ 1d100 (1D100) > 50
シルヴィウス たいへんなことに
セリカ 耐えられはするわね……(?)
シルヴィウス
いやいやいや…
………え?
いや………任せるが………
system [ シルヴィウス ] SAN : 41 → 31
シルヴィウス 何れにせよ俺は不定&一時発狂かな…
KP/セリオ
シルヴィウスさんは……
数値の振り直しはされないということでよろしいですか?
シルヴィウス
え…!?? ど、どうしようか……
せっかくだから……する……? これ以上もう悪くなりようがないしな……
KP/セリオ エンディング前に不定リセットが入るので、次回不定は32ですね。
シルヴィウス ありがとう……クリチケを消費して振り直してみよう
system
[ シルヴィウス ] CT : 3 → 2
[ シルヴィウス ] SAN : 31 → 41
シルヴィウス 1d10 SAN減少 (1D10) > 7
system [ シルヴィウス ] SAN : 41 → 34
KP/セリオ 不定は免れましたが……【アイデア】をどうぞ。
シルヴィウス ………うん! 不定は… 避けられたということで…
シルヴィウス CCB<=65 【アイデア】 (1D100<=65) > 22 > 成功
セリカ よかったわ! あ……!
シルヴィウス ホワァ…
KP/セリオ
では一時的発狂ですね。
陥りたい狂気はございますか。
シルヴィウス
ぬ……!
陥りたい狂気…… この場から逃げ出さない、あるいは……相手に攻撃できる狂気がいいなとは思うんだが……
KP/セリオ
ふふ……
狂気表に無い狂気でも構いませんよ。
考えていただいている間に、セリカさんはいかがなさいますか。
セリカ 振り直します……SANチェックから。
system [ セリカ ] CT : 10 → 9
セリカ CCB<=55 【SANチェック】 (1D100<=55) > 61 > 失敗
セリカ みゅ…………
シルヴィウス ほ、ほわ…… どうして…
セリカ 1d100 ……? (1D100) > 15
セリカ さっきよりマシ……!?
シルヴィウス
……!! け、軽減された……
いや、で、でも…? ど、どうなんだろう…!!
セリカ むむ……! もう一度やってみるわ……!
セリカ もう一度……!
system [ セリカ ] CT : 9 → 8
セリカ CCB<=55 【SANチェック】 (1D100<=55) > 66 > 失敗
セリカ だめ…………
シルヴィウス
ど、どうして……
セリカ~~!!(ぎゅ…
セリカ 1d100 (1D100) > 65
セリカ 耐えられなかった…………
シルヴィウス あっあっあっ
セリカ …………
system [ セリカ ] CT : 8 → 7
セリカ CCB<=55 【SANチェック】 (1D100<=55) > 34 > 成功
シルヴィウス
諦めないでくれ~~~!!!!
ほっ……!
セリカ 1d10 (1D10) > 6
シルヴィウス のわ……! でも最も低い!
セリカ これで……いくわ……
system [ セリカ ] SAN : 55 → 49
シルヴィウス ふふふ……減少値厳選…
KP/セリオ 【アイデア】をどうぞ。
セリカ CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 84 > 成功
シルヴィウス ぬわ… 惜しい…
KP/セリオ では、お二人とも発狂ですね。
シルヴィウス 狂気……フェティッシュ(パクリ)か……無謀な勇気(回避時に魔術を使わない等)か……
KP/セリオ ラウンドを1d10+4で決めましょうか。
セリカ 1d10+4 ラウンド (1D10+4) > 10[10]+4 > 14
シルヴィウス 1d10+4 ラウンド (1D10+4) > 1[1]+4 > 5
シルヴィウス りょ、両極端…
セリカ ケリがつくまでずっと発狂…………
KP/セリオ そうですね……
ナイア SCCB<=(18*5) 【DEX】 (1D100<=90) > 76 > 成功
メルド SCCB<=(16*5) 【DEX】 (1D100<=80) > 18 > 成功
マリア SCCB<=(10*5) 【DEX】 (1D100<=50) > 71 > 失敗
ナイア
SCCB<=90 【技能・精神分析】 (1D100<=90) > 6 > スペシャル
choice[シルヴィウス,セリカ] (choice[シルヴィウス,セリカ]) > シルヴィウス
シルヴィウス の、のわ……
ナイア 1d3 (1D3) > 3
メルド
SCCB<=50 【技能・精神分析】 (1D100<=50) > 13 > 成功
1d3 (1D3) > 2
KP/セリオ
では、咄嗟に動く事のできたナイアとメルドが、君たちに【精神分析】を使う。
シルヴィウスさんは3、セリカさんは2、SAN回復どうぞ。
system
[ シルヴィウス ] SAN : 34 → 37
[ セリカ ] SAN : 49 → 51
シルヴィウス えーん……ありがたい………
KP/セリオ とても出目がよかったですね……ほっ
KP/セリオ 君たちは狂気に陥りかけた……かに思われたが、友の声にはっとニャルラトホテプを再度見据えることだろう。
シルヴィウス 「………!」
セリカ 「っ……!」
ナイア 「シルヴィウス、セリカ! まったく、あなた方は……」
マリア
「ありがとう、お二人がいらっしゃればもっと心強いわ!
共に戦いましょう!」
メルド
「まったくお人好しはこれだから!
よーし、防御なら僕に任せてくれたまえ! 君たちを必ず守るよ!」
シルヴィウス
「……今、何か……
いや、ありがとう…!
共に戦わせてくれ…!」
剣を抜き放つ…!
セリカ 「……ええ、きちんと閉会できるまで、共にいるわ!」
KP/セリオ
ナイアとマリアが剣を持ち、君たちと肩を並べて臨戦態勢に入る。
メルドは君たちの背後で魔術を使い、全員の防御に徹するだろう。
【最終決戦 vsニャルラトホテプ 】
戦闘開始です。
戦闘前にやっておきたいことはありますか?
シルヴィウス
はっ…… 小瓶を飲むのと……
ガレットデロワを食べる…?(?)
KP/セリオ
お茶会の時に召し上がっていたことにしましょう。
MP回復、HPも最大値まで回復をどうぞ。
system [ セリカ ] HP : -5 → 9
シルヴィウス
ガレロワは2個ずつで……
小瓶はセリカが2本飲む?
いや、3本でもいいんだけど
セリカ じゃあ、ありがたく2本いただくわね
シルヴィウス ああ。
system
[ シルヴィウス ] 黄金の小瓶 : 3 → 0
[ シルヴィウス ] SPガレロワ : 4 → 0
KP/セリオ シルヴィウスさんが20、セリカさんが30回復ですね。
system
[ シルヴィウス ] HP : 10 → 13
[ セリカ ] MP : 46 → 76
[ シルヴィウス ] MP : 62 → 82
シルヴィウス
集計ありがとう……!
これだけあっても不安だな…
KP/セリオ いえいえ。頑張ってまいりましょう。
シルヴィウス ああ!
KP/セリオ
行動順は左の通り
ニャルラトホテプ→ナイア→シルヴィウスさん→マリア→セリカさん
でまいります。
1ターン目。
ニャルラトホテプの攻撃。
1ターンに2回攻撃を行います。
ニャルラトホテプ
S1d3 【攻撃方法】 (1D3) > 3
SCCB<=100 【3:全体へ魔術攻撃】 (1D100<=100) > 97 > 成功
KP/セリオ
ニャルラトホテプは、黒い顔の神父の姿になった。
杖を振ると、全員の足元から口のついた黒い手のようなものが伸びてきて、足首に噛み付こうとしてくるだろう。
【回避】をどうぞ。
ナイア CCB<=70 【回避】 (1D100<=70) > 22 > 成功
マリア CCB<=40 【回避】 (1D100<=40) > 36 > 成功
メルド CCB<=40 【回避】 (1D100<=40) > 1 > 決定的成功/スペシャル
シルヴィウス
とってもえらい……
!!!!!!!!!
メルド !?
シルヴィウス や、やった~! クリチケ…!(???)
シルヴィウス 俺は…瞬間強化を使おう
メルド えっ……じゃあ……(うろ……)相棒にあげよう!
シルヴィウス えっ!?
KP/セリオ メルドの1クリチケをシルヴィウスさんに譲渡いたしましょう。
シルヴィウス !? あ、ありがとう…!?
メルド 僕がもらうより、君の方が有効に使ってくれそうだからね!
シルヴィウス うう……ありがとう…
system [ シルヴィウス ] CT : 2 → 3
セリカ 私も瞬間強化を使います。
system
[ シルヴィウス ] MP : 82 → 77
[ セリカ ] MP : 76 → 71
セリカ CCB<=99 【回避・瞬間強化】 (1D100<=99) > 44 > 成功
シルヴィウス CCB<=50+49 【回避】 (1D100<=99) > 89 > 成功
シルヴィウス ひえ…… 使ってなかったら危なかったな…
セリカ
よかった……!
全員凌げてえらいわ!
KP/セリオ
では、咄嗟に黒い手を避け切る事が出来る。
ニャルラトホテプ、2回目の攻撃
ニャルラトホテプ
S1d3 【攻撃方法】 (1D3) > 1
SCCB<=100 【1:対象一人に攻撃】 (1D100<=100) > 59 > 成功
choice[シルヴィウス,セリカ,ナイア,マリア,メルド] (choice[シルヴィウス,セリカ,ナイア,マリア,メルド]) > メルド
KP/セリオ
ニャルラトホテプは、「月に吠えるもの」の姿になる。
見上げるほど巨大な体がメルドを踏みつぶそうとしてくるだろう。
メルドの回避。
メルド CCB<=40 【回避】 (1D100<=40) > 94 > 失敗
シルヴィウス のわーっ
ニャルラトホテプ 7d10 【1:対象一人に攻撃】 (7D10) > 48[8,7,7,4,7,10,5] > 48
シルヴィウス ひ、ひえ…
メルド わーっ 瞬間防壁!
system [ メルド ] MP : 63 → 15
シルヴィウス すでにMPがゴリっといってるな……
KP/セリオ メルドは咄嗟に魔術で防壁を張り、「月に吠えるもの」の巨体を弾いた。
メルド 「いやこれ……弾かなかったらぺしゃんこだな!?」
KP/セリオ 次、ナイアの攻撃。
ナイア SCCB<=90 【剣術】 (1D100<=90) > 36 > 成功
KP/セリオ ニャルラトホテプの回避。
ニャルラトホテプ SCCB<=40 【回避】 (1D100<=40) > 14 > 成功
KP/セリオ ニャルラトホテプは嘲るようにナイアの攻撃をするりと避けた。
ナイア 「く……!」
KP/セリオ 次、シルヴィウスさんの攻撃。
シルヴィウス CCB<=80+5 【フェンシング】 (1D100<=85) > 15 > スペシャル
KP/セリオ ニャルラトホテプは半分の値で回避。
ニャルラトホテプ SCCB<=(40/2) 【回避/2】 (1D100<=20) > 83 > 失敗
KP/セリオ
回避失敗。
ダメージロール、魔術等の行使をどうぞ。
シルヴィウス
しゅ、しゅんかんきょうか…… いや……(メタ… メタ…
いや、使うよな……
KP/セリオ ルルブの内容を知っているので、【陽光の加護】も使うでしょうね……。
シルヴィウス
ふふふ……だよな。
よし……
シルヴィウス 陽光の加護と瞬間強化、一撃必殺を使おう……。
system
[ シルヴィウス ] MP : 77 → 71
[ シルヴィウス ] HP : 13 → 12
KP/セリオ 2倍ダメージ、固定値+10(5*2)でどうぞ。
シルヴィウス 2d6+2+2d4+10 ダメージロール (2D6+2+2D4+10) > 4[3,1]+2+2[1,1]+10 > 18
シルヴィウス ひ、酷い…… 1が3つ…
system [ ニャルラトホテプ ] HP : 666 → 648
シルヴィウス 「……!! 効いてるのか…? これは…!?」
セリカ とりあえず削れているから……!
シルヴィウス うう…… ウン…!
KP/セリオ
シルヴィウスさんは魔術を駆使し、身を削るような剣撃でもってニャルラトホテプへ刺突攻撃を繰り出す。
しかし、ニャルラトホテプは蚊でも止まったかのように、斬り込まれたところをぽりぽりと掻いてみせるだけだ。
次、マリアの攻撃。
マリア SCCB<=70 【サーベル&ナイフ】 (1D100<=70) > 14 > スペシャル
KP/セリオ ニャルラトホテプは4分の1の値で回避。
ニャルラトホテプ SCCB<=(40/4) 【回避/4】 (1D100<=10) > 38 > 失敗
KP/セリオ
回避失敗。
マリアは【一撃必殺】、【瞬間強化】、【陽光の加護】を使用し、ダメージロール。
system
[ マリア ] MP : 500 → 499
[ マリア ] MP : 499 → 500
[ マリア ] HP : 10 → 9
[ マリア ] MP : 499 → 494
マリア 2d10+4d6+10 【瞬間強化・一撃必殺サーベルダメージ】 (2D10+4D6+10) > 12[10,2]+16[3,6,4,3]+10 > 38
system [ ニャルラトホテプ ] HP : 648 → 610
シルヴィウス 強いな…
KP/セリオ マリアの力強い攻撃を以ってしても、ニャルラトホテプにとってはかすり傷のようだ。
マリア 「そんな、手ごたえがあまりにも……!」
KP/セリオ 次、セリカさんの攻撃。
セリカ CCB<=85 【フェンシング】 (1D100<=85) > 23 > 成功
KP/セリオ
ニャルラトホテプは6分の1の値で回避。
SCCB<=(40/6) 【回避/6】 (1D100<=6) > 38 > 失敗
あ……私が振ってしまった。
まあ失敗なので……ダメージロールをどうぞ。
シルヴィウス
ふふ……
セリカ! がんばえーっ!!(突然の幼児化
セリカ 【一撃必殺】、【瞬間強化】、【陽光の加護】を使います。
system
[ セリカ ] HP : 9 → 8
[ セリカ ] MP : 71 → 65
セリカ ふふ……がんばるわ!
セリカ 2d6+2+2d4+10 【フェンシングダメージ・瞬間強化、一撃必殺】 (2D6+2+2D4+10) > 4[1,3]+2+6[3,3]+10 > 22
system [ ニャルラトホテプ ] HP : 610 → 588
セリカ 「……! 固い……!」
KP/セリオ 君たちは剣を振り、己の全てをもって悪しき邪神へ立ち向かう。
system [ ニャルラトホテプ ] HP : 588 → 666
KP/セリオ しかし、露を払うかのように受けた傷はたちまち塞がり消えていってしまうだろう。
セリカ 「っそんな、傷が、癒えた……!?」
シルヴィウス 「……っ、これじゃあ……!」
KP/セリオ 顔か口かも分からぬその触手は、ケタケタと耳障りな声を放つ。
ニャルラトホテプ
「結局つまらない茶番劇でした。
呪うなら、自らが選んだくだらないエゴの道を呪ってよ」
KP/セリオ 嘲笑うその声と共に、恐ろしい邪神の一振りが君たちへと振り下ろされる。
シルヴィウス エゴ…… にゃーん……
セリカ 刺さっている……
シルヴィウス
「……! セリカ…!」
無駄だと分かっていても……思わず全身で庇う…!
セリカ
「っ、シルヴィウス……!?」
庇おうとしたところを庇われてそのまましがみつく
KP/セリオ
君たち全てを覆い尽くす影が落ちる。
その時だった。
金色の星屑がはらりと君たちの目の前に突如現れ、死をもたらす一撃を美しい金色の光で防ぐ。
セリカ 「……あ、当たら、ない……?」
シルヴィウス 「この、光は…!?」
KP/セリオ 唖然としていると、星屑は輝きを増して人の形をとり、君たちへ振り向いた。
サニド
「また会えたね! お兄ちゃん、お姉ちゃん。
うちが来たからには、もう大丈夫や!」
KP/セリオ にこーっと微笑むその子は、あの【忘却の星籠】に居た少女、サニドだった。
シルヴィウス 「サニド様…!」
セリカ 「サニド様……!」
KP/セリオ それを見た邪神は、変わらず嘲り笑う。
ニャルラトホテプ
「はっ、一人変なものが増えただけじゃないか!
それも、クソの役にも立たない小さな精霊がな!」
KP/セリオ
邪神が邪悪な声を出した。
しかし、サニドはその邪神を臆する事なく見上げる。
そして幼い少女とは思えぬ、威厳ある眼差しを彼に向けた。
サニド 「私たちは、ひとりじゃない」
KP/セリオ
彼女のその言葉を合図とするかのように、舞踏会場全体が黄金の光に包み込まれる。
それは床から上がってきた小さな銀色の星屑が黄金色に変わり、炎のように激しく瞬いているのだ。
シルヴィウス
ゴッドストリート……
かっこいいな……
KP/セリオ
瞬きとともに、音にはならぬ声が、叫びが、激励が、会場中に響き渡る。
君たちに、「諦めるな」「戦え」と心を奮い立たせる。
その光景はまるで、暗い宇宙に燦然と輝く星々のようだった。
星屑の散る舞踏会で、少女はもう一度声を上げる。
サニド
「私たちは、ひとりじゃない。
シルヴィウスお兄ちゃん、セリカお姉ちゃんの歩んだ道は、間違いじゃなかった」
「あなた達の思いやりが、優しさが、忘れ去られた数多の記憶達を救ってくれた。
その星屑達が、今、あなた達の窮地を聞きつけて、我先にとここへ駆け付けたんだ」
「………ここにあるは数多の命。忘れ去られた無数の記憶」
「誰かの為に心を砕き、身を粉にして他者を救う。
その眩しき心のありようこそ、人はこれを──」
「英雄と呼ぶのだろう」
KP/セリオ
彼女が導くように両手を振り上げる。
その瞬間、会場が眩い程の黄金の星屑達に彩られた。
サニド
「我が名はサニド! 人々の心と可能性を見定める者!」
「星々さえもその雄姿を焼き付け、後に神話として語られる者の旅路を照らす、英雄達の守護者である!」
KP/セリオ そう言った後、彼女は君たちへあどけない表情を向ける。
サニド
「みんなと助けにきたで、シルヴィウスお兄ちゃん、セリカお姉ちゃん!
ここで勝ったら、かっこいーよ!」
シルヴィウス
「ありがとう……、サニド様……!
皆……!」
「ああ、俺たちは、かならず勝つ……!
友人たちのために……俺の誇りにかけて…!」
シルヴィウス ……という自己暗示かもしれないな
セリカ
「サニド様、そして皆様、ありがとうございます……!」
「誓いましょう。大切な友人たちと共に戦い……
貴方がたへ、勝利をお捧げすると!」
シルヴィウス かっこいいな…セリカ……
ナイア 「……そういう事でしたか」
KP/セリオ その光景を眩しそうに見ていたナイアは、苦笑気味にそう言うと、君たちの前へ歩いていく。
ナイア 「受け取りなさい」
KP/セリオ
彼は自分が使っていた銀の双剣を、君たちの目の前の床へ突き立てる。
その瞬間、刀身が闇夜の中の月光のように鋭く煌めいた。
ナイア
「これは、私の覚悟。これまでの歩みを、これからの未来を、私の心に……
かすかに生まれた温もりを」
「私の全てを、この二本に託しましょう。
あなた方に、この命を預けます」
シルヴィウス
「ナイア…? これは…
そうか……俺たちに……」
「わかった…! 必ず……勝利をもたらそう」
セリカ 「ええ、ナイアの覚悟……貴方の全てを受け取ったわ」
KP/セリオ
それを見ていたマリアは双剣の側へ歩いていく。
そして、君たちが握る剣の柄に自分の手を重ねた。
瞬間、剣が陽光のような暖かな光に覆われる。
マリア
「私からもお礼をさせてくださいまし。
偽物の私と私の大好きなお兄様に尽くしてくださった、信頼と感謝の全てをここに」
「この命、皆さまへ捧げます」
シルヴィウス
「命……
ああ、マリア。ありがとう。
君の命の輝きに報いることができるよう、全力を出して戦おう」
頷きながら
セリカ
「お礼を言うのは私たちの方よ、マリア。
……ありがとう。大好きな貴方を、貴方たちを必ず守るわ」
KP/セリオ そうしていると、後ろからメルドが君たち二人の肩に腕を回す。
メルド
「てことだ。ここで僕だけ除け者ってのは気まずいから、仕方なく付き合ってあげるよ」
「お人よしで? お節介で?
神々ですら放っておけない、その危なっかしさ!」
「この、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが、命を賭して君らを守ると誓おう」
シルヴィウス
「アマデウスさん……
キミには、いつも守られてばかりだ」
「ありがとう。最後まで世話になる」
セリカ
「守りは、お任せしました。
神に愛された人……アマデウスさん!」
KP/セリオ 最後にナイアがお二人の背中をとん、と押す。
ナイア
「我々全員で援護します。
私たちの分まで、あいつをぶっ飛ばしてきなさい!」
KP/セリオ
すると君たちの頭上に金色の光が煌めき始め、それは見た事のある形となる。
舞踏会の時、両親とはぐれて迷子になっていた少年と両親。
男性に絡まれて困っていた女性。
模擬戦や剣術大会で君たちを激励してくれた、大勢の人たち。
そして、嬉しそうに尻尾を振る小さな仔犬。
それぞれが光となり、お二人の中へ吸い込まれていく。
あたたかな気持ちが湧き上がり、君たちはここでMP+30となる。
system
[ シルヴィウス ] MP : 71 → 101
[ セリカ ] MP : 65 → 95
シルヴィウス ひゃ、ひゃく…
セリカ 3ケタの大台に……!
シルヴィウス ふふふ……一瞬だけだが… 大魔術師だな
KP/セリオ
また、君たちはここで【星屑の銀星剣】を入手する。
このシナリオ内限定の武器であり、君たちが身につけている【フェンシング】で振ることができる。
持ちうる神の力をすべて込めたナイアとマリアの二人には、もはや剣を振るう力は残されていないだろう。
メルドはサニドの加護によりMPを完全回復する。
そして君たちに「背中は任せろ」と後押しをしてくれるだろう。
KP/セリオ
【星屑の銀星剣】
ダメージ:2d20+5
概要:偽物の神々「ナイアとマリア」の力を限界まで込めた、偽りの神器。
その剣は月光のように鋭く、陽光のようにまぶしく、一振りする度に世界に星屑が舞い踊る。
あらゆる魔術的防壁を打ち破り、神々の腕すら切り裂く、兄妹の想いを込めた幻想の聖剣。
KP/セリオ
この剣には魔術【陽光の加護】が付与されており、君たちが攻撃時に使う必要はない。
さてこれより、最終決戦【聖戦】となります。
【聖戦】では少し特殊な進行で戦闘が行われますので、説明をいたしましょう。
KP/セリオ
【戦闘ルール 聖戦】
①ナイアとマリアの加護
ナイアとマリアがそれぞれ、毎ターン最初に1d3を振る。
それにより、ナイアとマリアの加護(バフ)を探索者たちへ付与することができる。
②総力戦(合計ダメージ2倍)
ここでは総力戦になる。
探索者たちのターンになったら探索者2人は同時に戦闘技能判定を振り
2人が出したダメージの合計を、サニドの加護により2倍したダメージがニャルラトホテプへ叩き込まれる。
③ダメージの合算について
魔術や加護によりダメージが2倍や固定値が付与された時は
「星屑の銀星剣」の2d20+5に以下の順番でダメージが合算されていく。
1.固定値があれば、固定値を先に足していく
例:剣技【一撃必殺】を使用した場合
ダメージ2d20+10となる
2.ダメージ2倍のバフが入った場合、倍率を加算し、ダメージのダイス目と固定値への倍率を増やす。
例:マリアの加護でダメージ2倍、自分の魔術【瞬間強化】でダメージ2倍となった場合
「2倍+2倍=4倍」となるので、星屑の銀星剣のダメージ「2d20+5」が
「(2+4倍)d20+(5×4倍)」=「6d20+20」がダメージとなる
3.サニドの加護を最後に付与する。探索者2人が出したダメージの合算を2倍にする
例:シルヴィウスさんのダメージ150 セリカさんのダメージ100だった場合
「150+100=250」の合計値をサニドの加護により倍にするので
250×2倍となり、最終的に入るダメージは「500」となる。
シルヴィウス ふふ……(数字の増え具合を見ている
セリカ ふふふ…………圧倒的火力……
KP/セリオ
【マリアの応援】
1:回避2倍
2:必中(相手が回避できなくなる)
3:ダメージ2倍
【ナイアの支援】
1:MP+5付与
2:必中(相手が回避できなくなる)
3:固定値ダメージ+5
【メルドの魔術支援】
①魔術【瞬間防壁】
メルド自身のMP200を削り、探索者あるいはNPCが受けるダメージを肩代わりする防壁を張ることが出来る。
②MP譲渡
1ターン終了時に全員が【回避】に成功した場合、メルドは探索者へMP5を譲渡する。
system [ メルド ] MP : 15 → 200
KP/セリオ それでは、ご準備はよろしいでしょうか。
シルヴィウス
……! ああ。
ナイアとマリアから受け取った剣を構えるよ
セリカ 改めて、シルヴィウスの隣へ。剣を構えて並び立つわ。
シルヴィウス その様子を見て、微笑むかな
KP/セリオ
月光と陽光をその刀身に宿し、黄金の星屑たちの中、君たちは邪神へ立ち向かう。
【聖戦 vsニャルラトホテプ】
戦闘開始です。
1ターン目。
ナイアとマリアの加護。
ナイア 1d3 【支援】 (1D3) > 1
マリア 1d3 【応援】 (1D3) > 1
シルヴィウス BGMがまたかっこいいな…
KP/セリオ 【MP+5】付与、【回避】2倍。
system
[ シルヴィウス ] MP : 101 → 106
[ セリカ ] MP : 95 → 100
シルヴィウス
まさかこれ以上増えるとは…
あっ! セリカも100になったな…!
セリカ わあ……! すごいわね……
KP/セリオ ニャルラトホテプの攻撃。
ニャルラトホテプ S1d3 【攻撃方法】 (1D3) > 3
KP/セリオ
黒い顔の神父の姿に変わる。
全体へ魔術攻撃。
【回避】をどうぞ。
ナイア CCB<=70 【回避】 (1D100<=70) > 37 > 成功
メルド CCB<=40 【回避】 (1D100<=40) > 87 > 失敗
マリア CCB<=40 【回避】 (1D100<=40) > 67 > 失敗
シルヴィウス CCB<=50+49 【回避】 (1D100<=99) > 99 > 成功
シルヴィウス ひっ
KP/セリオ おわ……! 危なかったですね
シルヴィウス ああ…… なんて値を出すんだ俺は…
セリカ CCB<=99 【回避・瞬間強化】 (1D100<=99) > 47 > 成功
KP/セリオ 成功は成功です。回避でよかったですね……
KP/セリオ 回避2倍なので、メルドのみ失敗ですね。
ニャルラトホテプ 3d10 【3:全体へ魔術攻撃】 (3D10) > 17[6,3,8] > 17
メルド なんか僕ばっかりじゃない!? 瞬間防壁!
system [ メルド ] MP : 200 → 183
KP/セリオ ニャルラトホテプの二回目の攻撃。
シルヴィウス
ふふ、なんかニャルラトホテプ的に思うところがあるのかな…
アマデウスさん…
ニャルラトホテプ
S1d3 【攻撃方法】 (1D3) > 1
SCCB<=100 【1:対象一人に攻撃】 (1D100<=100) > 37 > 成功
choice[シルヴィウス,セリカ,ナイア,マリア,メルド] (choice[シルヴィウス,セリカ,ナイア,マリア,メルド]) > シルヴィウス
KP/セリオ
ニャルラトホテプは、「月に吠えるもの」の姿になる。
見上げるほど巨大な体がシルヴィウスさんを踏みつぶそうとしてくるだろう。
シルヴィウスさんは、【回避】をどうぞ。
シルヴィウス お……二回目でも99…? 瞬間強化を使ったほうがいいかな?
KP/セリオ
お……そうでした。【瞬間強化】と同じ扱いなので1回限りですね。
2倍にする場合は【瞬間強化】をどうぞ。
シルヴィウス わかった。瞬間強化を使おう
system [ シルヴィウス ] MP : 106 → 101
シルヴィウス CCB<=50+49 【回避】 (1D100<=99) > 68 > 成功
KP/セリオ シルヴィウスさんは、その巨体を持ち前の機敏さと軽やかな立ち回りで避けてみせた。
シルヴィウス 「……っ! 危なかった…」
セリカ 「! シルヴィウス……! よかった……」
KP/セリオ シルヴィウスさん、セリカさんのターン。
シルヴィウス CCB<=80+5 【フェンシング】 (1D100<=85) > 14 > スペシャル
セリカ CCB<=85 【フェンシング】 (1D100<=85) > 12 > スペシャル
シルヴィウス ふふ…… 二人でスペシャルだな
セリカ 仲良しね……!
KP/セリオ ニャルラトホテプの回避。
ニャルラトホテプ SCCB<=40 【回避】 (1D100<=40) > 41 > 失敗
KP/セリオ
回避失敗。
それぞれのダメージロールをどうぞ。
シルヴィウス 瞬間強化と一撃必殺を使おう……!
system
[ シルヴィウス ] MP : 101 → 96
[ シルヴィウス ] HP : 12 → 11
セリカ 同じく!
system
[ セリカ ] MP : 100 → 95
[ セリカ ] HP : 8 → 7
KP/セリオ ダメージは4d20+20+2d4ですね。
シルヴィウス 4d20+20+2d4 ダメージ算出 (4D20+20+2D4) > 40[11,14,11,4]+20+5[1,4] > 65
セリカ 4d20+20+2d4 【星屑の銀星剣ダメージ】 (4D20+20+2D4) > 36[2,4,18,12]+20+5[4,1] > 61
KP/セリオ
C(126*2) c(126*2) > 252
君たちの覚悟を乗せたそれぞれの一振りが合わさり、加護によって何倍もの力を得る。
星屑と共に、ニャルラトホテプの巨体に傷がつくだろう。
system [ ニャルラトホテプ ] HP : 666 → 414
シルヴィウス 「……!! 効いてる…!」
セリカ
「ええ、先程とは手ごたえが全く違うわ!
この調子で行きましょう……!」
KP/セリオ
周囲に満ちている黄金の光が、ニャルラトホテプの傷の回復を妨げている。
しかし、その光たちが先ほどよりも微かに、弱まり始めているのを君たちは感じるだろう。
サニド達の加護は、長くは持たない。
5ターン以内に、決着をつける必要がありそうだ。
system [ ニャルラトホテプ ] ターン : 5 → 4
シルヴィウス 「……なるほど、短期決戦というわけか…!」
セリカ 「そうね、光が消えてしまう前に……勝てばいいのだから!」
シルヴィウス 「ああ…!」
KP/セリオ
2ターン目。
ナイアとマリアの加護。
ナイア 1d3 【支援】 (1D3) > 1
マリア 1d3 【応援】 (1D3) > 3
KP/セリオ 【MP+5】付与、【ダメージ2倍】。
system [ シルヴィウス ] MP : 96 → 101
シルヴィウス MPが減らん
セリカ ふふ、たくさんMPをくれる……
system [ セリカ ] MP : 95 → 100
KP/セリオ ニャルラトホテプの攻撃、一回目。
ニャルラトホテプ
S1d3 【攻撃方法】 (1D3) > 2
SCCB<=100 【2:対象三人に攻撃】 (1D100<=100) > 85 > 成功
choice[シルヴィウス,セリカ,ナイア,マリア,メルド] (choice[シルヴィウス,セリカ,ナイア,マリア,メルド]) > メルド
choice[シルヴィウス,セリカ,ナイア,マリア] (choice[シルヴィウス,セリカ,ナイア,マリア]) > セリカ
choice[シルヴィウス,ナイア,マリア] (choice[シルヴィウス,ナイア,マリア]) > ナイア
シルヴィウス ほわ……
KP/セリオ
ニャルラトホテプは燃える3つの目の姿へ変わる。
煙のような触手を伸ばし、セリカさん、ナイア、メルドを握り潰そうとしてくるだろう。
該当者の方は【回避】をどうぞ。
セリカ 瞬間強化を使うわ。
system [ セリカ ] MP : 100 → 95
ナイア CCB<=70 【回避】 (1D100<=70) > 42 > 成功
メルド CCB<=40 【回避】 (1D100<=40) > 37 > 成功
セリカ CCB<=99 【回避・瞬間強化】 (1D100<=99) > 47 > 成功
シルヴィウス 皆えらいな…
KP/セリオ 君たちは息を合わせて、襲い掛かる触手をすり抜けるだろう。
セリカ 「……! 小賢しい触手ね……!」
ナイア 「っ、避けてしまえば……!」
メルド 「メルシ! キミたちのリズムに乗らせてもらったぜ!」
シルヴィウス 「……! よかった…」
KP/セリオ ニャルラトホテプの攻撃、二回目。
ニャルラトホテプ
S1d3 【攻撃方法】 (1D3) > 1
SCCB<=100 【1:対象一人に攻撃】 (1D100<=100) > 52 > 成功
choice[シルヴィウス,セリカ,ナイア,マリア,メルド] (choice[シルヴィウス,セリカ,ナイア,マリア,メルド]) > マリア
KP/セリオ
ニャルラトホテプはセリカさん達に避けられた事を見てか、月に吠えるものの姿になる。
その巨体で、次はマリアを圧し潰そうとしてくるだろう。
マリアの回避。
マリア CCB<=40 【回避】 (1D100<=40) > 48 > 失敗
シルヴィウス お、惜しい…!
KP/セリオ ニャルラトホテプのダメージロール。
マリア うう……少し避け切れなかったわ!
ニャルラトホテプ 7d10 【1:対象一人に攻撃】 (7D10) > 46[10,3,7,6,7,6,7] > 46
KP/セリオ マリアへ襲い掛かる巨体をメルドがどうにか弾いて、ダメージを吸収する。
system [ メルド ] MP : 183 → 137
メルド 「ひゅーっ、危なかったね、マリア!」
マリア 「助かったわ、メディ!」
KP/セリオ シルヴィウスさん、セリカさんの攻撃。
セリカ CCB<=85 【フェンシング】 (1D100<=85) > 60 > 成功
シルヴィウス CCB<=80+5 【フェンシング】 (1D100<=85) > 40 > 成功
KP/セリオ ニャルラトホテプの回避。
ニャルラトホテプ SCCB<=40 【回避】 (1D100<=40) > 42 > 失敗
KP/セリオ
回避失敗。
マリアの応援により【ダメージ2倍】です。
ダメージロール、魔術等の行使をどうぞ。
シルヴィウス 瞬間強化と一撃必殺だ……!
system
[ シルヴィウス ] MP : 101 → 96
[ シルヴィウス ] HP : 11 → 10
セリカ チャンスね! 瞬間強化、一撃必殺を使います。
system
[ セリカ ] MP : 95 → 90
[ セリカ ] HP : 7 → 6
KP/セリオ ダメージは6d20+40+4d4ですね
セリカ 6d20+40+4d4 【星屑の銀星剣ダメージ】 (6D20+40+4D4) > 54[9,6,10,6,3,20]+40+8[1,2,2,3] > 102
シルヴィウス 6d20+40+4d4 【星屑の銀星剣ダメージ】 (6D20+40+4D4) > 76[16,11,17,10,19,3]+40+12[4,1,3,4] > 128
KP/セリオ
C(230*2) c(230*2) > 460
シルヴィウスさんとセリカさんの命と気力を賭し、マリア、ナイア、サニドの加護を乗せた一撃がニャルラトホテプを両断する。
system [ ニャルラトホテプ ] HP : 414 → -46
シルヴィウス
「……!!」
やった……! という顔
セリカ
「!!」
確かな手ごたえを感じている
system [ ニャルラトホテプ ] HP : -46 → 100
KP/セリオ しかし、邪神はまだ蠢き続け、黒い靄のような不定形で、気体と液体を行き来するような姿へと変貌した。
シルヴィウス 「……まだ、動いている…!?」
セリカ 「おぞましい……! また、来るわ……!」
system [ ニャルラトホテプ ] ターン : 4 → 3
KP/セリオ
3ターン目。
ナイアとマリアの加護。
ナイア 1d3 【支援】 (1D3) > 2
マリア 1d3 【応援】 (1D3) > 2
シルヴィウス 絶対に攻撃当てさせる兄妹…
KP/セリオ
二人とも【必中】ですね。
ニャルラトホテプの攻撃。
このターンからニャルラトホテプは更に君たちへ猛攻を仕掛けてくるだろう。
3回攻撃を行う。
一回目。
ニャルラトホテプ
S1d3 【攻撃方法】 (1D3) > 1
SCCB<=100 【1:対象一人に攻撃】 (1D100<=100) > 71 > 成功
なし (7D10) > 36[2,5,7,1,7,8,6] > 36
choice[シルヴィウス,セリカ,ナイア,マリア,メルド] (choice[シルヴィウス,セリカ,ナイア,マリア,メルド]) > メルド
シルヴィウス 変わらない吸引力……
KP/セリオ
ニャルラトホテプは月に吠えるものの姿を取り、メルドを圧死へと追い込もうとしている。
メルドの回避。
メルド CCB<=40 【回避】 (1D100<=40) > 30 > 成功
シルヴィウス えらい…!!
メルド 「へへーんだ! 追い込まれた時こそ、ふてぶてしく笑うものさ!」
KP/セリオ
メルドはひらりと、風のように巨体を躱した。
ニャルラトホテプの攻撃、二回目。
ニャルラトホテプ
S1d3 【攻撃方法】 (1D3) > 3
SCCB<=100 【3:全体へ魔術攻撃】 (1D100<=100) > 70 > 成功
KP/セリオ
月に吠えるものから変貌した不定形の黒い靄が、再度黒い顔の神父の姿になる。
黒い手が、君たち全員を死の世界へ誘おうとしてくるだろう。
回避をどうぞ。
ナイア CCB<=70 【回避】 (1D100<=70) > 2 > 決定的成功/スペシャル
シルヴィウス 瞬間強化だ!??!????
KP/セリオ
この処理はのちほど。
ナイアからシルヴィウスさんへ、クリチケを譲渡しましょう。
シルヴィウス
あ… ありがとう……
何故か増えていくCT…
system [ シルヴィウス ] CT : 3 → 4
メルド CCB<=40 【回避】 (1D100<=40) > 20 > 成功
マリア CCB<=40 【回避】 (1D100<=40) > 46 > 失敗
system [ シルヴィウス ] MP : 96 → 91
セリカ 瞬間強化を使います。
system [ セリカ ] MP : 90 → 85
シルヴィウス CCB<=50+49 【回避】 (1D100<=99) > 25 > 成功
セリカ CCB<=99 【回避・瞬間強化】 (1D100<=99) > 94 > 成功
シルヴィウス
ほっ……
瞬間強化があってよかった
セリカ ふ、ふう……危なかったわ……
KP/セリオ
では、クリティカルしたナイアは、避け切れなかったマリアを咄嗟に抱えて共に回避することができる。
シルヴィウスさん、セリカさん、メルドも後に続いて、死を招く手より逃れる事だろう。
193 ナイマリちゃん……
ナイア 「! ……マリア、こちらだ!」
マリア 「お兄様……! ありがとうございます……!」
KP/セリオ これはいい出目ですね。
193 ニコ…
KP/セリオ ニャルラトホテプの攻撃、三回目。
ニャルラトホテプ
S1d3 【攻撃方法】 (1D3) > 2
SCCB<=100 【2:対象三人に攻撃】 (1D100<=100) > 96 > 成功
choice[シルヴィウス,セリカ,ナイア,マリア,メルド] (choice[シルヴィウス,セリカ,ナイア,マリア,メルド]) > ナイア
choice[シルヴィウス,セリカ,マリア,メルド] (choice[シルヴィウス,セリカ,マリア,メルド]) > シルヴィウス
choice[セリカ,マリア,メルド] (choice[セリカ,マリア,メルド]) > マリア
KP/セリオ
今度は燃える3つの目に姿を変え、煙のような触手をシルヴィウスさん、ナイア、マリアへと伸ばしてくる。
回避をどうぞ。
シルヴィウス 瞬間強化で回避する!
system [ シルヴィウス ] MP : 91 → 86
シルヴィウス CCB<=50+49 【回避】 (1D100<=99) > 93 > 成功
ナイア CCB<=70 【回避】 (1D100<=70) > 89 > 失敗
シルヴィウス あっ…!! はわ…
マリア CCB<=40 【回避】 (1D100<=40) > 25 > 成功
ニャルラトホテプ 5d10 【2:対象三人に攻撃】 (5D10) > 19[1,2,8,7,1] > 19
KP/セリオ
マリアは咄嗟に跳び上がって触手をくるりと避けた。
彼女の過酷なダンスレッスンをセリカさんと共に乗り越えたシルヴィウスさんは
その気力を奮い立たせて爆発的に上昇させた身体能力を用いて触手を避ける。
ナイアはマリアに気を取られて避け切れなかったが、メルドの張った防壁によって触手の攻撃を免れるだろう。
system [ メルド ] MP : 137 → 118
シルヴィウス へへ……やってきたことが活きる描写……
メルド 「まったく、かっこよくマリアを助けるのは良いけど、自分の事を疎かにしちゃあいけないなあナイア君!」
ナイア
「ふ……それでも貴方がいると分かっていましたからね。
助かりましたよ、メルド」
「さあ、シルヴィウス、セリカ。見たところ奴の動きも大分鈍ってきている様子。
一気に畳みかけてしまいましょう!」
シルヴィウス 「ああ、任せてくれ…!」
セリカ 「行くわ……!」
KP/セリオ シルヴィウスさん、セリカさんの攻撃。
セリカ CCB<=85 【フェンシング】 (1D100<=85) > 70 > 成功
シルヴィウス CCB<=80+5 【フェンシング】 (1D100<=85) > 14 > スペシャル
KP/セリオ
必中。
ダメージロール、魔術の行使等をどうぞ。
シルヴィウス 瞬間強化と一撃必殺で決める……!
セリカ もちろん、瞬間強化と一撃必殺を使うわ……!
system
[ シルヴィウス ] MP : 86 → 81
[ セリカ ] MP : 85 → 80
[ シルヴィウス ] HP : 10 → 9
[ セリカ ] HP : 6 → 5
KP/セリオ では、4d20+20+2d4ですね。
シルヴィウス 4d20+20+2d4 ダメージ算出 (4D20+20+2D4) > 40[3,10,19,8]+20+3[2,1] > 63
セリカ 4d20+20+2d4 【星屑の銀星剣ダメージ】 (4D20+20+2D4) > 43[5,20,10,8]+20+5[4,1] > 68
シルヴィウス ふふふ、20がでてるな
KP/セリオ C(131*2) c(131*2) > 262
セリカ シルヴィウスも19が出てるわね……! いい出目!
system [ ニャルラトホテプ ] HP : 100 → -162
KP/セリオ 身も心も夜空を駆ける流星のように燃やしながら、君たちは月光と陽光の煌めきを纏う。
シルヴィウス
「……ニャルラトホテプ………
――これで、終わりだ!」
セリカ 「終わりに、しましょう──!」
KP/セリオ
銀星は追い風に乗って、最速で邪神の核へと到達した。
黄金の加護を乗せた星屑が、世界に燦然と舞い踊る。
やがてニャルラトホテプの姿が縮んでいき、ぼとりとナイアの生首の姿で地面に転がる。
しかし、首だけの状態でも、かの邪神の笑い声は止まらない。
ニャルラトホテプ
「ははははは、愉快! まさか私を殺そうというのか! それもいい!
まだ死んだことがなかったから、退屈しのぎにはなるだろう!」
「だがこの身は、千あるうちの一つに過ぎない!
私は、君たちの記憶の中で永遠に生き続けるだろう!」
シルヴィウス
「……ふん、そうだろうな。
愉快なストーリーテラーとしていつまでも覚えておいてやろう」
「……君と踊るダンスはなかなか楽しかったよ。
……面白い催しをありがとう」
セリカ
「シルヴィウスは寛大ね。
……まあ、この舞踏会の人たちに出会うきっかけを作ってくれた事にだけは、感謝いたしますわ」
「これ以上、友の顔を真似て下卑た笑いを我が主人に向けないでくださいませ?
消えるなら早く、消えてください」
シルヴィウス
ふふ……
つよいな、セリカ…
セリカ ぷん!
シルヴィウス かわいい
KP/セリオ
君たちのあしらいによって、どす黒い靄は笑い声を上げながら霧散していった。
戦闘終了。
【聖戦 vsニャルラトホテプ】
シルヴィウスさん、セリカさん、ナイア、マリア、メルド──
そしてサニドと、舞踏会場すべての人たちの勝利です。
お疲れ様でした。
脅威が去った後、サニドが君たちを労う。
サニド
「シルヴィウスお兄ちゃん! セリカお姉ちゃん!
ホンマにがんばったなー! かっこよかったでー!」
シルヴィウス 「サニド様……ありがとう」
セリカ
「サニド様たちが駆けつけてくださったお陰です。
ありがとうございます」
サニド
「お兄ちゃんお姉ちゃんたちが、いのちがけで頑張ったからやろ!」
「大切な人を、友を、みんなを守ったんや」
KP/セリオ
サニドは万感の思いを込めて視線を動かし、ナイア、マリア、メルドを一人ずつゆっくり見つめる。
そして、君たち二人へ向き直った。
サニド
「頑張ってくれたお礼に、彼らとまた現世で会わせたげるで!
うちなら、そんな事もできるんや! えっへん!」
シルヴィウス 「……え?」
セリカ 「三人と……ですか!?」
シルヴィウス 「……!」嬉しそうに3人を振り返る…?
ナイア 「このような願いまで叶うとは……ああ、まさしく大団円ではありませんか」
マリア
「ええ! 私たち、シルヴィウスやセリカと、どんな形で出会うのかしら?
今から楽しみですわ!」
メルド
「そうだね~! ……って、亡霊の僕も頭数に入ってんの!?
英雄たちの守護者、サニド……半端ないな……」
サニド 「せやろせやろー! もっと褒めてもええんやで! どやどや!」
シルヴィウス
「……本当にありがとう。
きっと思ってもみなかった……最高のエンディングだ」
セリカ
「希望をもたらしてくださって、ありがとうございます、サニド様。
あるべき場所へ帰るのが、より楽しみになりました」
KP/セリオ 君たちは感慨深く顔を見合わせて、喜びに微笑みを交わすことだろう。
ナイア
「さて……舞踏会が中断してしまいましたね。
皆が行くまで、よければ踊りませんか?」
「最後は主催者らしく、皆様をもてなしたいです」
シルヴィウス
「……! ああ、もちろん。
せっかくの舞踏会だからな」
セリカ 「ええ。最後まで、踊りたいわ」
メルド 「じゃー僕、ピアノ弾きに行くね☆」
ナイア
「いえ、待ってください。
シルヴィウス、セリカ。メルドに渡していた楽譜、私にも見せてもらえませんか?」
セリカ 「銀星のレクイエム……シルヴィウスが持っているわよね?」
シルヴィウス
「そうだったな……
これだよ、ナイア」
ナイア
「ありがとうございます、シルヴィウス。
……ふむ……これでしたら弾けそうですね」
「メルド。貴方も久しぶりに踊りなさい」
メルド 「……え?」
セリカ
「まあナイア、さらっと見ただけで弾けるの……?
でも、そうね、折角だから踊ってはいかがかしら」
シルヴィウス
「ああ、それがいいよ。
いつもは演奏にかかりきりで踊る機会も少ないんじゃないか?」
メルド
「う、まあ、それはそうだけど……?
でも、キミたちはどうせキミたちで踊るんだろ? それじゃ……」
シルヴィウス
「ああ。そのつもりだ。
それに……誘いたい人がいるだろう? キミには」
セリカ 「ふふ。誘い方は、耳も勘もよろしい貴方ならもちろん、お分かりよね」
メルド 「う……! え、えっと……ま、マリア?」
マリア 「はい! なんでしょう?」
メルド 「えっと……ぼ、僕とその、踊らないかい?」
マリア 「ええ、勿論喜んで。メディ!」
メルド 「で、でも、僕はその、ダンスはからっきしだから……」
マリア 「では私が、リードしてさしあげましてよ?」
メルド 「……それは恥ずかしいからいいや。その代わり僕が、リードするから……」
マリア 「頼もしいわ! 私、メディと一度踊ってみたかったの!」
メルド 「ほ、本当? ……こんなおっさんの何処が良いんだい?」
マリア 「あら! お歳を召されても素敵よムッシュウ!」
KP/セリオ
最初はぎこちない動きだったメルドも、徐々にほどけた笑みをマリアへ向ける。
サニドは楽しそうに眺めていたが、顎に手を当ててふと考え込み始めた。
サニド 「んー、せっかくの最後の舞踏会、4人だけってのは寂しいなあ……? せや!」
KP/セリオ
サニドが指をパチン、と鳴らす。
再び銀色の星屑たちが彼女を中心に渦を広げ、黄金の光を纏いながら参加者たちへと姿を変えた。
彼らも手を取り合い、幸せそうに笑みを交わしながら踊り始める。
シルヴィウス 「……? 他の人たちが…!」
セリカ
「! 賑やかな舞踏会になったわね!
これは、目立ち甲斐があるんじゃないかしら」
シルヴィウス
「目立ち甲斐? ……ふふ、そうだな。
……セリカ」
セリカ 「ええ、シルヴィウス」
シルヴィウス
「改めて申し込むよ。
この素晴らしい舞踏会の最後に……私と踊りませんか?」
手を 差し出しながら……
セリカ 「ええ、最後まで貴方と踊っていたいわ」
セリカ 叶うなら、舞踏会が終わっても……これからも……
セリカ
「…………」
「もちろん、喜んで……!」
応えながら、自然に手を取って微笑む。
シルヴィウス
「……!」
嬉しそうに表情を緩めながら、手を握って彼女を支えよう。
KP/セリオ
君たちも、黄金の光をスポットライトに、銀星のレクイエムが流れる中を踊り始める。
【芸術:ダンス】をどうぞ。
シルヴィウス CCB<=5+60 【芸術(ダンス)】 (1D100<=65) > 71 > 失敗
セリカ CCB<=65 【芸術(ダンス)】 (1D100<=65) > 54 > 成功
シルヴィウス あっ…… へへ…
シルヴィア ここはこうなる運命なのかもしれないな…
メルド
「ん、シルヴィウス? 僕にはあれこれ言っておきながら、君こそガチガチじゃないか!
メーールド★」
KP/セリオ お節介でからかうような追い風が、シルヴィウスさんの背中を押す。
シルヴィウス 「……!?」
KP/セリオ +20の補正でもう一度お振りください。
シルヴィウス ………wwww
シルヴィウス CCB<=5+60+20 【芸術(ダンス)】 (1D100<=85) > 83 > 成功
シルヴィウス おっ………と、危なかった
シルヴィウス
「アマデウスさん……
……ありがとう」
セリカ 「あら、先程の戦いでお疲れが出たのかと思ったら……まだまだ行けるみたいね」
シルヴィウス
「……ああ、もちろん。
甘くてみもらっては困るな」
「……なんてね。
キミを上手くリードしたかったから」
セリカ
「ふふ。貴方のリードで踊るのが、誰と踊るよりも一番楽しくて……一番安心するわ」
「なんて……」
シルヴィウス
「……嬉しいよ。すごく」
踊りながら、軽く抱きしめる…?
セリカ 「……えっ……」
シルヴィウス
「よ、よし! 踊ろう!
最後まで!」
ごまかすようにちょっと強引にターンする…?
セリカ にかっと笑う、その顔が一等すきよ…………
セリカ
「えっ、ひゃあ……!?」
くるっと回って、一層強くシルヴィウスの手を握るわ……!?
「……ふふっ。ええ、最後まで!」
KP/セリオ
星屑と花弁が舞ういたずらなつむじ風の中で、遊ぶように君たちはステップを踏む。
柔らかな陽光と月光を纏って輝く、堂々たる技と軽やかな立ち回りは、周囲の人々をも魅了した。
ナイアはしばらく銀星のレクイエムを奏でていたが、合間にベートーベンの曲を弾き始める。
それを聴いたメルドは、すぐに気付いて喧しく騒ぐだろう。
メルド 「僕の前で、他の男の曲なんか弾かないでくれよぉ!」
マリア 「うふふ、お兄様のアレンジ、素敵だわ!」
メルド 「マリアまで!? 勘弁してよナイアくーん!」
ナイア 「ははは! いやあ実にいい、あなたのそのような顔が見てみたかったんだ!」
KP/セリオ
ナイアは騒ぐメルドを見て今までの仕返しと言わんばかりに腹から笑い、演奏を続ける。
賑やかなダンスは舞踏会というより、まるで酒場のダンスになった。
シルヴィウス
その声を笑って聞きながら、意識が薄れていくのを待つ……んじゃないかな。
なにか言ったかもしれないけど、それも朧げ…かも?
セリカ 「────…………」
KP/セリオ
そうして踊り続ける幸せな時間は、あっという間に過ぎていく。
1曲終わる頃には、君たちは黄金の星々に包まれ、意識を失うだろう。
…
……
…………
木漏れ日の落ちる昼下がりに目を覚ますと、ジョニーがシャベルを持ってやってくる。
ジョニー 「や、やあやあ二人とも! 生きていたのかい!?」
KP/セリオ
君たちの傍らには深い穴が二つ掘られている。
聞くところによると、一回心臓が止まっていたため、ジョニーは君たち用の墓穴を掘っていたそうだ。
シルヴィウス
「ここに埋めようとしていたのか…?
せめて家につれて帰ってくれよ…」
セリカ
「隠蔽したとしてもオルフリードにすぐ知られますわ……?
本当に……生きていたからよかったものの……」
ジョニー
「まあまあ! そう! 生きてたんだからいいじゃないか!」
「いやー、実はそろそろ目覚める頃なんじゃないかって言われててね。
君たちに伝言があってきたのさ!」
シルヴィウス 「伝言…?」
ジョニー
「なんと、舞踏会主催者様直々の伝言だよ!
君たちの目が覚めたら、中庭に来て欲しいってさ。君たち知り合いだったの?」
シルヴィウス 「……いや、そんなはずは……」
セリカ
「舞踏会主催者様が……?
とにかく、行ってみましょうか」
シルヴィウス 「ああ」
KP/セリオ
君たちは中庭へ向かう。
庭のテーブルには陽光のような美しい少女を挟んで、闇夜のような男性と二十歳くらいのブロンドの若い青年が対峙している。
青年は、真剣な表情で口を開いた。
青年 「妹さんを、僕にください」
KP/セリオ 途端、彼の腹部へ男性のボディーブローが入る。
男性 「あなたにマリアはあげません」
KP/セリオ そう言う黒い男性の横で、マリアと呼ばれた少女はニコニコと答える。
マリア 「頑張ってメディ! お兄様は押しの強いひとには弱いから」
メルド
「そのお兄様は押しと言うより、パンチが強いけどね……。
もう、せっかく会えたのに内臓が先にいっちゃうじゃないか」
ナイア 「軟弱ひょうきんな貴方がまともにならなければ、マリアが今後苦労しますからね」
KP/セリオ そんな会話をしていると、3人がシルヴィウスさんとセリカさんに気が付いたのか、君たちと目が合う。
メルド
「やあ! やっと会えたね。何十年ぶり……
って言っても、君たちにとってはついさっきのことか」
KP/セリオ 話を聞いてみると、彼らが生まれ変わったのは今から数十年前のことらしい。
シルヴィウス 「……! ああ、そう、だったのか……」
ナイア 「ええ。この年まで我々3人とも、貴方たちをずっと探していたんですよ」
マリア
「でも中々見つからなかったんですの。それで私たちは、こう考えましたわ。
『自分達の名前が広がれば、二人が気付いてくれるかもしれない』って!」
メルド 「ナイア君は大手企業のCEOに」
マリア 「メディは有名なピアニスト兼作曲家に」
ナイア 「そしてマリアは若手ですが女優となって、貴方たちを探しつつお互いに連絡を取っていました」
メルド
「そんな時、ふと君たちが『どこかの舞踏会に行く途中に事故に遭った』ことを思い出したんだよね!」
「まさかと思って、ナイア君が仮面舞踏会を開催したらさ、参加者の一組が事故に遭ったという報せを受けてね。
君たちが来た! って確信したよ」
セリカ 「そんな事があったなんて……」
シルヴィウス
「……なるほど……道理で今日まで全く出会わなかったわけだな」
「こうして再会できたことが……にわかに信じがたいが」
「でも……またあえて嬉しいよ。
……さっきぶりだが!」
セリカ
「ふふ、そうね。私たちにとっては先程ぶりだわ」
「数十年間、私たちを覚えていてくれて……
探して、見つけだしてくれて、ありがとう」
メルド 「いや~嬉しいねえ! これは演奏のノリも良くなるぜ~!」
ナイア
「これから当舞踏会で、メルドの演奏によるダンスパーティーが始まる予定です。
どうぞ、心行くまでお楽しみください」
KP/セリオ
彼らが優しく微笑むと、マリアが席を立つ。
そして、君たちをエスコートするように手を出した。
マリア
「舞踏会はこれからですわ!
お二人共、よろしければこの後一緒に踊りませんこと?」
シルヴィウス
「なるほど……それはいいな!」
差し出された手を力を入れすぎないように掴もう
セリカ
「こちらからもお願いするわ。
一緒に踊りましょう、マリア!」
もう片方の手をそっと取るわ。
KP/セリオ
人知れず英雄となった君たちの舞踏会は、これから幕を開ける。
踊り明かして月が昇り、また日が昇っても
彼らとの友情と星屑の舞踏会の思い出を胸に、君たちはこれからも人生を歩んでいく事だろう。
*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*
「これは、心と心を紡いでいく
数多の『絆』の物語」
Call of Cthulhu クトゥルフ神話TRPG
【クトゥルフ オブ ザ マスカレード】
~星屑の舞踏会~
KP:けみかる
(セリオ・ギリェルメ=エストレーラ・ゲレイロ / イエローテイル)
PL:藺草さん
(シルヴィア=オルフリード / リケ)
男性PC:シルヴィウス=オルフリード / ジャック
女性PC:セリカ・ベアトリシュ=エストレーラ・ゲレイロ / ファティマ
エンディングA 「星屑の英雄譚」
*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*
全員生還でシナリオクリアです。
おめでとうございます!
シルヴィウス ありがとうございました……!
セリカ ありがとうございました! よかった……!
KP/セリオ
◆報酬
SAN回復 5d10
+AF【銀星のレクイエム】
+AF【星屑の銀製剣】
【銀星のレクイエム】
※1シナリオで1回のみ使用可能
効果:人間の狂気状態を強制的に解除することができ、亡霊に聞かせれば成仏をさせることが可能
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが死後に完成させた最後にして最高の神曲。
舞踏会用に優しく暖かな曲へとアレンジしてある。
心を洗い流し慰めるこの曲は、生物・無機物・記憶・人ならざるものでさえ宥めることができ、瞬時に平穏を取り戻すことができる。
まさに、神にさえ届く奇跡の曲。
【星屑の銀製剣】
ダメージ 1d10+5 耐久値50
ナイアが生み出し、マリアが魔力を込めた、兄妹の想いが注がれた青く光る純銀製の剣。
探索者が目覚めた時に、それぞれの腰に付けられていた。
刀身のところにはフランス語で「親愛なるシルヴィウス、セリカへ。信頼と感謝の証をここに。」という文字が刻まれている。
あの舞踏会の時ほどではないが強い魔力を帯びており、魔術的装甲や魔術に対して耐性・貫通の効果を持つ。
初めて見る者はこの異様だが美しい剣に心を奪われ、SANc1/1d3が発生する。
シルヴィウス ふふふ……なるほど
KP/セリオ
さて。
現世での舞踏会が終了すれば、君たちは故郷である英国
オルフリード邸へ戻ることになるでしょうが……
そちらの後日談は、また明日のお楽しみということで。
九日目はお開きといたしましょう。
本日も長時間、お疲れ様でした。
シルヴィウス
ああ。今日も遅くまでありがとう。
お疲れさまでした。
セリカ お疲れ様でした!
シルヴィウス
明日が……俺的には本番か……(震
がんばる……
セリカ
は、はわ……。
私はどんなお話かしら……と、期待半分、不安半分……?
でも、ええ、楽しみにしているわ。
シルヴィウス
といってももうひとりのキミほど上手く出来る気がしないんだが……
みゅ、みゅん……
KP/セリオ
私ですか?
いや……私もそう上手くやれたわけでは……。
シルヴィアのアシストあってのことです
セリカさんも受け身になりすぎず、きちんと対応するようにした方がよろしいかと。
セリカ
…………。
まあ、そう……? やられっぱなしは性に合わないのはそうですね。
シルヴィウスがどう出るかは知らないけれど……。
シルヴィア
ふふ……どうだろうな。
がんばるといい、シルヴィウス(高みの見物
シルヴィウス ぐぬ……
KP/セリオ ふふ……最後まで見届けますよ(シルヴィアの横で悠々としながら
シルヴィア ……ふふ!(頭ごとセリオの方に倒れこむ
シルヴィウス
……それじゃあひとまず、明日に備えて……今日は眠ろうか。
おやすみなさい、セリカ、けみかえるさん。
セリカ
ええそうね、先代さん達は放っておきましょう……。
ひとまず、本当に最後までお疲れ様でした。
おやすみなさい、シルヴィウス、藺草さん。
KP/セリオ
【クリファン結果】
面白かったので集計
………………………………………………………………………………………………………………………………
◆シルヴィウスさん
4クリ(1クリ1)6ファン(100ファン1)
◆セリカさん
13クリ(1クリ5)8ファン(100ファン4)
◆NPC、エネミー
3クリ(1クリ1)7ファン(100ファン1)
◆総合計(NPC、エネミー含)
20クリ(1クリ7)21ファン(100ファン6)
………………………………………………………………………………………………………………………………
出目荒れがすごかったですね……お疲れ様でした。
KP/セリオ こんばんは。
シルヴィウス ……こん ばんは
KP/セリオ
おや、端正なお顔を随分と引きつらせて……
いかがなさいましたか。
シルヴィウス
い、いや……今から重大ごとが……
起きるかもしれなくてだな……
KP/セリオ
さようでございますか……そちらは大変ですね。
お手洗いはお済みでしょうか。
緊張すると喉が渇きますので、温かい紅茶で喉を潤すのも良いかもしれませんね。
シルヴィウス
紅茶か……そうだな。
一杯飲んでから行くとしよう。………(ごくごく…)
セリカ
(そわ…………)
(……従者らしい事を取られてしまったわ……の そわ………)
シルヴィア (じっ……(後ろから見る図)
セリカ !? し、シルヴィアさま……!? いつのまに……!(小声)
シルヴィア
いや……今日は別件で呼ばれていてな。
ちょうどキミを見かけたから来てみたというわけだ。
随分落ち着かなげだが何かあったのか?
セリカ
そうだったのですね……驚きました……。
ええと……シルヴィア様もご覧になっていたと思うので、お分かりだと存じますが
シルヴィウスが「帰ったら話したい事がある」と申していたでしょう?
それで無事オルフリード邸へ戻ったので、話す機会をうかがっているのですけれど……
なんだかシルヴィウスの様子がおかしくて……?
シルヴィア
ふふ……あらすじみたいに……
なるほどそれは、あちらも機を伺っているのかもしれないな
セリカ
セリオさんは訳知り顔で平然としてらっしゃるし……
落ち着きませんから、早いところ声を掛けた方が良さそうですね。
シルヴィア
おもしろ時空になったな
そうだな、そのほうが……かえって覚悟が決まるかもしれない。
始まってしまえば言うしかなくなるだろう。
言いたくないわけではないのだから
多分……というより間違いない変にカッコつけたがっているだけだ
KP/セリオ
おや……シルヴィアにセリカさん、こちらにいらしたのですね。
確かに取っ掛かりがあると有り難かったな。ふふ……
では、早速始めてまいりましょうか。
シルヴィウス ああ、今日も……最後までよろしくおねがいします。
セリカ よろしくお願いいたします。
KP/セリオ
クトゥルフ オブ ザ マスカレード 十日目
後日談を始めてまいりましょう。
KP/セリオ
ところで勝手に英国へ戻らせてしまいそうになっておりますが
場所はオルフリード邸でよろしいでしょうか。
シルヴィウス
どうしような……キミは舞踏会場のどこかでお話してたみたいだが
時間が立つと俺とて怖気づく……ので、俺も改めて参加した舞踏会場での……
その夜に声をかけようかな……
KP/セリオ
ふむ……承知いたしました。
うかがっておいて良かったです。
シルヴィウス
いや……だ、だいじょうぶだ
きいてくれてありがとう
193 アロエリーナみたいな……(きいてくれてのいみがちがう
KP/セリオ ふ、ふふ……
193
!!! なるほどな……
ふふ、よい看板……かわいい
KP/セリオ
【舞踏会場 バルコニー】
星屑の舞踏会場から帰還した君たちは
本来参加する予定だった現世での舞踏会にも出席し、身につけたダンスの腕前を周囲へ見せつける事だろう。
ナイア、マリア、メルドだけでなく、著名人との華々しい交流を経た後
夜になって漸く落ち着いた時間を得ることができる。
バルコニーには涼しい夜風が吹き込んでくる。
静かな夜のさざめきの中、夜空には星々が当たり前のように小さく瞬いていた。
シルヴィウスさんとセリカさんは、喧騒から脱け出して
今はその場に二人きりである。
時折室内からはまだどっと笑い声や話し声が聞こえてくるかもしれないが
やがてそれも遠く感じ、気にならなくなるだろう。
セリカさんが、ふとシルヴィウスさんに声を掛ける。
セリカ
「思えば私たち、二回分舞踏会に参加したのよね。
流石にくたくた……やっと落ち着けて良かったわ」
193 ふふ……変わった…
KP/セリオ にこ……
KP/セリオ
彼女はシルヴィウスさんの方を見て、緊張の糸をほどけさせたように微笑む。
大切な人の前でしか見せない、緩やかな表情である。
セリカ 「ねえシルヴィウス……そういえば、あの場所で踊った時言ってたわよね」
KP/セリオ しれっと……申し訳ない
シルヴィウス
いや、静かに笑ってたよ……
ふふ…… いや、すまない
シルヴィウス 「……あ、ああ」急に挙動がそわそわそわ
セリカ
「『無事に帰り着けたら、聞いてほしい事がある』って……
今、うかがっても良いことかしら?」
シルヴィウス
「覚えていてくれたのか……
もちろん、構わない」
「というか、俺から言い出すべきことだったね
その……」
「いや、その前に聞きたいことがあるんだ」
セリカ 「え? ええ……何かしら?」
シルヴィウス
「キミも舞踏会で言ってたとおり、
もうすぐ俺たちも学校を卒業するだろう?」
「……その後って……どうなるのかな。
キミは……なにか、予定がある?」
シルヴィウス
わからん……遠回しすぎる…
弱音を吐く会場になってきた
セリカ 「卒業後の予定? それは……」
シルヴィウス 「その、何かなりたいものが在るかとか、そういう話」
セリカ
「……そ、それは、叶うなら、貴方……
……オルフリードに、これからも忠節を尽くす事ができたらと思っているわよ。どんな形であれ……」
シルヴィウス
「……! そ、そうなんだ…そう…
ど、どんな形であれ……?」
「……つ、次に、なんだが。
俺が把握してる限りではいま、キミに将来を約束している相手とかはいなかったと思うんだが……合ってるかな」
シルヴィウス 話を続けるたびに情けなさ度が上がっていく たすけて……
シルヴィア いや、私でも自分から切り出すときはそうなってたと思う……
セリカ
「ええ……。貴方がこれからどうなさるのかもまだ決まっていないもの。
私が勝手な行動をするわけにもいかないでしょう」
「もしも早々にご結婚なさるなら、私は……このままではいられないでしょうし……」
シルヴィウス
「あ、そ、そうか……
俺のせい………いや、これはこれでよかったのか…」
セリカ
「え……!? あ、貴方の所為では断じてないわ!
それが正しい……在り方だもの。不満があって言ったわけではないのよ」
シルヴィウス
「い、いや、深い意味のある発言じゃなくて……
ごめん。ネガティブだったな」
セリカ
「いいえ。……そう、それなら良いのだけど……。
これを聞いて、シルヴィウスは何を……?」
シルヴィウス
「……いや、その……
その将来についての話をしたくて」
「キミも知ってると思うけど……
俺があの学校に通い出した理由は決してポジティブなものじゃない。
そこは割愛するけど……でもキミが、俺と一緒に来てくれて嬉しかった」
セリカ
「それは良かった。
きっかけがどんな物であれ、実りある学生生活を貴方と送れたことは私にとっても喜ばしいことだったわ」
シルヴィウス
「本当かい?
……ずっといっしょってわけには行かなかったけど、俺もあの場所に行かなくちゃ見られなかった君の姿が見れて楽しかったよ」
「あの星屑の舞踏会で、名前を取り戻したときいろんなことを思い出したんだ。
キミに初めて見つかった時のことや、今日までの日々のこと」
「それまでひとつひとつバラバラに存在してた思い出が……急に全部つながって見えた。
……星座みたいに」
「過去も、現在も、それから……未来にも。
俺の心の中には……キミがいたんだ」
セリカ
「未来にも……? それは……貴方が……」
「……いいえ、推測で物を言うのは良くないわね。
ごめんなさい、話の腰を折って。……どうぞ続けて……」
シルヴィウス
「うん。俺がこの先、どんな事をしようかなって事を考えた時
その想像の中にはいつも君がいたんだ」
「どこかへ旅行に行きたいな……キミと一緒に。
いつか、独立してみたいな……その時キミが一緒にいてくれたら」
「……遠い未来に、誰かと一緒に支え合って生きていけたら。
できれば、相手はキミがいいな、とか……」
「そ、そんなことをずっと考えていて……」
「できれば、それを現実にしたいと思ったんだ」
セリカ 「え、あ…………」
シルヴィウス
「……えっと……ここまで大丈夫かな。
伝わってる?」
セリカ
「つ、伝わっているわ。……あの、色々と追いついていないけれど……
……そんなことを……考えて、いらした……のね」
「私はてっきり……そう、貴方が私を一等気に掛けてくれている……ように思えたのを
私自身が都合よく、捉えようとしているだけなのではないかって、思っていたから……」
シルヴィウス
「ふふ……そっか。
俺も、はっきりさせるのが怖くて……卑怯なアプローチをしてたのかもしれない」
「年上だけど、妹分みたいなもの……とか、
誰と付き合うにしろまずは俺を倒してから、だとか……」
「でも、逃げ回っていては……
何もかなわないまま……全部夢で終わっちゃう事に気がついたから」
「……つまり俺は……この先もキミと一緒にいたい。
どうか共にいてくれませんか。……いや、まだ回りくどいかな」
「……キミが主従としての分を大切にしてくれてるのも分かってる。
家族として……友として接してくれるようになったのも、すごくありがたいし……それだけで俺は満足すべきなんだろうけど。
それじゃあ足りないから」
「……セリカ。
どうか俺とともに、生きてくれませんか。
人生の……伴侶として」
ひ、ひざまずいて手を…差し出す…?
シルヴィウス
答えに困ったら……
断ってくれてもいいよ………
セリカ !?!? よ、よわき……どうして……
シルヴィウス なんか…… なんか……(ゆかにころがる
セリカ
「……!」
「ねえシルヴィウス……貴方、私に『思うままにしていてほしい』とも言ってくれたわよね。
私もずっと、心に秘めていた事があるの……」
シルヴィウス
「ああ、確かに言ったね。
……?」
セリカ
「ずっと貴方と踊りたかった。貴方がこれから他の誰か……相応しいお方と連れ添う様を想像するだけで、胸が張り裂けそうだった。
もしその時が来ても、笑って貴方から離れるなんて……身を引くなんて、到底できないと」
「貴方とやっと踊ることが出来た時、ずっとこうして踊っていられたらとさえ思ったわ。
……でもそれは我儘だから、いけないことだと思っていたけれど……」
「思うままにしてもいいのなら」
屈んでシルヴィウスと目を合わせる。
初めて貴方を見つけた時と同じように。
シルヴィウス 「そんな、我儘なんかじゃ…… ……!」
セリカ
「私こそ、貴方と共に生きていきたいわ。
従者として、友として、家族として……その全てを超えて、貴方と支え合い、心を尽くす……人生の伴侶として、これから先も」
差し出された手にそっと手を触れさせる。
シルヴィウス 「……セ、リカ……」
セリカ
「貴方とこれから先、私たちがどこで何をするにしても、どこまでもついて……
ううん、貴方の隣にいるわ、シルヴィウス」
シルヴィウス
「……どうしよう、言葉が出てこないや。
本当に嬉しいんだ……」
「ほんとうに?
……今更違ったって言っても聞かないよ?」
触れた手をそっと握る
セリカ 「ええ、もちろん。だって本当の事だもの」
シルヴィウス
「……!」
掴んだ手を引いて……腕の中に閉じ込める。
セリカ
「あ…………」
慣れ親しんだ匂いや温度を間近で感じた後、ゆっくりと顔を上げて見つめる。
シルヴィウス
「そっか……本当に……」
背中に手を回して……? いや、少しだけ体を離して、じっとルビーの瞳を見つめ返す。
「…………えっと、その」
「く……口づけをしても?」声を潜めて尋ねる……
セリカ
「まあ……! ふふ、確かめるまでも、ないわ?」
愛しい人の唇にそっと唇を寄せて、先に触れさせようとする……?
シルヴィウス
「……っあ…? い、いま……」
一瞬…? 触れた感触にひどく驚いた顔をする。
セリカ
「先手はいただいたわよ、シルヴィウス」
悪戯っぽく笑む。
シルヴィウス
「やったな…?
いたずらっ子だな、セリカ。キミは……」
改めて俺の方から、つややかな唇に軽く触れて口づけよう。
セリカ
「ん…………」
背中に回した腕をぎゅっと寄せて、しばらく離さないわ。
シルヴィウス かわいい
シルヴィウス
ふふ……少し離れた舞踏会場から聞こえてくる華やかな音楽を聞きながら、ずっとセリカのことを感じていよう。
匂いや、柔らかさや、ぬくもりを……やっと手に入れた未来を……
「愛してる。セリカ。
……俺の大切なかわいい人」
セリカ
「私も愛しているわ、シルヴィウス。
オルフリードに瞬く一等星……私の唯一のあなた」
シルヴィウス
「……よし、そうと決まったら……作戦を立てなくちゃならないな」
「まずは父さんと母さんに話を通して……それから師……
キミのお父上にも挑まなければ…」
「……勝てるかな…… いや、勝つぞ…」
セリカ
「その一戦やご当主様方へのお話は貴方主導になると思うけれど……
私もいずれ師に挑むわ。そして心から納得させてみせる」
「そう……勝てばいいのだから。
舞踏会を経て強くなった私たちになら、必ず成し遂げられるわ」
シルヴィウス
「……ふふ、頼もしいな」
「そうだな。俺たちにはマリアに教えてもらった技や……舞踏会での勝利の思い出がある。……必ず勝ってみせる
キミと俺の……未来のために」
セリカ
「その意気よ、シルヴィウス!
でも、そうね、必要以上に焦る必要も気負う必要もないわ。
これから先も、今まで過ごした時間よりも長く共にいるのだから」
「何もかも……楽しみにしているわ」
シルヴィウス
「ああ、ほんとうに……!
明日からの未来が楽しみだ」
「これからの長い間……よろしく、セリカ」
片手を取って手の甲に唇を落とす。
セリカ 「ふふ……こちらこそ。これからもよろしくね、シルヴィウス」
KP/セリオ
セリカさんはそっとシルヴィウスさんに寄り添って、その肩口に頭をもたれかけさせる。
確かめ合うように、二人が共に在る未来に向かって歩み始めた君たちの人生の旅路を
夜空に瞬く満天の星たちは、静かに見守り続けることだろう。
君たちの心と心を紡ぐ絆の物語は、まだ始まったばかりである。
クトゥルフ オブ ザ マスカレード
~星屑の舞踏会~
後日談 これにて終幕です。
おめでとうございます。
お二人の未来に、星々の加護のあらんことを。
シルヴィウス
……ここまで見守ってくださり、ありがとうございます。
帰った時のことを考えると、わくわくするような……少し恐ろしいような気分だよ。
セリカ
ありがとうございました。お疲れ様でした……!
私こそ不安が無いと言えば嘘になるけれど、貴方が一緒なら乗り越えられると信じているわ、シルヴィウス。
シルヴィウス
ああ、頼りにしてるよ。
……特に、対姉さんに関しては…
セリカ ふふ、シルヴィウスにとっての最大の難関は、ヴァレンシアなのかしらね……?
シルヴィウス
しばらく拗ねちゃうかもな………
そうかも。でもセリカがいるからきっと大丈夫だ
セリカ
私もオルフリードに居続けるのだから
ヴァレンシアがここに居る限りはずっと一緒よ……(ヴァレンシアをエアぎゅ…… ?
ヴァレンシア
………(ぎゅーっ…
弟になにかされたらすぐに言いなさい、セリカ。
代わりに懲らしめてあげる……
シルヴィウス 何もしないよ…… いや……いや、うん、しないよ
セリカ
ふふ……相変わらず頼もしいホットラインね、ヴァレンシア。
きっと大丈夫よ。信じているもの
というより……いざという時は私の方が…… ??
な、なんでもないわ
シルヴィウス
………??
そ、そう…? そっか…?
セリカ
ええ……(夢ではきちんとお返事できなかったから……)
……夢が叶って良かった
シルヴィウス
……夢? …………(まさか…いや、これは普通の”夢”だよな…?)
……ま、まあいいか……それじゃあ、そろそろ舞踏会場に戻ろうか。
軽く食事でも取ろう。君の好きなお魚があるといいけど
セリカ
ええ、閉会の挨拶の場には顔を出さなくてはいけないわね。
お魚もお野菜も、もちろんお肉も……きっとご馳走が用意されているわよ。
早速、見に行ってみましょ!(無邪気に手を引く
シルヴィウス
フランスで摂る食事もあと僅かだろうからな……味わって……わっ!
ふふ、かわいいな……。
そうだな、行こう!(嬉しそうに共に駆け出す
けみかる かわいい………………にこ…………
193 かわいい……二人共可愛いですね……(不可視の腕でなで…
セリカ !? 見えない何かに撫でられたわ……!?
シルヴィウス …!? なんだって…!?(抱き寄せてぎゅっ……
193
これにてエピローグ……終了かな…?
御飯をもぐもぐしていっぱい遊んで寝てほしい…(突然の幼児化
けみかる
ですかね……??
お屋敷に戻ってから何かしたい事があればしていただいてもいいですが……
ふふ、健康優良児育成プログラム──
193
お屋敷に戻ってから…!?
ど、どうだろう……? 理詰めで説得に行こうとしたらあっさり両親には許可されたりとか、すねたふりをするヴァレンシアにあたふたしてたりはするかも…?
けみかる ヴァレンシアさん……ふふふ……かわいい……(語彙力低下
ヴァレンシア むす……… 私のセリカが……(めちょ…?(???????)
193
フリ半分、本気半分…?
わからん 気持ちが……
セリカ
ヴァレンシア……。(なで……
シルヴィウス相手でこれなら、仮に私がオルフリードを出て何処かへ……
なんて絶対に認めないでしょうね……
ヴァレンシア
ふふ………逆に弟をけしかけたり、なにか経由で阻止したりしてたかもしれないね…
や、ヤンデレになってしまう
シルヴィウス 身内に敵が…?
セリカ
ひとり二役で三角関係(?)を……??
ナイアたちが私たちを中々見つけられなかったのって、もしかして……??(??)
KP/セリオ
こちらでは我が師……父がそうしていたのではないかという事をうっすら考えておりましたが
なるほど……??(ヴァレンシア様をちら……??
ヴァレンシア
こちらの世界線では私が妨害者だった……?
場合によっては舞踏会へ行くのだって阻止してた可能性が浮上…?
無くはないね……(情報戦バトル
シルヴィア うちの兄は……まあ変なやつだったら妨害してくるだろうけど、そこまで嫉妬しいではないしな…
セリカ
今回は突然の欠員からのお誘いだったから
流石のヴァレンシアも……というところかしら……
ヴァレンシア 隙をつかれた、ということか…… むむむ
KP/セリオ ヴァレンティンから過保護にされるたちでもないしな……私も……
ヴァレンティン 過保護率は妹のほうが上だしね
KP/セリオ む……? そもそも私がお守りする立場だが……?
アントニオ
私も昨年の舞踏会に関しては詰めが甘かった……
が、結果的にシルヴィアお嬢様とセリオが幸せになったのならば文句は言うまい。(セリオ父側談)
シルヴィア
ふふ…… すきを突いてくるナイア……
セリオの父上のことをなんと呼べばいいかわからずほわほわしている
いや、でも結婚するんだから…お義父様…?(?)
アントニオ
アントニオで構いませんよ、お嬢様。……!
お、おとうさま…………(ほわ…………
シルヴィア 以前はそう呼んでいたのかもしれないな……?
アントニオ ご当主様の従者でありますれば。
193 かっこいい…
シルヴィア
昔から仕えてくれて……よくしてくれたものな。
ありがとう、アントニオ。……これからもよろしくおねがいします、お義父様。
シルヴィウス そういえばセリカを俺が貰うとなると……跡継ぎ問題が…? 孫…?
アントニオ
こちらこそ。我が一人息子を愛してくださり、ありがとうございます。
お嬢様……(流石にシルヴィアと呼ぶのは憚られた顔
シルヴィア 構わないのに……
アントニオ
(セリカ父談)ゲレイロ家の者は他にもおりますゆえ……若様が気になさることはございません。
お心配りをありがとうございます。
シルヴィウス
ふふふ……世界線を越えて分身している……
そうか……
セリカ
ふふ……両親を変えていないから……。(メタ)
ニホンにも、勿論ポルトガルにも……?(未実装) いるわ。
いつか会う事があればいいわね。
????? ヴィウスちゃん! セリちゃん!(夢の中の声と同じ……???
シルヴィウス
……!? 今、聞き覚えのある声が…!?
そうだな……オルフリードにも、夜門家にも血縁者がいるだろうから……いつか出したいな……
セリカ
えっ、シルヴィウスにも聞き覚えが……!?
オルフリードの人々やヨノカドの人々のことも、もっとよく知りたいわね……。
シルヴィウス
ああ、いつかどこかで聞いたような……?(首を傾げている
そうだな、なんか……複雑だから真面目なひとも、厄介な人もいっぱいいそうな印象だ……
セリカ
なんですって……。
オルフリードは特にいろいろとややこしそうな気配がしている……?
姉君兄君組は、なんとなく宗教的なあれこれでミストーコやミスタートーヤの方が大変そうなイメージはあるわね……?
シルヴィウス
そうだな……そのへんずぶずぶ…かも…?
掘り下げていきたいが、時間―― ふふ、今日も今日とて本が積み上げられていってそうだ
セリカ はわ、わ……。スケールが壮大な予感……!
シルヴィウス そんなに大きくないよ……!!(予防線
ヴァレンティン
いずれなんとかしたいが……それにはキミたちの協力が必要だ!
って感じなのかな…
KP/セリオ
水底の私は恐らく割と色々それどころではなさそうだが
花園の私……つまり私(ややこしい)は今もどうにかしたいと思っているぞ……
ヴァレンティン
ふふふ……そうだな。その時はお願いしようかな…?
でもキミを危険な目に合わせたくはないな……(ゆらゆら
193
水底の方は……ワンチャンもうすぐ臨月とかそういうレベル…?
月日の流れ…
KP/セリオ
ミスター夜門十哉とミスター星守閃理がどうにか……代わりに……?
そこでどうにかすることで自動的に我々もどうにかなる……?(謎原理)
けみかる そうですよね……! はわ…………うまれる…………!
シルヴィア
平行世界線の因果が……? ふふ……
お屋敷でゆっくりしながらお腹をさすさすしている…?
KP/セリオ
そこは分からないが……
遺伝子レベルで同じなだけで、基本的には繋がってはいないものな……(ミュン……
シルヴィア
わからないぞ? 世界線越しに私達が出会うこともあるし、兄さんたちが何かしらでつながっていることも在るかもしれない……
やってみてのお楽しみだな
KP/セリオ どうにかできたら……あるいはどうにかしていただけたら良いのだが……。
セリオ(B) ! シルヴィア……母子ともに健康そうで何よりです(冷えないようにあれこれ世話を焼く
ヴァレンシア
中の人的にもこのまま閉じ込めておきたいわけではなさそうだからね。
なんとか…なるんじゃないかな……?
セリカ 私(とセリカホシモリ)だって……!! ふんす……!!
ヴァレンシア ふふ……頼りにしているよ。(撫で…?
シルヴィア(B)
セリオ……
ありがとう。とってもあたたかいよ(タオルケットで巻かれる…?
シルヴィウス
子どもか……俺たちも……花園世界線もいつか…?
何故かニホン世界線の孫がどこよりも早く爆誕しているが…
KP/セリオ
ふふ……ミス星守織姫……
彼らに孫ができるということは、無論我々も……
いつかは……??
シルヴィア
ま……まあ、そうだな! いつかは……
……キミの子だから、きっとかわいいよ
KP/セリオ
かわいい……? 自分に似た子か……ふむ……。
まあ、シルヴィアと私の子、だからな。どちらに似ても愛おしいだろう。
セリカ (夢の中ではもしかして……? と思ったけれど、大丈夫ではあるのよね……?)さす……
シルヴィア
ふふ……どちらに似てるかな?
生まれてみないとその辺りはわからないな…
もちろん、どちらに似ていても十分に愛するとも
シルヴィウス
……!? な、なるほど……!?
ふふ、俺たちもいずれ……? 夢の中か……正夢に…?(?????????)
きせいじじつ…
夢の中の言動とかあのへんは……お互いの願望が混ざりあってたのかもしれないな
セリカ
がんぼう…………(いきなり豹変しておそいかかるむーぶをおもいうかべている
…………
シルヴィウス
こちらも似たようなものだから…?
ふわーーっ 思い出すと恥ずかしい 楽しそうだったし楽しかったが
セリカ
いつか……いざ、現実でも初夜! となった時に……
ふふ、また脳裏をちらつくのかしら……
シルヴィウス
ぎ、ぎこちなくなりそうだな……
いや、こんどこそすまーとにだな…
セリカ
優しいけれど激しかったシルヴィウスのことを……想いながら……(???
お勉強していきましょうね……!
シルヴィウス
ふふ……覚えていてほしいような、忘れてほしいような…?
ああ、頑張るよ。キミを満足させられるように…(????
セリカ シルヴィウスと、というだけでもう満たされているのに……これ以上……??(どき……??
シルヴィウス
なるほど……?
もう100点だから後は追加点を入れるだけなので気負う必要がない…?
うれしいな…
お布団のなか含めて(?)これからセリカのみたことのない表情もたくさん見れるのかなと思うと未来は明るいな…
セリカ
ベッドの中のあれそれはともかく……(?)
見せたことのない表情……ほかにあるかしら?
結構顔に出ている気がするのだけれど……
ふふ……思うままにしていいなら、私ももう少し積極的に迫れるわね……(じり……
といったところかしら……??(思うままに、を極大解釈
シルヴィウス
……!? 積極的に来られるのは予想外だが……
楽しみにしているよ……
確かにセリカはかなり表情豊かな感じがするな……
真っ赤になった顔が可愛かった
セリカ
意識的に抑える事は勿論できると思うけれど
シルヴィウスの前では素が出やすいのよ。
貴方の言動にも……どきどきさせられることだし……(頬に両手を当て
シルヴィウス
昔から一緒にいたせいとか……かな……?
その辺りはかなり大きいアドバンテージだな……(ドヤ
俺の方だって君の言動にどきどきしているよ。
勘違いかもと思ってたが……そうじゃなかったみたいで嬉しいな
セリカ
ふふ、お互い勘違いや思い過ごしではないかと思って尻込みしたままだったのね、きっと。
長く一緒にいたメリットとデメリットを両方体感しているわ……。
シルヴィウス
しばらくこの距離感をキープしていたせいか、抱きしめて眠れるようになった、というちょっとした一歩だけでかなり満たされてしまいそうでも在るが……
おいおい進んでいこう
セリカ
はわ、だ、だきしめられて……(きゅうん……
……そうね、段階を踏まないと……心臓がもたないかも…………
シルヴィウス
心臓が…? おおげさだよ……。
いや、俺も……そうかも……(ぎゅ……
セリカ ……シルヴィウスの匂い、落ち着くわ……(ぎゅ……としてそのうち、すよ……
シルヴィウス
俺は……どうなんだろう? 落ち着けるのか…?
そわ…そわ…… 慣れるまで寝不足になってそうだな
お祭りも……少なくとも第二巡目もあるからね…
どうなっちゃうかな…?
セリカ
第二巡目……!
二度目は流石に二人で見ている夢だと自覚するのかしら……どぎ……まぎ……
シルヴィウス
ど、どうだろう……?
でも前回よりは気楽な気持ちで楽しめたら(???)いいね…
セリカ
そうね、もう想いは通じ合っているから、気負う必要はない……
もしかしたら、夢を見る前に現実でも……かもしれないし……????(???)
……わ、私ったら……! 今のは無し…………(しゅしゅしゅ……
シルヴィウス そうだね……現実で初めてしてから…? えっ… き、消えちゃった
セリカ
えっ…………で、でもそうね……?
また夢で一から慣らしたりなんだりしないといけないのは、大変だから……??
シルヴィウス ふふふふふふ………
セリカ むむ…………。やっぱりしばらく一人で眠ろうかしら(自分で……?? ????
シルヴィウス
……!?!?? な、なん……
ふふ、夜の気配が…?
俺だって初めてだけど………鋼の理性であれしてちゃんとリードするよ!
CCB<=(12*5) 【POW】 (1D100<=60) > 49 > 成功
むん…!(なお不意打ちされた場合はこれに限らない
セリカ
えらい!! (夢ではあんなに失敗していたのに……!)
CCB<=(15*5) 【POW】 (1D100<=75) > 100 > 致命的失敗
あっ……
シルヴィウス 夢は不意打ちはんて!??!??!?
193 笑った…
けみかる 持ってるな……
193 えちえちなセリカちゃんもかわいいよ…
セリカ
やっぱり……一人じゃ物足りないわ……♡ シルヴィウス……♡
(続きはWEB?で……??
シルヴィウス
せ、セリカ……? 顔が赤いぞ、どうし…… わぁっ…!?
(続きはウェブで…!!?
KP/セリオ ……どうして我々はいつもこうなるのでしょうね(おまつりから目をそらし
セリオ(B) …………(顔を覆う)
シルヴィア そういえば私とキミは実際は……あれしてなかったな…?
シルヴィア(B) …………(てれてれ…
シルヴィア む……私が照れている…
KP/セリオ
あの後一方的に愛でてはいた……はずだ……
頑張ってもらったから…………(目をそらし
セリオ(B) 照れ……!? あれこそ忘れていただきたいですが……
シルヴィア
ふふふ……出目が紙一重だったやつだな…
積極的だったな……
シルヴィア(B)
忘れるものか。
えへへ~ ご指導してもらえて嬉しかったもの。
私はキミだけのものだよ
セリオ(B)
ピャ…………帰還して一発目があれとは本当に……ぐぬ…………
もっと優しく労わって甘やかしてさしあげたかっ……た……
シルヴィア(B) 今からでも遅くないぞ…? なんてな(なでなでなで…
セリオ(B) 今は無理はさせられませんから……はう…………(されるがまま
シルヴィア(B)
そうだな、しばらくは……ちょっとだけ難しいな。
口や手でなら…?(?)
シルヴィア
いちゃつき始めたな……ふっふっふ…
各々穏やかな(?)夜を過ごせそうだ
KP/セリオ
ようやく私の仕事も一段落着いたようだからな……
時折充電してはいたが、これでやっとシルヴィアを堪能する時間が作れそうだ(にこにこ……
シルヴィア
た、堪能……?
具体的にどうなってしまうのかわからないが…… うん、どうぞ。
存分にご賞味あれ(にこにこ両手を広げて迎える…?
KP/セリオ
ああ……シルヴィア……
改めて昨年、貴方と共に駆け抜け、こうしてここに生きていられる事の尊さを実感したよ……最愛の人……(ぎゅう……
貴方と、シルヴィウス様やセリカさんとのやりとりを見るのも好きだった。
普通では交わらない二組だが……いつかどこかでまた並べるといいなと思う……。
シルヴィア
わぁ! 力強いな、ふふふ……よしよし……
私も今回、色々と振り返って……懐かしくも誇らしい気持ちだったよ。
そうだな、私も二人と会話ができて楽しかった。
どうにかして会えれば……ざ、座談…?(え…?)
KP/セリオ 何かの因果で軽率にクロスオーバーをする……?(初手SANc不可避……?
シルヴィア
徐々に平行世界線ものも増えてきてる気がするから、機会があれば行ってみたいな
SANC… ふふふ、そのうち慣れるのがおもしろいな
KP/セリオ
どちらも旅行に行きたいし行ってほしい……
ふふ、そうか慣れ……
おっとそうだった、最後に一仕事。
技能集計を貼っておこう。
KP/セリオ
【成長】
技能失敗で1d10
今回は上限10回までチャンス。
◆シルヴィウスさん
芸術(ダンス)5
フェンシング10
回避9
投擲1
目星10
聞き耳2
図書館3
信用1
歴史2
クリチケ4(うち2枚は1クリ扱いで1d10+3成長)
◆セリカさん
芸術(ダンス)4
フェンシング10
ナイフ1
回避10
目星7
聞き耳2
図書館5
追跡1
心理学1
歴史6
クリチケ7(うち5枚は1クリ扱いで1d10+3成長)
シルヴィア ……! なんと、集計してくれたのか……お疲れ様でした
シルヴィウス
むにゃ…… ありがとう、セリオさん。
後で振ってみよう…… ふふ、謎のクリチケが…
セリカ
ふわわ…… ふふ、友情のクリチケがあるわね……!
最後まで本当にお疲れ様でした。
今日は一段といい夢を見られそうだわ。
貴方と一緒に眠って……また朝を迎えられるのがこんなにも嬉しい。
こちらの時間では十日間、ありがとうございました。シルヴィウス、シルヴィア様、そして藺草さん!
シルヴィウス
ああ。10日間という長きに渡り……KP、お疲れさまでした。
お部屋や、KPCのセリカさんの立ち絵も素敵でした。
一年越しのマスカレード、いろいろと回顧しながら新たな思い出を築き上げていくのがとっても楽しかったです。
俺も、明日の朝、目覚めたときに君の顔を一番に見られることがとても嬉しいよ。
ありがとうございました。セリカ、セリオさん、けみかえるさん…!
シルヴィウス
5d100>5+60 【芸術(ダンス)】 (5D100>65) > 370[97,88,45,52,88] > 370 > 成功
10d100>85 【フェンシング】 (10D100>85) > 558[78,97,22,48,89,3,97,43,6,75] > 558 > 成功
9b100>50 【回避】 (9B100>50) > 88,86,18,47,34,8,17,44,32 > 成功数2
1b100>25 【投擲】 (1B100>25) > 21 > 成功数0
10b100>75 【目星】 (10B100>75) > 80,75,40,26,30,89,70,80,54,49 > 成功数3
2b100>50 【聞き耳】 (2B100>50) > 90,3 > 成功数1
3b100>75 【図書館】 (3B100>75) > 57,80,61 > 成功数1
1b100>47 【信用】 (1B100>47) > 76 > 成功数1
2b100>25 【歴史】 (2B100>25) > 21,69 > 成功数1
3d10 芸術(ダンス) (3D10) > 9[5,1,3] > 9
3b10 フェンシング (3B10) > 1,7,10
2d10 回避 (2D10) > 13[6,7] > 13
3d10 目星 (3D10) > 19[6,9,4] > 19
1d10 聞き耳 (1D10) > 7
1d10 図書館 (1D10) > 2
1d10 信用 (1D10) > 7
1d10 歴史 (1D10) > 8
4d10+6 クリチケ分 (4D10+6) > 22[8,4,8,2]+6 > 28
5d10 生還報酬SAN回復 (5D10) > 22[10,1,3,3,5] > 22
system [ シルヴィウス ] SAN : 37 → 59
シルヴィウス
なるほど……目星とフェンシング90達成なら……SAN回復…?
4d6 技能値90を超えたことによるSAN回復 (4D6) > 11[1,5,1,4] > 11
system [ シルヴィウス ] SAN : 59 → 70
シルヴィウス
よし、これで成長は終了だな……。
クリチケの配分はおいおい考えよう。(投擲をチラ見しながら
KP/セリオ
お疲れさまでした。
なお技能値95(もしくはご自身で設定している上限)超えをした時は
別の技能に振っていただいて構いません。
シルヴィウス
ああ、ありがとう。
そうしてみるよ。90か95か…ううむ…悩みどころだ…
セリカ
4B100>65 【芸術(ダンス)】 (4B100>65) > 57,70,56,59 > 成功数1
1d10 (1D10) > 5
10B100>85 【フェンシング】 (10B100>85) > 76,33,85,23,62,65,21,80,46,52 > 成功数0
1B100>25 【ナイフ】 (1B100>25) > 54 > 成功数1
1d10 (1D10) > 9
10B100>50 【回避】 (10B100>50) > 19,29,73,6,62,46,30,28,26,1 > 成功数2
2d10 (2D10) > 18[8,10] > 18
7B100>75 【目星】 (7B100>75) > 38,45,24,60,97,73,1 > 成功数1
1d10 (1D10) > 4
2B100>65 【聞き耳】 (2B100>65) > 6,2 > 成功数0
5B100>75 【図書館】 (5B100>75) > 78,72,62,9,59 > 成功数1
1d10 (1D10) > 8
1B100>50 【追跡】 (1B100>50) > 67 > 成功数1
1d10 (1D10) > 1
1B100>75 【心理学】 (1B100>75) > 54 > 成功数0
6B100>75 【歴史】 (6B100>75) > 63,91,77,70,53,34 > 成功数2
2d10 (2D10) > 11[9,2] > 11
2d10 通常クリチケ (2D10) > 11[9,2] > 11
5d10+15 1クリチケ (5D10+15) > 36[3,9,10,5,9]+15 > 51
5d10 生還報酬SAN回復 (5D10) > 23[1,2,9,9,2] > 23
system [ セリカ ] SAN : 51 → 74
セリカ
フェンシングを90にしましょう。
2d6 90超え技能SAN回復 (2D6) > 7[1,6] > 7
system [ セリカ ] SAN : 74 → 81
セリカ
【成長結果】
芸術(ダンス):65→70→72
フェンシング:85→90
ナイフ:25→34
回避:50→68→74
応急手当:50→62
目星:75→79→84
聞き耳:65→78
図書館:75→83
追跡:50→51→63
言いくるめ:70→74
歴史:75→86
以上。
お疲れ様でした!
シルヴィウス
ああ、たくさん成長したな……
お疲れさまでした。
おやすみなさい、セリカ。
セリカ
ありがとう……! お疲れ様でした。
おやすみなさい、シルヴィウス。