KP こんにちは……!!
193 こんにちは! あっ、指輪…!!
KP
へへ……!! 今日のKPはゆびわです!!
あと10分ほどお時間いただけると助かります……のびのびで申し訳ない……
193
大丈夫です!
二部屋分もご準備ありがとうございます、ゆっくりで大丈夫ですので!
KP
よし!!
大変お待たせいたしました!!(大遅刻)
始めてまいりましょうか!!
193
遅刻でもないんでもないですぞよ…!
それでは、よろしくお願いいたします!
KP
それではシルセリツアー第二弾
「拝啓、愛しの『 』へ」 水底の間
セッションを開始いたします。
KPとKPCは私、けみかるとセリオ・ギリェルメ=エストレーラ・ゲレイロ。
PLとPCは藺草さんとシルヴィア=オルフリードさんです。
よろしくお願いいたします!
シルヴィア よろしくおねがいいたします。
シルヴィア 文字のいろを変え忘れていた…
KP どんまいです……! のちほど調整しますね!
シルヴィア ありがとう、ごめんなさい…
KP
【導入】
セリオが死んでから、一体何日が経ったのだろうか。
シルヴィア=オルフリードさんはふと、考えた。
…………
遡ること、数か月前の記憶。
あなたは、人気のない海辺に立っている。
黄昏時の空と静かな波の音には、どこか哀愁が漂っていた。
セリオ 「此処に居たんだな」
KP
背後から声を掛けられたあなたは振り返る。
そこには、少し不安な様子で、それでも何かを決めたような顔でこちらを見るセリオの姿があった。
彼は一瞬目を泳がすと、あなたの方に向き直る。
シルヴィア 「……セリオ?」
セリオ
「……ああ、シルヴィア」
「貴方の事を愛しているんだ。
……これからも、一緒に居させてくれないか」
KP その言葉にあなたが目を見開くと同時に、何処からともなく奇妙な歌が聴こえ始めた。
シルヴィア 「えっ……」
KP
女性の声にも聞こえるが、男性の声にも聞こえる。
体に染み込むような優しさと、頭の中を一直線に貫くような鋭さを持つ声の旋律。
それが幾重にも重なっている。
セリオ 「い、いや、違うんだ、今のは何でも……、ん……?」
シルヴィア 「……一体、どうしたんだ? ……なんだ、この… 歌…?」
KP
セリオがその場に立ち尽くす。
歌声が、徐々に近づいてくる。
ふと彼に目をやると、その目は、どこかあなた以外を見るように暗く染まっていた。
シルヴィア ああ、わたしは…これから起こることを知っている。
シルヴィア 「…セリオ? どこを見ているんだ。一体、何を…?」
セリオ 「ああ、そうだ、私は貴方をずっと愛していたんだ……だから、そんなに心配しないでくれ」
シルヴィア 「っ…!? え? な、何が…」
セリオ
「私が……愛しているから、」
「……大丈夫だ、シルヴィア」
シルヴィア
(そんなことばを、キミに伝えたことは…)
「……え」
KP そう言うが早いか、セリオは駆け出し、シルヴィアさんのそばを横切ってしまう。
シルヴィア 「…!? 待て、そっちは…!」
KP
そう、シルヴィアさんの背後には切り立った崖。
岩を砕く銀の波が押し寄せ、茜さす金色の海に、セリオは何のためらいもなく飛び込んだ。
シルヴィア
「待ってくれ! ……!」
「……え……?」
「う、嘘だ そんな。セリオ?」
崖の縁の方へ歩いていく
KP
セリオの姿はない。
岩に打ち付けられた無惨な死体すら、そこにはなかった。
まるで何者かにいざなわれ、そのまま水底へと攫われてしまったかのように、忽然と姿を消している。
シルヴィア
「……どうして?」
「どうして、」
「っあ、…! け、警察に…、消防に…? 連絡……、まだ、まだ、いまなら」
「まだ いきてるかも」
KP
シルヴィアさんがありったけの人員を割いて探しても、終ぞセリオを見つけるには至らなかった。
ここはフランスだ。
異国の者を、そう長く捜索してくれるわけでもない。
早々に打ち切られた捜索の後も、あなたは暫くかの地に身を寄せていた。
あなたの身を案じたオルフリード家の人々によって、一度は故郷イギリスへと半ば強制的に帰還させられたものの……
シルヴィア
「頼む、もっとちゃんと探してくれ。
あの海のどこかにセリオが居るはずなんだ」
「セリオがしんでしまうはず、ない。
彼は、私の従者だ、家族だ、友達だ……好きなんだ……」
KP
再び、あなたはこの地に足をつけていた。
もういない彼の姿を、今でも探し求めるように。
…………
外は明るく柔らかい午後の陽射しが差し込んでいて、今日は休日だった。
もうセリオの死からは随分と経過していて、あなたはもう彼の声も、記憶の彼方だ。
もう一度声が聞けたら、と願うことはあれども、その願いは叶わない。
何度聞いても砂粒のようにその声は記憶から消えていく。
それが人の「死」なのだろう、と、愛する人を正しく心の中に取り戻したあなたは思う。
シルヴィア
「声の1つも、思い出せない、か……。
夢の中で耳にしたような気がしても…起きたら、全部、忘れてしまっている」
KP
あなたは独り言ちながら、ソファに腰かける。
あなたの身の回りの世話をするために付けられたメイドのモニカが、アフタヌーンティーと出来合いのベイクドチーズケーキを差し出した。
シルヴィア 「……ああ、ありがとうモニカ」
モニカ 「はい。どうぞお召し上がりください」
シルヴィア 「やった、チーズケーキだ。私の好きなものだね」
シルヴィア も、モニカ…… きみだったのか
モニカ 「ええ、シルヴィア様のお心が少しでも晴れるようにと、ご用意いたしました」
モニカ お世話になっておりますわ、シルヴィア様。
シルヴィア
「ああ、そうだったのか。ありがとう。
……その心遣いが、すごく嬉しい。
喜んで頂くよ」
シルヴィア いいや、こちらこそいつもありがとう。
モニカ
「勿体なきお言葉、ありがとうございます。……」
「……そ、そうですわね、テレビでもつけてみましょうか。
何か楽しいニュースでも無いでしょうか……」
シルヴィア
「テレビ? ふふ、いいね。
良いニュースがあるといいが」
モニカ 「ええ……本当に……」
KP
モニカがテレビをつける。
この近辺の情報を発信している、ローカルニュースの時間だった。
シルヴィアさんは、「駅前にアクセサリーショップがオープンした」という話題に、何故か目を惹かれる。
シルヴィア 「……アクセサリー?」
モニカ 「まあ、素敵なアクセサリーショップですわね」
KP
モニター越しに見えるアクセサリーショップには、年代様々な沢山の人々がいる。
所謂プチプラアクセというものもあれば、高価そうなアクセサリーが売っているのも見えるだろう。
シルヴィア 「……幅広い客層をターゲッティングしているようだね」
モニカ
「ええ。こちらにいらしてから、そう言った物をシルヴィア様が新たに買われる事もなくなりましたけれど……
もしかして、ご興味が、」
KP
ぼんやりとその光景を見ていたあなたは、驚愕する。
モニカが何を言っているのか、耳に入らなくなるほどに。
シルヴィア 「……」
KP
そこにいたのは、セリオだったのだ。
彼がふわりと、そのアクセサリーショップの玄関口に佇んでいた。
まるでどうしてこんなところにいるのかわからない様子で。
ぼう、っと佇んでいた。
シルヴィア
「……セリオ…?」
「……!」
画面にすがりついてよく見てみようとする。
モニカ 「え。シルヴィア様……? あっ、……え? セリオ、さん……??」
KP
それは他人の空似などではなかった。
あの日、あの場所で、あなたの前から姿を消した時と同じ格好をしたセリオがモニター越しにはっきりと見える。
それを見て、あなたはいてもたってもいられなくなるだろう。
シルヴィア 「……、モニカ。少し……でかけてくるよ」
モニカ
「……」
「……遅くなるようでしたら、お迎えに上がります。お気をつけて、いってらっしゃいませ」
シルヴィア
「……ありがとう。遅くは……ならないと思う」
(……幻覚じゃない、モニカも彼を見た)
(ライブならまだしも、先程のは収録済みの映像だろう。まだ、そこにいるとは限らないが…)
シルヴィア
(でも、セリオは……あの日…)
いいや、どっちでもいい。なんでも…いい。
もしまたキミに会えるのだとしたら。会いたい。
ひとめだけでもいいから
KP
あなたは、支度もそこそこにアクセサリーショップへ向かうことになるだろう。
アクセサリーショップまではバスで30分程度。
その間に、アクセサリーショップについて調べる場合には【図書館】を振ることが出来る。
シルヴィア
……調べよう。連絡端末は持ってきている…はずだ。
CCB<=75 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=75) > 55 > 成功
シルヴィア こちらの私は成功するのか…
KP
セリオの姿を見る事のできたアクセサリーショップだ。
少しでも情報がほしい、と思った貴方は端末のディスプレイを指でなぞり、ふと気になる記事を見つけるだろう。
KP
▼アクセサリーショップ「プットの弓矢」
最近駅前に出来たアクセサリーショップ。
基本的に普通の噂が多く、かなり評判は良い。
その中に少し不思議な噂があるのを発見する。
「死んだ人に会うことが出来た」というものだ。
ただ、その話をしている人間は極少数である。
少し不可思議な気分になることだろう。
シルヴィア
……しんだ、ひとに…
いや、それでも…会えるなら…
KP
30分ほどバスに揺られていれば、アクセサリーショップ「プットの弓矢」に到着する。
【アクセサリーショップにて】
シルヴィア 「……ここか」
KP
あなたはそのアクセサリーショップ「プットの弓矢」へと向かう。
しかし、先ほど立っていた場所にセリオの姿はない。
もしかしたら、とあなたは一縷の望みをかけ、扉を開けることだろう。
シルヴィア
「やっぱり、いない、か……。
いや、でも、もしかしたら……」
KP
店内には穏やかな音楽が流れている。
落ち着いた場所だ。
また、やはり様々な年代の人がおり、年齢層はかなり広いのであろうと思う。
シルヴィア そこまで人が多くないのなら……見回してみてセリオが居ないかどうか、わかるだろうか
KP きょろきょろと、セリオの姿を探して周囲を見渡すあなたに、ひとりの女性店員が声をかける。
店員 「何かお探しですか?」
KP それに答えようとしたとき、急に世界が暗転した。
シルヴィア 「いや……気にしないで… ……!?」
KP
その暗転が終わると同時に、周囲に満ちていた人のざわめきの声が消えたことに気が付く。
先ほどまでと変わらぬ店内。
しかし、人の気配は一切なかった。
シルヴィア 停電…? いや、誰も居ない…!?
KP
店内には先ほどあなたに声をかけてきた女性店員の姿。
そして、セリオの姿があった。
セリオ 「……?」
KP 彼は戸惑うように周囲に視線を巡らせている。
シルヴィア
「……!?」
「セリオ!!」
叫びながら駆け寄る
セリオ 「シルヴィア……!?」
シルヴィア
「……! わ、私がわかるのか」
「……セリオ、……きみは… やっぱり…」
「………」
……さ、さわれるのか?
手を伸ばして触れてみようとする
セリオ 「えっ、し、シルヴィア……泣、いて……いや、……」
KP セリオは両手を持ち上げてシルヴィアさんの肩に触れようとして、逡巡の後そっと下ろす。
シルヴィア 何故だ!!!
KP そしてあなたがセリオに手を伸ばせば、そこには確かに彼の体温があった。
セリオ !? な、何故って、ええ……??
シルヴィア
「………! セリオ……!」
抱きついて、抱きしめる。
「どうして……どうしていなくなったりしたんだ」
セリオ
「~~!? シルヴィア……??」
「そ、それは、その、私は、あの……」
「……ひ、人が、見ています……」
シルヴィア
「構わない、そんなことどうでもいいんだ」
「ああ、セリオ。ここに居てくれたのか、私のセリオ…」
頬にまぶたに鼻に、軽い口づけをする
セリオ 「よ、よくありませ、えっ、ひぇ……?」
シルヴィア 気が動転して変なこと言ってる…
シルヴィア ……避けなさそうなら唇にもするが
セリオ
choice[避ける,避けない,避けられない]
Cthulhu : (CHOICE[避ける,避けない,避けられない]) > 避けない
シルヴィア
「ん……」
「会いたかった、ずっと会いたかったんだ、セリオ……」
繰り返しキスを続けながら
セリオ
「んっ、ん、……!?!?」
「わ、私も……
いえ、しかし、だからっ、人、人が……あのっ、わ……」
シルヴィア
「……やけに人をきにする…」
しかたない、振り向く…
そうか、女性店員がいる、とか…
セリオ 「も、申し訳ございませ、ん……」
店員 にこ……
シルヴィア きれいな人だな
KP 女性店員は、彼の姿とあなたの姿を見た後に深々とお辞儀をした。
シルヴィア 「……失礼。ここの店員のようだね」
店員
「いえ、こちらこそ……突然申し訳ありません」
「お話したかったことがあったのです」
シルヴィア 「話…?」
クピド
「はい。
まず……私の名前は『クピド』。人型の人工知能です」
「あなたがたには『強い絆がある』と思いました。だから強引にお連れしてしまって」
「……私には、知りたいことがあるのです」
KP そう言って彼女は、困ったように微笑んだ。
シルヴィア
「クピド…? 強引に連れ出した、とは……」
きょろきょろと見回してから
「この不思議な場所のことか」
クピド
「はい。結界の中、と言えばわかるでしょうか」
「もし分かりづらいのであれば、白昼夢と捉えてくださって構いません」
「私に、あなたたちを傷つける意図はありません」
「もし帰りたいのでしたら、すぐに帰っていただいても構いません」
シルヴィア
「なるほど…」
「……強い絆……もし、それがあったら……」
「今頃…」
クピド 「……?」
シルヴィア 「……知りたいことというのは?」
クピド
「はい、もし協力してくれるのであれば、私の知らないことを教えてほしい」
「私はヒトに造られました。
しかし、感情や絆を理解することが出来ず、廃棄された人工知能です」
「あなたたちからは『強い絆』を感じる。そんなあなたたちに、聞きたいことがあります」
「私は、あなたたちの内面に触れたい」
「あなたたちの持っている感情を知りたい」
「教えてくれるのであれば、私からも何かお礼を差し上げますので……」
シルヴィア
「感情……」
「お礼、と言われても……」
「……少し聞きたいんだが。彼のことだ」
クピド 「はい」
シルヴィア
「……彼は生きていたのか?
私の記憶では…」
セリオ 「ええ、私は死んでいるはず、です……」
シルヴィア
「……」
「でも、こうして……触れられている。何故…?」
「帰ることも出来る、と言ったが。そうしたら彼は、……居なくなるのか?」
クピド
「そうですね。ここは、現実とよく似た現実ではない空間です」
「私はあなたたちの絆に興味がありました。
だからこそ、その人の『魂』をここに呼んだだけです」
「この空間の中であれば、生きているときと同じように触れることが出来るでしょう」
シルヴィア 「魂……そうか」
セリオ
「水底にて、彼女の事をずっと夢見ていました……」
「……」
シルヴィア
「……水底…?」
「……キミはやはりまだ、あの場所にいるのか…あの、海に…」
セリオ
「……ええ。ですが、私がそこに居ることは、悪い事ばかりではありません」
「貴方は……いえ、貴方と縁のある方々は、何かと危険な目に遭われる……」
「海であれば、私は貴方がたを助け、元いた場所へとお送りすることができます」
シルヴィア
「………」
「……そんなの、頼んでない。私は……キミにそばにいてほしいのに」(小さな声で)
「………うわきもの」
セリオ
「え……」
「い、いや、結果論、です……。
その、水底に囚われたのは勿論不本意でした。私が望んで身を投じたわけでは、ございません……!」
シルヴィア 「……ふうん」
セリオ 「断じて、それは違います……本当です……」
シルヴィア
「……愛してるって言ったくせに」
セリオに本格的に背を向けて女性店員に向き直ろう。
「……私は、今しばらくここにいたい。いっときの夢だとしても」
「……協力する。と言いたいが、セリオ、キミは…どうだ?」
セリオ
「それは、勿論……。
貴方とこんなに早く再会でき、ひとときでも共に過ごせる時間をいただけるなど、願っても無い事です」
「その為ならば、私は何だってします」
シルヴィア 「……だそうだ。うん、改めて。キミに協力しよう」
KP クピドは少し微笑み、そしてまた深々とお辞儀をする。
クピド
「ありがとうございます」
「これに付き合ってくれた方々には、お礼として指輪を差し上げております」
「その指輪の『材料』となる想いを集めながら、あなたたちの『絆』を見せてください」
「星と海と花の狭間で、あなたたちの絆の欠片を手にできることを祈っています」
「それでは、二人とも、ゆっくりと目を瞑ってください」
シルヴィア 「ああ…… わかった」
セリオ 「……はい」
KP 次に目を開けたとき、そこは星空の中だった。
KP
と、いったところで、キリがいいのでそろそろ一旦〆させていただいてもよろしいでしょうか……!
続きはまた21時から、お願いいたします!
シルヴィア 「……ここは」
193
了解です! 本日はお昼からありがとうございます……!
21時からもよろしくお願いいたします!
KP
いえ、こちらこそ私の都合に合わせていただきありがとうございました!
またのちほど~!
193
はい! のちほどー!!
お疲れさまです!
KP
おつかれさまですー!
あっシルヴィアさん離れちゃった……
193 えっ ふふ… いや… ばれた…
KP
ふふ……みてました……
では、本日後半もよろしくお願いいたします!
193 はい! 後半! よろしくおねがいします!
セリオ 「ん……夜、か……?」
KP
【第一の世界:星海(せいか)の道】
あなたたちは星の海の中を渡る電車の中にいた。
電車、というより汽車と言えばいいだろうか。
古めかしい、アンティーク調の座席にあなたたちはいつの間にか座っている。
シルヴィア 「汽車、か……?」
セリオ
「ええ、そのようですね……
星空の中を走っている……」
KP
あなたたちが状況を認識すると同時に、汽車の中にアナウンスが響く。
クピドの声だった。
クピド
『星海渡りの汽車へようこそ。ここでは、指輪に使う【石】を探してもらいます』
『どの石にするかを決める材料は用意しておりますので、ごゆっくりお過ごしください』
『石を決めたら窓を開けて、手を伸ばしてください。
空に輝く星こそが、あなたたちの求める宝石なのです』
KP そう言ってアナウンスは終わる。
シルヴィア
「星が……宝石? あっ、終わってしまった」
「……」じっとセリオを見る
セリオ 「?……どうかされましたか?」
シルヴィア
「……いや…」
「先程はわるかった。どうかしていた…ずっときみに会いたいと思っていたのに」
「あんな事を言ってしまって」
「……会えて嬉しいよ」
セリオ
「シルヴィア……」
「……いいえ、貴方のお怒りはごもっともです」
「私の方こそ、あの時はどうかしていた。
怪物の呼び声を、奇妙な歌を、貴方の声と聞き間違うなど」
シルヴィア 「……かいぶつ?」
セリオ
「はい。私も詳しくは存じておりませんが、海に住み着き人間を魅了ていた怪物です。
『想い人に愛してもらえなかった』『愛されたい』という人間の強い意識と融合したようで」
「その……特に強い愛を持つ人間を歌声で誘い、魅了している、のだそうです」
シルヴィア
「おもいびと ……愛?」
「……キミが」
セリオ
「ええ。私の囚われている場所は、別の世界の海底とも繋がっておりまして
……海で亡くなった大勢の人の魂がそこには居るのです」
「そうして、今も魂たちは【愛】を求めているのでございます」
シルヴィア
(………私の愛では…足りない…)
「そうか……うん。わかった」
「きっと、キミや私だけの力では…どうしようもないことだったんだな」
セリオ
「……そう、かもしれません。ですが……」
「私は、結果的に貴方や兄君、オルフリードの方々や家族を置いてこの世を去ってしまい……
水底に囚われ、貴方に会えなくなるのも、そんな私への罰なのだと、ずっと思っておりました」
シルヴィア
「そんな…! そんなわけがないだろう!!」
「……キミに、罰が与えられる? そんなことが、あるものか…」
「ああ、いや…… ちがう……私は…私があのとき、キミの言葉にきちんと向き合っていれば…」
セリオ 「いいえ、それすら……貴方の従者としても、行き過ぎた感情を抱き、あまつさえそれを口にしてしまった私が……」
シルヴィア
「……行き過ぎた感情なんかじゃない!」
「セリオ、あの日、キミが私に告げてくれた言葉を今も覚えている。ずっと、ずっとだ」
「……あの日からずっと、後悔していたんだ。キミの言葉に……気持ちに、驚いてしまった」
「キミが、私と同じ気持ちでいたことに」
セリオ 「シルヴィア……」
シルヴィア
「……セリオ」
手をギュッと握って、身体を向ける
「愛しているんだ……ごめんなさい。あのとき、そうキミに伝えるべきだった」
セリオ
「っ、……では、私は……」
「私の想いは、とっくに報われていたという事……ですか……」
「貴方を一人置いて、水底で眠り続けている間にも……貴方は、ずっと私の事を想って……くださっていたのですね……」
シルヴィア
「……そうだ。ずっと…君に会いたいと思っていた。あの海に飛び込めば…会えるのかとそればかり考えていた」
「…だから、すごく嬉しいんだ。嬉しい、セリオ。キミに愛していると伝えたかった」
セリオ
「ああ……貴方から、そのような言葉をいただける日が来るなんて……!」
「こんなに嬉しい事が、他にあるでしょうか。
ああ、どうして私は、もうこの世には居ないんだ……」
シルヴィア 「……まったくだ。私を…置いていくなんて」
セリオ
「ええ、本当に……返す言葉もございません」
「ですが、今はただ、貴方のそばにこうして居られて、お話ができるだけで幸せでございます」
シルヴィア
「……今このときが夢でも幻でも。
そんなことを、一瞬だけでもいいから忘れて、キミといろんなことがしたい。キミに触れたい… いいだろうか」
握った手に力を込めて、セリオを見つめる。
セリオ
「っ、貴方のお望みとあらば……いえ、私も叶うならば、貴方にもう一度……」
「しかし、僭越ながら申し上げますが、それは同時に……もう一度訪れる、別れの悲しみがより深くなる、というものではございませんか?」
シルヴィア
「……」
「……そうか」
「……済まない、ばかなことを言った。忘れてくれ…」
握った手を離す。
セリオ
……それでいい。
戻らない幸せを追い求めるより、この先にある幸せを掴んでくれ……
セリオ
「あ……」
「……いえ、こちらこそ、ご無礼を失礼いたしました」
シルヴィア
「……一つだけ言っておきたいんだが」
「なんでも……言ってほしいんだ。キミの言葉で、私に言ってくれることがあるなら」
「きっとそれがどんな言葉でも、どんな行動でも、私は嬉しい」
セリオ 「どんな言葉でも……?」
セリオ 「……」
セリオ
そんな筈はないでしょう。
私が今考えている事は……きっと貴方を深く悲しませる。
それが目に見えているのに、口に出せというのですか?
セリオ
「私は……貴方の事を愛していました」
「今、申し上げられるのは、それだけです……どうか、お許しください……」
シルヴィア
「……いいや、ありがとう。その言葉が聴けて嬉しい」
「他ならぬ、キミ自身の言葉で……キミの愛らしい声で…」
……はた、とおもう。携帯端末は機能してるだろうか
KP 電波は繋がっていないようだが、電源は問題なくつくようだ。
シルヴィア
そうか………………
ろ、録音とか…
いや、なんでもない
KP 録画、とか……?
シルヴィア うん…
KP では、セリオにもう一度頼みます……?
シルヴィア
えっ…! いや、言わせるのはちょっと違う気がするぞ…!
た、タイミングを見計らって!
そういうことにする。
KP ふふw わかりました。
シルヴィア 「……ありがとう、私も愛してる」
セリオ
「っ……」
慣れない様子で視線を泳がせている
シルヴィア
……ちょっとだけ気まずいな。…しゅ、周囲になにかないか探してみる。
石を決めるための材料があると、彼女は言っていたね。
KP 探索可能箇所 【自分たちの座席、窓の外、隣の車両】
セリオ 残酷だ……こんなの、離れがたくなってしまう……
シルヴィア なるほど……。うーん、目線をウロウロとさせた挙げ句、窓の外を見てみる。
KP
◆窓の外
窓の外には夜空が広がっている。
手に届きそうな位置で煌めく星々は、本当に手が届きそうだ。
どこまでも続いている星空があなたたちを見つめている。
KP 【目星】を振る事ができます。
シルヴィア
CCB<=77 【目星】
Cthulhu : (1D100<=77) > 74 > 成功
シルヴィア ……!
セリオ 成功して良かったです
KP
ではシルヴィアさんは、レールが無限に遠くまで続いていることに気が付くだろう。
また、手の届く位置に星はない。
窓を開けて、身を乗り出さなければいけないことがわかる。
シルヴィア うん……セリオがそばにいてくれるからかもしれないな。
シルヴィア
「……線路がどこまでもつづいているんだな」
「星は……少々遠いとはいえ、あんなに近くに」
「ねえ、セリオ。ほら…こちら側の窓から」
セリオ
「はい、では失礼して……」
「おお……これは、本当に夜空を駆け抜けているのですね」
「久しぶりに、この目を通して見た星が、このように近くで煌めいて……とても美しい」
シルヴィア
「……ああ、本当に。綺麗だね」
セリオの横顔を見つめながら
セリオ
CCB<=90 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=90) > 40 > 成功
し、視線を感じる……何故……?
セリオ
「……あ、あの、シルヴィア?
私をそこまで見つめていては、星が見られないのではございませんか……?」
シルヴィア
「ん…? 見ているよ。星なら、こうして」
セリオから目をそらさないまま
セリオ
「……左様、でございますか。失礼いたし、ました……」
「シルヴィア、あちらに紅茶とお菓子がございますよ。
ご用意、いたしますね」
シルヴィア
「……ああ、ありがとう。キミにこうしてお茶を入れてもらうのも久しぶりだね」
自分たちの席の周りを見よう。…できればセリオの姿を見ていたいが。
セリオ 「……はい、茶葉からお淹れできないのが残念ですが、どうぞお任せくださいませ」
KP
◆自分たちの座席
気が付けば自分たちが座っていた座席である。
ゆったりとした木製のシートであり、座り心地が良い。
座面には暗い青色のクッションが敷いてある。
また、向かいには簡素な机のようなものがある。
そこには三段トレーに乗ったお菓子とポットになみなみと注がれた紅茶が入っているのがわかるだろう。
KP
セリオは慣れた手つきでティーカップに紅茶を注ぐ。
お菓子と共に、そっと差し出して柔らかく微笑んだ。
シルヴィア
「ありがとう。いただくよ」
「セリオ、キミも一緒にお茶にしよう」
セリオ 「……かしこまりました」
KP セリオはシルヴィアさんが紅茶とお菓子に手を付けるのを見届けてから、ゆっくりとティーカップに口を付ける。
シルヴィア
「……おや、これは手が汚れてしまう菓子だ」
「………」
「……セリオ、キミもこの菓子が嫌いではなかったね。
ねえ、口を開けて」
にこにこしながらセリオの、手が…というより、手袋をつけたままでは汚れてしまいそうな菓子を彼の口元に運ぶ。
セリオ
「スノーボールクッキーですね、」
「え」
シルヴィア
よく考えたらフォークやらスプーンやらがあるのでは?
だが私はその疑問をねじ伏せた
クッキー その手があったか
セリオ はっ ケーキにすればよかった……?
シルヴィア 「口を開けてごらん、セリオ」
セリオ
「て、手袋を外せば、自分でも食べられますが……いえ、」
「あー……?」
躊躇いがちに口を開く。
シルヴィア
「…いい子だ」
口にクッキーをそっと入れる。
choice[意図的,たまたま]
Cthulhu : (CHOICE[意図的,たまたま]) > 意図的
セリオ ??
シルヴィア どさくさに紛れてセリオの唇を指ですっとなぞる
セリオ 「ん。……~~っ!?」
KP セリオは口にものがあるので喋るわけにもいかず、驚きと困惑と羞恥の入り混じった表情でシルヴィアさんを見つめている。
シルヴィア 「……おいしい?」
セリオ
「おいしかった、のでしょうね……
何だかよく、分かりませんでした……」
「シルヴィア、先ほど貴方、わざと私に悪戯をしましたね……?」
シルヴィア
「……そうなの? じゃあもう一枚……」
「……うん」
セリオ
う、可愛いな……
……負けないぞ……
セリオ 「楽しそうな顔をして……もうクッキーは結構です」
シルヴィア 「えっ……おこってる……のか?」
セリオ 「……ええ、それはもう」
シルヴィア
「ご、ごめん、キミに…やっぱり触れたくて」
「悪かった、もうしないよ」
シルヴィア ……多分
セリオ
……貴方のそんな顔が見たいわけじゃないんだ……
私だって、許されるなら貴方に触れたい。
手袋越しでも、手袋を外してだって……
でも、いずれ遺される貴方を思うと……こうするしか……
セリオ 「……いえ、私の方こそ、きつく言い過ぎました……」
シルヴィア
しゅん…… 仕方がないので手に取りかけたクッキーを自分で食べる
……おいしい
KP セリオは落ち着かない様子で、シルヴィアさんの様子をうかがっている。
シルヴィア
私もそっと様子をうかがってみるが…
まだおこってる?
いや、さっきの今だし… ああ、ばかなことをしてしまった…
セリオ
SCCB<=59 シルヴィアの心理学
Cthulhu : (1D100<=59) > 77 > 失敗
分からない……けれど、
KP 偶然タイミングが揃ったのか、シルヴィアさんはセリオと不意にぱち、と目が合う。
セリオ 「……」にこ……
KP 眉尻を下げて微笑みながら、彼はそっと目を伏せた。
シルヴィア
「!」
「……う、あ、あの…」
「つ、つぎからは正直に言う。拒否してもいいから」
「……口元にクッキーの粉がついてる。
今も……触っていい? ダメかな、セリオ」
セリオ ダメなわけがない……
シルヴィア ちなみにこれは口実…のつもりだ。
セリオ く、しかし、恥ずかしくもあるな……
セリオ
「仕様のない人だ……。
でも、そう、ですよね……こうしていられるのは、今だけ、……」
「っ……貴方の、お望みのままに……」
シルヴィア
「……ありがとう」
ではセリオの唇に手を伸ばして…人差し指から触れる。
下唇のやや膨らんだあたりから、口角に向かってなぞって…
「…柔らかい」
セリオ
「んっ……」
唇を閉じているので、喉から声が漏れる。
シルヴィア
一旦離してから、顎を固定するようにして、今度は親指で上唇を撫でる。
唇の赤い部分と、皮膚との境目をするすると何度か擦ってから、……名残惜しいけど解放するよ。
「うん。…きれいになったよ」
セリオ 「っ、は……ありがとう、ございます……」
シルヴィア と見せかけてキスをする。触れるだけだが。
セリオ 「んむ、」
シルヴィア
「……いや? 私こそ…わがままを聞いてくれてありがとう」
至近距離で不必要に小声で囁く
セリオ
「わ、っ、我儘などとは……」
「その……貴方がそれでよろしいというのであれば、貴方の思うままにしていただいて構いません」
「白状しますと……私は、貴方が後々お辛くならないようにと、先ほどは態と怒ってみせたのでございます」
「しかし、こうして折角再度まみえたならば……
貴方が悲しむ顔よりも、貴方の笑顔をなるべくならば沢山見てから、もう一度逝きたい」
シルヴィア
「辛い? 今目の前に、やっとキミが現れてくれたのに、触れられないことの方が…」
「……」
「じゃあ、セリオ。目を…つむって」
セリオ 「……はい」
KP セリオは言われるがまま、躊躇いなく目を閉じる。
シルヴィア 「……私の名前を呼んで」
セリオ
「?……」
「シルヴィア……」
シルヴィア
セリオの肩と腕に手を置きつつ……
「ア」のタイミングで唇に噛み付くようにキスをしよう。
セリオ 「っ!? ~~~!!」
シルヴィア
逝きたいなんて言えないようにしてやる。
舌を差し込んで上顎の内側を舌でなぞる
セリオ 顔、顔……!!
シルヴィア なんだ?(にこ…
シルヴィア 「……ん、…っ… ん、ちゅ…」
セリオ
choice[対応できる,対応できない]
Cthulhu : (CHOICE[対応できる,対応できない]) > 対応できる
シルヴィア 出来るのか… 強いな…
シルヴィア
セリオの口腔の温度を感じながら、舌を…
ぬる、とすくい取る。
セリオ
「っは、……ん、ぅ、……」
はじめは困惑していたが、舌の緊張を解いて一度絡ませ、強く吸って再度こちら側へ引き込む
シルヴィア 「…!? ふ、ぁ…」
シルヴィア 対応が早い~!! セリオの! …む…!
シルヴィア
負けじと舌を伸ばして、主導権を取り返そうとする。
唇に触れたセリオの舌をちゅうっと吸って、……く、不利か? 体重をセリオの方に掛けて押し倒して上から攻める… どう出る?
セリオ
引き込まれたふりをして、口内へ侵入したのを良いことに歯列をなぞる。
一度は好きなようにさせるのも隙を作れていいかもしれないな。さて、どう出る?
シルヴィア 思考がシンクロしている
セリオ ちょっと笑った……(ちょっとどころではない
シルヴィア
「んっ、んん……っ… は…っ」
歯の根をなぞられどうしようもない疼きを感じて、一度唇を離し距離を取る。
こ、呼吸もちょっと苦しかった じつは
セリオ 「っは、……は……」
シルヴィア 「……なれてる?」
セリオ
「な、慣れては、いませんが……?」
呼吸を整えながら
「突然の事で……驚きましたよ……」
シルヴィア
「……うそ。だってすぐに対応したじゃないか」
「……キミとキスがしたかった。…きもちいいね」
セリオ
「そ、れは、……」
「ずっとこうしてみたかったのは、私の方です……貴方と愛し合う事を頭の中で思い描いて、それが現実になることがあればと……その……」
シルヴィア
「じゃあ、また、同じ気持ちだったんだな」
「ふふ、どうしてだろう。こんなに通じ合っているのに……どうして…」
セリオ
「あ……シルヴィア、涙、が……」
頬に触れ、指で拭う
シルヴィア
「……ん…」拭ってくれた指に…手のひらに頬を寄せる
涙が止まらない
「せりお、もっとして」
言いながら唇に唇を近づける…… という流れを
その後何度も繰り返すと思う
シルヴィア 無限にやりそうな気がしてきたんだ(PLのさじ加減です
セリオ
「シルヴィ、ア……」
そんな事をされては抑えが利かなくなる。
手で涙を拭えるだけ拭った後は、白手袋を脱ぎ捨ててしまおう。
白雪のような髪に触れ、後頭部をしっかりと押さえて、貪るようにキスを何度も落としていく。
シルヴィア
「ふ、ぁ んぅ……」
急に与えられた 感覚に驚いて身体をひこうとしても、押さえつけられてるために出来ない…いや、したくないんだろう。
そのうちセリオの首に腕を回して、精一杯抵抗……じゃない、柔らかな愛撫を受け入れる。ああ、手袋をこんなに乱暴に外すセリオのことを初めて目にした。
セリオ
もう、だめだ、……こんな姿を見せられて、突き放す真似なんてできるわけない……
申し訳ございません……ごめんなさい、シルヴィア……
私は今も、貴方をずっと愛している……
シルヴィア
ジリジリともえる炎のような赤い目を見つめる。
見つめながらピチャ…と響く水音に身を震わせた
シルヴィア
ふふ… 石もこちらも(?)まだまだ決まり(?)そうにないが…
一時だね。時間は大丈夫かい?
セリオ
それでもまだ涙が流れるというなら、涸れるまで舐め取ってしまおう。
今まで足りない分を埋めるように、自身が取り戻した束の間の熱を、舌でもってシルヴィアへと移していく。
セリオ
ここでこんな……こう……とは想定してなかったが……
大丈夫そうなら二時……までなら?
シルヴィア
そうか…? 明日に響かないか…?
大丈夫そうなら、うん、もう少し…
シルヴィア
「……ん、ふふ、くすぐった、っ ぁ……」
真っ赤な目で幸せそうに微笑む。きっと顔も赤くなってるのかな…
「いいんだ、これは嬉しい涙だから。キミとこうして触れ合えて…」
セリオ
「そう、か……そうですね……やっとこうして、貴方に触れられて……
……とても満たされています。想いが通じ合うというのは、こんなにもあたたかな物なのですね」
シルヴィア
「うん、温かい。セリオが、今私の目の前にいるんだね」
「愛してる、愛してる……きっと一生分言っても足りない。愛してるんだ……そばに…… ううん、今だけは、私を見て」
セリオ
「はい、確かにここに居ます」
「……この目が再び濁ろうとも、魂はずっと貴方を見つめ続ける」
「……愛しています、シルヴィア。
この命が果てようと、この身が朽ちて無くなろうと、私は貴方だけを愛し続けます」
シルヴィア
「……っ、ぅ… 私だって、キミを生涯愛し続ける。
キミを、君だけを…」
セリオ
しかし、だからこそ、貴方には幸せになってほしい……
そんな我儘を言っては、シルヴィアを困らせ、哀しませるだけだとは分かっているが……
セリオ
「ありがとうございます。
その言葉がいただけただけで、セリオは果報者でございます」
シルヴィア
「……」
「……(もっと求めてくれればいいのに、そうしたらずっと、キミのそばにいるのに)」
セリオ え、心理学……ですか?
シルヴィア いいよう どっちでも… (いじいじ
セリオ ええ……? 75ですが……
シルヴィア
sccb<=75 セリオ/心理学
Cthulhu : (1D100<=75) > 95 > 失敗
……ふうん…
ではセリオ、キミは私が、いまなにを考えて表情を曇らせているのかはわからなかったみたいだ
私が密かに企んでいることも
シルヴィア というか普通に危なかったな
セリオ えっ F……手前ということか、くう……
シルヴィア
いや…私のダイス運が……
いいやこれを逆手に取って…(?)
セリオ
そうですか……残念……
……企んでいる……? いや私にはそれすら分からないのでしたね
「ああ……いつまでもこうしていたいですが……クピドさんの頼みもございますし、落ち着いたら先へ進みましょうか」
シルヴィア
「……うん、行こうか」とても名残惜しそうにする。
「セリオ、手を、つなぎたい」
セリオ 「……ええ、シルヴィア。この手を、どうぞ」
KP 白手袋を懐にしまうと、セリオはシルヴィアさんに手を差し伸べる。
シルヴィア
手袋を剥いででも……と思っていたら、自分から外してくれたので歓喜の表情でその手を見つめる。
「ありがとう、今だけは一緒に行こう」
シルヴィア ちなみにこちらでは椅子の周りの目星は不要…かな…?
KP あ、案内してなかったですね……(ガバ)
セリオ 「はい」
シルヴィア
いやいや、謎の方向にかじを切ったのが私だからな
それにもう二時だ……
KP
セリオがあなたの手を取って、しっかりと握りしめる。
ここでは【目星】を振ることが出来ます。(激遅)
シルヴィア
CCB<=77 【目星】
Cthulhu : (1D100<=77) > 51 > 成功
成功したからヨシ!
KP
では、シルヴィアさんはクッションの下にメモが挟みこまれているのがわかる。
メモの内容は次の通りだ。
KP
▼星海の汽車のメモ
『星は希望や永遠の生命の象徴であると言えるだろう。
この世界の中で、希望というものは果たしてどのようなものなのだろうか。
一皮剥いてしまえば絶望と狂気に満ちた世界の中で、
他者との絆というものは唯一の希望となるのではないだろうか』
KP 座席の情報は以上です。
シルヴィア 「希望……」
セリオ 「唯一の、希望……ですか……」
KP こんばんは、お疲れさまです!
193
こんばんはー! おつかれさまです!
本日もよろしくお願いいたします…!
KP こちらこそ、本日もよろしくお願いいたします!
シルヴィア
「私と他者との関係というのは、キミとのものだけではないが…」
「キミとの関係に限って言うならば。
確かに、キミと出会ってから色んなものが光り輝いていった。
恐れや不安に駆られていた私を、見つけて導いてくれたな」
セリオ
「……ええ。そこまで大層な事はできておりませんが……
私は貴方を見出し、貴方と共にずっと在りました」
「貴方が居たからこそ、これまでの私があり、そしてまた、絆によって束の間の生を取り戻すことができた……」
「貴方は私の光、私の希望です。今も尚」
シルヴィア
「ああ、キミはいつもそばに居た。私を見守ってくれていた……」
手を握る力を強くする
「私こそ、キミがいなければどうなっていたかわからない。
もっとも、私じゃない私など……キミと出会わなかった私など、想像したくもないが…」
「……私達はお互い、出会ったことに……意味があった。
君との思い出があるなら………」
「……ううん」
セリオ 「……シルヴィア?」
シルヴィア
「いいえ、なんでもない。
キミの希望になることが出来ていたなら、…嬉しいよ」
「……もっと話をしよう。……水底で夢を見ていると言っていたね。
どんな夢?」
シルヴィア
CCB<=65 【アイデア】あれ、そういえば…名前…
Cthulhu : (1D100<=65) > 27 > 成功
セリオ
「そうですね……貴方と過ごした日々を夢に見る事が多いですよ。
幼い頃から、私が死ぬ間際まで」
シルヴィア 死んだ瞬間……… ……
セリオ
「それから、先ほども申し上げた通り、別の世界の海底とも繋がっているせいか……
貴方と縁ある方々の夢も時折見ます」
シルヴィア
「私との? それはすごく嬉しい。
キミと夢で出会えていたなんて」
「私に縁……? 兄さん…とか?」
「いや、でも、別の世界…か…」
「別の世界の私のことも夢に見たということか?」
セリオ
「ええ、眠り続けていれば時間だけは沢山ございますからね。
人生における節目節目、些細な事、たくさんの思い出を夢に見ました」
「ええ、『貴方』は勿論、地上で生きる『私』の事も……」
シルヴィア
「……別の世界で生きているキミか…
それはもちろん、そういう可能性もあった、ということだろうな…」
「別の世界の私はどんな様子だった?」
セリオ
「今の私と貴方と、殆ど出自が変わらない方々もいらっしゃれば、ニホンで生きている方々もいらっしゃいました」
「彼女らもまた、何かと奇妙な事象に巻き込まれて紆余曲折を経ているようではありますが、それぞれの人生を歩んでおられます」
シルヴィア
「ニホンか…… いずれキミと行ってみたいと思っていた場所だ」
「そうか、でも……二人、共にいるんだろう?
……」
「…いいなあ」
セリオ 「う……」
シルヴィア
セリオの方に身を寄せて、手はつないだままもう一方の手も腕に添える
「ごめん、困らせたね」
「先に進もうか。まだまだ道のりは長い… といいな」
セリオ
「……はい」
「少しでも長く、貴方と共に居られればと、思います」
シルヴィア
「ああ、では…行こう」
隣の車両に進もう
KP
◆隣の車両
車両には人はいない。
この空間にはシルヴィアさんとセリオだけだ。
汽車の中には穏やかなオルゴールの音が流れており、穏やかな気分になる。
KP 【図書館】または【目星】をどうぞ。
シルヴィア
CCB<=75 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=75) > 47 > 成功
KP
シルヴィアさんは、ひとつの座席に一冊の本が置かれているのを発見する。
そこに書かれているのは、石言葉についてのもののようだ。
シルヴィア
「……本だ」
開いて読んでみる。
「石言葉、か…」
セリオ 「石言葉……宝石を選ぶ援けとなるでしょうか」
KP
▼石言葉の本
『石言葉というものがある。
それの意味を知り、自分を励ましてくれるお守りとして
身に着けることで力が湧いてくることもあるだろう。
ここでは代表的な宝石の石言葉を紹介する。
ガーネット:友愛、忠実、真実
アメジスト:誠実、高貴
アクアマリン:勇気、幸せ、よろこび
ダイアモンド:永遠の愛、純愛
エメラルド:愛、健康
ムーンストーン:純粋無垢
真珠:富
アレキサンドライト:秘めた想い、勇敢
ルビー:情熱、威厳
ペリドット:夫婦の幸福
サファイア:慈愛
トルマリン:安楽、心中の歓喜
オパール:希望
トパーズ:友情、潔白
ラピスラズリ:永遠の誓い
マラカイト:危険な愛情』
シルヴィア
「うん……」
石言葉を上から順に見ていって、ペリドットに目を留める。
セリオ 「何か、気になる宝石はございましたか?」
シルヴィア
「あ、ああ、いや… その
あ、先程見つけた紙に希望がどうのという話があっただろう。
なにかのヒントかなと思ったんだがどうだろう」
「ほらこの、…オパール」 視線をずらす
セリオ ……? 先ほどご覧になっていた物とは違うような……?
セリオ 「星は希望の象徴……それを掴み取るという事は、我々の絆を示す手立てになり得る、というメッセージではないかと思いましたが……」
シルヴィア
「なるほど…? それなら、この石以外でも、問題ないのかな…」
「き、キミは何か気になる石はないのか?」
セリオ
「私……私は……そうですね」
「群青の地に、金銀の星が煌めくラピスラズリ……
『永遠の誓い』を、貴方に捧げたい……」
「……なんて……」
シルヴィア
「……あ」
「……い、いいのか…それを貰っても」
「……そうか、それなら…キミに応えたい。
おなじラピスラズリ…では… いや、愛か…」
セリオ 「……あ、ああ、私はまたそうやって……いえ、その、今のは忘れてください……」
シルヴィア
「忘れない。絶対に。
なあキミ、私の永遠の愛を受けてくれるかな…?」
セリオ そうやって、言葉の意味通り貴方を縛り付ける『絆』になどなりたくないのに……ああ……
セリオ
「そ、れは……」
「……貴方から戴くものであれば何だって嬉しい……ですが、それこそ、よろしいのでしょうか……身に余る光栄です……」
シルヴィア
「どうして? これまでも、この先も、今も、私の中に永遠にあり続けるものだ。
それが形をなすだけだよ」
「……本当はね、ペリドットを…二人で持ちたいなとも思ったんだけど。
キミがすごく…嬉しいことを言ってくれたから」
セリオ
「……貴方の人生はこれからも続くでしょうに……私という存在に縛られて、生きていかれるのですか、 え……?」 ぼそ……
ペリドットの段に目を走らせて
「……ふ、夫婦……?!」
シルヴィア
「……? ああ、そうだよ」
「……それともキミは、私を伴侶にはしてくれない?
そういった愛では…ない?」
セリオ
「生きてさえいれば……その問いにはすぐに答えられたでしょう……
勿論、人生の伴侶として愛し敬うと」
シルヴィア 「……」
セリオ
「我儘だとは重々承知しております、それが貴方にとって残酷な願いであろうという事も。
しかし、私は貴方には生きて、幸せになっていただきたい……」
「そこに私が居なくとも、美しき花を咲かせる姿を、夢に見たいのです」
シルヴィア
彼は……
……真面目だな。だから好きなんだが。
私はそんな私を受け入れたくない。キミが居なくてはダメなんだと…思いながら生きていきたい
シルヴィア
「……わかった。困らせてしまって、すまないね」
「ならばやはり、せめて私からの愛を……ダイアモンドを受け取って欲しい」
セリオ
「そんな、シルヴィアが謝ることではございません。
恐れ多くも、私ばかりが願いを口にして、大変申し訳ございませんでした」
シルヴィア 「…何故? なんでも言ってほしいと言ったよ」
セリオ
「……ええ、ですから、貴方の願いを全て叶えられない代わりに、貴方の愛をお受けいたします。シルヴィア。
私がそちらを……戴いてまいりましょう」
シルヴィア
「ありがとう、……愛しているよ」
「さて……窓から手をのばすのだったか」
セリオ 「はい、我々の希望を掴みましょう。この手で」
セリオ
貴方の愛を抱えて、水底で眠る……
きっと、幸せなんだろう
シルヴィア
窓を開けて、外を見よう。
はたして届くだろうか?
KP
あなたたちはクピドに言われていた通り、窓を開けて星へと手を伸ばす。
星だと思ったものは無数の宝石だった。
宝石箱の中身を撒いたような光景だ。
あなたたちの望んだ宝石も、そこにはあることだろう。
しかし星はかなり遠くにある。
あなたたちは手を取り、望んだ星へと手を伸ばすことだろう。
ここで【DEX*5】をお振りください。
シルヴィア
CCB<=(15*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=75) > 52 > 成功
シルヴィア こちらでは成功した。よかった…
system [ セリオ ] * : 0 → 1
シルヴィア
???
えっ?
なんか不穏なカウントが
セリオ
CCB<=(11*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=55) > 8 > スペシャル
シルヴィア ひぇ…?
KP
シルヴィアさんとセリオは星に手が届くだろう。
それはじんわりと暖かい。
まるであなたたちの絆が形を持ったような、そんな暖かさだ。
あなたたちが宝石を手にした瞬間、くるりと視界が回転する。
気が付けば、あなたたちは汽車の窓から身を投げ出していた。
色とりどりの宝石がちりばめられた夜空の中を、あなたたちは手をとりあって落ちていく。
しかしそれは、怖くはなかった。
シルヴィア 「届いた! ……あたたかい…… …あっ」
セリオ
「私も…… っ!?」
「シルヴィア……今だけは絶対に、離さないでください……!」
シルヴィア
「……平気だ、怖くない。……きっとキミが居るからだ」
「ああ、大丈夫、離さない。キミのことは絶対に」
シルヴィア ……永遠に
セリオ
「……良かった……私も、不思議と怖くありません。
貴方と共に……何処までも……」
セリオ 何処までも、いきたかった
シルヴィア
「ああ、キミも、私のことを離さないで……」
「ああ、どこまでもどこまでも、共に行こう」
シルヴィア
……他意はないんだろうが。
ここから落ちていくときにはぐれないように、離さないで、ということなのだろうが。
キミが離さないでほしいと言うならば。離さないよ。
キミを私の中に閉じ込めておきたい。
もう誰にも奪われることがないように。…永遠に
KP
何処へ落ちるとも知れずとも、暖かな絆の欠片を手にしたあなた方は手を取り合い、穏やかに落ちていく。
その命を燃やして煌めく流星のように、しかし、何処まで行けども消えぬまま。
そんな二人の行き先は……
【第二の世界:海花(うみばな)の底】
シルヴィア ………
KP
ざぶん、とあなたたちは何か冷たいものの中に沈み込んでいく。
目を開けばそこは青い世界だった。
海だ。海の底だった。
しかし、呼吸は苦しくはない。
自分の吐き出した空気はふわふわと泡のリングとなり、上へ上へと昇っていく。
セリオ 「こ、こは……」
シルヴィア
「……!? あ……息…」
「喋れる……」
「……すごい、海の底だな。セリオ」
セリオ
「ええ……。私の眠る地とは異なるようですが……
ここもまた、水底……」
シルヴィア 「……キミはここに似た場所にいるのか」
セリオ
「はい。貴方が隣にいらっしゃるのが、何だか不思議な気分です。
似たような景色をこうしてお見せできて……良かった」
シルヴィア
「ふ…ほんと? 私もキミがいる場所のことを知ることが出来て嬉しい。
本当に君がいる場所なら、より嬉しかったけれど」
そういえば石は……きちんと持っているかな
KP しっかりと、あなた方の手の中にあります。
シルヴィア よかった。しっかりと……ハンカチか何かに包んで落とさないように仕舞っておこう
KP それぞれが宝石を懐にしまい終えた頃、あなたたちに声が聞こえた。
クピド
『海花の底へようこそ。ここでは、「どの指に指輪をはめるか」を選んでもらいます』
『指によって意味があるのをご存じですか? ここで採寸もしてしまいましょう』
『決めたら泡を呼んでください。声に出して呼べばすぐに彼らは来てくれますから』
『……少しいたずら好きなのが玉にきずですけど……』
『ああ、呼吸の心配も会話の心配もしないでくださいね。
海の底に見えるだけなのですから』
KP
クピドの声がそう告げると、ゆるりゆるりと輪っか状になった泡が周囲を泳ぎ回るのが見える。
それはまるで指輪のようだ。
KP 探索可能箇所 【泡、貝殻、水底の渦】
シルヴィア 「泡を呼ぶ…? あれらのことかな」
セリオ 「そのようですね。採寸もしていただけるとは」
シルヴィア
「ああ、助かるね。やはり専門家…? に測ってもらうのが一番だろう」
「しかし、どの指に指輪をはめるか、か……」
(迷うべくもないのだが)
KP
◆泡
様々な色をした泡のリングだ。
それはシルヴィアさんたちが手を伸ばしても、ふわふわと逃げていく。
その光景は魚が泳ぐようにも見える。
泡を追いかけるように上を見上げれば、深い青から淡い青色へとグラデーションしているのが見えるだろう。
KP 【幸運】もしくは【DEX*5】をどうぞ。
シルヴィア
CCB<=(15*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=75) > 63 > 成功
シルヴィア ……ほ、ほっとした…
KP ではシルヴィアさんは、ひとつの泡が追いかけていた何かのメモをつかみ取ることが出来る。
KP
▼海花のメモ
『海は死を象徴するものであり、それと同時に生命の源とも言える。
生と死は表裏一体という意味なのかもしれない。
生も死も、うつろいやすいものだ。
人の人生というものは儚いが、そのあとに残る絆も存在する』
シルヴィア 「生と、死……」
セリオ 「私と貴方を隔て、同時に私と貴方を繋ぐもの……」
シルヴィア 「……ああ、それでも確かに絆は残っている。……よね?」
セリオ 「ええ、シルヴィアとの強い絆があったからこそ、私はクピドさんに魂を呼び出していただけたのですから、当然でございます」
シルヴィア
「当然。……そうだな。
キミと私とは、永遠だ」
「……貝殻が落ちているね。何の貝だろう」
KP
◆貝殻
シルヴィアさんやセリオの背丈ほどもある大きな貝殻だ。
貝殻の中を覗けば、ふかふかとしたクッションが敷いてあるのがわかる。
中に寝転がって天井を見上げれば、そこには様々なことが書かれていた。
それは今まであなたたちが発した、お互いへの言葉だ。
それらがすべて繋がりあい、模様のようになっている。
シルヴィア
でかいな。
落ちてはいない…ふふふ
シルヴィア
「……これは… 言葉?
きれいな…模様みたいになってる」貝殻のベッドの上に身を投げ出しながら
セリオ
そう……そうなんですよね……
貝殻、と言われたら小さいと思ってしまいますが……ふふ
セリオ
「『星海の道』で交わした言葉……でしょうか」
「こうして文字にされると……なんというか……照れます、ね」
シルヴィア
「ふふ、キミをあいしてるだとか、キミになんでも言ってほしいだとか」
「……キミに触れたいだとか、気持ちいいだとか」
「もっと早くキミに言えばよかった…」
セリオ、キミは私のすぐ隣りにいるのだろうか?
セリオ
「シルヴィア……」
端に横たわり、模様を何とも言えない恥ずかしそうな表情でちらちらと眺めています。
シルヴィア
「どうしてそんなに端の方にいるんだ……」ころころと…? ちかづいてすぐ隣に横たわる。
「……今まで黙ってたけど、キミがそうやって、すごく可愛らしくなる瞬間が好きだな」
頬に手を添えて優しく撫でる。
セリオ こんな、こんな近くにいては、触れてしまいたくな、……!?
セリオ
「そ、それは……。……はい?」
「かわいらしくなる……? 私が?」
シルヴィア 「自覚がないのがいっそう愛しいな、真っ赤になって…」
セリオ こんなに可愛い貴方に言われても……などと言っては、拗ねてしまわれるだろうか
シルヴィア 頬から喉まで指を滑らせるなど
セリオ 「ひ、ぁ……?! っな、何という触れ方をなさるのですか」
シルヴィア
「うん…? 触れ方がどうしたの?」
顎の下をくすぐりながら、至近距離でじっと見つめる。
シルヴィア 逃げないでほしい… と思いながらも逃げられてもしょうがないな… という賭けだ。
シルヴィア 「あ、すまない……また…」
セリオ
「……い、いえ、貴方の思うままにしていただいて構いません……」
「その、いつも唐突でいらっしゃるので、私が追いつけていないだけでございますから」
シルヴィア 唐突…w 確かに
シルヴィア
「とうとつ…、そうだね。キミにはそう思えるか」
「嫌だったら、抵抗しなさい。キミは私の愛する人だ。
…嫌なことはしたくないよ」
彼の赤い目をじっと見つめながら、柔らかく唇で唇に触れる。
セリオ 「嫌なわけがな、ん……」
シルヴィア
上唇を喰み、下唇を舌で舐める。
手は彼の胸元に……そうだキミは結構、着込んでいるんだった
セリオ 「んむ、……ふ……」
シルヴィア
「……ん…」
身体をピトリとくっつけて口づけを深くする。
首を数度撫でたあと、両手で彼の耳をふさぐ。
「んっ、あ、 ……」
声は押さえがちだが… わざとピチャピチャと音を立てる。
キミの耳に、…脳内に触れ合う音だけが満ちるように。
セリオ
「っ、ぁ……? ひ、あ、ぇ……」
耳に触れられている事と、水音が頭の中で増幅する感覚にぞわぞわと身悶えし、快感から逃れようと身をよじる
シルヴィア
「……ふ……」
逃さないぞ、足の間に片足を割り込ませて、彼の左脚を挟み込む。
その間も唇を吸ったり食んだり、舌をじゅるじゅると擦ったり
全身で彼を感じられることなんて…きっともう二度とない。
こうして快楽に飲まれそうになりながら、抵抗する姿なんて?
セリオ
「く、ぅ……シル、ヴィア……ぁっ、あ……!?」
自分の口から発せられる甘やかな声に戸惑う。
熱に浮かされたような目でシルヴィアを見つめる。
好きなように振る舞う彼女の頬に両手で触れ、髪を指でするりと遊ばせて、肩、腕……と輪郭をなぞるように撫でおろした。
シルヴィア
「ん……ふ、……っあ……」
不慣れな感覚を与えられ始めて、ぴくん、と全身で反応する。
反射で身体が逃げそうになりながらも、片足をぐっと持ち上げてセリオの足の付根当たりをつつく。
色の変わっていく瞳から目がはなせない。うるんだ瞳でじっと見つめ返している。
セリオ
ああ、また、こんな事をして……
私の意志は、私の理性は、……
……こんな、こんなに心を尽くして下さるシルヴィアを前にして、耐えろと言われる方が無理な話だ……!
セリオ 「シルヴィア、ああ、可愛い、……ん……はぁ……」
193 しようと思えばひたすらここでイチャイチャできるんだろうな…だが時間が迫っている。ほら早く出なさい!
シルヴィア 「……っ…?」かわいいという言葉に驚いて唇を離す。
けみかる
はは……どちらにしても今日では終わりませんね!
どちらの世界線も!w
193
いや…謎のおしゃべりをしてしまい…申し訳ないですね…へへ…
切り出しておいてなんですが、もうええやろと思ったら切ってもらっても大丈夫なので…!
セリオ 「……どうなさいました? もう、満足、されましたか?」
シルヴィア 「…あ、いや…」
けみかる
語りたい事がいっぱいあるでしょうからね……
特にこちらは……
切るに切られんのですわ……
シルヴィア 「も、もっとしたいと言ったら、応えてくれるのか?」
セリオ
「ええ……先ほども申し上げました通り、貴方の思うままにしていただいて構いません。
私も……もっと、貴方に触れたい……そんな欲ばかりが溢れてしまいます……」
シルヴィア
「そんなことを言って……」
「キミからは来てくれないんだから」ぼそ…
セリオ 「……ああ、もう、この方は……っ」
シルヴィア 「……?」
セリオ
「……私から、そうおいそれと触れるわけにもいかないでしょう。
想いが通じ合っていると知ったのは、つい先程ですよ」
「長年、想いを募らせた方に、そんな事を言われては……」
「我慢が、できなくなる」
シルヴィア
「我慢なんて……しないで」
「なあ、はっきり言うよ。
キミに消えない傷をつけてほしい」
「もっと……う、み、淫らな女だと嘲笑ってくれ。
キミをもっと知りたい」
「愛してくれ、今だけでも……
キミがまた逝ってしまうというのなら」
セリオ 「く、う……っ! ……それで貴方は、後悔、なさいませんね……?」
シルヴィア
「しない。絶対に」
「キミを覚えていたい。キミの姿も、声も、体温も……私に教えて」
「もう絶対に忘れられないように、刻みつけてほしい」
セリオ
「……わかりました。貴方がそこまで仰るならば」
「私の全てを、貴方にお捧げいたしましょう」
シルヴィア
「……! 本当? ほんとに?」
「聞いたからな、確かに… もう嫌だと言っても聞かないぞ、セリオ」
セリオ
「自分から申しておいて、途中で曲げるようなことはいたしません」
「ああ、シルヴィア……なるべく優しく、貴方には快楽だけをもたらしたい……けれど」
「……余裕が無いんだ、すまない」
答えを聞く前に、むしゃぶりつくように口づける。
シルヴィア
「……っんぅ…!?」
……!?
シルヴィア びっくりしてEnterを押してしまったシリーズになってしまった
セリオ え????
シルヴィア いや答える前に… とあったから
セリオ
「ん……ふ、……ちゅ……んむ……」
強引に舌をねじ込んで口内を犯していく
荒い呼吸で時折息継ぎをしつつも、息つく暇も無いほどにくちゅくちゅと唾液を絡ませる。
自分自身も甘い痺れに、ぼう、と焦点の定まらない目で、しかしはっきりと目の前のシルヴィアだけを捉えている。
シルヴィア
「ん… ぅ…… む… ふぁ…」
先程までの自分の拙いリードによるキスよりもずっと激しい勢いに震えている。
様子の変わったセリオに驚きつつも、心臓が高鳴る。
193
ちなみに一時半だ…
あれならもう寝ましょうか…?(????)
けみかる
そうだ、おじかん……大丈夫です??
私は安定の遅番ですが……
193
あ! なるほど、そうなんですね…!?
えっ… よ、よければ突き進みます…? え…?
というかまあ、こう、傷を残して(意味深)貰えれば描写はカットでも…!
いいですぞ!
けみかる いやいやいや……それだけはないでしょう(?)
193
!? あ、そ、そうです…?
やったー! !??!
セリオ
「っは……あつい……」
自分のブローチを外してマントを取り去る。
シルヴィア
「……う……?」
そうか脱がなくては。
はっとして自分の胸元を開けようとする。
う…着替えるのを手伝ってもらっているからイマイチ首元のこれの外し方がわからない…
セリオ
「素敵なお洋服……破いてしまってはいけない、から……」
ジャケットから、中に着ているベストまでひとまず脱ぎながら、シルヴィアの胸元のブローチをとんとん、と指で示す。
シルヴィア 「……?」
セリオ 「……取れないのか? ……少し、待ってくれ……」
シルヴィア
「う…す、すまない。
こういった服は慣れて無くて…」
「キミの服の方がなんとなくわかる。……脱がしてあげようか。
…なんてな」
セリオ
「私とてこのような服は着せるのはおろか脱がすのさえ不慣れだが……
く、本当に、破いてしまわないか心配だ……」
肌を傷つけてしまわないように、ゆっくりとブローチを外す。
タイを取り、そのまま後ろのボタンを外し
シルヴィア →←
セリオ
「……後は袖から腕を抜いて頭を出すだけだ」
「協力してくれるね?」
アシストしつつブラウスを取り去る……?
シルヴィア
「……! あ、ああ…」
促されるままにブラウスを脱ぐ。
下着だけになった…ということかな、上は…?
肌寒さに少々鳥肌が立つけど、寒さは気にならなくて…
セリオにこんな姿を晒しているのがちょっと恥ずかしい
「……ありがとう」
セリオ
「……綺麗だ。
私がずっと思い描いていたよりも、更に美しいよ、シルヴィア……」
シルヴィア
「……あ、あまりじっと見るのは……ああ、いや……」
というか思い描いていたのか…
セリオ ……想像くらい、する……
シルヴィア う……夢を見ていたってそういうことか!? ぺちぺちぺち
セリオ な、ちが、それは過去の思い出で……生前、生前です……!
シルヴィア
……なんだ、ちょっと残念
「……私にもキミを見せて」
セリオのシャツのボタンに手をかける
セリオ
……こほん。
結局脱がされるのか。
ではそちらは任せて、されるがままにしよう。
シルヴィア
ぷちぷちぷち… だって、見たい。
なにかしてあげたい。
全部ボタンを外し終わったら、肩を撫でるようにシャツを剥くが。
セリオ その間両手が塞がっているだろうから、脇腹や胸に時折さわ……と触れてみようか。
シルヴィア
「キミの身体をこんなに間近で見る日が来るなんて ……んっ…」
「……く、くすぐったいから」
セリオ 「どうぞお構いなく」
シルヴィア
「……キミがそういうつもりならこっちにだって考えがある」
ぎゅーっと、肩を押して倒れてもらおうとするが、どうだ?
セリオ
「……っ!?」
後ろ手を突いてみるが、ふかふかのクッションに衝撃を吸収されてふんわりと倒れ込む。
シルヴィア
「……ふふん、どうだ。おとなしくしていれば気持ちよくしてあげよう」
倒れたのを目にしてにっこり。
セリオの腰の上に乗りつつ腹を撫でる。
「……! ……」
セリオ
「どこでそのような台詞を覚えたんだ……一緒に学んだ覚えはないが、……?」
不意に黙ってしまったシルヴィアの様子をうかがう
シルヴィア
「ふふ……セリオがあまり目を通さないような本もあるんだよ。
……セリオ、私に、その……興奮してくれているんだな」
臀部に触れている硬いものを柔らかい尻で刺激しつつ
「……うれしい」
セリオ
「……く、ぁ……っ、な、……っ!?」
経験したことのない感触に戸惑い、びく、と身体を震わせる。
シルヴィア
「気持ちいいんだね、どんどん……大きく? なってきた
……っぁ…」
「………?」動きを止める
セリオ
「っ……っ……そういう貴方も、随分と良さそうな顔をしておいでだ、な……?」
擦り付けるように腰を上下に揺らす。
シルヴィア
「っあ、な、なに 急に… あっあっ、あ、ん…」
「ん、んん…」
急いで離れようとしたが時既に遅しと言ったところか…
次第にぬちゃぬちゃと粘着質な音がスカートの奥の……
セリオと薄い布一枚越しに接しているであろう箇所から響く。
シルヴィア 服がだめになるな…??
セリオ
「休んでいる暇はない。
ほら、私を気持ちよくするんじゃなかったのか?」
セリオ スカートに染みが……
セリオ 「……ふ、お互い様じゃないか。貴方もひどく興奮してらっしゃる」
シルヴィア
「あっ、あ、あ、ちがうもん わたしがきもちよくなっちゃうぅ…」
どうしよう、慌てたように一旦離れようとする。
これはだめだ… 理解した
セリオ 上下の動きから前後の動きに突然シフトして、離れ際にこり、と下着越しに擦り寄ってから、起き上がるとするか……
シルヴィア 「ひぃ…… ん…… あぅ」
セリオ スカートもだが、ズボンもそろそろ……いや、手遅れか……これは私の……いや、シルヴィアの……?
シルヴィア
ぽて、とクッションの上に転がり落ちる
音がするほど擦られていたら、まあ、ついてしまうだろうな…
セリオ 「はしたないな、シルヴィア……本当に淫猥だ……」
シルヴィア
「……ん、はぁ…」
呼吸を整えつつ
「……そうだよ」
「……き、きみと本当は、こんなことがしたいと思っていた…ずっと」
「ひ、卑猥で、粘着質で、気持ちのいいことを…
こんなことを望むなんて、私は…」
セリオ 「……いいじゃないか、どうせ全て曝け出して、ぐずぐずに蕩けてしまうのだから」
シルヴィア
「…え?」
(あ、喋り方、が…… ………)
セリオ
「……念願叶って、浅ましく下着を濡らして……気分はどうだ?」
戸惑っている隙に、外耳へ唇を寄せて食む。
そのまま脳を犯すかのように舌を挿し込んで、ぐちゅぐちゅと音を立ててはストロークを繰り返す。
シルヴィア 「ふ、うう、あっ、音が…… やぁ…」
セリオ 下着越しに胸に触れ、柔らかな感触を確かめつつも、乳首を避けるように周囲だけに触れていく。
シルヴィア
「あっ…… んん…」
ど、どっちに気を向ければいいんだ……
胸元がむずむずするが、セリオに与えられる音で頭がおかしくなりそうだ
身体がきもちいい、を拾うようになってるから、ぷく…と乳首が膨れてくると思う。肌寒さも手伝って…
触ってほしいと誘うように
セリオ
最後にじゅる、と吸い上げて一度離れる。
背中に手を回し、肩甲骨につつ、と指を這わせては、背面のホックを探そう。
シルヴィア
這った指の感触に、胸元を主張するように身体が反る。
下着のホックはやや複雑だが……はずせると思う
セリオ
ぷち、と外せば、主張していた乳首が少しは解放されるか?
それとも、余計に疼いてくるだろうか。
すべすべで、より一層柔らかさの伝わっていく乳房を指で堪能する。
時折手のひらが乳頭を掠めるだろう。
シルヴィア
「……ふ……ん、ぁ……」
もどかしい………そのうち、ギュッと手を握る
「……あ、あの…」
セリオ 「ん……どうかしたか?」
シルヴィア
「……あ、いや……」
「ご、ごめん、好きなように触ってくれ…」
セリオ
「ふ……」
不意につまんで、転がして、すりすりと撫でて……これがお望みだったんだろう?
どれが一番反応がいいか、じっと見つめながら試していく。
シルヴィア
「あっ……ぁあ…」
諦めたはずの快感を与えられて身を捩る。
全て気持ちいいけど……キュッ、キュッとつまんで潰されると
場合によっては腰が跳ねるほど気持ちいいようだ。
セリオ
「……なるほど?」
一度解放したどさくさに紛れて、スカートのチャックを下ろしておこう。
再度片手で弄びながら、空いた方の紅く熟れた果実を甘噛みする。
シルヴィア
「うぁっ……!? あ、ぁ…」
「うう…何がなるほどなんだ… あっ… か、噛まないで…」
はしたない顔をしているだろうな…と顔を隠す。
シルヴィア
CCB<=65 【アイデア】スカートを脱がされたことに気づく
Cthulhu : (1D100<=65) > 26 > 成功
セリオ
「また一つ貴方について知る事ができたよ、シルヴィア。
……可愛い顔を隠せるのも今の内だ」
シルヴィア
「ど、どういう…… ひっ…… うぅ…」
スカートのチャックが下ろされたことには気づいているぞ…
形勢逆転を狙う…じりじり…
セリオ
スカートを下ろしていく。
服が傷みそうではあるものの、下ろしきらずにおけば、足の動きが制限されそうな造りだな。
生じた隙間から手を差し入れて、ずるずるとした下着越しに指を這わせる。
シルヴィア
「うぁあっ…!? そ、そこは…」
下着はべっとりとしたもので濡れている。
特に秘部の部分はぴたりと貼り付いて、これでは使い物にならないだろう。
腰の部分が詰まっている服を来たのが仇になったのか……
身をよじろうにも、足を動かして逃げようにも、体がうまく動かせない
はっ……て、手が空いて… あっ、顔を隠してる…
セリオ
「すっかり意味を為さなくなってしまっているな……」
そのまま指を下着の中へと侵入させていく。
ねと、とした感触と湿り気に口角を上げながら、花芯を探し当てようか。
シルヴィア
「ひ――」
突然直接触れられて、身体が硬直する。
ついで指の腹で秘粒を触られて、あられもない声が飛び出す。
セリオ 「おや……いい声だ」
シルヴィア
「あ、だめ、だめ……」
それは触れられるたびにかたくなっていく。
埋もれていた快楽の芽が、愛しい人の指で育てられていく。
「セリオ、だめ、あ――あっ、やめて」
セリオ
「それで私に命じているつもりか?
嫌だと言っても聞かないつもりなら、私も同じようにすると思わなかったのか?」
更に攻め立てる。
やめてほしいなんて思ってないだろう。
シルヴィア
「あっ、ああ……っ、ちがう、な、なんかでちゃう、から、あっ
ぁ、うう…… あっ、ぁああっ、あ」
腕にすがりついて止めようとする。
193 思ってないですね。 (実況席発言)
けみかる ですよね。(うんうん) ??
セリオ
「このまま気をやってしまうか?
我慢する必要はないさ、快楽の海に溺れてしまえばいい」
シルヴィア
「あ、やだ…やだ、や、あっ あ………ぁっ♡」
腕にすがりついたままびくん、と肩をはねさせる。
また、硬直したかと思うと、がくがくと体を震わせた
「~~~~~……っ」
宣言したようには何かが漏れる、ということはなかったけど……
代わりに奥から、何かがとろりと溢れてくるような気がして、震えて息を吐く
……攻め手が止まっていれば?
セリオ
指で押さえ込む。
とく、と脈打つそれからもたらされる快感を、シルヴィアが余すところなく受け取れるように、そのまましばらくじっとしていよう。
絶頂した直後は敏感になり、後から痛む事もあるだろうから、それ以上何かをすることはしない。
こぼれた蜜の出処に指先で触れるくらいか。
シルヴィア
「……ん、ぁっ…… ……ひ…」
ぐずぐずになっているそこは、熱く、柔らかく指を迎え入れる。
……指、一本くらいなら、入るかもしれない。
セリオ 「愛しいシルヴィア……なんて可愛いんだ……」
シルヴィア
「………」
腕の間からじっとりとシルヴィアがセリオさんを見る。
裏腹に貴方の触れている場所がきゅっ、狭まる。
それも一瞬のことで、更に愛液がセリオさんの指を濡らす。
セリオ
「もっと可愛い姿を見せてくれ……
余すところなく、全て……私の目に灼きつけさせてほしい……」
シルヴィア
「こ、こんなときにいうなんて、いじわるだ…」
「……き、キミはつらいんじゃないのか。その……」
セリオ
「……!」
指摘されて、かっと熱が顔に集中する。
シルヴィア 「……え」
セリオ 「……私の事は、いい。貴方が気持ちよくなってくれるだけで、私も自ずと昂って……」
シルヴィア
「い、いや、そのからかういみじゃなくて……
わ、私になにか出来ないか? あの…悦くしてもらうだけじゃ、やだ…」
顔を隠すのをやめて、瞳をじっと見つめながら服の上からセリオの昂ぶった部分を手のひらで撫でる。
やっぱり、かたくて、おおきい…?などと思いながら。
セリオ 「あっ! ……く、ぅ……っ、そんな、急に……っ」
シルヴィア 覆いかぶさられているのかな……、目を開けたまま首に手を回して、唇に吸い付いて、キスをしながら抱きしめて…
セリオ 「わ、わかった、分かったから、……ん、んん、ぅ……」
シルヴィア
「ん、あ、 ちゅ…… ん、 んん」
じゅる、と唾液を吸って、嚥下しつつ、セリオの身体を自分の隣に横たえる。
スカートをもだもだ脱いで、上に乗りたい。
ズボンを脱がさなくちゃだったな!
これ以上汚せない…
セリオ
「……っは、……はーっ、はっ…………」
思わず腰を落としてしまう。
呼吸を整えているうちに、いつの間にか上に乗っかられていた。
シルヴィア にこー
セリオ くっ……
シルヴィア
引き締まった腹筋や、薄い下腹をするりと撫でて、ズボンに手をかける。
…………、うん、ちゃんと先に脱いでもらわないとだよな。
ベルトの外し方ならわかるぞ、カチャカチャと取り外して……抜く必要はないか。できるだけスポンと、取り除く。ちょっと遠くに皺にならないように置いておこうかな
……これで思う存分触れ合える
セリオ
呆然と、されるがままにシルヴィアの動きを見つめている。
何をされてしまうんだ……と思いつつも、健気に私へ触れようとする仕草に頬をゆるませてしまう。
シルヴィア
急に触るとびっくりするみたいだから……
下着の上からゆっくり触る。先の方に染みができてるなあと思いながら、手のひらを滑らせるように擦る。
「……あったかい」
セリオ 自分のものではない手の感触に、動きが変わるたびにびく、びくと自身が脈打って反応してしまう。
シルヴィア 「……こうして、触るだけでも気持ちいいかな… あ、もっとおおきくなってきた」
193
今急に、でもこいつらシナリオが終わったらお別れなんだよなと言う事実が頭に
(迫る何者かの影)(衝突音)
セリオ 「あ、あ……気持ち良い、とても……シルヴィアが私に触れているという、っ事実、だけで……」
けみかる 強制ワンナイトラブ……
シルヴィア
「……ふふ、何を言ってるのだか。
上から撫でてるだけなのに……。じゃあ直接、触ったらどうなってしまうんだ?」
セリオ 「想像するだけで、ぁ、あ、いけない、それは…………っ」
シルヴィア
言うやいなや下着のゴム部分に手を掛けて、ゆっくりと引き下ろす。
セリオの反応に……薄らとわらって丁寧な手付きでずるりと彼の本芯を引きずり出した。
「ふふ、キミだって濡れてるじゃないか。
……ね、この先の…大きく膨らんだ部分から、零れてる…」
セリオ
「ん、んんっ……」
唇を噛み締める。
窮屈そうな逸物が解放されるや否や、思わず身を捩りそうになって、出来ないことに気付かされる。
シルヴィア
プクリと涙のように溢れた先走りに指先を擦り付けて、反り立ったものの先端から、陰嚢の方へと向かってつつー……と撫でる。
まあそれ自身が目的ではないから、よがるセリオをみてニコニコしている。
セリオ
「ん、く、ぁ、ああ……ッ!?」
自分の先走りで滑りの良くなった指の感触に、思わず口を開いてしまう。
こんなの、知らない、こんなに、いいなんて……知らなかった……
シルヴィア
「セリオ、気持ちいいかな……その反応を見るに、そうだよね。
もっと……良くしてあげる」
セリオ
「あ……ふ、あぁ…………?」
上手く言葉が紡げない。
シルヴィア
今度は手のひら全体で亀頭を包み込む。
ヌルヌルとした液体を右の手のひらにまんべんなく塗り付けて、そのまま竿を軽く握ってズルーーー…と根本まで嬲り下ろす。
セリオ
「んぅ、〜〜〜〜っ!!」
思わず持っていかれそうになるのを堪える。
シルヴィア
ずりゅ、ぬちゅ、ぐちゃ、と音を立てて擦り上げる。
また、とろとろと零れてくる透明な汁をみて微笑む。
足がこわばって、筋が浮かんでるのを見て太ももを撫でて、落ち着かせたつもり。
もう片方の手は、ずっとずっと陰茎を攻め立てる。かわいい、私のセリオがこんなに可愛い。
193
四時か……(怯え
ね……寝ます…?(謎の寸止め
セリオ
「は、ぁ、し、シルヴィア、あ、ふ……き、きもち、い……あぁ……」
落ち着かせるつもりの些細な愛撫すら、快感として拾い上げてしまう。
けみかる しばらくお預けくらうセリオ笑っちゃうな……w
193
こう…悩みどころ… いっかい出してしまうと(こら)しばらくしたくないでしょうから……(?????????)
その点をどうするか次回までに…考えておこうかな…?(???)
シルヴィアの行動方針がやりたいこと全部しよう(R-18)になっている…
けみかる
ふふ、了解です……!
セリオがイくか私が落ちるか状態でしたがどっちも耐えました(???)
193
ふふふ…www 遅くまですみません、寝ましょうか!
本日もまたまた遅くまでありがとうございました!
次回は未定ですが…… またつぎもよろしくお願いいたします!(いけしゃあしゃあ
けみかる
すみません……もうなにをうってるかもちょっとよく分からなくて……へへ……
次回もよろしくおねがいします!
おやすみなさいませ〜〜
193
はい、おやすみなさいませー!!
お疲れさまです~!! こんばんは!
けみかる こんばんは、お疲れさまで……アイコン!?
193
ノリノリなBGMになっている
あっ! はい!
ノーアイコンも寂しいなと思い!
けみかる
素敵です! 透明感あるクリスタル!
BGM……へへ、バトル(?)BGMです……
歌詞もちょっと合うかも、と思い……?
193
へへ、…シルヴィアっぽい感じの色の…
バトルBGMだった!
負けないぞ!
けみかる
はわ……
ということで、お疲れの所お越しくださってありがとうございます!
本日もよろしくお願いいたします!
193
いえいえこちらこそ! 遊んでいただきありがとうございます!
よろしくおねがいします!
シルヴィア さて、考えたけど無知シチュ(?)のわたしがキミの限界がわかるはずもなく……
セリオ 無知シチュの概念がくずれますね……
シルヴィア
「セリオ、セリオ……もっと可愛らしく鳴いてくれ」
愛らしい反応をする彼の表情に夢中になる。心の赴くままに音を立てて扱き続け……彼の身体がより一層強張ったことにも気が付かないまま
セリオ
「っぁあ、シ、ルヴィアっ、そ、それ以上は、ぁ、も、い、いけない……っく、で、出てしま、っ……!」
限界が近い。
せり上がる射精感を堪えようと、足先に力を込める。
シルヴィア
「…! え…?」
驚いた拍子に、ぷちゅん、っとトドメのように力を入れて擦り上げてしまった。
「……?」
シルヴィア
しかし…さて、どうだ、セリオ!
いきたいのか、いきたくないのか…?
いかせてっていってたような…(TLのきおく
セリオ
「く、ぅ!?……あァ、~~ッ!!」
身体がひときわ大きく跳ねて、呆気なく絶頂を迎えてしまう。
びゅる、びゅく、と白濁を自身の腹に撒き散らす。
シルヴィア ふふ…掛けてくれても良かったんだよ
シルヴィア 「っ…… あ、セリオ……」
セリオ
choice[かかる,かからない]
Cthulhu : (CHOICE[かかる,かからない]) > かかる
シルヴィア
「ふふ、気持ちよかったんだね。いっぱい、でてる…」
…もっと出るかな? 痙攣が止まるまでしゅっ、しゅっ♡ とゆるくしごいてあげる。
セリオ おお……
セリオ
「んっ、ぁ、ぁっ……」
ぶるっ、と身体が震える。
手の動きに合わせるようにぴゅっぴゅっ、と少量ずつ短く吐き出しては、シルヴィアの手を汚すだろう。
シルヴィア
「……わっ… ふふ…」
不意にひときわ激しくびゅる、と顔や髪にセリオの残滓が飛び散り、驚く。
しかしすぐに微笑んで、指先で拭った。
どろっとして白濁した液体の付着した自身の指先を見て……ふと何か思いついたように、口元に運ぶ
セリオ 「ぁ、シルヴィア、顔に、……っ!?」
シルヴィア
「……へんなあじ」
舌で指先からそれを舐め取ると、しばらくしてそう述べる。
セリオ
「っ……き、きたない、から……」
口ではそう言っても、シルヴィアの色っぽい仕草で否応なしにまた体が反応しそうになる。
直視できない。
シルヴィア 「……そうだったのか? ……でも、キミの一部だろ?」
セリオ 「そ、っれは、そう、だが……」
シルヴィア
「……それにこんなに、腹を汚して。……はしたないな、セリオ」
セリオの腹に散った白濁にも手を伸ばして、つつ……と指先で塗りつけるように広げる。
セリオ
「んんッ……あんなに攻められたら、止められる訳ない、だろう……っ」
敏感になった肌は浅ましく快感を拾い上げる。
ぞわぞわと、背中に気持ち良さが駆け抜けていった。
シルヴィア 「ふふ、聞きかじりでやってみたが…上手くいったかな。キミのイイ部分を刺激できていたら…よかった」
セリオ
「ああ……正直、これは想定以上、だった……」
「とても……良かったよ。気持ち良かった……」
シルヴィア
「嬉しい、キミのそんな表情が見られるなんて思わなかった…」
「では……そろそろだな。
可愛いセリオ、私の…私だけのひと。
……さあ、私を傷つけて」
と、なぞっていた腹に手を載せ、上にまたがろうとする
セリオ
「シルヴィア……。
傷を残すのと、本当に傷つけてしまうのは、違う……」
「どこまで楽になれるかは分からない、が……貴方の苦痛はなるべく最小限にしたいんだ」
シルヴィア 「………?」
セリオ
ゆっくりと起き上がって、跨ろうとするシルヴィアの前に座る。
彼女の半端に脱ぎ掛けた衣服や下着を剥いでしまうと、ぬるついた秘所に手を伸ばした。
愛液で指を濡らしつつ、つぷ、と指を一本入れてみる。
シルヴィア
「あっ…… …?」ぴくり、と肩を跳ねさせる。
落ち着かなさげに視線をさわよわせ…
セリオ 「ああ、ほら、こんなにも狭い……」
シルヴィア
「んっ…」
中に入ってきた指の感覚に身をこわばらせる。
なんだこれ、いた…くはないけど…
シルヴィア
ちなみにキミをいじめている間に、更にドロドロのぐちゃぐちゃになってしまった。
……変な気持ちだ
シルヴィア 「……せまいと、だめ? っぁ、は……はやく、キミに、きてほしい…」
セリオ
「私を受け入れる為に、慣らしていきましょうね」
諭すように、指で壁面をなぞる。
すっかり潤っている襞を、少しでも解きほぐす様に丹念に。
シルヴィア
「……っん…… 慣らす…」
よくわからないが、セリオにされることはなんでも嬉しい。自分のナカがセリオの指で犯されていることに、にわかに興奮する。
意義が……意味がわからない、でも、セリオが言うならきっと正しいんだ…。
違和感と、ほんの少しの疼きから逃げるように身体を浮かせたりよじったりしながら、セリオを見上げる。
セリオ
「そう。焦りは禁物だ。
貴方が少しでも気持ちよくなれるように、お手伝いをさせてほしい」
探りながら指を動かしていく。
どこが気持ちいいのか具体的には分からない。
しかし、シルヴィアの反応を少しでも見逃さぬように、じっと見つめつつ、中の膨らんだ所を探り当ててぎゅ、と押してみる。
シルヴィア
「――っあ♡」
思わずと言った調子で出てしまった自身の甘い声に愕然とする。
手で自分の口をふさぐ。
「……あ、あの…」
「いまのは、だめ」
セリオ
「……だめ? たった指一本で音を上げるお方ではないはずだ」
「これから……此処に、私を受け入れていただく、というのに……」
話速に合わせて、ぐちゅ、ずちゅ、と蜜をかき混ぜるように同じところを攻め立てる。
シルヴィア
「うぁ……♡ んっ……んぅ…… っ♡ ……んん」
涙目になりながら、指を受け入れる。
指の動きに合わせるように、身体が揺れ、ぬかるみは湿度を増していく。
セリオ
きゅうきゅうと締め付けられるのを感じて、ふ、と息を漏らす。
「指一本でも食いちぎられてしまいそうだ……もっと広げていただかないと」
ねとぉ……と、円を描くように指を走らせた。
痛みや違和感を覚えさせないように、シルヴィアの様子をうかがいながら、少しずつ指を増やす。
シルヴィア
「っ……!? うぅ… あぁっ ん、ふぁ……」
不慣れな身体が少しずつほぐされる。一つ受け入れるのもやっとだった秘部が、丹念な愛撫で二本、三本、と指を咥え込めるようになっていく。
セリオ
「その調子だ。……気持ちいい、ですね?」
時折陰核にも触れて、外の気持ち良さと中の快感を同期させ、覚え込ませていった。
シルヴィア
「……きもちいい…? こ、これが…?」
いじられるたびに、ひくひくと秘部痙攣して締まるようになっていく。
「……こ、こんなに淫らな感覚を、きもちいいと言ってもいいのだろうか…
…っひぅ…♡」
セリオ
「ああ、いやらしくて、気持ちがいいだろう?
とろとろに蕩けて……あまい、匂いがする……」
誘われるように秘部へ顔を近づけ、舌を挿し込み、蜜をじゅる、ずず、と吸い上げる。
シルヴィア
「……え、あっ、そんな、セリオ…!
だめ、いやだ、そこは……あぁあ…っっ」
「だ、だめだよ、ぁ、きたな、ひぁ…♡
なめちゃ、だめ、うぅ」
羞恥もありながら、一方でたまらない、といった様子で身を捩って逃げようとする。
セリオ
「っは、……ふふ、逃げようだなんて貴方らしくもないな、シルヴィア。
恐れる事はない、ただ快楽に身を委ねて、きもちよくなることだけを考えて……?」
片手で腰をかき抱き、逃すまいと引き寄せた。
ふー、と剥き出しの花芯にそっと息を吹きかける。
シルヴィア
「に、にげてなんか…… うぁ、 キミが変なところを、な、なめ…… ひゃあ……っ!?」
その下の秘部が、よだれを垂らしながらひくついている。
これから与えられる快楽を予感してのことかもしれない。
セリオ
「舐めとっても舐めとっても止まる事を知らないな……気持ちよさそうで何よりだ」
「さて……そろそろ、解れてきた頃だろうか。
どこまでやるのが正解なんだろうな。受け入れられそうかい?」
問いかけるように再度指を挿入し、ぬかるんだ蜜壺を掻き回す。
シルヴィア
「あぁあ……っ♡ やっ、そんなに、激しく…っ」
「そんなの、わからな…っ あぅ、あぁあ、んんっ…」
不意にセリオの指をきゅうっと締め付けてしまう感覚に陥る。
彼の指が今、自分のどの場所に触れているのかがわかる。それが、自分の好いところをかすめるたびに、強くなっていく気がする。
セリオ
「ん……甘やかで、いい声だ。
こればかりは、直接シルヴィアの体に聞いてみるしか分かりそうにないな」
指の締め付けを認めるたびに、自分の手でシルヴィアが快感を覚えているという事実で気分が昂る。
シルヴィア 「それは、っぅどういう…… いや、やだ、もういい。止めてくれ! ひっ……ぁ……、も、もう…だいじょうぶだから…」
セリオ ゆっくりと、最後まで中を押し広げるようにしながら指を引き抜く。
シルヴィア
「っ……あっ…!!」
体をのけぞらせながら、指が抜けていく感覚に身を震わせる。つぅ…と、銀の糸が秘部から滴り落ちた。
セリオ
「こんなに零して……上出来です、シルヴィア。とても可愛い……」
「愛おしい……貴方が欲しくて、堪らない……」
シルヴィア
「……っ、セリオ、キミという人は…」
「………ああ、キミに、私をあげたい。キミに何もかも奪い去ってほしい」
「……来てくれ。ほんとうに、もう大丈夫」
セリオ
「……分かったよ、シルヴィア」
既に勃ち上がっている屹立を握りながら、膣口を探る。
「痛みを感じたら、すぐに言ってくれ。ただ……」
シルヴィア 「ん……ん… …?」
セリオ
「止められなかったら、すまない」
ぐちゅ、とゆっくり侵入する。
シルヴィア
「えっ…?」
「あっ…」
体に力を入れて迎え入れる…… う…
セリオ 「っ、ぁ、……っぐ……」
シルヴィア
「い、…… …」痛い、と言おうとして唇を噛む
代わりに視線を上げて、セリオの溶けた表情を見る。彼が気持ちよくなってさえくれれば。
セリオ
明らかに先ほどとは異なる質量でみちみちと押し広げていく感触に、薄目でシルヴィアを見れば、押し進めようとした腰が止まる。
「狭、い……っく、まだ、半分しか……」
シルヴィア 「は、はんぶん…? そんな… っう…」
セリオ
「シルヴィア……やはり、痛みが……」
抱き寄せて、愛撫するのではなく、落ち着かせるように背中をさする。
シルヴィア
身体が軋むような感じがして、身体に力が入ってしまう。緩めようにも、自分の力ではどうにもならない。
「セリオ…… ……だ、だいじょうぶ。やめないで…」
擦られた安心感でわずかに緊張がゆるむ。
「私が……万が一痛いと言っても、やめないでくれ…。決して…」
セリオ 「っ……わ、分かった……」
シルヴィア
剛直にこじ開けられていく感覚に、感じたことのないような痛みと違和感が身体を襲う…が、必死に息を吐いて力を抜こうとしている。
「……っ、…ひっ…… っ…… ……はぁ、ぁ…っ」
ズッ、ズッ、と奥へ奥へ侵入されるたびに、身体が跳ねる。生理的な涙が頬を伝う。
時折、悲鳴にもにた小さな声が漏れる。
セリオ
「っ、は、……っあー……」
片手は腰を掴み、もう片方の手はしっかりとシルヴィアの手に絡めて、ずぶずぶと沈めていく。
シルヴィア
「……~~~っ」
セリオの指に気がついて、指を絡め返す。
ぎゅっと握りしめれば、この身を裂くような痛みも耐えられる。
セリオ
「っ、く……ああ……シルヴィ、ア……全部、はい、った……」
あたたかい蜜で包み込み、ぐねぐねと蠢いて私を迎え入れる、未知の感触と心地よさに吐息が零れる。
シルヴィア
「……、ぁ、ほ、ほんとう……?」
確かに、腹をいっぱいに埋めるものを感じる。
結合部を見下ろせばなるほど、確かに自身の内部に彼のそれが飲み込まれているのが見えた。
セリオ
「は、はは……やっと、あなたと、っひとつに、なれた……」
捥ぎ取られてしまうのではないかとすら錯覚する締め付けに、呼吸が自ずと浅くなる。
シルヴィア
痛いし、違和感が凄い。今すぐ引き抜いて、解放してほしいという気持ちが無いと言えば嘘になるが。
彼の一部を、自身の身体で包んで居るのか、と思うと不思議ととろりと愛液が滲み出るような気配がする。
シルヴィア
「……ああ、そうだ。
この瞬間を、どれほど……。っ…」
身体を起こして、セリオにキスがしたい。
痛い、いや……体を寄せて、唇を吸う。
セリオ
「……よく、がんばったな、シルヴィア……。
よく、耐えてくれた……っ」
背中を支え、折り重なるように体を倒し、頬や唇、……顔中にキスの雨を降らせる。
シルヴィア
「ひゃ… ……」
されるがままになっている。唇の感触が気持ちいい
ひくん、と内部が収縮して、愛液がこぷり、と奥から滲んだような気がした。
悩ましげに息を吐く。
セリオ
「ちゅ、ちゅ……ん……んぅ……」
最後に唇を合わせて深く口づける。
少しでも中に私が馴染むように、痛みが和らぐようにと肌と肌を合わせた。
「んっ……」
シルヴィアの中の収縮に合わせて体が震える。
先端にあたたかなぬるつきが纏うのを覚えて、心地よさに目を閉じた。
シルヴィア
「……んっ、ん… ちゅ…」
口づけに応える。
痛むことに変わりはないが……覚悟はできた。
今の状態にも慣れてきたし…
「んぁ…、ふ」
目を閉じて真っ赤になっているセリオを愛しく思いながら、身体を自分で前後に揺らしてみる。ぐちぐちと音がなって、秘部から何かが引きずり出されるような痛みがある。
セリオ
「……っ……! ぁ、あ、シルヴィ、ア……っ」
突然もたらされた快楽に体を震わせる。
更に追い求めるようにと、徐々に腰が動き出してしまう。
シルヴィア 「んっ… …うん…っ、セリオ……動いて。もっと……気持ちよくなってくれ…っ」
セリオ
「~~っ、シルヴィア、シルヴィア、ぁ、っ、くぅ、すまない、と、められそうにない……っ!」
速度までは抑えられても、動きそのものを止めることが出来ない。
快楽を貪るように膣内を揺らす。
愛液と先走りが混ざり合って、白く泡立つ結合部が目の端に映る。
シルヴィア
「……っう、あ、ああっ、いっ…
……んん、い、いいから。動いて、気持ちよくなっ…… っうぁっ…♡ ……」
自身の中で泳ぐ自分のものではないモノの感触に痛みと、満足感と、僅かな快楽を感じながら、握った手に力を込める。
ヒリヒリとした痛みには、なんとなく慣れてきたきがする。
セリオ
「ぁ、き、もちい、です、シルヴィア……
ぁ、柔らかくて、ぜんぶ、とろけて、おかしくなりそうな、くらいっ……」
膣壁を何度も何度も押し広げながら、ピストンを繰り返す。
握りしめた手だけは離さないようにしつつも、駆け抜ける快感にびく、びくと勝手に指が動くのを感じた。
ぬち、ぬち、ずちゅ、ずちゅ……
一定の速度を保ちながら、先ほどよりも膨れている部分を掠めた。
時折奥を目指せば、先ほどよりも子宮口が下りて近付いているように思う。
シルヴィア
「ああ、おかしくなって。
かわいい、かわいい…セリオ……っ♡
あっ♡ ……おかしくなって、……なかに…」
ぬちゅぬちゅと内壁を擦られる感覚に、痛みか快楽か、身を跳ねさせる。
自身からもセリオの腰骨に自身の腰を押し付ける。
「……っ♡ ……」
セリオ
「んっ、ぁ、いい、とても、いい、っは、ァァ、……♡」
徐々に皮膚と皮膚がぶつかり合う間隔が短くなっていく。
シルヴィアの震える内腿を撫でさすりつつ、ぐぽ、ぐぽ……♡ と、下品な音を立てて奥を攻め立てた。
シルヴィア
「……!? あっ…? うぁ♡ えっ… ひぁ…
うっ……」
痛みはある。確かに。だがそれよりも確実に、異なる物があることに気がつく。
気持ちいい、とセリオに中を擦りあげられるたびに感じていることに。
赤面してしまいそうなほどいやらしい音も、宥めるように触れられた足も、快感に溶けた愛しい人の表情も、今この身を穿つモノの感触も…
きゅうう、と胎の奥が切なくなって、たまらなくなる。
セリオ
「く、ぅ……シルヴィア、っ私、そろそろ……来そう、だ……」
快楽を覚え始めているシルヴィアの膣内の動きが変わりつつある。
その事を、埋めている逸物が過敏に感じ取っては、体中にぞくぞくとした今までとは異なる気持ち良さを走らせた。
シルヴィア
「ん…♡ っああ、大丈夫…… 来て……」
手はお互いに握っている。それだから、足しか自由がない。
ぎゅうっと、セリオの腰に長い足を巻き付けて、また奥まで押し付ける。
幾分か余裕ができたのかもしれない、奥に押し付けたまま、揺らしたり、肚に力を込めてみたり、キスをしたりする。
セリオ 「っん……ぅあ……っ! っシルヴィア、シルヴィア、ぁあ、愛して、る、……く、……!」
シルヴィア 「……っはぁ……♡ セリオ、愛してる……」
セリオ
快楽を貪るように腰を打ち付ける。
シルヴィアと握った手に、シルヴィアの身体を挟む足に、力が込められ、身体の奥底から熱いものがこみ上げてくる。
シルヴィア
快楽にあらがえないセリオに本能のままに貪られることに悦楽を感じる。
全身で受け止めたい、……イかせたい。
セリオ
「う、っ出る、シルヴィア、……ぁ、あ、ああ、~~~~ッ!」
吐息を零すと、奥目がけてびゅるびゅるびゅる~~っ♡と、熱い精液が吐き出される。
シルヴィア
「っ……♡♡ あっ、なか、…出て……♡ あっ♡」
震えるセリオ自身と、射精の勢いをナカで感じて、ぴくんぴくんと震える。
ゾワゾワとした感覚がみぞおちに溜まる。
セリオ
「……は、っぁ、……はーっ、は……」
荒い呼吸を繰り返しながら、まだ中でびく、びくと自身が脈打っているのを感じる。
シルヴィア
「……セリオ、ふふ……かわいい…」
脈打つものを感じ、まだ熱のこもったままの体が反応する。
キュウ、とそれを抱きしめるように膣口が締まる。
「上手に……出せたな?」
セリオ
「っ……シルヴィア……」
気だるさを誤魔化す様に体を倒し、彼女を見つめる。
シルヴィア
「! ……ぁ… ん… ふふ、……セリオ?」
「ありがとう、愛してる。これで……」肚をいとおしげに見つめる。
セリオ 「貴方をうばい、貴方にすべてを、ささげられた、でしょうか……」
シルヴィア
「……ああ、十分に。私の…願いを聞いてくれて、ありがとう」
「本当は、もっとほしい。キミを受け取ったら、もっと、欲しくなってしまった… でも、これはわがままだから」
「好きだ、セリオ……愛しているよ」
セリオ
「ああ、ありがとう、シルヴィア……
……大好きだ。私の想いも報われました」
「愛しています……これからも」
KP
セリオは幸せそうに目を閉じる。
ここで貝殻のベッドの天井に【目星】を振ることができます。
シルヴィア 「……うん」
シルヴィア ちょっと笑った… すかさず挟まれた
シルヴィア
CCB<=77 【目星】
Cthulhu : (1D100<=77) > 30 > 成功
KP
寝ている今が好機!
いや……また忘れそうだったので……
KP ではシルヴィアさんは、誰のものでもない文字で、うっすらと何かが書かれているのを見つける。
シルヴィア 「……あれは…?」
KP
◆文字
『お互いに願うのであれば、この夢が覚めてもきっと現世で』
『すべての絆がそこにあるのであれば』
『しかし代償は必要だ』
KP
そんな言葉が書かれているのがわかるだろう。
それは優しい文字ではあるが、酷く奇妙な愉悦を孕んでいることがわかる。
SANc 1/1d3+1
シルヴィア
「………」
CCB<=54 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=54) > 83 > 失敗
1d3+1
Cthulhu : (1D3+1) > 3[3]+1 > 4
system [ シルヴィア ] SAN : 54 → 50
セリオ 「ん……?」
セリオ 最大値……
シルヴィア 急にガツンと行ったな
シルヴィア
「…セリオ。まだ……寝ていて」
横たわったセリオに口づけをする
セリオ
「え……? しかし、私はもう、」
見せない……という事でしょうか?
シルヴィア
えっ、そういうことかなと思って…
見たい?
セリオ
CCB<=75 【目星】
Cthulhu : (1D100<=75) > 84 > 失敗
……見つけられなかったようだ。
シルヴィア
ふふ……キミは寝起きだと、いつもそうだったね
わかった。一緒に見よう
「セリオ、あの天井… アレだけ、覚えのない言葉だ」
「誰が書いたものなのだろう」
セリオ
「うん……?」
目を凝らす。
シルヴィア よく考えたらSANC入らないか?
セリオ 「本当だ……一体、誰がこんな、事……」
セリオ 入りますね
シルヴィア わぁ… すまない
セリオ
CCB<=80 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=80) > 17 > 成功
シルヴィア 出目がいい
system [ セリオ ] SAN : 80 → 79
セリオ 現世で……? しかし、代償……というのは……
シルヴィア 「分からない、だけど……手放しに信じていい言葉でもなさそうだな」
セリオ
「ええ……。まるで我々を試して、愉しんでいるかのような印象を受けました」
「……何だか、冷えてきましたね。
ずっとこうしていたいが……そろそろ、服を着ましょうか」
シルヴィア
「だれか、他にいるのかも。
……そうだね。……ん…」
「……はぁ…」
足をもじもじさせながら、服を集める。
い、いつの間にかほとんど素っ裸になってた…
セリオ
「下着は……着けていただくとして。
ブラウスはまた、お手伝いしましょう」
下着やズボンを穿きつつ、ブラウスの着せ方に思考を巡らせる。
シルヴィア
「いいのか? ありがとう」
ブラウス以外の服を着替えたあと、ぱっとセリオの方に両手をのばす。
着せて
セリオ
「ええ、メイドのようには上手く着せられませんが……」
なるべくブラウスの首元を開いて、頭を通す。
袖口から手を入れて、手を引き寄せて、を両手分済ませた後、ブラウスの後ろのボタンを留める。
タイを通して……ブローチを留めて……んん、難しいな……。
シルヴィア 嬉しそうにされるがままになっている。
セリオ
CCB<=(11*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=55) > 77 > 失敗
「……んん、どうしてもブローチが曲がる……」
シルヴィア
「ふふ、そのままでもいいよ。
少しばかり乱れていたほうが、逆にいい」
「ありがとう、セリオ」頬に柔らかく口づける
セリオ
「ん……、シルヴィアがそう仰るのなら……?
どういたしまして」
シルヴィア 「……喋り方がもとに…」
セリオ 「中々……慣れないものですから」
シルヴィア 「そうか、残念。今のキミももちろん愛しているけれどね」
セリオ 「残念、か……」
シルヴィア
「悪いね…困らせた。
たしかに残念だが……ふふ、また…いつか。聞かせておくれ」
「……無理をさせたいわけじゃないのさ」
セリオ
「無理、という訳では……。
……いえ、今はお言葉に甘えさせていただきましょう」
シルヴィア 「え…?」
セリオ
「気持ちが昂っている時は別ですが……
思い出してしまうんです、水底に囚われる直前の事を……」
「貴方に友として認められ、……後に私が、想いを告げた時の事を……」
シルヴィア 「あ…… なるほど……そういうことか…」
セリオ
「こんなに……今、愛されている事を実感しているのに……」
「……臆病で、申し訳ございません。
その……もう一度、抱き締めても……?」
シルヴィア
「いいや、気にするな。
もちろん、私は……キミのものだよ」
自分から懐に潜り込みながら
セリオ
「ありがとうございます……シルヴィア」
抱き締めて、頬を寄せ、髪に触れる。
シルヴィアの温度と匂いをしばらく感じてから、そっと離れた。
シルヴィア
「……ふふ、キミの匂いだ」
特に引き止めはしないが、酷く名残惜しそうにそれを見送る。
セリオ
「さあ、シルヴィア……再度お手をどうぞ。
あちらに何か、渦のようなものを見つけましたよ」
素手を差し伸べる。
シルヴィア
「ああ、…行こうか。
……あれっ」
立ち上がろうとしたところでぺたん、と座り込む
「………」
「……い、行こう!」
今度はきちんと立ち上がります。
セリオ
「あ……そう、でしたね。
配慮が足りませんでした……」
シルヴィア
「な、何がだ…… わっ…」
バランスを崩してセリオに抱きつく
セリオ 「っシルヴィア!」
シルヴィア 「わ、悪い…… あれ…?」
セリオ
抱き留めて、そのまま姫抱きに……?
余計腰に負担がかかるだろうか……
シルヴィア い、いいのか…
セリオ 「……まったく、丈夫だからと言って無理はなさらないでください」
シルヴィア
ではせめてこの世界が終わるまでの間は…
「無理は… してないよ。
でも……そうだな、しばらく掴まらせてくれ」
セリオ
「ええ、もちろん」
「しっかり、掴まっていてください」
シルヴィア 「………」ここぞとばかりに腕にギューッと抱きつく
セリオ
「わ、っとと……。
ふふ、言わずともお分かりでしたね」
KP
◆水底の渦
水底には竜巻のような渦があるのがわかる。
近寄ってみれば、それの中には無数の文字が踊っていた。
【目星】もしくは【図書館】をどうぞ。
シルヴィア
CCB<=77 【目星】
Cthulhu : (1D100<=77) > 22 > 成功
シルヴィア むん!
セリオ いい出目だ!
シルヴィア ああ、ありがとう! キミのお陰だな!
KP
ではシルヴィアさんは、渦の中で踊る文字を繋ぎ合わせることが出来る。
どうやらそれは、「指輪をはめる指ごとの意味」についての記述のようだ。
KP
▼渦中の文字
『小指:左手「願いを叶える」、右手「魅力を引き出す」
薬指:左手「絆を深める」、右手「心を落ち着かせる」
中指:左手「ひらめきをもたらす」、右手「行動力をつける」
人差指:左手「自分を導く」、右手「集中力を高める」
親指:左手「信念を貫く」、右手「リーダーシップを発揮する」』
シルヴィア 「指輪をはめる指ごとの意味…」
セリオ
「どの指にはめるか決めたら、泡を呼ぶのでしたね。
参考に、という事でしょう」
シルヴィア
「そうか……」
「……あの、キミが嫌でなければ……。」
「……くすりゆびに…」
セリオ 「左手の薬指、でございますね?」
シルヴィア 「……うん」
セリオ 「シルヴィアが、そう望んでくださるのであれば……」
セリオ
私は、貴方の永遠の伴侶として……
いや、そんな、願いを口にするわけには
セリオ
「……いえ、何でもございません。
ええ、薬指、『絆を深める』指につけましょう」
シルヴィア
「うん、望むよ
……キミとともに在りたい」
そっと手を取って、手のひらを合わせる。
セリオ
「私と、ともに……」
「……そう、ですね?
たとえ離れても、魂はいつも貴方と共に……」
シルヴィア
「………ああ」
「では、泡達に頼もうか?」
セリオ 「……はい」
KP
あなたたちはクピドに言われていた通り、泡へと呼びかける。
ふわりと近づいてきた泡は、どの指につけるかを問いかけるように周囲をふわふわと漂う。
しかし、手を近づければ逃げてしまう。
いたずら好きな、子供のような動きだった。
【DEX*5】もしくは【アイデア】をどうぞ。
シルヴィア
CCB<=(15*5) 【DEX】
Cthulhu : (1D100<=75) > 86 > 失敗
シルヴィア …
セリオ
CCB<=90 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=90) > 58 > 成功
シルヴィア 「ううん……逃げてしまうな」
KP
では、シルヴィアさんは苦心しつつも再度手を伸ばす。
そして、不可思議な色の泡を捕まえてしまうことだろう。
あなたがそれに触れた瞬間、引き裂かれるような悲しみが胸に走る。
いつかこの絆は消え去ってしまうのかもしれない。
そんな悲しみだ。
SANc 1d2/1d3+1
シルヴィア
CCB<=50 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=50) > 7 > スペシャル
1d2
Cthulhu : (1D2) > 1
system [ シルヴィア ] SAN : 50 → 49
シルヴィア 今度は耐えたぞ
KP
セリオは泡を捕まえて指にはめることが出来る。
それはするりと形を変え、彼の指におさまる。
じんわりとした暖かさが指に伝わった。
それはまるで、あなたたちの絆の証のようにも見えた。
セリオ 良かった。しかし、SAN、ついに40代か……
シルヴィア 「……」
セリオ 「……シルヴィア?」
シルヴィア
「ああ… いや、気にしないでくれ…」
「ちょっと、さみしくなった…だけだ」
セリオ 「……『ちょっと』? とてもそんな顔をしていないが……」
シルヴィア
「……ああ。そうだな……すごく、寂しいよ」
(この世界にずっといられればいいのに)
セリオ
「……シルヴィア、今はまだ、私がここにいますから」
「少しでも、気が紛れますように……」
少し高く持ち上げて、そっと口付けを落とす。
シルヴィア
「……ん」
「…………、あ、ありがとう」
KP
気付けば、あなたの指には銀色の指輪がはまっていた。
その指輪には、あなたたちが空からつかみとった宝石……
シルヴィアさんのものにはラピスラズリ、セリオのものにはダイアモンドがあしらわれている。
シルヴィア 「……あ、指輪…」
セリオ 「見事ですね。指にぴったりだ……」
KP 二人が指輪を確認した途端、ふわりとあなたたちは海底の渦に飲まれる。
シルヴィア
「ふふ、私はラピスラズリで、キミはダイアモンドだ……。
……!?」
セリオ 「う……!? シルヴィ、ア、」
シルヴィア
「セリオ!」手を伸ばして腕なり手なりを掴む!
掴みたい…
KP
セリオに抱かれているシルヴィアさんは、必死で彼にしがみつく。
渦の中にいようとも、二人が離れることは決してない。
泡沫と化そうとも、水に溶けて消える事は無かった。
そのままあなたたちは、渦に飲まれ、海の上へと運ばれていく。
あなたたちが、辿り着いた場所は……
【第三の世界:花灯(はなあかり)の中】
気が付けば、そこは向日葵畑の中だった。
シルヴィア また大きく変化したな
KP と、言ったところで本日はセーブとさせていただきます!
193
ふふふ、了解です! 本日も遅くまでありがとうございました!
えーん、*をひとつ取りこぼしちゃった…もうだめだ…
けみかる まだ、まだ、チャンスはあります……頑張りましょう……!
193 ソウナノ…? が、がんばります!
KP というか、あまり頑張りすぎると……うん……
KP
ふふ……
さて、次回は……5日(土)の22時半頃から……
よろしくお願いいたします!
193
了解です、土曜日ですね!
よろしくお願いいたします~!!
それでは、本日はおやすみなさいませ~!
けみかる
はい、お疲れのところ、遅くまで本当にありがとうございました!
おやすみなさいませ!
193 お疲れ様でございます! こんばんは―!
けみかる
お疲れさまです
弾丸だー! こんばんは!
193
へへ…… 相変わらず色んな気持ちでいっぱいになってますね……!
本日もよろしくお願いいたします!
けみかる
動かす人格いっぱいでいそがしいですね、ふふ。
こちらこそよろしくお願いいたします!
KP
向日葵畑の中、あなたたちは立ちすくんでいる。一面の黄色。
しかし、空は暗い。
夜空と、遠くには海が見える中で、向日葵の花だけが仄かに光を内包している。
そんな光景を見つめるあなたたちに、声が聞こえる。
クピド
『花灯の中へようこそ。
ここでは、指輪にする刻印を選んでもらいます』
『刻印の意味に関しては花が教えてくれるでしょう』
『もし決まったら花を摘んでくださいね』
『ここが終われば、指輪の材料集めは終わりとなります。
どうぞ悔いのないように』
KP
それだけ言って、声は消える。
後に残されたのはあなたたちと、風に揺れる花だけだ。
KP 探索可能箇所 【花、ガゼボ、砂浜】
シルヴィア
「刻印…」
がぜぼ…
KP 西洋風の小屋? 東屋ですね>ガゼボ
シルヴィア
小屋なのか…。そこにも何か、あるんだろうな
「花に聞いてみよと、彼女は言っていたな…」
ひまわりを見て少し顔をしかめる。
セリオ
「……シルヴィア?」
不思議そうに、ひまわりとシルヴィアの顔とを見やる
シルヴィア
「……いや、なんでもない。……夢の話だ」
「キミたち自身には何の罪もないものな…」花弁を撫でる。
セリオ 「夢……ですか」
セリオ
この表情……
何かひまわりにまつわる、良くない夢でも見たのだろうか。
シルヴィア
「そう。嫌なことばかりでもなかったが……いい夢と言い切るには…」
「……(今もそのようなものか)」
いや… 今目の前にいるのは本物のキミのはずだ。
それだけで、十分、幸せだ。
セリオ
「なるほど……。
それで、複雑そうな表情をされていたのですね」
KP
◆花
見渡す限りの向日葵の花だ。
どれもほんのりと内側から光を放っているのが幻想的だ。
どうやらそれは本物の向日葵ではなく、精巧な硝子細工のようだ。
KP 【目星】をどうぞ。
シルヴィア
ガラス細工だったのか。
CCB<=77 【目星】
Cthulhu : (1D100<=77) > 39 > 成功
「うん。それで、ひまわりは随分……良くない形で出てきたから、すこし苦手かもしれないな」
セリオ
「そうだったんですね。
ひまわりが良くない形で出る夢、ですか。ひまわりにも困ったものだ」
KP
シルヴィアさんは、ひとつの花につきひとつ、葉の部分に言葉が刻まれているのがわかる。
同じ言葉が刻まれている花もある。
花に書かれているのは、次のような言葉だ。
KP
▼花に書かれた言葉
『Tamquam alter idem : 分身のように』
『Utraque unum : ふたりでひとつ』
『Totus tuus : あなたにすべてを捧げる』
『Deus nos iunxit : 神が私たちを結びつけた』
『Vade mecum : ともに進もう』
『Pactum serva : 信頼し続ける』
シルヴィア
「ああ、……もう見たくはないな」
「なるほど、文字を刻むのか」
セリオ 「そのようですね。ラテン語……でしょうか」
シルヴィア
「うん。素敵な言葉ばかりだ。
どれも刻んでしまいたいが……文字だらけの指輪になってしまうね」
セリオ 「はは、全て刻むには大きさが足りないかもしれませんね」
シルヴィア
「……だよな」
「うん、少し考えてみよう。
それまで、この場所を少し、散策してみないか?」
「もうすぐ終わりだと、彼女も言っていただろう? だから…」
セリオ
「そう、ですね。刻印を決めて花を摘んでしまえばきっと、終わり……」
「……ゆっくり、散策いたしましょう」
KP なお、もし、他にこういう言葉が刻みたい、というものがあれば準備? いたします……
シルヴィア なるほど…… 指輪の刻印のセオリーがわからないが……ひとまず調べてみよう!
シルヴィア
Vi et animo とか……?(メモ状態
いや、もちろん、選択肢の中のものでもいいんだが…
セリオ 「身も魂もともに」……
シルヴィア う、うん…
シルヴィア
「波打ち際まで出られそうだ。砂浜から、海を見てみようよ」
セリオの腕に自身の腕を絡ませて、見あげながら
セリオ
「はい」
一度シルヴィアの腕に触れ、微笑み返す。
KP
◆砂浜
緩やかに波が打ち寄せる砂浜だ。
ふたりで腰かけられるようなベンチがある。
KP 【目星】をどうぞ。
シルヴィア
CCB<=77 【目星】
Cthulhu : (1D100<=77) > 63 > 成功
KP
あなたたちがたどってきた道が見えることだろう。
星の中には汽車のレールが走り、そして海の底では緩やかに渦が巻いている。
それはひどく、穏やかな世界だった。
シルヴィア
ふふ、来る順番を間違えた気がする
まあいいか
シルヴィア セリオを促して、椅子に一緒に座ろう。
セリオ 横に腰かける。
シルヴィア
ふふ、それを確認して空や海を眺める。
隣にキミの体温を感じながら
「これは……今までに旅をしてきた来た世界か…。
外から見ると、こんなふうになっているんだね」
セリオ 「はい。どの場所も繋がっている、という事ですね」
シルヴィア
「……本当にそう思う?」
「ああ、いや……この世界のことだよな。
アレらが全部、同じ世界だったとは……美しいな」
セリオ 「ええ。こうしてここで一望できるのは、何とも贅沢なものですね」
シルヴィア
「このまま、ずうっと見つめていたいな…」
……。セリオに気付かれないように横顔を見る。
セリオ
「ええ……見つめ続けるだけで生きていられるなら、どんなに良いか……」
遠くを見つめている。
シルヴィア 「……」(しょんぼりする)
セリオ
「……シルヴィア、……」
ふとシルヴィアの方に向き直り、彼女の表情を見て言葉が詰まる。
シルヴィア
「やっぱり、寂しいな。どうして、キミと一緒に居られないんだろう。
……いや、すまない。気にしないで…」
セリオ
「……いいえ……私も、同じ気持ちです。
とても寂しい。目の前に貴方がいるのに、こうして触れられるのに、どうしてその手をもう一度離さなければいけないのか……」
シルヴィア
「……そうか。せめて、キミが私と同じように思ってくれているなら…それならば…」
「いいや、やっぱり、それじゃあ足りないな」
セリオ 「足りない……?」
シルヴィア
「……私と心底離れがたいと思ってほしい。私を侵して、嬲って、甘やかして……
それがたとえかなわないことだとしても」
「私だって、キミを…キミの魂を永遠に地上に縛り付けておきたいと思ってるんだから。ただ、方法がわからないだけで…」
セリオ
「……ええ。方法が分かったとしても、そんな大きな願いを叶えようとするならば、きっと代償も大きいものになるでしょう……」
「……どうしてこうも、ままならないのでしょうね。
運命に翻弄されさえしなければ、今頃私は貴方と共に手を取り合って、永遠の時を歩み続ける人生だって有り得たかもしれないというのに」
「その事実が確かにどこかにあることを……知っているがゆえに、余計に、貴方と共に居たい気持ちが募る……。
貴方を不幸になどさせたくないのに、しかしどうあっても、私は貴方を不幸な目に遭わせてしまう……」
シルヴィア
「キミを想い続けることが不幸だなんて…思ったことはないよ。
たしかに寂しいけれど、君が居ないのに、そのことに傷つけないことのほうがよほど……」
「……私一人で賄えるなら、どんな代償でも払うのに。
でも……そんなつごうのいいものはないだろうね」
「さみしくて、くやしくて……どうして、と思うこともたくさんだ。
それでも私は今のキミと……出会えてよかった。
私のキミは、キミだけだよ。セリオ」
セリオ
「……ええ、シルヴィア。
私だけを真に愛してくださった、私が唯一愛し続ける貴方。
貴方と共に、ここまで生きてこられた事を幸せに思います」
シルヴィア
「………」
「私も、キミをこうして想うことが出来て……キミに想いを伝えられて、幸せだ。私は……それが酷く心残りだった」
「キミの言う通り、キミだけを愛している」
抱きしめて触れるだけのキスをする。一生分…できればいいのに!
セリオ
「ん……。……ああ、こうやって、間近で貴方の微笑む姿を再び見られて……
心残りどころか、沢山のものを抱いて眠りにつくことができそうだ」
シルヴィア
「……ああ」
行かないでほしい。もうどこにも
シルヴィア
でなければ私を連れて行ってほしい。
そう言ったら。やはりキミは怒るんだろうな。いや、悲しむかな…
セリオ
「シルヴィア、我が愛する人……
当分先であることを願いますが、いずれまた会える日を夢見ています。水底にて、ずっと、貴方を待っています」
そっと抱き寄せて、シルヴィアの頬を濡らす涙を手でそっと拭う。
額に、瞼に、頬に、唇に、触れるだけのキスを落として、力強く抱き締めた。
シルヴィア
「……っ、……ほんとうに?
私のことを待っていてくれる? じ、自慢じゃないが……私は健康には恵まれているから……ものすごくキミを待たせてしまうかも知れないんだ」
「わ、わたしは……君が居ない世界で、一人なんだと思っていた。どこを探し回ってもキミが居なくて、いつもキミが居た場所には違う人がいる」
「そんな場所を見ていたくなくて、家を出て、キミが居なくなった海のそばの家に住んで……でも、そんなことをしたって無駄だと…」
「少なく見積もっても、40年だ。……私の生きてきた時間を、もう二巡り」
「それでも、その先にキミが居て、待っていてくれるなら……」
「……」自分も抱き締め返す。
セリオ
「いつまででも、お待ちしております」
「それに申し上げたでしょう?
……どんなに遠く離れようと、私の魂はいつも貴方と共に在る」
シルヴィア
「うん、キミは…そう約束してくれた」
「信じるよ。……待っていて」
セリオ
「ええ、もちろん」
「セリオ・ギリェルメ=エストレーラ・ゲレイロは、永遠の愛をもって、貴方を想い続けると誓いましょう」
跪いて手を取り、首を垂れる。
シルヴィア
「……ん。ふふ……貴方の誓いを受け取ります。セリオ」
「私、シルヴィア=オルフリードは、貴方に捧げる永遠の愛を頼りに、……生きて生きます。……いつか、」
「貴方とまた出会うために」
セリオ
「ええ。その時には、もう貴方を絶対に離さない。
永遠に共に……居続けられる日を待ちわびております」
シルヴィア
……ほっぺたにちゅーをして、こんどこそ景色を見つめる。
腕は絡めたままだ。今だけは離さない。
「ああ、その日が、本当に待ち遠しいな…」
シルヴィア つらい……
セリオ
「本当に……」
シルヴィアの横顔を見つめ、目を細める。
セリオ
うう……
つらそうなシルヴィアを見ているのがつらい
シルヴィア ……大丈夫だ、きっと…… 40年なんて、あっというまだ……
シルヴィア
ぽろぽろ涙をこぼしながら、空を見上げている。
寂しいなあ…
永遠みたいに短い間、しばらく海と星空を見続けたら……ガゼボのほうに少し迂回して、花畑に戻ろうか…
KP どちらからともなく、花畑に戻るのを避けるようにがガゼボを目指す。
KP
◆ガゼボ
花畑の外れにあるガゼボだ。
読みかけのものらしき本がおいてあり、その横にはグラスとレモン水の入ったウォーターサーバーがおいてある。
KP 本には【図書館】を振ることが出来ます。
シルヴィア
CCB<=75 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=75) > 8 > スペシャル
KP シルヴィアさんは、本のなかに一枚の紙が入っていることがわかるだろう。
KP
▼花灯のメモ
『花は生命力の象徴であると言える。
また、向日葵の花は太陽を追いかける性質があることから、
「あなたを見つめる」などの花言葉がある。
それ以外にも情熱や崇拝などという花言葉があるが、
紫の向日葵の花言葉は「悲哀」である。』
シルヴィア 「ひまわりの花言葉についてか……」
シルヴィア
ひまわりをキミにあげれば…なんて。
いや、やっぱり、少し不吉かな
セリオ 「おや、やはり浮かない顔だ……星も海も花も、生命を象徴するものだ、ということですね」
シルヴィア
「それらを全部、きみにあげられたらいいのに」
「そんな事を考えていた。
ふふ……後ろ向きな考えかもしれないな」
セリオ
「誰しも、時には後ろ向きになる事だってあります。
ずっと後ろ向きな思考に囚われるのは良くありませんが……無理して前を向き続けずとも、結構ではありませんか」
シルヴィア
「そうか……そう、だね」
「ああ、寂しいな。別れが惜しい。キミとはもう、しばらく会えないんだと思うと」
セリオ
「シルヴィア……」
「ああ……こうしてまた、せめて、ひとときでも会える機会があればいいのに……」
シルヴィア
「うん。もしかしたら……夢でなら。キミとまた、会えるのかな」
「何度でもキミに会いに行こう。夢の中で。
……本当のキミに逢えるその日まで」
セリオ
「そう、ですね……。
ええ、夢で逢いましょう。何度でも」
シルヴィア !?
KP (シーンを切り替えるのをわすれていた顔)
シルヴィア
なるほど……こういったイメージの場所だったんだな。
素敵だね
KP 海もちゃんとあった 折角だから……(??)
シルヴィア
おお…… 綺麗で、美しいよ。
この海を、ずうっと二人で見ていられたらよかったな
シルヴィア
「ああ……もうすぐで終わりなんだな。
……セリオ、ひまわりの花を……私達の指輪に刻む詞を探しに行こう」
セリオ
「はい……とても名残惜しいですが、参りましょう」
しっかりと手を取り、寄り添う。
シルヴィア 自分からも寄り添う。もう終わりが近いとしても、自分からは決して離れたくない…
セリオ
もうとっくに死んでいるのに。
死ぬのが、怖い。
……いや、シルヴィアが生きている限り、私は貴方の心の中で……?
KP あなたたちはゆっくりと、時間をかけて、花畑へと歩みを進めていく。
シルヴィア
「……よく会いに来てくれないと、私はさみしくて泣いてしまうからね」
「……私以外の夢を見るなよ? ……といっても、キミの意志で夢をどうのというのは難しいかな」
セリオ
「はい。……その代わり、会えた時にはとびきりの笑顔を見せてくださいね」
「ふふ、そうですね……そればかりはどうしようも無いな……。
夢見ばかりは、死後も左右できないものです」
シルヴィア
「キミに再び会うことが出来たなら、嬉しくて嬉しくて泣いてなんていられないよ」
「そこは嘘でも、”貴方のことだけを夢に見ます”と言うところだよ」
シルヴィア 「……そのために全部あげたんだから、なんて」
セリオ
「適当な事を申して、後から貴方をがっかりさせたくはないものですから。
……ふふ、お許しください」
「……想い続けるのは、勿論貴方だけだ。
それだけは、絶対に覆ることがありません」
シルヴィア
「ありがとう。……嬉しいよ。
私だってキミをずっと、想っている。それを……証明するよ。一生かけて」
セリオ 想い続けてきたのも、貴方だけだ……
シルヴィア
「……だから…やはり、指輪に刻むのはこれがいいな」
Vi et animo ……身も心も共に。
セリオ
「ああ……シルヴィア。
私たちに一番相応しい言葉を見つけてくださったのですね」
シルヴィア
「うん。…キミと、共に在りたいから」
「たとえ、この目に見えなくなったって……信じている。
キミを、感じている。ともに在ってくれるのだと…」
セリオ
「はい。魂はいつも貴方に寄り添っています。
大海原を越えて、貴方のそばで、私の心は生き続けるでしょう」
セリオ
In manus tuas commendo spiritum meum(私の魂は、あなたの手の中に)
……指輪に刻むには長いけれど、私の想いは、私の願いは。
シルヴィア
「……では、この花に決めよう」
やはり花の色を確認してから、花を手折ろうとするが…
KP
一面、黄色の花々だ。
あなたたちはゆっくりと、花を手折ろうとする。
花は硝子で出来ているからか、なかなか硬い。
折るのには力が必要だろう。
【STR*5】をどうぞ。
シルヴィア
「む……結構、頑丈だな…」
CCB<=(13*5) 【STR】
Cthulhu : (1D100<=65) > 67 > 失敗
………
シルヴィア ………はあ…
セリオ 惜しい……
セリオ
CCB<=(13*5) 【STR】
Cthulhu : (1D100<=65) > 97 > 致命的失敗
セリオ ……??
シルヴィア
っ!!! せ、せりお
怪我をするなら、一緒に受けるぞ…?
キミと一緒の傷なら嬉しい(????)
セリオ えっと……そう、ですね……その……
KP
あなたたちは、向日葵の花を手折る。
しかし、ぱきりと折れた硝子片で手を怪我してしまうだろう。
あふれ出る血が手を濡らす。
見上げた向日葵は、紫色に変色していた。
悲哀。そんな言葉が脳裏をよぎる。
SANc 1d2/1d3+1(セリオは固定で更に+1)
シルヴィア
ああ……
CCB<=49 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=49) > 96 > 致命的失敗
2減らすね…
system [ シルヴィア ] SAN : 49 → 47
KP
仲良死……??
えっいや、SANcにクリファンは……いや……
セリオ
CCB<=79 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=79) > 9 > スペシャル
シルヴィア さみしくてしょうがないので……
セリオ
1d2+1
Cthulhu : (1D2+1) > 2[2]+1 > 3
system [ セリオ ] SAN : 79 → 76
シルヴィア
さ、さいだいち…
ん!? そうだ、3だな!
system [ シルヴィア ] SAN : 47 → 46
セリオ ……うん!? いやいや、ええ……??
シルヴィア ん…? 4か?
system [ シルヴィア ] SAN : 46 → 45
セリオ 待……
シルヴィア 1d3+1だから、4だな
セリオ ……そうか、失敗だった……
シルヴィア うん。実はそうなんだ
セリオ
いやそれなら固定値+1で1d3+2を……
期待値的には結局一緒か最悪増えるな……
KP これでおしまい!!
シルヴィア 発狂ワンチャンか…?
シルヴィア 「紫の、ひまわり…」
セリオ
「っ、シルヴィア、手が……」
思わず差し伸べようとした自分の手も血に染まっていて、はた、と動きを止める。
シルヴィア
「……セリオ…」
動きを止めたセリオに気がついて、手を伸ばしてぎゅっと握る。
お互いの服が血に塗れたって、どうだっていいんだ……ああいや、キミの服は正装だから……今更か
セリオ
「……シル、ヴィ、ア……」
握られた手を見つめている。
シルヴィア
「愛してる…」
繋いだ手に、真っ赤になったセリオの手の甲に、口づける。
セリオ
「シルヴィア、シルヴィア……私、は……」
「……ああ、シルヴィア……」
シルヴィア 「うん……セリオ… ……?」
セリオ 「貴方の事を愛しているんだ。……これからも、一緒に居たかった……」
シルヴィア
「……!」
「……っ、わ、私だって……そうだ。
わたしだって、いっしょに……」
セリオ
本当は逝きたくなんかない……
生きたい、貴方と共に、これから先の人生を歩みたい……
歩みたかった……
シルヴィア
「キミと、色んな場所にいって、いろんなことを話して、愛し合って……」
「おはようとおやすみを、何回でも言いたかった。
愛してると、キミにささやきたかった…」
血でぬめる手を、がむしゃらに握りしめる。
絶対、離さない…
セリオ 祈るように額と額を近づける。
KP
セリオの目からはらはらと零れ落ちる、冷たい涙がシルヴィアさんの頬を濡らし、あなたの涙と混ざり合う。
手折った紫の向日葵からは、ふわりと良い香りが漂ってくる。
それに誘われるようにして、あなたたちは目を閉じた。
【再び、アクセサリーショップ】
目を開ける。
気が付けばそこは、オルゴールの優しい音色の響くアクセサリーショップの中だった。
目の前にはクピドの姿。
そして、彼女の手にはジュエリートレーがあった。
その中にはあなたと、そしてセリオの選んだ指輪がある。
クピド 「あなたたちの絆の形、確かに受け取りました」
シルヴィア 「……、ここは…… ……クピド」
セリオ 「戻って、きた……」
クピド
「はい」
「……最後にひとつ」
「あなたたちの願いを、この指輪に込めるお手伝いをさせてください」
KP そう言って彼女は微笑む。
シルヴィア 「……願い…?」
クピド
「幸せに過ごせますように、これから先も魂は共に……」
「そんな願いを、指輪に込めることが出来ます」
「あなたは、どんな願いを指輪に込めますか?」
シルヴィア さっきの願いを聞いて私の心が壊れかけているんだが…いや…
193 私のほうかそれは……
シルヴィア
よく考えたら。…よく考えなくたって、セリオも、私と離れがたいと想ってくれるなら……
そう考えていたけれど、それはセリオに深い悲しみと苦しみを与えるだけだったのかな
シルヴィア 「私は……」
シルヴィア でも……それでも…
シルヴィア
「セリオ、キミと……共に在りたい。
キミと永遠に……」
セリオ 「……っ、シルヴィア……」
193 (お疲れさまです…!)
けみかる こんにちは、おつかれさまです!
193
はい! こんにちは!!
本日も…何卒宜しくお願いします…!
けみかる
ご無沙汰しております~!
本日もよろしくお願いいたします!
193
ご無沙汰… ふふ たしかに 一週間ぶりです!
暗い顔の二人は一体どうなってしまうというのか…
けみかる うう……KPもどきどきです……!
セリオ 「それは……その、お気持ちは当然嬉しい、ですが……私は……」
シルヴィア
「……私と居たかったのだと言ったじゃないか」
「あれは、嘘?」
セリオ 「決して嘘ではございません!」
シルヴィア
「……よかった」
「セリオ……私も同じ気持ちなんだよ」
「どうしてだろう。
……キミにこの想いを伝えられたら、とだけ考えていたのに…」
「キミと想いを通わせられたら、触れられたら……一緒に居られたら、と
どんどん、欲深くなっていく……」
セリオ
「っ……そ、れは……私とて同じです……
貴方を置いて逝くのが、こんなにも、もどかしい……」
「願いは……あくまで願いであって、叶うとは限らない……」
「だから、私は、貴方を想い続けると誓い、それだけで構わないと、自分に言い聞かせようとしていたのに……」
KP クピドは困ったようにシルヴィアさんとセリオを見つめている。
クピド
「……あなたたちの願いは、ささやかなものではありません」
「たしかに……双方が同じように願い、同じように代償を支払うのであれば、夢は現実に変わるかもしれません」
「しかしそれは不確かで、本当にそう出来るとは限らない。
それは完全な『蘇生』とはほど遠いものになる」
「あなたの求める『愛する人』ではないでしょう」
シルヴィア えっ… ミ…
クピド
「それでも構わないのであれば……
お互いの気持ちが同じであることを確認し、もう一度答えをお聞かせください」
セリオ ミ……?
KP 彼女はゆっくりと、何かを覚悟したように目を閉じる。
シルヴィア
ミイラ…的な…? 復活… とか…?
でも遺体はどこにもない…
KP さあ……どうなるんでしょうね……?
シルヴィア
「……ど、どういうことなんだ。
代償……セリオ……ではなくなるということか…?」
シルヴィア ぐぬぬ…
クピド
「私は……少しだけ創造主様に教えてもらった魔法が使えるだけの、ただの人型人工知能です」
「神にはなれない……その程度の魔法しか、使えない、ということです」
「ですから、彼がどうなってしまうのか、私にも……
ただ、完全な『蘇生』はできないことは確か、という事だけ」
シルヴィア
「ああ……そうだろうな……。そんな、ことは…… ありえない…」
「……あってはならない…」
クピド
「より上位の神による魔術か……あるいは、他に手段があれば、叶うこともあるのかもしれませんが……
私には、とても……」
「……いえ、いえ、もちろん私も全力を尽くします。
あなたたちに覚悟があるならば、同じように覚悟を決めましょう」
シルヴィア
「…いっときの夢だと言うことは理解している。
叶うはずのない願いだということも」
「でも……」セリオを見る
セリオ
「私が、私でなくなっても……それでも、愛してくださるのか……?」
「……それは、果たして私なのだろうか……」
シルヴィア
ぐ、ぐぬぬ…… セリオがセリオでなくなっても……?
てつがく…?
でもその時そこにいるのは私とともにいたいと願ってくれたセリオなんじゃないか…?
セリオ
完全な蘇生でないということは……
私は私ではないのでは……?
シルヴィア
やっぱりミイラ…ゾンビになっちゃうのかな…
いや、それでも愛してる…が……死ぬまでそばにいるが…
セリオ ゾンビならまだ良……なんでもない
シルヴィア
え…??????
な、なにか知ってるのか!(メタァ…
セリオ ぐ、ぐぬ、中の人が……!
シルヴィア うう…… ふふ…
セリオ でも、シルヴィアの気持ちに沿いたいし、何より叶うかは分からないから……
シルヴィア そうだよな… *←これ… 明らかに足りないし… 集めなくちゃいけなかったやつ…
セリオ ふふ……
シルヴィア
私も一旦死んで不完全な蘇生をしてもらうとか…?
そもそも代償とは……? これではセリオ側に(自分が自分じゃなくなる)代償が行ってばかりなのでは…
クピド シルヴィアさん側の代償についてはいずれ分かりますね……叶ったらの話ですが
シルヴィア うーん…… うーん…… わかった、ありがとう…
クピド ゆっくり悩んでくださいね。
シルヴィア
「……キミは、眠っていたいだろうか。
あの、静かな海で…」
シルヴィア ああ……
セリオ 意思を尊重してくれるのは有り難いが……(KPC、決定権無い……)
シルヴィア 「それを無理に起こして、どんな形になってもいいからそばに居てほしいと…願うのは……傲慢だな」
セリオ
「叶うなら、すぐにでも目覚めたい……元の世界でも、貴方に触れられるならば触れたい。
……それが、本当に私のままであるならば」
「シルヴィアの求める私になれないのなら……水底を越える意味がない……」
「私への代償しか分からない状態で、貴方に何が起こるかもわからないのに……」
シルヴィア
「……っ、どんなセリオだって、セリオだ。
私が愛したキミなんだ……」
「わ、私のことなんてどうだっていいんだ。
キミがいてくれさえするなら、どんな代償でも払う」
「本当に、私側の代償なんてどうでもいいんだ……
だが、キミが不安に思っていることを無視して進みたくはない……」
セリオ
「ああ……私は、いつだってそうだ。
そうやって踏み出せずに、想いを燻ぶらせていたから怪物に目を付けられて……」
「また貴方にばかり、苦痛や悲しみを強いている……」
シルヴィア
「……それは違う。私だって……キミがいなくなってしまってから、
ようやく、この想いを口にすべきだったのだと気がついた……
全て、終わってしまってから…」
「だから、今度こそ…後悔したくはないんだ」
「叶わなくたって…願い続けるよ。
他のどんな願いよりも、つよく。
またキミに……会いたい。この夢が終わってしまっても」
セリオ
「……ええ、共に……共に居られることが許されるその日まで……」
「シルヴィア、貴方に会えるその日まで。
私は水底で貴方を待ちましょう」
「貴方の事だけを想い……貴方の事だけを、夢見て」
シルヴィア
「ああ、……私はずっとずっと、キミを愛してる。
キミがいやだと言っても……もうやめてくれと言ったって」
セリオ
「……そんな、言うはずがない。
シルヴィアの『永遠の愛』は……私だけのものだ」
KP セリオはジュエリートレーの上の指輪を見つめて、柔らかく微笑んだ。
クピド 「では……『現世で共に在る』ではなく、『未来での再会』を願う、ということでしょうか」
シルヴィア 「……ああ。私は、セリオと必ず、いつか巡り合うために……そう願うよ」
シルヴィア うう…
セリオ
「ええ、私も。
私のままで、シルヴィアと何度でも巡り会い、何度でも彼女を愛するために、そう願います」
シルヴィア
いかないでくれ
……いかないで、そばにいて
クピド 「わかりました」
シルヴィア どんなキミでも 愛してるから
KP
ジュエリートレーの上の指輪を、クピドはゆるりと撫でる。
指輪が一瞬、淡く光輝いたような気がした。
彼女は、微笑んでいた。
それはあたたかな「喜び」の感情だ。
クピド
「ありがとうございます。
あなたたちのおかげで、私も少しだけ『人間』のことを知れたかもしれない」
「本当に、ありがとうございます」
「どうぞ、これをお持ち帰りください。
これからもとこしえに、その絆が続き……再び、巡り会えますように」
KP
そう言って、ジュエリートレーをあなたたちに差し出してくる。
差し出されたジュエリートレーから、セリオが指輪を取る。
そして、シルヴィアさんに微笑みかけた。
セリオ 「シルヴィア、手を」
シルヴィア
「指輪……あ……」
おずおずと左手を差し出す
KP
彼はゆっくりとあなたの左手の薬指に指輪をはめ、口づけを落とす。
サイズはぴったりで、かざしてみれば小さく光る星のような宝石が輝いた。
少し内側にざらつく感覚を覚えるのは、そこに刻印があるからなのだろうか。
そんなことを、考えた。
シルヴィア 「……!」
セリオ 「『永遠の誓い』を……今ここに捧げるよ、シルヴィア」
シルヴィア
「ありがとう……。その誓いを、確かに受け取りました。
貴方のもとにいつかたどり着くまで、忘れない」
「ねえセリオ、キミも左手を」
もう一方の指輪をトレーから受け取りながら。
セリオ
「……はい」
ゆっくりと左手を差し出す。
シルヴィア
手のひらから、今たしかに存在する体温を感じながら、
ゆっくりと彼の指に環を通していく。
ダイヤモンドの輝く彼の手を見つめながら……
彼を真似て彼の手のひらに口づける。
「……永遠の愛を貴方に。
この身が、この魂が尽きてなくなろうとも」
セリオ 「ああ。……私の魂は、貴方の手の中に」
KP そう言って、愛おしそうに彼は笑った。
シルヴィア
「……」顔を隠すようにセリオに抱きつく
「………ぅ」
セリオ
「……シルヴィア」
抱き留めて、そっと頭や背中に触れる。
シルヴィア
「……いつかまた……あいしてると言ってくれ。
…好きだって、もうぜったいに離れないって。
そばにいるって…」
「いやだ、キミと離れるなんていやだ….」
セリオ
「私は貴方をずっと愛していたんだ……だから、そんなに心配しないでくれ」
「声が枯れても貴方に愛を囁こう。
ずっと貴方のそばに居ると、今度こそ約束する」
「ずっと……私が愛しているから、」
「……大丈夫だ、シルヴィア」
シルヴィア
「……ああ。
セリオ……私だって愛している」
「……待っていて。少し時間はかかってしまうかも知れないが……必ず会いに行く、それまで…」
セリオ
「……勿論だ、シルヴィア。
どんなに時間が掛かろうと、貴方を待ち続けているよ」
シルヴィア 「……」
シルヴィア
離れがたい
………
セリオ ごもっともだ……
シルヴィア 「……よかった…」
セリオ
「当然だろう? 私は貴方の従者で、友で、家族で……」
「最愛の人だ。
どうか、その事を忘れないで……生きてほしい」
「オルフリードに咲く一輪の花……シルヴィア……
私が生涯かけて、ただ一人、貴方だけを愛したことを……」
シルヴィア
「忘れるなんて、ありえない」
「その言葉は少し、照れくさいが……
生きて……生きて生きて生きて……生き抜いて」
「ただ一人の私の騎士、セリオ……
貴方に見合うような花になってみせるとも」
セリオ
「……ああ、楽しみだな。
そんな貴方を夢見て眠りにつけるなんて」
シルヴィア
「うん、楽しみにしていて。
きっと貴方の驚くような姿で会いに行くから。
それまで、ゆっくり……」
「私が会いに行ったら、すぐに起きてくれよ。
キミは朝が弱いから、心配だな」
セリオ
「……はは、手厳しいな。
これから飽きるほど眠り続けるというのに、寝坊など無様は晒さないさ」
シルヴィア
「冗談さ。キミの寝顔も好きだから……
少しだけなら寝坊も許してあげよう」
セリオ
「再び巡り会えたなら、寝顔だって何だって、いくらでもお見せできるとも。
貴方が望むだけ、全て……」
「しっかり、貴方をお迎えするから。安心してほしい」
シルヴィア 「その言葉が聞けて、一安心……かな?」 少し離れて、しょっぱい頬に口づける。
セリオ 「それなら良かった……」
KP あなたたちのやりとりを見守っていたクピドはゆるやかにお辞儀をすると、店の入り口の扉を開く。
クピド
「名残惜しいでしょうが……おかえりの際は、こちらとなります」
「これからも、あなたたちを絆が繋ぎますように」
シルヴィア
「ああ……ありがとう、クピド」
「……セリオ…」
セリオ
「ありがとうございました、クピドさん」
「ああ、それじゃあ……
行こうか、シルヴィア」
そっと手を差し出す。
シルヴィア
手を……繋ぐ。最後の瞬間まで、セリオのことを感じていられるように。
「うん、……行こう。また、会える日まで」
KP
あなたたちは扉をくぐる。
視界は乳白色に溶けていく。
現実へと、戻る時間だ。
最後に手を繋げば、相手の手にしっかりと指輪があることが確認できた。
シルヴィア かたくかたく、手を握る……見えなくなっても そこにいるんだ
KP それは緩やかに、溶けるような感触でもあった。
セリオ 我が身が消えてしまうまで、しっかりと握り返し続ける。
KP 視界が溶けていく中、最後に一言だけ。
セリオ 「愛してる……またいつか、シルヴィア」
KP そんな声が聞こえたような気がした。
KP
あなたは目を開ける。
星の汽車。水底の渦。硝子の花。
そういったものが眼前に浮かんでは溶け、消えていく。
それはあなたたちが紡いだ絆だ。
それは確かに、そこにあったのだ。
うっすらと消えていく体を見る。
消えない絆の証が、指にはまっていた。
それは白く染まっていく視界の中、きらきらと煌めいていた。
小さな願いが込められただけの指輪だ。
しかしそれは、絆が確かにあったことを証明するものでもあった。
それを考えて。交わした言葉を思い出し。
あなたの意識は、乳白色の中へと溶けていく。
水底へと、おちていく。
シルヴィア
「ああ、またいつか、セリオ。愛しているよ……いつだって」
この声がもう聞こえていなくたって
KP
【そして現実へ】
目を開けば、そこは「プットの弓矢」の前だ。
シルヴィア うう……いなくなってしまった
KP
あなたの横に、セリオはいない。
しかしそれでも。
あなたたちの絆の証は、確かにその指にあった。
彼はどこにも存在していない。
しかし、それでもあなたは。
あなただけは、覚えている。
肉体が死しても、あなたの記憶の中に彼は生きているということを。
声も、言葉も、顔も。
あなたはもう、忘れることはないと。
そんな確信があった。
シルヴィア
「……セリオ……
とうぜんだ、忘れたりなんかしない……」
「私の大切な人……愛してる…」
KP
夕焼けの光に指輪をかざす。
きらりと星のような宝石が応えるように輝いた、気がした。
セリオ (シルヴィア……シルヴィア=オルフリード……我が愛……いつまでも……)
シルヴィア 星、キミだな……
KP
ひとときの再会を経て、強い絆を確かめ合ったあなたたちは、そのささやかな願いをいずれ必ず叶えることとなるだろう。
交わした誓いを、交わした愛を胸に抱いて。
彼は眠り、あなたは生き続ける。
燦然と輝く星のように。
海に揺蕩う泡沫のように。
凛と咲く花のように。
「拝啓、愛しの『 』へ」 水底の間
【エンドA-3:消えることのない絆】
シナリオクリアです。お疲れさまでした!
シルヴィア
ううう~~~~~~お疲れさまでした…!!
ありがとうございました!
えーん……セリオ……(ぐすぐす…
KP
◆生還報酬
生還 1d6
指輪を作った 1d2
AF:『絆の指輪』
あなたたちの消えない絆の証。
あなたはたとえどんな神話的事象に巻き込まれたとしても、セリオの姿を忘れることはない。
忘却は二度目の死だ。
その二度目の死をあなたがセリオに与えることは決してない。
シルヴィア
1d6+1d2 生還報酬
Cthulhu : (1D6+1D2) > 4[4]+2[2] > 6
system [ シルヴィア ] SAN : 45 → 51
シルヴィア ねがい…だいしょう……(boothに出かけていく音
KP
◆成長
・シルヴィアさん
図書館3
目星6
KP
あっはやい
再会はできるんですけどねえ……
シルヴィア 願うつもりだったが、セリオが嫌がるから…
KP
【エンドA-4:そして結ばれる絆】
◆生還報酬
生還 1d6
指輪を作った 1d2
現世に魂を復活させた:SAN値-1d20
AF:『絆の指輪』
マイナス効果のみ存在するAF。
シルヴィアさんとセリオの両者に適応される。
あなたたちは世界の理を捻じ曲げ、生と死の境界を捻じ曲げた。
この世で再会することはできたが、あなたたちに来世は存在しない。
ロストした場合、あなたたちの体は塵となる。永久ロストという扱いとなる。
また、片方がロストした場合もう片方も即座にロストする。
あなたたちは絆だけではなく生命も共有しているのだ。
※このエンドに行きついた場合、KPはセリオとして作ったキャラクターから、
能力値を2つ引き継いでPCを作成すること。
それはセリオの「転生体」である。彼が前世の記憶を取り戻すことはない。
しかし、シルヴィアさんに対して奇妙ななつかしさを感じているという扱いにすること。
年齢などに関しては自由に決めて良い。
また、セリオの転生者となるPCも、初期SAN値を-1d20すること。
セリオ ぐ……誘導したみたいになってしまったな……
シルヴィア
いや、キミの嫌がることはしたくなかったから…いいんだ、これで……
中の人はちぎれてるが…
セリオ 転生したくなかった……私は私のままでシルヴィアを愛し続けたいんだ……
シルヴィア
ああ、思い出すことはありえないんだな…… 寂しいな……
どちらがいいというのもないが……頑張って生きていくよ
シルヴィア
シルヴィア び、びっくりしすぎて情報タブで喋ってしまった…
193 思わず立ち絵遊びをしてしまう。意味はなくとも…
セリオ スクショを撮っていなかった
シルヴィア
はっ・・・! そうか、では少し戻る…
すっ
セリオ ……ありがとうございます
シルヴィア いや全然! 気にしないでくれ(大丈夫です~!!
KP いや~~~もうKPもセリオもぐらぐらで……どうなることやらと思いましたが……
シルヴィア そ、そうだったのか… ふふふ
193
後半の方は随時刺されて喉から悲鳴あげてましたね…
目元がぱりぱりしてら…
けみかる へへ……心中ですね……(?)
193 これからはずっといっしょだね…(???)
シルヴィア
成長タブ、ありがとうございます!
もう、こうして出かけることがあるのかはわからないが…… 振るぞ!
けみかる 再会したら絶対離れんぞ……という強い意志で……何卒……
シルヴィア
CCB<=75 【図書館】 1/3
Cthulhu : (1D100<=75) > 82 > 失敗
CCB<=75 【図書館】 2/3
Cthulhu : (1D100<=75) > 27 > 成功
CCB<=75 【図書館】 3/3
Cthulhu : (1D100<=75) > 33 > 成功
1d10 図書館成長
Cthulhu : (1D10) > 3
けみかる あとはシルヴィアさんがどうしたいか、ですよね……
シルヴィア
6b100>=77 目星
Cthulhu : (6B100>=77) > 24,43,37,95,47,89 > 成功数2
2d10 目星成長
Cthulhu : (2D10) > 6[1,5] > 6
シルヴィア
生きるぞ! ちゃんと!!
……隙あらば会いにも行くが、意味もなく自死を選んだりはしない!
シルヴィア
図書館 75 → 78
目星 77 → 83
けみかる
とりあえず……「夜を喰んで生きる」……?
いや絶対しなないとは思いますが……ワーッ……
シルヴィア ほほう……この状態の私でも行けるんだな…? 行ってみるか!
けみかる むしろセリオが転生してたら行けないですね……
シルヴィア なるほど、なるほど……
けみかる
あっ、転生しててもワンチャンいけるか……?
んん、でも……どちらにしてもみたいですね……ログ……おねがいします……!
シルヴィア うん、任せてくれ!
193 了解です!
けみかる ありがとうございますっ!
193
転生セリオくん……
会ってみたい……と言ったら怒りそうだなセリオくんが…
全て終わった後だから言えることですが、いやいやしてるセリオくんがとてもかわいかったですね…
けみかる
一応ダイスは振ってはいたんですけど
全体的にセリオよりつよいですね
193
て、てんせいたいのじゅんびが……?
ふぇえ…
どんな姿になっても、セリオくんがセリオくんじゃなくなってもシルヴィアは心の底から愛していたと思いますが……へへ……ひとまずは、待ってておくれって感じですかね…
けみかる
準備……してましたね……
立ち絵はないですがセリオ=サザンリヴァーくんです
193
良かったって気持ちと寂しい~~!! という気持ちが交互に来て涙が
エェン……サザンリヴァー……
南……の…? 川の人に…?(けんさくのうりょくぶそく
けみかる
セリオ=サザンリヴァー 職業:軍人? 年齢:21 性別:男性
STR:15 CON:12 POW:14 DEX:16 APP:10 SIZ:12 INT:18 EDU:15
HP:12 MP:14 アイデア:90 幸運:70 知識:75 SAN:70 ダメージボーナス:1d4
193
しょくぎょう だれのじゅうしゃになるの… あっぐんじん… うう…
DEXがすごい
けみかる じつはDEXが最大値だったのでINTとちゃっかり入れ替えました
193
ひゃわ…… シルヴィアはセリオくんを好きになるだろうが、セリオくんはお相手がいっぱいいそうですな……
もうおいつけない…
けみかる
サザンリヴァー
>南河(中国語)
>プロキオン、ですね……こいぬ座……
193
こいぬ……へへ…きょうだいのような……?
へへへ……
けみかる へへへ……そんな未来もあったかもしれないですね……
セリオ 絶対嫌だ……(嫉
シルヴィア ふふ……大丈夫だよ、セリオ(なでなでなで
セリオ ……む……心配はしていないが……
シルヴィア キミは案外やきもちやきだな……私もだが
セリオ
それは……シルヴィアが魅力的だから……
たとえ貴方がどうとも思わなくとも、貴方に惹かれる人ならばいくらでもいるじゃないか……
シルヴィア
生憎だがキミとキミ以外の人間では比べるべくもないよ。
それほど心底キミに惚れ込んでいる。
それに……キミだって魅力的だ。陽に輝く金の髪も、ルビィのように煌めく赤い瞳も、今回ようやく見せてくれた可愛らしい表情も。
……他の誰にも見られないようにしなくてはね
193
転生エンド監禁ワンチャンだったかもなと思い始めた。
腕力で勝てないが…
セリオ 屋敷の人たちに押さえ込まれれば……?
けみかる ワンチャン……?
193
財力で…? 誘拐事件…… もみ消される…
闇堕ちエンド…
セリオ もし億が一転生したら、軍関係者の陰謀で船から突き落とされて記憶ない(マントに名前が縫ってある)状態で再会……と考えていたので、表舞台から消されても……問題は……
シルヴィア
その状態だったらぎりぎりオルフリードが守れそうだな……?
というかあ、危なすぎる……転生したのに死の危機にひんしている…
セリオ それまでの背景を考えたくなかったんだ……シルヴィアのいない「セリオ」の人生なんて……
シルヴィア
それは……うん、ふふふ。
そう言ってくれて嬉しいよ。私もキミがいない人生のことなんて……本当は考えたくないからね
セリオ
そう、だよな……。
……また、会いに来てほしい。
長く生きてはほしいが……
ずっと考えが矛盾している……
シルヴィア
……そういうものだ。(中の人もそうだよ)
キミが呼んでくれるなら、その時は喜んで会いに行くよ。
キミと行けそうな場所を見つけたら、それでもまた会いに行くし
セリオ 私も……待つばかりでなく、水底から脱け出すすべが無いか模索してみるよ
シルヴィア ……!! それなら、まだまだ冒険できそうだな
セリオ
ああ。その時は……
花園の私たちにも負けないほど、愛を育むとしよう。
けみかる
では……気持ちが落ち着いたらクワイエットへ……?
(KPが落ち着かなさそう)
193
気持ちが落ち着いたら…ww
了解です! 向こうも準備はオッケー! です!
確かに情緒がやわやわな状態なのでヤバそうではあります… ふふふ
では本日まで、ありがとうございました……!
けみかる
はい、こちらこそ、二画面進行という初の試みにお付き合いくださってありがとうございました!
いっぱい感情動かされました……へへ……
こちらは一旦〆ますね!
お疲れさまでした。
193 はい! お疲れさまでした!
シルヴィア
私達には私達の愛の形がある。
それを証明し続けていけたらいいね。では、またいつか!
セリオ
ああ、またいつか必ず。
おやすみなさい、シルヴィア。