193 お疲れさまですこんばんは!
けみかる
こんにちは、おつかれさまです!
こんばん……??
193 こんにちはでしたね…
けみかる んふふ お昼卓久々だから……
193
へっへっへ… そうなんですよ……
とってもひさしぶり! やった~!
けみかる
やった~~~!!
シナリオも遊ぶのも、とっても楽しみにしてました!
193
わ~~! 嬉しいです!!
やったやった! 私も楽しみにしてました!! がんばるぞう!
それではゆるゆると始めてまいりますね!
けみかる はい! よろしくお願いいたします!
193 よろしくお願いいたします!
KP
CoCシナリオ
【原罪の国】
只今より
KP:藺草 KPC:シルヴィア
PL:けみかえるさん PC:セリオくん
で始めてまいります。
よろしくおねがいします。
セリオ よろしくお願いします。
シルヴィア よろしくおねがいします。
KP
けみかる おお……!
KP
ここは「EDEN」に統制された国家「Δ( デルタ )」国民の意思と思想が統一された完成された国だ。
あなたはこのΔで生まれ育った存在だ。
Δに生まれた人間は生を授かると同時に自分たちを監視する存在である「天使」と共に暮らすこととなる。
天使は常にあなたと共に居て、家族、兄弟、従者のように振舞っているが、常にあなたたちを監視している。
この国では EDEN に反する思想は悪とされ、違反点が一定を超えると悪魔の烙印を押される。
悪魔の烙印を押されたものは 2 度と地上には帰れない。
――が、あなたにこのようなことは関係ない。
あなたは今までも、これからも、シルヴィアやひいてやEDENの導きのままに、正しい道を歩んでいくのだから。
羽ばたきの音が聞こえて、あなたは薄っすらと瞳を開けた。
開かれた窓のカーテンからは光が差し込んできている。
あなたがそちらを見上げるならば、大きな羽を背に生やした――天使がタッセルを手に持って、風に揺らめくカーテンを留めているところだった。
天使は視線に気がつくと表情を緩めて、あなたに向き直った。
シルヴィア
「おはよう――セリオ。
今朝の体調は問題ないだろうか?」
セリオ
「ん……おはよう、シルヴィア姉さん。
そうだな……いたって健康だ」
シルヴィア
しるゔぃあねえさん…!?
びっくりした… なるほどな…
シルヴィア 「それはよかった」
セリオ
家族……みたいなものだと聞いたものだから。
だいぶ性格が違うと思うぞ。
KP
あなたはΔに暮らす一般市民だ。
一般的なΔ人には、それぞれ生まれたときから天使がそばにいる。
あなたの天使は『シルヴィア』という名前だった。
その存在は貴方にとって姉のような存在だった。
シルヴィア 「今日の分の「アダム」だ。水も持ってきたぞ」
KP 天使がいつものようにあなたに錠剤「アダム」を手渡してくる。
セリオ
「ありがとう。相変わらず用意がいいな……」
まだ少し眠たそうにしつつ、慣れた動作で服用しよう。
シルヴィア 「万が一にでも飲み忘れるといけないからな」
KP セリオさんがアダムを服用するのを見守りながら、天使は本日のスケジュールを読み上げ始める。
シルヴィア
「ID:177705、セリオ」
「本日は 7:00 までに朝食、8:00 からは会社へ。
職務を終え15:00 になれば買い物に向かう。
17:00 に帰宅、18:00 に夕食、20:00 まで私が本日の行動を報告している間は休憩、自由時間だ。
20:00より勉学、21:00から祈りの時間。その後 22:00に就寝」
KP
シルヴィアが告げたスケジュールは、あなたの平日の平均的なそれだ。
シルヴィアは続けて
セリオ いつも通りだな。
シルヴィア
「それから、食材の購入券が配布されたぞ。
これもお前の普段の良き行いが招いた幸福だろう」
KP
どうやら今夜は好きなものがあなたの好きな物を食べられるらしい。
今は6:00を少し過ぎた頃で、家の中にはすでに香ばしいパンの匂いが漂ってきていた。
あなたはそのまま、朝食をとることだろう。
あなたが椅子に座ると、あなたの前にはパンと、目玉焼き、緑の野菜のサラダ、それからスープが置かれた。
その向かい側にも、量は少ないが同じように食事が置かれている。
すこしすると、椅子を引いてシルヴィアが向かい側に座った。
シルヴィア
「待たせたな」
「そろそろ目は覚めたか?」
セリオ 「問題はない。顔を洗ったらいくらか目も覚めた」
シルヴィア 「よろしい。朝ごはんは食べられそうだな」
セリオ 「ああ。いただくよ」
シルヴィア 「よし、それでは今日もEDENの恵みに感謝していただこう」
セリオ 「EDENの恵みに、日々の糧に感謝を」
KP
かちゃかちゃと食器の音が響くだろう。
シルヴィアは貴方が食事を始めたのを見ると、自分もパンを一つ手に取り、少しちぎって口に運び始める。
シルヴィア
「……ああ、今日もよい焼き加減だ。
朝早くにわざわざ届けてもらった甲斐がある」
KP
――天使は食事を必要としていない。
にもかかわらず、こうして食事をとっているのは、貴方のたっての希望があったからにほからない。
セリオ
「ああ。美味しい。
いつも有り難いことだ」
少しずつ口に運びつつ、頬を緩ませる。
シルヴィア かわいいな…(しみじみ
セリオ 俺にとってはごく当たり前の事だが、この距離感と空気感は新鮮だな、と中の人が言っている。
シルヴィア
ふふ……
そうだな、新鮮すぎて戸惑っている…… ゆっくりなれていこう…
シルヴィア
「キミが食事を楽しめるように
明日も頼まなければ」
「そうだ、もし量が多ければ残しても構わないが……まんべんなく食べるんだぞ」
ちょっとだけ親のようなことを言う…
セリオ
「俺も大人だぞ。分かっているよ」
「……姉さんが気に掛けてくれるのに、いつまでも甘えているのは確かだが」
シルヴィア
「ふふ、そうか? ……そういえば22歳になったのだったな。
いつまでも小さいキミのイメージが抜けなくてな」
「ああでも、昔よりもずうっとたくさん食べられるようになったな。
えらいぞ」
セリオ
「ほら、また子ども扱いして……」
「ふふ、なんてな。ありがとう。
シルヴィア姉さんがいつも一緒に食べてくれているからこそだ。忘れずに、しっかり食事を摂れる」
シルヴィア
「まさかとは思ったが……共に食事を摂ることであんなに効果があるとはな。
もっと早く一緒に食べておくべきだったと後悔しているよ」
「それに、天使としては必要のない食事だが……こうして美味しいものを美味しいと感じられるのは喜ばしいことだ」
セリオ
「ああ……試行錯誤の繰り返しだったな。俺もここまでとは思っていなかったんだ。
元から少食なのだとばかり、自分でも思っていたから」
「シルヴィア姉さんにとっても良いものであるなら、何よりだ」
シルヴィア 「ああ、とてもよいものだ」
シルヴィア いっそう、キミに美味しいものを食べさせてあげる約にも立つしな。
KP
会話をしながらも食事を終えると、シルヴィアはふとテレビに視線を向けた。
テレビではいつもこの時間になるとΔ公共放送から最新のニュースが届く。
テレビ
「明日は EDEN 様の統治 1000 年記念日となります」
「明日は EDEN 様のご意向で、Δを支えてきた国民たち全員に交換券の配布を行います」
「また、聖堂では EDEN 様に捧げる賛美歌を歌うなど、いくつかの催し物を開催いたします────」
KP
普段通りの平和な放送。
このテレビが何かの事故や事件を報道することはほとんどない。
Δが平和である証拠だ。
……明日はちょっとだけ特別なようだが。
じっとテレビを見ていたシルヴィアは、あなたに
シルヴィア 「明日は、いつもとは少し違う催しがあるようだが、スケジュールの変更はあるだろうか?」
KP あなたは明日のスケジュールは今日とほぼ同じだが、15:00~17:00 の間はまだ決めていないことを思い出すだろう。
セリオ
「明日は確か……」
思案してスケジュールを思い浮かべる
「7:00 までに朝食、8:00 からは会社へ。
職務を終え、15:00~17:00 の間のスケジュールが決定していなかったな」
シルヴィア
「ああ、そうだ。
今日であれば買い物をしているはずの時間だが……」
「そうだな、帰りに少し1000年記念日の催しを見ていくのもいいんじゃないか?」
セリオ
「なるほど……そうだな。またとない節目、記念の日だ。
帰宅前に顔を出してみよう」
シルヴィア 「了解した。もし他にも変更したい予定があれば、今日中に伝えてくれればいい」
セリオ 「承知した。検討し、変更があれば伝えよう」
シルヴィア 「よし。……そろそろ会社へいく時間だな」時計を見上げながら
セリオ
「ああ……ご馳走様でした。
それでは、労働へ向かうとしよう」
シルヴィア 「では出発だ」
KP
支度ができたならば、仕事へ向かうことになる。
Δの主な交通手段は聖船で、もちろんセリオさんも一台所有している。
これはEDENより一人一台配給されているものだ。
Δ中枢部からのエネルギーによって稼働しており、その聖船に登録されている人が乗ればほとんど操作しなくても航行する。
シルヴィア
「忘れ物はないか?
聖船の操縦には気をつけるんだぞ。まあ…落ちたとしても私がいるから問題ないが」
セリオ
「持ち物は確認した。抜かりはない。
操縦にも問題は無いだろう。頭も回っているよ」
シルヴィア
「よしよし、さすがセリオだ。
それでは出かけよう」
KP
セリオさんが聖船に乗れば、シルヴィアは大きな羽を広げすぐ後ろを飛行してついてくる。
それでは、Δでの優雅な一日をおくるとしよう。
【8:00 会社】
こんこん、かんかん、と槌をふるう音が聞こえてくる。
あなたがはたらいているのは、都市Δの主要な交通手段に使われる聖船の造船所だ。
かつてはあなたも槌を振るう作業を行っていたが、今は出世して船を設計する作業に従事している。
同僚1
「おはよう。セリオ、今日も時間通りのようだな。
多くの同僚たちがそうだが…」
セリオ !?? ふふ……
193 ふふ……
同僚2
「遅れるなんてめったにありませんよ!
なんてったって僕たちには天使様がついてますからね」
193 立ち絵のサイズがガバついている
セリオ オ……オト…………ニチ…………
同僚2
ニチカと…? おとつぐさんはちょっとだけそぐわないかな…?
ドラ…?
セリオ
「おはようございます。
ええ、今日も完璧なスケジュールです」
同僚1 ドラ…?
セリオ ドラさん……ふふ……
同僚2 「ですよね! 僕もイチくんに組み立ててもらった完璧なスケジュールで働くよ!」
KP
同僚たちとちょっとした会話を交わしたところで、あなたのもとにタスクが舞い込んでくる。
本日のお仕事は、次の年に生まれるΔ人に贈る聖船の設計図を作ることだ。
それではここで製作<聖船>をどうぞ。
セリオ CCB<=80 【制作(聖船)】 (1D100<=80) > 100 > 致命的失敗
KP !?
セリオ wwww
シルヴィア ??? 驚いてしまった……
セリオ とてもおどろいた
KP
では……あなたの設計作業は難航した。何を考えてもすでに同じようなデザインの船があるような気がしてならない。
あるいは決定的な何かが間違っているような気さえしてくる。
セリオ
「む……ううん……」
「違う……こうじゃない……。
しかし何が違うのか、それが分からない……」
KP
そして貴方は、ならば見たことや聞いたことのない機能をつければよいのでは?
と考える。それは船の安全設計を大きく崩すものだ。
はっとして我に返るだろう。自分は何を考えていた……?
Δの平和を崩しうる代物なのでは……
さ、SAN-1…?
シルヴィア どういう処理だ
system [ セリオ ] SAN : 75 → 74
セリオ
「……だめだ。これでは安全面に問題が発生する。
そもそも生まれたての子にあてがう物として、全く相応しくない……」
KP 貴方が机の前で悩んでいると、上階のガラス越しにあなたのようすをみていたシルヴィアが心配そうな顔をしているのがみえるだろう。
シルヴィア 「………」
セリオ
「…………」
顔を上げて、力なく、にこ……
シルヴィア
「………」
(が)
(ん)
(ば)
(れ)
けみかる かわいい(かわいい)
KP などと口をパクパクさせて何かを伝えてこようとするだろう。
セリオ CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 6 > スペシャル
193
えっ…! へへ… やったー!
顔のラインナップ見てできるでは…? と思い…(?)
セリオ
「……!」
「…………」
表情をほどけさせて、大きく頷く
シルヴィア 「……」その調子だ、と言いたげに柔らかく微笑む。
KP
うまく行かなかったものは仕方ない。
あなたは気分を切り替えて、別の作業にかかるだろう。
今度は出来上がった聖船の試運転だ。
この船の製作にはあなたも一枚噛んでいた。出来はどうだろうか?
操縦<聖船>をどうぞ。
セリオ CCB<=81 【操縦(聖船)】 (1D100<=81) > 80 > 成功
シルヴィア えらい!!
セリオ
なんでこう ぎりぎりを……
裏で振った、姉さんの口の動きを読めるかの【アイデア】はスペシャルだったのにな……
シルヴィア !?? そんなダイスを振っていたのか…
KP
あなたは華麗に聖船を操った。
同じように試運転を行っている同僚たちの中でも、飛び抜けてあなたの運転技術は素晴らしかった。
セリオ
思考段階だと、あれこれと案が浮かび過ぎてドツボにはまるタイプなのかもしれない。
案が固まってきてから精査したり、こうして手を動かしている方が向いている。
……のだと思う。
シルヴィア
ふふ……なるほどな。
ならばこの試運転作業がいい脳の刺激になるかもしれないな。
セリオ (これは、……ああ、中々良い出来だ)
KP
また、上階を見上げたばあいはシルヴィアが嬉しそうに得意げな笑みを浮かべている。
近くにいる同じ天使の一人に、貴方のことを話しているようだ。
けみかる かわいい (かわいいカウント2)
シルヴィア えっ!?
セリオ
「…………」
ちら、と様子をうかがって、すぐに視線を戻しつつも、表情は喜びを噛みしめている。
けみかる 俺オに代わって煩悩担当になります
193
え!?? セリオくんもかわいいですが?
うわーーーっ ギュッ……
俺オ… オレオ…
けみかる オレオ……名前の趣が全然違ってきますね
KP
ではあなたは、貴方が手掛けた聖船がうまく動作したことか、あるいは貴方の天使が喜んでくれたことにか、心を浮き立たせながら聖船をドックへ戻そうとあるき始める。
<聞き耳>をどうぞ。
セリオ CCB<=60 【聞き耳】 (1D100<=60) > 97 > 致命的失敗
KP ?!????
セリオ ?????
シルヴィア に、にこ~…っとしてるな…
セリオ にこ~~~(なにもきこえない)
けみかる その背中の羽は体を浮かさない代わりに色々浮かせてるのか????
KP
では道中で同僚二人が何か話しているのが聞こえるが、詳細はわからない。
あなたはその話に耳を傾けようとしたのだろう、すると――
同僚2 「わっ、わ~~っ! 避けて避けて!」
セリオ 「……?」
KP
同僚の一人が操っていた聖船の試作機が、何の間違いか貴方に迫ってくる!
<回避>をどうぞ。
セリオ CCB<=22 【回避】 (1D100<=22) > 26 > 失敗
193 し、しんらつ… あーーっ!! あーっ!!! おしい!!!
セリオ おしい
セリオ 「あっ……!?」
KP
では同僚が操る船体が眼前に迫る。
せめて衝撃に備えようと目をぐっと閉じた――
ところで、ばさり、と大きな羽ばたきの音が聞こえた。
不意に腕を体ごと強く引かれて、あなたの体はふわりと浮いた。
イチハ
ニチカ~~~! セリオくん~!
あっ
シルヴィア 「――大丈夫か? セリオ」
KP シルヴィアの声がごく近くから聞こえるだろう。
セリオ
「ね……さん……」
「助かった、……」
シルヴィア
「ああ。急に聖船が暴走したようだな。間に合ってよかった……
どこも怪我はないな?」
KP まもなくあなたは床に足をつけるだろう。
セリオ 「ああ、大丈夫だ。本当にありがとう」
シルヴィア
「キミが怪我をしないように、善く行きていけるように守るのが私の役目だからな。
本当によかった」
「そうだ、あちらは無事だろうか?」
セリオ
「ああ、試作機と操縦していた人は……。
おーい、こちらは問題なかったが、大丈夫か!」 同僚に向かって
KP
あなたと天使が気を向けると同時に、遠くのほうでガシャン、とひどい音がした。
別の羽ばたきの音がする。
見てみれば同僚の方も、同じく天使に助けられたのだと察することが出来るだろう。怪我もなさそうだ。
イチハ ふう~間一髪! 危なかったねえ
同僚2
「あっ、だ、だいじょーぶです~!!
ごめんなさーい、お怪我がなくてよかったです~!!」
瓜二つの顔の天使に抱きかかえられながらぶんぶん手を振っている。
同僚2
うん……! すっごく助かっちゃった!!
イチくんがいなかったら今頃…… もっと運転うまくならなくっちゃ…
シルヴィア 「……大丈夫そうだな」
けみかる
セリオのせいでニチカちゃんに恥を……
ゆるさん…………
同僚2
ふふふ……
大丈夫だよ! ぜーんぜんだいじょうぶ!
強いて言うならこういうイベントにしたKPがわるいよ!
セリオ
「ああ、良かった……」
ひら、と手を振り返しておこう
KP
ちょっとした事故が起きたために、周囲はザワザワとしているが、程なく騒ぎも収まるだろう。
それでは……<目星>をどうぞ。
イチハ 私がかっこよくニチカを助けられたなら、イベント自体はわるくないよ~~~!
セリオ CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 15 > スペシャル
KP とても数値がいい
セリオ 今のところ、ファンブルかギリギリかスペシャルか……みたいな出目……
けみかる 心が穏やかなだけ出目が荒れるようになってるのか?
KP
では事故が起きるまえ、噂話をしていた同僚が目に入る。
立ち去ろうとしているようだ。
シルヴィア 心情が反比例するようにダイスに反映される…?
同僚3
「ああ……驚いたわね。
そろそろ休憩だし、中に戻りましょうか」
セリオ わ……
セリオ
「なあ、何の話をしていたんですか? 俺も混ぜてくださいよ」
軽い口調で話しかける……?
同僚1 「セリオか。……む、いや……」ちょっといいづらそうな顔をしている。
KP
あまり公には話したくない内容のようだ。
<説得 / 信用 / いいくるめ / APP*5>などが振れます。
けみかる この職場顔がいい人しかおらん
セリオ
この俺は【言いくるめ】があまり高くない……
が、試しに振ってみよう。
CCB<=40 【言いくるめ】 (1D100<=40) > 43 > 失敗
193 出目がおしいんじゃあ…
セリオ んん、惜しい……APPだったら成功していた……
セリオ CCB<=15 【説得】 (1D100<=15) > 7 > 成功
193
いろいろ振ります…?
ぎ… ぎのうせいちょうちゃれんじ… !!!!!!!!!!!!!
セリオ ??????
シルヴィア とても偉いぞ!
KP では説得RPをどうぞ…!
セリオ
「ああ……そういう。俺は秘密は守る男ですよ」
「意識をそちらへ持って行かれて、先程の聖船を避けられなくなるくらい気になっていたんです。
良ければ聞かせていただけませんか?」
同僚3 ふふふ……そんなに…
セリオ ……これは言いくるめじゃないか……?
同僚3 「んー……まあそうね。セリオくんなら大丈夫……かしら?」同僚1に視線を向ける
同僚1
「秘密は守れるだろうが……。いや、いいか。
知りたいなら教えてやろう。とはいえお前ももう知っているんじゃないか?」
193 ふふ… 暗に”あなた方のおかげで事故りかけたんですよ”と…ふふ…
セリオ 説得(脅迫)
同僚1
「俺たちの上司の話だ。製作部の…名はなんと言ったか。
イオリだったか?」
「最近あの上司が悪魔になったらしい」
セリオ イオリさん…………!!
セリオ choice[知ってた,初耳] (choice[知ってた,初耳]) > 知ってた
193 軽い感覚で悪魔扱いされるイオリ
セリオ 「ああ、イオリさんが。そうでしたね……」
同僚3
「あら、知ってたの? あんなに成績優秀だったのにねえ?
出張で居ないって聞いてたんだけど」
セリオ 一瞬文脈を読み間違えた イオリさんが悪魔に…………ひぇ……
193 ふふ…
同僚1 「どうやら……突然自宅で拘束されたらしい」
セリオ
「なるほど……混乱を避ける為にすぐには公にされないのでしょうかね……?
違反点か……。一体何をされたのやら……」
同僚3
「うーん、そこはわからないわね……
…危険な思想でも抱いてたのかしらねえ…」
KP 同僚たちから得られる情報はこんな感じです。
セリオ
「身近な人で悪魔になる人が出るとは……残念ですね」
了解です。
KP
他の同僚に話を聞こうとした場合は、話題を変えたり仕事を押し付けてきたりするでしょう。
何れにせよ、あなたは終業時間まで仕事をして過ごした。
【15:00 終業後】
あなたの職場の時計がポーンと終業を告げた。
それを聞いた同僚たちと、その天使は各々帰途につく。
あなたとあなたの天使、シルヴィアもそうだろう。
シルヴィア
「おつかれさま、セリオ。今日も良い働きができたか?」
貴方を階下に迎えにしたシルヴィアがニコニコしながら尋ねてくるだろう。
シルヴィア 全部見てたのに聞くのか…
セリオ
CCB<=80 【制作(聖船)】 (1D100<=80) > 89 > 失敗
??? 駄目かもしれない
CCB<=81 【操縦(聖船)】 (1D100<=81) > 23 > 成功
セリオ
「お疲れ様。午前中はどうなる事かと思ったが、あれからは……」
「……まあ、そうだな。捗ったといえばそうなのだろう。
試作機を運転している時間が長かった。適材適所、というものだな」
セリオ (製作にまた失敗し、操縦に成功した顔をしている)
シルヴィア
「ふふ、午後の運転は素晴らしかったな。
製図の方も今日はきっと調子が悪かっただけだ」
シルヴィア !?? なんと…
シルヴィア 「明日はきっと今日よりも良い成果が出せるはずだ」
セリオ
「ああ。伸びしろがある……という事だろう。
俺のペースでやっていくよ」
シルヴィア
「それがいい」
「……では予定通り、食材の買い物に行こうか?」
セリオ 「そうしよう。完璧に、スケジュール通りだ」
シルヴィア
「ああ、もちろん。
私がいるからにはな」
KP
では貴方は聖船に乗って、天使はその後ろについてスーパーへと向かう。
あなたたちがよく向かうスーパーには、何でも揃っている。
野菜や果物、魚や肉なども並べられているようだ。
シルヴィア このスーパーという記述がちょっと慣れない ふふ…
シルヴィア
「夕食は何が食べたいか考えたか?
キミの好きなものを作ってやれるぞ」
セリオ choice[バター,ハーブ,バルサミコ] (choice[バター,ハーブ,バルサミコ]) > バルサミコ
シルヴィア バルサミコ…!? 酢…!?
セリオ
「ブリのバルサミコソース焼き……」
「俺の好物を」
セリオ
味付けを考えていたんだ。
ブリも結構洋風のバリエーションがあるんだな……。
シルヴィア
「なるほど? いつものやつだな。
任せろ」
「さて、魚はあちらだったか。
いいものがあるといいが…… バルサミコ酢は家にまだあったな」
シルヴィア おいしそうだな…… ワインにあうらしいが……お酒という概念はあるのかこの世界は…
セリオ 「新鮮なブリが揚がっているだろうか」
セリオ 思想違反では無さそうだが、何処へ行くにも聖船を利用するなら専ら家で嗜むものだろうな
シルヴィア
「漁師の腕に期待だな。どれ……」
sCCB<=75 幸運 (1D100<=75) > 92 > 失敗
「……む…?」首を傾げている…
KP セリオさんは<幸運>をどうぞ。
セリオ
「……シルヴィア姉さん?」
CCB<=75 【幸運】 (1D100<=75) > 55 > 成功
KP
やった~!
ではシルヴィアがお魚コーナーをみてうんうん唸ってるのを覗き込むと、少しはなれたところに”新鮮揚げたて! ブリ!”と書かれているポップがあることに気がつく。
シルヴィア 「いつもはこのあたりにブリがあるはずだが……」
セリオ
「……あ、シルヴィア姉さん、こっちだ。
今日は大漁だったみたいで配置が換わっているな」
ちょいちょい、と袖を引く。
シルヴィア 「え?」
セリオ
「新鮮、揚げたて」
パックを持ち上げて、にへ……
シルヴィア
「な、なんだ、そうだったのか……。
ほっとしたぞ……。せっかくのいい日が台無しになるところだった…」
「ふふ…… 嬉しそうだな、セリオ」
シルヴィア かわいい……(心臓を抑えながら
セリオ 「ああ、見つけられて良かった」
シルヴィア
「さすが私のセリオだな。
ではそれを買おう。氷も用意しなければ」
セリオ
珍しく慌てている姉さんもかわいい
……??? 誰の思想だ……?
シルヴィア
「ああいや、野菜や調味料もあったな。
こっちだこっちだ…」
シルヴィア 異世界からの電波が…
セリオ 「メモを確認……。これで漏れはないはずだ」
シルヴィア 「そうか。食材購入パスも忘れずに持ってきたぞ」
KP
あなたがたは一通り、食材を選び終えると、それを購入用の機械へと通していく。
最後にシルヴィアが食材購入パスを読み込ませる。
シルヴィア
「これで購入完了だな。
さて、腐らせないうちにかえろうじゃないか」
セリオ 「ああ。焦らず、しかし迅速に」
シルヴィア
「どうした? 楽しみで仕方ないのか?」
ふふ……そうだな、早く帰ろう」
KP
といって食材を手にしたシルヴィアとともに、あなたはスーパーの外に出る。
<目星>が振れます。
セリオ CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 26 > 成功
KP
<目星情報>
近くの物陰に人がいた気がする。
しかし、すぐに気配は消えてしまった。いったい何だろう?
セリオ
「? 今誰か……。……???」
少し辺りを見渡した後、首を捻りながら愛船の元へ
シルヴィア 「……どうかしたのか?」
セリオ
「いや……誰か居た気がしてな。
しかしすぐに消えてしまった」
「よく分からないな……きっと考えても仕方の無い事だ。
帰ろう、シルヴィア姉さん」
シルヴィア
「……そうか。
ああ、そうしよう」
KP
あなたがたは何事もなく、自宅へと帰っていく。
【18:00 帰宅】
帰宅して食材を冷蔵庫にしまうと、天使が台所に立つ。
シルヴィア
「では今から夕食を作る。
座ってゆっくりしているといい」
セリオ 「ありがとう。何か手伝う事があればいつでも言ってくれ」
シルヴィア
「うん……?
そうだな、野菜でも一緒に切るか?」
セリオ 「ああ、手伝うよ」
KP 野菜を切る場合は<ナイフ>+<DEX*3>でうまく切ることが出来るでしょう。
セリオ CCB<=(25+33) 【野菜を切る(ナイフ+DEX*3)】 (1D100<=58) > 10 > スペシャル
シルヴィア すごいな… 初期値でも成功じゃないか…?
セリオ
手伝いはよくしているのかもしれないな。
シルヴィア姉さんと一緒に台所へ立つのが、きっと好きだ。
うれしい……(ぽわぽわ)
KP ではあなたは天使の隣で、包丁をうまく扱ってホウレンソウやトマトやレタス、キュウリなどの野菜を指示通りに切っていく。
シルヴィア ふふ…… 私もキミと料理をする時間は楽しいよ。
シルヴィア
「うん、うまく切れているな。
トマトやレタスは皿に盛り付けて……ホウレンソウはこっちに持ってきてくれ」
セリオ
「ああ、こうして、と……。どうぞ」
言われた通りに盛り付け、ホウレンソウを持って行く。
シルヴィア
「ありがとう。よし、これで後は魚だけだ。
お疲れ様、セリオ。後は出来上がるまで自由時間だ」
セリオ 「どういたしまして。では、少し休んでこよう」
KP
あなたがリビングでゆったりしているあいだ、ことこと、じゅうじゅうと調理の音が聞こえてくる。
その音や匂いは、あなたにひどく馴染みのあるものだろう。
しばらくすれば夕食が運ばれてくる。
それはあなたが善い行いをした日、あるいはあなたが元気のない日などに、天使が決まって作る料理である。
ホウレンソウが添えられた芳しい香りのブリのバルサミコソース焼きと、トマトと、レタス、パプリカ等々と彩りよく飾り付けられた野菜のサラダ。
赤野菜と葉物野菜、ベーコンを入れてじっくり煮込んだスープと、専用の紙で包んでふかしておいた芋も。
けみかる やった!! 飯テロだ!!!
KP
ここにはないがデザートもあるのだという。
どれも作りたてで、温かいコンソメと芳醇なソースの香りがあなたの鼻をくすぐった。
193 やった~! おなかがすきました……(おろか
セリオ 「ああ……いい匂い。美味しそうだ……」
けみかる 飯テロは常にブーメランとのたたかい……
シルヴィア
「うん、今までで一番良くできたぞ。
キミが手伝ってくれたおかげだな」
いつも決まってこのように言う。
セリオ
「ふふ。それを言うなら、シルヴィア姉さんの腕前があってこそだろう」
何百回と繰り返したであろうやり取りを、飽きるでもなく反芻する。
シルヴィア 「私の腕はセリオにおいしいごはんを食べさせるための腕だからな」
KP 言いながら、貴方の向かい側にまた、少量の食事が並べられる。
セリオ
「ああ。お陰様で健やかに大きく育つことができた。
EDEN様のお導きに、改めて感謝だな」
シルヴィア
どうして少量なのかと言うと、おそらくだが食事券は一人分の量しか買えないのではないかな…と思っている。
ご飯を食べるのは美味しくて好きだが、私が大量に食べる必要はないしな
シルヴィア
「ああ、本当に大きくなった。
もしかして私よりも大きいんじゃないか?」
セリオ
「どうだろうな。
それでも俺を日中みたく抱えられる姉さんは……力持ちだな」
「では……温かい内にいただこう。
EDENの恵みに、日々の糧に感謝を。いただきます」
シルヴィア
「私は天使だからな。キミを持ち上げるくらいは朝飯前だとも」
「ああ、早速食べよう。今日もEDEN様のお恵みに感謝を」
KP
シルヴィアは貴方が食事を摂るさまをじっと見ているだろう。
しばらくすると自分も口に運び始める。
セリオ
「……おいしい。とても美味しいよ。
新鮮で臭みもなくて……俺の大好きないつもの味だ」
少量口にしているシルヴィア姉さんを、自分もまた見遣りながら
シルヴィア
「ああ、よかった。キミが今日、よいブリを見つけてくれたおかげだろうな」
視線に気がついて微笑んでいる。
KP
正面はカリッと、中はふんわりと焼けたブリは、バルサミコソースと合わせて食べることでよりその旨味を感じられることだろう。
付け合せのホウレンソウはほのかに塩の味がする。ソースにつけて口に運べば、豊かな味が口に広がっていく。
しばらく食事をとっていると、テレビからはニュースが流れてくる。
「明日の EDEN 様の統治 1000 年記念日に合わせた催しは…」
会話をしながら食べ進めているとあっという間に夕食を食べ終えた。
あるいは、貴方の好物ばかりだったためか、またたく間に貴方の目の前の皿は空っぽになってしまったのかもしれない。
食事の後片付けをしたあと、これから20時まで天使であるシルヴィアは一日の報告作業に入る。
報告と言っても、端末を介して EDEN へ一日の記録をデータ送信するというものらしい。
シルヴィア 「私が報告している間、危ないことをするなよ」
セリオ choice[危なっかしい事をしていた,そんな事したことない] (choice[危なっかしい事をしていた,そんな事したことない]) > 危なっかしい事をしていた
セリオ 「ああ、気を付ける」
セリオ 危なっかしい事をしていた事があるらしい……(ちょいす)
シルヴィア 「冗談だよ。ゆっくり過ごしておいで」
シルヴィア え!? そうだったのか…
KP
報告の間シルヴィアは目を閉じ、まるで眠っているかのように佇んでいる。
時間にして 10 分程度、ただしその間シルヴィアから一定以上距離を置くと違反点が加算される仕組みだ。
天使が眠りにつく。数少ない「一人」の時間にあなたは一息つくかもしれない。
セリオ
たぶんぽやっとしていたこの10分間に、何かしてたのかもしれないな……
持ってたケチャップをぶちまけるとか……(??)
シルヴィア それはそれは… 色々と想像してしまって肝が冷えるな…
セリオ
「さて……」
といっても俺は俺の趣味がよく分かっていない。
海の本でも読むか……。
KP
では、貴方が海について書かれた本を手に取ろうとしたところで――
突如、バサリ、という羽搏きの音が聞こえた。
<聞き耳>をどうぞ。
セリオ CCB<=60 【聞き耳】 (1D100<=60) > 70 > 失敗
KP のわ… 惜しい!
セリオ 耳はあまりよくない……?(ぽや
KP では、どこからその音がしたのかわからない。
セリオ
「何だ……?」
不安そうにあたりを見渡している。
KP
貴方がよく知る翼を持つ天使は、今は目を閉じているようです。
<アイデア>をどうぞ。
セリオ CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 26 > 成功
セリオ
他の天使であっても、いつも他の人間の監視をして……
誰か来たのか……? いや……
KP
シルヴィアでないなら、この自宅に他に大きな羽ばたきの音をさせるものはいない。
この音は外からしたのではないか? と思うだろう。
セリオ
窓か玄関……?
スケジュールには無いが、来客だろうか。
外を見る……?
KP
では、あなたは外の様子をうかがうだろう。
玄関先には特に何もいないようだ。
では窓の方だろうか? とあなたが訝しく思い、窓を開けると突如、開いた窓から何かが高速で入り込んできた。
セリオ 「……!!」
KP
転がり込んできたのは、ボロボロになった羽根から血を流している天使のようだった。
幼い少女のようでぐったりとしている。年齢は 5~6 歳程度だろう。
セリオ
「貴方は一体……な、なあ、大丈夫ですか……?」
血を見る機会なんてそうそう無いだろう。
おろおろしている……
KP
ぐったりとして、気絶しているようです。
<応急手当>を試みることが出来ます。
セリオ CCB<=50 【応急手当】 (1D100<=50) > 96 > 致命的失敗
KP ふふっ… びっくりした…
セリオ
ああ……
「ど、どうすれば……どうすればいい……?
こうか……? いや違う……ああ……どうしてこんな事に……?」
KP
ではあなたは、応急手当をしようと少女に触れようとしたが、自分の認識通り、めったに目にすることがない血を見てしまい、ゾッとしてしまう。
SAN-1
system [ セリオ ] SAN : 74 → 73
KP
しかし、それでも貴方は震える手で少女を治療しようとしただろう。
治療の甲斐(?)あってか、少女は目を覚ます。
??? 「ここは……?」
セリオ
「あ、ああ、目を覚ましましたか。
ID:177705 セリオと、その天使シルヴィアの家、です……」
声を震わせながら
???
「……?」
「でも、あの怖い人達の仲間じゃない…… ですよね」
「わたしは……スドラといいます。
どうかわたしを、たすけて、おねがいします」
セリオ
「こわいひとたち……?
俺は善良なEDENの民で、……助ける……??」
スドラ
「わたし……なにもおぼえてないの。
知らないところで目が覚めて……気がついたら怖い人達に追いかけられて……」
「この怪我も、そのひとたちに」
セリオ
「酷いな……思想違反にも程がある。一体誰がこんな事を……」
一頻り呟いた後、眉尻を下げつつ微笑む。
「……そうだったんですね。それは怖い思いをされたことでしょう。
怖い人達は、貴方に何か言っていましたか?」
スドラ
「おおきなはねがあるひとたち……でした」
「よくわかりません。まて、とか、ころせ、とか…」
セリオ
「羽根、ですか。……天使のような?」
恐らく近くで目を閉じているであろう、シルヴィア姉さんに目を向ける。
スドラ 「てんし…? …!」
KP あなたがたがしばらく話したのち、天使の方を見ると、天使が目を覚ます。
シルヴィア
「セリオ……?」
「……っ!? セリオ、この部屋は…」
セリオ 「あっ、姉さん……!」
KP
部屋はスドラがぶつかったりして配置のずれた家具や、血の痕でめちゃくちゃになっている。
スドラは天使の姿を認めると、貴方の後ろに隠れてしまうだろう。
セリオ 「えっ……」
シルヴィア
「セリオ、その少女は…?」
「見たところ天使のようだが…… 羽根が…?」
セリオ
「このひとは……スドラさんだ……。
羽根の音がしたので、誰か来たのかと思って……窓を開けたら飛び込んできて……」
「追われて、傷を付けられたんだ。
恐らく……大きな天使の羽根を持つなにかに……」
シルヴィア
「追われて…? 天使に?
そんなはずは… いや」
「天使から逃げてきたとするならば……その少女はEDENからの脱走者なのでは?」
セリオ
「だっそうしゃ……?
脱走したらこのような仕打ちを受けるのか……? 思想違反ではないのか?」
シルヴィア
「それにあたいする悪事を働いた……可能性があるということだ」
「いずれにせよ、それならば早くEDENへと提出するべきだ、セリオ。
……キミの評価に関わる」
セリオ
「しかし……スドラさんは助けてくれって……」
「怪我も……俺では上手く治療できなくて……
こんな事初めてで、頭の中がぐちゃぐちゃだ……」
シルヴィア 「……だがそうすれば、キミも天使たちに追われる側に…」
KP
天使に対して<説得 / いいくるめ>などを試みることができます。
+15でどうぞ。
KP 好感度分+しておく。
セリオ CCB<=(40+15) 【言いくるめ+15】 (1D100<=55) > 74 > 失敗
system [ KP ] ◎ : 15 → 14
KP 成功するまで振れます。
セリオ
うわ……
CCB<=(40+15) 【言いくるめ+15】 (1D100<=55) > 11 > スペシャル
シルヴィア
うわ… で笑ってしまった…
!!!! えらい!!!
シルヴィア 「………」
セリオ
「EDENの思想を遵守すべき天使が、どんな理由であれ他者を攻撃していいはず、ない……
何もかも、何かの間違いでは……?」
「何なのかも分からないし、俺が助けられる……とは到底思っていない。
せめて、スドラさんの怪我が良くなるまでは……」
シルヴィア
「……EDENには、Δの平和を守るための役割を担う天使が存在する。
彼らであれば、場合によってはそういったこともありうるだろう」
「……仕方ないな」
「明日までに傷の手当てをして、あとは放り出す。
それまでの事は EDEN に報告しない」
「…内緒だぞ。これで許してくれ」
そのように言って笑ってみせる。
KP <アイデア>をどうぞ。
セリオ CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 22 > 成功
シルヴィア CCB<=75 SANC (1D100<=75) > 23 > 成功
system [ シルヴィア ] SAN : 75 → 74
セリオ ひょえ……
KP
<アイデア情報>
天使が一瞬顔をしかめうめいたことがわかる。
シルヴィア 「……ぅ」
セリオ
「姉さん……!?」
思わず駆け寄る。一体何が……!
シルヴィア 「……なに、天使も嘘をつくとつらいんだ」
セリオ
「……すまない。
姉さんにも、つらい事を押し付けてしまった」
シルヴィア
「まったくだ。
こういったことは今後ないようにしてくれ。……冗談だ」
KP 困った顔で笑って答えると、天使はスドラに向き直る。
シルヴィア
「スドラといったか。
キミに一晩の宿を提供しよう。まずは手当をしなければ…」
「セリオ、応急手当セットがあっただろう。
それを持っておいで」
KP
☆応急手当キット
なんだか応急手当に便利そうなものがいっぱいはいってる。
<応急手当>技能に+20の補正
セリオ
「あ、ああ……気が動転していて、忘れていた……
すぐ、持ってくる」
シルヴィア 「ああ」
KP では……<応急手当>に再度チャレンジできます。(+20の補正)
セリオ
温情……ありがとうございます。
CCB<=(50+20) 【応急手当+20】 (1D100<=70) > 70 > 成功
193 ひょわ… ぴったり!
セリオ は、っはあっ……!! いちたりた……!!!
シルヴィア ふふ たりたな!
KP
では、先程よりかは落ち着いた貴方は、的確な処置を施すことが出来る。
【スドラの羽根の怪我について】
スドラのけがの手当てをするために翼を見ていると、翼が産毛のようだと気が付く。
空を飛ぶためには適していないと感じるだろう。
また、たくさんの切り傷があり、誰かに傷つけられたのだとわかる。
シルヴィア
CCB<=30+20 応急手当 (1D100<=50) > 70 > 失敗
お揃いだな、セリオ――
セリオ
「羽根はこうして……。ああ、何となく分かってきた。
痛むかもしれませんが、少し、我慢してくださいね……」
慣れないながらも、先程よりはやや冷静に手を動かす。
スドラ
「……!!」
いたみをがまんしている。
セリオ
(酷いな……たとえ治安を守る天使だったとしても、ここまで痛めつける事はないじゃないか……)
ずっと顔を顰めている。
シルヴィア
「よしよし、我慢ができてえらいな」
スドラの頭や怪我をしてない場所を撫でてなだめようとしている
スドラ 「……あり がとう ございます…」
KP スドラは手当をしてくれたあなたに対して礼を言うだろう。
セリオ 「お礼なんて……。俺にはこれが精いっぱいです」
スドラ 「……?」にこ…として首をかしげる。
シルヴィア
「怪我をしているから風呂には入れないだろうな。
体を拭いて……寝かせてやるくらいしか…」
セリオ
シルヴィア姉さんの話が本当なら、違反行為をしているとみなされるのは俺やシルヴィア姉さんの方だ。
中途半端にスドラさんを助けようとして、シルヴィア姉さんを危険に晒し
挙句何も出来ずに、俺は……
……いや、悪い思考へ至るのはよそう。
セリオ
「ああ……。
……ともかく、今はせめて、ゆっくり体を休めてください」
KP
そうして二人でスドラの手当や保護をしていると、スドラはあなた達になつくだろう。
【訪問】
手当や保護しながら暫くすると、玄関から呼び出し音がなる。
誰かが訪ねてきたのだ。
シルヴィア 「……誰だ?」
セリオ
「……? またスケジュールに無い事が……」
思考を巡らせ曇らせていた顔を上げると、はっと唇を引き結ぶ。
対応しよう。
KP
出れば、何人かの警備天使が貴方の家の扉の前に立っていた。
あなたの前に一枚の紙を差し出す。
そこにはスドラの写真が貼られている。
<目星>をどうぞ。
セリオ CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 19 > 成功
シルヴィア 素晴らしいな。
KP
<目星>
名前のところには「999914:Noah」と書かれている。
セリオ 目は良いんだよな
警邏天使
「こちらの天使を捜索している。
この天使は自らの責務を放棄し、EDEN様の元から逃げ去った大罪人だ」
「何か情報を知らないか?」
セリオ
ひゃ…………髪型………素敵ですね……
じゃなくて
警邏天使 ふふ……ありがとうございます
セリオ ええ……どうすればいいんだ……
シルヴィア
ふふ… 思うようにするといい
何かまずいと思った時には止めよう(PC的に
セリオ
「こんばんは、天使様。お疲れさまです。
……そういえば少し前、急ぎ羽ばたく音がこの自宅の窓のそばで聞こえました」
警邏天使 「何…それはどこへ行った?」
セリオ
「我が天使の報告時間、自由時間でしたので、そこまで気に留めていませんでした……申し訳ございません。
ですがまだ、この付近にいるのでは」
警邏天使 「なるほど――」
セリオ 「天使様がいらっしゃる、ほんの少し前でしたから」
KP
その瞬間、ズキ、と頭が痛む。
――あなたは、EDENの思想に反する行為である"嘘"を吐いた。
SANC 1 / 1d3
セリオ CCB<=73 【SANチェック】 (1D100<=73) > 24 > 成功
system [ セリオ ] SAN : 73 → 72
警邏天使 「……なんだ? 様子が……」
KP 警備天使たちは訝しげに貴方の顔をのぞき込もうとするが、それを天使が遮るように前に出る。
セリオ えっ
シルヴィア
「彼はこれから勉学の時間なのです。
定期スケジュールの乱れを EDEN 様に報告するのは胸が痛みます」
セリオ うまいな……
シルヴィア
「彼と私が耳にしたのはその音のみです。
お引取りを」
警邏天使
「……ああ、わかった。
すまないな。協力、感謝する。では」
セリオ シルヴィア姉さんが聞いてたらそれは矛盾なのでは……(報告時間と言ってしまったかお)
KP 警備天使たちはそのように告げて、立ち去るだろう。
セリオ アキラさん……
KP
パタン、とドアが閉まると同時に、奥の部屋の扉が開きスドラが顔を出す。
スドラ 「こわいひと、きた…?」
セリオ 「……ああ、しかし、もう帰りましたよ」
KP スドラはホッとしたように笑う。
シルヴィア
「……とにかく、今日は眠りなさい。
セリオも……それからスドラもよく休んで」
セリオ
スドラさんの責務とは一体……。
飛ぶに適さない羽根……
天使の母体とか……? でもそれは逆か……(羽アリと一緒にすな)
シルヴィア 「警備天使が近くを嗅ぎ回っているなら、明日放り出すのは危ないかもしれないな…」ひとりごと…
セリオ 「スドラさんはともかく、俺はスケジュールをこなしてからでも……」
シルヴィア
「ああ、そうだったな。
ではスドラ、こちらにおいで」
スドラ
「……?」
戸惑ったような顔をしているが、逡巡の後天使に近づく。
シルヴィア
「よし。寝かしつけてこよう。
スケジュールを進めていてくれ。20:00からは勉学の、21:00からは祈りの時間だったな」
スドラを抱き上げながら
セリオ
「ああ、頼んだよ、姉さん。俺は予定通り勉学に励んでくる。
……これで少しは、気も落ち着くだろう」
「おやすみなさい、スドラさん。
安心して、ゆっくり休んでくださいね」
努めてにこやかに挨拶をしてから、予定をこなそう。
スドラ 「……おやすみなさい」まねしてちょっとだけにこっとする。
KP
そうしてあなたは勉強を終わらせたあと、リビングに戻ってきたシルヴィアと祈りの時間を済ませる。
部屋の片付けは貴方が知らぬうちに天使が行ったのだろう。
散らかった部屋はほとんど元通りになっていた。
シルヴィア 「22:00、就寝の時間だ。セリオ」
KP りんごが喋ってしまった
セリオ APが回復しそうですね むしゃ……(?)
セリオ 「ああ。今日は色々……本当にありがとう」
シルヴィア
「ああ、どういたしまして。
キミのためになるなら、なんでもするとも」
「スドラのことは心配しなくていい。私が見ている」
セリオが横になっているなら掛け布団を整えて、その上から安心させるように撫でている。
セリオ
キ教の傘でブラフを張ってるカースト……?
でも天使なんだよな……
いやでもIDがある……天使も……? うーん?
天使とは一体何なんだ……
でも「俺」はそれを考える余地はない……
生まれた時から人間と共に在って、これからも在り続けるもの……
シルヴィア 「それでは……おやすみなさい。……いい夢を」
セリオ
「そうだな。そこは心配していないよ。
……本当に」
「……ありがとう。おやすみなさい、シルヴィア姉さん……」
ふ、と緊張の糸を解けさせて、すぐに眠りに落ちる。
KP
こうして、あなたの1000年記念日の前日は終了する。
――翌朝。
セリオ ……朝が来た。
シルヴィア 「セリオ、起きなさい。セリオ」
KP 焦った表情のシルヴィアが、あなたを必死に揺り起こす。
セリオ
「ん……?」
急かされて瞼をぱっと持ち上げると、ぱちぱち、と目をしばたかせる
シルヴィア 「大変だ」
KP
時刻は 06:00。
いつもより少し早い時間にあなたは起こされる。
セリオ
「どう……何が……?」
ぼんやりとした頭で単語だけを口にしている
シルヴィア 「ニュースで… とにかくリビングへ」
KP 天使に手を引かれてリビングへいくと、すでにテレビはつけられており、そこにはいつもとは違うニュースが映し出されている。
テレビ
「反 EDEN を掲げる悪魔たちが、Δにてテロ活動を行っています。
大規模なテロにより公共機関は全て完全停止しています、また避難ホールへの誘導経路も破壊されています…」
セリオ 「あくま……」
KP
テレビが映し出す映像は、学校で習ったような、爆発と、火炎の映像だ。
ありえないはずの光景に対する SANc(0/1)
セリオ
CCB<=72 【SANチェック】 (1D100<=72) > 60 > 成功
「悪魔……!?」
シルヴィア 「ああ、悪魔が……テロを起こしていると……」
KP 映像を見ている間に、スドラが目を覚ましてくる。
スドラ
「むぐ……おにいちゃん…おねえちゃん…?」
「これ…なに…?」
KP 目を覚ましたスドラはおびえた様子で映像を見ている。
セリオ 「あ……スドラさん……」
スドラ 「おにいちゃん……?」
セリオ
「外が……危ない事になっている、みたいです。
この国の考え方がいやだと言っているものたちが……色んな物をこわしていて……」
言葉を選びながら答える
スドラ うるうるしている…
KP そうして、テレビの映像が切り替わる。
テレビ
「…そして、このテロの首謀者である悪魔が EDEN 中枢部にて大量の人質とともに立てこもっているとの報告を受けています。
EDEN 様を介し交換条件を提示しています。人質の解放条件として…」
KP
あなた方がテレビを見続けていると、テレビには見知った顔が現れる。
…スドラだ。
セリオ 「……!」
テレビ
「15094:Noah を要求しています。
Noah は現在逃亡中、全力での捜査を進めています。
Δの皆さん、Noah を発見次第 EDEN 中枢部への連絡を行うように」
スドラ 「……わたし…?」困惑している。
シルヴィア 「…スドラ、朝ご飯を食べよう」
セリオ (……名前は同じだが……昨日と見せられた番号が違う……?)
KP シルヴィアはスドラにそう声をかけ食卓へ連れていき、あなたに話しかける。
シルヴィア
「昨日は匿ったが、このような事態だ。
スドラを EDEN に連れていくべきだろうと思う」
セリオ
「……ああ……」
「しかし……ひとつ引っかかるんだ。
昨日の警備天使様に見せられたスドラさんの写真のIDと、ニュースで提示されたIDが違う」
シルヴィア 「……別人かもしれない、ということか?」
セリオ
「わからない……名前は同じ、『Noah』だった。顔も見る限りでは同じ……」
「警備天使様が追っている天使と、悪魔が要求している天使が異なる可能性は……あるかもしれない」
シルヴィア
「……何れにせよ、悪魔ではなくEDENへ連れて行ったほうが安全だろうな。
テロを起こすような連中には引き渡せない」
セリオ
「それは勿論……そうだ」
「朝食を取ったら、中枢部へ……」
シルヴィア
「ああ、なるべく早いほうがいいだろう。
長引けば長引くほど被害が出てしまう可能性が高い……」
KP 朝食はいつもどおり、貴方の分と、天使の分、それからスドラの分が用意されていた。スドラはすでに食事を取り始めている。
セリオ
……あの時、大人しく引き渡していればここまでの事には……?
……でも……(うじうじ……)
スドラ 「………」不安げな表情でちび、ちび、と食事をとっている。
セリオ
「このような状況で、もりもりとは食べられませんよね。
無理はなさらず……」
スドラ
「うん…… ありがとう
これからどうなるのかな…」
シルヴィア
「キミの身柄はEDENに直接引き渡す。
悪魔どもがキミを探しているんだ。EDENならば守ってくれる……はずだ」
「……ひとまず朝食を取ろう」
「……では、今日もEDEN様の恵みに感謝を」
セリオ
「……EDENの恵みと、日々の糧に、……」
「姉さん、今日の『アダム』は……?」
シルヴィア
「……! そうだったな。
すまない…気が動転してた」
KP シルヴィアは貴方の指摘にぱっと顔を上げて、錠剤を持ってくる。
セリオ
「いや、いいんだ。気持ちは分かる。
朝食の前に服用するのが常だったから、俺はどうにも落ち着かなくて」
シルヴィア
「ああ、そうだったのか。
……きちんと思い出せてえらかったな」
「数が記録されている。忘れたら大変なことになるところだった」
セリオ
「ふふ。大丈夫だ。
食事は忘れそうになっても、服薬だけは忘れた事が無かったからな」
錠剤を受け取って、服用しよう。
シルヴィア
「む……それは聞き捨てならんな。
アダムの服用も、食事もきちんとしてもらわなくては」
KP では問題なく、あなたは水とともにアダムを服用しました。
セリオ
「それも、シルヴィア姉さんが一緒に食事をとってくれているから今は問題ない」
涼し気に言ってのける。
いつも通り。いつもと何も変わらないかのように。
……正常性バイアスに近い。
シルヴィア
まったく……私がいなくなったらどうするんだ?
……なんて、そんなことはありえないから言う必要がないな。
セリオ
「……では、改めて。
EDENの恵みと、日々の糧に感謝を」
シルヴィア
「そうやって調子のいいことを行ってすぐ甘える……。
ああ、EDEN様の恵みに感謝を」
KP
朝食をとったあと、あなた方はスドラをともなって外出するだろう。
目的地はEDENだ。
セリオ 心から甘えられるのは、シルヴィア姉さんだけだからな……。
KP
===============================================
…… というところで、お昼の部はセーブ!
次回はワクワクお出かけパートからです!
===============================================
セリオ
?? ワクワク……?????
はい! お疲れ様でした!!
シルヴィア お疲れさまでした。大変なことになってるのにな……
KP
===============================================
…… 原罪の国 夜の部
あらすじ:EDENの都市、Δ その1000年記念日の前日
セリオさんとその天使・シルヴィアの自宅に
不思議な少女が飛び込んでくる
EDENの警備天使たちに追われ、悪魔にも追われる少女の正体とは?
===============================================
それでは夜の部、開始いたします。
よろしくお願いいたします。
===============================================
セリオ よろしくお願いします
シルヴィア よろしくおねがいします
KP
【8:00】
貴方は外に出て、交通手段である聖船を探すだろう。
聖船は基本的に1人乗りの設計だが、スドラ程度の小さな子であれば大人とともに乗せることもできる。
セリオ よし……。
シルヴィア
「気をつけろ。
スドラもいるから、できるだけ安全に……でも急ごう」
セリオ 「ああ。一層気を引き締めて行く」
スドラ
「……よ よろしくおねがいします」
セリオさんの背中側の座席に乗っかってキリっとしている。
セリオ
「安全運転で行きますから、安心してください。
でも、危ないのでなるべくじっとしていてくださいね」
スドラ 「はい……!」
KP
あなたが聖船に乗るために準備をしていれば、警備天使が現れる。
彼らはあなた方を見ると、驚いたような顔をする。
警邏天使 「やはり…! 昨日から匿っていたのか」
シルヴィア 「……しまった」
KP
警備天使たちは戦闘態勢をとる。
言い訳を聞いてくれる様子ではなさそうだ。
そして、警備天使からはスドラに対する明確な殺意が伺える。
シルヴィア
「仕方ない、いったん逃げるぞ」
大きく羽を広げながら
セリオ 「っああ……!」
スドラ 「……!」セリオさんの背中にギュッとしがみつく。
KP それでは【逃走開始】です
KP
◆ルール説明
・開始マスは3、【操縦:聖船】に成功すれば 2、1、0と進める。
・0に到達すればひとまず警備天使たちを引き離し撒けたこととする。
・警備天使は 5 からの開始となり、毎 R1マス進む。
同じマスに止まれば警備天使が攻撃を行う。
・この攻撃は天使がかばうことでダメージを打ち消す。
警備天使:槍<ダメージ 1D8> シルヴィアのHPは18
KP
現在位置:
3 セリオさん&シルヴィア&スドラ
5 警備天使
それでは開始いたします。
■1R目 セリオさん
操縦<聖船>をどうぞ。
セリオ CCB<=81 【操縦(聖船)】 (1D100<=81) > 35 > 成功
KP
位置変更
3→2 セリオさん&シルヴィア&スドラ
シルヴィア
「いいぞ、そのまま真っすぐだ。
背後は私が守る…!」
セリオ
「任せたよ、姉さん!
……少々荒っぽくなります、しっかり捕まっていてくださいね、スドラさん!」
スドラ
「はい…! だいじょうぶ、です…!!」
これでもかと言うほど強くしがみついている。
警邏天使
「止まれ、反逆者共…!
まとめて捕らえてやる…!」
KP
位置変更
5→4 警備天使
■2R目 セリオさん
操縦<聖船>をどうぞ。
セリオ CCB<=81 【操縦(聖船)】 (1D100<=81) > 87 > 失敗
セリオ く……
KP
では、貴方の前に逃げ惑うΔ市民が飛び出してくる。
貴方は衝突を避けるため、減速を余儀なくされた。
シルヴィア まだだ、まだはなれてるぞ…!
セリオ 「……っ、危ない……!」
Δ人
「う、わぁああ!!」
驚いてその場に転んでしまう。
セリオ 「ああ、申し訳ない……お気をつけて……!」
警邏天使 「悪辣な…! 市民にまで害を及ぼすとは!」
KP
貴方がΔ市民を振り返ると、よろよろと立ち上がるところだった。
警備天使はそのように怒号を上げるが、市民には見向きもしない。
セリオ 「く、……違う! 俺は、……違うんだ……」
シルヴィア
「セリオ、今は気にするな…!
警備天使が近づいてきている!」
KP
位置変更
2→2 セリオさんたち
4→3 警備天使
■3R目 セリオさん
操縦<聖船>をどうぞ。
セリオ CCB<=81 【操縦(聖船)】 (1D100<=81) > 50 > 成功
KP すばらしい!!
セリオ
「そうだな……姉さんに甘えてばかりではいけない……!
今は進む事を一番に考える……!」
シルヴィア
「ああ、そうだ…!
その意気だぞ、セリオ…!」
警邏天使 「く…… 待て、貴様ら…!」
KP
位置変更
2→1 セリオさんたち
3→2 警備天使
■4R目 セリオさん
操縦<聖船>をどうぞ。
セリオ
シルヴィア姉さんに傷を負わせたくないんだ……
頼む……!
セリオ CCB<=81 【操縦(聖船)】 (1D100<=81) > 42 > 成功
セリオ やった……
KP
位置変更
1→0 セリオさんたち
シルヴィア
やったな……!
追いつかれること無くたどり着いたぞ!
KP
貴方が聖船を操縦し、橋の近くまで近づくと、近くの建物がぐらりとかしいだ。
あなたがたは既のところで崩落を免れ、橋の向こう側へとたどり着く。
警邏天使
「なにっ……!? くそ…!」
危険を察知してその場に立ち止まる。
セリオ 「うわっ……! 建物には気の毒だが、助かった……!」
シルヴィア 「上手いぞ、セリオ! 今のうちだ…!」
セリオ 「ああ、勢いに乗って引き離す……!」
KP
そしてあなたがたが住宅街を抜けた頃、警備天使たちの姿ははるか遠くにあった。
……うまく撒けたようだ。
時刻は 09:00。
逃亡に成功してしばらく移動し続けていると、スドラは困惑しきった表情で縋り付いてくる。
シルヴィア 「……はやくEDENに向かわなければ」
セリオ
「そうだな、いつまた見つかるかも分からない。
その前に無事たどり着けると良いが……」
シルヴィア
「ああ。迂回することも考えなければならないだろうな」
「……さっきは明確な殺意を感じた。普段感じることのない悪寒だ」
「中枢部まで行けば、頼れるものもいるだろう。
先ほどの警備天使のように話の分からない人ばかりではないはずだ」
セリオ
「俺も感じたよ……あんなの初めてで、……いや、」
「……そうだな。
中枢部を目指して、どうにか話をつけよう」
セリオ
俺が弱気になってどうするんだ。
スドラさんはもっと心細いだろうに……。
シルヴィア 「ああ。……スドラ、もう少し我慢しておいで」
セリオ
「スドラさん、……きっと、大丈夫ですからね。
EDENまで無事にお送りします」
スドラ
「うん…!
わたし、おにいちゃんとおねえちゃんが
いてくれるから だいじょうぶ…です…!」
KP
そうしてあなたたちはこのまま、EDEN へ向かうことになるだろう。
しかし、あなた方が空を見上げれば警邏天使たちが飛び回り、町のどこかからは爆発音が響いてくる。
とても EDEN まで安全に飛び回れない状況だ。
シルヴィア 「……聖船は便利だが、一方で目立つ。上空を飛んでいくのは難しいだろうな」
セリオ
「すっかり目を付けられてしまっているからな……。
テロに巻き込まれる可能性もある……ここは確実性と安全性を取ろう」
シルヴィア 「うん。となると……別のルートだな」
KP
あなた方は最短と思われる空からではなく、地上からEDENを目指そうとするだろう。
ちょうど、昨日も訪れたスーパーを通りがかかったところだった。
近くにいた人影があなたたちを見ると逃げ出そうとする。
セリオ 「! 待ってください、誰ですか!?」
???
「うわっ… やべっ…!
え…?」
KP
あなた方が声をかけると、人影はぴたりと止まって振り向いた。
フードを目深にかぶった青年だ。
その顔を見れば、悪魔の烙印が焼き付けられていた。
――彼は悪魔だ。
シルヴィア 「悪魔……!」
KP シルヴィアがあなたをかばうように少し前に出る。
セリオ 「……!?!?」
スドラ
「……? あく、ま…?」
気になってセリオさんの後ろから見てみようとする。
セリオ
「あ、あくま……そんな、!
……っ、スドラさん、我慢してください……!」
??? 「ノア!? …あれ?」
KP 青年はあなたがたを見た後、スドラを目にすると驚いた顔をして首を傾げる。
セリオ 「えっ……?」
??? 「……アンタら、そのガキをどうする気だ?」
セリオ 「え……」
シルヴィア
「どうするもこうするも、お前には関係ないだろう。
悪魔め、今すぐ立ち去るがいい…
今なら見逃してやる」威嚇している
???
「そう警戒すんなよ。
別に喧嘩しようってわけじゃない。少なくとも俺のほうはな」
セリオ
「俺だって……そう、ですよ……」
関わってしまった……という顔で視線を彷徨わせている
シルヴィア 「セリオ……!」
???
「お? ……なんだかそっちのお兄さんの方が話が通じそうだな。
仲良くしようぜ、俺の名前はバベルっていうんだ」
セリオ
「仲良くは……できませんよ……。
ああ、でも、もう、同じ事か……」
「バベルさん。……俺は、セリオです」
バベル
「セリオか! よろしくな!」嬉しそうにニカッと笑う。
「うーん…… えーっと、そうだな。
一つ言っておくと、俺はテロの関係者じゃないぜ。
誰も殺してなんか…… っ…いや…」
一瞬、顔を歪める。
「……とにかく、俺だってもともと”人”なんだよ。
悪魔になっちまったのは、理由があるっていうか……」
「それよりも、そいつだよそいつ。ノア!」
セリオ 「彼女を、ご存知なんですね」
バベル
「まあな。いやでも、俺とそいつとは別に知り合いじゃないよ」
「でもそうだな、初めて見たはずなのになんだか懐かしいな…」
「俺はさ、知り合いの頼みで、そいつ……ノアを探してたんだ」
セリオ
「そうですか。しかし悪魔は二度と地上には出られない筈では?
……いや、現にテロを起こされている状況ではありますが」
バベル
「そうだよ。俺、そこから出てきたんだ」
「悪魔収容施設から抜け出して外に抜け出す裏道があるんだよ」
セリオ 「そのような物が。……脱獄……」
バベル
「人聞きがわりいな……。でもま、そういうこと。
テロに乗じて出てきたってわけ」
セリオ
「なるほど……事情は分かりました。
スドラさん……いや、ノアさんを見つけた今、貴方はどうされたいのですか?」
バベル
「俺? 俺はどうも……
言ったろ? 知り合いが会いたがってるんだ。そいつに」
「なんだっけ? コウコガクシャのじいちゃんだよ。
そいつにひどいことしようって感じの人じゃないぜ」
セリオ
「ええ、お知り合いの方について伺おうと思っていました。
その方は、どちらへいらっしゃるのですか?」
バベル
「そりゃ俺の知り合いって言ったら……」
下を指差す
「悪魔収容施設だよ」
シルヴィア
「……セリオ、このようなやつと話している時間はない。
早くEDENに向かおう」
セリオ
「……」
ひゅっ、と息を吞み、はっとしてシルヴィア姉さんを見る
シルヴィア 「……私の守護するものを誑かすのはやめてもらおう」
バベル
「うぐ…… で、でもEDENって……今テロが起きてる場所だろ?
天使も……悪魔だって多いし…危なくないか?」
「……あのさ、悪魔収容施設がEDENの地下にあるって知ってるか?」
セリオ 「いえ、地下の事はあまり……」
シルヴィア 「知る必要は…」
バベル
「悪魔収容施設からそっちに抜ける道もあるんだよ。
そこからなら、安全にEDENに入れると思う。俺、地下のことには詳しいんだ」
「案内するよ。
でもその代わり、ノアを俺の知り合いに会わせてやってほしい」
セリオ
「ノアさんをお知り合いの方へ会わせたい気持ちは分かります。
しかし、俺たちが地下へ立ち入るのは、……」
セリオ ……俺はともかく、シルヴィア姉さんが……
シルヴィア
「………そう、だ… 悪魔など……
スドラを……EDENに……」
バベル
「絶対地上よりも安全にEDENまでいけるんだって!
保証するからさ…!」
セリオ
バベルさんに連れてってもらおうよ(大の字寝)
いやそれじゃダメか……
バベル 「っていっても……おれ、悪魔だし、信用できないもしれねーけど…」
KP シルヴィアはなにかに気を取られて上の空のようです。
セリオ
えっ、上の空……!?
あ、そう……(何かに気を取られてか……)
シルヴィア 全部聞こえてるが、ぼんやりしている状態だな…
シルヴィア
★ここでの天使は EDEN の干渉がなくとも悪魔を危険視しているため乗り気ではないが、EDEN からはスドラを最優先にとの命令が送信されており、頭痛で思考がまとまっていない。
……ただぼうっとしているわけじゃないぞ。
スドラ
「……わたし あってみてもいいよ。
こわくないひとなら…」
セリオ
「バベルさんを信用していないわけではありません。
俺も人ですから……きっと、紙一重なのだと思います。思い……ました、今」
「……スドラさん……」
バベル
「……なあ、頼むよ。
きっと今日くらいしかチャンスがないんだ」
KP バベルの表情は真剣そのものだ。
セリオ セリオの中では了承しているんですけど、こう……ぐう、表現が難しい……!
193
なるほど…!
そしたらこう……そういうかんじで…いく…?(?)
けみかる えーん……
スドラ
「……!
おにいちゃん、わたし、会いに行ってみたい…! です…!」
セリオさんの服の裾をぎゅーっと掴みながら
セリオ えっそういう感じ……!?
けみかる なさけな……
193
ひえーっ なさけなくないもん!!
なさけないのはKPだもん!!!!
セリオ
「……スドラさんを連れて行くのは良いんですよ。その方が安全だとおっしゃるなら、尚更です。
俺が懸念しているのは、……」
「……ごめんなさい、シルヴィア姉さん……」
「……案内を、お願いします。バベルさん」
シルヴィア 「………! セリオ……」
バベル
「……そっか! ありがとう、助かるよ。
セリオ。……いい名前だな」
「多分、短い間だろうけど……よろしく頼むぜ」
セリオ 「はい。よろしくお願いします……!」
バベル
「おう!
それで、そいつがノアで……そっちのあんたは?」
セリオ Serio 真面目に、という意味の副詞……
シルヴィア 「……シルヴィアだ」
バベル
「シルヴィア……そっか。あんた、天使だよな。
だよな、天使と人は一緒にいるもんだし。……」
「わりい、なんでもない! さっさと行こうぜ。
じっとしてたら警備天使が来ちまう」
セリオ
そういえば、バベルさん……
いやそもそも、悪魔が人だった頃の天使は……
セリオ 「ええ。移動しながら話しましょう」
バベル 「ああ。こっちだよ。俺についてきてくれ」
KP
バベルが先導するようにあるき始める。
あなたがシルヴィアの方を気にしつつ、聖船をそちらに向けるとシルヴィアの方からあなたのそばに近づいてくる。
シルヴィア
「セリオ。キミと……スドラを、無事に届けられるならば、交換条件を飲むのも……やぶさかではない
だが、警戒は怠るなよ。……相手は悪魔なんだ」
セリオ
「……分かっているよ。……いや、勿論、気を付ける。
このような事に巻き込んでしまって、本当に申し訳ない」
「……行こう」
シルヴィア
「巻き込む? 何を言っているんだ。
私とキミは……ずっと一緒だ。キミが地下にいくというなら、私ももちろんついていく」
「……ああ」
セリオ
ずっと一緒だからこそ……
俺のせいで汚されてほしくないんだよ、シルヴィア姉さん
KP
スドラはその会話の声が聞こえたのか、あなた方二人を心配そうに見ていた……。
では、あなた方はバベルの案内で地下へと向かうことになる。
【地下へ】
地下への入り口は、要するに悪魔収容所の入り口だ。
あなたも天使も全く知らない場所。
スドラがあなたの服をぎゅ、と掴み、天使が周囲を警戒している。
スドラ 「……おにいちゃん…」
セリオ 「……俺が、俺たちがついています」
スドラ 「……! うん!」
セリオ
「ああっ……でも、なるべく声はしー、ですよ」
スドラさんの方へ屈みながら、人差し指を唇に寄せて
スドラ 「!! うん、しーっだね…!」小声で同じように真似しながら
シルヴィア
「……私も警戒している。
いこう」
スドラとかがんだセリオさんの頭を軽く撫でる。
シルヴィア
しーっ、か……
懐かしいな…
セリオ 「! ……ありがとう……」
シルヴィア 「いいや。……どういたしまして」
バベル 「おーい、置いてくぞ~」
セリオ
「はい……!
行きましょう」
スドラさんの歩調に合わせつつ、やや駆け足で
スドラ 「……!」こくこくっとうなずく。
シルヴィア 「ああ、そうしよう」
KP
収容所は、牢獄でできた街のようだった。
あらゆる建物には鎖と檻が設置されているのだ。
現在はあちこちで煙が上がっており、殆どの檻が開け放たれている。
<アイデア>が振れます。
セリオ CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 95 > 失敗
シルヴィア せ、せーふ…
セリオ 別世界でもデイリー達成か……
シルヴィア デイリー報酬はないんだぞ…
バベル
「きたきた。天使さんたち、目立つからとりあえずこっそりついてきてくれよ。
オレたちが隠れてるとこまで案内してやるから。
その……ノア? スドラか。も疲れてるみたいだしさ」
KP
と案内を始める。
言われてみると、確かにあちこちに身を潜めている悪魔たちの視線を痛いほどに感じる。
天使もスドラも非常に居心地が悪そうだ。
セリオ 不名誉なデイリーだから、報酬を得ても情けなさポイントが上がるだけだな……
シルヴィア
CCB<=65 アイデア (1D100<=65) > 55 > 成功
<アイデア>
悪魔は労働を強いられていると聞いていたが、労働をするような施設は見当たらないことに気がつく。
セリオ
「……そのようですね。分かりました」
唇を引き結んで頷く。
シルヴィア
「…………」
居心地悪そうに羽を揺らしたり、顔をしかめたりしている。
スドラ 視線から隠れるようにセリオさんにひっついている。
バベル 「……ま、珍しがってるだけだろうからさ」
セリオ
「…………」
無言で力なく頷く。
なるべくシルヴィア姉さんとも身を寄せて歩こう。
シルヴィア
「……! ……」
笑みを向けて、再び進み始める。
KP
バベルが廃材をどければ、その先には扉が一つあった。
扉をくぐれば、中には数人の悪魔が驚いた表情でこちらを見ていた。
バベルが悪魔たちに何やら説明をしているようだ。
KP
★KP 情報:隠れ家に入ってから、天使は口数が少なく、疲労した様子を見せる。
これは EDEN のテレパシーが遠くなったことにより、記憶を思い出しそうになっているからである。
ただし、この時点では何も思い出せず、頭痛を我慢しているだけだ。
KP
一人の老人がこちらに近づいてくる。
彼はスドラを見ると驚いた表情になる。
老人 「ノア…?」
スドラ
「……? わたしは……スドラです」
キョトンとしている。
セリオ
「失礼します。俺は地上より参りました、セリオと申します。
彼女は一昨日までの記憶が無くて……スドラさんと名乗っておいででして」
「貴方が、ノアさんをお探しという考古学者の方ですか」
老人
「すどら…? そんなはずはない。
その姿は”ノア”の……ああ、瓜二つだ」
セリオ
「……瓜二つ。やはり……
だからIDが違うのか……?」ぼそ……
老人
「……失敬。私はセムという……。
セリオくん、ノア……スドラを連れてきてくれてありがとう」
セリオ
「いえ、俺は何も。バベルさんが此処まで案内してくださいました。
よろしくお願いします、セムさん」
老人
「バベルが。ああ、あの子は随分親切な子だよ。
こちらこそよろしく」
「君は……天使か。よくここまで来られたな。
まあ座りなさい」
シルヴィア 「……しつれいする」
KP シルヴィアは言われるがままに力なく座り込む。
セリオ
「失礼いたします」
姉さん……。労わるように肩に触れてから俺も腰かけよう。
シルヴィア
セリオ……ありがとう。
返答が難しいが、感謝している。
system [ KP ] ◎ : 14 → 15
セリオ ?? 増えた……
シルヴィア 「………」表情をわずかに緩める
シルヴィア うん……増えたな。
老人
「さて、何の話からしようか……。
そうだ、まずはノアについてだろう」
「君たちは”ノアの伝説”を知っているだろうか?」
KP あなたがたはそのような話を聞いたことがないだろう。
セリオ
「いえ……存じておりません。
浅学で申し訳ございません」
老人
「いやいや、きにしなくていい。むしろ知っていたら驚きだ……。
すまない、私の聞き方が悪かったな」
「かの伝説については私もこの地下に訪れてから知ったものだよ」
セリオ
「いえ。知らない事を知る、ということも学びです。
詳しく聞かせてください」
老人
「うむ、向上心があるのは良いことだ。
考古学に興味はあるかい? 良ければ教えて……ああいや、それどころではなかった」
KP 老人はいけないいけない、と頭を振るとあなた方にノアの伝説について教えてくれる。
KP
【ノアの伝説】
今から約1000年程前に方舟「ノア」に乗って、人間はこの星にやってきた。
一番初めにこの地に降り立った存在が、舟の操縦士「ノア」だ。
原初の人間…ノアたちは、この国に住まう神の許しを得て「EDEN」という国を作った。
しかし人間たちは野蛮であった。神は人間の行いを監視させるための存在として天使を生み出した。
セリオ 「EDEN建国の歴史……? そのような伝説が……」
老人
「この隠れ家を出て、EDEN中枢部へと向かう地下の出口に設置されている石碑がある。
そこには不思議な絵が書かれていてね。そこで伝説を知ったんだ」
「昔、人間だった頃にちょっと忍び込んでね」
「その石碑に書かれている人物と、そこにいる人物はそっくりだ。
生き写しと言ってもいいだろう」
「しかし……スドラか… ううむ…」
シルヴィア 「………」
スドラ 「うん、スドラだよ…」
セリオ
「彼女を追っていた警備天使様は、ノアという人物を『自らの責務を放棄し、EDEN様の元から逃げ去った大罪人』と」
「そして今、テロを起こしている悪魔たちも、ノアという人物を求めています」
「……ただ、両者が提示しているIDが異なっていたのです」
老人
「IDか。ふむ……そのあたりはわからない。
私はあれのことをただの管理番号だと認識しているのでね」
セリオ 「では……スドラさんは、セムさんが会いたいとお求めだったノアさんとは、違っていましたか?」
老人
「……それはまだわからない。
なにせ会うのが初めてなんだ。」
「だがノアと無関係である、ということはありえないだろう」
セリオ
「そう……でしょうね。
バベルさんも、会うのが初めてでもすぐにスドラさんをノアさんと認識されましたから、本当に瓜二つなのでしょう」
老人
「うむ……」
「そうだな……少し待っていなさい」
セリオ 「? はい」
KP
老人はあなたやあなたのそばでぐったりしている天使をみやると、席を外す。
その間バベルや他の悪魔が近づいてきてあなた方に話しかけてくるだろう。
セリオ 姉さん……
悪魔1
「悪魔って皆縛られてるイメージだった?
結構こうやって抜け道探してたんだよ」
バベル 「ここはさっきのじーさんがずっと住んでる隠れ家ってわけ」
セリオ
「そうだったのですね。
日常的に悪魔の事をあまり意識した事がなかったので、とても新鮮な気持ちです」
バベル
「まあ~ 普段は隠れてるからな。
見つかったらただじゃすまないし」
「いつか地上に戻りたくてさ…
でも、こんなテロをする奴がいたなんて…」
セリオ
「そのような話は、貴方がたの耳には入ってこなかったのですか?
……異なるコミュニティが形成されているのだろうか……」
悪魔1
「うーん。いろんなやつがいるし、いっぱいいるからな。
もしかしたら、輸送前の悪魔たちかもしれないし」
「たまに、檻の中の悪魔がさ、まとめて EDEN に輸送されるんだよ
…その後のことは知らない」
セリオ
「EDENへ悪魔が? そうですか……。
悪魔になってみないと分からない事もあるのですね」
バベル
「でもどうせ、ろくな目には会わねーんじゃね―かな。
だから、やけになってテロなんて起こしたのかも…」
セリオ
「その割には、周到で要求も明白だったような気もしますが……
1000年記念で警備方式がいつもと異なっていたのを狙ってもいそうだし……」
バベル
「ああ、なるほど。
そういう見方もあるんだ。そうか……1000年記念かあ」
セリオ
「……いや、何を考えているんだ。
違います。少し想像力を働かせすぎただけですよ」
誰に弁明するでもなく、かぶりを振る
バベル
「いやいや悪くない考えだと思うぜ。
何もかも偶然起きたって言うより説得力がある」
「……そういやあ、俺も悪魔になる前は年に一度の記念日、楽しみにしてたな。
1000年記念ほどじゃないだろうけど」
セリオ
「ええ。俺も毎年楽しみにしています。
節目の年に、まさかこのような事になるとは思いもよりませんでした」
バベル
「……だよなあ。タイミングが悪いっての」
セリオ
「その……バベルさんは……
これを伺うのは失礼かとも存じますが、どうして悪魔に?」
バベル
「え? ああ……うーんと…そうだな」
ちら、とシルヴィアの方を目線で伺う。
シルヴィア
「………」
ぐったりとして、半ばセリオさんの肩にもたれかかるようになっている。
セリオ
「……あ、いえ、答えづらい事だと思います。
つい好奇心で……」
そうなんだ……バベルさんの視線を追って……
バベル
「……いや、いいんだ。
俺さ、殺しちゃったんだよ。……俺の天使のこと」
「………」
セリオ
「?? 天使を、ころす……?」
「???」
「…………????」
混乱している
バベル
「そうそう。……ナイフでさ。
天使って、ほんとに死んじゃうんだな」
「それで、すぐ警備天使が飛んできて……俺は悪魔の仲間入りってわけ」
セリオ 「そう、でしたか……」
バベル 「……どうなのかな。あいつ、ほんとに死んじゃったのかな…」
セリオ
「ううん……? そもそも、バベルさんのように天使を……した方はともかく
別の理由で悪魔になった人についていた天使は、どうなるのでしょう……」
「また別の人につくのだろうか……考えた事もなかったな……」
バベル
「……どうだろうな。
天使とは、悪魔になってから一度も会ってないってやつがほとんどだろうと思うけど」
「他の人に? ……そうなのかな。
天使ってΔ人一人につき、一人だろ?」
「生まれたときから一緒でさ。
俺んところの天使も前にも人間と一緒にいたとか言ってなかったと思うし…他の奴らからもそんな話も聞いたこと無い」
セリオ
「そうですよね……そうか……
悪魔にならずとも、人が亡くなった後の天使は一体どう……」
バベル 「わかんねえ。……警備天使にでもなるんじゃないか?」
セリオ
「……」
ぐったりしているシルヴィア姉さんの方を見やって、一瞬眉を顰める
「そう……ですよね、警備天使様がたは誰にもついていない……」
バベル 「……ホントのところはやっぱりわかんねーけどな!」
セリオ
「ふふ、そうですよね。
しかし、考えてもみなかった事に思いを巡らせるというのも、中々面白いと感じて……」
「ああ、いけない事ばかりしている気分だ……」
「……悪魔にもならず、なるべく長く、生きていたいな……」
バベル
「そうかあ?
ん~ なんかセリオってあのじいさんにちょっと似てるな……」
セリオ 「セムさんに、ですか」
バベル
「そうそう。あの人もなんだかいつも考え事とか勉強とかしてるよ。
悪魔になっちまったんだからもう勉強の時間とかねーのに」
「まあ俺も暇なときは本とか読ませてもらってるけどさ」
セリオ
「勉学は……確かに、楽しいですよ」
「そうか……好奇心……。
でも、ええ、俺はシルヴィア姉さんとは離れたくないから……こんな事でもなければ、ずっと……」
バベル
「そうかあ……? まあ俺も聖船の勉強は好きだったな」
「………そうだな、天使って……
うん、なんか、特別だもんな」
セリオ
「……あ……」
「ええ……。まあ、そう、ですね……」
「…………」
何となくシルヴィア姉さんの具合を窺う……
バベル 「……わりい、気ぃ使わせちまったかな。ごめんな」
シルヴィア
「………、どうした? セリオ…」
視線を感じると薄っすらと目をあけて答える。
セリオ 「いえ……こちらこそ思慮に欠けていましたから、……あ、姉さん」
バベル
「……シルヴィア? だっけ?
そっちの天使。随分具合悪そうだな……」
セリオ
「ええ……」
「シルヴィア姉さん、この体勢で大丈夫か?
眠る……訳ではないと思うが、姉さんの楽な姿勢を取ってくれ」
シルヴィア
「いや……大丈夫だ。
気にせず……話をしていてくれ」
「……ありがとう」
セリオ
「そんな、俺は、何も……」
「……分かったよ。そのまま休んでいてくれ」
シルヴィア 「……ああ」
KP あなたがたがそのような話をしているうちに老人が戻ってくる。
老人 「これを飲みなさい」
KP 彼は何やらスープのような、ドロリとした液体を器に注ぎあなた方に差し出す。
セリオ 「これは……一体何でしょう?」
老人
「そうだな…… うむ、これはいわゆる……解毒薬のようなものだ」
「ノア…ではなくスドラといったか、貴女は飲まなくとも問題無いだろう」
スドラ
「……?」
首を傾げているが見た目的に何となく飲みたくなかったのでホッとしている。
セリオ
「解毒薬、ですか? 俺たちは毒など、……」
……アダム……?
シルヴィア 「……私は飲まない。セリオ、キミも飲むべきではない」
KP
液体をみながら顔をしかめてつぶやく。
シルヴィアは露骨に嫌がっているの見た老人が
老人
「貴方がそう感じるのも仕方あるまい。
貴方は『天使』だからな。飲まずとも良い、だが」
「その状態のまま、EDEN 中枢部には行くべきではない」
KP と言う。
シルヴィア 「………」悩んでいる
セリオ 「これを飲む事で、一体何が変わるのでしょうか」
老人
「飲めばわかる、としか言いようがない。
あるいは、何も変わらないという可能性もあるだろうが……」
「しかし、飲まないよりは遥かにマシだ。
今までEDENの加護とやらの元で生きてきた君たちには少し刺激が強いかもしれないな」
KP なお、飲まない選択も可能です。
セリオ
「なる、ほど……??」
「これを飲まずにシルヴィア姉さん……天使がEDEN中枢部へ行くと、何が良くないのでしょう」
「俺が飲む分には一向に構いませんが、シルヴィア姉さんにかかるリスクは最小限に抑えたい。
ただでさえ、このような状態ですし……」
老人
「EDENの加護は、悪魔にはほとんどなく、逆に天使にはより強い加護が与えられる。
その加護の影響を、EDENの中枢部へ行けば強く受けるだろうな」
「問題はその加護とやらが君や、君の天使にとって良いものであるとは限らないだろう、ということだ」
「君の天使がここへ来てから具合が悪そうなのには気がついていた。
それを飲むことで多少は変化があるだろう」
セリオ
「ええ。このような事は初めてです。
……分かりました。ではまず俺が飲んでみて、それから判断します」
老人
「うむ、いいだろう。
では……これを」
KP
貴方の手に、液体で満たされた器が持たされる。
……飲みますか?
セリオ
「はい。……いただきます」
意を決して、飲みます。
シルヴィア
「……セリオ…」
心配げな顔をしている。
KP
そしてあなたは、器を手に持ってその不可思議な液体に口を付けた。
口の中に含み、喉を通り抜けていくそれの味を感じる――
そのまえに
セリオ わ……
KP
─キン、と、突如頭痛が走る。
痛みに呻き、頭を抑えたあなたは、不思議な光景を見る。
セリオ
「……っ、ぅ……」
「……?」
KP
…花だ。
美しくも恐ろしい、木のような、花のような植物が見える。
貴方はそれを見たことがある。
何度も、何度も何度も。
何度も何度も何度も何度も見た。
すぐ後ろで、羽ばたく音がした。
振り返ればそこには──
バベル 「セリオ?」
スドラ 「おにいちゃん…?」
KP ハッと顔を上げれば、心配そうな顔をしたスドラとバベルがこちらを覗き込んでいる。
セリオ 「え……」
KP
★KP 情報:天使は人に生まれ変わる時の記憶、探索者は天使に生まれ変わる時の記憶が見えていた。
後ろでした羽ばたきは、自分の翼の音だが探索者にはまだ理解ができていない。
天使にははばたきの音が聞こえていない、それ以外は概ね同じ記憶が見えているがやはり理解はできない。
セリオ
「……あ、ああ、大丈夫、です……」
辺りを見回したり、自分を見たりしている。
シルヴィア
「セリオ…? ……一体何が……
やはり毒が…!?」
KP 老人が口を開く。
老人 「君は、両親の顔が思い出せるかい」
KP
あなたは思い返そうとして気がつく。
思い出せない。
セリオ
「いえ……。
しかし、そういうもの、なのでは……?」
「毒……ではないと思う。
大丈夫だよ、シルヴィア姉さん」
セムさんに返してから、なだめるようにシルヴィア姉さんへ手を添える。
老人
「……本当にそう思うかね?」>両親について
「ああ、君も飲んでみるといい。
セリオくんの体調には変わりはないはずだ。少なくとも君よりはずっと具合はいいはずだよ」
シルヴィア
「………」
添えられた手を握り返す。
セリオ
「ああ……問題は無かった。身をもって証明できる。
いや、天使と人とは違うのかもしれないが……」
「何があっても、俺がシルヴィア姉さんについている」
KP あなたにそういわれると、シルヴィアは眉を下げて観念したようになる。
シルヴィア
「キミがそういうのであれば……わかった」
「……私も飲んでみよう。
キミに……何が起きたのか、知る必要がある」
セリオ
「ああ。貴方には全てを、見届けてほしい」
添えていた手を、邪魔にならないように肩の辺りへ添え直す。
シルヴィア 「ああ……」
KP 不安げな評定をしたシルヴィアもまた、器を手に持ってその不可思議な液体に口を付けるだろう。
シルヴィア
「……ぅっ……」
「……なん…だ…? これは……
どこだ…?」
「そこに……いるのは、誰だ…… まって…」
「………」
セリオ
「シルヴィア姉さん……」
心配そうに窺っている。
シルヴィア
「………、セリオ……」
声に反応するように、目を開ける。
老人
「頭痛はどうだろう。少しはましになっただろうか」
「……今の薬は『エバ』という。
アダムによって植え付けられた洗脳状態を和らげる効果が有る」
「なにか見えたか?
そして…何かが、見えなくなったのではないか」
セリオ 「『エバ』……」
KP
★探索者のステータス「洗脳状態」が解除されます。
以下のSANCを行ってください。
・両親の顔が思い出せない、そもそも自分にはそんなものはいないと気がつく。SANc(1/1D3)
・自分にはなにか理解できない花の記憶がある、SANc(1/1D3)
・スドラの顔に見覚えがある。SANc(0/1)
・” 中枢部” という言葉に恐怖を感じる。SANc(1/1D3)
セリオ
CCB<=72 【SANチェック】両親 (1D100<=72) > 79 > 失敗
1d3 (1D3) > 1
system [ セリオ ] SAN : 72 → 71
セリオ CCB<=71 【SANチェック】花の記憶 (1D100<=71) > 21 > 成功
system [ セリオ ] SAN : 71 → 70
セリオ
CCB<=70 【SANチェック】スドラ (1D100<=70) > 6 > スペシャル
CCB<=70 【SANチェック】中枢部 (1D100<=70) > 80 > 失敗
1d3 (1D3) > 2
system [ セリオ ] SAN : 70 → 68
シルヴィア CCB<=74 【SANチェック】両親の不在 (1D100<=74) > 14 > スペシャル
system [ シルヴィア ] SAN : 74 → 73
シルヴィア
CCB<=73 【SANチェック】スドラについて (1D100<=73) > 57 > 成功
CCB<=73 【SANチェック】花 (1D100<=73) > 8 > スペシャル
CCB<=73 【SANチェック】中枢部 (1D100<=73) > 95 > 失敗
1d3 (1D3) > 2
system [ シルヴィア ] SAN : 73 → 71
system [ シルヴィア ] SAN : 71 → 70
セリオ
「一瞬でしたが、飲んだ瞬間よく分からない花が見えて……」
「そうか、両親は、……元から居ない……?」
シルヴィア
「花……ああ、そうだ。
私も目にした。樹のような花が…」
「私……私は、天使だ。
両親など……」
セリオ
「後は……何の記憶なんだ……」
スドラさんの方を窺った後、これから向かう場所へ思考を巡らせて、身震いしつつ目を閉じる。
シルヴィア 「それに……最後に誰かが――あれは――?」
KP 驚くあなた方を見て、老人は口を開く。
老人
「おそらくは1000年目のこの日が、我らの運命の分かれ道だ」
「この、狂った国を…どうにか、せねばならんのかもしれん」
「私もかつては人であった。
ある日理由もわからず悪魔の烙印を押され、こうして地下に幽閉され……」
「毎日のように飲んでいた”アダム”を飲まなくなった。
するとどうだ、少しずつ少しずつ、”おかしい”と思えることがあまりにも多いことに気が付いてしまった」
「今見えている、信じられている世界が実際には異なるものである、と」
バベル
「ああ、俺たちもそんな感じなんだよ。
じいさんほどはっきりしたもんじゃあないけど」
「やっぱりなんだか違和感がある」
KP 他の悪魔たちも、それを肯定するだろう。
老人
「そうしていつしか私たちは気が付いたのだ。EDENには何かがいる」
「この違和感の原因が……」
「しかし私たちには自由はない。
この地下施設から抜け出せたところで、いずれ天使たちに捕まるだろう」
「だがテロが起き、地上が混乱している今のうちならばなんとかなるかもしれん」
「ノア………いや、スドラが君たちに頼ったのも、此処に来ることができたのも、何かの縁だろう。
どうしたいかは好きに決めなさい」
セリオ
「EDENに……」
話を聞いている間閉じていた目を開き、スドラさんを見る。
そして、シルヴィア姉さんへ視線を移す。
「そう……かもしれません。
俺が覚え始めた中枢部への言い知れない恐怖……不可解な記憶……」
シルヴィア
「私は…… わからない。
確かに、EDENには何かがいるのだろう。得体のしれない恐怖を私も感じる」
セリオ
「俺がどうにか出来る事ではないのかもしれない。シルヴィア姉さんを危険に晒してまで、やる事でもない、のかもしれない」
「しかし……乗りかかった船だ」
スドラさんをそっと撫でる。
スドラ 「……!」こくっ とうなずく。
シルヴィア 「セリオ……」
セリオ
シルヴィア姉さんとスドラさんに、頷きを返す。
「中枢部へ、行ってみます。
大それた事は、本当にできない……俺はただの人ですが」
スドラ 「……わ、わたしも、EDENに行きたい です!」
セリオ
「ええ。……それでも、彼女たちが在るならば。
貴方たちという、同志が待っているならば」
スドラさんとシルヴィア姉さんを見た後、セムさんやバベルさん、他の悪魔たちを見る。
「……善悪の判断なんて、最早分からない。
でも、このままにしておく事も、俺にはできない」
「一緒に行こう、シルヴィア姉さん、スドラさん」
シルヴィア
「……ああ、もちろん。
セリオ、君が行くのならどこへでも一緒に行こう」
スドラ
「うん……!
わたしも、わたしにできることを がんばりますね…!」
セリオ 「……ありがとう」
バベル 「おいおいかっこいいなあ……」
セリオ
覚悟を決めた。
シルヴィア姉さんと、スドラさんを最後まで絶対に守る。
セリオ 「え……? そ、そうですか……?」
バベル
「そそ、なんだかヒーローみたいだ。
むかーしむかしに、読んでもらった本に書いてあったよ」
セリオ 「ヒーロー、ですか……」
バベル 「タイトルは忘れちまったけどな」
セリオ
「ふふ、……ああ、確かに、姉さんはかっこいいですよ。
俺の自慢の天使様です」
バベル
「ん……? ああ、まあそういうことでもいいよ」
セリオさんと、その後ろで誇らしげな顔をしているシルヴィアを見て苦笑する。
「さて、そうと決まりゃあ話は早い。
EDEN 中枢部に行く方法だけど、少し歩いた先に地上に上る出口がある」
「そこはプラネタリウムになってて…今はもう壊れてるけど。
準備ができたら早速行こうぜ」
セリオ
「はい。俺はいつでも」
「シルヴィア姉さんは、具合はどうだ?
スドラさんも……お疲れではありませんか?」
シルヴィア
「ああ、私も構わない。だいぶ体調は良くなったよ」
ちら、とスドラの様子をうかがう。
スドラ
「休んだから、もうだいじょうぶです」
二人に向かって笑って答える。
セリオ
「良かった。……では、行きましょう」
ほっと息をついて、バベルさんに向き直り頷く。
バベル
「よぉし、全員良さそうだな!
それじゃあEDENへの旅へ、しゅっぱーつ。
じいさん、行ってくるぜ~」
老人 「ああ、気をつけて」
セリオ
「ありがとうございました、セムさん。
皆様も……大丈夫かとは存じますが、どうぞお気をつけて」
一礼をして、隠れ家を後にしよう。
悪魔1 「おう! なんだかよくわかんねーけど、頑張ってこいよ!」
老人
「ああ、ありがとう。セリオくん、シルヴィアさん。
……君たちにノアの導きがあらんことを」
KP
あなたがたは地下を進みEDENへと向かう。
EDEN への道は地下の国を少し歩いた先にある。
バベルが案内してくれるだろう。
<聞き耳>をが振れます。
セリオ CCB<=60 【聞き耳】 (1D100<=60) > 3 > 決定的成功/スペシャル
セリオ わわ……
KP !?!???? く、クリチケをどうぞ…!
シルヴィア やったな、セリオ!
system [ セリオ ] CT : 0 → 1
シルヴィア CCB<=50 【聞き耳】 (1D100<=50) > 98 > 致命的失敗
セリオ ありがとうございます……!
シルヴィア !???
セリオ 覚悟が通じた……のだといいな
シルヴィア
では私は、遠くから聞こえてくる騒がしい音を、私達への追手だと思ってしまったのだろう。
SAN-1
system [ シルヴィア ] SAN : 70 → 69
シルヴィア うん……流石だ。
KP
怒号や叫び声が聞こえてくる。
思ったよりも近く感じるだろう。
セリオ 姉さんのSANがちまちま削れている……
セリオ 「……嫌な声が近いな……」
バベル
「……ああ。地上よりかは安全だけど、地下でも悪魔が暴動を起こしてるらしいんだ」
「だからまっすぐは進めないけど…もうすぐだ。
もうちょっと頑張れ」
セリオ
「はい……!」
道はバベルさんに任せ、シルヴィア姉さんとスドラさんを気遣い、励ましつつ進もう。
KP
バベルの道案内に従ってしばらく進めば、洞窟のようなものが見えてくる。
そこは廃墟となったプラネタリウムだ。
娯楽施設というよりは、誰かが夜空を再現しようと作り上げたドームに近いだろう。
セリオ 綺麗だ……
バベル 「この先」
KP バベルがあなたがたを手招きし、中へと入る。
バベル
「……オレたちはここでもう二度と見られない星を見てた。
あんたらにとっちゃ偽物なんて大したことないか」
歩きながら喋っている。
「最初の悪魔が来るより前に作られたものらしいけどな。
ほんとうなのかねえ」
セリオ
「へえ……」
返事もそこそこに、興味深そうに見渡している。
KP
中には様々な星座が描かれた天井が広がっている。
その偽りの空を見上げるように、沢山の石像が置かれている。
そのうちの一つ、中央部にはスドラそっくりの人物が彫刻されていた。
セリオ
「! ……これが、セムさんの仰っていた……
確かに、瓜二つだ……」
バベル 「な。そっくりだろ?」
セリオ 「ええ。これは、すぐにそうだと認識できるのも頷けます」
KP あなた方について、それを見たスドラは頭を抑えてうずくまってしまう。
セリオ
「……スドラさん!?」
しゃがみ込んで様子をうかがう。
シルヴィア 「スドラ…!? 大丈夫か?」
スドラ
「……? ???
このばしょ……知ってる気がするけど、わからない…痛い…」
ぽろぽろと涙を流し始める。
KP
グスグスと鼻をすすっているがあなたがた言うことはちゃんと聞くだろう。
スドラはバベルにも懐いているため任せたい場合は任せても良い。
シルヴィア 「……やはり疲れていたのかもしれないな。少し休ませよう」
KP プラネタリウムでは探索ができる。
KP 探索可能箇所:<石像/床/星座>
セリオ
「急に情報が入ってきて混乱しているのだろう……」
濡れた頬を拭って、スドラさんをおんぶしよう。
「ここで横になってもらうわけにもいきませんから、どうぞおぶさってください」
しゃがんで、スドラさんに背を向ける。
スドラ
「………うぅ……」
誘われるがままに貴方の背におぶさる。
セリオ
「眠っていても構いませんからね……」
静かに告げて、石像を改めて見よう。
スドラ 「ううん… だいじょーぶ……」
セリオ 「ええ、スドラさんのお好きなように、休んでいてください」
KP
・石像
石像が4つ並んでいる。
<目星>が振れます。
セリオ CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 42 > 成功
シルヴィア えらい!
KP
<目星>情報
石像が4つあるが、そのうちスドラによく似た石像がまるで歌うかのような姿をしている。
その像を囲むように、3つの像が立っている。
セリオ このまま……頑張りたいものだ。
KP 石像の情報は以上です。
セリオ 「スドラさんに似た像は……これは、歌っている、ような……?」
シルヴィア
「歌……?
そうだな、たしかに……そう見える」
セリオ
「何を意味しているのだろう……」
上から下まで視線を動かして眺めた後、そのまま視線を床に移す。
KP
・床
床には何かの模様が描かれている。
複雑な模様だが大きな花のようにも見える。
石像はその上に設置されているようだ。
床の情報は以上です。
セリオ
「花模様……」
一頻り不思議そうに見つめた後、顔を上げて星座を見る。
KP
・星座
どれもこれも知らない星座ばかりだ。
<アイデア>が振れます。
セリオ CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 47 > 成功
KP
<アイデア>
よく見ていれば星座ではなく楽譜のように見える。
音を一つずつ口に出してみれば、それは妙に耳に馴染む、どこか懐かしい旋律となった。
【???】を獲得する。
セリオ
「♪ー、♪♪~、……♪……?」
懐かしさの正体を掴み取ろうとするかのように歌っている
シルヴィア 「どうした? セリオ……その曲は?」
セリオ
「ああ、この星々……星座かと思っていたが、楽譜だったんだ……」
歌を止め、天井を指さす。
シルヴィア 「楽譜……星空が?」
KP シルヴィアが星々を見上げる。
セリオ
「ああ。……スドラさんも、少し見てみていただけますか?
この歌に見覚えや、聞き覚えなどは……」
スドラ
「……! わたしも歌える!」
にこやかに口ずさみ始める。涙がいつの間にか止まっている。
「♪♪♪~ ♪♪~ ♪♪♪♪~」
セリオ
「…………」
目を閉じ、静かに聴き入る
シルヴィア
視線で星の連なりを追っていくと、あなたが口ずさんだのと同じ音を奏でる。
「♪… ♪……… ♪……」
バベル 「それ、何の歌なんだ?」
KP 聞こえたらしいバベルが気になったようで声をかけてくる。
セリオ 「……分かりません。でも、何故か懐かしい心地がして」
シルヴィア
「星が楽譜になっているらしい。
たしかにそのようだ。……よく見つけたな、セリオ」
嬉しそうに誇らしげに微笑んでいる。
セリオ
「ふふ……目は良いからな」
ふんわりと笑みを返す
バベル 「♪ ♪ ♪~…… なるほどな、悪くねーじゃん」
セリオ
「ここが最初の悪魔が来るより前に作られた場所ならば、その時から存在していた歌、という事になる……
途方もない……」
「ええ、いい歌です……星に導かれる歌、というのも良い」
シルヴィア 「ああ。♪♪~ ♪♪♪~」
セリオ
「♪♪♪~ ♪♪~ ♪♪♪♪~」
調子よく声を重ねる。
KP
全員が、しばしの間ささやくようにその曲を口ずさむだろう。
スドラも、バベルも、シルヴィアも、そしてあなたもどこか楽しげに。
密かな歌声は、プラネタリウムの中を満たしていく。
星々があなた方の歌声を受け取り、キラキラと輝いていた。
バベル
プラネタリウムをしばらく眺めたあと、
「……よし、スドラも元気が出てきたみたいだし、急ぐか」と言う。
セリオ
「……はい。行きましょう。
スドラさんは、ご自分で歩かれますか?」
スドラ
「うん! そうする!
ありがとう、おにいちゃん!」
いうやいなや、スドラはぴょん、と貴方の背から飛び下りるだろう。
セリオ
「わっ……。……ふふ、元気を取り戻せて本当に良かったです」
一瞬ひやっとしつつも、にこやかに見守って共に進む。
シルヴィア 「大丈夫か? また疲れたりしたら言うんだぞ」
スドラ 「うん! だいじょうぶ!」
KP プラネタリウムの裏手には、地上へと通じる穴があった。
バベル
「ここだよ。こっから地上に出られる」
「……あのさ、俺、じいさんに面倒見てやれって言われたし。
なんとなく、お前ら…心配だしさ、気になってることもある」
「足手まといになるなら放って行ってくれていいし、……連れて行ってくれよ。
っていうか付いて行くけど」
セリオ
「! 本当ですか、心強いです!」
ぱっと表情を明るくさせる。
バベル
「だよな……やっぱり…… って、え!?
いいのかよ?」
セリオ
「ええ、寧ろこちらこそお願いします。
ご一緒させてください」
バベル
「そりゃめちゃくちゃありがたいけどさ……!
ありがとな。あんたらが目的にたどり着けるまで、案内するぜ!」
セリオ
「はい。引き続きよろしくお願いします。
しかしくれぐれも、無茶はなさらないでくださいね」
バベル
「おう、任せろ。
俺は出来ることしかしねーよ」
シルヴィア
「……バベル、キミは悪魔だが……
……あのセムとかいう老人もそうだ。
よい悪魔、というのもいるのかもしれないな…」
「……これは暫定評価だが」
バベル 「はえ…? なんかややこしいこと言ってんな……」
セリオ
「何かのきっかけで烙印を押されていたとしても、人の子、という事なのだろう」
「善い者もいれば、悪い者もいる……」
「それに気づかず、その事を考えようともせず、今まで闇雲に悪魔を忌避し、おそれていた……。
きっと、スドラさんやバベルさん、セムさんに出会わなければ、ずっとそのままだっただろう」
シルヴィア 「私は……私も、善いものは人であると、悪しきものが悪魔と呼ばれるのだと、そう思い込んでいたな。……愚かなことだ」
セリオ
「知恵を得る事は痛みも伴う。……己の愚かさ、無知を恥じてこそ、次の学びへと至るんじゃないか」
「こうして、貴方と共に在って、成長出来る事が……
やはり何よりも嬉しいよ、シルヴィア姉さん」
シルヴィア
だが、私は…… キミがいなければ、今も変わることはなかっただろう。
君が私を破壊するものであり、私を形作るものだ。……セリオ。
セリオ 「それは、きっと何があっても変わらない」
セリオ 知恵の実になぞらえて……
シルヴィア
「私はキミにそうまで思ってもらえるような働きができているだろうか。
……嬉しいよセリオ。キミの成長を見守ることが出来たことが」
「これからも新しい世界を私に見せておくれ」
セリオ
「ああ。この命ある限り、どこまでも」
「……さて、思ったより長話をしてしまいましたね。
先へ、進みましょうか。お待たせいたしました」
スドラ 「……ふたりとも なかよしですね!」
バベル
「……ん? あー、気にすんな。
意思確認って大事だもんな。済んだんならそれでいい。行こうぜ」
セリオ
「仲良し。……ふふ、そうですね。
スドラさんはよく見ていらっしゃる」
他人から特別評される事もなかったのではないか。
喜びを滲ませながらスドラさんを撫でる。
「ありがとうございます、バベルさん。
それは、行きましょう」
バベル 「おう」
KP
……穴をたどっていくと、少しずつ外明かりが差し込み明るくなってくるだろう。
===============================================
…… というところで、夜の部はセーブとさせていただきます。
次回はワクワクEDENパートからです!
===============================================
セリオ
承知いたしました! お疲れさまです!
ワクワクしますね!!!!
シルヴィア お疲れさまでした。洗脳されている……
セリオ アダムの洗脳が溶けたと思ったら……?
KP KPの催眠術は99なのじゃ…
セリオ なる……ほど……?(おめめぐるぐる
シルヴィア 騙されるんじゃない、セリオ… あんなりんごごとき…!
セリオ 知恵の実はおそろしいな、姉さん……
シルヴィア セリオ……!! あんなえっちなものをみてはいけません!(????)
KP
???? それでは本日も遅くまでありがとうございました……!
お誕生日まで祝っていただいて……!! 心臓が飛び出た…
けみかる
いえこちらこそ
遅くまでありがとうございました!!
相変わらずご準備もとてもすごくて……
没入感が半端なかったです……
KP え!?! やった~!!?!??!
けみかる
そしてそう!
改めましてお誕生日おめでとうございます!!
193
やった~!!!(にじゅうのよろこび
0時にけみかえるさんにお祝いしていただけるなんてテヘヘ……
誕生日バレログになってしまったな…
けみかる えへへ……絶対してやろう でもあってるのか? と思ってだぶるでそわそわしていましたからね……へへへ……
193
とっても用意周到だった…! 計画的犯行…!!
へっへっへ 6/6でした… ゆきじるしのちーず…
けみかる
オールシークレットでやろうと思っていたのですが堪えられなくなってちょくちょく進捗をあげていたかお……
6月6日! 覚えやすい! ろっぴー!
素敵なお誕生日になりますように……
しかしなぜかもてなされる側なので、明日も全力で楽しませていただきます!
193
とっても素敵な誕生日ですよ!(現在進行系!
はい! 明日もよろしくお願いいたします……!
原罪の国自体は明日のお昼の部で終わる予定です……!
けみかる
承知いたしました! わーい、いっぱい遊びましょう!
明日もよろしくお願いいたします!
KP はい……! それではひとまず、おやすみなさいませ!
けみかる はい、おやすみなさいませ!
セリオ おやすみなさい、シルヴィア姉さん、藺草さん。
シルヴィア ああ、おやすみ。セリオ、けみかえるさん。
KP
===============================================
…… それでは 原罪の国 二日目
始めてまいりたいと思います。
よろしくお願いいたします。
===============================================
セリオ よろしくお願いします。
シルヴィア よろしくおねがいします
KP
あなた方は地下の道を進み、光の方へと歩いていく。
【地上へ】
おそるおそる顔を出せば、周辺は特に被害が大きいようで人の姿も天使の姿もなかった。
シルヴィア
「……驚いた、ここはEDEN中枢部の庭じゃないか」
「なぜこんな場所に通じている?」
バベル
「さあ……? でも何か意図があるのかもな。
EDEN側のやつらも意味もなくこんな場所を残しておくほど馬鹿じゃないだろうし」
KP ★KP 情報:収容した悪魔を EDEN 内部に運びこむため。
KP <目星>が振れます。
セリオ
「それにしても、やはり酷い状況だな……」
CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 89 > 失敗
セリオ 心情が出目に出ている……
KP では、あなたは場の惨状に気を取られてしまった。
バベル 「だな。ひどいことになってるだろうな… とは思ってたが……」
KP
……ここにいても何も始まらないことは確かだ。
そのまま地上に出たあなたがたの目の前に槍が突き出される。
セリオ 「……!」
KP 驚いてそちらを見れば、警備天使が一人こちらに槍を向けている。
警邏天使
「貴様ら! どこから侵入し…Noah!?」
「また貴様らか…! ここで葬ってくれる!」
KP <戦闘開始>です。
セリオ 「くっ……流石に先回りできるだろうな……」
シルヴィア 「……致し方ないか」
スドラ 「……!」後ろの方に隠れている
バベル
「……ちくしょう、警備天使か……」
ナイフを取り出す。
セリオ いいBGMだ ハートレス・クイーン……
KP
s3d6 警備天使DEX決定 (3D6) > 13[6,1,6] > 13
s3d6 バベルDEX決定 (3D6) > 7[1,1,5] > 7
では
■1R目 シルヴィアからです。
シルヴィアはキックで攻撃をします。
シルヴィア
CCB<=70 【キック】 (1D100<=70) > 33 > 成功
1d6+1d4 ダメージ算出 (1D6+1D4) > 2[2]+3[3] > 5
セリオ つよい
シルヴィア 「……悪く思うなよ」
警邏天使
「くっ……!」
「……」
シルヴィア ダメボがあるとやはり安心できるな…
KP 次、警備天使のターンです。
警邏天使
s1d3 攻撃対象決定 DEX順 (1D3) > 1
sCCB<=20 槍 (1D100<=20) > 35 > 失敗
KP では警備天使は持っていた槍を突き出し、自身に攻撃してきたシルヴィアに反撃しようとする。
セリオ ぬ……
KP しかしその穂先はシルヴィアの羽根の一枚をかすめて終わった。
セリオ よかっ……良くない
シルヴィア 「……どうした。随分と腑抜けた槍だな」 ヘイトを集めようとしている
警邏天使 「貴様、天使のくせに…!」
KP 次、セリオさんのターンです。
セリオ ぬぬぬ……
セリオ
戦闘技能は……ない
ふるった事の無さそうなこぶしを……?
KP こぶし、どうぞ…!
セリオ
CCB<=50 【こぶし】 (1D100<=50) > 88 > 失敗
「……っ、姉さん……!」
敵意より心配が先行してしまう
KP
惜しい……!
あなたは意を決して警備天使に殴りかかろうとする。
が、あなたは人を殴ったり、傷つけようと思ったことがない。
不慣れなこぶしは空を切る。
警邏天使
「……貴様は……No.177705!
覚えておけ、お前にも悪魔の烙印を押してやる!」
セリオ
「ああ、覚えましたよ……
俺の天使を傷付けようとする者は、たとえ我が身が悪魔になろうと許さない……!」
シルヴィア 「……!」
シルヴィア 嬉しいのと心配の……… 相反する気持ちが……
KP 次ターン、バベルです。
バベル
「……やるしかねえか!」
CCB<=70 ナイフ (1D100<=70) > 12 > スペシャル
セリオ
かっこいい!
ノーガード戦法なのかと思っていた>回避
KP ふふ…… 1T目はそうしちゃおうかな…!!??
セリオ 可哀想に……
KP
では1R目、警備天使は回避を振りません。
ダメージロールをどうぞ。
バベル 1d4+1 ナイフダメージロール (1D4+1) > 4[4]+1 > 5
セリオ バベルさん…………
バベル ワァ
セリオ バベルさん……………………
バベル ははっ、天使の殺し方は分かってるってか。………
バベル 「……っ、おい、よそ見してんなよ!」
セリオ バベルさん…………………………;;;
警邏天使 「何…!? ぐっ……!」
KP
バベルの振りかざしたナイフが警備天使の腹に深く突き刺さる。そこから、赤色の液体が吹き出す。
警備天使は動きづらそうに眉をしかめているが、その動きが衰えることはないだろう。
次ターン、スドラですが、スドラは攻撃行動を行いません。
スドラ 心配そうな顔をして物陰からセリオさん達を見ている。
セリオ
なるべく後ろにいてくれ……スドラさん……
そうですそれでいいです……
セリオ
「…………」
スドラさんをちらりと見遣り、眉尻を下げつつ微笑んで頷く。
スドラ
「……!!」
緊張した顔で頷き返す。
KP
では
■2R目です。
シルヴィアのターンです。
シルヴィア ……私(PC)にはそんなつもりはないが、ノックアウトする。
KP (気絶するか微妙だが…)
シルヴィア CCB<=70 【キック】 (1D100<=70) > 99 > 致命的失敗
セリオ
>>そんなつもりはないが<<
!??!?!?
姉さん…………!!!!!!!
KP choice 1T行動不可 回避不能カウンター (choice 1T行動不可 回避不能カウンター) > 回避不能カウンター
セリオ
姉さん ねえさ 姉さん……!!
ワーーーーーッ
KP では、シルヴィアが攻撃しようとして体制を崩したタイミングで、警備天使が槍を振るいます。
警邏天使
「かかったな…! 反逆者め!」
1d8 ダメージ (1D8) > 8
system [ シルヴィア ] HP : 18 → 10
セリオ
は??????????
いや……抑えろ……
セリオ 「姉さん……ッ!!」
シルヴィア
「ぐっ……!? かは……」
「く、くるな、セリオ……」
KP
警備天使の槍は、シルヴィアの肩を深く傷つけるだろう。
そこからまた、あなたには見慣れないはずの血が吹き出す。彼女の純白の制服を汚していく。
警邏天使 最大値を出すとはな…(震
セリオ
「っいやだ!! いやだ、姉さん……!!!!」
駆け寄ろうとする (自ターンで)
KP 了解です。では、警備天使のターンです。
セリオ アキラさんの顔面をしていて助かりましたね…………(殺意半減
警邏天使 ひぇ…… すまない…
警邏天使
s1d3 (1D3) > 3
sccb<=20 槍による攻撃 (1D100<=20) > 66 > 失敗
KP
では、天使の動きが鈍くなったのをみて、警備天使は次にバベルに狙いを定めたようだった。
しかし、軽やかな動きのバベルを捉えることが出来なかったようだ。
セリオ いいぞ……
バベル
「っと、こっちに来てくれたのは僥倖だな!
ほら、もっとうまく狙えって…!」
警邏天使 「……!」大ぶりに槍を振るう
セリオ
俺は何でこういう時に限ってタゲ集中を発動しないんだ……
同じ名前をした誰か……たすけて……
KP
では次のターン、セリオさんです。
シルヴィアの近くに…?
KP ヒント:ファンブル、振っている人がセリオさんの片割れの中の人
セリオ
姉さんの近くに駆け寄ります。
【応急手当】を……
KP なるほど……! 了解です、応急手当をどうぞ!
セリオ CCB<=50 【応急手当】 (1D100<=50) > 26 > 成功
KP ひゅーっ!?!? では回復量の算出もどうぞ!
セリオ 1d3 回復量 (1D3) > 1
system [ シルヴィア ] HP : 10 → 11
セリオ うっ、しょっぱい……
シルヴィア
そんなこと無いぞ、セリオ。
大事な1Pだ……ありがとう。
シルヴィア 「セリオ…… なにしてる、こちらに来ては……」
セリオ
「っ……共に在ると言っただろう!
相手を傷つける事ができないなら、せめて守る。……これが俺の戦い方だ!」
「今はこれくらいの事しか、出来ないが……。
少しは楽になるように……」
シルヴィア
「セリオ…… すまない、ありがとう……」
「ああ、大丈夫だよ。キミのおかげで、楽に……なった」
KP シルヴィアはぎこちなく羽ばたいてみせ、再び警備天使に向き直る。
セリオ
「……そうか」
色々言いたい気持ちをぐっと堪えて、同じく警備天使の方を向く。
KP それでは次ターン、バベルの番です。
バベル
sCCB<=70 ナイフ (1D100<=70) > 99 > 致命的失敗
あっ…
KP choice 回避不能カウンター 1T行動不能 (choice 回避不能カウンター 1T行動不能) > 回避不能カウンター
セリオ えっ…………………???????
バベル へへっ…… わ、わりぃ
セリオ ???????????
KP (困った顔をしている。)
セリオ
アキラさん!!!!!!!!><
(せめてものあれ)
KP では……バベルも再び、警備天使へ攻撃を加えようとしたが、先程のようにはうまく行かなかった。警備天使が動きを見きったようにその攻撃を避け、代わりに反撃を行う。
警邏天使 1d8 ダメージ量 (1D8) > 7
セリオ アキラさん!!!!!!!!!!><><><
バベル s3d6 CON決定 (3D6) > 12[5,4,3] > 12
セリオ ううっ バベルさん ううう だめだ……
バベル
sccb<=12*5 (1D100<=60) > 69 > 失敗
「っあ、く、そ……」
セリオ 「バベルさん!!!」
KP ……バベルは気絶してしまう。
スドラ 「……!!」
警邏天使
「ふん、悪魔風情が……」
槍に着いた血を払っている。
警邏天使
そういうつもりじゃなかったんだがな………
どういうことなんだ…… ここで大きな出目を出さなくていいんだよ私は……
セリオ アキラさんのファンやめます(中の人:やめません)
警邏天使
な、なんだって…!?
いやでも、これは仕方ない…… 態度は悪いしダメージ量はでかい
KP
それでは
■3R目 シルヴィアのターンです
シルヴィア
ノックアウト宣言とかしてる場合じゃないな…
CCB<=70 【キック】 (1D100<=70) > 86 > 失敗
KP ひぇ~ 助けての顔
セリオ 俺のクリチケを……食べる?
KP では、シルヴィアは感じたことのない感覚に集中力を乱され、うまく狙いを定めることが出来なかった。
シルヴィア いや、まだだ、まだいける…!(いけるか…?
KP 次ターン、警備天使です。
警邏天使
s1d3 (1D3) > 2
sCCB<=20 槍 (1D100<=20) > 59 > 失敗
セリオ
誰も彼も庇いたいが、気絶判定にも強くは無い事に気付いたな……
別に【応急手当】も高くないし……
殴るのと同値なんだよな……
KP
警備天使は、唯一無傷であるセリオさんに狙いを定めた。
が、既のところで槍の穂先がブレる。貴方への攻撃は届かなかった。
KP 一応、バベルは応急手当があれば起きられる状態ではあります。
警邏天使 「………ちょこまかと…」
セリオ 「……っ、ふ……相手から体勢を崩されでもしない限り、所詮その程度ですか……」
警邏天使 「貴様……!!」
KP 次のターン、セリオさんの番です。
セリオ 気絶判定入ったという事は、死んではいないんですよね……?
KP はい! 生きてます。
セリオ いや、どう……
セリオ
バベルさんの腹が上下しているのを遠目に見て……
警備天使に反撃を試みる。
KP 技能判定、どうぞ…!
セリオ CCB<=50 【こぶし】 (1D100<=50) > 7 > スペシャル
KP 2R目のため、回避を振ります…
警邏天使 SCCB<=26 回避 (1D100<=26) > 100 > 致命的失敗
警邏天使 ………
KP ダメージ二倍でどうぞ。
セリオ えっ
セリオ
2d3+2d4 【こぶしダメージ】 (2D3+2D4) > 3[2,1]+3[2,1] > 6
「……かかったな」
「そこだ……!」
警邏天使 「なっ……!?? うっ……ぐ…」
KP
あなたは決死の覚悟で、警備天使に向かって拳を振るう。
あなたのこぶしに、天使の肉の、骨の、ひしゃげる感触が伝わる。
警備天使は、その場に倒れ伏す。
しばらくは、もがくようにしていたが、次第にその動きも弱まり、やがて動かなくなった。
あなたは、初めて何者かを殺害した。
あなたのこぶしに着いた血が、それを物語っている。
SANc(1/1D3)
セリオ CCB<=68 【SANチェック】 (1D100<=68) > 47 > 成功
system [ セリオ ] SAN : 68 → 67
KP 戦闘終了です。お疲れさまでした。
シルヴィア 「……っセリオ、怪我は、ないか……?」
KP シルヴィアがあなたに近づき、案じるような顔をする。
セリオ
「……」
警備天使の元にしゃがみ込んで、目を瞑り暫く黙り込んでいる。
……シルヴィア姉さんの気配に気づいて、手に付着した血を倒れた警備天使の衣服で拭った。
「……ああ、この通りだ」
顔を上げて、繕うように微笑む。
「バベルさんの……治療をしなければ」
193
ウソを付くとSANCが発生するが…… 大丈夫かい?
と思ったけど嘘じゃないもんね!(震
KP 治療、できます! どうぞ!
セリオ
ごまかしたけど嘘は言ってません(疑惑の判定)
怪我はしてないのは事実
セリオ CCB<=50 【応急手当】 (1D100<=50) > 82 > 失敗
シルヴィア ぐぬぬ……
KP では、耐久値は回復しませんでしたが、貴方の手当でバベルは目を覚ますでしょう。
バベル
「う…… あ、れ、セリオ……?
警備天使は……?」
セリオ
「ああバベルさん、良かった……」
「警備天使は死にました。もう大丈夫です」
バベル
「あ……」倒れている警備天使の方を見る。
「そうか、わりい。足手まといにはならないって言ったのにな…」
セリオ
「そんな事はありません」
「警備天使も頭に血が上っていたのでしょう。きっとあの猛攻には俺も耐えられませんでした。
彼女が手を出す順番を誤った。ただそれだけです」
バベル
「……そっか……。ありがとな」
「へへっ……いてぇな…」
スドラ 「おにいちゃん、おねえちゃん、バベル……!」
KP 物陰に隠れてきたスドラが出てきて、あなた方に飛びつきます。
セリオ
「スドラさん」
皆で身を寄せ合うようにやんわりと掻き抱いて、利き手でないほうの手でスドラさんを撫でる。
スドラ
「しんじゃったかとおもった、バベル……
しなないで……みんな…」
シルヴィア
「………」では……セリオの利き手は私が握る…?
「……セリオ、キミを守れなかった。すまない……」
同じように抱きしめ返しながら
シルヴィア 体の傷のことではない。心が… ………
セリオ
「怖い思いをさせてごめんなさい、スドラさん。
ちゃんと皆、生きていますからね」
撫でていた手を下ろし、小さな背をぽんぽんとあやすように数度触れさせる。
「……どうしてシルヴィア姉さんが謝るんだ。
やっと貴方や、バベルさん、スドラさんを守れて、」
シルヴィア 「………」更に強く抱きしめる
セリオ
「……それだけで、俺は満足なんだ」
嘘じゃない。触れる利き手に力がこもる。
シルヴィア 「セリオ……」
KP
あなた方はしばしの間、生き残った安堵に浸る。
しかし、遠くからは爆発音が聞こえてくる。
周囲には、警備天使を含め他に人影はないようだ。
セリオ
「……急ごう。時間を取られてしまった。
今度こそ、EDEN中枢部へ」
シルヴィア
「……ああ ……ぅっ……」
「……? なんだ? 何故……」
怪我をした場所を押さえている。
セリオ 「姉さん……? まさか……傷が、痛むのか……?」
シルヴィア 「痛い…?」
KP 貴方は、シルヴィアが過去に微小な傷を負った際には何でも無いように笑っていたことを思い出すだろう。
バベル 「……天使ってさ、痛みとか感じないんだろ?」
セリオ
天使は痛みを感じないと聞いているが……
「しかし、今の姉さんの反応は……」
バベル
「あのじいさんがくれた薬……
あれで、痛いのがわかるようになったんだと思う」
セリオ 「『アダム』によるEDENの加護、ですか」
バベル 「そー。まあ、アダムは人間向けだけど、天使には天使でなにかあるんだろうな」
セリオ 「……そうですね。人は元々痛みを感じる事には変わりありませんから」
シルヴィア
「痛み……これが……」
「……そうか、バベルには悪いが……」
セリオ
「ああ。ちょっとした傷ならばともかく……その怪我では、さぞつらい事だろう……」
そのような怪我を俺もしたことが無いから痛みをわかってやれない。
ただ、肩を支える。
シルヴィア 「セリオ、キミが怪我をしなくて、本当に良かった」
セリオ
「……」
「……確かに、そのお陰で警備天使をどうにかする事ができた側面はある」
「バベルさん、シルヴィア姉さん……
改めて、ありがとう」
ごめんなさいの代わりに
バベル
「気にすんなって。
EDENに行くってんだから、これくらいかくごしてたよ。
まあ気絶しちまうとは思わなかったけど」
シルヴィア 「……ああ。全員生き残れて、よかった」
スドラ
「……なんにもできなくて、ごめんなさい。
わたしも、ありがとう」
セリオ
「スドラさんがいてくださるから、皆頑張ることが出来るのですよ。
見守ってくれていて、ありがとうございます」
屈んでしっかり目を合わせよう。
スドラ 「……うん」こくん、こくん、とうなずく。
バベル
「……さーて、進むとするかあ。
あれがEDENかあ……窓から入れそうだな」
セリオ
「なるほど……窓から……。
やってみましょう」
KP
あなた方は、EDENの内部へと足を踏み入れる。
セリオ
スドラさんも窓からやってきたな、と思いを馳せたり
またいけない事をしているな、とぼんやり逃避したりしている
KP
【EDEN内部:1F】
侵入すれば、無残に羽をちぎられ倒れ伏す天使たちの死体が転がっていた。
凄惨な現場に対するsanc(0/1d3)
セリオ CCB<=67 【SANチェック】 (1D100<=67) > 11 > スペシャル
シルヴィア CCB<=69 【SANチェック】 (1D100<=69) > 35 > 成功
セリオ 今更天使の死体を見てもな……
シルヴィア 「これは……」
セリオ いや姉さんに似ていたら許さないが
KP 天使がそれを見て顔を青ざめさせるが、すぐに真面目な顔をする。
シルヴィア 「おそらくは上階だろう。テロリストが立てこもっていると聞いた」
セリオ
「……ああ。どこまでの規模かは分からないが、見張りなどを付けているかもしれない。
気を付けながら進もう」
シルヴィア 「ああ」
KP
そうしてあなた方が上部を見上げると、天井がかなり高いことがわかる。
見回してみても、階段やエレベーターといった設備は見受けられないだろう
シルヴィア
「……EDENの内部に階段やエレベーターといったものはない。
EDENに出入りするのは天使のみだ」
「天使は飛べば上階に上がれるからな」
セリオ 「そうだよな。EDEN内部の詳細など、今までは知りもしなかった」
KP <目星>をどうぞ。
セリオ CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 52 > 成功
KP
あなたが初めて見るEDEN内部を眺めていると、はしごがあることに気がつく。
おそらくテロリストのものだ。一階ずつなら登っていけそうだ。
セリオ 「どうしたものか、…………あ、これなら……?」
シルヴィア 「私が運んでいくことも出来るが…… どうした?」
セリオ
「テロリスト達が用いたのだろう。
はしごがそのままにしてある」
シルヴィア 「なるほど…… よく見つけたな、セリオ」
セリオ 「ああ……これがあれば少しずつだが登っていけそうだ」
バベル
「へえ、頑丈そうだし、いけそうだな。
よっ……と、よし。俺が先に登るよ。スドラを上に引き上げる」
セリオ 「お願いします、バベルさん。下は俺がしっかり支えます」
バベル 「了解!」
セリオ
「姉さんは万が一が無いように見ていてくれ。
……無理はしないように」
シルヴィア 「私は二階を先に…… ……ああ、わかった」
スドラ 私はバベルに続いて、ゆっくりはしごを登っていくよ…!
KP
あなた方は問題なく、2Fへ移動できるだろう。
【EDEN内部:2F】
研究室だろうか。資料のようなものが置いてある。
やはりここも荒らされ、天使の死体が転がっている。
KP 探索可能箇所:<資料/机>
セリオ
「どこもかしこも、惨状が広がっているな……」
資料を手に取って見る。
KP
・資料
殆どはファイリングされ整頓されている。
<図書館>が振れます。
セリオ CCB<=80 【図書館】 (1D100<=80) > 32 > 成功
KP
<図書館情報>
資料の中に「烙印者リスト」というものがある。
開いてみればそこには様々な「人」のデータがのっている。
一番新しい者はあなたの上司のものだ。
烙印者リスト1
「ID:910089…イオリ 収容日:0999/12/25
健康状態:良好 精神状態:悪
勤勉で優秀な人材だが、最近不穏な動きをしている。
天使の報告によれば、時折悪魔と接触を行っているようだ
早々に烙印を押し地下に収容する /吸収予定:翌月の定期転生日」
KP 更に<目星>も振れます。
セリオ
「イオリさん……。……『吸収予定』……?」
CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 39 > 成功
KP では、リストの中にバベルのページを見つけます。
烙印者リスト2
「ID:291027…バベル 収容日:0998/7/29
健康状態:悪 精神状態:悪
監視天使による虐待の末精神が摩耗してしまったようだ。
天使からの報告は虚偽にまみれていたようだ。
しかし天使への暴行、ましてや殺害は大罪である。
天使の死体はすみやかに回収し吸収すること。
直ちに収容施設に連行すること。 /吸収予定:精神状態による」
セリオ ひえ……
バベル ………
セリオ
「…………」
そっと閉じる。
KP 資料から得られる情報は以上です。
セリオ
「そうか、イオリさんは悪魔と接触を……
それにしても、『吸収予定』に『定期転生日』……見慣れない単語が多いな……」
机を見よう。
KP
・机
整理しかけの資料が散らばっているがこちらも読むことはできない。
数字が沢山記載されていることは理解できた。
<アイデア>が振れます。
セリオ CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 67 > 成功
KP
<アイデア情報>
ID ではないか?と感じるがそれ以上はわからない。
おそらく人に関する資料だろう。
2Fで得られる情報は以上です。
シルヴィア 「……烙印者リストか…」
バベル
「烙印者? ……ふーん…… 俺のもどっかにあんのかな…」
といいつつも探し出そうという気はなさそうだ。
セリオ
「ああ……これだけ膨大なら、探せば見つかるでしょうね。
このような状況で無ければ、次は俺もここに載せられるのか……」
シルヴィア 「……そんなことはさせない」
シルヴィア ……私に何が出来るというのか、という話だが…
セリオ
「……冗談だ」
「いや……笑えない冗談だったな、すまない」
「ここの資料は……分かる事もあるが分からない事も多い。
先へ進もう」
シルヴィア 「いや。……もし、そんなことになったら……」
シルヴィア
逃げよう。……ふたりで
……なんてな
シルヴィア
「……そうだな、進もう。
3Fへのはしごもかかっているようだ」
KP
セリオ BGM……??
KP
【EDEN内部:3F】
広々とした空間に出る。空間には一面、ガラスケースが置いてある。
ガラスケースの中には、悪魔が収容されている。
一体一体、眠るように、棺に収められているように感じる。
バベル 「……!? あれ、この前まで……地下にいた奴らだ」
KP ガラスケースを調べることが出来ます。
セリオ
「これが輸送された悪魔、という事だろうか……」
近付いて、調べてみよう。
KP
・ガラスケース
近づいてみれば、悪魔たちはみんな目をつぶっていた。
声をかけても起きる気配はない、蓋も開かないため触れることはできないが、呼吸をしていることはわかる。
<目星>を振れます。
セリオ CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 83 > 失敗
KP
<目星(失敗)情報>
ガラスケースに数字の書かれたカードが入れられている。
シルヴィア 惜しかったな…
セリオ 3足りなかった……
セリオ 「数字……IDか何かか……?」
シルヴィア
「……どうだろうな。烙印者リストにも書いてあったが、
悪魔になってもやはり、IDは残っているのか……」
KP ここで<聞き耳>をどうぞ。
セリオ CCB<=60 【聞き耳】 (1D100<=60) > 40 > 成功
KP
<聞き耳情報>
甘い香りがした気がする。
クラリと一瞬意識が遠のいた。しかし特に何もない。
セリオ
「っ、」
一瞬ぼんやりと景色が色あせる
「…………?」
かぶりを振って前進する
シルヴィア 「セリオ…? どうし…… うっ…」
KP あなたがにおいにを振り払って進もうとすると、その後ろで天使ががくり、と膝をついたことがわかる。
セリオ
「! ……姉さん!」
駆け寄って支えに入る。
シルヴィア
「……いやだ…」
頭を抑えてうめき声をあげている。
バベル 「おい……大丈夫か?」
セリオ
「分かりません、俺も一瞬甘い香りを感じ取って、一瞬意識が持って行かれそうになりましたが……
シルヴィア姉さん……一体何が……」
支えたまま、羽根を避けて背中をさする。
KP ☆EDENのテレパシーが強くなり、苦しんでいる。
シルヴィア
「ちがう…… いやだ…… わ、わたしは……」
「………」
「……行こう」
KP 貴方が背中をさすり始め、しばらくすると収まったようで、険しい顔をしながらも立ち上がる。
セリオ 「待ってくれシルヴィア姉さん……何か、また見えたり聞こえたりしたのか?」
シルヴィア
「いや……ちがう、声が……」
「だが、もう大丈夫だ。心配ない。
……ありがとう、セリオ」
「バベル……スドラも。待たせてすまないな。
進もう」
セリオ
「……そうか。いや、シルヴィア姉さんがそれで良いなら良い。
しかし、本当に、無理はしないでくれ」
「スドラさんも、もちろんバベルさんもその怪我ですから。
疲れたらすぐに言ってくださいね」
シルヴィア
「無理なんて……してないさ。
心配性だな」
バベル
「ああ、わかった。
つっても無理したらぶっ倒れちまうだろうからすぐわかるだろうけどな」
スドラ 「私も、大丈夫…!」
セリオ
「俺には心配する事くらいしか出来ないからな。
それくらいはさせてくれ」
「お二人もひとまず良かった……。行きましょう。
焦らず、しかし迅速に」
バベル
「おう。といっても上んのも疲れてきたな……。
もうそろそろ一番上に着いてくれてもいいんだが、っと…」
KP
【EDEN内部:4F】
上に上がってきたあなたたちは、天使の死体に加え、銃器や武器が辺りに転がっていることに気がつく。
ここは研究室のようだが、このような武器があるはずがない。
シルヴィア
「ここもか……。
その武器はおそらくはテロリストが持ち込んだものだろう。
扱い方はよくわからないが……あまり触らないほうがいい」
KP ここにはほかの階とは異なって、上に上がるための大きな階段があるようだった。
KP 探索可能箇所:<銃器/机>
セリオ
「そうだな。
しかしこれだけあって悪魔たちが所持するでもなく、転がしたままになっている……?」
悪魔はやられていないのだろうか?
鈍器を見てみる。
KP
・銃器
あなたが実際に見るのは初めてだろう。
目の前にあるそれは黒くて、奇妙な形をしている。近づいてみるとわずかに熱を持っているような気がするだろう。
あなたは確かに知らないものであるはずだが、どこか恐ろしさを感じるのはこれが人を殺すための物だと理解しているからだろうか。
バベル 「確かに……武器だけ落ちてるのはおかしいな」
KP
バベルはそれらを見るといぶかしげな顔をして周囲を警戒しているようだった。
銃器に関する情報は以上です。
悪魔の死体などはこの場に無さそうです。
セリオ
「ええ、不可解です……。
意図も現状も分からない……」
バベルさんに応じつつ、自身も周囲に神経を配りながら机を見てみる。
KP
・机
机には羊皮紙が散らばっている。とても古い文献のようだ。
古代文字のようなものが使われており、解読の研究をしていたのかもしれないと感じる。
あなたには読めなさそうな文字だ。
セリオ 「古文書の類か……。俺には分からないな……」
KP あなたが羊皮紙をのぞき込んでいると、同じようにそばにいてそれらを見ていたスドラがいう。
スドラ 「スドラ、これよめるよ…難しいけど」
セリオ
「そうだったのですね。すごいです、スドラさん。
どのような事が書かれているのでしょう?」
スドラ 「へへ…… 読んでみるね」
セリオ 「お願いします」
KP
スドラはあなたの言葉を聞いてうなずくと、読み上げ始める。
そのうちに、スドラの声色が変わっていくだろう。
スドラ
「おおいなる神、ヴルトゥーム、一千年の眠りと覚醒を繰り返すもの。
私はこの地に降り立ち神と契約をした。
人の安寧を、楽園を提供してもらう代わりに、我々は彼らの養分となるのだ。
我々は契約したのだ。
この火星の地で生きるために…沈んだ地球の、思い出を抱いて。
─ノア」
「……難しくてよくわかんない」
KP スドラは読み終わると元の口調に戻る。
セリオ
「ええ、難しいですね……。読んでくださってありがとうございます」
「ノア……伝説にあった人の残した……」
スドラ 「ううん! 私にも出来ることがあってよかった!」
KP 羊皮紙に< 目星またはアイデア >を振ることが出来ます。
セリオ
CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 98 > 致命的失敗
あの……うん。
KP
ホワっ! 戦闘中じゃなくてよかった…
choice SAN 技能一時減少 HP (choice SAN 技能一時減少 HP) > HP
では、貴方は足元にあった銃器の一つを蹴飛ばしてしまう。
それはたまたま……セーフティが外れていたのである。
蹴飛ばした衝撃で、それは暴発するだろう。
<回避>をどうぞ。
セリオ CCB<=22 【回避】 (1D100<=22) > 51 > 失敗
KP
だが、その銃器は何かを模倣したような設計だ。
本物のそれとは威力は比べ物にならないだろう。
ダメージは1d3+1です。
1d3+1 (1D3+1) > 3[3]+1 > 4
…
system [ セリオ ] HP : 11 → 7
KP 殺してくれ…
シルヴィア 「っ…!? セリオ!」
セリオ やっぱりアキラチャンのファンやめます(冗談)
KP ダメージロールの値が全部高い… えーん…
セリオ 「っ……う……!?」
KP 銃弾は貴方の腕を撃ち抜いた。鮮烈な”痛み”が走る。
シルヴィア
「セリオ、ああ、どうして……血が…」
CCB<=30 応急手当 (1D100<=30) > 57 > 失敗
「止まらない、血が…………」
真っ青な顔で止血しようとセリオさんの腕を押さえている。
セリオ
「大丈夫……大丈夫だ……。
俺の不注意のせいでこうなったので……」
セリオ これが天使を殺した罰か
セリオ
回復しなくていいので、自分に【応急手当】を振っても?
シルヴィア姉さんを憔悴させたままにしたくない。
シルヴィア 「そんなわけ…… セリオ、キミの痛みなど、全て私が取り去ってやりたい……」
KP どうぞ…!
セリオ
CCB<=50 【応急手当】 (1D100<=50) > 56 > 失敗
だめだった……
KP 惜しい……!!!
バベル CCB<=30 応急手当 (1D100<=30) > 42 > 失敗
スドラ CCB<=30 応急手当 (1D100<=30) > 60 > 失敗
KP どうして…
193
CCB<=30 応急手当 (1D100<=30) > 90 > 失敗
うえーん…
けみかる
CCB<=30 …… (1D100<=30) > 18 > 成功
…………
KP やった~!!!!! 実質成功です…
KP
ではあなた方はよってたかって、セリオさんの腕を心配げにみて傷を治療しようと試みるだろう。
……ことごとくうまくは行かなかったが、どくどくと溢れ出ていた血はいつしかその勢いを弱める。貴方が感じる痛みも多少鈍くなるだろう。
セリオ
「すみません、大丈夫です。
その内血は止まるでしょう」
バベル 「ああ、わりい……治療は得意じゃなくて……」
セリオ
「俺も業務中の負傷に対応できるようにとかじった程度で、そこまでではないので。
ご心配とご迷惑をお掛けしました」
バベル 「いや……迷惑とかじゃねえけどさ」
シルヴィア 「セリオ……」心配そうに腕を見ている。
セリオ
「シルヴィア姉さんが感じた痛みよりはマシなものだ。
その内痛みも引く」
羊皮紙……【目星】ができないなら先へ進む……?
シルヴィア
「……そんなはずはない。私の記憶にあるかぎり、キミがそんな怪我をおったのは初めてだ」
「すまない……」傷に触れないように抱きしめてる
KP
では羊皮紙ですが、先程の銃の暴発時に取り落し、裏面に血が掛かってしまったようです。
その部分をよく見てみると、何かメモのようなものが書いてある。一部は読めなくなっているようだ。
セリオ
「まったく……姉さんは何も悪くないだろう?
……ありがとう。随分楽になった」
緩く抱き締め返してから離れて、羊皮紙を見る。
KP
それは貴方には読めない字で書かれていた。
スドラに読ませることが出来る。
セリオ
「すみません、俺の血で汚れて読みづらくなってしまっていますが……。
こちらも、読んでみていただけますか?」
自分で持って、屈んでスドラさんに見せよう。
スドラ
「うん、読んでみるね」
「■■■■■■■■、■■は■■■■■■るかもしれない。
■■■妨げる方法が、故郷の本に載っていた」
「記録は■■■■■■■■。
この言葉がいつまで使われているかわからないからだ。
ヒントは一目でわかるように配置しておく。」
「……って書いてあるよ」
セリオ 石像と歌かな……
セリオ
「肝心な箇所を……」
「いえ、ありがとうございます」
スドラ 「ううん…!」
KP 4Fの情報は以上です。階段を登って上階へ行くことが出来ます。
セリオ
「言葉ではない、ヒントを配置……」
スドラさんの読み上げてくれた単語をつぶやいてる。
シルヴィア
「言葉ではないヒント、か……
この先にあるのか? あるいは… どこかに…?」
セリオ
「吸収……養分……一千年の眠りと覚醒……
EDEN様の統治1000年記念……」
「……ここでいつまでも考え事をしていても仕方がない。
上へ……進もうか」
シルヴィア 「……ああ。気をつけて、すすもう」
KP
あなた方は階段を登り、5Fへと足を踏み入れるだろう。
シルヴィアは貴方の少し前に立って、階段を登っていく。
【EDEN内部:5F】
階段を登りきれば大きな扉が見える。
扉の向こうから、何か本能的な恐怖を感じるだろう。
押すと、ギギィという音を立て、扉はゆっくりと開いていく。
【謁見】
――そこには植物があった。
青白く膨らんだそれは、枝上にわかれた無数の根を持つ巨大な球根植物のようだった。
上部には巨大な花のように、朱色の萼がついており、萼からは雄しべのような触手の群れと、先に何もついていない太い茎が一本生えていた。
グレートオールドワン、眠れるもの「ヴルトゥーム:EDEN」を目撃したことによる
sanc(1/1d10)
セリオ CCB<=67 【SANチェック】 (1D100<=67) > 40 > 成功
シルヴィア CCB<=69 【SANチェック】 (1D100<=69) > 98 > 致命的失敗
system [ セリオ ] SAN : 67 → 66
セリオ シルヴィア姉さん!!!!!
シルヴィア
おお…
今日は… 出目が悪いな…
シルヴィア 1d10 SAN減少 (1D10) > 3
セリオ いかないでくれ……
system [ シルヴィア ] SAN : 69 → 66
セリオ えらい……
シルヴィア 大丈夫だよ… 比較的いい出目だった…
KP
その大きな花の根元を見たあなたは気がつく。根元に、悪魔がいる。
何人もの悪魔が、悲鳴をあげた顔をそのままに、花に吸収されているのだ。
セリオ SANcでよかった、というやつだな……
KP そうして根元から視線をあげたあなたは、たくさん咲いている小さな花の中から、人が生まれようとしていることにも気がつく。
セリオ 「! これが、吸収と転生か、……っう!?」
KP
…突如、頭痛がした。
あなたはこの光景を覚えている。
知っている。
理解している。
何故なら、貴方もまた、ここで養分になり、生み直され、人に、天使になり、そうしてまたここで一生を終えたからだ。
一度ではない。何度も、何度もだ。
以前、自分が天使だった時に、人間の姿をしていた今の天使を見守っていたことも覚えている。
何度も、何度もお互いを” 監視” しあっていたのだろう。
貴方は、いや、Δの生命は全て。
この花から生まれた存在だと思い出す。
sanc(1D3/1D10)
セリオ
CCB<=66 【SANチェック】 (1D100<=66) > 70 > 失敗
1d10 (1D10) > 1
シルヴィア とても偉い
system [ セリオ ] SAN : 66 → 65
セリオ 覚悟……
シルヴィア
CCB<=66 【SANチェック】 (1D100<=66) > 18 > 成功
1d3 (1D3) > 2
system [ シルヴィア ] SAN : 66 → 64
シルヴィア 「…… あっ、ぐ、ぅう………」
KP
戸惑う貴方の隣でシルヴィアが崩れ落ちる。
意識はあるようだが、頭を抑えて呻いている。
セリオ
「姉さん、シルヴィア姉さん……!」
はっとして駆け寄る。
EDENから目をそらさないようにしつつ……
シルヴィア 「こえ……が……」
KP
声。
貴方の後ろの花から、声がした。
言葉を発する器官などあるはずもない。それはきっと、テレパシーだ。
EDEN
「やあ、健全なるΔの国民たち! おはよう!
久しぶりだねえ! この度はノアを連れてきてくれてありがとう!」
「さーて、君たちの功績を認めて相応しい褒美を授けないといけないねえ?
え? ここにいたテロリストたち?」
「ああ、大丈夫!ぜーんぶ私がやっつけておいた。
と言っても今の私は休眠状態なので、手荒な真似はしていないぞ?
ちょっと眠ってもらっただけさ!」
KP
そうしてやけに明るい、ハキハキとした声が聞こえてくる。
……会話を試みることができそうだ。
KP
【嘘】
EDEN は植物であり、心理学などは効果をなさないが、探索者たちは皆アリエルの血を引いている。
そのため、EDEN の発する嘘に妙な引っかかりを覚える。EDEN が嘘をつくたびに、悪寒が走る。
EDEN はノアを返してもらえそうなら平気で嘘をつく。
探索者たちに好意的に接するが、だいたいその場しのぎである。
★KP 情報:EDEN はとにかく感じよく明るく話す。逆に胡散臭いくらいで良い。
セリオ 「EDEN……」
EDEN
「そう! よくいえたねえ。
私こそ君たちの神、EDENだよ!」
セリオ
「こうして……直接お話するのは……少なくともこの俺は初めて……ですね……」
「……姉さん……我が天使シルヴィアが苦しんでいるのは……
俺が『エバ』を飲ませたせいですか……?」
EDEN
「だろうねえ。
Δの国民達はみんな、生まれたときくらいしか私のことを見たことがないだろうし……君たちは幸運だよ!」
セリオ 「……それは、光栄です」
EDEN 「エバ? ……まあ勝手な不純物を摂取したら体調不良になっちゃうのは当然だよね?」
EDEN
私はエバについては知らないけど、知らないということは私の管理外のものだ。
よって不純物~
KP EDENがそのように言葉を紡ぐと、貴方の背筋に悪寒が走る。
セリオ
「っ、」
「……」
唇を噛み締める。
「まず、は……1000年の統治記念……おめでとうございます……」
シルヴィア
なお、この状況で私が頭痛を訴えているのは、エバを飲んだせいもいえるしそうでないともいえる。
エバを飲んだおかげで、私はEDENに抵抗できる。私はセリオを守ることが出来る。
EDEN 「うんうん、どうもありがとう!」
セリオ
「貴方も? ノア……さんを求めていたのですね。
しかしそれは……どういった意図での事でしょう?」
EDEN
「私も?
そもそも天使ちゃんたちにノアを連れて帰ってきてっていったのは私だよ」
「ノアは私の一番めの子どもなのさ。
何度転生しても君たちの生態系の核であることにかわりはない」
「ノアがいないとこのシステムが作動しないんだよ~」
セリオ
「なるほど。……しかしそうであるならば、何故あのような傷を負わせて、
……いや、それでも転生? するからか……?」
途方もない事を口にしている自覚を持ちつつ言葉を探している
EDEN
「うーん、その点に関しては個体差があってさ。
私の命令を強く受け取りすぎた個体が、そういうふうに暴走しちゃったのかもね」
「そうそう、死んじゃったらまた私が生まれ変わらせてあげるし」
セリオ 「EDEN……様は、これからどうなさるおつもりですか」
EDEN
「これから? どうもこうも、より良い国を作るに決まってるだろ?
私はこの国の統治者なのだから」
KP 再び、貴方の身に悪寒が走るだろう。
EDEN
「もうすぐ1000年目を迎える。そろそろだよ。
私はようやく目覚める」
「でも、ノアが逃げちゃったから意識だけ先に覚醒しちゃったんだ」
EDEN ★KP 情報:EDEN は 1000 年の眠りから覚めれば国民を全て養分にしようとしているためこれは嘘である。
セリオ
「……眠りからの覚醒。
貴方の肉体……本体……? がお目覚めになった時、何が起こるのですか」
目を伏せ、腕をさすりながら問う
EDEN
「何が起こるって……今までと変わりなく、Δは続いていくよ。
君たちは君たちの日常をこれからも変わりなく過ごしていくことになるだろうね」
KP 首の後ろがざわざわするような、奇妙な悪寒を感じる。
EDEN 「君たちは何も考えなくていいのさ。平和な日常が返ってくるよ。」
セリオ
「なに、も……?
思考を止め続けた結果が…………」
「これが、とてもへいわ、とは…………らくえん、とは…………」
EDEN
「平和だっただろう?
壊したのは悪魔たちだ」
「君たちはお行儀よくして、いい子に暮らしてたのにね。
悪魔のおかげで散々だ」
「悪魔……悪い人間のことを言う言葉だね。
転生させるなら悪い人間から早めにしたほうがいいだろうし……
次は天使にでもしてあげようかなっておもってるよ」
KP EDENに聞きたいことがなくなれば、次のシーンに移行します。
セリオ はい……! うーむ……
EDEN 悩んでるねえ…… 私が思ったよりもいい人そうだからかな?
セリオ いや……別にEDEN様のファンではないです
EDEN なーんだ、ちぇーっ
セリオ
「この星……? に住まうための条件として、この機構を生み出した……のでしたね。
それに逆らうとしたら、我々はどうなりますか」
EDEN 「逆らう……? ノアを返さなかったらってこと?」
セリオ
「そう……なるのでしょうか。
ともかく、何らかの理由で機構が崩れたらどうなるのでしょう」
EDEN
「…私はちょっと困っちゃうかな?
だって、君たちがもう生まれてこれなくなるんだもの…。
君たちも困るでしょ?」
KP ぞくり、と身震いするような感覚が走るだろう。
KP ★KP 情報:EDEN は自身の覚醒のためにノアを欲しているためこれは嘘である。
セリオ
「う……ん……? ん……。
スドラさん……いえ、このノアさんの記憶が無いそうですが、彼女が何故逃げ出したのかについてはご存知ですか」
EDEN
「さあ…? どうしてだろうね……
今まで逃げ出すようなことはなかったんだけど。何か事故でも起きたかな」
セリオ 「彼女が逃げ出した事こそ、機構そのものに何かしらの綻びが……ある、という事なのでは……」
EDEN
「うーん、そうかもねえ。
ちょっと修正が必要かも。考えておくよ」
セリオ
「……そもそも何故、このような階級を生み出したのですか?
天使と人については分かりました。しかし悪魔は……」
EDEN
「悪魔は悪い人間だよ。
どうしてもそうなっちゃう個体はいるもんだよねえ。しょうがないしょうがない」
「次に生まれ変わるときはあの子達も清く正しく! だっけ?
生きられるといいね!」
セリオ
「そうですか。
では貴方の仰ることに則るならば、烙印を押されていないだけで、俺も立派な悪魔ですね」
おそらく……以上です。
EDEN
「そうかな? でも君はノアを連れてきてくれたからなあ……
特別扱いしてあげてもいいよ?」
KP
了解です。
一通り話すと、EDEN は大きな花を広げる。
花弁の一枚があなた方の元へと伸びてくる。
EDEN 「さて、それでは……そろそろノアを返しておくれ」
KP
※ここで分岐します。
ノアをEDENに返しますか?
セリオ んん……
シルヴィア 悩んでいるな…
KP バベル、スドラ、(天使(?))に意見を聞く(??)ことも出来ます。
セリオ
「それは……少し考えさせてください」
スドラさんの元に跪く。
スドラ
「……?」
とても怖がっているようだ。
セリオ 「スドラさん、貴方は……覚えていないとはいえ、何か理由があって、逃げてきたのですよね」
スドラ
「……わかりません…… おぼえてないから……」
「あの羽の人達が、追いかけてきて、それで逃げ出して……」
「……今も、すごく怖い。けど」
「もし…おにいちゃんが…あのお花の方に行ったほうがいいよっていうなら
ちゃんと行きます」
セリオ
「それは俺の意思であって、貴方の意思ではありませんよ」
ふ、と笑って左手でスドラさんの頭を撫で、改めてEDENに向き直る。
「……怖い、と。確かにあの時彼女は俺に助けを乞うた」
「彼女は……確かに貴方にとっては『ノア』かもしれないが。
それ以前に、彼女は俺たちにとってはスドラさんだ」
「我が天使が苦しみ、我が友が傷付き、我が同志たちが待っている。
彼女を渡す事は、できない」
EDEN 「…」
KP
EDEN が沈黙する。
突如、近くまできていた花が、ブワリとうごきだす。
バベル 「っ、スドラ!」
スドラ 「え…? きゃっ…!」
KP それはスドラを襲ったようだが、間一髪バベルがスドラを突き飛ばしたお陰で外れたようだった。
セリオ
「……!」
スドラさんに目線を一瞬向けるが、きっとEDENを見据えている。
KP その様子を見たEDENはつまらなさそうに話す。
EDEN
「悪魔のくせに邪魔するなよ」
「もういいよ、君たちに優しい世界を見せたまま終わらせようかと思ったけど…
言うことを聞かない悪い子は、さっさと溶かして養分にするに限る」
KP
そう言い、幾本もの触手を蠢かせはじめた。
< 戦闘開始 >です。
最初に<目星>をどうぞ。
セリオ
優しい世界でなくて構わない。たとえそこが地獄だったとしても
俺はシルヴィア姉さんたちと、新しい世界を見るんだ
セリオ CCB<=80 【目星】 (1D100<=80) > 51 > 成功
KP
<目星情報>
EDEN のいる場所には洞窟の床に描かれていたものと似た模様があると気がつく。
セリオ (あの花模様は……星の)
シルヴィア
「セリオ…、スドラ、バベル……
……ぁ、こ、えが…… ぐ、くそっ…」
天使がよろよろと立ち上がる。
セリオ
「姉さん……」
支えに入る。
KP シルヴィアに対し<アイデア>も振れます。
セリオ
CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 98 > 致命的失敗
あの、ね…………
KP ふふ……(戦闘中じゃなくてよかったのかお
セリオ クリチケ……
KP
いや、大丈夫……ですよ…!
シルヴィアの具合が軽くわかるだけなので…!
では貴方はやはり、隠れ家にてエバを飲ませたせいで、このような苦痛を味わっているのではないかと思う。
SAN-1
セリオ ゔう……俺は姉さんの状態も分かってあげられない……
system [ セリオ ] SAN : 65 → 64
シルヴィア ぶっちゃけそれどころじゃないからな…(戦闘に突入はしている
KP ■それでは1R目ですが…… なにか作戦はありますか?
セリオ
石像の配置通りにスドラさんを俺たちで囲んで歌うんだろう……とは思うがメタすぎる……
それに気付けるかどうか【アイデア】しても……?
KP どうぞ!
セリオ CCB<=90 【アイデア】 (1D100<=90) > 64 > 成功
セリオ くそ……さっきもこの出目を出してほしかった
KP
とってもえらい…!!
では貴方はあの廃プラネタリウムで見かけた石像や星座たちの意味に気がつくだろう。
シルヴィア なお、私へのアイデアが成功していた場合は、私がなにかにあらがっている用に見えることがわかるだろうな。
セリオ
「配置、模様、……そうか。
あの紙に書かれていた事は、恐らく石像と星の楽譜だ」
シルヴィア 「楽譜……?」
セリオ
「ああ。原初のノアが残した何かを『妨げる方法』。
それがアレへの妨げになるかは賭けになるが……」
シルヴィア 「……なるほど、やってみよう」
セリオ
「テロリストらをものした相手だ。
このままでは恐らく勝ち目がない。一縷の望みにかける……」
バベル 「なるほどな……わかった、言うとおりにするぜ」
KP
では、石像の並びに従う場合、
誰か スドラ 誰か
誰か
のように、スドラを庇うような位置に立たねばならない。
一番前に立つ人は攻撃を受ける位置だとわかる。
シルヴィア 「……一番前には私が立つ。セリオ、バベルはスドラの隣に」
セリオ
「姉さん……! っ、」
気持ちばかりが逸るが、片腕を押さえて呻く。
「……分かった。言うとおりにする。
どうか気を付けてくれ」
シルヴィア
「……ああ。大丈夫だ。
私はこれでも天使だぞ」
セリオ
「痛みを知る天使、だろう?
……傷付けられる姿を見て、俺の体は傷付かなくとも心は傷付くんだ」
「しかし、同時に信じてもいる。
任せたよ、シルヴィア姉さん!」
シルヴィア
「………」
「ああ、任せろ。セリオ」
KP
それではあなた方は、地下で見たあの儀式を執り行なおうとする。
【???】
消費 MP:50 発動までに1R
歌を知っている人間は呪文に参加できる。
その場合は MP を提供することが可能。
ちがうな、発動してからかな…?
スドラ 「……っ、♪~ ♪♪♪ ♪♪♪ ♪♪ ――」
KP スドラがたどたどしく歌い始めるだろう。
セリオ 呪文に参加する。
シルヴィア 私もだ。背後に攻撃が向かないように注意しながら、歌うだろう。
セリオ
「♪…… ♪♪ ♪♪♪ ♪♪♪♪ーー」
思考を一度排除する。
無心で、心を落ち着けてただ口遊む。
シルヴィア
「……♪♪ ♪♪♪ ♪♪♪ ……」
合わせるように歌い始める。
バベル
もちろん、俺も歌うぜ…!
「♪♪♪♪ ♪♪ ♪♪~……」
KP
ではあなた方4名は儀式を執り行うために、その場から動けない。
EDEN:ヴルトゥームのターンです。
EDEN
「この…! 忌々しい歌を歌うのをやめろ…!」
SCCB<=65 触手/シルヴィア狙い (1D100<=65) > 67 > 失敗
KP
EDENの振りかぶった触手があなた方のそばに落ちる。
しかし、既のところで外れたようだ。ずるずる、と直ぐ側で触手が引いていくのが見える。
セリオ しのいだ……良かった……
シルヴィア ふふ… よかった
シルヴィア ふっ……と挑戦的な笑みを浮かべてみせる。
KP
■2R目 それでは、呪文が発動します。
MPを50消費してください。
system
[ バベル ] MP : 15 → 5
[ スドラ ] MP : 20 → 5
system
[ シルヴィア ] MP : 15 → 5
[ KP ] 【???】の発動 : 0 → 10
[ KP ] 【???】の発動 : 10 → 25
[ KP ] 【???】の発動 : 25 → 35
KP もう1,2ポイントずつかな…?
セリオ あと1Pほしいな……
system [ セリオ ] MP : 15 → 1
KP
こ、こらーーっ!!
えーん
system
[ シルヴィア ] MP : 5 → 4
[ KP ] 【???】の発動 : 35 → 45
[ KP ] 【???】の発動 : 45 → 50
KP
歌を歌い終わったスドラは、一つ息を吸うと、両手を前に出す。
その途端、EDENの動きはビクリと震えた。
その体が、根本からピキ、パキと凍り始める。
EDEN 「なんだ…… これは…… まさか、お前たち…!!」
セリオ
「……」
EDENの声に、漸く集中を解いて目を開く
KP
暴れまわるEDENによって、あちこちが崩壊する。
辺り一帯に尋常ではない冷気が漂い始め、EDENが悲鳴とも叫びともつかない声を上げる。
EDEN
「おのれ…おのれ! お前たちが今まで生きてこられたのは!
誰のおかげだ!」
「養分の分際で、私の糧が、糧のくせに!」
KP
その怨嗟が終わる前に、花びらが凍る。
EDEN がそのまま、地上へと落ちていく。
じきに声は聞こえなくなり、辺りには残った冷気と静寂が満ちるばかりだった。
それとともに、警報が鳴り響く。
警報
『EDEN の生命活動が停止されました』『EDEN の生命活動が停止されました』
『EDEN の停止に伴い、Δの管理システムが停止しました』
『Δ国民の皆様、避難活動を行ってください』
KP
辺りに、尋常ではない冷気が噴き出している。
天使がヨロヨロと、EDEN によって崩壊した穴からΔを見おろして、驚愕の表情を見せる。
シルヴィア 「…!」
KP
Δが、EDENから溢れだす冷気によって凍りづけになっていく。
逃げ出す人々や、天使、そして悪魔たち。
皆が氷に飲まれていく。
天使は空から落ち、悪魔は地下に逃げようとして地下ごと凍る。
人々は、祈りを捧げるような仕草で動かなくなっていった。
惨状に対する SANc(1/1D6)
セリオ
CCB<=64 【SANチェック】 (1D100<=64) > 1 > 決定的成功/スペシャル
????
KP ひゅう…! クリチケをどうぞ…!
system [ セリオ ] CT : 1 → 2
シルヴィア
CCB<=64 【SANチェック】 (1D100<=64) > 67 > 失敗
1d6 (1D6) > 3
system [ シルヴィア ] SAN : 64 → 61
セリオ あぶなかった! えらい……
シルヴィア よかった… ほんとうに…
シルヴィア 「………」
バベル 「…………」
スドラ 「………」
KP
スドラが天使の足に縋りつく。
あなた方が呆然としてその様子をみていると、背後からバベルの声がする。
バベル 「な、なあ…あれ」
セリオ
「……?」
そちらを見る
KP 指差す先は、先程までそこに存在していた EDEN によって見えなかった隠し扉だった。
シルヴィア
「……あの冷気は今地下に流れ込んでいるが、じきにここまで上がってくるだろう。
避難しよう」
セリオ
「……ああ」
隠し扉へ向かう。
シルヴィア セリオについていくだろう。
KP
スドラも、バベルも、隠し扉へ向かうことに反対しないだろう。
【隠し扉】
中に入れば、ほんのりとぬくもりを感じる。
どうやら扉が頑丈なようで、冷気が入り込むのが遅いようだ。
シルヴィア 「……よかった、ここはまだ温かいな」
セリオ
「……はあ……良かったが……
あんな事になるとは……」
バベル 「……そうだな。氷漬け、か……」
スドラ 「………」きょろきょろしている
KP
扉の先には、大きなモニターと一隻の船があった。
それは聖船を一回り大きくしたような、不思議な船だ。
セリオ 「これは……」
セリオ 方舟……?
KP スドラも、船を見つけると、ゆったりとした足取りで近づいていくだろう。
KP 探索可能箇所:<方舟/モニター>
セリオ 不思議な船に、方舟に近付く。
KP
・方舟
方舟は、古いがまだ動くものだ。
搭乗可能人数は2人だとわかるだろう。
定員を超えればきちんと稼働しないだろうと察しがつく
操縦については、普段行っている聖船の操作に非常に近いとわかる。
あなたが普段製作し、操縦していた聖船は方舟を参考に作られていたのだろう。
スドラ
「それは、多分方舟だ…」
「その方舟は、我々「ニンゲン」の故郷とΔをつなぐ舟…」
「随分とボロボロになってしまっている、私たちが乗ってきた頃とは大違いだ」
KP スドラの口調は、とても大人びて、老成したものに変わっていた。
セリオ
「……スドラさん……」
呆気にとられて視線をスドラさんに向けつつも、
「方舟……そうですか、これが……」
何処か納得したように再度方舟を見つめる
KP スドラは愛おしそうにその舟を撫でる。
スドラ
「きっとまだ使えるだろう、これを使えば、故郷…地球になら、逃げられる。
此処もきっと、じきに凍りついてしまう、逃げるなら今のうちだと思う」
「何かパーツがなくなっている気がするが装甲には問題なさそうだ。
……しかし、何だったんだろうあのパーツは?」
セリオ
「パーツ……。何だったのでしょうね。
しかし、スドラさんが問題ないとおっしゃるなら、きっと……」
スドラ 「ああ、航行には問題ないはずだ」
KP 方舟の情報は以上です。
KP ★KP 情報:なお、無理やり3人が乗り込むなどすれば、操縦技能が自動失敗となる。
セリオ 頷いて、今度はモニターを見る。
KP
・モニター
画面には青一色の惑星の画像が映しだされる。
近くには何かの操作盤がある。ハッチの操作盤だろう。
KP
★KP 情報:これは遠い昔に地球が水に沈んだ際に記録された画像だ。
現在の地球は水には沈んでいない。
KP <図書館>が振れます。
セリオ CCB<=80 【図書館】 (1D100<=80) > 41 > 成功
KP
<図書館情報>
モニターを操作していると、一つの映像ファイルが保存されていることに気がつく。
見てみますか?
セリオ
「これは惑星……? ……ん、映像ファイルが……」
見てみましょう
KP
【映像ファイル】
そこにはスドラをそのまま大人にしたような女性と、凛々しい男性が映しだされていた。
女性はベッドに横たわっており、ぐったりとしている。男性が口を開く。
男性
『私はノア、海底の神の目覚めに寄る大洪水を免れ、妻、スドラとともに火星に救いを求めた者だ。
これは記録として残しておく。
我が故郷地球は、海底で眠りについていた神が目覚めたことによる海底都市の浮上により、ほぼすべての大地が水底へと沈んだ…らしい。
断言できないのは、私が「人間の存続をかけた存在」として、神が浮上すると同時に星を離れたからだ。愛しい星が海水に覆われ始めるのを見つめながら、私は星を後にした。
火星を目標としていたわけではない、あてど無く漂うつもりだった私は、火星に近づいた際声を聞いた。
それが火星の神、ヴルトゥームだった。
彼はとても我々に好意的で、火星という交配した土地を人とともに自然豊かな星にしたいと願いでてきた。
私は己の事情を話し、共存のための条件を飲んだ。
私と妻の体をヴルトゥームに捧げることで、ヴルトゥームが私の遺伝子情報を解析し、クローンを生み出す。
今この星…いや、もしかしたらこの世には私と妻の二人だけしかいないのだ』
私の使命は人類の存続だ、妻の命は長くない…私だけが残っても、どうしようもない。
これは意識ある私の遺言であり、次に生まれ始める私の意思を受け継いだ者たちへのメッセージだ。
きっとこの星は第二の地球として長い時を経て繁栄する。
子どもたちよ、恐れるな』
KP
スドラによく似た女性と、ノアという男性は手を取り合い、画面越しに微笑んでいた。
そこで映像は終了する。
セリオ
「…………」
眉尻を下げて、ファイルを閉じる。
KP
【決断】
あなたには以下の選択肢が与えられる。
・一人で方舟に乗る。
・自分と誰かで方舟に乗る。
・自分は残り、誰か二人を方舟に乗せる。
・誰も方舟に乗らない
現在地球がどうなっているかはあなたたちにはどうやってもわからない。
あなたが方舟に乗ることを否定するものはいない。
誰を選ぶも選ばないも、あなたに一任されるが彼らにはそれぞれ主張があるだろう。
セリオ 「2人乗りの方舟……か」
シルヴィア 「……ああ、そのようだ」
セリオ
「……スドラさんは、地球へ戻りたいですか?」
一人ずつ主張を聞こう。
スドラ/ノア 「――私は此処に残るつもりだ」
セリオ ノアであり、スドラでもある……
スドラ/ノア
「故郷は恋しい。
だが、この星の繁栄を願ったのは私だ」
「私は、ここで死にゆく星の最後を看取るつもりだ」
セリオ 「……そうですか」
スドラ/ノア 「ああ、だから……私のことは気にするな」
セリオ
「……しかし確かに、この星の繁栄があったからこそ、我々はいま此処に在る事ができました。
心からの感謝を。ありがとうございます」
深々と一礼する。
スドラ/ノア 「……ああ。こちらこそ、ありがとう」
セリオ 「バベルさんは……地球へ行ってみたいと思いますか」
バベル
「俺? 俺はまあ……そりゃ、行ってみたい気持ちはあるけどさ」
「でもなんか……なんだろうな、俺が行くのはちょっと違う気がするよ」
「……」
「Δにも……いろいろと思い出があるしさ」
なんとなく……ナイフを見るだろう。
セリオ
「……そう、ですか……」
「……ここまで案内して、一緒に来てくださって、ありがとうございました。
俺にとって初めての悪魔の友が……バベルさん、貴方で良かった」
バベル
「え? なんだよ… あはは……
そっか……友達だよな」
「悪魔になったあとも、悪魔じゃない友だちができるなんて思わなかったな。
俺も短い間だったけど、セリオ、お前と友達になれてよかった」
「俺の方こそ、ありがとな」
セリオ
頷いて、両手で握手をしよう。
一頻りそうしてから、シルヴィア姉さんの方を見る。
バベル へへ…… しっかり握り返してから離すぜ。
シルヴィア
「………」
あなたをじっと見ていたのか、シルヴィアの方を向くとすぐに目があうだろう
「……私はどちらでも構わない」
「私は天使だ。
……天使の使命は EDEN とともに在ること、だからな」
「……っ」
KP ……天使が一瞬顔をしかめうめいたことがわかる。
KP
【天使】
・好感度が「無/0」でない場合
天使は探索者と共にいたい思っているが、他の二人のために主張しない。
「私はどちらでも構いません。私は天使です、天使の使命は EDEN とともに在ることですので」
などというが、嘘を付くたびに天使が一瞬顔をしかめうめいたことがわかる。本当は行きたい。
セリオ 「シルヴィア姉さん……」
シルヴィア
「……だが、もし、叶うならば……
キミには生きていてほしい」
セリオ
「……ああ、それに……」
「……これからも新しい世界を見せてくれと、願ったのも貴方だ」
「そして俺の願いは……」
「貴方と共に、さいごまで在りたい」
「きっとこれまでも、途方もない程長い間、何度も何度も、ずっとそうしていたように」
シルヴィア 「……セリオ…」
セリオ
「だから、貴方の願いを叶えるならば、」
「それには、姉さん……シルヴィア姉さんの存在無くしては、有り得ない」
シルヴィア
「……! でも、それは…」
「………」
「……ありがとう、セリオ」
「私もだ」
「………私も、そうだ。キミと、同じ気持ちだ……」
セリオ
「……何……そうだったのか。
それなら……うん、良かった」
「俺と共に、新しい世界を見に行こう。
行先がたとえ地獄だったとしても、最後まで貴方と居られるなら俺はそれで構わない」
シルヴィア
「……ああ。キミとなら……私だって。
地獄だろうと、空の果てだろうと……行ってみせるさ」
セリオ
満足そうに頷く。
俺の選択は……
・自分と誰かで方舟に乗る。
俺と、シルヴィア姉さんとで。
KP
了解です。
あなたはシルヴィアの手を取り、方舟へと同乗するだろう。
スドラ――ノアとバベルはそんなあなたがたの姿を見てホッとしたように笑う。
スドラ/ノア 「……この星は任せてくれ」
バベル 「そうそう。後のことは気にすんなよ」
KP 他の二人がハッチを操作してくれるだろう。
セリオ
「ありがとうございます。……また、いつか」
乗り込みます。
シルヴィア 「バベル、スドラ……ありがとう」
バベル
「おう」
「最初はさ、なんだか頭の固い天使とちょーっとだけお人好しなやつだなって思ってんだけどさー」
「かっこよかったぜ、セリオ、シルヴィア。
俺たちは大丈夫だ」
スドラ/ノア
「……時が巡れば、再びどこか出会うこともあるだろう。
ああ、また、いつか……」
「ふたりとも、どうか、元気で」
セリオ
「ええ。信じています。
バベルさん、スドラさん……」
KP
ふわり、とハッチが開いていく。
直に出航できるだろう。
バベル 「ああ。それじゃあ、またな」
KP
そうしてNo.177705 人間のセリオと天使のシルヴィアは、生まれ育った星を飛び出す。
凍りゆく星の冷気を感じながら、あなたがたは旅立った。
セリオ
忘れません。
星歌う、EDENの英雄たち。
KP
窓から覗けるあなた方が育った星は、またたく間に凍っていくだろう。
しかし、それもしばらくすると、何事もなかったかのように赤い光を灯す星になる。
何かが星を覆い隠したかのように。
それでも、あなた方の船を進むだろう。
青い星に向けて。
セリオ 元の通りの、火星に……
KP
しばらくの間、航海をつづけていれば、その星が見えてくる。
青い星は、モニターで見たものと違い、緑の大地が見える。
そのままあなたたちはその星へと向かうことになる。
――が、地球、と呼ばれる星へ突入する際、大きな衝撃が走る。
<操縦:聖船>をどうぞ。
セリオ
地球!
大気圏……!
セリオ CCB<=81 【操縦(聖船)】 (1D100<=81) > 58 > 成功
セリオ 操縦は割と得意なんだよな……(製作から目をそらしながら)
KP
成功で1D6のダメージをうけます。
ダメージロールをどうぞ。
セリオ 1d6 【ダメージ】 (1D6) > 4
KP
このダメージは乗船している二人で二分することができる。
あなたがたは2ずつのダメージをおうでしょう。
system
[ シルヴィア ] HP : 11 → 9
[ セリオ ] HP : 7 → 5
KP
そのまま、あなた方の方舟は地球へとおちていく――
あなた方は、Δとは全く違う世界に墜落した。
幸い落ちた場所は広大な水がある場所だったため、衝撃は少なくすんだようだ。
なんとか岸にたどり着けば、人影があることに気がつくだろう
青年 「…君たち、大丈夫?」
セリオ 綺麗だ……
KP
あなたたちを心配そうに眺めながら、一人の青年が近づいてくる。
浅黒い肌に黒い髪の、背の高い青年だ。
セリオ
「! ……ええ、何とか、……?」
言葉は通じている……?
セリオ おわ……
青年
「そっか。
なんだか大変そうだけど…よかったら、君たちの話を聞かせてくれる?」
KP 言葉は問題なく通じているようです。
セリオ あっかっこいい
KP ふふ…… どこかから連れてきました。
セリオ
そうなんですね……
「ああ、はい……ええと、俺はセリオと申します。
こちらは……シルヴィアです」
シルヴィア 「ああ、そうだ。……あなたは?」
青年
「僕の名前はニャルラトホテプ。
長いからニャルでいいよ」
「ここじゃあなんだし、僕の家においでよ。
この近くなんだ」
青年
★KP 情報:彼は火星で起きた出来事を把握しており、Δ語で探索者たちに話しかけている。
愉快な経験をしたΔ人がこの地球で生きていけるように、話をしながらゆっくりと地球になじませようとしている。
セリオ
「ニャルラトホテプさん……ニャルさん。
……ありがとうございます。俺も彼女も、この通りの状態ですので……助かります」
KP
青年は、あなたたちを家へと連れて行ってくれる。
彼は海辺の小さな家にあなたたちを招き、お茶を淹れながら話をする。
青年
「まず、ここは地球、君たちは別の星から来た人だよね?
火星…Δだっけ」
セリオ
「はい。EDENに統制された国家Δより参りました」
どうしてそれを……とは思いつつ、嘘をつくものでもないので肯定する。
青年
「そっか、そっか」
「あの国の寿命はヴルトゥームの目覚めとともに訪れると思っていたけど…意外な結末を迎えたね」
「本来そういったイレギュラーってあんまりないんだけど…
まず、君たちは自分が異星人であることは黙っていたほうがいいだろうね」
セリオ 「成程……地球について、これから学ぶ事は多そうですね」
青年
「うん、地球は君たちの知らないことがいっぱいあると思うよ」
「例えば……今話してる言葉。
僕たちは今Δ語を喋ってるけど、この言葉は本来地球には存在しないんだ」
「沢山の言語が存在する。君たちが望むなら、一つ言葉を教えてあげる」
セリオ
「そうですか。
沢山の言語が……それは、少し検討した方が良さそうですね」
青年
「一つ一つ教えてあげるから、好きな言語を選ぶといいよ。
住む国にもよるだろうけどね」
「あーそれと、貨幣って知ってる? ものと交換できる便利な概念なんだけど……
うーん、今日この時間だけじゃとても教えきれないなあ」
セリオ バベルの塔……
青年 「戸籍や家も用意してあげるから安心していいよ」
セリオ
「貨幣……交換券とは異なるのでしょうし……
家、は分かりますが、戸籍……IDにあたるものでしょうか……?」
「……ええ、そうですね、とても一日では覚えきれそうにもありません」
青年
「そんな感じかな……? うんうん、しばらく僕の家に居てもらって大丈夫だからね」
「あ、そういえば君たち……怪我してるね。
治療してあげるよ」
「ついでに……君のそれもとってあげようか」
シルヴィアの羽をさしながら。
セリオ
なんでこんなに優しいのか……??
興味深いからかな……
シルヴィア 「……私…?」
セリオ 「羽根……もしや地球には、天使は存在していないのですか」
青年
「そうだよ、この星には天使なんていない。空想上の生き物ってやつだ」
「羽をつけてる人間もいないね。
そのまま社会に出れば、君は一瞬で捕らえられて実験体にされるだろう」
セリオ
「……! それはいけません。すぐに取ってください!」
「あ……いや……」
「すみません……こんなに、大きな声を出すつもりでは……お願いする立場だというのに……」
青年
「気にしなくていいよ。
心配してるんだよね? 君はどう?」 >シルヴィアにむかって
シルヴィア
「私は……」
「この羽がなければ、もう、飛べなくなるんだな……」
「羽を取ってしまう前に……最後に、セリオ。君と一緒に空を飛びたい」
セリオ 「俺と……?」
シルヴィア 「キミが小さい頃は、私がよく抱きかかえて空を飛んだだろう」
セリオ 「ああ、勿論覚えている」
シルヴィア 「……できれば、そのときのように…」
セリオ 「分かったよ、シルヴィア姉さん」
青年 「……まあ、ここにいる間は急いで取る必要もないさ」
セリオ
「そう……なのですね。
では……暫くは……その方がたくさん飛べる機会があるか……」
青年 「うん、人が住んでる場所からは少しはなれてるからね」
セリオ
「それなら、ええ、ニャルさんがよろしければですが……
しばらくは此処で、ゆっくりと地球について学びながら、シルヴィア姉さんの気の済むまで、このままでいさせていただければ……」
青年
「いいよ、もちろん。
必要なものとかあれば用意してあげる」
セリオ
「何から何まで……ありがとうございます。
我々にもできる事はお手伝いさせてください」
青年
「本当?
それじゃあ、代わりにさ……
あの花の支配していた国のことを教えてくれない?」
セリオ
「Δについて。なるほど……」
「ええ、勿論喜んで」
青年
「そう。君たちにとってはきっと、楽園だったんだろう」
「教えてくれ、楽園の話を」
KP
◆・.。*Δ*。.・◆・.。*Δ*。.・◆・.。*Δ*。.・◆
CoCシナリオ
原罪の国
【エンディング A:楽園追放】
P C : No.177705 セリオ
KPC : 天使 シルヴィア
P L : けみかえるさん
K P : 藺草
NPC : バベル
スドラ
セム
悪魔1
No.237629 ニチカ
天使 イチハ
No.751250 ドウラ
天使 ジュゾ
No.892573 ヨウ
天使 テンカ
警備天使
青年
シナリオクリアです。
最後までありがとうございました…!
◆・.。*Δ*。.・◆・.。*Δ*。.・◆・.。*Δ*。.・◆
セリオ
ありがとうございました……!!
ああ、人と天使たち……!
シルヴィア
こちらこそ、ありがとうございました。
……終わってしまったな…
KP
ということで、お時間かなり超過してしまい申し訳有りません……!
その他、詳細等はちょっとずつ残していきますので…またお時間のあるときに…?
セリオ
承知いたしました……!
また、あとで……??
シルヴィア
ふふ、そうだな……よるに…?
21:30頃からがいいだろうか…?
セリオ
ああ、分かった。
その辺りを目指し、行けそうな時間にまた浮上するよ。
シルヴィア
わかった。待っているよ。
今日は本当にありがとう。
KP
それでは一旦解散で……!
長時間、お疲れ様でございました!
けみかる
KPこそお疲れ様でした!
一度失礼いたします!
KP
【エンド A:楽園追放】
探索者と、ともにいる NPC の生還。火星の楽園Δは滅び、話を聞いたニャルさんが後始末をしに行く。
★生還報酬
3D6 の SAN 回復。
共に生還した NPC がいる場合、PL が望むなら家族や友人、恋人として一緒に暮らせる。
苗字という文化を知り苗字を獲得する。名前も変更しても構わない。
楽園の記憶を持ったまま、普通の人間として生きていけるようニャル様が調整してくれます。
寿命も人間のもの、羽根も取り除きたければ取り除いてくれます。
アダムの効果が切れるため、性欲等も普通の人間のように感じることでしょう。
ニャル様は探索者の面倒をしばらく見てくれますが、いつの間にかいなくなっていることでしょう。
羽根を取り除かない場合は天使は継続不可 ( 外に出ると噂になったり連れて行かれたりする )
★特殊な技能について
【Δ語】
母国語としてそのまま残りますがきっと二度と使うことはないでしょう。Δ語がわかるのはあなたと共に返ってきた シルヴィア だけです。新たに<EDU*4>%の<他の言語>を一つ獲得できます。
【操縦(聖船)】は、好きな操縦、運転技能のうちどれか一つの代替技能として使用しても構いません。
その場合はシナリオが終わった時点でどの乗り物にするかを決定してください。
【技能成長判定チャレンジ可能技能】
説得 1
こぶし 1
応急手当 2
聞き耳 2
図書館 2
目星 7
操縦 聖船 5
ナイフ 1
言いくるめ 1
クリチケ 2枚
セリオ 3d6 【SAN回復】 (3D6) > 12[5,4,3] > 12
system [ セリオ ] SAN : 64 → 76
シルヴィア よし、黒字だな…!
セリオ ああ、いい感じだ。
セリオ
1b100>15 【説得】 (1B100>15) > 15 > 成功数0
1b100>50 【こぶし】 (1B100>50) > 81 > 成功数1
1d10 (1D10) > 7
2b100>50 【応急手当】 (2B100>50) > 56,75 > 成功数2
2d10 (2D10) > 11[8,3] > 11
2b100>60 【聞き耳】 (2B100>60) > 89,18 > 成功数1
1d10 (1D10) > 10
2b100>80 【図書館】 (2B100>80) > 71,89 > 成功数1
1d10 (1D10) > 5
7b100>80 【目星】 (7B100>80) > 34,80,44,29,34,14,81 > 成功数1
1d10 (1D10) > 7
5b100>81 【操縦(聖船)】 (5B100>81) > 18,90,66,24,54 > 成功数1
1d10 (1D10) > 5
1b100>25 【ナイフ】 (1B100>25) > 47 > 成功数1
1d10 (1D10) > 5
1b100>40 【言いくるめ】 (1B100>40) > 3 > 成功数0
2d10 クリチケ (2D10) > 12[6,6] > 12
応急手当とナイフにそれぞれ振ろう。
こぶし 50→57
応急手当 50→61→67
聞き耳 60→70
図書館 80→85
目星 80→87
操縦(聖船) 81→86
ナイフ 25→30→36
シルヴィア なるほど、いい手だ。おお……たくさん成長したな!
セリオ
シルヴィア姉さんも、今後怪我して痛い思いをする事があるかもしれないからな
ナイフは……手伝い用だ。多分。
シルヴィア
この星はそれほど物騒なのだろうか…?
EDENですら、あの日以外は平和そのものだったが……
セリオ 住む場所による……?
シルヴィア たしかにそうだな…… 気に入った場所に住んでいいようだし、ゆっくり決めていこう。
KP
★KP 情報
【真相】
遠い昔、地球は一度海底遺跡が浮上したことがあり、その際に「大洪水」がおきた。
魔術を用い「方舟」を制作した賢者は、アリエルの血を引く青年「ノア」とその妻スドラを方舟に載せ大洪水により沈む地球から逃がした。
本来の方舟は時空跳躍装置だったのだが、その使用法を詳しく知らないまま急いでノアたちは宇宙に放り出された。
そのままノアたちは地表から水が引いているであろう時代(現代から1000年ほど前)に跳躍する。
時空を跳躍したという事を知らないノアが地球へ戻らず宇宙を彷徨っていると、火星から呼び声がした。
それがヴルトゥームだ。
彼は気さくに、そして明朗快活にノアを騙し、地球はすでに滅んでしまった、ここで新たに生きようと話を持ちかける。
半ば催眠状態のまま騙されたノアはヴルトゥームと「契約」をしてしまう。
Δは火星だ。
ヴルトゥームの見せる幻覚により、地球からは火星の内部は探知できない。
火星の中は理想国家が築かれ、天使と人間、そして悪魔と呼ばれる奴隷階級の人間が暮らしている。
これらはノア、そしてスドラをヴルトゥームの住まう火星の地にて” 培養” し生まれたものだ。
ノアはアリエルの血を引いていた為火星の生き物には天使の羽が生えている。
嘘をついてはいけないこと、嘘をつくことに抵抗がある、SANc がはいるのは、アリエルとしての本質的な抵抗。
この惑星の人間は全てヴルトゥームから生まれ、死ぬまでにヴルトゥームに吸収される。
ヒト→ヴルトゥームに吸収→天使→ヴルトゥームに吸収→ヒト…と命が繰り返されている。
この吸収と培養の輪廻を 1000 年繰り返し、1000 年の眠りから目覚めようとしている。
その 1000 年目の日に、異変が起きる。
【真相ここまで】
【登場人物について】
・天使:シルヴィア
天使は探索者に深い情を抱いている。
人間としての感情は失っていないため、長年面倒を見てきた探索者には愛情がある(無意識的)
天使は全員シナリオ開始時から探索者への好感度を「10」もっている。
この数値は探索者から心ない暴言を受けたり「一緒にいたくない」といった発言、行動を受けるたびに -1 され、好意的な行動をとられることで +1 される。(無限に+1されるため割愛した
天使は人よりも EDEN のテレパシーを強く受け取ってしまう傾向にあり、EDEN のテレパシーを介した命令に逆らえない。
時折天使が EDEN にスドラを連れていきたがるのは、不定期に EDEN からの命令を受けているからである。
天使は EDEN に操られている自覚はないが、「エバ」を摂取した後はこのテレパシーに抗おうとしている。
★デザインする際は好きにデザインしてください、口調とか性別も。無性別とかでもいいかも。
シナリオ中のセリフも天使に会う口調に変えて構いません。
天使のステータスは HP18(SIZ,CON は自由)、POW15 であること。
・EDEN
ヴルトゥームのこと。
火星で 1 千年の眠りにつき、その間火星に EDEN という国を作り上げた。
ヒトの生命を循環させ、生命エネルギーを蓄えながら 1 千年後の覚醒の時に備えている。
中枢部 EDEN で休眠状態になっている。
EDEN のテレパシーは、天使 > 人間 > 悪魔の順に効果を発揮しやすい。
・探索者:セリオさん
嘘をつくたびに SANc(1/1D3) を行う。
この判定は KP 裁量で構わない。
これはアリエルの血のもつ特徴の中で EDEN にとって都合のいい部分だけを残した結果である。
探索者はシナリオ開始時から「洗脳状態」であるがこれは PL には明かされない。
あまりにも POW が低すぎる場合はそれとなく POW の振り直しをすすめてください。
シナリオ中必須となる MP の値が「合計 50」であり、
天使 15 /スドラ 20 /バベル 12 で POW が 47 あるため、それぞれ1MP を残すとしても 44、
よって探索者の最低 POW は 7 となるが SAN35 だとマズいと思うので POW10 位を目安にしてください。
・スドラ
ノアとスドラが混ざり合った姿。
何度かの転生の際、ヴルトゥームによって一つにまとめられてしまった。
そのため見た目はスドラにそっくりだが内面はノアのものとなっている。
今回のスドラは生まれた時にスドラとしての記憶が蘇ってしまい混乱のまま脱走を図る。
幼いため自分のことはただの人だと思い込んでいるが、徐々に内面のノアとしての人格が蘇る。
彼女はヴルトゥームと契約を果たした際、ヴルトゥームからこの人間の輪廻の「核」としての役割を背負わされている。
彼女がヴルトゥームに吸収されている状態でないと、ヴルトゥームはノアから生まれた人間の培養、吸収ができないし、今回は目覚めることができない。
名前はシュメール語の大洪水伝説に登場する、方舟物語で言うノアにあたる人物、ジウスドラから。
★デザインする際は少女、ボロボロの天使の羽、という要素だけ守ってください。POW は 20 あります。
・バベル
自分を監視している天使から虐待を受けており、ある日天使を殺してしまった。
そのため悪魔の烙印を押されている。
根はいい子なのだが上記の件で天使に対して多少の苦手意識がある。
名前はバベルの塔から。あまり良い意味の名前ではないかも…?
★デザインする際は好きにデザインしてください。口調や性格はそのままで。性別もご自由に。POWは15。
・「アダム」「エバ」
名前の由来はアダムとエバから。
アダムは楽園を存続させようとするヴルトゥーム幻覚作用のある催眠製の薬物である。
毎日摂取させることで、探索者は「自分たちが花から何度も生まれ直していること」「元は天使/人間だったこと」「性的欲求」「両親がいないという違和感」等を忘却している。
エバはそんなヴルトゥームの催眠を解除する特効薬である。
何故おじいちゃんが知っていたかは不明。
火星の地下に不思議な文献があったのかもしれない。
【他エンド一覧】
【エンド B:楽園の終末】
条件:最後の選択で【誰か二人を方舟に乗せる】
探索者と共に残った NPC のロスト。
Δは凍結されて滅んでしまいました。
【エンド C:楽園の終焉】
条件:最後の選択で【誰も方舟に乗らない】
全員ロスト。星も凍結されて滅んでしまいました
【エンド D:楽園終幕】
条件:EDENに敗北する
戦闘に敗北したことによりスドラは奪われ、ヴルトゥームが覚醒したため偽りの楽園Δは崩壊し、火星に住まう全人類がヴルトゥームの養分となりました。全ロスです。
【エンド E:失楽園】
条件:EDENにノアを渡す。
ヴルトゥームが覚醒したため偽りの楽園Δは崩壊し、火星に住まう全人類がヴルトゥームの養分となりました。全ロスです。
【エンドF:バッドエンド】
条件:
警備天使にスドラを渡す
聖船で警備天使から逃げる際、天使が死んだ場合に引き返す
スドラを殺害する
地下へ行ったあとに元の地上に戻る
地球への着水に失敗し死亡する
スドラを EDEN に返さず、EDEN を凍結させ地球から出ることが唯一の生還の道である。
シルヴィア
ちなみにエバを飲まなかった場合はロストルートに行く。
……らしい、具体的なことは書いてなかったが
私はEDENからのテレパシーに抗えなかっただろうし、
人間であるセリオもおそらく同じような状態になっていただろう。
セリオ
なるほど。
影響を受けない為の大事な物だったんだな……
(早速入手したシナリオを斜め読みしつつ)
シルヴィア 入手してる… www ふふふ
セリオ
選択の仕方自体は割と……どうだろうな……悪くなかった……?
出目が色々危なかったが、ギリギリどうにかなった感あるな……
シルヴィア
悪くなかったと思うぞ!
出目は……そうだな、たまに危なかったな。私も…
セリオ
あき……警備天使との戦闘シーンは白熱したな(遠い目)
チェイスよりも戦闘で死ぬかと思った……
警邏天使 ふふ…… 天使がファンブルした瞬間「しめた! 怪我さしたろ」とおもったKPがファンブルチョイスの選択肢をあのようにしたばかりに
193
痛がる描写が欲しかったので…
まさかファンブルが続くとは…
警邏天使 私の槍技能が20%で本当に良かった(なお例の回避は100ファンした)
セリオ
そうですね、警備天使も出したのでギリギリイーブンでしょう……
アキラチャンのファンをやめなくてすみそうです。……何の話だ?
警邏天使
ふふふ……それはよかった。
上手く死ねてよかったな…
シルヴィア
ちなみにあのシーンはキミがとどめを刺した場合のみSANCが発生する。
ぐぬぬ…
セリオ
しかし俺が殺せて良かったよ。いや良くはないか……。
ともかく、バベルさんの痛み、なんだろうな、そういったものを少しでも知る事ができた
……などと言っては烏滸がましいかもしれないが
シルヴィア
ふふ…… そう、かもしれないな……
私としてはできるだけ避けたかった事態だが……
だが、すごく助かったよ。
バベル
俺はな…… うーん、天使を殺しちまったことについてはいろいろ後悔してるよ。
殺した瞬間はやった、これで逃げ出せる! って思ったけど、結局地下収容所にいれられちゃったし……
それに俺とアイツも小さい頃から一緒だったからな。
やっぱり恋しくなったよ。……俺が殺しちゃったのにな。
セリオ
バベルさん……(バベルくん……)
勿論一番はシルヴィア姉さんである事は揺るぎないから
最後の選択もそれぞれの主張を確認してお別れしたに過ぎないんだが
出会う度にいちいち俺がくそでかかんじょう?というものを抱くので大変だった
バベル
あっはは!
まあせいぜい色々と背負っていくこった。
セリオ
どこかに居る同じ名前や顔の人たちよりも更に善なる者なのだな……と。
地球で暮らしていく中でどう変わっていくか、ですね。
騙されやすそう……
シルヴィア
そうだな……これからこの世界で様々な善と悪を知って絶望するのかも……
いや、守るぞ……
青年 まあ、よくありそうな詐欺のやり口なんかについては教えてあげようかな?
セリオ
二人揃って騙されやすそう……
ニャルさん……
青年
滅亡したほとんど別世界の国の生き残りなんてそうそう出会えるもんじゃないからね。
しばらくは親切にしてあげるよ~。
シルヴィア ざっくり悪だが…… 今回は割と親切らしいな
青年 まあ僕の本音に近い部分は今後も言わないだろうけどね。
セリオ
そうでしょうね……
よくわからないけどいいひとだったなあ、で終わりそうです。
どこかで暗躍したあなたの他の化身に巡り会って名前を知ったら、びっくりしてしまうだろうな……。
マスカレに行くと意外と割とあぶない……
青年
そうかも知れないねえ。
どうも個体ごとに悪意度が異なるっぽいから……
KPとしてはできるだけ優しいシナリオに行ってほしいらしいよ
あっはっは
そうだな、僕も実は見覚えがある、とか…?
別世界線の……
シルヴィア というかワンチャン、私とセリオがもうひとりずつ、この地球のどこかにいる可能性もあるな。
セリオ なるほど……? Wシルセリ世界線……??
シルヴィア よく似た他人、というやつだな。不思議な縁だ。
セリオ
同僚さんたちのラインナップとKPさんの思惑的にはゆき♂せり♀世界線あたりなのかと思っていたが…
よく似た他人に出会うのも、ありなのかもしれないな(SANc不可避──
シルヴィア
ふふ……世界線については深く考えてなかったらしいな。
ドッペルゲンガー…
セリオ 俺たちはどこの世界線にもいて、それぞれ色んな国で暮らしているのかもしれない……?
シルヴィア なる…ほど……? それはいいな。
セリオ (無尽蔵にふえるΔシルセリ)
シルヴィア もしかすると現代じゃなくてちょっと前の時代にたどり着いている可能性もあるしな!(ややこしくしていく
セリオ
つまりヨウルさんとニカノールさんに出会う可能性も……
魔法使いに天使に……
すごいな、あーるぴーじーみたいになってきたぞ(TRPGです)
シルヴィア
ありうるな…… 彼らも不思議な境遇だし……
ふふ…… 色々増えていくな!
そういえばセリオの背中の小さな羽については書かれてなかったんだよな……
きっとぴょこぴょこして可愛いんだろうな
セリオ
おお、確かに……? 天使の名残だろうか。
うっかり脱がなければ本当は大丈夫だとは思うが、シルヴィア姉さんが羽根を取り除くという時には一緒に取ってもらおう。
シルヴィア もしくは二人でおそろいに小さくしてもらうのもいいかもしれないな……(ぴょこぴょこが名残惜しい
セリオ
そうか……惜しいと思ってくれるのか……
海で泳ぐ時は、Tシャツなりパーカーなりが必須になるな……
シルヴィア
ふふ…… さりとて私もキミが実験体にされてしまうのは嫌だよ。
……おとなしく取ってもらうか…
セリオ
入浴以外で脱ぐ機会もそう無いだろう……
いやでも職業によっては身体検査とかありそうだな……
シルヴィア せめてここにいる間だけでも…(ぴょこぴょこをつつく
セリオ ふへ、くすぐったい(ぴょこん
シルヴィア とてもかわいい………
193 (えっちなしなりおにいってむちゃくちゃになってほしいというきもちとしばらくきよらかなままでいてほしいというきもちのかっとう)
シルヴィア なんだ……? 急になにかの声が聞こえたような
けみかる (ここまでひといき)
セリオ
おとうとぞくせい? の俺は珍しいらしいからな……
ある意味既に実験体にされる運命……?
シルヴィア
レア個体……? なるほどな…… 盤外のマッドサイエンティストの餌食に……
させないぞ…(キッ…
……洗うときに泡だらけになってしなっとなってる羽は可愛いだろうな…
セリオ ?? アダムの効果切れが……??
シルヴィア
……そうかもしれない…?
いや、でもずっと以前からかわい… かわいい…?
想う…? こころは存在していたわけなので…?
セリオ
choice[姉さんは姉さんとして想っている(今後はわからない),姉さんと呼ぶことで律するようにされていた(アダム切れで…?)] (choice[姉さんは姉さんとして想っている(今後はわからない),姉さんと呼ぶことで律するようにされていた(アダム切れで…?)]) > 姉さんは姉さんとして想っている(今後はわからない)
きよらか……
シルヴィア
ふふ……
うむ…(チョイスを振らない顔
何にも代えがたい存在である、というところは間違いないぞ、私は
セリオ
ああ、それは変わらないな。
だから嘘でもどっちでもいいって言われた時はすこし悲しかった
シルヴィア ………すまない…………
セリオ
そんなはずないだろう……ないだろうけど……ないよな……?
と思いながら……しかし俺の心は決まっていたので……姉さんが喜んでくれていたならそれでいい
シルヴィア
なんというか……ううむ、そうだな、行く、行かないは別にして、
キミと一緒にいたい、というべきだったな…
セリオ
そうしたら一緒に残る事もあったかもしれないな……
いや、でも新しい世界を見たかったから、これは俺の我儘でもある
姉さんの年齢は……どうなるんだろうな?
シルヴィア
ふふ……そのへんはぼんやりしてるな。
今回の生で生きている年数は22年だとは思うが…
セリオ
では同い年かな。双子のようなものか。
……イチハさん、ニチカさん……
シルヴィア
そうだな…… ちょっとだけ歳上っぽい見た目…なのかもしれないな…?
ああ、かれらは…… ………
193
双子で… 天使と人か……(ドキ……
などと考えていたとは… とても…
けみかる どちらか偏ることなく繰り返してたことがわかってやったあになってました
193 へっへっへ、やった~!! とてもいいポイントですよね!
シルヴィア
邪悪な生き物の気配がするな……。
彼らも彼らなりの最期を選べたはず……と思うしか無いな…
セリオ テロリストにやられるか、凍結されるか……
193
ひん……
凍結で……凍結であれ……
セリオ
テロリストにやられても最終的には凍結ですよ
……???
シルヴィア
あるいは避難にせいこうして、……ピクニックの真似事なんかを…
しているとか…… ふふ、そうだな……
セリオ そうだな、彼らは優秀な技師なのだから……
シルヴィア どうしてもΔに住んでいた人々のことを思うとしんみりしてしまうな…
セリオ
そう思ったら俺の製作ファンブルは方舟のフラグだったのかもしれない
そういう事にしておこう
シルヴィア
この終わりしかなかったにしても… それを私達は知るすべもないし……
!? ふふwww!??
大きな影響がでないところでファンブルを重ねてくれてよかったよ(茶番ダイス盛り
セリオ
いや……本当に……何だったんだろうな……。
よく分からないファンブルだった……
スドラさんをころすことにならなくてよかった……
いつか日本某所に行くことがあれば、知ってる顔がいっぱいいてそれもそれで驚くだろうな……
シルヴィア
そうだな……あるいはスドラやバベルに似た人間にも出会うかもしれないし。
実際には違うのかもしれないが、”またいつか”の約束を果たせたつもりにもなるかもしれない……
セリオ
マスカレ的後日譚……
会いたいな……どちらも守ってやりたい
シルヴィア
うん……! あるいはバベルはバベルの天使だった存在と一緒にいるかも知れないし……スドラとノアは夫婦かもしれないし……
夢が広がるな…!
まあ、しばらくはここでゆっくりしているわけだが……。
言葉を覚えるのは少々時間がかかるだろうな。
その間キミを乗せて空から地球を見てみたりする。……人間に見つからない程度にな。
セリオ
カタコトの俺たち……
空か……抱えられて飛ぶのは少し照れ臭いかもしれないが嬉しい
シルヴィア
ふふ……他の人が聞いたらちょっと人格が変わって見えるのかな…?
よかった。
飛びたい、とおもってるのは……塔で”目星”に失敗するとセリオたちを抱きかかえて運ぶ運ぶ(よくない)イベントがあったんだがそれが発生しなかったのと、エンドBでキミを抱きかかえて飛んだまま凍りついて墜落し死ぬエンドがあったからなんだが……
まあ、私自身は本当に、本編で言ったとおりだよ。
セリオ
読んだ……目は割と良くて良かった……
塔でのそれが発生したらもっと悲しくなっていたな……
それはそれとして、姉さんは姉さんなのだが、俺はもう大人だという気持ちもあってな……
遅めの思春期……みたいなものだろうか
ファンブルで聖船試作機回避失敗の時に持ち上げてくれたのでも ふふ
シルヴィア
ふふ……ここぞとばかりに謎のイベントを……
もともと、失敗したら私が飛んでくる予定だったんだが……それをファンブルのときにねじ込んだようだな…
せっかく飛べるし、人間よりもタフなんだから、というあれらしい……
HPも18だしな
セリオ
HPが沢山あって本当に良かった。
怪我は割と避けられなさそうだしな……
シルヴィア
いわゆる盾役だろうからな。
一応地下へ行くまでに怪我をしていた場合は、地下で回復が出来たらしい。
警備天使戦は…… KPがはっちゃけたな……
セリオ チェイスで負傷ないしロストしなくて本当に良かった……本当に……良かった…………
シルヴィア
ふふ、洗脳が解け初めて一発目にアレだからな……
ふふふ!
もしかするとそういうこともあるのかな、とは思ってたな……
だがこう、人の伏せを見て 騒ぎが収まった頃に探しに行かせる、という抜け道もあることを知ったぞ(KP裁量だろうが…
私が欠けた時点で儀式の遂行もできなくなるしな…
セリオ
確かに……。
いやそれどころじゃない……気持ち的に全ての技能がマイナス50くらいになるしSANは1d100減る……
シルヴィア えっ…… 何ということだ…… 1d100をどうぞ…?
セリオ
1d100 ねえさんがかなしいことをさせてくる…… (1D100) > 17
ぜんぜんへらない ふざけないでくれ……
シルヴィア ふふ……よかった、生きていけるな(撫で…
193 惨いことを…
セリオ 3d100 ぬん…… (3D100) > 143[12,47,84] > 143
シルヴィア
!???
ど、どうあがいても絶望…
セリオ No.124784 セリオになる(???)
シルヴィア
て、転生してる…
ふふ、2周めの私達か…
セリオ
寿命がまあ、平均80くらいとしたら……
約125回くらいか
シルヴィア なるほど、随分ながく共にあったな…… 1000年か(満足げ
セリオ 満足している……
シルヴィア 冗談だ。2000年でも3000年でも共にありたいよ。
セリオ これだけ共に在ったのだから次も在る あるったらある
シルヴィア ふふ、そうだな…。仕組まれた輪廻転生でなくたって、大丈夫だろう。
セリオ そういう……ウンメイとやら……だといいな
シルヴィア
もし出会えないことがあったら……そのときは会いに行くさ。
さて……これから私達はどうやって生きていこう…?
姉弟として…?
青年
戸籍の登録とかの関係があるからね。
少なくともここを離れる時までには決めてほしいかな…?
セリオ なるほど……分かりました。
シルヴィア なぞのクローズドシナリオを通って関係を確かめてから……決める…?
セリオ なぞのくろーずどしなりお
シルヴィア
はっ…!? 何を言っているんだわたしは…?
突然知らない言葉が頭に…
セリオ
む EDENとは異なるテレパシーが……?!?!
なお俺が受信したのはなぞのくろーずどしなりおを通りたいと誰かが言っている声だな……
シルヴィア
ふふ…… それは良かった。なになに・・
『なんだろうな……関係性を限定しないシナリオ……?
エッチなシナリオだと話がややこしくなりそうだしな…』…?
まずえっちとは何なんだ(何もかもがややこしい
セリオ
関係性を限定しない……なんだろうな……
えっち……わからないな……
姉さんは姉さんのままなのか、今後変わっていくのかもよく分からない。
でもふつうの姉弟よりは感情が確実に大きいというか、俺はだいぶ、重い……??
シルヴィア
そうだな……私がキミにこう…良からぬきを起こすビジョンが…思い浮かばないので……健全……?
わ、私だってそれなりに重いぞ…!(ぷん!
私がキミに抱いている以上の思いを他の誰かに抱くことは決して無い。
断言できる。
セリオ
思い浮かばないな……。
やっぱり姉さんなのかもしれない……。
シルヴィア
まあ他の人の干渉がなければ大きな変化はなく、そのままだろうな。
こう、独占欲や寂しいという気持ちの発生やら…
セリオ そうか……もう四六時中一緒に居る事はなくなる……(しゅん……
193 【検閲により削除】
シルヴィア
こいつは………(窓から放り出す
む……どうしても仕事やら何やらはしなくてはならないだろうからな……
なになに……在宅でできる仕事もあるだろうが……
地球人初心者の私達には難しいだろう
セリオ
技能としてやはり整備士や操縦士あたりになるのだろうな、俺は……技術職はな……うぐ……
つらいときに姉さんがいないのがつらい……だめだ……がんばる……
シルヴィア
ふふ……私もいつでもそばに一緒にいてやりたいよ、セリオ。
……なんとかなればいいのに。私も船の勉強をするか…?
とはいえ私も死ぬほど寂しいと思うが…?
そうだ、睡眠らしい睡眠もここに来て初めて取るだろうし……
セリオ
そうか、この姉さんは初めてだから……
怖いだろうな……
眠るのが怖い赤子のような……
シルヴィア
いままでは10分ていどの休んでるんだかそうじゃないんだかわからない睡眠が、時をへるごとに徐々に長くなっていく……
ああ、睡眠は死にも似ているらしいし……(謎知識
こわいな…… セリオ……(一緒に寝てくれといいたいがそういう概念が…?
セリオ
俺が幼い頃のように、眠るまでそばで……?
というかずっと監視しているなら寝ている時もそばにいたのだよな
シルヴィア
そうか、セリオにせがまれて一緒にベッドに入って睡眠の真似事をしたことが…?
そうだな、おそらく他にすることもなかっただろうし、監視のためにそばにいただろう。
目を閉じてから再び開けるまで、ずーっとセリオの顔を見ていたのか…ふむ…
セリオ
俺は姉さんがいないと本当に何もできないな……姉さん立ちの訓練も少しはしないと、
いや…………(ぎゅ……
シルヴィア
(そんなことには慣れなくていいんだぞ…と思いつつ…)
緩やかに共依存だな… 育ってきた環境のせいだろうが…
セリオ
だいぶ依存しているぞ……姉さんが居なかったら昼食あたりは平気で抜かすだろうな。
姉さんの気配がないと俺も眠れなくなっているかもしれないし、寝室はやはり、でも……
シルヴィア
ふふ……やはりそれも、そう急ぐことでもないのだろうな……
昼食を抜いてしまうのはいけない。きちんと食べなければ。
私も食事が必要な体になったしな。
いろいろと生きるためにやらなければならないことが増えるな。
セリオ
そうだな。
人として必要な事は、今度は率先して俺が教える番だ。
姉さんと共に健やかに、少しでも長く生きねば
シルヴィア
そうか……”健康”とやらにも気をつけなければ。
ふふ、セリオが先生だな。よろしく頼むよ。
193
海賊とか船で旅する系の職につけば概ね一緒にいられるなあとふんわり思った顔
海賊て…
セリオ 海賊王を目指す……??
シルヴィア ワンピースの世界線だった…?
セリオ 流れが変わってきたな……
シルヴィア まあ海賊のような悪いことができるとは思えないし……海賊になるような輩と一緒に居て大丈夫なのかどうかも心配だし…… ボツか…?
セリオ
ふふ 確かに戦う事には同じ顔をした一族のなかでも一等向いていないな……
ただ何の技能でもいいなら、何となく今度は俺が姉さんを空へ連れて行ってあげたい気持ちもあるんだよな……
観光地でヘリコプターを操縦する人とか……?
シルヴィア
なるほど……? 操縦も…… あるいは望めば製作も(聖船をもう作りようがないため)、そちらに振り返る事もできるな。
……ふふ、楽しみにしてる。
セリオ
スカイダイビングの操縦・整備士とインストラクター……とか……??
姉さんも飛ぶことには慣れている(?)し……?
シルヴィア
ふふ…… 落ちる感覚はどうかな……?
だが、一緒の職場で働けるのはうれしいな。頑張ってみる…?
セリオ
なるべく一緒に……いや飛び降りる瞬間はいつも内心ハラハラするかもしれないが……ぐ……
同じがいいのか同じじゃない方がいいのか……ぐぬ……
シルヴィア
ふふ……ワンタッチ式に羽が出せたらいいのにな。
羽がない生活にはちょっと慣れないかもしれない……
セリオ ニャルさんに頼んだらできるんじゃないか……?(ぴょこぴょこ……??
シルヴィア
時間はたっぷりある。……魚を取って暮らしてみるでもいいし(突然原始人めいたあれになる
そうか、なるほど…? エアバッグのように…?
セリオ
ニャルさんに不可能な事あまりなさそうだし……(本気で思っていそう)
漁師……!
青年
まあ……できないことはないだろうね。
見られたときの責任は取らないけども
シルヴィア
魚をとると……幸せそうなセリオが見られるという特典がある。私に。
目撃云々については気をつけるしか無いだろうな。
セリオ
収納式なら無理に空へ出る必要も無いのか……
漁師……いいな……この世界の聖書的な意味でも……
シルヴィア
ほほう……? ぶどうについてはぼんやり調べたが、漁師か(しらべしらべ
でも空を飛びたいのは本当だ。
いよいよ決めるときになって「こういう手もあるよ」と言われたのかもしれない。
……ふふふ…
セリオ
ニャルさんならやりそうだ……。
そうしたら俺もぴょこぴょこで姉さんに喜んでもらえる(??)
シルヴィア
私のために? 嬉しいな。(つんつん
……キミを乗せて飛べる機会はそれいこうそうは訪れないかもしれないから、やっぱり今のうちに飛んでおきたいな。
セリオ
姉さんの喜ぶ顔はいくらでもみたい(ぴょこぴょこ……
そうだな……何も気にせず飛べる内に堪能はしておきたい。
ぴょこぴょこに思いを馳せていたが、監視……今までは入浴も見ていたんだよな……
シルヴィア なるほど……そうかもしれないな?
セリオ タイミング的に何なら一緒に入っていた……????
シルヴィア
入浴云々の描写はなかったが……そうかも……?
その方が効率がいいだろうし…(そのままだと濡れ鼠になるし
ふふ、大きな浴槽だろうな…
浴槽の概念…?
セリオ シャワー……?? 天使用の何か……ありそう
シルヴィア そのあたり、詳しく描写されていなかったのは、地球に来てから住みたい国に合わせるためだったのかもしれないな。
セリオ
なるほど……?
でもバスタブに浸かるところもみたい
誰だ
シルヴィア
つまり好きにしていい!
……羽を洗うのは大変そうだ。ふふ… 謎の電波が
セリオ
濡れた羽根を乾かすのも大変そうだよな……
テクノロジー……
シルヴィア
やはりそれように発達していた…のか…?
ベランダに座って自然乾燥を… 無理がある
セリオ
水切れが異様にいい羽根……?
バサッとしたら速乾……?
シルヴィア
べ、便利…!
売れそうだな…(そうか…?
セリオ
食器洗った後に羽根の上に皿を置くと……?
……何かのしょっぷちゃんねるか???
シルヴィア
とても便利だ…… この羽にそんな機能があったとは……
ふふ、何かと役に立ちそうだな(?)
セリオ
自宅が濡れるから乾かす必要があるだけであって、雨の日でも問題なく飛べるのだろうしな
役に立つ……?
いや使わないぞ……羽根にも痛覚ありそうだから……
すくなくともぴょこぴょこはくすぐったい(俺が決めた)
シルヴィア
抜け毛ならぬ抜け羽根を使う…?
ふふ…素敵な設定だ。くすぐったがるのを分かっていてつん…?(反応も込でかわいいと思っている…?
セリオ
換毛期……?
ひゃう…………(そのうちおぼえたことのないへんなきもちになりはじめる……?
シルヴィア
なに…?(中の人がワクワクし始めている
羽根は……どんな鳥でも一年に一回は全部の羽が抜け替わるらしい。
……?? すごい量だろうな…(まず鳥扱いするな
セリオ
う……姉さん……何というかそれは……だめじゃないけど、だめだ……(??????)
羽根の質は鳥ベースだものな……。
それなら結構抜け羽根が……
姉さんの生え変わり羽根で…………
シルヴィア
どうした…? 顔が赤いぞ、何か異常が…?(羽根いじりをやめて気遣わしげになる。
ふふ…… いつも隅々まで(???)見てるせいか異常にはすぐ気づきそうだな……。
売ろうと思えば売れそうなんだよな、やっぱり…。
でどころを探ってくる奴らをどうにかしなければいけない…?
アダムを飲むのをやめて変化したことが多いことを身を持って知ってるからうんぬん。異常には過敏に反応する…?
193 (ちょっとだけエロゲに便利な設定だな…)
セリオ 異常、なのかもしれない……どうしよう姉さん……(おろおろ)
けみかる (むちしちゅがはかどる)
シルヴィア なんだと…!? どうおかしいんだ、セリオ…!(なにもわかってない
セリオ
姉さんの羽根は売らない……誰にもやらない……
俺が集めて枕とかクッションとか布団とかにする……(??)
193
(どっちもむちなしちゅですからね…! 教えてくれる人はいない…
いやお願いすれば青年が教えてくれるだろうがあえて教えない個体…?)
シルヴィア
!??! そ、それは……
なんだろう、ちょっと恥ずかしいな…
(ちゃんと洗って(?)から渡そうの顔)
セリオ
体が熱くなって……っ、ぜんぶ、くすぐったい……(つづきはうぇぶで……???)
姉さんの羽根を入れた袋とかをお守りにして持ち歩く…………
シルヴィア
うぇぶか……待ち遠しいな……(?)
ぬっ……羽根で……満足できそうなら…?
私も密かにセリオの羽根を集めてそうではあるな…
脱いだ服に引っかかってるやつとか…
セリオ
待望されている……???
満足はしないが……妥協……? そうでもしないと生活に支障が……???
同じ原理なら俺も生え変わっているのだろう……
ちまちま集め合っている……??
シルヴィア
ふふ……似た者同士だな。
1000年も共にいれば行動も似てくる。(?)
セリオ
どちらがどちらの時でも、そうしていたのだろう。
姉さんを監視して守護していた時の俺か……。
恐らくそちらはいわゆる俺の元になった人? の性格に近いかもしれないな。
シルヴィア
なるほど。……兄さん…?(ちょっと別の人物がちらつくが
ふむ…?
セリオ 俺は技術職だから何となく俺と言っているので、天使の時は「私」だろうし。
シルヴィア
な、なんだって…!! 一粒(?)で二度楽しめる……。
天使のセリオに会うことは無い、だろうが……
セリオ
にしゅうめげんざいのくに……??
夢で見る事があるかもしれないぞ。これから眠りを覚えるのなら。
シルヴィア なるほど。幼少期のおぼろげな記憶のような……?
セリオ エバを摂取した時のような……
シルヴィア
ああ、あのときの……。どうせ見るならもっとはっきりした夢がみたいな……。
追体験型みたいな… 断片的に見て答え合わせするのもいいか…?
セリオ
人だった時の姉さん……いや姉さんではないのか……
シルヴィア……
呼び捨てにするのは照れ臭いな(てれてれ
シルヴィア
私は……操縦士だったかもしれないな?
バス的な概念があるのかも… いや、貨物か
ふふ……たしかにくすぐったいな
セリオ
貨物聖船の操縦士! いいな……それを「俺」はいつも見守っていたのか……
そもそもいつも同じ職業とは限らなかったかもしれないな。
シルヴィア
前世(?)も私達は幸せだったんだろうな……。
なるほど、技術職だったり……? 操縦:聖船は今回必要だっただけで、概要にあげられていた以外の職業についていたことも…?
セリオ
チェイスや着水で必要なだけで、現代しなりおにおける運転(自動車)みたく安全運転なら初期値でいけるというあれで……?
勉学の教材を作る人だったり、それこそ漁師だったり、他にはなんだろうな……
シルヴィア
なるほどなるほど…… どうしても下手だから乗りたくない、と思ったときにバスや電車代わりの聖船を使うのかもしれない。
……一人一台支給されるのはすごくありがたいな……
パン屋やスーパーの店員は少なくともいるぞ!
セリオ
そうだな! ごはんが美味しかった
平均120回ほどあるのだから一通りいろいろやっていたのかもしれない。夢がいっぱいだ……
シルヴィア だなあ。建国当時はこう、あつもりてきなことをしてたり…(?)
セリオ 建築家や農家、漁師が多かったな……(前……世の幻覚)
シルヴィア
ふふふ… とってもさかのぼっている。
歴史を歩んできたことにもなるのか…楽しいな
セリオ
俺たちが歴史そのものか……。不思議な感覚だな。
考古学者がいるほどだし歴史学者なども……しかしその時はうっかり悪魔にされてそうだが……
この節目の時にこそ、俺たちはこうであったのかもしれない。
シルヴィア
コウコガクシャ……探究心にあふれているものは危なそうだ。
そうだな、まるで示し合わせたかのような…(示し合わせたんじゃよ
セリオ
建国記念を覚え暦を作る者がいるならそれを記録する者は居続けたはずだが、知り過ぎてしまうと危ういものでもあるか。
ふふ、示し合わせたという事を俺たちは知らないので必然的に運命になる
シルヴィア
なるほど、……運命で良かった。
そもそも最初に生まれたときに私と君が二人セットで、という時点でな。うふふ
セリオ
その時点で、俺に語り掛けてくる電波らしく表すると、やったあ、というやつだな。
最初はどちらが天使だったのだろうな。
シルヴィア ちょい…?s…?
セリオ 1d100でだいすばとる……?
シルヴィア ふふ…? そうするか。小さい方が天使…?
セリオ choice 高い方が天使 低い方が天使 (choice 高い方が天使 低い方が天使) > 低い方が天使
シルヴィア
ふっふっふ、なるほど。
では行くぞ…!
1d100 どっちがてんしかな? (1D100) > 34
セリオ
よし…!
1d100 天使か人か (1D100) > 49
シルヴィア ふふ……なるほどな……(些細なことから運命を感じるオタクの電波を受信
セリオ おお! では天使と人の俺たちから始まり天使と人の俺たちで終わったのか……
シルヴィア
そのようだ。
そうか……私はもとより天使として生まれたから……
持ち上げて飛びたがる…?(?)
セリオ そして幼い頃の俺は一等それを喜んでいた……?
シルヴィア なるほど、その時の記憶が始まりなら……うなずける。
けみかる 背景が おお……??
193 えっ! うふふ…… なんか再生したくなって…?
けみかる 神のあそび……
193 謎の船写真
けみかる 大きい 旅客機かな
193
造船所の写真、ない……
そうかもしれない。でぃずにーらんどの船のやつみたいな…
けみかる
いや旅客……??? 旅という概念など……
でもわくわくのイメージは膨らんだのでおおきいおふね写真よかったです!
193
旅は……してなさそうですね…。
そういうことをしたいという気持ちも剥ぎ取られてたかも…?
やった~!!!!!! よかった!
わくわくBGM
けみかる
スケジュールがあそこまでがちがちだったら……
どうだろう、でも休暇があれば……
あっわくわくBGMだ!
セリオ ドウラさんにジュゾさん、ニチカさんにイチハさん、ヨウさんにテンカさん……(幻覚)
193
そうか、最終的に養分があればいいし……わりとホワイトな職場だから意外と休みもある…のか…?
ウッ……
同僚2 僕たちだってべつのせかいせんでは…?(???)
193 無限に増える世界線
イチハ
なるほど……?
私とニチカでチキュウ?にいくおはなしもあったのかもしれないねえ
ニチカ
ふふ…… そうしたらどうなってたのかな…… やっぱり双子っていうことになる…?
それともすっごくそっくりな他人…? ふふふ!
イチハ
どうなんだろう、他人って言っても周りに信じてもらえなさそう……?
ニチカと一緒ならどっちでも~!
1d100 さいしょはどっち~? (1D100) > 12
ニチカ
1d100 (1D100) > 91
ほわ……やっぱり同じなんだね……!
イチハ すごいねえ……!
ジュゾ 1d100 僕は確かに天使にも向いているがドウラさんの存在的に人の方が向いている気もする (1D100) > 57
テンカ 1d100 私はヨウさんを持ち運べそうにないのだわ……? (1D100) > 56
ドウラ
ふっ… またわからない値を出したな
1d100 (1D100) > 49
なるほどな…?
ジュゾ 天使のドウラさん……
ヨウ
1d100 私は……どっちが向いてるのかしら? (1D100) > 87
人だったのね…
ドウラ 天使か……色々と口うるさく言ってそうだな…
テンカ まあ! 天使の時には、いつでも頑張ってヨウさんのお世話をするのだわ。
ジュゾ
フ……僕もスケジュールには厳しいぞ。
本編で時間に関する発言をしていたのでなるほどな、と思った。
セリオ 最初は、ちょうど人と天使が半々か……
ドウラ
なるほど、そうだったな……。
……少し偏ったな。
ヨウ
どんな姿でも関係ないわよ。
かわいいテンカはいつでもそばにいてくれたしね
イチハ そうじゃないとお話が進まないってEDENさま……じゃなくてきーぱーさま? がお決めになったのでしょ~
テンカ
かわいい……!(るん……
大きくなりましたね、ヨウさん……!(空中からここぞとばかりになで……
ヨウ
なるほど、人側は子ども扱いされるわけね……
んんん、なんだか嬉しいようなもどかしいような……
まあ、本編の私にはテンカ(ちゃん)から頭を撫でられることなんて殆どないからね……
テンカ
ふふ、だって生まれた時から見ているのですもの!
こんなに大きくなるとは、思っていなかったのだわ(なでなで~~
チキュウ? の私は……そうですね、撫で……られるのがすきです ???
ヨウ
そ、そうなの? そう…… なんか……電波を送っておくわ…?
(別世界の自分が髪に不用意に触れるのはよくないかしら……と思っている気配を察知)
テンカ
電波がぶつかり合っているのだわ……
あ、あの、持ち運ばれるのでも良いのだわ とのことです!
ジュゾ フ……チキュウとやらの僕とは違って、ドウラさんをあわよくば持ち運んだり撫でたりできるのは、確かに気分がいいな。
ドウラ そう簡単に持ち運ばせたりはしないが…(恥ずかしいので)撫でるのは、まあ、好きにしろ。
ジュゾ
なんだって? あなただって幼い頃は……
いや、物心つく前から何となく嫌そうだった気がするな。フフ……
ドウラ どちらかというと俺がお前を撫でるほうが簡単だしな…(すきを見て撫で…
ジュゾ …………(原初の立場のせいかまんざらでもない……?
イチハ
私は割と、ニチカと歩く事が多いのかも~?
聖船に乗るのも楽しそうだけど、ニチカと一緒に歩くのも楽しい~!
(から、試作機が飛んでっちゃったのかも!?)
ニチカ
なるほど~!?! たしかにそうかも!
一緒にお散歩するの楽しいね…! イチくん!
お船の暴走は危なかったねえ。正式に配布されちゃう前に気づけてよかったあ。
イチハ そうだねえ。何かあっても天使が守るとはいっても、小さい子が扱うならちゃんとしないとねえ(おさなきものに思い入れが……?
ニチカ
ふふ……そうだね、ちっちゃい子が事故起こしちゃったら大変…。(ふふふ……)
僕たちみたいにとってもそっくりな人と天使の組み合わせ、なんなら他にいないだろうからすっごく自慢してそうだな…
イチハ
そうだよ~! それにとーっても、とーってもなかよし!
たくさんがんばった日は、おいしいカレーライスとうさぎりんごを作るよ~!
ニチカ
わーいっ! イチくんが作ってくれるカレーもかわいいうさぎりんごも大好き!
イチくんもだーいすき!
イチハ
えへへ~! 私もニチカがΔでいちばんだーいすき!
でももしかしたら……どこかでは、ちょっとしたことで私たちが何かきずつけられることがあったら……ふたりで…………
ニチカ ………えへへ、そのときは二人で(ぎゅっ)……どこか遠いところへ逃げられたらいいねえ……
イチハ うん……どっちかがあくまなんかになっちゃう前に、にげちゃおっか……
ニチカ えへへへ…… でもきっとだめだったんだろうな……(ぺしょ…
193 そういうことが出来た代もあったっていいだろ!!
イチハ
天使も一緒にあくま堕ちできたらいいのにねえ……。
でも何度も転生するなら同じタイミングで吸収される……?
ジュゾ
そうなってくると、アキラチャン……いや、警備天使様の存在はやはり謎だな。
もうそういう個体なのだろうかね。
ニチカ
かなあ……
そもそも本当に逃げられてたら、僕たちは転生出来てないわけだから……。
警邏天使
ああ、そのように作れられているのだろう。
より攻撃性の高い… といってもメイン武器は槍だし命中率は20%だが…
イチハ うう……しあわせに生を全うした後に、発見されて吸収されたっていいのに~!
ニチカ
ふふ……そういう事もあったってことにする…?
えへへ……(?)
イチハ
むずかしそう、ではあるよね……
警備天使様、ゆうしうだから……
テンカ
警備天使様もEDENの思想に則るなら、他者攻撃は本当に最後の手段なのかもしれないのだわ。
……? でもシルヴィアさんのキックは70%もあるわ……??
警邏天使 なるほどな…(殺意バリ高だった人
シルヴィア
うん……謎だな…
シナリオで指定されているからな。うーん…?
マリオ的に着地時に攻撃する方法に慣れているのかもしれない。
テンカ ここにいる天使たちが別世界線でこのしなりおを通るなら全員もれなくキック70……
シルヴィア
ふふふ……そうだぞ。
少なくとも武器の入手は想定されていないからな…
警備天使を伸して奪う、という手段はなくもないだろうが
セリオ
こう……悪魔になり得る人の検挙に貢献していたのかもしれない。
なるほど、武器か……。
シルヴィア
刑事っぽいな…。
戦闘に特化(?)するならMAで補強できるだろうが……まあないだろうな…
監視天使がするべきことは監視であり支配ではない、荒事はあちら(警備天使)に任せるのだろう
テンカ
生まれつき備え持ったシルヴィアさんの素質なのかもしれませんね!
かっこいいのだわ……!
シルヴィア
む…? なるほどな…?
そう言われると悪い気はしない。
ジュゾ
もしも僕がけーぴーしーとやらだったら、だめーじぼーなすマイナスのキックか……
いや流石にすとれんぐすは調整……
シルヴィア ふふ…… 急にMSDHでダイスロールにキレてたときのことを思い出してしまった…
ドウラ 平和的でいい。……俺もナイフぐらい取得しておくか…?
ジュゾ
フフ……MSDHはな……
しかし、いざという時にあなたを守れないのではね。
ドウラ ………(照れ隠しに撫でる
ジュゾ
おやおや……? 甘えたの裏返しかい?
1d6-1d4 【ちなみにこの足を引っ張られる……数値】 (1D6-1D4) > 4[4]-3[3] > 1
ドウラ
知らん。……もう寝る時間だろう。 ふふ…
なんだろうな……投擲あたりなら上手く…?
ジュゾ
フ……眠る時もきちんと見ているから、安心しておやすみ。(ふわっと浮かんで頬を寄せる
だめーじぼーなすの関係無い技能を……フフ……
ドウラ
……ああ、おやすみ。(目を瞑って頬をすりっとする…?
今更だがこの俺は凄く不思議な気分だな………
弟のようであり保護者のようであり……
ジュゾ
大きくなるごとに小さく見えてくるのだろうか……?
僕よりも小さかった時期もそれなりにあるというのにね。
テンカ 確かに本編で持ち運ばれる側だと、だいぶ不思議な気分になるのだわ。
ドウラ
こんなに小さかったか、と何度も思っただろうな。
……時折抱きしめられたがる…?
ジュゾ
飛べば届くサ。
翼でならまだ……上半身位は包んでやれるだろうか。
ドウラ ………(嬉しい
ヨウ 歩幅が違うから、移動のときに便利だし、と本編では思ってるけどこちらでは飛んじゃうから……?
テンカ そうですね……しかも、そもそも人は聖船に乗る事の方が多いのでしょうし……?
ヨウ
む…… そうなのよね……
なるほど、こちらでも目で追いかけているしか無い…?
でもおうちは一緒だし、そう考えると恵まれている…?
テンカ
毎日美味しいご飯を作って差し上げて……四六時中一緒にいて……
本編の私の願望は大体叶いますね……?
ヨウ
別の世界でのみ叶う夢……
いいえ、本編でもかなえてみせ みせる…? できるのか…?
テンカ
ふふ ご無理はなさらず……?
ああそれに、ヨウさんが立ったままでも絵面的に綺麗に抱き着けるのもいいですね……!
何より見た目はこのような感じですが、同じ時に生まれているのですから同い年なのだわ!
ヨウ
ふふ… ちょっとだけ身長差がネックだものね。
……たしかに!
すごいわね、ありとあらゆる問題が解決していく…
テンカ
私たちには幸せな世界線だった……?(なお凍結
もしチキュウへ行く事があったら、周囲からとても同い年には見ていただけないでしょうね……
凍結……でも凍結する時だってきっと一緒なのだわ……
ヨウ そう、凍結されちゃう…… うう………
テンカ
どこかの氷に閉ざされてしまった世界線とも違う……
まだしあわせ……????(おめめぐるぐる)
ヨウ
ふふ… 闇に慣らされてしまっている…?
お互いの存在が唯一無二の特別なのが本当にでかいわね…
テンカ そうですね! そこが揺るぎないのはもう、何よりも自信に繋がることでしょう……
ジュゾ
不思議な感覚だな……勿論本編32歳の僕にとってはある意味唯一無二だが……
本当に、生まれた時からドウラさんが唯一無二というのは。
ヨウ
ふふ……どこにも行かないでね、私の天使様……
(爆発音やEDEN落下の衝撃音を遠くに聞きながら……
ドウラ そうだな。……出会った年齢的には別世界のヨウとテンカたちと変わらないはずではあるが……紆余曲折あったからな(今後もある
テンカ
ええ、さいごまでEDENと共に……
……いいえ、貴方を見守るのだわ。
(抱き締めたまま、凍結されていく……
セリオ ブリを見つけるBGM!(激遅反応
シルヴィア
ふふふ…ww 認識の仕方が
一応お魚コーナー(?)の画像もあったが……
何が何なのかわからないので没になった…
セリオ
新鮮 揚げたて ふへへ……
……カーペットか何かかと思った(とても正直な感想)
言われたら上の方に魚の顔がある! みつけた
シルヴィア
真ん中のあれはなんだろうな…
もうちょっと右端の方に寄せると魚の頭がある
ほんとうだ…?
ブリを上手く見つけられたときのセリオは可愛かったな…
セリオ ふふん……♪(魚を見つけて上機嫌
シルヴィア
うぐ… これで好きにならないのは無理がある……
だが私にはEDENの洗脳があるのだ…
セリオ 洗脳が解けてから一気に押し寄せてくる……?
シルヴィア
なんだ……? 愛らしい姿を見るたびに心臓が締め付けられてやまない…?
何がしかの病と勘違いしそうだな。
セリオ EDEN凍結と共に天使の一部(少なくともこの同僚たちの天使)が割とそうなる……?(そしてすぐに凍結される)
シルヴィア えん…………
セリオ
……姉さん? 具合でも悪いのか……?
まだ人の感覚に慣れないのだろう……無理はしないでくれ(ぎゅっと手を握って見つめる……?
イチハ
私なんて多分個体差として元からニチカだーいすき! なのにEDEN様が凍結されちゃったら、だーいすきがあふれちゃうなあ~
その熱で私たちだけでも氷なんて溶けちゃえばいいのになあ……
シルヴィア いや……な、なんでも……(視線をウロウロさせるが手を振り払ったりは出来ない…?
ニチカ
えへ、うれしいなあ……。それなのにすぐお別れなんて、寂しいね、イチくん……
(最期まで熱を感じていられるようにぎゅーっ…?
セリオ それならどうしてこっちを見てくれないんだ? シルヴィア姉さん……(じっと見つめつつも、しゅーん……
イチハ お別れじゃないよ~ ずうっと、このまま一緒なんだから~(ぎゅぅ……
シルヴィア あ、侮るなよ。見られるに決まって…… ………(目があってから視線が外せなくなりぶわわ……と真っ赤になる…? ??
193 ヒン……温度差…
セリオ ね、姉さん……! ……何だか、とても、かわいい…………(どきどき……?
けみかる 余程の事が無いかぎりハピエンと、とんでもメリバ……
193 全員、幸せな世界に生まれ変わるのぢゃ…
けみかる
どちらも観測して楽しみたいですね(まさしく高みの見物)
あっ、お夕飯BGM!
193
ミ゛ーー(鳴き声
お夕飯ですね…! れっつくっきんぐ!
一日目は平和な一日を過ごすパートだったのじゃ…
けみかる
にゃーんさまから聞いた事のない鳴き声が……
平和で幸せで完璧な一日でしたね……この落差がとてもスリリングで楽しかったです
193
えん…… へへ…!!! よかった!
明日の1000年記念日何しよっかな…!? って思ってる時ワクワクと心臓の痛みとが拮抗してましたね……
どうして…1000年記念日… 訪れない……
EDENが目覚めてしまうから…
けみかる
1000年記念の催しの時に何か起こるのかな? と悠長に構えていたら、朝からがっつりハードでおわーっとなりました
EDENに従っていても裏では疑念を持つPCで行く、という想像もたのしそうですね……
193
ふふふ… まさか早朝からテロが起きてしまうとは……
なるほど…! その場合はまた色々違ってきそうですね、天使への疑念とか…
天使(ショボン…)
けみかる そして下がる好感度……一緒に地球へは行けないビターな展開……
193 10Pしかない… はかない……
けみかる ドウラさんとか、EDENに疑念は持ちつつも天使ジュゾには疑念を持ちきれないような、いいバランスしてそうですね……
ドウラ
ぬ…? まあ、そうだな……。
ジュゾは悪いやつではないし…絶対……
小さい頃から一緒にいれば……うん……
信用できる部分だって多いと感じるはずだ。何かあったときの相談先とか……
ジュゾ
うむ。サポートという意味では同僚組三人の中では最も天使に相応しい性能をしているからね。
正真正銘、あなただけの有能な天使だよ。
ドウラ …っ!? ……そんなことくらい分かっている。
193
最期の日を思うとどの二人も泣ける……ィーン
方舟なんだから50000人くらい乗せてほしい
けみかる
誰が助かっても誰かたちは凍結する……
クソデカげんざいのくに……
193 全員生還して突如地球に現れた数万人もの異星人たちによって地球の文化は大きな変化を見せ未来も変わる…
けみかる
大半の異星人はディストピア精神が抜けていないので地球人たちを支配しようとする……?
新しいシナリオ……
193 せ、戦争が始まってしまう……
けみかる
でもエバがないと交配できなくてすぐ滅ぶ……
いや、アダムがなければ抜けていくのか……?
セリオのEDEN思想に反した突拍子もない方舟案を、面白がって試作機に改造を施して簡易方舟化させて同僚組だけでも逃げて~~~!!
193
EDENがいなければ徐々に効果は抜けていく…? っぽいですね。
殖える方法を知らないだけ(Δにいる間はそのトリガーも抑えられている)だから地球に来れば自ずと増え…?
ふふ…!? なるほど、そういう手もある。
宇宙のたびに耐えられる船…!
けみかる
まず、よく似た異星人と地球人たちが邂逅して……
ぶつかり合う………
193 ぢごくはやめるのじゃ……
けみかる Δ側は人がしに、地球側は弱い方がしぬ……
193
やだーーーっ!!! えーん……
お互い傷をなめあっても生きていけないのに……
けみかる
うーん、自分同士はともかく、相手方に行けば話は変わってくるかもしれませんね……
(なおもれなくジェラが発生する
いちにちイチニチちゃんは、余程の事が無い限りみんなでそれぞれ不可侵でなかよくしてそう
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ヘイワ……。そうだよみんなで仲良く暮らそうよ……
もしくは割と環境が整った別の世界に飛ばしてくれ……
けみかる
まあ……でもそうか……
Δ側も人を脅かす事に慣れてないのが大半だから……最終的には競り負ける……
ニャルさんの後始末に期待、かな……
後始末の結果が、今の本編に繋がるのかもしれないし……
193
後始末……何するんでしょうね…
……!! やった~!??!(?)
けみかる
バベルくんやノアさんスドラさんに関しても……
たすけてにゃるえも~~ん
青年 もう、しかたないなあ、けみ太くんは…(?)
けみかる また新しいモブっぽいけみネームが……
193
かわいいなまえだ…
へへっ……三時になっちゃった…!
けみかる ヒョエ……雑談欄が熱く厚くなっちゃいましたね……!
193
なりましたねえ…! 色んなお話を……
へへ……そしたらそろそろ眠ろうかなと思いまする…!
遅くまでお付き合いありがとうございました…!!
本編もアフタートークも楽しかったです!
けみかる
シナリオ本編は勿論、アフタートークも充実していて、二日間とても楽しかったです!
本当にご準備、キーパリングありがとうございました!
お誕生日もおめでとうございました……♡
193
わー!!! えへへ…… なぜかバレていた誕生日……!!
いえいえ楽しんでいただけてたら良かった~!!! わ~~!!!!
けみかる
明日以降も、しばらくPL同卓にてよろしくお願いいたします!
ゆっくりお休みになってくださいね。
遅くまでお疲れ様でした。
おやすみなさいませ!
193
イラストにお言葉にシナリオの参加にお時間まで頂いてしまって……!!
はい! こちらこそよろしくお願いいたします!
お疲れさまでした、おやすみなさいませ!!