KP
この度は、和シルセリ(ゆきせり)ツアー 第一弾
「水底にて愛を謳う」にご参加くださり
ありがとうございます!
今後のお部屋でも共通しておりますが
タブ「閃理」はKPC描写専用の
秘匿タブとなっております。
シナリオ終了までは開かれませんよう
お願いいたします。
楽しんでいただけたら幸いです!
よろしくお願いいたします!
KP こんばんは~~!
193
お疲れさまです! こんばんは!
本日は何卒…何卒よろしくお願いいたします…!
KP お疲れさまです!! こちらこそよろしくお願いいたします~!!
KP
それではゆきせりツアー第一弾
「水底にて愛を謳う」
セッションを開始いたします。
KPとKPCは私、けみかると星守閃理。
PLとPCは藺草さんと夜門由貴さんです。
よろしくお願いいたします!
夜門 由貴 よろしくおねがいします!
KP 文字色はよろしいですかね?
星守 閃理 僕はオレンジです
夜門 由貴 文字色… 変えてないことに気がついて… あ! そしたら青にしよう…
KP
7月30日。
待ちに待った夏休みが始まって、早数日。
夜門家&星守家 「お誕生日おめでとう!」
KP
夜門家では、夜門由貴さんの盛大な誕生日パーティーが開かれていた。
そこには、夜門家と長年親交のある星守家の人々の姿も、幼馴染みである星守閃理を含め、当然のようにある。
あなたの大好きな星守家の料理や、あなたの母が作ったバースデーケーキを囲み
めいめい、あなたが18歳を迎えたことをとても喜んだ。
あなたの父や閃理の父も、ついつい酒が進んでしまっているようである。
母たちは眉をひそめつつも、今日という良き日を免罪符に目を瞑っているようで、空になった皿をキッチンへと戻していく。
あなたと共に閃理と会話をしていたあなたの兄は、面白がって父たちの方へ行ってしまった。
閃理は彼の姿を目で追った後、あなたの方に向き直り、優しく微笑む。
星守 閃理
「よし、そろそろ渡しておこう」
「はい、由貴ちゃん。18歳のお誕生日、おめでとう!」
KP
閃理が差し出したのは小さな可愛らしい包みだった。
包みを開けると、中には金色の細い輪に、赤くきらめく石のついたイヤリングが入っている。
夜門 由貴 「え?」
星守 閃理 「え?」
夜門 由貴 「い、いいの? あの、すごく素敵だけど、私に?」
星守 閃理 「うん。似合うかなと思って」
夜門 由貴
「!」 付けます
「…似合う?」
星守 閃理
「……!」
「……とっても似合ってる」
夜門 由貴 「やった。……閃理くんの色だね」
星守 閃理
「えっ。あ、」
「そういう事か……」
夜門 由貴 「嬉しい。ありがとう! 閃理くんの誕生日も楽しみにしててね」
星守 閃理
「喜んでもらえてよかった。それは楽しみだな」
「……それから、さ。今度の日曜って空いてる?」
夜門 由貴 「え? もちろん。閃理くんの家に行こうと思ってたんだよ」
星守 閃理
「そっか。バイト休みって言ってあったもんね」
「実は最近できた水族館があって、気になっているんだ。
少し遠いけど折角の夏休みだしさ、由貴ちゃんも一緒にどう?」
夜門 由貴
「行く!」
「水族館かー、楽しみ。閃理くんと一緒なのも嬉しい! デートだね!」
星守 閃理 「デート……二人で行くから、そうか……」
夜門 由貴 デートって言ったけど二人きりじゃない可能性あった…
星守 閃理 「まあとにかく、楽しみにしてて」
星守 閃理 二人きりだよ?
夜門 由貴 「うん! おしゃれしていくよ!」
夜門 由貴 そうなんだ…… そうか… 嬉しいね…
星守 閃理 「ふふ、僕の楽しみが増えたな」
KP さて、水族館について【図書館】を振ることができます。
夜門 由貴 やったあ!DRだ!
夜門 由貴
CCB<=75 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=75) > 18 > 成功
夜門 由貴 幸先が良い
KP 良い出目!!
KP では閃理から聞いた『あいかん水族館』について、次のようなことが分かるだろう。
KP
◆『あいかん水族館』
1か月前に出来たばかりの水族館。
愛寒岬の近くにあり、地底にあるトンネル水槽を前面に売り出している。
休館日は月曜日。
バスと歩きで2時間くらいかかる所にある。
KP
そして日曜日。
あなた方は、バスに揺られて愛寒岬を目指した。
夜門 由貴
あいかん……?
わからないがなんか不安になる名前ですね
星守 閃理 「水族館だからあまり関係ないけど、晴れて良かったね」
夜門 由貴 「うん! 雨だとじめじめするから晴れてるほうがいいよ」
星守 閃理 「そうだね。バス降りたら少し歩くみたいだし……可愛いお洋服が濡れたら気分下がるもんね」
夜門 由貴
「え? ふふふ、かわいい? ありがとう。閃理くんもかっこいいよ」
「いつもかっこいいけどね」
星守 閃理 「そう……? そう言ってくれるのは、由貴ちゃんくらいだよ」
KP
最寄りのバス停に着いた後も、他愛のない会話をしながら
舗装された道を歩いて水族館に辿り着く。
カップルや家族連れ、多くの人で混みあっているが
順繰りに回ればそう身動きが取れないほどではないだろう。
出来たばかりという事もあってか、新しい設備が多い。
入ってすぐには、透明なハコに入れられた色とりどりの熱帯魚達を眺めることができるだろう。
夜門 由貴 「わあ、結構人がいるね閃理くん。はぐれないようにしないと…」
星守 閃理 (こんないつも素直だったっけ……? 調子狂っちゃうな)
星守 閃理
「やっぱり出来たばっかりだからか、人多いな……」
「……昔みたいに、手でもつなぐ?」
「なーんて、流石にね」
夜門 由貴 「! つなぎたい!」ぎゅっ
星守 閃理 「えっ」
夜門 由貴 「懐かしいね。はぐれないように一緒に行こう」
星守 閃理 「ふふ、甘えん坊だね。分かった。しっかり握ってて」
夜門 由貴 「うん!」
星守 閃理 「ここには大きいエイが居るね。ここからだと、イルカとか、イワシの魚群とかの水槽が近くて……あ、30分後にはアシカショーがあるみたいだ」
夜門 由貴 イルカ…
星守 閃理 イルカ……うっ前世の前世の記憶が
夜門 由貴
「ショー、見てみたいなあ!
そっちの方に向かいながら、いろいろ見ていくのがいいのかな?」
星守 閃理 「そうだね。いい席取るなら早めが良いかも。後からでも見られるし、アシカプール目指しながら進もうか」
夜門 由貴 前々々世…
夜門 由貴 「そうしよう!」
KP それでは少し早足気味でアシカショーにやってきました。
アシカショーのお姉さん 「なになに? セリカちゃん(アシカ)、来てくれたお客さんに、ご挨拶のチューがしたいって?」
夜門 由貴 セリカちゃん…? 聞き覚えのある名前だ…
アシカショーのお姉さん 「どなたか、セリカちゃんにチューしてもらいたい人、いらっしゃいませんかー!?」
夜門 由貴 わぁい
星守 閃理 誰だろう……(すっとぼけ)
星守 閃理 「手挙げてみる?」
夜門 由貴 「あげてみる! はーい!」 繋いでる方の手をあげます
星守 閃理 「わ」
KP では当ててもらえるかどうか……【幸運】どうぞ!
夜門 由貴
CCB<=70 【幸運】
Cthulhu : (1D100<=70) > 30 > 成功
夜門 由貴 やったー! 急に幸運が…
アシカショーのお姉さん
「そうだなあ……あっ! そこの、金髪のお兄さんと一緒に手挙げてるお姉さんにしましょう!」
「もしかしてデートですか? セリカちゃんにチューされちゃって大丈夫です? カレシさんヤキモチやいちゃったりして……?」
星守 閃理 ※ホントに「セリカ」だったら妬きそう
夜門 由貴
「えへへデートです!
…どう? 閃理くん、だめ?」
KP これは本日のラッキーガール!
星守 閃理 「ふふ、ダメじゃないよ。ばっちり写真撮っておいてあげよう」
夜門 由貴 「やったー、よろしくね! セリカちゃーん!」
アシカショーのお姉さん 「うーん、ラブラブですね! じゃあ、セリカちゃんの前に来るように、横向きで立ってもらって……そうそうそんな感じです。セリカちゃん、いいかな?」
KP
ちゅっ、と頬に冷たい感触がする。
閃理が構えていたスマートフォンにも、しっかりとその様子が収められたようだ。
夜門 由貴 かわいい~~~~~~~
夜門 由貴 「わっ、冷たい! セリカちゃん、ありがとう!」
アシカショーのお姉さん 「お姉さんもありがとうございましたーっ! 拍手!!」
KP 観客の拍手に合わせて、セリカもペチペチと拍手する動作をしてみせる。
夜門 由貴 わーいとひとしきり手を振ったあとに閃理くんのもとに戻ります
アシカショーのお姉さん 「それじゃあねお姉さん、カレシさんにチューしてもらう時に生臭くなっちゃったらいけないから、これで拭いてくださいね」
KP と、帰り際、濡れティッシュを渡してもらえることでしょう。
夜門 由貴
もらいます! あとで拭こう
「ありがとうございます!」
(閃理くんはチューなんてしてくれないけどね)
星守 閃理 はは……
星守 閃理 「いい写真が撮れたよ。思わぬ経験が出来て良かったね」
夜門 由貴
「うん、すごかったよ。こう、ほっぺたにちょんって!
少しだったのに、生きてるって感じがしたな…」
「写真、撮ってくれてありがとう。
次は閃理くんもチューしてもらえるといいね」
星守 閃理 「へえ? そんなに良かったんだ。僕も興味が出てきたよ。写真、後で送るね」
星守 閃理 これにはアザラシもにっこり
夜門 由貴 「うん、お願い。 そしたらまた来ようよ、そのときにさ」
星守 閃理 「そうだね。もう少し客足が落ち着いた頃に、じっくり眺めたい気もする」
夜門 由貴 良い写真だ…
星守 閃理 やったあ アシカショー以外は自前写真です!
夜門 由貴 すごい… このジンベエザメの写真もすごい素敵です!
KP
あなた方が人の流れに乗るように進んでいくと
あいかん水族館の売りであるトンネル水槽にたどり着いた。
その中もある程度の人で賑わっている。
頭上には様々な魚が泳いでおり、どこか幻想的な雰囲気を思わせる。
深海の青に照らされた閃理が、由貴さんの方を見て微笑む。
星守 閃理 「まるで海の底にいるみたいだ。もちろん、息苦しくはないけど」
夜門 由貴
「そうだね、ダイビング用の道具もなしにこんな景色…」
「ふふ、お魚にでもなったみたいだね!」
星守 閃理 「そうだね。僕も魚になって、自由に泳いでみたいとは思った事あるけど……お手軽でいいね」
夜門 由貴 「ふふふ、今度海にも行こうね。くらげが出ないうちに」
星守 閃理 「海水浴か……久しぶりだな。そうだね、一緒に泳ごう」
KP
メインスポットという事もあってか、トンネル水槽はひときわ人が多い。
あなた方ははぐれないようにとしっかり手を繋いでいたが
不意に、閃理が立ち止まる。
夜門 由貴 え…
KP 先程までの微笑みは消え、不思議そうな顔で水槽を見つめている。
夜門 由貴 その視線を追って水槽を見てみます
星守 閃理 「? あれ、変だな。歌が、聞こえる……。こっちだ」
KP そして突然、閃理は由貴さんの手を引いて、トンネル水槽の奥の方へ足早に駆け出す。
夜門 由貴 由貴にも聞こえてますか…?
KP では、【聞き耳】どうぞ。
夜門 由貴
CCB<=65 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=65) > 33 > 成功
KP
少し耳をすませてみると、由貴さんにも歌のようなものが聞こえる気がする。
しかし、本当に小さな音で、確かに歌であるのかも定かではない。
また、周囲に【目星】を振ることが出来ます。
夜門 由貴
CCB<=75 【目星】
Cthulhu : (1D100<=75) > 32 > 成功
夜門 由貴 30台でそろえていくぅ…
KP
では更に、周囲には歌を歌っている人物などいない事に気が付く。
また、他の人には特に異変はなさそうで、ゆっくりとトンネル水槽を楽しんでいるようだ。
KP 良い調子ですね…!
夜門 由貴
(閃理くんははっきり聞こえてるのかな…)
とりあえず手は離さないようにします
KP
閃理と共に走っていく内に、だんだんと歌声は大きくなっていく。
女性の声にも聞こえるが、男性の声にも聞こえる。
体に染み込むような優しさと、頭の中を一直線に貫くような鋭さを持つ声の旋律。
それが幾重にも重なっている。
ただひとつ確かなことは、その歌が耳を塞ぎたくなるほど悲痛に、神経をすり減らすように、何かを訴えてくることだ。
突然不気味な歌を聞いて、
<SANチェック>1/1d4+1
夜門 由貴
CCB<=70 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=70) > 21 > 成功
星守 閃理
CCB<=80 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=80) > 52 > 成功
夜門 由貴 ほっ…
system [ 星守 閃理 ] SAN : 80 → 79
system [ 夜門 由貴 ] SAN : 70 → 69
KP よかった……
夜門 由貴 発狂チャンスのあるSAN減少値怖いですワ
KP
先に、奥へ辿り着いた閃理が、あなたに背を向けたまま立ち止まる。
由貴さんは閃理の隣で彼の顔を覗き込もうとするも
耳を覆う歌声に立ち止まり、しゃがみ込んでしまう。
KP がんばって…ください…!
夜門 由貴 「……う…」
KP
歌声だけが耳の傍で響いていて、遠くなる。
同時にあなたの意識も暗く、薄れていく。
…………
……
…
夜門 由貴 あっ あっ!!
KP 気が付けば、あなたはドレスに身を包み、絢爛豪華なホールに居た。
夜門 由貴 !??????????????
KP
沢山の人々が手を取り踊る舞踏会場の真ん中で
目の前に居る『だれか』と談笑しながら、笑顔で踊っている。
『だれか』と踊るのが、『だれか』との会話が、楽しくて、幸せで仕方がない。
あなたはその『だれか』に、確かな親しみを覚えていた。
しかし、何かの拍子にあなたははっと振り返る。
そこには、格式ばった洋装の閃理が居た。
悲痛めいた表情で、あなたの方を見つめている。
そして少し辛そうな顔をして、その口が地に打ちあげられた魚のようにぱくぱくと動いた。
【アイデア】の半分で、どうぞ。
夜門 由貴
CCB<=(70/2) 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=35) > 57 > 失敗
夜門 由貴 くっ・・・
KP では、閃理が何と言っているのか、あなたにはわからなかった。
夜門 由貴 閃理くん…?
KP
あなたが閃理に気が付いて間もなく、突然辺りの光景がどろりと溶け出す。
閃理もあなたも横の誰かも、溶けて、不快な青い膿のような粘着性の存在に姿を変える。
ぱっくりと割けた傷のような口は、不快な悪臭を醸し出しながら、粘液を絡めて嗤っている。
嗤っている、あなたを、
あなた方を……。
<SANチェック>1/1d6
夜門 由貴
CCB<=69 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=69) > 26 > 成功
KP
気が付けば、あなたは格式ばった洋装に身を包み、絢爛豪華なホールに居た。
沢山の人々が手を取り踊る舞踏会場の真ん中で、目の前に居る『だれか』と踊り、談笑する、由貴さんを眺めている。
由貴さんは目の前の誰かと、酷く幸せそうに笑っている。
system [ 夜門 由貴 ] SAN : 69 → 68
KP
あなたはその姿に、水の中にいるような息苦しさを感じて、ただ立ち尽くしていた。
由貴さんはそんなあなたにはちっとも気が付かず、ステップを踏んでいく。
それが何だか、悲しくて仕方がない。
「何故、由貴のそばにいるのは自分でないのだろう」
……不思議とそんな思いが浮かんでくる。
しかし、何かの拍子に由貴さんがあなたの方をはっと振り返った。
見つめられて、あなたは訴えた。
「自分を見て」と。
由貴さんがあなたに気が付いて間もなく、突然辺りの光景がどろりと溶け出す。
由貴さんもあなたも横の誰かも、溶けて、不快な青い膿のような粘着性の存在に姿を変える。
ぱっくりと割けた傷のような口は、不快な悪臭を醸し出しながら、粘液を絡めて嗤っている。
嗤っている、あなたを、
あなた方を……。
<SANチェック>1/1d6
星守 閃理
CCB<=79 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=79) > 4 > 決定的成功/スペシャル
!?
system [ 星守 閃理 ] SAN : 79 → 78
夜門 由貴 どうして… ここはいったいどこで、閃理くんは何を…
夜門 由貴 あっ、よかった成功してる…?
KP 全ての光景が溶け崩れ落ちて、暗闇に一人取り残された瞬間、あなたは飛び起きた。
KP クリティカル出しました……
夜門 由貴 やったー!!! つよい! 閃理君! 素敵!
KP
傍で閃理が驚いたようにあなたを見ている。
辺りを見渡すと見知らぬ部屋で、白いベッドに寝かされている。
夜門 由貴 「…!」
星守 閃理 「よかった、目が覚めたんだな。随分うなされていたけど……大丈夫?」
夜門 由貴 「大丈夫! あれ、閃理くん、お洋服…?」
星守 閃理 「ん? 何か変?」
夜門 由貴 「着替えた? さっきまで黒いスーツみたいなの着てなかった?」
星守 閃理 「黒いスーツ……もしかして、夢の話?」
夜門 由貴 「そう、閃理くんも見た? トンネル水槽のところで、眠くなって… それで夢を見たの」
星守 閃理
「そうそう。僕も由貴ちゃんも、トンネル水槽で突然倒れたみたいなんだ。
此処は救護室だよ。スタッフの方々が運んでくれたらしい」
「それから僕も……夢を見たよ」
「……行った事の無いような場所で、誰かと楽しそうに踊っている由貴ちゃんを……呼び止めるような夢だった」
「何故だろう。何だか、すごく悲しかった」
夜門 由貴
「私、きっと同じ夢を見たよ。閃理くんが悲しそうに、私に何かを言って…でもなんて言ってるのかわからなかった」
「その後なんだか景色がおかしくなって… 目が覚めた」
星守 閃理
「えっと、その……自分でも何でそう言ったのかよく分からないけど、多分、同じ夢なら……」
「『私を見てください』って、言ったと思う。変だよね」
夜門 由貴
「『私を見てください』…?」
「変だよ、だって…」
「閃理くんのことは、いつも見てるよ」
夜門 由貴
見ているよ
なんだろう、目を離しちゃいかん予感する…?
星守 閃理 「そう……なんだ。そうだよね。大体、由貴ちゃんに敬語使うなんてのも変だし……」
夜門 由貴 「っていうか、そうだよ。閃理くん、自分のこと”私”ってあんまり言わないもんね?」
星守 閃理 「うん……ほとんど言った事、無い気がする」
KP
さて、あなた方がそうして夢の話をしていると、救護室のスタッフらしき人がやってくる。
気さくそうな中年女性だ。
スタッフ
「ああ、良かった目が覚めたんだね!
二人とも急に倒れちゃったって聞いて、びっくりしたよ」
夜門 由貴 誰と踊ってたんだろ…
星守 閃理 「はい、すみません。ご迷惑お掛けして」
夜門 由貴 「あっ、ごめんなさい! ここまで運んでくださったと聞きしました。ありがとうございます」
スタッフ
「ふふ、ちゃんとしてるのね~! いいのよお、それもおばちゃんの仕事だから!」
「それにしても、最近の若い子は体調を崩しやすいのかしら?
この前もトンネル水槽で倒れちゃった子がいたのよね~」
夜門 由貴 「そうなんですか? 私達と同じですね…」
スタッフ
「たしか、あなたぐらいの年齢の女の子だったかな……なんでも急に変な歌が聞こえたとかで…」
「……そうそう、好きな人をデートに誘うのに下見に来たんですって。いじらしいわよね~」
夜門 由貴 「へえ~素敵ですね! 歌か……実は私達も同じように歌を聞いて、あそこまで行ったんです」
スタッフ
「え。そうなの? おかしいわねえ……」
「人も多いから、酸素が薄くなってそうなっちゃうのかしら……?
だとしたら上に掛け合ってみてもいいけど。
ううん、あの人たち人使い荒いから……もう、本当ブラック企業なんだから…」
夜門 由貴 ブラック企業…
スタッフ 「まあでも、その女の子も、その後は普通に元気そうに帰っていったから安心したけどね。本番のデート、いつ来るのかしら」
夜門 由貴 「元気そうに……ちなみにそれってどれくらい前のことなんですか?」
スタッフ 「つい最近よ~。平日だったから……ちょうど夏休みが始まった頃かしら」
夜門 由貴 「(私の誕生日くらいの頃か…)じゃあ、近いうちに来てくれるかもしれないですね」
スタッフ
「そうねえ。あなた達みたいに、仲良く二人で来てくれたら嬉しいわあ!」
「あなた達も、特に問題が無さそうなら、続き見て回ってきてくれて大丈夫よ!
もし、また体調が悪くなったらいつでもきてね」
夜門 由貴
「ありがとうございます! ……どうする? 閃理くん、体調…
具合悪い?」
星守 閃理
「ありがとうございます。気を付けて回ります」
「僕は大丈夫だよ。由貴ちゃんより先に目が覚めてたし……由貴ちゃんこそ、大丈夫?」
夜門 由貴 どうなんだろう、自身の体になんか不調はありそうな感じですか?
KP 特に不調は見られないですね。
夜門 由貴
よかった!
「全然大丈夫! じゃあ、気を取り直してデート再開ね!」
星守 閃理 「良かった。それじゃあ行こうか。 ……色々とありがとうございました、失礼いたします」
夜門 由貴 「お世話になりました! お仕事頑張ってください!」
スタッフ 「はあい、ありがとう! この後も楽しんで帰ってね~!」
KP
あの歌はなんだったのだろうか、先程見たものはなんだったのだろうか。
あなた方はそれぞれ思案しつつも、救護室を後にする。
夜門 由貴 スタッフさん優しいな…
KP その後は、別段変わった事はなく、楽しく過ごすことが出来るだろう。
夜門 由貴 トンネルの方に行ってももう歌は聞こえない、という感じでしょうか?
星守 閃理 「……うーん、何かあるかなと思って来てみたけど、歌、聞こえないな……」
KP 由貴さんにもそれらしき音は聞こえません。
夜門 由貴
了解です。
「私はあんまりはっきりとは聞こえなかったんだけど、閃理くんは何か聞こえた? 内容とか…」
星守 閃理 「いや、歌だな、と思っただけで。何て言ってるかは分からなかった」
夜門 由貴 「そっか……」
星守 閃理 「そうだ、その時、由貴ちゃんのこと急に引っ張ってしまったみたいで、……ごめんね」
夜門 由貴
「全然! 大丈夫だよ。むしろ置いてかないでくれてありがとう」
「一人で行かれたらすごく…心配だったよ」
星守 閃理
「そう、だよな……。由貴ちゃんとはぐれなくて良かった」
「変なことはあったけど、今日は楽しかったよ。由貴ちゃんと来られて本当に良かった」
「そろそろバスの時間だから、帰ろうか。また一緒に来ようね」
夜門 由貴
「私も、今日は誘ってくれてありがとう。
また一緒に行きたい。約束ね」
星守 閃理 「もちろん。僕で良ければ」
夜門 由貴 「ふふ、次、チューできるといいね」
星守 閃理 「そうだな……由貴ちゃんみたいに、頑張ってアピールしないとだ」
夜門 由貴 「私も一緒に手あげるよ! 元気なのが大事なんだよきっと」
星守 閃理 「そうだね。ふふ、あの時の由貴ちゃん、子ども達より元気いっぱいに見えたよ」
KP
ではあなた方は、そのまま帰宅する。
いつも通りなら……星守家で夕飯を食べて帰るのかな
夜門 由貴 やったあ~! 良ければいただきたい…ご飯…
KP では当然のように星守家に二人で帰れば、当然のように由貴さんの分の夕食も用意してあることでしょう。
夜門 由貴
うれしい
「お邪魔します! いただきます!」
星守母 「おかえりなさい、由貴ちゃん、閃理」
KP 由貴ちゃんは何が好きなんですかね?
夜門 由貴 何でしょ… シチュー…?(夏に?)
KP ふふw 星守家のシチューはきっと、小麦粉とバターと牛乳から作る自家製シチューで格別なのでしょう。
星守母 「今日は由貴ちゃんの好きなシチューよ」
夜門 由貴
すごい、説明が美味しそうだ……
「わーい! やった! 閃理くんの家のシチューがやっぱり一番好きだな… あ、今のはお母さんには内緒です!」
夜門 由貴 とりあえずシチュー一位は星守さんちのシチュー
星守母 「ふふ、ありがとう。おかわりあるから、沢山食べてね」
星守 閃理 「母さんも、由貴ちゃんが来る日はいつも以上に張り切るんだよな」
夜門 由貴 「そうなの? 嬉しいな……。あっおかわりしたいです!」
星守母 「だって、美味しそうに食べてもらえるのが嬉しいんだもの。はい、おかわりね」
星守父 「これにはついつい、ワインも進んでしまうというもの……」
星守母 「ちょっとお父さん、今日は由貴ちゃんを車で送るっておっしゃってたじゃないの……」
星守父 「あ。……コホン、閃理、頼んだぞ」
夜門 由貴
車……… 運転………… できるんですね………………
SUKI…………(?)
夜門 由貴 「ふふふ、もうしわけないけどよろしくね、閃理くん!」
星守 閃理 「はい、任されたよ。どうせ十哉から話をしに来いって連絡来てたから、行くつもりだったし。……父さん、飲み過ぎには注意しなよ」
星守 閃理 大学生だし……??
KP という感じで閃理が車で送ってくれて、自宅へ帰りますね。
夜門 由貴
ニコ…
お兄ちゃん…呼びつけている……w
夜門 由貴 やった~ 車デートですね!(何でもデートにするな)
星守 閃理 何かあった時には話して帰るのは最早鉄板なのかな……? と……?w
夜門 由貴
「社会人になっても閃理くんのお母さんのシチュー食べられたらいいなあ。
教えてって言ったら教えてくれるかな…」
夜門 由貴 今日はどうだったんだ? と問い詰められる…?
星守 閃理 「一緒に料理したいって言ってくれたら、喜ぶと思うよ。由貴ちゃんの料理……僕も食べてみたいな」
夜門 由貴
「ほんと!? じゃあ、今度お願いしてみようかな…
閃理くんは味見役ね! まずいときはまずいって言ってね!」
星守 閃理 「厳正に審査させていただきます。なんてね」
KP では、由貴さんを送った後、十哉さんと話をして閃理も帰りました。
夜門 由貴 帰っちゃったねえ。何が起きるのかしら…
KP
風呂に入り、身支度を済ませ、また明日に備えて眠りにつくことだろう。
深夜、あなたは目を覚ます。
自分の部屋の中はまだ薄暗く、朝日のひとつも差していない。
無機質な時計の音がただ、響いている。
まだ起きるには早い時間だとあなたは寝返りを打とうとして、ぎょっとする。
夜門 由貴 ど、どなた…?
KP
髪の長い女が、あなたの上に乗っている。
ぐにょりと柔らかい太腿であなたの肢体を挟むようにして。
腐った海藻のような長い髪の毛を垂らして、静かに俯いている。
驚いて声をあげようとしても、口は地に打ち上げられた魚のように空気を漏らすだけで、体も硬直してしまっている。
夜門 由貴 (だ、誰…?)
??? 「……して…」
KP
女が俯いたまま呟いた。
そして、女はそっとあなたの首に手を伸ばす。
???
「あい…して…」
「あいして……愛し…て…愛してッ! 愛して愛して愛して! あいしてアイシテ!!」
夜門 由貴 顔が可愛い
KP
女はそのままあなたの頭を乱暴に揺すった。
長い髪の隙間から見えた口元から酷いにおいの唾液が飛び散る。
湿った髪が不快にあなたの頬を濡らした。
女はひとしきり叫んだ後、ゆっくり顔をあげる。そうして一言、静かに呟いた。
??? 「愛してくれ」
夜門 由貴 えっ…
KP そこにあったのは、随分と悲痛そうな閃理の顔だった。
夜門 由貴 「…!」
KP
──はっと飛び起きる。
目覚めの悪い感覚に顔を顰める。
背中には冷ややかな汗をかいていることだろう。
カーテンの隙間から朝日が顔を差しており、先程までの女の姿はどこにもない。
不気味な夢を見たのだと理解して、
<SANチェック>1/1d3
夜門 由貴
CCB<=68 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=68) > 56 > 成功
system [ 夜門 由貴 ] SAN : 68 → 67
夜門 由貴 着実に減っていくぅ…
???? 「愛して」
KP
そこにあったのは、随分と悲痛そうな由貴さんの顔だった。
不気味な夢を見たのだと理解して、
<SANチェック>1/1d3
星守 閃理
CCB<=78 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=78) > 21 > 成功
system [ 星守 閃理 ] SAN : 78 → 77
夜門 由貴 あっ、よかった・・
KP
起き上がった時、あなたは首の後ろ辺りに違和感を覚える。
触ってみると何かざりざりとした感触がする。
夜門 由貴 ひえ、… なにか鏡かスマホでみてみます
KP
では手元にあったスマートフォンのインカメで見てみると、耳の後ろ辺りに小さな鱗のようなものがついているのに気が付く。
<SANチェック>0/1
夜門 由貴
ww
CCB<=67 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=67) > 93 > 失敗
星守 閃理
CCB<=77 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=77) > 98 > 致命的失敗
夜門 由貴
星守 閃理 !??
system [ 夜門 由貴 ] SAN : 67 → 66
system [ 星守 閃理 ] SAN : 77 → 76
夜門 由貴
笑っちゃった
え?
星守 閃理 ふぁんぶるした……(SANcだからセーフ)
夜門 由貴
ちょっとまってくださいよ、 あっよかった…
良くはない
夜門 由貴 「なんだろう、これ…」剥がせそうかな…?
KP この鱗に対して【生物学】か……そうですね、【医学】振ってみましょうか。
夜門 由貴
CCB<=58 【医学】
Cthulhu : (1D100<=58) > 100 > 致命的失敗
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
KP
!????
仲良くファンブルしちゃって……
そうですね、1d2振ってみましょうか
夜門 由貴
1d2
Cthulhu : (1D2) > 1
夜門 由貴 ファンブル…
KP
ではあなたは、これが見たことのない生物の鱗であると分かる。
少なくとも魚や爬虫類の類ではないと分かってしまう。
一体何の生物なのだろう。
おぞましいその何かを、剥がそうにも剥がすことができない。
SAN -1
system [ 夜門 由貴 ] SAN : 66 → 65
KP 【アイデア】の3分の1を振ってください。
夜門 由貴
CCB<=(70/3) 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=23) > 69 > 失敗
夜門 由貴
ニャーン
むぐぐ…
KP
では他には何の違和感も覚えませんでした。
あなたが事態に混乱していると、閃理から着信が入る。
星守 閃理 『もしもし、由貴ちゃん?』
夜門 由貴 「……閃理くん? どうしたの?」
星守 閃理
『……無事? 今朝、妙な夢を見てさ……』
『髪の長い女の人に……上に乗られていて、動けなくて……
愛して、って何度も言われた』
『何故か、最後は……由貴ちゃんのように見えたけど。
由貴ちゃんの顔で、声で、愛して……って言われた。変な話だよな』
『それから、朝起きたら耳の後ろに鱗みたいなのがついていて。
昨日の出来事が、関係しているんだろうか……』
夜門 由貴
「”愛して”……」
「私もおんなじ夢、見たよ。最後に閃理くんの顔で”愛してくれ”って、」
星守 閃理
CCB<=(90/3) 【アイデア】お試し
Cthulhu : (1D100<=30) > 61 > 失敗
夜門 由貴 「鱗もおなじ。何の鱗だろうね…」
星守 閃理 だめだね
KP
不気味な夢を見て、体には鱗がある。
どこか不穏に感じ、あなた方は他に手がかりがないか調べることになる。
とりあえず閃理が夜門家に来て、合流します。
夜門 由貴
了解です。
一緒に歩き回って調べる感じでしょうか…?
KP そうですね、まずはネットで何か無いか調べる事ができます。【図書館】どうぞ。
夜門 由貴
はい!
最近あいかん水族館に行った人のブログとかツイッターとかあるかな…?
CCB<=75 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=75) > 58 > 成功
夜門 由貴 わーい
KP
ひとまず自身の不調について調べようと思ったあなた方は、「鱗」「歌」などのキーワードで検索する。
すると、「セイレーン伝説について」という情報が出てきた。
夜門 由貴 人魚姫的な… おお…
KP
☆セイレーン伝説
ギリシア神話に登場する海の怪物。
上半分が人間の女性、下半分は鳥の姿をしている。
後世になると魚の姿として描かれていることが多くなった。
一説では、ラテン語の羽根:pennis と鱗:pinnis がよく似ているために
意味を取り違えて変化していったのではないかとされている。
美しい歌声で船人達を魅了し、船を難破させる。
セイレーンは、過去と未来を知る能力も持っており、男達を巧みにおだてあげ、手玉にとることもした。
セイレーンの魅力に囚われてしまった男達は、皆人食いセイレーンの餌食となった。
物語上では、英雄オデュッセウスは魔術師にセイレーンの歌声に惑わされない方法を教わり
オデュッセウスはセイレーンの歌声を聞きながらも、無事に船に乗り帰ってくる。
セイレーンは一度歌を聞かせた者を逃がしてしまうと死ぬと言われていたため、その時に自ら命を断った。
死体は岩となり、岩礁の一部になった。
KP
あいかん水族館に行った人のブログやツイッターは「トンネル水槽がマジで海の中!」「今は人が多いけどおすすめ」と言った内容のものしか出てきませんでした。
まだ新しいので、そういったレビューの類も少ないようです。
さらに詳しいことは、図書館等に行かないと分からないだろう。
星守 閃理 「大学の図書館、結構蔵書あると思う。由貴ちゃんも一緒に行く?」
夜門 由貴
了解です。ひとまずセイレーン伝説について閃理くんにお伝えしておこう…
「行きたい!(事情が一瞬頭からぽんと飛びます)
星守 閃理 セイレーン伝説の事は一緒に見ていたので共有できたことにしますね。
夜門 由貴 了解です。準備してついていこう…
星守 閃理 「そういえば、確か志望校だったっけ。それじゃあ、行こうか」
夜門 由貴
「そうだけど~ それだけじゃないよね。閃理くんがいつもどんなところに行ってるのか気になるんだよ」
「ま、今はそれどころじゃないか…」
星守 閃理 「オープンキャンパスとか学祭とか、来たことあるのに? まあ、普段の大学を見ておくのも良いかもね」
KP
ではあなた方は、閃理の通う大学へ二人で行く。
夏休みだがちらほらと学生たちの姿が見える。
【聞き耳】どうぞ。
夜門 由貴
CCB<=65 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=65) > 40 > 成功
夜門 由貴
ふう…
それでいいんだよ
KP 大学図書館を目指してキャンパス内を歩いていると、近くを歩く女子大生の会話が聞こえてくるだろう。
夜門 由貴 二度はないぞ<ダイスに向かって
KP www 圧力ww
夜門 由貴 あっ、かわいい
大学生A
「ねえねえ、この前星守くんがなんか話してたんだけどさ、愛寒岬の近くに出来た水族館知ってる?
私たちも今度一緒にいかない?」
大学生B
「えぇ、愛寒岬? 大丈夫です?
……愛寒岬って言ったら、自殺の名所じゃないですか。祖父が言ってましたよ」
大学生A 「え。そうなの? 初めて聞いたけど」
大学生B 「昔は、よく人が身投げしてたらしいですよ~。特に女性が多かったとか。最近は知りませんが」
大学生A 「身投げなんてよくやるわね~。まあでも、カレシに振られたら死にたくなる気持ちもわかるけど」
大学生B
「それに岬近くの砂浜、妙な漂着物も多いらしくって。
うちの祖父、岬近くの砂浜で、100年前のボトルメール、綺麗なまま拾ったとか言ってました」
大学生A 「えー、100年前はないでしょー!」
大学生B
「今流されてきたみたいにやけに綺麗で、日付も100年前の日付で印字されてるのが読めたみたいです。
内容はよくあるボトルメール、って感じで大した事なかったらしいです。まあ、流石に話盛ってると思いますよ」
「『海の底は時が歪みやすいんじゃ』とか得意げに説明してましたが……祖父、ボケでも始まったんでしょうか」
夜門 由貴 新情報発覚ぅ…こわや、こわや
KP そのように話していた彼女たちは、見知った顔を見つけたのか、あなた方に声を掛けてくる。
夜門 由貴 ほう
大学生A 「まあ、噂をすれば星守くんじゃない。休みの日に大学へ来るなんて珍しいわね」
大学生B 「偶然ですね、こんにちは。そちらの方は、もしかして例の……?」
大学生A
「あらあら」
「ふふ、夏休みは楽しんでる? 愛寒岬の水族館、どうだった?」
星守 閃理 「こんにちは。ああ、そうそう。この子が今度入学するかもしれない幼馴染みの夜門由貴ちゃん。水族館……どうだった?」
夜門 由貴
「(例の…?) はじめまして、夜門由貴です。せん……星守さんの幼馴染です!」
「水族館、すごくたのしかったですよ! アザラシのショーがあって、イワシがいっぱいいて、水中トンネルが綺麗でした!」
大学生A 「かわいい~!! ほら、楽しかったって」
夜門 由貴 「あっ、でもちょっとだけ不思議なことがあって…」
大学生B 「聞いてましたよ。確かに楽しそうです。……えっと、不思議なこと、ですか?」
夜門 由貴 「水槽トンネル? の近くに行ったときに歌が聞こえてきて…… その歌を追っていったら倒れちゃったんですよね。なんともなかったんですけど、気になるので調べてるんです」
大学生A 「あらあら……それは大変ね。わざわざそれで調べものに来たの? 偉いわね……私たちよりよっぽど……」
大学生B 「そうですね。殊勝な心掛けです。図書館デートも出来て一石二鳥ですね」
夜門 由貴
「えへへ」
「いえ、違くて」
「秘密なんですけど、その後もなんだか変な夢を見たり、ちょっと耳の後ろにできものができたり… 気になることがいっぱいなんですよ!」
「でも私も、せ……星守さんもわからないので…」
大学生A 「確かにそれは……詳しく調べてみないと分からなさそうね」
大学生B
「うちの図書館、一般の方向けの入館カードも作れますけど、もしうちの学生になったら要らないですよね……」
「良かったら、私の学生カードで入館してもらってもいいですよ」
大学生A 「そうね、カードって際限なく溜まるし、意外と手続き時間かかるからそうしてもらった方が良いと思うわ」
星守 閃理 「そうだった。その事をすっかり忘れてた……そうさせてもらおうか」
夜門 由貴
「いいんですか! ありがとうございます。調べ終わったらすぐお返ししますね。えっと…連絡先を…」
交換……s…
大学生B 「ああ、交換しましょうか。一年間だけですが、一緒にキャンパスライフを送れたら嬉しいです」
大学生A 「そうね、私も交換しとこうかしら。ぜひ、それまでもまた遊びに来てね」
夜門 由貴
「はい! あの、いろいろわからないことも多いので、ぜひご相談に乗っていただけると嬉しいです!」
「ありがとうございます! また来ます!」
KP では、二人の連絡先と入館カードをゲットしました。
夜門 由貴 やったぁ~! 海のことを聞くべきだっただろうか…
大学生B 「それでは、私たちはこれで」
大学生A 「調べもの、頑張ってね」
KP 二人から得られる情報はこれくらいですね!
夜門 由貴 ありがとうございます、了解です!
夜門 由貴 「ありがとうございます! また!」
KP
では図書館にスムーズに入る事ができました。
【図書館】どうぞ。
夜門 由貴
CCB<=75 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=75) > 40 > 成功
夜門 由貴 よぉし…
KP
では由貴さんは、セイレーンの姿が描かれた表紙の本が目に留まる。ぺらぺらとめくってみるとある冒険家の手記のようだ。
1900年代に海外で書かれたものだと分かるだろう。
夜門 由貴 本を読んでみます
KP
★ある冒険家の手記-気になる記述
立ち寄った海岸で、友人が不気味な女の歌声を聞いたという。
どうせ想い人の気を惹きたいだけの作り話なのだろうと思っていたが、翌朝、彼の叫び声で私は目を覚ました。
見ると、彼の体にはウロコが出来ていた。
喉の奥を見ると、エラもあった。見たことのない魚のウロコとエラだった。
その日から、彼はぼうっと海の方を見ていることが多くなった。
ある夜、眠れずに居ると彼がふらふらと海の方へ向かっていく。
様子がおかしいので後をつけてみた。
彼は愛しいものを見るかのような瞳でふらふらと海へ近付いて行った。
すると、突然彼の目の前の黒い黒い海が盛り上がり、ぶよぶよとした青い化け物が現れた。
表面に点在する目や口は全て微笑んでいて、体全体で彼の方に手を伸ばした。
彼もまた、それをやわらかく抱きしめようとでもするかのように腕を開いていた。
彼の心臓から、触手のようなものが出るのが見えた。
私は、驚いて抱えていた銃を放った。
しかし、『幸運なことに』照準が大幅に外れ、銃弾は彼の心臓を貫いてしまった。
銃弾が彼を貫いた瞬間、彼を連れ去ろうとしていた数多の粘着の手はおぞましい叫びをあげながら、縮小するかのごとく去っていった。
浜に寝そべる彼を揺り起こせば、ウロコとエラはすっかり消えていた。
私が放った銃弾は銃創となって彼の胸に残っているだけで、彼はその後なんともないようだった。
しかし、あれ程うつつを抜かしていた想い人への思いは冷めてしまったようで、一切話をしなくなった。
撃ちどころが良かったのか、悪かったのか…。
夜門 由貴 ええ…
KP この記述に対して【ライフル】か【知識の半分】を振ることができます。後者の方が高いですね。
夜門 由貴
CCB<=(60/2) 【知識】
Cthulhu : (1D100<=30) > 16 > 成功
夜門 由貴 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
KP すごーい!!
夜門 由貴 うれしい!
KP ライフルで振っても成功ですね……すごい
KP あなたは、手記に図示されているライフルについて知っている。何かの本で読んだことがあるのだろう。
夜門 由貴 ライフルで成功してたら不思議な人になってましたね…!
KP
☆手記のライフル
1800年代~1900年初頭にかけてアメリカで製造されたライフルだ。
実物こそ見たことないが、写真等で見たことがあるだろう。
青の塗料が重ねられた鮮やかな銃身が脳裏に浮かぶ。
目を惹くデザインに当時としては洗練されていた機能性から、人気を博していた。
今、現存するものとして知られているものは、アメリカの博物館に寄贈されているひとつしかない。
KP ナゼ……JKがそれを知っている……? ってなってましたね
KP 本を読んだり、情報を整理したりしていると、窓の外は既に日が傾きかけている。
夜門 由貴
「ライフルか…」
そういえば閃理君の喉は…
「閃理君、閃理君」
KP お。確認してみますか?
夜門 由貴 みます!
星守 閃理 「ん? どうかした?」
夜門 由貴 「ちょっとここの椅子に座って、お口開けて」
星守 閃理 「あ……そういう事か。分かった。見てみて」あー、と口を開けます
KP ではあなたは、閃理の口の奥、咽頭(いんとう)の部分に、エラのようなものがあることに気が付く。
夜門 由貴
えーん……………
「ありがとう、もう大丈夫だよ」
星守 閃理 「由貴ちゃんにもあったりして。はい、あーしてごらん」
夜門 由貴 「え? あ、うん…」 おとなしく見てもらいます
星守 閃理 「……やっぱりあるな、エラ、みたいなの。ありがとう、もう口閉じていいよ」
夜門 由貴
「ありがとう。………本に書いてあるやつかな。だとすると…」
「でも…銃…?」
星守 閃理 「銃か……。日本には、中々無さそうだよな」
夜門 由貴
「何かで代用できないかな? …刃物とか」
「でも、この本に書いてあることだってホントかどうかわからないし、万が一……」
星守 閃理 「銃弾が効くのか、ただ傷つければいいのか、分からない事には試しようがないな」
夜門 由貴 「そうだね! もっと情報を集めよう! 銃のことをもっとよく調べてみるか…、そうだ、先輩たちが言っていた砂浜に行ってみるのがいいのかな」
星守 閃理
「愛寒岬の砂浜に? そうだね、現地調査はありかもしれない」
「今日は今から行っても遅くなってしまって危ないから、明日……行ってみようか」
夜門 由貴 海いくのヤバイ気がしなくもないですね かといって他…?
KP 思い当たる場所はないですね。
夜門 由貴 「うん。今日は帰ろう!」
夜門 由貴
いぃん…… 行ったらなにかおきるよぅ…
今晩見る夢を頼りにしてみようかしら
星守 閃理 「そうしよう。帰ってからも、何か怖いことがあったらすぐ連絡して」
夜門 由貴 「うん、わかった。閃理くんも、おかしなことが起きたら電話してね」
星守 閃理 「そうさせてもらうよ、ありがとう。それじゃ、帰ろうか」
KP
あなた方は帰路につく。
昨日と同じように夜を過ごし、各々の家で眠りにつくことだろう。
あなたは、また夢を見る。
あなたは、人気のない海辺に立っている。
黄昏時の空と静かな波の音には、どこか哀愁が漂っている。
夜門 由貴 う…
閃理 「此処に居たんだな」
KP
背後から声を掛けられたあなたは振り返る。
そこには、少し不安な様子で、それでも何かを決めたような顔でこちらを見る閃理の姿があった。
閃理は一瞬目を泳がすと、あなたの方に向き直る。
閃理 「貴方の事を愛しているんだ。……これからも、一緒に居させてくれないか」
KP
その言葉にあなたが目を見開くと同時に、あなたの足元の地面が崩れる。
また景色がバラバラと崩壊するように歪み、あなたはどこか暗闇の底へと落ちていく。
最後、微かに遠くで見えたのは、悲しげに顔を歪める閃理の姿だった。
KP
あなたは、また夢を見る。
あなたは、人気のない海辺にやってきた。
黄昏時の空と静かな波の音には、どこか哀愁が漂っている。
夜門 由貴 悲しい顔されるのが悲しい…
閃理 「此処に居たんだな」
KP
そこに立っていた、愛しい人へ声を掛けた。
少し不安な気持ちがありながらも、あなたは何かを伝えようと決めていた。
こちらを不思議そうに見る彼女に、少し躊躇しながらも、告げる。
閃理 「貴方の事を愛しているんだ。……これからも、一緒に居させてくれないか」
KP
彼女は、あなたの言葉に目を見開いた。
その動揺した姿に心がずきりと痛む、瞬間、あなたの足元の地面が崩れる。
また景色がバラバラと崩壊するように歪み、あなたはどこか暗闇の底へと落ちていく。
最後、微かに遠くで見えたのは驚き困惑する、愛しい人の姿だった。
KP
――――そこで、目を覚ます。
見慣れた自室の天井。
また、正しく悪夢を見たのだと理解する。
<SANチェック>1/1d3
星守 閃理
CCB<=76 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=76) > 20 > 成功
夜門 由貴
CCB<=65 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=65) > 33 > 成功
system
[ 星守 閃理 ] SAN : 76 → 75
[ 夜門 由貴 ] SAN : 65 → 64
夜門 由貴 (どうして私はいつもあの声に応えられないんだろう…?)
星守 閃理 (夢……。そうだ、由貴ちゃんに……)
夜門 由貴 ん~ 怖くはなかったけど、閃理くんに電話…?
KP では、あなたが電話しようとスマートフォンを手に取ると、閃理の方から着信が入るだろう。
星守 閃理 『……おはよう由貴ちゃん。また奇妙な夢を、見たよ』
夜門 由貴 「おはよう、閃理くん。私も見たよ。閃理君に"愛してる”って言われちゃった」
星守 閃理
『やっぱり。視点は違うみたいだけど、同じだったんだ……。
……変だな、僕があんな場所であんな仰々しく、由貴ちゃんに告白するなんて……』
『なんだか妙に悲しかったのも……不思議だ』
夜門 由貴 「そうなんだね。……私、最後まで返事できなかったんだよ。どうしてだろう」
星守 閃理 『分からない。由貴ちゃんがとても驚いてて、それが何だか悲しくて、気付いたら足元が……』
夜門 由貴 「……崩れていった」
星守 閃理 『そう。……最後まで、由貴ちゃんが困った顔をしているのが見えた』
夜門 由貴
「私、困ってたの?」
「そうなんだ… 困ったりしないけどな」
「変なの」
星守 閃理
『おかしな夢ばっかりだ……』
『とにかく、今日はもう一度愛寒岬に行くんだったよね。今から迎えに行くよ』
夜門 由貴 「うん、待ってる!」
星守 閃理 (困ったりしない? それって……)
夜門 由貴
閃理くんはなんで喋れるんだ… 私はなぜしゃべれないんだ…?
人魚姫かい…?
KP
何ででしょう……
人魚姫……なるほど……? 踊ってる人とは喋ってましたけどね!
夜門 由貴 あれぇ????
KP
閃理との通話が終了し、やがて夜門家で閃理と合流する事だろう。
では次回、愛寒岬へ行くところから。一日目セーブとさせていただきます!
夜門 由貴
承知しました! 本日はこのような場を設けていただきありがとうございました…!
閃理くんとあえて嬉しい! 明後日…? もよろしくお願い致します!
KP
いえいえ、こちらこそ由貴ちゃんと沢山RPできて楽しかったです!!
そうですね、明後日、8月1日(土)は二部構成です!
おそらくこのペースだと13時からの部で終わるので
21時からの部は「馬鹿参り」併せてよろしくお願いいたします!
それでは本日はお疲れさまでした~!! 失礼いたします!
193 はい! KPさん、お疲れさまでした! おやすみなさいませ…!
193 お疲れさまです!
KP こんにちは~! お疲れさまです!
193
こんにちは!
改めましてお誕生日おめでとうございます!
今日もよろしくお願いいたしますね!
KP わーい!! たくさんお祝いしてくださってありがとうございます! バースデーセッションも由貴ちゃんと過ごせてうれしいです~! 本日もよろしくお願いいたします!
KP
それではセッション二日目 開始いたします!
本日もよろしくお願いいたします!
夜門 由貴 よろしくおねがいします!
KP きゃわ~~~~
KP
あなた方はバスに揺られて、愛寒岬まで来る。
近くの水族館はいつも通り営業しており、特に変わった様子はない。
岬近くの浜辺に行くと、そこは人気がなく、冷ややかな海風が吹いているだけ。
浜辺を通って、岬の方に登ることができるだろう。
夜門 由貴
ありがとうございます!
岬…
夜門 由貴 「水族館にはあんなに人がいたのに、こっちのほうは誰もいないね…」
星守 閃理 「確かに。海水浴場でも無いからかな。それにしても、カップルとか一組くらい居てもおかしくなさそうなのにね」
夜門 由貴
「やっぱり噂が影響してるのかな?」
今… いま浜辺にいるんですかね?
星守 閃理 「ああ……自殺の名所、か。僕も知らなかったけどな」
KP 浜辺に居ます!
夜門 由貴
はぁい!
「そんな噂が信じられないくらい素敵な場所だけど、だからなのかな…?」
といいつつあるきながら浜辺になにか落ちてないか探してみたいです
KP いいですね。【目星】どうぞ。
夜門 由貴
CCB<=75 【目星】
Cthulhu : (1D100<=75) > 89 > 失敗
ああっ
夜門 由貴 ファンブルよりショックですね…
KP おっと……では閃理も由貴さんに倣って足元に注意しながら何か探してくれるでしょう。
星守 閃理
CCB<=75 【目星】
Cthulhu : (1D100<=75) > 60 > 成功
夜門 由貴
ありがとう…
やった! さすが閃理くんだ…
星守 閃理 「ん、あれ……?」
夜門 由貴 「どうしたの?」
星守 閃理 「靴が落ちてる……」
夜門 由貴 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・くつ?
KP
閃理が指で示した先には、片足だけのスニーカーが落ちているのを見つける。
しかし、漂着物というにはやけに小綺麗で、短時間しか水に晒されていない印象を受ける。
まるでさっき水に浸した、と思うほどだ。
ただ、周りにそれを流したような人物は見当たらない。
夜門 由貴
「……」
誰か溺れてる…? 落ちた?
KP 周りで溺れていそうな人は見当たりませんね。
夜門 由貴
うう………だれか海の中につれてかれたのでは…
と思うんだけれどもいないなら探しようがない
近くにそれと合いそうな足跡とか、引きずり込まれた痕とかもないですものね?
KP そうですね。人がいた痕跡は無いです。
夜門 由貴
流れてきてる~!
「不思議だね…? どこから流されてきたんだろう」
KP あーでも……合いそうかどうかは分かりませんが、足跡くらいはあるかもしれませんね。
夜門 由貴 なるほど…
星守 閃理 「うーん。誰かの落とし物だとしたら、ちょっと不吉だな……」
夜門 由貴 なるほど……? なるほど…
夜門 由貴 「そうだね、持ち主になんとか返したいけど やっぱりだれもいないね…」
星守 閃理 「こういうのって何処に届けたら良いんだろうね。近くにある施設としたら、水族館、かな……?」
夜門 由貴 もしや水族館に用があるかい?
星守 閃理 ないよ
夜門 由貴
ないんだ!
おお… でも話の流れだし!
「そうだね! そうしよう!」
「もしかしたら探してるかもしれないよね!」
星守 閃理 「そうだね。折角拾ったから届けに行こうか」
夜門 由貴 「うん,!」
KP では、あなた方が拾ったスニーカーを持って水族館へ向かおうとした時。
夜門 由貴 うっ…?
KP
遠くで、歌が聞こえ始める。
あの時聞いた、あの歌が。
次の瞬間、突然女性の叫び声がする。
夜門 由貴 ああ~~~っ
夜門 由貴 叫び声の方を目で探します
KP
はっと声のした方向を見上げると、岬の上に小さな人影が佇んでいる。
そして、そのまま、崖の向こうへ転落した。
ぽちゃり、と遠くで軽い水音がした。
夜門 由貴 はぁ~~っこれ
KP
突然、岬の上から人が落下する瞬間を見て
<SANチェック>1/1d3
夜門 由貴
CCB<=64 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=64) > 60 > 成功
星守 閃理
CCB<=75 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=75) > 55 > 成功
system [ 星守 閃理 ] SAN : 75 → 74
夜門 由貴 おおい おお
system [ 夜門 由貴 ] SAN : 64 → 63
星守 閃理 「! 今の……!」
夜門 由貴 「だ、誰か落ちたよ! 助けに行かなくちゃ…!」
KP あなた方が驚いている間にも歌は止まず、どんどん近付いてくるような気がする。
夜門 由貴 歌~~!!
KP
あなたには、その声が由貴さんの声に聞こえるだろう。
「愛して」と何度もあなたに訴えかけてくる。
星守 閃理 (……え……?)
夜門 由貴 「……っ?? 」
星守 閃理 「…………」
KP ふと、由貴さんが閃理の方を見ると、彼は岬の方を見て、立ち尽くしている。
夜門 由貴
「閃理くん? …どうしたの、助けに行かなきゃ」
岬の方を再びおなじように見てみます
星守 閃理 「……行か、ないと……」
夜門 由貴 だめです
星守 閃理 「僕が……愛しているから、……大丈夫」
KP
そう呟くと、閃理は砂を踏んで岬の方へ一目散に駆けだした。
彼の目は、どこかあなた以外を見るように暗く染まっていた。
夜門 由貴
うわーーーっ!!!
「閃理君!」
追いかけます。引き止める!
KP
あなたは、閃理を追いかける。
耳を劈く恐ろしい歌がどんどん大きくなるせいか
足元の砂に足を取られるせいか
心をよぎる迷いのせいか
いつもは追いつくどころか簡単に追い抜いてしまえるはずの彼の足に、何故か追いつくことが出来ない。
そして、目の前の彼を追うことに夢中になっていたからか、何かに蹴躓いてしまう。
夜門 由貴 えっ…
夜門 由貴 「うっ…!」
KP
それでもあなたは、手や顔についた砂を払い、また立ち上がろうとするだろう。
あなたは目の前に落ちているものに気が付いて、目を疑う。
青の塗料が重ねられた鮮やかな銃身のライフルが、砂の上に乗っている。
間違いなく、あの手記に載っていたものと同じものだ。
年代物のはずなのに、まるで新品のように見える。
夜門 由貴 ひっつかんで持っていきます、今は狙いが定まらないような気がする…!
KP
拾い上げると、これまでライフルに扱った事がないにも拘わらず、手に馴染む感覚がした。
しかし、弾数は一発しか入っていない。
KP
☆青のライフル
青の塗料が重ねられた鮮やかな銃身のライフル。
銃弾は一発しか入っていない。
不思議と、不慣れな自分でも扱えそうだ、と感じる。
KP
あなたがそうしている間にも、閃理は先を行く。
とりあえず、追うのが先だろう。
夜門 由貴 「……っ、待って! 待ってよ、閃理君! 」
KP
岬の淵まで来て閃理はようやく立ち止まった。
浜から全力で駆けて来た彼は、ぜえぜえと息をあげていた。
しかし、閃理は大した問題ではないと言った様子で、海の方に手を広げる。
星守 閃理
「……そんなに心配しないで。大好きだから」
「ちゃんと、誰よりも一番、愛してるよ! 僕は君を、愛してる」
KP 閃理がうっとりとした声で叫ぶと、何かが海上から高く空へ現れた。
193 やばそう
KP
現れたのは、不定形の青い粘着質の塊。
四方八方に伸びた、手のような足のような部分が崖をつかむようにして、ぺちゃぺちゃと陰惨な音を響かせている。
幾つもある口が不可解な歯擦音と共に、「愛して」と繰り返している。
あなたが今まで歌だと思っていたのは、何百、何億と重なった、愛を求める声だったらしい。
ただ長く滴り落ちる緑色の髪が、かろうじて女性のような形を連想させる。
美しく邪悪な女王……
ゾス・サイラを見たあなたは、
<SANチェック>1d8/1d20+1d4
夜門 由貴
「……!」
CCB<=63 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=63) > 9 > スペシャル
夜門 由貴 セーフ!!!!!!!!!!!!
星守 閃理
CCB<=74 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=74) > 82 > 失敗
夜門 由貴
1d8
Cthulhu : (1D8) > 5
星守 閃理 わらったwww
夜門 由貴 まっ ちょ
星守 閃理
1d20+1d4 SAN減少
Cthulhu : (1D20+1D4) > 11[11]+2[2] > 13
夜門 由貴 ちょっとまてーーーっ!!
system [ 星守 閃理 ] SAN : 74 → 61
system [ 夜門 由貴 ] SAN : 63 → 58
星守 閃理 不定だなあ
夜門 由貴
ひえ…
そんな穏やかな顔で…
アイデア… アイデアかい?
星守 閃理
CCB<=90 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=90) > 66 > 成功
夜門 由貴 SIZを気にしてINTと入れ替えたことを後悔してる
夜門 由貴
CCB<=70 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) > 11 > スペシャル
夜門 由貴 はっは
夜門 由貴 90ページを開いたよ
KP では由貴さんも一時的狂気ですね……えー、狂気内容、どうします?
夜門 由貴 ほう! 絶対その場から逃げ出したくない…
KP 閃理は……「フェティッシュ:目の前の声の主」かな……
夜門 由貴
そうか…
どうしたら閃理くんを撃てる…? 殺人癖…?
星守 閃理
1d10 ヶ月
Cthulhu : (1D10) > 9
KP
めっちゃながいな 笑った
とりあえずラウンド決めます? 狂気表振ってくださっても構いませんよ。
夜門 由貴
ほぼ最大値ですね… フェティッシュで人は殺せない気がして…(殺すわけではないが)
はい!
1d10+4ですかね?
KP はい、ラウンドはそうです!
夜門 由貴
1d10+4 発狂ラウンド
Cthulhu : (1D10+4) > 8[8]+4 > 12
なっが
終わったな、ごめん閃理君…
KP 狂気内容は……?
夜門 由貴 幻覚、あるいは妄想で「手記のことを信じ切ってしまう」とか可能ですか…?
KP なるほど。いいでしょう。
夜門 由貴 ありがとうございます…!
KP ということは「想い人への思いが冷めてしまう」も含めて、ですね……。
夜門 由貴 えーん…… そうか… まあ…… 由貴は自分が”閃理くんの想い人”だとは思ってないので…(そうだったらいいのにな~という感じ)
KP
了解です。それでは
『彼女』は、濁った水泡のような音を立てて笑いながら、閃理の方に緑の手を伸ばす。
それを合図に、沢山の触手が彼に纏わりつく。
すると、閃理の胸の辺りから、それに呼応するように細い触手が伸びてくる。
夜門 由貴 まって、うぬぼれた? ??????????
KP
このままではまずい。
直感的に理解する。
撃つなら、今しかないだろう。
銃弾は一発だ。
夜門 由貴 うぬぼれてない?
KP
もし、今これを使ってしまえば自分は助からないかもしれない。
しかし、目の前の愛しい相手は、すぐにも未知の怪異に囚われてしまいそうだ。
あなたは気が動転しそうになりながらも、選択を迫られることになる。
さて。どうしますか?
夜門 由貴
(今、閃理くんが見ているのはきっと手記のように”好きな人”の幻覚だ。
そして、それに連れ去られようとしている)
(今を逃せばきっと、閃理くんとは会えなくなってしまう)
星守 閃理 (由貴ちゃん……)
夜門 由貴
(ごめんね、閃理くん。閃理くんが閃理くんの好きな人のことを忘れてしまっても、きっと私が思い出させてあげる…!)
(今は、これに賭ける…!)
銃を構えます
KP わかりました。目標は?
夜門 由貴
ええっ!!
ああ~!! やっちゃったね! いや、手記には書いてある!
…閃理くんの心臓を狙います
KP 承知いたしました。では、一応1d100振ってみましょうか。
夜門 由貴
1d100
Cthulhu : (1D100) > 83
夜門 由貴
…;;;
もうだめだ
もうだめだ……
だめだ…
KP ファンブルじゃないので!!
KP
あなたが、ライフルを放った。
銃声と共に、それは真っ直ぐに閃理の心臓を射貫く。
酷く容易く、閃理の心臓を射貫く。
閃理に纏わりついていた触手が弾け飛んで
弱々しくその手を引っ込めていく。
夜門 由貴 びょうしゃ…… う…
KP
閃理はその場で倒れて、気を失う。
触手が再度、閃理に纏わりつこうとしても何かに弾かれるように触れられない。
触手達は諦めたように、海に戻っていく──
と、思われたその時。
今度は触手が、あなたの方に勢いよく伸びてくる。
ゾス・サイラ
「ダ゛ッ゛タ゛ラ゛アナタ゛ガ」
「ア゛イ゛シ゛テ゛ッ!!!」
夜門 由貴
「あっ…」
逃げられるものなら逃げたいが閃理くんがそこにいるう…
KP 長く伸びた触手にあなたの足首は捕らえられ、物凄い力で引っ張られ、引きずられていく。
夜門 由貴 これはもうだめですね
KP
抵抗する間もなく、あなたの身は、あっけなく、岬の向こうへ放り出されていた。
開かれた眼下、下の海から、あなたを求めるようにまた何本もの触手が手を伸ばしてくる。
私をみて、私をみて、私を、
私をみて、私を私を、
僕をみて、俺をみて
僕をみて
視界も、耳も、愛を求める声で覆いつくされて
あなたはそのまま意識を落とす。
夜門 由貴 「…せんり く 」
KP
…………
……
…
柔らかな砂の上に、あなたは寝ている。
起き上がって辺りを見渡せば、今朝、あの夢で見た海辺だった。
誰も居ない。
酷く孤独を感じる。
ただ起きて間もなくして、孤独の静寂は打ち破られた。
砂の中から触手が勢いよく伸び、また、逃がさないかのようにあなたの手を掴む。
夜門 由貴 !?
夜門 由貴 「!」振りほどきたいです!
KP
気が付けば1本、また1本と増えて……あなたは砂の中に引きずり込まれていく……。
もう本当に、終わりなのだと思った。
夜門 由貴 うぐぐ……
KP
その時。
何かがあなたの胸を貫いた。
遅れて銃声が聞こえて、自分が胸を撃ちぬかれたのだと自覚する。
しかし、痛みはない。
むしろ、何かが自分の身体から抜けていく。
それに合わせて自分に纏わりついた触手が、力を無くしたように小さくなり消えていく。
夜門 由貴 「……っ!」
KP そして、目の前に、あなたが先程まで持っていたものと全く同じライフルを持つ男が現れる。
夜門 由貴 ふ、who ……?!???
KP
閃理の顔をした、しかしいつもの彼ならば、あまり着ないような衣服に身を包んだ閃理だ。
彼はライフルを下げながら、あなたを静かに見つめている。
夜門 由貴 「……閃理くん?」
閃理 「……はい」
夜門 由貴 「無事だったの…? でも、その格好…… …?」
閃理 「ええ。そうですね……貴方たちとは違う世界に居た、という事になりますかね」
夜門 由貴
「”あなた達”…」
「……閃理くん?」
閃理
「……貴方といつも一緒に居る、彼ではありません」
「ここはあの怪物の棲み処です。
別の世界の海底とも繋がっており
……岬で死んだ大勢の人の魂がここに居て、【愛】を求めているのでございます」
夜門 由貴
「そんな… そんな、場所が」
「じゃあ、キミは… あなたは、もしかして魂…?」
閃理 「そう、ですね」
夜門 由貴 「ということは、ここにいる私も?」
閃理 「いいえ。私はもう、とっくに死んでおりますが、貴方はまだ帰れます。大丈夫」
夜門 由貴
「そ、そうなんだ……」
「閃理くんは!?」
「あっ、あの、あなたじゃなくて…」
「私と一緒にいた閃理くん…」
夜門 由貴 閃理君この時点で3人いるんだな…
閃理 「どう、でしょう……。私は此処にずっと居たので、貴方たちの世界の事は……」
KP この三匹から好きな閃理を選ぶんじゃ
夜門 由貴 「……ううん、ここにいないならいいの」
夜門 由貴 全員好きです…
閃理 「お役に立てず、申し訳ございません」
夜門 由貴 3万ユーロ上げるから… 9万ユーロか?
KP ユーロネタはKPの腹筋に効いてしまう
夜門 由貴 「いえ、ぜんぜん! …そうか、帰れる…んだ」
閃理 「はい。落ちてきた貴方を助けて良かったです」
夜門 由貴
「うん! さっきは、ありがとう… ございました!」
「あのままだったら、きっともう本当に…」
閃理 「いえいえ。別の世界とはいえ、……愛する人の魂が危険な目に遭っていたら、助けます」
夜門 由貴
「……!」
「あ、あの、もしかしてなんだけど。夢で会ったこと、ありますか?」
「何度か夢であなたの事を見たような気がするんです」
閃理 「夢……ですか。確かにここ最近は、私が亡くなる直前の夢を見ることが多かったですね」
夜門 由貴 閃理くん(別世界)も夢見るんだ…
閃理
「ああ。その。私は……私たちの世界の『貴方』の事を愛していました。報われませんでしたが」
「報われないまま、死んでしまった。
歌が聞こえて、海に身を投げ……この水底に囚われてしまった」
夜門 由貴 「そんな…」
閃理
「……なんて、こんな話をしたって……貴方が困るだけ、ですよね」
「どうして……こうも、すれ違ってしまうのでしょうね。
……想いが報われないまま逝くのは、つらかった」
夜門 由貴 死…?(PLの
閃理 「でも貴方と、こうして……話が出来て、嬉しかった」
夜門 由貴 「……」
閃理
「ありがとう、由貴。……大好きだ。私の想いは報われました。
だって、ここに居たことでこうやって、愛する貴方を救うことが出来たから」
夜門 由貴
「私も、あなたとお話ができてよかった。
きっとこの言葉に何の意味も無いけど、””私”を愛してくれてありがとう”…」
閃理
「とんでもございません。勿体なきお言葉、ありがとうございます」
「もしも戻られて……もう一人の私に追い返されてしまっても、私が笑って慰めて差し上げますからね」
夜門 由貴
「……ふふ、そうですね。そしたらあなたに会いに行こうかな…なんてね!」
「私、閃理くんが私のことを嫌いになっても、閃理くんのことが好きなんです」
閃理
「ふふ。冗談ですよ。きっと大丈夫でしょう」
「貴方も撃たれたのに、想いが消えていませんから」
夜門 由貴
「………」
「……」
閃理 「安心して、私もここで眠り続けることができます」
夜門 由貴
「……あなたはずっとここにいるの? もうどこにもいけない? 」
「なんだか、あなたをここにおいていくのは嫌だな…」
閃理
「そうですね……今のところは。でもきっと、いつかはまた、我が愛する人に会えると信じております」
「当分先である事を祈るばかりです」
夜門 由貴
「……そっか…」
「じゃあ私、もう帰らなくちゃ……かな? 本当に、助けてくれてありがとう」
「もし、”私”に会えたらよろしく! ”閃理”くんを好きにならないなんてばかだったね、言ってやってね!」
閃理 「はい。こちらこそありがとうございました。……」
夜門 由貴 平行世界の私~~~(●`ε´●)
閃理
「……そんな、言えませんよ、そのような事。ふふ。面白いお方だ」
「では、私はこれで。どうかお元気で」
KP そう言って閃理が手を振った。
夜門 由貴 「うん…さようなら」
KP
あなたも手を振った。
互いに幸せそうに微笑んで、目を閉じる。
そうしてあなたの意識は、麗らかに暗闇に吸い込まれていく。
…
……
…………
波の音に混じって、閃理の声が響いていた。
薄く目を見開くと、そこには閃理の顔がある。
彼は懸命に、あなたの唇に口をつけ、息を送っている。
胸を押される振動と口に入ってくる空気に、あなたは口から水を零す。
ごぼり、と水を零したのを合図に、閃理が動きを止める。
その目は、心配そうにあなたを捉えていた。
星守 閃理 「由貴、ちゃん……生きてる……?」
KP
不安を湛え青ざめていた彼の表情は、みるみるうちに色を取り戻す。
あなたは問いかけに応じる間も無く、気付けば閃理の腕の中に抱き締められていた。
夜門 由貴 「!? っ、閃理君……!?」
夜門 由貴 応じちゃった
KP あまりの力強さに少々息苦しくも感じるが、冷えたあなたの体には閃理の体温が確かに伝わってくる。
KP 流れ的には大丈夫そう……ですね……??
夜門 由貴 よかった
星守 閃理
「ああ、良かった……っ!」
「由貴ちゃんが居なくなってしまったら、僕……」
夜門 由貴
「……」
「……閃理くんこそ、大丈夫?」
「…心臓、痛くない?」
KP 由貴さんの籠った声に、思わぬ力で抱きすくめていた事に気付いた閃理は、はっとして離れ、ばつが悪そうに微笑んだ。
星守 閃理
「僕は大丈夫。由貴ちゃんが僕を、……あの化け物から助けてくれたんだよね。ありがとう」
「すごいなあ、由貴ちゃんは」
夜門 由貴
「……えへへ、すごいでしょ! トーゼン!」
「閃理くんが、行っちゃうかと思って」
「すごく、怖かったよ…」
星守 閃理
「ごめん……。あの声が、さ……由貴ちゃんの声に、聞こえたから、行かなくちゃって思ってしまって」
「由貴ちゃんは、ずっと隣に居るのにね」
夜門 由貴
「……そ、そうなんだ…」
「ううんと、そうか… えーっと、そうだよ! 置いてかないでよね!」
星守 閃理 「うん……置いてかないよ。大体、いつもだったら由貴ちゃんに追いつけないし……」
夜門 由貴
「そうだね、私もさっきは追いつけないとは思わなかったな…」
「(もっと精進しよう…)」
「それにしても、本当に終わったのかな…
あっ、そうだ、耳の後ろとか…喉の奥とか……」
「閃理くん、見てもいい?」
星守 閃理 「うん。確認し合おうか」
KP 気が付けば、あなた方の身体にあった鱗とエラは、すっかり海に溶けたかのように消えていた。
夜門 由貴 「ホッ…」
星守 閃理 「良かった。魚になってみたいとは言ったけど、本当に魚になったら困るところだった」
夜門 由貴
「あはは、そうだね! お魚になるにしても、それはもっとずっと先の来世とかがいいな」
「今は閃理くんがいるから、人間のままがいいな…」
星守 閃理 「僕はずっと人間がいいな。僕だけじゃなくて、由貴ちゃんもそうであったら良いと、思う」
夜門 由貴 「そうなの? じゃあ、私も人間でいたいな。えーっと、ずっと一緒にいられればいいな…!」
星守 閃理
「うん。もちろん、そのつもり」
「……人間なんだから、ちゃんと言葉にしなくちゃね」
「僕は、ずっとずっと、由貴ちゃんの事が大好きだよ。これまでも、これからも」
夜門 由貴
「……! あ、そっか!
う、うん。私も、閃理くんのこと大好きだよ。ずっと、大好きだよ!」
星守 閃理 「……んん、難しいな。えっとさ、由貴ちゃん」
夜門 由貴 「……な、何? 閃理君」
星守 閃理
「大好きって言うのは、その、家族とか友達とかそういうのじゃなくて」
「一人の人間として、愛してるって事なんだけど……大丈夫?」
夜門 由貴
「……だ、だいじょうぶじゃない…」
「あい、してる…」
星守 閃理 「え、」
夜門 由貴
「わ、わたしも、閃理くんのことが、大好き。 あ、ああ、あの…」
「愛してるよ…」
「ずっと、一緒にいたい。死んじゃうまで…死んでしまっても…また次も…」
星守 閃理
「うん。いつまでも一緒に居よう」
「はぁ、良かった……僕の想いと違ってたらどうしようかと思った……」
夜門 由貴
「ふふ、そんなに…不安だった?」
「ごめんね、大好きだよ…。きっと閃理くんより私のほうが閃理くんのこと愛してるから!」
「嫌いだって言われてもそばにいるからね!」
星守 閃理 「不安だなんてそんな……。おっと……? それは負けられないなあ。僕の方が愛してると思うけど?」
夜門 由貴 「どうかな~、私は生まれてからずっと閃理くんの事好きだもんな~」
夜門 由貴 そんなわけあるか(意識が曖昧な時期に…
星守 閃理
「……覚えてないだろ? それで言ったら僕の方が物心つくの早かったからね?」
「……まあ、勝負はこれから、という事で」
夜門 由貴 「うん、負けないよ」
星守 閃理
「ふふ。それじゃあ、多分もう大丈夫そうだし……帰ろうか」
「手を繋いで、ね」
夜門 由貴
「! (ず、ずるい…)」
「……」つなぎます
「閃理君、手、あったかい」
夜門 由貴 そりゃ溺れてたらそうなる
星守 閃理 「由貴ちゃんの体、冷え切ってたもんね……」
夜門 由貴 「うん、すごくさむかった気がする… 夏でよかった!」
星守 閃理 「もう少し此処に居ていいなら……ぎゅってしてあっためてあげようか? ほら」両手を広げます
夜門 由貴 ーー?????
星守 閃理 ^^
夜門 由貴 「……な、なんだか急に、積極的だね…?」
星守 閃理 「そう? 昔はよくこうしてた気がするけど」
夜門 由貴
「そうだけど… そっか、じゃあ、いいのかな…?」
じゃあ、そばに近づいて抱きつきます
星守 閃理 「よしよし。おかえりなさい、由貴ちゃん」
夜門 由貴 「ーーただいま、閃理くん!」
KP
あなた方はお互いのぬくもりを確かめ合うように、暫くそうして抱き合っていた。
あれから……愛寒岬の奇妙な噂はすっかりなくなり、
岬の海は、まるで満たされたように、静かに波を打つだけになった。
誰かが、水底で愛を謳ったからかもしれない。
海を伸びやかに泳ぐ鱗がなくても
空を晴れやかに飛ぶ翼が無くても
君達は地上で愛を謳って
生きていくことができるのだろう。
END A「地上で愛を謳う君達へ」
由貴ちゃん、閃理、両生還でシナリオクリアでございます!! お疲れさまでした~~!!
夜門 由貴 ;;;;
夜門 由貴
お、お疲れさまでした ……! 泣いてる…
うわーーーっ!! せんりくん!! せんりくん(平行世界)!!!!
KP
<SAN報酬>
由貴さんが生還 1d6
閃理が生還 1d6
両生還した 1d6
愛を謳った 1d6
※あなた方へ、別の世界の「閃理」の、幸せになってほしいという気持ちを込めて。
夜門 由貴
1d6+1d6+1d6+1d6 【生還SAN報酬】
Cthulhu : (1D6+1D6+1D6+1D6) > 4[4]+6[6]+6[6]+5[5] > 21
夜門 由貴 でめがいい
KP すごーーい!!
system [ 夜門 由貴 ] SAN : 58 → 79
夜門 由貴 やたー! SAN報酬で明確に黒字になるのはなかなか珍しい…!
KP
◆成長
図書館3
聞き耳2
目星1
ライフル1
夜門 由貴
あっ! 集計、ありがとうございます!
ライフルは…ライフルでいいんです…?
KP ライフルは……折角知識の半分も成功されたので……! 使う機会は無いかもですが!
夜門 由貴
やったー! ありがとうございます!
ライフル…あんまり使う機会はあってほしくないですが嬉しい!
ではここで振らせていただきますね…?
KP はーい!どうぞ!!
夜門 由貴
CCB<=75 【図書館】 成長判定 1/3
Cthulhu : (1D100<=75) > 56 > 成功
CCB<=75 【図書館】成長判定 2/3
Cthulhu : (1D100<=75) > 20 > 成功
CCB<=75 【図書館】成長判定 3/3
Cthulhu : (1D100<=75) > 80 > 失敗
KP では1d10成長ですね!
夜門 由貴
はい! やったー!
1d10 図書館技能成長
Cthulhu : (1D10) > 7
わおー
KP 良い出目~~!!
夜門 由貴
75→82 図書館
CCB<=65 【聞き耳】成長判定1/2
Cthulhu : (1D100<=65) > 53 > 成功
CCB<=65 【聞き耳】成長判定2/2
Cthulhu : (1D100<=65) > 26 > 成功
CCB<=75 【目星】成長判定
Cthulhu : (1D100<=75) > 96 > 致命的失敗
フッw
KP オワ~~!!成長ロールでよかった!
夜門 由貴
よかった!
1d10 目星技能成長
Cthulhu : (1D10) > 1
すごいこわい
75→76 目星
CCB<=25 【ライフル】
Cthulhu : (1D100<=25) > 79 > 失敗
1d10 ライフル技能成長
Cthulhu : (1D10) > 7
わぁい
KP いいですね~~!!
夜門 由貴
25→32 ライフル
嬉しい! やったー! ありがとうございました!
次は閃理くんです?
星守 閃理 はい、振ります
夜門 由貴 がんばえー!
星守 閃理
4d6 SAN回復
Cthulhu : (4D6) > 16[4,4,6,2] > 16
system [ 星守 閃理 ] SAN : 61 → 77
夜門 由貴 がっつりいったものな、閃理くん…
星守 閃理
◆成長
目星1
クリチケ1
CCB<=75 【目星】
Cthulhu : (1D100<=75) > 62 > 成功
1d10 クリチケ
Cthulhu : (1D10) > 5
応急手当に。 50 → 55
夜門 由貴
閃理くん……(心臓の上を抑えつつ…
技能選びよ…
星守 閃理 心臓マッサージ…人工呼吸……!
夜門 由貴
そうなんですよね、そこに反応すべき…かしら…!?? と思ったんです
チューしたねえ(救命行動
KP
作者様の趣味だそうです
チューしましたねえ ほっぺではなく
193
趣味! 良き趣味です
マウスツーマウスですね!
またかよ すみません
KP
にゃあん かわいい
あ、そういえば二人とも初発狂ですね。神話技能+5かな…
193
おお… 発狂!
不定、目の前の人でしたが… あっそうか、消えない…
KP
「目の前の声の主」へのフェティッシュという事は、……由貴さんへのフェティッシュですね。
9か月……?? 長いな
(そして普段とあまり変わらない気もする)
193
大学3年生が終わるまで続きますね!
いつも一緒にいるので… あからさまになるのかな!(元からあからさまなのかもしれない
ふ~~~… 正直しんだな…と思いましたね
KP
ゴールデンウィークくらいまでべったりですね……ふふ
あの演出は死を覚悟しますよね……
193
あっ、そういう!? 由貴か閃理くんがしぬしなりおだった…!?
と本気で思いました…
KP
エンド分岐は4つあって、残り3つは
・水底に留まる(由貴さんロスト)
・閃理を撃たない(閃理ロスト)
・自分を撃つ(由貴さんの、閃理への想いが消える後遺症)
でした……!
193 ウッ……
KP なので実質ベストエンドですね! ただタイトルである「水底にて愛を謳う」を回収するのは、水底に留まるエンドという……
193
えーん……;;; へ、へいこうせかいのせんりくん…
かなしい、ずっとかなしい…
KP ゆきせりの場合は明らかに別人だから、そのルートは無さそうかなあ、とは思いつつ……
193
そうですね、心残りではありますけど、平行世界の閃理くんと、今まで一緒にいた閃理くんは比べるべくもないというか…
PLはどっちも好きですけどね! 平行世界のゆきちゃんなにしてんの!!!
ほんとに・・・・・・ほんとに・・・
KP
シナリオでは明確に、セリオポジの片想いのまま死んでる事になってる(踊った相手をシルヴィアさんが愛してる、という描写がある)んですけどね……
どうだったんでしょうね。今回は単に、急だったから驚いたシルヴィアさんに、早とちりしたセリオが悪い気もしますね……
193
いつかのどっかで報われてほしいですね… よくばりやね…
なぜか一回落とすくせがありますからね(PL
KP ふふ……それで歌声が聞こえたから、そっちにコロッといってしまった……
193 ぐわーーっ 気をつけよう… 気をつけます
KP
いやいや全然いいんですよ!? シルセリのやり取りも、ゆきせりのやり取りも好きです……!
後は何か、気になる点、疑問点はございましたでしょうか?
193
ええん・・・・・
そういえば帰ろう! ってなったときから飛び降りちゃった女の子のことが頭にあったんですが… 彼女はもう手遅れですかね?
まあ手遅れだろうな! とは思ってますが
KP
それが、記述がないんですよね……かわいそうに……。
だから、希望もあるのかもしれませんね。
193 アアーーッ はっ、ああ…! む、向こう側で…!?(???)
KP え、あええ!? いや助かって……はないか……そうですね、向こう側で……???
193
まあ何かしらで、助かっていてほしいですね…! 報われてくれ~
そうか… そうか… 閃理くんのタブは後(今)からお読みしても?
KP そうでした!どうぞどうぞ!!
193
えーん…(戻りました
冒頭素直さにめっちゃ動揺されてて笑っちゃった
KP
おかえりなさい…!
そうなんですよ、シルヴィアさんスタイル(?)で来るのかと思ってたので
193
7割別人ですね…! 申し訳ない!
私もそれで行こうとは考えてたんですけどなんか・・・ 違う人になりましたね・・・
KP 大丈夫ですよ!! もしかしたらこう、難しいお年頃でツンツンしてた頃もあるのかもしれない……? かわいい
193
前回あった壁・・・? みたいなのがない分好意がだだ漏れでしたね。気づいてないのは本人ばかりみたいな
ツンツン! 中学生の頃とかはそうだったのかも・・・?
KP えーんかわいい……かわいいよ由貴ちゃん……
193
ツンツン期に自覚したのか・・・? そうなのか・・・・・・??
自覚してたのか・・・?
疑問点とかは今は特にない感じです!
なんか気づいてない情報とかは・・・なさそうかな、と思ってます・・・!
KP
徐々に自覚してから……デレた……??
疑問点等了解です! 出目もかなり良かったですからね! 情報の取りこぼしはないです◎
193 出目! よかったですね! 目星も、閃理くん、ありがとう・・・
KP
とんでもないです~!!
は~~これで馬鹿参りに行くのか。そうか……
193
えっww そうですね概要で不穏な気配はしてましたね・・・?
死んだらシルセリでイチャイチャ絵を書くので・・・(?)
KP 死ななくても描いてください…………
193
逆フラグをたてとこう・・・
(かいていいんだ・・・)
KP
(大歓迎です…………)
さて、では次のお部屋でのご準備もありますでしょうし、ここで一旦切らせていただいて、「馬鹿参り」は夜の部開催といたしましょうか!
193
あっ、承知しました! 移動しなくちゃね!
本日はありがとうございました! 夜もよろしくお願いいたします!
KP はい! お昼からお付き合いくださりありがとうございました! 夜の部も楽しみにお待ちいたしております!
193
いやいやこちらこそ、貴重なお時間をいただき・・・!
私も楽しみです! ではまた夜に!
KP はーい! 一旦失礼いたします!