193
お疲れさまですこんばんは~!!
ゆっくり帰ってきてね!
けみかる
こんばんは、お疲れさまです!
ありがとうございます、お待たせいたしました~~!!
193 いいえ~おかえりなさい!
けみかる
わーい ただいまです!
本日よりよろしくお願いいたします!
193
はい! よろしくおねがいします!
楽しみで怖い~ 怖いよ…いいや楽しみ!
けみかる
はわ……由貴ちゃんあったかそうになってる……きゃわ……
それではお時間参りましたのでぼちぼち開始いたします
193
上着(?)を着せました!
はい!
KP
【スーサイデッドメアリンク】
セッションを開始いたします。
KPとKPCは私、けみかると星守 閃理。
PLとPCは藺草さんと夜門由貴さんです。
よろしくお願いいたします!
193 かわいい~!?!? ?!?
KP 消すの忘れてました わは~
夜門 由貴 かわいいよ!
KP わーい!
夜門 由貴 よろしくおねがいします!
星守 閃理 よろしくお願いします。
星守 閃理 笑顔……かわいい……
夜門 由貴 えっ!? あ、ありがとう…!
KP
【0日目 導入】
今日は11月8日の、日曜日。
夜門由貴さんの通う、高校の文化祭の日である。
中高一貫校ということで、運営上は中高合同での開催だ。
高校が主体となって出し物を担い、中学は部活ごとの発表参加や模擬店の手伝いを担っていた。
夜門 由貴 ぶんかさい!!
KP
高校三年生である貴方がたは、運営の第一線からは退いている。
しかし今日だけは受験勉強から解放されて
客として楽しむことを学校側からも許されている立場にあった。
日頃から貴方を慕う後輩たちが
教室の出し物や部活の発表を観に来てほしい
と事前に言ってきているかもしれない。
校内は在校生だけでなく、父兄や他校の生徒、卒業生で賑わっている。
中学生の初々しい売り子の口上や、運動部の模擬試合の掛け声、文化部の野外演奏の音……
いろいろな音が混ざり合って、活気と熱が高まっていた。
騒々しくも楽しさが弾ける空間で、貴方は幼馴染みであり恋人の星守 閃理と共に、文化祭を楽しんでいる真っ最中である。
星守 閃理 「今年も色々出し物があるみたいだね」
夜門 由貴
「そうだねえ閃理くん、出店もいっぱいあるよ! どこから行く?」
何がありそうかな…?
夜門 由貴 出し物と言うと……お化け屋敷やらメイド喫茶やら…?
KP
生徒作成のパンフレットを見れば、教室発表には縁日を模したゲームコーナー、お化け屋敷、喫茶、ショーなどがある。
出店は焼きそば、うどん、お弁当、わたあめ、和菓子、フランクフルト、チョコバナナなど、定番のものなら何でもありそうだ。
夜門 由貴 「お祭りだねえ。ねえねえ閃理くんお化け屋敷とかどうかな! 」
星守 閃理
「お化け屋敷……ああ、二年生のクラスだね。
今年はすごく怖いらしいよ」
夜門 由貴
「えっ、そうなの? ……だ、大丈夫だよ! 多分…?」
おばけ…?
choice[こわい,こわくない]
Cthulhu : (CHOICE[こわい,こわくない]) > こわくない
KP 流石!
夜門 由貴 「こわくないよ!」
夜門 由貴 じゃあ何しに行くんだ
夜門 由貴 「でもお化け屋敷の雰囲気がすき!」
星守 閃理
「ふふ、それは頼もしいな……?
仲いい後輩も頑張ってるかもしれないし、行ってみようか」
夜門 由貴
「うん! 誰がいるクラスだったっけ…」
などと思い出しながら移動しだします?
夜門 由貴 しかし二年生と言われるとあの子達を思い出すね…
星守 閃理 「今の二年生……僕が高二の時の中一か……」
夜門 由貴 「ふふ、そう表現すると結構開きがあるかもね」
星守 閃理
「今のクラスまでは分からないけど、ほらあの、ずっとクラスが一緒の双子のきょうだい……
委員会で一緒だったの覚えてるな」
夜門 由貴
「壱刃くんと弐和ちゃん! いまも一緒だよ!」
「とっても仲が良かったもんね、一人でいるところをみるほうが珍しいような…」
星守 閃理
「へえ、今でもそうなんだ。
クラス一緒なのも特例、だっけ? 印象的だよね」
KP
貴方がたはそのように会話しながら、目的の教室の前までたどり着く。
確かに、中からは客らしき人々の悲鳴が聞こえてきた。
夜門 由貴 悲鳴…
星守 閃理 「本格的、みたいだね」
夜門 由貴
「ん、んん… そうだね!」
「閃理くんはおばけとかぜんぜん大丈夫なんだっけ!」
星守 閃理 「ふふ、流石に大丈夫だよ」
星守 閃理
とか言って?
いや、ねこの方がこわいきっと
夜門 由貴 「ふーん? そうなんだ…」
夜門 由貴 ねこ! ねこかふぇ…は流石に文化祭にはないか!
星守 閃理
choice[ねこよりこわい,ねこよりこわくない,こわくない]
Cthulhu : (CHOICE[ねこよりこわい,ねこよりこわくない,こわくない]) > ねこよりこわい
夜門 由貴 ほほー!
星守 閃理 wwwもう全然ダメ
けみかる 何言ってんだこいつ
夜門 由貴 怖いものが増えていく…
193 ふふふふ
星守 閃理 「うん。じゃあ……行ってみようか」
夜門 由貴 「うん! 入ってみよう!」
夜門 由貴 ひょえ………
KP 順番を少しだけ待って教室に入ると、中は一変、日本家屋の廃墟の様相を呈していた。
夜門 由貴
閃理くんが幽霊怖いことに私心当たりがあるのかな……?
でも流石に大丈夫だよって言われたしな
夜門 由貴 「わぁ~…… ほんとに本格的だね。なんだかあの…ぜろ? みたい。ゲームの」
星守 閃理 「うん。まさしく和ホラー、って感じだね……」
星守 閃理
choice[由貴ちゃんも知ってること,由貴ちゃんは知らないこと]
Cthulhu : (CHOICE[由貴ちゃんも知ってること,由貴ちゃんは知らないこと]) > 由貴ちゃんも知ってること
夜門 由貴 そうなんだ! じゃあ置いてけないね!
夜門 由貴
「何が出るんだろう…? 進んでみようよ閃理くん!」
手をギュッと握って一緒に行こうとする。
KP
不協和音のBGMに合わせて、無邪気な笑い声や歌声が不気味に響いていた。
線香が焚かれているのか、煙の匂いが教室に満ちている。
夜門 由貴
「お線香の匂い……」
「………?」
星守 閃理 「……大丈夫だよ」
夜門 由貴
「……? うん!」
「閃理くん、おばけやしきホントは苦手だったよね…… ごめんね! 怖くないように一緒に行こ!」
星守 閃理
「え。……こ、怖くないよ、別に……
一緒には、行くけどさ」
夜門 由貴
「そーなの…? 大丈夫になった?」
「なんだか前に行ったときは…」
何かを思い出そうとする素振り
星守 閃理 「ん、んん……それは、前の話だから」
夜門 由貴
「そっか……よかった!
お化け屋敷いっぱい行けるね!」
星守 閃理 「うん……」
夜門 由貴 え? 心理学…?
夜門 由貴 68ですが…
KP オープンで振ってみましょうか
夜門 由貴
ほぁ~~~! はい!
CCB<=68 【心理学】
Cthulhu : (1D100<=68) > 53 > 成功
夜門 由貴 ほっ…
KP ふふw
星守 閃理
では由貴ちゃんは僕が明らかに怖がっていることが分かります。
かっこ悪いな……
夜門 由貴
そっか~
「……」じっと閃理くんを見てみる。
星守 閃理 「……」にこ……
夜門 由貴
「………」すそそそ…と寄り添ってみる
「……なんだか怖くなってきちゃった。くっついていい?」
星守 閃理 「え、あ、うん……?」
夜門 由貴
「ふふ……」どさくさに紛れて腕に抱きつきながら一緒に行こう!
からかわれてもそれはそれ!
KP では寄り添い、少し立ち止まっている隙に、貴方がたのそれぞれの片足を、突然伸びてきた手がやんわりと掴む。
夜門 由貴 「ひゃっ」
星守 閃理 「……っ!」
KP 【POW*5】かな…?
夜門 由貴
ほほう…?
CCB<=(14*5) 【POW】
Cthulhu : (1D100<=70) > 57 > 成功
KP 閃理はPOW*3くらい…?
夜門 由貴 ハンデが…!
星守 閃理
CCB<=(16*3) 【POW】
Cthulhu : (1D100<=48) > 25 > 成功
夜門 由貴 わあえらい!
KP では二人とも、驚きはしたものの恐怖するまでには至らなかったようだ。
夜門 由貴
「……ふ~ ちょっとだけびっくりしたね!
閃理くんは大丈夫だった?」
星守 閃理 「う、うん、何とか、……いや、僕もびっくりはした、かな」
夜門 由貴 「だよね! よかった、おそろい!」
星守 閃理
「……ふふ、こんな時でもお揃いで喜ぶんだね」
ちょっと和んでいる様子
夜門 由貴 本当なら私セーラー服かブレザーなんだねえ
夜門 由貴 「ん? どんなときでも嬉しいよ。」よかった~
星守 閃理 在校生だから、そうだね?
夜門 由貴
ふっふっふ~
どうだ! 制服姿は!(幻覚を強要
なーんて、見慣れてるか
星守 閃理
そうだね? 現状一番よく見ている姿かもしれない
勿論、可愛いけどね。
KP
しかし、更に突き進むと、道が二手に分かれている。
道の真ん中で手を繋いで座り込んでいた二つの人形が、貴方がたの訪れと共にぱっと目を開けて立ち上がった。
夜門 由貴 えっ…… えへへ…? ありがとう…
??? 『ひとりはこちら、ひとりはあちら』
193 アーーーッ!!
???? 『ふたりはゆけぬ。ふたてにわかつ』
???? 僕! 僕だ!
??? 『おはよう、おやすみ、いざゆかん』
???? 『いずれまた、であうときまで』
193 えぇん…… え? 泣いてる…
KP
上背のある和装の人形のうち一体が、由貴さんの手をぐい、と引く。
同様に、もう片方の人形が閃理の手を引いているようだ。
夜門 由貴
(壱刃ちゃんと弐和ちゃんだ!)
「閃理くん…… だ、だいじょうぶ?」
星守 閃理 「え?? う、うん。もちろん」
夜門 由貴 「……な、何かあったら大声で呼んでね! すぐ行くから!」
星守 閃理
「え、お、大袈裟だよ。大丈夫大丈夫。
また、後でね?」
夜門 由貴
一緒に行きたい気持ちもあるが、壱刃くん弐和ちゃんに誘導されては……!
わ、悪いようにはされないはず
??? 『いざゆかん』
???? 『いずれまた』
夜門 由貴
「う、うん! また後で!」
「ええっと……じゃあ、よろしくね」
???? 『…………』
夜門 由貴
めちゃめちゃ心配 文化祭じゃなければ意地でも一緒に行っていた
流石に世間話を振るわけには うん
大きくなったねえ お人形さんの衣装かわいいねえ
KP
手を引かれるままに突き進んでいく。
小部屋の中の仕掛けを解けば襖が開くという、凝った造りになっていた。
夜門 由貴 あああ~ ついたいけん…?
夜門 由貴
「わ、すごーい。閃理くんこういうの得意そうだから……するっといけちゃうかも?
私も頑張らなくちゃ」
KP 【オカルト】+20とかで振ってみますか?
夜門 由貴
「仕掛けやってみるね?」 彼女?に話しかけて仕掛けに取り組んでみます
やった~! 振ってみます
CCB<=(47*20) 【デカルト】
Cthulhu : (1D100<=940) > 96 > スペシャル
待ってね
KP www
夜門 由貴 なんでかけちゃったんだろ
けみかる
クソデカオカルトわらっちゃった
数値的にはファンブル
むりwwwww
夜門 由貴 96なのにおかしいと思ったんです…
夜門 由貴
CCB<=(47+20) 【オカルト】
Cthulhu : (1D100<=67) > 65 > 成功
KP えらい!!
夜門 由貴 よ、よかった…
KP では貴方は持ち前の知識を活かして、スムーズに解くことができたようだ。
夜門 由貴 「こういうときあの都市伝説なら…(?)」
???? 『するすると ほどかれる』
夜門 由貴 「うん、うまく解けたみたい? よかった!」
KP
やがて貴方は、大きな鏡台のある部屋にたどり着く。
ふと、仕掛けを解く時以外はずんずんと手を引き続けていた人形が、鏡の前で立ち止まった。
夜門 由貴
「……どうしたの?」
……鏡を見てみます。
???? 『なぜきみは うつらない?』
KP
人形は手で鏡を示す。
確かに人形はそこに映っているのに、貴方の姿が無い。
夜門 由貴 えっ…
???? 『なぜ?』
夜門 由貴 ええ~~~っ、む、向こう側に……もうひとりが…?
夜門 由貴
メタすぎる!
そうなんだよなあ鏡合わせに左右対称なんだよいちにちちゃん…
夜門 由貴
「えっ、ええ…!? 壱刃くん…?(小声」
「も、もしかして私が幽霊になっちゃったとか…」
???? 『おんなじ おんなじ ふふふ』
??? 『ふふふ おんなじ おんなじ』
KP
ぱっとスポットライトが鏡に当たる。
そこには……
夜門 由貴 「わっ…」
KP 貴方の姿ではなく、血にまみれた閃理の姿があった。
夜門 由貴
困るが…
「閃理くん!」
鏡のこっち側を見て何も居なさそうなら鏡の向こう側を見ますが…!
星守 閃理 「ひ……!?……由貴ちゃん!!」
KP 人形はけたけたと笑っている。
夜門 由貴 心がえぐられる
KP ちょうどいい差分があったねえ
夜門 由貴 「閃理くん、大丈夫… どうして……血!?」
夜門 由貴 えぇん… やだよう…
星守 閃理 「ゆ、由貴ちゃんこそ……!!」
KP 【POW*5】をどうぞ。
夜門 由貴
「えっ…?」
CCB<=(14*5) 【POW】
Cthulhu : (1D100<=70) > 13 > スペシャル
じぶんのかおをペタペタ…
星守 閃理
CCB<=(16*3) 【POW】
Cthulhu : (1D100<=48) > 82 > 失敗
夜門 由貴 ワァ
??? 『みんな おんなじ ひとつは ふたつ』
???? 『ふたりは ひとり』
KP
鏡がパリン、と割れる音がする。
破片は散らばらないが、幕が下り、けたけたと笑う人形に貴方はぐるりと振り回されるだろう。
夜門 由貴 「わっ…… えっ、わ、わあ!」
星守 閃理 「由貴ちゃん……! わっ……」
夜門 由貴 閃理くんは…!? 向こう側に…?
??? 『おどる? おどる?』
???? 『ここで いっしょに ずっと いっしょに』
夜門 由貴 「お、踊る…?」
KP 閃理と人形の片割れは幕の向こう側にいるようで、声だけが届く事だろう。
夜門 由貴
「ううん、踊るのも楽しそうだけど… 他にもいっぱいやりたいことがあるの!」
どうやったら合流できそうだろう……? きょろきょろ
星守 閃理 「悪いけど、帰るよ……帰らせてくれ……」
??? 『そっかあ』
???? 『そっかあ』
??? 『しかたないね』
???? 『しかたないね』
夜門 由貴 「ふふ、あなた達はずっと踊り続けるの?」
??? 『どこにも ゆけない』
???? 『みちは おなじ』
??? 『おどろ おどろ』
???? 『おどろ おどろ』
KP
人形が幕へ近付くと、ゆっくりと帳が開く。
二つの人形は手と手を取り合い、闇の中へと消えていった。
二人の楽しそうな、やけに無邪気な笑い声だけが、辺りに響く。
夜門 由貴 「行っちゃった… ふふ、でもやっぱり二人でいる方が楽しそう」
星守 閃理
「由貴ちゃん……」
「僕も、二人でいる方が良い……」
夜門 由貴
「えっ?」声の方を振り返ります。居る? 居るか!
「閃理くん!」
KP 特に血に塗れた様子も何も無い、いつもの閃理がそこに居た。
夜門 由貴
「さっきはびっくりしたよ、血まみれの閃理くんが…? ないとは思うけど…怪我はないよね?」
駆け寄りながら
星守 閃理
「由貴ちゃんこそ……何事かあったのかと思った。心配したよ……」
きゅ、と両手を握って
夜門 由貴
「ふふふ、仕掛けだったのかな?
すごいねえ……」
「ごめんね、心配かけました!」
「……あのね、私も二人でいたいよ。できるならずーっと」
星守 閃理
「ううん、無事なら良かった。本当、驚かされたな……本格的だった……」
「うん、勿論。ずっと一緒にいよう」
夜門 由貴 「やった! じゃあまずは……いっしょにここから出よう」手を握り返して進行方向にひっぱる
星守 閃理 「わ。……ふふ、本当に頼もしいな、由貴ちゃんは……」
夜門 由貴
「閃理くんがいてくれるからね! 閃理くんがいれば私は大丈夫!」
「さっきの壱刃くんと弐和ちゃんだったね!」
夜門 由貴 BGMがかわいい
星守 閃理
「そうだね、二人で一緒ならきっと大丈夫だ」
「そうだね、沢見さんって事は分かったんだけど……怪演だったなあ」
夜門 由貴
「うん、何だかあそこだけ、違う世界みたいだった!」
「舞台を考えた人、スゴイね……」
夜門 由貴 というかいちにちちゃんダイジェスト(ホラー版)だったね…!
星守 閃理 「本当にね。何か原案があったのかな。ストーリーもしっかりしてたし……高校生の本気を見たね」
星守 閃理 生まれられなかったパターン、かな?
夜門 由貴
つら………
急に…
夜門 由貴 「いいね~ 考えた人は小説家とか、そういうのになれそう。作家さんか~! かっこいいよね!」
星守 閃理
「作家……そっか、由貴ちゃんも結構本読むもんね。
色々話が思いつくのはすごいと思うよ」
夜門 由貴 「うん! 小説も結構好きだよ、お兄ちゃんも読むしね……そうそう」
星守 閃理 (まあ……お察しの通り即興だけど……)
夜門 由貴 「わ~でも、怖くないでしょって思ってたけど、閃理くんがああなってたのは怖かった!」
星守 閃理
「うーん、ずるいよね、あの演出は。悲鳴も上がるわけだよ……」
「心臓、止まるかと思った……」
夜門 由貴 「うん! 面白くてびっくりしたけど… へへ、ちょっと本当に、色んな意味で怖かった」
星守 閃理 「そうだな……ちょっと休憩しようか。屋台で何か買う?」
夜門 由貴
「うん! そうしよう!
何食べようかな!」
軽いものがいいかな?
あっ、和菓子がある。いつも食べてはいるだろうけど…
星守 閃理
卒業生の和菓子屋さんから仕入れたものらしいね。
校章の焼き印のついたどら焼きがある……
夜門 由貴
へえ~すごいね!
じゃあお店にならんでる商品とおんなじ… どらやき!
「閃理くん、どら焼きだって!
食べに行こうよ!」
星守 閃理 「いいね。買いに行こう」
夜門 由貴 「うん!」手をぎゅっと握って行きます!
夜門 由貴
どら焼きははんぶんこがいいかな? 1つは多いかな…(特に閃理くんが
はっ、持ち帰ってもいいんだ!
KP
和菓子の屋台の横では、着物を着た茶道部らしき生徒が、赤い布のかかった長椅子……
縁台に座って和菓子をたのしむ客にお抹茶を振る舞っていた。
星守 閃理 何個か持ち帰り用に買って、今は半分こしようか。
夜門 由貴 やった! そうしよう!
夜門 由貴
「わっ! 茶道部も出店してたんだ!」
「せっかくだから、お茶も飲んでこうよ。すみませーん、二人で!」
星守 閃理 「そうだね、野外でお茶をたのしめるのはいいね」
茶道部 「はい、少々お待ちくださいね」
夜門 由貴
「飲んでも畳の上が多いよね。お抹茶も楽しみだなあ」
「よろしくおねがいします~!」
KP 縁台に二人で腰かけてしばらく待っていると、由貴さんの背後からぽん、と肩に誰かが手を触れた。
夜門 由貴
「ひゃっ!」
振り向きます!
藻部 あると 「ゆーきっ!」
夜門 由貴 可愛い女の子だ…! ?!
KP 振り向くと、貴方の同級生である藻部あるとが立っていた。
夜門 由貴 「あるとちゃん!」
藻部 あると 「会えてよかった~ 茶道部、来てくれたんだね!」
夜門 由貴
「うん! 和菓子とお茶につられて… えへへ」
「あるとちゃんがお茶、点ててくれるの?」
藻部 あると 「ううん、私は後輩たちの様子が気になっちゃって覗きに来ただけなの」
夜門 由貴 「そっか! 確かにメインは1,2年生だもんね!」
藻部 あると 「そうそう。由貴たちにしっかり美味しいお茶点てるように見張っとくから、安心してね!」
夜門 由貴
「うん、楽しみにしてる!
あ、そうだ……」
藻部 あると 「なーに?」
夜門 由貴 閃理くんとあるとちゃん は 知り合いだろうか…
藻部 あると 由貴の話はいつも聞いてるよ!
夜門 由貴 私が話してるのか… え、えへへへへ
星守 閃理
choice[名前だけ,話した事ある]
Cthulhu : (CHOICE[名前だけ,話した事ある]) > 名前だけ
(由貴ちゃんの友達の藻部さんだね)
夜門 由貴 「閃理くん、こちらは藻部あるとちゃんだよ! あるとちゃん、こちらが星守 閃理くんです!」
星守 閃理 「こんにちは、星守です」
藻部 あると 「星守先輩! お噂はかねがね……」
夜門 由貴
「あっ、あっ……! えへへ…」
あるとちゃんの口を手で塞ぐかなにかしようとする
星守 閃理 「え?」
藻部 あると 「むぐ……!?」
夜門 由貴 「なんでもないよ!」
藻部 あると 「むむー! んむー!」
星守 閃理 「……大丈夫?」
夜門 由貴 「あっ、ごめんごめん……」 ぱっと手を離す
藻部 あると 「……ぷはあ! なーになに? 由貴ちゃんったらも~照れちゃって!」
夜門 由貴 「照れ…! …てないもん、気のせいだよ」
藻部 あると 「そっかあ~ふふ~……由貴の彼氏かあ~」
夜門 由貴
「(へ、変なこと言っちゃだめだよ!)」
「………」
藻部 あると 「私も内部推薦での進学目指してるんで、由貴と星守先輩のキャンパスライフばっちり見守らせてもらいますね!」
夜門 由貴
「え、なにそれ…!?」
「そんな事考えてたの…?」
藻部 あると
「だって、同じ大学でしょ? イチャイチャし放題じゃん!」
「いいなあ~彼氏、私も大学入ったらがんばるもんね」
夜門 由貴
「そ、そうだけど… いや、そうじゃないよ! 閃理くんはあの、色々忙しいから…」
「大学入ったら……今は気になる人居ないんだっけ?」
星守 閃理 (忙しいのは関係あるのかな……?)
夜門 由貴
忙しいから…あの……あんまり遊べなくなっちゃうとか…
同じ大学だから遊べる…? それが利点…?
藻部 あると 「うん~、今はとってもフリーだね!」
夜門 由貴 「そっか……うん、今は受験で忙しいからあれだし、大学は外部から入学してくる人も多いみたいだし、大学でいい人居るといいね」
星守 閃理 「そうだね、由貴ちゃんの友達ならきっとすぐいい人が見つかるよ」
藻部 あると 「うん! 絶対見つける!」
夜門 由貴 「ふふ、頑張って! 応援してる」
藻部 あると
「……と、おしゃべりしてたらお茶もう点てられてそうだね……? これ以上お邪魔しちゃいけないし……」
「ふふ、ごゆっくり♡」
「じゃあね~由貴! 星守先輩も、失礼しまーす!」
夜門 由貴 「えっ…!? あ…… う、うん、またね!」
星守 閃理 「ありがとう、それじゃあまた」
茶道部 「お待たせいたしました」
KP 程なくして、お抹茶と懐紙に乗ったどら焼きが運ばれてくる。
夜門 由貴 懐紙に載ったどらやき かわいい
夜門 由貴 「あ! ありがとうございます」 会釈をする
星守 閃理 「いただきます」
KP 校章の焼き印の入ったどら焼きは、しっとりもちっとした生地の中にあんこがたっぷり詰まっている。
夜門 由貴
「いただきます。
……うん、甘くてもちもちしておいしい!」
星守 閃理 「うん、しつこくない甘さがちょうどいいね」
KP 点てられたばかりの香り高い抹茶の苦みが、どら焼きの甘さと混ざり合う。
夜門 由貴 「じゃあお茶もいただこうかな」 ズ…
KP くる、くる、と茶器を回せば、秋らしい模様を楽しむことが出来る。
夜門 由貴 ほほう、紅葉とか菊とかかな…?
星守 閃理 「ん、美味しい……細かい所にもこだわってるんだね、流石茶道部だ」
夜門 由貴 「うん、お茶もまろやかでおいしい! 口の中が丁度いい感じになったね(?)」
星守 閃理 「そうだね、絶妙なバランスだ」
夜門 由貴
「うんうん、それに…なんだか雅っていうか、全部に意味があるよね、茶道部って」
「それを全部覚えてるのかな…? あるとちゃんたちはすごいなあ」
「お作法とか覚えるのちょっと苦手だけど、出来るとかっこいいよね!」
星守 閃理
「そうだね、ナントカ流……流派がいろいろあって、お作法なんかも細かく違って……
部活でもちゃんと本気で取り組んでいるからこそ、この味が出せるんだろうね」
「うん……大変美味しゅうございました。ごちそうさまでした」
夜門 由貴
「うん! お茶を点てるのもコツ? がいるよってあるとちゃんが…あ!」
「美味しくいただきました。
ごちそうさまです!」
茶道部 「ありがとうございます」
夜門 由貴 「器とかかわいかったです!」
茶道部 「! ありがとうございます……! 先生が揃えて下さったものだそうで、素敵ですよね」
夜門 由貴
「へえー、そうなんですね!
ぱっと見た感じ他にも色々あってそっちも素敵な絵柄でしたね」
「でも私が頂いたお茶の器が一番好きかな!」
茶道部
「本当ですか、良かった! あると先輩のお友だちだーって思って……私もお気に入りのもの選ばせていただきました」
「お越しくださってありがとうございました。茶器のこと、先生にも伝えておきますね」
夜門 由貴
「えっ、そうなんですか!?
わー気を遣ってもらっちゃった…
ばっちりでしたよ!」
「はい、本日はありがとうございました。
よろしくお伝えください!」
茶道部 「はい!」
夜門 由貴 では手を振って… 帰っていきます…?
KP では、歩いて次の場所へ移動ですね。
星守 閃理 「そういえば、藻部さんの話で思い出したけど……内部推薦の試験日、次の日曜か」
夜門 由貴 わぁ 近い
星守 閃理 「いよいよだね」
夜門 由貴 「う、うん! そうだね……」
星守 閃理 どきどきだね……
夜門 由貴 「今までいっぱい勉強見てもらってたから…… 精一杯頑張ってくるね!」
星守 閃理
「うん、由貴ちゃんならきっと大丈夫だよ。応援してる。
朝、お見送りに行くよ」
夜門 由貴
「ありがとう! お見送り… いいの?」
「やった、それならもっと頑張れる気がするよ」
星守 閃理
「もちろん。結局最後は、それくらいの事しか出来ないからね……」
「それで活力になるなら、いくらでも」
夜門 由貴 「うん、すっごく嬉しい! ……でも朝早いから、無理しないでね」
星守 閃理 「ふふ、大丈夫だよ。由貴ちゃんこそ踏ん張りどころだけど、あまり無理し過ぎないようにね」
夜門 由貴 「そうだね、流石に前日は… 早く眠ることにする!」
星守 閃理 「今日もいっぱい、楽しんで帰ろう」
夜門 由貴 「うん! ……終わったら、また遊んでね!」
星守 閃理
「もちろん。心置きなく、目いっぱい遊ぼう」
「……と、そろそろ吹奏楽部のステージが講堂で始まるみたいだよ。
今年のコンクール、中々良いところまで進んだみたいだから、少し気になるな」
夜門 由貴
「うん! 全国まで行ったみたいだね! 見に行こう!
多分、人がいっぱいだからはぐれないようにしようね」
星守 閃理 「そうだね、しっかり手を繋いでいこう」
KP 貴方がたは仲良く手を繋いで講堂へ向かうことだろう。
夜門 由貴 るんるんるん
KP 素晴らしい演奏を楽しんだ後も、屋台の焼きそばやうどんを食べ、ショーや縁日を巡り残りの文化祭も一緒に楽しみ尽くす。
夜門 由貴
いっぱい巡ったね!
焼きそばとうどんか… ふふ
KP 束の間の息抜きを終えた貴方は、充足感を胸に帰宅することだろう。
星守 閃理 わけっこするにしても、麺ばっかりだね
夜門 由貴 麺類、好きだよ!
夜門 由貴 「は~、楽しかったぁ!」
KP
久々に、目いっぱいはしゃいだ心地よい疲労感と共に、貴方はいつもより早く眠りにつく事だろう。
おやすみなさい、由貴ちゃん。
夜門 由貴
ううん……眠たい…
おやすみなさい…
あしたから…試験勉強の追い込み頑張る…から…
KP
と言ったところで、キリがいいので本日はこのあたりでセーブとさせていただきます……!
予想より導入長引いてしまって申し訳ない!
夜門 由貴
了解です!
ややや、文化祭楽しかったです!
ありがとうございました!
193
あるとちゃん!
PL的にははじめまして!
お友達を出していただいてありがとうございます!
へへ、うまくのろけられんかった
星守 閃理 秋は行事がいっぱいで忙しいね
藻部 あると はじめまして! もぶ女子生徒の藻部あるとです!
193
そう、藻部ってみようじあるのかな?
と思って変換してもたらMOBUって出てきて…
いや、まさかな…と思ったら本当にもぶちゃんだったのですね!
夜門 由貴 初めてのネームド同級生! 大事にしていくよ!
藻部 あると もぶですね! 珍しく存在しない苗字!
夜門 由貴 下の名前が可愛いので下の名前で呼ぶんだ えへへ…
藻部 あると やったあ 馴れ馴れしいムーブしちゃお~
夜門 由貴
もぶちゃんも可愛いが…
オッケーだよ~! 仲良くしてね!
星守 閃理 仲がよさそうでにこにこしてる
夜門 由貴
彼氏居ない…? 嘘でしょ…?
という可愛さですが…
はっ…!(てれてれ…(同級生とはしゃいでるところを見られ恥ずかしさから照れる
193 閃理くんと居るいつものほうがよほど精神年齢さがってそうだが…
星守 閃理
お友達といる時の由貴ちゃんも可愛いよ。
僕と二人きりの時が一番可愛いけど。
夜門 由貴
う、うう……
んんんん…… うん…ありがとう
ふふ、私も私と二人きりの時の閃理くんのこと、一番好き。
かわいいときもかっこいいときもどっちも好き!
星守 閃理
そっか……なるべくなら、かっこよくありたいけどね
でも、情けない姿を見せられるのも、由貴ちゃんだからこそ、だね
夜門 由貴
ふふ、嬉しいな……
私も、閃理くんにしか見せない姿いっぱいあるからね!
とりあえず! 怖いときは怖いって言ってね!
(心理学のダイスを持ちながら
嫌なときも嫌って言ってよね
星守 閃理
え! い、いやあ……人前だし、僕ばっかり怖がるのも何だか……と思って……(ごにょ……
嫌な時は、もちろん、うん、そうなんだけど……
絶対嫌、とも思わないんだよな
由貴ちゃんになら割と、何されてもいい……かも
夜門 由貴
そう…? だれにでも怖いものはあるよ!
…………
そ……そうなんだ。
ふーん……?(じり…と近づく
星守 閃理
由貴ちゃんが平気そうだから余計にね……かっこつけたいじゃないか……
うん……??
夜門 由貴
………ふふ、なんでもない!
また今度ね!
星守 閃理
(また今度……?)
よく分からないけど、そうだね。
今日は遅いからもう寝ようか。
おやすみなさい、由貴ちゃん。
夜門 由貴
うん、そうだね。もうすぐ二時、かあ…
おやすみなさい、閃理くん!
けみかる
二時かあ……(遠い目)
本当に遅くまでありがとうございました!
明後日、いやもう明日も、よろしくお願いいたします!
193
なんかなにされてもって言うから……
はい! こちらこそありがとうございました!
ふふふ、明日もよろしくお願いいたします~
おやすみなさい!
けみかる
はい、お疲れさまでした!
おやすみなさいませ
KP
…………
永遠に近い眠りを味わい続け、目覚めれば世界を崩壊に導く邪神、アザトース。
その周りで子守唄を奏でるための太鼓を鳴らし続けるのが、スカールである。
このスカールはこの世界を終わらせないために、神の御業が続くように
すべての世界が続くようにと手が疲れても太鼓をたたき続けていた。
しかし、スカールにも寿命というものが存在する。
そのため、数百年に一度、人間たちの中から「次代のスカール」と呼ばれるものを
アザトースのメッセンジャーである百貌の神・ニャルラトテップが選び出していた。
世界が終わり、すべてが眠りについてしまったら面白くないという考えの元
自身の主であるアザトースを眠らせ続けようとしているのだ。
「次代のスカール」は人間の中で
「狂気じみた事件に出会った人間」
「クトゥルフ神話の世界の一端にでも触れた人間」
「これから先確実に神話的事象に関わることになる人間」の中から選ばれる。
つまり、「探索者」という存在こそがスカールとなるにふさわしい人間なのだ。
昨今の世界において、そういった外宇宙的な神話事象に巡り合った人間、巡り会う人間というのは数多くいた。
その中からニャルラトテップが選び出した人間というのが、夜門由貴さんだった。
スカールとしてアザトースの宮殿へと連れ去られそうになった由貴さんを目撃した星守 閃理は
元から発症していた不定の狂気・夜門由貴さんへの執着を悪化させてしまう。
それが自身の死を意味するとしても、由貴さんをアザトースの宮殿へ連れ去るという行為をどうにかして止めようとした。
そんな閃理を見て愉快に思ったニャルラトテップは毎度のごとく、ひとつの解決方法を彼に提示する。
というよりも、次のような賭けを持ちかけた。
??
「鼓手として選ばれる人間は、いつでもひとりだけだ」
「だからこそ、お前が犠牲になればいい」
星守 閃理 「! 今度は僕が犠牲になれるんですか!?」
??
「ああ。我らが主、アザトースが目覚めるまであと7日の世界を作ってあげよう」
「その世界の中で、お前と夜門由貴と世界、どれが犠牲になるか考えればいい」
星守 閃理
「僕に出来る事なら何でもします。
できればずっと由貴ちゃんと一緒が良かったけれど
ひとりだけということならば僕が犠牲になる」
?? 「果たして、彼女はそれを許すかな」
星守 閃理
「さあ、そこはどうにかしてみせますよ。
……もうとっくに、許されない事ならしているから」
KP
こうして閃理はその一週間を悔いのないように生き、最期の日に自身の手で死ぬことでスカールになろうとしている。
さて、この世界は「7日後に滅亡するということが定められた世界」である。
殆ど由貴さんたちの世界とは変わらず
7日後にアザトースが目覚めることにより滅亡するということが定められている。
その世界のなかに由貴さんと閃理は、ずっとこの世界のなかで生きてきた……
という記憶を植え付けられて作られた異物のような存在である。
実際の記憶などには多少のノイズが存在する。
閃理はすべてを覚えているが、由貴さんは「この世界でずっと生きている」という記憶を上書きされている。
由貴さんは、その世界が「偽物」であることを選び、世界と閃理と一緒に滅亡する世界に飲まれるという心中をするのか
閃理が自分の犠牲になることを選ぶのか
それとも自身が犠牲になることであまねくすべての世界を救おうとするのか、という選択肢を選ばされる。
もしここで「世界と一緒に心中する」という道を選ぶのであれば
その利己的であり人間的な行動を愉快がったニャルラトホテプにより由貴さんはその運命から逃れられるが
数多ある人間たちの中からまた新たなスカールが目覚めることだろう。
閃理は不定の狂気:夜門由貴さんに対する執着を悪化させているため
「由貴ちゃんの死んでしまった世界は意味がない」と考えている。
そのため、何があっても自分が犠牲になろうとしている。
また、もし由貴さんが犠牲になってしまった場合でも由貴さんがいなくなった世界に興味がなくなり、自殺を図るだろう。
【スーサイデッドメアリンク】
開幕
おやすみなさい、よいしゅうまつを。
星守 閃理
~日記~
●11月8日(日)
どうしてまた、こんなことが起こってしまったんだろう。
由貴ちゃんが、「太鼓の鳴らし手」とか、「鼓手」とかいうのに選ばれた、らしい。
もう由貴ちゃんではない別のものにならないと、世界が滅ぶという話を聞いた。
あの男は、楽しそうに笑っていた。
そんなことがあっていいわけがない。腹が立って仕方がない。
目の前で、化け物に変わってまた何かに奪われていく由貴ちゃんのことを
どうしようもなく許容できなかった。
だから、姿かたちは違うけど、またあの男に縋ってしまった。
最初から、僕が犠牲になれば良かったんだ。
今回はそれができるのが、唯一の救いだ。
193
こんばんは!
お疲れさまです~!
けみかる こんばんは~お疲れさまです!
193
いつでもintroductionとAboutで震えることが出来る。
生きて帰りたい…
けみかる ふふ、頑張って生きて帰りましょう!
193 はい、がんばります!
けみかる それでは、ご準備よろしければはじめてまいります
193 了解です~ 準備大丈夫です!
KP
【スーサイデッドメアリンク】一日目
本日もよろしくお願いいたします。
夜門 由貴 よろしくおねがいします!
星守 閃理 よろしくお願いします。
KP
【1日目】
由貴さんはいつもと同じように、目を覚ます。
否、いつも通りとは言い難いかもしれない。
酷い夢を見た気がした。
体がびっしょりと、汗で濡れている。
酷い酷い、悪夢を見た気がした。
そんな悪夢から目覚めて、貴方はほっとしていた。
夜門 由貴 「……な、なんだ、夢…」
KP では、ここで【アイデア】をどうぞ。
夜門 由貴
CCB<=70 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) > 77 > 失敗
夜門 由貴 もうだめです
KP まだ始まったばかりだよ……! 大丈夫!!
夜門 由貴 そうかな… がんばる…ね…
KP
由貴さんは、夢について殆ど何も思い出すことが出来ない。
しかし、夕焼け空がよく見えるどこかにいたような気がした。
ひどく、不気味な夢だった。
SANc 0/1
夜門 由貴
CCB<=79 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=79) > 92 > 失敗
「よく、思い出せないけど……やな夢だった気がする…」
system [ 夜門 由貴 ] SAN : 79 → 78
星守 閃理 由貴ちゃん……
夜門 由貴 嫌な夢だったんだよ。すごく
KP
貴方は肌寒さとは違う、体の内側から込み上げてくるような薄ら寒さに我が身を抱き締めながら、かぶりを振る。
その後、いつも通りに支度をして、学校に行く準備を済ませるだろう。
今日は11月9日の、月曜日。
週の始まりの日だ。
今日は文化祭の振替休日ということで、授業そのものは無い。
しかし、内部推薦の試験日は今週末に迫っている。
同じく内部推薦で進学予定のあるとと約束していた貴方は、学校で自習をするために出かけることになるだろう。
夜門 由貴
「いってきまーす! ……ああ、嫌だな。月曜日からこんなの……」
「…あるとちゃんを待たせちゃう。早く行こう」
KP それでは家を出ようとしたところで、【聞き耳】をどうぞ。
夜門 由貴
CCB<=65 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=65) > 5 > 決定的成功/スペシャル
夜門 由貴 わぁーい!
KP わーい!! クリチケ、どうぞ!
星守 閃理 やったね!
夜門 由貴 ありがとうございます!
system [ 夜門 由貴 ] クリチケ : 0 → 1
夜門 由貴 我ながら差が激しい…
KP
では、由貴さんは家を出る間際、テレビのニュースが耳に入ってくるだろう。
どうやら朝のニュース番組のようだ。
星守 閃理 きっと気を取り直せたんだね。
夜門 由貴 おや… 耳を立てて聞いてみる…?
ニュース
『先日発表された……についてのニュースです。
あと一週間で世界は……というものが発表されましたが……』
夜門 由貴 そうだといいな!
ニュース 『あまり信憑性はないでしょう。次のニュースに移ります』
KP ニュースの内容は以上です。
夜門 由貴
世界…?
了解です。
KP
もう約束していた時間まであと少しである。
由貴さんは急ぎ、家を出発するだろう。
夜門 由貴 わぁ! 早く行こう
夜門 由貴
お昼になったら閃理くんに電話したい…
いる? 大丈夫?
KP 登校すると、下駄箱の所であるとと出会うだろう。
夜門 由貴 「あるとちゃん! おはよう!」
星守 閃理
choice[電話に出られる,電話に出られない]
Cthulhu : (CHOICE[電話に出られる,電話に出られない]) > 電話に出られる
星守 閃理 いるよ、もちろん
夜門 由貴 そっか……
藻部 あると 「おはよー、由貴!」
夜門 由貴 前回は私が居なかったからね……
藻部 あると 「ねーねー、今朝のニュース見た?」
夜門 由貴
「ニュース…… うーん、出てくる前にちょっとだけ…でも詳しくは聞いてないかも」
「なにか面白いニュースがあったの?」
夜門 由貴 せかいめつぼうのにゅーすかな…
藻部 あると 「そっかー、私も出がけだったからちゃんとは見てなかったんだけどね」
夜門 由貴
むーん、あるとちゃんも話題にするニュース…
スマホとかで調べられるかな?
藻部 あると
「1か月前さ、よくわかんないナントカ教……? が何かを発表したの、多分それ関連じゃないかなあ」
「ぜっったい、カルトだと思うけどね!」
夜門 由貴 「カルトかあ……」
藻部 あると
「うん、詳しくは知らないんだけど
前に夕方の特集の、ホラーみたいな番組でそのカルトの教祖? が発表したんだって」
「教祖は黒髪に赤い目をした男で、普段は占い師をやってるらしいよ」
「カリスマ性があるってことは、イケメンなのかなあ……? ちゃんと見とけばよかったな」
夜門 由貴 「占い師さんが教祖様をやってるのかあ…」
KP 由貴さんはここで【アイデア】をどうぞ。
夜門 由貴
CCB<=70 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) > 34 > 成功
夜門 由貴
よかった!
カリスマでダイスを振りそうになったよ
星守 閃理 閃いた!
夜門 由貴 (出てこなかった)
星守 閃理 ふふ カリスマ APPかな?
夜門 由貴
ふふふ、どうかな?
よーしこれからもひらめいていきたいな!(発狂時以外)
KP
では由貴さんは、あるとが言うようなニュースについては全く聞いたことがない。
また、1か月前にそんな番組をやっていたという記憶がないことに気が付く。
忘れているだけだろうか?
夜門 由貴 「……そんな番組やってたっけ? 見た覚えないなあ…」
藻部 あると 「えー一瞬とはいえ、結構話題になってたのにー?」
夜門 由貴 「○イッターとかで?」
藻部 あると 「うん。まあ、遡ってみるほどじゃないけどそれなりに?」
夜門 由貴 「そっか……そこまで話題だったら、動画サイトにもアップロードされてるのかな…」
藻部 あると 「うーん、どうだろ。……(ぽちぽち)……あれ、それっぽいの見つからないや、なんでだろ」
夜門 由貴
あとで閃理くんにも聞いてみよう
えっ
「そうなの? ……変だね」
「家に帰ったらまたテレビ見てみようかな」
藻部 あると
「ま、うさんくさいカルトの言う事だし~いちいち気にしてらんないよ」
「私たちは、勉強勉強! 今日もがんばろー!」
夜門 由貴 「そうだね! あと一週間だし!」
夜門 由貴 試験の日になにか起きるんだ…
藻部 あると
【あるとから得られる情報】
・1か月前よくわからないカルト教団が何かを発表したこと。
・最近ニュースで話題になっていたが詳しくは知らない
・夕方の特集の、ホラーみたいな番組でそのカルト教団の教祖が発表したらしい
・教祖は黒髪に赤い目をした男で、普段は占い師をやっているらしい
発表の内容に関しては「詳しくは知らない」とのこと。
夜門 由貴 わぁい! ありがとうございます!
KP はーい!
KP では、特にやりたい事が無ければいつも通り自習をして帰宅する事になりますが、いかがいたしますか?
夜門 由貴
やりたいこと…?
で、デンワ…カケル……
帰る時に会えるかもだけど
KP
ではお昼、かな?
閃理に電話を掛けると、数コールの後電話に出るだろう。
星守 閃理 『もしもし、由貴ちゃん? どうしたの?』
夜門 由貴
「もしもし、閃理くん?」
「ん? ふふふ、なんでもない。声が聞きたかっただけ」
「ちょっと…… 変な夢見た気がして」
星守 閃理
『そっか。ありがとう』
『……ん、変な夢……?』
夜門 由貴
「ん~ なんだろ? なんだか夕方だったってことは覚えてるんだけど」
「だからごめんね、ほんとになんでもないの。電話に出てくれてありがとう」
「あっ、お昼中だったらごめんね! 御飯ちゃんと食べてね!」
星守 閃理
『そっか……試験近いし、緊張してるのかな。
毎日しっかり寝て、体調崩さないようにね』
夜門 由貴
星守 閃理 『え、大丈夫だよ。もうお昼食べちゃったし。ありがとう』
夜門 由貴
「そうかも、へへ…。らしくないかな」
「そっか、よかった」>昼食
「じゃああんまり長電話しててもなんだから……またね」
夜門 由貴 ほんとに声が聞きたいだけの電話だったな…
星守 閃理
『そんな事ない。こんな事でも、僕に電話してもらえたのが何だか嬉しいよ。
声が聞けて良かった』
夜門 由貴 「……ほんと? だったらよかった。また、電話する」
KP ではその時、『なんだ星守彼女か~?』と冷やかすような声が乱入してくるだろう。
星守 閃理 『うわ、……えっと、それじゃあ、またね?』
KP 由貴さんの返事を待たずに電話は切れてしまうだろう。
夜門 由貴
「ん…? うん!」
「きれちゃった」
藻部 あると 「らぶらぶですなあ~」 にまにま
夜門 由貴 「………えへ」
藻部 あると 「でも、夢見が悪いのはなんだか気になるね。今日はぐっすり眠れると良いね」
夜門 由貴
「ご飯食べたら午後も頑張ろう!
……うん、早めに眠ろうかなって思ってる」
藻部 あると 「うんうん、その調子! お昼からもがんばろー!」
夜門 由貴
「試験前だからって、夢までおかしくなることないのに」
「うん!」
KP では、そのまま学校での自習時間いっぱいまで勉学に励み、貴方は家に帰ることだろう。
夜門 由貴 はい!
星守 閃理 夕方、変な夢か……。まさか、ね?
KP
帰宅し、家に入る直前。
【アイデア】どうぞ。
夜門 由貴
CCB<=70 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) > 66 > 成功
夜門 由貴 なんか不穏な背景出てきた… え…
KP
由貴さんはふと、自分のことを見つめる視線に気付く。
どこか愉悦を含んだ瞳だ。
邪気すら感じるかもしれない。
夜門 由貴 誰…? きょろきょろして視線の主を探してみるけど…
KP
では辺りを見渡してみるが、近くには誰もいなかった。
居所の分からない、不気味な視線。
SANc 0/1d2
夜門 由貴
CCB<=78 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=78) > 28 > 成功
夜門 由貴 これは平気なんだ…
夜門 由貴 なんだろう、不審者かな…
KP
貴方は辺りを警戒しつつ、滑り込むように家の中へ入るだろう。
扉を閉めてしまえば、妙な気配は立ち消えて、貴方は胸を撫でおろすことだろう。
夜門 由貴 「……?」
夜門 由貴 すとーかー…?
星守 閃理
えっ…………
守…………
KP
その後は特に何事もなく夕食を済ませ、あたたかいお風呂で一日頑張った体をゆっくりとほぐす。
早めに眠ろうか、と思った時、閃理からメッセージが送られてくるだろう。
夜門 由貴 見てみます
星守 閃理
>『こんばんは、まだ起きてるかな。
今から電話しても良い?』
夜門 由貴
「!!!」
『いいよ!』
むしろわたしから電話する勢いだけど…
KP では、程なくして電話がかかってくる。
夜門 由貴 「はい!」
星守 閃理
『こんばんは由貴ちゃん、もう寝る所だったかな、そうだったらごめんね』
『なんだか僕も、急に声が聞きたくなっちゃった』
夜門 由貴
「……ううん、大丈夫!
そうなんだね、嬉しい」
「……何かあった?」
星守 閃理
『うーん……うん、僕も特に何かあるわけではないんだけど……』
『……あ、そうだ、今朝のニュース見た?』
『最近テレビで「世界滅亡の予言」が噂になってるよね。
僕はあまり見てなかったんだけど、今朝のニュースもその予言の話題らしいよ』
夜門 由貴
「ニュース? 朝はちらっと聞いただけだったんだけど……どこかの宗教の発表らしいね?
あんまり信憑性はないって…」
星守 閃理
『うん、カルト教団の教祖……たしか男性だったかな。
その人がテレビで発表したんだって』
『次の日曜に世界が滅亡する、とかなんとか……急だよね』
夜門 由貴 「日曜? 試験の日だ」
星守 閃理 『ね。世界滅亡どころじゃないよね』
夜門 由貴
「ふふ、私はね。
私が生まれる前にも大きな予言があったみたいだけど、それも外れたし… 今回もきっと大丈夫だよ」
「でもニュースになるなんて…… よほど発言に影響力のある人なのかな?」
星守 閃理
『ああ、僕が生まれた頃のね……。
さあ、どうなんだろう? 興味がないから見過ごしてたけど……何か予言を裏付ける事でもあったのかな』
夜門 由貴
「それに滅亡って言ったって、どんなふうに終わるっていうんだろう…
裏付け…」
「ふふ、そういえば閃理くんもうすぐ誕生日だもんね。お祝いしないと」
星守 閃理
『ああ……そうだね? 僕も、世界滅亡どころじゃなかった』
『ありがとう、由貴ちゃん』
『それじゃあ、もう遅いからそろそろ寝ようか』
夜門 由貴 「えっ? ま、まだ何もしてないよ?」
星守 閃理
僕の誕生日……祝えないとは、思うけど
そう思ってくれるだけで……その気持ちだけでも、嬉しいな
夜門 由貴 「うん、じゃあね」
星守 閃理 『うん。おやすみ、由貴ちゃん』
夜門 由貴 「おやすみ、閃理くん」
KP
電話を切った後、由貴さんは閃理と会話している時は感じなかった急激な眠気に襲われる。
すぐ、眠りに落ちてしまうだろう。
おやすみなさい、由貴ちゃん。
夜門 由貴
眠い……
おやすみなさい…
星守 閃理
星守 閃理
【閃理から得られる情報】
・最近テレビで「世界滅亡の予言」というものが噂になっている。今朝のニュースもどうやらそれに関してのものらしい。
・カルト教団の教祖である男がテレビで発表したらしい
・今週の日曜日(11月15日)に世界が滅亡するという話だったらしい
星守 閃理
~日記~
●11月9日(月)
あの化け物に変わるまでの期限を一週間もらった。
この世界は、あと七日で滅亡する。
悔いのないように過ごしたい。
夜門 由貴 不穏な情報…
KP
【2日目】
由貴さんが朝起きると、また背中がじっとりと冷や汗で濡れている。
また悪夢を見たのだろう。
詳細は覚えていない。
【アイデア】をどうぞ。
夜門 由貴
CCB<=70 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) > 47 > 成功
夜門 由貴 ほ…
星守 閃理 いい出目だ
KP
夕暮れの空。
誰かを呼ぶ自分の声。
そのあとに、フルートのような音色が聞こえた気がする。
どこか厭な予感がして、背筋に嫌な汗が伝った。
SANc 0/1d2
夜門 由貴
CCB<=78 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=78) > 95 > 失敗
1d2
Cthulhu : (1D2) > 2
星守 閃理 あ、あぶない……わあ
system [ 夜門 由貴 ] SAN : 78 → 76
星守 閃理 さいだいち……
夜門 由貴 ぐすん…
夜門 由貴 「……?」
KP
その後はいつも通りの生活を送ることになるだろう。
今日は11月10日の火曜日。
貴方はいつも通り登校し、普通授業に戻った、いつも通りの日々を送る。
昼休みと帰宅前、2回まで探索行動が出来ます。
夜門 由貴
うん…… あんまり元気がないけど頑張って学校には行くよ
探索行動
KP
◆「世界滅亡の予言」について調べようとする場合は昼休みと帰宅前、2回まで探索行動が出来る。
・聞き込み
・【図書館】または【コンピュータ】
夜門 由貴
うーん、聞き込みはお昼休みのほうがしやすいかな?
あるとちゃん以外の友達にも お話を聞いてみようかなと思います。
「ねえ、昨日のニュース……見た?
世界が滅亡するってやつ」
生徒
「ああ、見たともさ。
一か月前のオカルト系の番組でやってたものだろ?」
夜門 由貴 !?!????!???!?
生徒 本当は由貴さんが先輩なんだが……他に制服着てる人がいなかったもので
夜門 由貴 「そうみたい。……一ヶ月前の番組も、見たんだね。どんな話だったの?」
夜門 由貴
ふふ、私も制服着てないけど……
よろしくね!
夜門 由貴
「なんだか滅亡するってだけ言われても…
現実味がないよね」
生徒
「内容は一貫して、今週の日曜、11月15日に世界が滅亡する……というものだな」
「視聴率は結構良かったみたいだが、後から調べようとしても色んな情報が出てきてね。
中々これ、という情報は少ないんだ」
「検索しても、詳しく書かれていないんだよ」
夜門 由貴
「そうなんだ……。想像の余地があるから、憶測が飛び交ってるのかな…」
「発言主を探し出して、直接聞き出すほうが案外早かったりするかもね」
生徒
「そうかもしれないね。
それにしても、そんな曖昧なものを真に受けて報道するなんて……マスコミも結構ミーハーだよな」
夜門 由貴
「しちょーりつが大事だからかな?
よく世界滅亡系のお話はでるよね」
生徒 「そうだな。数字がとりやすく、責任逃れもしやすいんだろう」
KP 聞き込みで得られる情報は以上です。
夜門 由貴 はい!
生徒
☆周りの人への聞き込みなどで得られる情報
・世界滅亡の予言が公開されたのは一か月前のオカルト系の番組
視聴率を結構稼いでいる番組なので、多くの人が見ていたらしいが、
詳しく書いているところは殆どない
・今週の日曜に世界が滅亡するらしい
夜門 由貴 「お話してくれてありがとう!」
夜門 由貴
色んな人が見ていた……?
実際に話したとかじゃなくて、意識に語りかけたみたいな。
夜門 由貴 集団ヒステリー?的な話なのかな
生徒
「どういたしまして。
君は今週末試験だったかな。頑張ってね」
夜門 由貴 「うん、ありがとう。頑張ってくるね」
KP
そして貴方は帰宅前、学校の図書室に寄ることだろう。
【図書館】か【コンピュータ】をどうぞ。
夜門 由貴
CCB<=82 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=82) > 79 > 成功
夜門 由貴
あぶなーーーーい!
なんだか今日は出目が高いよ…
星守 閃理 成功したから大丈夫だよ!
KP
☆【図書館】や【コンピューター】で調べて得られる情報
・最近妙に異常気象や海外での急な火山の噴火などのニュースが多いことに気が付く
夜門 由貴
異常気象、噴火…… うーん
確かに多いような気はする…?
KP そういえば、制服も冬のものに更衣して久しいが、今日もじんわりと汗ばむような陽気だったと思うだろう。
夜門 由貴
そう言えば今日もちょっと暑かったなあ……
それも滅亡間近の徴だったりして… なんてね
KP
嫌な予感を振り切るように、貴方は図書室を後にしてそそくさと下校する事になるだろう。
今日は剣道の稽古の日だ。
試験も近いということで少し時間は短縮しつつも汗を流し、いつものように星守家で夕食を囲む。
夜門 由貴 わぁい!
夜門 由貴 「こんばんは! 今日もお世話になります」
星守母
「お疲れ様、由貴ちゃん、閃理。今日もよく頑張りました」
「今日はなんだか暑かったから、少し涼しく棒棒鶏よ」
星守父 「ごほごほ……ああ、それはいいな」
夜門 由貴 「棒々鶏…! ……? あれ、閃理くんのお父さん、喉、どうかしたんですか?」
星守 閃理 「お稽古の時から思ってたけど、嫌な感じの咳だな。風邪でも引いた?」
星守母
「あらあら大変……。由貴ちゃんにうつったらいけないわ。
お父さん、お部屋で休んでてくださいな。お食事運ぶから」
星守父 「げほ……ここの所気候がおかしくて油断していた……ああ、そうさせてもらおう」
星守 閃理 「お大事に父さん、ゆっくり休みなよ」
夜門 由貴 「お大事になさってください。暖かくして、ゆっくり休んで…」
星守父 「ああ、ありがとう……それでは一足先に、おやすみ」
夜門 由貴 なにかの感染症とかじゃなければいいけど
夜門 由貴 「おやすみなさい」
星守 閃理 そうだね……
星守母 「……さ。少し寂しいけれど、由貴ちゃんがいるから賑やかで良いわ。どうぞ、召し上がれ」
夜門 由貴
「早めに治るといいですね…
……はい! いただきます!」
夜門 由貴 ところで棒々鶏は別世界線での夢で見た…?
KP
細切りにされたきゅうりと、くし形に切られたトマトの飾られた棒棒鶏だ。
むね肉をしっとりと茹でて細く切ったものの上に、芝麻醤のごまの香りがふわりと漂っている。
星守 閃理 あれ、アジの南蛮漬けじゃなくて……?
夜門 由貴 「うん! さっぱりしていておいしいです!」
夜門 由貴
はっ… そうだね…?
あれ…?
そうだね… 私が夢を見ていた…?(暑いからさっぱりで勘違いした模様
193 INT/zero
星守母
「ふふ、良かった。
由貴ちゃんトマト好きでしょう、多めに買っておいたのよ」
星守 閃理 はは、11月だけど夏っぽいメニューが続いてるから……
夜門 由貴 「……! はい、好きです……。ありがとうございます!」ぱくぱくたべる
星守 閃理
「本当、暑かったからちょうどいいね」
「父さんもこれで早く治ると良いけど」
星守母
「そうねえ。
ただ、お父さんが風邪引くなんて珍しいから、長引くかもしれないわね……」
星守 閃理 「夜中、もししんどそうだったら起こして良いから。すぐ病院連れてこう」
夜門 由貴 「病院……そうだね、お薬とかもちゃんとしたの貰ったほうがいいよね」
星守母
「ええ、拗れるようならそうするわ。
由貴ちゃんも、心配してくれてありがとう」
KP そのような会話をしていると、何となく流していたテレビから、次のようなニュースが耳に飛び込んでくる。
夜門 由貴
「……! いえ、私も閃理くんのお父さんが居ないと寂しいので」
わあ、聞こう
ニュース
『世界滅亡まで、あと6日になりました』
『日本ではもう11月も半ばにかかわわらず、気温が30℃を超える日もあります』
『これは世界滅亡の前触れなのでしょうか』
KP
そんなニュースに、改めて背筋が粟立つような感覚を覚えた。
SANc 1/1d2
夜門 由貴
CCB<=76 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=76) > 32 > 成功
system [ 夜門 由貴 ] SAN : 76 → 75
星守 閃理
CCB<=85 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=85) > 91 > 失敗
夜門 由貴 30℃はほんとに暑いね…
星守 閃理
1d2
Cthulhu : (1D2) > 1
system [ 星守 閃理 ] SAN : 85 → 84
夜門 由貴 あっ、減ってる
星守 閃理 怖いね……
KP 夕食を済ませた貴方は、閃理の送りで帰ることになるだろう。
夜門 由貴 「今日もありがとう、閃理くん」
星守 閃理
「どういたしまして。
少しでも長い時間、由貴ちゃんと居たいから……僕の方こそ、ありがとう」
夜門 由貴
「え? えへ……私もいっぱい閃理君といられて嬉しいよ」
「……」腕にひっつく
夜門 由貴 夏並みの気温の中これは暑い
星守 閃理 「わ……。ふふ、どうしたの、甘えたくなった?」
星守 閃理 そんな事……気にしないよ
夜門 由貴 「うん」
星守 閃理 「よしよし……毎日よく頑張ってるね」
夜門 由貴 「わーい、ふふ、ありがとう」
星守 閃理
「あ、そうだ……」
「由貴ちゃん、今週の土曜日……14日って、確か空いてたよね?」
「日曜日試験だけど、最後の息抜きって事で……」
「もしよかったら、デートでも行かない?」
夜門 由貴
「うん、空いてる……いいの!?」
「行きたい!」
星守 閃理 「良かった。それじゃあ、細かい事はもう少し近くなったら連絡するね」
夜門 由貴
「うん、うん! 楽しみにしてるね!」
「それじゃあ金曜日までに勉強、頑張らなくちゃ」
星守 閃理
「うん、あともうひと踏ん張り。でも、無理はし過ぎないようにね」
「変な夢、見るんだろ? それは大丈夫?」
夜門 由貴
「うん、土曜日に体調崩しちゃったら大変だもんね」
「うーん、変な夢…」
「実は今日も見たんだよね。誰かを…呼んでた」
星守 閃理 「えっ、今日も……。そっか……」
夜門 由貴
「それで、フルートの音が聞こえて……
でもその他は覚えてない」
星守 閃理 フルート……やっぱり、あの……
夜門 由貴 「…やっぱり試験のプレッシャーかな?」
星守 閃理
「うーん……あんまりにも続くようなら、ちゃんと相談した方が……いやでも……」
「試験が終わったら、ゆっくり休んで、目いっぱい遊べば……」
「案外、すぐに良くなるかもしれないね?」
夜門 由貴 「そうかも! 土曜日も、試験の後も、楽しみにしてるね」
星守 閃理 「うん。まずは土曜日……。楽しみにしてて」
星守 閃理 ごめんね、そこから先は、もう僕は……
夜門 由貴 「……(うず)……ど、どこに行くの?」
星守 閃理
「んー……」
「実はまだ、考えてないんだ。
とりあえず予定を押さえときたくて、気が急いちゃった」
夜門 由貴
「そうなの? ふふ、そうなんだ!
それじゃあ、それも楽しみにしておくね」
星守 閃理
「うん、ちゃんと考えておくから。任せておいて」
「それじゃあ、そろそろ……かな」 夜門家の玄関のドアにちらりと目をやりながら
夜門 由貴
「うん、送ってくれてありがとう。またね」
抱きついて一瞬ぎゅっとしながら
星守 閃理
「! ふふ……」
「今日もありがとう。
おやすみなさい、由貴ちゃん」
夜門 由貴 「おやすみなさい、閃理くん」
KP 閃理は由貴さんが家の中に入るまで見送り、去っていくだろう。
夜門 十哉 そして上から見ている俺
KP
明日も授業がある。
入浴や明日の準備を済ませれば、もう寝なければいけないと思い、就寝の時間となる。
星守 閃理 見てたのか……
夜門 由貴 そう言えば今日は謎の視線は感じなかったってことかな…? 閃理くんが居たからか、夜だったからか…
夜門 十哉 見てたよ。声がしたからね。
KP そうですね、今日は特にそういった視線を感じる事はありませんでした。
星守 閃理 そ、そう……
夜門 由貴
昨日だけだったんだ……
閃理くんに話して変な心配させなくてよかった
KP
そのような事を考えながら布団に潜り込めば、今日もすぐに寝付くことだろう。
おやすみなさい、由貴ちゃん。
夜門 由貴 おやすみなさい!
星守 閃理
~日記~
●11月10日(火)
自分が死んだら、あの化け物になるらしい。
それまで、きちんと毎日、由貴ちゃんとはなしたいと思う。
土曜日にデートの約束を取り付けた。
待ち遠しい。
KP
【3日目】
朝起きると、酷く不気味な夢を見たような、背筋がじっとりと湿った感覚を覚える。
また、悪夢を見たのだろうか。
ずきりずきりと、嫌な感じに頭が痛む。
さて、【アイデア】をどうぞ。
夜門 由貴
CCB<=70 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) > 58 > 成功
KP
では由貴さんは、夢の内容を朧気ながらも思い出すことだろう。
あれはどこだろうか、ビル街などが見渡せる場所の夕暮れの中で。
泣き叫びながら、自分は誰かに手を伸ばしていたような気がする。
頬には、涙の伝った跡が残っていた。
酷く不気味な予感を感じた由貴さんはSANc 1d2/1d2+1
夜門 由貴
CCB<=75 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=75) > 54 > 成功
1d2
Cthulhu : (1D2) > 1
system [ 夜門 由貴 ] SAN : 75 → 74
星守 閃理 よかった、最小値…
夜門 由貴 「……?」不思議に思いながら涙をぬぐう
KP 11月にしてはやはり暑いと感じる気候だが、背筋には寒気が走っている。
夜門 由貴 はっきりしてきたのになあ
KP
それでも、貴方は元気を振り絞り、朝はいつも通り登校することだろう。
今日は11月11日の水曜日。
週の中日だ。
夜門 由貴
ポッキーの日だ
よし…今日も頑張ろう!
KP
登校前にみたテレビの番組では、世界滅亡までのカウントダウンをやっていた。
その滅亡に関してのニュースを見ていると、登校時間が近づく。
登校間際に、【聞き耳】をどうぞ。
夜門 由貴
CCB<=65 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=65) > 32 > 成功
夜門 由貴 やった!
星守 閃理 えらい!
KP では家を出る直前、貴方はテレビから次のような言葉を聞くだろう。
テレビ 「今日の朝の一口哲学講座です。【世界五分前仮説】についての――」
KP 興味を惹かれたか否かはともかく、貴方はそのまま登校する。
夜門 由貴
世界五分前仮説…
はい!
KP 前日と同じように、探索をする場合は2回まで行動出来る。
KP
☆【図書館】【コンピューター】で調べられる事
・世界五分前仮説について
・世界の滅亡について
夜門 由貴 うーん、世界五分前仮説、調べてみようかな……
KP では、【図書館】または【コンピューター】をどうぞ。
夜門 由貴
CCB<=82 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=82) > 77 > 成功
KP では、図書室で「世界五分前仮説」について調べた由貴さんは、次のような情報を得るだろう。
KP
●世界五分前仮説について
世界五分前仮説とは、バートランド・ラッセルによって提唱されたものである。
『哲学における懐疑主義的な思考実験のひとつ。
世界が五分前にそっくりそのままの形で、存在しなかったはずの人々が、
「過去を覚えている」という状態を植え付けられた状態で突然出現したのではないか
という仮説。
この仮説において「5分前の記憶がある」ということは反論にはならない。』
夜門 由貴 うーん……不思議な話だなあ。
KP
下校前、再度図書室を訪れる事ができます。
世界滅亡について調べるならば、【図書館】をどうぞ。
夜門 由貴
CCB<=82 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=82) > 25 > 成功
夜門 由貴 昨日とは違う情報が得られる…? のかな?
KP
☆世界滅亡の予言について
・日本ではめったに起こらない大きな暴動事件が二週間前に起こった。
・また、地震なども増えている。
世界滅亡の予言が発表されてから少し大きな地震が起こった回数は
例年に比べて異常なほどに多い。
KP ここで【アイデア】をどうぞ。
夜門 由貴
CCB<=70 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) > 87 > 失敗
夜門 由貴 にゃーん
星守 閃理 わー……どんまいだよ、由貴ちゃん
夜門 由貴 ぐすん…
KP
では、特に思いつく事はありませんでした。
そうだったんだ、知らなかったな、と純粋に思う事でしょう。
星守 閃理 泣かないで……よく頑張ってるよ
夜門 由貴 うう、ありがとう…
夜門 由貴 そんな事あったんだ…… それこそニュースでもやってそうな感じするけど
夜門 由貴 それこそ「そんな事あったっけ?」と思いそうな気がする
夜門 由貴 なんの暴動だったかはわからない感じですか?
KP
そうですね……
各地で勃発しているようですが、近場で言えば【エメラルドホール】でも何か騒ぎがあったようですね。(ちょうど二週間前なので)
という事で特に意味はありません。
夜門 由貴
エメラルドホール… ほえ…
了解です!
夜門 由貴 ミルラさんの気配…?
KP 世界滅亡について調べつつ、自習をしているとあっという間に下校時刻になった。
夜門 由貴
「わっ、もうこんな時間かあ…
遅くなるとあれだし、早くかえろう」
浦石 ミルラ
え~なになに? 世界めつぼーしちゃうの?
ミルラがすくってあげる!
夜門 由貴 わ~! かっこいい!
193 ぜひ助けて
KP
では、帰路につき、家に入る直前。
【アイデア】どうぞ。
浦石 ミルラ せ、せつじつだあ
夜門 由貴
CCB<=70 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) > 31 > 成功
KP
では由貴さんは、誰かのじっとりとした視線が背中に張り付いているような、嫌な感覚を覚える。
月曜日に感じた視線と同じようなものだ。
背筋に嫌な寒気が走る。
SANc 0/1
夜門 由貴
また……
CCB<=74 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=74) > 84 > 失敗
system [ 夜門 由貴 ] SAN : 74 → 73
星守 閃理 ああ……由貴ちゃん……!
KP 振り返っても、やはりそこに誰かがいることはない。
夜門 由貴 流石にちょっと…こわかったかな
夜門 由貴 不安に思いながら早足で駆けてって帰ります…
星守 閃理 く、僕が居ない時に限って……
KP
それ以上振りかえる事なく真っ直ぐに帰った貴方は、玄関のドアを後ろ手で早急に閉めた。
ドクン、ドクン、と心臓が早鐘のように鳴って、中々落ち着かない。
夜門 由貴
「………」
明日から、もうちょっと早く帰ろうかな…
KP
額から滲む汗を拭い、貴方は少し重い足取りで玄関へ上がった。
いつも通りに夕食と入浴を済ませた後、月曜日よりは少し早い時間に、閃理から電話がかかってくる。
夜門 由貴
パッと出ます!
「もしもし、閃理くん」
星守 閃理
CCB<=90 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=90) > 22 > 成功
星守 閃理 『もしもし、由貴ちゃん? あれ、何だか元気、ない……?』
夜門 由貴 「……うん、大丈夫。今日はどうしたの?」
星守 閃理
『そっか……。疲れてるところこんな話で悪いんだけど』
『父さん、やっぱりあの後熱でダウンしちゃってさ……』
『この調子だと、今週のお稽古はお休みになるかもね』
夜門 由貴
「えっ! そうなの!?」
「そっか……残念だけど…
早く良くなってほしいもんね。わかった」
星守 閃理 『うん。看病もあるし、何より大事な時でうつったらいけないから、暫くお夕飯も……寂しいけど、ごめんね』
夜門 由貴
「ううん、大丈夫! それに、心配してくれてありがとう。
看病してあげてね」
星守 閃理
『ありがとう……とは言っても僕は病院の送り迎えくらいで、大変なのは母さんの方なんだけどさ』
『由貴ちゃんにご飯振る舞えなくて寂しいって。
父さんが元気になったら、お稽古なくてもご飯食べにきてもらえると、助かるかも……』
夜門 由貴
「……! ほんと?
ぜひ食べにいきたいですって、伝えてほしいな」
星守 閃理
『ありがとう。伝えておくよ。
これはきっと、試験終わったら夜門さん家でパーティー……の流れだな』
夜門 由貴
「パーティ…!? ふふ、大げさだな」
「うん、でもそうだったら楽しいな」
星守 閃理
『それくらいやらないと、母さんの気が済まなさそうだから、付き合ってやってほしい』
『それにしても、世界滅亡の話といい、なんだか気が滅入る話題が多いよね……』
夜門 由貴
「うん……そればっかりは、試験が終わってもどうにもならないかも…」
「あ、でも試験の日に終わるって予想だったんだっけ。それが過ぎたらちょっとは世の中明るくなるかな?」
星守 閃理
『そうだね。きっと、何事も無かったようにみんな日常に戻っていくよ。
数年後に、そういえばそんな事もあったね、って笑い飛ばすくらい、風化していくんだろうな』
『……あのさ、でも、もし世界が本当に終わるとしたらどうする?』
夜門 由貴
「……え?」
「世界が……終わる…」
星守 閃理 『え、あ、その……真に受けちゃった? もし、もしもだって。100万円手に入ったらどうする? みたいなノリのつもりだったんだけど……』
夜門 由貴
「……そう?」
「……私は、閃理くんと一緒にいたいなあ」
「兄さんともお母さんとお父さんとも、あるとちゃんとも会いたいけど。最後は閃理君と一緒がいい」
「……終わっちゃうんだって、わかってたらそうする」
星守 閃理
『そっか……。それなら、僕は、』
『一番高い場所から、世界が終わるのを見てみたい、かな……できれば、由貴ちゃんと一緒に……』
夜門 由貴
「……? ふふ、なんだか不思議な願いだね。」
「でも閃理くんも私と一緒に居てくれるんだね、よかった」
星守 閃理
『なんとなく、さいごまで、そうやって見ていたいのかもしれないなって。
何もかも終わって、思考が働かなくなるその瞬間まで』
『……なんて、やっぱりどうしてもおカタい話になっちゃったね、ごめん』
夜門 由貴 「ううん、大丈夫。その時は…一緒にいたいね」
星守 閃理 『うん……』
KP
閃理の安堵に包まれたような声は微睡みをはらんでいる。
ここで、【聞き耳】をどうぞ。
夜門 由貴
CCB<=65 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=65) > 9 > スペシャル
夜門 由貴 はわ……ほっ…
星守 閃理 うーん、いい出目!
KP では、今にも寝入りそうな彼の、ふわふわとした声が電話越しに貴方の耳を掠める。
星守 閃理 『全ての悲劇は……死によって終わり、なんて…………』
夜門 由貴 「……? 閃理くん、それってどういう意味…?」
KP 聞こえてきた不可解な言葉について尋ねても、返事はこない。
星守 閃理 『すー……すー……』
夜門 由貴 「……寝ちゃった?」
KP 代わりに、閃理の穏やかな寝息がかすかに聞こえてくることだろう。
夜門 由貴
「ふふ、おやすみなさい」
静かに(?)通話をきります
お布団ちゃんと被って眠ったかな?
風邪…引かないようにね
KP
通話を切った後、そのまま貴方も瞼が重くなり、眠りについてしまう。
おやすみなさい、由貴ちゃん。
夜門 由貴 おやすみなさい!
星守 閃理 すよ……
夜門 由貴 はっ、真ん中にフォーカスしてたから気が付かなかったけどタロットカードが出てる!
星守 閃理 (日記を書いてないのは、そういうことか)
星守 閃理 情報まとめだよ
夜門 由貴 素敵! 今日はworldだったんだね!
星守 閃理 今日は『世界』についてよく調べた日だったからね。
KP
【4日目】
貴方は、目を覚ます。
また嫌な夢を見て、目を覚ましたのだ。
ばくばくと心臓が痛い程に鳴っている。
その鼓動を、何処かで聞いたことがある。
――悪い、夢だ。
あんなのは、悪い夢なのだ、と言い聞かせることだろう。
【アイデア】をどうぞ。
夜門 由貴
CCB<=70 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) > 15 > 成功
KP
では由貴さんは、観覧車のようなところの中にいたような気がする。
夕焼けの空、外は赤々と明るくて、ビルの窓が夕日を反射していて。
泣きながら、自分は――
閃理を、抱きしめていた。
どこかで、フルートの音が聞こえた気がする。
何とも言えず、不気味な、夢だった。
SANc 1d2/1d3+1
夜門 由貴
CCB<=73 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=73) > 82 > 失敗
1d3+1
Cthulhu : (1D3+1) > 3[3]+1 > 4
system [ 夜門 由貴 ] SAN : 73 → 69
星守 閃理 わ……!
夜門 由貴 ………
星守 閃理 SANcがふるわない……
夜門 由貴 よく見たらもう10減ってるんだね!
星守 閃理 そんなに……うう、由貴ちゃん……!
夜門 由貴 「……観覧車……なんの夢なんだろう」
KP
そんな不気味な夢を見ながらも、貴方は今日も登校することになるだろう。
今日は11月12日の木曜日。
世界の滅亡まで、あと少しになってしまった。
そんなことをぼんやりと思いながら、由貴さんは学校にたどり着く。
夜門 由貴 「……おはよー」
藻部 あると
「おはよう由貴! ……えっ、ど、どーしたの!? 顔色すっごい悪いよ!」
「大丈夫……?」
夜門 由貴
「あるとちゃん。
ううん……なんだか最近変な夢ばっかり見るんだよね」
「多分、試験のせいだと思うから。早く終わるといいな」
藻部 あると
「それって月曜にも言ってたやつ……?
う、うん……。あんまり根詰めすぎないようにね……?」
「由貴なら、もちろん私も、きっと大丈夫だから……」
夜門 由貴 「だよね! …今日も頑張ろ!」
藻部 あると 「うん! ……あ、先生きちゃった、また後でね!」
夜門 由貴 「うん、またあとで!」
担任の先生
「はーい席着けー。
今日は今から大事な話をするからよく聞けよー」
夜門 由貴 大事な話…?
担任の先生 「結論から言うと……明日から月曜日まで休校する事になった」
夜門 由貴 「えっ?」
担任の先生
「現在巷を騒がせている世界滅亡の予言のせいで
ストライキや暴動事件などが起きかねないだろ?
危険だということで保護者の方々からも色々と連絡があってな」
「予言の日曜日を過ぎてしまえば落ち着くだろうという予想で、月曜には再開しようかという話にはなっていたんだが……」
「内部推薦組は日曜日、あるだろ。
大学側からも打診があってな」
「内部推薦の試験は月曜日に延期になるようだ。
それに合わせて、月曜日まで休みになる」
夜門 由貴 そ、そうなんだ…延びて… 良かったような良くないような
担任の先生
「自習したい気持ちは分かるが、なるべく今日の放課後も早く帰るようにな。
勿論、休校中も不要不急の外出は控えること」
KP このような休校宣言があった為、もしも調べ物をする場合は、探索は1回のみできます。
夜門 由貴 そっか…
KP
☆【図書館】で調べられる事
・昨夜閃理が言っていた『全ての悲劇は死によって終わり』という言葉について
夜門 由貴 うん! 調べてみます!
KP では【図書館】をどうぞ。
夜門 由貴
CCB<=82 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=82) > 90 > 失敗
夜門 由貴 うう……
星守 閃理 出目が高いね……
KP では、その言葉だけでは上手く本を見つける事が出来なかったようだ。
夜門 由貴 はい…
担任の先生
「夜門ー、まだ残っていたのか?
気を付けて、早く帰るんだぞ」
夜門 由貴
「あっ、はい!
もう出ます!」
KP ちゃんと救済はあるから安心してね……!
夜門 由貴 んんん、がんばります…!
担任の先生
「ああ。一日延びたが月曜日、頑張ってこいよ。
星守がずっと気に掛けてたみたいだし、夜門なら大丈夫だろうが……」
夜門 由貴
「えっ! 閃理くんが?」
「そうですか……ありがとうございます、全力を出して頑張ってきます!」
担任の先生
「あいつが高3の時も俺が担任してたからか、『夜門由貴さんも通るようにしてくださいね』って事あるごとに言ってくるんだよあいつ。
いやそら夜門次第だろってな」
夜門 由貴
「えっ? ええ? ……そんなこと言ってたんだ」
「(き、期待されてる…ってことだよね)
うん、今のでもっとやる気出ました!」
担任の先生
「はは。あいつ自分の受験の時より何か頑張ってて面白いわ。
お、おお、やる気が出たなら良かった。やり切ってこい!」
夜門 由貴 「はい!」
KP
貴方は担任の先生と別れ、下校する。
誰もいない道に差し掛かる。
まだ夕方なのにもかかわらず、いつもは人通りが多い道に誰もいなかった。
世界滅亡の予言、のせいだろうかと貴方は思いながら歩いていく。
夜門 由貴 この画像怖くなってきたな…(由貴が
KP だ、大丈夫……?? ごめんね?
夜門 由貴 ……走りたい!
夜門 由貴 だいじょーぶ!
KP では、貴方が走り出そうと構えた、その時。
?? 「……すみません、少しよろしいですか?」
夜門 由貴 ??????????????????
KP そう、声をかけられた。
夜門 由貴 あっ、えっ????????
KP
それと同時に感じるのはじっとりとした視線。
ここ何日かで感じていた視線と同じような種類の視線。
は、っと声のした方に振り返れば、そこに立っていたのは黒髪に赤目の人物だった。
夜門 由貴 「……?」
夜門 由貴 たしかにかっこいい!!!!!!(手のひらくるっ
星守 閃理 ええ…………
??
「悩みがありそうなので声をかけたのですが。
よかったら占っていきませんか?」
夜門 由貴 「どちら様ですか…え? う、占い…?」
KP
そう言って、タロットカードを出す。
男は、タロットカードをシャッフルしながら話し始めた。
??
「怖いですよね、世界の滅亡なんて」
「まあ、予言したと言え、と言ったのは私なんですけど」
夜門 由貴 「……? えっ…」
KP 占い師の男は、にんまりと笑いながら一枚のカードを差し出した。
夜門 由貴 いやだが…… 思わず見ちゃうんだろうな
??
「愚者の逆位置、ですねえ。
孤独、閉鎖的、孤立……と言ったところでしょうか」
「お気をつけて。文字通り、悪い意味ですよ」
夜門 由貴
「……どうも。
もしかして、このところこのあたりに立ってました?」
??
「さあ。私もそこまでヒマではありませんからね」
「……ああ、そうそう。この愚者のカードには『秘密』という意味もあるんですよ?」
「貴方の身近な人も、何か秘密を抱えてるかもしれませんね」
KP
そう言って、男は貴方と距離を詰めた。
そのままにっこりと笑って貴方の頬を撫でる。
貴方は、動くことが出来ない。
夜門 由貴
「……… それで、貴方は誰…… …っ!?」
「さ、触らないで」
??
「ああ、これは失礼?」
「身近な人の事がもし気になるのであれば……
『神の鼓手(こしゅ)』について調べてみたらいかがですか?」
夜門 由貴
?? 「私が何者か知るより、よっぽど有益ですよ」
KP
そう言って、男は去って行った。
そこでやっと貴方は、呼吸をすることが出来る。
息まで無意識に止めていたようだ。
夜門 由貴
「………はぁ…」 @シュン
「……一体誰だったんだろう、あの人」
KP
いつの間にか帰路は酷く暗く、夜の帳が落ちていた。
男の去って行った方を見ても、男は煙のように消えてしまっていた。
理解不能な現象、そして不吉な予言を受けたことで、貴方の背筋を冷たいものが伝う。
SANc 1d2+1/1d4
夜門 由貴
CCB<=69 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=69) > 43 > 成功
1d2+1
Cthulhu : (1D2+1) > 2[2]+1 > 3
system [ 夜門 由貴 ] SAN : 69 → 66
夜門 由貴 ちなみに閃理くんにそっくりだったように見えるけど、閃理くんにそっくりな人ですか…?
星守 閃理 成功! だけどやっぱり最大値……
夜門 由貴 うん……
KP
そっくりではないですね。
APPが18かそれ以上くらいありそうです。
夜門 由貴
由貴の主観で見た閃理くん…?
了解です
KP
その後は走ったお陰か何事もなく、普通に帰宅することが出来る。
帰宅後、「神の鼓手」についてインターネットなどで調べても全くヒットしない。
大学にある図書館に行けば調べることはできるだろうか、と思うことだろう。
夜門 由貴
口実ができてしまった…
あの人のことはよく分からないけど、…… 気になるものは気になる。明日、調べに行ってみよう
KP その後、閃理から電話がかかってくることはなく、その日は眠りにつくこととなる。
夜門 由貴
えっ… そっか… え、不穏…
……おやすみなさい?
KP
はい。
おやすみなさい、由貴ちゃん。
星守 閃理
~日記~
●11月12日(木)
死ぬのが怖い
KP
と言ったところで一日目(4日目)セーブとさせていただきます!
お時間少し超過してしまい申し訳ない……
夜門 由貴
はい、りょうかいです!
本日もありがとうございました!
いえいえとんでもない、大丈夫ですよ!
193 途中のAPP18せんりくんで何かが吹っ飛んだ…
星守 閃理
ええー…………持ってかれた……
APPには勝てなかった……
夜門 由貴
ちがうもん!
私が見てる閃理くんはいつでもAPP∞だよ!
大好きだよ!
それになんか…変な人だったし…
星守 閃理 由貴ちゃんに気安く触れて……くう……やっぱり僕が居ない時を狙ってるな……
夜門 由貴
閃理くんだったら良かったのに… うじうじ
なんだか最近変な夢も見るし変なニュースやってるし変な人にも会うし…
星守 閃理 ここで全部厄を出し切って、試験本番にはきっと運が向いてくるよ
夜門 由貴
……だといいな!
というか閃理くん以外の立ち絵だったとしたらAPPが18でもこんなにテンション上がらないからね
?? 変えた甲斐があったというものですねえ
夜門 由貴
まさかそれを見越して…?
むっ…
べーっ 閃理くんの方に近寄りながら
星守 閃理 そういう反応も全部悦びそうだから無視しよう無視。こっちおいで。(ぎゅ……
夜門 由貴 うん。わーい…(ぎゅっぎゅっすりすり)
星守 閃理 (抱き寄せながら殺意にも似た鋭い目で男をじっと見ている)
星守 閃理 それじゃあ、明日……いや今日で世界が滅亡しちゃうかもしれないけど、もう少しだけ頑張ろうね、由貴ちゃん。
夜門 由貴
うん! なんか……言ってることが不穏だけど!!
がんばります!
193
それでは本日はほんとにありがとうございました!
明日もまた、よろしくおねがいします!
けみかる
では、そろそろ眠りますね。
次回、スーメア最終回、明日もよろしくお願いいたします!
おやすみなさいませ~
193
最終回! ひょえ…
おやすみなさいませ!
KP
けみかる こんばんは~お疲れ様です!
193 ほわ…お疲れさまです! こんばんは!
けみかる
それでは本日もよろしくお願いいたします!
ご準備よろしければ、さっそく始めてまいります!
193
はい!
準備OKです!
よろしくお願いいたします!
KP
【スーサイデッドメアリンク】二日目
開始いたします。
よろしくお願いいたします。
夜門 由貴 よろしくお願いいたします!
星守 閃理 よろしくお願いします
KP
【5日目】
朝起きると、由貴さんの頬を何かが伝っていた。
また夢を見たのだろうか。
酷く嫌な夢を、見たのだ。
否、嫌な夢ではない。
酷く、悲しい、夢を見た。
そんな気がしたのだ。
【アイデア】をどうぞ。
夜門 由貴
CCB<=70 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) > 6 > スペシャル
夜門 由貴 うん!
星守 閃理 幸先良いね!
夜門 由貴 ありがとう! 今日も頑張る!
KP
夕暮れの観覧車で、貴方は閃理を強く抱きしめた。
嫌だ、といったのは自分だったのかもしれない。
変えられない運命が目の前に迫っていると知って、それでもちいさく、相手の名前を呼んだのだ。
そんなさいごのゆめを見たことを、思い出した。
あれは自分たちの未来の姿なのかもしれない。
そう思った由貴さんはSANc 1d2+1/1d3+2
夜門 由貴
CCB<=66 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=66) > 64 > 成功
1d2+1
Cthulhu : (1D2+1) > 2[2]+1 > 3
system [ 夜門 由貴 ] SAN : 66 → 63
夜門 由貴 「……なにこれ? どうして…」
KP
今日は学校も休みである。
大学の図書館などはきちんとやっているようで、行くことはできるだろう。
夜門 由貴 SANがすごい速度で減っていくのちょっと面白くなってきたね(原因は面白くない
KP
成功しても最大値引いちゃうね……
不定は日ごとにリセットされてるはずではあるけれど……
KP
今日は11月13日の金曜日。
明後日で、世界は終わるかもしれない。
夜門 由貴
「……かみのこしゅ、だっけ。
あの人の言いなりになるのは癪だけど…」
「調べに行かないと」
大学図書館にでかけます。……一応勉強道具も持って
KP
では由貴さんは、志望校である大学へ向かう。
大学も休講になっているようで、人の姿はほとんど見えない。
【幸運】をどうぞ。
夜門 由貴
CCB<=70 【幸運】
Cthulhu : (1D100<=70) > 83 > 失敗
夜門 由貴 ………
KP あら……
夜門 由貴 へへ…
KP
SCCB<=90 【天香ちゃんの幸運】
Cthulhu : (1D100<=90) > 75 > 成功
何処か心ここにあらずといった気持ちでぼんやり歩いていた由貴さんは、自分よりも前を歩く小柄な誰かを追い抜かそうとしてぶつかってしまう。
夜門 由貴
えっ… どなた……?
「あっ、ごめんなさい…」
星守 天香 「きゃ……!」
夜門 由貴
!???
「て、天香ちゃん…?」
KP 閃理のはとこ、大学一年生の星守天香が、手に持っていた本を取り落としてしまうだろう。
夜門 由貴
「あっ、えっと、ボーッとしててて…
本が落ちちゃいましたね……」 拾い上げて渡そうとします…
星守 天香 「まあ、ごめんあそばせ……あら、由貴さん」
夜門 由貴 「こんにちは、天香ちゃん」
KP 由貴さんが拾った本の表紙には「バイロンの名言集」と書かれている。
夜門 由貴 ばいろん…
星守 天香 「ごきげんよう。図書館でお勉強かしら、えらいわね」
夜門 由貴 「はい、ちょっと…調べたいことがあって。大学の図書館でしかわからなさそうなんです」
星守 天香
「あら、そうなの……?
ここの蔵書なら確かに、分からない事も分かりそうね」
「本、拾ってくださってありがとう」
夜門 由貴
「前にもちょっとお世話になって……
いいえ、元はと言えば私がぶつかっちゃったので…。
お好きなんですか? バイロン…?」
星守 天香
「ええ、最近読み始めたの」
「イギリスの詩人……ジョージ・ゴーント・バイロン。
数々の名言を残しているわよね」
夜門 由貴
「詩人さんの名言集かあ…
なにかいい名言、見つけましたか…?」
星守 天香 「そうね、有名なところで言えば、『事実は小説より奇なり』だとか……」
KP 天香はもっている本をぱらぱらと捲り始める。
星守 天香
「それから……『すべての悲劇というものは死によって終わり
すべての人生劇は結婚をもって終わる。』かしら」
「でも、一番好きなのは、『きみのためにたとえ世界を失うことがあろうとも
世界のためにきみを失いたくはない。』ね」
夜門 由貴
「………」
「……その、2つ目のやつ…」
「閃理くんも言ってたんです。数日前に…」
星守 天香 「まあ。閃理さんが?」
夜門 由貴
「好きだったのかな? 今度読んでみます」
「……せかいのためにきみをうしないたくはない……」
星守 天香
「なんだか意外だわ、閃理さん。そんな悲観的な方だったかしら……」
「ふふ、素敵よね、その言葉」
「そんな風に想って、想われる人が……いるんだものね」
夜門 由貴
「はい、……どういう状況なのかてんで予想も付きませんけど。もし世界か好きな人か選べって言われたら」
「……好きな人を選べるような自分でいたい、ですね」
「あ、あはは! 暗くなっちゃいました!
最近変なニュースとか多いから」
星守 天香
「そう……。でも、それでひとり遺されてしまうのは、つらいと思うのだわ」
「……なんて。ふふ、そうね、世界滅亡だなんて……」
「由貴さんはもうすぐ試験ですものね。終わったら、金糸雀荘にも遊びにいらしてね」
夜門 由貴
「いいんですか? やった!
試験は頑張って……その後、閃理君と一緒に遊びに行きます」
星守 天香
「ええ、美味しい紅茶とお菓子を用意して待っているわ。お二人に似合う香水も……」
「それでは、お邪魔しましたわ。私もこの辺りで。ごきげんよう」
夜門 由貴
「香水……」
「はい、ま、また!」
夜門 由貴
調香って、未知の分野だからちょっとだけ気になるんだよね
……流石に私にはできないと思うけど…どういうふうにやるんだろう?
星守 天香 今度ご一緒に、かんたんな調香してみましょうか。香りを選ぶだけでもきっと楽しいのだわ。
KP
天香と別れ、図書館へ向かえば、そこにもやはり人はおらず、閑散としていることがわかる。
図書館の司書だけが、ぼんやりと本の整理をしていることだろう。
夜門 由貴 いいんですか! やったあ、俄然楽しみになってきちゃいました!
夜門 由貴 どうしよう、まずは自分で調べてみる……?
KP では、【図書館】をどうぞ。
夜門 由貴
でもタイトルにでもなってない限り、検索機では難しいような…
はい!
CCB<=82 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=82) > 85 > 失敗
あう…
く、くりちけ……
KP
SCCB<=51 【ミルラの図書館】
Cthulhu : (1D100<=51) > 52 > 失敗
SCCB<=60 【ミルラの幸運】
Cthulhu : (1D100<=60) > 98 > 致命的失敗
夜門 由貴 何かが起きている…
KP わ……。ふふ。
夜門 由貴 笑みをこぼしている…
KP
では、由貴さんが中々「神の鼓手」について調べられずにいると……
遠くの方でばさばさ……と本が雪崩を起こす音と、折り重なるような二つの叫び声が聞こえてくる。
浦石 ミルラ 「きゃーっ!?」
夜門 由貴 「……!?」
黄金崎 織馬 「わーっ!?」
夜門 由貴
!?
えっ!?!?
夜門 由貴 「だ、大丈夫ですか…!?」
夜門 由貴
ミルラさんとオリバくん!!!
えっ…!?
KP
思わず音の方が気になって見に行ってみると、小さな書棚の中身がごっそりと落ちて床に散らばっている光景が広がっている。
その只中では、閃理のいとこである浦石ミルラが尻もちをついて半べそをかいているだろう。
夜門 由貴
「わ、わー、わー……ミルラさん?」
「大丈夫ですか? お怪我は… ってありますよね…」手を貸す
浦石 ミルラ 「あいたた……あれっ、ゆきちゃん!」
浦石 ミルラ えへへ、ファンブルだしちゃった☆
夜門 由貴 「はい! 由貴です、お久しぶりですね」
夜門 由貴
!?
じごくでの後遺症が…?
浦石 ミルラ 「うんうんっ! 久しぶり!」
夜門 由貴
「一体どうしたんですか? こんなところで…
なにかの事件とか…あれ? でも私服…」
浦石 ミルラ
「んーとね、今日は非番なの。明日明後日、きっと忙しくなるから~
ほら、世界めつぼーとかいって、暴動起きちゃうかもでしょ?」
「だから、お友だちのオリバの所に遊びに来たんだよっ」
「えへへ……お手伝いするつもりが、逆におしごと増やしちゃったけど」
夜門 由貴 「オリバさん……」もうひとりの方を向く
黄金崎 織馬 「こんにちはー。大学図書館で司書をしています、黄金崎織馬です」
浦石 ミルラ 「この子はー、ミルラのいとこのせんちゃんのー大事な人! ゆきちゃんってゆーの」
夜門 由貴
「こんにちは、夜門由貴といいます。ミルラさんの…」
「……」
浦石 ミルラ 「とーってもらぶらぶなんだよっ☆」
夜門 由貴 「……はい、あの……うん…そ、そんな感じです。ミルラさんの、いとこの(ごにょごにょ)…です…」
浦石 ミルラ 「ゆきちゃんも今度ここ通う予定だから~、よろしくね、オリバ!」
黄金崎 織馬
「へえ、そうなんだ! せんちゃんって言ったら三年の星守くんだよね。
うんうん、よろしくね、夜門さん」
「ここに来たって事は、何か探し物かな?」
夜門 由貴
「あ、な、なるほどご存知なんですね!
あははは、はい、よろしくお願いします!」
「はい、その…”神の鼓手”というものについて調べていて…」
「それが何を示すのかは全然……わからないんですけど」
浦石 ミルラ
「かみのこしゅ~……うーん、むずかしい事調べてるんだねえゆきちゃん」
「ミルラ、この辺り片付けとくから、オリバ探してきたげていいよっ」
黄金崎 織馬 「わかったー! 神の鼓手だね。うーんと、確か……」
夜門 由貴 「あ、ありがとうございます…」
黄金崎 織馬 「そうそう、閉架書庫にあるんだったかな? ちょっと探して持ってきますね」
浦石 ミルラ 「いってらっしゃーい☆」
夜門 由貴
「よろしくおねがいします!
……ミルラさん、待っている間、本のお片付け手伝いますね」
浦石 ミルラ
「えっ、いいの!? じゃあじゃあ、お願いしちゃおっかな!
えへへ、ありがとーゆきちゃんっ」
KP 由貴さんがミルラと本を戻していると、オリバがボロボロの本を持って戻ってくるだろう。
夜門 由貴 ボロボロの本…
黄金崎 織馬 「ひとつだけ見つかったよ。『神の鼓手について』ですね」
KP ついでに天香の情報も貼っておきましょうね。
夜門 由貴
「はい! それだと思います……
よかった…見つけてくださってありがとうございます。読んでも大丈夫ですか?」
おねがいします!
星守 天香
【バイロンの名言】
『イギリスの詩人
ジョージ・ゴーント・バイロン。
代表的な名言は、
『事実は小説より奇なり』
『すべての悲劇というものは死によって終わり
すべての人生劇は結婚をもって終わる。』
『きみのためにたとえ世界を失うことがあろうとも
世界のためにきみを失いたくはない。』
などがある。』
黄金崎 織馬
「うんうん、どうぞ! 戻す時は、またオリバに声かけてくださいね。
残り手伝うよ、ミルラ」
浦石 ミルラ 「わーい、ありがとっ! それじゃあしらべもの頑張ってね、ゆきちゃん!」
黄金崎 織馬
●「神の鼓手について」
酷く古い本だ。閉架書庫に入っていたのもうなずけるだろう。
中盤に気になる記述を見つける。
『太古の昔、この世界を作った神は長い眠りにつかれた。
この神が目覚めるとき、世界は滅ぶ。
そして、この神を目覚めさせないために、ひとつのものが造られた。
「スカール」というものである。
これは創造の、盲目白痴の神のまわりで太鼓を打ち鳴らす演奏者であり、
神を目覚めさせないために手が痛くなっても、疲れても、子守唄を奏で続ける。
全ての世界が神により破壊しつくされない為に、スカールは太鼓を打ち鳴らす。
スカールがその寿命を終えるとき、また新たなスカールが選び出されるだろう。
スカールがその役目を拒むのであれば、世界は永遠の眠りにつく。』
KP 全て読み終えると、最後のページからメモが落ちてくる。
夜門 由貴 メモ… 読みます
浦石 ミルラ
●「『神の鼓手について』にはさまれていたメモ」
メモ用紙が挟まれている。比較的新しい。
「選択肢は、提示されたものだけとは限らない」
夜門 由貴 「………?」
KP
このメモを見たとき由貴さんは、なぜかなんとなく、これを持ち帰らねばならないという思いに駆られる。
そしてそのまま、そのメモをポケットに入れて、持ち帰ってしまうことだろう。
夜門 由貴
なんでだろう、これは……
持っておかなくちゃ…
KP 図書館で得られる情報は以上です。
夜門 由貴
ありがとうございます。
本はオリバさんに言って返して……
何もなさそうなら家に帰って…今日までに調べたことを考えながら勉強……は流石に難しいな…
KP 特に何事もなく本を返し、帰宅することができそうだ。
夜門 由貴 あっ、ほんとに何事もなく帰れた
KP 帰宅するとテレビがついており、世界の滅亡に関するニュースをやっている。
夜門 由貴 いやだな…… でも見てみます
KP
異常気象や海面上昇、各地で起こる暴動事件について、煽り立てるような報道が目立つ。
そんな中でも落ち着き払った、アナウンサーの声が聞こえてくるだろう。
ニュース
『世界の滅亡を予言したカルト教団は、「神の鼓手」という本を教典としていたようです』
『世界の滅亡まで、あと二日です』
KP
そこはかとなく嫌な気分になりながらも、帰宅してからの時間を過ごす。
調べたことを考えつつ、ふと思い立った時に勉強をして、月曜日に備えることだろう。
そろそろ寝ようか、と思ったタイミングで、閃理からメッセージが届く。
夜門 由貴 見ます!
星守 閃理
>『こんばんは。
父さんの具合、おかげさまでやっと落ち着いてきたよ。
なかなか会いに行けなくてごめんね』
>『明日は映画に行く予定です。
寝過ごさないようにね。
10時頃に、いつも通りおうちへ迎えに行くよ』
夜門 由貴
『こんばんは、閃理くん。
大丈夫? 閃理くんのお父さんもお母さんも元気だったら大丈夫! 気にしないで。
映画! 楽しみ!
寝過ごさないよ、いつも私のほうが早いでしょ?
明日の朝、待っています』
夜門 由貴 と思ったけどもしかして寝過ごすフラグなのでは…
KP
通知音と共に、デフォルメされた魚が目を瞑って「おやすみ」と言っているスタンプが返ってくる。
明日遅刻しないために、貴方は早く眠りにつくことだろう。
おやすみなさい、由貴ちゃん。
夜門 由貴 スタンプかわいい~!!!!!
夜門 由貴 おやすみなさい
星守 閃理
~日記~
●11月13日(金)
死ぬのは怖いけど、それよりずっと、由貴ちゃんが犠牲になるのが怖い。
由貴ちゃんの居ない世界なんて考えられない。
最後に少しでも、思い出が作れたらいいな。
KP
【6日目】
朝、起きる。
いつもの悪夢を、今日は見なかった。
どうして見なかったのだろう、と思いながら時計を見ると、
待ち合わせの時間の30分前……9時30分だった。
このままでは遅刻してしまう、と貴方はあわてて支度をするだろう。
夜門 由貴
「……わーーっ」
「どうして、あらーむっ」
ばたばたじゅんびします!
KP
今日は11月14日の土曜日。
明日、世界は終わるかもしれない。
しかし、今はそれどころではない。
夜門 由貴
「せっかくのデートなのに!」
とたたたたと階下に降りていって、顔洗って、昨日準備してたお洋服を着ます!
KP 由貴さんがある程度の支度を済ませて再度リビングへ出ると、閃理は先程着いたのか、十哉さんと談笑している。
夜門 由貴 「閃理くん! お、おまたせ!」
KP 閃理は貴方の姿を認めると、ぱあ、と嬉しそうに顔を輝かせた。
星守 閃理
「おはよう、由貴ちゃん。
大丈夫、僕も今来たところだよ」
夜門 由貴 「ほっ…ほんと? よかった…」
夜門 十哉 「つい三十分前に飛び起きた割には頑張って整えたね」
星守 閃理 「珍しいよね、由貴ちゃんがお寝坊さんなんて」
夜門 由貴
「……! !!」兄の背中を叩く
「う、うん、ごめんなさい。ちょっと…起きるのが遅かったみたい…」
「でももう準備できたよ!」
星守 閃理
「いいんだよ、毎日お勉強頑張ってて疲れてたんだよね。
昨日は大学にも行って勉強してたんだろ? 天香ちゃんがこれまた珍しく連絡してきたよ。ミルラ兄も」
「うん。それじゃあ、行こうか。……由貴ちゃんお借りします、いってきますね」 お母さんに声をかけていきます。
夜門 由貴
「えっ? そうなんだ……
確かに昨日、ミルラさんや天香ちゃんと会って挨拶した……」
夜門母
「おはよう、閃理くん。
今日一日由貴のことよろしくね」
星守 閃理
「はい、明後日もありますし、あまり遅くならないように気を付けます。
十哉も、また後でな」
夜門母
「ええ。大丈夫だと思うけれど、いろいろと不穏なニュースが多いから気をつけて。
いってらっしゃい」
夜門 十哉
「うん、またね。
二人とも行ってらっしゃい」
夜門 由貴 「お母さん、兄さん、いってきまーす!」
星守 閃理 「いってきます」
夜門 由貴
「行こう! 閃理くん」
手を繋ぐ…
星守 閃理
「うん、行こう」
しっかりと握り返す。
KP
貴方は閃理とそのまま一緒に、映画館へ向かう。
チケット予約を済ませているようで、無人の券売機からさっとチケットを二枚発行する。
夜門 由貴 なんの映画見るんだろう…
KP
受験で忙しい由貴さんでもタイトルはテレビで聞いた事のある、最近流行りの映画だった。
映画館自体は営業しているものの、人はほとんどいない。
暗い映画館の中で貴方たちは、ぽつりとふたりだけ席に座って映画を見ることだろう。
【アイデア】をどうぞ。
夜門 由貴
CCB<=70 【アイデア】
Cthulhu : (1D100<=70) > 16 > 成功
夜門 由貴 ふう…!
KP 映画のクライマックスシーンで、登場人物のひとりが主人公に向かって叫ぶ。
登場人物 『世界のために、きみを失いたくはない』
KP 貴方は、思わず閃理の方を見やった。
星守 閃理 「っ……」
KP 由貴さんは、閃理が何かを悔いるように強く貴方の手を握ったことに気が付くだろう。
夜門 由貴 「……閃理くん?」
星守 閃理 「あ、ごめん……何だか少し、感極まっちゃった」
KP 小声でそう囁くと、閃理はぱっと手を離してまたスクリーンに向き直るだろう。
夜門 由貴
「……うん、大丈夫」えっ、はなしちゃうのか…
ふ、二人きりだし… 閃理くんの肩に頭をあずけてみたりとか…
星守 閃理 「……!」
夜門 由貴 わざわざ手を取り直すのもあれだし…
星守 閃理
「……由貴ちゃん」
されるがまま、そっと預けられた頭に頬を寄せる。
夜門 由貴
ちょっと照れながら、そのままにしてます。
映画の内容わからなくなりそうだが
KP
映画は、なるほど話題になるだけはあって感動的な結末を迎える事だろう。
心にじんわりと、あたたかな余韻が広がっている。
映画を観終わった後、貴方がたはカフェで少し遅い軽めのお昼ご飯を食べることとなる。
夜門 由貴 「映画、面白かったね」
星守 閃理
「そうだね、こんな事が無かったら、中々予約をとるのも難しかっただろうに……
貸し切り、二人きりだったね」
夜門 由貴
「うん、なんだかあの瞬間だけ、世界に二人しかいないみたいだった」
「上映してくれてる人も居るから、そんなはずないのにね」
星守 閃理
「ふふ、映画の魔力だね」
「そうだ、この後のことだけど……」
夜門 由貴 「うん! このあと… どうする?」
星守 閃理 「今なら人も少ないだろうし、遊園地、行かない?」
夜門 由貴 「遊園地! ………」
星守 閃理 「あれ……いや、だった?」
夜門 由貴
夢の内容を思い出すなどしている…あの夢……
「ううん、大丈夫。閃理くんと一緒に遊園地、行きたい」
星守 閃理
「そう? それなら良かった。
途中でもし疲れたりしたら、すぐに言ってね」
夜門 由貴
「うん、大丈夫!
閃理くんこそ、疲れたら言ってね!」
「そうと決まったら、早く御飯食べなくちゃね」
星守 閃理
「はは、僕は大丈夫だよ。昨日もお休みだったしさ」
「うん、さっと食べてしまおう」
KP
貴方がたは食事を済ませると、そのまま市内にある遊園地・「ゆうぐれ遊園地」へ向かう。
遊園地もいつもよりずっと、人気がない。
しかし誰もいないというわけではなく、見渡せば少ないながらも客の姿はあるだろう。
一応、遊園地として営業はしているようだ。
スタッフの姿などもある。
夜門 由貴 「閃理くんが言ったとおり、遊園地も人が少ないね!」
星守 閃理 「うん。ちょっと不謹慎だけど、こういう時が狙い目なんだよね」
夜門 由貴 「ふふ、ねえねえ乗り物もいっぱい乗れそうだよ! どれから乗る?」
KP ウェーブスインガーやメリーゴーラウンド、ジェットコースターなど、主要なアトラクションは一通り揃っているだろう。
星守 閃理
「うーん、どれが良いかな……」
choice[ウェーブスインガー,メリーゴーラウンド,ジェットコースター,それ以外]
Cthulhu : (CHOICE[ウェーブスインガー,メリーゴーラウンド,ジェットコースター,それ以外]) > ジェットコースター
夜門 由貴 わあ!
星守 閃理 「ジェットコースター、乗りたいな」
夜門 由貴
「いいね! 一番最初にジェットコースター!
じゃあ、行こう!」
KP 余裕で最前列を陣取った貴方がたは、うねり、回転し、急降下する猛スピードのコースターに翻弄されることだろう。
星守 閃理 「わーーー! あはは!」
夜門 由貴 「わーっ、わーーっ!」
夜門 由貴 かわいい
星守 閃理 風を感じるね! (謎の無邪気)
夜門 由貴
ジェットコースター楽しんでるのほんとかわいい
風だーーーっ!
ジェットコースターか…… 外のやつにはなさそうだけど、もしかして写真撮る機械とかが…?
星守 閃理 「楽しかった……あっという間だったな……」
夜門 由貴
「うん! 重力が楽しかったね…!
ねえねえまだ空いてるよ! もう一回乗れるよ!」
星守 閃理 なるほど? 屋内のものなら……?
星守 閃理 「そうだね、ふふ、もう一回乗っちゃおうか」
夜門 由貴 「わーい! (待機所をくるっとまわってきて)すみません、もう一回乗りたいです!」
スタッフ
「え……!
わー! またいらしてくださったんですね~! おかえりなさい」
夜門 由貴 !???!?
スタッフ 「今度は最後尾などいかがです? 先が見えないスリル、振り回されて楽しいですよ」
スタッフ テーマパークだ、ぴょん……?
夜門 由貴
「お姉さん! はい、また来ちゃいました!
わー、楽しみ! 乗ってみます!」
夜門 由貴 ぴょん!? ぴょんぴょんゆうえんちだった…?
夜門 由貴 「閃理くん、今度は最後尾だって!」
星守 閃理 「いいね! 最前列も最後列も、普段は狙って乗ることのできるものじゃないからラッキーだな」
スタッフ 「それでは、時速180kmのその先へ。いってらっしゃーい」
夜門 由貴 高速道路でもそう見ない速度
夜門 由貴 「いってきまーす! わぁっ」
KP
スタッフの言う通り、なるほど先ほどよりも速度を感じる。
急降下する瞬間の引っ張られる感覚は癖になりそうだ。
夜門 由貴 「ひゃーあはは、すごーい!」
星守 閃理 「おおっ、すご……っわーー!?」
夜門 由貴 「あはははは、閃理くん、声… ふふふ…ふわっー!」
KP ぐるんぐるんと振り回されても、爽快感だけが後に残った。
星守 閃理 「はー、楽し……」
夜門 由貴 「あー… あははは、楽しかった!」
星守 閃理
「次はそうだな……メリーゴーラウンドとか?
本物の馬にはミルラ兄にでも頼まないと乗ることできないけど……お手軽乗馬体験、なんて」
夜門 由貴 「メリーゴーランド!? いいね、乗ってみたい!」
KP 二人乗り用の少し大きな馬や、ファミリー用の馬車型のものもある。
夜門 由貴
ふたりのりがある!
「ねえねえ閃理くんあの二人乗りのがいい!
一緒に乗ろうよ!」
星守 閃理
「お、いいね。それにしよう。
それじゃあ、由貴ちゃん前どうぞ」
夜門 由貴
「えっ! う、うん……」
(二輪車の二人乗りみたいにするんだと思ってた…)
193 中の人は思ってないです。
星守 閃理
SCCB<=83 【心理学】
Cthulhu : (1D100<=83) > 87 > 失敗
193 !?
星守 閃理 「……?」
星守 閃理 わからなかった(心理学)
夜門 由貴 えへへ… バレると… 恥ずかしいからいいの!
夜門 由貴 「? どうしたの?」
星守 閃理 「ううん?」
KP ピリピリピリ……とスタートの合図が鳴る。
星守 閃理 「……あ、もうすぐ動き始めるよ」
夜門 由貴 「あっ、うん! じゃあ、乗るね!」
KP 可愛らしいアコーディオンのBGMに合わせて、馬が上下しながら回転する。
星守 閃理 「由貴ちゃん、ちょっと斜め後ろ見て」
夜門 由貴 「う、わ…けっこうはやく回るんだね …え?」振り返る
星守 閃理 「にっこり笑って……はい、ポーズ」
夜門 由貴 「ぽ、ぽーず!?」
KP カシャ、とスマートフォンの撮影音が響く。
夜門 由貴
choice[ピース,抱きつく,猫]
Cthulhu : (CHOICE[ピース,抱きつく,猫]) > ピース
KP 閃理がインカメラで、写真を撮ったようだ。
夜門 由貴 無難!
KP 猫??? にゃーんポーズかな??
夜門 由貴 「きゅ、急にはだめだよ!」
夜門 由貴 そう! ポーズって言うとそれしか思いつかなかった…
星守 閃理
「はは、ごめんごめん。それじゃあ、もう一回」
ぎゅ、と後ろから片腕で抱き締めて密着する。
夜門 由貴 「えっ、うん、えーっと! !?」
星守 閃理 「準備はいい?」
夜門 由貴 「……うん」
星守 閃理 「はい、チーズ」
夜門 由貴 「……にっ」
KP
再度、スマートフォンの撮影音が軽快な音を立てる。
ぴったりとくっついて、幸せそうに笑みを向ける二人の写真が閃理のスマートフォンに収められた。
星守 閃理 「うん、よく撮れてる。後で送るね」
夜門 由貴
「よ…よかった!」
「……ほんとに、人が少ないからできるね」
星守 閃理 「確かに……普段だったら、ちょっと恥ずかしいかも」
夜門 由貴
「人が居なくても十分、恥ずかしいけどね!
閃理くんは時々大胆だよね」
星守 閃理 「そうかな? 今日だけ、人が少ない時だけ……とりわけ、二人きりの時だけ、ね?」
夜門 由貴
「ん~??? う、うん……そっか。
二人きり…」
「いつもの恥ずかしがり屋さんな閃理くんも好きだけど、今日みたいな積極的な閃理くんも好きだなあ」
星守 閃理 「そ、そう? 嬉しいな……」
夜門 由貴
「うん、今日は来られてよかった!」
「ふふ……」 背中側に軽くもたれるようにする
星守 閃理
「喜んでもらえて何よりだよ。僕も楽しい。
由貴ちゃんと来られて本当に良かった。 ……」
スマートフォンをポケットにしまいつつ、両手で包み込むように抱きしめる。
夜門 由貴 「わ……、ふふ、あったかい!」
夜門 由貴 むしろ暑い! のかもしれないがいいのだ、いいのだ!!(ぴとー!
星守 閃理
そうだった、気候……
まあ、いいよね、これくらい
夜門 由貴 うん、何なら真夏でもやるだろうしね!
KP
優雅にゆったりと回転する馬に揺られながら、貴方がたは穏やかなひとときを過ごすことだろう。
メリーゴーラウンドを降りたところで、閃理が一度スマートフォンの画面をちらりと見やる。
星守 閃理 「由貴ちゃんは、お手洗い大丈夫?」
夜門 由貴
「……ん? 大丈夫だけど……」
「……うん、でもちょっと行ってこようかな?」
星守 閃理
「そっか。ちょっとバイト先から電話掛かってたみたいでさ……
僕もお手洗いついでに、折り返してくるね」
夜門 由貴 「そうなんだ……うん、いってらっしゃい!」
夜門 由貴 何……?
星守 閃理 「きっと僕のが待たせるだろうから、そこのベンチで座って待ってて」
星守 閃理 え??
夜門 由貴 「え? う、うん…」
夜門 由貴
う、ううん…… な、なんだろうな~ って…
なにか起きそうな気がして… あはは…(起きないはずが
星守 閃理 しばらく店休日になってたから、来週からのシフトについての話だと思うよ……?
夜門 由貴 そっか……!
星守 閃理
(さいごに何か、渡しておきたいな……どれにしよう……)
(……そうだ、前、あのよく分からないホテルで貰ったのに、夢から醒めたら無くなってた……)
(……お揃い、か。きっと由貴ちゃんなら喜んでくれるだろうな)
夜門 由貴 じゃああの… おとなしく座って待ってます…
KP では、ややあってから閃理も戻ってくるだろう。
夜門 由貴 「おかえりなさい」
星守 閃理 「ただいま。お待たせ」
夜門 由貴
「そんなに待ってないよ、大丈夫!」
「次はどこに行く? それともなにか食べる?」
星守 閃理
「ん……それなら良かった。
そうだな、おやつでも食べて、それからまだ乗ってないアトラクションを乗り回ろうか」
夜門 由貴
「そうしよう!」
「電話、大丈夫だった? 今日とか明日のお休みの話とか?」
星守 閃理
「ああうん、とりあえず明日シフト入ってたけど無しになっちゃった。
月曜からは再開するって言ってたよ」
夜門 由貴 「そうなの? 明日か~。試験前じゃなかったら遊ぼうってさそえたのにな…」
星守 閃理 「そうだね……少し残念だけど、明日は明後日に備えてゆっくり過ごして」
夜門 由貴 「……うん」
星守 閃理
「さて、おやつは何食べようか? あまり重い物食べても夜が入らないし……。
……あ、可愛いアイスがあるよ。これならいけそうかな」
夜門 由貴 「アイス? 食べたい!」
KP お二人は遊園地オリジナルのアイスを食べて、その後も園内のアトラクションを制覇する勢いで乗り回すことだろう。
星守 閃理
「楽しかったね……
結局ジェットコースターはもう2回くらい乗ったんだったかな。乗り過ぎだな、はは」
夜門 由貴
「うん! すっごくたのしかった!
あんなにいっぱい乗れるのはやっぱり、今日くらいだね!」
星守 閃理 「うん。それじゃあそろそろ……」
夜門 由貴 「うん!(そろそろ……?)」
星守 閃理 「……ね、最後はやっぱり観覧車に乗らない?」
夜門 由貴 ぅぁ…?
星守 閃理 「僕、観覧車も好きだから……もう一回乗りたいな」
夜門 由貴 世界…… ?
夜門 由貴
「……う、うん! 乗ろう!」
夢の内容が気にならないと言ったら嘘だけど、でも… 変な夢を見たからって断るのは…
星守 閃理 「ありがとう。それじゃあ、行こうか」
KP
閃理に手を引かれ、貴方は観覧車に乗る。
どんどんと観覧車が昇って行けば、街が一望できるようになるだろう。
夕日の明かりの中で、どこか人通りの少ない街だ。
いつもよりもずっと、静かに見える。
そんな中、閃理が口を開いた。
星守 閃理
「明日、本当に世界滅亡なんてするのかな」
「もし滅亡するとしたら……
最後にこうして、由貴ちゃんとデートできてよかった」
KP 彼は穏やかに笑っている。
夜門 由貴
「私は……滅亡なんて、してほしくないな」
「閃理君と今日、こうやってデートできたのはすごく!」
「嬉しかったし、楽しかったけど、でもまだ終わりたくない」
「……なんてね、私がそう思ってるだけじゃ、世界の滅亡なんて食い止められないだろうけど」
星守 閃理 「そうだね……うん、勿論、僕だって。滅亡なんてしてほしくないよ」
KP
観覧車がてっぺんに差し掛かる。
閃理は、ふと思い出したようにポケットをあさった。
そして小さな包みを取り出すと、由貴さんに差し出す。
星守 閃理 「はい、プレゼント」
夜門 由貴 「……?」受け取ってみます
星守 閃理
「明日、世界が滅亡しないように、お守りだよ」
「……なんて」
KP
包みを開けば、それは何の変哲もないブレスレットだった。
この遊園地で人気のお土産であり、夕焼けの色の石がシルバーのプレートに数個、はまっているものだ。
夜門 由貴
「お守り…? なぁに、それ。へんなの」
「……かわいい! 貰っていいの?」
夜門 由貴 ん!?
星守 閃理
「うん。世界滅亡しないようにももちろんだけど……
由貴ちゃんが無事に試験を終えられるようにも、ね」
夜門 由貴
「ふふ、試験のときは着けられないけど、かばんの中に一緒に入れていくね。
ありがとう!」
「そういえばこれ、いつ買って… あ、さっき…?」
星守 閃理 「……ふふ、バレた? 正解」
夜門 由貴 「だってあの時しか私達、離れなかったよ! ……えへ、ありがとう」
KP
そのまま貴方たちは穏やかに談笑し、観覧車を下りることとなる。
そして、帰路につくだろう。
夜門 由貴 ほっとしてる……
KP 夜門家まで貴方を送り届けた閃理は、最後に、
星守 閃理
「それじゃあまた、月曜日にね。
朝、試験のお見送り行くから」
KP と言って去っていく。
夜門 由貴
「……! うん、待ってるね!」
「またね! 閃理くん!」
星守 閃理
「うん、またね。
おやすみなさい、由貴ちゃん」
夜門 由貴 「おやすみなさい!」
星守 閃理
SCCB<=68 【由貴ちゃんの心理学】
Cthulhu : (1D100<=68) > 15 > 成功
夜門 由貴 ……な、何…?
KP
では、由貴さんははっきりと気付くだろう。
【彼は嘘をついている】
しかし、その嘘に気付いた頃には、閃理はいなくなってしまっていることだろう。
夜門 由貴
えっ… え
閃理くん…… ど、どうしよう
KP そしてそのまま貴方は、夕食や入浴、寝る準備を済ませ、いつも通りに眠ることとなる。
夜門 由貴 …………
KP
一日遊び倒した穏やかな疲労感に包まれながら、貴方はゆっくりとまぶたを閉じる。
……おやすみなさい、由貴ちゃん。
夜門 由貴 うう、眠りたくない…
KP それでも、睡魔には抗えず、貴方はいつの間にか静かな寝息を立てている事だろう。
星守 閃理
~日記~
●11月14日(土)
今日はさいごの思い出作りだった。
ちゃんと笑えてたかどうか不安だったけど、それでも楽しかった。
夕焼けが綺麗で、最後、死ぬなら、あそこがいい。
最後に会いたかったなんて我儘を、もう言えないんだろうな。
君の為に世界を失うことがあっても、世界のために君を失いたくない。
夜門 由貴 うう、おやすみなさい…
KP
【7日目】
朝、異常なほどの静けさの中で、貴方は目覚める。
世界の滅亡が予言された日なのに、嫌に静かだった。
体を起こせば、かさり、と音がして、自分の寝間着のポケットから何かが出てくる。
――おととい、図書館で見つけたメモだ。
あの本に挟まっていたものである。
いつの間にポケットにいれたのだろう、と思っていると、新しく一行、文字がかいてあることがわかった。
夜門 由貴 ……読みます
星守 閃理
●「『神の鼓手について』にはさまれていたメモ」
「選択肢は、提示されたものだけとは限らない」
『あの子の秘密を知りたいならば、あの子の家に。
すべて間に合わなくなる前に』
KP
今日は11月15日の日曜日。
世界が、終わる日だ。
どこか行きたい場所があれば行くことが出来る。
また、閃理とは連絡が取れない事に気付くだろう。
世界が滅びさえしなければ、明日は内部推薦の試験日である。
いつも通りの生活を送ることも可能だ。
夜門 由貴
「……閃理くん、電話、出ない……」
……閃理くんの家に行きます!
KP
わかりました。
星守家に向かうと、そこに閃理の姿はなく、彼の母と父だけが居た。
夜門 由貴 選択肢は提示されたものだけではないっていうメモの下に選択肢がある…
星守母 「あら、由貴ちゃん、いらっしゃい……?」
夜門 由貴 「おはようございます! ……閃理くんは、今日は…?」
星守父
「おはよう由貴ちゃん。
閃理の奴、私たちが起きる前から家を出たみたいなんだ。てっきり夜門さん家にでも行ったのかと思ったが……?」
星守母 「その様子だと、違うみたいね?」
夜門 由貴
「き、来てません… すれ違いもしなかった…」
「……あの最近なにかおかしいことありませんでしたか、閃理くん」
星守父 「おかしい事……そうだな、私が風邪を引いていたというのもあるが、部屋に籠っている事が多かったよ。なあ、母さん」
星守母 「ええ、それに夜、少し用があって部屋へ入ろうとするとダメって言うのよ」
夜門 由貴 「お部屋……」
星守母
「由貴ちゃんなら怒られないかしら?
閃理の部屋、見てみる?」
夜門 由貴 「いいんですか…!?」
星守父 「ああ、閃理には内緒、な」
夜門 由貴
「すみません。ぜひ……ちょっと気になることがあって…」
「……はい、ありがとうございます!」
KP
閃理の部屋は由貴さんが遊びに来る時と変わらず、シンプルな家具で統一された落ち着きのある部屋を保っている。
特に荒れている様子もない。
【目星】をどうぞ。
夜門 由貴
CCB<=82 【目星】
Cthulhu : (1D100<=82) > 77 > 成功
KP では由貴さんは、枕元に隠れていた閃理の日記を見つけるだろう。
夜門 由貴
「なんでこんなふうに隠して」
ごめんね勝手に……よんでみます
夜門 由貴 やだよう…左上…
星守 閃理
●閃理の日記
なんてことのない、他愛のない日常について書かれている。
ここ一週間の記述は、どこか乱れた筆跡だ。
『11月8日(日)
どうしてまた、こんなことが起こってしまったんだろう。
由貴ちゃんが、「太鼓の鳴らし手」とか、「鼓手」とかいうのに選ばれた、らしい。
もう由貴ちゃんではない別のものにならないと、世界が滅ぶという話を聞いた。
あの男は、楽しそうに笑っていた。
そんなことがあっていいわけがない。腹が立って仕方がない。
目の前で、化け物に変わってまた何かに奪われていく由貴ちゃんのことを
どうしようもなく許容できなかった。
だから、姿かたちは違うけど、またあの男に縋ってしまった。
最初から、僕が犠牲になれば良かったんだ。
今回はそれができるのが、唯一の救いだ。
11月9日(月)
あの化け物に変わるまでの期限を一週間もらった。
この世界は、あと七日で滅亡する。
悔いのないように過ごしたい。
11月10日(火)
自分が死んだら、あの化け物になるらしい。
それまで、きちんと毎日、由貴ちゃんとはなしたいと思う。
土曜日にデートの約束を取り付けた。
待ち遠しい。
11月12日(木)
死ぬのが怖い
11月13日(金)
死ぬのは怖いけど、それよりずっと、由貴ちゃんが犠牲になるのが怖い。
由貴ちゃんの居ない世界なんて考えられない。
最後に少しでも、思い出が作れたらいいな。
11月14日(土)
今日はさいごの思い出作りだった。
ちゃんと笑えてたかどうか不安だったけど、それでも楽しかった。
夕焼けが綺麗で、最後、死ぬなら、あそこがいい。
最後に会いたかったなんて我儘を、もう言えないんだろうな。
君の為に世界を失うことがあっても、世界のために君を失いたくない』
KP
自分が「スカール」であったこと
その未来を拒絶するために閃理が自ら命を断ち
「スカール」になろうとしていたことを知った由貴さんはSANc 1d4/1d6+1
夜門 由貴
CCB<=63 【SANチェック】
Cthulhu : (1D100<=63) > 1 > 決定的成功/スペシャル
!?
KP !!
夜門 由貴
1d4
Cthulhu : (1D4) > 2
system [ 夜門 由貴 ] SAN : 63 → 61
KP す、すごい……クリチケをどうぞ……!
夜門 由貴 ううっ… ありがとうございます…
system [ 夜門 由貴 ] クリチケ : 1 → 2
夜門 由貴
「スカール……? 私が……?
それに、閃理くん……が、死…?」
「や、やだ…… 絶対嫌」
星守母 「……由貴ちゃん? 何かあった? 大丈夫?」
夜門 由貴
閃理くんは遊園地にいる…ってこと?
夕方まで、そこにいるのかな
KP ドア越しに、閃理の母がノックをしながら問いかけてくる。
夜門 由貴 「……いえ、なんでも。閃理くんの行き先、どこかなって思ったんですけど…」
星守母 「そうねえ……昨日寝る前に挨拶して以来話してないから、てんで分からないわね」
星守父 「何処かへ行くなんて事も言ってなかったな」
夜門 由貴 「そう、ですよね…… ちょっと、他に、心当たり探してみますね」
星守父
「そうか……。探すのは良いが、一人で行って何かに巻き込まれないようにな」
「明日、試験なんだろう? あまり無理をしてはいけないよ」
夜門 由貴 「はい、ご心配おかけします。大丈夫です! なるべく早めに、かえりますから」
星守母
「こちらこそ心配かけさせちゃってごめんなさいね。
それじゃあ、行ってらっしゃい、気を付けて」
夜門 由貴 「はい! ありがとうございます!」
KP 何処へ行きたいですか?
夜門 由貴 閃理くんのお父さんとお母さんにさようならをして……遊園地に向かいます
KP
由貴さんは「ゆうぐれ遊園地」へ向かおうとする。
しかし、ストライキで公共交通機関がストップしており、貴方は徒歩で少し遠方の遊園地を目指すことになるだろう。
夜門 由貴 でも有効な手段が… まだわからない どうしたらいいのか
KP 「ゆうぐれ遊園地」に着く頃には、もう日は落ちかけていた。
夜門 由貴
だいじょうぶです、走ります!
……夕方…
KP
息を切らして辿り着くも、入園口には誰もいない。
休業してしまったのか、それとも従業員も世界滅亡に備えて帰ってしまったのかはわからない。
強引にくぐり抜けて、貴方は遊園地の中に入っていく。
文字通り、人っ子一人いない状態である。
【目星】をどうぞ。
夜門 由貴
CCB<=82 【目星】
Cthulhu : (1D100<=82) > 4 > 決定的成功/スペシャル
KP ……!
夜門 由貴 あえ…
KP クリチケをどうぞ……!
KP す、すごい……!
夜門 由貴 ひぇ…ありがとうございます…!
system [ 夜門 由貴 ] クリチケ : 2 → 3
KP
では、貴方にはもう予測できていたのだろう。
観覧車の方に向かう閃理の姿を、遠くにはっきりと捉える。
観覧車は、どうしてか、昨日と同じようにのんびりと動いていた。
夜門 由貴
こ、声をかけたら居なくなっちゃいそう……
走って追いつきます!
KP
観覧車の方へ彼を追っていけば、ちょうど乗り込もうとするところで捕まえることができるだろう。
腕を掴もうとしたときに、貴方も誤って、一緒に乗り込んでしまう。
夜門 由貴 「っは、はぁ、はぁ…! 閃理くん!」
夜門 由貴 ゆ、夢と同じになっていく… いやだ…
星守 閃理 「……どうして?」
KP
震える声で、閃理がそう問いかけてきた。
彼の手には、一振の短刀が握られている。
これで自殺しようとしていたのだろう、と容易に想像できることだろう。
夜門 由貴
「どうして、はこっちのセリフだよ! ど、どうして、一人でいっちゃおうとするの… ……!!」
短刀! 奪います! もしくは叩き落としてやるんだから!
星守 閃理
「そんな、……っなんで、それを……!」
「! 危ないよ……っ!」
夜門 由貴
「閃理くんの… 様子がおかしかったから」
「危ないのは閃理くんも同じでしょ!」
KP 閃理は短刀を後ろ手に隠す。
夜門 由貴 うう……
星守 閃理 「ダメだよ、何処まで由貴ちゃんが知ってるのか知らないけど、ダメだったら……こんなの……」
夜門 由貴
「ぜ、全部知ってるよ!
私が”神の鼓手”って言うのに選ばれたってことも、閃理くんがその代わりになるために死のうとしてることも!」
「なんで!? わ、わたし… 一人じゃ… 閃理君と一緒じゃなきゃ生きていたくない」
星守 閃理 「僕だって……由貴ちゃんが生きていなくちゃ、意味がないんだよ……」
星守 閃理 もう、由貴ちゃんを喪いたくないんだよ、分かってくれよ……!
夜門 由貴 「だから、どうして私を置いていこうとするの。閃理くんが死んだら、私は……」
星守 閃理 対価がほしいわけじゃない、けれど、僕がどれだけ犠牲を払ってきたか、知らないだろ……
星守 閃理
「あんな化け物になる姿、由貴ちゃんには見られたくなかった……
由貴ちゃんには、僕の事なんか忘れて、生きてほしいんだ……」
夜門 由貴
1.閃理くんの死を見届ける
2.自分が死ぬ
3.二人で死ぬ
星守 閃理
「ただ、生きていてくれるだけでいい、神の鼓手になって、永遠とも思える時間を名も知らない神に捧げるとしても……」
「由貴ちゃんが、そんな目に遭うのだけは嫌なんだ!」
夜門 由貴
「私だっていやだ!」
「閃理くんがいなくなっちゃうのなんて 受け入れられない」
星守 閃理
「それなら……世界と僕と、一緒に心中でもしてくれるっていうのか……?」
「冗談……」
「きついよ……」
夜門 由貴
「……いいよ」
「最後まで、い、一緒にいようって言った。
閃理くんはいやかもだけど、私は、閃理くんが居てくれるなら……それでいい」
星守 閃理
「良くないよ、此処は夢の世界じゃないんだよ?
炎に包まれても生きていられる訳じゃないんだよ? 僕と君が死ぬのは勿論、この世界に居る人たちも皆死ぬんだ」
夜門 由貴
「でも、閃理くんが居なくなっちゃったら。そしたら、こんな世界……」
「私にとって…… そんな世界は…」
「お願い、いかないで。行くなら私も殺して。一人で行かないで」
星守 閃理 「由貴、ちゃん……」
夜門 由貴 刃物をないないできないか狙ってるけど…
星守 閃理 「……そっか、こんな時でも、『お揃い』なんだね」
KP
観覧車が、てっぺんへと登った。
そこで、一旦観覧車が停止する。
閃理はぼろぼろと涙を流しながら、貴方のことを抱き締めた。
夜門 由貴 「……? あ、わっ…」
星守 閃理
「君のために世界を失っても、世界のために君のことを失いたくはなかった」
「由貴ちゃんの犠牲で成り立つ世界なんて、いらない」
KP
からん、と床に短刀の転がる音がする。
そう告げた閃理は泣きながら、つよくつよく貴方のことを抱きしめる。
痛いほどに、つよく。
夜門 由貴
「だ、だから同じなんだってば! 閃理くんが犠牲になって生きながらえる世界なんて、いやだ…」
「……うぅ…」
だ、抱き締め返す。おんなじくらい… は無理だけど、いっぱいの強さで!
星守 閃理
「世界と一緒に……僕と、さいごまで一緒に生きて、そして、」
「世界が終わっても、どこまでもそばに、一緒にいてくれるね?」
夜門 由貴
「うん、うん…… うん」
「うん、一緒にいる。閃理君とずっといっしょ」
星守 閃理
「はは……」
「ごめんね、こんな方法しか取れなくて」
「……でも、なんだか満足だな」
夜門 由貴 「生きて、死んで、生まれ変わっても、終わっちゃっても、ずっと一緒がいいよ」
KP そっと、閃理の片手が貴方の目を覆い隠した。
夜門 由貴
「……おもいとどまった? もうひとりで行かない?」
「……え」
星守 閃理
「勿論……いかないよ。
本当はいかせないつもりだったけど、それが無理なら、一緒にいこう」
KP
赤々とした夕日で焼かれそうだった目が、暗闇の安らぎに委ねられる。
そのまま、閃理は由貴さんの唇に触れるだけの口付けを落とした。
夜門 由貴 「……あ」
星守 閃理 「……愛してるよ。世界が終わっても、二人でいよう」
KP そんな声が、聞こえるかもしれない。
夜門 由貴 「……ありがとう。わたしも、愛してる。一緒にいよう、二人で」
KP
最期の瞬間まで、貴方たちはお互いをつよく抱きしめあった。
世界の終わりというものは等しく、どうしようもなく静かに終わる。
貴方は、自分の存在が無に帰していくのを感じる。
最期、うっすらと、閃理の手の隙間から見えた世界は。
赤々とした夕日に照らされて、ぼろぼろと、崩れ落ちていく世界だった。
その崩落に、貴方たちも飲み込まれる。
しずかな、しずかな、世界の終わりで。
つよく自分を抱きしめる、相手の腕を感じながら。
貴方たちは、1週間と5分前に造られた世界とともに、心中する。
…………
……
…
──どこかで、声がした。
??
「素晴らしい! 素晴らしい精神性ですねえ」
「自分と大切な他人のためなら、世界の全てを犠牲にする愛!」
「これを身勝手と言わず、なんといいましょうか」
「まぁ、良いでしょう。
貴方たちの勇気と、その身勝手さに免じて、今回は見逃してあげますよ」
「……別の誰かは、犠牲になるのですがね」
KP
そう嘲り笑う声が、暗闇の中で聞こえた。
それは、占い師と名乗ったあの男の声に似ていた。
…
……
…………
由貴さんは、目を覚ます。
今日は月曜日。
11月16日の、月曜日だ。
なんだか、怖い夢を見た気がする。
世界を終わらせるような、身勝手な夢だった気がする。
そうだ、今日はシステムトラブルで一日延期になった、内部推薦の入試日だ。
夜門 由貴
「……ゆめ」
「……そうだ、今日…しけん…」
KP
いつもより早く目を覚まし、ご飯を食べ、大学へ向かうために外へ出る。
玄関口には、少し眠そうな閃理の姿があった。
夜門 由貴 「……!」
星守 閃理 「おはよう、由貴ちゃん」
夜門 由貴 「閃理くん!」
星守 閃理 「……約束、守れたね。よかった」
KP
そう言って笑いながら手を差し出す閃理の手には、あの夢の中で買ったブレスレットが光っていた。
由貴さんのカバンにも、ブレスレットがついている。
あれは、夢ではなかったのだ。
確かに自分たちは、どこかの世界を滅ぼしたのだ。
そんな、罪の証が、手首に光っていた。
しかし、その罪は。
目の前の人間を、世界よりも大切だと思った、愛の証なのだろう。
生きているという罪よりもなお重い、身勝手で傲慢で、されど美しい人間特有の、愛という罪の証が。
貴方のカバンと、彼の腕にあった。
今日も貴方の世界は、生きている。
星守 閃理 「それじゃあ、出発しようか。忘れ物はない?」
夜門 由貴
「閃理くん、閃理くん…… せんりくん!」
閃理くんに抱きつきます。存在を確かめるみたいに、強く
「ないよ、なんにもない!」
星守 閃理
「わ。ゆ、由貴ちゃん……!?」
「そ、そう……? ふふ、そっか……」
夜門 由貴 「閃理くんが居てくれれば、それで全部だから! ……なんてね」
星守 閃理
「今まで本当によく頑張ったね。その成果を思う存分発揮しておいで」
ぎゅっと抱き締めます
夜門 由貴
「うん、ありがとう! 頑張ってくる」
「……自分勝手に引き止めて、ごめんね。……行こう」
星守 閃理 「ううん、僕の方が忘れ物するところだったから、大丈夫」
KP
出がけに耳にしたテレビのニュースでは、誰かが不可解な死を遂げたというニュースが流れていた。
貴方の代わりに。
目の前の、大切な人の代わりに。
星守 閃理 「いってらっしゃい、由貴ちゃん!」
夜門 由貴 「いってきます! 閃理くん!」
KP
貴方たちの世界の滅亡は、まだ当分、先らしい。
【スーサイデッドメアリンク】
エンドA たとえ世界を失ってでも
シナリオクリアです。お疲れ様でした。
KP
【生還報酬】
・生還 1d6
・閃理生還 1d4
AF:ゆうぐれ遊園地のブレスレット
→身につけているとき、閃理に対する精神分析、心理学の値に+10
夜門 由貴
……お疲れさまでした
うう~~~ 閃理くん! 閃理くんのばか~~~!!!
星守 閃理 ご、ごめん……??
夜門 由貴
ゆるす……
うう…… へんなナイフなんて持ち歩かないでよ
星守 閃理 ええ……
夜門 由貴
い、一週間、怖い思いさせてごめんね。もっと早く気がついてれば…
気づいてれば、最後まで一緒に、学校も何も全部ほったらかして、ずっと一緒に遊んでいられたね
星守 閃理
由貴ちゃんこそ、悪夢を見たり、妙な男の視線を感じてただろ……?
試験近いのに……
KP
【成長】
心理学2
オカルト1
聞き耳3
図書館3
目星2
クリチケ3(うち一枚は1d10+3)
夜門 由貴
で、でも、あれは……
閃理くんが感じた怖さに比べたらぜんぜんだよ!
星守 閃理 いいんだよ、僕が怖い思いをする分にはさ。
夜門 由貴 良くないよ! 閃理くん、怖がりなのに!
星守 閃理 こ、怖がりじゃないよ……由貴ちゃんより一応POWあるし……(?)
夜門 由貴
だ、大学はいったら、一年だけだけど一緒に居てね! ずっとずっといっしょ!
……できるだけ!
星守 閃理 それはもちろん、そのつもりだよ。
夜門 由貴 へへ、閃理くんのタブ、ぐっすり寝てる日がある
星守 閃理 はは……あの日は寝落ちしちゃったな……
夜門 由貴
観覧車でなにか起きるって思ってたから…… 電話するって言ってどこかに行っちゃったとき、すごく怖かった。
もしかしたら、あの男の人が来て閃理くんになにか変なこと言ってたりしたのかなって
星守 閃理 そっか……いや、あいつが声を掛けてきたのは最初っきりだよ
夜門 由貴
後をつけていって、聞き耳すればよかったって思ってた…
……そうなんだ!
星守 閃理 はは……それされたら、折角のサプライズがちょっと気まずい感じになってたかもね?
夜門 由貴 そうかも!
星守 閃理
それは避けたかったから、あえてバイトの電話なんて嘘ついちゃった……ごめんね
今時、L〇NEのメッセージでも来るからね……
夜門 由貴
ううん、大丈夫! 私こそ変に疑ってごめんなさい
急ぎだったら電話のときもあるよ! … 多分!
しあわせ脳だからLOVEに見えた…
星守 閃理 LOVEのメッセージは由貴ちゃんにしか送らな なんでもないよ……
夜門 由貴
ふふ、やったー!
私も閃理くんにしか送らないよ!
星守 閃理 (聞かれてた……)
夜門 由貴 ほんとはね、二人で死んで、二人で鼓手になるっていう手もあるかなって思ったんだけど、やっぱり一人しかなれないんだね
星守 閃理
ああうん、そうなんだよ……。
だから、この、二人で心中エンド以外は……
特に僕が死ぬと、由貴ちゃんは僕の事忘れちゃうんだよね
夜門 由貴
一人より二人でなったほうがきっと飽きずにやっていられるのにね
それは…いやだな、さいてー
星守 閃理
うーん、確かにね? 宮殿には複数人いるかもだけど、あくまで代替わりだから代わりは一人でいいとかかな……?
ま……どの道、僕たちにはもう関係ない話だよ
夜門 由貴
一代に一人とかそういうことするから、誰もなりたくないし、押し付け合いになるんだよ
……そっか、……亡くなってしまった誰かには申し訳ないけど
……やっぱり、閃理くんが生きていてくれないと。困っちゃうな
星守 閃理
そっか……嬉しいな。
僕も、勿論そうだ。由貴ちゃんが生きていないと意味がない。
……うん、やっぱり、由貴ちゃんがそばにいてくれないと……
そういえば、執着に執着が重なったから……期間が延びたのかな……?
夜門 由貴
うん! 私による私のための閃理くんが私に依存しますように計画はばっちり進行中だね?
そうなの? ほんとだ!
星守 閃理
特に記載はないけど、もう執着してるなって思ったら重症化だろうなと……
1d10 フェティッシュ:夜門由貴さん 追加期間
Cthulhu : (1D10) > 1
夜門 由貴 ふふ!
星守 閃理
一ヶ月増えただけか。なんだ。
合計10ヶ月。うん、まあキリは良いかもね。
夜門 由貴 ちょっとだけ残念そうだね?
星守 閃理
……ううん?
早く不定明けて、狂気なんて無くても僕が由貴ちゃんを愛してるってことを伝えたいけどな
夜門 由貴 ふふふ、閃理くんはよくそこを気にしてるよね
夜門 由貴
はっ、そうだ忘れないうちに。
集計ありがとうございます!
星守 閃理 そりゃあ……一過性の病気か何かだとは思われたくないしさ。
KP
とんでもない!
あっクリチケ足すの忘れてましたね(足しました)
夜門 由貴
思ってないよ!
思いたくないし!
星守 閃理
そっか。
それなら……もうちょっとだけ、この狂気と付き合うのも悪くはないかもしれないな。
夜門 由貴 でも…へへ、いよいよ実習期間にかかっちゃいそうだね!
星守 閃理 まあ……お前が引き合いに出すなランキング1位案件だけど……どこかの世界の由貴ちゃんよりはマシだよ……
夜門 由貴 ん…? ふふふ!
星守 閃理 とりあえず僕の由貴ちゃんは大丈夫そうだからそれでいいよ
夜門 由貴 ふふ、あっちの由貴の場合も、望んでああなってるから… 大丈夫だよ
星守 閃理
そう……? まあ、あっちの僕が上手くやってくれるかな。
うーん、割とどうでもいいや。
何はともあれ、無事に試験が終われば、もうすぐ冬休みだね。
夜門 由貴
そっか……
うん! 冬休み! (12月)23日くらいからかな…
試験に受かってたら! また遊んでね!
星守 閃理
受かってるよ。
もちろん、遊ぼうね。
冬休み……春休み、くらいまでなら、きっとまだ余裕があるはず
夜門 由貴
わ、わあ……うん、無理しないでね。
あの…お家でゆっくりするだけでも大丈夫だから
星守 閃理
ありがとう。
由貴ちゃんも新生活始まるから、お互いの様子見ながら、のんびりね。
僕たちのペースで。これからもよろしく。
夜門 由貴
うん、大学生、楽しみだな。
授業受けてる閃理くん、見られるかな?
これからもずーっと、よろしくね!
星守 閃理 講義か……どうだろうな、4年の授業に潜り込む……??
夜門 由貴
隠れるか…… 多分初期値だね…?
CCB<=10 【隠れる】
Cthulhu : (1D100<=10) > 76 > 失敗
だめだった!
怒られたらその時かな!
星守 閃理
怒られるとしたら多分僕の方かな……冷やかされるのも、多分、僕……
それでもいいよ。遊びにおいで
夜門 由貴
ええ~? そうなの?
やった、閃理くんがいる間はおじゃまするね!
星守 閃理 ……自分の講義の単位落とさないようにね?
夜門 由貴
4年生の授業…教職必修系……?
もちろん、気をつけるよ!
星守 閃理 もしくはゼミの時間……??
夜門 由貴 ゼミ! 潜り込めるかな… 生徒数が多ければ大丈夫か!
星守 閃理 中間発表に参加する1年……むしろ意識高いって教授には褒められるかも……?
夜門 由貴
その正体は! 恋人の勇姿が見たいだけの由貴ちゃんでした~!!
へへ……ふじゅん
星守 閃理 かわいい
夜門 由貴
もちろん受講するならちゃんとお話は聞くけどね
えっ
星守 閃理 可愛いからすべて許されそうだな……(そんなことはない)
夜門 由貴
ほ、ほんとだよ、ゆるされないよ…
真面目にちゃんと受けるからね、大丈夫だよ
星守 閃理 ふふ、そこは心配してないよ
夜門 由貴 ほんと? ならいいけど
星守 閃理
それじゃあ……現実時間だと今日が試験日って事になるし……?
そろそろ寝た方がいいんじゃないかな?
夜門 由貴 ……うーん……そうだね、ちょっとだけ眠くなってきちゃったな
星守 閃理 遅くまで本当にありがとう。長引いちゃってごめんね。
夜門 由貴
言われたとおりに、寝ようかな!
明日のために! ううん、大丈夫だよ!
閃理君といっぱい一緒にいられて楽しかった!
一緒にエンディングむかえられてよかったよ!
星守 閃理
うん、また色んな一面が見られて楽しかった。
一番いいエンドで本当に良かった。信じてたけどね……
夜門 由貴 新しい一面…… 見せられたかな? それだったらよかった!
星守 閃理
それじゃあ、また明日ね。
今度こそ良い夢が見られますように。
おやすみなさい、由貴ちゃん。
夜門 由貴
うん、きっともう、悪い夢は見ないよ。
ありがとう。
おやすみなさい、閃理くん。
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…というわけで3日間、スーサイデッドメアリンクありがとうございました!
NPCさんたちの画像もお部屋のご準備もたくさん用意していただいたようで感激です…オリバくんや天香ちゃんの新衣装など、なんかすごい盛りだくさんで驚きっぱなしでしたね……?
閃理くんが嘘をついていることにはっきり気がついた瞬間ははちゃめちゃにどきっとしましたが……
けみかる はわわ(びっくりした)
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タロットカードも……情報の性質以上にいろんな暗示にも思えて…… ひょわ…うまいこと言えませんが…
ふふふ……ww
心理学マスター由貴になると言っておきながら自発的に心理学を振らなかった…
けみかる
お化け屋敷は心理学マスターでしたね! ふふふ
いや~もう、時間配分ガバガバで、今回も本当に遅くなってしまって大変申し訳ございません~~!!
遊園地デートたのしかったです……
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気づいてるのに分かれていかなくちゃいけないという試練が!
いえ~いえいえ、私がなんか… 色々ちょっかいかけてるシーンとかもありました!
遊園地! いっぱい乗りましたね!(幻覚
ゴーカートもコーヒーカップも楽しいに違いない。
お化け屋敷が頭によぎりましたがまあ……じちょうしましたよ(由貴が言うとは思えないし
けみかる ははw本当なんで閃理はお化けが怖いんだろうな……すみません自重させてしまって
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え! いえいえ…… 閃理くんに怖い思いをさせるのは本意ではないので…?
何かあったとしても由貴が守るとはいえ…
それでは… 明日もありますので今日はこのへんで……?(明日と今日の概念が乱れる)
へへ、急に饒舌に喋りだす人間になってしまった…
けみかる
そうですね! 名残惜しいですが、またついったーなどで!
今回もたくさん遊んでくださって、本当にありがとうございました。
楽しんでいただけたようで何よりです!
由貴ちゃんも藺草さんも、本当にお疲れ様でございました。
ゆっくりお休みになってくださいね!
私も余韻に浸りつつねむります。
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はい、ありがとうございました!
けみかえるさんと閃理くんも、お疲れさまでした! おやすみなさいませ!
けみかる おやすみなさいませ!
夜門 由貴 おやすみなさい!
星守 閃理 おやすみなさい。
夜門 由貴
1d6+1d4 生還報酬+閃理生還
Cthulhu : (1D6+1D4) > 1[1]+3[3] > 4
system [ 夜門 由貴 ] SAN : 61 → 65
夜門 由貴
CCB<=68 【心理学】
Cthulhu : (1D100<=68) > 43 > 成功
CCB<=68 【心理学】/2
Cthulhu : (1D100<=68) > 23 > 成功
CCB<=47 【オカルト】
Cthulhu : (1D100<=47) > 32 > 成功
CCB<=65 【聞き耳】
Cthulhu : (1D100<=65) > 95 > 失敗
CCB<=65 【聞き耳】/2
Cthulhu : (1D100<=65) > 24 > 成功
CCB<=65 【聞き耳】/3
Cthulhu : (1D100<=65) > 11 > スペシャル
1d10 聞き耳成長
Cthulhu : (1D10) > 8
聞き耳 65 → 73
CCB<=82 【図書館】
Cthulhu : (1D100<=82) > 58 > 成功
CCB<=82 【図書館】/2
Cthulhu : (1D100<=82) > 89 > 失敗
CCB<=82 【図書館】/3
Cthulhu : (1D100<=82) > 25 > 成功
1d10 図書館成長
Cthulhu : (1D10) > 3
図書館 82 → 85
CCB<=82 【目星】
Cthulhu : (1D100<=82) > 68 > 成功
CCB<=82 【目星】
Cthulhu : (1D100<=82) > 2 > 決定的成功/スペシャル
何故か3回振ってしまった…
Cthulhu : (1D100<=82) > 89 > 失敗
ナシ
Cthulhu : (1D10) > 4
1d10+1d10+1d10 クリチケ成長
Cthulhu : (1D10+1D10+1D10) > 3[3]+10[10]+2[2] > 15
追跡3、オカルト10+3、心理学に2振るよ
追跡 18 → 21
オカルト 47 → 60
心理学 68 → 70
……終わり
system [ 夜門 由貴 ] クリチケ : 3 → 0
星守 閃理
おつかれさま。
1クリ出してるから、ひとつ固定値で+3できるよ。
夜門 由貴
わー、見落としてた! ごめんね!
どうしよう…オカルトに+3しようかな!
今回はいろんなことを知ったよ!
うん! 今度こそおしまいね!
星守 閃理
はい、ありがとう。
たくさん勉強して、困難も乗り越えて……本当によく頑張りました。
試験が終わったら、まずはゆっくり休んでね。
お疲れ様でした。